2009年12月

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09/12/31(Thu)

実家では基本的に上げ膳・据え膳ライフを満喫している私ですが、珍しくお手伝い。裏庭に置いた一斗缶の中に家中の紙ゴミを次々と放り込み、焼却処分にするのですが、コレが楽しい。時々、水に濡らして燃えないようにした木の棒を突っ込んで全体をかき混ぜ、空気を入れて燃え残りがないように注意しつつ、次々と燃料投入。完全に燃やして残った灰は、畑に撒いて肥料にするということで、これぞまさにエコライフ。

私がこっちで暮らしていた頃は、畑の隅に設置した古い浴槽の中で、もっと大規模にゴミを焼いていましたが、近年はダイオキシンが発生する野焼きは禁止ということになってしまったので、うちでもかなり注意して分別しているようです。ちょっと前に、家の近所の浮浪者の焚き火のことを書きましたが、私はどうも生火が大好きみたいで、火のケアをしているとどうにもワクワクしてしまいます。とはいえ、危ない方向には進まない予定なので、ご心配なく。

09/12/30(Wed)

やることもないので、ボーっとNHKを見ていると料理番組が始まりまして、ボーっと見ていたわけですよ。この番組が突っ込みどころ満載で笑ってしまったんです。ストーリーはコンビニでバイトする青年の家に彼女がやってくることになったけれど、何を作ればよいか分からない青年が、近所に住む仲の良いおばあちゃんに相談するというもの。この世知辛い世の中にそんなことがあるんかいな?という思いはオールスルーで、展開は料理の方へ。

冷蔵庫の中にブタバラ肉があるのを見つけたおばあちゃんは、知り合いのフレンチシェフに電話をして、メニューを相談します。そこで提案されたのは、ブタバラを何枚か並べてシート状にし、ハムとチーズを巻いたものに衣をつけてフライにするという料理。ここで私は思わず笑ってしまいました。

おばあちゃんは冷蔵庫を覗き込んで、その場にあるもので料理を作ったという状況設定になっています。この料理を作るためには、冷蔵庫の中に最低でも、ブタバラ・チーズ・ハム・フライ三種の神器(卵・小麦粉・パン粉)がなければいけません。そして、これだけの材料を家に常備してある人間というのは、普通に考えて料理上手です。何を作れば分からず、近所のおばあちゃんにレシピを相談するという事はないでしょう

この番組をご近所づきあい含めたほのぼのストーリーとして、単純に楽しめなくなっているあたり、自分もひねくれたものだなぁとわが身を思い返してしみじみとため息をつくと言う、製作者の全く意図しない番組の見方をする私なのです。

09/12/29(Tue)

帰省のため空港に向かう途中で、凄い人を見かけました。携帯電話をかけながら自転車に乗る人は(残念ながら)時々見かけますが、この人はそんなものではありませんでした。なんと、ノートパソコンを広げて自転車に乗ってたんです。流石にミニノートの大きさではありましたが…。左手でハンドルを握り、左の腕全体を使ってハンドルに乗せたノートパソコンを固定します。そのうえで、右手でキーボードをいじりつつ、画面を見ながら自転車を走らせるおじさん。

危険度の面から言えば、携帯電話なんか問題にならないくらい危ないです。周囲への注意力を払う余裕なんてあるんでしょうか?それより何より私なら、パソコンが滑り落ちる事の方が怖くてとてもこんな事出来ません。携帯なら軽いですから、落ちてもセーフなコトの方が多いでしょうが、軽いとはいってもミニノート、ハンドルの高さからアスファルトの道路に落ちたら、まず助からないと思うんですけどねぇ。

それにそもそも、あんなリスキーな事をしながら、あのおじさんがパソコンで一体何をしていたのか、まさか訊くわけにもいかず、今となっては永遠に謎のままです。

09/12/28(Mon)

さて、今年のイベントも帰省を残すだけとなりまして、何を隠そう今日飛行機に乗ります。それでいまだに悩んでいるのが、実家の両親に何を買っていくか。うちの近所は美味しいケーキ屋や和菓子屋に割と恵まれてまして、その中から何か適当に見繕って買っていくのが恒例となっていました。ところが近年、リタイアして運動不足になった成果、父母の両方ともにメタボが目立つようになりまして、ダイエットを進言中。裏のスーパー(直線距離で300m)くらい歩いて行けと言うんですが、車を使ってしまうんですよね、田舎の人は。

まぁそんなわけで、今回は甘いものは自粛しようと思っているんです。となると、いきなりお土産の幅が狭まってしまいます。大学生の頃は、こだわりの酒屋で田舎ではなかなか手に入らない珍しい洋酒を買っていったりもしましたが、今時ネットで手に入りますし、そもそもリタイアして以来ストレスが減ったのか、二人とも殆ど飲酒をしなくなってしまいました。というわけで酒も×。

と考えると、東京らしい土産(お菓子類除く)となると結構難しいんですね。パッと思いつくのは佃煮。でも、アレも塩分強めであんまり身体に良くなさそうだし、そもそも冷蔵技術の発達した現代に、わざわざあんなに煮詰めなくてもいいだろうと思っているのでパス。あとは練馬大根とか…重くて論外ですね。結局、今回だけ特別と言う事でいつもの様に近所の人気洋菓子店のクッキーでも買っていくところに落ち着きそうな予感が大です。

09/12/27(Sun)

最寄の駅からうちに至る道すがら、鉄道の線路をまたぐ陸橋の下にいわゆる浮浪者さんという人がひとり、住み着いています。陸橋の歩道の脇に布団を敷いて寝ているんですから、人間の生存能力もバカには出来ないなぁと妙に感心したり。さて、寒さの募るこの時期、この浮浪者さんがどこからか一斗缶と燃えるものを調達してきて、家の横で暖を取っているんですが、これが本当に暖かそうで、やっぱり生の火はいいなぁと見るたびに思います。

うちの暖房はガスファンヒーター。スイッチを入れれば、噴出し口から暖かい風が出てくるヤツで、部屋を暖めるには過不足なく十分なんですが、やっぱり生の火は男のロマンみたいなものがあります。橋の下で一斗缶の焚き火に当たる生活をしたいかと言うと、それはまっぴら御免なのですが、あの生の火で暖をとる姿はちょっとだけ羨ましいですね。

09/12/26(Sat)

友人夫婦の奥さんの方が今流行の新型インフルエンザにかかりまして、旦那の方に大変だねぇと言ったら、もう山は超えたので一安心とのことでした。しかしこの旦那、私と殆ど同い年(誕生日が数日違うだけ)なのに、私と違って一切料理が出来ません。そっちも大変だねぇと言ったら、もう熱も下がったんで、奥さんが料理作ってくれているそうで、それはどうなのよと思った次第。

一昔前にはよくいましたけどね。旦那が全く料理出来なくて、奥さんがトラブルに遭うともう大変、みたいな夫婦。でも、奥さんが風邪をひいた時くらい、いくら熱が下がったとはいえまだ養生すべき時期なんだから、頑張ってお粥くらい作るとか(今なら炊飯器にセットしてスイッチを押すだけ)、デパ地下で消化に良さそうなお惣菜を買ってきてあげるとか、何かしてあげればいいのにと思ったんですよ、他人夫婦の事だけど。点数稼ぎのゴールデン・タイムを逃すのはモッタイナイという裏の思惑もちょっぴり。

まぁ、どっちか(多くは奥さんの方)が少しでも料理スキルに秀でていると、そっちばかりが担当になり、時間経過とともにどんどんスキルが開いていって、もう片方は全然料理しなくなるというのは、いわば自然の流れかもしれません。人間に利き手が存在するというのも、同じ理屈かも。でも、小難しい事抜き任して、自分の食べるものは自分で作れるってのは、生活のキホンだと思うんですけどねぇ。

09/12/25(Fri)

忘年会真っ只中のこの季節、私には鬼門です。周囲でも人付き合いの悪さで有名な私ですが、何軒かはどうしても断れない忘年会というのが出てきます。忘年会といえばまず酒。ですが私はかなりハイレベルな下戸なんです。ビールだったらグラス一杯半・日本酒だったらお猪口3杯がマックスで、それを越えると全身に寒気が走ったあと、眠くなってしまいます。頭の中は完全に素面なので、酔ってリミッターが外れ始めた周囲をしれっと眺めながら、しれっとしていないフリをするという高度なテクを要求されるので、飲み会は苦痛です。

あと料理も結構問題です。美味しい・美味しくないにかかわらず、酒の肴としての料理は日頃私が作る料理とはコンセプトが違います。酒と合うことが求められますから、脂多目・塩強め。どうしても野菜よりは魚、魚よりは肉というラインナップになってしまいます。この脂・塩多目な品に、日頃野菜料理メインで甘やかしまくっている私の胃は耐えられません。次の日の午前中は下りの特急列車を何本も増発するハメになります。だったら食べなきゃいいじゃないかと思うかもしれませんが、酒も飲めない、つまみにも箸がつけられないでは、傍若無人を自認する流石の私でも、間が持たないのですよ。

というわけで、こうなってしまった翌日は、昼ご飯抜きになります。お腹は普通に減るのですが、総合的に考えると一旦胃を空にした方がいい結果に終わるような気がするので、抜きます。朝はレギュラーで年がら年中抜いてますから、こんな日の私は一日一食。この夕食がまた、美味しいんですよ。健康のためを思ったら、飲み会なんて無い方がいいです。ですが、毎日毎日家で健康ご飯を食べる生活に一抹の寂しさがあるのも事実。栄養学的にに完璧だから、理想的な食生活を送れるわけでもないんです。ニンゲンって難しいですよね。

09/12/24(Thu)

ここ数年来、年末に仲の良い友人の家に何人かで集まって、忘年会兼クリスマスパーティーじみた宴会をするのが恒例となっています。参加者はケーキorパーティー料理一品を持ち寄る形式で、私は当然後者。甘いものは殆ど食べないので、ケーキを選べといわれてもよく分からないのです。しかし、このパーティー料理一品というのが結構曲者。日頃から料理をしているのは知れ渡っているので、得意分野と思われがちですが、私のテリトリーは和風の煮物やおひたし。でもさすがに、年末のクリスマスパーティーを兼ねた飲み会に、ホウレンソウのおひたしをタッパー一杯持っていくわけにもいかないじゃないですか。

となると、日頃からあまり馴染みのない肉料理に手を出すことになります。しかしここでも更に問題が。メンバーが殆ど決まっているので、以前作ったものはどうにも作りづらいのです。そういうわけで、年が進むにつれて、どんどん苦しくなっています。今年も苦し紛れにネットを散々彷徨って、見つけたのはブタバラ肉を使ったリヨンという料理。

ブタバラの塊を少々大きめの一口大に切り、塩胡椒を振って一晩おきます。それを鍋に入れ、白ワインをヒタヒタに注いで点火。白ワインが完全に蒸発して、ブタバラに焦げ目がつくまで煮詰めて完成という、とってもシンプルな一品。作り方が作り方だけに、ワインに合うのではと画策しています。

09/12/23(Wed)

帰省まで1週間を切りまして、そろそろ毎回恒例の、帰省日を逆算して冷蔵庫の中身を空にするフェアをはじめました。毎回の事ですが、あちらには一週間ほど滞在しますんで、冷蔵庫の中の常備菜で極端に日持ちの長いもの(たとえば、生姜の甘酢漬けや漬物類など)以外を全て消費して、殆ど空にしてから帰るのです。いくら冬場とはいえ、流石に一週間経つと食べられなくなりますから。

そのための計算は、毎回ゲーム感覚です。あと何回食事をするのかを常に頭に置き、コレは先に食べて、こっちは2日後に回して…と、自分が何を食べたいのかなど考慮に入れる余地はなく、何を食べなきゃいけないかが最優先になります。コレって自炊しているのに変だよなと思いつつ、まぁ常日頃から、食材を完全に使い切るための計算を優先して、食べたい物を作るというより使わなきゃいけない材料を使うというスタンスですから、いつも通りといえばいつも通りなんですけどね。

09/12/22(Tue)

今日は冬至。根拠は全く不明なのですが、日本では冬至にカボチャを食べる習慣があります。カボチャを食べると体が温まるからといいますが、それなら冬中カボチャを食べればいいじゃないかと思いますし、なにより、カボチャを食べて体がホカホカしたという実体験が、私にはありません。しかし、迷信だと切って捨てるのも寂しいですね。歳をとるにしたがって、こういう風習に乗っかるのもまた風流かなと思うようになりました。

ところで、カボチャの収穫時期は本来、夏です。カボチャは割りさえしなければ無敵の保存性を持つので、冬に食べる事が可能なわけですが、わざわざ冬に…というところに、売れ残ったカボチャを始末してしまえという昔の人の商売の計算が仄見えたり、見えなかったり。しかし、そんなことを言うのは野暮というもの。今年もしっかり、近所のスーパーでカボチャを買ってきて煮てあります。これで体が温まるのなら安いものですが、そんな事はないでしょうねぇ…おっと野暮・野暮。

09/12/21(Mon)

冬になると空気が乾燥して肌がカサカサになります。以前は全く気にならなかったのですが、30代も折り返しを過ぎると、水仕事の後の手荒れがどうにも気になるようになってややため息。そのせいで、冬場のハンドクリームが手放せなくなりました。風呂あがりも同様で、お湯&石鹸のコンビネーションは思った以上に体から脂を取り去ってしまいますから、お風呂の後は入念なハンドケアを忘れずに。

こっちがよくあるメジャーな悩みで、あんまり一般的でないでしょうが私には、冬場に空気が乾燥すると耳が痒くなるという特殊事情もあります。元々耳掻き大好き人間で、最近こそ以前のように一日3回も4回も掻くというようなことは無くなりましたが、風呂上りの耳掻きが至福なのは相変わらず。冬場になると肌がかさつくのは、耳の穴の中の皮膚も同じなようで、風呂で温められて血管が広がるせいか、とっても痒いんです。そんなわけで、私の耳の中は万年外耳炎状態。耳掻きは、ちょっと血が滲むくらいまで掻かなきゃダメだと、耳鼻科の先生が聞いたら青筋立てそうな主義ですからねぇ。掻き過ぎ⇒余計に痒くなるという悪循環が最大の原因だということに気付いてはいます、一応。

09/12/20(Sun)

うちのガスファンヒーターはスイッチを入れると現在の室温が表示される仕様になっているんですが、今朝の室温は4度。本年度の記録更新です。4度になるとどうなるか。吐く息が白くなるのはデフォルト。コレ屋内なのにとちょっぴり愚痴も言いたくなります。そして、ギリギリのギリギリまで布団から出られなくなります。変温動物である蛇やトカゲは、冬になって気温が下がると自分の体温も下がってしまい、動けなくなるらしいですが、私にもその血が流れているんじゃないでしょうか。こう寒くては、動く気にもなれません。

ちなみに、部屋にいる時の私は、布団の中にいる時間・ガスファンヒーターの前でパソコンに触っている時間・台所でご飯を作って食べている時間の三つで、95%以上を消費している気がします。この歳になってアレですが、サンタさんにお願いが出来るとしたら、春が来て暖かくなるまで部屋でヌクヌクと冬眠させてくださいとお願いしたいくらいですね。私には物欲がないので、特に欲しいものはありません。そのかわり冬眠プリーズです。

09/12/19(Sat)

来歴はよく分からないんですが、うちには一対のレッグウォーマーがあるんですが、ずっと死蔵になってました。女性だったらスカート&レッグウォーマーという定番の組み合わせになるんでしょうが、男性でこの時期に半ズボン&レッグウォーマーなんて格好してたら、即通報されてしまいます。かといってジーンズやスラックスの下にレッグウォーマーを着けると、ごわごわしていて違和感ありまくりですんで、使わないものは捨てるべしといううちの家訓にしたがって、年末片付けタイミングで廃棄しようかと思ってたんです。

しかし、気が変わりました。どうせ形が似ているんだからと、アームカバーに転用したところ、コレがピッタリ。今の季節うちでは室内で所謂どてらが大活躍。ただし、どてらって袖は肘までしかないんです。そりゃまどてらの下はTシャツ…なんてことはある筈がなくて、普通にフリースの長袖を着込んではいるのですが、二の腕に比べて肘から先を覆う生地が薄くなっているのは事実。ここに、レッグウォーマー改アームカバーを装着したところ、コレがなかなかいい感じ。

寒い時のポイントは“外気に触れる末端部分を暖めろ”です。肘から先・掌未満は、厳密に言えば末端ではありませんが、準末端とでも言うべき部位で、ココを暖めるのは防寒の観点からなかなか効果的だなと実感しています。ちなみに現在の防寒装備は上から、ニットキャップ・ネックウォーマー・どてら・アームカバー・ひざ掛け。ガスファンヒーターの隣に座ってパソコン中です。遠くかだとまるで、雪だるまのように見えることでしょう。

09/12/18(Fri)

実家からの荷物の中にキュウリが入っていまして、こんな季節にキュウリ?と思ったら、近所の人が出荷用にビニールハウスで作っているんだそうです。12月にキュウリのニーズがあって、それをわざわざビニールハウスで作る社会というのがエコなのかねぇ…などと皮肉な事を考えながら、貰ったものは何でも食べてしまう節操無しな私です。

少し前までは、キュウリといえばワカメとの酢の物が最強、と思っていた私ですが、最近宗旨替えをしました。キュウリの最高に美味しい食べ方は、味噌スティックです。5cmほどに切ったキュウリを4ツ割にし、それに極少量の味噌をつけて食べるだけという、料理と呼ぶのもおこがましいような一品ですが、これが美味しいんですね。

ジャガイモや人参は焼いて塩を振っただけのものが、一番美味しいなんて言いだすくらいです。嗜好がどんどんシンプルになっているような…。そのうちキュウリも、味噌ではなく塩つけて食べるのが一番、なんて言い出しそうな気もします。でも実際美味しいんだから仕方なし。適度な空腹に素材の味わい、実はグルメの一つの到達点ではないかと思ったりしています。

09/12/17(Thu)

本当にどうでもいい事なんですけど、お茶を飲んだ後の急須を洗う手順。1.使った湯呑に茶漉しをセット。2.急須に少量の水を注ぎ、その水をぐるぐる回してから1の湯呑に茶殻ごと移す。3.湯呑から茶漉しを外し、中の水を再度急須の中に戻す。4.手順2をもう一度繰り返し、残った茶殻をさらう。5.茶漉しを湯呑から外し、上から指で軽く押さえて茶殻から水分を絞る。6.茶殻をゴミ箱に捨てる。7.手順4で湯呑の中に残った水を茶漉しの裏側からかけて、茶漉しについた茶殻を洗い流す。8.茶漉し・湯呑・急須についた水分を布巾で拭き取る。

↑の手順によって、湯呑半分ほどの水で8の三点セットをきれいに片付けられます。湯飲みに半分ほどの水を、急須の洗浄×2と茶漉しの洗浄、都合3回使いまわすのがポイント。まるで、砂漠の旅人がコップ一杯の水で朝の身支度を全て済ませてしまうかのようです。東京では水道水のコストなんてタダ同然ですから、節約の面からは全く意味の無い行動だと理解はしているのですが、やってしまいます。性格なんでしょうね。

09/12/16(Wed)

完全無料奉仕で続けている、家の周りの草むしりや落ち葉掃き。最近、寒さが本格化してきまして、2日に1度…3日に1度とどんどん頻度が下がっています。何よりも寒さが苦手な私、とにかく朝、布団から出ることができません。春〜秋なら少し早めに布団を片付け、FMを聴きながらお茶をしばいて…などと余裕のある暮らしを演出できるのですが、今は無理。もうとにかくギリギリまで、布団の中でグズグズ・ダラダラする毎日。

すっかり寒くなって、草の成長も止まりましたし、落ち葉も落ち切って残るのは枯れ木だけという状況ですんで、3日に1度というサボりモードでも、家の周りが目に見えて酷くなるわけではありません。それに、昨年までは年がら年中放置してたわけで、たとえ荒れ果ててもこちらが死ぬわけではありません。ただし、一旦キレイにしてしまったらそれを維持したいと思うのも人情。せめて3日に1度のペースは死守して、早く春が来ないかなぁと年も明けていない内から願っているのです。

09/12/15(Tue)

実家から山のように…でもないけれど、転送されてきたハム・ソーセージを毎日着実に消費しています。これらの代表的な食べ方といえばフライパンで軽く焼いて、となるのでしょうが、私はボイル派。だって、フライパンで焼くと脂が落ちてしまうではないですか。体に気を遣う食の本やサイトを見ていると、“余分な脂を落として…”という表現をよく見かけます。しかしハムやソーセージなんかの肉類は、脂が美味しいんです。そもそも、脂の摂取量を減らしたければ、食べるハム・ソーセージの絶対量を減らせば良いわけで、折角の旨味をフライパンの油と一緒に流してしまうのはモッタイナイという考え方。

ボイルしたって脂は落ちるじゃないかと思うかもしれませんが、茹で汁は乾燥ワカメを加えて塩で味を調えスープに仕立てたり、土鍋で拍子に切った大根をサッと茹でる鍋仕立てにしたり(残った汁はご飯にかけて…)、最後の一滴まで有効活用しますので、構えに隙はありません。食べる時は余さず全部だけど、絶対量は少なくというのが、肉を健康食ライフに組み込むコツではないかと思ったりします。

09/12/14(Mon)

そういう家庭は多いと思うのですが、うちで飲むお茶は殆どの場合貰い物です。コトお茶に関しては、色と香りがそこそこついていて温かければそれで良いという、お茶好きが聞いたら激怒しそうな好みの私ですから、貰ったお茶でもよほど酷いものでなければ、そのままの日々のルーティーンに組み込みます。そしてお茶は貰う機会が多いうえに、お茶一パックというのは結構長持ちするものなのです。職場で余って飲まれなくなったお茶があると、レスキューしてきたりしますしね。

で、今回は本当に久々のお茶端境期。そういったお茶が全てはけて、すっきり空っぽ状態。そして、こういう時にのみリリーフのように登場するのが、プーアル茶なんです。プーアル茶というのは寝かせるほどに味がよくなるらしくて、30年・50年と経つとお宝のような価格になるそうです。どれだけ新鮮なうちに飲むかが勝負の緑茶やほうじ茶と正反対のこの性質のおかげで、リリーフがはれるわけです。

うちのプーアル茶は、よく分かりませんが、多分買ってから10年近く経っていると思います。何でもお徳用で買う癖のある私は、プーアル茶も800gという素人には無茶な単位で買ってしまい、おまけに他にお茶がある時は↑の性質のせいで常に後回しにされるので、ちっとも減りません。それに、中国茶ですから3〜4回は飲めますしね。そんなわけで、まだ1/4飲んだか飲んでいないかという体たらく。下手すると、老後もこのプーアル茶を飲んでるんじゃないかと危惧しています。

それはともかく、10年?経ってそれなりに熟成が進んでいる筈のマイ・プーアル茶ですが、本当に味に深みが出たのか、買った時の味をサッパリ覚えていないので、全然判断できないというのが、私のお茶音痴・面目約如というところでしょうか。

09/12/13(Sun)

実家からハム・ソーセージが沢山送られてきまして、お歳暮で貰ったけれどあっちでは食べないからオマエ食えということらしくて、ありがたいことです。ですが、半分くらい賞味期限が切れているのに半笑いする私。12日に届いたのに、7日までが賞味期限って…。たぶん大雑把な性格が服を着て歩いているようなあの人(=実家の母)は、賞味期限なんて見ちゃいないんでしょう。

かくいう私も、賞味期限は無視します。頼れるのは自分の舌のみ。とりあえず口に入れてみて、大丈夫そうだったらGOで、ダメそうだったら廃棄。でも、賞味期限は見ますよ。ただしそれは、捨てるか否かの判断ではなく、食べる順番を決めるのに使うためです。賞味期限は無視するとはいえ、一応の目安になる事は否めませんから、先に賞味期限が来るものから優先して開封していきます。

まぁ、とっくに賞味期限が過ぎていたのは、スライスされたハムやサラミでしたから、元々の期限設定がかなり短かったのだと想定されます。スライスすると、空気に触れる部分だらけになって、あっという間に劣化するんですよね。一応真空パックに入ってはいましたが、その配慮でしょう。味をみたら大丈夫そうだったんで食べて一晩、とりあえず体調が悪くなったりはしていません。良く噛めば、大概のものは消化できるんです。

09/12/12(Sat)

私はお弁当自作ですし、夕食もほぼ100%家で作って食べているので、周囲には料理が上手いとみなされています。でも、自分ではこれって料理上手と呼ぶのかな?と思っているんですよね。私の作るものは、料理と呼ぶにはあまりにシンプルすぎるものが多いからです。先日の日記にも書いたように、ジャガイモはスライスして両面こんがり焼いてから塩胡椒が一番美味しいと思います。大根があれば、殆どの場合はダシで煮てしまいます。白菜だったらおひたしか浅漬け。

うちの場合、いつものアレに飽きたから、ネットでレシピを探して変わったものを…というのは一切ありません。一番の調味料は空腹とはよく言ったもので、食べる量をきちっと決めて、昼食・夕食時に(朝食は常に無し)適度にお腹が空くようにすれば、メニューなんて大して工夫しなくても、毎日のご飯はとても美味しいのです。そんなわけで私には、レシピを増やそうという向上心もありませんし、飾り切りをする包丁テクニックを身につけようとも思いません。これって、一般に言われている料理上手とはちょっと違うと思っているんですが、他人は好き勝手なことを言いますからね…。

09/12/11(Fri)

貰ったハム・ソーセージ詰め合わせの中に、チーズ入りのウインナーというのがありました。文字通り、小さな角切りのチーズが入っているウインナーで、たまに見かけるのですがコレ、私は邪道中の邪道だと思っています。別にチーズが嫌いなわけではないのですが、ハム・ソーセージは肉っ!なのがいいのです。チーズ入りというのは、肉の品質不足をチーズで補おうとしているような気がして、どうにも印象がよくありません。お子様フードっぽいんですよね。

それにそのハム・ソーセージが、切らないと調理できない大きさだった場合に問題は大きくなります。加熱によって切り口からチーズが溶けて流れ出てしまうんですね。それによって、調理方法が著しく制限されてしまうのがとっても嫌。まぁ要するに自分じゃ買わない商品だって事です。

今回は、厚めにスライスしただけのウインナーに、ジャガイモと人参のソテーを添えました。ジャガイモは皮付きのまま5mmほどにスライスして、両面を油を軽くひいたフライパンでこんがり焼いて塩胡椒しただけのもの。ジャガイモといえば肉じゃがなどの煮物に使うのが多い私ですが、ジャガイモをジャガイモとして楽しむのなら、このソテーが一番だなとしみじみ思います。香ばしくてほっくりしていて、美味しいんですよね。添え物ではありますが、完全に主役のチーズソーセージを食ってしまっています。

09/12/10(Thu)

食事が終わって洗い物も済んで、サテひと段落と思ったその時、食器棚の小皿が一つ足りない事に気がつきました。割と几帳面な性格で、食器棚の中の配置も完全に決まっているので、皿が足りないとすぐに分かるのです。ただ、どうしても見つからないんですよね。思い浮かぶ所は全部探したんですが、ありません。そもそも、食事にしか使わない皿がないというのも変な話。まぁ、そのうち見つかるでしょうと、その日は割とあっさり諦めました。

見つかったのは次の日、弁当の準備をしている時。電子レンジの中から大根の煮物が入った状態で発見。温めたまま忘れてたんです、盲点でした。とはいえ、この失敗は毎シーズンに一度は必ずやっている気がします。そして、なまじ間隔があいているだけに、全開の教訓が生かせないという猿知恵ぶり。ちょっと情けないですね。夏場だったら即刻アウトのこの失敗、幸い今の時期は気温が低いので、小鉢を一晩くらい室温に放置しても、食べられなくなったりはしません。そのままお弁当のおかずにスライドです。多分、来年もやってしまうんでしょうねぇ…。

09/12/09(Wed)

貰い物の大根がひと段落ついたので、お一人様の水炊きは一旦終了。で、次の課題はこれまた台所の隅に積みあがるジャガイモと人参。ジャガイモはともかく、人参は癖の強い野菜で、一度に量を食べられないんですよね。別に嫌いなわけじゃないんですけど。冷蔵庫の中にはハム・ソーセージの詰め合わせ。となるとやっぱり、ポトフ(もどき)でしょうか。

小さな土鍋にジャガイモ一個と人参半分を乱切り。ウインナーを二本入れて点火します。沸騰したら弱火に落としてそのまま十分ほど。ジャガイモがホクホクに柔らかくなったら、塩胡椒で味を調えて完成です。簡単すぎる、まさにポトフ(もどき)。キチンと作ろうと思ったらまず、玉葱が足りませんし、煮る前に軽く炒めてみたり、ブーケガルニを使ってみたり…。凝ろうと思えばいくらでもやる事はありますが、塩胡椒だけで最低限の野菜とソーセージを煮込んだだけのポトフ(もどき)というのも、実は結構美味しいのです。

あと、こういう料理は大量に作って少しずつ食べるのがセオリーですが、私は↑みたいに、毎日インスタント的にちゃちゃっと作って食べるシチューやカレーも好きです。味噌汁感覚なんでしょうね、きっと。

09/12/08(Tue)

私はデイリーポータルZというサイトが大好きで、毎日のように見ているのですが、料理関係の面白い記事を書く高瀬さんの記事がその中でもお気に入り。先日の記事は“積極的に煮崩そう”でした。これは盲点、ヤラレタという感じです。常識にとらわれないで料理をすることを心がけているつもりでしたが、この視点はありませんでした。

料理の趣旨はそのまんま。普通は“煮崩れしないように面取りをして…”というのがセオリーのところを、グズグズに崩れるまで煮て味わってみようというもの。カボチャをグズグズになるまで煮込んで肉団子にかけたもの、グズグズになった肉じゃがの肉を豚角煮にかけたもの、B級グルメの香りがプンプンですが、どう考えても美味しいだろうと思ったこの料理、“笑っちゃえるほど美味しい”らしかったです。毎回の事ながらこの人の記事は本当に楽しい。

ちなみにこのデイリーポータルZ、誰の記事が好きかで結構好みが分かれると思います。私のお気に入りは、高瀬・玉置・べつやく。とくにべつやくさんのどこから発想しているかサッパリ分からないイラストが最高ですね。

09/12/07(Mon)

先日ラジオで、鍋の〆には何を入れるかという聴取者アンケートをやってまして、まぁこの時期の定番ですね。一位はご飯で二位はウドンと、大して面白くもない順当な結果が出ていました。うちはご飯です。ただし、例によって例の如く多少の工夫はあります。

まず、最初から汁の量をギリギリまで減らして作ります。白菜で作るのだったら、白菜が半分くらい浸る量しか水を入れません。上半分は、蓋をして蒸し煮状態にすることで火を通します。よく外食で出てくるようにヒタヒタの汁で鍋を作ってしまうと、最後の〆にはとても食べられないような雑炊になってしまい、結局調整のために汁を捨てる事になったりして、勿体ないんです。それだったら、最初から汁の量を減らして作った方が合理的。

次に、ご飯は入れますが雑炊にはしません。私はどうも昔からあの、クタクタになるまで煮た米というのが好きじゃないんです。米というのは噛み締めて味わいが出るこその米なんで、トロトロになった米は米とは呼びません。というわけで、うちでは雑炊というよりは、茶漬けならぬ残り汁漬けといった塩梅になります。味付けには、残ったポン酢を投入。これもモッタイナイ精神の一環で、ポン酢にだって旨味が出ているのだから、それをむざむざ捨てるような事はしません。まぁそれだと味が足りないので、塩で補足する必要はありますけど。そんな感じで、残った汁で茶碗半分ほどのご飯をすすりこむ事で、うちの鍋は〆となるのです。相変わらず、ケチ臭いですねぇ。

09/12/06(Sun)

大根、うまく煮えてますか、こんな事までネタになってしまうんだから、凄いな(何が?)と思って読んだこの記事。この時期、大根の煮物がエンドレスに続く我が家故に、興味津々で読みました。まぁ、100%同意できませんけど。

煮物全般に言えることですが、味が染み込まないのは煮る時間が足りないからじゃないです。味が染み込むのは煮ている時ではなく、冷めていく時なので、予定の固さになるちょっと前になったら速やかに火を止め、そのまま冷まして一晩放置するのが正解です。(うちでよくやるダンボール内の徐冷をここでやると、火が通り過ぎてグズグズになるので、鍋のまま放置がココでは正解。)ですので、夕ご飯に大根の煮物を食べたいと思ったら、朝仕込んで出かけることになります。コレを面倒と思うか当然の手順と思うかが運命の分かれ道。

実家の母に話すと、そんなの面倒臭くてやってられないと一刀両断切り捨てますが、私に言わせれば、冷めている間ずっと監視していろというならともかく、その間はずっと放置でオッケーなんですから、コトコトと30分も1時間も煮続けるよりよっぽど楽。夕食中に翌朝のための大根の煮物をすれば、どうせキッチンにいるわけですから目も届き、時間の有効利用でむしろ一石二鳥です。

↑の記事を読むとコレ、論調が全然違ってて、1.味を染み込ませるには隠し包丁&米の研ぎ汁での下茹でが有効。2.しかし、とかく忙しい現代日本ではそんな事はやってられない。3.努力をしなくてもおでんにぴったりの“おでん大根”という品種がある。という流れ。特に2番以降、何だそりゃ?という感じです。

世の中の料理本を見ると、“手軽に簡単に”と言うのが一つのキーワードになっていますが、それはちょっと違うと思うんですよね。かといって“手間をかけて美味しく”と言うのも違うと思います。キーポイントは時間・予算の制限のある中で、いかに工夫して最大の結果を出すか、仕事と一緒だと思うんですけどね。

09/12/05(Sat)

うちではアンチウイルスソフトにAvast!というフリーソフトを使ってまして、ノートンなどと違ってずっと軽快に動き、おまけに無料ということでかなりの間愛用してたんですが、いきなり裏切られました。突然、使っているソフトに片っ端からトロイの木馬判定を下し始めまして、どういう選択肢を選んでもそのソフトの実行ファイルが壊されるという最悪状態。しばらく後に改訂版が自動インストールされるようになりましたが、当時はそんなの対応がいつになるかなんて分かりませんしね。サクっとクビにしました。特にブラウザ・ファイラ・メーラーが使えなくなるなんて言語道断、仕事になりませんから。

新たに導入したのが、ネットで評判のよかったMicrosoft Security Essentialsというヤツ。Microsoftがフリーでアンチウイルスソフトなんて出してたんですね、ビックリです。おまけに軽快でキビキビ動いてくれるので、出だしは満足。ただし、これを入れて以来Windowsを立ち上げるたびに、違法ソフトをインストールさせないためのなんちゃらとかいうソフトをインストールさせようと頑張ってきます。別にうちでそんなソフトを使いはしないのですが、その余計なお世話が鬱陶しくて、即刻キャンセル。押すボタンが一個増えてしまいました。Microsoft大嫌いな私ですが、このソフトはまぁいいんじゃないでしょうか。

09/12/04(Fri)

ホントどうでもいいことなんですが、先日おろしたトイレットペーパーのミシン目が、半分しかなかったんです。トイレットペーパーなんて、カバーみたいな部分の先でピッと切ってしまえば済む話ですが、どこか神経質な所のある私、ミシン目で切らないとどうにも気分がスッキリしないんです。おかげで、ミシン目の部分をカバーの先にキッチリ当てて、ミシン目とカバーの先を併用して切るという、まさに無駄な作業。

いやでもほら、カラカラと引っ張り出して適当な所でビッと切ると、なんかこうトイレットペーパーを湯水のように使う気がして、何となく嫌なんですよね。ちなみにミシン目不良だったのは、12ロール200円くらいで買った、近所のドラッグストアのPB品。冷静に考えて、この値段じゃ仕方がないです。そういえば最近では、3枚重ねの超高級トイレットペーパーなんていう品もあるそうで、私には一生縁がなさそうですが。

09/12/03(Thu)

この時期に安い野菜といえば、何といっても白菜と大根。例年のごとくこの時期、うちの食卓ではこの二品が途切れる事はありません。白菜一玉というのは近所のスーパーではあまり取り扱っていないので通常は半玉、大根は一本で買ってくるので、食べ切るには結構時間がかかるのです。白菜はおひたし、大根は煮物が定番ですが、この時期のうちの定番に鍋があります。

鍋というと、時々出てくるそれだけでメインな一品というイメージが強いですが、うちの鍋はむしろ味噌汁の代わり的立場にあります。小さな土鍋にザク切り白菜or拍子に切った大根を入れ、ひたひたの水と昆布を入れて点火。火が通るちょっと前くらいに、水菜・春菊などの青菜を加え、蓋をして火を止めます。あとはそれを食卓に持ってきてポン酢醤油をつけながら食べるだけ。

あれば鶏肉や魚も入れますが、通常は野菜のみでオッケー。食卓の上でカセットコンロも使わないという、超簡便型鍋ですが、これがこの時期、体が温まってなかなかによいのです。いわゆるフルサイズの鍋だと、それだけでお腹が一杯になってしまって常備菜に手が回らなかったりするんですが、これだと味噌汁的スタンスなので、日頃のルーティーンを壊す事もありません。今年は例年になく野菜が安くて、白菜半玉80〜100円、大根1本100円弱が近所の相場。春先まで、大根・白菜に埋め尽くされた食事が続きそうな予感。

09/12/02(Wed)

奈良漬を貰いまして、貰えるものは何でもありがたく貰うのがモットーの私ですが、実はあんまり好きじゃないんです、奈良漬。漬物全般は大好きなんです。糠漬・浅漬・沢庵・松前漬に到るまで、何でもウェルカムなんですが、奈良漬だけは例外。元々が下戸というのもあって、あのアルコールのつんとした香りがどうにも…。でも、嫌いとまではいかなくて、嫌いな椎茸は口にするだけでも嫌ですが、奈良漬の方は出来れば避けたいけれどあれば食べるのは辞さないという、微妙なスタンス。

というわけで、こんな奈良漬苦手な私が貰った奈良漬を速やかに食べ切る絶好の手段が茶漬けなのです。適量の奈良漬を包丁で刻み、海苔を揉んだものと一緒にご飯に乗っけて塩をパラリ。そこに熱々の日本茶を注いであっという間に奈良漬茶漬けの出来上がり。このメニューの素晴らしい所は、日本茶でアルコールの香りが随分薄まるという点。あの香りはちょっと…という私でも、比較的抵抗なく口にすることが出来ます。ただし問題は貰った奈良漬の量。20cm程の長さの大物が2本も。これでは年内一杯は、毎日奈良漬茶漬けを食べないと追いつかなそうで、今からちょっとブルーになっています。

09/12/01(Tue)

三十も折り返し地点を過ぎた冬のある日、ふっと洗い物の後に必ずハンドクリームを使っている自分に気がつきまして、あぁ脂っ気がなくなってきているんだなぁと苦笑してしまいました。二十代の頃は、ハンドクリーム何それ?の世界だったんですが、最近では洗い物や風呂に入ったあとに何もしないと、手がかさついて仕方ありません。そんなもんで、愛用しているのは定番ユースキン軟膏。

元々これを使い始めたのは、毎年冬になると足の指・特に小指がひどいシモヤケになっていたからですが、歳のせいなのか暖冬のせいなのか、ここ数年シモヤケはめっきり出なくなりました。めでたくお役御免かと思ったら、それと入れ替わるように出てきたのが手のかさつき。水仕事をした後には手放せなくなってしまいました。

そういえば50代の同僚が、紙をめくる時に指が滑って仕方がないとこぼしていましたが、このまま症状が進めば、私も遠からずあぁなるのでしょうね。望むらくはなるべく遅く来て欲しいものだとは思っていますが、こればっかりはねぇ。

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