2016年8月

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16/08/31(Wed)

近所の人からイチジク貰いました、ありがたいことです。基本的に果物は何でも好きな私ですが、その中でもイチジクはかなり上位に位置します。そしてイチジクはそのまま生で食べるよりも、軽くコンポートした方が絶対美味い。コンポートというと大仰に聞こえるかもしれませんが、全然大した事はありません。水100mlに砂糖大匙1(今回は私の取り分がイチジク1個だったのでこの量で十分)を加えて沸かし、皮ごと乱切りにしたイチジクを投入して弱火で5分。今回は刺身に使おうと思っていたカボスがあったので1/4を絞って加えて完成(無くても無問題)。荒熱をとった後冷蔵庫で冷やして食べます

イチジクは生とコンポートじゃ全然別の食材になります。味の表現がよく分かりませんが、もっとこう深みが出る感じ?見ていた両親から一口くれとのリクエストがありましたが、あげません。というか、自分の分はとっとと生で食べてしまったのだから、そんな資格はありません。ちなみに、桃のコンポートも甲乙つけがたい美味さで、沢山貰った時に瓶詰めにしておいたのでこれから先1年かけてチビチビ食べます。果物シリーズでいうと、最近貰う機会の増えた梨は生食よりも美味しい食べ方が見つからない困り者。ジャムにしてもコンポートにしてもダメダメです。これからの季節なら柿もかなりの駄目っぷり。柿のジャム・コンポートも作ってはみたのですが、柿特有の香りが抜けてただの砂糖水&オレンジ色の物体Xになってしまうのですよね。

16/08/30(Tue)

8月も末になり、やっと気温が下がってきました。現在室温24度。35度前後に慣れた体にとってはやや肌寒いくらいですが、絶好の気温といえるでしょう。それにしても、今年はアホみたいに暑かった反面、異常に蚊が少なかった気がします。居ないわけではないのですが、とにかく少ない。就寝時、蚊の気配を感じると蚊取り線香をつけて寝るのが習慣なのですが、今年の夏はつけた回数が数えるほど。蚊取り線香の在庫もほとんど減ってません。

台所で作業をする時もほとんどつけた記憶がありませんし、何より違うのが庭仕事の時。昨年なんかは蚊取り線香を身につけないと、周囲をブンブン飛び回ってとにかく仕事にならなかったんですけど、今年は全く不要。いても1〜2匹で、動きも妙に鈍くて簡単に叩ける感じ。周囲の生息環境に大きな変化があったわけではないのですが、一体何が。こんな風にまとめるのもアレかと思いますが、自然界というのは人間如きの知恵ではまだまだままなりませんね。

16/08/29(Mon)

ベランダに植えた朝顔が、多い日は毎朝4〜5輪の花を咲かせてます。葉の密度が薄くて、当初予定していたグリーンカーテンの役目は正直全く果たせなかったのですが、これはこれで良かったんじゃないかと。同時期に地植えにした株は、種が出来るに任せていたら力を使い果たしてサクッと枯れてしまったのですが、こっちは毎朝咲き終わった花を取り除いているので遥かに長持ちしています。この調子なら9月一杯余裕かも。ちなみに、来年用にと咲き終わった花を撤去しないと決まって未受粉なのは何故…。

ただし、芋虫が住み着いているんですよね。ネットで調べるとアサガオにはハスモンヨトウかエビガラスズメがつくことが多いとされているんですが、画像で見るとどっちも違うっぽい。濃い緑と茶色の中間色みたいなヤツで、見つけ次第潰してるんですが、いつの間にか沸いているというミステリー。葉とは全然違う色なのですぐに見つかるだろうと思いきや、茎につかまっていると結構分からないですし、葉の裏に潜んでいたりして厄介。毎朝見回るベランダのアサガオたった2株でさえ、葉は食い荒らされ花も咲いたら既に半分になっていたりして、ちょーむかつきます。出荷して生計を立てる規模で作っている野菜畑で無農薬栽培とか、ホントどうやってるんでしょう。

16/08/28(Sun)

軒下に小さな火鉢を置いて水を溜め、その中に睡蓮&メダカを入れて雅な空間を作ってるんですけど、いつの間にかそこがおたまじゃくしに占領されてました…。まぁ、放したメダカも無事生きているみたいなんで、とりあえず放置してますけど。それにつけても蛙の生命力の恐ろしさよ。うちの敷地内には池はありません。メダカを飼っているやや大きな(1畳くらい)コンクリートの水槽があるくらいで、塀の外には用水路が流れていますけど、塀は高さが2m位あるんですよね。それでも、雨上がりに庭を歩くと大量の小蛙があちこちを跳ね回っています。こいつら一体どこから出てきたんだと…。

まぁ、蛙は害がないどころかどちらかというと益虫よりの存在なので基本放置です。あと、蛙ほどではないですがトカゲも結構その辺を歩いてます。トカゲ、しゅっとしててかっこいいですよね。個人的には飼ってみたい生き物ベスト10に入りますけど、やっぱこういうのは自然で生きているほうが幸せだと思うので、捕獲はしません。逆にほとんど見かけないのが蛇。時々抜け殻が落ちているんでいるとは思うのですが、数えるほどしか見たことがありません。警戒心が強いんですかね。都会にはこういうの嫌いな人がいっぱいいましたが、これだけいると嫌いとか言ってられません。というか、元々どちらかというと好きなので特に問題はないんですけど。

16/08/27(Sat)

朝起きるとまずキッチンに行き、500mlのお湯を沸かして茶を淹れ、魔法瓶に移すってのが私の毎朝のルーティーンです。で、お湯をコンロにかけてから沸くまでその前でボーっとしているなんて事が貧乏性の私に耐えられる筈もなく、色々とやる事があるのです。最近では裏庭に出てバジルのチェックが必須。野菜の天敵といえばヨトウムシですが、ラッキーな事にヨトウムシはバジルを食べません。ですが、バジルが大好きな昆虫がいまして、それがショウリョウバッタです。こいつら結構食欲旺盛で、放っておくと数日で網目の葉っぱが大量発生しますんで、毎朝…といわず通りかかったら必ず目視&揺すってチェック。見つけ次第つまんでプチッと潰し、アリの餌です。一説によると、揚げると海老だそうですが、流石にまだチェックしてません。

この様にバジルは割とメンテナンスが必要ですが、ハーブ類は基本的にメンテナンスフリーです。特にローズマリー&タイムは全然害虫が寄ってきません。匂いが強いんで嫌うんですかね。ですがとっても汎用性が高く、肉料理・魚料理にとりあえず入れておけば間違いないので、非常に便利です。ちょっとした空間を利用して葱を作っている人は多いと思いますけど、ハーブも数種類作っておくのが私的にはオススメです。

16/08/26(Fri)

風邪はずいぶん良くなってきたのですが、反面汁かけご飯がマイブームになってしまいまして、連日昼食準備のついでに夕食用の味噌汁を作って冷やしています。今日は納豆汁かけご飯。うちでは納豆は朝食にご飯とは独立して食べるのが伝統で、納豆汁なんて見たこともありません。ですがそこは東京暮らしが長い私ですから、別に納豆を味噌汁にぶち込んでもエェやないかと思います。

味噌汁はいつものように昆布と鰹節でダシをとり、昆布は取り出しますが漉すのが面倒臭いので鰹節はそのまま。昆布は地道に冷凍庫のタッパーに溜めており、一定量溜まったら佃煮にする予定。味噌はご飯にかけて食べることを考えてやや濃い目の味付け。納豆はまな板の上で軽く叩いてひき割り状態にしてから鍋に投入し、ほんのひと煮立ちさせてから火を止めて冷やします。あとはこれをレンジでチンして流水で洗い、ぬめりをとって温度を下げた玄米ご飯にかけ、刻み葱を散らして完成。結果:普通に美味い。周囲からはゲテモノを食べている視線で見られましたが、そんなのは関係ありません。少し納豆の香りが抑えられているようで、納豆苦手な人でもとっつきやすいかも(私は納豆大好きなので関係ありませんが)。水芥子でアクセントをとっても合うと思いますが、それは次回からですね。

16/08/25(Thu)

少し前にヨモギ餅を作った際に買ってきた餡子が250gほど残っています。出来たヨモギ餅に餡子をトッピングして食べるスタイルだったので、そんなに使わないだろうと一番少ないものを買ってきたのですが、それでも余ってしまいました。餡子は砂糖が沢山入っているので保存期間はそこそこ長いですけど、いつか使うだろう→結局使わないで廃棄という流れが一番嫌なので、とっとと使い切ってしまうことにしました。今回の一品は冷やしぜんざい。

餡子は半量の水を加えてよく練り、火にかけて一回沸騰させたら荒熱をとって冷蔵庫でよく冷やします。これで冷やしぜんざいの本体完成、簡単です。このままでも食べられるんですが、流石にそれは少し寂しいので団子をトッピングします。最初は白玉粉を買ってきて作ろうかとも思ったのですが、また白玉粉が残る→白玉粉を使い切るために別メニュー、というのが嫌だったので、ご飯で代用品を作ることにしました。茶碗半分ほどのご飯(白米)を丼によそい、砂糖と片栗粉を少しずつ加えます。あとはすりこ木で練って突いて練りまくり、糊状になったら水をつけた指先で小さな団子状にまとめ、金属製のタッパーに並べて急速冷凍。使う分だけ熱湯に放り込み数分茹でて冷水で締めれば良いトッピングになります。白玉粉で作ったときのような滑らかさは望めませんが、おはぎ・ぼた餅のような食感はこれはこれでアリかなと。自分でも冷やしぜんざいを自分でたしなむようになってしまうなんて、ちょっと吃驚。

16/08/24(Wed)

風邪継続中で食欲皆無。かといって食べなければ、夏バテとの相乗効果で酷い事になるのは目に見えているので、無理やりにでも食べなきゃいけません。というわけで、今日の夕食は冷やし味噌汁ご飯。昼食時に豆腐とワカメの味噌汁を作って冷蔵庫で冷やしておきます。ご飯にかけるのを計算して、味噌はやや濃い目で。ダシは定番の昆布と鰹節。

作り溜めて一食分ずつタッパーに入れてある玄米ご飯をレンジで温め、流水で洗って水を切ります。ここまではお茶漬けと一緒。その玄米ご飯を大き目の丼に入れ、冷蔵庫で冷やしておいた味噌汁をかけ、刻み葱をたっぷり散らして完成。結果:意外に美味い。熱々の味噌汁をご飯にかけて食べた事は何度もありますが、わざわざ冷蔵庫で冷やしてかけたのは初めて。ですがコレ意外に美味い。サラッとしていて食欲がない時でも無理なく食べられますし、特に鰹節のダシは冷やした方が美味しく感じます。というわけで、調子に乗って次は納豆冷汁ご飯を計画中。

16/08/23(Tue)

風邪継続中。調子は最悪レベルです。甥は39度の熱を出しても割と平気な顔で走り回ってましたが、子供と違って大人はそうはいきません。39度の熱なんて出したら起き上がれないのが通常です。私の場合、熱を測っていないので分かりませんが、一応立って歩けるレベルなので39度なんていう無茶な熱ではない筈。えぇ、熱は測りません。病院に行くのなら状況を説明するために熱を測るのが必要ですが、風邪ごときで病院のお世話になる気はありませんので、熱を計る必要もないという流れ。というか、数値で○度と見せられると立ってられなくなるかもしれないので…。

全体的な症状としては、だるい・喉が痛い・鼻水が出るの三つ。私の経験則上、喉が痛い風邪は結構長引きます。他は良くなっても喉の痛みだけが残り、全快まで1週間といったところ。まぁ、ボチボチ治していきますわ。

16/08/22(Mon)

風邪のせいで喉が痛く、イマイチ食欲が湧きません。夏バテでも食欲だけは普通にあるので、私には珍しい状態です。かといって食欲がない→食べない→体力落ちる→食欲落ちるの恐怖・夏バテスパイラルに陥ると大変なので、無理してでも食べてます。というわけで、ここ数日のメイン炭水化物は茶漬け。うちにはお茶漬けの素なんてこじゃれたものは常備していないんですけど、都合の良い事に甥姪が残していってくれました。子供にはありがちなんですが、ご飯の味が分かっていないので、ふりかけやお茶漬けの素を使わないとご飯を残してしまうのです。そのお茶漬けの素が結構残ったので、今回はそれを流用。

とはいえ、この暑い最中に熱々のお茶漬けは無理なので、よく冷やした麦茶を使います。ご飯(玄米)は一旦レンジで温めた後、ボウルに移して流水でよく洗い、ぬめりをとる&冷やして使います。どうせ冷やすんだからレンジは要らないだろうと思うかもしれませんがさにあらず。温めずそのまま流水で洗ったものを使うと、芯がある感じになってイマイチ美味しくないのです。あとは茶碗によそって永谷園の鮭茶漬けの素をふりかけ、麦茶を注ぐだけ。これで喉が痛い時も炭水化物を摂取できます。早く治さないといけないんですけど、オッサンになって自己治癒能力がめっきり落ちた気がするんですよね。

16/08/21(Sun)

嵐の様な甥姪帰省が終わり、やっと静かな日々が戻ってきました。しかし、厄介な置き土産がひとつ。喉が痛い&鼻が詰まる。そう、見事に風邪を移して帰っていきやがりました。あれだけ遊んであげたのに、恩を仇で返す所業です。私、あんまり風邪ひかないのですよ。人込みが嫌いなので、リゾート系の場所に全く行かないのが大きいと思います。ですが、反面抵抗力が落ちているみたいで、身近に風邪をひいた人がいると割とあっさり移ってしまうのが難点。熱はないので行動に支障はないんですけど、喉と鼻のトラブルがとにかくうっとうしい。

ただし、鼻はちょっとしたお楽しみでもあります。朝起きて直後、一晩かけて溜め込んだ鼻水をかんで上手く出た時は、今日一日が良い日になりそうな予感がします。コツとしては、鼻の奥にある副鼻腔を意識してその中で空気を回し、一気にズバーンと出す感じ。上手くいくとスライム状の粘りのある鼻水が大量に出て一気に鼻が通り、超気持ちいいのです(今更ながら尾篭な話で申し訳ない)。というか、こんなの出さずに鼻の奥に飼ってても良い事ひとつもないどころか、副鼻腔炎まっしぐらの予感しかしません。下手にかむと中耳炎のリスクもあるらしいのですが、そこは大人の経験で華麗にこなしてます。

16/08/20(Sat)

孫(私にとっては甥姪)を放牧したら山ほど採ってきた第二弾はサツマイモ。芋掘りが面白いのは分かりますが、無節操に掘ってきたサツマイモって超厄介なのです、特に保存場所が。サツマイモは常温保存が基本なので、冷蔵庫に入れられません。かといってその辺に置いておくと、ネズミ先生の大好物なのでほんの数日で穴だらけになります。常温で風通しが良くネズミが来ない場所、そんなの物理的に存在しません。

まぁ、掘ってきて早々洗ってしまったので、すぐに傷んでいくことは確定なんですけど。以前から、掘ってきたサツマイモは洗ったらアカン。水に当てると速攻腐るからアカンと何度も言っているのに、年寄りというのは言う事を聞きません。あくまでネット情報ですが、サツマイモは土つきのままよく乾かし、土を払って新聞紙で包んで保存がベストだそうです。というわけで、私もきちんと提案したんですが…。

ちなみに今回は甥姪に振舞うために大学芋に加工しました。棒状に切りそろえたサツマイモを軽く揚げ、醤油を加えた砂糖を強火でカラメル化したもので合えるだけの簡単メニューですが結構美味しい。でも、5kgとかの単位で掘ってこられても困ってしまうのですよ。

16/08/19(Fri)

今日の庭仕事は庭の一角を占拠しているアヤメっぽい株の撤去。庭の手入れをしていてつくづく思うのですが、植物=平和主義者ではありません。奴らは常に周囲を侵略して自分の勢力を広げようと日々戦っています。ですんで、放置していると強い植物はどんどん増殖し、弱い植物の領域を食っていきます。今回のアヤメっぽい何かは球根でガンガン増殖して、一部領域が藪のようになりつつあったので、9割方除去することにしました。

作業に向いているのは雨の翌日。地面が柔らかくなり根が容易に抜けます。こんな日に表面の葉っぱをつかんで片っ端から抜いていきます。地面が見えるようになったら今度は五寸釘の出番。五寸釘で地面を軽く引っかいて残った球根を探し、見つけ次第撤去。これで8割方きれいになります。あとは1週間ほど放置して再び伸びてきた芽から残った球根位置を特定し、除去すれば完成。半年も放っておけば黒土の部分には周囲から私の好きなコケが侵食して、良い感じになるという寸法。

個人的には花が美しいという理由で庭に植える植物を選ぶのはオススメしません。花なんて年間のごく短い期間に咲いているだけなんで、葉っぱや立ち姿の美しさを私は優先します。うちの庭にはユリが沢山生えていますが、アレなんてひょろっと高くて全然良いと思いません。花粉は服につくと絶対に取れず大変な事になりますし、全撤去したいくらい。私的には庭全体がコケ庭だったら最高ですね。

16/08/18(Thu)

購入一回目使用で作ったミントシロップが大失敗して、いきなり躓いたフードプロセッサーですが、5,000円も出したので壊れるくらい使い倒さないと損です。私の一般的な電化製品に対する考え方は、“なるべく丁寧にかつ頻繁に使って、壊れるまで使い倒す。壊れたら分解して自分で直す。直せないまでも分解することで構造に対するノウハウを蓄積して次回に生かす”です。前回の扇風機ベアリングの不具合の様な、基幹部品要交換的な故障は直せませんが、意外とよくある電源コードの断線などの場合、むしろ直さないで買い直すほうが大損です。

というわけで今回のメニューはヨモギ餅。某動画サイトの私がファンをしているところのUP主さんが作っていたのを見て食べたくなったのです、作り方は簡単。1. その辺に生えているヨモギの柔らかい部分を集めてくる。今回は両掌で掬えるくらい。2. 採ってきたヨモギから茎を取り除いて葉っぱだけにし、きれいに水洗いして土や虫を落とす。3. フードプロセッサーにかけてヨモギペースト作成。4. このヨモギペーストと水で白玉粉を練り団子に成型。沸騰したお湯に落として火を通す。5. 市販のあんこをつけて食べる。結果:相当美味い。以前は断然洋菓子>和菓子だったんですが、最近はあんこもいいんじゃね?と思い始めています。あんこなんて豆を砂糖で甘く煮ただけでしょ、何が良いの?と思っていた私はやはり若気の至りでした、あんこ侮れない。渋いお茶とのコンビネーションプレイは凶悪です。今回はそのあんことヨモギのハーモニー。その辺で取れたヨモギは苦味が強くて、市販のものよりもずっとワイルドな風味。それがあんこと実によく合います。フードプロセッサーを使えばヨモギ餅作成の中でダントツに面倒臭いヨモギのペースとかが一瞬で済むので超楽。一番面倒臭いのはフードプロセッサーの掃除だったりします。何より嬉しいのがヨモギ=タダという点。なにはともあれ、これはまた作るでしょう多分。

16/08/17(Wed)

知り合いから貰ったリンゴ、追熟させてから食べてくれと言われたので袋に入れておいておいたら、そのうち一つに傷がついていたらしくそこから黒く変色していたトラップ。袋に入れておいたのが災いして全然気がつかなかったよ…。ただし、果物類は腐る直前が一番美味いの法則は鉄壁なので、変色した部分だけ取り除いて食べます。少し味見するとやっぱりやや酸味が強くて、これはそのまま食べるよりはジュース用だなと判断し、加工に回しました。先日作ったぶどうジュース(の素)は煮たり漉したりと結構大変でしたが、今回のはミキサーで粉砕するだけの簡単仕様。

傷んだ部分を取り除いたリンゴ半個分を芯ごと乱切りにします。皮は剥きませんが、一応取れる範囲で種は取り除きます。軸は流石に除去。これをミキサーに入れて水150ml・砂糖小匙2・氷キューブで5〜6個を加えてスイッチオン。氷がえぇ感じで粉砕されたら完成です。滓は漉しません。感想:普通に美味い。市販のリンゴジュースよりもずっとさっぱりしている感じで、並べてどっちを飲むかと言われたら断然こっち。上品に作ろうと思ったら、氷抜きでミキサー→漉してから氷を追加して再ミキサーにすると市販品に近いものが出来ると思いますが、そこまでしても見た目が多少良くなるくらいなので、家でやる意味は薄いと思われます。ミキサーはたまにしか使わないと洗い残しの糖分に蟻が来たり黴が生えたりでますます使わないという悪循環になるので、ヘビロテするに限ります。

16/08/16(Tue)

月に一度ほどベランダのミントをごっそり散髪→乾燥して冷凍しているんですが、かなり容器に溜まってきたのでどうにかしようとミントシロップを作ってみました。ミントは予定通りポチってしまったフードプロセッサーにかけて粉末に粉砕。砂糖と水を同量(今回は300gずつ)混ぜて火にかけ、かき混ぜながら砂糖を全部溶かす。溶けたら粉末ミントをダバっと投入して自然冷却を待ち、茶漉しでミント滓を取り除けば完成。難易度は最低レベルの簡単さです。

結果:薄々そうじゃないかなと予想はしていたのですが、大失敗。冷水で5倍くらいに割って飲むと、クソ暑いこの時期にスッキリ爽やかではあるのですが、いかんせんミント。歯磨き粉を水に溶いて飲んでいる感が強過ぎます。ミントが全然悪くないのは分かっているのですよ。時系列的に先にあったのはミント。歯磨きの際に口内に爽やかさを出すためにミントの香りを使ったのは後。ですが、ミント=歯磨き粉のイメージが強過ぎるのです。私はここ20年以上、歯磨き粉を使わないで水だけで歯を磨いていますが、それでもこのミントシロップを口にした際に浮かんだ第一印象は歯磨き粉です。恐るべし幼少時に築き上げられた記憶とイメージ。

ちなみに似たようなケースとしてキンモクセイの香りがあります。うちの庭には結構大きな(高さ3m位)キンモクセイの木があって、花の季節になると凄く良い香りがします。が、その香りを嗅いでいつも真っ先に頭をよぎるのはトイレの芳香剤。最近ではトイレの芳香剤もいろんな種類が出来て、トイレの芳香剤=キンモクセイの香りではなくなってきましたが、それでも恐るべし幼少時に築き上げられた記憶とイメージ第二弾。それにしても、どうしようこのミントシロップ。悪い予感に従って砂糖と水各100mlからはじめればよかったと激しく後悔しています。

16/08/15(Mon)

先日ロールケーキを作った際に買ってきた生クリーム(200ml)が半分残ったので、今回は以前からやってみたかったシュークリームに初挑戦…したのですが不本意な結果に終わってしまいました。シュークリームといえば皮が極薄で中にクリームがたっぷり詰まったコンビにスイーツでもおなじみのあのスタイル。ですが今回出来上がったものは、マフィンの食感を軽くしたようなもの。これ過去に食べたことがあるぞと脳内検索してみたらそう、ビアードパパのシュークリームと同系統のものです(分からない人すみません)。有機野菜使用を売りにするこだわりのファストフード店でハンバーガーを頼んだら、凄く美味しいのが出てきたけどハンバーガーとしては何か違った…みたいな感じといえば近いかも。

で、使ったレシピを見直してみたのですが、どうもこのレシピとしてはこれが正解みたいです。ケーキ系で生地を膨らませる方法はいくつかあります。1. イーストor重曹を使い、二酸化炭素を発生させて膨らませる。2. 予め生地を泡立てておいてそのまま焼き固める。3. 生地の中の水分を蒸発させて水蒸気で膨らませる、など。今回使ったレシピは明らかに3番目を意図しており、これだと素人考えでもコンビにスイーツのような中が空洞のドーム状にはなりません。でもま、それなりに成功とはいえるので一応満足しました。今後このレシピで同じシュークリームを作ることは多分ありませんけど。

16/08/14(Sun)

父親が孫達を喜ばせようとブドウを作っている自宅のビニールハウスで放牧したら、洒落にならない量のブドウを採ってきやがりました。冷蔵庫に入りません。既に房から取れているものも多く(房から取れると皮に穴が開くので、そこから速攻で傷む)、房についた状態で既に傷みかけているものも多数(傷みで発生した菌が周囲に感染するので、そこから速攻で傷む)。真夜中でも30度あるこの気温下では常温保存など論外。というわけで、冷蔵庫に入れて当面生食する分を除いて全部シロップに加工してしまいます。

ブドウを房から外しつつ、傷みの酷いのは弾きつつ、洗って水分を切りながら鍋にためていきます。ここにブドウの重量の30%の砂糖を加えて1時間ほど放置。えぇ感じで水が出てきたら強火にかけ、沸いたら弱火に落とし、ブドウの皮が弾けるまで15分ほど煮ます。これをサラシで漉したらブドウシロップ完成。シロップが濁るので絞るのは厳禁。滴り落ちるに任せます。搾りかすは裏漉しして種を取り除き、少し煮詰めてブドウジャムに加工。これまたどちらも常温保存できるので冷蔵庫の容量を気にする必要がなくなります。ちなみにブドウシロップは冷水で割って飲むのが美味。炭酸の方が美味いんですけど、いちいち買ってくるのが面倒なんですよね。

16/08/13(Sat)

ここ1ヶ月以上、夕食の炭水化物=素麺という日々が続いていましたが、それがやっと一段落。2kgの箱が空になったのでとりあえずお開き。実はまだ箱がいくつかあるんですが、もうしばらく素麺はno thank you。というわけで、玄米食に復帰します。玄米食=面倒臭いというイメージがありますが、実際やってみるとそうでもありません。玄米と水を圧力鍋にセットし、強火で沸騰まで3分→弱火に落として12分→蒸らし10分以上の最短で25分。両親が食べている炊飯器の白米は蒸らしを除いても炊き上がりまで45分かかりますんで、圧力鍋玄米ご飯の方がはるかに時短&お手軽です。まぁ、前日から玄米を水に浸しておかなきゃいけないのですが、逆に米を研ぐ手間が不要(玄米は硬い殻に覆われていて糠が出ないので、研いでも意味がない)なので、長短考えるとこっちの方が多分お手軽。それに、炊飯器の場合はどのみち前夜に水加減をしてセットしなきゃいけませんし。

玄米の利点としては腹持ちの良さがあります。玄米は白米に比べるとずっと消化が悪いので、消化に時間がかかる=満腹時間が持続するのです。(白米に比べると)硬いので良く噛まなきゃいけないのも健康にはプラス。糠に含まれるミネラル分については有名過ぎていまさら書くまでもありません。というか、炊飯器で炊いた白米が不味過ぎるのがいけないのです。たしかに、炊き立てはそこそこ美味しい、それは認めます。ですが、朝炊いて保温状態で夕食時まで保存した白米の不味さときたら…。炊飯器の前を通るだけで嫌な臭いが漂います(両親は何とも思ってないようですが)。あとこれは仕方がないのですが、歳をとって歯が弱ったせいか、ものすごくご飯を柔らかく炊くのも全く私の口に合いません。というわけで、今日も美味しく玄米食。白米食に戻ることは多分もうないでしょう。

16/08/12(Fri)

親戚の付き合いで毎月頼んでいるふるさと小包、今月は白桃でした。ただ、白桃は足が速くて無理して全部生で食べようとすると後半飽きて嫌になってしまいます。かなり良い桃なのでそれは勿体ない。ということで、もう既に準レギュラーと化しつつあります、コンポートに加工して瓶詰めにしました。こうしておけば常温保存で1年経っても変わらず食べられます。私の場合は開封した瓶を冷蔵保存して、毎日1切れずつ1週間ほどかけて少しずつ楽しみますが、生だとこういう事は出来ません。うちの両親は新鮮→生で食べる、古くなる→加工と考えている節がありますが、浅はかとしか言いようがありません。新鮮だからこそ加工してもっと美味しくするのですよ。

というわけでもう何度か作っている桃コンポートの個人的なTipsをいくつか。ネットで調べると、桃の縦筋に沿って種の深さまで一周ぐるっと切れ込みをいれ、両方を持ちひねって種を外すとありますが、これをやると特に果肉が柔らかい場合指が果肉にめり込んでグチャグチゃになるリスクが少なくありません(経験済み)。また、皮が脆過ぎてするっと剥ける前に切れてしまう場合も多々あるので、煮る前に皮を剥くのも得策ではありません。よって、生食する場合と同様に、皮がついた状態で種をよけてナイフを入れ、果肉を切り分けるのが私流。私にとって桃は皮ごと食べる果物なのでこれでも問題ないのですが、皮が嫌な場合でも煮た後なら簡単に指でするっと除去できます。それに、シロップをピンクに色づけするために皮は結局一緒に煮るのがセオリーなので、いつ剥くかだけの違いです。

シロップは水200mlに対して砂糖大匙3が規定量。一般的なレシピにありがちなレモンは常備していませんし、いちいちこのために買ってくるのがだるいので、何十年も前に祖母が買っていまだ使いきれていないクエン酸をおまじない程度に少々加えます。このシロップを桃がかぶる程度に作って加え、点火して沸騰したらペーパータオルで落し蓋をして弱火15分。あとは瓶に詰めて煮沸密封するだけ。夕食の食器を洗いながらの片手間30分くらいで出来るので簡単。そのままだと1週間もしないうちに傷んでしまう桃が、年単位で常温保存できるってのは素敵です。

16/08/11(Thu)

今日のメインはハンバーグ。先日ネットで、ハンバーグのツナギにご飯を使うとジューシーで激ウマなものになるという記事を読みまして、是非これは試してみねばと思っていたのです。材料は挽肉・玉葱・冷ご飯・塩胡椒。冷ご飯以外は通常のハンバーグと一緒です。冷ご飯は少量の油を加えてほぐし、ダマを出来るだけ取り除いておきます。量はとりあえず挽肉の1/6で。みじん切りにした玉葱とともに材料を全部混ぜ合わせたら、後は普通のハンバーグと一緒です。

結果:激ウマとまではいきませんが確かに美味い。通常版と並べて食べ比べてどっちが美味いかと問われたら、絶対にご飯ハンバーグです。特徴としては、通常のパン粉&牛乳を使うバージョンよりも挽肉のパサつきが抑えられてしっとり感が増してます。ただし、よーく見ると挽肉の中に米粒があるのが丸分かりで、見た目の面で微妙。すりこ木などでご飯を軽く潰してから使ったほうがいいかもしれませんが、味にどんな影響があるのかは次回実験してみないと分かりません。でもまぁ、全体としてはご飯ハンバーグ、アリだと思います。

16/08/10(Wed)

100円で苗を買ってきて育てているスペアミントが恐ろしい繁殖能力を見せつけています。離婚した妻が仲の悪かった姑の大事にしていた日本庭園に種をばら撒くミント爆弾という嫌がらせをしてやったという記事を読んだことがありますが、それくらい凄まじいのですミントってのは。昔は外食のデザートに葉っぱが一枚乗っているととても豪華な気分になりましたけど、今やそんな事は全然…。ともあれスペアミント。直径20cm弱の鉢に植えている(無限増殖するので地植えは厳禁)のですが、月に一回のペースでバッサリ散髪してやらないと、葉が混み合って不健全になります。で、散髪した葉はザルに広げて干した後、冷凍保存しているんですがこれがいい加減溜まってきまして、何とかしなくてはいけません。

というわけで考えたのがミントジュース。乾燥・冷凍保存したミントを粉末に粉砕しまして、水と砂糖を同量で煮溶かして冷ましたシロップにぶち込んでミントシロップを作ります。これを適量の冷水で割って飲めばこのクソ暑い最中にスッキリ爽やかという寸法。というプランを立てたら、やっぱりフードプロセッサーが欲しい。ジュノベーゼソースを作る際にはすり鉢を使っていましたが、フードプロセッサーがあるとお手軽さが段違いなのです。あと、最近ネットでヨモギ餅を作る動画を見まして、そこでもフードプロセッサーが活躍しているのを見て(興味があれば八丈冒険団でググってみてね)良いなぁと…。正直使用頻度はそんなでもないんですけど、安いのなら3,000円くらいからあるし…と結構揺れてます。多分ポチっちゃうでしょう、数日中に。

16/08/09(Tue)

隣家(廃屋)の庭からパクってきたチャノキの枝をバーミュライトに挿してから約1ヶ月経ち、新芽が動き出したのでもうそろそろえぇじゃろということで、枝3本のうち2本を通常の土&鶏糞の肥料を詰めた鉢に植え替えました。1本は比較対象ということでこのままバーミュライトの鉢のままで様子を見ます。バーミュライトの土は挿し木の発根には良いのですが、何せ栄養分がゼロなので成長は見込めません。ですんで、発根したら養分のある土に植え替え、そこで更に成長が軌道に乗ったら地面に下ろすという手順を考えてますが、うまくいくかどうか…。

ついでといってはアレですが、チャノキの隣に挿しておいたタイムは流石しそ科の生命力を遺憾なく発揮して余裕で発根しましたんで、こっちもまた別鉢に植え替えました。タイム、名前は誰でも知っていますが、実際に名前と香りが一致する人って意外に少ないんじゃないでしょうか。でも、パスタ系には凄く合うので超・使えます。タイムの香りを嗅ぐと、小学校の頃に新しい鉛筆を削った時の香りが連想されるんですが、そんな話は聞いたことがないので多分私だけの感性でしょう。ハーブについて調べていると、乾燥しておけばいつでも使える的な文章をよく見かけますが、タイムは多年草で年がら年中繁殖していてフレッシュなものを使えるので、正直乾燥させる必要性を感じません。むしろ決まった時期にガッツリ間引かないと、中の空気が淀んで病気になるリスクが起こるくらい。ハーブ類は栽培がちょー簡単な割りに使い勝手がよく、しかも買うと結構高いので、よく使う奴を選んで2〜3種類でも作っておくのが個人的にはオススメです。

16/08/08(Mon)

前回からしばらく時間が経ち、バジルが再び大繁殖してきたので、ジュノベーゼソース第二弾を作成しました。ただし、ちょっと変形。ジュノベーゼソースは本来松の実を使うんですが、田舎じゃなかなか手に入りません。東京に住んでいたころは、近所の業務用スーパーで大袋入りのが格安で手に入ったのですが、こっちでは20g入りなんていう超・割高なものしか売ってないのです。ただ、アマゾンで検索しても結構高い!以前はもうちょっとリーズナブルな価格だったと思うんですけど、気のせいですかね。

別にこの価格でも買えないというわけではないんですが、お手軽な材料費でささっと作ってこその私流なので、あんまりバカ高い材料は使えないのです。というわけで、今回は松の実は諦めてミックスナッツで代用。コレだったら近所の業務用スーパーで安く買えますし、余っても朝食に常備しているパウンドケーキに流用できます。前回作ったジュノベーゼソースは全部ピザにしたので、ノウハウも結構蓄積できました。オーブンの中で網に乗せて焼くとベタッとしないとか、刻んだニンニクがジュノベーゼソースの香りとベストマッチだとか。今回も自家製ピザを進化させようと秘策を練っています。

16/08/07(Sun)

オリンピックとほぼ同時に高校野球が始まり、テレビはそればっかりになってますが、私はどっちにもほとんど興味がないので、いつもどおり平常運転の日々が続いています。というわけで今日の夕食メインはシンプルに野菜炒め。ピーマン・シシトウの在庫がちょっとやばいことになっているので、ここらで一気に使い切りたいメニューがコレ。安い時にまとめて買ってきて、50gぐらいずつ小分けしてある豚肉を半日ほど前に冷凍庫から出して解凍しておきます。使う野菜はピーマン・シシトウ・ナス、どれも食べきれないほど取れる奴ばかりを小さめの乱切りに。

味付けは塩胡椒・ニンニク・鷹の爪でシンプル志向ですが、鷹の爪をやや多めに入れて食欲のない昨今の体調でも食が進むようにします。野菜炒めなんて誰が作っても同じように見えるかもしれませんけど、これが結構違う。うちの場合は肉を予め八割位火を通した状態で一旦フライパンから出し、最後に合流させるのが一工夫。肉って火を通し過ぎると硬くなるんで。野菜は油を吸いまくるナスを最初に炒め、最後に揃って火が通るタイミングをイメージしながらピーマン・シシトウを投入し、最後に肉を戻して塩味を決めるって感じ。ソースやケチャップよりも誤魔化しが効かないので難しい面もあるんですが、上手く決められた時はやったねって感じです。

16/08/06(Sat)

先日餃子の残り挽肉で作ったミートソースが意外に美味しかったので、今回はその為に挽肉を買ってきて作りだめしました。挽肉200gと微塵切りにした玉葱2個をニンニクで炒めまして、乱切りにしたトマト2個を加えて弱火で15分ほど煮てから塩で味を調えるのがベース。ここに季節的にあり余っているナス・ピーマン・シシトウ少しずつ追加すれば見た目もなかなか華やかになって良い感じ。挽肉200gで10食分くらい出来て、残りの材料はすべて自家製という安いにも程がある一品になりました。

流石にこの時期いくら冷蔵庫とはいえ10日も保存していれば傷んでしまうことは確実なので、出来たミートソースは3等分してタッパーに詰め、1個は冷蔵保存ですぐ食べる分・2個は冷凍で次弾として保存します。これでしばらくの間の昼食は確保できたのですが、最近問題になっているのがパスタの方。1kgの袋を買ってきて使いかけをクリップでとめて常温保存しているんですけど、ネズミにかじられました…。最近糞を見かけないので油断していたらこのザマです。冷蔵庫に入れるのが確実ですが、パスタは長くてかさばるので、入れると結構なスペースを使うのですよね。というわけで、趣味の木工でつくることに。とはいえ、日中最高気温が35度にも迫ろうかという昨今、風の通らない納屋で作業なんてしていたら死んでしまいますんで、製作は秋口・coming soonといったところでしょうか。

16/08/05(Fri)

今日はお盆に帰ってくる妹一家を意識して、キッチンの柱に取り付けてある扇風機を掃除しろという指令が下りました。約2mの高さについていて注意しないと目に入らないんだから、シーズンが終わって片付けるときでいいでしょと私なんかは思うんですが、一旦こうと決めたら動かないんで年寄りって奴は。

扇風機の掃除方法は基本的に柱取り付け型でも床置き型でも一緒です。外せるところは全部外して洗って戻す、これだけ。ただし、柱取り付け型の場合本体を柱から取り外すことは出来ないのでちょっと面倒。ですが、私には最終兵器ブロワー先生がいますんで、この強烈な風を使えばモーター内部に入り込んだ埃もかなり除去できます。むしろ、キッチンで使う家電の宿命としての油汚れの方が厄介です。コンロからはかなり距離があるのですが、キッチンでは霧化した油がそこら中に舞っていて、扇風機はそれを吸い込んでしまい、更にその油が埃を呼ぶという悪循環が発生します。これはもう界面活性剤のお世話になるしかありません。外した部品は洗剤をスプレーしてしばらく置き、汚れを浮かしてからスポンジでこすり洗い。本体は脚立を立てて地味に拭き掃除。

このキッチンの霧化した油問題というのはあんまり家事系の本やサイトでもとりあげられませんが、本当に厄介です。自慢のキッチン紹介みたいな記事の中に、皿や調理小物を剥き出しの状態でずらっとキレイに並べているのを結構な頻度で見かけますが、アレ大変なんじゃないかな…。うちの場合食器棚の上(180cm位)に置いた昆布の袋すら数ヶ月経つと油でベトベトです。キッチンをキレイに保つコツはとにかく物をオープンスペースに置かない&こまめな拭き掃除、コレに尽きると思います。

16/08/04(Thu)

リビングのエアコンの冷え方が設置3年目にして目に見えるほど悪くなってきました。いくらなんでも早過ぎやしませんかね。自動でフィルターを掃除する機能がついているのですが、そんなものは飾りだといわんばかり。仕方がないのでマニュアル調べてとりあえずフィルターの様子だけでも見てみるかと思いつつそのままになっています。元々エアコンが好きではないので、モチベーションが沸かないのですよね。ちなみにこのエアコン、電気の引込み線がショートして家中の家電が壊れた際に買い換えたという特殊事情から、自室にも全く同型のものがついてますが、設置直後にコンセントを引っこ抜いて一度も電源を入れていないので不具合があるかどうかは分かりません。

両親はエアコン大好き人間ですが、私は極力使わないようにしています。理由は簡単、夏バテ一直線だから。一日中ずっと冷えた部屋に引き篭もっていられるのならそれでもいいのですが、それは無理。屋外は35度・屋内は25度、みたいに10度以上の気温差がある場所を出入りしていると本当に疲れるのです。だったら冷房を使わずに高い気温でも何とか快適に生活できるように工夫するほうがベター。というわけで、大活躍なのが扇風機です。こうやってパソコンを打っている時は、上半身裸で背中に風を直撃させてやるとかなり快適。それでも耐えられなくなったら、水を張った洗面器を横に置いておいて、ぬらした手拭を背中にかけて風直撃。気化熱でちょー涼しくなります。まぁ、慣れと気合と工夫で何とかなるものですよ。

16/08/03(Wed)

月初は恒例の換気扇掃除の日。横で見ているだけの母親は、毎月換気扇掃除をする必要なんてないと強弁しますがこの人、私が掃除を始めるまで換気扇についている廃油受けの存在に気がつかず20年、オーバーフローした廃油がコンロの上に滴り落ちているのにそれでも気がつかなかったような適当な人なので、こと掃除に関しては全く信用していません。それに、汚れが少なくて固着していない段階でこまめに掃除をするほうが弱い洗剤を使っても短時間できれいになるので個人的にはこっちの方がずっと楽です。

換気扇掃除の際は転落が怖いので、不精をしてその辺の椅子を使ったりせずに、キチンと高さのあった脚立を持ってきて作業をします。やっぱり専用道具、安定感が全然違うのです。で、外せる部品は全部外してシンクに並べて洗剤を噴射。しばらく置いて汚れを浮かせる間に取り外せない本体部分を洗剤&雑巾で拭いていきます。それが終わったらシンクに並べた部品を片っ端から磨き、元に戻して完成・所要時間10分。油を使う頻度にもよりますけど、うちだったら月1回の掃除がベスト。これを1回サボって2ヶ月に1回にすると油汚れの量が増えてちょっとしんどくなります。油の層が厚くなり、1回拭いただけでは取れないようになってしまうと面倒臭さが急増するのです。

ちなみに、その下のガスコンロは毎日食事後の片付けの際に五徳・受け皿を外して本体もまとめて拭き、ガスコンロ本体もずらして下・後ろなどをキレイに掃除します。母親の代にはここは年1階の掃除すら怪しい魔境と化していたんですが、特にガスコンロの後ろは油撥ねが酷くて、意外に見落とされがちだけどすごく汚れるので毎日掃除が推奨です。こまめにやれば1回にかかる時間は1分程度なので。私もこんなところを毎日掃除するなんて思いもよらなかったのですが、昔行きつけにしていた喫茶店のマスターが、閉店間際になると必ずこうやってガスコンロを動かしてキレイにしていたのを見て、なるほどここって毎日掃除するのもありなのねと思ったのでした。掃除はこまめに、コレ真理です。

16/08/02(Tue)

今日のお昼は昨日餃子を作った時に少し残しておいた挽肉(70g位)でミートソースパスタ。パスタというとシンプルなペペロンチーネかそれに準ずるトマトパスタが好きな私ですが、餃子を作っている時に挽肉がちょっと多いのに気がついて、たまにはミートソースも良いんじゃね?と思いまして。本格的に作ろうと思うと割と長時間に込む必要があるんですが、ここはさっと作ってさっと食べるスタンスで。

ニンニクを泳がせて香りを出した油で挽肉を炒め、野菜を逐次投入。マストなのは玉葱・トマトですが、あとはその辺にあるものを適当に。今回はナス・ピーマンを小さめの角切りにして投入します。トマトの水分だとすぐに干からびてしまうので、適宜水を追加しつつえぇ感じになるまで10分ほど煮たら塩コショウで味を調整。最近収穫が軌道に乗ってきたオレガノも入れてしまいます。

ミートソースの場合パスタは茹でてすぐのいわゆるアルデンテ状態ではなく、少し休ませて伸びた状態にすると昔ながらの味わいが楽しめてナイス。規定時間より少し長めで茹で上がったらオリーブ油を絡ませてバットに広げ、15分ほどそのまま放置してやると良い感じになります。むしろラップを張って冷蔵庫で一晩や済ませても良いレベル。ミートソースにはふにゃっとした麺がよく合いますね。

16/08/01(Mon)

あまりにも暑いんで何か涼しくなる方法はないかと茹った頭で考えているうちに、そういえば今年はまだかき氷を食べていないと気がつきました。カキ氷器ってたこ焼き器と似た様なポジションにあって、割と家にあるけど使うのは最初のうちだけなんて事が多いような気がします。うちにはたこ焼き器がなくて、何度か買おうかなと思うことはあったのですが、最初だけで使わなくなるんじゃないかとの危惧があり結局買えてません。カキ氷器もシーズンに1回くらいは作るんですけど、コレじゃ全然ペイしてませんね…。

というわけでカキ氷。専用のブロックアイスは当然作っていないので、冷凍庫に常備してあるキューブアイスを使います。またも寄り道ですが、今の冷蔵庫は放っておくとこのキューブアイスを自動で生産してくれるので大変便利です。電化製品の進歩には懐疑的な私ですが、この機能だけは素晴らしいと思います。それはともかくカキ氷。難しいことは何もありません。氷を削ってシロップをかけるだけ。シロップは柚子果汁を割って飲むために作って常備してあるものを流用します。三温糖に同量の水を加え、1回沸かして完全に溶かしてから冷やしたもので、色も風味もつけてませんがとりあえずコレでいいでしょう。結論:良くも悪くもカキ氷。カキ氷って結局氷にシロップかけたものなんですよね。雰囲気食品といいますか、夏にカキ氷を食べると涼しげ、っていう雰囲気を味わう料理?であって、味そのものは別にどうということはありません。海岸やビーチサイドで食べて楽しむものであって、日常空間ど真ん中のリビングで食べても…。

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