2012年7月

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12/07/31(Tue)

先日行きつけの古本屋さん(ブックオフなどのチェーンではなく、個人経営の)で掘り出し物を物色していた時に、20代後半くらいの女性が入ってきました。その女性が片手にスターバックスの飲み物を持ってたのに違和感を感じたんですが、最近こういうのって普通なんですかね。いや、私も初めて見たわけではなくて、デパート一階のアパレル系ショップに若い女性がこういう飲み物片手に入る姿をよく見かけます。が、コレってマナー違反じゃないんですか。

古本や服などの売り物に、万が一手に持った飲み物がかかってしまったら…とか考えないんでしょうか?たとえそうでなくても、どこでもかんでも飲み物を飲む姿って、あんまり良いもんじゃないです。飲みかけのペットボトルの蓋を閉めて鞄の中に入れて店内に入るのは無論OKだと思います。が、そのペットボトルや、スターバックスの蓋付きカップみたいな入れ物のドリンクを手に持って入るのは、個人的にどうにも違和感が拭えないんですけど、最近はこういうのOKになったんですかね。

12/07/30(Mon)

この前友人の家に遊びに行ってご飯をご馳走になりました。手土産を持参したのでタダではないんですが、基本的に何もしなくていい上げ膳据え膳は楽ちんで、たまにはいいかもと思ってしまいます。が、他人の台所(特にこの家はオープンキッチンだった)を見ると密かに、自分ならこうするのに…と思ってしまうのが私の悪い癖。

この家で一番気になったのが夫婦の作業分担。奥さん=料理、旦那=皿洗いという、極めてよくありがちなフォーメーションだったんですけど、コレってどうなんですかね。このフォーメーションは旦那が料理出来ない場合によく見られます。が、私が思うに皿洗いって料理が出来ないなら皿でも洗っといて…的な作業ではないと思うんですよ。私の場合は、皿によって・料理によって洗い方を変えます。陶器の皿は釉薬のかかっていない裏側が汚れを吸いとりやすいので、使用済みの皿の上には絶対乗せません。海苔の皿など極一部ですが乾いたものを乗せてあった皿は布巾で拭くだけで済ませられる場合があります。また、油を全く使わない煮物の皿は洗剤を使わずにサッとすすいで拭くだけでオッケーです。また、どの順番で洗うかも効率よくシンクを使うには重要な要素です。

こういう事を大して考えずに十派一からげ的に洗い物をすると、不注意で器を割ったり漆を欠いたりする羽目になる確率が上がります。料理人修行で最初に皿洗いを任されるのは、皿洗いしか出来ないからやっとけというのもあるかもしれませんが、皿洗いから料理の基礎を学べって面も大きいと思うのです。そんなわけで私は、料理が出来ないなら皿洗いもしない方がエェという考え方です。というか私なら、料理が出来ない人に大事な食器類を触らせたりとか怖くてとても無理。

この場合、ベストは旦那も料理が出来るようになる事です。というか、いい大人になって自分の食べるものが作れないってどうよと思いますし。でも現状それが難しいのなら、料理以外のこと・たとえば掃除や洗濯などで家事に貢献するのがよろしいんじゃないかと思いますね。

12/07/29(Sun)

農作業中の年寄りが熱中症で亡くなったというニュースが結構あって、とりあえず8月一杯は草むしり中止。丁度一週終わった所ですし、ボランティアの草むしりで体調悪化とか洒落になりません。あと、この暑さで困りものなのが食事。とにかく常備菜の傷みが早いんです。通常なら五日は大丈夫だったものが、二日でダメになるこの不条理。とっとと涼しくなって欲しいです。

というわけで、夏場の常備菜のコツとしてはまず酢を使う事。酢の物系にすれば夏場でもかなり大丈夫です。その反面、食卓の味が全て似た様な傾向になってしまいますが、背に腹は替えられません。あとは、品数を減らして回転を上げる事。通常なら5品位は常備しているんですが、それを2〜3品に落とすかわりに一品の量を増やして早めに使い切ります。食卓が寂しくなりますが、コレも仕方ありません。

毎年思うんですけど、日本も欧米並みに一ヶ月くらい夏休みがとれる様になりませんかね。で、北海道みたいな涼しい所に行って、自炊式の安宿でバカンス。どうせこの先の日本、蟻の様に働いても大してリターンが見込めないんだから、人生楽しんでしまった方がいいんじゃないかという気がしてきました。早く9月になりませんかねぇ…

12/07/28(Sat)

世の中的には今日からオリンピックですが、テレビの無い我が家ではあんまり関係ありません。今まさにラジオからはオリンピックの開会式の様子が中継されてますけど、テレビとラジオって結構違うんですよね。ラジオは基本的にながら聴きのメディアなので、つけっぱなしにしていても手元の仕事に集中していると、頭の中を素通りしてしまうんです。

それにそもそもメダル○個目標とかいうのもなんだか空しい感じ。素晴らしいプレイとか戦いを賞賛するのは分かりますが、柔道も水泳も陸上も全部纏めて…というのはいかがなものかと。とまぁ、世の中の流れに真っ向逆らってしまうのは私の通常モードなので勘弁してもらいたいところです。個人的にはとっとと8月が終わって早く涼しくなってくれないかなと願うばかりです。

12/07/27(Fri)

毎日暑くて暑くて、いっそ坊主にしてしまいたい今日この頃。坊主になったら水道水で気軽に頭を冷やせるんで最高だねと思ってるんですが、流石にかなりの重大決心なんでいまだに踏ん切りがつきません。頭が薄くなり始めたらいっそのこと…と思っているんですが、幸いな事にいまだその兆候は見えず。

思い返せば、私がなにもしなければ通っていた筈の中学校は、全員が強制坊主でした。それが嫌だったのが私立を受験した理由の一つだったんですけど、今になって自分から坊主になりたいなど、当時の私からは想像も出来ません。坊主になったらなったで色々苦労はあるそうです。自宅で刈る場合は風呂場が毛だらけになるとか、枕カバーが汚れやすくなるとか。でもまぁ、今ではちょっと憧れてますね。

12/07/26(Thu)

朝九時で室温が既に30度を軽く越しているってどういう事なのよ、と愚痴る7月の終わりのある日。ただ個人的には、気温そのものよりも風の有無が割と重要だと感じています。30度に足りないくらいでも、無風状態だと体感的にかなり辛いものがありますが、32度とかでも風が吹き抜けていればかなり快適。体から発した水蒸気がそのまま体の周りにまとわりついているか、それともすぐに吹き飛ばされているかが大きな違いとなっているのでしょう。

そこへ持ってくると今日は室温が32度の癖に無風。所謂一つの最悪のコンディションというヤツです。毎年のように、夏が来ると冬の方がマシだと思い、冬が来ると夏は良かったと思い、物心ついてからちっとも進歩がありません。まぁ、この点に関しては死ぬまでこのままなんでしょうね。

12/07/25(Wed)

というわけで今日も子供電話相談なんですが、毎年思うことの一つに“よくある質問”というのがあります。子供の中には捻くれているのか視点が独特なのか、大人では考えつかない様な質問をするヤツが時々います。でも質問の割と多くのものが、どこかで聞いた事のある質問、いわゆるよくある質問なんですね。子供といえども同じ日本人ですから、考える事は似てくるんでしょう。たとえば、空はどうして青いの?的なヤツ。それ自体は別に構わないんですけど、私がいつも不思議に思うのは、どうして親が答えてあげないんですかね。ネットでちょこっと検索をかければすぐに答えの出るような質問が意外に多いのにビックリします。夏休みのほんの一時期、異様に低い当選確率を潜り抜けてよくある質問をするくらいなら、親がググってあげればいいのにといつも思います。

あともうひとつ。“どうして○○は××なの?”という質問。これっていろんな意味にとれる事があります。たとえば“空はどうして青いの?”であれば、おそらく答えは光の屈折がどうのこうのというシステム的なものに限られるでしょう。でも、“どうして秋になると葉が色づくの?”という質問に対しては、こういう物質が葉の中に形成されて色が変わるというシステム的なものだけでなく、樹はこういう目的で葉の色を変えているという目的・意図の面からも答えることが出来ます。専門家にとって答えやすいのは無論前者。科学的に分析すれば一目瞭然ですんで、答えもこっちからのものが多いです。が、子供ってどっちかというと後者の答えを期待してる気がするんですよね。聞いてる分にもそっちの方が面白いですし、何より回答者自身が分かっていて答えやすい方に逃げた感が漂います。まぁ、子供のとっぴな質問に専門家が答えられずに慌てふためくのが一番面白いんですけどね。

12/07/24(Tue)

朝ラジオをつけると毎年恒例の子供科学電話相談がはじまってまして、あぁ夏が来たなぁと実感。高校野球もそうなんですが、私はどっちかというと少し時期が早い子供科学電話相談室の方により夏を感じます。回答者の顔ぶれも大体固定してまして、長老格はなると流石の安定っぷり。いつまでも元気で続けて欲しいものです。

今年の新顔は放射線衛生学の木村センセ。モロに3・11の影響です。それもバリバリの反原発派のセンセを持ってきました。大人の事情とか心配してしまうんですけど、どんな質問にどんな回答をするのか割と楽しみ。何せこの分野の設定自体が初めてなんで、“よくある質問”自体が存在しないんですよね。大人の事情といえば昆虫分野が2人⇒3人に増員した(多分)のがちょっと気になる所。昆虫の二人はどちらも長老格だったので、世代交代を視野に入れてるんでしょうか。同じ職場から年寄り・若いのを出すってそういう事ですよね…。

あとは今回から回答者から消えてしまった某センセ。答えに詰まって放送事故レベルの沈黙をかましたり、間違った回答をして後で他のセンセに訂正されたり、テンパってくると語尾に特徴的な口癖が増えてこっちがドキドキしたり、あらゆる意味で耳が離せなかったんですが、やはりいなくなりましたか…。私も流石にアレは不味かろうと思ってたんですよね。とまぁ、本来の意味以外でも様々に楽しめる夏の風物詩、子供科学電話相談、今年も楽しみです。

12/07/23(Mon)

甘いものがそんなに好きではないので、お菓子は自分では決して買わず、たまに外で出された時にしか口にしない私ですが、本当に偶然二日続けてバウムクーヘンを食べる機会がありました。初日は袋売りの菓子が有名なお菓子のま○おかで買った、大袋入りのお徳用バウムクーヘン。一口大に切られたバウムが無造作に大袋に突っ込まれているせいでいびつに潰れて変形し、いかにも駄菓子といった風情。二日目はバウムクーヘンといえば知る人ぞ知るねん○ん屋のバウム。職人が一本一本心を込めて焼きました、といったたたずまいは、“ま○おかとは違うのだよ”と主張していそうです。

が、どっちが美味しいかといわれると甲乙つけがたいのですよね、コレが。確かに後者の方が繊細な味わいはします。が、前者も不味いかといわれると普通に美味しい。むしろ、その適当な味の方が珈琲にはあう気がします。そう、事菓子類に関しては私、どっちかというと安くてジャンクな方が好きなのです。チョコも一粒500円のトリュフと、明治の板ブラックチョコが並んでいたら、多分明治の方を選びます。身体に優しい手作りの黒糖飴とカンロの合成着色料バリバリのフルーツ飴が並んでいたら、たぶんカンロです(ただし、白いハッカは嫌い)。普段の食事の志向とは割と正反対。まぁ、年に数回食べるか食べないかなので、こういう趣味も許されるのではないかと。

12/07/22(Sun)

この前、友人と話していて思ったんですけど、インテリア雑誌に出てくるキッチンってちょっと変なところがありますね。よくあるキッチンとして、壁一面に色々な鍋やフライパン・レードルやヘラがバランスよくかけられ、脇に作り付けられた小さな棚にはスパイスや調味料の小瓶がこれまた格好よく並んでいる、実によくある奥様自慢のキッチンですが、アレってどうなんですかね。

私は割と料理をするほうですから分かるんですが、普通に料理をしていると油が飛びます。それも、揚げ物の油がはねるとか言うレベルではなくて、熱せられて気化した油が漂うんです。それがキッチンのシンクや壁・小物の上で冷えてうっすらと油膜が出来ます。コレが超厄介。こまめに洗剤を溶かした布巾で拭いてやらないとすぐにべとべとになって大変な事になります。揚げ物を全くせず、油の消費量は比較的少ないと思われる我が家でもこの始末。…季節にもよりますが、一番酷いと思われる換気扇周辺の壁は2週間でべとつき始めます。それを放置すると油が埃を呼び、その埃が更に油を呼び、魔境と化すのにそう時間はかかりません。

だからうちではシンクの上に出ている鍋や調味料入れは本当に必要最小限にしています。シンクは平面なんで掃除が比較的楽ですが、形の入り組んだ鍋や調味料入れに油膜が出来ると考えると掃除のことを考えて寒気がします。とても無理。よく考えると、フレンチレストランのレポートなどで出てくるプロの厨房は、見えるところは割とがらんとしている感じですよね。アレも油の問題があるんじゃないでしょうか。というわけで、インテリア雑誌に出てくるお洒落キッチン、キレイな状態をキープするのは滅茶苦茶大変だと思うんですけど、奥様達はアレら全てをこまめに使ってor拭いて油膜が出来ないようにしてるんでしょうか。頭の下がる思いです。

12/07/21(Sat)

前日との最高気温差が12度ってどうよと思いつつ寒さに震えながら一夜を過ごした間抜けな自分です。いや、長袖シャツを羽織るとか、厚めの布団を出すとか、方法はいくらでもあるんですけど、どうせあと数日でまたあの熱帯夜が戻ってくるのは確実なわけで、数日だけ使った衣類や布団をまた洗いなおすのも面倒だなと思うと、わざわざ出す気になれないという。そのせいで翌朝風邪気味になっていたら世話はないのでスが…。

この辺が家族がいる場合との大きな違いですね。誰かがやってくれるとなれば気軽に出来る事でも、全部自分がやらなきゃいけないとなると価値観が変わります。一番分かりやすいのはトイレ。男性としてのプライドが…とか言って、頑なに洋式トイレで立ってすることに拘る男性って、まず間違いなく自分ではトイレ掃除をしない人でしょう。私も上げ膳据え膳で誰かが全部やってくれたららくだと思う半面で、結構神経質だからそうなったらそうなったで色々気になるんだろうなという難儀な性格です。

12/07/20(Fri)

暑さひと段落。おぉ今夜は涼しいではないかと温度計を見ると驚愕の29度。29度を涼しいと感じるなんてどうかと思いますが、連日35度超えの部屋で過ごしていると、身体が慣れてしまうようです。人体って凄い。とすると、政府が主張している冷房28度設定にもそれなりの合理性があるように思います。

が、職場で28度設定にするとぬるく感じてしまって、もっと温度を下げようと思うのは何故なんでしょうか。風の要素はあるかもしれません。35度近くになっても、風が強いと割と平気ですが、30度そこそこでも無風だときつい事があります。エアコンって身体に強く感じるほどは空気を動かさないので、28度でもそんなに快適に感じないのかも。まぁ毎度の事ですが、冷房なんてこの世に存在しなかったと思い込んで、扇風機と気合で乗り切ってしまうのが一番な気がしますけど。

12/07/19(Thu)

連日アホみたいな暑さが続いて、関東圏でも何百人の単位で熱中症患者が救急搬送されているみたいですね。そんな中、自宅では頑なにNo冷房を貫く私。ニュースでは“適切に冷房を使いましょう”なんて言ってますけど、意味が分かりません。何が一体“適切”なんだかサッパリ不明です。それって野球の監督に勝利の秘訣を尋ねたら“攻める時に攻めて、守る時に守る事です”って答えられる位意味不明。

冷静に考えてみると、日本って所詮温帯圏の国なんですよね。地球上には亜熱帯・熱帯という更に暑い地域があって、そこでは冷房無しで多数の人間が生存しているわけで、たかが温帯でヒィヒィ言っているようでは、気合が足りないと思うのですよ。というわけで、私が考えるNo冷房で暑さを乗り切る秘訣。

1.食べる。基本でしょう。暑い時期の食事はお楽しみというよりもむしろ薬です。食欲がなくても無理矢理詰め込むくらいがちょうどいいです。2.寝る。コレも基本です。睡眠不足で体力が落ちると暑さは乗り切れません。夜、ダラダラとネットを見ている暇があったらとっとと寝てしまうが吉。3.水分。基本です。私が敬愛する某氏によると、極度の水分不足になると尿が赤ワインのような色になるそうです、怖いですね。ただ、水分補給といっても無糖限定です。甘いペットボトルをガバガバ飲んでいたら、色々と面倒な事が起こります。基本はこの三つ、食う・寝る・飲む、簡単ですね。

12/07/18(Wed)

ゴミ出しをしようと家の前に出ると吸殻が一本捨てられてまして、朝から不機嫌。煙草って昨今どんどんイメージが悪くなっているのに、どうしてこういう自分達の首を絞めるような事をするんですかね。吸うのは別に構わないと思うんですが、最低限のマナーというものがあるでしょう。道で吸いたきゃ携帯用の灰皿を持参して、吸殻は持ち帰る。でなければ、灰皿があるところまで我慢する、当然だと思うんですけどね。

非喫煙者にとって煙草って臭いんです。吸殻を指でつまんで、5m離れた所に持って行くだけでも、指先に耐え難いヤニの臭いがついて、手を洗わないとやってられません。掃除をしているときならそれなりの道具を持ってますけど、今朝みたいにゴミ出しをしようとしたら…みたいなシチュエーションだと基本手ぶらですから最悪。こんな人が少なくないから、どんどん喫煙に対する風当たりが強くなっても仕方ないかなと思います。

12/07/17(Tue)

うちで最古参の部類に入るTシャツさん、脱ごうと思って裾を掴んで引っ張りあげたら、脇からいい音がして3cm位の穴が開きました。あぁこのTシャツさんも確実に寿命が近付いているなと思った次第。ただ、Tシャツってのはクタクタになってから捨てるまでが、一番身体に馴染んでいい時期なんですよね。そのTシャツ一枚で買い物に出かける、なんてことは出来ませんが、部屋着として使う分には最高。よって、洗濯の時にはネットに入れて丁寧に洗い、何とかこのベストの状態をキープしたいんですけどいかがなもんでしょ。

ずっと以前からこういうTシャツの繕い方法を考えているんですが、妙案を思いつきません。繕いなんてちゃちゃっと縫えばいいだけじゃないかと思うかもしれませんが、割と違います。こういう年季の入った布は全体的に薄く弱くなっているので、下手に繕うと布が糸に耐えられず縫った所から破れていくので、むしろ繕わないでそのまま我慢して使った方がよい場合が多いです。(当て布をしても、その当て布の端から破れるのでやっぱりエンドレス。)で、どうしても使えなくなったら“単なる布”として再利用。古布はあり余っているので、なんとかTシャツとしてあと数年は働いて欲しいところですが。

12/07/16(Mon)

私が毎日愛読しているデイリーポータルZには“もうすぐ公開”というコーナーがありまして、そこには近日公開の記事のタイトルだけが載るのですが、7/17の所に“若者のお尻の穴を食べた”というタイトルが。記事の主は最近ではカミツキガメを捕まえて食べた平坂さん。私のお気に入りのライターさんの一人ですから、若者のお尻の穴というのは当然怪しい方の意味ではないと想像されます。というか、私も以前から興味があったんですよねコレ。

私が愛読する男性料理本のバイブルとも言うべき壇流クッキングの中で(現物が今手元にないので確認できませんが)、作者の壇一雄が故郷の福岡県柳川の地元料理として紹介しているのがワケノシンノス(若けぇのの尻の巣)=イソギンチャク。触手を縮めてキュッと縮まった姿からのネーミングだと思いますが、もうちょっと何とかならなかったものかとは思います。とはいえ、壇一雄はぶつ切りにして味噌汁で食べるとコリコリして珍味、と書いてあったような気が。現代ではネットで簡単に注文できる(キロ3,000円くらい)んですが、こういうのは現地で食べるもんだと思っているので、注文はしません。でも、死ぬまでに食べる機会ありますかねぇ。と、ここまで偉そうに書いてきて、本当に怪しい方の意味だったらどうしましょう。まぁ、99.9%大丈夫だとは思いますけど。

12/07/15(Sun)

梅雨明けはまだの筈なんですけど、暑いです。暑い暑いと思って温度計を見たら、室温32度。経験則上30度を超えると私はダメです。頭が全く働かず、身体もだるくなるので、休みの日であれば大人しく寝てしまいます。無論そのままでは寝られるわけもないので、上半身裸の背中にサーキュレーターの風を直撃させて昼寝。腹側に直撃させるとかなりの確率でお腹の調子が悪くなりますが、背中側だと結構平気。むしろ気持ちよく寝られます。

暑くなってくると必ず流れるのが学校での熱中症のニュース。でも、気温30度未満での熱中症というのはいかがなものかと。まぁ、湿度が高くて風がない状態であれば30度未満でも厳しい場合があるかもしれませんけど。ただやっぱり、こんな気候の日本に暮らしている以上は、ある程度高温多湿の条件に身体の方を慣らさないといけないんじゃないかと思ったりしますね。

12/07/14(Sat)

自家製カボチャの種を炒っていると、えもいわれぬいい香りと共に表面にじっとりと油がにじみ出てきます。日本では全く一般的ではありませんがコレ、ゴマと一緒で絞ると油になるんですね。コレがいわゆるパンプキンシードオイル。カボチャの種の油なんてゲテモノじゃないの?と思った人は甘い。実はこの油、私が敬愛する高瀬さんが絶賛の一品なんです。

私も実際に口にしたことはないんですが、炒っている時のあの香りからして不味いわけがありません。↑の記事では高瀬さんはアイスにかけて食べてますけど、アイスに油?なんて疑問は吹っ飛ぶほど美味しいのはほぼ当たり前。私も実際に食べてみたくて探しているんですが、ネット以外だとなかなか売ってないんですよね。…ネットは送料をとられるのが嫌なんです、ケチだから。

12/07/13(Fri)

夜中に二の腕の痒みを覚えたので、明かりをつけてみると見事に蚊に刺されていました。太ももにも被弾。犯人はと探してみても見つかりません。でも、明かりを消すとプーンと羽音がするんですよね。でも、再び明かりをつけると沈黙。大した容積の脳を持っているわけでもないのに、どうして奴らの行動はああ合理的なんでしょうか。

仕方がないので蚊取り線香に点火。でも、窓の外の風雨が強過ぎて網戸に出来ないために、煙が強くこもってしまい眠れません。更に仕方がないので、サーキュレーターで部屋の空気をかき回すことでやっと就寝。やっと寝付いて朝になったら、蚊の刺し跡はキレイに消えていました。果たしてアレは夢だったのか現実だったのか…。

12/07/12(Thu)

ケチの私としては見逃せないこのご一家のライフスタイル。4人家族で一ヶ月の電気使用量が14kwhで料金478円、完敗というより次元が違います。多分一番大きいのは冷蔵庫・洗濯機を使っていないこと。最近手洗い比率が増えてきて、洗濯機無しは割と何とかなるかも…と思い始めた昨今ですが、冷蔵庫無しは凄い。

一応頭の中でシュミレーションしてみました。冷蔵庫無しという事は、その時に作ったものはその食事で食べ切る事が原則になります。真夏であれば昼炊いたご飯をタッパーに入れて、夕ご飯で使うことも危ない場合が出てきます。煮物なら昼炊いて夜は多分大丈夫ですが、翌日は恐らくアウト。ということは、一食の品数が激減する事が予測されます。また、野菜の買い置きも不可になるので、カボチャを丸ごと買ってきて、少しずつ料理しながら2週間かけて食べる、なんてのも出来ません。冷蔵庫無しできちんとした献立を回していくには、ある程度の家族がいて、食材を素早く使いきれることが必要条件かと。でも、それだけ無理をして節約できる電気代は500円強。うちではちょっと割に合わない気がします。↑の家庭の楽しみながら節約するというスタンスは素晴らしいと思いますけどね。

12/07/11(Wed)

本日のメインディッシュはカボチャ。実家荷物の中に2個も入っていたので、速やかに食べないと食べ切るのがいつになるか分からないので、とっとと割ります。4割は濡れ新聞紙で包んで冷蔵、2割は適当な大きさに切ってタッパーに入れ味噌汁用、残りの4割を一口大に切って蒸し器に投入して7分。蒸しあがったら蒸し器から取り出してその辺に放置し、荒熱をとります。熱々のままだと崩れやすくてよろしくないんですよね。

ここまでが下ごしらえ。本来の予定なら、酢・油でマリネっぽく味付ける筈だったんですが、ここで私お得意の気まぐれモードが発動して予定変更。最近のカボチャはやたらと甘いんで、このままでもいけるんじゃね?と思い味付け無し。足りなければ塩振れば良いやと思ったんですが、大丈夫ですね味付け無しでも。塩を振れば無難な感じにはなるんですが、素材ド直球という意味では味付け無しの方が面白いです。

カボチャといえば子供の頃、皮の部分を絶対に残してたんですがアレは一体何だったんでしょうか。今食べると、カボチャなんて皮も身も全く同じ味にしか感じられないんですが、わざわざ手間をかけて皮を外していた意味が分かりません。まぁ、子供なりに何か考える事があったんでしょうけどね。

12/07/10(Tue)

ニコニコ動画というと一般的にどういうイメージなんでしょうか。ちょっとオタクっぽい感じ?私も一応無料アカウントを持ってますけど、見る動画の殆どは食関係。他人(それも素人)が料理を作っているところって、凄く面白いんですよ。職業はシェフなんじゃないかというくらい手際のいい人も面白いですし、大学に入って頑張って自炊する事にしましたレベルの人も面白い。何なんでしょうね、あの面白さは。

で、最近見つけてはまったのがアメリカの食卓というこの動画。テーマを簡単に言えば肉・大盛りといったところでしょうか。とにかく濃い。そりゃこんなものばっかり食べてればあんなビア樽みたいな体型の人がいっぱい出てきますわ…ってなメニューばかり。でも、凄く美味しそうなんですよね。2ヶ月に一回くらいなら食べたいかもというようなメニューばかりなんですが、動画で見ている分には身体も壊しませんし。中でも一番羨ましかったのは、アメリカでは割とどこのスーパーでもチキンの丸焼きを丸ごと一個300円くらいで売っているという事実。なんて羨ましいのでしょうか。

12/07/09(Mon)

実家荷物の中に帝○ホテルの缶スープというのが入ってまして、コーンスープ・人参スープ・ミネストローネの三種類。帝○ホテルといえばあの村上信夫シェフが料理長腕を振るった事でも有名。値段を調べるのが大好きな私は勿論、ググってみるのも忘れません。160gのごく小さな缶が1缶500円弱とお値段もセレブ。お金持ちはこんなのを台所に常備して、毎朝トーストと一緒に食べたりしているんでしょうか。

ところが実際開けてみると、大して美味しくないんですね、コレが。ミネストローネなんて、私が野菜屑を冷凍貯金して作るなんちゃってスープの方が、自然な味わいで好みなくらい。おまけに全体的にアミノ酸等の味が強過ぎて、どうにも…。まぁ、缶入りのものと実際にレストランで出しているものは違うんでしょうけど、それにしたってもうちょっと何とかならないものかと。勿論、私の舌の方がおかしいという可能性の方が高いんでしょうけど。

12/07/08(Sun)

先日から干しておいたカボチャの種がいい頃合になりまして、フライパンで乾煎りして食べる事にしました。ところが、殆どの種が未熟で中はスカスカ。殻を剥いて食べようとするとなにも残りません。どうやら種を食べるには早いタイミングで収穫してしまったようです。まぁ、普通は身の方を食べるタイミングで考えるので、種が詰まるまで待っていたら熟れ過ぎになるんでしょうけど。

というわけで、折角の種が空振りに終わりそうだったのですが、よく考えれば捨てる事もないなと。うちの得意技のひとつである“皮ごと食べる”が発動しました。カボチャの種は通常、殻を剥いて食べるのが常識ですが、別に食べていけないわけではないでしょう。というわけで、食べてみました。結果、意外に普通に食べられます。というか、香ばしくてむしろ美味しい。この味はどこかで…、としばし考えて思いつきました。乾煎りした大豆にかなり似ています。無論全くの別物なので厳密に言えば全然違うんですが、系統的には一緒。ひょっとして、炒ったカボチャの種をミルサーで粉にすれば、代用きな粉とかになるのでは。大豆アレルギーの子供も安心です。まぁ、やりませんけどね。

12/07/07(Sat)

家庭菜園をやっている知り合いからボケキュウリを沢山貰ったので、今日の一品はコレ。ボケキュウリって一般的な用語なんですかね?うちの田舎では一般的な収穫期を逃して、販売サイズの3〜4倍になってしまったキュウリをボケキュウリと呼びます。味が呆けているというのが語源だと思うんですが、個人的にはそんなに不味いとは思いません。水っぽいといえば水っぽいですが、それを言ってしまえば標準サイズのキュウリだって殆ど水分ですしね。

ボケキュウリはヘタの部分を切り離してから全体をすりこぎで殴打してひびを入れてから一口大に切って塩を振りかけます。しばらくおいて水分を出したら下ごしらえ完了。後は適当に味付けすればオッケー。今回は気分で酢・醤油メインの味付けに、鷹の爪・八角でフレーバープラス。八角は工作用のニッパーで細かく刻んで投入するのが良い感じ。包丁やキッチンバサミではちょっと刃がたたないので、適材適所というヤツです。あとは細かく切った昆布を足して旨味をプラス。うちの定番としてはここに胡麻油が入るんですが、今回は何となく無しで。ジメジメした鬱陶しい時期にもサッパリ食べられるキュウリの和え物です。

12/07/06(Fri)

そろそろ蒸し暑さが本格的になってきた昨今。去年までなら冷蔵庫に冷やしておいた冷たい水が1日1.5リットルのペースでなくなってたんですが、今年はちょっと違います。水分補給のメインを冬場と同じ熱いお茶にシフトしたんです。というわけで、年間通して500mlの魔法瓶が大活躍。多分3,000円くらいで買った品なんですが、値段を遙かに上回るパフォーマンスを見せています。

熱いお茶にシフトしての最大の利点は、一気に大量に飲めない、コレに尽きます。冷たい飲み物は喉に気持ちいいので、ついついがぶ飲みしてしまいますが、身体が吸収できる水分の量は決まっているので、それ以上は無駄になります。むしろ必要以上に胃腸を冷やして、お腹を壊す原因にもなりかねません。その点、一度に決まった量しか飲めない厚いお茶なら安心。近年では滅多に無いですが、生水でお腹を壊すリスクも避けられます。

ただ、朝の庭仕事の後で汗をかきまくった時には冷たい水。コップ一杯の冷たい水をググッと飲んだ時のあの快感はなにものにも替えがたいです。あの時だけはお茶ではダメ。まぁ普通はビールといきたいところなんでしょうけど、私下戸ですし、しかも朝ですしね。

12/07/05(Thu)

雨上がりに庭の手入れをしていまして、凄い事に気がついてしまいました。ヤニは水で落ちます。まぁ、一般には全く意味の無い情報でしょうが、私にとっては驚天動地。うちの敷地には杉(?)みたいな針葉樹が結構植わってまして、手入れをするとハサミにヤニがべっとりと付きます。今まで私、こういう針葉樹系のヤニは有機溶剤じゃないと落ちないと思い込んでいて、手入れが一段落するたびにシンナーを使って一生懸命落としてました。でも、シンナーはそれなりの値段がしますし、何より後始末が大変。私は中毒者じゃないので、あの臭いはちょっと耐えられないのです。

それが実はあのヤニが水で落ちたとは…。無論、こびりついてしまったヤニは水でちょっと流すくらいでは落ちません。が、1時間も水に漬けた後に古い歯ブラシでこすれば、何の問題もなくサラッと落ちてしまうではありませんか。今までの私の苦労はなんだったのかと言いたい。ところで、庭木の手入れ初夏バージョンもあと一日で終了。キレイになった庭を見ながらニヤニヤするのが最高のひと時。傍から見ると変態そのものですけどね。

12/07/04(Wed)

実家荷物の中に揖保の糸の最高級グレード三神というのが入っていました。母親は茹でるのが面倒臭いのでこっちに回したみたいですが、多分凄く高いです。というわけで、貧乏性の私はググってしまいました。50gの束が21本入った1050g入りが多分5,150円。なにこれ凄い。控えめに1食100g食べるとしても、それだけで原価が500円。もし仮にこれを外食で食べたとしたら、原材料費3割のルールに当てはめると、めんつゆや具材の値段も考えてざっと2,500円というところでしょうか。うーん、お高い。

で、肝心の味の方ですが、はっきり言ってよく分かりませんでした。分かるのは汎用品に比べて異様に細い事。その辺のスーパーで売っている素麺の半分くらいの太さしかありません。しかし、細くなったからといって美味くなるわけでもないと思うんですよね。私には味の違いは不明です。というか、素麺美味しくしようと思ったら、つゆとか具材にこだわった方が手っ取り早いと思う、庶民肌な私。コレに5,000円払うくらいなら、本状上の醤油を4升(約5,000円)貰った方が嬉しいです。まぁ、人それぞれなんでしょうけどね。

12/07/03(Tue)

本日の昼食は貰い物のレトルトカレー。自分じゃ絶対買わない商品ですけど、貰ってしまった以上は食べるか第三者に横流しするかしない以上、永遠に存在し続けますから、とっとと食べるのが吉なのです。味はまぁ、カレーですから悪くはないです。でも、うちではカレーも基本的には作らないんですよね。

カレーって素材の味をカレー粉の圧倒的な味わいで消してしまう料理だと思います。食材が傷みやすい熱帯インドで発祥したのがまさに必然の一品。でも、それをわざわざ日本でやる必要はないのではないかと。人参もジャガイモも玉葱も肉も、カレーに入れれば全部カレー味。私にとってそういう料理はつまらないので、基本的に作りません。でも、私と同年代の男の人はカレーが好きですね。何であんなに好きなのか、イマイチ理解不能。まぁ、味の好みは人それぞれ。向こうは私のことがサッパリ理解できないと思っているでしょうから。

12/07/02(Mon)

カボチャの種を干す・洗濯物を干す・植木の剪定、などが生活に組み込まれると、以外に重要なのが毎日の天気。というわけで、ブラウザのお気に入りに東京の地域天気予報のサイトを登録して、朝晩チェックするのが習慣になってます。で、この時期になると毎年思うんですが、天気予報ってホントにあてにならない。

習慣予報が外れるのはまだ分かります。が、明日の予報すら半日後に見ると変わっていることがしょっちゅう。2〜3日後の情報なんて、当日が来るまでに5回は変わっているんじゃないでしょうか。まぁ、梅雨の時期は気圧配置が複雑で予想が難しいって事なんでしょうけど、それにしたってもうちょっとガッツリ予想して欲しいところ。世知辛い話ですが、気象庁ってその為にかなりの資金を投入してると思うんですよ、スパコンとか人員とか。まぁ、そんなもんだと割り切って、こっちでフレキシブルに対応すれば言いだけの話ではあるんですけどね。

12/07/01(Sun)

今年から始めた下着の手洗いですが、いい事尽くめなので手洗いの範囲を広げようと思い立ちました。1.わざわざガスを使って温めたお湯を有効に使い倒せる。2.その日に洗うので汚れ落ちが良い。3.手洗いなので布へのダメージが少ない。洗濯機を回す回数が減って水・電気の節約、等々。で、次に目をつけたのがバスタオルです。バスタオルは構造が簡単なので洗うときに気を使わなくて良くて楽ですが、何せ布が大きくて水分を沢山吸い込むので、下着を洗う程度のお湯ではすぐに無くなってしまいます。で、考えました。バスタオルって要らないんじゃね?

ロングヘアの女性ならバスタオルは必須かもしれませんが、こちらは坊主ではないものの一般的な男性並の長さの髪の毛なので、風呂上りの水分量はそんなに多いとはいえません。そこで試験的に一週間、バスタオルに替えて普通サイズのタオルで風呂上りの具合を試してみた所、何の問題も無いという結果に。で、普通サイズのタオルなら今まで使っていたお湯で普通に手洗いが出来ます。コレは良い。となると、次に狙うのはTシャツなんですが、こちらは過去の実験から難しい事が分かっています。タオルとTシャツの間に手軽に手洗いの境界線が存在するみたい。手洗いのお湯を増やせばいいんですが、そうすると投入すべき洗剤の量が増えてしまって何だか残念。手洗い、意外に深いです。

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