2016年7月

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16/07/31(Sun)

今日は土用の丑の日ということでうなぎを買って…きませんでした。高過ぎるでしょ、常識的に考えて。小型ので1本2,000円オーバーってどういうことなのよと思います。子供の頃は頻繁とはいわないまでもちょくちょく食べてた記憶があるんですが、最近すっかりご無沙汰に。まぁ、美味いとは思いますけどどうしても食べたいとまでは思わない、というレベルの食材なので無問題ですが。ただやっぱり、いまだに土用の丑の日になると全国的にうなぎを食べる習慣が続いているのには思うところがあります。

稚魚の漁獲量を見る限りもう獲ったらいかんでしょ、常識的に考えて。まだ完全養殖はできないそうなので、養殖うなぎといえども稚魚はすべて天然物。これだけ減ってるといわれる中で国民が特定の日にこぞって食べるだけの量を用意しようと思うなんて正気の沙汰とは思われません。そんな無理なことをするから稚魚の密漁・密輸が発生し、ヤのつく自由業の人がお仕事するわけで。一説によるとそんなボーダーラインのうなぎが流通の半分を占めているそうで、もうコレあかんでしょ。日本が獲らなくなっても他の国が獲っちゃうから一緒とかいってそれでも獲り続けてますけど、アホだな〜と思います。秋田のハタハタみたいに何年か完全禁漁にして資源量が回復するのを待ったほうがいいんじゃないですかね。なんて、ここ最近はこの時期になると毎年のように同じことを思います。

16/07/30(Sat)

ベランダのプチトマトの鉢の根元が雑草だらけになってきました。本来ならば即撤去していくんですけど、あえて放置しています。アマガエルが一匹住み着いていまして、その住処になっちゃったんですよね。朝水遣りをしようとすると、一番大きな紫カタバミの株の影からこっちをのぞいているので、撤去できないのです。まぁ、抜いたところで他の場所を探し出すとは思うのですが、何せ南向きで鉢数個しかない厳しい環境なんで、置いといてやってもいいのかなと仏心を出しました。それに、放っておいたら雑草の植生がどうなるのかってのも面白そう。秋口になったらトマトは枯れてしまうので、その後の観察対象とし良さげ。グラウンドカバー的にチドメグサが繁殖し、その上にムラサキカタバミ・蕗・ケイトウ(こぼれ種)・マメ科の雑草(名称不明)・キク科の雑草(同上)と現状でも直径わずか30cmの鉢がこんな感じになってます。

そんな仏心の一方で毎朝無慈悲に潰しているのがショウリョウバッタの幼虫。バッタなんて可愛いじゃないかと思っていたのはほんの数ヶ月前の私。こいつらはバジルを網の目にしてくれやがりますので、毎朝水遣りの際にチェックして見つけ次第つまんで潰します。幼虫は脚力こそ成虫並みにあるものの羽が未成熟で飛べないので、捕殺は割と簡単。最初は葉っぱで挟んでとかやってましたが、もう面倒臭いので素手です。日に日に食われるバジルを見てまたヤトウムシか…と思ってましたけど、濡れ衣をかけて済みませんでしたヤトウムシ先生。まぁ、売り物じゃないんで網目になった葉っぱも料理には使うんですけど、網目だと食べる部分が減るじゃないですか。お前に食わせるために育ててるんじゃない、ってことで毎朝昇天してもらっているのですよ。

16/07/29(Fri)

今日のメインはアジフライ。20cmクラスが1匹90円とバカみたいな値段で売っていたので思わず買ってきてしまったのです。当初はタタキにでもすっぺと考えてたんですけど、この夏場を乗り切るガッツリメニューの方がえぇじゃろと思い変更しました。タルタルソースを作るかどうかで10秒ほど悩んだんですけど、今回はB級にウスターソースで。アジフライは特に面倒なことはありません。3枚におろして衣つけてあげるだけ。市販のものは腹側をくっつけた背開きにして背骨を外した状態で揚げてあるものが多いのですが、やや面倒臭い&食べづらいだけなので普通に3枚におろしてしまいます。ここに塩胡椒をして半日ほど放置してから揚げるだけ。大して技術はないんですけど、揚げたてというその一点がすべてをひっくり返します。揚げたてのフライは本当に美味い。

残ったアラの部分は出来る限りサルベージしてつみれ汁に再利用します。中骨からすきとった中落ち&後頭部の肉、ここは小骨が入っておらず利用は一番簡単。すきとった腹骨&カマの部分はヒレを切り取った後キッチンバサミで小骨を断つように小さく切ってから↑と一緒にして包丁で叩きます。以前はいきなり叩いていたんですが、最初にキッチンバサミを使ったほうが骨がよく切れてベター。えぇ感じにミンチになったら塩・片栗粉・生姜・みじん切りの玉葱を混ぜてペーストにし、昆布&中落ちを取った後の中骨のダシ汁を沸かしたものに落としていきます。一瞬冷汁に仕立てようかとも思いましたが、冷やす時間がなかったので今回もホットで。徹底的に再利用すると綺麗に三枚におろしたものからも結構な量のペーストが取れるのでオススメ。今回はお中元で貰った素麺を少し入れたらかなりの美味でした。

16/07/28(Thu)

夜の暑さがちょっと耐えられないレベルになってきたので、今年も恒例のアイスノン枕解禁。アイスノン枕というのは要するに枕専用の大きな保冷材の事で、破れにくいように丈夫なゴムの袋に入っています。これを丸一日かけて冷凍庫で凍らせ、枕の中に仕込んで寝る、それだけのものなのですが効果は絶大。

よく、熱中症になった時には腋の下やそけい部など大きな血管が皮膚の近くに走っている部分を冷やせと言いますが、首なんてその際たるものです。ここをガッツリ冷やすんだからそりゃ効果は絶大。たとえ部屋が30度オーバーの蒸し風呂状態でも、首さえ冷やせば結構快適になってしまうのが人体の不思議です。更にこのアイスノン枕のすばらしいのはコストがほとんどかからないという点。初期コストは必要(1,000円くらい)ですが、ランニングコストはほぼタダ。何せ、元々稼動している冷凍庫に突っ込んでおくだけなので。冷房と違って身体がだるくなることもありません。

欠点があるとしたら、結露した水で枕が濡れる事くらいでしょうか。条件が悪いと臭いが出たりカビが発生したりしますんで、日中は使った枕をなるべく風通しが良い所に置いておく必要がありますが、せいぜいそれ位。冷房をタイマーでセットするよりもよほどお手軽で健康的だと思います。

16/07/27(Wed)

今日は裏庭プチトマトの支柱を増設しました。掌に乗るくらいの苗で買ってきて植えたプチトマトが、土との相性がよかったせいか爆成長。今や縦に伸ばせば3mを越える状態にまでなってしまいました。こうなると当然自立は出来ないわけで、支柱を添えてやる必要があります。で、支柱を添える→伸びて支えられなくなる→支柱を増設の繰り返しで、今や支柱は4本目。正直ここまでになるとは思っていませんでしたので嬉しい悲鳴です。

これだけ大きな苗ですから実も相応につきます。カウントしていないのですが、累計で100は軽く超えるでしょう。もしかしたら200はいくかも…。というわけで、150円で買ってきた苗としては十分に元をとったといえます。ちなみに、同じタイミングで買って自室のベランダに置いた方はそれほど大きくはなりませんでした。それでも全長1m今日はありますんで収穫量もそれなりですが、地植えにしたものと比べるとやっぱり見劣りします。土の量が違うんで当然といえば当然なんですけど、ちょっと悔しい。まぁでも来年は、トマトは地植えだけでいいかなと思ってます。

16/07/26(Tue)

今日は母親の指令で隣家(空き家)の竹薮刈り。境界の塀から高枝切りバサミを伸ばして、届く範囲の竹をカットしていきます。空き家とはいえ相続人はいるわけで、時々来て刈ってはいるようですが、頻度が低過ぎて全く足りてません。こうやって他人の敷地の竹を刈るのは法律的には確実にアウトなんですけど、若い内に処理しないと固くなって切るのが大変になり、大量の葉っぱがこっちに舞い込んできて大迷惑なので、言われたら言い返せばいいやのスタンスで刈ってます。

教訓:住宅地で敷地内に竹(笹)を植えてはいけません、マジで。確かに管理されている竹(笹)は風情がありますが、一旦家族構成に変化があったりして管理できなくなると、竹(笹)は洒落になりません。地下茎で塀を越えて無限増殖し、大量の葉っぱを撒き散らし、その葉っぱもかなり土に返りにくいです。隣家に侵入して強力枯葉剤を大量散布してやりたくなります。

16/07/25(Mon)

夏になるとうちでは麦茶を作って常備してます。でも私コレ、あんまり飲みません。というか、作る意味が分からない。煮出しの麦茶であれば、夏場に生水を避けるためという合理的な理由がありますが、水出しだと単に水に色と香りをつけただけでしょ。それにそもそもうちは井戸水を使っていて、水そのものが普通に美味しいのです。東京でもしばらく暮らすとカルキ臭にも慣れていきましたが、再び地元で暮らすようになるとやっぱり井戸水美味しい。そんな井戸水にわざわざ余計な色と香りをつける必要はないと思うのです。というわけで、私は自分専用に500mlペットボトルを使って冷やした井戸水を常備してます。井戸水というだけあって蛇口から出てくる状態でも結構冷たいんですが、やっぱり冷蔵庫でキンキンに冷やしたものには敵いません。

この冷やし井戸水の利点としては割り水としても使えることがあげられます。カルピスや梅シロップなど、氷を使えばそりゃ冷えた状態は作れますけど、冷やし井戸水の手軽さには一歩劣ります。使用量は大体2日で1本。メインの水分補給は毎朝作って魔法瓶で保存している500mlの熱いお茶なので量はそんなでもありませんが、クソ暑い日にはやっぱり冷たい水が喉には優しいのです。水道水を冷やしてもあんまり美味しくはならないので、万人にオススメできるわけではないのが難点ですけど。

16/07/24(Sun)

雨が降らねー。庭の草木が水不足でちょっとまずい状態に突入しつつあります。雑草すら生えないので、毎日の草むしり&落葉拾いは楽なんですが、必要な植物まで枯れはじめてしまっては本末転倒。一応毎日ホースで水遣りはしてるんですけど、そんなの焼け石に水ですんでね。つい先日一雨きてやったね、と思ったのも束の間、ものの10分でやんでしまった使えねー雨でした。降り過ぎも困る(主に洗濯物乾燥の面で)んですけど、振らなさ過ぎはもっと困ります。せめて1週間に1日くらいは本格的に降ってくれんもんじゃろか…。

そんな中でも比較的元気なのが裏庭のハーブ類。流石雑草に毛が生えた生命力といわれるだけあって、カラカラの天気が続いてもモリモリ繁殖しています。オレガノ・セージ・バジル・ローズマリー、調べてみるとこれら全部しそ科なんですね。紫蘇といえばその雑草じみた生命力で一旦庭に根付くと大変な事になる一族ですんで、その血脈恐るべしというところでしょう。ただし、セージ・バジルはバッタの食害で可哀想なことになってます。体長5mm程の小さなショウリョウバッタ。芋虫系なら潰せばしばらくは大丈夫なんですが、奴らは羽根があるので厄介です。殺虫剤はあんまり使いたくないですし、困ったものです。

16/07/23(Sat)

今日のメインは小型のソウダガツオ(例によって貰い物)。鮮度がよければ刺身にすると最高なのですが、ちょっと落ちてて刺身だとそんなに美味そうじゃなかったので、タルタルステーキに加工してみました。3枚におろして荒く叩き、玉葱・ニンニク・卵の黄身・ローズマリーなどと合え、マヨネーズをつけながら食べる一品。半分は生で、半分は焼いてみましたが結構いける。マグロ・カツオ系って意外とマヨネーズと合うのですよね。

中骨からすきとった身・後頭部から取り出した身はタルタルステーキに混ぜ込んで一緒に食べ、腹骨の部分は塩を振って塩焼きにしました。ですが、塩焼きのほうはイマイチ。大きな魚でやると大体美味いんですけど、今回のサイズだとすぐに火が通り過ぎてパサパサになってしまうのです。毎回焼き加減にはかなり注意するんですが、カツオ系は特にあっという間にジャストタイミングを過ぎてパサパサ化するので、ちょー難しい。冬場だったら大根おろしと醤油でそこそこ誤魔化せるんですが、今の時期は大根がないんで…。まだまだ要修行といったところでしょうか。

16/07/22(Fri)

今日のメインは貰い物の鮎。物々交換でほぼ毎日やりくりできる田舎の経済恐るべしです。鮎といえば塩焼き、よほど毎日鮎ばかり食べていれば別ですが、基本的には鮎料理といえばこれしかありません。今回もその原則から外す理由はないので、塩焼きにします。ただし、暑くて気力が減退している昨今めんどくさいのは嫌なので、極力手抜きバージョンでいきます。とはいえ、鮎の塩焼き自体が相当な手抜き料理なんですけどね。魚料理としては珍しく腸は抜かないのが基本ですし、鱗は非常に細かくてとる必要がありません。釣ったままの姿で塩振って焼けばいいので、元々非常に楽な料理なのですが、更に楽をします。

1. 串を打ちません。一般的に鮎の塩焼きは魚体をうねらせるように串を打って格好をつけますが、アレは格好だけなのでやりません。2. 飾り塩もやりません。ヒレに塩をべったり塗って焼いている最中に焦げるのを防ぐのがセオリーですが、面倒臭いのでやりません。どうせヒレなんて食べませんし(私は食べますけど)。3. 炭火は使いません。炭火の遠赤外線で焼くと美味いといいますが、炭火はやたら時間がかかりますし、味の違いも正直よく分からないのでやりません。オーブンレンジのグリル機能でちゃちゃっと焼いてしまいます。要するにさっと洗って水気を拭き取り、塩振ってオーブンレンジに突っ込んで焼くだけ。でも、普通に鮎の塩焼きしてて美味いです。鮎は独特の香りがあってそれが苦手という人もいるんですが、普通に美味いと思います。うちは伝統的に苦い腸は取り除いて食べる家系なんですが、私はセオリー通り腸も食べます。でもま、癖が強いのは確かなので、毎日食べたいとは思いませんけどね。

16/07/21(Thu)

相変わらず昼はジュノベーゼピザの毎日ですが、意外にペーストの消費量が少なくて、小さなジャム瓶1本が2週間くらいもってしまいそうです。これだと、毎日生地にペーストを塗って焼くだけのシンプルなレシピでは芸がないので、少し豪華に改良中。生地にペーストを塗る、までは一緒ですがそこから少しトッピングをプラスします。ベーコン半枚を小さく切ったもの&ニンニクのみじん切りを全体に均等にふりかけ、とろけるチーズを塗って焼くバージョン。ここまでくるともう市販のピザと変わらないものになります。

こうやって自分で作ってみて改めてわかる、デリバリーピザのぼったくりっぷり。うちにも時々チラシが入るのですが、あの1枚3千円オーバーって何ですかね一体。Lサイズでも生地の原価は数十円単位だと思いますんで、そこにいくら具を乗せたからって500円はいかないでしょう原価3割の外食基準に当てはめても1,500円がいいところ。もし仮にデリバリーピザを頼むとしたら、私ならLサイズでシンプルなピザが1,500円でちょっと豪華にして2,000円だったらまぁそんなものかなと思って頼みます。でも、3,000円は無理。一体何があの強気な設定を作っているんでしょうか…。

16/07/20(Wed)

最近の私の夕食炭水化物は素麺です。お中元で貰ったものをガンガン消費中。それでというわけではないのですが、新聞の豆知識コーナーに目がとまりました。素麺は茹でた後流水で洗って冷やす&〆る工程が必須なんですけど、このコーナーを書いた人によるとそれを流水でやると大量の水を使って勿体ないのだそうです。かわりに氷水を使えば少量の水でキリっと冷やせて節水になると書いてありました、アホですね。確かに水の使用量は減りますけどその分製氷のための電気代がかかっているわけで、全体の収支としてはむしろマイナスになる気がします。安売りのスーパーをガソリンガンガン使って巡る的な感じ?

生活の豆知識系ってこういうしょーもないのが結構あります。うちは母親が好きでぽたぽた焼きってお菓子を時々買ってくるんですが、その小袋にこういうネタが書いてあって、それがどいつもこいつもしょーもないもの揃いでむしろネタ?といつも笑わせてもらってます。コンロ周りの酷い油汚れには小麦粉を振りまいて油を吸収させてから拭き取ると簡単とか、むしろ小麦粉が勿体ない。炊飯器でご飯を炊く時に氷を一個入れておくと温度上昇が緩やかになって美味しく炊けるとかもはやオカルト迷信としか思えません。Tシャツを洗濯機で洗う時は首元を輪ゴムでくくってから洗うと伸びないとか、そんなに大事なら手で洗えと突っ込んでみたり。まぁ、こうやってしょーもないネタに突っ込みを入れるのは結構楽しいんですけどね。

16/07/19(Tue)

先日作ったバジルペースト、当初は大半を冷凍保存しようと思っていたのですが、思ったよりかさが減って小さなジャム瓶1本しかできなかったのと、思った以上に変色スピードが速くて冷凍したら真っ黒になるんじゃないかと思われたのとで、全部冷蔵してとっとと食べ切ることにしました。というわけでここんところ毎日ジュノベーゼピザ(もどき)を作ってます。ベースは壇一雄の壇流クッキングに出てきた焼餅。

小麦粉100gに対して水40mlと塩少々を加えてよく練り、濡れ布巾で包んで1時間ほど休ませてから踏んで腰を出します。打ち粉(同じ小麦粉)を振るった台の上で麺棒を使って生地を伸ばし、直径30cmの円形にしてから全体にオリーブ油を塗ります。端から葉巻状にくるくると巻いていき、生地の切れ目をつまんでオリーブ油が漏れないようにしてから生地全体を立て、捻りながら潰しもう一度麺棒で厚さ5mm程度の円状に伸ばします。こうすることで生地と油の積層構造が出来て歯ざわりがよくなります。この生地を両面1分フライパンで軽く焼いてから片面にバジルペーストとみじん切りのニンニクを塗りたくり、オーブングリルで5分焼いて完成。説明が面倒臭いですが、寝かせる時間を除けば所要時間は10分程度です。

生地を発酵させていないので、市販のふわふわピザのようにはならずむしろクリスピー系ですがこれはこれで小麦粉の味がよく分かって美味しい。そこにシンプルなバジル風味がどーんなので不味いわけがない。そして原価は一枚あたり驚きの20円以下。やっぱ小麦粉料理はコストパフォーマンス的に最強だと思います。

16/07/18(Mon)

以前から自分ちでお茶を作って新茶を飲みたいなと思っていたのですが、お茶の苗ってホームセンターなんかじゃあんまり売ってないのです。ネットなら簡単に手に入るんですけど、こういうものは現物を見て確認してから買いたい。というわけで長いこと妄想の域を出なかったのですが、隣家(廃屋)の庭の一角にチャノキが生えているのを発見しまして、塀から手を伸ばして盗んでしまいました。盗むといっても一芯二葉で全長5cmほどの枝を三つ。これ位ならまぁ、神様も許してくれるでしょう。

それをバーミュライトメインの挿し木用の土に挿して水をやり続けること1ヵ月半。思ったよりも遅れましたがやっと定着して新芽が動き始め、掘り返してみると根も少しですが発生しています。あと一月ほどこのまま放置してもう少し根を伸ばしてからノーマル土の植木鉢に移植→また少し育ったら地面に下ろす予定。このまま順調に育って3〜5年後には美味い自家製のお茶が飲めるといいなぁと画策中です。

16/07/17(Sun)

今日のメインは近所の釣り人に貰ったカサゴ。とはいえ、貰っておいてこんな事を言うのもアレなんですが、ただでさえ成長の遅い根魚系のカサゴを、1. 自分で食べきれずに近所に配るくらい釣る、2. 15cm以下のものは常識的に考えてリリースサイズでしょう、ということで全く感心できません。殺生しているんだから自分の責任の負える範囲内にしとけよと思います。とはいえ、釣って死んじゃってるものは仕方がないので、キチンと食べるのが供養でしょう。

魚の中でランキングをつけるとすると、カサゴはかなり上位に入ります。少なくとも世間で大人気のマグロよりは確実に上。うちでは伝統的にカサゴ→汁というのがお約束ですが、私は汁よりも唐揚げの方が絶対に美味いと思いますんで、今回も当然唐揚げ。ウロコ・腸・エラを取り除いた尾頭付きのカサゴに片栗粉をまぶし、低温でじっくり揚げるだけ。流石に中骨まで食べられるようにはなりませんが、ヒレはパリパリで美味しいです。

釣り人がつい面白くて釣りまくってしまう気持ちはよく分かりますが、やっぱり基本は自分で食べきれる分だけ釣ったら止める、でしょう。私は苦になりませんけど、魚の下処理ってやっぱり面倒なのですよ。鮮度があっという間に落ちてしまうので、貰ったら基本的にすぐ処理しないと駄目というのも…。貰った側だってその日の食事の予定ってものがあるんですから。無論、三枚におろしてサクにしてから配ればその限りではありませんが、そこまでやる釣り人って少なくともうちの近所にはいません。気持ちは分かるんですけど、あまり良くは思えませんねぇ…。

16/07/16(Sat)

裏庭の植物群はおおむね好調なのですが、唯一危機に瀕しているのが山椒。枯れかけてます。植えた当初は順調に新芽が芽吹いてコレはいける!と思って油断したのが悪かった。ルーティーン的に毎日水遣りをしてキチンと状態を観察していないうちに芽吹いた新芽が次々と枯れ、いまや最初期に芽吹いた葉っぱのみの状態です。

色々調べた結果、原因は水切れだと思われます。山椒の根は浅く広く張るので、特に乾燥に弱い。梅雨明けはまだだというのに最近、雨が少なくて暑い日が続いているので、1日1回の水遣りでは足りなかったようです。隣のハーブ類は無問題で育っているのを見て油断していました。裏庭に植えている植物群の中ではダントツに高かった(1,000円)のに…高い授業料です。キチンと相手の状態を見て、根元の土の状態を観察して、その植物ごとに水遣りのタイミングを計らないといけませんね、反省。でもまだまだ諦めませんよ。山椒、高かったのですから。朝晩必ず土の様子をチェックしてこまめに水遣り。復活してくれませんかねぇ…。

16/07/15(Fri)

裏庭のバジルが使い切れないレベルに繁茂してきたので、バッサリ刈り取ってジュノベーゼソースに加工しました。毎日昼はパスタという食生活をしているので去年は結構使ったのですが、今年は定着・安定してきたローズマリーやタイムに押され気味。完全に好みの問題なのですが、トマトのパスタにはローズマリーの方が合う気がするのです。というわけで、使用量が減って需給バランスが崩れ増える一方のバジル。葉が込みすぎると病害虫が発生するので、いっそのことジュノベーゼソースに加工してしまえと。

作り方は簡単。洗って水分をよく切ったバジルを刻み、すり鉢で丁寧にすります。フードプロセッサーがあれば一発ですけどうちにはないのですり鉢。バジルの半分ほどの待つのみを少しずつ加えてすりつぶしつつ、いい感じになったらバジルと同量のオリーブ油と塩少々を加え、よく混ぜて完成。このようにジュノベーゼソースは加熱工程がありませんので、日持ちはしません。当面使う分を残してアイスキューブで小分け冷凍しておき、必要に応じて解凍して使います。パスタではローズマリーに負けるので、ピザっぽく整形した焼餅に塗ってジュノベーゼピザなんて良いんじゃないでしょうか。

16/07/14(Thu)

今日の夕食炭水化物は素麺です。というか、しばらくずっと素麺の予定。お中元素麺が現時点で5kg位集まってしまい、消費しないとやばいので。うちの両親は食事の炭水化物は白米と決めており素麺はたま〜にしか食べませんが、そのペースだと毎年大量に余らせて捨ててしまうのが勿体ない。というわけで、私はしばらくずっと素麺。素麺=夏バテというイメージがありますが、それは素麺だけ食べて食事バランスが崩れるからで、他のおかずもしっかり食べていれば同じ炭水化物なんですから夏バテなんてしません。

とりあえずめんつゆを作ります。水500ml・醤油味醂各大匙3・塩小匙1・昆布1枚を火にかけ、沸騰したら鰹節を一掴み入れて火を止め冷ますだけ。市販のめんつゆは甘ったるくて全く舌に合わないので使いません。荒熱が取れたらペットボトルで冷蔵保存します。具はその時々で冷蔵庫にあるものを臨機応変に使うのですが、今回は今が旬で山の様にあるカボチャとナス、それに庭のあちこちに自生しているミツバの天婦羅。水溶き小麦粉をつけて揚げるだけの簡単なもので、正直私の揚げ技術はそんな大したものでもないんですが、揚げたてというアドバンテージが全てを覆します。めんつゆには薬味として刻み葱と刻み生姜をチョイス。天ざる蕎麦の素麺バージョンと言えましょうか、家で採れるもの&お中元&調味料で原価はほぼタダなのですがコレ、相当美味いです。

16/07/13(Wed)

近所の人に桃を貰いました。ただ、アマチュアが趣味で作っているレベルなので、固い&甘みが薄い。まぁ市販品の様に果物ばなれして甘くする必要もないと思っているので、この程度で私にとっては十分です。でも、結構量があって食べ切れません。桃は常温保存が原則なんですけど、基本30度越えの昨今どんなに風通しのよい場所を選んで置いておいてもあっという間に追熟してグズグズになるのは確実なので、生食する分を除いてとっととコンポートにしてしまいます。

市販のコンポートは皮を綺麗に剥いてますが、私は桃は皮ごと食べる主義なので剥きません。桃のコンポートを作る際に一番面倒臭いのがこの皮剥き作業だったりするので、こうすることで大幅に時間短縮。保存食品の良い所は常温で長期保存可能だということ。桃なんて特に生の状態じゃ美味しく食べられる期間は知れてますが、加工すれば通年で美味しく味わえるので非常にお得。田舎に暮らしていると、野菜や果物は旬になるとアホみたいに手に入ることが多くて、それを通年に平準化する意味で保存食はとても便利だと思います。完成したコンポートは8割を瓶詰め・煮沸消毒して保存し、残りは味見も兼ねて食べてしまいます。市販の桃缶に比べても遜色なし。でも、個人的に好きなのは桃シロップの炭酸割り。桃の天然水ってありますけど、あれをもっとナチュラルにした感じで暑い夏の日には特に美味いです。

16/07/12(Tue)

今、中学高校の国語の教科書に出てくる短編を集めた文庫を読んでるんですけど面白い。司馬遼太郎・森鴎外・山本周五郎etcといったお約束の文豪達の短編が収められてて、読んだ記憶のあるものが結構含まれているのです。で、読みながら思いましたね、国語の授業ってもったいなかったなー。こういう文章を読みながら、“さてこの文章の‘これ’は何を指しているでしょう”とか、“この時の主人公の気持ちを30字以内で書きなさい”とかやるわけですよ…。例えるなら一流レストランで出てきたコンソメスープにテスター突っ込んで塩分濃度測ってTwitterで呟いてる感じでしょうか。私が店のオーナーなら即・永久出入り禁止処分にします。

最悪だったのが夏休みが来ると襲ってくる読書感想文。“主人公は母親のお守りを胸にお国の為と特攻機に乗り込みました(前半:本文の要約)。とっても可哀想で戦争はいけないと思いました(後半:小学生並みの感想)”。こんなの書かせて何のメリットがあるんだかさっぱり分かりません。つい先日終わったばかりなので思わず選挙に引っ掛けますけど、読書には1. 好きな人、2. 嫌いな人、3.どっちでもない人の3種類がいます。1と2は置いておいて、↑みたいな国語の授業って最多数派と思われる3の無党派層を軒並み2にしちゃうんじゃないかと思ったり。ちなみに、私は元々本を読むのが好きだったのですが、国語の授業のせいで“為になるから読む”的な読み癖がついてしまい、楽しいから読むというシンプルなスタイルに戻れたのは割と最近だったりします。

今でも国語の授業って当時みたいな感じなんですかね。漢字は必要だと思うので書き取り的なことは仕方がないですが、読解力をつけるっていうなら文学作品よりもマニュアル的なものを正確に読み取らせる授業の方が適切だと感じます。国語の授業で余計なことをして本嫌いを増やして欲しくないなぁと、中央公論社の教科書名短編集を読みながら思うクソ暑いある夏の日。

16/07/11(Mon)

自室の電球を60W白熱球から20Wのボール型蛍光灯(明るさ60W相当)に変更しました。光の質は断然白熱球なんですが、この時期は暑い。エネルギーの変換効率の悪さには定評のある白熱球、その真下で作業をするんだから夏はたまったもんじゃありません。というわけで、夏季限定でボール型蛍光灯にチェンジ。LEDライトとどっちにするかずいぶん迷ったんですが、結局蛍光灯にしました。

比較すると、蛍光灯:価格1,000円・寿命10,000時間、LEDライト:価格3,000円・寿命40,000時間と価格あたりの寿命だとLEDに軍配が上がります。ですが最近、LEDは本体よりも付属の電子回路に寿命が来て表記よりもずっと早く駄目になる場合があるという記事を見まして、そうすると蛍光灯のほうがお得なんじゃないかな〜と思ったのが決断の理由。自室の灯りはそんなに頻繁にオンオフしないので、これが苦手な蛍光灯に向いてるんじゃないかなと思ったのも一因です。ただ、そんなに点灯時間が長くなく、しかも頻繁にオンオフする廊下なんかは電球が向いていると思うので、今後も白熱電球は作り続けて欲しいんですが、大人の事情で無理なんでしょう。寿命は短くても3,000時間とかありますんで、100円切る電球は非常に重宝するんですけど。

16/07/10(Sun)

グリーンカーテンとしてベランダで育てていた朝顔が順調に成長し、毎朝5〜6輪の花をつけています。今まで特に朝顔に思い入れはなかったんですけど、こうやってまじまじ見ていると涼しげでなかなか良い感じ…なんですけど、グリーンカーテンとしては失敗でした。1. 思ったほど葉の密度が上がらない。葉っぱも結構ついていて元気はある方だと思うのですが、日差しを遮るほどの密度はありません。日光を遮って室内の温度を下げるという目的は殆ど達せられていないといってもいいでしょう。

2. 水の消費が激しい。結構大きな鉢を使ったのですが、天気のいい日はあっという間に土が乾き、朝水をたっぷりやっても夕方には土の表面が乾いて葉が萎れはじめるので、1日2回の水遣りが必要です。まぁ、これだけ水が必要ということはガンガンに蒸散作用が働いているということなので、涼しさには貢献しているはずですけど、全く体感は出来ません。3. 花の始末が必要。咲き終わった花をそのままに放置して種にすると、株の体力を奪うそうなので、毎朝前日の花を摘み取る必要があります。最終盤には種を作りますけど、それまでは毎朝地味に作業=メンテにひと手間かかります。とまぁこんな感じで朝顔はグリーンカーテンとしてはイマイチと言わざるをえません。来年は定番のゴーヤでも作ってみるかと思っているのですが、そんなにゴーヤは好きじゃないんですよね、どうしよか。

16/07/09(Sat)

近所の人から梅ジュースを貰いました。私も自分で仕込もうと思っていたんですが今年は梅が不作で自宅の樹にはほとんど実らず、市販品は高くて品質もいまいちだったので見送ったのです。梅と氷砂糖を一緒に入れておくだけの簡単レシピなので誰でも作れるんですけど、流石に肝心の梅が手に入らないとどうしようもありません。

貰った梅ジュースは水or炭酸で4〜5倍に薄めて飲みます。キンキンに冷やすと夏の暑い日のお供にベスト。梅というと梅干が真っ先に思い浮かびます。日本人のソウルフード的に神格化すらされている風情のある梅干ですが、私にはそれほど愛着がありません。嫌いではありませんしあれば普通に食べますが、買ってまで食べたいとか絶対ないと駄目とかいうレベルではないのです。それに市販の梅干はほぼ口に合いません。減塩にこだわった結果、旨み&甘みを無駄にプラスしてわけのわからない味になっているものがほとんどなので。減塩したいなら食べる量を減らせばいいだけの話だと思うのですが、沢山食べてもらって沢山売らないといけないという大人の事情も分からなくはありません。かといって自分で作って食べるほど好きではない、という感じ。梅ジュースなら手間は梅干の数分の一なので、この辺が私にはお似合いかなと思ってます。

16/07/08(Fri)

私が地味に重視している家事がゴミ出しです。可燃ゴミは週2回回収日があるので1回くらい逃しても大して問題はありませんが、古紙・金属類は2週間に1回、ガラスは月に1回なので1回逃すと大問題。特に古紙は雨の日は収集してくれない(厳密に言うとずぶ濡れになっていると収集してくれない)という仕様なので、特に梅雨の季節は1回逃すと割と致命的になります。私がいない頃はゴミ溜めまくりでした。古紙も高さ40cm位の新聞紙の束が10位になってやっと出す、みたいな感じ。もう、アホかと。溜め込んだゴミの山って最高に美しくないです。

これを防ぐためにもまず、ゴミの収集日をカレンダーにキチンと書き込んでおきます。古紙は偶数週の水曜日のような形で決まっているのですが、それを一覧で確認できるようにその月のカレンダーに転記しておきます。で、ゴミ出しの前日に翌日出すゴミを準備。古紙ならキチンと縛って忘れないように目立つ場所に置いておく。ガラスや金属は所定の袋に入れて口を縛ってこれも目立つ場所へ。こうやって準備しておけば翌日のうっかり出し忘れはありません。

よく世の中の男性陣に家事を手伝っていますかと訊くと、ゴミ出しというのが定番です。しかし、もしそれが奥さんが全部準備して玄関に置いてくれたゴミを収集所に持っていくだけの簡単なお仕事なら、手伝いとしてはノーカウントも良いところじゃないでしょうか。家事の分担としてゴミ出しをやるっていうのなら、ゴミ箱のゴミを可燃・不燃に分別、古紙はまとめて縛り、金属・ガラスもきっちり分別して、最後の仕上げとして収集所に持っていく、位しないとオトナの手伝いとは言えないでしょうよ。

16/07/07(Thu)

今日のメインは母親のリクエストで餃子。暑い→涼しいものが食べたい→水(みず)餃子を所望という流れだったんですが、水(みず)餃子は冷たい料理じゃありませんし、そもそも読み方からして間違ってます。それにこのくそ暑い中湯を沸かし、茹でたての餃子をハフハフ言いながら食べるとか狂気の沙汰なので却下。むしろ今の時期は焼き餃子でしょう。冷たいビールと一緒に食べると美味しいらしいですね、私は一切飲まないのでその良さがよく分かりませんが。

今回は買い物担当者が餃子の皮・挽肉を買ってきたものの、メインとなる野菜(一般的にはキャベツか白菜)を買い忘れてきたので、有り余っていて火を通せる野菜=ナスで代用しました。具の野菜はメインのナス・歯応え担当の玉葱・香り担当のニラの三種。これらを全部みじん切りにして餃子の皮のパッケージに従って具を作り、包んで焼くだけ。最近では焼き方も完成の域に入ってきたので、王将の餃子なら匹敵できるかも…。包む手間はかかりますけど、材料費は25個で300円強と激安。中に入っているものも全部完全に把握できているので安心ですし、オススメ。包むのが面倒臭くはありますが慣れればそれほどでもないので、冷凍餃子に逃げるほどのことでもないかなと思ってます。ちなみにナス餃子の評価は普通。ナスの特徴を強く感じることもなく、普通の餃子でした。

16/07/06(Wed)

今年は2階のベランダと裏庭の2箇所でプチトマトを育ててるんですが、つくづく思います、トマトの成長力ハンパない。ベランダの方は植木鉢ということもあって土の量がさほどでもないので、大した事はありませんがそれでも高さ1.5m程度には育っています。裏庭の方はその倍の3mは軽く超える状態。当然上には伸ばすと収穫が出来ないので、適当に支えを噛ませつつ真横に誘導しています。そしてそれに比例して実がなりまくり。今まで収穫した数は累計で軽く三桁を超えてます。150円で買ってきた苗でこれですから、完全に元はとったといえるでしょう。

プチトマトって今年初めて真面目に作ったのですが、こんな巨大になるんですね。うまく作ると1本の苗から200個以上の実が採れるらしいですが、初年度ということもあってそこまではいってません。トマトは水や肥料を控えると甘くなるというのを信じて今年は控え目にしたのですが、アマチュアが作る分にはどちらもガンガンやってしまった方が良い様な気がしています。ギリギリまで耐えさせて甘みを増すというのはプロが状態を的確に把握してやってこその技じゃないでしょうか。というわけで、来年は目指せ200個です。

16/07/05(Tue)

暑くてやってられません。室温が23時を過ぎても30度切らないとかアホじゃないかと思います。そんな中でもエアコンは使わないという自主規制は厳守します。エアコンって使っている時は快適で、部屋の中だけでずっと過ごすのならそれでも良いんですけど、部屋を出入りしていると外気との温度差でへばってしまうのですよね。というわけで、エアコンを使わずになるべく快適に過ごすために、色々と知恵を絞ります。

お手軽なのが扇風機の活用。部屋にいる時は背中に風を直撃させる位置取りをします。あまりに暑い時は濡れ手拭を背中にかけたうえで風を当てると非常に涼しい。特に血管が集中する首元・面積が広い背中を冷やすと効果的です。また、部屋にいない時も扇風機は活躍します。窓の外に向けて回し、部屋の中の温まった空気を外に追い出してやるのです。外は暑いことは暑いのですが、それは直射日光のせいであって、空気の温度自体は外気の方が低かったりします。室内は空気が篭って温度が上がる一方なので、これを追い出してやるだけでも結構違う。

適切な水分補給も重要。ただし、冷たいものはNGです。少しなら良いんですが、冷やした麦茶を手元に置いておくとするする飲めてしまって水分過多→食欲が減って夏バテ一直線になるので、用意するのはあえて魔法瓶に入れた熱いお茶。これだと飲み過ぎないで適当に水分補給できるので重宝してます。最後は食事。暑くなると食欲が減って食べる量が減りがちですが、これをやると体力低下→夏バテ→ますます体力低下の悪循環に陥ります。ですんで、暑い時の食事は半ば薬と思って無理やりでも食べることが重要。そのためには酸味や香辛料といった食欲を誤魔化す手段も総動員します。最後に結構有効なのが温度計を手元に置くことです。感覚的に暑い〜と愚痴るのではなく、感覚と客観的な気温を正確にリンクさせることで、気分的に少し楽になります。まぁこの方法では熱中症の重要なファクターである湿度が入っていないので、あくまで目安ではありますけど。そんなこんなで今年も無事に夏を乗り切れるといいなぁ…。

16/07/04(Mon)

最近明らかに供給が需要を上回っているトマト。昼のパスタと昼夜のサラダで毎日一個食べも追いつかないのでどうすっぺと考え、ゼラチンで固めても良いかも?と思いつきました。早速トマトゼリーでレシピを検索してクックパッドのものを参考に作成。とはいえ、相当改変してしまったので最早オリジナルといっていいかもしれませんけど。

昔から思っていたんですけど、レシピでトマト大3みたいな書き方って止めてくれませんかね。大・中・小って環境によってかなり差が出ると思うのですよ。特に自宅で作ったトマトだと規格外に大きいのがあったりして、考えれば考えるほど大中小の区分がよく分からなくなります。トマト大3(450g)みたいな書き方をしてくれると迷わずに済むんですけど…。調味料は大匙1とか250mlとか厳密に定義しているのに、野菜はなぜこうなんでしょうか。

という理由で特に野菜メインの料理に関しては一般的なレシピはあんまり参考になりませんので、ほとんどぶっつけ・勘で作る羽目になります。今回の場合はゼラチンを基準にします。うちで使うゼラチンは説明書によると1袋5gで300mlまでの液体を固められます。これを2袋使うので液体は600ml。レシピを基に考えたところ、このうち半分が水で半分がトマト、そのトマトの1/3が砂糖という構成が良さそうに思えたので、水300ml・トマト300g・砂糖100gでとりあえず試作してみました。酸味を加えるためのレモンはわざわざ買ってくるのが面倒臭いのでクエン酸で代用。結果:最初にしては良い感じ。でも贅沢を言うならちょっと固い。次は液体700mlでトライです。あと、自作のミントを少し加えて隠し味にすると良いかもしれない。こんな感じで3回くらい同じレシピを作ると、大体安定するのでレシピノートに書き込んでおくとこれからは簡単に作れるという段取りです。

16/07/03(Sun)

趣味の木工はちょっと早めの夏季休業に突入。暑いんですよ、作業場が。納屋の一角を作業場に改造して使っているんですが、全然風が通らない。流石に直射日光は当たりませんけど、湿度が高くてプチ地獄。趣味でやっていることなので、楽しく出来なければ意味がありません。というわけで、夏の暑さが一段楽するまではお休みします。

全然話は違うんですが、最近冠婚葬祭のカタログブックを貰いまして、特に貰いたいものが見つからず結局素麺というのがいつもの流れなんですが、今回はミルクパンにしてみました。うち、18cmの片手鍋は5〜6個あるのに、それ以下のサイズの鍋がないという極端な鍋構成になってまして、カタログの12cmミルクパンというのを見てちょっと便利かも…と思ったのです。ミルクを沸かして飲む習慣はないので、本体の用途では使わないのですが、想定したのはゆで卵。うちではタルタルソースの材料としてゆで卵を作ることが多いんですが、1回に茹でるのはせいぜい3個。18cmの鍋で卵3個を茹でようとすると、卵の体積に比べても極端に多いお湯が必要になるので、無駄だな〜と思っていたのです。

というわけで届いたミルクパン、バッチリです。数個の卵を茹でるのに非常に便利。ただし、欠点もあります。流石安物、注ぎ口の造作が甘いのか、お湯を何かに注ごうとすると駄々漏れです。これではミルクを沸かすのはちょっと無理だと言わざるをえません。最初からミルクを沸かすことは考えていないので、うちではこれでも問題ないのですが、仮にもミルクパンを作ろうと思ったらこれでは駄目でしょう。こういうの作る時って試作・試用は必須だと思うんですけど、その辺りどんなものなんですかね。

16/07/02(Sat)

毎月頭は換気扇掃除の日。換気扇掃除というと年末の大掃除でというイメージが強いですが、うちの場合年に一回の頻度だと油汚れがたまり過ぎて大変な事になるので、月に1回こまめに掃除してます。というか、そんなに油を使うのが多いほうじゃないと思われるうちでも掃除の頻度を2ヶ月に1度にしたら結構厳しいのに、年に1回とか大丈夫?って思ってしまいます。

掃除の仕方は簡単。フィルター・羽など外せる部分を全部外してシンクに並べ、洗剤をスプレーします。油が溶けてくるまでの時間、脚立をたててフード本体を洗剤をつけた雑巾で拭き掃除。それが終わったらスポンジでシンクに並べた部品を磨いていき、元に戻して完成。所要時間15分って所でしょうか。毎月こまめに掃除しているので、この程度の時間でも十分綺麗になります。

換気扇周りってもっとこまめに掃除すべきだと思うんですよ。世の中的に、換気扇掃除は大変・年末の大掃除で、みたいなイメージが染み付いてしまっているのが問題だと思います。1年も汚れを溜めているから掃除が大変→ますます腰が重くなるの悪循環。汚れが定着する前に取り除いていけば、たとえ換気扇であろうとも実はそんなに大した事はありません。最適頻度はその家の油の使用状況によって違いますけど、2ヶ月に1回〜2週間に1回程度手を入れてやるのが良いんじゃないでしょうか。

16/07/01(Fri)

今日のテーマは残ったカレーの有効利用。時々母親が突発的に大量のカレーを作るのですが、半分くらい食べたところで飽きて放置→発酵し始めたところで廃棄、というのがいつもの流れになっています。私、基本的にカレーが好きじゃないんで、あんまり協力できないんですよね。カレーって暴力的に味が濃いので、和風メインのうちの常備菜群とは絶望的に相性が悪いのです。水彩画で絵を描いているところにペンキを持ってくる感じといえば適当でしょうか。でもま、あるものは仕方がないので、今回はアホみたいにあるナスとあわせてみました。

ナスを厚めのスライスにしてたっぷりの油で両面焼いてから深さのある耐熱皿に敷き詰めます。そこに残ったカレーをなるべく均等になるようにスプーンでペタペタと塗りつけていき、その上からとろけるチーズをトッピング。更にパン粉をたっぷり振りかけて、200度で余熱済みのオーブンで20分。カレー風味のナスグラタンとでも言えばいいのでしょうか。完全に思いつきで作ったんですけど、そこそこ美味い。最近鰯のパン粉焼きも作ったりで、オーブン料理の出番が増え気味です。電気代はちょっと気になるところですが、セットして材料を放り込んでおけばあとはお任せってのが◎。その間に他の料理が作れるので。ただ、オーブンレンジなので、使用中およびクールダウン中は電子レンジとしても使えなくなるのが困った点ではあります。

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