2010年9月

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10/09/30(Thu)

暑いうちは2Lの冷水筒に冷たい水を切らさないようにして、水分補給に努めてきましたが、随分涼しくなってきたので、冷水筒を洗って乾かし、熱いお茶に切り替えました。周囲に聞いてみたことがあるのですが、私の周囲ではわざわざお茶を沸かして飲む人は少数派です。コンビニや自動販売機でいくらでも売ってますからね。でも、冷たいお茶なら冷蔵庫に入れておけば保存できますけど、熱いお茶はその都度コンビニor自動販売機に走らないと確保できません。それだったら、都度沸かす方が楽なんじゃないかと思うんですが。

それに、周囲はお茶を沸かすのが面倒くさいという人間が多数いますけど、そんなに面倒くさいですかね?鍋orヤカンに水を注ぎ、コンロで沸かして茶葉と一緒に急須に入れるだけ。それを面倒くさいとか言い出したら、それこそペットボトルのお茶メーカーに踊らされてまっせという感じ。ちなみに、現在飲んでいるのは実家の両親が趣味で作っているハブ茶。あっちでは飲み切れないので、送ってもらっているのです。ググってみると、十六茶の一部として使われていたりするみたいですが、東京では単体で売っているのを見たことがありません。西の方では割とメジャーだと思うんですけどね。

10/09/29(Wed)

今日は久しぶりの晴天。この前の週末に出来なかった洗濯を済ませ、干してから仕事に出かけます。そのためにいつもよりも少しだけ早起き。最近めっきり涼しくなってきたので、本心はギリギリまで布団の中でゴロゴロしていたいのですが、それをやってしまうと下着が足りなくなるんですね…。まぁ、洗い立ての洗濯物というのはとても気持ちがいいので、始めてしまえばどうという事はないんですけど。

洗濯といえば、以前書いた洗濯機のホースに空いたピンホール、そのままになってます。実家の使わなくなった洗濯機からホースをかっぱらってくる計画だったのですが、このホースが世にも珍しい専用品でして、その洗濯機でしか使えない物だったんです。洗濯機のホースは殆どが統一規格化されてると思うので、何というアンラッキー。

ということで、買い換えるしか手がなくなったんですけど、よく考えれば洗濯していない間は水道の蛇口を閉めていれば、漏水はほんの僅かなんですよね。今までは四六時中蛇口を開けてましたから、しばらくは盲点で気付きませんでしたけど。洗濯中に起こる漏水も、洗濯そのものに使う水の量に比べたら微々たるものですし。まぁ、しばらくはこのままで良いかと。浮いた2,500円で5回も珈琲を飲みにいけると喜ぶ、単純な私です。

10/09/28(Tue)

玉葱の安売りに当たりまして、4個98円、勿論買ってきました。全部縦スライスにして塩を振り、少し置いたところで絞ってから水洗いすれば下処理完成。あとは甘酢に絡めて出来上がりです。単に玉葱だけで作っても、箸休めとしてなかなか有能なのですが、それだけだと少し寂しいのも事実。今回は、削り節を少々とワカメを加えてアクセントにしました。ワカメは水でしばらく戻した後に熱湯をくぐらせて色を出したもの。業務用スーパーで大ロットのを買ってあるのですが、普段は主に味噌汁用に大活躍しています。

ちなみに、ワカメをくぐらせた熱湯はそのまま味噌汁に転用。くぐらせたとはいえ、結構なワカメエキスが出ていますんで、そのまま排水溝に流してしまうなどといった、モッタイナイ真似はしません。食べられるものは最後まで食べ尽くす、コレうち流。

ワカメといえばうちにはもう一種類、徳島産の乾燥ワカメというのがありまして、こちらは時々知り合いに貰うのを大事に食べているのです。↑の大ロットワカメは今話題の中国産。私は味音痴なのか、たいていの場合、中国産でもそんなに味の違和感を感じないので普通に食べてしまいますが、この徳島の乾燥ワカメは絶品。同じワカメではくくれない次元の味わいです。こっちは味噌汁に入れるのすら味噌が味の邪魔をしてモッタイナイので、戻して熱湯をくぐらせた後、ぶつ切りにして生醤油でいただきます。近所で買える店があったなら、少々高くても常備したい味ですね。

10/09/27(Mon)

職場にちょっと太目の同僚がいます。で、お約束のように年がら年中ダイエットと念仏のように繰り返しているんですが、ちっとも痩せません。時々持ってくるお弁当を見ると、私のよりもずっと少ないんです。ご飯なんて私の半分以下といったところでしょうか。でも、女の人のお弁当って私から見たら凄く少ないんですよね。ご飯は一食で半合…お茶碗一杯程度。一食一合の私から見たら、そのお弁当だけですでにダイエットになっていると思うのですが。

まぁ、痩せない理由は岡目八目・明らかで、気がつくとなんか食べてるんです。小腹が空いたとか、糖分が切れたとか言い訳は色々ですが、あれっまた食べてるって感じ。その間食を全部止めたら、あっという間に痩せると思うのですが…とは口が裂けてもいえませんけど。

私にすれば、ダラダラと何かを食べている人が多過ぎる気がします。コンビニやスーパーで安価な菓子類が手軽に手に入る時代なので仕方がないかもしれませんが、それってあまり健全な状態とは思えません。スナック菓子の大きな袋を買ってくる自称ダイエット中の同僚を見るにつけ、それは違うんじゃないかと…。

10/09/26(Sun)

本日は愛用の鋳物コンロをメンテナンス。鋳物コンロも普通のコンロ同様、ガスの穴がいくつも空いており、そこから出てきたガスが燃焼して働くわけですが、よく炊飯に使う左側のコンロの手前部分のガスの出が、イマイチ悪くなってました。原因は一目瞭然、炊飯時の吹き零れによる錆です。

うちは炊飯時に極力鍋の蓋をあけて調理するので、吹き零れは最小限度で済んでいるんですが、それでも時々零れます。ステンレスなら、零れた直後に拭き取ればそれで済むのですが、鋳物は下手に触ると鉄がモロモロと崩れるので、日頃のお手入れでこまめに触る事が出来ません。その結果、錆が進んで穴が塞がれ、ガスの出が悪くなるというわけ。

対処方法は簡単で、用意するのは一本の竹串。弱火状態で問題のある穴が確認できる&竹串が焦げない状態にしておき、問題の穴を竹串で開通していくだけ。今までフン詰まりだったコンロが息を吹き返していく様子は、実は見ていて爽快です。

今回はついでにコンロの受け皿の掃除。鋳物コンロは、本体と受け皿の二つのパーツから出来ています。その受け皿の方には、吹き零れた米汁が乾いたヤツとか、炒め物で零れた野菜が干からびたヤツとかが溜まります。こっちは↑のコンロ本体に比べればずっとマメに…週一くらいでは掃除してるんですが、ついでに掃除。こちらの方は掃除しなくても性能的には変わらないのですが、やっぱりキレイな方がいいではないですか。

乗っけておけばプログラムで火加減して勝手にご飯を炊いてくれる機能とか、てんぷら油を一定温度に保ってくれる機能とか、あれば便利かもしれませんけど、私のスタンスとしては道具は必要最小限、あとは腕で補うって方が好きですねぇ。

10/09/25(Sat)

つい先日まで記録的な猛暑日がどうのこうの言ってたのに、東京はいきなり寒くなりました。つい一週間前には、部屋着は短パン&Tシャツで、首にかけた日本手拭いで顔の汗をしょっちゅう拭いていたのが嘘みたい。今朝の部屋着は長袖&長ズボン。こういう気温が急に落ちる時期には、寝ている間に首の筋肉がつって、寝違えになることが多いので、大げさかなともおもいましたがネックウォーマーも装備。なってから後悔するよりも、多少面倒でも予防をしておくほうがずっと良いのです。

流石に毛布は出しませんでしたが、厚めの掛け布団は出しまして、でも毛布を出しても良かったかなと思いながら布団の中でしばらく悩んだほどの涼しさでした。天気予報を見ても、もうあの猛暑の日々は戻ってこないみたいなので、この週末は台風が去るのを確認してから、夏用の部屋着やタオルケットを洗ってしまわなきゃなりませんね。それにしてもいきなり秋、もうちょっと移行期間みたいなものがあっても良いと思うんですけど。

10/09/24(Fri)

うちで使う米は全て実家から送ってもらっているのですが、今日から晴れて新米となりました。やっぱり新米は香りが違いますね。一年前の古米も別に不味くはないのですが、新米は桁が一つ違う感じ。ただし、水分が多く含まれているので、切り替えの時にはつい古米の感覚で水加減をしてしまい、二回目辺りまではすこしべちゃっとしたご飯になってしまうのは、毎年のお約束です。

先日の食卓は、新米ご飯、アサリの佃煮&梅干し、キャベツの酢の物、大根とワカメの味噌汁、カボチャの煮物。少々動物性たんぱく質が足りないのが難ですが、これぞ日本の伝統食というラインナップ。こういうご飯を食べていると、やっぱ日本人は米だよな〜と思ってしまいますね。

10/09/23(Thu)

大家さんからワインを一本貰いまして、あちらもどこかから貰ったらしいのですが、お酒は飲まない人なので、こっちに回ってきました。とはいえ、私も下戸。日本酒ならお猪口に2杯が限度の人間です。ストレートにお酒として楽しむのは、無論全く考えていません。ワインといえば料理用酒でしょ。贈答品なので、それなりにいい酒だとは思うのですが、飲まないで放っておく方がモッタイナイので、ガンガン使ってしまいます。

とはいえ、そんなにワインを使う料理を作らないんですよね。料理でワインといえば、すぐに思いつくのは洋風の煮込み系と肉のソテー系。でも、煮込むのなら昆布と鰹節に走ってしまいますし、肉のソテーはそもそもうちでは殆どやりません。というわけで考えついたのが、フランスやドイツなどのワイン圏で子供達の飲み物になっているというワイン水。冷たい水にワインを極僅か混ぜて、日常的な飲み物にするというヤツです。

今年は残暑含めて暑い日が続いたと言う事もあって、コレが結構効きました。私はただの冷やした水道水でもいいんですけど、極僅かワインを加えることで、爽やかさが格段にアップします。加える量も2リットルの水に対して50ccとかそんなものなので、アルコール度数ゼロとはいいませんが、1%を大きく下回っているはず。これだったら、いくら下戸の私が朝からガブガブ飲んでも全く平気。仕事に差し障る事もありませんし、むしろ寝起きの水分補給に随分と活躍してくれました。来年は300円くらいの安いワインを買って常備しようかなとすら思っています。

10/09/22(Wed)

愛用のノートパソコンが絶不調です。HDから出る異音は最近少し下火になってきましたが、今度はエンターキー&上下左右キーが反応しなくなりました。以前からその近くの右シフトキーが反応しなくなっていたので、この辺の基盤が何らかの理由でまとめてダメになっているのかも…。一応キートップを外して掃除してみたのですが、復帰せず。

右シフトキーは、左にもシフトキーがあるので、不便ではあるのですが何とかなってました。が、エンターキー&上下左右キーが使えないのはもうダメですね。なにせ、日本語入力の選択確定・改行が全然出来ないわけですから。というわけで、いざという時のために用意しておいたUSBの外付けキーボードをとりだしまして、作業中です。ところが机が狭くて置く場所がないため、ノートパソコンのキーボードの上にUSBキーボードを置いてます。しかしこれだと、USBキーボードの裏板が生きているキーを押して予想外の挙動をしたりするんですよね。

そこで、ノートパソコンのキーボードの両端に、適当な長さに切った割り箸を両面テープで貼り付けまして、高さを確保。いわゆる下駄を履かせるというヤツ。なんというやっつけ仕事・ローテクぶりでしょう。でもま、キチンと動いているんで問題はないんですけれども。ただ、今のパソコンもかってそろそろ3年。そろそろ買い替えを考えないといけませんねぇ…。

PS いや私も一応、キーボードのデバイスを切るというエレガントな方法を考えもしたのですが、コレをやって万が一USB接続にトラブルが発生すると悲惨な事になるのでやめました。もうあまりこのパソコンの事、信用してません。

10/09/21(Tue)

私は身の回りの品を少しでも減らすことに喜びを感じる人間なんですが、最近また一つダイエットに成功しました。風呂場の身体洗いタオル。両手で石鹸を泡立てておき、それで全身を洗うんです。ずっと以前はナイロンタオルで肌をこすらないと洗った気になれないものでしたが、色々調べるとナイロンタオルは必要以上に肌を刺激してしまうので、手洗いがベストという説も結構あちこちで見かけます。

そんなのでキレイになるのか?と私も疑問に思ってましたが、よく考えてみると手は殆どの人が石鹸こすり洗いで、手を洗ってきなさいといわれてナイロンタオルを持ち出す人はいませんからね。色んな物に触れて、ある意味体の中で一番汚れるともいえる手ですら石鹸こすり洗いで十分なんですから、その他の部分なんて十分以上でしょう。というわけでやってみたら特段の不都合も感じなかったので、実践中です。

そんな感じで、うちの風呂場には現在、髭剃り用の安全剃刀と石鹸しか置いてありません。髪も石鹸で洗ってしまいます。こっちは本当はお湯だけで洗ういわゆる湯シャンにしようと思った時期もあるんですが、体質にもよるでしょうけど私の場合は湯シャン100%だと皮脂が気になってダメでした。それでも石鹸で洗うのは夏場なら3日に1度、冬場で週に1度程度。残りの日は頭皮をよくマッサージしながら熱いお湯で流せば十分。というか、毎日石鹸を使うと今度は、頭脂が落ち過ぎて髪がキュルキュルになります。何事もシンプルイズベストですね。

10/09/20(Mon)

いつものようにスーパーに買い物に行くと、通常は100円のポイントカード発行手数料を無料フェアというのをやってました。100円ごとに1ポイントが貯まっていき、500ポイントになると500円の商品券と交換してもらえるのです。私はこのスーパーにしょっちゅう通ってますけど、ポイントカードは当然持ってません。あまりにも還元率が低いので。

このルールだと、500円の商品券を貰うためには最短で5万円の買い物をする必要があります。しかし、スーパーで一回に5万円の買い物をすることはまずありません。私の場合は500〜1,000円の買い物を積み重ねていく事になるわけですが、当然100円以下の部分はポイント対象にはならないので、500円のポイントを貰うためには多分7〜8万円の買い物が必要となります。還元率で言えば0.6〜0.7%になるでしょうか。一言にまとめるとアホらしいです。

私は自他共に認めるケチながら、こういう所は大らかというか何というか、財布に余計なものが入っているのが許せないのです。また、こんな雀の涙ほどのポイントに釣られて、余計なものを買ってしまったり、必要以上にこのスーパーに縛られるのは更に嫌。例外として持っているのがビックカメラのポイントカード。あそこは還元率が10%以上あるので、流石にこれだと貯め甲斐があります。スーパーのポイントは↑の様な率で大体横並びっぽいのですが、ポイント還元を謳う以上は、せめて5%は付けて欲しいなと思う次第です。

10/09/19(Sun)

随分涼しくなってきたので、長袖の部屋着を出しました。つい10日前までは35度オーバーでヒィヒィ言っていたのに、何でしょうこの変化は。とはいえ、下はまだ短パン。暑かったり寒かったりの、中途半端な季節はもう少し続きそうです。うちで部屋着といえば、夏はTシャツに短パンで冬はジャージとなりますが、私の綿密な計算によると各二セット・予備を入れても三セットあれば十分に回していけます。というか、それ以上はタンスのスペースが無駄。

Aセットを着ている間にBセットを洗えばいいわけですし、夏の本当に暑い時期は部屋では上半身裸&日本手拭いという伝統的スタイルなんで、最小セット数で本当に足りてしまうんです。ところが、割と増えがちなんですよねぇ、特にTシャツが。自分で買うことはないのですが、何せお土産の定番ですから、時々貰うのです。

で、Tシャツなんてそんなに傷むものでもないですから、頑張って着回してもどんどん溜まってしまうと。ですから、ハワイが好きでもないのに胸に大きく“Hawaii”とプリントされたヤツとか、阪神ファンでもないのに胸に大きく虎がプリントされたヤツとか…。そして、数が増えると個々の負担はますます減って、どんどん長持ちしてしまうというジレンマ。遂にタンスのTシャツスペースが一杯になってしまいました。うーん、いい加減間引かねば。

10/09/18(Sat)

何かが変わると、玉突き式に他の事も変わっていく、コレ世の習いでして。先日の日記で素麺を食べ終えたと書きましたが、そうすると土産に貰ったクレイジーソルトの消費量が一気にゼロになってしまいました。うちのご飯の基本はご飯に煮物・おひたしなどの純和風。素麺をトマトソースで洋風に食べるなんてのが例外なのです。ところが、貰ったクレイジーソルトは岩塩+香辛料という代物で、どう足掻いても通常運用のうちの食卓では使いようがありません。

これが岩塩だけとか香辛料だけとかなら、まだマシだったんですが、混ぜてしまう事で便利になる反面、汎用性が下がるんですね。昔、塩胡椒という商品を初めて見た時に受けた衝撃を思い出します。塩と胡椒が一緒のボトルにミックスで入ってるんです。塩と胡椒は一緒に使うことが多いんだから、いっそのこと混ぜてしまえというコンセプトなんでしょうけど。でも、よく考えると胡椒を使う時はほぼ100%塩も使いますが、塩を使う時に必ず胡椒も使うとは限らないんですよね。結局、塩と胡椒、別々のボトルに入っていた方が便利なんじゃないかと思った次第。胡椒なんて、その場でミルした方がずっと香りもいいんですよね。両方を混ぜるのに、躊躇するほどの手間がかかるとも思えませんし。

というわけでクレイジーソルト。まだボトルに半分ほど残っています。塩だけなら賞味期限は無限なのですが、香辛料が入っているので、長期間置いておくと香りが飛ぶでしょう。仕方がないので、肉でも買ってきてすり込んで焼くかと思ってます。

10/09/17(Fri)

ついに、ストックの素麺を完食しました。このシーズンは確か2箱食べたので、5〜6kgでしょう。と書くと多いようにも見えますが、一食100gなので50〜60食分。毎日一食ずつ食べて2ヶ月弱といったところ。そんなに大変な量でもありません。じゃあ素麺が好きなのかと言われると、実はそれほどでもなかったり。まぁあれば食べますけど、自分で買ってまでは食べないなという、その程度。

それよりも、山と積まれていたストックをキレイに最後まで食べつくしたという事の方が嬉しいです。私の実家では、計画なしに買ってくる→食べない→結局廃棄と言う事が結構あったので、几帳面な所もある私は、当時からそれはどうなんだと思っていたのです。味がどうのこうのよりも、キチンと食べ切ったことに喜びを覚える、どこか歪んでいる様な気もしますけどいいんです、コレはコレですっきりしますから。

10/09/16(Thu)

昨夜は今までの調子で、お腹にタオルケットを一枚引っ掛けて寝ていたのですが、あまりの寒さに目が覚めてしまいました。寝惚けた頭で、この寒さは無かった事にしてそのまま寝てしまうか、それとも無理矢理起きて天袋から布団を取り出すか、しばし迷った結果、今回は布団を取り出すことに。この“しばし”が10分だったのか30分だったのかは、永遠に謎ですが…。

この週末にかけてもう一度真夏日が戻ってくるという天気予報だったので、本来ならば布団を出すのはその後にしたかったんですけど、そんなしょうもない事を我慢して風邪でもひいたら馬鹿みたいですから、↑の選択となりました。そしてちょっと黴臭い。一応カバーは洗ってから、キチンと干して片付けてはいるんですが、半年以上も空気の澱んだ場所に置いておいたらまぁ、こんなものでしょう。即刻干して風を通さねばなりません。

しかしまぁ、永久に続くとも思えた猛暑日の日々も、終わる日というのは来るのですね。そして、雨ももう降らないんじゃないかと思ったものですが、今日はアッサリ大雨。そして季節は秋、食欲の秋ですよ。今年も色々美味しいものを食べ尽くさねば。

10/09/15(Wed)

朝っぱらから胸やけがします。昨日の夕食、自分で作る時間も外に食べに行く時間もなくて、仕方なく近所のスーパーで弁当を買ってきたんです。こんな事滅多にありませんから、日頃食べないものをということで、チョイスしたのは焼きそば弁当。おかずメインがソース焼きそばで、シュウマイと鶏の照り焼きが付いているという、なんともジャンクな一品。そして味わいも本当にジャンクでした。

いやま、美味しかったんですけどね。焼きそばなんて誰が作っても不味くなりようが無いですし。でも何なんでしょうか、一晩経過した後のこの胸のむかつきは。あぁこんなことなら、無理矢理30分でも時間を作って、自分で冷蔵庫の中身を適当にでっち上げて食べればよかったと激しく後悔。

まぁ、いつもこんな感じなんですけどね。時々外食or弁当を食べる→激しく後悔・しばらくは自炊→たまには自分の味付けとは違ったものが食べたくなる→以後ループ。今うちではウスターソース・ケチャップ・マヨネーズは意図的に常備してないんですが、こういうのを少しだけ買って、時々気分転換的な味付けをしてみても悪くないかもしれません。

10/09/14(Tue)

急速に涼しくなってきまして、いよいよ秋という感じですね。そこで、今まで暑いからという理由で自分を納得させて先延ばししていたアレコレを更に延期する理由がなくなりつつあります。色々キチンとやれということでしょうか。

とりあえず、夏の間に茂った庭木の剪定。凄いのが1本と、ちょっと手を入れたほうがいいのが数本。凄いのは、夏前にあれだけ刈り込んだのに本当に凄い事になってしまってまして、とっとと手を入れないと鬱陶しくて仕方ありません。そうそう、自転車のチェーンを整備しようというのも、夏前から考えていたのでした。十年来乗ってるわが愛車、チェーンには油と泥がこびりつき、一度コレを徹底的に洗おうと思ったのでした、夏前に。でもこれも、こんな暑い最中にそんな作業をしたら熱中症で倒れてしまうという理由で延期。でもねぇ、夏の間のダラダラとしたライフリズムはなかなか治らないのですよ。とりあえず、十月に入ったら頑張るということで、どうでしょうか自分。

10/09/13(Mon)

カニ缶を貰いました、それも二つも。ありがたいことです。(ネットを見ないで)私がカニ缶を前に思いつく料理は、カニ炒飯・カニ玉・カニクリームコロッケ・ポテトカニサラダ、の四つくらい。その中でカニクリームコロッケは冷やしたり揚げたりするのが面倒くさいので却下。炒飯は卵炒飯が一番だと信じているのでコレも却下。ポテトカニサラダかカニ玉か迷った結果、安く卵をゲットできたのでカニ玉になりました。一回に卵2個を使うとして、一缶を4〜5回に分けるので、貰ったカニ缶で出来るのは10食分程度。時々カニ炒飯に浮気もしようかな、なんて思ってます。

でも、貰っておいてなんですけど、私はカニ缶って値段と中身が全然釣りあってない気がするんです。カニ缶といってもピンキリですけど、平均的にはまぁ、一缶2,000円くらい。私にとっては、相当な高級品です。でも、カニスキで脚から引き抜いた身の塊のような歯応えは期待できませんし、一旦火を通しているせいか、出汁の出方もイマイチ。同じ卵を使ったカニ玉とニラ玉が並んでいたら、私ならニラ玉をとります。

カニクリームコロッケも子供の頃から疑問でして、あの頃は安い冷凍物しか食べていなかったとはいえ、コレのどこにカニが?といつも思っていました。単なるクリームコロッケと変わらないではないかと。カニの爪の元にコロッケ生地をくっつけて揚げたカニ爪コロッケは好きでしたけど、アレはみっしりとカニ肉の存在感が感じられるので、同じカニとはいえ、カニクリームコロッケとは全然別物だと思います。まぁ、凄く高い洋食屋で食べれば違うんでしょうけど、そこは庶民の悲しさですね。というわけで、今後の私の人生で、自腹を切ってカニ缶を買うことは多分ないと思います。

10/09/12(Sun)

HDから異音がします。立ち上げて10分ほど経つと音が消えるので、潤滑油が切れかけているとか、そんなトラブルだと思いますが、流石の分解修理好きの私でもノートのHDを分解して油を注すほどのチャレンジャーではないので、当面このまま放置。この日記が数日間途切れたら、あぁパソコンが死んだんだなと思ってください。

対策はとりようが無いので、クラッシュした時のために、今まで半年に一回するかしないかだったバックアップを、毎晩寝る前の日課にすることにしました。以前に買っておいた外付けのHDにバックアップ用のフリーソフトを使って同期コピーするだけなんで、毎晩やってれば一回にかかる時間は長くて一分程度。もっと早くやっとけばよかったです。

それにしても、ビックカメラのサイトなんかを見ると、今や外付けHDはTBの世界なんですね。私が数年前に買ったヤツなんて、同じくらいの値段で40GB…25分の1ですよ。おまけにUSB3とか、一体何ですか?ちなみに40GBのハードディスクの中でバックアップに使っているのは3GB程度。私にはまだまだこのロートルHDで十分です。

10/09/11(Sat)

今日はカボチャを買ってきまして、うちでカボチャを料理するといえば、大ぶりの一口大にカットして甘めの醤油味で煮る、コレしかありません。少し前の日記でも書きましたが、切るのがちょっと面倒くさいカボチャは、あまり人気の無い野菜の部類に入るらしく、安く売られているのが多いのが、私には高ポイント。たかだか切って煮るだけなんですけどね。ちなみに、安売りされている可能性が高い他の野菜としては、人参・ゴボウ・サツマイモなどの根菜類が多いです。特にゴボウなんて、常時叩き売り状態。あんなに高い整腸作用を持つ野菜も珍しいんですけど。

まぁそれはともかく、カボチャの煮物を作ったときに私が好んでやるのが、茶碗のご飯が残り1/3程度になった段階で、カボチャの煮汁をご飯にかけて食べる方法です。ご飯の隅々にまで煮汁の味わいがしみ込んで、コレが美味しい。マナー的には好ましくないものとされているので、外では出来ませんけど。でも、野菜や出汁の旨味が出ている煮汁をそのまま残してしまうのは、どうにももったいないと思うのです。うちではよく茄子も煮るんですが、茄子の煮汁をかけたご飯もかなり美味しいです。大根を煮た時もやりますし、煮汁は何でもご飯にかけてしまうのですね、私は。

10/09/10(Fri)

実家からサルベージしてきた素麺を延々と食べ続けてきましたが、どうやら終わりが見えてきました。順調に行けばあと1週間ほどで無くなるペースです。そうなったら米の消費ペースが上がって、今年の新米はすぐそこ。楽しみです。で、今考えているのがこの素麺の木箱の有効活用。お中元でもらったと言うだけあって、使い捨てるにはちょっとモッタイナイ白木の木箱に入ってるんです。ダンボールなら躊躇なく畳んで捨ててしまう私でも、これだけ立派な木箱だと少し考えてしまいます。

木箱のまま使うか、それともばらして木材として使うか…。どっちにせよ、用途が思いつかないんですよね。小物入れなどは十分に足りてますし、ばらして木材にして何かに転用するといっても、これが足りないから欲しい、というものは今のところありません。このままでは、“具体的に用途が思いつかないものは、たとえ何かに使えようとも速やかに捨てるべし”といううちのルールに抵触してゴミになってしまいます。でもまぁ、捨てるのが一番妥当でしょうねぇ、モッタイナイですけど。

10/09/09(Thu)

この夏は何故かお土産などでTシャツを貰う事が多くて、ストックが10枚以上になってしまいました。もともとアンダーウェアにはランニングシャツを使ってたんですが、↑のような事情もあって、最近はTシャツがアンダーウェアになってしまい、ランニングシャツはすっかりタンスの肥やし。コレをどうすべかというのが、現在の私の懸案です。

古布回収の日に出してしまうというのが一番安直ですけど、あまりに芸が無い&モッタイナイ。次点としては雑巾加工ですが、雑巾の為の古タオルは十分ストックがありまして、その後ろに並べるとなると、加工は5年後とかになってしまいそうです。台所の布巾は、タオル地のが随分傷んできたので、それと置き換えるというのはアリかもしれませんが、今後は台所の布巾をサラシ地に規格統一して管理の手間を減らそうと考えていたので、ここにランニングシャツを突っ込むのは、その流れにモロ逆行してしまいます。

と考えてくると、どうやってもうちでは使い所がないんです。んじゃやっぱり古布回収かとなり、以下無限ループ。何度も水をくぐらせているので、吸水性は抜群。嵌る所に嵌れば大活躍しそうなんですが、もうしばらく暇を見つけては色々脳内シュミレーションしてみようと思ってます。

10/09/08(Wed)

暑さのせいで野菜の値段が上がっていて、地味に困ってます。早く平年並みの秋になってくれないもんですかね。そんな中、時々スーパーで見かけるのが、わけあり野菜の安売り。曲がったキュウリとか形が不揃いな茄子なんかを、通常よりも安い価格で売っていて、非常にありがたいんですが、コレってどうなんですかね。

農家の人にしてみれば、今まで捨てていたものをたとえ安くても引き取ってくれるという点では、ありがたいかもしれません。でも結局、規格外の野菜は買い叩かれるという構造は従来と変わらないんですよね。とすると、まっすぐキュウリを作ろうとして必要以上の農薬や労力をつぎ込むという構造は同じということになります。

私は、規格外野菜でも通常の野菜と同じ値段で売れるような状態になったらいいなと思ってます。無論、大きくなりすぎて水っぽくなって味が落ちたりしたようなものは、安くするのが当然ですけど、形が違ってても味が落ちてないんだったら同じ値段でいいんじゃないでしょうか。そうなれば、農家が野菜にかけるコストも下がり、結果的に値段も下がって消費者もハッピーになれると思うのです。というか、世界的に見れば日本ほど規格にうるさい国は他にないんじゃないでしょうか。それは美点でもあると同時に、やっぱりどこかおかしいようにも思えるんですよね。

10/09/07(Tue)

先日の日曜日の毎日新聞でしたか、バナナとキウイを例外に、果物の消費量が下がっているという記事を読みました。理由は皮を剥くのが面倒くさいから。バナナは手で剥けますし、キウイはナイフで二つに切ればスプーンですくって食べられます。でも、皮を剥かないといけないリンゴや梨などの果物は軒並み消費量が下がっているのだそうです。ミカンは手で剥けるじゃないかと思ったらこちらも、最近ではミカンの酸味が敬遠されて、これまた消費は下落傾向。私なんて最近のハウスミカンは甘過ぎて気持ち悪いとすら思うんですけどね。

よく、“子供たちに食育”をとか“日本の食文化を守ろう”とか言うフレーズを目にしますが、こういう記事を読むと、その試みはお世辞にも上手くいってないなぁと思います。同じ記事には、ゴボウや芋・カボチャなど、食べるのにひと手間かかる野菜の消費も落ちていると書かれており、本当に大丈夫か?と思ってしまいました。モノは人類史上かつてないほどの豊かさで溢れているのに…いえ、溢れているからこそ、少しでも手間のかかる食材は食べられなくなる。カット野菜なんかを見ると、キャベツを刻む手間すら金を出して買うのかと呆れてしまいます。まぁ、他人は他人、自分は自分なんで、関係ないといえばそれまでなんですけど。

10/09/06(Mon)

自他共に認めるドケチの私が、最近注目しているのが米の研ぎ汁。米の研ぎ汁の伝統的かつ代表的な利用法といえば、真っ先に思いつくのが雑巾がけ。米の研ぎ汁には微量の油が含まれていて、それを床や柱に塗り込むことで艶を出すというもの。でも、様々なワックスやオイルが普通に市販されている現代では、わざわざ研ぎ汁を使って艶を出す意義は私には感じられません。そもそもうちのキッチンの床は、既にニスが塗ってあるんで、全く意味なさそうです。柱はまぁ効果あるでしょうが、艶を出したければ素直にオイルを買ってきますしね。

というわけでうちの再利用方法は、次にメジャーと思われる草木の水遣り。夏前くらいから私はスペアミントを鉢で育ててまして、この猛暑であっという間に土が乾きます。水遣りの頻度は大体3〜4日に一度といったところ。この頻度、うちで米を炊く頻度と殆ど重なってるんですね、都合のいい事に。米の研ぎ汁なら、普通の水よりも栄養に飛んでいるでしょうから、ある程度肥料の役目も期待できますし、何よりもそのまま下水に流してしまうよりもずっと有効利用です。

まぁこちらも、ホームセンターで肥料を買ってくれば良いだけの話ではあるんですが、“使い切ったぜ!”という快感が良いのですよ。ちなみに↑で研ぎ汁と書きましたが、うちでは研ぐというよりも水をくぐらせる程度に止めています。今は精米の精度が上がっているので、シャリシャリと研がなくても糠臭かったためしはないですし、必要ないのにお約束的に何かをするのは私、嫌いですから。それでも、米をくぐらせた水は真っ白になりますんで、いい肥料になっているのではないかと勝手に想像して自己満足しています。

10/09/05(Sun)

実家から送ってもらった素麺があと2kgほど残っているので、家にいる日の昼食は大体素麺をパスタに見立てた一品となります。ここのところは、同じ荷物に入っていた野菜ジュース(これもお中元らしい)を使ってのトマトパスタ。先日の昼食は、ここに鶏モモ肉のソテーが加わって、実にオシャレな昼食となりました。

でも、こういう時に火口が二つなのがちょっと困るんですよね。パスタを作る際は、お湯を沸かすコンロとソースを作るコンロ、どうしても二つのコンロを同時に使わなきゃなりません。そうするとソテーをどうするか。時間をずらすのが最も簡単ですが、やっぱり出来上がりのタイミングは揃えたい。そういう時は、フライパンを二分割します。

フライパンの右で肉をソテーし、左で玉葱を炒めます。肉が焼きあがったら取り出し、トマトジュースを投入してトマトソースを作れば、にじみ出た鶏エキスも無駄なくソースの味わいに使えて合理的。コレ、一人暮らしで作る量が少ない時に時々やりますね。野菜炒めの隣で卵を焼いたり。味があまりにかけ離れている二品は組み合わせられませんが、工夫次第では手順の効率が上がります。亜種として、沸かしたお湯で二品を同時に茹でるとかもありますし、まぁ何事も工夫次第ですね。

10/09/04(Sat)

冷蔵庫の中身が寂しくなってきたので、本日は仕事帰りにスーパーへ。最近はあまりの暑さで冷蔵庫の中に入れておいても食品の傷みが早いので、意識的に常備菜の品数を落としてるんですが、それでもやっぱり2〜3品はないと寂しいわけで。とりあえず特売コーナーの茄子(5本99円・安い!)とキャベツ(1玉158円・これも安い!)をゲットして、ほかにも何かないかと売り場をぐるッと一周して見つけたのが、特売鶏モモ肉(ブラジル産2kg980円・めちゃ安い!)。一人暮らしで2kgの肉を買うなんて、普通の人ならかなり勇気がいるのでしょうが、私は全然平気です。このスーパーでは月に1〜2回、このブラジル鶏モモ肉の特売をやっているんですが、その日に当たるとは相当ラッキーです。

2kgの鶏モモ肉には、肉の塊が大体7〜8個入っていますんで、とりあえず2個使うとして、残りは2個ずつポリ袋に密封して冷凍してしまいます。そして今回の鶏モモ肉料理ですが、別に特別な事は何もしません。先日ここでも書いたハワイ土産のクレイジーソルトを、一口大に切った肉にすり込み、味が馴染んだら小麦粉をはたいてフライパンで焼くだけ。ひねりも何もないですが、ジューシーなモモ肉の本質を味わうのはこの方法が一番だと思ってます。付け合せは皮付きのまま5mmほどにスライスしたジャガイモを肉の隣で焦げ目がつくまでじっくり焼いたもの。たった980円で半月以上楽しめるのですから、この金銭感覚が身についてしまうと、外食なんて出来ないですね。

10/09/03(Fri)

庭の片隅に生えている自然薯にむかごができました。ほんの10粒ほどで、形も小さいのですが、むかごには変わりありません。早速収穫してきてむかごご飯に。通常なら米から炊く段階でむかごを入れるのですが、3合のご飯にたった10粒では、入れたか入れないか分からなくなるので、今回は軽く湯通ししたものを半合のご飯に混ぜ込み、軽く塩で味をつけるという形にしました。

ほっくりとした歯触りと、山芋にも通じる美味しそうな香り。やっぱりむかごは美味しいですね。私の計画だと、この苗を大事に保護して地下の芋を太らせ、年を追うごとにむかごの収穫量を増やしていこうと思っているんですが、いかがなもんでしょうか。それにしても、庭で食べられるものが取れることの何と幸せな事か。年がら年中畑をいじっていた亡き祖父母の気持ちが、ちょっと分かるようになってきました。

そんな私が現在、絶賛気になっているのは雨が全く降らない事。ニュースによると都心ではもう20日以上雨が降っていないらしく、いい加減、庭の草木がかわいそうです。そろそろ晴天記録は途絶えてくれませんかねぇ…。

10/09/02(Thu)

クーラーを使わないのを信条としている私には、最近の熱中症報道には少し忸怩たるものがあります。各地でお年寄りが熱中症で死亡しているニュースでは、かなりの確率で○○さんはクーラーを使っておらず…というフレーズが入ります。まるで、クーラーを使わないのは人としておかしいといった雰囲気の報道がちょっと気になるんですね。

考えてみたら、インドみたいな赤道直下の地域でも、赤子からお年寄りまで人間というのはクーラー無しでずっと生きてきたわけで、連日猛暑日が続いているとはいえ、せいぜい最高気温が35度を超える程度。それくらいの環境で生きていけるだけのポテンシャルは、人間にはあると思うのですよ。私も、部屋の中で熱中症を発症して一人で死んでいたという事態は避けたいので、いくつかの事には気をつけています。

風通しを確保する・こまめな水分補給・あまりに汗をかいた時は塩分も補給。この辺に気をつければ、まぁ大丈夫なんではないでしょうか。狭い空間を締め切ってその中だけ冷やして快適にし、その熱をどんどん捨てて外はますます暑くなるというのはちょっとどうかと。まぁ、身体の弱ったお年寄りや乳幼児は必要な場合もあるでしょうけど、大体は工夫と気合で何とかなるんじゃないかと思います。

10/09/01(Wed)

私は基本的に漫画は立ち読みで済ませればいい、程度に考えている人間なので、コミックスは買わないのですが、唯一の例外はいしいひさいち。朝日新聞社で連載中の、“ののちゃん”全集最新刊が出ていることを、三ヶ月以上も気付かずにいたのは超不覚。仕事帰りに速攻で買ってきました。

この“ののちゃん”、登場人物達のダメっぷりが素敵なんですよね。主人公のののちゃんは、小学三年生の女の子ですが、勉強大嫌いで遊ぶ事・寝る事・食べる事にしか興味がありません。朝日新聞の連載四コマなのに、そのダメっぷりはどうなんだというダメ主人公です。が、脇を固めるキャラには主人公を食うほど個性的な面々がまさに多士済々。

ののちゃんのクラス担任の藤原ひとみ先生は、お酒大好きで仕事への情熱ゼロ。よく二日酔いで出勤してきては、授業を自習にしてしまいます。祖母のしげは、町内老人会の武闘派を自認し、そのひねくりっぷりは他の追随を許しません。飼い犬のポチは飼い主たちを含め人間全般を舐め切っており、飼い主を飼い主とも思わない態度の連続。今回の全集では、主人公の隣のキクチ食堂でバイトを始めた、ファド(ポルトガル民謡)歌手志望の高校生・吉川さんという、新聞四コマなのにコア過ぎるキャラの登場で、一層目が離せません。そんな四コマの枠を超えた四コマが約600も収録されて、たったの800円ちょっと。朝日新聞は嫌いですけど、コレは買いでしょう。

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