2021年1月

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21/01/31(Sun)

1シーズン使った自作の指無し手袋が少し傷んできたので修理しました。靴もそうなのですが、こういう使って傷む系のもの傷み方を分析して、自分の癖とか次に作る際の改善点とかを考えるのが好きです。大体の物は傷む場所がほぼ決まっています。簡単な例だと靴下なら親指接地面と5本指のすぐ下の膨らんでいる部分(名前が分からない)の接地面に穴があきやすくて、割と穴があきそうなイメージのカカトは意外にダメージが少ないです。コレは多分私の歩き癖なんでしょうね。ちなみに爪で穴があくのが一番いやなので、足指の爪の手入れをこまめにする為に、爪が当たる部分に穴があく事はほぼありません。

指なし手袋の場合、一番ダメージがあるのは指が出ている穴の周辺で、左手<右手とダメージが大きくなり、右手の中では人差し指が一番傷みやすいです。あとコレは指なし・ありに関わらず親指の付け根の内側は手袋の宿命として弱点になっています。人間の身体の構造上親指が外に開くようになっているので、横への引っぱりに弱い編み目がこの一点で横に引っぱられて穴があいてしまうのです。手袋の編み方の大きなポイントの一つに、いかにしてこの親指の付け根に穴をあけないかというのがあるんですけど、どんなに頑張っても穴を小さくする事は出来ても完全にあかないようにする事は(多分)無理です。それはさておき手袋の修繕は大して難しい物ではなく、傷んだ部分を適宜他の毛糸でかがっていくだけなんで、テレビを見ながら適当作業でオッケーです。

世間的にはこういう風に直して使い続けるのはあんまり流行りませんが、私の場合ドケチの性格と手袋が自作という事が大きく影響しています。1,000円やそこらで買った手袋なら気軽に使い捨てる事も出来るでしょうが、10〜15時間かかって編んだ手袋はちょっとやそっとじゃ捨てられないというのは、ドケチじゃなくても同意してもらえるんじゃないでしょうか。

21/01/30(Sat)

自他共に認めるドケチの私が節約の為にモットーとしている信条がいくつかあるんですが、その中の一つに“家にあるものは買わない”というのがあります。そんなの当たり前じゃないかと思うでしょうが、これが結構出来てない。母親が亡くなった後で遺品整理を兼ねて家中の片づけをしたんですが、ティッシュボックスが20箱以上出てきて呆れてしまいました。ただし、まとまって20箱ではなく、あちらに2箱・こちらに3箱という感じでバラバラに点在していて、ドケチの私からすると最悪です。

“家にあるものを買わない”を実行する為には、当然ですが家に何がいくつあるかを把握していないといけません。それも、スーパーで突然の安売りに遭遇した場合に、いちいち確認しなくても在庫の数字を大体記憶しているのが望ましいです。ですが、今回のティッシュボックスのように収納場所を決めないであちこちに適当に突っ込んでいると、今家に何箱のティッシュボックスがあるかを全く把握できなくなり、スーパーで安売りに遭遇するとダボハゼの如く買ってしまうわけです。ですので私は消耗品の置き場所をきっちり決めて、その上で購入に踏み切るラインを設定します。たとえば、ティッシュボックスだったら2箱を切ったら安売りのタイミングで買うけれど、3箱以上あったらどんなに安売りをしていても絶対に手を出さない、とか。また、在庫置き場は扉の中に仕舞い込むのではなく、日常生活で時々目に入る場所にしておき、無意識で在庫数を常時把握できるようにしてあります。安売りは確かにお得ですが、必要な物を買わない方がずっとお得だという事を常に肝に銘じてドケチの道を突っ走っています。

21/01/29(Fri)

先日は紙のゴミを焼くという話を書きましたが、この辺では可燃物は市の有料ゴミ袋に入れて出さないといけないルールなので、ドケチの私としてはその他にもなるべくゴミを圧縮する工夫をしています。その中でも比較適量が多くて工夫の余地があるのが生ゴミです。私は生ゴミを動物系のものと植物系の物に分け、植物系はコンポストに入れて発酵させ、肥料として再利用しています。コレでゴミの量は一気に減ります。

動物系も本当はコンポストに入れたいんですが、植物系と比べるとどうしても臭いが強いので私はやりません。うちで一番沢山出る動物系のゴミは卵の殻です。卵の殻は腐敗すると凄い臭いになりますし、殻はいかにも分解が遅そうなので、コンポストには入れられません。あと、時々貰う魚の骨辺りも分解に結構時間がかかりそうなのでコレもゴミの日に出します。ただ、普通にゴミ袋に入れていくと袋が一杯になるまで時間がかかり、それまでに臭いが出るので、うちではこういう動物系の生ゴミは出たらすぐにポリ袋に入れて冷凍庫の一画で保存しています。冷凍庫でゴミ?と思うかもしれませんが、腐る前に凍らせてしまうので、厳密には腐っていませんし臭いも全く出ません。先日結構有名なYoutuberの人が同じ事をしていて、誰しも考える事は一緒だなと思って笑ってしまいました。潔癖症の人は無理でしょうけど、冷凍庫で生ゴミは結構オススメです。

21/01/28(Thu)

今日はゴミ焼きに使っているペール缶に灰が溜まってきたので、それを片付けました。この辺でも基本野焼きは禁止なんですが、裏庭の目立たない場所で少量焼くのはまぁえぇやろということでやっています。反面分別は神経質なほどキッチリしており、サランラップ・ビニール袋などのポリ系は絶対に焼きません。紙のゴミと時々落葉って感じで、火をつけるのはペール感がある程度一杯になるのを待って週に一度程度です。

それを一月ほど繰り返すと底に灰が溜まってくるので、農作業用のふるいにかけて細かくしてから使用済みの肥料袋に保存しておき、家庭菜園のPH調整に使います。ふるいにかけて残った物の内、燃え残った紙や木のゴミは再びペール缶に戻し、次回ゴミを燃やす際にあらためて灰にします。アルミ蒸着紙パックのアルミやカレンダーの金属リングなどはどうやっても燃えないので、地域の指定に従ってアルミは可燃ゴミ・金属リングは金属ゴミといった感じで分別して適宜処分します。PH調整の石灰なんて大した値段じゃないのですが、こうやって自作の灰を使うとなんだか得した気分になるのは私が生粋のケチだからでしょうね。

21/01/27(Wed)

今日は鏡開きをしました。といっても儀式的なものではなくて、正月用に買った鏡餅をそのまま放っておくのは無駄なので、いい加減食べやすいように切り分けただけですが。そしてこの鏡開き、以前にもここで書きましたが、滅茶苦茶大変です。最近の鏡餅は樹脂の型に餅を流し込んでいて長時間経っても黴が出ない反面、樹脂のケースにずっと入っているので水分が全く抜けておらず、包丁を入れようとしても程よく粘って全く切れず、かといって昔ながらの木槌で叩き壊すなんて絶対無理という難物です。結局包丁で切っていくしかないんですけど、餅のカスがどんどん包丁に付着してみるみる切れ味が落ちるので、時々濡れ布巾でぬぐってやらないといけません。

あと、頑張っても全然キレイには切れません。餅が切り辛過ぎて、包丁を垂直に下ろす事ができないので、それぞれの大きさが結構変わってしまいますし、角度次第ではとても小さな塊ができてしまう事もザラ。そういうのは分けておいてあとでアラレ用にするしかないです。ホント、毎年鏡餅を見ると憂鬱な気分になります。いっその事、喰わずに捨てるか?とも思いますが、それは私の主義主張・性格的に絶対無理なんですよね。

21/01/26(Tue)

先日の鯛が不味い不味いとここで文句を書いたら、今度はそれを帳消しにするようにキンメダイを貰いました。やはりコレは日頃の行いでしょう。しかも、捌き済み。鱗を落として三枚におろし、しかもアラまでついています。自分でおろすのは好きですし楽しいんですが、おろして貰っているとやっぱり圧倒的に楽ですね。

とりあえずアラはアラ煮or塩焼きで結構迷っています。アラ煮の方が簡単なんですけど、ほろりと崩れるキンメダイの白身に味醂醤油のこってり味は合わないような気がしなくもなくて、気持ちはやや塩焼き寄り。ただアラは厚みがあるので火を通すのに時間がかかるし、アラ煮のように大量に作っておいて少しずつ食べて美味しい物でもないのが考えどころです。うーん、どうしよう。

フィレは30cm以上あるので、尾に近い1/3はフライにしてタルタルソースベットリがやっぱり一番でしょう。面倒臭いとウスターソースになってしまうんですが、ゆで卵を刻んでマヨネーズで合える自家製タルタルソースには勝てません。キンメダイは鮮度が落ちると臭いが出やすいので、残りの2/3は冷蔵保存で都度料理するのではなく、一夜干しに加工しようと思っています。半日ほど塩水に漬けてから1〜2日干すだけなので簡単。明日は天気が悪いみたいなんで、干すのはその後になりそうですけど。

21/01/25(Mon)

今日のメインは神事で使った鯛。腸・エラを抜かずに尾頭付きのままで一旦冷凍したものを前日から解凍して使っているので、食材としての質は正直悪いですが、捨てるのももったいないので使います。あと、鯛はただでさえ身が薄くて頭が大きいのに、この鯛は20cmクラスと小ぶりなので、三枚におろすとガッカリレベルで小さくなります。まぁ、仕方ないですが。

腐っても鯛なんていいますが、鮮度の落ちた鯛は全く美味くありません。ですんで、生臭さをニンニクでカバーしつつフライにしてみました。鯛はとりあえず三枚におろしますが、一旦冷凍してあるので身が非常に脆くなっています。鱗をとろうとするだけで皮が裂けて身が崩れたりするので、よく切れる包丁で慎重に作業を進めます。ただでさえ小さいので、キレイに捌かないと食べる所がなくなりますから。中骨・腹骨・カマなどはいつもならほぐし身にしたりするんですが、今回は身が小さいのと腸と直接接触していた場所だという事で廃棄しました。

フィレにしたらこれまた神事に使ったお神酒を振りかけてスライスニンニクを散らし、半日放置。後は良く水気をふき取って塩胡椒してから衣をつけて揚げたら完成。感想:まぁまぁ。普通には喰えますが、予想外だったのがお神酒が不味かった…。貰い物の発泡日本酒を使ったんですが、金箔入りだったのはまだいいとしても、変な香りが後付けされており、それがフライにまで悪影響を及ぼしました。普通漬け込みに使った日本酒の影響なんてほぼ消えてしまうものなんですが恐るべし。普通の日本酒を使えばもっと美味しかったかも。まぁ、最初から新鮮な魚を使えば遥かに美味いという突っ込みは無しの方向でお願いしたい。

21/01/24(Sun)

去年末にのし餅を2枚貰いまして、それを約50gずつに切り分けてラップで包み、ポリ袋に入れて冷凍保存していました。コレが場所を喰って仕方がなかったんですけど、毎日ちまちまと食べ続けやっと残りがあと3つ。長かったです。食べ方は焼餅一択。網に直接乗せて焼くと、後で伸びた餅が絡んで掃除がとても面倒臭いので、魚焼き用の焦げつかないアルミホイルを餅に合わせてカットしたものを敷いて焼くと、くっつかなくていい感じです。

ただしコレにも弱点があります。トースターで餅を焼く場合、油断して目を離した隙に餅が大きく膨らみ、重心が崩れて倒れる事でカットしたホイルをはみ出してしまう事がままあります。こうすると当初の目論見台無しで、餅が網にくっついて非常に面倒な事に。ですんで、トースターに内蔵されている網を直接使うのではなく、他から持ってきた小さな網にホイルを乗せ、その上に餅を乗せて焼くという二段構えを採用しました。コレだったら餅が倒れて網にくっついても、網ごと取り出して漬け置き洗いが出来るのでまだマシ。まぁでも、来年まで餅はもう見たくないな…というのが本音です。

21/01/23(Sat)

先日のパソコンで捨てられないで徹底的に使うという話を書きましたが、それがより顕著に現れているのが部屋着です。自分で書くのもなんですが、私の部屋着はそりゃ凄い。長袖・長ズボンですんで使うのは寒くなってからに限定されますが、それでも多分20年は使っています。コレだけ使うといくら生地が摩擦に強いアクリル製とはいえ、大穴が開くのは避けられません。上は主に袖口と肘・下は主に尻と膝を中心に激しく傷んでいます。

ですが、シーズン毎に傷んだ部分に裏から当て布をして繕っているので、物理的に穴があいているという事はないです。また、洗濯もこまめに行っています。冬は汗をかかないので週一ペースですが、洗濯する日専用の上下セットを二軍として準備しており、この日だけはこの二軍を着ています。一軍が廃棄になったら当然二軍を格上げするつもりですが、いつになる事やら…。平均的には多分4〜5年で尻に穴があき始めた頃が寿命なんでしょうが、私は着ますよ。

21/01/22(Fri)

パソコンを買い換えるタイミングで最近悩んでいます。というか、数年前から定期的に悩んでいます。無論起動しなくなったら問答無用で買い替えなんですけど、スペックが追いつかなくなったという理由で買い換える場合、それがどこまでなのかが大問題です。私が今使っているのはNECの2011年モデル。10年前のノートパソコンなんて買い換えても誰も文句は言わないのですが、当面普通に使えてるんです。ブラウザ・メーラー・エディタの三つが動けば問題ないという私の条件だと、このアンティークパソコンでも十分なのです。

確かに問題はいくつかあります。1. セキュリティの問題。コレはもう致命的です。OSはとっくに保障期間を過ぎてますから、見る人が見たら私のパソコンはザルです。でも、そんなに重要なデータは入ってないんで、まぁ良いかと安直に考えてます。2. ブラウザがアップデートできない。コレも結構困ります。私はFirefoxを使っているんですが、最新バージョンはOSのチェックで弾かれてインストールできません。ただ、それでも実際に困るのは一部のサイト(twitterなど)で動画が見られない事です。コレはちょっと嫌ですが、Youtubeが見られているのでまぁ良いかなと。

ただ、意識して困っているのはこの2つ位だったりします。今回買い替え問題が意識に上ったのは、Adobeのflashがこの1/12に停止されるからでした。コレでもしYoutubeが見られなくなったら流石に買い替えだなと考えていたんですけど、見られてるんですよね…。というわけで、パソコンの買い替えは再び先送りになりそうです。ちなみに、買い替え費用的には問題ありません。いいオッサンですから、それ位はすぐに出せます。しかし、まだ使えるものを捨てて新しく買うというのがケチの琴線に触れるのと、環境移行の面倒臭さ(実際やってみれば多分すぐ終わるんだけど)を考えて二の足を踏んでしまうんです。

21/01/21(Thu)

昨日に続き、現在私が毎週楽しみにしている番組をもう1本紹介します。それは“ゆるキャンseason2”。一昨年〜昨年にかけてのアウトドアブームの火付け役となったアニメの続編です。コレがもう最高に癒しなんですよね。あらすじは簡単で、女子高生5人がゆるくキャンプを楽しむだけ。アニメにありがちなバトルシーンや恋愛要素はゼロです。キャンプ道具を買うために各々がバイトをしたり、個別で行ったキャンプ先で友人にお土産を買ってきたり、そんなまぁどうでもいい瑣末な出来事が延々と続きます。

このアニメの何が楽しいって、5人の微妙な人間関係がとても素敵なのです。5人は全員が均質に仲が良いというわけではなく、特にメインの主人公はソロキャンプが好きで学校ではあまり友人とつるまない一匹狼気質です。そんな主人公も他の登場人物との関係で少しずつ変わっていくのですが、本質的にソロが好きなのは相変わらずで、周囲もそれを尊重しつつ友達づきあいを作っていくのが素晴らしい。大人でもなかなかこういう距離感は作れないんじゃないでしょうか。途中から見て面白いかはよく分かりませんが、ゆるい空気感自体が心地よい作品なので、オススメです。

21/01/20(Wed)

私には毎週楽しみにしているテレビ番組がいくつかあるんですが、そのうちの一つ“100分de名著”。今月の“資本論”が滅茶苦茶面白いのです。この番組のシステムとしては、毎週25分ずつ4週かけて1冊の本を紹介していきます。月ごとに紹介する本が変わっていき、放送日の月曜日が5回ある月の最終週は第4週目の再放送になります。んで今月のお題はマルクスの“資本論”。大多数の日本人の例に漏れず私も、名前は知っているけど当然読んだ事はない本です。これから先も多分読まないでしょう。でも、放送はとても面白かったのです。

面白かった理由は資本論の内容もそうですが、解説者の人が資本論と現代資本主義の問題点を上手く絡め、具体例を挙げながら分かりやすく説明しているからだと思います。ちなみに今週のタイトルは“イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を産む!?”でした。イノベーションが進めば機械的な作業は全部機械がやってくれるようになり、人間はクリエイティブな仕事に注力してもっと豊かな生活が出来る、と私の子供の頃は割と本気で思われていました。でも、現状全くそうなっていない…どころか貧富の格差はますます酷くなって、豊かな生活なんて夢のまた夢。みたいな現状がどうして生ずるのかを資本論から読み解いていく。ホラ、面白そうでしょう?この番組はとりあげる本と解説者によって当たり外れが激しいのが宿命ですが、今月は当たり…というより大当たりだと思います。

ちなみに先月も大当たりでした。とりあげられた本はピエール・ブルデューの“ディスタンクシオン”。資本論と違いこちらは名前すら知らない本でしたが、社会学の著作としては超有名な一冊だそうです。完全な自由意志で選んでいると思われがちな個人の趣味が、実はその人の育った環境や裕福さに大きく影響を受けているという主張にはハッとさせられました。月並みですがとてもいい番組なので、時間がある方は是非一度見て欲しいですね。

21/01/19(Tue)

何かちょっと調子が悪いので、今日は一日大人しく寝ていることにします。四十過ぎくらいに気がついたのですが、無理をしても仕事の効率は上がらない&体調がより悪化するリスクがあるので、メリットは何一つありません。日本の会社&社会では、体調が多少悪かろうが無理して頑張る俺カッケー、という謎の価値観がいまだに生き残っていますが、私に従う義理はないので寝ます。

というわけで今日の昼食はこんな時のために買っておいたサッポロ一番塩ラーメン。サッポロは何といっても塩でしょう…異論は認める。毎回5個パックで買うんですけど、賞味期限まで大体半年あるので、その間に折を見て食べていき、賞味期限間近で食べ切って次のを買うという運用です。非常時用も兼ねている…というかそっちがメインなんですけどね。

21/01/18(Mon)

近所のおっちゃんにもらった鰤。一応片身の上半分だけ刺身にしたけど、残りのフィレは結局全部味醂干しに加工しました。んで、アラは基本的に塩焼きとブリ大根に加工。振り分けですが、カマと刺身を作る際にひいた皮は塩焼きにし、頭と中骨はブリ大根というのが何となくいつものルールになっています。

この中で私が一番美味いと思うのはダントツで塩焼き。特に皮の塩焼きは絶品です。世の中的には刺身を作る為に皮をひくという考え方が一般的ですが、私の中では皮を取り出すために身を取り除き、そのまま捨てるのももったいないから刺身にする、という位置づけの方が正確かも。ブリ大根は塩焼きほどの価値はありませんが、刺身よりはずっと美味いです。本当は頭も塩焼きにしたいんですけど、火を通すのに時間がかかるんで、生焼けのリスクを考えるとつい安全なブリ大根にしてしまうというのが真相かも。まぁでも、ブリの中で一番美味いのは皮の塩焼きだというのは譲れません。

21/01/17(Sun)

畑の金柑が出来続けています。初回ロットは常備しているフルーツパウンドケーキの材料にするドライ金柑にし、次のロットは定番の甘露煮にしました。そして三回目。どっちももう要らないよな…と思ったので、最後の手段として砂糖菓子に加工しました。

とってきた金柑はよく洗ってヘタを落とし、緯線方向で5mm厚のスライスにします。丁寧にやるんだったらここでキチンと種を取り除くんですが、数も少ないし自家消費用なのでまぁ良いかと思い省略。スライスした金柑を砂糖を同量の水に投入して沸かしたシロップに投入し、10分煮てから火を落として自然冷却します。コイツをザルにあげて数時間かけてよく水分を切ってからクッキングシートを敷いた天板に並べ、120度に予熱したオーブンに突っ込んで表裏それぞれ20分ずつ炙って更に水分を飛ばし、出来上がりに砂糖をまぶして完成。感想:普通に茶菓子。最近は一日の水分として紅茶を飲んでいるので、そのお茶請けには結構あいます。こういう系のお菓子は買うとそれなりの値段がしますが、自分で作ると難度が低くてオススメです。砂糖の塊みたいな食べ物なので、食べ過ぎは厳禁ですけどね。

21/01/16(Sat)

今日は60cmクラスのブリを貰ったので解体して刺身にしました。とはいえ、全部刺身に出来るわけもなく、翌日までの分だけキープして残りは加工です。フィレ部分は厚めにスライスした後で塩を振り、一晩水分を抜いてから味醂醤油に漬け込んで風に当て、味醂干しにします。カマと腹骨の剥き身は塩をして一晩置いてからの塩焼きに。頭と中骨は大根と一緒に鰤大根に加工しました。

この頭を兜割りにする際に大活躍するのが、学生時代に気の迷いで買ってずっとお蔵入りしていた肉切り包丁です。刃に厚みがある(通常使っているものの約二倍)ので、少し刃を食い込ませた状態から刃の背中をすりこ木などでひっぱたいて強引に叩き切るという運用が出来ます。頭を真っ二つにする際は勿論ですが、二つに割った頭を更にぶつ切りにする際も便利です。コレは普通の包丁ではちょっと無理なので。決して万人向けとはいえませんが、大きな魚を定期的に解体する機会がある人は、是非持っておくと非常に便利かと思いますね。

21/01/15(Fri)

カタログギフトで魚の味噌漬け・粕漬けなどのセットをゲットしたので、毎晩焼いて食べてます。ところで、うちのガスコンロには魚焼きのグリルもついていますが、私は使いません。引き出しスタイルのグリルは使った後の掃除が面倒臭過ぎてつい放置がちになり、油汚れでベトベト一直線なので、それならもう使わないと割り切った方が良いと思いました。かわりに使っているのが、魚焼き用のアルミホイル。表面にテフロンコーティングがなされていてくっつきません。ただし、使い捨て。この使い捨てって所が気にはなりますが、魚を焼く頻度はそんなに高くないですし、ホイルの単価も許容範囲内なので使っています。

ただ、このホイルは基本使い捨てなんですけど、流石に一回で捨てるのは気がとがめるので、私は2回使っています。使用後はタライに張った水に沈めてしばらく放置の後、ホイルが破れないように注意しながら指先でそっと焦げを擦れば、大体落ちます。そして2回使った後は5cm角に切って餅焼き用にしてから捨てます。魚焼きに使ったホイルも、角の方はほぼ未使用なので、小さく切れば十分再利用は可能なのです。まーケチだよねと我ながら思いますが、性分なので仕方がありません。

21/01/14(Thu)

畑の人参がいい感じで収穫期なんですけど、人参って一度にたくさん食べられないのが難点です。大根・白菜・キャベツなんかは一気に大量消費するレシピがあるんですけど、人参はなまじ香りが強いだけにそれが少し難しい。嫌いじゃないんですけどね。そんな中、Twitterでかき揚げの写真を見かけまして、そういえば人参でかき揚げって今まで作った事がないかも…と思って作ってみたらコレがかなりいい感じでした。

人参は皮ごとなるべく細く千切りにします。皮の方が香りが強いですし、うちで作っているのは一般的な市販の物よりも細くなりやすい品種のようで、皮を剥いていたら食べる所が無くなってしまいます。衣は水と小麦粉同量に塩を少々加えたもの。さっくり混ぜるとか冷水を使うとか色々コツは言われていますが、面倒臭いので全部無視。量だけ厳密に量りますけどあとは適当です。また、今回は油がもったいないので、かき揚げというかミニお好み焼き的に料理します。フライパンに油をひいて直径5cm程度の円形にまとめたタネを一度に四つ。両面こんがり焼いたら取り出して天つゆで食べます。感想:普通に美味い。今まで人参の消費レシピというとマリネ一択でしたが、今後はかき揚げを加えてもよいかもしれません。

21/01/13(Wed)

途中経過をtwitterにあげてましたが、サクっと腹巻が完成しました。作業時間は多分10時間ほど。安い所だと500円も出せば簡単に手に入る腹巻に10時間もかけるなんて合理的な行動ではないと思いますが、趣味だから仕方がありません。また、死蔵してこの先も日の目を見る予定が無かった毛糸が少しでも有効活用できたんだから、良しとしましょう。

腹巻の構造は滅茶簡単で、一周80cmの二目ゴム編みを高さ20cmで編んだものが基本構造です。ただしそれだけだと身につけている間にずり落ちてくるので、上から3cm辺りに一周8箇所の穴をあけ、紐を通して胴回りで結べるようにしました。ちなみに紐は履けなくなって捨てたスニーカーから外してとっておいた靴紐を再利用しています。何でもとっとくものですね。

そんで今朝早速早朝ウォーキングに使ってみたんですが、明らかに暖かくて凄く良い感じです。そりゃバカボンのパパが年がら年中身につけている筈だわと思いました。今後は春先までずっと身につけている羽目になりそうです。あと、今後の展開としてカイロを入れるポケットを増設すれば更に暖かいんじゃね?と思うんですが、使い捨てカイロは私の主義的に使いたくないですし、ハクキンカイロを買って使うとしたらポケットが重さに耐えられないような気がするのですよね。今の所ポケットは無しですかね。

21/01/12(Tue)

毎年冬になって寒い日が来ると、きまってハクキンカイロの購入を検討します。価格は3〜4千円プラス燃料のベンジン代。短期的な視野で考えれば使い捨てカイロのほうがずっと安いですが、ハクキンカイロは温かさが丸一日持続し、しかも使い捨てカイロよりずっと温かいらしい。値段は大した事無いんですけど、毎年のように検討しながら先送りしているのは、使う日数が限られているからです。

北国なら多分即決でしょうけど、この辺だと本当にハクキンカイロが必要なのは年に1週間もありません。それで買っても多分減価償却できないだろうなぁ…と思うと二の足を踏んでしまうのです。実際今回も強烈な寒波で滅茶苦茶寒かったのは3日間で、今日は随分暖かくて、外部熱源の必要性は全く感じません。今年も多分買わないかな…。

21/01/11(Mon)

私は毎朝500mlのお湯を沸かしてお茶を淹れ、魔法瓶に移してその日の水分にしているんですが、とうとう貰い物の日本茶ストックが切れました。そして、今までコレを開封するのは最後と精神的に逃げていた、ブルーベリーフレーバーの紅茶しか残っていない悲劇。仕方がないので今朝開封しました。感想:不味くはない。慣れれば多分平気。でも、間違っても自分で買って飲みたい味じゃないです。あと、このブルーベリー紅茶には茶漬けに転用できないという致命的な欠点があります。私は夕食時、朝使った茶葉で2煎目のお茶を淹れて茶漬けにするのが好きなのですが、ブルーベリー紅茶で茶漬けは流石の私でも無理です。まぁ、貰い物に文句を言うのは失礼なのは重々承知なんですけど、どうせくれるんならセイロンやアッサムのような普通の紅茶の方が100倍ありがたいですね。

貰い物といえば、うちでも冠婚葬祭の貰い物が結構あります。その中でもっともありがたくない貰い物ダントツNO.1はタオル(バスタオル)です。品質がいいのは触れば分かりますけど、とにかく余るのです。タオルなんて大事に使えばそうそう駄目になるものでもないので、明らかに供給過剰に陥って余ります。んで、最後は置き場が無くなって動物保護施設に寄付するという…。ちなみに一番マシな物はカタログギフトですが、安いカタログギフトだと欲しい物が本当に無いのでいつも悩んだ末に、ほぼハズレが無いレトルトカレーにしてしまうまでがお約束。場合によっては定番の日本茶(茶葉)の方が遥かにマシな事がありますが、冠婚葬祭のお茶ってパッケージ詐欺の場合が多くて心の健康に悪いです。最近はその亜種として、使いきりのドリップ珈琲とクッキーのセットなんてのがありますけど、価格を考えるとぼったくりにしか思えないので悲しくなります。価格に見合う商品を出してくれと思うんですけど、冠婚葬祭がぼったくりなのは未来永劫変わらないでしょうね。

21/01/10(Sun)

ここ数日滅茶苦茶寒いです。毎朝ウォーキング帰りの7時半頃に温度計をチェックして歩数と共に記録するのですが、それが今朝は-4度。北国に暮らす人にしてみたら鼻で笑うような温度でしょうが、この辺だとべらぼうに低い気温です。私がウォーキングをはじめて3度目の冬ですけど、今までの最低気温は-1度でした。それが-4度なのだから、洒落になりません。

一番吃驚したのは手がかじかんで握力が無くなり、服が脱げなくなる事です。アウターのジッパーが摘めないので下ろせませんし、ジャージ(下)は社会の窓(古い…)のジッパーが摘めないのは勿論の事、その上のボタンも外せないので脱げません。仕方がないので着替えはストーブでしばらく手を炙ってからになります。朝食関係だと瓶が開けられないのが困ります。最近はホットミルクに蜂蜜を垂らして飲んでいるんですが、その蜂蜜の瓶が開けられません(勿論、通常時なら楽々あけられる程度の閉め方です)。あと、トーストに塗るジャムの瓶も無理。仕方がないのでこの辺は、固くてあけられない瓶の蓋をあけるために買ったオープナーを使ってあけています。まさかこんな事で出番があるとは…。買ってて良かったです。

こんなに寒いんだから雪が降ってくれれば転倒リスクを考えてウォーキングをお休みし、暖かい布団の中で二度寝を満喫できるんですが、残念ながら降雪はゼロ。本当に空気が読めない今年一番の寒気です。

21/01/09(Sat)

愛用している寝袋の入り口部分が擦り切れてきたので、バイアステープで補強修理しようと思い立ちました。確か幅広のバイアステープ(4cm巾9が残っていた筈…と裁縫箱のバイアステープ関係を入れているコーナーを探してみたんですがありません。もう全部使ったっけ?と思い、無いんなら新しく買わないとと予定を立てていたら、全然違うリサイクル用の端切れを入れた紙袋の中から発見しました。

んで、思い出したんですよね。空調ベストのバッテリーを持ち歩く為にポシェット的なものを作ったんですが、その肩紐に二つ折りにして端を縫ったバイアステープを使ったのでした。ですが、ポシェットタイプだと身体の前でバッテリーがブラブラ動いて鬱陶しいので肩紐を切り取り、ベルトポーチタイプに改造。その際に出た元バイアステープの肩紐はリサイクル用端切れの紙袋へという流れでした。ですが、原則に従えばココは紙袋ではなく裁縫箱のバイアステープコーナーへ戻すべきでした。

私のポリシーとして、使い終わった物は必ず決められた場所へ戻す、というのがあります。何か必要になった際にその場所を確認し、無ければ家の中のどこにも無いから新しく買うという状態を構築しておけば、あるか無いか分からない物を家中探し回って無駄なエネルギーを使ったり、あるのに同じ物を買ってお金を無駄にしたりという事が無くなり、非常に快適です。基本的にはこのポリシーはかなり厳格に守られているのですが、今回は失敗だったと言わざるをえません。今後は更に厳しく自分を律して家の中を回していく所存です。

21/01/08(Fri)

マイルールで趣味の編み物は夜10時半までと決めています。ですがこの日はあと10分やれば左手本体が完成するという微妙なタイミング。どうすっかなーと10秒考えて、止めました。私の考え過ぎかもしれませんが、キリが良いからあとちょっとやってしまおうというやり方は、あんまり良い結果を生みません。終わらせる事に意識が向いてしまいがちなので、作業精度が落ちますし、それでミスったら余計に焦って更なるミスを誘発します。締切りがある仕事とかなら別ですが、編み物は趣味なので決めた時間が来たら基本的に終了です。もうちょっとやりたいなー、と思うくらいの余韻を残した方が楽しみが持続しますし。

子供の頃はコレが出来なかったんですよね。小学生〜中学生にかけてプラモデルが好きで、ガンプラとかアホみたいに作ったんですけど、今考えると何をあんなに焦ってたのかサッパリ分かりません。一体一体ゆっくり丁寧に作れば良いものを、無闇に焦るもんだから作業精度は雑で仕上がりもお察しレベル。プラモデルだって子供にとったらそこそこ高価な買い物なんだから、払った金額分ゆっくり楽しめばよかったと今になってあの頃の自分のアホさ加減に呆れてしまいます。ただ、何かをゆっくり楽しむってのは割と成熟した段階じゃないと出来ない事かなとも思うので、仕方がない気はしますけど。小学生がゆっくり愛でるようにプラモデルを組み立てていたら、それはそれで気持ち悪いですから。

21/01/07(Thu)

先日、支出を逐一記録しているとココに書きましたが、よく考えるとこの習慣はウォーキングの継続にも一役買っています。私はウォーキングから帰ってくるとその日の歩数・天気・気温・体重・血圧を家計簿と同じgoogleの表計算サービスに入力しています。こうすると、歩かなかった日は当然歩数が0になります。天気が“雨”になっていれば別に何とも思わないんですけど、“晴”なのに歩数が0と入力したくないのが人情です。

私が家を出るのは6時前のまだ真っ暗な時間帯ですし、ただでさえ一日で一番気温が低い時間帯なのに、最近の寒波で寒さが洒落になってません。時々“今日は行きたくねーなー”と思う事もありますが、それでも出かける大きな理由は表計算サービスに0と入力したくないというものです。ずーっと1万〜1万1千歩が記録されている中で突然0というのはどうにも気分が悪いので。まぁ、出かけてちょっと歩けば後は惰性で最後までいけてしまうんですけどね。細かく記録するってのは日常生活を規則正しく生活するのには結構有効なんじゃないでしょうか。

21/01/06(Wed)

先日のレジミスの件をスーパーに報告したら、父親が買い物を終えた少し後にミスに気がついていたようで、何の問題も無く差額の返金に応じて貰えました。いくら便利な機械が導入されてきたからといって、いまだスーパーは手作業が山のようにあるでしょうから、ミスはある程度仕方がないと思います。ですんで、やっぱりレシートはその場でざっと確認するのが吉かと。サッカー台辺りに結構レシートが捨ててありますけど、私にはちょっと考えられない所業です。

ちなみに私は自他共に認めるドケチですが、毎月の食費の予算を決めてその中で抑えるといった一般的は節約方法は採っていません。人間いつ死ぬか分からないのだから、何か食べたい物があったら我慢せずに買うべし、というのが私のポリシーです。ただし、帰宅後すぐにレシートをGoogleが提供する表計算サービスに入力しています。日付・買い物をした店名・金額・種別(食費・消耗品etc)・品名を入力し、月ごと種別ごとの支出はピボットテーブル機能を使ってリアルタイムで集計するようにしてあります。そうすると不思議な物で、あんまり変な物は買いたくなくなるんですよね。ポテチとかインスタントラーメンとか入力するとなんだか負けた気になるので。その効果がとても大きくて、私は所謂無駄遣いというものをほぼしません。

ダイエットの方法の一つに、毎日体重を計るレコーディングダイエットというのがあって、私は毎朝早朝ウォーキングから帰ってくると体重を測定して記録しています。こうすると↑と一緒で、変な間食をして太ると即可視化されるので、間食もなくなりました。その人の性格にもよりますが、レコーディングダイエット・レコーディング節約というのはかなり効果的なんじゃないでしょうか。

21/01/05(Tue)

新聞に近所のスーパーの折込チラシが入っていて、いつも使っている味噌が特売の目玉になっていたので、ついでのあった父親に頼んで買ってきてもらいました。んでレシートを見ると何か違和感が。約300円の筈だった特売の味噌が何故だか約450円で記載されています。値引きが別の欄に分かれているのかな?と思ったけどそれも無し。合計金額は味噌が450円の前提で算出されているみたい。父親に尋ねると、しっかり特売の棚から買ったと言うし、現物の商品もチラシに載っている写真と一緒です。

店のミスですね、コレ。それにしても、目玉の特売商品の値段を登録ミスってるって相当です。買った人全員から150円ずつ多く代金貰っちゃってますから、どうすんの?って感じ。別に150円は惜しくないんだけど、反応が見たいから父親にクレーム入れてみたら?と言っておきましたが、どうなるでしょうか。ところで、経験則上スーパーのレジって思った以上にミスがあります。最近はバーコードを読み取るので手打ちの頃よりはぐっと減りましたが、同じ商品を複数個買った際に×何個の入力をミスる事が時々。今回のようにそもそも商品価格の登録を間違っているケースは少ないですが、無くはないです。

というわけで、私はサッカー台で荷詰めをする前に必ず貰ったレシートをざっと見返す事にしています。品数が多くなるとミスを完全に見つけることは難しいですが、ざっと見るだけでも結構違ってて、少なくとも半年に一回は何らかの不具合を見つけるペースです。家に帰ってからミスを見つけても億劫でそのままになってしまいがちですが、サッカー台ならレジの人に声をかけて修正してもらうのも簡単です。ただ、私は悪人なので数百円レベルでこっちの得になるミスは黙っています。ただ、極悪人ではないので1,000円を超えると申請します(そんなケースはまず無いですけど)。そしてこちらが損になるミスはたとえ一円でも申告します、ケチですから。

21/01/04(Mon)

年末にのし餅を2つ貰ったので、一食分50〜60gずつ切り分けて個別でラップに包み、レジ袋に入れて冷凍保存してあります。ウォーキング帰りの最近の朝食は、自作のパンに牛乳と餅。餅が明らかに異彩を放っていますが、限りある冷凍庫スペースを大胆に占有してしまっているので、毎日少しずつでも食べていかないと、冷凍庫運用に支障が出てしまいます。

食べ方は焼き一択。パンと一緒にトースターに入れるのですが、パンより焼き上がりまでの時間がかかるので、時間差を設けます。パンと餅をトースターに入れてタイマーを8分にセット。この間にウォーキングの為の服を部屋着に着替えた辺りで残り時間が2〜3分になりますんで、そのタイミングで電子レンジに牛乳を入れてオートでスイッチオン。1分そこそこで温めが終了したら貰い物の蜂蜜を垂らしてかき混ぜている内に8分が経過します。ここでパンだけ取り出して今度はタイマーを6分にセット。

パンにオリーブ油に漬けたドライトマトを乗せ塩を少々振り、今日の朝刊を読みながらパンと牛乳を平らげていると6分が経過して餅完成。取り出して表面の固いパリパリを箸で割り、お歳暮で貰った海苔の佃煮を塗り込んだものを食べて朝食終了。コレが長年の試行錯誤で生み出した、私の無駄のないシステマティックな朝食時間の使い方です。

21/01/03(Sun)

畑の金柑がいい感じに最盛期です。ただこの金柑、生食するにはちょっと酸っぱいので、私はもっぱら加工用にしています。一番よく使うのは乾燥金柑。スライスして干した金柑を更に細かくカットしたもので、常備しているフルーツパウンドケーキの具材としてコンスタントに消費が見込めます。ただ、乾燥金柑は昨年末から仕込んで、この先1年は優に賄える量を確保したので、もう要りません。というわけで次善の策は定番の甘露煮。

採ってきた金柑はヘタを取り除いてから水に漬けて一晩放置します。一般的にはアクを抜く為と言われていますが、こんなんで分厚い皮を通してアクが抜けるとも思えないので、多分迷信でしょう。私が水に漬けるのはむしろ表面の虫を取り除く為です。うちの金柑の表面には体長1mm程のカイガラムシ的な何かがちょいちょい付着しています。ですんで一晩水に漬けてコイツを爪で丁寧にこそげ落とす必要があるのです。コイツがついている部分は金柑の黄色が少し薄くなっているので、多分樹液的なものを吸っているのでしょう。

キレイに洗った金柑は経線方向に8〜10箇所一週かけて薄く切れ込みを入れ、金柑と同重量の水を注いで点火。沸騰したら弱火で10分煮てから金柑重量の50%の砂糖をぶち込み、再び弱火で20分ほど煮て全体がトロットしてきたら完成。瓶詰めして保存用に回します。凄く甘いので一度にたくさんは食べられませんが、お茶請けとして優秀なので、この時期に作りだめておくと重宝します。

21/01/02(Sat)

元日の昼食は当然自作のお節ですが炭水化物メインはざる蕎麦・夕食は炒飯です。自分で作っていてもおかしな食事だなとは思いますが、どちらも残った食材を使い切る為なので仕方がありません。ざる蕎麦は大晦日の年越し蕎麦の残り。300gの乾麺を買ってきて半分しか使わなかったので、とっとと使い切りたかったのです。炒飯は同じく年越し蕎麦のかき揚げに使った玉葱を消費する為。半分だけ使う為に切ってしまったので、こちらも速やかに使い切る必要がありました。あと、このペアに出来たのは卵は一日一個ルールも関連しています。

今はそんな話滅多に聞きませんが、私が成人したばかりの頃は卵の食べ過ぎは身体に悪いので、一日一個にすべきという主張が結構メジャーで、いまだにそれを破るとなんだか罪悪感を感じてしまいます。ネットで見るとこのルールはいまや完全に迷信扱いされてますけどね。そんな私の最近の昼食炭水化物はお好み焼き。このお好み焼きには卵を1個使うので、お好み焼きを食べた日の夜は卵を使う炒飯は食べられなくなります。ですが今日はそれがざる蕎麦なので、大手を振って夕食炒飯はOKになります。自分で決めておいてなんですが、面倒臭いマイルールだなとは思ってますが。

ちなみに同じ理由で私、オムレツが作れません。オムレツを上手に作るってのは非常に憧れるスキルではあるのですが、通常サイズのオムレツは一人前でも卵を3〜4個使い、更にはバターたっぷりだったりしまんで、もうその次点でアウト。私と同じ空気を吸える存在ではなくなります。厚焼き玉子なら複数個卵を使っても、タッパーに入れて2日くらいかけて食べられますが、流石に作りたて限定食品のオムレツでそれは出来ませんからね。

21/01/01(Fri)

大晦日の夕食は毎年恒例の海老かき揚げ蕎麦。乾麺&めんつゆで手を抜きつつ、かき揚げは自作するというスタイルです。それでもかき揚げ蕎麦を作るのは結構大変。何が大変かというと、麺を茹でる&汁を温める&かき揚げを揚げるという全然違う三つの工程を同時並行しつつ、ほぼタイムラグ無しで三つ同時に完成させないといけないのが面倒臭い。うちは二口コンロを使っているんですが、年末だけは三口コンロが欲しいぜ…と思うのが毎年の恒例行事となっています。そういえば一度、私がかき揚げ蕎麦作りにてんてこ舞いの状態の真っ只中、母親がいきなり“すき焼き作るから!”と言ってコンロを一つ奪っていった事がありまして、アレは軽く殺意が沸いたな…と懐かしく思い出します。一口でかき揚げ蕎麦をキレイに作るのは不可能です。

かき揚げ蕎麦と並んでお節も何品か作ったのですが、こういうイレギュラーな事をすると発生するのが残った食材です。特に蕎麦は300gの乾麺を買ってきて2人で150g使ったので、残りは150g。というわけで1日・2日の昼食メインはいつものお好み焼きからザル蕎麦に変更です。乾麺だから保存は可能なんですが、その辺に置いておくとネズミに齧られそうだし、冷蔵庫はお節関係で120%満席なのでとっとと使い切りたいのです。かき揚げで残った玉葱半分は、年末お歳暮ハムの残りと一緒に炒飯ですね。1日から昼ザル蕎麦・夜炒飯と全く正月らしくないですが、使えるものはとっとと使っていかないと、後が詰まっているので仕方がないのです。

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