2010年6月

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10/06/30(Wed)

現在、梅雨真っ只中。曇や雨の不安定な日が続き、普段は毎週決まった日に回していた洗濯機も、天気予報を睨み、空を見上げて動かしています。それなのに、何故私が毎朝草むしりをする30分に限って雨が降らないのでしょう…。私は毎朝起きるとまず窓を開け、お天気を確認します。そこで雨が降っていなければ顔を洗って庭に出ますが、雨が降っていればあと30分寝ることが出来る、いわば特別休暇としています。

窓を開けると雨が降っている⇒雨音を聞きながらいつもより30分長い惰眠を貪るというのが、私にとっては至福の時間なのですが、そういう時に限って降りやがりません。空はどんよりと重く、限り無く降り出しそうなのにギリギリで止まっている状態。で、そういう日に限って、私が仕事に出かける時になると降ってるんですね。どうせ降るならあと1時間早く降ってくれよと、愚痴のひとつも言いたくなります。今も昔も、お天気ばっかりはままならないものですね。

10/06/29(Tue)

2週間ほど前に貰った南瓜、食べるものが沢山あったので、カットしていない丸ごとの状態なら、早々腐る事もないべと油断して、台所の隅の常温空間に置いていたら、黴が生えてました。成長する時に地面側にあったと思われる、色づきの悪い部分が被害に遭っていたんで、おそらくは最初から傷or虫食いがあって、そこから傷んだのだと思われます。直径3cmほどの黴部分が2箇所。しかし、そこで慌てて丸ごと捨てたりしてはいけません。

慌てず騒がず、とりあえず割ってみて被害確認。全体が変色していれば、それは捨てざるをえませんが、今回はごく一部、傷の周辺のそれも皮部分で腐食は止まっていました。ラッキーです。そこだけ切り取って後は普通に食べてしまいます。半分は煮物。昆布と鰹節で甘く煮るのがうち流。面取りや、皮の一部を剥いて格好をつけるなんて事はしません。一口大に切って煮るだけ。南瓜はああ見えて意外に火の通りが早いので、竹串がスッと通るまで火にかけていると、余熱でグズグズになってしまいます。まだ固い段階、煮汁が沸騰してから数分でオッケーです。味は冷ましている間に浸透しますしね。

残りの半分は、種とワタを外して濡れ新聞紙で包み、冷蔵庫へ。こっちは5mmほどにスライスして、数日前に書いたベイクドポテトを作るときに一緒に焼き、ベイクドポテト&パンプキンにします。南瓜は煮るのが定番ですが、油で焼いて塩胡椒を振った南瓜もなかなかのものなのです。残る問題は、無傷の南瓜が丸ごともう一個あるんですよね…。あと、冷蔵庫の野菜室を独占している特大キュウリ5本も頭が痛い。まぁ、贅沢な悩みではあるんですけれど。

10/06/28(Mon)

日曜日はここしばらくの懸案だった愛車(ママチャリともいう)の整備。買って以来20年弱、大きな故障もなく走ってくれる優秀なヤツです。ブリジストン製を3万円前後という今でも全然安くない価格で買っただけあって、塗装までキッチリしていて、タフに働いてくれてます。長く使うものは品質の良い物を買うべしというのは真実ですね。まぁ当時は、ホームセンターで1万円以下の中国製が売られているなんて事は無く、それしか選択肢が無かったというのもあるんですが…。

で、懸案というのは二点。変速機(内蔵三段)の調子が悪くて上手く切り替わらない事が多い点と、後輪が徐々に右に寄ってきてフレームに触れそうになってしまった点。どちらも後輪周りのトラブルなので、一気に直してしまおうという日曜日の午後。しばらく前に後輪をごっそり外してタイヤ交換という、ママチャリの整備としてはおそらく最高峰に位置するイベントを済ませているので、割と気楽です。

色々ネットで調べた結果、変速機の方は単純に後輪のところについている変速機カバーを外し、ネジを手で回して調整するだけなので超簡単。3分で終わりました。こんな事ならもっと早く済ませておけば良かった…。後輪の位置調整はそれより遙かに面倒で、一旦スタンド・変速機・後輪ブレーキを外して、後輪が自由に動く状態にしないといけません。コレにびびって、後輪の交換に踏み切るまでには随分と時間がかかったのですが、一旦経験してしまえば、どうという事はありませんでした。2回目にして既に鼻歌交じりです。ちなみに後輪のタイヤ交換は、自転車屋に頼むと4〜5,000円。それが自分でやるとわずか1,000円。ドケチの私にはとっても嬉しいのもポイント。

ところで、今回ネットで調べているうちに、最高峰だと思っていた後輪の交換が実は最高峰ではない事が判明してしまいました。それは、前後輪リムの中にあるベアリングのグリスアップ。前後輪の回転の中心部分には、パチンコ玉の様な金属球が入っていて、回転を助けているんですが、長く使っているとここのグリスが切れてくるらしいのです。メーカーとしては3年に一度のグリスアップが推奨らしく、うちのはどうなっている事やら…。動きに不自然な点は無いのですが、知ってしまったらやりたくなるのが人情じゃないですか、そのうちにですけどね。

10/06/27(Sun)

今年の新じゃが(メイクイーン)を多数ゲットして嬉しい限り。しばらくはジャガイモ週間が続きそうです。以前はジャガイモというとまずポテトサラダ。次点が芋の煮っ転がしでしたが、現在はトップにフライドポテトが来ます。とはいえ、揚げるのではなく焼くので、ベイクドポテトといった方が正直ですが。

ジャガイモは1cmほどの厚めスライスにして、定番の水晒しはしません。別にカリッとしている必要性はないので、そのままやや多目の油で両面をゆっくり・こんがり焼きます。このゆっくりというのが最大のポイントで、焦ると中まで火が通る前に表面が焦げてしまって失敗です。無論、スライスをもっと薄くすれば時間も短縮できるし、焦げるリスクも減らせるのですが、そうすると芋のホクホク感が薄れるので、私としてはダメです。

焼きあがったジャガイモに塩胡椒を振って、もうそれだけで完成。切って焼くだけなので、手間は無いに等しいですが、弱火で中までゆっくり火を通すのにちょっと時間がかかります。最近はコレにはまっていて、食事のたびに作ってます。本当は男爵系で作ればもっと美味しいんでしょうけど、そこまで贅沢を言ってはいけません。やっぱ料理は、シンプルイズベストですね。

10/06/26(Sat)

数年前、近所にちょっと豪華っぽいマンションが出来まして、敷地の周囲には樹を植え、エントランスにはちょっとカッコイイ花壇なんかが作ってあります。でも、数年経った現在、どちらも見事に放置状態。樹は伸びっぱなしでボウボウ、花壇はシダやドクダミに占拠されて悲惨な事になっています。マンションには20〜30戸が入ってるんですけど、誰も何にもしようとしないのが、何だかな〜と。

まぁ私も偉そうに他人のことは言えません。うちの周りの草をむしったり樹を剪定したりし始めたのはここ数年のことで、それ以前はそんなの大家の責任だと思ってましたし、そもそも家の周囲の環境なんて全く目に入ってませんでした。でもやっぱりそれって何だか寂しいなと思うのです。

そりゃ、店子として第一にできることは、大家なり管理会社なりにキチンと植木や花壇の手入れをしてくれるようにお願いすることでしょう。でも不況の昨今、そういう利益を生まない行為は、後回しにされるんですよね。現実うちも、数年に一度シルバー人材センターの人を呼んで、でしたから万年雑草屋敷状態でしたし。

凄く上から目線っぽいですけど私が不思議なのは、20〜30戸も入っていて誰一人、じゃあ自分でちょっと花壇の雑草をむしってやろうかと思う人がいない事なんですね。植木は流石に難しいですけど、花壇だったら毎週30分でもやれば、全然違うと思うのですよ。確かに一銭にもなりませんけど、自分の住んでるマンションのエントランスの花壇が雑草まみれで、皆よく平気だなと。自分が毎日酔狂に頼まれてもいない雑草むしりをする様になったから、言える事ですけどね。

10/06/25(Fri)

昨日の枇杷、収穫したら意外に多くてタッパー二つ分くらい。流石にこの時期常温保存は出来ないので冷蔵庫に入れたら、冷蔵庫が満杯、もう入りません。ご飯のタッパーなんて、中に汁が入っていなくてこぼれるリスクがないということで、縦にして冷蔵庫の扉に刺さっているくらいですから、かなりの末期症状です。内容物は、常備菜のタッパーと実家から4〜5日前に山ほど送ってきた野菜群。ジャガイモやカボチャは常温保存できるので助かったんですが、かさばるナスとキュウリが痛い。特にキュウリは市販のものの2倍以上に成長したヤツなので、場所を塞ぐ事この上ありません。毎日一生懸命食べてるんですけど、追いつかない感じ。

そもそも私が何で殆ど外食をせずに自炊をするかというと、家で食べると安上がりという側面の他に、冷蔵庫の中身を減らすという意味も強いんですよね。料理が好きなんて周りに言いふらしてしまったものですから、色々貰う機会が多くて、どんどん作ってガンガン食べていかないと、いつまた冷蔵庫をオーバーフローさせるようなものを貰うか分かりません。いやむしろ、食材を傷ませないために食べてるという側面が強いかも…。思い返せば子供の頃から、片付け魔的な性格はありました。それがココに来て一気に花開いた感じ。とりあえず現状では、キュウリ・ナス・シロウリを何とか片付けなくては。

10/06/24(Thu)

庭の枇杷が大きく実りまして、今朝収穫して冷蔵庫の中へ。勿論大家さんにも持って行くつもりですが、7割方は自分で食べてしまうつもり。敷地内の草むしり、道路の箒がけまでやってるんですから、これ位は許してもらわないと。今年の枇杷は例年になく大ぶり。それもその筈、ちょうど実が付き始めた頃にバッサリと剪定作業をして、その時に沢山の未熟な実が一緒に犠牲になったので、アレがいい感じに摘果作業となったのでしょう。その反面、数は本当に少なくて、片手で数えられるくらいしか出来ませんでしたけど。

うちの敷地の枇杷は本当に不幸な枇杷で、私が庭に手を出さなかった長い年月(たぶん庭師代を節約するために)、親戚が数年に一度剪定をしていたんですが、この剪定がとんでもないものでした。多分脚立を立てるのが面倒だったのでしょう、手の届く範囲の枝を落としていたもんですから、要は杉の枝打ちと一緒。3mくらいの高さまでは何もない枝がまっすぐすらっと伸びて、その上の手が届かない所は茂り放題。椰子の木型枇杷という、世にも珍しい樹形になってしまってました。

そこで今年は、高さ3mのちょっと上、横に延びる太い枝を数本残し、その上の2.5m程度の部分をバッサリとカット。倒れた轟音で他の部屋の住人が出てきたりもしましたが、まぁドンマイです。まぁ、ココにもいつまで住めるか分かりませんが、住んでいる限りは、これからもなるべく上の方をカットして、下から枝が出るように誘導しようかなと。まぁ一種の、盆栽的楽しみですね。

10/06/23(Wed)

実家から、今年から作り始めたというズッキーニが届きまして、どんどん出来そうなのでバンバン送るということで、ありがたいことです。今回はナスが安く手に入ったので、ナスとズッキーニのマリネと洒落こんでみました。ナスとズッキーニは1cmほどの輪切りにして、油をひいたフライパンでやや強めの焦げ色がつくまで、両面焼きます。玉葱は皮を剥いて縦スライス。塩を振って全体をかき混ぜてからしばらく放置し、よく絞って水洗いする事で過度の刺激を抜きます。

あとはナス・ズッキーニ・玉葱を混ぜ合わせ、酢・油・塩で適当に味をつけるだけ。香辛料としては鷹の爪少々と、ちょっと前に作った乾燥ニンニクを投入。この乾燥ニンニク、予想以上の役立ちっぷりで大満足。梅雨前の晴れが続いた期間に、三日ほどかけて干したんですが、売っているものと遜色ないカラカラっぷりになってくれまして、常温で保存しても余裕でもちそう。コレは今後の常備ストックにしようと思っています。大量に作ると指先がヒリヒリするのが玉に瑕ですけども。

ところで、うちでは暑くなってくるとマリネや酢の物といった酢を使う料理をよく作るようになります。夏場は食欲が落ちるから…ということではなくて、酢を使うと明らかに傷むまでの期間を長く出来るんですね。うちでは大量に作って小分けに食べるというのを基本戦術にしてますんで、途中で傷むと大損害なのです。というわけで、今年の夏もお酢には散々お世話になる予定。

10/06/22(Tue)

職場で出張土産に南部せんべいを貰いまして、名物に美味いものなしという格言は真実だと思っている私も、南部せんべいは数少ない例外です。特に、ピーナッツが中に入ったタイプ。何枚も一気にバリバリと食べるのは勿体なくて、一枚を細かく割って、ちまちまとお茶請けに食べるのがとても幸福。そんなに好きならネットで買えばいいじゃないかと思うかもしれませんが、食べたい時にいつでも食べられるようになると、有難味や幸福度が半減するんです。

が、今回とっても残念だったのは食べて一口、明らかに伝統的な南部せんべいとは味わいが違う。パッケージを改めて確認すると“とっても柔らかクッキータイプ”とあります。もうね、余計なことはするなと言いたい、本当に。

全国的に見て、手に入ると超嬉しいご当地名物というのがあといくつかありまして、岐阜の柿羊羹・岡山のままかり酢漬け・岡山のういろうがパッと思いつくところ。柿羊羹は柿のエキスを混ぜた羊羹を半分に割った竹に流し込んで作った羊羹で、羊羹の中では例外的に好き。ままかりは体長5cm程の小魚で、隣にご飯を借りにいくくらい美味い⇒まんま借り⇒ままかりが語源らしいのですが、この酢漬けは最高です。ういろうは和菓子好きでも苦手としている人が結構いますけど、私はあのねっとりとした舌触りが大好物。プレーンタイプの“しろ”が良いですね。

逆に貰って困るものの代表格が京都名物生八橋。あの仏壇を髣髴とさせる肉桂の香りがどうにも…。愛媛の一六タルトもあの、暴力的な甘さが苦手。ロールケーキに餡子を巻き込まなくてもねぇ。各種漬物や饅頭系はありふれすぎてて、だからどうなのよ?という感じ。まぁ、貰ったものは基本的にありがたくいただきますけどね、生八橋意外は。

10/06/21(Mon)

友人に誘われて、増上寺で行われた100万人のキャンドルナイトというイベントに行ってきました。カウントダウンとともに会場および東京タワーのライトを消し、ロウソクの光でロハスに思いを馳せようというありがたいイベントです。私のしている生活を中途半端に漏れ聞いているせいか、どうも周囲に私はエコでロハスな人間と認知されているようで、面倒くさいんで否定もしないんですけど、本当は私、エコやロハスとかどうでもいいと思ってるんですよね。一見節約生活に見えるその実態は、実は単なるゲーム感覚だったりしますし。

というわけでイベントですが、有名アーティストの無料ライブがくっついていたせいか、来客層は割と普通な印象を受けました。今局地的に流行の森ガールっぽい人も所々にいましたが、絶対数は多くなく、会場を見渡せば極普通という感じ。ただ、消防法との絡みだと思うのですが木造建築の増上寺境内ではロウソクの使用が五月蝿いのでしょう、キャンドルナイトという割にロウソクは少なくて、むしろ無料ライブにキャンドル内とイベントがくっついているという感じでした。ちょっと中途半端だったかなと。

でもまぁ、コレで少しでも意識が変わって、グリーンカーテン作ってみようかとか、むやみにペットボトルを買うのは止めようとか、そういうののほんの僅かな動機付けになれば、それはそれで成功なんだろうなと思ったイベントでしたね。

10/06/20(Sun)

というわけで、昨日ここに書いた通り、朝起きたらまずお茶を淹れて飲むのが生活習慣になっているわけですが、最近は電気ケトルというものが売れているそうです。保温機能のない電気ポットの様なもので、水を入れてスイッチひとつでお湯が沸くという商品。コンロでお湯を沸かすのが面倒な人に受けているという話なんですが、どうなんでしょうね、コレ。電気ケトルを使わなくとも、鍋なりヤカンなりに水を入れ、コンロにのせて点火するだけでしょう。それを面倒臭いといい始めたら、世も末な気がします。

考えられるのは、沸騰したら自動でスイッチを切ってくれるのが便利だとか、鍋やコンロよりも出しっぱなしにしておきやすい、ということでしょうか。でも、どちらも大した手間でもない気がするんですけど。

そういえば最近聞いたインタビューで、お茶農家の人が、お茶を自宅で淹れる人がめっきり減ってしまって寂しい、みたいな事を言ってました。今どきお茶なんて、ペットボトルで買って飲むものという人が多数派になってしまったのかもしれません。でも、お茶に限らず、昔は自宅で当たり前のようにやっていた作業・作っていたものを、それは面倒ですよと思い込ませることで、いわば外注作業にしてしまうのが、ケイザイハッテンの要なのかもしれません。まぁうちなんて、それに全力で抵抗しているわけですけれども。

10/06/19(Sat)

今朝は起きたらとりあえずお茶を淹れる為の湯を沸かし、湯が沸いたらその後、火を落とさずにそのまま、昨日から水を吸わせてあるヒヨコ豆を煮ます。うちが通常のガスコンロからいちいちマッチで火をつけないといけない鋳物コンロに換えてから、大きく変わったのが段取りに関するシビアさ。普通のコンロはボタンを押すだけで点火しますけど、鋳物コンロは一回の点火で最低一本のマッチを消費します。で、使い終わったマッチは形としてそこに残るわけです。とすると、たとえ一本何銭の世界であろうと、無駄にマッチを使いたくないなと思うのは、ドケチたる私にとっては論理的帰結。とにかく一回火をつけたら、必要な事は同じタイミングで全部やってしまう、コレ重要。

特に梅雨に入ってからは湿気が多くて点火できない事もしばしばで、そうなるとマッチの頭の薬品部分が崩れて、無駄にしてしまいます。あと、今どきマッチを使う人も少ないでしょうから殆ど知られてないでしょうが、マッチ箱に付いている擦る面というのは、基本的に一回使うとその場所はもう使えなくなります。普通サイズのマッチ箱なら、この擦る面が足りなくなるという事態は殆ど考えなくてもいいのですが、今使っている徳用マッチは、擦る面も広いのですがそれ以上に入っているマッチが多いので、それが足りなくなるんです。今は徳用マッチの最終盤。もう擦る所がなくなって角で擦ったりしています。コレが結構辛い。

まぁ、チャッカマン買えば全て解決、というか普通のガステーブルに戻せよという話なんですが、ブチブチ文句を言いつつもこの状況を楽しんでしまっているので、それは無理です。

10/06/18(Fri)

梅雨に入ったとはいうものの、四六時中雨という状況ではなかったので、やっと懸案の庭剪定を終わらせることが出来ました。長かった…。一本の樹を片付けるのに剪定30分・片付け(枝を細かく切りそろえて束ね、葉を集める)3時間とかザラ。それも毎日作業が出来るわけではないので、1日1時間の制限付きではかなりキツイ。2ヶ月近くかかったんじゃないでしょうか、多分。

驚いたのが、ゴミ袋の消費量。最初に家にあった45Lのゴミ袋10枚なんてあっという間に使い切ってしまいまして、ドラッグストアで25枚入りと50枚入りどちらにしようかと迷った挙句、50枚の方にして大正解。庭剪定が終わった時点で残り10枚。つまり、のべ50枚のゴミ袋が使われたことになります。

うちはゴミがかなり少なく、45Lのゴミ袋一杯にゴミを貯めるとなると数ヶ月が必要になるので、基本的に45Lゴミ袋は使いません。それがこんなスピードで消費されるなんて、庭剪定恐るべし。ちなみに現在、庭の端に積みあがっているゴミ袋は約20袋。プラスゴミ袋に入らない太目の枝を纏めたものが約20束。有料で個別にトラックに来てもらうならともかく、この量を一気に出してもゴミ収集車は持って行ってくれません。というわけで、ちまちまとこの先1ヶ月ほどかけて出していく予定。コレが無くなった時が真の終了なんです。

10/06/17(Thu)

職場の同僚が料理に失敗して焦げ付かせてしまった片手鍋を捨てるというので、渡りに舟とばかりに譲ってもらいました。現在絶賛企画中のスモークに、こういう鍋が欲しかったんです。条件1:愛着がないこと。スモークに使う鍋は、一回使っただけでスモークチップの煤とヤニで黒焦げになります。以前は手持ちの鍋で無頓着にやってましたが、流石に老成したのか、それは惜しくなりました。よって、黒焦げになっても全く惜しくない鍋が欲しいなぁと思っていたのです。

条件2:取っ手が取り外せる事。スモークの鍋というのは長時間空焚き状態になります。今の鍋の主流であるプラスチック系の持ち手だと、融ける可能性があって危険。また、持ち手を外す事が出来れば、外側のケースもぐっと小さくできるので便利。というわけで、昔ながらの木製の持ち手がネジで固定されていて、ドライバーで外せるものが理想だったんですが、今回のはバッチリそのタイプ。ラッキーです。

というわけで、手に入った黒焦げの鍋。本当はこのまま使おうと思っていたんですが、よく考えると由来の分からない焦げもスモークの煙に混ざるのかと考えると、それはいかがなものかと思い始めまして、結局磨く事にしました…本末転倒。ただし、ごく最近一回こっきりの焦げというのは大して頑固でもなく、小一時間磨いただけでほぼ綺麗になってしまいました。で、新品同様となってしまったわけですが、惜しくなって普通の用途に格上げ、ということはありません。うちの大して高級でもない鍋が上等に見えてしまうほどのちゃちい造り。やっぱりこの鍋を貰って良かったと思うですよ。

10/06/16(Wed)

ストックの乾物豆を使い切ろう第?弾。ガルバンゾー(ヒヨコ豆)です。先日ニュースを聞いていたら、ガルバンゾーを使ったカメルーン料理を食べてW杯日本を応援しよう、なんて企画が紹介されてまして、あっちの方ではガルバンゾーをよく食べるのね、と思いました。で、うちのガルバンゾー。とりあえず水に浸して一晩放置してから弱火にかけ、15分ほど煮たら目張りをした段ボール箱へ。出かける前に作業をして、帰ってくるまで放置します。こうなれば後は、カレーにしようがヒジキと一緒に醤油で煮ようが、何だってオッケーなわけです。

今回は気分で割と洋風に。味付けは塩胡椒、月桂樹少々を香り付けに入れます。少し前に、玉葱ペーストを作ってキューブで凍らせておいたヤツがあるので、それも3キューブほど。去年作った干し肉がまだ少し残っていたので、それを刻んでダシ代わり。本当は貰い物のワインも入れたかったんですが、確かにあったはずのコルク抜きが行方不明なので、今回は断念。結果、フランスパンを浸して食べたらさぞかし美味しいであろうと思われる一品が完成しました。ポイントとしては、材料の全てをストック食材でまかなった点。何となくですが、得した気分になりますね。

10/06/15(Tue)

というわけで、しばらく前から続けている鍋磨きが終盤に入っているわけです。今磨いている片手鍋を済ませれば、一応目立ったヤツは全て終了…なのですが、コレが手強い。いや、この片手鍋も80%位は終わったんですけど、喩えて言うなら登山八合目にでっかいオーバーハングの岩壁が出現…みたいな。問題は片手鍋のその片手がついている部分。鍋の内側にリベットの頭が4つ出てるんですが、そのリベット周辺が全然磨けません。リベットの高さは1mmにも満たないもので、通常の料理の際には何の障害にもならないのですが、いざ磨くとなるとコレが微妙にクレンザーをつけたスポンジの動きを阻害するんです。リベットの間なんてもう最悪。普通の場所の1割位しか効率が上がらない気がします。

やってて思うんですけどコレ、一種の修行ですね。心静かに鍋に向かい合い、クレンザーをつけたスポンジで一心不乱に擦りまくる。ただし、焦って力を入れすぎると鍋に傷が入ってしまうので、あくまで穏やかに・リズミカルに。ただし、単純作業で退屈かというとそうでもなくて、ずーっとやってると一種のトランス状態に入ってくんです。1時間くらいなら全然楽勝。ただし、あんまりやりすぎると指紋が消えそうで怖いので、あくまで1日マックス30分。あぁ、あのリベットが憎い。まぁ、心静かに落ち着いて、ですね。

10/06/14(Mon)

夏野菜が美味しい季節になりまして、嬉しい限り。先日は実家からの荷物の中にズッキーニが入っていました。実家の近所には、農家の人が自分の畑で採れた野菜を販売する小さなブースがいくつかありまして、店番もいないので、商品を買った人はそこにある貯金箱の様な代金入れにお金を入れて商品を買うシステム。どうやらそこで買ったようで、ズッキーニが3本入った袋には\100とマジックで大きく書かれてました。驚きの安さです。こちらのスーパーだと大体1本200〜250円が相場。3本入りだったら少なくとも500円はするでしょう。産直恐るべし。

とはいえ、田舎は野菜が安いというわけでもなくて、お礼の電話がてら訊いてみると、近所のスーパーに行くとこちらと大差ないか少し割高くらいの値段がつくみたい。流通コストのせいでしょうか、田舎=物価が安いというのはただの幻想に過ぎないと思います。

ということでズッキーニ。最近マイブームな料理方法は、スライスしたズッキーニに極少量の油をふりかけ、全体によく馴染ませた後、網焼きにするもの。以前は何もつけずに焼いてましたが、こうすることで表面に油のコーティングが出来、無駄に水分が蒸発して皺々になるのを防ぐと同時に油のコクも出るんです。味付けは醤油をかけてもよし、塩胡椒でシンプルに食べてもよし。この料理方法はズッキーニに限らず何にでも使えます。今の季節だったら、アスパラガス・ナス・ピーマン・獅子唐など。その他にも玉葱・カボチャ・人参と何でもアリ。うちはとりあえず、野菜不足とは無縁の生活です。

10/06/13(Sun)

ここしばらく、朝早くの庭木剪定が日課となっていたわけですが、朝が早いとはいえこの季節、かなり暑くて汗をかきます。短パン&Tシャツで作業をしたいところなのですが、枝の切れ目や落下による事故防止・発生し始めた蚊への対策という面で、長袖・長ズボンは欠かせません。というわけで、1時間の作業が終わると汗びっしょり。そのまま出かけることは出来ないので、シャワーを浴びてということになります。

が、改めて考えるとシャワーって結構モッタイナイなと思うのですよ。飲めるような水が一瞬しか肌に当たらず、それも大部分は肌にかすりもせずに排水溝に流れていくというのはいかがなものかと。で、方針を変えました。洗面器に水を汲み、まずその水で顔を洗った後、固く絞った日本手拭いで身体を拭くのです。やってみると意外にコレで十分。身体はキチンとサッパリしますし、使い終わった水は現在絶賛育成中のミントの苗鉢へ。ただの水よりはたんぱく質とか栄養があるでしょう。昔、坊さんの修行手記みたいなので似たような話を読んだことがあるんですが、遂にそこまで至ったかと…。

と、考えてみると帰宅してからのシャワーも洗面器で済ませられるのではないかと。こちらは流石に水道水はアレなので、キチンとガスコンロで熱燗に温めてから使います。順番を考えれば、頭を洗うことも出来そうです。水・それを沸かすエネルギーという面で、究極のエコではないかと。まっエコには全然興味がありませんが。それにしても、ますます俗世離れしそうな予感。心配するので、親には絶対言えませんけどね。

10/06/12(Sat)

実家から荷物が届いた時に、いつも残念に思うのが、ダンボールを結束しているPPバンドという幅1cmほどの白いテープ。コレが悲しいほどに再利用の用途がないんです。おまけに束ねて捨てようとすると、ビヨ〜ンと元に戻ってゴミ袋からはみ出るので、小さく切るか輪ゴムなどで束ねて捨てなきゃいけないという面倒臭さっぷり。私が上京してきた頃はまだPPバンドは一般的じゃなくて、ビニール紐の時代でした。ビニール紐なら汎用性はずっと高いです。ビニール紐の玉に新しくゲットした紐を次々と繋いで保存しておき、新聞紙やダンボール、庭木の枝なども纏める事が出来ます。コレが何だかお得な気分だったんですが、PPバンドは何の役にも立ちません。いや、ネットで見た小ネタによると、鰯の手開きの際に丸めて使うと非常に便利で鰯工場でも愛用らしいのですが、流石にそんなに鰯を食べる事もないので…。

昔は良かったといえば、ポストに入っている広告もそうですね。以前はコピー用紙に片面印刷の広告が結構入っていて、10cm角に切ってメモ用紙にと重宝したものですが、最近は両面印刷のものばかり。まぁどうせ配るコストをかけるのなら情報量を倍にした方が良いに決まっているわけで、私が配る側でもそうしますけど。両面印刷の広告ってホント捨てるしかないんですよ。新聞紙くらいの大きさがあれば、濡らして野菜を包んだりも出来ますけど、A4・B5の大きさでは用途がありません。燃えないゴミの日に刃物を包んで出すくらいでしょうか。

ビニール紐も片面印刷の広告も、対費用効果に劣るということで消えていったわけ、もう元に戻る事はないでしょうが、ただ捨てるだけのPPバンドや両面印刷広告を見るたびに、モッタイナイなぁと思うのですよ。

10/06/11(Fri)

入梅を目前にして、庭木の剪定を急ピッチで進めているんですが、どうも間に合いそうにありません。入梅してしまうと、外で作業できる日が激減するので、何とかそれまでには…と思っていたのですが、まぁこればっかりは仕方ありませんね。で、剪定対象の中に割と大きな楓の木があるんです。落とした枝や葉は小さく刻んでゴミの日に出しているんですが、毎回それも芸がないな〜と考えていて思いつきました。楓といえばカナダ、カナダといえばスモークサーモン。楓の枝でスモークが出来ないかなと。

ググって見ると、メープルチップのスモークサーモンというのが確かに存在してまして、どうも出来そう。というわけで、ボウル磨きの次の企画は楓の枝を使ったスモークです。とはいえ、一時期スモークに凝ったこともあるので、ずぶの初心者でもありません。一通りの流れは押さえているので、特段困難もないでしょう。…チップから作ろうというのは流石に初めてですが。

落とした枝の中から太さが1cm前後のを選び出し、葉を落として回収してきます。コレを肥後の守を使って鉛筆削りの要領で端から削り、しばらく乾燥させるだけ。早速お試しで少しやってみましたが、楓の枝は意外に硬く、結構苦労しそう。とはいえ、本格稼動はボウル磨きが終わってからなので、10日以上後になりますし、その頃には梅雨真っ只中なので、肉の塩漬け乾燥を前提としたスモークを作るのは、ずっと先になります。。出来上がったベーコンetcをあちこちでばら撒いて、鯛を釣ろうという計画なんですけど、上手くいきますかねぇ。

10/06/10(Thu)

繕い物も一段落してやる事がなくなったので、今度はボウルの焦げ落とし中。うちのボウルはステンレス製で、中に物を入れて混ぜるだけではなく、直火にかけて鍋代わりにも使っているので、外側は焦げて真っ黒。内側も喫水線より上は、歴代の色々が黒いコーティングとなって焦げついています。コレ、ちょっとやそっとじゃ絶対落ちないので、日頃の作業には全く支障ないのですが、ちょっと落としてみましょうかとそういう企画。

やることは単純そのもので、固く絞ったスポンジに粉末のクレンザーを振りかけて、とにかくこするだけ。両足の裏と左手でボウルが動かないように固定して、右手をとにかくエンドレスに動かします。今回はボウルの外側まで手を回すとホント終わりそうにないので、内側の喫水線より上のみ。それでも洒落にならないくらい時間がかかるんです。

とりあえず一回30分。時間が取れるときは1時間をリミットに、先日は巨人vsオリックス戦を聴きながら作業。あまりの進まなさっぷりにイラつく心と戦いつつ、1時間後の成果は全工程の1/4〜1/5といったところ。すなわち、ボウル一個を仕上げるのに4〜5時間かかるという事です。勿論これは内側だけなので、外側まで手を回せば軽くその3倍は固いでしょう。でも、一方で単純作業の楽しさはありますね。ドイツの主婦でしたか、ひっきりなしに鍋だの銀器だのを磨いているという伝説には、一定の信憑性があります。

今後の予定としては、ボウル小・片手鍋×2・両手鍋・ステンレスバット。片手鍋のうちのひとつがかなりの強敵です。毎晩やって3週間。流石にそれは無理なので、1ヶ月以上は地道に楽しめるのではないかと考えてます。

10/06/09(Wed)

知り合いとしゃべってて、“部屋を綺麗に保つには、友達を呼ぶのが一番”という発言に少し引っかかりました。無論私は大人なので、その時は“そうだよね〜”などと適当に相槌を打って流したのですが。どんな社交的な人でも、自分の部屋で過ごす時間が一番長いのは自分自身です。その自分自身が快適に過ごす事よりも、友達に見せることを優先して掃除をするというのは、私の感覚ではちょっと違うんですよね。

コレは割と何にでも言えるんですが、目的を重視して行為自体を楽しまないスタンスだと、何事も長続きしません。掃除そのものを、やってて部屋が綺麗になって気持ちいいなと言う風に思ってないと。その意味で、掃除はある種の趣味的な行動だと思います。別に散らかったままでも、人間死にはしませんし、何でも出しっぱなしで全て動かなくても手が届くように配置した部屋というのは、それなりの合理性があると思います。掃除をしてキチンと片付けてしまったら、いざ使おうとして取り出すのが、面倒な事だってありますから。

それを押して、何で掃除をするかといったらやはり、綺麗になって気持ち良いから、ココに尽きるんですよね。この季節、雑巾がけをしたばかりの板張りの床を、裸足でペタペタ歩く時の気持ちよさといったら…。それに何といいますか、綺麗な部屋に住んでいると、日常に対する緊張感も違ってくる気がします。他人に見せるための掃除ってのは、なんだか違う気がするんですけどねぇ。

10/06/08(Tue)

我ながらセコいなぁと思う瞬間がちょくちょくありまして、たとえばお茶を飲もうとコンロでお湯を沸かした際。お湯を急須に入れて、空になった片手鍋を今まで乗っけていたコンロに再び戻します。火は消してますけど余熱は十分なので、布巾で拭かなくても勝手に乾いてくれてちょっと得した気分。味噌汁やスープの時もやりますが、この時は勿論、一回すすいでからにしないと大変な事になります。お湯の場合はその心配もないので、お手軽ナイス。

それから、楊枝の再利用。蛇口の細かいところや壁の角の所なんかの掃除には最適の楊枝。ただ、一回使うと先が潰れて使い辛くなります。適度に潰れてくれると使い勝手は上がるんですが、それ以上潰れるとダメ。ここで普通なら新たな楊枝を取り出すところですが、うちではカッターで削りなおしてしつこく使います。このセコ技で通常なら使い切りの楊枝を15〜20回も使用することが可能。コスト的には楊枝一本数銭の世界なので、はっきり言って削る手間の方が大きいんですが、むしろカッターで削って先を尖らせる行為の方が楽しくて。鉛筆削りの感覚ですね。

逆にセコ技として有名な茶殻を床に撒いて掃除は、やりません。別に茶殻の吸着力に頼らなくても、普通に掃き掃除で埃は結構取れるんです。というわけで、茶殻は再利用無しのゴミ箱行き。これは結構モッタイナイなぁとは思ってるんですが、思いつくのはコンポストくらいしかありませんが、それは流石にやってないんで。テレビや雑誌で掃除の小技が数限り無く紹介されてて、私も結構目を通したんですが、頭でっかちというか、企画倒れのものがかなり多いですね。

10/06/07(Mon)

もっとまったり作っていこうと思ってたんですけど、週末の午後にちょっとまとまった時間がとれたので、先週からちまちまと縫っていた敷布団のカバー完成。出来はまぁ、散々ですね。ここで書いたように、間違って布を切ってしまったせいで縫い目が一本増えるし、布の裁ち方・マチ針の打ち方にも今後の課題が山積です。当然全く売り物にはならないレベルで、自己採点30点。ただし、裁縫ってのは料理と違ってする機会が少ないので、次になかなか活かせないんですよね。

料理だったら一日二回コンスタントにしますんで、何か失敗や課題が見つかったら、その記憶が新しいうちに次に活かすことが出来ます。しかし裁縫ってのはそれほどやる機会が多くないんです。今回のような布団カバーだったら、出来はイマイチだとしても今後数年は軽くもつでしょう。ジーンズの尻を繕ったら、これまた1年や2年はどう考えても大丈夫。で、その頃には喉元なんてとっくに過去になってて、また同じ失敗をすると。

でも、これってどう考えても経験の無駄遣いなので、何度かこうして経験を無駄遣いした後、今回考えました。失敗を記録してけばいいんです。まぁ大したものではなくて、今回作った布団カバーのサイズ・作業をした時に気をつけた点・今回は失敗したなと思う点etcを簡単に纏めてノートに記録することにしました。今後はジーンズなどの小さな繕いをしても一緒。料理でこれをやると、機会が多いだけに大変ですが、裁縫系は本当にたまにしかやらないので、そんなに負担にもならないでしょう。で、次に同じような作業をする時に、ペラペラとノートをめくって過去知を有効に利用するという寸法。お猿さんが人間に進化した、って感じでしょうか。

10/06/06(Sun)

昨日のヒジキ豆でヒジキを使ってしまい、かぶるといけないということで、最近ずっと主食だったヒジキご飯をただの白飯に戻しました。つくづく思うんですけど、やっぱり白飯最高です。噛めば噛むほど出る甘味。私はカロリーの収支バランスの問題から、一食茶碗二杯(=一合)と決めてそれ以上は食べませんけど、その制限を外せば一食三合くらいは軽く食べられます。

おかずは、ご飯を美味しく味わう事を考えると、少ない方がいいですね。ちょっと味が濃い目のおかずを少量。佃煮・漬物・梅干しなども、塩分が強めのヤツを少し。塩分控えめ・化学調味料で味わいカバーの今風のものを沢山食べるよりも、却って健康にはいいんじゃないでしょうか。ちなみに、ふりかけ系はうちでは邪道扱い。アレは、“ご飯には味がない”と思っている人達向けなので、私には必要ない…というか、ご飯の味わいを消してしまう大敵なのです。

ここで佃煮・漬物・梅干しなどと何が違うかと言う話ですが、全然違います。ふりかけはご飯の広範囲に渡ってふりかけ味に染めてしまいますが、←の三品はご飯の極狭い範囲にしか味の影響を与えません。ちょっと変化をつけるってヤツで、昔の人は梅干し一個でご飯三杯なんていいましたけど、ホントそれでもいい位です。というわけで、うちは100%ご飯食。主食としてのパンは一切存在しません。米の消費量を上げるために粉にしてパンに…なんて言ってますが、美味しいんだから普通に食べればいいじゃないか、と思う私です。

10/06/05(Sat)

長年自炊なんてしていると、流行り廃りがあるわけで、昔はよく作っていたけど最近はサッパリ、なんて事も往々にして起こります。材料が生鮮食料品だったら問題ないんですが、それが乾物系だと後に残ってしまうわけで。そんなわけで、最近めっきり作る事の減った豆料理。その材料の各種豆が台所の隅で無駄にスペースを喰らっているので、現在絶賛リストラ発動中。問題は、その豆の賞味期限が2年前に切れていることなんですが、まぁ乾物ですから、虫が食ってなきゃ大丈夫でしょうの方向で。大丈夫じゃなくても、せいぜい自分のお腹が痛くなるくらいですから。

標的は、緑豆・レンズ豆・ヒヨコ豆・ピントビーンズの四種類。とりあえず気分で、ピントビーンズからいってみます。ピントビーンズというのは、確かアメリカか南米かの豆で、枝豆くらいの大きさの茶色い豆に、こげ茶色の虎縞が入っているヤツです。味は別にどうという事はなく、普通にThe豆という感じ。コレを夜寝る前に水に浸しまして、朝出かける前に15分ほど塩茹でします。そのままダンボールの保温ケースに移して、夕方まで放置。ふっくら柔らかになっているという寸法。

それを戻したヒジキと一緒に煮るのです。日本で豆というと、これでもかと甘く味付けするのが多いですが、私はアレ、あんまり好きではありません。今回も酒と醤油で辛目の味付け。典型的なご飯のお供に仕上げます。西洋生まれなんで、玉葱・塩胡椒でとも思いましたが、そこは気分。やっぱり日本人ならご飯でしょ。豆類のリストラ終了まで、約3週間といった所でしょうか。

10/06/04(Fri)

というわけで、毎晩チマチマと布団カバーを縫っているわけですが、いきなり致命的な失敗。うちのカバーは105cm×198cmなんです。で、買ってきた布の幅が実測で120cm。200cmに切ったこの布を縦に2枚縫い合わせ、105cm幅で折り返して、余った30cm程度をカットするというのが正解なんですが、何をとち狂ったかメモを見間違えまして、幅98cmだと思い込んでしまったんですね。当然98cmで折り返してカットしたために、7cm×2で約14cmの不足が発生。1cmや2cmなら引っ張ればどうにでもなりますが、14cmは修正不可。

仕方がないので、切り取った布をもう一回縫い付けるという間抜け作業が発生。売り物ならここでアウトですが、あくまで自宅用なので、縫い目が1本増えた程度は無問題というのが救いといえば救いです。私のスピードだと、2mを並縫いするのに大体20分かかります。今回は切断面がほつれないように折り畳んで2回縫うので、行って来いで時間ロスは〆て40分&糸のロスが4m。コレに気がついた時点で、その日は不貞腐れて作業を放り出し、寝てしまいました。何事も油断禁物・指差し確認は必須ですね。

10/06/03(Thu)

スーパーに寄ったら、鶏ムネ肉が2kgで480円。なんだか、うちで食べるたんぱく質の80%以上は鶏ムネ肉になっているような気がするんですが、コレだけダントツな安さを見せ付けられたら仕方ありません。次の価格帯が砂肝・鶏レバー・豚ハツなどのグラム68円。それだって十分安いですが、今回の鶏ムネ肉はその半分以下。コレで不味けりゃ買いませんけど、十分美味しいんで、安いの万歳という事になってしまうんです。

買ってきた鶏ムネ肉は三等分しまして、二つはビニール袋に入れて口をキュッと縛って冷凍庫へ。ひとつ分だけをとりあえず料理します。2kgの1/3で600〜700g程度。鶏ムネ肉の塊で2〜3個という所です。コレを鍋に入れ、ヒタヒタの水・ちょっとしょっぱいくらいの塩・八角・紹興酒少々を入れて点火します。最近は中華風がマイブームですけど、洋風にしたければクローブ&月桂樹とかでもオッケー。沸騰してきたら、アクを軽くすくい、肉を上下ひっくり返してすぐに火を止めます。それをいつも、ご飯の蒸らしに使っている段ボール箱の中に鍋ごと突っ込み、半日ほど放置。ゆっくりと火を通すと、パサパサしがちな鶏ムネ肉が、驚くほどしっとりジューシーに仕上がるんです。

コレを端から薄くスライスしたのが、うちの主なタンパク源。ちなみに煮汁の方は、水と1:1位で混ぜ合わせ、塩を足して春雨&ワカメを具に投入、エセ中華スープとして無駄なくいただきます。寒い季節には、この煮汁でおじや風を作ってもオッケー。たまには他のたんぱく質にも浮気したいんですが、この値段を見てしまうとねぇ…。

10/06/02(Wed)

キンカ堂(東京圏にあった王手の手芸洋品店)が倒産して以来、私の生活圏にはユザワヤ(これまた東京圏にある王手の手芸洋品店)が存在しないために、そっち方面は非常に苦労しています。が、先日数年ぶりに渋谷に出る機会がありまして、行ってきましたユザワヤ。夏用の敷布団カバーが随分とボロくなってきたので、作りかえるのです。生成りの木綿布を4mばかり買ってきて、お代は1,200円程度。無印だったら2,000円も出せば望む品が買えるでしょうから、これからの労力を考えると、完全に趣味の領域です。まぁ、最初から趣味全開で暮らしてますけどね。

で、初日は天気予報で雨が降らないっぽいことを確認して、布の水通し。後々洗濯の際に縮むと泣けるので、最初に水を通して縮む分は縮ませておくのです。浴槽に張った水に布を放り込んで、出かける準備をしつつ待つこと30分。そこそこ絞ったら、風通しのよい窓の外に干して、仕事に出かけます。帰ってきたら取り込んで、アイロンかけ。縫い目も何もない、単純な長方形の布なので、技術も何も要りませんが、1m×4mと大きさだけは結構あるので、割と手間がかかります。で、その日はここまで。

あとは、規定の大きさに切って、チマチマと周囲を縫って、古い布団カバーからチャックを移植して…、30分〜1時間程度の夜なべで一週間弱というところでしょうか。針を動かしている時って、他の単純作業同様、考え事に最適なんですよね。

10/06/01(Tue)

昨日の日記でうっかり書き忘れましたけど、軍手は必須です。土いじりをして手が汚れる位は別にどうということはありません。むしろ、草を掴むのは素手の方が効率がいいので、私は土を掘るための釘を持つ右手は軍手をはめ、草を掴む左手は素手で作業をすることが多いです。右手は土の中に深く突っ込むことも多いので、軍手をしている方が勢いよく作業が出来るんですね。

しかし軍手の必要度が上がるのは庭木作業の時。鋸や鋏を使う際に、プロの人なら日常的に使っているので手の皮も硬くなっているんでしょうが、私のようにたま〜に枝切りをするような人間が、素手でこのような道具を長時間使うと、手の皮がめくれて大変な事になります。剪定鋏だったら親指の内側。こうなると仕事にも差し障るし、何より痛いので、その防止の為に軍手は必須なんです。また更には、刃物を扱う上では不意の事故というのも十分ありえるので、その危険性を少しでも下げるという意味もあります。

うちでローテーションしている軍手は2ペア。泥で黒ずんできたら洗って干し、その間はもう一方を使うと言う感じ。作業は早朝が多くて、その後で仕事に行くので、顔を洗うために溜めたお湯を漬け置き洗いに使うと、無駄がなくていい感じですね。

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