2017年6月

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17/06/30(Fri)

暑くなってからこっち、デザートにゼラチンor寒天を使う物を作ることが多くなりました。ゼラチンは行きつけの業務用スーパーで調達してたんですが、14g×3が一箱198円。14gで約500mlの液体を固める事ができますが、4〜5日で食べきってしまいますので一箱分でも約2週間。コストパフォーマンス悪いよねと思いAmazonで500g袋を買ってしまいました、1,500円。単価計算で業務用スーパーで買うゼラチンの約2/3、全部キレイに使い切れるのならなかなか良い単価だと思います。ちなみにゼラチンには法律上賞味期限が書かれていますが、性質だけ見ると砂糖や塩と同様に賞味期限はないそうです、やったね。

ところでゼラチンの使い方って本当に千差万別ですね。業務用スーパー版のパッケージには“5倍の水で10分ふやかしてから60度で溶かす”とありましたが、中に入っている説明書には“5倍の水で5分ふやかしてから60度で溶かす”とありどっちやねん、と突っ込んでしまいました。Amazon版は“ふやかし不要で45度で溶かす”です。まぁ、温度が低い方が香りや風味が飛びにくくて良いんでしょうけど、ふやかし不要って本当にキレイに溶けるの?ってやや心配になってしまいます。まぁ、キチンと溶けるように顆粒状にしたりしてるんでしょうけど。ちなみに私はキッチリ温度計を使って説明書を守る主義です。こんな所で我流を出して失敗しても材料代がもったいないだけですから。

17/06/29(Thu)

ベランダに植えたアサガオが咲き始めました。去年はグリーンカーテンのつもりで植えたんですが、想像よりも葉の密度が遥かに薄く、日差しを遮る意味では全くの期待はずれでしたけど、雰囲気作りという点ではなかなか悪くなかったので今年も採用しました。朝顔に限らないですが、植物は種を作ると一気にエネルギーを持っていかれるので、咲き終わった花は夕方に撤去。夏の終わりのそろそろ花も終わりという時期に敢えて放置して採取した種を今年蒔いたら、相変わらず元気に育っています。

そして、アサガオだけでは芸がないよねと今年混植したのがフウセンカズラ。子供の頃誰しも一度は作ったことがあるんじゃないでしょうか。まさに風船といった風情の緑色の実をつけるアレです。こちらも葉の密度は薄くブラインドとしての能力はお察しですが、ふと目を上げた際に入る景色がなかなかよいので採用しました。こっちはアサガオと違って実を放置しないと風情が生まれないので、株が弱る事を承知で実は放置していますが、ある程度は間引きするつもり。フウセンカズラも育成の容易さではアサガオとどっこいどっこい。極論すれば種を蒔いとけばあとは放置でも勝手に成長します。まぁ、水遣りだけは欠かせませんけど。あとは月に一回くらい固形肥料をまいてやるだけ。それでコレだけ楽しませてくれるのだから、安い物だと思います。

17/06/28(Wed)

現在趣味の木工で作成中のノートパソコン用座卓。真ん中にサーキュレーターを入れてノートパソコンを真下から空冷するという画期的なシステムを導入したために、結構面倒臭かったのですがやっとほぼ完成。まぁ、天板の真ん中にデカイ八角形の穴が開いているってだけなんですが、45度の斜めカットってのは長さを揃えるのが本当に難しい。それをなんとかかんとか誤魔化して、やっと塗装に突入です。

ですがたかが塗装・されど塗装、こっちも結構面倒臭いのです。私の趣味の木工では基本的に塗装は5度塗りです。2度塗りすら面倒臭いと思われているのに5度塗りとか正気の沙汰ではないと思われるでしょうが、必要なのでしかたがありません。内訳は最初の3回が着色で後の2回が塗膜です。着色は木工用の水性塗料を使います。コレは膜を作って木を保護する効果は全くなく純粋に色付けのためのもので、要は絵の具と一緒です。1度塗りでOKと書かれている商品を水で倍に薄め、3度塗ることでムラを極力押さえます。塗ったら3分ほど置いてから乾いた布でよく拭いて塗装を均一化し、乾いたら毎回目の細かいサンドペーパーで表面を均します。濡らすと今までは大人しかった材の表面の毛羽立ちが起き上がってくるので、コレをやらないと完成度が一気に落ちるのです。

後半の2回は塗膜。水濡れが懸念される場所にはペイント・そうでない場所はラッカーと使い分けていますが、値段はあんまり変わらないので今あるのを使い切ったらペイントに統一しようかなとも考え中。こちらもそれぞれ専用のシンナーで伸ばして薄塗り→サンドペーパーで丁寧に仕上げます。1日1層しか塗れないので、塗装で5日。長く楽しめてしかも実用的、良い趣味だなーと思います。

17/06/27(Tue)

近所のおっちゃんからトウモロコシ貰いました。ありがたいですが、皮の萎び具合から判断して収穫してから丸一日は経ってます。収穫後は超速で味が落ちていく事で有名なトウモロコシですから、折角なら採ってすぐに持って来いよと思わなくもありません。勿論何も言いませんけども。そんな鮮度のディスアドバンテージを少しでも挽回すべく、即茹でます。ネットを見ると皮を付けたまま茹でた方が旨みの流出が少ないらしいですが、個人的には違いが感じられないので皮は全剥き。鍋の容量もあるのでなるべくコンパクトにしてから茹でます。

茹でたらあとは齧りつくだけ。トウモロコシの食べ方には大きく分けて1. 豪快に齧りつく。2. ちまちまと一粒ずつ剥がして食べる、の2種類がありますが、私は1派です。前歯に大量の繊維が挟まるという致命的な難点があるものの、一粒ずつ剥がすなんてやってられません。亜種として最初に縦1列を外してからそこを足がかりに食べるというスタイルもあるのですが、やってみてもあんまりメリットが感じられなかったので、今では単純に齧りつくスタイルです。

とはいえ、全部そのまま食べるのも芸がないので、トウモロコシといえばコーンポタージュでしょうというわけで加工に回します。玉葱をサラダ油で炒め(本当はバターだけど)、小麦粉少量を加えてから水&ナイフで粒にしたトウモロコシ&コンソメの素を投入。しばらく煮てトウモロコシが馴染んだら牛乳で伸ばしてからよく冷やして完成。小さい頃たまに連れてってもらう外食でコーンポタージュがやたらと楽しみだったのですが、三つ子の魂百までという通り今でも結構好きです。ただ、自分で作るとタダみたいな値段で出来る事がわかってしまったので、もう外では頼みませんけど。

17/06/26(Mon)

庭のウバメガシの樹形が崩れ始めているので、毎日少しずつ剪定しています。ウバメガシというと馴染みがないかもしれませんが、備長炭の材料になる樹です。潮風に強く、成長が早く、木質が硬いという炭にするにはうってつけの性質をしていて、そりゃ一大産業になるよねって感じ。ただし、うちでは別に炭を焼いているわけではなく、この辺では普通に庭木として植えられているのです。が、潮風に強いというのは別に構わないんですけど、成長が早くて木質が硬いというのは面倒を伴います。

サツキをはじめ他の庭木は年に1回剪定すればそこそこ樹形が保たれるんですけど、ウバメガシはとにかく成長が早いんで、最低でも年に2回・出来れば3回は鋏を入れないと話になりません。そして木質が硬いので鋏の入れ方が悪いと簡単に刃が欠けますし、鋏の種類によっては刃が折れたりもします。また、枝が絡まるように出るタイプの樹なので、刈り込みバサミで表面を整えるだけだと内部に風が通らなくなって病気になります。よって剪定ばさみを使って内部から枝を間引いてやらないといけないので、松ほどではないですが結構手間のかかる樹です。ホント、庭なんて好きじゃなきゃやってられません。一昔前に“庭付き一戸建て”なんて言われましたけど、皆そんなに庭の手入れしたいんですかね?私にゃサッパリ理解できません。

そして地味に重要なのが剪定ばさみの手入れ。こういう硬い樹を剪定する作業を続けると、確実に刃にダメージがいきますんで、研ぎは必須。刃が鈍る→枝を切るのに無理をする→余計に刃が鈍るのデフレスパイラルを避けるためにも、一家に一本ダイヤモンドシャープナーは必要です。包丁もそうですが、刃物を持ったら必ずそのメンテナンスツールが必要。コレが以外に世間の常識じゃないのが私、信じられません。

17/06/25(Sun)

毎日スーパーのレジ袋大一杯ずつ採れるナスにお手上げ状態の昨今。植え付け量を考えろと毎年言っているのですが、年寄りは言う事を聞かないのでどうしようもありません。というわけで今日のナス料理。常備菜としてナスカレーにします。荒微塵に切った玉葱とニンニク(どちらも自家製)を炒めまして、火が通ったら冷凍ストックしてある豚コマとさいころに切ったナスを投入。引き続き炒めます。ナス全体がしんなりしてきたら適当に水を加え、塩で味を決めた後カレー粉を投入。全体の味のバランスを見つつ鷹の爪で辛さを調節したり、ローリエで香りを加えてみたり微調整しつつ煮込んで完成。

ここで鍵になるのがカレー粉です。一般的にはカレールウを使ってカレーを作ることが多いと思いますが、私は調味料としても使えて汎用性が高いカレー粉を愛用しています。S&Bの400g缶を1本買っておけば、年単位で使えて超便利。ルウと違って粉末なので炒め物にも簡単に使えますし、単価を考えたらこっちの方がずっとお得。ただ、カレー粉には塩が(多分)全く入っていないので、そっちは補う必要がありますし、辛さも最小限なので鷹の爪を入れて補わないと私にはちょっと物足りません。まぁでも、業務用スーパーで1本1,500円弱、非常にお得な買い物だと思います。

ちなみにナスカレーですが、普通に美味いです。もともと油との相性には定評のあるナスですから、実は結構油が入っているカレー系との相性が悪いはずがありません。そのままご飯にかけてよし、ペースト的にパンに塗ってもよし。まぁでも、暴力的なまでのナス攻撃の前には微々たる抵抗としか言いようがありませんけど。

17/06/24(Sat)

今日は母親が枝豆を一袋買ってきまして、呉汁のオーダー。毎週楽しみに見ている“ふるカフェ系 ハルさんの休日”という番組でとりあげられていたのを見て、食べたくなったらしいです。まぁ、私もちょっと美味しそうだなと思っていたので、作るのはやぶさかではありません。ただし、参考にするのはごくアウトラインのみで、詳しいレシピとかは全然見ていませんのであしからず。

半日前に水500mlに昆布を1枚入れて水出汁をとっておきます。半日経ったら昆布を取り出して火にかけ、沸騰直前に鰹節をたっぷり入れて火を止める、ごくオーソドックスなダシとりをします。枝豆はサヤの両端を切り落とし、普通に食べるのと全く同じ方法で塩たっぷりの熱湯で茹で、サヤを外してからフードプロセッサーで粉砕します。コレを漉してから温めた(沸騰させない)↑のだし汁に溶き、味噌で味を決めて完成。敢えて具は入れず、仕上げに葱を散らすだけにします。感想:コレは美味い。枝豆の旨みがガッツリ味わえて、普通の枝豆よりもこっちの方が好きかも。ただし、今の時期はコレを冷やして所謂冷汁にした方が絶対に美味いと思います。多少面倒臭いですがやる価値あり。今度は冷やしバージョンを作ってみようと決意しています。

17/06/23(Fri)

今日のメインはナス。炒め物は味噌・カレー・ケチャップと一通り作ってしまったので、今回は天婦羅にします。自宅で天婦羅は面倒臭いと敬遠されがちですが、問題は使用済みの油の処理が面倒臭いという点に集約されると思います。ということは、ここをきっちりルーティーン化していれば、フライ系を気軽に楽しめるというわけ。うちの場合は残った油は茶漉しで漉しながらガラス製の広口ボトルに入れ、炒め物で使います。で、このボトルの中の油が無くなるまではフライ系は禁止という運用。最近は毎昼食にパスタを作っているので、フライ一回分の油くらいなら1週間もあれば無くなります。

衣は小麦粉・卵・水を適当に混ぜ合わせた物。氷水で衣をガンガンに冷やすとキレイに揚がるらしいのですが、面倒臭いのでやりません。あと、今回の小麦粉は小麦粉貯金が溜まっているのでこっちを使います。通称小麦粉貯金、ムニエルなんかを作る際にバットに小麦粉をひいて作業をすると、必ず最後に残ります。これを小さなタッパーに入れて冷凍庫で保存しています。小麦粉ロスをなくすためにはじめたのがこの小麦粉貯金で、今回は結構貯金が溜まっていたので、新しい小麦粉ではなくてこっちを使いました。少しハーブが混ざっていたりしますが、気にしない。

今回の具はナス・シシトウ・玉葱の三種。ナスは厚めの斜め輪切り・シシトウは爆発防止のために一箇所切れ目を入れて・玉葱は薄めの櫛に切って楊枝で止めます。タレはノーマルに天つゆで(ただし、当然自作)。結果:揚げ物はやっぱり揚げたてが最強。多少揚げ方がまずくてもそれなりに美味い。それに今回は多少火が通っていなくても問題ない具材ばかりなので、気が楽です。ちなみに残った衣は揚げ玉に加工して冷凍保存し、茶漬けに使うのでその点にも隙はありません。

17/06/22(Thu)

ナスとともにこの時期、多過ぎて持て余す野菜がキュウリです。ナスは基本的に火を通して食べる野菜なので、焼く・揚げる・蒸すなど火の通し方によって料理にバリエーションを持たせることが出来ますが、キュウリは基本的に生で食べる野菜なので、ナスに比べると料理の幅が狭いのが問題です。極論すれば、塩で揉んでからの○○に集約されますから。私もキュウリもみにしたり醤油漬けにしたりと色々足掻いてはいるのですが、なかなか難しい。

そんな中、常備できる&量が食えるという理由で最近マイブームなのが浅漬けです。キュウリはヘタを切り落として板ずりし、市販サイズならそのまま・自家製にありがちな巨大サイズなら半割りで昆布・鷹の爪を加えた塩水に漬け込むだけ。塩分濃度は5%が個人的にはオススメです。居酒屋メニューで言うところの一本漬けというヤツで、キュウリもみでは味わえないキュウリのパリパリとした食感が味わえます。更に、塩水に浸しているのでそこそこ日持ちもよく、冷蔵庫で1週間程度なら余裕。昼食・夕食に1本ずつ食べれば、1日2本のキュウリを消費できるってのが素敵です。

17/06/21(Wed)

この時期になるとあちこちから貰うプラム。多分どこの家でも持て余しているんだと思います。酸味が強くて中に大きな種があり、しかも実離れが最悪。少量なら美味しく食べられますけど、その限界量は他の果物に比べるとかなり少なめなんじゃないでしょうか。正直私も生で食べるのはちょっと辛い。レギュラーのジュースにしても酸味が勝ってしまって、どうにも美味しくできない。というわけで今年二度目のコンポート&ゼリーに挑戦しました。

前回の反省としてはネットのレシピ通りに作ったら甘過ぎたので砂糖を半分に減らし、煮る時間も長過ぎて実が原形をとどめなかったのでこちらも半減。具体的に書くと、1. 種を外した皮付きのままプラム500g・水400ml・砂糖30gを火にかけ、沸騰したら中火に落として3分。2. ザルを通して固形分と液体分を分離し、液体分に水を加えて430mlにする。3. 70mlの水で10分かけてふやかしたゼラチン14gを加え、60度キープで3分かき混ぜてゼラチンをよく溶かし、冷やし固めて完成。あとはクラッシュしたゼリーとプラムのコンポートを適宜混ぜ合わせて食べるだけ。

感想:煮る時間が3分でもまだ長い、実はグチャグチャです。沸騰したら火を落として後は余熱処理、で良いかも。あと甘さは控え目で良くなったんですが、その分懸案の酸味が前に出てきてしまい、コレはコレで問題。酸味そのものを抑えないとどもなりません。使うプラムを300gとか減量するか、他の果物を混ぜるか位しか対策が思い浮かばない。まぁ、そこまで固執するほどの素材でもないんですけど。

17/06/20(Tue)

ナスがアホみたいに採れているので、毎日ナスの炒め物を作っています。味付けは塩・味噌・ケチャップ・カレーを、あわせるたんぱく質は豚肉・鶏肉・挽肉をローテーションすれば結構飽きずに食べられます。流石にナス&肉だけでは寂しいので、気分でピーマン・玉葱・ししとうなどを加えますが、基本は毎日一緒です。

とりあえずナスはヘタを落としてからの乱切り。油を多めにひいたフライパンで予め火を通しておくと、後々の工程がスムーズになります。ナスの油通しが終わったら油をひきなおして潰したニンニクを投入。香りが出たら肉→その他の野菜→ナスの順に加えていって全体に火を通し、最後にその日の味付けで味を決めて完成。個人的に好きなのはケチャップ味です。柔らかめに茹でたマカロニをちょい加え、鷹の爪で辛くして最後に刻みパセリをたっぷり振り掛けるのが一番好き。次点は味噌。砂糖を多めに加えて甘くしたうえで、中華スープのもとを溶かした水で緩めた味噌を全体に絡め、その日の気分で片栗粉を使ったとろみをつけたりつけなかったりするナス味噌炒めは安定の美味。次々点はカレー。熱くなって食欲が落ちた時のブースト剤としてカレー粉は最強に近いです。とまぁ、こんな感じで毎日ナスナスの日々です。

17/06/19(Mon)

うちの庭にはいつの頃からか、1m角で深さ15cm程度のコンクリート水槽が二つあり、現状メダカ池として活用しています。中には鉢植えの睡蓮を入れたりして風情を楽しんでいるのですが、特に暖かくなってくると問題になるのがアオミドロです。知っている人は知っているアオミドロ。カワノリの仲間だと思うのですが、糸状の藻がどこからか発生してきて、いつの間にか水槽全体を覆ってしまいます。ネットを見ていたら藻にはエビが有効というのを見つけまして、買ってきましたミナミヌマエビ。体長2cm程のごく小さなエビで藻を食べてくれるのだそうです。

1匹80円でとりあえず10匹買ってきて、慎重な水あわせの後5匹ずつ放流したんですが、水槽の大きさに比べて全然小さかったらしく、翌日にはもうどっかに隠れて行方不明です。うーむ、二つで50匹は必要だったか…。でも、それだと単純計算で4,000円、無いな。まぁこのまましばらく様子を見ることにします。ただ、経験則上一番のアオミドロ対策は人力なんですよね。毎日少しずつでも手で毟って取り除いていくと全然違います。

あと、メダカ水槽の維持で地味に面倒なのが糞の処理。水槽がコンクリート製なので、持ち上げて丸洗いとか出来ないので、使うのは灯油用のポンプ。コレで沈んだ糞周辺の汚れた水だけを吸い取って取り除いてやるのが一番早いです。勿論灯油ポンプは灯油には使わず専用にしないといけませんが、100円で売っているので無問題です。まぁ、結局地味な人力メンテが一番なので、メダカ池に風情を感じていなければこんなのやってられないですけど。

17/06/18(Sun)

裏庭ハーブの有効活用の一環として、しばらく前からクラッカーを焼いて常備するようになりました。焼いた回数は10回程度となり、手順もだいぶこなれてきました。焼きの温度・時間や粉の配合は初期と変わっていないんですが、大きく変わったのは形です。少しでも楽をしよう&格好良くしようと様々な改善を施しつつあります。

1. パイカッターの導入。最初は伸ばした生地を包丁で切っていたのですが、柔らかい生地を包丁を使ってきれいな直線に切るのは意外に面倒なので、Amazonでパイカッターを購入。コレによって簡単に直線が切れるうえに、その直線が格好良く波型になっているので、随分と見た目が良くなりました。2. オーブンシートの自作。毎回オーブンの天板にあわせてコピー用紙を切るのが面倒なので、サイズを測って一気に10枚程度ぴったりサイズのオーブンシートを作りました。四隅は丸くカットしてキッチリ収まります。死蔵して困っていたB4用紙を活用できて一石二鳥。3. オーブンシートに目盛りを付ける。最初は適当にカットしていたんですが、大きさが揃った方が格好いいよねということで、2.5cm角を規格にしました。企画当初は生地に直接定規をあて、2.5cm間隔に竹串でマークしてからカットしていましたが、面倒になったのでオーブンシートの方に目盛りを付ける事にしました。重ねたオーブンシートの1番上の1枚に定規で測って目盛りをつけていき、目打ちで貫通穴をあけて全部に印をコピーします。

自分しか食べないクラッカーなのでどうでもいいといえばどうでもいいのですが、こういう風にちょっとした工夫をするのが好きな性分なので仕方がないですね。

17/06/17(Sat)

私は自室の南側の窓の外に幅30cm程のミニベランダを作り、朝顔やミントなどの鉢を置いて癒しにしています。先日ふとそのミニベランダを見ると、ペンキが劣化し始めているのを発見。塗ってまだ1年程度なので全体的にはまだまだ大丈夫なのですが、ひさしの外の雨のかかる場所が傷みが激しいです。やっぱり紫外線直撃&雨のダブルパンチは厳しいみたい。というわけで、傷みの激しい場所だけ塗りなおします。

元々の色は黒。でも現状手持ちに黒のペンキはありません。こういう時に普通は黒のペンキを買ってくるんでしょうが、今回は使いかけの白のスプレー缶があるので、これを使い切ってしまいます。スプレー缶は中のガスがわずかずつ抜けていくので、賞味期限があります。気がついたらガスが抜けて使えなくなってしまっていたなんて事態になったらもったいないですし、そもそもペンキを使う機会なんてあんまりないので、この際使ってしまおうかなと。白黒のモノトーンも悪くありませんし、外からは全く見えない自室のミニベランダなので、保護膜として働いてくれれば色なんてどうでもいいんです。

ペンキ塗りで手間がかかるのはマスキング&サンディングです。塗るのなんて一瞬。特にスプレー缶の場合は塗料が散りますんで、ペンキがかかって欲しくない所を新聞紙とガムテープで入念にカバーします。あと、キチンとやるつもりなら元々あった塗装膜をサンドペーパーで剥がすのが吉なんですけど、今回は保護膜の強化という意味でそのまま上からスプレーしてしまいます(手抜き)。結果:保護膜復活。ただし、白のスプレー缶は今回で売り切れです。次に使いたいのは緑のペンキ。あと5年くらい経つと自室のベランダは色とりどりになりそうです。

17/06/16(Fri)

先日のプラムですが、生で食べるのはやっぱり厳しいので何かないかなとネット検索した結果、ゼリーがいいんじゃないかという結論になりました。作り方は簡単。1. 普通にコンポートを作る。2. 液体と個体を分離し、液体分をゼラチンで固める。3. 固まったゼリーを適当にクラッシュして固体分と混ぜる。結果:まぁコレなら何とか…。酸味と甘味のバランスが相変わらず難しいですが、普通に美味い。ただし、コンポート時間は要検討かも。レシピには10分煮るとあったんですが、それだと果実が柔らかくなり過ぎるので、次回は5分でトライ。あと、最初に切れ込みを入れた実を捻って種を取り出さなきゃいけない都合上、生食に適した完熟果実は向きません。ナイフで切れ込みを入れて捻ろうと力を入れた瞬間に潰れますんで、まだちょっと固い状態の果実がベスト。

ところで、私はこうやってよくネットでレシピを検索するんですが、出てくるレシピが多すぎて困る事が多々あります。そんな時どのレシピを選択するか。基本的にクッ○パッドは参考にしません。玉石混交だとは思うのですが、素人が自作もせずにどっかからコピペしてきたレシピを載っけているだけというケースも多々ありそうで怖いです。別に国営放送の回し者ではないですが、信用できるのはNHKの今日の料理のレシピ。あと、キッコーマンやカゴメといった有名調味料メーカーが提供するレシピも信頼できます。メジャーな料理なら大体こういうところで用足りますんで、わざわざクック○ッドを参考にすることもないのです。まぁ、すごく特殊な食材を使うりょうりとかで、検索したらクックパッ○しか出てこなかったようなケースは仕方がないんですが、そもそもそんな特殊な食材なんて滅多に使いませんしね。

17/06/15(Thu)

この時期になると親戚がプラム(ソルダム)を大量に持ってきます。ありがたいんですが、プラムってそんなに好きじゃないんですよね。1. 酸っぱい。最近の果物甘さ至上主義には辟易している私ですが、酸っぱ過ぎるのもどうかと思います。プラムは酸味が強すぎるのでちょっと苦手。2. 種離れが悪い。プラムは実の真ん中に大きな種が入っていますが、モモや梅と同じ系統なので身から種がキレイに外れません。コレが几帳面な私にとっては何となくストレス。

処理に困った果物はとりあえずジャムにしとけの法則にしたがってジャムにしても良いのですが、プラムのジャムってそんなにそそられません。メリットといえば酸味が強いのでクエン酸を追加で入れなくてもいいというどうでも良い点のみ。ガス代をかけるほどのものではないので、結局は生で淡々と食べていくという結果になります。この時期の果物なら枇杷の方が100倍嬉しいです。足は速いですが、こっちはジャムやコンポートにするのに十分なモチベーションがありますんで。

17/06/14(Wed)

先日テレビを見ていたら、初心者向けDIYのススメ的な番組をやってまして、一応趣味の木工を趣味とする私としては興味深く見たわけです。カッティングは全部ホームセンターでやってもらい、自宅では電動ドリルを使って組み立てるだけ。壁際のローチェストが材料費2万3千円位で出来てました。なるほどーと思う反面、いくつか疑問点もあります。1. カッティングを外注するためには正確な設計図が必要ですが、コレが実は難しい。板の厚みを計算に入れ、角などはネジをどっちから打つかで板の長さが変わってきます。繊細な部分ではネジ頭のはみ出しも計算に入れなきゃいけませんので、全くやった事のない初心者にはこの設計がハードルだと思われます。2. カッティングを外注すると、修正が発生した時にどーすんのという問題があります。組み立て始めたら設計と違う場所が出てきたなんてよくある話。1,000mmにカットした板を20mm詰めて980mmにしたい、なんて場合はまた追加で道具の必要性が生じます。

3. ↑にも関連しますが、道具の問題。材料費は2万3千円ですが、ここに道具代は入っていません。番組で使っていた電動ドリル・ノコギリ・巻尺など安い物を揃えても1万円はかかると見たほうが良いでしょう。それにもうちょっとキチンと色々したいと思いはじめると、道具への出費は青天井。まぁ、DIYを趣味にしてコンスタントに作るのなら、長い目で見ると安くなるんですけど。

まぁ、何だかんだいってもDIYは楽しいですからね。自分の企画が形になる・試行錯誤する・家の中がキレイになる・他の趣味(車や旅行)などと比べると比較的安く楽しめる、などといい事尽くめなので、趣味してはかなり良い部類に入るんじゃないでしょうか。最初から道具を揃えようとするとDIYが趣味に合わなかった場合に無駄になるので、小さい所から始めて、コツコツ深みにはまっていくのがオススメです。ちなみに私は現在、中にサーキュレーターを仕込んで夏の熱暴走も安心な座卓サイズのパソコン文机を製作中です。

17/06/13(Tue)

畑の玉葱がいっせいに採れ始めています。現状でも乾燥中のが200玉弱。こんなに作るなんてアホじゃね?と思いつつ、年寄りは言っても聞かないので仕方ありません。そんな玉葱を少しでも活用すべく日々使っているんですけど、今日は少し趣向を変えて食用でない玉葱の使い方・ホウ酸団子を作ります。言わずと知れたゴキブリ退治の定番で、簡単安く作れる割に効果が高いという非常にお得な一品です。

ホウ酸団子で一番大変なのは、玉葱をすりおろす作業です。刻むだけでも大変なのに、すりおろしたりしたら目が地獄になってしまうので。ですが今年はフードプロセッサーという強い味方があるので無敵。フードプロセッサーで細かく微塵切りにした玉葱・小麦粉・ホウ酸をレシピどおりに混ぜ合わせ、団子に丸めて日当たりの良い場所で一週間かけてカラカラに乾かせば完成。この十分乾燥させるというのが唯一のポイントで、薄暗くてじめじめした所に置くホウ酸団子ですんで、湿気が残っているとすぐに黴が生えてしまうのです。

そんなホウ酸団子ですが、一方でその存在意義に疑問を持っていたりもします。ゴキブリって餌を求めて現れるわけで、キレイに整頓・掃除しているのが一番の予防策だったりします。シンクの上に食材を置きっぱなしにしない・シンクの水滴はなるべくキチンと拭き取るというのを徹底すれば、それだけで随分減ります。それに、ゴキブリは本当に汚いのかという疑問も。昨年の夏休み子供科学電話相談室で、昆虫の先生がこの疑問を持ち実際にゴキブリを検査したら、細菌的には(ごく日常的な状態の)人間の掌の方がよっぽど汚いという結果が出たと話していました。ゴキブリ=不潔というのは幼少時から強烈に刷り込まれたイメージってのが大きいかもしれませんね。

17/06/12(Mon)

今日のメインは唐揚げ。これもポテサラ同様に惣菜コーナーの定番品ですが、揚げて時間が経った唐揚げは総じて不味いです。それを美味くするのがテクニックであり、それが難しいからこそ美味しい唐揚げの店は評判になるんですけど、家で揚げたてを食べればテクニックは大したことがなくてもかなり美味しくなります。唐揚げを美味しくするポイントはただ“揚げたてを食べる”、これだけだと思っています。

衣は色んな流儀がありますが、私は片栗粉のみ派です。唐揚げ粉は味付け要らずで簡単ですが、反面味が濃いですし何より唐揚げにしか使えないという汎用性のなさから使いません。鳥モモ肉は一人頭100〜150g計算で。やや大きめの一口大に切りわけ、ニンニク生姜・醤油・味醂などで適当に下味をつけてポリ袋に入れ、半日ほど寝かして味をしみこませます。揚げる直前に水分をふき取って片栗粉をまぶし、揚げれば完成。以前は二度揚げしていましたが、表面かりっとにこだわる理由もあまりないので最近では一回で済ませています。揚げ時間は肉の大きさにもよりますが、3分→ひっくり返して3分位で大体大丈夫。時間があればタルタルソースを作りますが、今回は他にも作るものが結構あったのでマヨで。マヨ&唐揚げ、身体に悪そうですけど美味しいんですよね。

17/06/11(Sun)

最近、ポテトサラダ→マカロニサラダ→春雨サラダをローテーションで作って、どれかは常備菜に入っているようにしています。こういうのは惣菜コーナーで見ると150円とかで売っているので一見安く感じるかもしれませんが、重量で割って単価計算をすると自作の5〜6倍の値段がついていることも珍しくない超高額商品なのです。というわけで今日はポテサラの日。

水を張った鍋に洗った皮付きのままのジャガイモと尖っていない方にピンで穴をあけた卵を入れて火にかけ、沸騰したら弱火に落として12分でジャガイモには火が通り、卵は固茹でになります。ザルにあげたら熱湯は後ほど洗い物に使うと無駄がなくて私好み熱いお湯を使うとそれだけで油汚れがとれるので洗剤一回分が節約できます(相変わらずドケチ)。ジャガイモは皮付きのままマッシャーで潰し、ゆで卵の白身は微塵切り・黄身はジャガイモと一緒に潰してしまいます。ここにしばらく水に晒して搾った玉葱・ベーコンの微塵切り・パセリの微塵切りを入れ、塩胡椒とマヨネーズで合えれば完成。ポイントは何といっても卵とジャガイモを一緒に茹でてしまう点でしょう。時間短縮・ガス代圧縮と良い事尽くめです。この○と×を一緒に茹でるというのは私が良くやるテクニックで、茹で時間が違う場合はキッチンタイマーを使って投入時間をずらしてやります。昨今では電子レンジを多用しますが、アレは600〜800Wと消費電力が多いので、ジャガイモに火を通すために10分レンチンとか私には出来ません。

洗物に茹で汁を使うというのもドケチの私らしいテクニック。流石に肉や魚を下茹でしたお湯は使えませんが、野菜・パスタなら積極的に使っています。ちょい熱めのお湯で洗って布巾で拭けば洗剤なんて使わなくても十分キレイになるので。勿論理想的な温度のお湯がない場合も多いのでそんな時は普通に洗剤使うんですけど。ちなみにうちの親なんかは洗剤の原液を直接スポンジにつけて使ってるんですけど、アレは何なんですかね。パッケージには結構な量の水に洗剤少量を溶かして使えって書いてあるので、その通りにすればコスト的にも環境的にもやさしいと思うんですが。

17/06/10(Sat)

庭のサツキの花がほぼ終了したので、早速来年に向けての剪定をしました。うちのサツキは妙に花が少ないなと思って調べてみたら、サツキって花が終わった直後のかなり早い段階で翌年の花芽が出来るようなのです。ですんで、7〜8月とかにそろそろ刈るかと剪定すると手遅れ。花芽も摘んでしまうので翌年の花が少なくなるという寸法。ですんで今年は、もう刈ってしまいます。

サツキの剪定は簡単。刈り込みバサミでバッサバサ刈っていくだけ。一枝ずつ個別に剪定しなきゃいけない松と比べれば、同面積の処理速度は10倍を超えるでしょう。注意としては細かい枝が飛び散りまくるので、予め散りそうな場所にビニールシートを敷いておくこと。こうしないと後手間が大変な事になりますが、逆に言えばこの細かい枝の処理に気を配ってさえいれば後は簡単です。

こうやって庭仕事をしていると、庭って本当にエンドレスです。先月はアホみたいに落ちていたクロガネモチの葉っぱが一段落したかと思ったら、今月は隣家からのタケノコテロ・日照り続きで水遣りの手間ハンパなし・ツワブキ大増殖でキャラブキを作るも間に合わない、などなどイベントが盛りだくさん。積極的に庭の世話がしたい人でなければ庭付きの家なんて住むもんじゃないと思います。

17/06/09(Fri)

今日のメインは久しぶりにハンバーグ。昔ほど頻繁に食べたいとは思わないのですが、たまに食べるととても美味しい、そんな位置づけなのがハンバーグ。それに家で作ると安いんですよね。150gクラスの結構でかいヤツが付け合せ込みでも原価150円位で作れてしまいます。これを外で頼んだら普通に900円とかするわけで、やっぱり自炊は最強だなと。まぁ、東京時代と違ってうちの近所には気軽に行ける外食の店があまりないというのもあります。あってもロードサイドチェーン系とか。

使う肉は普通の合い挽き肉。別に国産じゃなくても良いです。正直、ニンニクや香辛料、ソースケチャップでベタベタに味付けをするので、多少挽肉の質が劣っていても無問題。肉の量は一人頭120〜130gで計算します。ここに微塵切りにした玉葱・牛乳でふやかしたパン粉・塩適量を入れてよく捏ね、成型して焼きます。肉がだれないように手をよく冷やして…とかは味っ子じゃないんだからやりません。そんなに違いも分かりませんしね。また、玉葱は予め炒める流派と生で使う流派がありますが、私は生派です。以前は玉葱を刻む手間が馬鹿にならなかった(刻みが荒いと焼いた時にハンバーグが割れる)のですが、フードプロセッサーを買ってからは一瞬になりました。

焼きは強火で両面2分ずつ→極少量の差し水&蓋して弱火で両面5分ずつがうちのコンロのベストタイミングです。残った脂はソース・赤ワイン・ケチャップを適量入れて煮詰めてソースにします。付け合せはキャベツの千切りと人参・ジャガイモのソテー。結果:当然美味い。うちの母親の作るハンバーグは生焼けを警戒して一口大に作る&予め電子レンジで完全に火を通してから焼き目を付けるという手順だったため、調理中に肉汁が全部流れ出してパサパサの酷い代物でした。子供心にコレはないわ〜と思っていた反動が、大人になって作る一個150g強の中までふんわり大型ハンバーグなわけで、反面教師って恐ろしい物ですね。

17/06/08(Thu)

今日のオーダーはは25cmクラスの鰯3匹で何か作れというもの。鰯というと刺身以外ではフライかムニエルが私の得意技なんですけど、どっちも最近作ったばかりなので避けたいよねと考えて水煮に決定。鯵は身が少ないのでやりませんけど、鯖で作っても美味しい。

鰯は頭を落として腸を取り除きよく洗います。中骨はつけたまま圧力鍋に入るように半分にカット。ひたひたに水を注いでエェ加減の塩を投入。あとはハーブ類を適当に。今回は潰したニンニク・鷹の爪・胡椒・ローリエをチョイスしました。蓋をして点火し、蒸気が吹いてきたら弱火に落として25分。後は半日かけて自然冷却すれば完成です。感想:ご飯にも合うんですけど、どっちかというとパンに合いそうな味。ほぐしてフレークにしてからパンに乗っければ普通に美味しい感じ。あと、骨まで柔らかくなっているのでそのままかじりつけばカルシウムの観点からも良い感じなんじゃないでしょうか。ちなみに今回の鰯は1匹78円、コスパ最強です。

17/06/07(Wed)

水を遣っても遣っても元気がなくなっていった苔鉢が最近復活してきました。原因は水の遣り方が間違っていたからっぽいです。通常鉢物は受け皿に水が溜まるまで水を遣り、その受け皿が乾いてきたな〜ってのを次の水遣りの目安にしていました。でも苔って水を吸い上げる力が弱いようで、受け皿に水が溜まっていてもそこから吸い上げられないようなのです。というわけで、苔の水遣りの正解は霧吹きという結論に達しました。朝昼晩、とにかく気がついたら霧吹きでこまめに水をかけてやる&一応受け皿も少し湿っている状態をキープするってのを守ると、ガッツリ復活してきました。

コツが分かった所で苔鉢の種類を増やしてもいいかなと調子に乗ってます。何せ苔の種類は無限。うちの庭内に限定しても10や20は簡単に見つけられるほどバラエティに富んでます。鉢植えである程度大きくなるのを待っているチャノキとウチムラサキが軌道に乗ったら地植えにして鉢がなくなるので、そのタイミングで増やそうかなと長期計画を立案中です。

17/06/06(Tue)

裏庭のプチトマトが実り始めました。野菜類の中でも初心者向けで簡単といわれているトマトですから、基本放置でどんどん実をつけます。水や肥料もそんなに必要じゃなくて、むしろ遣り過ぎると害になるのがトマトなので超楽。ただし、作った人あるあるですが、プチトマトって意外に伸びるのです。去年作ったヤツは全長3mは楽に越えました。当然自立できないので支柱を立てて支える事になりますが、計画的に支柱を立ててやらないと他の植物の邪魔になります。去年は慣れてなかったので、横にずーっと伸ばして収拾がつかなくなったのはいい思い出。

というわけで今年は朝顔なんかでよく使われる行灯仕立てにしています。支柱を一辺50cmの三角形に立て、そこをグルグルと巻くように主茎を固定していきます。コレなら省スペースで邪魔にもならずナイス。巻く時に勢い余って茎を折らないように注意しなきゃいけませんけどまぁその程度です。ちなみに採れたトマトはもっぱらサラダ用。隣に生えて収拾がつかなくなりつつあるオレガノと、トマトを挟んで反対側に大繁殖しているサラダ菜、それに畑でどうしようもなく増えているキュウリあたりを突っ込めば、立派な一品になります。オレガノとトマトは相性がとても良いのでオススメ。ハーブというとまずミントから、みたいな風潮がありますけど、料理に使いづらいミントよりもオレガノとかタイム作っとけ、と個人的には思います。

17/06/05(Mon)

畑で枇杷がとれ始めました。私が好きな果物ランキングの中で枇杷は結構上位に食い込みます。小学校に入る前に調子に乗って枇杷を食べすぎて腹を下し、病院ででかい注射を打たれたのはいい思い出。四十を過ぎた今になっても枇杷を見るとあの注射を思い出します。それはともあれ枇杷は結構足が速いです。それにうちのは素人仕事で作った奴なので虫食いがあったり、収穫の時に間違えて枝を身の付け根からとってしまっていたりで、余計に足が速くなってます。こんなの普通に生食していたら、お腹を壊す前に飽きるのが必定。去年は確かジャムにしたんですが、今年は杏仁豆腐がマイブームなので、砂糖を減らしてコンポートにして添えてみようかなという企画を立てました。

作り方は簡単。枇杷は皮を剥いて種を取り除きます。地味にこの作業が一番大変。楽な道はありません。淡々と作業をこなすのみ。片手鍋に1/3程の枇杷がたまったら水をひたひたに注ぎ、注いだ水の20%の砂糖を加えて点火。沸騰したら弱火に落として紙の落し蓋をしてから3分煮たら火を止め、そのまま自然冷却。後は冷蔵庫でよく冷やして完成です。あんまり甘くないので杏仁豆腐のお供にぴったり。砂糖が少ないので保存は利きませんが、去年散々作って枇杷ジャムは飽きたので、今年は刹那的に消費するコンポートでいいかなと思っています。

17/06/04(Sun)

今日は裏庭ブドウの袋かけ。エェ感じで実が大きくなってきたので袋をかけて害虫などから守ります。最近の袋はよくできてるんですよね。ワンタッチで取り付けられるように細い針金がついていたり、袋の片側が透明シートで出来ていて実の熟し具合が外からでも確認できたり。それでも手間がかかる事は確かで、こうやって世話をした挙句にやっと食べられるっていうのは、市販品を買って食べるのとは違う喜びがあります。

ついでに蔦の再配置もやっときました。透明の波板屋根の下に竹で足場を組んで蔦を這わせてるんですが、自然に任せているとどうしても粗密が出来てきます。ですんで、折れないように蔦を丁寧に動かしてなるべく均一に配置し、効率的に光合成が出来るようにしてやります。また、蔦に引っかかっている房を外して下ろし、日光が良く当たってキレイに熟すようにしてやったり。正直買った方が早いよねと思わなくもないんですけど、市販の高級品が美味しいのは当たり前というか飽きたというか。時代は自作だと思います。

17/06/03(Sat)

今日は母親の依頼でアサガオネットの設置。孫(私から見たら姪)から貰った朝顔の種を植えたらエェ感じに育ってきたので、ネットに這わせたいという依頼です。今は使っていない離れ南側の日当たりのいい場所に植えてあるので、そこにネットを張ります。ネットは100円ショップで買ってきた園芸用のもの。今ではこんな物も売ってるんですね。上の固定は既に設置されていた物干し竿を使います。アルミの針金を縒って強度を高めたものでS環を4つ作って物干し竿に引っ掛けて固定器具にします。

下は農業用のペグを使用。うちに山ほど転がっているヤツから4つ失敬してきまして、木槌で地面に打ち込んで下部の固定に使います。S環作成時間を除けば総作業時間15分。後はアサガオが上手く絡むのを待つだけです。ちなみに周囲にはドクダミがかなり生えてきていましたんで、ついでにガッツリ収穫してきました。根元を洗ってから輪ゴムで10〜15本ずつ束ね、軒先に吊るして乾燥させます。1週間ほどでカラカラになるのであとは適当に刻んでドクダミ茶に。捨てるのももったいないと飲み始めたドクダミ茶ですが、意外にいけるので嵌ってしまっています。冷やすと香りがマイルドになって、エェ感じなのですよ。

17/06/02(Fri)

趣味の木工で必要になるドリルビット(ドリルの先端部分)を買い足しました。趣味の木工を始めて分かったのですが、このビット代が馬鹿になりません。1本800円位なんですが、とにかく数が必要。一般的な形の木工用ビットは大体が直径3mm〜12mmの間で0.5mm刻みです。コレを全部揃えると19本で1万5千円超えます。更に貫通穴をあけるか途中で止める止め穴をあけるかでビットの先端の形が違います。貫通穴用のビットは切削力が強いので途中で止められない反面、止め穴用のビットは切削力を落として微細なコントロールが聞くようにしているので穴を開けるのに時間がかかります。つまり一長一短。まぁ、趣味の木工であれば止め穴用のを揃えておけばほぼ問題ないんですけど。

更に15mmより大きな穴を開けようとすると、ボアビットというこれまた違う種類のビットが必要になりますし、15mmより大きな穴でなおかつ穴の底をキレイな平らにしようと思えばフォスナービットというこれまた違う種類のビットが必要になります。つまり、ビットエンドレス。ポイントはビットの用途が極めて狭いということ。たとえば直径6mmのビットは直径6mmの穴しかあけられません。ちょっと工夫をして5.5mmの穴あけに使うとか絶対出来ません。5.5mmの穴をあけたかったら、新たに5.5mmのビットを買うしかないわけです。コレが料理だと包丁一本で出来る範囲は極めて広いんですけどね。

まぁ、上で1万5千円と書きましたが、実はそんなに出費する必要はありません。良く使うビットが5本セットで1,000円とかで売っているので、とりあえずそれを買ってあとは買い足していくという感じになるでしょう。でも、私はもう多分1万円以上使ってます…。まぁ趣味ですから良いんですよ。

17/06/01(Thu)

エェ感じに気温が上がってきたので、今年の堆肥作り開始。メインの畑は面倒臭いので化学肥料をぶっこんでますけど、狭い裏庭のハーブ系菜園くらいは堆肥を使ってもいいんじゃね?という理由で堆肥作ります。毎日の落ち葉拾いや草むしりで出たものを有効活用しようって意図もありますけど。可燃ゴミの袋に入れて捨てるのが一番簡単ですが、そんなのにコストかけてもねぇ…と思ってしまうのですよ。

堆肥の作り方は簡単。拾った落葉&雑草を45Lの黒ポリ袋に詰め込んでいき、密封して日当たりの良い場所に置いてお世話します。ただ放っておくだけでは駄目なのですよ。1. 時々水を遣る。乾燥していると発酵が進まないので時々水をかけて中までしっとり湿っている状態にします。やりすぎるとべしゃべしゃになって混ぜるのが大変なので、その辺は適度に。2. 時々かき混ぜる。空気を含ませて発酵を促進させます。こうすると2ヶ月くらい?で落葉がバラバラになり、所謂堆肥になります。冬場の植物が少ない時期に裏庭菜園にばら撒いて軽く耕し、表土と混ぜ合わせる事で翌年の収穫がアップする(ような気がします)。

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