2010年2月

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10/02/28(Sun)

どうも今月は家電が壊れる月だったようです。右ボタンが死んだ状態でずっと頑張っていたマウスの左ボタンまでが死んでしまい、買い換えたのはつい先日。今度は愛用のラジオです。うちのラジオはコンセントから直接電源をとるラジカセタイプ。台所・風呂場・寝ながらと、家のあちこちで聴くので、電源コードがグルグルに捩れてしまうんです。そして断線。思えば先代のコードもそうやってお亡くなりになりましたっけ…。

コードは家電量販店で500円程度。今度の休みにでも買ってくるべと思っていたんですが、この正月休みに実家に帰った時に防災用としてかっぱらってきた電池式のラジオの存在を思い出しました。15cm×5cmくらいの、ポケットサイズよりもやや大きめのサイズで、庭の草むしりの時に使っているんですが、つなぎはコレでいいかと。

今のご時世、電池は結構タダで手に入ってしまうんです。職場ではデジカメを時々使うんですが、いつもは充電用電池を使っていても、ついつい充電を忘れる事があるんですね。そんな時に臨時でアルカリ電池を使うんです。しかし、デジカメは贅沢者ですから、まだまだ残量があるアルカリ電池でもお払い箱に。そんなのを貰ってくると、ラジオには十分以上の活躍が見込めます。まぁ、電池を買うのに数百円払うくらいなら、↑のコードを買いますしね。しばらくはこの電池ラジオでつないで、次の休みに家電量販店ですね。

10/02/27(Sat)

親戚の農家から文旦が送られてきまして、こちらは何もしていないのに、ありがたいことです。妹なんかは文旦は皮を剥くのが面倒臭いといって嫌がりますが、私はこと食べ物に関する手間は全く問題ないと思っているので、いつもありがたく頂いております。大きさにもよりますが、毎食後に半玉ほど。しかし毎年の事なんですが、この皮がモッタイナイなぁと思うんですよね。

文旦の皮はとても厚いです。多分全体の二割ほどの重量を占めるこの皮を、ただ何もせずに捨ててしまうのはいかにも芸がないなぁと思うのです。文旦の皮の有効利用方法といえば、何といっても砂糖煮。九州にザボンの砂糖漬けというのがありますが、まさにそれを文旦で作る感じ。私も何回か作りましたけど、コレがイマイチなんですよね。

まず味がとにかく甘いです。なにせ“砂糖煮”ですから、表面に砂糖がザラザラくっついているほどに砂糖を使います。お茶請けにホンの少しならともかく、明らかに身体には良くなさそうなお菓子です。そして作る手間。とにかく手間暇かかります。内側の白いワタを取り除き何度も茹でこぼして水に晒して苦味を抜き、その後砂糖で煮詰めるため、丸二日は確実。まぁ、ずっと傍に居なきゃいけないわけでもないんで、大した事がないといえばそれまでなんですが。それに、出来上がりがスバラシク私好みならやりもしますが、そうでもないので…。止めは、大量に使う砂糖。普通の料理なら半年も持ちそうな量が一瞬で消えるのは、精神衛生上良くありません。というわけで、今年はモッタイナイなぁと思いながら、皮はゴミ箱直行になりそうです。

10/02/26(Fri)

本日、約2週間かけて使ってきた白菜を使い切りました。うちではキャベツ・白菜は、基本的に丸ごと一個で買ってきます。それを外側の葉からむしりながら使うと、カットして断面ができてしまったものよりも、ずっと保存に優れるのです。でも白菜一個というとかなりの大物。それを外側から一枚ずつむしって食べていき、一番中まできれいに食べきるとコレ、なんともいえない達成感があります。

大きい野菜だと、大根を食べきった時も似た様な達成感がありますね。丸ごと大根を一本買ってきて、色々使いまわした結果、最後まできれいに食べきった時は妙に嬉しいものです。ただ、大根の場合は半分くらいを一気に煮物にしてしまうことが多いんで、白菜のように毎日2〜3枚ずつ食べていくのに比べると、爽快感という点では一歩譲るかもしれません。

大きくはないですが、一山いくらで買ってきたジャガイモや人参は、食べきった時の爽快ポイントは結構高め。特に人参は香りが強い野菜なので、癖の無い大根に比べると、一回に食べられる量はぐっと減ります。ということは食べきるのに時間がかかる=食べきると爽快というわけでして。食材の味そのものよりも、こういう所に楽しみを見出すってことは、私はどちらかというと食べる側よりも作る側なんでしょうね。

10/02/25(Thu)

毎年、予め連絡して配るのを止めてもらおうと思いながらついつい忘れてしまう電話帳。今年も来てしまいました。必要不可欠という人もいるかとは思いますが、うちでは完全に不要。電話番号を調べたいと思ったら、ネット検索でほぼ事足りてしまうんです。それにそもそも、昔と違って電話機本体によく使う番号を記憶させておけるような時代ですから、電話番号を調べなきゃならない事が絶対的に少なくなりました。

というわけで、電話帳も希望者には配達しない、ではなくて、希望者に配達する、という形式にすればいいんじゃないかと思うんですが。件の電話帳は、可哀想に一度も使われることの無いまま、古新聞と一緒に縛られて、次の古紙回収の日に出されることになります。あぁモッタイナイ。でも、電話帳って本来の目的以外に使いようが無いんですよね。広げれば天麩羅の油切りに最適という話を聞いたことがありますが、一回で捨ててしまわないのなら使用後脂でベトベトの電話帳を台所の隅に置いておくのかと、激しく疑問に思った記憶があります。そもそもうちでは、天麩羅を作りませんしね。私の考える限り、電話帳の有効活用方法は存在しないのです。用途が無いならとっとと捨てるというのがうちのルールなんで、処分は来週の火曜日。あぁモッタイナイ。

10/02/24(Wed)

どうやら寒さも峠を越えたようで、朝起きて温度計を見たら4度しかなくてこのまま一日中布団の中で過ごしてしまおうかと真剣に考える日々もようやく終了。今朝の室温は10度でした。冬が始まる頃の10度でしたら、私にとってはまだまだ暖房の要らない気温帯。雪だるまのように着膨れをして、膝にひざ掛けを乗せれば、部屋の中では余裕で過ごす事が出来ました。ところが、冬の間暖房のぬくぬくとした感覚に慣れきった体は、この10度を耐える事が出来ません。迷うことなく暖房のスイッチをオン。冬の朝の布団もそうですが、暖かいということには麻薬にも似た常習性がありますね。

そういえば小学校の頃、通学路に建築中の家がありまして、冬になると一斗缶で木っ端を燃やして焚き火をしていたので、通学仲間皆と遅刻ギリギリまであたったものです。記憶の中だからでしょうか、あの焚き火は暖かかったですねぇ。もうすぐ三月。すっかり暖かくなって、この着膨れ姿から早く軽やかに脱皮したいものです。

10/02/23(Tue)

行きつけの喫茶店の常連仲間夫婦が、この春お引越しをするに際して、新居の規格に合わないということでガス台の引き取り手を捜していました。春の引越しシーズンになると、こういう話は結構多くて、うちの周囲でも朝早く散歩すると、ガス台はかなりの確率で捨てられています。動作チェックが出来ないのでなんともいえませんけど、多分問題なく動きそう。これって本当にモッタイナイですよね。

そういう時こそ常日頃私が愛用し、日々布教活動に努めている鋳物コンロの出番だと思うのですよ。鋳物コンロなら、そもそも一口ずつ独立して存在していますんで、ガス台が大きすぎて入らなかったり、小さすぎてシンクとの間に段差が出来たりといったことがありません。また、火口にトラブルがあった場合、ガス台ならごっそり全部交換・修理になりますけど、鋳物コンロならトラブルがあった方を買い換えるだけですみます。それにそもそも、ガス台の一番のトラブル源である点火装置がありませんので、壊れる可能性はぐっと低くなります。おまけに格安。三千円程度で買えてしまい、超お得。

ガス管から出てくるガスに直に点火しているも同然なので、期待されうる最大の火力を確保できる半面、構造のシンプルさゆえに弱火も非常に安定しています。中華料理屋で、極大火力で炒飯を作ったり、何時間もかけてとろ火でラーメンスープを作ったりすることに使われていることがその証拠。というわけで、職場でも行きつけの店でも友人達にも、ことあるごとに鋳物コンロ教を布教しようとしているのですが、邪神なのでしょうか、誰も帰依してくれません。

10/02/22(Mon)

というわけで、マウス購入。ワイヤレスマウスが4,000円台で買えるんだと、パソコン関連製品の値下がりっぷりにちょっと感動しつつ、実際に買ったのは、最安値980円の有線マウス。秋葉原まで行ってジャンク屋を漁れば、100円とかで見つかりそうな気もしますが、かける労力を考えて却下。私の認識としてパソコン関連はデータ端末&消耗品ですから、最安値至上主義です。一応名の通ったメーカー(Buffalo)なので、あんまり無茶な品質ではないでしょう。目処として3年使えれば、私としては十分に合格ラインです。

昔は無駄に拘ったんですけどねぇ。今までに買った中で最高値のマウスは、マイクロソフト純正の豪華マウス。確か、ボタンが7つくらい付いていて、喜んで色々弄ったのは最初の数日だけ。結局左右のボタンと真ん中のホイールしか使わないという、典型的な駄目っぷり。今思い返してみても、どうしてあんな気の迷いをしたのか、全く分かりません。

ちなみに、マウスパッドは20歳くらいから使い続けている超年代もの。コルク張りなので手触りは良いのですが、何せ自然素材なので経年劣化で角はボロボロ。帰省の折に実家で使っていたら父親から、“余っているマウスパッドがあるからあげようか?”と哀れまれてしまった極上の一品。いえ別に、マウスパッドを買うくらいの財力はありますけど、使い込んだタオルとかなかなか捨てられないじゃないですか。それと一緒ですね。

10/02/21(Sun)

右クリックが全く反応しなくなり、左クリック・カーソルの移動はマウス・右クリックは本体のタッチパッドという変則的な使い方をしていた我が家のマウス君、遂に左クリックがご臨終。マウスの左と右、どちらが使用頻度が高いかといわれると、多分左でしょうから、その左が右を越えてコレだけ頑張ってくれたのは、ありがたいと言うべきなのかもしれません。だがしかし、実際問題これからどうするか。

今までの延長で、左右クリックはタッチパッド・カーソルの移動はマウスというのは一つ候補としてあげられます。壊れたのが昨夜で、他に代替マウスも無いので、一時間ほどこれをやってみました。操作に慣れていないんで、かなりつっかえますが、やってやれない事はありません。三日ほど操作を続ければ慣れるでしょう、多分。

でも、流石にそろそろ買い換えろよという(内なる)声も聞こえます。買った時にマウスの裏に貼った、商品保証のビニール製のステッカーは、印刷がすっかり擦り切れて、ただの透明テープと成り下がっています。かろうじて“ビックカメラ”の店名は読めるものの、購入日の表示なんて全く読めません。幸い今日は日曜日ですし、寒いけど買いにいきますか…。

10/02/20(Sat)

うちではご飯は鍋で炊くと以前からここに書いてきましたが、この鍋は炊飯専用ではありません。やや大きめの両手鍋は使い勝手抜群で、特に煮物に最適。うまいことローテーションを組んで、八面六臂に使いまわしています。一応どの鍋でも炊飯できるようにはしているんですが、人間に利き手が出来るのと同様に、どうしても特定の鍋に使用が偏ってしまうのは仕方のないことでしょう。

というわけで、煮物と併用しているために、時にやや困った事態がおきることもあります。先日はこれまたうちでは定番の鶏ムネ肉の保温調理をやりまして、今までは香りのアクセントとして生姜の甘酢を少々入れてたんですが、それが切れたのが問題の発端。何もいれないとちょいと寂しいということで、台所の隅に転がっていたニンニクを一欠片、包丁の腹で潰して入れました。

ニンニクの香りというのは本当に強烈なんですね。かなりしっかり洗ったにもかかわらず、その後二回目なのにご飯からはほんのりとニンニクの香りが。やはりそろそろ、炊飯専用の鍋を用意しなくてはいけないかも。しかしそれを買った場合、現在の完成された鍋置きフォーメーションが…。玉突きの如く問題が発生するので、まぁたまにはほんのりガーリックライスもいいかと流してしまう気配が満々です。

10/02/19(Fri)

ここのところ寒い日が続き、毎日のガスファンヒーターは必須アイテムです。ノートパソコンをのせた文机の前に私が座り、そのすぐ横にガスファンヒーターというのが今の時期の黄金フォーメーション。ところが、この距離感が難しいのですね。ピッタリくっつけて使うと、ふき出す熱気で温度が上がりすぎて、とても仕事にならずすぐに消す羽目になります。置く位置が遠いとそういう心配はありませんが、自分のいないところまで暖めてしまって、なんだかモッタイナイ。熱効率だけを考えれば、ゼロ距離で使うのがベストなのですがねぇ。

と考えると、私にとってのベストの暖房器具は火鉢なんじゃないかと思います。昔実家で、正月だけ使っていたのですが、石油ストーブなどと比べると、申し訳なくなるほどの火力しかありません。“手あぶり”という別名があるくらいで、全力で働かせても、わざわざ手をかざさないといけない程度の力しかないんです。でも、ひざ掛けなんかを併用すれば、それで十分な気もするんですよね。

と、数年前から考えているんですが、残念ながらうちは生火禁止の賃貸住宅。そりゃま、黙ってやればバレやしませんが、そういうのは嫌いです。それに、炭がはじけて畳が焦げるという話も聞きますし、イマイチ踏み切れません。案じるより生むが易し、なんでしょうけどね。

10/02/18(Thu)

寒い夜には温かい味噌汁、コレが最高です。野菜はキャベツ・ジャガイモ・人参etcと色々常備してあるので、よりどりみどりなんですが、ここ一番で使うのはやっぱり大根。沸かしたお湯に拍子に切った大根を放り込み、30秒ほど茹でます。そこに味噌を溶き、削り節少々を投入。売り物ではないので、削り節は漉したりせずにそのまま食べてしまいます。本節をその場で削ったものなら極少量で十分効きますんで、全然気になりません。

お椀の方には乾燥ワカメと冷凍葱を入れておき、出来上がった味噌汁を注ぎます。ご飯をよそったり、常備菜を小皿に取り分けたりしている間にワカメが戻り、葱の香りが全体に行き渡って完成。豚汁のこってりした美味しさ・納豆汁のなんともいえない旨味など、変り種味噌汁にはそれぞれの魅力がありますが、どれか一つ選べといわれたら、私ならやっぱり一番ベーシックともいえる大根とワカメの味噌汁です。わざと半分ほど残しておき、最後に茶碗半分ほどのご飯を入れて猫飯にするのもまた、乙なものですね。

10/02/17(Wed)

ここんところ新規レシピ開拓の意欲が限り無くゼロに近付いています。すっかり枯れてしまった、というわけでもなくて、空腹だったら割と何でも美味しいというのが最大の理由。一日二食&間食無しだと、昼・夜の食事時になるとそれなりにお腹がすいて、食事が待ち遠しくなるんです。

そして更に、その状態になると食材を色々こねくり回さなくても美味しいと感じるようになります。ホウレンソウや小松菜などの菜っ葉類だったら軽く茹でて醤油と鰹節でおひたし。ジャガイモ・里芋・サツマイモなどのイモ類は煮転がして。根菜類は厚めにスライスして、軽くソテー&塩胡椒というのも野菜の甘味が前面に出てとても美味しい。そんなシンプルおかずが数品・炊きたてご飯・味噌汁・漬物類少々があれば、まぁこれ以上は要らないかなと。あまりに粗食過ぎて、たまに鶏の唐揚げやカップ焼きそばなど、思い切りジャンクなモノを食べたくなりますが、その周期も徐々に伸びてきています。そのうち体が必要としなくなる時も来るでしょう。食事関係に関して言えば、四十を前にしてどんどん枯れていってる感じです。

10/02/16(Tue)

この時期のデザートといえば、何といってもミカン。うちでも箱で買ってきて食べてるんですが、皮のせいで可燃ゴミの量が倍増。ゴミの日の度に何とかならないかなと思っています。何せ、銭を出して買ったものは、最後の最後まで使い切る、というのが私のスタイルですから、ミカンみたいに重量の3割方を皮というゴミとして捨ててしまうのは、なんだかとってもモッタイナイのです。

無論、ミカンの皮の有効利用法にはいくつかの定番があります。有名どころでは風呂に入れる、乾かして調味料や芳香剤に使う、砂糖煮にする、あたりでしょうか。ただし、それぞれに欠点があります。入浴剤は実際やってますが、一回の入浴で使うミカンの皮はせいぜい一個分。明らかに供給過剰になります。調味料や芳香剤も同様ですし、何より年がら年中部屋がミカンの匂いというのは、飽きてしまいます。

砂糖漬けは、使う砂糖の量がとっても多いのと、手間がかかり過ぎる事が問題です。砂糖漬けを作るためには皮を徹底的に煮こぼしてエグ味をとったうえで、料理で使うのとは比べ物にならない量の砂糖を使います。大好物ならそんなのは関係ないのですが、そこまで好きかといわれると微妙。砂糖漬けの菓子は私にとって、他人から貰えば食べますけど、自分で買って食べるほどのものではない、という位置付けです。それをわざわざ手間暇・材料かけて作るかというと、却下。というわけで、毎回モッタイナイなぁと思いながらも大量のミカンの皮をゴミに出しているのです。

10/02/15(Mon)

仕事をリタイアした父が趣味で白菜の漬物や沢庵漬けを作っているので、送ってもらっています。ありがたいことです。元から器用な人だなとは思っていたのですが、数年経つとどんどん味が良くなってきてまして、うちの食卓には欠かせないものとなっています。その中でも私が特に好きなのが、白菜の芯の部分。市販品だと、最初からカットして捨てられているような部位ですけど、送ってくるものにはキチンとついています。ココを繊維を断ち切るようにスライスして食べるんです。

味は葉の部分と一緒ですが、少し歯ざわりがあり、かつ甘味も強い気がします。元々私、芯は好きなんですよね。白菜やキャベツの芯は、よほど外側に近くて固くない限り、スライスして葉と一緒に食べてしまいます。見かけは悪いので、お金を貰って野菜炒めを作る場合なんかは入れられませんけど、自分で食べる分には、特に捨てる理由もありませんので。このような食生活をしてますんで、自炊をする割には生ゴミの量は極端に少なくて、何となく気持ちがいいのです。

10/02/14(Sun)

こう寒いと、私は家の中ではニットキャップかぶりっぱなしとなります。ここ数年の習慣なんですが、一旦コレに慣れてしまうと、もうニットキャップ無しではいられない身体に。本当は職場にもかぶって行きたいくらいなんですがスノーボーダーじゃないんで、それは流石に自粛。それにしてもニットキャップ、暖かさが違います。頭ってのは、いくら髪の毛が生えているとはいえむき出しの場所。そこをカバーするとコレ、全然違うんですね。特に就寝の際のニットキャップなんてもう、絶対に手放せません。

ところがニットキャップをかぶっていると、髪型が絶望的に崩れるという弱点があります。髪の毛を常時あらぬ形で押さえつけていますから、髪形のキープなんて望むべくも無いんです。特に寝起きは酷くてちょっと絶望。以前私が、ニットキャップはおろか帽子全般をかぶらなかったのは主にこのせい。元々が柔らかくて細めのストレートなので、癖が付きやすいというのもありますが、帽子を脱ぐとペッタリ海苔みたいになってしまうのです。

今でもそれは変わりません。変わりませんが、見かけよりも暖かさ優先のお年頃。見かけは鏡を見なきゃ分かりませんが、暖かさは常に快適さを左右しますから。こうやって人間はどんどんオッサン・オバサンになっていくんですかねぇ。

10/02/13(Sat)

突然ですけど、うちのトイレはレバーを右に回すと大・左に回すと小に適した水が流れるようになっている、まぁよくあるタイプの水洗トイレです。ここでいつも悩むのが小の方なんですよね。大はレバーを捻るとタンクの中の水が一気に全部出るので、特に考える事もないのですが、小はレバーを捻っている間だけ水が出る仕組みになっています。つまり、どの程度の時間水を出しているかを自分で決めなきゃならないのです。コレは困る。

基本的に私はケチです。水もなるべく使いたくない。しかし、流石に使う水が少な過ぎて、液体が便器の中に残ってしまうのは避けたいです。しかし不必要に水を流してしまうのもモッタイナイ…と考えた末に面倒臭くなり、大であろうが小であろうが、全部一律で大の方を使っています。もう色々台無しな気もするのですが、そうやって使っても、水道代金は基本料金の中に余裕で納まってしまうので、まぁ無理矢理節約する必要もないかなと。

ところで、飛行機の中でトイレに行くと、アレは素晴らしいですね。極少量の水をジェット噴射のように噴出して流す、まさにミニマムな水の使い方です。まぁ、家でやろうとすると噴出するための電気代等で却ってエコじゃないんでしょうけど。といいつつ、実はエコとか全く興味が無くて、単なるケチだったりするんですけどね、私は。

10/02/12(Fri)

冬になると寒い寒いと文句ばかり言っている私ですが、僅かながら利点もありまして、その数少ない利点の一つが、部屋の隅に野菜をそのまま転がしておける所です。うちの台所には暖房器具がありませんから、室温は基本的に外気温と一緒。乾燥にさえ気をつければ、保存に問題はありません。うちの場合、白菜なら丸ごと一個買ってきて、外側から葉をむしりながら食べていきますんで、全部食べきるのに3週間ほどかかります。冷蔵庫に入れば無問題なんですが、まだまだ使いはじめの白菜はかなり大きくて、冷蔵庫に入れるとそれだけで満タン。他のものが入らなくなってしまうのです。この時期に多用するキャベツや大根も同様。これらも白菜同様、少人数家族用に切り分けたものではなく、丸ごと一個を買いますんで、冷蔵庫には入らないのです。

話は変わって、最近(でもないですが)レジ袋がすっかり悪者にされています。でも、それを言うならカット野菜も同罪だと思うんですよね。カットすると切断面が出来るので、ラップで包むことが必須となります。でも、丸ごと一個ならその必要はありません。そんなにCO2がダメならば、カット野菜廃止運動がおきてもいいと思うんですけど…。私みたいな一人暮らしでも、工夫すれば白菜一個・大根一本、キチンと使い切れますんで、カット野菜がどうしても必要だとは思わないんですけどね。まぁ、うちはちょっと変ですから、一般論化は出来ませんけど。

10/02/11(Thu)

うちでは保温調理というのをよくやります。たとえば鶏ムネ肉を安く買ってきて鍋に入れ、ヒタヒタに水を張って塩・日本酒・醤油などで適当に味付け。沸騰させてから密閉した段ボール箱に移して半日ほど放置すると、ゆっくりと火が通って非常に美味しいのです。ところが、寒い時期は勝手が違うのですね。密閉した段ボール箱とはいえ、外気温の低さには敵わないらしく、速攻で温度が低下。鶏肉に火が通る前に、必要な温度を切ってしまうようなのです。結果、鶏肉は生煮えに。結局もう一回沸かして、再度保温調理をする羽目になります。

まぁ、最初に火を通す時にある程度時間をかけて煮てしまえばいいのですが、そうすると今度は、火にかけすぎてパサパサになるリスクが…。結局のところ、春になって台所の室温が上がるのが一番の策という状態。暦はと見ると、二月を1/3過ぎたところ。一応三月になれば気温は上がっていくものと予想されるので、あと三週間の辛抱です。うちの料理の面からも、早く春が来てほしいものですね。

10/02/10(Wed)

先日自作した蕗味噌を食べ切ったので、次は正月に実家からサルベージしてきた昆布の佃煮を開封。大好き、というような食材ではないのですが、置いておいても減る事はないので、隙を見て食べていかねばならんのです。それにしても、相変わらずこの類の食品の上げ底包装っぷりは目に余ります。本体は薄くパウチされて極少量なのに、それを余裕たっぷりのボール紙で包んだりして。瓶入りにするという手もありますね。小さい瓶で硝子にそれなりの厚さを持たせると、中身の量はちょっぴりになります。こういうのこそ、法律で規制したりしないんでしょうか。

まぁそれはともかく昆布の佃煮。こういうのはパウチの一辺を切り開き、そこを折り止めて冷蔵庫保存をするケースが多いみたいですが、うちではそういう方法はとりません。どうもあんまり美しくないのと、特に残りが少なくなってくると、袋の奥の方まで箸を突っ込まなくてはいけなくて、使い辛いからです。そこで、最初から袋の三方を鋏で切って大きく開き、タッパーに移してしまいます。こうすると割とキレイに食べきれますね。でもまぁ、あんまり好きじゃない食材には変わりないので、とっとと食べきって、次に行きたいと思います。

10/02/09(Tue)

久しぶりに実家の父からの電話。この人が電話をしてくるのは本当に珍しいので、何か不味い事でも起こったんじゃないかと、第一声の瞬間にかなりビビリましたが、何の事はない、電子メールにファイルを添付できないがどうしてだという質問でした。正月に帰った時に、頼まれて電子メールを入れ替えたので、私に訊けば分かると思ったみたい。それにしても、電話越しでパソコンの質問に答えることの難しさを久々に実感。画面は見えず、説明は音声のみ、内容は向こうの主観まみれ。パソコンのサポート電話の人って凄いなぁと思います。

結論的に言えば、原因は全て父親。画像ファイルをフォルダごと、圧縮もせずに添付しようとしていたためで、そりゃ無理ですよ。というか彼、電子メールは昨日今日使い始めたわけじゃないのに、何故今になってそんな無茶なトライをしようと思ったのかという事の方が、不思議。

そういえば、正月にメールソフトを入れ替えたってのもちょっと不思議な理由でした。メールアドレスを変えたら、送信が出来なくなったというんです。そんな事あるんかいなと思って見てみると、変えたアドレスというのがmisoji.....@ninjya.co.jpというような感じのモノ。この.....は何よ?と訊いたら、こうすると迷惑メールが減ると誰かから聞かされてやってしまったようなのですが、余計なことばかりするので定評のあるMicrosoftのメーラーは、それを不正な文字列として弾いてしまうみたい。アドレスの変更をオススメしたんですが、今更それは出来んと突っぱねられまして、私が以前使っていたAl-Mailというフリーソフトなら、構造が単純なんでこういう文字列を突っぱねる機能も付いてないだろうと、入れてきたのです。なんだか妙に、知識にムラがあるんですよね、うちの父親。

10/02/08(Mon)

この時期、部屋の中にいると一瞬たりとて手放せないのがドテラ。確か、今を遡る事○十年、亡き祖母が昔の着物を解いて作ってくれた一品で、父・私・妹の三着があり、うちにあるのが文句無しで一番使い込まれています。今考えると、コレが母を含めて四着でなかったのは非常に興味津々ですが、当時は何も感じませんでした。まぁ、それはともかく、何せ中学生の時から来ているものですから、流石にあちこちガタがきています。上半身の衣服なので、下半身のズボン…たとえばジーンズの尻や膝ほどではないですが、何せ着ている年数が年数ですから。

ここ最近、急激に悪化してきたのが肘部分。このドテラ、袖の部分が手首と肘の中間位までありまして、パソコンを打つときに左肘を机につける癖のせいで、左肘の部分の摩滅が激しいんです。目では見えないところにあるので、すっかり油断して放置していた結果、先日ついに中綿を貫通して穴があきました。早速繕いプランを立案中です。でも、面倒臭そうなんですよね。一層のジーンズと違いドテラは、外側布・中綿・内側布の三層から成り立っています。つまり、修繕するとなると中綿はともかくとして、外側布・内側布の二層に手をつけねばなりません。本格的にやるのなら、どこかの縫い目を解いて内側から布を貼り付けるんですが、流石にそこまではやる気なし。もう少し暖かくなって、ドテラを常時着る必要がなくなったら、メンテナンスをしなくては。

10/02/07(Sun)

大学時代の友人と久しぶりに食事。そういう時に使う店は大体決まっていて、今回は割とお高めな蕎麦屋をチョイス。行ったのは実に久しぶり…多分2年ぶりくらいなんですけど、そのあまりのお客さんの少なさにビックリ。いくら土曜日とはいえ夜7時。以前なら店の前でしばらく待たねばならないほどの人気だったのに、今回は私達以外には客が二組だけ。おまけにその二組も、私達の注文が出てくる前に帰ってしまい、食べ終わってお勘定をするまで、店は貸し切り状態。味は2年前と変わらないように感じたんですが、私のしたが鈍いのか、それとも運が悪いのか、はたまた景気のせいなのか。

そうそう、蕎麦と言えば私は、基本的に冷たい蕎麦しか蕎麦とは認めていません。が、先日は今シーズンイチの寒さ。ここで盛り蕎麦を頼むのが頑固一徹の食通なんですが、流石に無理。軽く火を通した牡蠣がのった温かい蕎麦などをオーダーしてしまいました。やせ我慢もいいですが、やっぱりあんまり無理しすぎてもダメですね。

10/02/06(Sat)

最近調子が悪いんでしょうか、前回から一ヶ月と経っていないのに、またもや炊飯失敗。まぁ前回は30分以上火にかけすぎてしまったのに対し、今回はせいぜい15分。お焦げのつき具合もずっと少なくて、まぁかすり傷といった所。でも、失敗は失敗です。再発防止策は実に簡単。キッチンタイマーを使えばいいんです。そして、うちにはキッチンタイマーもあります。でも、どうにも使いたくないんですよね。

端的に言えば、デザインがダサいので、見えるところに置いておきたくないんです。リンゴを模した真っ赤なキッチンタイマーは、一応とってはあるものの、捨ててしまいたい品物群に余裕でレギュラー入りしている逸品。かといって新しいのを買うとなると、意外に趣味にあった品が無いのです。こういうときの最後の砦、無印良品のもダメでした。まぁ、細かいことにうるさ過ぎる私が悪いんですけど。

というわけで、時間の計測は相変わらず目覚まし時計兼用の一般的な置時計。3分先・5分先にアラームを鳴らすなんていう細かい動作は出来ませんから、結局のところ自分の記憶力が頼りとなります。何とかせねばいかんのですけどねぇ。

10/02/05(Fri)

あまりに寒いので、今夜は久しぶりに湯豆腐。家庭で湯豆腐というと、折角だからとつい他の具も入れがちですが、そこはコダワリの我が家、湯豆腐の時は豆腐しか使いません。昆布を少々鍋に放り込み、湯を沸かします。そこに豆腐を入れて、煮るのではなく温める感じ。ポン酢は出来合いのものではなく、醤油と酢をフィーリングで混ぜ合わせてその場で作ります。薬味は大根おろし。晒し葱も欲しかったんですが、現在うちでは葱を切らしてまして、この為にわざわざ買うのもどうかなと思ったので、今回は大根おろしのみ。大根おろしはポン酢に混ぜてしまわず、ポン酢に浸した豆腐の上からちょこんと乗っけて食べるのがポイント。刺身をつけて食べる醤油に山葵を溶かず、刺身に乗っけて食べると香りが一層引き立つのと一緒で、大根おろしもこうやって使うと、同じ量でも効きが違うんです。

全部食べ終わった後の茹で汁は、いい昆布ダシが出ていておまけにホカホカなので勿論捨てません。タイミングを計って茶碗にご飯を半分ほど残しておき、そこに注いで茶漬けならぬダシ漬け。塩を少々足してサラサラとかき込めば、至福の味わいです。やはり、冬の寒い日には鍋ですねぇ。

10/02/04(Thu)

今朝は寒いですねぇ。うちのガスファンヒーターは点火すると室温が表示されるようになっているんですが、その表示が今シーズン最低の4度。本気で冬眠したいです。そんな中、ガスファンヒーターの前でパソコンを打つ私の姿はまるでダルマさん。頭にはニットキャップ、首にはネックウォーマー。ドテラを羽織って胡坐をかき、脚の上にはひざ掛け代わりの小さな布団。四つ折にしたアクリル毛布を尻に敷き、コレで防寒体制は完璧。

格好を客観的に見ればどうなのよと思う姿ですが、コレ以外に馬鹿に出来ません。15〜20分もすると、4度だった極寒の部屋が体感的に全く問題なくなります。家の中に在るものを寄せ集めて冬を耐え忍ぶ、まさにうち流のスタイルです。まぁ3月になったら多少はマシになるでしょうから、あと一ヶ月、長いですねぇ。

10/02/03(Wed)

東京は今シーズン初の雪が降りまして、聞く所によると雪を見てはしゃがずに、寒いだとか滑って危ないだとか思うようになると立派な大人ということですが、その分類でいくと私なんて超・大人です。あぁ雪か(鬱)としか思えないです。それが朝、前を通る保育園の子供たちのはしゃぎっぷりったら。雪だるま作って、雪玉投げて、そりゃ大騒ぎですよ。実に羨ましい。

それはさておき、こう気温が下がると窓辺でガラス窓を通して熱がどんどん外に逃げていくのがとっても気になります。窓辺に立つと明らかにひんやりするので、サーモグラフィでも使えば、窓辺は真っ青になるのでしょう。毎年の事ですがコレ、何とかならんかなぁと思うんですよ。中でバンバン暖房を使っても、使った端から熱量が逃げていくわけで、まさに穴の開いたバケツに水を注ぐ状態。

一応対策はあるんです。いわゆるプチプチを大きなシートで買ってきて、ガラス窓一面に貼り付けてしまう。エコ知恵系で定番ですが、コレはかなり効果大だと思います。しかし、貧乏臭い(いまさらですが…)、取り付け・取り外しが面倒、という理由でいまだ計画倒れ段階。気がつけば二月。年間通して一番寒い月ですからまぁ、寒いのは仕方ないです。早く春が来ませんかねぇ。

10/02/01(Mon)

とまぁ、毎日お弁当や晩御飯を作っているわけですが、あんまり触れられないにもかかわらず、私が重要だと思う料理ポイントに、お湯の沸く時間というのがあると思います。お湯は地味ですが料理の基本です。茹でるにせよ蒸すにせよ、はたまたご飯を炊くにせよ、お湯を沸かすという行為は料理には欠かせません。鍋に水を張ってコンロに乗っけます。しばし経つとお湯が沸くわけですが、沸いたら素材を入れたりかき混ぜてみたり、調味料を入れたりと、色々な仕事が発生します。ところが、沸くまでってのは基本的に待ちなんですね。この時間をポーッと沸騰する鍋を見つめながら過ごす…なんてことはしません。ココをいかに有効に活用するかが、料理の段取り上手になるための第一歩だと考えます。

そして、段取りを組むためには予めお湯が沸くまでどれくらいの時間があるかを予想できなければなりません。手持ちの鍋のどれにどの程度(半分か1/3か)の水を注ぐと、どれ位で沸騰するのか。そりゃま、横目で見てれば沸いてきたなってのは分かりますが、予めその時間が把握できないと、その間のスケジュールを予め立てることは出来ません。

コレは別に○分と定量的に把握する必要はないです。感覚的に、流しの中の皿を洗って、茹でる材料を切った辺りでタイムオーバーだなとか、そういうのが分かればオッケー。そしてコレばっかりはマニュアル化できません。鍋・コンロは家庭によって千差万別ですし、どのくらいの水を使うのか、どのくらいの火加減で沸かすのかはケースバイケースです。要は勘と経験、ってヤツですね。更に進むと、マックスの火力で沸かすと下ごしらえが間にあわなそうだから、少し弱火で沸かしてタイミングを合わせるかとか、そういう事を考えるようになります。コレ、結構重要なポイントだと思うんですが、料理本に書いてあるのを見たことがありません。あんまり考えないんですかねぇ。

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