2012年12月

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12/12/31(Mon)

実家に帰って母親を見ていると、本当に私はこの人の子供なのかと疑問に思うことが時々あります。先日は台所で見つけたリンゴ。ごく普通のリンゴ丸ごとなんですが、一箇所大きな亀裂が入り、その部分の身が茶色く変色しています。落として割ったのかと訊ねたら、全然違いました。母親曰く、食べようと思って包丁を入れたんだけど、入れた刃の感触で自分の求めるリンゴと違う(彼女は固い富士系が嫌い)と分かったので、その瞬間止めたとの事で。

私だったらまず間違いなくこんな事はしません。とりあえず包丁を入れてしまったら、我慢して食べるか、嫌いで食べられないレベルだったらすりおろして何とかするか、とにかく包丁跡が残ったリンゴを台所に放置というのはありえないです。そんな人ですが、台所が汚いかというと全然そんな事は無くて、結構綺麗に掃除はしているんですよね。もう長年息子をしていますが、あの人の感覚のツボはいまだに分からない部分があります。

12/12/30(Sun)

本日は正月用に鯖の棒寿司の下ごしらえ。中骨が大量に出たので、スプーンで中落ちを掻きとってみました。これに醤油・ゴマをやや多めに加え、山葵と一緒にご飯にのっけてお茶を回しかければ、即席の鯖茶漬け。本来捨てる所だったとは思えない美味です。少し話は違いますが、先日忘年会で鎌倉在住の人に会いました。曰く鎌倉は海が近くて魚が新鮮で安いとのことで、羨ましい限り。ですが、私が“干し網買って一夜干しとか作りたい放題ですね”的発言に、魚が新鮮なので干したりする必要がないとのたまいました。

分かってないです、もう全然。新鮮で刺身でも食べられるような鮮度の魚を干して旨味をギュッと濃縮し、敢えて火を通して食べるからこそ魚のポテンシャルが十二分に発揮できるわけです。新鮮な魚を生のまま食べて喜んでいるなんて、素人以外の何ものでもありません。↑の鯖茶漬けも、熱いお茶でちょっと火が通っているからこその味わいなわけで。私が鎌倉に住んでたりしたら、月に半分は軒下に青い網が釣り下がっているでしょう。まぁ、完全に私の趣味ですけどね。

12/12/29(Sat)

実家でダラッと生活最高なわけですが、近所のおっちゃんが沢山釣れたからと鯛(40cm級)を持ってきてくれたので、捌いてみました。料理屋では割と珍重されがちな鯛の刺身ですけど、個人的には大して美味しいとも思いません。ですが、鯛の皮は別物、最高に美味しいです。というわけで私が鯛を捌くとなると、まず考えるのは湯霜造りです。ウロコと腸を取り除いた鯛を三枚におろしまして、俎板に皮を上にして鯛を置いたら、そこに沸騰した熱湯をサッとかけます。すると皮がチリチリッと縮みますんで、素早く冷水に放って熱をとればコレ湯霜造り。レアで火が通った皮と身のハーモニーが最高。今回はこの湯霜造りを贅沢にも昆布〆にしてしまいました。鯛の刺身はこの形をデフォルトにすべきだとすら思います。

残ったアラ(頭・中骨・ヒレ周りetc)は纏めて蒸し器に突っ込み、軽く火を通してから箸で丁寧にほぐします。拳二つ分くらいのフレークが出来ますんで、これをゴマ・醤油・味醂などと一緒に片手鍋に入れて水分を飛ばせば、対茶漬けの素完成。最後に使うのは蒸し器に残った鯛エキス。かなり濃縮されてますんで、適当な濃さまで希釈して昆布を追加。塩で味を調えたら柚子皮・葱を加えてお吸い物に。使いきった感に浸り、今日は大満足です。

12/12/28(Fri)

というわけで帰省しまして、テレビをつけたら料理番組だったんです。料理好きの私ですから、見始めるとコレがとんでもない番組でした。チャンネルはNHK。この日のお題は親子丼で、日本料理を知らない海外の料理人に、“親と子の食材・ふわふわ・白いご飯に乗せる”の三つの条件を提示して料理を作ってもらうというもの。そのなかで、タイの料理人に作ってもらった料理に対するスタジオの反応が最高に気に入りませんでした。

その料理人が選んだのは蛙。大きな蛙と小さな蛙を親子に見立て、胡椒で炒めてご飯に乗っけるというもので、スタジオは“ゲーッ、蛙なんて食べるの?”という、完全にゲテモノ料理扱いでした。コレ、凄く失礼な事だと思います。日本ではゲテモノとされている蛙や昆虫を日常的に食べているエリアは、世界中にあちこちであります。それを顔をしかめて馬鹿にする様に見るというのは本当に恥ずかしい。更にこの番組を作ったのが、“みんなの受信料で成り立っている”NHKというのが更に恥ずかしさ倍増。こういう番組、バブルの時代は良く見ましたけど、今でも性懲りも無く作っているんですね。ところでこの番組に出演してた栗原類という人、初めて知りました。ネガティブ過ぎるモデルだそうで。でも、親子丼の回に“ボク半熟卵食べられないんです”と言い切ってしまうのはいかがなものかと。“○々が嫌い”と人前で言うのは、基本的にみっともない行為だと思いますんで。

12/12/27(Thu)

先日忘年会で、“今欲しいものは何か?”という定番話題が出まして。相変わらず物欲の薄い私は殆ど思い浮かばないんですけど、まぁ敢えて言えば。1.バーナーのカートリッジ。カセットコンロのボンベに取り付けて簡易ガスバーナーにするアタッチメント。これがあると料理の幅が広がるんで、数年前からぼんやりと欲しいなと思っているんですけど、無くてもどうとでもなる器具なのでそのままに。2.ステンレス製の網。魚を焼く網が割とすぐに劣化するので、劣化しづらいステンレスの網が欲しいなと。ただ、網だけでその辺で売っている魚焼き器本体くらいの値段がするのでどうしようかなと。

3.手炙り。パソコンの横において、スルメとか炙りながらネット見るのは乙かなと思いつつはや数年。こちらはメンテナンスの面倒さ・オフシーズンの収納場所・一酸化炭素のリスクを考えてはや数年…。4.着る毛布。これは今年になって見かけるようになった商品で、あるようでなかった素晴らしい発想だと思います。が、現状使っているドテラと役割がかぶるので、愛用のドテラを処分する事でもなければ買うのは無駄かなと。とまぁ一生懸命考えてもこれ位です。全部買っても多分一万円をちょっと超えるくらいだと思うんですが、買わないでしょうねぇ多分。

12/12/26(Wed)

個人的に好きな料理漫画が二つありまして、“クッキングパパ”と“きのう何食べた?”です。どっちも結構有名な作品なんで知っている人は多いと思うんですが、“クッキングパパ”は主人公の荒岩一家はじめとする登場人物が料理を作って周りが幸せになる話で、“きのう何食べた?”はゲイカップルの料理メインな日常ストーリー。どちらも料理対決とかは一切無くて、料理によって誰かが幸せになるというストーリーがとても良いのです。

長年私の中では料理漫画というとこの二つだったんですけど、最近新たにもうひとつ加わりました。“高杉さん家のお弁当”、コレは良いですね。三十路のパッとしないオーバードクター研究職の男が、ひょんなことから12歳の美少女を預かる事になり、その二人がお弁当を通じて家族になっていくという話。女の子の造作がちょーっとあざといまでに萌えなのが気になるといえば気になるんですけど可愛いから全部オッケー。無口でシャイで、趣味はスーパーの底値チェックというのが素敵です。料理の部分もキチンと実際に作って確かめたんだろうなという完成度なんで、私納得。マイナーな出版社から出ているので、小さな本屋さんには置いてないかもしれませんけど、料理と漫画が好きな人は読んでみると良いのではないでしょうか。

12/12/25(Tue)

12月に入って炊飯失敗が2度ありまして、原因を究明してたんですが、やっと分かりました。本来ならば、もう何年も繰り返してきた同じ作業ですんで、失敗する方が難しいくらいなんですが、やっぱり盲点と言うのは意外な所にありますね。うちは炊飯する半日ほど前に米を水に通してザルにあげ、鍋に入れて準備しておくんですけど、最近の寒い室温のせいかその米がお互いにくっつきあって固まってしまうんです(凍るわけではない)。そこに水を注いで炊飯するわけですが、米がくっついていると水が沸騰しても上手く対流出来ずに、火の通りが不均一になって芯の出来た失敗ご飯になる、というのが原因っぽいです。逆に今までは何故上手くいっていたのかが今度は疑問なんですが、それは対流の勢いが米の接着力より強かったんでしょう、多分。

解決方法は簡単で、炊飯の為に水を注いだら、箸でグルグルかき混ぜて米をほぐしてやればいいんです。たったそれだけのことですが、これでたぶん失敗は無くなる…筈。炊飯器でタイマー炊飯をする場合は、最初から水も一緒に入ってますんで、米同士がくっつく事も少ないでしょうから、あんまり問題にならないかもしれません。ただアレはどうしても浸水時間が長くなって、米が水を吸い過ぎて割れたりするので、私は好きじゃないんですけどね。今の炊飯器は凄く賢くなった・美味しく炊けると言いますが、タイマー炊飯のこのリスクはどうしても避けられないと思うんですけど、どうなんでしょう。

12/12/24(Mon)

一足早いクリスマス・パーティーでピエール・エルメっていう知っている人は知っているケーキ屋のケーキを頂きました。私は下衆なので帰ってネットで調べてみたら、一台税込み5,250円。でも美味しかったです。というか、凄かったです。チョコレートケーキなんですけど、生チョコ・砕いたナッツを混ぜたチョコ・ブラックチョコなど7種類?のチョコが層になっていて、それを縦に切って食べると全部が調和しているのが恐ろしい。プロって凄いとしみじみ思いました。

料理でもそうですけど、素人が頑張って作れる料理と、本当のプロがお金を貰って作る料理は別物の場合があります。残念ながら、お金を払ったら必ずプロの仕事の料理が食べられるわけではない、というのが悲しい所ではありますが、でも↑のようなプロの仕事を口にすると、いくら天邪鬼な私でも素直に凄いなぁと思いはするのです。逆に言えば私は外でお金を払って食べる料理には多かれ少なかれそういうものを求めているので、外食ハードルが異様に高いのかもしれません。ファストフードを代表とする手間と時間を買うだけの料理でお腹を満たすくらいだったら、自分で作った方が経済的と感じるんですよねぇ。

12/12/23(Sun)

今までは私が聴くラジオは殆どNHK第一だったんですけど、この前の選挙期間を経て少しだけTBSも聴く様になりました(あの期間のNHKはあまりに候補者紹介ばかりだったので)。そんな中でコレは!と思ったのが“えのきどいちろうの水曜Wanted!!”。私、こういうマニアックな人大好きなんです。というか、私が20代初めでよくJ-Waveを聴いていた頃も、この人の番組を好きだった記憶があります。20年も経って全く成長していません。ただ、今年一杯で終わるんですよね、この番組。まぁ最初から4ヶ月限定ということだったので、仕方ないんですけど。

あと、その前の“ザ・トップ5〜リターンズ”の金曜日、小林麻耶。チューボーですよのアシスタントとして有名な人のようですが、その時期既にうちにはテレビが無かったので、よく知らなかったのです。妹は同じアナウンサーで旦那は中村獅童というのも最近知りました。この小林麻耶さんが、媚びるのです。一昔前の言葉で言えば、ぶりっこ、ってヤツですか?三十路とは思えないキャピキャピっぷり・落ち着きの無さっぷりを見せつけてくれます。5年前の私ならウザイと一蹴したところですが、今の私は一週回ってそれも良いかと。むしろ、運動場で走り回る子供を見守るお父さんの気持ちと言いましょうか。

土曜日夜の“オト☆リク”もいい感じです。毎週テーマを決めて、メール・電話・ファックスでリクエストのあった曲をかける番組。今週はマライア・キャリーで次回はエリック・クラプトンと、対象年齢は結構高めなのが嬉しい。が、私としてはゴンチチの“世界の快適音楽セレクション”の選曲を知っているので、安直過ぎる・誰でも出来るという感は否めません。今週のゴンチチは“歌いたくなる音楽と黙って聴きたい音楽”。こんなテーマで曲を拾ってくる番組の方がおかしいんですけどね。

12/12/22(Sat)

朝と晩に500mlのお茶を作って魔法瓶に入れておくのが習慣なんですけど、最近は随分と余る様になりました。朝晩で計1リットルの内、半分の500ml位は飲まずに捨てている気がします。それもこれも、冬場で汗をあまりかかなくなった為と思われます。その辺体は正直で、必要がないと飲む気が起きないんでしょうね。捨てるお茶が勿体ない気もしますけど、この寒い時期に中途半端にぬるいお茶は嫌なので、必要経費だと思っています。

それに比べて、夏場の何と水分を摂ることでしょう。夏はお茶も作りますけど、それに加えて水道水を冷水筒に入れて冷蔵庫で冷やしてあります。お茶が完売するのは当然としても、水も結構飲みますんで、一日1.5〜2リットルは軽いのではないかと。ただ、沢山飲んで沢山出すのは悪い事とは思えないので自分の中では推奨中。本当は冬場ももう少し水分を摂って、新陳代謝を促した方がいいんでしょうけどね。

12/12/21(Fri)

年末帰省に向けて、食事が完全調整モードに入ってきました。この調整モードには大きく分けて二つ、足りなさそうだから絞る場合と、余りそうだから余計に食べる場合がありますが、今回は後者。ガンガン食べていかないと余りそうなので、少し困っています。一日二合のご飯を食べておいてどの口が言うかと周囲からは言われるのですが、私のモットーはあくまで腹八分目です。二合のご飯だって腹八分目なのですよ。本当は一食でご飯三杯=一日三合食べたいくらいなのを、グッと押さえているのです。

ですがやっぱり、おかずが多い。いつもは5品くらいなのが、現在8品くらいにして強引に食材を減らしていってます。これで多分、ギリギリ片付く筈。実家から送られてきた野菜がメインなので、カロリー的にもそんなに恐ろしい事にはならない筈。でも理想を言えば、やっぱり一汁三品で腹八分目にするのが、体調的にはベストだと感じます。ちょっと足りない位が丁度いいですね。なかなかそこを守れないから苦労するんですけど。

12/12/20(Thu)

今日は蕪が安かったのでゲットしてきました。蕪というと、スープに入れてトロトロにするか、塩揉みにして漬物系にするか、主に二つの系統があると思いますが、私は基本的に蕪で火を通す料理は作りません。蕪はとても火が通りやすくてあっという間にトロトロになってしまうんですけど、私はあの歯応えのなさが好きじゃないんです。というわけで、蕪を買ってきたら塩揉みするというのがセオリーです。

塩揉みにするといっても、最初っから薄くスライスして塩揉みにするケースと、最初は四つ割り程度で止めておき食べる時に好みの大きさに切るという、二つの流派を気分で使い分けます。前者はコールスローっぽくなり、後者は漬物っぽくなりますが、これはもう本当に気分。今回は後者で。皮は相変わらず剥きません。そのまま四つに割って塩をして一晩。翌日たまった塩水を取り除いて、柚子の皮・昆布・鷹の爪のフレーバーセットを加えれば完成。後は食べる時に適宜食べやすい大きさに切り直すだけです。ちなみに取り除いた塩水はその晩の鍋の味付けに回しますんで、死角はありません。

12/12/19(Wed)

寒くなってくると辛いものが欲しくなって、唐辛子の消費量が増えます。胃腸にはあんまりよろしくないらしいんですが、結構好きなので。辛いものへの耐性も割とある方だと思います。辛さ○倍カレー、みたいなヤツはアホらしくて挑戦する気にもなれませんけど。ここで唐辛子。料理の本によると必ず、種をとって使いましょうとなってますけど、あれってどうなんですかね。

唐辛子の種は辛いです。なのに種をとれとあるのは多分、外見上赤い部分だけの方がカッコイイからでしょう。でも自宅で食べるんだったら別にそこまで気にする事はないと思うのです。なにより、種を捨てない方が同じ量の唐辛子で沢山の料理が作れるのがナイスです。ちなみに、ヘタの部分は先に手でむしっておく方がベター。こうすると、ヘタの中に入り込んでいる身の部分まで綺麗に使えてちょっといい気分。本当にちょっとなので、気分の問題ですけどね。

12/12/18(Tue)

現在台所の片隅に箱でミカンが転がっています。一日のノルマは最低3個。何とか年末の帰省までに全部片付く計算ですが、その一方でミカンはもういいかな…とも思い始めています。一方で、シンク隣の台の上にはリンゴが山になっています。こっちも…。毎年恒例となりつつあるリンゴ・ミカン地獄。この時期には私の中でビタミンCが有り余っていることは自信を持って断言できます。

リンゴは軸以外は芯・種・皮まで食べてしまうので問題ないんですが、頭が痛いのがミカンの方。こっちはトライして無理だったので皮は残しているんですけど、なにせ↑の量です。毎日かなりの皮が出ます。週二回のゴミが少ない事に喜びを感じる私にとっては割と痛恨。わざわざお金を払って(私が払ったわけじゃないですが)ゲットして、手間暇かけて東京くんだりまで運んできた上で、こんな大量の廃棄分が出るなんて、勿体ないとしか思えません。と、ここ数年頭を悩ませているのです。まぁそれを考えるのがまた楽しいんですけどね。

12/12/17(Mon)

かなり前にここで書いた魚○の粕漬け、やっと終了、いや長かった。そして食べ終わった後もアレが一切れ700円以上するなんてやっぱり信じられません。アレ一切れで私がいつも食べている鶏肉2kgより高いなんて…。まぁそれはともかく身は終了しても粕は残っているのです。これをそのまま流しに捨ててしまうのは、あらゆるものを無駄なく使うのが信条の私としてはありえない行為ですから、当然有効活用します。

安く買ってきた蕪を皮ごと四つ割りにしまして、塩をして一晩放置。塩味が馴染んだ所で、残った粕に漬け込みます。蕪の場合は魚の身ほど粕が染み込まないので、程よい粕風味がいい感じ。というか、本体の魚の切り身よりも私はこっちの方が好きかも。そうやって漬けていると、蕪から出た水分で粕の方が緩くなってきます。こっちは毎日鍋に少し足して粕汁風に。所謂本格粕汁だとアルコールの香りが強くて私はあんまり好きじゃないんですが、ほんの少量粕を入れて、粕風味が遠くに香るくらいにすると、何となく上品でナイス。そうやって食べつくして初めて、完食となるわけですね。

12/12/16(Sun)

先日ラジオで某お笑い芸人が、“冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと料理が出来るのが料理上手”みたいな事を言ってました。私も実際にこういう事を言われることがあります。私もオトナですから、まぁそうですね〜みたいに流すんですが、実際は冷蔵庫にあるものでちゃっちゃと料理する、なんて事は殆どありません。あくまでうちの場合はですが、肉でも野菜でも食材は全て、うちに来た時点でどうやって料理するかをほぼ決めてしまうからです。細かく決めるわけではないです。が、この大根は半分煮物系半分酢の物、人参はこっちのホウレンソウのお浸しを食べ終わったタイミングでマリネ、ぐらいのレベルでは方向性とタイミングを決めてしまいます。でないと、無駄なくきちんと食材を使い切る事なんて出来ませんから。無論、途中で突発的にすぐ使わなきゃいけない食材を貰ったり、スーパーで大安売りに出くわしたりして、往々にして予定は変わっていくんですけど、でも予定そのものは常に存在しています。

ですんで冷蔵庫を覗き込んで、“あっ、コレが残ってる…”なんて言っている時点で私基準では全然料理上手でもなんでないんですね。確かに、他人の家で何か作ってといわれて冷蔵庫を覗き込んで…なんてシチュエーションでは↑の様なことが起こるかもしれませんが、そもそも料理研究科でもない一般人が他人の台所を自由に使わせてもらって料理する、なんてことは日常生活では殆ど起こりません。稀にホームパーティーなんかをする場合でも、大体自分の料理は自宅で作って持っていくパターンですし。というわけで、日頃私は冷蔵庫にあるものでちゃっちゃと料理を作ったりはしていないのです。

12/12/15(Sat)

現状、うちの台所で山になっているもの:ミカン&リンゴ。年末帰省までに何とか片をつけたいんですが、敵は強大です。とりあえずミカン一個&リンゴ半分をワンセットにして、起きてすぐ・昼食後・夕食後の三回は確実に食べるようにしているんですが、ちっとも山が減っているように見えません、恐ろしい。

こういう時にすぐに出てくるのがアップルパイやジャムなどのお菓子に加工してしまうという手段なんですが、基本的にうちではやりません。ああいうレシピってもの凄い砂糖を使うんですよ。甘さ控えめとはいえ、通常の煮物などでは小匙○杯単位でしか使わない砂糖が、100g単位でバンバン消費されていきます。私がケチというのもあるんですが、それ以上に、一気にこんなに砂糖摂って健康面的に大丈夫?と思ってしまうんですね。私は日常生活で必要なカロリーや栄養素は全て食事で賄えばいいと考えています。とすると、それプラスアルファの代表格であるおやつ系は太る為のものでしかないわけです。その時は確かに美味しいし幸せかもしれませんが、長い目で見ると確実に身体には良くないわけで。健康オタクではないですが、職場で周囲(特に女性)が無造作に食べているお菓子の量を見るにつけ、止めておこう…と思うのですよ。

12/12/14(Fri)

親戚から箱でミカンが送られてきました。ありがたいことです。ミカンと果物の一種。私はここ数年来、果物は皮ごと食べるというのを実践しています。当然ミカンもその対象なのでトライはしてみたのですが、これは無理でした。金柑ってありますよね?アレは皮ごと食べる柑橘類ですけど、アレが可能なのは全体がとても小さいからだということに気付きました。ミカンの大きさになると、とてもじゃないけど皮ごとは無理です。味は確かに金柑系なんですが、何しろ皮の総量が多過ぎます。人間、過度の無理はいけませんので、あっさり諦めた次第。

というわけで、今まで皮ごとは不可だった果物はバナナ・パイナップル・ミカンとなりました。実食済みで問題ないと判断されたのは、リンゴ・梨・桃・キウイ・ブドウ・柿辺り。種類別でいうと可の方がずっと多いんですが、量的一大勢力を誇るミカンを攻略できなかったのは残念でなりません。若作りで有名な医師の南雲先生は、バナナ・パイナップル以外は皮ごと食べると書いてました。ということは、ミカンは皮ごと食べているという事です。ミカンを皮ごと…、まぁ羨む事でもありませんけどね。

12/12/13(Thu)

先日ラジオでアナウンサーが、鍋でご飯を炊いているという人に対して、“鍋でご飯を炊くとお焦げが出来て美味しいんですよね”と言っているのを聞いて笑ってしまいました。コレ私もかなりの高確率で言われます。ですが、一体どこで鍋でご飯=お焦げというパブロフの犬関係が出来たんでしょうか、本当に不思議。

鍋でご飯を炊いているとすぐに分かるんですが、きちんとしたルーティーンを確立すれば、お焦げなんて出来ません。うちの場合は、鍋を強火にかけて3分で沸騰⇒弱火に落として5分⇒保温ダンボールに入れて10分以上というのがルーティーンですが、極稀に弱火に落としたままの状態で忘れてそのままにしてしまうことがあります。が、15分くらい忘れていてもお焦げは出来ません。ご飯全体の水分が減って固く不味くなるだけです。もしお焦げを作りたければ、弱火を落として5分の後に再び強火に戻して意図的に焦がす必要があります。が、私はあの焦げた香りはご飯の美味さを邪魔するだけの失敗だと思っているので、全くやりません。第一、お焦げ羨ましいなんていっている人にしたって、一体どこでお焦げを実際に味わってるんでしょう。今どきの炊飯器にはお焦げモードまで付いているのか、全く謎です。

12/12/12(Wed)

知り合いと庭木についての話をしていた折に、カイガラムシの話題になりました。植物系の趣味を持っている人なら誰でも知っている憎きあの害虫。知らない人のために簡単に解説しますと、カイガラムシというのは植物の葉の裏や幹にへばりついて樹液を吸う害虫で、たとえば柿の木でよく見るタイプは蝋状のドームで覆われており、剥しても手足は見当たりません。丁度、ナメクジをもの凄く小さくして、蝋で覆ったって感じでしょうか。このシェルターのせいで殺虫剤が殆ど効かない厄介者。一番の対策が歯ブラシで剥す事という面倒な相手です。

が、家に帰ってWikipediaで調べてみるとこの虫が実に面白いのです。カイガラムシは分類上カメムシ目に属します。そう、カメムシ・蝉などに近い仲間なんです。カイガラムシの雌は幼生段階では普通に脚も羽もありますが、終の棲家を決めるとそこに固定し、手足や羽、場合によっては口や体節までも消えてしまいます。口が消えた場合は、接触した面から相手の細胞を壊して直接栄養を吸い取るという徹底ぶり。これって究極の断捨離ですよね。動かないから脚要らない、飛ばないから羽要らない。家は自前で調達し、そこで一生引き篭もって暮らす。蓑虫も相当の引き篭もりだと思っていましたが、あっちはまだ動きますからね。カイガラムシ恐るべしです。

12/12/11(Tue)

本日はキャベツ半玉ほど使ってコールスローを大量に作成。キャベツの葉を10枚ほど剥しまして、片っ端から千切りにします(剥さない方が切るのは楽なんですけど、そうすると残った分の保存性が落ちるので剥す採用)。そこに塩をして掻き混ぜる、までが食前作業。夕食が終わって皿洗いもひと段落つく頃には良い感じに塩が馴染んでますんで、その辺でキャベツをギュッと搾り、塩胡椒・酢・油で適当に合えれば完成。代表的なレシピを見ると、彩として人参を刻んで入れろとか、ハムを細かく切って入れろとか書いてありますが、あくまでキャベツの大量消費を第一目的としているので、内容はキャベツオンリーという男らしい一品になっています。

ちなみに今回、キャベツで甘酢和えでもなくお浸しでもなく、コールスローを選んだのは、実家から食べきれないと言って大量のハム・ソーセージが回ってきたため。丸大みたいな王手ではなく、エコな作り方を売りにしているメーカーのものらしいんですが、私にとってはやっぱり化学調味料系の味が非常に気になるので、単品で食べるのは辛いものがあるのです。そこでこのコールスローを大量に絡めれば、少しは舌を騙せるかなと。グラム30円の鶏ムネ肉のほうがずっと美味しいと判定する舌ではありますが。

12/12/10(Mon)

選挙運動が真っ盛りの今日この頃、ラジオを聴く機会の多い私の耳には威勢のいい主張が沢山入ってきます。まぁ、相変わらず話半分…いや1/3…いや1/5?とか全く本気にしないんですけど。ただその中でどうしても気になる主張がありまして。国民の所得を増やそう、とかいうヤツ。いや私も給料増えたらそれに越した事は無いんですけど、今以上に労働時間を増やして稼ごうという気はサッパリありません。毎日食う・寝る・遊ぶして、月末にちょっと貯金が出来るくらいあれば別にそれで良いんです。食う・寝る・遊ぶに困るくらい少ないのは不味いですが。

最近はサッパリやらなくなりましたが、20代の前半は随分ゲームをやってました。特にRPG(ドラクエみたいなタイプのゲーム)が好きでしたが、ああいうゲームがなかなか示唆に富んでいるのです。たとえばゲームの中盤、レベルが20位で倒せる中ボスがいるとします。そのボスの前の雑魚で経験値とお金を稼ぎまくり、頑張ってレベルを30まで上げ、装備もそこまでに買える中で最高のものを全員に装備させたら、“たたかう”ボタンを連打するだけで勝ててしまいます。が、つまらないんですよね、そういうプレイ。私が好きなのは、その中ボスに適正レベルのちょっと前のレベルで挑む事でした。たとえばレベル15くらい。お金も十分じゃないので、装備もしっかりとは揃えられません。でも、その中でボスの弱点や攻撃方法を分析し、最適な装備(一番高い装備とは限らないのがミソ)を選び、一番よく効く魔法や技を考えながら戦うのが楽しいのですよ。

人生をゲームにたとえるなんて不遜この上ないですが、割と近いものがあると思います。何かが足りない時に、その足りない分を頭でカバーするのが楽しいのであって、足りないからもっと働こう、ってのはつまらない気がするんですよね。何が足りないか、本当に必要か、手持ちで何とかならないか…etcそういうのを考えるのが超楽しい。まぁ、レベル20で倒せる中ボスにレベル3で挑もうとするのは無謀でしかないので、あくまで程度問題。それなりの収入なり環境なりは必要なわけですけれど。

12/12/09(Sun)

土曜日は卵が安い日。いつもは148円の卵を118円でゲットできる、と完全に卵ゲットモードでスーパーに出かけたんですが、卵が安くなっていなくて超ガックリ。調べてみたらその日安くなっていたのはいつものM卵ではなくてL卵の方で、188円→158円でした。ちょっと大きいとはいえM卵の定価よりも高いではないですか、買いません。

そのかわりといっては何ですが買ってきたのが葱。それも長葱ではなく万能葱タイプのヤツ。通常こういう葉物系は少ない割にいい値段がついていて、どうしてもキャベツや人参などといった重量級野菜に押されてあまり買わないんですけど、2束98円となればまぁいいかなと。買ってきた葱は通常なら濡れ新聞に包んで冷蔵庫保存なんですが、いくら寒い時期で長持ちするとはいえ、2束の葱を使い切れるとは思いません。

そこで醤油漬け。速やかに全部を小口切りにしてボウルにに入れ、醤油を注いで一晩待つとしなっとしますんで、そこでタッパーに移し変えて冷蔵庫へ。毎晩のミニ鍋や玉子焼きの味付けに重宝しますし、そのままご飯の友にもなります。葱で保存というと小口に切って冷凍というのが定番なんですが、あれはどんどん乾いてカラカラになるので、私はあんまり評価してないんですよね。

12/12/08(Sat)

選挙期間真っ只中です。私は家で仕事をしている時は基本的にNHK-AMをつけてるんですけど、この時期はちょっと困ります。政見放送はまだ内容があるので聞けるんですが、候補者の名前と経歴を延々と放送するヤツは流石の私でも無理。アレは一体何の意味があるのか、理解に苦しみます。そんな中、私が密かに応援している彼がまた都知事に立候補してくれました、マック赤坂。

世の中では政治家の発言がぶれるとかぶれないとかが争点になってますが、彼ほど発言のぶれない政治家(?)は存在しません。流石日本スマイル党党首。政見放送も政治番組というよりむしろコント。その一方で何故この人は毎回立候補するんだろうと思ってしまうんですよね。ここ最近だけでも大阪府知事・新潟県知事に立候補していて、最早立候補する事が趣味になってます。当選する確率はアメリカと北朝鮮が戦争をして北朝鮮が勝つよりも遙かに低いのは明白で、どう考えても金と時間の無駄なのですが、生き甲斐の前にはそんな事は些細な問題なのでしょう。個人的にはとっても応援したい好人物なんですが、今度の都知事選で私が彼に票を投じるかは、勿論全く別の問題です。

12/12/07(Fri)

本日のお買い物はジャガイモ。5個入りが88円と激安だったのです。まぁ、ジャガイモは安値で手に入る確率が高いので、この価格で手に入れてもそんなに達成感はありませんが。うちでジャガイモを使って一番作る料理といえば多分ハッシュドポテト。すりおろしたジャガイモと玉葱微塵切りに塩胡椒して、フライパンでお焼き風に両面焼く料理で、簡単かつ美味しいという一品です。が、今回は昨日ここに書いたソーセージセットの中に生ハムがあったので、粉吹き芋を作ってあわせてみようと思い立ちました。

粉吹き芋は私が小学生の時に調理実習で作ったくらい、猿でも出来るレベルの料理です。ただ、本来は茹でる⇒ゆで汁を捨てた鍋を火にかけて揺するという手順の茹でる部分を蒸すに変更しています。何となくそっちの方が旨味が抜けない気がするので。味付けは勿論塩胡椒のみ。単純な味付けにしておけば、後日潰してスパニッシュオムレツ的なものに転用できないかという目論見付です。ちなみに蒸した後に残った蒸し汁はその日のミニ鍋に転用。死角はありません。そうそう、本来の目的であった生ハムと粉吹き芋の相性ですが、勿論悪い筈もないけれど同時にサプライズがない、という私的評価に終わりました。

12/12/06(Thu)

年末ということでハム・ソーセージの詰め合わせを貰いました、ありがたいことです。が、若い頃ほどは嬉しくないのも事実。現在私の主食たんぱく質はなんと言っても鶏ムネ肉。グラム30円を切る圧倒的なコストパフォーマンスの前には、秋刀魚・鯵といった安い魚すら霞んでしまいます。おまけに淡白で飽きの来ない味。一部にはパサパサしていると不評ですが、そんなものは調理法によってどうとでもなるのです。既に鶏ムネ肉マスターと化した私に死角はありません。大体、アメリカではモモ肉よりムネ肉のほうが高級品、ちょっと見方を変えればそんなものです。

話し変わってハム・ソーセージ。こっちは多分グラム単価300円はするでしょう。私の愛する鶏ムネ肉の10倍以上。それで鶏ムネ肉の10倍美味しければ文句はないんですけど、割とそうでもありません。いやむしろ、ハム・ソーセージってコッテコテに味付けがされていてくどすぎる場合が非常に多いのです。私の本音としてはハム・ソーセージを1キロ貰うよりも、鶏ムネ肉を10キロ貰った方が遙かに嬉しいんですけど、そんなお歳暮は古今東西存在しないというのが難点です。

12/12/05(Wed)

今年もあと数えるばかり。折角の年末なので何か大きいものをバーンと買いたいなと思うんですけど、じゃあ具体的に何が欲しいかというと特に思い浮かばないという。これぞ究極の貧乏性ではないでしょうか。それでもあえて欲しいものはと考えて浮かぶのが火鉢。もう数年来この季節になると思うんですけど、火鉢って憧れますね。所謂現代生活って、暮らしの中から生火を排除する方向に動いてきました。台所のコンロすら、危ないとか夏場に暑いとかいってIHになって、もうわけが分かりません。

基本的に天邪鬼な私はそんな流れに逆らいたいのです。人間様が他の動物と違うのは、道具・言葉・火の三要素とか言いませんでしたっけ。火が使えないなんて人間様としていかがなものかと。それに生火って和むんですよね。私が子供の頃は七厘とか風呂焚きとか、細々ながらまだそういう道具の出番がありました。ああいうのをボーっと見ていると時間を忘れます。

それでも毎年見送られている一番の原因は、収納スペースです。火鉢って丸くて大きくて重くて結構かさばるのですよ。オフシーズンにアレを仕舞っておける場所がうちにはありません。時代劇に出てくるような長火鉢なら問題は一気に解決ですが、骨董屋で数万円はするのです。いっそのこと自作してしまうか、と思いつつも腰が重くてそのまんま。引き出しとか考えなければ、ベニヤと金属板を加工すればいいので、そんなに難しくは無さそうなんですけどねぇ。

12/12/04(Tue)

何をもって冬が来たなと感じるかは人によって千差万別だと思いますが、私のは多分ちょっと変わってます。耳の中が痒くなってくると冬の訪れを実感するんです。私はかなりの耳掻き好き。以前は一日三回、祖父謹製の手作り耳掻き(自転車のスポークの端を叩いて作ったもの)で楽しんでいたものでした。最近は少し落ち着いて、二日に一度程度ですが、それでも耳鼻科の医者から見たら多分掻き過ぎ。最早耳垢をとる事ではなく、文字通り耳の中を掻く事が目的になってます。

そんなわけで、耳の中は常にカサカサ。それが空気が乾燥する冬場になると寄り一層顕著になるんですね。それにしても耳掻きの気持ち良さよ。ここで冬場に注意しないといけないのは、他の季節以上に爪をこまめに切る事。全然関係ないかもしれませんが、大有りです。どうも寝ている間に無意識に耳を弄るらしいんです。その時に爪が伸びていると、耳の穴の入り口付近が酷い事になります。あれだけ掻いてもまだ足りないかという感じ。ホント、耳掻きの気持ちよさは異常です。

12/12/03(Mon)

少し前のニュースで今年も米の生産目標が減らされると報道されていました。日本人の主食は米というのはもう昔の話。私の周囲でも皆本当に米を食べません。3合炊いて冷凍して一週間かけて食べるという話も割と普通。女の人の持ってくるお弁当箱のご飯って、多分0.5合位ですよね。私だったらそんなお弁当なら1時間でお腹がすいて動けなくなる自身があるんですけど。でもその割に皆痩せてないという不思議。1日2合のご飯が基本の私が職場では一番痩せ方というのは笑えない冗談です。

皆もっとガンガンご飯食べればいいと思うんですよね。そうすれば休耕田になってる田んぼも復活して、食料自給率アップです。もちろん、肉魚などの炭水化物系&油を減らして野菜を増やし、カロリーの帳尻を合わせた上でビタミンもきちんと摂る、っていうスタイルが前提ですけど。まぁ、これを追及すると必然的に和食系になってしまうんですが。パンって結構カロリー高いと思うんですよ。バターなどの脂質かジャム等の糖質と抱き合わせで食べることが前提の食材ですんで、同量食べるんだったら絶対ご飯だと思うんですよ。でもこればっかりは好みの問題だから、禁酒法よろしく和食以外禁止法なんてちょっと無理ですが。

12/12/02(Sun)

人形町の魚久というその筋では割と知られた魚の粕漬けセットを貰いました。ありがたいことです。買うとコレ凄く高いんですよ。少し大ぶりの鮭一切れが800円とかします、ありえません。しかも、私ココの粕漬けが超苦手。仕方がないので全部バーター要員にする方向で検討中。いや、粕漬けそのものは嫌いではないのです。が、ここの粕漬けは特に濃い、濃過ぎです。一口食べただけでこめかみを押さえてうずくまりたくなりそうな味の濃さ。一切れずつ個別包装されてるんですけど、その一切れを一週間かけてちびちび食べて丁度いいレベルです。

以前同じものを貰った時には少しでも味を薄めようと、焼き推奨の切り身をわざわざ鍋にしてみたりもしましたが、濃いものは濃い。普通に鶏肉で水炊きした方がずっと美味しいので一回で止めました。打つ手無しです。ちなみに味の濃い食材も嫌いではありません。梅干しなんかは減塩モノは邪道だとすら思っています。佃煮なんかもそうですが、こういうご飯の友系は、味が濃ければ食べる量を減らせばいいんです。が、↑のような一度にある程度の量を食べることが想定されているおかず系なのに味が濃いのは駄目です。でも、ネットで評判をチェックすると↑の粕漬け、確かに味が濃いとの評価は多いんですが、総合的にみると悪くないんですよね。世間がまだまだ私に追いついていないとしか思えません。

12/12/01(Sat)

この前同年代の女友達と食事してて、食費の話題になったんです。彼女は旦那・子供(2歳くらい)の三人暮らしで、なんと6万円とか言うんです。ただし、その6万円の中には石鹸・トイレットペーパーなどの消耗品も入れているので、純粋に食費となるともう少し減るそうですが。あと、旦那は会社員で弁当非持参、その分の外食費はここには含まれていません。

凄い贅沢な食事してるんですね、と思って後でネットで調べてみたんですが、これ位の金額は現在では割と標準っぽいのです。私が受けた感じでは、世帯人数×1.5万円位が標準。↑の女友達の家庭は標準よりもちょっとリッチだけどそんなに大きくは外れていない、というレベルっぽい。いやホント、これからは我が家の食費は絶対に秘密にしようと心に決めました。呆れられるを通り越して、哀れまれるレベルです。ですが一つ言い訳をさせてもらうならば、↑の女友達ですが会う度に顎の下がどんどんプヨプヨしてきているのです。あの調子では十年後には安西先生かも…とは言い過ぎですが、ちょっとカロリー多過ぎかもとは思ってしまいます。

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