2009年2月

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09/02/28(Sat)

本日のセールゲット品は、500g100円の格安パスタ。うちではパスタというと小麦粉から打ってしまうのが普通だったんですが、ここ1年で小麦粉価格が高騰し、以前の2倍ほどになってしまったので、イマイチご無沙汰だったのです(まぁ、それでも1kg200円は安いんですが)。で、今回の格安パスタ。久しぶりにペペロンチーネを食べようと思い立ちまして。手打ち麺と乾麺では味わいも違いますしね。

ペペロンチーネはいわばパスタの素ウドン。ミートソースとかシーフードも嫌いじゃないんですが、具の方が目立ってしまって、小麦粉が陰に隠れてしまいます。パスタを味わうのなら、やっぱりペペロンチーネ。材料もごく簡単で済むのが、いいところ。フライパンにオリーブ油を多目に注ぎ、弱火点火。包丁の腹で潰して微塵切りにしたニンニクと、輪切りにした鷹の爪をゆっくり温めて香りを出します。その後、薄く切った玉葱1/4個を投入し、弱火でじっくりと炒めていきます。

もう一方の火口に水を一杯に張ったボウルをかけて強火。沸騰したらパスタ150gを放り込んで茹で時間5分。上がったらざるでよく水を切り、↑のフライパンに放り込んでよくかき混ぜながら温め、塩胡椒で味をつけたら完成。全工程で約10分というところでしょうか。学生時代に死ぬほど作っただけあって、今でも段取りを体が覚えています。やっぱり、パスタはペペロンチーネですね。

09/02/27(Fri)

うちでは3日に2回のペースで鍋でご飯を炊いてるんですが、ごくたまに(年一回あるかないか)、大失敗のご飯というのが出来上がります。芯が残ってしまって、どうしようもないヤツ。それが昨日、出来てしまいました。いえ別に、火にかけっぱなしで忘れてしまっていたとか、そういう事はありません。火にかけて、強火で沸騰まで5分。そこで弱火に火を落として更に5分。コンロから下ろして蒸らし30分以上。いつもとなんら変わらない手順なんですが、何故か失敗。

失敗する時は、弱火に落とすタイミングで完全に予想できます。少なく見積もっても1,000回以上(よく覚えてないですけど、5年は鍋炊飯してますんで)同じ鍋でご飯を炊いていると、どんなアホでも沸騰の仕方のちょっとした違いが察知できるようになるんです。失敗する時は、ちょっと文字にし辛いのですが、明らかにいつもとは違う沸騰の仕方をします。この条件がよく分からない。特に変わったことはしてないんですけどねぇ…。

ちなみに、最近のマイブームは、刻んだ油揚げと蛤の佃煮の炊き込みご飯。油揚げは3枚60円の格安品で、蛤は昨年末から延々食べ続けてまだなくならない貰い物。やっぱり、佃煮1kgは相当厳しい。あとひと月位は蛤地獄が続きそうです。

09/02/26(Thu)

相変わらず、寝袋&布団というダブルぬっくぬく体制で寝ている今日この頃ですが、先日妙に暖かい夜がありました。あまり深く考えずに就寝。翌朝目が覚めると、妙に寒いんです。おかしいなと思って自分の体を見てみると、寝袋を外し、それを布団の外に出した状態で寝てました。一言で寝袋を外すといいますが、コレって結構大変なんです。顔の周りは空気に触れる面積が少なくなるように紐で絞ってあり、側面は全部ジッパー、一番上のところはマジックテープで簡単には外れないようになってます。これらをキッチリ取り除き、更に布団の外に押し出す。おまけに全部無意識です。自分、結構凄いなと思ってしまいました。

昔から、寝相の悪さには定評があるんですよね。首を直角に曲げ、真上を向いた状態で、頭を布団と壁の隙間にグリグリ突っ込んで寝てるとか。どう考えても寝心地がよくないだろうと思うんですが、一度無意識の自分に、オマエは何を考えてるんだと聞いてみたい気もします。

09/02/25(Wed)

一山100円で買ってきた激安ジャガイモ、粉吹きっぽく煮てしまうのがうちの定番ですが、今回は久しぶりに、イングリッシュブレックファスト風に、焼いてみました。ジャガイモは、コブシ大のを1個、おろし金ですりおろします。水気は絞りません。玉葱1/4個を細かく微塵切りにしたもの、ジャガイモと同量位の小麦粉、塩胡椒を入れ、ヘラでよーく混ぜ合わせます。フライパンを火にかけ、油をよくなじませたら、生地を投入。両面こんがり焼けば完成です。いわゆるハッシュドポテトというヤツですが、うちでは単に、ジャガイモを焼いたヤツと呼んでます。

最大のポイントは焼くところ。テフロン加工のフライパンなら気を遣わずに済みますが、私のような鉄フライパンだと、油のなじませ方が足りない場合、あっという間に生地がフライパンに焦げついてしまいます。また、それはクリアしたとしても、表面はカリッと、中はしっとりという焼け具合にするのは、ちょっとした練習が必要。まぁ、10枚も焼けば大体掴めると思いますけど。

日本にはお好み焼きの文化があって、ついつい↑の生地に色々入れたくなったりします。特にベーコンなんて定番。でも、私も色々試してみた結果、プレーンにジャガイモと玉葱だけで作るのが、しみじみと一番美味しい気がします。カリッと小麦色に焦げたジャガイモと、火が通って甘みを増した玉葱のコンビネーションが、最高。やっぱりシンプルイズベストですね。

09/02/24(Tue)

日頃自転車を足にしているんですが、よく使う道やよく行く方向は案外固定されていて、それ以外の場所には滅多に行かなかったりします。うちからほんの近所なのに、気づけばもう何年も通っていなかったりとか。散歩が趣味だとそうでもないんでしょうが、まだ散歩のために散歩をするという境地に至っていないんです。…そのうちなりますかね?というわけで、先日うちの案外近所に、よさげな喫茶店を見つけました。

そういえばここ数年、新規の喫茶店開発もやってなかったなと思い、入ってみました。雰囲気はバッチリ。白壁のに嫌味にならない程度のアンティークの家具を置き、なかなかいい雰囲気です。でも、肝心の珈琲がイマイチだったんですね。行きつけの喫茶店のマスターとも話したことがあるんですが、今の個人経営喫茶店って本当に厳しいです。以前は、チェーンの珈琲ショップの珈琲って安かろう不味かろうが定番でした。でも、今は250円くらいで結構美味しいのが飲めますからね…。東京で個人経営の店で珈琲を出すと、大体一杯500円位が相場になります。倍のお金を出してもOKと唸る珈琲は難しいです。

その意味で、非常に惜しい店でした。もう少し珈琲が美味しければ…。オーナーのやる気とセンスは感じられるんで、個人的には応援したいんですが、あんまり行かないかもしれませんねぇ。

09/02/23(Mon)

最近、一週間分の洗濯を月曜日にまとめてやってます。日曜日が掃除の日で、月曜日が洗濯の日。以前は日曜日に一緒にやってたんですけど、分ける事にしました。一時期は、如何に沢山の作業を同時並行的に効率よくこなす段取りを組み立てるかに、喜びを感じていましたが、最近はまぁ、スローでいこうやと。そんなもんで、月曜日の朝は洗濯を終えて干してからのお出かけとなります。うちも流石に、洗濯板でゴシゴシ…というわけではなく、全自動洗濯機が全て勝手にやってくれますんで、別にたいした負担ではありません。

そんでもって、今日は見事に雨。最近晴れの日が続いていたので、土曜日の夜に天気予報チェックをするのをすっかり忘れてました。してれば多分、洗濯の日は前倒しで日曜日になったことでしょう。まぁ、そんなこともありますよ、ケ・セラ・セラ。洗濯は明日以降です。家にいる時は、ほぼ100%ラジオをつけている生活なのですが、こうやって文章を書いている時だけは、音を消して完全な無音にします。流石にしゃべりを聞きながらでは、文章をまとめることは出来ません。で、今日は雨。窓の外からは柔らかい雨の音。あ〜、出かけたくないですねぇ。家の中で聞く雨の音は、いいものです。

09/02/22(Sun)

もう戻ってこなくていいのにと思っていた寒さが戻ってきた東京。ちなみに今朝の室温は4度。そういえば少し前、デイリーポータルZというサイトで、しばれ祭りというイベントの紹介がありました。時には-30度にもなるという極寒の北海道で、火気禁止のカマクラにて一晩過ごすのだそうですが、私だったら5分で音を上げそうです。4度というのは私にとってどういう室温かというと、“今日はどうせ日曜日だし、4度なんだから、あと30分暖かい布団の中に入っていよう”と眠気で半分動いていない頭が即断できる室温です。今日も、二度寝しました。

とまぁ、こんな寒さの今日この頃。昨夜はアサリを150円分ほど買ってきて、鍋をしました。土鍋にアサリと水を入れ、沸騰したら白菜の軸を投入。最後に葉の部分を入れて一瞬蒸らして完成。ポン酢で頂きます。アサリからでた出汁が白菜に沁み込んで、最高のお味。気分は鬼平です。

そうそう、先日ラジオで仕入れたどうでもいい知識ですが、白菜というのは明治時代に日本に入ってきた、比較的新しい野菜なのだそうです。つまり、江戸時代には白菜の鍋というのは存在しなかったのですね。春菊はまだ品種改良がされてなさそうなんで、江戸の鍋といったら葱・大根・芹くらいでしょうか。でも、やっぱり鍋には白菜が欲しいですね。

09/02/21(Sat)

大家さんに貰った、レトルトカレーウドンのソース3袋。色々考えたのですが、全部バーターに回すのは何だか失礼な気がして、とりあえず1袋だけ食べてみることにしました。といっても、そう都合よくウドンの玉があるわけではありません。まぁ、買ってきてもいいんですけど、それはうちの料理手法ではないのです。で、台所を見回して目に入ったのがキャベツ。たっぷりのキャベツの葉(大きいの2枚)をザク切りにし、さっと炒めてからレトルトカレーウドンのソースを注ぎます。そのままフライパンでほんの少し煮詰めてから、塩コショウで味を調えて完成。キャベツのあんかけ風カレー炒めといった風情の一皿が、完成しました。

これが、ダメでした。やっぱりレトルト食品の限界は超えられません。レトルト食品って、一口でアッこれレトルトだと気づいてしまう、独特の味わいがあるんですが、このカレーウドンもそうでした。その独特の味のせいで、火の通ったキャベツの甘みが台無し。塩コショウだけで炒めたキャベツの方が100倍美味しいってのが、悲し過ぎます。レトルト食品って、真空包装してあるから保存料などは殆ど使わなくていいと、どこかで聞いたことがある気がするんですが、全くの嘘としか思えません。

というわけで、残り2袋のレトルトパックはバーター用へ一直線。結果だけ見たら1袋損した結果になりましたが、いいんです、人生に挑戦は必要な時もありますから。

09/02/20(Fri)

本日の東京は、久しぶりの雨。外に出かける用が無ければという条件付きですが、私は雨が好きです。部屋の中にいて、雨が落ちる音を聞き、ガラス窓の向こうで雨が降る様子を見るというのは、なかなかに心和むひと時です。また、出かける時でも、近所のコンビに位までなら、大らかな心で雨を楽しむことが出来ます。それ以上となると、うわっ濡れてしまうと思う辺りが、まだまだ凡人の域を出ていないですね。

2月ももうとっくに半分以上が過ぎ去り、1月よりも3月の方が近くなってきました。最寄の駅まで歩くと、あちこちで梅は咲きまくっているし、花粉も飛んでマスクを手放せない人があちこちに。昔の人はひと雨ごとに暖かくなるなんて言ったもんですが、まさにその通り。まもなく桜の便りも聞かれる様になるのでしょう。私はとにかく寒いのが大嫌い。冬眠中の熊のように、暖かい春の訪れを待ちわびております。

09/02/19(Thu)

大家さんから、“沢山あるから”といってレトルトカレーを3袋も貰ってしまいました。貰い物には私の中で厳然たるランキングがあります。一番嬉しいのは乾物類。鰹節・海苔・昆布など。これらは使い方のバリエーション無限ですし、保存期間も長くて、最高です。滅多にそんな機会ありませんけどね。次に嬉しいのが、植物系の生鮮食品で、その下に肉・魚類が来ます。うちはベジタリアンに近い食事なので、こういう順番になります。

そして、あんまりありがたくないのが、加工食品。(市販の)漬物や、ハム・ソーセージ、カマボコ類など。ハッキリ言って味付けの仕方が、私の口に全く合いません。でもまぁ、貰ったものは何でも食べる、というのがモットーなので、鍋や煮物に入れて、強過ぎる旨み成分を散らすことで、食べることが出来ます。そして、更にありがたくないのが、レトルト食品。これはもう、ある意味最強。レトルトカレーとか、どうやって食べればいいんでしょうか。カレー鍋に加工…も厳しそうですねぇ。

子供の頃は喜んで食べてたんですよ、レトルトカレー。家で作るカレーとは一風変わったあの味わい。小指の先ほどの肉・野菜しか入っていない、ほぼ液体100%のカレー。結構好きだった記憶があるんですが、味覚は変わってしまいました。貰ったレトルトカレーは、結構高級品みたいです。でも、レトルトはレトルト、無理だと思いますねぇ。仕方がないので、バーター用に職場で配りますか。

09/02/18(Wed)

今年二回目の寝違え発生。どうも私の寝違えは、急に気温が下がった時に起こりやすいようです。この前、春かと思う暖かい日から、急に冬に逆戻りしたんで、それが原因でしょう。今は便利なネットの時代。色々検索で調べてみました。

それによると、寝違えというのは冷えて固くなった筋肉が急に動いた時に、その動きについていけずに傷つくのが原因らしいです。肩から首にかけては、どうしても冷たい外気に触れてしまうので、トラブルになるのでしょう。筋肉が傷ついているので、肩をぐるぐる回したり、叩いたりするのは厳禁(…昔はよくやってました)。対策としてはとにかく安静に、そして冷やすこと。

今の時期に肩や首を冷やすと、風邪をひいてしまいそうなので、それは置いておいて、とりあえず安静にはしています。あとは、今更ながらの寝袋フル活用。以前ここで、布団の中で寝袋に入ると最強暖かいというのを書きましたが、本来の使い方のように頭まですっぽり包まると、布団の中で本を読むという、私の至高の幸福タイムが満喫できなくなるので、せいぜい脇までで止めてました。これを、布団読書が終わったあと、多少面倒ですが、頭まですっぽり包まって寝る、に変更。

寝袋はその構造上、顔だけ出して寝るようになってますから、肩・首のガードもバッチリ。無論、フリースのネックガードもつけて寝ますんで、これでも畝違えさようなら、という風になって欲しいものです。

09/02/17(Tue)

自炊をしていると、金銭感覚がおかしくなってくる時があります。たとえば昨日の夕食。ご飯二杯(一合)・ジャガイモの味噌汁・ほうれん草のオヒタシ・里芋の煮っ転がし・キャベツとニンジンの炒め物・蕗味噌・岩海苔・白菜の漬物・梅干…まだあったかもしれませんが、こんな感じのメニューで、私が懐を痛めた材料費は50〜100円の間です。つまり、私にとってのワンコインは100円玉か、下手をすると50円玉なんです。

コンビニでお昼を買ってくる同僚を見ていると、本体のお弁当が400円くらいで、ペットボトルの飲み物をあわせて500円を少し超えるくらい。ついでにお菓子も買ってしまったら、大体700円コースになります。本人は、凄い節約をしているつもりなんですよ。確かに、近所のレストランでランチを食べれば1,000円コースになるんで、それよりは節約ですが、本気で節約とか言うんだったら、更に上があるんだぞ…とは言いませんけど。でも、食事のバランスとか豪華さとか言ったら、絶対に私の方が上です。…50〜100円ですけど。

そりゃま、私だって友人とご飯を食べに行く時は、一食で3,000〜5,000円くらい、パーっと使いますが、それは私の中では交際費というカテゴリーであって、食費じゃないんですよね。私にとって、食費の1,000円というのは、かなり使いでのある金額です。なにせ、3,000円でひと月ですから。でも、周囲を見ていると1,000円札なんてまるで夢か幻のように消えていく生活がほとんどですね。まぁ、そっちの方が普通なんでしょうけど。

09/02/16(Mon)

私が料理をすると知っている人から時々、“ミソジさんのひと月の食費はどれくらいなんですか?”と訊かれる事があります。そんな時は決まって“1万円前後ですね”と答えることにしていて、そうすると“凄いですね、さすが”なんて言われるんですけど、コレ、実は大嘘。本当は1万円じゃなくて、3千円位なんです。さすがにひと月3千円なんていうと、ドン引きされるのは確実なので、節約をしていると主張しながら、一般的に許容されるであろう額の1万円を詐称してます。

勿論この3千円には大きなカラクリがあります。両親がリタイアして以来すっかり専業農家になってしまったので、米はタダ。連絡すればいつでも送ってくれるので、食費が相当浮きます。うちはひと月9kgの米を食べるので、その辺の店で買ったら米だけでも3千円くらいにはなる計算です。あとは野菜。普通に専業農家をやっていると、野菜は腐らせるほど採れるので、月に2回ほど、時期・内容共に完全向こうお任せで、野菜詰め合わせパックが送られてきます。今の季節だったら、白菜ひと玉とか普通に入っているので、野菜は殆どこれで十分です。

というわけで、こちらで買うのは主に調味料と少量の肉魚、それに野菜の買い足し分。調味料は本節一袋2,500円とかするので、月によって随分とばらつきがありますが、これらをならすと月に3千円って所に納まるのです。ちなみに、無理してこの額になっているわけではありません。自分に必要不可欠な量に買い物を押えていたら、結果的にこうなったというだけです。今となっては、月に1万円使う食事を作ると、確実に糖尿病になりそうです。

給料日が近くなると後輩が、金がないといってカップラーメン生活に突入しますが、1食200円もする贅沢食を買っておいて、何が金がないだ…なんて絶対言いませんけどね。

09/02/15(Sun)

1玉88円のキャベツを買ったのはいいんですが、その数日後に別の店で78円のを見つけて、ついうっかり衝動買い。こんな事、誰にでもありますよね。そんなわけでうちには現在、ほぼ2玉のキャベツ。途方に暮れていても減らないので、バリバリ食べます。そんな中、私が現在お世話になっているのが、ほぼキャベツだけお好み焼き。

もう、コレだけ書いてしまえば、作り方までほぼわかったも同然ですが、一応補足。お好み焼きのタイプは、岡山風ではなく大阪風、つまり生地と具を最初から混ぜてしまうメソッドです。当たり前ですが、粉はお好み焼きの素ではなく、単なる薄力粉を使用。キャベツはなるべく細い千切り。芯の所は別途切り出してスライスし、一緒に混ぜてしまいます。キャベツ・小麦粉・水以外に生地に入れるものは、塩少々と鰹節のみ。

タレは、市販のお好み焼きソースなど常備してないので(何よりアレは甘くて旨味が強過ぎます)、日本酒・醤油・砂糖等を片手鍋で少々煮詰めたもの。割と砂糖を強くするのがポイント。現在うちには、貰い物の黒砂糖があるので、なお◎。もうシンプル過ぎるほどシンプルなお好み焼きで、コレ単品で食卓に乗せると寂しい事この上ないですが、おかずの一品として組み込むには、コレぐらいで十分です。

お好み焼き屋さんに行くと、豚玉だ海老だ烏賊だと、(私にとっては)眩暈がするほど豪華な具が使われています。アレはアレで美味しいのですが、キャベツだけお好み焼きを作ると、火を通したキャベツの甘みが如何に侮れないものであるかを再認識できます。いつもは刻んでトンカツに敷かれるなど、裏方になりがちであまり光を当てられないキャベツですが、どっこい凄いんだぞと。この先10日は確実にほぼキャベツだけお好み焼きがおかずになりますね、うちは。

09/02/14(Sat)

昨日は全国的に春一番が吹いたそうで、今朝はとっても暖かい。その証拠に、朝起きたら毛布がきれいに外されておりました。これってなかなか器用な事だと思うのですよ。布団全体を跳ね飛ばすだけならば、子供にだって出来ます。でも、毛布は外しておきながら、その上の掛け布団はキッチリかぶって寝ているというのは、一体昨日の夜、自分はどんな風に寝てたんでしょうか。

でもまぁ、暖かいというのはありがたいもんですね。冬はどうしても締め切りがちになるので、部屋に嫌な空気が篭ります。今は、ここぞとばかりに部屋中の窓を開け放ち、爽やかな空気と日の光を満喫中。やっぱり、春はいいですね。とはいえ、来週はまた冬が戻ってくるらしいので、油断は出来ません。でも、梅の花も咲いたことですし、春近しってのは、やっぱりいいですねぇ。

09/02/13(Fri)

ネットで岡山県美咲町に卵かけご飯の専門店がオープンしたというニュースを目にしました。ご飯、たまご、味噌汁、つけものをセットにした「黄福(こうふく)定食」が300円。休日になるとお昼時は1時間待つこともあるそうで、卵かけご飯に1時間待って300円払うんですか?というのが私の正直な感想。そりゃま、卵は地鶏が生んだ新鮮なもの、ご飯は魚沼産のコシヒカリ100%を薪釜で炊き(…そこまではやってないですね、たぶん)、醤油は有機丸大豆を使用した一級品、みたいな薀蓄がついてるんでしょうけど、ホント、日本人ってこういうのに弱いですよね。

卵かけご飯なんて、家でも簡単に出来ますよ。というか、家で食べるメニューでしょ。近所のスーパーで買った安い卵でも、ご飯が炊き立てホカホカで、お腹がすいていたら、そりゃ美味しいものです。それでも家で作らずに専門店に食べに行くんですねぇ、卵かけご飯。

09/02/12(Thu)

数日前、恒例のサラリーマン川柳が発表されてましたね。サラ川といえば、定番ネタに“ゴミ出しをさせられるお父さんの悲哀”というのがあります。毎回このテーマに絡んだ句が一つや二つあるんですが、ゴミ出しってそんなに恥ずかしいもんですかね?別にゴミ袋を持って会社まで行けという訳じゃなくて、家からせいぜい100mやそこらのゴミ捨て場まで持っていくだけでしょう。そりゃ、外で働いてお金を稼いできているのはおとーさんかもしれませんが、たかだかそれ位の事に文句を言うなんて、肝っ玉が小さいなぁと思ってしまうのです。近所の人も、自分が思っているほど気にしてやしませんて。

そもそも、ゴミ出しってそんなに嫌な作業ですかね?実は私は大好きです。だって、家のゴミ置き場がスッキリするじゃないですか。たとえば、うちの地域では可燃ゴミは週二回の収集ですが、それって週二回しかスッキリ大の日が無いみたいなもんです。毎日あってもいいと思うんですけどねぇ。まぁ、そんなに出ませんし、実現は不可能でしょうが。とにかく、ゴミ出しを嫌がるおとーさんのメンタリティは、私にはよく分からないと、そういう事です。

09/02/11(Wed)

数日前に1袋88円で買ってあった里芋を煮ました。皮が薄そうであれば、剥かずに一口大に切っただけでそのまま煮てしまうんですが、今回のは皮がごつくてそのまま煮ると口の中でガサガサしそうだったので、キチンと皮を剥くことに。それにしても、泥つき里芋って処理が面倒ですよね。タワシで泥を洗い、ナイフで皮を剥く。素手で作業をすると、後で手が痒くてたまらなくなるので、ゴム手袋必須。ただし、皮を剥く時は右手の手袋は外さなきゃいけません。でないと、親指に穴が開きますから。

というわけで、どう転んでも右手は痒くなるという宿命。まぁ、酢をぬっときゃ多少はマシなんですが。あと、皮むき自体も面倒臭い。リンゴや梨といった球形に近いものは、ナイフの角度を変えずにスッと剥けるんですが、里芋は凸凹なので、キレイに剥くのは一段上のテクニックが要ります。ピーラー使えよという説もありますけど、ああいう便利道具は極力使わない主義なので。泥付き里芋は、安く手に入ることが多いんですが、納得。処理が面倒だから、買う人が少ないんでしょうね。ジャガイモの方がよっぽど簡単です。

とまぁ、下ごしらえに15分もかかって無事里芋の煮付けが出来たんですが、全部終わった後に、食材箱の隅から里芋をもう一個見つけたときの空しさよ。今更追加も出来ないので、味噌汁に入れることにします。キチンと確認したつもりだったんですけどねぇ。

09/02/10(Tue)

職場の同僚から、沢山あって食べきれないからと、海苔を貰いました。ありがたいことです。ただし、貰い物に難癖をつけるのは最低ですが、この海苔が味付け海苔なんですよね。焼き海苔だったら最高だったんですが、味付け海苔ですか…。ご飯なんて味がついてないから美味くも何ともないと、本気で信じていた愚かな小学生の頃、味付け海苔は大の親友でした。味付け海苔があるからご飯が食べられるという、今考えるとまさにお子様味覚。いや、小学生だから仕方ないんですけどね。でも、一旦ご飯が美味しいと思えるようになると、みるみる親友との距離は広がっていきました。

海苔の業者って、どう思っているんでしょうか。味付け海苔の“味”って、絶対に海苔本体の味を邪魔してると思うんですよね。そりゃま、旨み成分をテッカテカに塗りたくっているわけだから、不味い筈はありません。でも、どうにもいろんな味を邪魔します。個人的に一番美味しい海苔の食べ方は、全型の海苔をさっとガスの火で炙って、スッスと包丁でなじみのサイズに切り分け、炊き立ての白いご飯をクルッと巻いて食べる食べ方。最もビギナーな食べ方ながら、結局はここに行き着くと思います。味付け海苔の味は、やっぱり邪魔以外の何者でもないですね。

09/02/09(Mon)

布団の横にセットして、読書灯にしている電球(25W型ミニランプ)が切れたので、はるばるビックカメラへお買い物に行きました。近所のドラッグストアには、なぜだか40W型しか置いてないんですよね。一応使えなくはないんですが(実証済み)、時々焦げ臭い臭いがしたりするので、身の危険を感じて止めました。ソケットにはバッチリ25W球使用のこと!と書いてあって、やっぱり取り扱い説明は守らなきゃいけないなと。

売り場にたどり着くと、以前は確か2個入りお得パックもあったはずなのに、バラしかなくなっていました。微妙に実質値上げ?まぁそれはともかく1個200円でめでたくお買い上げ。小さいのに、普通の電球の倍もするんですよね…。蛍光灯よりはずっと安いけど。あと、ユニットバスで使っている20W電球のストックが残り1個なので、こちらもあわせてお買い上げ。20W電球(大きさは一般的な40Wや60W電球と同じもの)も、これまた近所のドラッグストアではまずお目にかかりません。20Wなんて暗過ぎて使い物にならないんじゃないかと思うかもしれませんが、全然大丈夫。ユニットバスの中では、細かい文字を読むことなど皆無ですし、化粧をしない私は、大雑把な作業しかしませんから、無問題。逆に今では、明るすぎると不安になったりします。ちょっと暗いくらいになれる方が風雅でいいですよ、エコですし。20W球、以外にオススメ。でも、価格は100W球と殆ど変わりません。

それにしても、ビックカメラの混雑ぶり。世の中不況風が吹き荒れているそうですが、店内はものすごい人・人・人。みんな結構買い物してるんじゃないの?と思った日曜日でした。

09/02/08(Sun)

高知に住む親戚が土佐文旦を送ってくれまして、やっぱり冬は柑橘類のビタミンCですね。文旦を見たことがない人も多いかもしれませんが、九州のザボンやハッサクに似た、巨大柑橘類で、皮が分厚く酸味がやや強いのが特徴。塩をつけながら食べる人もいます。私はやりませんけど。というわけでこの文旦。皮が分厚いだけあって、結構な廃棄部分が出ます。例年そのままゴミ箱直行だったのですが、今年は一緒に入っていたレシピを元に、皮の砂糖漬けを作ってみることにしました。

実は結構面倒くさいんです。剥いた皮は5mm〜1cm位の厚さがありまして、そこからぺティナイフを使って黄色い部分を全部剥ぎ取らなきゃいけません。コレが一番大変。リンゴの皮を剥くのよりも、数段手元が安定しませんから。終わったら黄色い部分は廃棄。白い部分だけを2〜3度茹でこぼし、更に一晩水に晒して苦味を抜きます。ぎゅっと絞って水気を抜いたら、同僚の砂糖と浸るぐらいの水を加え、その水気が飛ぶくらいまで煮詰めます。最後に紙の上に広げ、一晩乾かして完成。

文旦一個から白い皮が約150gほど取れます。数個で作っても効率が悪いので、現在冷凍庫を使って貯金ならぬ貯皮中。1kgほど溜まったら、作業に入ろうと思います。出来上がるのは、ザボンの砂糖漬けみたいな感じのもので、↑だけの手間をかけるほどのものかといわれれば?なんですけど、まぁたまにこういうお遊びもいいではないですか。材料費は砂糖1袋の250円程度で済みますしね。

09/02/07(Sat)

先日、家でお昼ご飯を食べていると、ドアをノックする音が。荷物が来る予定はないし、ハテ誰だろうと思って出てみると、(自称)下水道業者。下水の工事をするので、2時間くらい水道が使えなくなるとの事。おかしい…。普通そういう工事をする際は、数日前にポストにお知らせが入りますが、そんなのはありませんでした。外へ出て行ってみると、大家さんが何だかねじ込まれています。話を聞いてみると…。

業者は(自称)近所に下水工事をしに来た者。たまたまうちの下水管が割れていることを発見した(敷地に勝手に立ち入ったの?)。このまま放っておくと、隣家に下水が流れ、工事費も数十万に膨れ上がってしまう。今日だったら、出張費抜きで格安工事ができる。今から工事します。…という怪しさ炸裂の業者。99.9%の確率で、悪質業者です。

別に大家さんが騙されても、私の懐は一銭も傷まないんですが、悪質業者にむざむざと儲けさせるのも癪なので、とりあえず妨害工作してみました。ちょっと待て、その話はおかしい。馴染みの建築会社があるんで、とりあえずそこに連絡してチェックさせる。作業はそれからだと。店子の分際で随分でしゃばった真似ですし、向こうは殴りかからんばかりの勢いで睨んでましたが、結果、妨害工作成功。大家さんも本当は嫌だったんだけれど、ついドアを開けてしまって流されてしまったようです。

日頃から言ってるんですけどね、新聞勧誘・押し売り・その他諸々、質の良くない売込みが多いから、対応はインターホンでするようにと。…聞きゃしないんですが。

09/02/06(Fri)

フキノトウ、ゲットです。まだ二月アタマだというのに、季節は確実に春に向かっているようで、嬉しいですね。で、このフキノトウをどうするか。アクが強すぎるこの食材は、定番料理といえば蕗味噌とテンプラくらいしかありません。うちは家ではテンプラ揚げない主義なので、必然的にフキノトウは蕗味噌に加工される運命にあります。しかし、毎回フキノトウ→蕗味噌では芸がありません。そこで、恒例の挑戦メニュー。

最近うちでは、ニンジン・ジャガイモ・ブロッコリーなどの野菜を土鍋を使って塩コショウ味でさっと煮て食べる、野菜鍋?をよく作ります。フキノトウは、まぁ言ってみればハーブですので、コレに入れたら案外美味しいのではないかと。早速フキノトウ半分を微塵切りにして、入れてみました。

…まぁ、単刀直入に言って、大失敗です。フキノトウの香りが強烈過ぎて、他の野菜の微妙な香りや甘さを見事に全部吹き飛ばしてくれています。もしかしたら、使った量が多すぎたのかもしれませんが、再トライはもう勘弁、と思わせるレベルの強烈さ。チャレンジメニューなんて、やっぱり早々上手くいくもんじゃないですね。ということで、大人しく蕗味噌に加工することにします。でも、頭のどこかで何かいい使い方ないかなと、性懲りもなく考えているのは事実なんですけど。

09/02/05(Thu)

去年の暮れくらいでしょうか、最寄の駅近くにとんかつ屋(非チェーン)が出来まして、ちょっと気になってたんです。先日、よんどころない事情から家ご飯を諦めた際に利用しました。ロースカツ定食が800円とリーズナブル。カツはからっと揚がっており、ご飯も美味しくキャベツサクサク。でも、多分二度と行きません。

カウンターの向こうで調理を担当しているのが、親子と思われる60がらみの女性と30前後の男性。この二人が喧嘩してるんですよ。“ババァあっちいけ”“そんなところで盛り付けてたら邪魔なんだよ”と冷戦真っ只中。小声で喧嘩してるんで、テーブル席だと聞こえなかったかもしれませんが、私のカウンター席は、まるでプロレスのアリーナ席。ひょっとしたら、この日たまたまこういう状態だったのかもしれません。でも、やっぱりこういうのは、接客業として失格ですね。

一緒に働いていたら、家族だけにより一層、頭にくる事もあるでしょう。でも、お金を頂いて、客に美味しい料理とそれを楽しむ時間を提供している以上、カウンター内で喧嘩してるなんてもってのほかです。客に喧嘩を見せてはいけません。それ以外は結構良かったんで、残念ですねぇ。

09/02/04(Wed)

同僚にカップ麺大好きさんがいまして、最近のマイブームはまるちゃんシリーズ。私とカップ麺の関係は、は半年に一回ほど突発的にカップ焼きそばが食べてしまうだけなので、それ以外のカップ麺とは随分ご無沙汰。多分、学生時代以来口にしてないんじゃないでしょうか。で、彼が熱く語るわけですよ。最近ではカップ麺も飛躍的に味が向上し、馬鹿に出来ない。特にまるちゃんシリーズは毎日食べても飽きないと。

あんまり熱弁されるもんだから、ついうっかり夜食用に、緑のタヌキを買ってきてしまいました。果たして本当に奴が言うほど美味いのか。結論:私が学生時代に食べた頃と、味わいは寸分も変わっていません。1/3食べた時点で、やっぱり止めときゃよかったと公開する点、それでも全部食べ切って半日は胸焼けに悩まされる点、全部一緒。たま〜〜に食べる分にはいいかもしれませんけど、奴の言うように、毎日は絶対に無理です。

昔、予備校の先生が皮肉80%で言ってました。“僕はジャンクフードでも何でも美味しく食べられる、君達のその恐るべき胃袋が羨ましい。僕くらいの歳になるとね、いいものをちょこっとしか食べられなくなるんだよ”と。少しずつその言葉の意味が分かり始める今日この頃です。

09/02/03(Tue)

今日は節分。節分も、ここ十年で随分と様変わりしました。一番変わったのは、何といっても恵方巻き。最初に登場した時は、“どっかのローカルルールを引っ張ってきて、商売人が儲けようとしてるわい。まぁ、根付かないでしょ”と思っていたんですが、笛を吹けば踊る人は結構いるんですね、すっかり根付いてしまいました。最近は大きく口を開けなくても食べられるように巻きを細くしたり(それではもはや、太巻きではないではないか)、ご飯が好きでない人のために、それっぽい形に仕上げたロールケーキを作ってみたり(それでは、以下同上)、商品開発・広告戦略担当の方々、ご苦労様って感じです。あっ、肝心の私ですが、無論スルーします。私のDNAに恵方巻きは刻まれていませんから。

あと、豆撒き本体も結構おかしな事になっています。撒いた豆を掃除する手間を省くために、掌に乗るくらいの小袋に入れたままで豆を撒くという流派があるんですね。ビニールに入ったままの豆を撒いて、何の豆撒きかと思いますし、そこまで掃除が面倒ならやらなきゃいいじゃないか、豆撒かなくても特段の不具合はないし、とすら思うのですが、私にはよく分かりません。あぁでも、逝った大豆って美味しいですよね。袋を開けるとついつい止まらなくなって、空になるまで食べ続け、後悔するというのが毎年の恒例です。

09/02/02(Mon)

先日は久しぶりに会った友人と美味しいと評判のカレー屋さんでランチ。しかし、ここでも日頃の天邪鬼スピリッツが胸の中で蠢いてしまいます。“有機野菜と地鶏だけを使った美味しいカレー”カレー粉ってのは、味と香りの洪水です。いくら繊細に水彩画を描いても、その上から黒いペンキをひと塗りすれば、全部真っ黒になってしまう、そういう風に感じてしまいます。

カレーそれ自体は、私も美味しいと感じます。でも、わざわざとびっきりの素材を使って作る料理ではないと思うんですよ。どちらかというと、ちょっと傷んでしまった野菜と、水っぽい二級品の肉を美味しく食べるための最終手段、な感じ。とれたてピチピチの野菜なら、さっと蒸すなり茹でるなりして、塩振って食べたいし、一級品の肉なら軽くソテーして塩胡椒したいです。元来カレーというのは、食物が傷みやすく、体力の消耗も激しい南方で最適化された料理なんで、日本の気候風土とは合わないと感じます。

それなのに、日本でなぜこんなにカレー文化が独自の進化発達を遂げたのか。色々調査研究すると面白そうなネタではあります。…実際やってる人もいるんでしょうね。美味しいですよ、美味しいんだけど、そんなにいい素材を使ってると、もったいないなぁと思いますねぇ。

09/02/01(Sun)

月末恒例、家賃を払いに行くついでに大家さんの愚痴を聞こうツアー。まぁ、家賃込みってコトで、もはや観念してます。今回は、危うくピーナッツバターを押し付けられそうになりました。沢山貰ったので、おすそ分けということです。まぁそれはそれでありがたいのですが、残念、パンを食べない我が家では、全く使い道がありません。理由を述べて丁重にお断りしたところ、えらく驚かれてこっちがビックリ。だってあなた日本人なら米の飯でしょうと、私は思うのですが、曰く、米は炊くのが億劫で殆ど食べないということ。

あぁ、老人層にも米離れは進んでいるのだなと思いましたね。面倒くさいってアナタ、研いで炊飯器にセットするだけですよ。うちみたいに、物好きにも鍋で炊いているってのならともかく、“ご飯を炊く”というよりも“炊飯器にご飯を炊かせる”という表現が適当なくらい、人間様は何もすることがありません。それでも面倒がられるんだから、米も行き場がありませんよね。

そういえば、米の消費を拡大するために、米を粉にしてパンに加工するって話題が、去年ありましたっけ。あれも結局、米は炊くのが面倒だというのが根本にあるんでしょう。パン形態にしたら、水も使わず、トースターで焼くだけ簡単ですから。でも、それってどうなのよ?と思ってしまう私。ちなみに私は、1日2合(約300g)、1ヶ月で約9kgの米を食べてます。でも、鎌倉時代の武士は、この2.5倍を食べていたらしいですよ。鎧着て、刀振り回してましたからね、あの頃は。

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