2010年1月

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10/01/31(Sun)

久しぶりに炊飯失敗。年に一回くらいやってしまうんですが、原因はいつも一緒です。うちの炊飯の手順をざっと書くと、1.半日ほど前(夜ならその日の朝、朝なら前日の夜)、サッと水をくぐらせた米に水加減をして、鍋に点火。2.三分で沸騰したら火加減をとろ火に。3.とろ火で5分の後、保温用の段ボール箱へ。4.むらしに最低20分。以上で完成です。失敗する要素など皆無にも見えますが、それが大きな落とし穴。失敗するのは決まって3.のステップです。

とろ火で5分の間、私は時計を持って火の前でじっと待っているわけではありません。他の料理作業をしたり、シャワーを浴びたり、ネットを見たりしています。そう、ネットを見ているとついつい時間を忘れてしまう事があるんですね。キッチンタイマーもあるんですが、セットするのが面倒なんで使っていません。置き時計を見て頭の中で5分を設定。そして、年に一回くらいそれを忘れると…。

先日気付いたのは、とろ火で30分ほど経った段階。5分の所を30分火にかけてしまうんですから、ご飯は全然違ったものになってしまいます。とはいえ、実はこの程度ならそんなに酷い事にはならないんですね。私はご飯のお焦げは完全に失敗だと思っていますが、お焦げ好きなら理想的とも言える状態の、狐色のお焦げが出来てまして、食べられるかといわれれば、全く問題なく食べられます。ご飯全体がやや香ばしく、好きな人は好きでしょう…うちでは完全に失敗ですが。失敗ご飯は無論キチンと責任を持って食べます。そして、その教訓を胸に1年ほどは失敗しないのですよね…。まぁなかなか完全無欠とはいかないものです。

10/01/30(Sat)

昨日の日記に書いた千鳥酢、この時期は特に減りが早いのですが、その理由は鍋に使うポン酢。寒くなるとうちでは毎晩鍋なのです。とはいっても、鶏肉やら海老蟹を入れる豪華鍋ではありません。いわばミニマム鍋。具は野菜が2〜3種類のみ。白菜2〜3枚・大根の拍子切り・春菊のぶつ切り・ブロッコリーの乱切りなど、その日冷蔵庫やストックにあるものから、多いのを優先して選びます。ダシは昆布だし。朝出かける前に、土鍋に薄く水を張り、使いやすいように予め5mm幅ほどの短冊に切っておいた昆布を放り込んでおきます。

カセットコンロも使いません。いつも使うメインのコンロで土鍋を沸かし、野菜を放り込んだら蓋をしてそのまま食卓へ。冷めるまでに食べ切ればいいだけの話です。最後に残ったスープは、これまた残ったポン酢と混ぜ合わせ、あたかも蕎麦湯のように直で飲んでしまいます。酸味と昆布ダシがナイス。オジヤ辺りが定番なんでしょうが、どうにも私はあのべちょっとした米が苦手なもので…。うちにおける鍋は、毎食ついてくる具沢山スープと同義です。白菜は一玉・大根は一本単位で買うので、こうでもしないと速やかに使い切れないという理由もありますけどね。

10/01/29(Fri)

愛用のお酢が切れまして、仕事帰りにわざわざデパ地下まで回って買いに行きました。お酢なんてどこでも売ってるだろうと思うかもしれませんが、違うんです。私が愛用するのは京都の千鳥酢。値段は一升で1,000円強と、ミ○カン酢に比べれば2倍くらいしますが、そもそも味わいが全然違ってて、同じお酢と呼ぶのもおこがましいくらいです。というわけで、千鳥酢は私の台所には絶対に欠かせない一品なんですが、ココで大ショック。千鳥酢の一升瓶の取り扱いが中止になってました…。

まぁ、もともと危ないなとは思ってたんですよね。以前から店頭に並ぶのは三合・五合瓶のみ。一升瓶は店の奥に置いてあって、わざわざ声をかけて出してもらってたんです。それだけ出る量が少ないという事。以前ちょっとした好奇心でどれくらい出るのか訊いてみたことがあるんですが、年に数本だとか。人がひっきりなしに訪れるデパ地下の売り場で年に数本ってどういう事よと思った記憶があります。

でも、隣のコーナーを見ると、同じ一升瓶に入った全国各地の日本酒が、数え切れないほど置いてあるんですよ。それなのに、千鳥酢の一升瓶は取り扱いが少なすぎて取引打ち切り。もう悲し過ぎます。以前一度、千鳥酢本社に電話をして確認したんですが、これで私の行動範囲内でリアルに一升瓶千鳥酢が手に入るところはなくなってしまいました。世の中グルメとか言ってますけどね、ホントなんですかね。

というわけで、背に腹は変えられず五合瓶×2に変更。中身は一緒なんですが、当然の如く単価が約1割ほど上がってしまいました。ちなみに、一升瓶を一本送ってもらって送料無料というネットショップは(今までのところ)見つからなかったので、ネットでという選択肢はありません。関西圏ならもっと楽に手に入るんでしょうけどねぇ…。

10/01/28(Thu)

知り合いからフキノトウを貰いまして、一応まだ1月なんですが、季節は着実に春に向かっているのですね。そんなセンチな気分に浸っている暇も無く、作ったのは定番の蕗味噌。一瞬、皿に水を張って数日間鑑賞しようかとも思ったのですが、そんな事をしたら無駄に鮮度が落ちるだけではないですか。花より団子・色気より食い気、速攻で調理してしまいます。

蕗味噌を作るというと、大概周囲には凄いとか言われるんですが、別にどうという事はありません。フキノトウを微塵に刻んで軽く油で炒めます。そこに味噌・日本酒・砂糖を適当にバババッと放り込み、適当に煮詰めていい感じの固さになったら出来上がり・それだけです。文献を読むと色々な流儀があるんですけどね。フキノトウを少し水に晒してエグ味を抜くとか、炒めないで混ぜ合わせるだけとか、唐辛子やナッツを入れてみるとか。まぁ、その場の気分次第・適当でいいんじゃないでしょうか。私も、まかり間違ってその場にナッツがあったら、砕いて入れてしまいそうですし。

というわけで、出来上がった蕗味噌。少量をご飯に乗っけて、現在絶賛消費中の味付け海苔でクルッと巻いて食べると絶品。あぁこれが焼き海苔だったらなぁと思わなくもないですが、まぁ贅沢は言いますまい。

10/01/27(Wed)

先日ラジオを聴いていて始めて知ったのですが、味付け海苔は関西が主流、焼き海苔は関東が主流と棲み分けがあるんですね。そういえば、子供の頃実家で食べる海苔は全て味付け海苔。たまにお歳暮なんかで貰う焼き海苔は味が無いなと思っていました。まぁ、子供の味覚の浅はかさですけど。こっちで味付け海苔というと、邪道というイメージがあります。旨味たっぷりの調味料がベッタリ塗られてて、海苔の香り台無しという意見。実は私もそう思います。子供の頃はあんなに、味が無いと思っていた焼き海苔ですが、今では断然焼き海苔派。

網で本当に軽く炙った海苔に醤油をほんの少しだけつけて、ご飯をクルッと巻いて食べると、あぁ日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。味付け海苔も悪くは無いんですが、なんかこう一段ジャンクな感じなんですよね。凄く身体が疲れているときなんかだと、味付け海苔のほうが美味しいと感じる事もあるんですが。それなのに、年末に実家からサルベージしてきた味付け海苔、毎日コツコツ食べているのにまだ半分ほどしか減ってません。桜が咲く頃までには食べ切れるでしょうか…。

10/01/26(Tue)

前回の部屋着ズボンはゴミの日にアッサリさようなら。愛着のあるモノを大事にとっておくという思考回路は、私にはありません。使えるものは使い倒し、使えないものは処分する、それを徹底しないと生活がどんどんメタボになって心地よくないですから。ところで、いまちょっと懸案になっているのが家で使っているマウス。右クリックが全然反応しなくなってしまったんです。他の機能…ポインタの移動・左クリック・スクロールは無問題なんですが、右クリックが使えないというのはかなり不便。

左クリックには劣りますが、右クリックの使用頻度は高いです。特にコピペのコマンドを呼び出すなんて、こうやって日記を書いているときも使いますからね。ただ、壊れた当初寒くって、なかなかパソコンショップに行く気になれませんでした。その無精心が生み出したテクニックが、右手でマウスを操り、左手の人差し指をタッチパッドの右クリックボタンに乗せておくという方法。つまり、マウスの右クリック動作だけ、左手でやるんです。

当初は少し難儀しましたが、今ではすっかり慣れました。まぁマウスなんて安いのは1,000円からありますから、買ってしまったほうが早いといえば早いのですが、右クリック以外は健康というのが、悩ましい。これが、左右のボタンは健康だけどポインタの移動がおかしいというのなら、タッチパッドのポインタ移動はストレスフルですから、速攻買い換えるのですが、右クリックならまぁいいかと。これ、長年使ったマウスへの愛着ではありません。単に、寒いのでなるべくあちこち行きたくないという無精心なだけです。

10/01/25(Mon)

会社の同僚が洗濯機を買い換えるという話をしてまして、どんなのを買うかと訊いてみたら、コレがビックリ、お湯で洗う洗濯機なんてあるんですね。お風呂の残り湯を使う、なんてエコなシステムではなく、洗濯機の中にお湯を沸かす機構が組み込まれているんだそうです。外国製で20〜30万円程度が相場だそうで、剛毅な話ですねぇ。

うちの洗濯機は極オーソドックスな全自動型。20年近く前に買ったのですが、週に1〜2度しか動かさないので劣化が少ないんでしょうか、いまだ元気に動いてくれてます。その20年の間に洗濯機の世界もズズズッと進化し、斜めのドラム式で乾燥機まで一体化したヤツやら、↑のお湯が出る洗濯機やら、隔世の感がありますね。ただ、自分で買って使いたいかというと、そんな気はサッパリありません。むしろ、昔ながらの二槽式でも十分に用が足りるんじゃないかと思ってまして、次に買うときはこっちにダウングレードしてしまう可能性が大。

生活家電の進化というのは、凄く大きくまとめてしまえば、人間様が考えなくとも・手を出さなくとも勝手に全部やってくれる方向、と言えると思います。二槽式⇒全自動洗濯機なんてその際たるもんですし、電気炊飯器とかパン焼き機とか、考えればいくらでも挙げられます。でも、私は途中で色々手を出すのが好きなモノズキ人間なので、そんなのは却ってつまらないんです。流石に洗濯板の時代に戻れというのはちょっと無理ですが、途中で洗濯物を一回だけ入れ替える二槽式くらいなら、別に大したこと無いんじゃないの?と思ったり。残り湯だって、前日に排水してしまわなかったヤツをバケツで移すくらいの事は何でもありません。まぁ、家電メーカーの大敵ですね。

10/01/24(Sun)

部屋着に使っているズボンの膝が抜けまして、座るたびにビリビリといい音がして穴が広がっていきます。繕うという手も無くはない…というか好きなのですが、この場合、周囲の部分もかなり広範囲にわたってヘロヘロになっているので、繕った縫い目から再び裂ける可能性が大。というわけで廃棄処分決定です。思えばこのズボンを買ったのは10年近く前。以来、前チャックは完全に壊れ、ウェストのゴムは用を成さなくなり、結局前を手繰り合わせてクリップで留めるという荒技で乗り切ってきましたが、ゴムでお腹を締め付けないので、実は却って快適だったのです。東南アジアのゆったりパンツに似た様な構造のがありますね。

というわけで、新たなズボンを買わなきゃいけないわけですが、ふと思いついて実家に電話をしてみると、私が高校時代に使っていたジャージをまだとってあるそうで、さすが私と違ってなんでもとりあえずとっておく世代はありがたいものです。次に何か荷物があるときに入れてもらうことにしました。それまでは膝の抜けた古いズボンを何とか騙し騙しやっていくことにしましょう。実は下にヒートテックもどきを穿いているので、今の時期ならそんなに問題はないのです。

それにしても体型が変わらないって素晴らしくエコですね。今でも盆暮れに帰省した際に実家で着るのは、高校生までに着ていた服そのままです。まぁ、外見を気にしなくなってオッサンの階段を一歩上がったとも言いますけど。

10/01/23(Sat)

キャベツを一玉丸ごと買ってきまして、鋭意消費中。バリバリと葉を一枚ずつに分離し、沸騰したお湯にそこそこサッと通した後、筋の部分と葉の部分に分離。筋の部分は千切り、葉の部分はザク切りにしてからお互いを混ぜ合わせ、塩胡椒・酢と油でざっと和えただけの料理とも呼べないような簡単な一品なのですが、これが冬キャベツの甘味が良く出ていてとっても美味しいのです。コレとご飯だけだったら相当寂しい食卓ですが、うちではこういう簡単料理を何品も組み合わせて一食にするので、栄養バランスもバッチリ。

割と捨てられがちな一番外側の葉も、よほど茶色くなっていたりしない限りは一緒に料理しますし、芯もあまりに外側は固くてダメですが、8割くらいは刻んで一緒に入れてしまいます。まさにゴミを極限まで減らしたエコ料理…などとはサッパリ考えていなくて、銭を払って買ったのに食べられる部分を捨ててしまうなんて…というドケチ根性しか、私の中には存在しません。そうやって普通サイズのキャベツが大ぶりのタッパー2個分程度のマリネとなり、1週間程度でなくなります。やっぱり野菜は丸ごとに限りますね。

10/01/22(Fri)

胡椒が切れまして、ミルの中に入っている分を使い切れば終わり。買いに行かなきゃならないんですが、コレがなかなか…。胡椒なんてどこでも売っているじゃないかと思うかもしれませんが、違うんです。うちはテーブル胡椒(粉末に挽かれた胡椒)ではなく、ホールのを買ってきて、都度ミルで挽いて使います。テーブル胡椒はどこのスーパーでも売ってるんですが、ホールは扱いが少ないのです。また、扱っていても普通のスーパーだと、高級香辛料扱いになり価格もかなり割高。そういうわけで、買う場所は最寄の業務用スーパーと決めてるんですけど、そこが自転車10分。この寒空の下、自転車10分は辛いなぁと。

と、寒くなって以来ずっとこの調子なので、お酢も一升瓶に残り1/3ほどとなってしまいました。こっちもいい加減次のを補充しなきゃいけません。こちらはいわゆるデパ地下で購入。自転車を走らせれば、胡椒の業務用スーパーと同じルート上にあるので、便利といえば便利なんですが、やっぱり寒さが…。暖かくなるまで待ちたいところですが、そんなことをしているとどちらも切れてしまうのは明白なので、いい加減重い腰をあげて、次の週末辺りに出かけなくては…と自分に言い聞かせているんですけどねぇ。

10/01/21(Thu)

沖縄土産黒糖飴というのを貰いまして、割と困ってます。お菓子類全般の中で特に飴は、口の中にず〜っと糖分が残ってしまうという特性があります。まぁ飴好きにはそれが良いのでしょうが、口の中全体が糖でコーティングされたようなあの感じがどうにも苦手。普通の洋菓子や和菓子なら、お茶で洗い流しながら食べるので、さほど気になりませんが、飴はお茶を飲みながら…というわけにもいきませんからね。というか、こんなの日常的に舐めてたら、それこそ虫歯一直線だと思うんですけど…。

私はレギュラーの食事以外はお茶を飲むくらいで、他のものは基本的に一切口にしません。何か間食をしてしまうと、ご飯の美味しさ・ありがたさが落ちるというのがその理由ですが、飴なんてその際たるもの。しょうがないからトレード要員にしようかなとも思ったんですが、気の迷いで封を切ってしまったんですよね。はぁ、意には沿いませんけど、そのままゴミ箱行きですかねぇ。流石に砕いて料理にというわけにもいきませんから。

10/01/20(Wed)

“トイレその後に”という商品がありますね。トイレを使った後にシュッとひと吹きすると臭いが消えるというアレ。私の生活コンセプトとして、当然そういう商品は買わないのですが、トイレの臭い対策はちゃんとしています。それがマッチ。トイレその後にマッチを一本擦り、しばらく燃やした後消す。それだけです。マッチを消した後の煙が、その後の臭いを跡形もなく消してくれます。うちは台所のコンロ点火にマッチを使っているのですが、使う用途が広がれば広がるほど、お得な感じがします。

ただ一つ残念なのは、30年以上前ならマッチはいくらでもタダで手に入ったのにという事です。喫茶店、バー、銀行etc家には広告の入ったマッチが沢山転がっていました。今ではマッチを手に入れようと思ったら、買わなきゃなりません。まぁ安いんですけど、昔はタダで手に入ったのに…というのが私としては悔しいのですね。と、思い出したのが紙マッチ。紙マッチって見なくなりましたねぇ。売っているマッチは箱に入ったやつばかり、お店で貰えるマッチは皆無となると、紙マッチを手に入れる手段が無くなりました。昔の推理小説なんて読むと、紙マッチを左から使っているから犯人は左利きだ…なんて推理が定番だったんですが、今の人が読んでも何の事やらサッパリでしょうね。そうそう、片手だけで紙マッチに火をつける、なんて技もありましたっけ。今は昔の話ですがね。

10/01/19(Tue)

北海道に住む知り合いからリンゴ箱一杯のジャガイモを貰いまして、いくらなんでも流石にコレは多過ぎです。多少は職場で配ったりもしましたが、山の前で嘆いていても、一向に山は低くなりません。山を征するには、とにかく一歩でも前へ進む事ということで、現在絶賛ジャガイモフェア開催中。昼・夜・昼・夜と毎食ジャガイモで(私は朝ごはんは食べない)、もれなく中世のアイルランド農民の気持ちになれます。

去年まではポテトサラダにして常備するのが定番だったんですが、今年の定番は焼きジャガイモ。5mm程の厚さにスライスしたジャガイモを、油を少しだけひいたフライパンで両面こんがり焼き上げ、軽く塩胡椒を振って食べるという、これ以上ないくらいシンプルな一品なのですが、ジャガイモの旨味がストレートに味わえる一品なんです。

簡単そのものの料理ですが、毎晩飽きるほど作っていると、同じ状態で仕上げるのはそれなりに難しいと分かってきます。火の通り具合に、表面のこんがり焦がし具合。スライスの大きさが適切でないと、微妙に局面を描くフライパンの鍋底で隙間が開いてしまい、キレイに焼き色がつかなかったり、そもそもキレイに焼き色をつけるのと中までほっくり火が通るタイミングを合わせるための火加減も実は結構微妙です。単純な料理ほど奥が深いという典型例ですが、ジャガイモをキレイに焼けるようになったからといって、別にどうという事もないのが問題です。

10/01/18(Mon)

大量の半生ウドンがやっと終了。今日から全て主食を米に戻せます。うちのルールとして、イレギュラーなものを優先して食べる、というのがあります。貰い物その他で、うちに常備されていないものが手に入った場合、それを後生大事にとっておくことはしません。それは別に、珍しいからと惜しんでいるわけではなく、台所スペースが有限なのにイレギュラーなものをとっておくと、新たなイレギュラーがどんどん入ってきて収集がつかなくなるのが怖いからです。ということで、台所の一角に小山になっていた半生ウドンがどんどん山頂を低くしていき、最後のパッケージをゴミ箱に捨てた時の爽快感といったら…。ウドン自体を味わっているというよりも、ウドンが減っていく事の方が楽しいという、明らかにグルメではない食材の楽しみ方をしている自分が居ます。

しかし、ウドンが片付いたからといって安心してはなりません。次には年末に実家でサルベージしてきた味付け海苔&佃煮が待っています。私は焼き海苔派なので味付け海苔はイマイチなのですが、そんな事を言っている場合ではありません。現状で自分に課したノルマは、一食につき4枚。お茶碗1杯で海苔2枚計算、頑張ります。佃煮の方も、実家の台所片隅に山になって放置されていたヤツで、昆布の佃煮を筆頭によりどりみどりが袋一杯。こっちは炊き込みご飯の味付け要員ですかねぇ…。でも、銀シャリも捨てがたいんですよね。春先までに片が付くといいんですが。

10/01/17(Sun)

実家からひっきりなしに送られてくる物品の一つに干し大根があります。食べ切れないほど出来てしまう大根を畑で腐らせるのは忍びないと、母がせっせと切っては干しているのですが、自分では絶対に食べないのです。戻して煮るという工程が面倒臭いのだけれど作るのは楽しいから、という理由。そのせいで、出来た干し大根がどんどんうちや妹の家に送られるという流れ。

ところで今シーズン、この干し大根に関してうちで新しく、秘伝のタレメソッドを導入いたしました。干し大根を煮る手順は簡単に言って、1.鍋に干し大根と水を入れ、一晩戻す⇒2.煮る、という二段階に分けられます。普通の料理本を見ると、1.の戻し汁は一旦捨てて…と書いてあるものも多いのですが、干し大根エキスがたっぷりしみ出たこの戻し汁を捨てるなんて、犯罪級の行為です。ですんで、そのまま戻し汁に調味料を加えて煮てしまいます。

秘伝のタレメソッドはそこから更に一歩進み、前回の煮汁の残りで干し大根を戻してしまおうという試み。何だかんだで煮汁は最初の半分くらいに減ってますから、猛半分は新たに水・調味料を加え、ダシも追加する事になります。現在4〜5回目ですが、どんどん味が深まっていてかなりナイス。外食でも鰻やアナゴで同じような事をやっているんですから、問題ない筈。

調味料だってタダじゃないんです。特にうちでは醤油は結構いいのを使っていますから、残った煮汁とはいえそれをそのまま流しに捨ててしまうのはあまりにモッタイナイ…というのが当初の動機でしたけど、味わいという面からも秘伝のタレメソッド、侮れません。

10/01/16(Sat)

今が一年で一番寒い時期。現在私が部屋にいるときの生活空間は、ガスファンヒーターの噴出し口から半径1m以内という極小世界です。パソコンを文机に置き、右手にガスファンヒーター。下には四つ折にした毛布の上に座布団を敷き、ふと下を見ると、自分のテリトリーが畳半分の中に完全に納まっていました。まさに、座って半畳・寝て一畳の世界です。そしてこの時期に欠かせないのが温かいお茶。

電気ポットなんていう無粋なものを使う気はサラサラありませんから、昔ながらの急須に茶葉を入れて、ごく原始的に飲んでます。この急須と湯呑もガスファンヒーターの噴出し口の正面に置いておくと、明らかに冷め辛くなってとってもナイス。紅茶の国イギリスには、ティコゼという急須が冷えないようにかぶせておく厚手の毛布カバーみたいなのがありまして、日本でも勿論売っているんですが、こんな私ですからいつか手作りしようと思ってそのまんま。構造は簡単なんで、その気になればあっという間なんですが、どうも年末からこっち、生きるテンションが落ち気味のようです。こういうときは、ガスファンヒーターの前で丸くなって、暖かい春を待つのが上策ですね。

10/01/15(Fri)

お茶を飲もうと思ってお湯を沸かしている最中に、うっかり横に置いたマッチ箱に割と大きめの水の塊がかかってしまい、しばらくそれに気付かなかったもんですから、箱全体がすっかり湿ってしまいました。この状態でマッチを擦ろうとすると、頭の所の薬品がボロボロと崩れ、いかにも“もうダメです”ってな感じになって切ないです。しかし、携帯電話などの精密機器と違い、マッチみたいな単純な道具は濡れたら乾かせばいいんです。

台所の片隅に古新聞を広げ、その上に湿ったマッチ棒と箱を広げます。そのまま一晩放置すれば何の問題もなく元通り。特に今の時期は、空気がカラカラに乾燥しているので、何事も無かったかのようなりカバーっぷりです。これで1箱約16円の貴重なマッチを無駄にせずに済みました。

しかし、今後に課題は残ります。お湯のかかる可能性がある場所をマッチ箱の定位置にしていたのがそもそもの問題なのですから、コレをどうするか。手が届きやすく、しかも作業中に鍋から多少水が飛んでも届かない。またしばらく、しょうもない試行錯誤が続きそうです。

10/01/14(Thu)

冬が始まる前の気象庁の発表では確か、今年は暖冬傾向だと予報していた気がするんですが、ちっとも暖かくないどころか寒いではないですか。うちのパソコン環境は、畳の部屋の座卓ですから、必然的に畳の上に座布団を敷き、その上で胡坐をかいてというスタイルになります。ところがコレ、冬は寒いんですね。かといって、畳の上にたとえ部分的にでも絨毯をひくのはどうにも抵抗があります。

そこで、必要は発明の母。就寝時に使っているアクリル性の毛布を四つに折りたたみ、座布団の下に敷いて使ってみたらコレがナイス。見た目的にはかなりアレですけど、自分の部屋なんで他に誰が見ているわけでもなし。それにこの方法は、“持っているものは徹底的に使い倒す”という私のポリシーにも合致しています。普通、毛布というのは夜寝るときにしか使いませんから、その他の時間はいわば無為に遊んでいる状態なわけです。代金を支払って手に入れ、一定のスペースを割いて保管しているのだから、働いてもらわなければ損。布団に入ってパソコンを打つことは無いので、役割がかぶる事はありません。もしコレが人間なら、サービス残業・労働基準法違反で訴えられる所ですが、相手は毛布。どんなに使い倒しても文句を言われる事はないのです。

ちなみに、ひざ掛けとして使っているのは、夏に使っている小さな掛け布団。コレ、多分私が子供の頃使っていたヤツのカバーを付け替えたもので、とてもじゃないけど私の全身を覆うことは出来ないサイズの代物です。しかし夏場は、お腹を冷やしさえしなければいいので、いまだに重宝。冬は活躍の場がなくなるかと思いきや、ひざ掛けに転向。以前は正規のひざ掛けを使っていたのですが、いくら小さいとはいえ、中に綿の入った布団ですから、ペラペラの正規品ひざ掛けよりもずっと暖かいのです。ホント、貧乏性というかなんというか…。

10/01/13(Wed)

先日は恒例、半年に一度の歯医者の定期検査の日。検査日が近くなると葉書が来るという歯医者の話はよく聞きますが、うちの歯医者は直に電話が来て予約を聞いてきます。この辺は、石を投げれば結構な割合で歯医者に当たるんじゃないかというくらいの歯科激戦区ですから、商売してますねぇ。院長先生は昔クラスに一人はいたような学級委員長タイプの女性の先生で、いかにもそういうところを徹底してそうな感じ。

検査は難なくパス。とはいえ、2回シリーズで今回は下の歯のチェック&歯石除去なので、1週間後にあと一回です。歯磨きを面倒がる人もいますが、私は別にそういうのはありません。むしろ、虫歯を作ってしまって通院し、高い治療費を払う方がよっぽどモッタイナイ。というわけで、今日もせっせと歯ブラシ&歯間ブラシ&デンタルフロスの三点セットを駆使して磨くのです。自慢じゃないですが、私の歯磨きはかなり徹底しています。

ただし、今回はちょっと注意を受けてしまいました。歯ブラシを当てる力が強過ぎて、歯茎が傷んでいる部分があるんだそうです。もっとソフトに、という指示。でもコレ、以前から言われているにもかかわらず出来ないんですよねぇ。今はやりませんが、昔は風呂に入れば固いナイロンタオルでヒリヒリするまで体中を擦らないと気がすまなかった、痛気持ち良いの至上主義が、三つ子の魂百まで、いまだ抜け切れていないようです。

それより何より、歯磨きの時は雑誌を読んだり料理の仕込をしたりと、ながらの場合がほとんどで、手の動きはほぼ無意識の領域になってしまっているんですよね。サテ、どう対応しましょうか。

10/01/12(Tue)

先日、夕ご飯の準備をしているとドアのノックが聞こえまして、宅急便かなと思って出たら、下の部屋に住むおじさんでした。何だろうと思って話を聞くと、500円貸してくれないかというのです。今年始まって以来のの(といってもまだ1週間そこそこですが)困ったイベント発生です。私にこのおじさんとの交流はありません。廊下ですれ違ったら挨拶程度はしますが、それが限界。名前は大家さんに聞いたような気もしますが、忘れてしまいましたし、直接名前を言っての自己紹介もしていません。そんな程度。そんなおじさんが突然部屋にやってきて、500円貸してくれと言われたら、戸惑いますよね。

いろいろな話を総合するに、このおじさんはちょっとトラブルメーカーです。お酒が入ると救急車を呼んでしまうという悪癖があるようで、昨年の最盛期には、毎週のように家の前に救急車が。“アナタ、もうブラックリストに載ってて、この辺の病院で引き受けてくれるトコ無いんだよ”と怒る救急隊員の声が聞こえてたくらい。そんな人なので、正直言って、挨拶以上の関係は持ちたくありません。500円という金額は大した事のない額ですが、それをキッカケに貸してくれとお願いされる金額が大きくなるという可能性も少なくなく、それはとっても困ります。

というわけで、どんな仲の良い友人にも、どんな少額でも、お金の貸し借りはしない主義なんだと一生懸命謝ってお引取り頂きました。まぁ、実際にこう思っているわけですから、嘘はついていません。しかしあのおじさんは、私から500円を借りて何をするつもりだったんでしょうか。細かい事情も話したそうでしたが、それを聞いてしまうと断りづらくなるので、これまた一生懸命聞かない様にしました。私なんかに金を借りに来るくらいだから、よほど切羽詰ってはいたんでしょうけど。私の好きな江戸落語の世界なら、情けは他人の為ならず…で貸すこと推奨なんでしょうが、ここは江戸ではなくTokyoですんでね。

10/01/11(Mon)

先日ラジオの事を書きましたが、最近私が一番注目している番組の事を書き忘れていました。それは、NHK第2放送が毎日3回放送している気象通報。気象通報といわれてピンと来る人は少ないかもしれませんが、耳にすれば誰でも“あぁアレね”と分かる筈。全国各地および日本の周辺海域の気象観測地点の、気温・気圧・風向・風力を淡々と読み上げていく(だけの)番組。これをラジオ用地上天気図用紙(というのが売られているのです)の上に記録していけば、自分で天気図が作れるという代物。特にハードな登山をする場合には、重要度が高くなるスキルだったりします。

常日頃、どっちかというとストイック好きの私は、まるでお経の様に淡々と、地点名・数字が読み上げられていくこの放送が、たまらなく楽しいんです。流石に地図を買ってきて天気図の作成はしませんが、これが流れる時間になると、ラジオは原則的にNHK第2放送です。自分で言うのもなんですが、相当変なチョイスだと思います。が、ラジオは想像力が鍛えられる、なんていうちょっとカッコイイ考え方からすれば、気象通報なんてその最右翼でしょう。全然注目はされてませんけど。

実は大学時代にちょこっと山に登っていた事がありまして、とはいえハードな雪山などには近付きもせず、女子大とのインカレで楽しくハイキングしようというお気楽なサークルだったのですが、そこで一人だけ、この気象通報を聴いて天気図を作るヤツがいたのです。そいつは高校時代から勉強の合間の天気図作りが趣味だったそうで、なんとまぁ変態だと思ったものですが、あれから20年近く経って、まさにその自分自身が当時私が変態だと思っていた人種に段々近付いていると言う事ですね。

10/01/10(Sun)

もっぱらラジオ派(というか、そもそもテレビを持っていない)な私。家にいるときはほとんどラジオをつけています。先日実家でいつもは聴かない民放AM局を流し聴きしていると(田舎はラジオ放送局の数も少ない)、まだ日が変わっていないのにオールナイト・ニッポンのあの有名すぎるメロディが流れ始めまして、“うわっ、いくら編成の都合とはいえ、この番組をこんな時間からオンエアしたらアカンでしょ”と思ったら、オールナイト・ニッポンではなく、オールナイトニッポン・ゴールドという別番組で、東京でも日が変わる前に放送されているのでした。そしてその日のパーソナリティは、私の大好きなピストン西沢。

この人、オシャレ洋楽系をメインに放送する、J-WAVEという東京のローカルFM放送局の看板ナビゲーター(=所謂DJ)。他のナビゲーターが軒並みバイリンガルのちょっとお洒落な雰囲気を醸し出しているのに、この人だけはAM深夜放送のノリで、よりにもよって夕方の放送を仕切ってしまうというツワモノ。同じ番組で一緒にナビゲートする元お洒落DJ秀島史香サンの弄られっぷりが楽しくて、結構な確率で聴いていたのですが、そのピストン西沢が全国進出。ド田舎のあの実家でも聴ける、おまけに夜の放送なので更にパワーアップということで、嬉しくなってしまいました。

ちなみにこの番組、曜日違いで所ジョージも担当しています。ゴールデン・タイムのテレビ番組では、すっかり良い子になってしまった所サンですが、この番組では往年のロッカーらしい(この人、本業はロッカーだと自分で言っている)無茶振りと暴走が楽しい。テレビ番組が面白くないと言われる昨今ですが、どっこいラジオは結構頑張っている気がします。ひな壇にお笑い芸人が並んでいる番組だとか、グルメ番組に文句を言う前に、ラジオをつけてみたらどうでしょうか。

10/01/09(Sat)

ここの所のお約束となっているのが、帰省明け1週間ほどの自称ラマダン。日頃、野菜ほとんど・肉魚ちょっぴりの食生活の私にとって、“肉を食っとけば元気になる”と考える団塊世代の食事は、割と辛いものがあります。いえ、美味しいんですよ。美味しいんですけど、身体に何かイケナイものが溜まっていくような感覚。私は野性に生きる人間ですから、この様な身体感覚を割と大事にするのです。

というわけで、自称ラマダン。といっても、日の出から日の入りまで一切飲食禁止、唾を飲み込むのさえ憚る、といったストイックなものではなく、食べる量をちょっと減らすだけ。具体的には米3合を炊いて3食食べていたのを、米2.5合で3食に減らします。当社比率約17%オフというヤツですね。そして今回は特例として、実家からサルベージしてきた半生麺100gを一食分に組み入れる場合も作ります。米1合=約150gですから、単純に重量比率だと約33%のオフ。そして食卓の構成を、一汁五菜平均から、一汁三菜平均に落とします。

ハッキリ言ってこれだと、ちょっと物足りない量となります。夜寝る前には、あ〜お腹減ったなぁと切なくなる時も無きにしも非ず。でも、支出より収入の多い生活をしていたのだから、帳尻をあわさないと長期的に見てロクなコトになりませんから、今週はこういうものだと割り切って。この正月はノロウイルスで苦しんでいたので、いつもの年よりは軽めですが、まぁ恒例行事なんでやっちゃいましょうかというノリですね。

10/01/08(Fri)

帰省最終日、翌日は東京に戻るという日の事。空港まで車で送ってくれる父親が新聞を見ながら(地方紙には毎日、飛行機や鉄道の空席情報が載ります)、乗る飛行機はどれだというので、“確か昼くらいのだったと思う”答えると、じゃあこの11時のヤツだから、家を10時には出て…などと段取りを始めました。その時、ちょっと変な感じはしたんですよね。予約した飛行機の時間が、“○○時ちょうど”ではなかったような記憶があったんで。

その場はそれで済んだのですが、何時もは絶対そんな事しないのに何か虫が知らせたのでしょう、航空会社からの確認メールに目を通してみました。ゲッ、東京着便で予約しなきゃいけないところを、東京発便で予約しているではありませんか。記憶していた時間とずれているわけですよ。予約機は翌日。あ〜あ、こりゃ最悪なら東京に戻るのが遅れるなと覚悟して、空席状況をチェックしてみると、やっぱり私は日頃の行いが良いのですね、奇跡的に私の乗る便だけにあと少しの空席が。速攻で予約の変更手続きをして事なきを得ました。

両親は酷く呆れていましたが、最終的には何事も結果がナンボ。最終的に狙った便に乗れればいいんです。いつもは計画的な外見で周囲を騙しているのですが、実は極めて大雑把・その場のノリでコトを進めてしまうという、極めて危険な性格の私です。

10/01/07(Thu)

今朝は間違いなく、この冬イチの寒さでしょう。布団から出るのが洒落にならないくらい辛かったです。何度も言うように、世の中で一番嫌いなのは寒さと言い切ってもいいくらいの私。世間ではCO2削減でストップ・温暖化なんて言ってますけど、個人的にはバンバンCO2を排出してどんどん平均気温が上がり、東京も沖縄くらいの平均気温になればいいんだと、割と本気で思っています。

年間平均気温が20度オーバーなんて、夢のようですよね。そんな場所に住んでいたら、仕事の能率もうなぎ上りになる…筈。などと詮無き夢を見ながら、今朝は何度も目覚まし時計を再セットし、本当に時間ギリギリまで布団の中。外が寒いほど、どうして布団の中というのはこんなに魅力的なのでしょうか。というわけで、一年中常夏or一日中布団の中にいてもオッケーな身分のいずれかを希望するんですが、これまた夢物語ですねぇ…

10/01/06(Wed)

体調について書くのも飽きたので、いい加減他の話題にしたいのですが、何せ東京に戻ってきてからも一日一食、おかゆ+αなので食事がちっとも楽しくありません。実家に電話すると、母は病院に行って検査を受けたそうで、あの悪名高きノロウイルスでした。それを薬嫌いの私は、気合と体力でねじ伏せようと言うのですから、そりゃ時間もかかりますって。

今回も、帰りの飛行機には大量の分捕り品を持ち込みました。その中でも白眉はウドン。祖母の実家が製麺業をしているのは知っていたのですが、なにせ祖母の実家ですから、交流は途絶えがちになっていました。それが何故だか近年ちょっと復活。実家に山の様に半生のウドンが転がっているんです。身内びいきではないのですが、コレが結構美味しいんです。ただし、茹で時間12〜15分。料理において面倒臭い事を最も嫌う母親が茹でる訳がありません。全て放置状態でしたので、サルベージしてきました。

このウドン、20分ほど茹でてコシの全くない状態にすれば、病人食にもなりうるのですが、ウドンの命はコシ主義の私、そんな暴挙は許されません。というわけで、ウドンはもうちょっとおあずけ。コレをちょっと固めに茹でて、いい醤油と削りたての鰹節でぶっかけウドンにすると、たまらなく美味しいんですよね。

10/01/05(Tue)

風邪、ちょっと快方に向かい中。何時もの風邪なら二晩も寝れば完治するんですが、今回のはしつこい。でも、何を食べても吐きそうなのは継続中なので、昨日食べたのはおかゆと湯豆腐のみ。ハッキリ言って、身体に全然力が入りません。力が入らないのはまだしも、困るのは栄養バランスの欠如に的確に反応する私の口内炎。そう、私はちょっと食生活が乱れると、すぐに口内炎になってしまうという、面倒体質なのです。現在、炎症が2箇所で、長年の勘によると出来かけているのが1箇所。

こちらの方は、食事を何時ものパターンに戻せば、4〜5日で完治する筈なんですが、これまた長年の勘によると、今日何時もの食事に戻せば、多分吐きます。というわけで、今日もまた一日快復食で、通常食に戻れるのは最短で見積もって明後日から。ということは、この口内炎とは少なくともあと一週間はお付き合いと言う事で、あぁ気が重い…。今年の正月は、おせち料理もろくすっぽ楽しめず、禄でもない正月だったですねぇ。

10/01/04(Mon)

相変わらず風邪継続中。何か口に入れると、速攻で吐きそうになるので、結局昨日食べたのは、おかゆを茶碗に半分のみ。栄養が足りてないので、口の中カサカサで、口内炎まで出来始めていて、もう散々です。もう少し実家にいられるので、その間に治さねば…。というか、そもそもこっちに帰ってきていなければ、風邪をうつされる事もなかったわけで、そう考えると良し悪しと言えるでしょう。

風邪の源流は多分姪。年末に帰ってきた時、何か食べてはケロケロと吐いていたのを、日頃とは違う環境に来てテンションがハイになっているからだろうと思っていましたが、アレが風邪だったようです。現在は妹の嫁ぎ先の方に移動しましたが、そちらも全滅させてしまったそうで、恐ろしい威力です。

とはいえ、何となくヤマは超えた気がします。今日一日断食すれば、何の根拠もないですが、大丈夫な気が…。ちょっと早めの七草粥を食べて、東京に戻れるといいんですけどねぇ…。

10/01/03(Sun)

新年早々、家族全員風邪でダウンしまして、今年はアンラッキーからスタートです。全員症状は全く一緒。熱は殆どないのですが、とにかく気持ちが悪い。何か食べるとすぐに吐きそうになるので、家族揃って絶食しています。口に入れるのは白湯のみ。まぁ、正月二日でおせち料理にも随分辟易していましたんで、丁度いいかもしれません。正月三が日も過ぎれば、近所の病院も仕事を始めるので、そのタイミングでまだ治っていなければ、行ってみようかと。…あぁでも、油断して保険証を東京の家に置いてきてしまったのでした。後でお金返してもらうのも面倒臭いですねぇ。しょうがないから、私は何時もの治療方法、“風邪は気合で治せ”を実行してみようと思います。箱根駅伝を熱く応援していたら風邪なんて吹っ飛んだり…しませんよねぇ。

10/01/02(Sat)

実家の母親は年がら年中“ダイエットしなきゃ”を連呼していますが、一向に痩せる気配がありません。こちらで生活してみると、その理由がよく分かります。とにかくお菓子類溢れまくり。この辺は、地縁が血縁より濃いド田舎ですから、何かあるたびにお菓子などの小さなギフトが飛び交います。その結果が、コタツ周辺の小山。

速攻で捨ててしまうのが正解ではあるのですが、流石にそれは出来ず、コタツの横に積み上げておくと、いつの間にかダラダラと食べてしまうという寸法。かく言う私も年末年始、ダラダラとテレビ漬けになるうちに、気がつくとついウッカリその小山に手が伸びています。まさに、食っちゃ寝食っちゃ寝を絵に描いた様なステキライフ。最近自分に極甘になりましたから、三が日はそんなステキライフを許可しましょう。しかし、それ以上続けると、真っ当人間ライフに戻れそうもありません。あと二日、心を鬼にせねば…。

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