2008年7月

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08/07/31(Thu)

本当に最近物価が上がっていますね。先日業務用スーパーでサラダ油を買いました。1,500gのが630円。ここ数年来、実家にお中元やお歳暮として来たのを回してもらってましたんで、自分で買うのは実に2年ぶり。アレッ?こんなに高かったっけ?と気になって、2年前の家計簿を見てみたら、同じ商品が417円。実に50%の値上がりです。

世の中は値上がりオンパレードですが、そんな中でも価格が安定しているのが米。先日のニュースでは、上がるどころか微妙に下がっているそうで、米の消費量も伸びてきているとか。減反政策とか、米の自給率確保とか、お上はいろいろ難しい事をいっていますが、結局のところ米を安くしてパンを高くすれば、みんな米に流れるんですね。ガソリンの価格が上がったとたんに、みんな車を使わなくなりましたが、それと一緒。

価格を少しいじるだけで、スローガンや標語ではほとんど動かなかった人々が、我先に動くようになるというのは、皮肉にも少々面白いです。しばらくはパンが値上がりしてご飯はそのままという流れが続くでしょう。ファミレスなんかでも、ご飯orパンが選べる場合、パンの量が減ったり、パンを選ぶと+50円とか、そういうことになってくるかもしれませんね。

08/07/30(Wed)

昨日の夕方五時ごろ、所要で入ったセブンイレブンで、猛烈にコッペパンが食べたくなりました。学生時代によく食べたんですよ。大人の二の腕くらいあって、とにかく大きい。そして110円(現在)と安い。真ん中にはマーガリンとイチゴジャムが挟んであって、ハイカロリー。今より更に食欲のあった当時は、2日に1本という恐ろしいペースで食べていました。最近でも時々発作が起きるのですが、昨日はその日だったようです。

で、売り場の棚の前でしばし考える私。110円云々というよりは、7時半の夕ご飯に影響しないかという点。しかし、食べたくなったんだから仕方ないか、という内なる意見が勝利を収めまして、無事購入。3分で平らげましたが、夕食には何の影響も及ぼしませんでした。恐るべき私の腹。

パンで思い出したのですが、私には飲み物がなしでいくらでもパンが食べられるという特技?があります。これまた学生時代、昼食はパン6個という無謀な食生活をしていた時代も、飲み物は要りませんでした。友人達からは、総じて変人扱い。今考えると、無茶な事をしていたものです。それで体重が50kgそこそこをキープしていたというのは、今考えても不思議。今回は大きいとはいえたかがコッペパン一個ですから、当然飲み物など不要。さくっと片付けました。

でも、基礎代謝もずいぶん落ちているでしょうから、当時と同じ事をすると酷い体になるのは火を見るより明らか。今日からまたヘルシーライフに努める事とします。

08/07/29(Tue)

ここんところ、業務用スーパーで私がいつも使っているオリーブ油の品切れが続いています。2リットル1,000円の激安品で、香りの面では高級エキストラ・バージンにかなうべくもありませんが、なにせ値段が値段なので、ダボダボ使えるのが魅力なのです。ある人の言葉のパクリなのですが、“上等のものをちょっぴり食べるよりも、普通のものをたっぷり食べた方がいい”というのが、私の食の基本的なスタンスなのです。

私が敬愛する魚柄仁之助氏が、“食品を選ぶ時には、とにかく一番安いのを買う。それをどうにかこうにか工夫してみて、どうしても美味しく食べられない場合は、もうワンランク上の物を買う。それをどうにかこうにか…以下同文。”という風に食品を選ぶと書いていましたが、それも結構近いです。無農薬・有機栽培・国産、などの文字は、基本的に私の買い物には何の影響も与えません。

というわけで、ここ3週間ほどずっと品切れ中の愛用オリーブ油。小麦粉や大豆が払底しているというニュースは聞いていますが、オリーブ油に関するニュースはありません。夏場はオリーブ油の出番が多いので、そろそろピンチ。その時は仕方がないんで、ワンランク上のもので間に合わせるしかありませんね。

08/07/28(Mon)

蚊って本当に腹が立ちますよね。昨日もどこからともなく部屋に侵入。私はその時、胡坐でパソコンを打ってました。多分、すぐ近くで扇風機を回していたせいでしょう、羽音にも全然気がつかず。何気なく視界に入った点が、膝に止まってたっぷり血を吸った蚊だという事を認識した時は、もう遅い。そこには、私の血で丸々と太った蚊。

日頃、殺生はしない事をモットーにする、心優しき私ですが、蚊とゴキブリは例外です。コレだけ腹いっぱい血を吸うと、敵の動きは鈍りまくり。アッサリ叩き殺せましたが、飛び散った自分の血にゲンナリ。あぁこんなに吸われてしまった…。

ただ、蚊の刺し傷に関しては私は恵まれた体質で、半日〜一日もすると、何事もなかったかのように皮膚は元通りになります。あと、極端に喰われづらい。部屋に二人以上人間がいると、まず後回しになります。周囲からは、血に毒が混じっているから避けられるんだ、なんてひどい事をいわれますが…。

蚊取り線香は、昨年の使い残りがあとわずか。今更という気がしなくもないですが、天然蚊取り線香を買ってこなくては。ベープは風情がなくて嫌い、その辺で売っている緑色の蚊取り線香は臭くて嫌いという風に、妙に好みがうるさいので、面倒臭いのです。

08/07/27(Sun)

先日は知り合いが出展している雑司が谷の手創り市というイベントに行ってきました。雰囲気はまぁ、クーネルとかリンカランとかあんな感じ(分からない人、すみません)。プロの職人だっ!と見受けられる人もいなくはないですが、大半は趣味で服作ってますとか、クッキー焼いてますとか、そういう感じ。一年ほど前に一度行ったのですが、最近近くに地下鉄が開通した影響で、ビックリするほど規模が大きくなっていました。今回の出展者は140人程度だそうです。あと1〜2年後には結構なビッグネームになるかもしれません。

私はこういう商品、嫌いじゃありません。でも、手作りだからって下駄は履かせないってのが基本的な考え方です。手作りだからってセンスの良くないものはあるし(というか、そういうのの方が多い)、マスプロの工業製品にだって、すごくカッコイイものはあります(無論、そうでない物の方が、以下同文)。というわけで、2時間も散々見て回った末に、何も買いませんでした。いくつか惜しいのはあったんですけどね。

ただ、現場でお客さんと店の人とか、店の人同士が色んな事を話しながら買い物を進めるというスタイルは、日常ではなかなかありえないだけに、とても良いなぁと思えました。毎月最終土曜日に雑司が谷の鬼子母神でやってますんで、そういうのが好きな方は是非。

08/07/26(Sat)

夕方帰ってきて温度計を見たら、室温40度オーバー。すぐさま窓を全開にし、窓際に扇風機を置いて緊急換気。毎年この季節になると書いている気がしますが、本当に夏って要りません。あと一ヶ月はこの暑さが続くと考えると、ウンザリです。

というわけで、夕食はサッパリと茶漬け。炊き立てのご飯は熱いので、水で洗って温度を下げると同時に、粘りを取っておきます。具は、貰い物のカマスの干物。これを網焼きし、身を指でほぐしておきます。海苔は八つ切りのヤツを端からキッチンバサミで細切り。アラレがあると最高なんですが、そんなに都合良くあるわけもなく、今回はパス。最後に粉ワサビを練ったら準備完了。

大ぶりの茶碗に裂いたカマスの干物、海苔、ワサビをのせ、ワサビを避ける様に冷しておいた蕎麦茶を回しかけ、塩を一つまみパラリとかけて完成。暑くてどんなに疲れていても、冷し茶漬けにすれば緊急回避が可能です。ただし、気をつけている事が二つ。1.調子にのって連日茶漬けにしないこと。あくまでどうしようもない時の切り札にとっておきます。2.いつもと同じ量のご飯を食べること。私の場合は1食1合ですが、茶漬けにしたからといってこれを減らす事はしません。

というわけで、暑さで少々気が短くなっている割にはまだまだ元気。昨日は夕方雷雨だと聞いて、涼しくなると楽しみにしていたのに、ほんの少ししか雨が降らず、気象庁に少々切れ気味なのは、まさに夏の暑さのせいでしょう。

08/07/25(Fri)

昨日は土用の丑の日でしたが、定番の鰻は軽やかにスルー。そもそも、鰻ってそんなに好きじゃないんです。砂糖+醤油の味が強すぎて、素材の味が届いてこない感じがするんですね。食べられないほどではありませんが、自分で買ってまで食べようとは思わない、そういうレベルの食材です。

私は西日本の出身で、よく知られているように、あちらでは東京都違って鰻を蒸さずにそのまま焼いてしまいます。祖父母が元気だった頃、丑の日は七輪を使って鰻を焼くのが恒例でした。鰻を丸ごと何匹か買ってきて、自宅で捌き、中骨と頭は軽く焼きます。醤油・ザラメ・味醂を煮詰め、この中骨と頭を入れて少し煮たものがタレ。自家用ですから串は打たず、七輪にのせた網の上で、時々タレに浸しながら身を焼いていくのです。

コレが固かった…。皮はまるでゴムの様で、噛み応え満点。身の方も当然固いし、串を打っていないので、全体が丸まってます。それでも、土用の丑の日に七輪で焼く鰻は、私の原風景のひとつです。とはいえ、当時から固いし脂っこいしで全然好きじゃなく、牛肉の方がずっといいと思ってましたけどね。

08/07/24(Thu)

日本酒が切れそうなので、買いに行かないといけません。酢・オリーブ油もあと少し。今月は調味料代がかさみそうな予感がします。ところで日本酒ですが、家計簿を遡ってみると前回お徳用3リットルパックを買ったのが去年の10/16。9ヶ月で3リットルですから、1ヶ月にすると300ml強使っている事になります。結構使っていたのねというのが実感。煮物をする機会が多かったという証拠でしょう。

日本酒を前回買ったのも、感覚上では1年以上前だったので、9ヶ月というのはちょっと意外でした。ちなみに、直に酒として飲んだ量はゼロです。一応料理用ではないものの、3リットル1,344円と激安の酒ですから、飲んでも美味しくはないでしょう。値段だけを見るともっと安い酒はあるのですが、水と米だけから作られているという謳い文句なので、毎回このブランドを買ってしまいます。

煮物をする際の酒は、塩や醤油ほど必須の調味料ではありません。無ければ無いで、何とかなってしまいますが、入れると少し美味しくなります。いかにも煮物、という味に近付くというか…。味醂と酒で少し甘めに煮たナスあたり、この時期最高ですね。

08/07/23(Wed)

ここんとこ連日熱帯夜が続き、寝汗が凄いことになってます。私はそんなに汗かきな方ではないんですが、朝起きて布団を畳むと、足の裏の畳がしっとりしていて、こりゃイカンと思いました。湿気のこもった布団を、そのまま畳んで夜まで置いておく、ダニとか黴とか、ダメな結果しか想像できません。

というわけで、布団を干すのは毎週末だけだったのを、毎日にしました。とはいえ、あまりの暑さでいつ夕立が来るかわかりませんから、干すのは起きてから出かけるまでの2時間弱。たった2時間弱とはいえ、この暑さですから、水分が飛んで十分な効果が期待できます。

職場では、暑さで寝られないとブツブツいう人がいますが、幸いなことに私は寝苦しさとは無縁。この熱帯夜でも、布団に入れば5分以内にコロッと寝てしまいます。で、寝汗をガンガンかきながら、夜中に起きることもなく、目覚ましがなったらバッチリ起床。この辺は、こういう風に産んでくれた親に感謝ですね。

08/07/22(Tue)

連休最終日は、ちょっと調べたい事があったので、足を伸ばして区の中央図書館まで行ってきました。噂には聞いていましたが、ホント、涼みに来ているだけの人が多いんですね。iPodなどでボーッと音楽を聴いている人、延々寝ている人…、本を読んだり勉強したりしているのは、座席に座っている人の半分以下。まぁ、みんな税金を払っているわけで、当然図書館を使う権利はあるといえばそれまでなんですけど。うちでクーラーをつけて電気代を取られるよりは、図書館でただで涼んだ方がいいというのは、なんだかちょっとせこ過ぎる気がします。

壁にかかった温度計に目を向けると、キッチリ28度。しっかりエコしてるんですね。28度というと、日頃自宅で冷房なしトレーニングを積んでいる私にとっては、十分すぎる涼しさですが、コンビニなんかと比べると明らかに気温の高さが分かるので、人によっては物足りないんじゃないでしょうか。あれだけかしましく28度にしましょうといわれているところを見ると、案外守られていない温度なのかな、とも思いました。ただ、本当に暑い時期ってせいぜい1ヶ月です。その時くらい、思う存分冷してあげてもいいんじゃないの、と一方では思ったりもします。

08/07/21(Mon)

先日友人と話していて、一口に綺麗好きといっても人それぞれだなと強く思いました。彼は家で仕事をしている人なんですが、私同様クーラー不使用。一日四回シャワーを浴び、シャツ・パンツなど全て交換し、着ていたものはその場で洗ってしまうのだそうです。なんでも、一度袖を通したものは絶対に身につけたくないそう。それなのに掃除には驚くほど無関心。自分が寝ている部屋は、一度も掃除をした事が無いといいます。近眼で埃が見えないからいいんだと豪語してましたが、いいんですかね?料理は全くしませんが、台所が汚れているのは嫌なので、お茶を沸かしたりすると、必ず五徳まで外して掃除。私にしてみたら、全くわけが分かりません。

ちなみに私は、家にいるときもシャワーは一日一度だけ。さすがに下着は交換しますが、その頻度だとわざわざその場で洗う必要は無く、一週間分ためておいて、まとめ洗いしてます。掃除については、彼のスタンスは絶対無理。週に一度の箒&雑巾がけを欠かすと、精神の安定を失います。パソコンを打っていても、目に入る髪の毛が気になって、拾い始めたりするんで、ある程度部屋は綺麗にしとかないと。料理の頻度は全然違いますが、台所へのスタンスは割と一緒かも。

着ているものを一日四回交換というところだけを見れば、綺麗好きと評価できなくもない彼。でも、一口に清潔といっても色々あるんですね。また、掃除の仕方なんかも、細かく見ていくと結構個人差があると思います。長年続けているうちに掃除にもルーティーンが出来、手厚いところ・手薄なところがどうしても出てくるんで、ここは凄く綺麗にしてるけど、ここは結構適当、みたいな。そういうの個人比較すると結構面白いと思うんですが、あまりにプライベート過ぎて、絶対実現しないでしょうね。

08/07/20(Sun)

真空パックの鰹生節貰いました。とはいっても、親指の太さほどの生節に生姜醤油で味を付けたもので、おかずというよりは酒のつまみ用。ただ、酒を飲まないうちでは、当然おかずになります。ちょうど大葉がたくさんあったので、これと一緒に鰹飯。

生節は小口切りにしたあと、荒微塵に刻みます。大葉はくるっと丸めて端から千切り。ボウルに生節・大葉・ご飯一合分と、香りづけに醤油少々を入れ、しゃもじでザックリ混ぜ合わせれば、それで完成。生姜を刻んで入れれば、バッチリなのになと思いつつも、手元に無かったのでパス。よくある事です。

鰹のガツンと来る風味と、大葉の爽やかな香りで食欲増進。…というよりはむしろ、油断しているといつまでも使わず場所塞ぎな真空パック食品をとっとと使い切るために、しばらくは夕ご飯には鰹飯という事になりそうです。

08/07/19(Sat)

うちではこの季節、冷たいお茶を切らさないように作り続けているわけですが、周囲に一人、それを上回る猛者がいる事が判明しました。彼もコンビニなどでお茶を買わないというのは私と共通しているのですが、家で飲むのはもっぱら水。それも、水道水を冷水筒に入れて、常に冷しているそうです。確かに、冷してしまえばカルキ臭は気にならなくなりますよね…、目立たないだけで厳然とそこに存在はしていますが。

私の中には、夏場は生水を飲んだらおなかを壊す、という教えがインプットされていて、実際に生水が影響したわけでなくても、精神的にお腹が痛くなってしまいそうな気がします。他人から何か目新しい事を聞くと、とりあえずやってみるのが私流ですが、これはやらないでしょうねぇ。

ちなみに、うちではつい先日、緑茶をやっと使い切り、蕎麦茶に突入。単純に冷して飲むんだったら緑茶の方が上ですが、冷たいお茶漬けに使うと抜群に美味しいです。相変わらずの夏バテ無縁ライフ。

08/07/18(Fri)

毎日夏バテになりそうな暑さが続きますが、幸いまだなってはいません。それというのも、毎日作る惣菜を傷ませてはなるまいと、追い立てられながら食べているおかげでしょう。というわけで、今日作ったのは定番、ナスの煮物。ナスはヘタをとって乱切りにし、多目の油で軽く炒めてから鍋に移します。

ヒタヒタちょい足りないくらいの水を張り、点火。ダシは煮干。砂糖・塩・醤油・酒で濃い目に味を調えます。濃い目にするのは、夏場は汗をかいて味覚が濃い目寄りになりがちなのと、何より暑さでの傷みを遅らせるため。調味料はさしすせその順番でとか言いますが、あんまり違いを感じ取れない私は、別にこだわりません。手の届いた順番、目に入った順番という、相変わらずの適当っぷり。

最後に鷹の爪を半分ほど輪切りにして投入、割と辛めにします。これは亡くなった祖母からの伝統で、ナスの煮物をこれだけ辛くするのは、他ではお目にかかった事がありません。ですから、うちでナスの煮物を食べると、辛さに耐性がある他人でも、ちょっとビックリします。辛いとは思いませんからね。煮る時間は沸騰して30秒前後。そのまま冷ましていくうちにいい固さと味の染み具合になります。煮る事で中まで味を沁み込ませようとすると、ナスがドロドロになってしまって、全然私好みじゃなくなります。

このナスに限らず、煮物って冷えたのが美味しいんですよね。私は冬場でもあんまり温め直しをしません。ご飯も冷ご飯のほうが美味しい。味噌汁はさすがにダメですけどね。

08/07/17(Thu)

ここんところ本当に暑くて、日中はいい天気でも、夕方になると決まって夕立がやってきます。クーラーを使わない生活をしていると、これがものすごく嬉しい。クーラーを使わない=窓は網戸ですから、常に外から風が入ってきます。夕立が近付くと、その風が変わるんです。それまでは暑いだけだったのが、少し湿気を含んだスッと涼しい風になり、半時間ほど立つと夕立。

夕立ってのは、そこら中に豪勢な打ち水をしたようなものですから、雨が上がるとこれまたスッと気温が下がります。温度計で計れば、おそらく数度でしょうが、体感温度の変化としてはかなりのもの。

雨ってどちらかといえば悪者にされがちで、天気予報でも“天気が崩れる”とか“残念ながら雨”みたいな表現が使われる事が多いですが、特にこの時期の雨は好きですねぇ。特に夕立前の風がとてもいいのです。

08/07/16(Wed)

実家から荷物が届くたびに、4〜5玉のペースで増えていくニンニク。自分ルールで、実家に対してアレを送れ・コレは送るなとは言わない事にしており、供給が需要を大きく上回って溜まる一方。そこで今日はニンニク炒飯。まぁ焼け石に水ですが…

ニンニクは二片。包丁の腹で潰してから微塵に切り、弱火にかけた油に入れてじっくり香りを出します。ちなみに油はサラダ油。定石の胡麻油ではちょいくど過ぎるので。そこにこれまた微塵切りにした玉葱と干し肉を投入。玉葱が透明になったら、いよいよメインのご飯を入れます。ご飯は冷や飯。炊きたてだとベタベタしすぎて、なかなかうまくいかないと思います。

ここで火加減。炒飯といえば強火・強火といえば炒飯ってなくらい密接な関係ですが、うちではせいぜい中火。どのみち中華料理屋の火力は出せないわけで、パラッと炒飯を食べたければ外に行くと割り切ります。そのうえで、家炒飯はご飯を温めるものだと考え方を切り替えるんです。ご飯に固まりが出来ないようにほぐしながら炒めはしますが、煽ったりはしません。味付けは塩胡椒。最後の方で、味噌汁に入れるつもりだったオクラを輪切りにして入れ、彩りとします。

コレ、中華料理研究家のウー・ウェンさんが書いていたことで、中国では残ったご飯を温めるために炒飯を作るので、家炒飯としてはこういう作り方が主流なのだそうです。やってみれば、確かにパラッとはしませんが、これはこれで普通に美味しい。…でも毎日は出来ないですねぇ。バリバリ日本人の私にとって、基本は白飯と味噌汁。ニンニク炒飯は頑張って週一でしょうか。

08/07/15(Tue)

朝から暑くて嫌になりますね。昨日のニュースで、屋内にいても熱中症で病院に運ばれる人が続出しているそうで、水分のこまめな補給を欠かさないようにとの事でした。まぁ、そんなニュースに頼らずとも、この季節の私はお茶に頼りっぱなし。すごいスピードで冷したお茶がなくなっていきます。現に今もヤカン(2リットル)を火にかけているところで、大体3日に2回ペース。冷房無し生活にお茶は欠かせません。

ところで、お茶を沸かす時に必要不可欠なのが一枚の布巾。この布巾が非常に重要な役目を果たします。まず、ヤカンを火にかけている時は、火が届かない様に注意して、注ぎ口の先に畳んだ布巾を置いておきます。私はいろんな事を並行してやる質なので、ヤカンを火にかけた後は基本的に目を離します(無論、周囲に燃えるものは絶対におきません)。じっと見つめていればそんな事は起こらないのですが、目を離しているとその間に沸騰が始まり、注ぎ口からお湯が飛び出すことになります。それを受けるのがこの布巾。

次に火を消してヤカンの粗熱をとるべく水をはったボウルに移す時。一応樹脂製とはいえ、ヤカンの取っ手は相当熱くなっています。そこで先ほどの布巾を鍋掴み替りに使います。そこに出ている布巾だから、作業も迅速。そして最後の出番が、粗熱をとってお茶を冷水筒に移した後のヤカンの始末。ただのお茶なので、洗剤など使わずとも、サッとすすぐだけで綺麗になります。それを拭いて棚に戻す際に使うのが、さっきの布巾。

ちなみにうちでは布巾は常に2枚一組となっていて、3日間食器拭き・お茶作製などに使ってから洗濯に回されます。使わない時は、台所ではなく常にベランダに干して雑菌の繁殖を防げば、3日間でも全然大丈夫。こういう風にシステムがカチッと組み上がっているのって、いいもんですよね。

08/07/14(Mon)

親戚が小さな段ボール箱で送ってきたジャガイモを食べ切りました。量ってないので正確にはわかりませんが、ざっと逆算すると10kg強はあった筈。それが見事に現在段ボール箱は空。畳まれて玄関脇で明日の古紙回収の日を待っています。あぁ、何という達成感。

私、ものすごい片付け魔なんです。忘年会などでも、食べ物が減ってくると皿をまとめたい衝動を抑えるのに必死なくらい。それがこういうときには如実に顕れます。送ってもらったジャガイモでいかに美味しい料理を作るか、それは無論重要です。しかし、そのジャガイモを一部の隙無く使い切ることと、美味しい料理を天秤にかけると、明らかに前者に重きがあります。

その延長として例えば私は、城の石垣を見るとウットリしてしまいます。東京だったら皇居。大小さまざまの石がガッチリ無駄なく組み合わさって平面を作り上げているあの姿、スバラシイですね。昔の石垣職人を尊敬します。非力の極みなんで、とても自分じゃ出来ませんが…。次のターゲットは8玉弱のニンニク。これは手強そうです。…何だか料理好きとは少しずれてきている気がしなくもありませんね。

08/07/13(Sun)

いきなり暑さが跳ね上がり、もうダメ限界という事で、約一年ぶりにアイスノン枕を出しました。これは、ノートパソコンより一回り小さいくらいの巨大アイスノンで、枕用として売られているものです。丸一日冷凍庫で凍らせておいてから枕に仕込めば、朝まで冷たさが持つという優秀な代物。枕だったら、頭しか冷えないじゃないか、体中暑いんだから大して意味はないんじゃないかと思うかもしれませんが、頭を冷すと全然違うのです。熱帯夜でも頭さえ冷えていれば、割と簡単に安眠出来ます。

では何故、今まで出さずに頑張ってきたかといえば、うちの暑さ対策が実質コレしかないから。そりゃま、どんどん脱いでいって、パンツ一丁&腹にタオルケットという状態になれば、多少は涼しいですが、そんなのたかが知れてます。扇風機をかけて寝ると、予想外に体が冷えて体調を崩すのでダメ。また、うちの原始的な扇風機にはタイマーなんてこじゃれた機能は付いてません。

最初にして最後の切り札、アイスノン枕。まぁ、効果は絶大なんで、これで足りないって事はないんですけどね。ちなみに、アイスノン枕は電気代にも優しいです。そりゃま冷凍庫は使いますが、アイスノン枕を仕込まなくても、一日中冷蔵庫の電源は入れっ放しですから、それで夏場の電気代が上がったりはしません。冷房をつけっぱなしにすると、すぐに電気代が数倍になったりするんで、案外いいかなと思っています。

08/07/12(Sat)

またまたピーマンが安かったのでゲット。今回は前回と違って単体で一タッパー作るほどの量はないので、実家箱に入っていた茄子・玉葱と合わせて、夏野菜のマリネ。ピーマンは、ヘタとワタを取り除き、やや大きめのサイズに切り揃えて素焼きにします。ナスは、これまたやや大きめのサイズに切り揃え、多目のオリーブ油で素炒め。玉葱は縦方向のスライスで、ボウルにためておきます。

玉葱の入ったボウルに、まだ熱々のナス・ピーマンを火が通った端から次々と投入。野菜の熱で、多少は玉葱も柔らかくなろうという算段です。常備してある干し肉を細切れにして投入、夏バテ防止にニンニクをスライスして多めに入れてしまいます。最後に塩・胡椒・オリーブ油・酢で味を調えたら、粗熱が取れるまで寝かせて完成。

ところで、私には基本的に夏バテというものがありません。それは野菜中心のヘルシーな生活を送っているからというのも理由の一つではありますが、決定的な理由は別にあります。それはズバリ、ドケチ精神。だって、夏バテをして食が細っていたら、常備菜がドンドン傷んでしまって、もったいないじゃないですか。かといって、いつもより少なめに作るなんていう、細かい作業は私には向きません。というわけで、いつも通りの量で常備菜を作り、傷まないようにガンガン食べる。コレ、最強の夏バテ防止策です。

08/07/11(Fri)

うちのサーキュレーター(扇風機みたいなもの)が回らなくなってきました。以前同じ様な事が起きた際は、スイッチのトラブルだったので、秋葉原に行って似た様なスイッチをゲットし、取り替えたらバッチリ直りましたが、今回はスイッチを入れるとモーター付近が振動しているので、電機系の故障ではないっぽい。多分、シャフト付近のグリスが古くなってネバネバになり、回転を邪魔しているんだろうと推定。早速バラしてみました。

バラす際は、機械が質実剛健なアメリカ製なので本当に助かります。全部ボルトやナットで組んであるので、レンチさえあればキレイにバラしていけるんです。最近の日本製品はプラスチックの爪で組んでいる事が多く、ヘタをすると爪が折れて復活不能になってしまいますから、コストダウンはよく分かりますが、私のような分解好きには優しくないんです。だがしかし、モーター本体のカバーを外すところで手が止まりました。肝心の場所がリベット止めされていて、それ以上進めません。仕方がないので、放熱用の穴からクレ556を突っ込み、潤滑油を噴射。再び組み直してみました。

油を注す前よりは動きやすくなりましたが、やっぱり立ち上がりが鈍い。見えないし構造も分からない所に、勘でクレ556を吹きつけたんだから、この程度でしょう。ただ、スイッチを入れたのにモーターが回らない状態が長いこと続くと、モーターが焼けて危険。というわけで、今後はサーキュレーター横には竹串を常備する事にしました。スイッチを入れる→網の隙間から竹串を突っ込む→人力で羽を動かして勢いをつける→回る、といういかにもうちなローテク仕様。ちなみに、サーキュレーターをテーブル代わりにのせているノートパソコンは、夏の暑さのため、こうして常に背面に風を当てていないと、動きが遅くなったり、最悪フリーズするという素敵仕様。いやぁ、ロハスライフですね。

08/07/10(Thu)

今日は実家箱の中に入っていたキュウリを使って酢の物を作成。入っていたキュウリは4本。このキュウリが市販のものなら、4本くらい一度で使ってしまいますが、実家からのキュウリは1本が市販品3本分に相当する大きさなので、2本ずつしか使えません。キュウリを作った事のある人なら分かると思いますが、キュウリは少し油断するとアッという間に巨大化します。基本的に巨大化した奴から食べていかないと食べられなくなるので、その間に普通サイズだった奴も巨大化し、結局口に入るキュウリは全部巨大キュウリという羽目になるのが一般的。というわけで、実家から送ってくるキュウリは、全部巨大キュウリなのです。

といっても、大きいからといって特段大味というわけではありません。むしろ逆で、市販品より香りも強く美味しいくらい。一旦こういうのに慣れてしまうと、スーパーでキュウリを見かけた際に、“小さい・細い”と思ってしまうんですよね。そちらの方がむしろスタンダードなのに。

で、今回の酢の物。キュウリはやや厚めのスライスにして塩をまぶし、しばらく置いてから絞ります。ワカメは水で戻した後、湯通しをして準備。後はこれらを混ぜ合わせ、酢・塩・砂糖で味を調えてから、貰い物の乾燥柚子の皮で風味をつけて完成。とっとと食べて後半2本も処理しなきゃいけないので、しばらくは毎日がキュウリとワカメの酢の物の日々です。

08/07/09(Wed)

暑くなってきたので、以前から考えていた、台所の一部模様替えを実行。といっても全然大した事ではなく、冷蔵庫の横に置いていた食品ストックの箱を他所に移し、あいた空間に冷蔵庫をズリズリと動かしてきて、冷蔵庫の両面に空間を作っただけ。うちの冷蔵庫が夏場になると冷えなくなる原因の一つは、両サイドの放熱板が塞がれている為に、十分なポテンシャルを発揮できないからだと踏んだので、それを開放してやったのです。

本当は部屋のど真ん中に置いて、全面風が当たるようにしてやるのが一番なんですが、さすがにそれは無理なので。結果として、少し冷え具合が改善した…ような気がしなくもありません。ただし、今度は食品のストック箱が目に見える場所に出てきてしまい、邪魔。まさにあちらを立てればこちらが立たずで、なかなか万事オッケーという具合にはいかないようです。

08/07/08(Tue)

昨日は七夕。東京はあいにくの曇り空で、星空は全然見えませんでした。ところで、七夕って同じ様に木(?)を飾り付けるイベントのクリスマスと比べると、全然盛り上がりませんね。私が今まで生きてきた中では、マトモに七夕飾りを作ったのは保育園の時が最後だと思います。やっぱり、プレゼントを贈りあうという、商売になりやすい要素がないってのが致命的なんでしょう。笹を飾って川に流すというのは、環境にも良くないと言われそうですしね。

ただ、個人的には同様に木(?)を飾りつけるクリスマスよりも、七夕の方が好きです。起源がお隣の中国というだけあって、何となくオリエンタルな雰囲気で、日本の伝統的なスタイルに馴染んでいる気がするし、何より笹飾りはシンプルビューティーな感じが気に入っています。ここ数年、自宅をクリスマス電飾で飾る家が増えてきましたが、それよりも自宅の前に笹飾りなんてさりげなく飾っていたら、すごいカッコイイと思うんですよね。笹飾りはいいですね。

08/07/07(Mon)

玉葱を使おうと、野菜ボックスから一つ取り出した瞬間に、嫌な予感のする手応えがありました。玉葱にしては少し柔らかすぎる感触。そう、傷んでました。ぶつけたか何かでできた傷が、ここのところの陽気で腐敗を進ませたのでしょう。ただ、程度が重ければ臭いで気付く筈なので、大した事はないだろうと二つ割にしてみたら、実際表の皮一枚で腐敗は止まっていました。ラッキー。

こういう時にどうするか。腐っている玉葱なんて食べられないと丸ごと捨てるのは簡単ですが、食べられる部分とそうでない部分をしっかり見極め、食べられる部分は最大限有効に活用するのがうち流。一口に腐るといっても、その進み方は野菜によって全然違います。たとえば葉物などは、一度傷みが始まると一瞬で全体に広がり、全滅という事が少なくありません。しかし玉葱は層構造になっているので、その層で傷みが止まる事が多いのです。また、玉葱は傷むとドロドロになるので、流水を当てるとその部分だけをピンポイントで洗い流す事が出来ます。

今回の玉葱も、一番外の皮を剥いて傷んだ部分を剥き出しにし、流水を当てる事で結構な部分が問題なく食べられる事が分かりました。本当はこうなる前に食べてしまうのが一番なんですが、玉葱・ニンニクといった野菜は、皮に包まれているので傷みが見えない、常温保存してあるという条件から、知らないうちにこうなってしまっている事があるんですよね。野菜が傷んでしまっても、安易に捨てないで食べられるところはキッチリ食べる、こういうの他では案外聞きません。ゴッソリ捨ててしまう人が多いんでしょうね。

08/07/06(Sun)

今日は梅雨の晴れ間。本当は梅雨なんてもう明けてるんじゃないの?と思いつつ、オフィシャルには“梅雨の中休み”らしいです。中休みのままうやむやに梅雨明けになだれ込んでいきそうな予感がプンプンしますが、それはさておき日曜日の晴れはお天気日和。ところで、週末の日曜日は喫茶店でのお茶を日課(週課?)とする私ですが、この日は何故だか雨が降る日が多くて、私は不本意にも雨男だということになっています。そこで、何とか詭弁を弄して、自分は雨男ではないと証明するのが、雨の日の日課となってしまいました。

晴天→無問題。小雨・雨→もし私が来なかったら、大雨が降って大変になっていたところを、私が来たからこそこの程度で済んだのだから、自分は大した晴れ男だ。大雨・台風→たかだか私が来るという理由だけで毎回晴れにしていたのでは、雨の神様に申しわけがないから、たまには向こうの顔も立てなければならない。自分は気配りも出来る大した晴れ男だ。とまぁこんな風に、相手を呆れさせるのは楽しいものです。実は雨が降っている方が、いく道すがら詭弁を考える必要があるので楽しみにしていたりして…。というわけで日曜日は、昼間は洗濯物のために晴れ、夜は適度に雨というのが、私にとっての理想的な天気です。

08/07/05(Sat)

昨日から東京は暑くて暑くて。雨なんてにわか雨程度にしか降りません。この先一週間の天気予報を見ても、明らかに雨になっているのは今日の夕方だけ。後は曇り時々晴のように、多かれ少なかれお天気マークになっています。天気予報では、“梅雨の中休みが長びいています”なんてうまい事言ってますが、結局のところ梅雨ってもう“○日前にあけたと見られる”状態なんじゃないの?と意地悪な見方をしてみたり…。

昨夜は今年に入ってはじめて、パンツ一枚で寝るという夜でした。私はクーラーが嫌いなので、賃貸で最初からついているクーラーを、入居以来7〜8年、一度も使った事がありません。じゃあ夏の夜はどうするかというと、上半身裸&アイスノン枕、コレです。ただし、子供の頃からお腹を冷すとロクな事にならない体質なので、腹にはしっかりタオルケットを巻いて。

家電企業が長年かけて洗脳してきた成果かどうか分かりませんが、私の周囲の人間は東京はヒートアイランドなので、夏はたとえ28度設定でもクーラーをつけていないと死んでしまうと思っている節があります。でも実際やってみると、こういうのは慣れの部分が大きくて、無いものだと割り切ってしまえば案外平気。真夏の日々も、アイスノン枕さえあれば、余裕で乗り切れるものです。でも、二酸化炭素がどうのこうのと細かい事を言う人に限って、クーラーを使わないようにしようとは言わないんですよね。私は本心では二酸化炭素排出量なんてどうでもいいと思ってまして、なくても済むから使ってないだけなんですけど。

08/07/04(Fri)

ピーマン買ってきました。大きな袋に入って、一袋が120円。なかなかのお買い得です。で、どうするかというとマリネ。この時期から秋にかけて、うちではマリネがとても多くなります。酢を使っていて日持ちがするし、食欲が落ちてきても割と食べられるから。

なにはともあれ、ピーマンはヘタとワタを取り除きます。以前友人の家でご飯を食べた時、そこの奥さんが頭の部分に上から垂直に包丁を落とし、相当の身の部分を道連れにしてヘタをとっているのを、目ざとい私は見逃しませんでした(何も言いませんけどね)。ピーマンはまず縦に二つに割り、ペティナイフなどを使って、くり抜くようにヘタを取り除くべきでしょう。食べられる所を無駄に捨ててはいけません。

その後、ワタをとり除き、やや大きめの一口大に切ったピーマンを、網で素焼きします。火は強火。皮目から焼いて、表面の薄皮が水ぶくれの様に盛り上がり、少し焦げたくらいが香ばしくてベスト。最後に塩で揉んだ玉葱のスライスとあわせ、酢・オリーブ油・塩胡椒で味を調えれば完成。肉系は入れません。昔はベーコンをちょっぴりだけでも、などと無理矢理使っていたんですが、マリネは野菜だけの方が味わいが前面に押し出されていいと、最近思うようになりました。120円で大きなタッパーにいっぱいのマリネ。大満足でございます。

08/07/03(Thu)

今日の味噌汁はオクラ。暑くなってくるとネバネバ系が夏バテ防止にピッタリなんて言いますが、あんまり考えてません。旬になってきて安くて新鮮な野菜が手に入れば、それが一番だと単純に思っているだけです。オクラは小さく切り過ぎると歯応えがなくなってつまらないので、一つにつき三つくらいを目処にかなり大きめにザク切り。長時間煮ると、色も歯応えも無くなって台なしなので、投入のタイミングは味噌と一緒で、火を止めてからにします。

先日大豆を煮た時に煮汁をとっておいたので、味噌汁の半分はこの煮汁にします。ダシはいつもの様に煮干し。少し余っていた玉葱の欠片もこの際ですので刻んで入れてしまい、全然無くならなくて最近やや食傷気味のおぼろ昆布も投入。本日の味噌汁は、オクラ・玉葱・おぼろ昆布の三点仕立てとなりました。大豆の煮汁を使うと、ものすごいコクが出て、ちょっと得した気分。どうせ捨てるんなら食べてしまえという、うちのモットーが面目躍如です。

08/07/02(Wed)

月末という事で家賃を払いに行ったら、大家さんからお菓子一式を貰いました。日がな一日家でボーッとしてお菓子ばっかり食べてるからそういう体に…、相手はもう他人の言う事を聞くような歳でもないですからそんな発言は胸の中に止め、貰える物はありがたく貰うというモットーの下、頂いてきました。

で、中に一つ気になるものがありました。蕎麦粉を練りこんだ蕎麦クッキー。中身は別にどうでもいいのですが、内容量が113gとなっています。どうしてこんな中途半端な数字なんでしょうか。思い起こせばうちで常備している高野豆腐。これも詳細は忘れましたが、194gとかそういう微妙な内容量です。この数字にどういう意味があるのか?割とキッチリしている私は、気になってしまうのです。

中身の重量を包装にきっちり明示しなくてよかった時代、熟練の職人さんがガバッと掴んで入れたのがちょうど113gだったとか、そのクッキーを○○個入れれば、ピッタリその数字になるとか。高野豆腐のことも考えると、後者なんですかね。特に重量の事を考えずに作った製品を、ピッタリ○○個入れると、重量的には中途半端な数字になってしまうという理由、これが一番ありそうです。それでも113g、なんだかとっても気持ちの悪い数字です。

08/07/01(Tue)

週末、いつものように行きつけの喫茶店でダラダラとしゃべってたら、その中に蕎麦屋の経営者がいまして、なぜだか夢(夜見る方の)の話になりました。偶然かもしれませんが、喫茶店のマスター・蕎麦屋の経営者、驚く程似た夢を見るらしいんです。

場所は自分の店。でも、現実の店とは間取りが全然違ってずっと広く、中はまるで迷路のようになっています。そして、その迷路のような自分の店に、お客さんがギッシリ。オーダーが次々に入ってきて、とにかく必死で手を動かすんですけど、全然メニューが完成しません。それどころか、厨房の構造が微妙に変わっているせいで、調味料の場所が分からなかったり、コンロの火が点けられなかったりと、気持ちはどんどん焦る。厨房の外からは“まだですか〜”の声が聞こえ、ふっと外を見ると、店への行列がどんどん伸びてしまっている。商売繁盛万々歳なんて思う暇は微塵もなく、困ったどうしよう、と思って真っ青になっていると、突然目が覚めるという一種の悪夢。

喫茶店と蕎麦屋、業種が全然違うので、細部は違ってたりしますが、粗筋は驚くほど一緒。また、一緒に店をやっているマスターの奥さんも、これまた似た様な夢を見るそうです。飲食業を営んでいると、受けたオーダーをとにかく早く出さなきゃというのが、知らないうちに強迫観念となって、無意識層に蓄えられていくんでしょうか。いずれにせよ、門外漢の私にはとっても面白い話でした。

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