2010年8月

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10/08/31(Tue)

この夏、知り合いがハワイに行ってきたといって、お土産にTシャツとハーブソルトを貰いました。Tシャツは正直あまり気味ですが、これだけ暑いといくらあっても困りませんし、ハーブソルトはどんな料理にも使えて至極便利。でもこのハーブソルト、ホント適当なんですよね。

1mm角ほどの塩の結晶と乾燥ハーブが混ざった品物なのですが、入れ物はひねって開けるだけの極簡単な構造。日本の商品のように蓋の一部が開き、小さな穴を通して塩が出てくるとか、ペッパーミルのように回すとすり潰された塩が出てくるとか、そんな事一切ありません。男らしいほどに簡単な容器です。

日本の精製塩のように結晶が細かいのならこういう簡単な容器でもいいんですが、何せ結晶が大きいだけに、溶けるまでに時間がかかるので、煮物系ならともかく炒め物系に使う時はちょっと気を遣います。でもまぁ、そんなところがおおらかでハワイっぽいというかなんというか…。最後まで大事に使わせてもらいたいと思っています。

10/08/30(Mon)

うちにはテレビがないので、家での音というと必然的にラジオが中心となります。そこで今日は、最近お気に入りのラジオ番組を挙げてみようかと思います。つけっぱなしの事が多いので、色々な番組が耳に入るのですが、狙って聴くのはこんな感じというリストです。

以前はJ-WAVE(東京ローカルの洋楽中心FM局)にあらずんばラジオにあらずと、半ば本気で思っていた若かりし日の私ですが、現在は殆ど…というか一つの番組を除いては積極的に聞くことはありません。その唯一の例外が土曜日の夜にやっている、OZ MEETS JAZZ。ジャズピアニストの小曽根真がオッサンギャグ全開でジャズの曲を紹介していくという異色の番組。このオッサンギャグにホッとしてしまう私も、いいかげんオッサンなのでしょう。今時、ジャズを専門的にかけてくれる、数少ない番組の一つでもあります。

J-WAVEと並ぶ東京のFM局の雄、東京FMでも狙って聴くのはひとつだけ。土曜日の午後にやっている、山下達郎のサンデー・ソングブック。オールディーズのマニアでもある山下達郎が、オールディーズ曲(及び自分の曲)をかける&お手紙紹介だけという、非常にストイックな番組。FM局でもゲストを呼んでのトークや企画がメインになってしまった昨今、ある意味絶滅危惧種です。が、聴いていると和みます。

NHK-FMからもひとつ。土曜の午前中にやっている、ゴンチチの世界の快適音楽セレクション。世界中の聞いたこともないような曲を、ゴンチチの緩い語りとともに紹介する、現在私の最お気に入り番組。テーマを決めて選曲・紹介というありきたりなコーナーもあるのですが、このテーマ設定が、“輪の音楽”とか“坂の音楽”みたいに無茶振りなのが素敵。普通は“恋の音楽”や“元気になりたいときに聴く音楽”、みたいな設定が多いんですけど、見事に裏切ってくれます。…と全部、土曜日ですね。意図したわけではないのですが、純粋に偶然です。

AM局の中で狙って聴く番組があるのは、NHKだけです。土・日の夕方に放送される、地球ラジオ。…これも土曜日ですね。これは世界中に住んだり旅行したりしている日本人・日本語を学ぶ外国人から、世界各地の情報をレポートする番組で、視聴者のターゲットを高くしていることもあって、落ち着いた雰囲気がいい感じです。あとは、夜更かしする時はラジオ深夜便をつけてますけど、こっちは放送時間が遅すぎるので、起きていたら聴くという感じ。

テレビを持っていると、必然的にラジオは聴かなくなるものですが、ラジオの中にも面白い番組は結構ありますよ、ってな紹介でした。

10/08/29(Sun)

相変わらずの残暑が続いていますが、ここのところうちのあたりでは全く雨が降りません。庭の草をむしっているとよく分かるんですけど、乾燥に強い筈の苔類までが軒並み枯れ始めています。いい加減ひと雨きてくれませんかね…。ただし、小さな庭でもよく見るとそれなりに変化はありまして、一番酷いのは冷房室外機の周辺。ここはその住人が部屋にいるときは常時熱風が吹き出しますんで、砂漠もかくやという悲惨な状況になっています。ただし、室外機の周辺でも例外的にドレイン(=結露の排水)が出る所だけは、緑が青々としていて面白いです。

逆に割といい感じなのは、木陰。木陰は涼しいなんて普通に言いますけどアレ、こうやって見ると本当なんですね。特に広葉樹の枝の下は、比較的緑が青々としています。しかしそれも限界に近付いていて、もうまもなく木陰の苔も枯れはじめるでしょう。私は単に庭の草むしりをしながら面白おかしく観察しているだけですけど、プロの農家の人だったらこんな気候、困るでしょうね。現に野菜の値段がえらく上がって、私もちょっと困っています。ともあれ、もう少し雨が降って欲しいものです。

10/08/28(Sat)

実家から送られてくる荷物の中身は、基本的にあちらにお任せ。野菜類はどうとでも使えるのでありがたいのですが、割と扱いの難しいものも、中にはあります。今回は酢蜜柑と生姜。生姜は煮物に入れたり、すりおろして和え物に使ったりするのが定番なのですが、必要量はほんの僅か。両手に一杯の生姜を送られてくると、一人暮らしとしてはキャパオーバーになります。そんな時には、薄くスライスして、味噌をほんの少しつけて食べます。コレ、うちの母の好物なのですがその遺伝子は私にも引き継がれたみたい。生姜の香りがダイレクトに口の中に広がるので、生姜嫌いだと無理ですが、好きならオッケー。ただし、かなり強烈なので、私もそんなには食べられません。が、着々とストックを減らすには一定の効果があります。

酢蜜柑も難しいです。こっちはゴルフボールくらいの小さな緑色の蜜柑で、絞って和え物に使ったりしますが、コレもそんなに量は使いません。それを十数個送られると、ちょっと困ってしまいます。そこで今回は蜜柑水。暑さの続くこの時期、冷蔵庫には常に2Lのペットボトルに水を冷やして保管してるんですが、そこにこの蜜柑半分を絞り入れます。蜜柑ジュースとまでは行きませんが、時々喫茶店で出てくるレモンを浮かせたお冷よりは強い感じ。外で汗を流した後に喉に流し込むとかなり爽快。

とまぁこんな感じで、使えるものは最後まで使い倒す、を何とかかんとか実行しつつ、毎日を暮らすわけですよ。

10/08/27(Fri)

実家からの荷物が届きまして、内容は私がこっちに来る直前に、母が積んであった“要らないから持っていってもいいよ山”の中から私がチョイスしたものです。内容をざっと挙げると、お茶漬け缶・野菜ジュース・素麺・ハワイ土産各種がメインとなっております。最後以外は全てお中元ですね。まずお茶漬け缶(三越製)。世の中にはこんなものもあるんですね。リッチな人の考える事はよく分かりません…。お茶漬け缶とは言っても、中身は鮭フレーク缶みたいな感じで、色々と使い回しがききそうです。お茶漬けとしては、庶民派の私は、永谷園のフリーズドライの方が安心しますけどね。

野菜ジュースは、これまた有機野菜を使った高級品。でも、正直私には、その辺に売っているカゴメの野菜ジュースとの違いがよく分かりません。両親はこういうものは全然飲まないので、私の所に回ってきたのですが、これは素麺と合わせてトマトパスタ風にする計画。

ハワイ土産各種は主にTシャツと短パン。Tシャツはまぁ良いのですが、短パンは全面にハイビスカスのイラストが印刷されたもので、流石の私もコレは家の中限定になりそうです。とまぁ、色々ゲットできたので、しばらくはコレを消費すべく献立を組み立てなくては…。

10/08/26(Thu)

毎回苦労するのが、東京に帰ってきて一回目の食事。常備菜が何もないので、飛行機の時間によっては最悪、ご飯と味噌汁と海苔、みたいな食卓になります。まぁ、田舎では贅沢三昧させて貰っているので、お腹のリセットには丁度いいんですけどね。もうひとつの問題は、自宅に一番近いスーパーの経営母体が最近変わってしまい、商品がイマイチになってしまった事。帰り道にちょっと寄って…という技が使えなくなったのが痛いです。今回自宅に着いたのは4時半。途中での買い物は無しです。

何はともあれご飯を炊く準備。お米を研いでザルにあげ、タッパーに移して冷蔵庫に入れておきます。点火を6時半と考えていたので、タイミングとしてはいい感じ。野菜ボックスは一週間強の留守を考えて、それに耐えられるものしか残してありませんでした。一番の大物はカボチャ。コレは実家荷物に入っていたもので、まだ割っていないので、多分大丈夫だろうと思ったら普通に大丈夫でした。コレを割って種をとり、半分を煮物に半分を冷蔵庫行きにします。

次に乾物ボックスからイモガラを取り出し、水を張って戻します。30分も置いとけば十分戻るので、熱湯に通してアクを抜いた後、冷凍庫の煮干をダシにして、フライパンで煎り煮に。暑いので、唐辛子を強めにして食欲増進効果も。食事の時間直前には野菜ボックスの中のジャガイモと玉葱で味噌汁を作り、冷凍してある葱を散らします。コレで一汁二品。あとは海苔の佃煮と梅干しを出せば、まぁそこそこの食卓になるという。乾物と根菜だけでも割とどうにかなるもんですね。でもやっぱり彩りは寂しい。今日の帰りには葉物を買ってこなくては。

10/08/25(Wed)

というわけで東京に戻ってきたんですけど、心残りがありまして、スイカを殆ど食べられなかった事です。父親が趣味でスイカを作ってまして、土間に20個ほど転がってたんで、食べようと思えばいつでも飽きるまで食べられたのですが、他にも色々ありまして。とりあえず、妹の嫁ぎ先が送ってきた桃。コレは当然プロの作品なので、うちの素人スイカとは段違いの完成度を誇ります。ただし、両親は桃があまり好きじゃないなどと贅沢極まりない事を言いまして、多分コレ東京の果物屋で買ったら一個1,000円はするよという至高の品を殆ど私が独り占め、至福です。

その次はブドウ。こちらもスイカ同様実家で作っているものですが、スイカと並んでいると私の場合はどうしてもブドウに手が伸びるんですよね。巨峰系の大粒ブドウなので、食べごたえも抜群ですし。素人作品なので房ごとではなく粒単位で収穫するんで、全く売り物にはなりませんが、ブドウ棚から採ってきて食べるだけなんで無問題。

その次が梨。こっちは親戚が作っているのを貰ってきたもので、こちらも売り物ではなく素人作品。摘果が十分でないためか、玉は小さいですが甘さはバッチリ。皮を剥くのが手間なので、ブドウには劣りますけど、これまた外せない美味。などと食べていると、スイカまで順番が回らないのです。田舎暮らしは色々と面倒くさいことも多いけれど、こうやって自分ちの畑を持って、食べられるものを自分で作るというのはいいなぁと思う今日この頃です。

10/08/24(Tue)

愛するデイリーポータルZのジンジャーエールは手作りに限るという記事に興味惹かれまして、自分でも作ってみました。私が今までネットで見た記事では、生姜と砂糖を煮詰めたジンジャーエールの素みたいなものを作り、それを市販の炭酸で割るというものばかりでしたが、この記事ではドライイーストを使って炭酸部分も自作してしまうのが面白そうで。

作り方は極めて簡単です。↑の記事は500mlのペットボトルで作っていると思われるのですが、うちにあったのは1,500mlのものだったので(無論、炭酸の入っていたペットボトルを使用。無炭酸のものとは構造が違うらしいのです)、全て3倍量で。砂糖90g、生姜90g分の絞り汁、ドライイースト小匙3/4、レモン汁少々を口元に少し空気を残したペットボトルの水によく溶かし、キチンと蓋をしてそのまま8時間室温で放置して発酵させます。その後冷蔵庫に移してキリッと冷やして飲むだけ。

ところが、何が悪かったのでしょうか、蓋をひねった瞬間に炭酸が噴出しまして、体中がジンジャーエールまみれになり、ペットボトルの半分が一瞬で無くなりました…。実はこの失敗、↑の記事でもやってまして、ここまでマネをすることはないと細心の注意を払ったのですが、大失敗。ドライイーストの量が多かったんでしょうか。とはいえ、味は大成功。キッチリと生姜の香る本格的なジンジャーエールとなりました。下戸にとっては、暑い日のビール代わりに丁度いいのではないでしょうか。

10/08/23(Mon)

一応田舎育ちなので、虫の類は全然平気。ゴキブリはスリッパで踏み潰せますし(流石に素手は無理。死んだ祖母は素手張り手してましたが…)、トイレの周辺を地蜘蛛やカマドウマが歩いていても全然平気です。が、唯一ムカデだけはダメです。そして、実家の私の部屋には何故かムカデがよく出るんですよね、困った事に。

昨夜も、太ももを思い切り咬まれて飛び起きました。長さ5cm程で胴の太さはタコ糸程度の小さなヤツだったので、腫れるほどではなかったのですが、正直勘弁して欲しいです。今回の帰省で咬まれたのはこれが二度目前回は二日目か三日目に頬を咬まれました。寝ている間はどう足掻いても避けようがないんです。

咬まれはしなかったものの、カーテンを歩いているのを見かけがのが一回。ちなみに三回とも手近にあった鋏で三等分にしてゴミ箱に行ってもらいました。一応、部屋の四隅にムカデを寄せ付けないパウダーというのを撒いてはいるんですが、あまり効果がありません。あんな身体ですので、ほんの少しの隙間があればどこからでも入ってくるので、締め出すのは実質不可能。ホント、どうにかならないものでしょうか…。

10/08/22(Sun)

実家にて、母親が売れているからといって買ってあった“ルームメイト”という推理小説を暇に任せて読了。あ〜、コレは売れるかもねという感想。ジェットコースターのような展開と、ミスリーディングの伏線と、驚愕のどんでん返し。でも、実家で私が何度も読んでいるのは、半七捕物帳。コレが良い催眠導入剤になるのですよ。

文庫で6巻。実は本の山に埋もれて、全巻持っているはずなのですが、手元にあるのは半分のみ。もう半分も買い直そうかと思ってます(青空文庫に全部あるのですけど…)。すべて短編で、最初の一遍が発表されたのが大正6年ですから、もう93年も前の作品になる、日本の推理小説の草分けといわれている作品で、昨今のそれに比べると、推理の部分はハッキリ言って穴だらけです。主人公の十手持ちである半七が、色々な難事件を解決するんですけど、難し過ぎて半分神頼み、どっかの神社にお参りに行ったら、そこでひょっこり事件の解決の糸口を掴むとか、そんなのがとても多いです。ですんで、推理小説としては3流以下なんですけど、江戸の風俗描写がとても良いんです。

団子坂の菊人形のお祭りの様子とか、庶民の師走の風景、一般商家の暮らしぶりetc。推理部分はまぁ、おまけみたいなもんです。これと似た作品に、シャーロック・ホームズシリーズがあります。あれも推理は相当のヘッポコで、一応ホームズが理詰めで推理を進めるというスタンスにはなってますけど、それはちょっと無理があるんじゃね?と思われる部分が随所に。

でも、シャーロック・ホームズシリーズの良さは推理部分じゃないと思うんです(…といったらホームズファンに怒られそうですが)。あのシリーズの肝は、当時のロンドンの精緻な情景描写であって、読んでいて当時のロンドンにタイムスリップしたような感覚が最重要だと思うんですよね。というわけで、こちらも時々読み返してます。以前は推理小説というと、ラストが面白くてナンボと思っていましたが、やっぱ推理小説も小説であるわけで、ディテールが大事よねと思う今日この頃です。

10/08/21(Sat)

うち実家のの隣は、おばあさんとその娘が二人で暮らしているんですが、母がどうも最近そこがおかしいというんです。おばあさんは93歳(亡くなった祖母と同い年だからすぐ分かる)で、娘は多分60歳代。以前は二人でその辺りを散歩する姿をよく見かけたのですが、最近見かけるのは娘だけ。以前はヘルパーさんが家に来たり、二人でタクシーを呼んでどこかに買い物に出かける姿を見かけたのですが、最近はそれも全く無し。ぶっちゃけ、ここ2年ほど母親の姿を見た者がいないのです。

娘に母親の様子を訊くと、家の中で元気に暮らしていると言うのですが、どうなんでしょう。集落のかなりの面子が、アレは怪しいんじゃないかと思っていたところに、今回の全国的なニュースです。ひょっとして、隣の家の一室には白骨化したアレが横たわっていたりするんでしょうか。まさに、真夏のミステリーですね。

10/08/20(Fri)

動植物が違う土地に移って何万年もすると、違う進化を遂げて全く別の種類の生き物になってしまうように、私も実家から離れて20年近く。基本はココで学んだ筈なのですが、どうにも別進化を遂げてしまった部分がいくつかあります。そのひとつが、シンク下の臭い。シンク下というのは下水が近いという事もあり、閉め切っているとかなりの確率で黴臭くなります。私は東京の家ではコレが嫌で、シンク下の扉を常に全開にしてます。

見てくれは良くないですね。明らかにだらしない感じ。でも、うちの実家みたいに常にキチンと閉めていると、開けた時の黴臭さが私には我慢できません。アレって何とかならないもんでしょうかね。奥様のキッチン拝見みたいな記事を見ても、シンク下の空間は必ず扉がついていて、キチンと閉められています。でも、私がもしキッチンをゼロから作るとしたら、そもそもシンク下には扉をつけませんね。

そもそも、隠そうとするから中がカオスになるのであって、最初から見える状態だったら、整理整頓ももっときちんとすると思うんです。あの黴臭さが気になっているのは世の中で私だけではないと思うのですが、なぜシンク下に扉のないシステムキッチンが普及しないのか、ちょっと不思議です。

10/08/19(Thu)

夏の果物といえば何といってもスイカ。スイカが嫌いな人というのはあまりいないかと思いますが、例に漏れず私も大好き。で、現在はスイカ食べ放題という天国のような生活です。なにせ父親が趣味で色々作ってまして、先日は猫車を押して畑へ収穫に。子供の頭の倍ほどもあるヤツを2個ゲットしてきました。

当然冷蔵庫には入らないので、私がはるか昔に使っていたベビーバスを引っ張り出してきまして、そこにスイカを入れ、井戸水を流して午後一杯かけて冷やします。これを夕食後に食べるのが最高なんですよね。素人の作品ですから、ずっと地面についていた場所が白くなっていたり、ところどころ虫に食われた後があったりと、売り物にはならないレベルですが、割って食べる分には無問題。田舎暮らしは人間関係その他諸々大変な事も多くて、東京暮らしの方がずっと気が楽と思っている私ですが、こんな風に畑で採れたものをダイレクトに食べる瞬間には、田舎暮らしっていいよなぁと思いますね。

10/08/18(Wed)

ただいま実家暮らし満喫中。この辺は稲刈りが早くて、もう今年の新米が食べられます。うちでは先日の昼食が初の新米。炊き立ての新米は本当に美味しくて、特に香りが段違い。日本人に生まれて良かった瞬間ですね。ところが、コレが夕食になるとダメダメなんです。理由は昼に炊いたご飯を炊飯器の保温モードで夕方まで保存したから。昼食時にあれだけ立ちのぼった香気はすっかり消えうせ、去年の古米と大差ない味わいになってしまっています。これだけ味わいが落ちてしまうんだから、たとえば一食ごとに少量ずつ炊くとか、残ったご飯は冷蔵しておいて電子レンジで温めるとかすればいいのにと思うんですが、面倒だからやらないのだそうです。

私が炊飯器を使わない理由はこの、保温機能がヘッポコだから。最近の炊飯器は随分進歩したので、炊き立ての状態ならばプロが鍋で炊いたのに近いような味わいを出すことが出来ると思います。ですが、保温による味の劣化は、どんなに技術が進歩しても抑えることは不可能でしょう。100度に近いような状態で何時間もご飯を維持していたら、そりゃ香りも飛びます。逆にこの状態で香りが飛ばない方法を教えて欲しいくらい。実際、炊飯器の広告を見ると、炊き立ての美味しさをアピールする宣伝文句は数多くあれど、保温しても味が落ちないことを売りにする炊飯器は見たことがありません。

鍋でご飯を炊いているというと、難しいでしょうと言われる事が多いのですが、米を炊くのがそんなに難しいのなら、米は日本人の主食としてこれほど普及しなかったと思うのです。誰でも簡単に調理できるからこその主食ですから。それを何故こんなに皆が難しいと思っているかというと、長い年月をかけて難しいと思わせることで、儲かる人がいたからに過ぎないと思うんですけどね。

10/08/17(Tue)

実家に帰省すべく羽田に向かったら、ちょっと早めに着いてしまいまして、ロビーでくてっと座って、大画面の甲子園野球を見てました。いつもラジオで聴いているので、テレビの甲子園野球は実に久しぶり、新鮮ですね。置いてあったテレビは大画面のヴィエラ。当然デジタル放送で、めっちゃ高解像度・キレイ。でも、頭の片隅では甲子園野球まで高解像度で見る必要、あるのかなと思ったのも事実。

デジタル放送大いに結構、好きな人は機材を買えばいいけれど、テレビの放送は沖縄の珊瑚礁とか、マチュピチュの遺跡とか、高解像度でキレイなのを見るのに意味のあるものばかりじゃないです。甲子園野球はまだしも、ニュースやお笑い・バラエティなんて、別に今までの画質でもいいような気がするんですよね。そりゃま、便利になることは否定しませんけど、アナログ放送を切って、国民全員にデジタルテレビorチューナーを買わせるまでの事ではない気がするんですよ。買いたい人は買えばいいけど、今まで通りでいい人はどうぞ、みたいなのでいいんじゃないですか?

まぁ、景気刺激策なんでしょうけどね、ぶっちゃけ。ただ、エコカーといいエコ住宅といい、なんだかローマ時代の貴族の宴会みたいですね。四方から山海の珍味を取り寄せ、腹いっぱい食べたら一旦吐いてまた食べる。デジタルテレビが一巡したら、次は3Dテレビでしょうか。日本の景気刺激策や、消費の掘り起しって、そんな香りがして嫌な感じです。もう十分以上に足りてますよ。まぁ、皆が皆私みたいだと、世の中に金が回らなくて困ってしまいますんで、程度問題ではあるんですが。

10/08/16(Mon)

うちから最寄駅までの間に、明らかに放置されたっぽい自転車が二台ありまして、毎朝そこを通りかかるたびに思うんですよね、要らないならクレと。乗る気は全然ないんですけど、二台分の部品があれば多分かなりの期間、自転車の部品交換には困らない、自転車部品リッチになれると思うのですよ。チェーン・ブレーキワイヤー(前&後)・スタンド(タイヤのサイズが同じならですが)・ペダル・バルブ・タイヤ・チューブ、取れる消耗品はいっぱいあります。

先日、本人の意思がなくても、親族の意思で脳死の患者から臓器提供が行われたニュースを聞きまして、不謹慎ながらああいう自転車も、本人の意思確認がなくても、明らかに捨てられているようなケースでは、勝手に持っていっていいとか…なりませんよねぇ。勿論私だって、そんなケチな罪で警察の厄介にはなりたくありませんから、欲しいなぁ・モッタイナイなぁと指をくわえて見ているに止めています。

話は変わりますけど、以前私のママチャリを見て、ママチャリは重くてスピードが出ないから、スポーツタイプを買えばと勧めた某友人、一時自転車にはまって三台のスポーツ車を買ったヤツですが、すっかりブームが去ってしまい、今や自転車は部屋の飾りとなっているようです。乗らないならヤフオクに出したらどうだと確信犯的に突く私に、少しお休みしているだけだと強硬に主張します。ちょっとだけ、ざまぁみろと思わないでもない…かもしれません。

10/08/15(Sun)

来週の頭から一週間ほど帰省するので、毎回恒例の冷蔵庫の中身を空にしてから帰ろうフェアを絶賛開催中の我が家ですが、今回はちょっと計算を間違えまして、金曜日辺りにほぼ冷蔵庫の中が尽きてしまいました。常備菜がちょこちょこと残ってはいるものの、いずれもメインは張れない様なレシピばかりですし、もう一回作ると余ってしまう、そんな中途半端な時期。仕方がないので、外で弁当を買ってきて、残った常備菜をあわせて消費する事にしました。

というわけで、金・土の夜は近所のスーパー&ホカ弁で買ってきたお弁当なんですが、もう無理です。一番無難と思われるノリ弁&幕の内にしたんですが、どちらも油が合わないらしくて少々お腹が…。私の職場にも週に何度かこういう弁当を使っている人がいるんですが、よく耐えられますね…。流石に三日続けてお腹の大掃除をしたくはないので、今日は無難に蕎麦でも、と思ったんですが、考えてみれば今日は日曜日。近所の蕎麦屋は軒並み休み。いっそのことプチ断食でもしようかな。

10/08/14(Sat)

洗濯機のホースから水漏れするようになりまして、もう20年近く使っているんだから、劣化も進んでいるだろうしそろそろ買い替えかなと、近所のホームセンターに買いに行きました。ところが、コレが高い!1mのもので約2,500円。あんなの、ゴムのホースの両端にちょこちょこっと接続用のプラスチック器具を付けただけじゃないですか。ということで、購入中止。…まぁ、1,000円台だろうと勝手に決め付けて、財布の中に2,000円しか入れていかなかったので、買えなかったんですけど。

さてどうすっぺー、と思ってつらつら考えてみるに、水漏れはまだ雫程度なので、洗濯機を使っていない時に元栓を締めておけば、被害は最小限に抑えられます。そんでもって、確か実家には以前妹が送り返した、使っていない洗濯機があるので、ホースもかなりの確率でついている筈。それを今度の帰省でゲットしてくれば万事解決じゃないかと思いつきました。ナイスアイデア。しかし、再び愚痴りますけど、アレが2,500円なんてボッタクリです。せいぜい1,000円台前半で、量販店なら780円とかで売っててもおかしくない品だと思うんですけどね。

10/08/13(Fri)

ここのところ、家で仕事をするときのBGMはもっぱら夏の風物詩、甲子園です。そもそもこんな暑い時期に、熱中症のリスクを犯してあんな激しい運動をしなくてもいいじゃないか、一ヶ月後ろにずらせばいいんじゃね?と思ったりもしますが、あまりにも歴史が長過ぎて実現は不可能。まぁ、選手も観客も体調に気をつけて頑張っていただきたい。

とはいえ、キチンと聞いているかというと、殆ど聞いていないのが実情です。仕事の方に気が向いていると、今何対何でどっちが勝っているかはおろか、どことどこが対戦しているのかすらよく分かっていない事が多くて、野球観戦の体はなしてません。ただあの、ざわめきみたいなものが、何となく心地良いんですよね。

全然話は変わりますが、甲子園野球の解説ってホント適当です。“この試合は是非先取点が欲しいですね!”←先取点の欲しくない試合があるのか?とか、“この一点は大きいですよ!”←よほどの点差がつかない限り必ず言う、とか、“四球は出したくないですね!”←誰も出したいなんて思ってません、とか。とにかくもうちょっとキチンと解説しろよと。そんな一人突っ込みを入れながら、夏の甲子園を楽しむのが、ちょっとひねくれた私流です。

10/08/12(Thu)

行きつけの喫茶店で他の常連と話していて、バックパックの話になりました。その人は時々山に行く(低山のハイキングレベル)ので、シーズン毎に最新のバックパックを買い、安いのはオークションで売るのだそうです。新しいとすぐ乾くし、軽いよ〜と力説しておりました。それに対して私が使っているのは、十年来同じ帆布のバックパック。底や縫い目は革で縁取りしてあってそれなりに重いです。蝋引き加工してあるので、多少の水は弾く…筈でしたが、蓋などのよく水があたる部分は、もうその効能は消失しています。

その人に言わせれば、帆布のバックパックなんて重いし洗えないから買い換えれば?という事なんですが、私がこのバックパックをメインに使うのは、盆暮れの帰省の際にノートパソコンを入れて実家に帰る時だけですからねぇ…。山の中をガリガリ歩くサバイバルに使うわけでもなし。必要スペックは十分満たしているのですよ。蛇足ですがこのバックパックのメーカーは、以前北極だか南極だかの観測隊に装備を提供したりもしているんですけどね。

で、思い出したんですが以前別口で、私の愛車がママチャリだということを知った友人から、ママチャリは思いしスピードが出ないでしょ?と言われたことがあります。まぁその通りなんですけど、元々スピードの出せない都心に住み、半径3kmの快適な足を得られればいいと思っている私には、この位が必要十分なんです。無駄にオーバースペックな品を持っていても、宝の持ち腐れですよね。とはいえ私も、押入れの奥に眠る道具の山について指摘されると、何も言えないのですが。

10/08/11(Wed)

全然家事とは関係ないんですけど、最近キーボードを見ないで打てるように訓練しています。とはいえ、アルファベットは元から打てるんです(結構速い!)。打てないのはキーボード上段にある数字。毎回テンキーに手を伸ばしたり、画面から視線を外して打つのは面倒くさいなと本気で思い始めまして、ココは一発身につけてやろうと。

昔、タッチタイプの本を読んでアルファベットを打てるようにした際に、“数字キーは遠くて打ちにくいし、出現頻度もアルファベットよりずっと低いので、後でも可。まとまった数字が出てきたら、テンキーを使いましょう。”と書いてあったのを鵜呑みにした私が馬鹿でした。あの時一緒に習得していれば、変な癖も付いていなかったのにと、今更ながらに後悔しきり。やる時は、変に怠け心を出さずに一気にやってしまえというのは、なんにでも言える事なのですね。ということで、秋の風が吹く前に数字のタッチタイプ、出来るようになりたいなぁ…。

10/08/10(Tue)

近所にクリスマスのシーズンになるといわゆる“浮かれ電飾”をする庭のお宅があります。その規模たるや凄くて、結構広い庭がまるでディズニーランドのエレクトリカル・パレードのように。おまけに電飾は年々激しくなっており、近年では家の壁を通り越し、屋根の上にまで及んでいます。それを毎年楽しみにしていたりするんですが、先日その家の前を通りかかると、あの浮かれ電飾が嘘のような、もっさもさの庭。あ〜あ、こんなに放置してしまったら、整えるのが大変なのに…と思った次の瞬間に、そうか庭師を頼めばいいんだと思いつきました。

でも、庭師に頼むってどうなんですかね。うちの隣の家も、最近数年ぶりに庭師を呼んで、庭木の剪定でなく草むしりまで徹底的にやって、凄くきれいな庭になりました…一瞬は。で、ひと月が経過した今、庭は凄いスピードで元の木阿弥に戻りつつあります。

庭のある家に住んだら、高い木の剪定はプロに任せるとしても、低木の剪定・草むしりは自分でやらないと…と思うんですよね。庭師に頼んでもキレイになるのはホンの一瞬。まぁ、毎月のように庭師を呼ぶんなら話は別ですが、そんな意識があるんだったら、自分でも手を出しますよね。ということで、日本では庭付き一戸建てというフレーズが古来もてはやされてきましたが、私には何故あれほど趣味的なスペースが普遍的に尊ばれるのか、よく分かりません。あんなに維持に手間暇かかるのに、見返りは精神的なもののみ。私がもし庭のスペースを与えられて好きにしていいといわれたら、全部果樹にするか野菜畑にしてしまいますね。

10/08/09(Mon)

今日・月曜日は、瓶・缶・ペットボトル資源回収の日。この日に回収場所に行くと、かなりの高確率で、リサイクルって本当に良い事なの?って思ってしまいます。瓶・缶はまださておき、私が考えさせられるのはペットボトル。他の二つを遙かに上回る量が、毎回収集所に出されます。これらは、一旦溶かされたうえでフリースや発泡トレイに再生されるんでしょうけど、なんだか単なる罪滅ぼしというか、自己満足のような気がしてならないんですよね。

そんなに石油資源を大事にしたいのなら、ストレートにペットボトル飲料を買わなければ良いと思うのですよ。ちょっと手間をかければ、別にどうという事はありません。日本茶・紅茶・珈琲は自分の家で簡単に作れます。ジュースや清涼飲料水は流石に難しいですけど、無ければ無いでどうとでもなってしまいます。で、自分で作ったお茶や珈琲を魔法瓶に入れて持ち歩けばオッケー。

確かにペットボトルは便利です。冷えてますし、サッと洗えばすぐに捨てられますし、魔法瓶なんかよりもずっと軽い。でも、エコエコいうんなら、そういうちょっと便利ってのを諦めるのが王道じゃないでしょうか。メディアがうるさいんでエコな暮らしはしたい、でもペットボトルの便利さは手放したくない⇒ペットボトルはリサイクルされるから今までどおり使ってもいいんだってのは、ちょっと違う気がするのですよ。

まぁ、私はココで何度も書いているように、エコなんて全然興味ありませんが、単純にペットボトル一本の飲み物に150円前後も払うのはモッタイナイので買いません。職場に持っていくのは、冷蔵庫で冷やした水道水か麦茶を魔法瓶に入れたものです。学生時代に毎日4〜5本の缶コーヒーを飲んでいた私が言いますけど、冷静に計算するとかなりの額になってますよ、習慣的に飲むペットボトル飲料の額って。

10/08/08(Sun)

まだちょっと気が早いかもしれませんが、何となく暑さが峠を越えた気がします。一番感じるのは夜の風。夕ご飯を食べ終わって窓を全部網戸にして涼んでいると、外から吹いてくる風が7月の風とは違うんです。7月は昼間温められた空気が冷やされないままに流れ込んできていた感じなんですが、ここ数日は明らかに涼しい風が吹き込んできます。昼間は相変わらず暑くて閉口しますけど、8月も折り返しを越えればかなり過ごしやすくなりそうな予感がします。

それにしても、今年も暑かったですね。以前私は同じ建物の1階に住んでいたんですが、2階が空いたからと、この部屋に移してもらった経緯があります。確かに2階の方が風通しが良くて、洗濯物もよく乾くんですが、こと夏の暑さに関して言えば明らかに失敗。どう考えても1階の方が過ごしやすいです。まぁ、1階は地面から湿気が上がってきやすいなどのマイナス面も多いですから、一長一短なんですが、この時期だけは1階に戻りたいなと思ってしまいますね。

10/08/07(Sat)

実家からは季節の野菜の他に、向こうで食べないもの・要らない物を時々送ってもらっているんですが、今回はこの季節といえば、の素麺3kg。うちの母はお中元で貰った素麺を、茹でるのが面倒だからといって、全部こっちに転送してくるんです。まぁ確かに、ご飯なら炊飯器が勝手に炊いてくれますしね…。というわけでしばらくは素麺生活なわけですが、私が一番よく作るのは素麺をパスタに見立てたペペロンチーネです。

が、今回は荷物の中に野菜ジュース缶が数本入ってましたので、トマトパスタに仕立ててみました。フライパンにちょい多目の油をひいて、鷹の爪とニンニクを泳がせ、香りを移します。そこに玉葱のスライス1/4玉分を入れて、弱火で炒めます。隣の火口に素麺を茹でるためのお湯を沸かして、それが沸くまでの時間炒めると、何となく飴色になって甘味が出てきます。そこに野菜ジュースを半分、100cc弱入れてちょっと煮詰め、塩胡椒で味を決めたらこっちは完成。

隣の火口では素麺を茹でます。モノにもよりますが、茹で時間は1.5〜2分。パスタに比べたら瞬間といっても差し障りの無いこの茹で時間の短さが素麺の魅力ですね。茹で上がった素麺を隣のトマトソースフライパンに移してよく絡め、皿に移して粉チーズ・乾燥パセリを振り掛ければ完成。トマトの酸味と鷹の爪の辛さは夏バテ対策にはかなり有効です。

ちなみに、外食だとここにベーコンやハムが入るんですが、個人的な感想としては、入れない方が味のバランスが取りやすいと思います。玉葱の甘味で十分。スモーク臭は扱いが難しいんですよね。まぁプロならその辺上手くやるんでしょうけど。

10/08/06(Fri)

今日買ってきたのは3束100円の特売ニラ。香りの強い野菜の代表格でもあるニラは、苦手だという人も少なくないのですが、私は大好きです。今でも時々作りますが、子供の頃はニラを細かく小口切りにして大量に混ぜ込んだ玉子焼きが大好物でした。玉子焼きというと葱の方が定番ですけど、ニラもかなりいけますよ。

でも今回は単純に、ニラ炒め。フライパンに油をひき、鷹の爪と乾燥ニンニクを入れて、弱火で香りを引き出します。そこにザク切りにしたニラと、冷蔵庫にストックしてあったピーマンを入れ、強火であおれば即完成。ピーマンは細切りにしてありますし、ニラは元々があっという間に火の通る野菜なので、炒めるのに時間をかけるのはダメです。調味料は塩胡椒に醤油がほんの少々。

このニラ炒めを、丼に軽く盛ったご飯にドサッとかけて、混ぜながら食べるんです。あんまり…というか全然行儀の良い料理ではありませんけど、ニラの香りと唐辛子のピリ辛で、夏の食欲が落ちた時期にもバッチリの一品なんです。

10/08/05(Thu)

猛暑のせいで野菜の値段が上がってます。夏バテの原因にもなる猛暑が、食材の値段上昇の原因にもなるなんて、まさにダブルパンチ。とっとと夏が終わって秋になってくれないものでしょうか。でも、先日の夜窓を開けたら風が少し涼しくて、何となく秋の気配の気配の気配を感じたような気がしました。

いくら野菜が高いとはいえ、何も買わないわけにはいかないので、今日買ってきたのは夏野菜の代表選手・茄子。この茄子を乱切りにして、昆布だしの醤油味・鷹の爪をピリッと効かせて煮物にします。普通は煮物というと熱々が美味しいというのが定番なんですが、この時期に熱々の煮物なんて死んでしまいます。この茄子の煮物、冷蔵庫でよく冷やしてから、ご飯にかける汁かけご飯として食べるとナイス。

この汁かけご飯がうちでは割とレギュラーで、カボチャの煮物の汁かけご飯も捨てがたいものがあります。サラサラっと喉に流し込めるのも、ポイントが高いですね。

10/08/04(Wed)

うちで暑い夏の日に欠かせないアイテムのひとつが手拭いです。最近ではタオルに押されてすっかり目にすることが少なくなりましたが、うちではもっぱら手拭い派。吸水性はタオルに劣りますけど、かさばらないし乾きが早いのが気に入ってます。おろしたての手拭いは出かけた時の汗拭き用に。ちょっとくたびれてきたら風呂で身体を洗う用に。引っ張りながら背中を洗う使い方は、手拭いにとっては過酷らしくて、しばらく使っていると繊維が耐えられなくなって穴があき始めます。こうなったら最後は雑巾用へ。使い切った!という満足感はナカナカ良いものがあります。

手拭いを使っていて楽しいのは、コレだけではなくて、色落ちの経過もナカナカ面白いです。藍色の手拭いが、水を通すたびにどんどん色落ちしていくと、使い込んでる!という感じがかなりナイス。ちなみに、手拭いは両端を切りっぱなしにしておくのが伝統的なやり方ですが、それだと落ち着くまで横糸がほつれ続けるので、うちでは折り返して縫ってしまっています。実用優先。

近年では手拭いをタダでゲットする事がほぼ不可能になりました。昔は商店街で配っていたり、銀行や郵便局で定期を作ると貰えたりしましたが、いつの間にかタオルになり、今ではそのタオルすら貰えません。うちでは、数年前に他界した祖母の部屋から大量の手拭いが出てきましたので(あの世代の人は物を捨てません)、私が死ぬまでの必要量は確保してあります。最近ではお洒落な手拭いの店もありますが、1枚1,000円前後出して買う気にはなれませんねぇ。

10/08/03(Tue)

先日ブラシを買いに行った帰り道、そっち方面に行ったときに寄る事の多い喫茶店で珈琲を飲みまして、夜はいつものようにいつもの店でその日二杯目。蒸し暑さも合わさってしまい見事に眠れなくなって、その日の睡眠時間は三時間。そのツケで昨日の夜はいつも以上に寝てしまい、今日は今も頭がボーっとしています。

どこかで、カフェインの効き目は飲んでから1時間前後という話を聞いたことがあるんですが、私の場合は意識のどこかに“今日は珈琲を二杯も飲んでしまった…”というのがあって、脳が活性化して眠れなくなったんだと自己分析。学生の頃は一日に4〜5本の缶コーヒーを飲んだり、1リットルのペットボトルアイス珈琲を買ってきて、一日で飲んでしまったりと、今考えるとかなり無茶ですが、当時はそれに体が慣れていたのでしょう。

何となく珈琲が体に合わなくなっているなという感じもあります。珈琲の刺激が胃にちょっと厳しいなと感じる時があるんですよね。ここ数年来、紅茶党に鞍替えしようかとズルズルと考えているんですが、踏ん切りつかず現状維持。長年の習慣ですしねぇ…。

10/08/02(Mon)

基本的にこれ以上道具は増やしたくないのですが、どうしても必要があって、ペットボトルの中を洗うときに使うようなブラシを買ってきました。2本の針金の間に繊維を挟み、針金を捻って作ったもので、まっすぐな亀の子だわしという感じ。コレ、うちの近所のホームセンターで各種サイズ揃って5本で500円前後だったんです。でも、敢えてそれは買わずに、わざわざ東急ハンズまで行って単品で買ってきました。1本210円。単純計算だとホームセンターの方が得ですけど、色々考えるとそうともいえません。

5本セットで買った場合、全部サイズが違うので、全てを満遍なく使うわけにはいきません。使うサイズのブラシはどうしても偏るので、実質的には1本を500円前後出して買ったのと同じ事になります。単品だったら1本210円。500円の半分以下の計算になります。まぁ、この計算方法には異論もあるでしょうけど、特に道具に限ればコレ、割と成り立つのではないかと。

そう考えて、いまだにコレで良かったのかと時々悩むのが、割とよく使うドライバーセット。あまりに昔に買ったので、値段はよく覚えていないのですが、多分1,000円台でしょう。100均よりはずっと良いけれど、一流メーカーのものではないという立ち位置。プラスとマイナスが各サイズ3本ずつと、ギムネ・目突きが入って8本セット。それに、根元に接続して持ち手を太くするアタッチメントが付きます。でもやっぱりコレも、使わないものはとことん使わないんですよね。特に、ギムネと目突き。

それだったら、そこそこ良いクラスの単品のドライバーをプラスマイナスで3本ずつ買った方が良かったのではと。…あぁでも長いのと短いのが欲しいので、×2かも…。ただそれだと、ドライバーだけで1万円台後半〜2万円の出費になります。別に機械屋を開くわけではないので、流石にややオーバースペックの感は否めません。ドライバーはちょっと迷っているくらいですが、八角レンチは割りと真剣に後悔しています。ドライバーに比べるとずっと使用頻度は落ちるので、こっちはセット品ではなくて、必要になったサイズを一本ずつ買い足していく方法をとるべきでした。まぁ、今更ではあるんですけどね。

10/08/01(Sun)

暑い暑いといっていても、庭の草は伸びるわけで、毎朝の草むしりは何とかめげずに続けています。で、そのむしった草からキノコが生えました。毎朝むしった草は、45Lのゴミ袋にためてるのですが、せいぜい草丈1〜3cmをいくら詰め込もうが、45Lのゴミ袋はそうそう一杯になりません(庭木の剪定をすれば一瞬ですけど)。今のは一ヶ月ほど使ってますが、まだ7分目といったところ。となると、下の方は湿気がこもり・発酵で温度が上がり・半透明のゴミ袋で光が届きづらく、とキノコが好む条件を全て満たしてしまうわけで、先日フッと気がつくと、半透明のゴミ袋越しに白い物体が…。

コレがまた、軟白栽培(日光を遮断して暗闇で作物を育てる手法です)のエノキダケにそっくりなんです。色が真っ白でひょろっと伸びてて群生してて…。あまりに美味しそうなので取り出して食べ…ませんけどね、流石に。しかし、こういう姿をみると自然って本当に逞しいなっていつも思いますねぇ

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