2004年7月

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2004/07/31

月末。サイトもすっきりしてしまったので、この場でで今月の食費を振り返ってみたい。ちなみにうちの銭の流れはエクセルで全て管理。マイクロソフトは嫌いだが、ビバ・エクセル。全然関係ないがマイクロソフト、軽くてシンプルで安定したOSを開発して欲しいんだけど、絶対無いだろうな。

えーっと、食費。生鮮食料品、つまり野菜・魚・肉なんかにかけた銭が3,431円。調味料系、つまり調味料・乾物にかけた銭が4,070円。しめて、7,501円。米は実家から送ってもらっているので、それを買ったとして大体1万円。実はそんなに特別な数字でもないね。嫌いだけど、一月食費一万円企画、最近よくあるからね。外食は0。今月は鰹節が切れたので、それを買った2,500円が調味料系の支出のほとんどを占めている。あとは、夏場に消費量が激増する酢。

夏場は常備菜がもつ期間が極端に短くなるので、品数を減らし、そのかわり一品の量を多くして回転を速くすることを心がける。それでも少なくとも1汁4菜くらいはキープ。その結果多少生鮮食料品の支出が減るけれど、それでも500円くらい。食料事情が悪くなってくると、口内炎が出来ていっぱつで分かるんだが、今月は発病していないから、まあまあの食事だったということか。

そんなにキリキリ詰めた食事をしているわけでもないので、やっぱり自炊は安いんだなあと毎月月末になると実感。一食500円のマックだって、質素には見えるけれど1ヵ月に換算するとけっこう食費はかさむ。ありえないけど、3食マックで45,000円。うちの6倍。それに質は…。

2004/07/30

どうも日記以外のページに手が回らず、放置状態だったので、思い切って削除。書いてあったことはこのページで小出しのネタに使う、かも。いや、そこまではネタに困っていないはず。

スーパーで、“甘いスイカはどれだ?”と問うおっさんに対し、スイカをコンコンと指で弾いて“これですね”と自信満々に答える青果担当。まあお約束の光景ではあるわけだけれど、あれって本当?

指で弾いて分かるのって、多分そのスイカの中身がみっしり詰まっているかどうかだから、みっしり詰まっている=甘い、スカスカ=甘くない、という関係がもし成り立つとすれば、それで甘さがわかるというのも納得。でも、世の中そんなに甘くない気がするんだよね。それこそ、みっしり詰まっていて甘くないスイカ、というのだってあるだろうし。詰まっていて、あと3日蔓につけていれば甘くなっただろうスイカ、とかね。

以前テレビで、スイカの出荷産地でスイカ一個一個に強力な光を当て、その透過光を分析することで甘さを判断している光景を見たことがある。それなら何となく分かる。でも、もし叩いて甘さが分かるんなら、そっちの理屈で機械を作るんじゃないかなあ。光分析より、叩いた音の分析の方が、設備投資は明らかに安そう。

個人的には、あの叩く行為というのは、買い手側を安心させる効果が大きいと思うんだよね。青果のプロが様になった姿でスイカをコンコンと叩き、“ウン、これは甘い”と言う。それを見ていると、なんだか本当に甘い気がしてくる、そんなところじゃないのかなあ。まあ、食べた本人が甘いと思えば、それで何の問題もないわけだけれど、実際にそれで納得させられているおっさんを見て、何となく考えてしまったわけだ。

2004/07/29

連日、茄子・トマト・キュウリあたりでローテーションが成立しているような今日この頃。冷蔵庫の中にこの中のいずれかが切れたことが無い。というわけで、今日は茄子。5本入り128円とそんなに安くなかったんだけれど、どうしても食べたかった、そういう日もあるさ。

ヘタをとり、縦に二つに割ってから乱切り。多目の油で炒める。やっぱり茄子には油でしょ。炒めあがったらボウルにとり、熱いうちに胡麻油・醤油・酢であえる。塩で味を調えて、すり胡麻を多めにまぶして完成。酢を使っているから、この季節でも持ちがいいし、何しろ絶対に外れない味付け。たまにこういうお約束のが食べたくなるんだよね。

2004/07/28

よく行くスーパーで見つけた赤ピーマン、三個50円。今まで使ったことの無い食材だけれど、ふっとその気になって二袋買ってみた。なじみの深いピーマンよりずっと大きく、肉厚。同じピーマンと名前がついているとはいえ、全く別物と考えた方がいいみたい。

私の料理のモットーでもあるけれど、とにかくシンプルイズベスト。二つ割にしてワタとヘタをとる。で、もう一回二つ割。要するに四つ割にするわけね。それを魚焼き網に載せ、強火でガンガン焼く。本当に容赦なく強火。表面が真っ黒になるまで焼いて、裏返し、全体がしんなりするまでこれまた火を通す。感じとしては、焼き茄子の要領かな。とにかく表面は黒焦げにする。

焦げた部分を暑いのを我慢して指で取り除き(あくまで適当。そんなにきっちりは取らない)、各三つから四つくらいの乱切りにして、ボウルに放り込む。塩・胡椒・サラダ油・ローリエあたりでマリネっぽく仕上げて完成。本当はオリーブオイルを使いたいんだけれど、うちには無いからなあ。最近、使いたいと思うことが偶にあるので、買ってもいいかも。

この料理、簡単な割にはけっこういける。特に、火を通した赤ピーマンがこんなに甘いとは、予想外。大きなタッパーにまるまる一箱作って100円+調味料代だからかなり安いし。今度は黄色いやつを混ぜると、彩りもきれいでいいかなあと計画中。

2004/07/26

貰ったキムチで食事第二弾。今日はキムチウドン。とはいえ、名前を付けるほどのものでもない、簡単な代物。まず、ウドンを打つ。面倒くさければ、市販の麺でもいいけれど、市販の麺は高いし美味しくない。自分で打てば、一人分かなり大盛で15円くらいで作れるうえに、味も段違い。まあ、ここ1年余り週に数回のペースで打っているからというのもあるけれど、1kg入りの小麦粉を買ってくれば、それがなくなる頃にはそこそこ打てるようになっている、ハズ。

まあ、それはともかく、ウドンの麺を用意する。それを平皿に広げ、塩をパラパラと。胡麻油を適当に垂らす。キムチを適量俎板の上にとり、包丁でよーく叩いて微塵にする。で、叩いたキムチをウドンの真ん中にのせて出来上がり。実にあっさりな手抜き料理だが、油断してはいけない。けっこう美味いのだ。

食べる時は、箸でこれでもかというくらいぐちゃぐちゃに混ぜ、はじからガンガン食べていく。つるっとした麺の食感と、キムチのピリ辛さ、胡麻油の香りが一体となって、かなり食欲がないときでも、いける。食べ過ぎに注意するくらい。

2004/07/25

キムチと韓国辛子明太子を貰う。最近貰いものばっかりだな、自分。まあ、食費が浮きまくるからいいけどね。韓国辛子明太子は、日本の辛子明太子に胡麻油を足したような感じ。自分で買うなら、普通の辛子明太子のほうがいいな。でもまあ、贅沢は言えない。キムチはオーソドックスな白菜もの。それにしてもすごい匂いだね、これ。入っていたビニール袋を二重にポリ袋をかけて捨てたんだけど、まだうっすら匂うよ。嫌いな匂いじゃないから、いいけど。

辛子明太子は、これはもうオーソドックスに端から1センチくらいに切って、ご飯のアテにする。小皿に乗せたやつを少しづつ箸で崩しながら、ご飯にのせて食べていくと、これ最高。夏バテ何のそので、ご飯がガンガン食べられる。良くあるメニューにパスタに絡めるというのがあるが、あれあまり好きじゃない。なんだか辛子明太子の味が薄まるような気がして。やっぱりこれは直に食べなきゃ、と思う。

キムチの方は、最近マイブームのお茶漬けに。名づけて、キムチ茶漬け(ソノママ)。丼に水で洗った少なめのご飯。まな板の上で包丁で叩いたキムチをのせ、それだけだとなんだか芸がない気がするので、すり胡麻をパラリと。で、はじから麦茶をかけ、混ぜて食べる。ちなみにリプトンは消化しきったのですよ。これがね、美味い。やっぱり胡麻はいらなかったかも。すなわち、ご飯とキムチとお茶のみ。割と本格キムチらしく、容赦なく辛いので、お茶漬けにしても味がボケないのはありがたい。スーパーの安売りのキムチよりは、確実にワンランク上の味だね。まあ、自分ではほとんど買わないわけだが。

2004/07/24

あまりの暑さに、もう夏はいいよ、と思ってしまう今日この頃。今日はトマトが三個で80円と激安だったので、もちろん買ってきました。トマト、苦手な人多いよね。私は大好き。青臭ければ青臭いほど、いい。良く冷やして塩振って食べるのが、王道。でも、それだと食事にならないので、今回はトマトスープ。

味噌汁用にストックしてある野菜、大根・人参・茄子・玉葱なんかを味噌汁よりはかなり小さめの微塵に切り、鍋に入れる。鍋には味噌汁の時の三分の二くらいの水。あとで氷を入れるからね。これまたストックしてある豚バラの干し肉を一切れ、小さく切って入れ、本当はパスタを折って入れたいんだけど、ストックがないので、代わりの春雨も少し入れる。

点火して気持ち濃い目まで塩味をつけ、胡椒とローリエ。沸騰したらまな板の上で叩いたトマト半分を投入。すぐにボウルの水に鍋を浮かべ、他の食事の仕度をしながら水を数回かえる。所詮一人分なので、すぐに粗熱が取れるから、そうなったら氷を適当に入れて冷蔵庫へ。食事の仕度が出来上がった頃に、冷蔵庫から出して食べる。

本当はオリーブオイルを数滴垂らしたいところだけれど、無いのでこれも省略。なぜか暑いときは味噌汁に対して食欲が湧かなくて、こういうもので誤魔化しているけど、まあ、目先が変わっていいね。

2004/07/23

せっかくの季節イベント、土用の丑の日ということで、鰻を一パック買ってきた。400円で多分中国製じゃないかな。そんなに上等な品ではないんだけど、いいんです、こういうのは気分だから。

でも、この暑い中ホカホカご飯に鰻をのせて鰻丼、というのはちょっとキツイので、最近マイブームの茶漬けの流れで鰻茶漬け。別に大したものじゃなくて、水で洗った日やご飯に、海苔と小口から切った鰻をのせ、ワサビ多目。そこに冷たいお茶をかければ出来上がり。鰻って確かに体力つきそうだけれど、客観的に見るとかなり脂っこいので、暑い日やバテた日にはちょっときつい。その点、鰻茶漬けなら脂を冷たいお茶とワサビが消してくれるので、私にはちょうどいい。

まあ、一番の理由は小さく切ってご飯にかけるので、少しの鰻でもかなり楽しめる、という点にあることは否めないのだが。

2004/07/21

あまりの暑さに、こんな日は冷たい茶で茶漬けだべ、と決定。冷えたご飯を流水で洗ってほぐす。以前はそのまま茶をかけていたんだけど、冷ご飯は結構ダマになっているので、あらかじめほぐしておいた方が美味しくいただける。

そこに、貰い物のちりめん山椒と塩を少々。海苔をたっぷりふりかける。干し肉(勿論ベーコンでもOK)を小さく切り、カリカリに炒めたものをちりめん山椒に置き換えても絶品だが、今日はなんとなくこっち。練った粉ワサビを真ん中において、茶をかける。

というところで気がついた。いつもは冷水筒に麦茶が入っているんだが、今日入っているのは先週貰ったリプトン紅茶。ここで二択。(1)熱いお茶に切り替える(2)リプトンで茶漬け。2秒考えて、リプトン茶漬けに決定。だって、暑いんだもの。砂糖も入っていないし、まあ大丈夫でしょう。一応お茶だしね。

というわけで、リプトンをご飯に回しかけ、全体をザックリ混ぜてかき込む。う〜ん、思ったより全然普通。勿論、ミルクとかレモンとか砂糖とか入っていたら、それこそゲテモノ料理だけれど、ストレートティーだと全然大丈夫。それに、仮にもっと本格的な薫り高い紅茶だったら、ワサビと喧嘩したかもしれないが、リプトンだから(以下自粛)。リプトンに救われたかも。

2004/07/20

知り合いに、ホッケの糠漬けというのを貰った。もともと私はどちらかというと西の方の地方の出身なので、ただでさえホッケには縁が薄い。というか、東京に出てくるまで食べたことがなかった。最初にホッケを食べたのは、そう、大学生の時チェーンの飲み屋で頼んだのが最初。開きを塩焼きにして大根おろしを添えた、今考えると非常にスタンダードなメニューで、脂ぎった魚だなあ、というのが最初の印象だった。

まあ、それはさておき、ホッケの糠漬け。推測するにホッケに塩を振って一晩おき、それをあらためて糠につけたものだと思われる。貰ったものはかなり塩強め。いや、強い。売っているものではなくて、個人が自分用に作ったものなので、遠慮がない。勿論、保存料などは使えるわけがないので、その分も考えているみたい。

それでも、美味い。ホッケの脂と糠の香りが美味くマッチして、癖になりそう。が、ただ焼いて食べるのは辛いし、水につけて塩抜きするのは魚のエキスまで抜けそうで、なんだかもったいない。そこで、茶漬け。

焼いたものをご飯にのせ、ワサビと海苔を添える。そこにこの暑さなので冷やした茶をかけ、食べる。それだけなんだけど、これはいい。何よりいいのは、一回に使う量が少ないので長く楽しめるし、塩が強いので冷蔵庫に入れておけばひと月やそこら大丈夫。いいものを貰った。

2004/07/18

あまりの暑さに買出しにいけず、鰹節が切れた。本節なので、近所のスーパーでは取り扱いがなく、かなり大きな店まで出て行かないといけない。困った。一番困るのはウドン。この暑さゆえに、ウドンに醤油と鰹節をかけ、ワサビを添えて食べるぶっかけうどんが、よく登場するんだけれど、鰹節無しではちょっと味気ない。

いや、実際作ってはみたんだけれど、ダメではない。定番のぶっかけウドンよりも、更に麺と醤油の味が前に出た、超シンプルな味わいが楽しめる。が、やっぱり鰹節は私にとっては必須。しかしなあ、この暑い中遠くの専門店までは買いに行けない。本当に困った。

ただ、幸いなことに今のところは食欲不振→夏バテという最悪のパターンは免れている。なんとなく食欲はあるんだよね。夕方涼しくなったら行こうと思うんだが、夕方になっても涼しくならないという、最悪のパターン。

2004/07/17

最近やっぱり痛感する、純石鹸+洗濯板の威力。洗濯機で洗うと、どんなにつけおき洗いしても繊維の中に浸透した油分で、布巾がペッタリしていたのが、最近は全くそういうことがなくなった。以前は油分でペッタリしていたものも、何回かこうやって洗うと、生き返ってきたみたい。

洗濯板は東急ハンズで600円くらいだったかなあ。売っているものなんですね。三箇所目くらいでありました。それなので、今でも使っているところがあるということだね。純石鹸は、北九州のシャボン玉石鹸。知る人ぞ知る、らしい。これを適当に汚れた布巾にこすりつけてから、布巾を洗濯板の上で豪快に洗う。母親に言ったらヒカレタんだけど、最先端の技術が最高というわけじゃないからね。勿論そういうケースが多いのは確かなんだろうけれど。

食器洗いはこの布巾とお湯でOK。うちは和食ばかりでほとんど油ものがないので、これで問題なく落ちてしまう。すると、洗剤代がもったいなくなるわけで…。結果的にはいわゆるエコロジーにつながっているんだけれど、単にそれで汚れが良く落ちるという、きわめて実利的な動機が元になっている所がミソ。まあ、環境に優しいのは優しくないのより良いけれど、自分が便利なのが一番だからね。

2004/07/16

職場で、“食欲が無くて夏バテ気味なんです”といったら、“アリエナイ”と言下に否定された。確かに、何か食べるものがあると、率先して食べているからなあ。そう思われても無理はないかも。ちなみに私、太ってはいません。168cmで52kgだから、男性としては痩せている方でしょう。いわゆる痩せの大食いってやつですね。

最近、お中元でハムや佃煮を貰ったんですが、いわゆる化学調味料の味がすごいんですね、コレ。日頃そういうものを全く使わない生活をしていると、かなり敏感になっていて、“惜しい!こんなに化調漬けにしなくても十分美味しいのに”と本気で思ってしまう。ハムなんかは、もともと肉の旨みが十分あるのに…。裏の原材料表示に表示がなくても、入っているんじゃないかと疑わせるものにもいくつも出会ったし。

だからといって捨ててしまうなんてとんでもないわけで、スープに入れたり、混ぜご飯の具にしたりと、化調を散らして使うので別にいいんだけどね。かの魯山人先生も、ほんの少量使っていたそうだから。自著で“自分ほど上手に(少なく)化調を使っている料理人はいない”と自画自賛していたくらい。まあ、なんでも自画自賛につなげる人ではあるけれど。

とにかく重要なことは、多少意に添わない食材でも貰い物は最高だ、ということかな。

2004/07/15

朝イチで目の前を飛んでいた蚊を叩き殺したら、たっぷり血を吸われていたですよ。悲しい。どうりでヨタヨタと飛び方がぎこちないと思った。

相変わらず食欲減退気味なので、何かサッパリしたものをと思い、今日は白瓜。あんまり人気無いんですかね〜。2個78円。私は好きですけど。皮を剥いて半分に割り、端から薄くスライス。塩でもんでおいてから、塩水につければ完成。気分で小さく切った昆布を入れてみた。冷蔵庫でよ〜く冷やして食べると、美味しいんだけどなあ。

あと、一口大に切ったものを海老を一緒に煮ても美味しい。彩りもきれいだしね。ただ、この料理は今の季節だと、多分冷蔵庫の中でもそんなにもたないので、作れない。海老っていうのも畏れ多いしね。

2004/07/14

レモンのように黄色くなり始めたライムが四個入った袋が、見切り価格で30円。二袋出ていたので喜んで買ってくる。押してみたけれど、中身はどうやら傷んでいない様子。連日あまりに暑いので、ライムジュースにして飲もうという魂胆。

グラスに砂糖を少し入れ、少量の湯で溶かす。そこにライムを半分絞って入れ、グラス一杯に氷を詰め込む。グラスに半分強まで水を注ぎ、そのまま冷蔵庫に入れて、しばらく待つ。この間シャワーなんかを浴びると更に効果的。で、風呂あがりに飲む、と。

水ではなく、炭酸水でやると更に涼しさが増すんだろうけれど、作ったライムジュースの原価を考えると、ちょっとためらってしまう。何しろ、30円で8杯のライムジュースがとれるのだから、砂糖の分を考えても一杯約4円。一杯約4円のジュースに、100円の炭酸を入れるのは、なんだかアホらしい。

それにしても、いつでもライムが見切り品放出されているとありがたいのだけれど。あんまり出ないんだよね。

2004/07/13

なんだかんだ文句を言いながら、以前と違って本格的な夏バテにならないのは、ご飯をきちんと食べているからだと思うのですよ。ちなみにうちはクーラーが無い。それでも二階の角部屋なので、窓を全開にして扇風機を回せば結構涼しい。去年から、枕用アイスノンという大型アイスノンを枕に仕込んで寝ているんだけれど、これがなかなか良い。どんなに暑い日でもこれを入れていると結構寝られる。

連日お好み焼きもムリなので、今日はご飯に酢の物が数点に卵焼き。卵焼きも、単純に焼くと面白くないので、卵一個に対しその倍くらいの野菜を刻み込み、フライパンで焼く。ここまで入ると折り返したりするのは全くムリになるので、蓋をして弱火で焼き、火が通ったらひっくり返す。味付けは塩胡椒。いわば、お好み焼きの生地の部分を卵にしたような感じ。蟹玉の安価バージョンともいう。これをご飯にのせ、端から崩しながらご飯と一緒に食べると、かなり食欲が無くても何とかいける。食欲が無い→食べない→更なる夏バテという恐怖の夏バテスパイラルだけは避けねばならない。

2004/07/12

最近の暑さで、食欲がかなり減退中。特にご飯がダメ。カレーなんかにするといいんだけれど、ご飯・味噌汁・漬物のセットが食欲をそそらない。こんなことは今まであまりなかった。

仕方がないので、今日の夕食はお好み焼き(のみ)。小麦粉100gに水200g、これでかなり緩い生地になるので、そこに野菜・乾物なんかを小さく切って放り込む。乾物を多めに入れた場合は、気持ち放置して中で乾物が戻るのを待つ。いつも入れるのは、あらかじめ戻して小さく切ったワカメ、砕いた干し貝柱、干し肉、桜海老、鰹節、青海苔など。

フライパンに油をひいたら生地を一気に流し込み、弱火にして蓋。端が固まってきたら、一気にひっくり返してもう1回蓋。全体に火が通ったら一度それを外に出し、フライパンで卵を焼く。卵はかき混ぜて塩胡椒しただけのもの。全体が固まらないうちに生地を戻し、蓋をして卵と生地をくっつければ出来上がり。

お好み焼きのソースで食べるのがいいんだろうけれど、うちはそういう特化調味料を置いていないので、普通の醤油で食べる。実はこれがシンプルで美味しかったりする。味噌をつけて食べてもいいし。まあ、要するに塩味がついてれば何でもいいということかな。

2004/07/10

東京はここ数日異様な暑さで、さすがに食欲減退。白いご飯に味噌汁を考えても、全然食欲が湧いてこない。こういう時は、激辛カレーしかない。単純?

片手鍋にその辺の野菜を小さく切って入れる。人参・ジャガイモ・大根・玉葱、そんないつも取り揃えているやつばかり。冬に作っておいた豚の干し肉を数切れと、キッチンバサミで小さく切った昆布、ローレルを半枚、干葡萄とクコを数粒、干し貝柱などなどを少しづつ同じ片手鍋に入れ、浸るくらいの水を加えたら塩加減を調節して火にかける。蓋をして弱火。

フライパンに油をやや多めに入れ、小麦粉を炒める。焦がさないように注意。好みの茶色になったら火を止めてカレー粉とガラムマサラ。うちでは一人分あたり油と小麦粉が同量で大匙一杯半くらい、カレー粉が小匙一杯、ガラムマサラが小匙半分、くらいだけれど、きっちり量っていないし、結構その時の気分で変わるかも。

炒めあがった頃には片手鍋の中もだいぶ煮えているはずなので、炒めたカレー粉を入れ、蓋をして2〜3分煮れば出来上がり。所要時間15分くらいかな?すぐ作れるわりに結構美味しい。あと、一回分しかつくらないので、次に引きずらないのも、いい。カレーは毎食食べたいメニューじゃないから。

行きつけの店でやっている方法なんだけれど、ご飯のうえに胡麻とチーズをのせてからカレーをかけるとレベルアップ。チーズは常備していないから、うちは胡麻だけだけれど。お試しあれ。

2004/07/09

会社がナッツ詰め合わせを貰いまして、なぜかあまり人気がなかったので、カシューナッツとアーモンドをゲット。私は酒を飲まないので、おつまみにはならないが、料理の素材としての利用価値は大。

すり鉢で粗くつぶしておいて、あとはお好み。よくやるのはお浸しに入れるのと、炒飯に入れるの。お浸しは、ホウレン草でも水菜でも小松菜でもなんでも良くて、ゆがいて普通に味をつけた後、砕いたナッツを入れるだけ。炒飯はあらかじめ少し単体で炒めておくと香りが出て美味しい。

いずれにせよ、重要なのは只でゲットしたということ。ナッツ類って結構高いし、何よりあるとそのままボリボリ食べてしまって、料理に使う前にすぐなくなってしまう。まあ、これは自身の精神力の問題だけれど。ドライフルーツの類も同類。料理用にいくつかそろえたい気はあるんだけれど、料理にたどり着く前になくなってしまうに違いない。特に杏とかプラムは絶対ムリ。甘味調味料としては極上なんだけれど。

2004/07/07

今日は七夕。近所の保育園では子供達が作った七夕飾りがあって、通るたびに和んでる。そういえば、七夕の料理って無いね。少なくとも私は知らない。そういう料理がある地方ってあるんだろうか?

相変わらずの猛暑で、すごい勢いで麦茶消費中。そういえば、この前スーパーで“最近の麦茶は香りがなくって”というオバサマの会話を聞いたけれど、そりゃあ水出しではダメだよ。多少手間はかかるけれど、熱湯で煮出すタイプでないといい香りはしない。この“多少”が曲者で、実は大したことない。煮出す→粗熱をとる→冷蔵庫という手順だけれど、煮出すのは台所にいるときに横目で見ながらやればいいし、粗熱をとるのだってヒマを見て水をはったボウルにヤカンを突っこんでおけばいい。

これらの過程中、他の事をしないでずっとそこに付きっ切りなら手間がかかるといえようが、こんなのは大した手間でもないと思うんだけれど。それに、美味しい麦茶のためと思えばね。

2004/07/06

知り合いが旅行先から青大豆を買ってきてくれた。日本各地どこにでもあるものだけれど、常日頃“頭を悩ませて変なものを買ってきてくれるくらいなら、安くていいから乾物系の食品を買ってきて”といっておいたのが効いたらしい。実はコレ、スーパーにはあまり置いていなくて、デパートの地下に行くと100g100円くらいする。まあ、水に一晩浸せばかなり膨らむので、お得感はあるのだけれど。

青大豆というのは、文字通り青い大豆。いや、緑といった方がいいのか。コレを収穫しないで放置すると、いわゆるあの大豆になるそう。うちでは鍋にはって水を入れる。大体3倍程度に膨れ上がるので、そのままの量を出来上がり体積と考えて料理すると、大変なことになるので注意。一晩置いたら、火にかけ、沸騰したら火を弱めてそのまま20分。大豆を茹でると、大量の泡が出るので、ふきこぼれに注意しながら。

火を消して鍋ごと新聞紙で包み、保温して1時間もおけば豆はすっかり柔らかくなるので、茹で汁を捨て、生醤油をひたひたになるまで注ぐ。次の日から食べ頃。この暑い中、醤油だけに浸した浸し豆は2週間くらいは持つので、とても重宝。塩辛くて量は食べられないが、ご飯の横にちょっと添えると嬉し。冬場は醤油を半分程度ダシで割ってもOK。保存性は低くなるが、冬なら大丈夫。

2004/07/05

このサイトの効用を一つ挙げるなら、(テンキーじゃない)数字キーのタッチタイプが出来るようになってきたこと。アルファベットキーも、テンキーも大丈夫なんだけれど、数字キーだけがネックだった私。毎日、日付やログイン名や重量を打ち込んでいるうちに、なんとなく出来るようになってきた気配。勿論、かなり意識してするようにはしているのだけれど。テンキーのないノートを使っているので、これが出来ればかなり便利かなと。出来るキーに比べれば、正確さや速さはまだまだだけどね。

ついでに、自炊の効用の一つに夏バテにならないことが挙げられるかも。私だけかもしれないが。
・暑くなると冷蔵庫の中のものが腐りやすくなる→
・腐らせるともったいない→
・とにかくガンガン食べるという、
きわめてケチ精神にのっとった循環なんだけれど、案外これが有効。

以前、今より外食をしていた頃は、
・暑くなって外に出るのが億劫になる→
・食事をとらなくなる→
・体力が落ちてますます外に出なくなる
という悪循環を繰り返していたので、これに比べれば違いは明らか。

勿論このためには、毎日頑張って何かを作って冷蔵庫に補充していく気合が必要なのだけれど。

2004/07/04

今日は近所のスーパーの安売り日。近所の主婦連が目ざとく買い占めるので、早く行かなくては。とはいえ、夏場なのであまり買っても腐らせてしまうから、予定を立てているのはキャベツ100円と卵88円のみ。現場でめぼしいものがあれば買うけどね。

今のご時世卵88円は貴重。通常だと安くてもその倍はする。それなので、卵の安売りだけは見逃さないようにしている。が、結構使わないんだよね。10個が2週間楽々残っている。まあ、賞味期限に関わらず結構長持ちする食品なので、気にはしていないけど。もちろん、2週間目に突入した卵で卵かけご飯をするほど度胸はないので、その場合はきちんと火を通す。

キャベツは甘酢漬けが定番。コールスローもいいんだけれど、うちのは火を通さずに塩もみしたもので作るから、どうしても傷みやすい。甘酢漬けは、1回茹でてから酢をかけるので、痛みにとても強く、夏場重宝。

2004/07/03

茄子が10本98円と投売りされていたので、当然買ってくる。先日普通に煮て冷蔵庫に入れておいたところ、この猛暑、三日で傷んでしまい泣く泣く捨てた苦い経験から、今回は煮物は没。焼き茄子も、危ない。あれはその場で食べないと美味しくないし、何より食べるまでは調味料無しだから、煮物より危ない。

というわけで、茄子の定番料理の中で最も安全そうな浅漬け、いってみました。ヘタをとり、半分に切ったら端から半月型にスライスしていく。塩を振り、しばらく放置してから手で絞ると、アク混じりの茶色い水が出るので、全部捨てる。タッパーに入れ、水を縁まで注いだら、その水がちょっとしょっぱくなるくらいに塩を足す。あとは適当に薬味を入れれば完成。茄子の場合は、茗荷・大葉・生姜あたりが合いそうな気がする。サッパリした浅漬けの中でも更にサッパリ系ね。逆に他の浅漬けでよく使う鷹の爪・昆布・蜜柑の皮の組み合わせは合わなさそう。まあ、偏見かもしれないけれど。

それでも、傷みが早いのは事実なので、毎回モリモリ食べて早く消費してしまうのが一番肝心。夏場は細かく料理しなくてはいけないので、ちょっと面倒。

2004/07/02

買うつもりが無いのに買ってしまう衝動買い、食材に関してはたまにやってしまう。今日は小松菜。一把20円とかいてあれば買わないわけにはいかないでしょう。小松菜といえばお浸しが定番だけれど、最近の陽気と冷蔵庫の稼動具合からして、半分食べた所で傷んでしまうのがオチ。したがって、半分に分けて今日明日で炒めて食べることに。結構大きな束だったのよ。

小松菜は根を切り取ったあと、ザク切り。少し小さめ。一緒に買ったエノキダケ(48円)もは根をとったあと細かく裂いておく。フライパンに油を熱したら、強火で小松菜をガンガン炒め、8分どおり火が通った頃にエノキダケを投入。エノキダケはすぐ火が通るからね。砕いた貝柱、塩、醤油で味を決め、ほんの少しだけ鷹の爪を入れる。強烈に辛いのは小松菜にはあわないと思っているのは、お浸しの印象が強烈からかもしれない。

それにしても驚きの20円。3把くらい買って冷凍しておいた方が良かったかな、と今ごろになって考えている。今夜は残った小松菜を炒めて卵とからめ、ご飯にのせて食べるのもいいかもしれない。

2004/07/01

昨日のレバーに続き、今日は白モツ。この暑い中、モツ煮はさすがにムリなので、酢味噌和え。買ってきたモツを1時間ほど煮てから一口大に切る。モツ煮の時よりも、気持ち柔らかめに煮るのがうち流。で、一口大に切ったモツを酢味噌であえるだけ。モツだけだと寂しいので、玉葱をスライスして塩をしたものを一緒にあえたりするとグッド。

この料理、どうしても少しモツ臭い。練芥子を入れるのでだいぶ緩和はされるけれど、それでもモツの臭いが苦手なひとには多分辛いんじゃないかな。生姜や葱を使えば、もう少し薄まるとは思うけれど、臭いもその食材の個性の一つだからね。臭いのない納豆が物足りないように、臭いを消しすぎたモツも私にはイマイチ。まあ、人それぞれだから、臭いを徹底的に消してモツを食べるのも悪くないかもしれないけれど。

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