2019年1月

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19/01/31(Thu)

父親が友人から猪肉を貰ってきました。コレはもうベーコンにしろと言われている様なものでしょう。というわけで下処理から。ネットで調べると諸説ありますが、とりあえず塩分は4%で。猪肉は千枚通しで適当に穴だらけにした後、塩を揉み込んでジップロックに入れ、ドリップがもれた時の保険としてバットに乗せて冷蔵庫で1週間寝かせます。この間は最低でも1日1回上下をひっくり返し、余分なドリップはこの際に処分します(←今ココ)。塩漬けが済んだら半日〜1日かけて流水で塩抜きした後、魚干し網での乾燥を経て燻製です。燻製って手間はそんなにかかりませんが、時間はかかります。まぁ、オトナの趣味ってヤツですかね。

ちなみに猪肉は毎年貰っているんですが、以前の料理方法は酷いの一言でした。うちの母にとって猪肉はモツ系と並んでゲテモノカテゴリーだったので、本当は食べたくもなかったんだと思います。それでも、貰い物を捨てるわけにも行かないのでしぶしぶ料理してました。とりあえず冷凍庫に突っ込んで半年以上放置。庫内が圧迫されて仕方がなくなって初めて取り出してきて料理します。まず、解凍したら脂身は全て切り取って捨てます(えーっ!)。残った赤身の部分は3回以上茹でこぼして徹底的に臭みを抜き、固さが残らないように小さく刻んで生姜・醤油・味醂で佃煮風に仕上げます。もう、猪肉使う必要ないよね?というどうしようもない調理方法でした。そういえば、ゴーヤの料理方法も酷かった。薄切りにしてから一晩水に晒して徹底的に苦味を抜いてからの佃煮。コレもゴーヤを使う必然性皆無だよねと突っ込みたくなる一品。まぁ、ありていに言って料理は下手くそでしたね、あの人は。

19/01/30(Wed)

あれこれ検討した結果、燻製器は扉を新しく作成する事にしました。チップの補充の為に上下2つ扉にすれば熱のロスを最小限に抑えられるんですが、隙間の処理が面倒臭そうなんでしばらく考えた結果却下。大人しく1枚扉にします。材質は木の枠に本体の外装で余った鉄板を貼り付ける方向で。でもどっちみち蝶番は必要だよね、と考えて思い出しました。納戸に使わなくなった引き戸を10枚弱放り込んであるんですが、その中に1つだけ蝶番の付いた開き戸があったような気がする…。というわけで取り出してみたらビンゴ、タダで蝶番が2枚手に入りました、やったね。

ただし問題が2つ。1. 本体に固定してあるネジが錆まくっている。2. 乱暴に取り外したらしく、蝶番自体がそこそこ歪んでいる。1.の対策はとにかく根性でネジを外すしかありません。大昔の物なのでネジ頭は潰しやすい事では定評のあるマイナスタイプ。とりあえず556を大量に吹きかけて10分ほど放置し、気合で外します。力の配分としては、押す力が8に対して回す力が2。こういうのは回す方に意識を置くと、間違いなくネジ頭が潰れて終了になります。ドライバーを押しつけることに精神を集中し、回すのはおまけです。2.の蝶番の歪み補正は、これまた基本的に根性です。万力で固定してペンチで反対方向に捻って大枠を修正し、微調整は亡き祖父が職場からパクってきたレールを土台にして金槌で。どう考えても買った方が早いんですが、ここで使わないと永劫使う機会がないと思うので、仕方がありません。

19/01/29(Tue)

燻製器の試運転をしました。手羽元1kg・砂肝250g・ハツレバー250gに4%の塩をすり込んで一晩放置し、半日かけて塩抜き、丸一日魚干し網で乾燥した後で燻製しました。結果:そりゃ美味いに決まってる。市販の物よりもスモーク臭が強いですが、むしろ私はこっちの方が好き。ただし、固いです。父親の前歯が折れました、自己責任ですが。そりゃま、結構水分飛ばした後で燻してますから、原理的に柔らかい燻製なんてありえません。燻製に柔らかさを求めるのは、豆腐に歯応えを求めるのと同レベルの無茶な要求なので、この路線でいいと思います。ちなみに各アイテムの評価は、手羽元:文句なく美味い。迷ったらとりあえずコレ作っとけレベル。砂肝:美味いけどちょー固い。予め薄くスライスするとか、キッチンバサミ片手に食べるとかしないと私でも厳しい。でも美味いので無問題。

ハツ:悪くはない。筋肉系で砂肝と同列の存在だが、いかんせん小さいので食べでに欠ける。正直ボイルの方が美味い。レバー:凄く好みが分かれる味。元々癖の強さでは定評のある食材の癖が更に強くなっている。レバー大好きな人なら凄く喜ぶけど、そうじゃなければ…。私は正直労力かけて燻製にするよりもボイルの方がコスパに優れると思う。

そして肝心の燻製器ですが、課題が2つ。1. 扉が駄目。オカモチ式で上からギロチンの様に落とす扉にしたんですが、これだと中の温度が上がると扉が膨張し、開けるのが難しくなります。チップの補充で何回か開けないといけないので、コレは不味い。扉の左右を数ミリ削って様子を見、それでも駄目なら開き戸を作るしかないです。元々がなるべく家にあるもので作るというコンセプトだったので、金具を買いたくなかったんですが、仕方がありません。2. 意外に温度が上がらない。以前ダンボール&カセットコンロでやった時はすぐに100度越えたんですが、今回の電熱器タイプだと50度がせいぜいです。周囲を薄い鉄板で囲ったのがいけなかったのか…。でも、流石にココは直しようがないんですよねぇ。ダンボールを表面にベッタリ貼り付けて断熱するのは格好悪いので避けたいんですが、このためにわざわざ断熱材買ってくるのも考え物。さぁどうしよう。まぁそういうのが自作の楽しさなんですけどね。

19/01/28(Mon)

新しい棒針を買ってしまいました。近所の手芸店が20%オフセールをやってまして、Amazonより随分安くなるのでついうっかり。あんまり需要がないせいか、Amazonの棒針単体ってほとんど正価なんですよね。ちなみに買ったのは長さ12.5cmの最も短いタイプで5本セットが700円強。コンビニで売ってる団子の串と大してかわらない姿なのにこの値段、高ぇよ!手袋や靴下を編む際にあると便利なサイズです。私の趣味嗜好としてセーター系の大物よりもむしろ小さい物をちまちま編むのが性に合っているみたいなので、あると良いなと思っていたのです。編み物は大は小を兼ねるといいますか、長い編み棒で短い編み棒を代用する事は一応出来ます(逆は不可)。でも、ゴミ手袋を編んだ結果、出来るけど凄く編み難いというのを実感したので買いました。

そしてまずやる事はケースの作成。今回買ったのは3サイズですが、隣のサイズ同士なので直径がほとんど変わりません。そしてセットで買うとケースがついてくるんですが、バラで買うと自前で準備する必要があります。混ざると選ぶのが非常に面倒臭いので、手持ちの布とバイアステープでちゃちゃっと作成しました。こういう時にミシンは最強です。ミシンでの小物や衣料品作りを趣味にするつもりは全くありませんが、身の回りの品のメンテや必要になった品をさっと作るとか、ミシンがあると生活のクオリティが一段上がる気がします、オススメ。今回のケースは以前買った棒針セットが入っている布のケースを参考にというか、丸パクリです。ただし、本当は中に薄く綿の入ったキルト地を使いたかったんですが、ミシンがへそを曲げたのでちょっと厚めの普通の布にしました。使いたい時に必要な物がさっと取り出せず探し回るのは時間の無駄ですしテンションも下がります。整理整頓、マジ重要。

19/01/27(Sun)

やっと完成した燻製器の試運転をしようと、肉買ってきました。最初に定番だけどちょっとお高い豚バラで失敗すると悲惨なので、とりあえず安い肉をチョイス。かといって電熱器が結構電気を喰うので、少量だと電気代がもったいないですから、容量ギリギリ(と思われる量)まで買ってきました。手羽元1kg・砂肝250g・レバー250gです(ディスカウントスーパーなので、コレでも1,000円いってません、安い!)。レバーだけちょっと下ごしらえ。心臓と肝臓に切り分け、心臓は大きく切り込みを入れて血の塊を取り除きます。肝臓は2つのパーツが細い部分でつながっている形をしているので、そこを切り離しておきます。

重量の4%の塩を振ってタッパーで一晩保存。一応、トイレに起きてきた時とかにドリップを捨てます。翌朝、水を張ったボウルに移して塩抜き。パーツが小さいので2時間くらいを予定しています(←今ココ)。焼いて味見してオッケーならペーパータオルで水分を拭ってから魚干し網で丸一日乾燥の後、煙を当てて完成という段取りになっています。燻製は久しぶりだけど初めてじゃないので、特に気負う事もなくゆっくり淡々と作っています。子供の頃はプラモデルを買ってもらうととにかく早く作りたくて雑な仕事をしていましたが、そういうのが完成度を上げるためにはもっともやってはいけない事です。とにかくゆっくり時間をかけて。結果だけじゃなくて経過も楽しめるのがイイ大人ってヤツだと思います。

19/01/26(Sat)

趣味の木工関係は必要な物は大体作ってしまったので一段落していたんですが、最近また作らなきゃいけないものが出てきました。最初期に作った抽斗の中の仕切りや調味料を入れる小箱の作り直しです。何せなーんもノウハウの蓄積がなかったので、安直に古いベニヤ板で作ってしまったんですよね。置く環境が変わったせいか接着剤の劣化が一気に進んで所々薄く剥がれたり、表面のツルツルした塗料のノリが悪い部分の地肌が見え始めたり。正直酷い状態です。まぁ、古いベニヤはごく限られた用途にしか使っちゃ駄目というのが身に沁みて分かったので、無駄ではないですが。

というわけで、逐次作り直しています。今回使うのは6〜7mm程度の杉の薄板です。今こういうのを買うと意外に高いですけど、うちには古い箪笥の抽斗をばらした時に出てきたやつが結構あるので、不自由はしません。前回四隅の接着は単純に木工用ボンドで接着しただけでしたが、今回は一手間かけます。互いを凸凹に整形してかみ合わせ、接着した後下穴をあけて釘代わりの竹串を差し込んで表に出た分をカット。こうすれば見た目も綺麗ですし、ちょっとやそっとじゃ壊れません。まー面倒臭いっちゃ面倒臭いんですが、その面倒臭さを楽しむのが趣味というヤツですから、無問題です。

19/01/25(Fri)

毛糸の靴下補修中。元々母親が履いていたものですが、碌に手入れもせずに履き続けていたために、両足とも指の付け根と踵に大穴が開いています。直すのが面倒臭くてそのまま履いていたんですが、毛糸の整理をしたら短くて使いようのないやつが一杯出てきたので、有効活用を兼ねて作業中です。方法は簡単。まず中に電球や小さなジャムの瓶を仕込んで形を保持した状態で、直す範囲をしつけ糸で囲みます。コレはやらなくても良いんですが、そうすると補修の境界線がガタガタになって美しくないので、私はやります。数分で済みますしね。

ここから糸の入れ方が2種類あります。極薄になっても本来の生地が残っている場合は、縦横に細かく並縫いをしていきます。それすらない完全な穴になっている場合は、まず縦に(横でも良いけど)なるべく密に糸をわたし、今度はそれを上下に交互にくぐるように横糸をわたしていきます。出来上がりを透かしてみて光が通るようなら、その部分を更に重点的に毛糸でカバー。履いていると毛糸同士が絡み合い、フェルト化して強靭になるらしいです。ところでこの毛糸の靴下、足の甲にはパンダかタヌキだか分からない顔が、アキレス腱のところには短い尻尾が飾りとしてついています。中年のオッサンが履くのはどうかと思われるデザインなので、撤去してシンプルな状態にしようかとも思ったのですが、まぁ良いかとそのままにしています。

あと、毛糸の靴下は履いて歩いちゃ駄目ですね。元々歩く事を想定した生地ではないので、パソコンの前に座って作業をする時限定にしようと思っています。そうするともうちょっと長持ちする筈。動いていればそんなに寒くないのですし、台所作業中はスリッパがあるので要らないかなと思っています。

19/01/24(Thu)

今日のメインは近所で貰ったキンメダイ。キンメダイは今でこそ高級魚扱いですが、私が小さな頃この辺ではあまり評価の高い魚ではありませんでした。私が分析する理由は刺身至上主義です。この辺では割と一般的な価値観なんですが、うちの両親・祖父母は魚は刺身で食べるのが最高で刺身の美味い魚が高級、と思っている節あります。私から見たら魚の食べ方を知らないアホの妄言としか思えないんですが、今より流通事情が悪かった昔は新鮮な魚を生で食べるのが贅沢だったのかもしれないですね。そしてキンメダイは刺身で美味い魚ではありません。身がとても水っぽいので、キンメダイを食べるといったらまず浮かぶのは煮物でしょう。そして刺身で食っても美味くないから評価が低い、アホです。

キンメダイは煮物も美味いですが私が一番美味いと思うのは昆布〆です。三枚におろしたら砂糖をまぶして30分(塩の前に砂糖を使うことでふっくらと仕上がるし、だからといって甘くなるわけでもありません)→洗って拭いてから塩をまぶして1時間→洗って拭いて昆布をまぶして一晩冷蔵庫で、水分が抜け昆布の旨みも吸い取って大変な事になります。更にキンメダイは皮が美味いので、鱗を取り除いたら布巾をかけ熱湯を注いですぐに氷水へ。所謂湯霜作りというやつに加工します。手間はちょーかかりますが、かけるだけの価値はある味となりますんで、キンメダイが手に入ったら是非。買うとかなり高いので、なかなか大変かもしれませんけど、ヘタな外食をするくらいならキンメダイを買うほうがお得だと思います。

19/01/23(Wed)

編み物って始める前は所謂ゆるふわ系だろうと馬鹿にしていたんですが、実際にやってみると全然違います。かぎ針編みは知りませんが、棒針編みは意外にも凄くデジタルな世界です。例外は色々ありますが、棒針編みは編み方が1種類しかありません。そしてその編み方には表と裏があって、表と裏をどういうパターンで出すかで模様が決まります。全部表にしたらメリヤス、裏にしたら裏メリヤス、1段ごとに表と裏を交互にしたらガーター、1列ごとに表と裏を交互にしたら一目ゴム編みetc。糸のかけ方に少し変化を加えて特殊な効果を持たせる編み目もありますが、基本はこの表と裏のバリエーション(と糸の色を変えること)で、棒針編みはほぼ全て成り立っています。言ってみれば表と裏でドット絵を描いている様なものです。

そして私が考えるもうひとつのデジタルなポイントが、編み目を揃える点。場所によって目が緩かったりきつかったりすると、格好良くありません。目を揃える為には編むフォーム確立し、糸にかかるテンションを常に一定にする必要があります。編む場所によっては編み棒そのものが邪魔になる場合もありますが、そんな時でも指の動きを工夫してテンションは一定に保ちます。はっきり言ってゆるふわ系の要素なんて欠片もありません。日本では編み物男子は少数派ですけど、欧米では割と一般的だという話を聞いたことがありますが分かります。コレ、どっちかというと男性が好みそうな趣味です。日本では世の中に出回っている作品の多くが女性向けなので男性はあんまり寄り付きませんが、色や柄によってはむしろ男性が楽しめる趣味になるんじゃないでしょうか。

ちなみに趣味の木工と比べた場合長所は、1. 音が出ない。作業中は無音なので、夜中であろうが明け方であろうが誰気兼ねなく作業できます。2. 初期投資が安い。木工だとゼロからなら道具を揃えるのに最低でも数万円単位の投資が必要ですが、編み物なら数千円単位で収まります。3. 後片付けが簡単。木工は木屑の処理が必要ですが、編み物はほとんどゴミが出ないので後片付けが楽です。4. 隙間時間の活用向き。木工は道具を出したりの準備に割と時間がかかるので、10分だけ時間があるからちょっと作業という事が難しいですが、編み物はそれが簡単に出来るので時間の有効活用に向いています。5. 作業スペースが要らない。編み物は座る場所があればそれでOKですが、木工はそうはいきません。まー、編み物のメリットはこんな所ですかね。

19/01/22(Tue)

母親の荷物を整理していて大量に出てきた毛糸を有効活用すべく編み物を始めたのですが、細い毛糸の使い道に困っています。母親は主にかぎ針編みをしていたようですが、私が興味を持って趣味にしているのは棒針編みです。編み物をやった事がない段階ではかぎ針・棒針ナニソレ?状態だったんですけど、この2つは結構違います。そして、棒針編みでは細い毛糸は基本的に使いません。でも、かぎ針編みをやっていた母親の毛糸ストックなので、細い毛糸が結構あるんですよね。というわけで色々調べた結果、焼け石に水感はありますが、靴下の修理に使うことにしました。

私は毎朝1時間ほど歩いているので、靴下の裏側が結構薄くなります。正直新しいのを買った方が合理的だとは分かっているんですが、毛糸の有効活用が出来てしかも結構楽しいので、直してしまいます。直し方は以下の通り。まず、修繕する場所によって電球やジャムの瓶など作業に適した物を入れて輪ゴムで固定します。修繕範囲をしつけ糸でざっくり囲んだら、細めの毛糸をなるべく細かいピッチ・狭い間隔で縦横クロスで並縫いしていくだけ。糸始めと終わりは結ばずに引き返して縫って毛糸同士の摩擦力に任せます。最後にしつけ糸を抜いて完成。しばらく使っていると、毛糸通しが擦れて絡まり、フェルト化してえぇ感じになるそうです。所要時間は500円玉大に薄くなった部分の補修で30分といったところ。どう考えても買った方が安上がりですが、良いんです趣味だから。

19/01/21(Mon)

燻製器が一段落してきたので、次回作卵焼き器の蓋の作成を始めました。卵を焼く時には蓋は使わないんですが、餃子を焼く時に必要なので。実はもう作っているのですが、色々不具合があるので作り直したいなと思っていたのです。1. サイズに余裕を持たせたい。前作は本当に鍋ピッタリに作ってしまい、少し動かすだけで端に隙間が出来てしまっていました。あんまり余裕を持たせると今度は鍋蓋からの滴り落ちが気になるので、どの程度大きめに作るかは考え中。

2. 反り防止。むしろこっちが本命です。前作は1枚板でしかも中心が膨らむような板の配置をしてしまい、大失敗でした。反り防止に渡した板も、そりの圧力に負けて一部が剥がれてしまっています。そこで今回は板を3枚使い、しかも木目をキチンと確認して反りの方向をコントロールします。また、3枚使うとキッチリ板を合わせていても収縮で隙間が出来るので、この対策も必要。板の端を互い違いに半分の厚さにし、噛み合せれば多少伸び縮みしても隙間はできんじゃろというのが今回の作戦です。リューターがあるのでこの作業は楽勝。

前回の燻製器もそうですが、私がDIYをする時に決めている事があります。時間がきたら止める。予め終了時間を決めておき、その時間がきたらどんなにキリが悪くてもその日はそこで終了です。あと少しだからキリの良いところまでなどと考えると、無意識の内に急いで作業が雑になってしまい、碌な結果になりません。そもそもキリが良かろうが悪かろうが、他人が関係する締め切りがあるわけじゃないんだから、そんな事どっちでも良いのです。むしろ作品の完成度を維持する方が重要。ゆっくり丁寧にやれば、素人でもそれなりに綺麗な結果が出ますし、キチンと考えながらの作業は次に生かせますから。

19/01/20(Sun)

畑のキャベツがやばい事になっているので、昼食メインをパスタからお好み焼きに変更しました。私のレシピは、キャベツ150g・だし汁50ml・卵1個・小麦粉40g・葱適当・塩少々。キャベツは荒微塵・葱は小口切りにし、小麦粉を卵とだし汁で溶いてペースト状にしたものに投入。蓋をして片側3分→ひっくり返して蓋して4分→蓋外して3分で完成です。気が向いたら豚肉や海老を入れることもありますが、基本は↑のベーシックセットだけで十分美味いです。味付けはウスターソースをシリコン刷毛で塗った後、マヨネーズをかけて鰹節を散らすだけ。

だし汁を毎回50ml作るのは非効率的なので、400mlほどまとめて作って冷蔵保存してあります。お好み焼きだけでなく煮物や炒め煮にも使うので、4〜5日でなくなりますから、賞味期限とかあんまり深く考えていません。豪華にしようと思えば、天カス・紅生姜・青海苔・山芋あたりがメジャーですし、これらを入れれば味に深みが出ることは分かりきっているんですが、買っても使い切る自信がないので現在凍結中。天カスは便利だと思うんですけどねー。欲しいものリストにあるたこ焼き器を買っちゃったら天カスも真面目に検討しようとは思っていますが。まぁ、お好み焼きなんて冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと作るのが本道で、わざわざ材料を揃えて作るほどのものじゃないですからね。

19/01/19(Sat)

趣味の編み物はニットキャップが完成。今回は大人しめの色で作ったので、外にも普通に着ていけます。材質はウール100%で、下半分折り返す部分が二目ゴム編み、上半分が2×2の鹿の子編みです。鹿の背中の模様に似ているのが語源といわれる鹿の子編みですが、鹿の背中というよりも大仏のパンチパーマといった風情です。着心地は凄く良い。小さ過ぎた2ndの経験を元にサイズを決めたのでピッタリ。そして流石はウール100%、ちょーあったかいです。今までフリースのキャップがあったけーとか思っていましたが、あんなの目じゃありません。そして、ディスカウントショップで売っている数百円のアクリルニットキャップと比べると圧倒的な手触りの良さ。近づいて見ると所々編み目が怪しい所があるんですが、まだ3rdにしては良い感じでしょう。さっそくウォーキングや就寝時のお供になって一日中かぶっています。

というわけで、次回作は手袋。元々ニットを始める際に一番作りたかったのがこの手袋です。特に部屋で作業をする際に使う指先を切ったタイプのが欲しい。市販品だとあんまり無いんですよね。あっても指先が出過ぎていて寒かったり、逆に長過ぎて作業の邪魔になったり。今はフリースの手袋の指先を自分で切って使っていますが、もう随分くたびれてきたので、コレにかわるヤツが欲しいです。ただ、5本指タイプは細かい作業の積み重ねで結構複雑なので、最初はミトンタイプで経験を積もうと現在作成中。本体部分は比較的簡単ですが、それに比べると圧倒的に細い親指が編み難い。でも、小指はもっと細いですからねぇ…。先は長いです。

19/01/18(Fri)

畑の蕪を消費するために毎日スープに仕立てて食べていたら、コンソメのストックが少なくなってきたので愛用の業務用スーパーに買い出しに行きました。この業務用スーパーはうちから片道5kmの所にあって、行き返り寄り道せずメモに基づいて迷わず粛々と買い物をすると、往復で約50分。1時間オーバーはちょっと考えてしまうので、この店が私の自転車行動圏の限界点です。ただし、毎回この店に通うのはちょっと厳しいですし、家の近所にはこの業務用スーパーとは得意分野が違うディスカウントショップやスーパーがあるので、通常の買い物は近場を利用し、業務用スーパーでの買い物はリストにまとめておいて月1回程度という運用をしています。

ちなみに今回業務賞スーパーでゲットしたのはコンソメの素1kg、塩5kg、穀物酢1.8L、味醂1.8Lなど。これだけの重量があると自転車の前カゴだけを使うとふらついて危ないんですが、私の愛車には後荷台もついているので、荷物が多い時はゴムバンドでくくりつけてしまえば結構な積載量を誇ります。ただしいかんせん遅いので、ロードレーサータイプが欲しくなる時もあるんですが、ママチャリの積載量は捨てがたいので難しい所です。自動車の方が何かと便利だとは思うのですが、購入費・燃料代・保険代・税金などの負担を考えると、私にとってはデメリットの方が大きいかな…。田舎も場所によりますが、うちは比較的便利な場所にあって半径5km以内だったら大体何でも揃うので、当面は自転車で良いかなと考えています。

19/01/17(Thu)

今日のメインはトンカツ。昨年末にジャンボパックで買って冷凍してあったロース肉の残り2枚をそろそろ使い切ろうと思いまして。室温解凍の後、塩胡椒して半日放置。衣をつけて揚げます。揚げるのはたっぷりの油を使った方が美味しいに決まっているんですが、油がもったいないので油深は衣をつけた肉が半分漬かる程度。ひっくり返せば全体に火が通りますって。今回は香典返しのギフトブックで貰ったレトルトカレーがたっぷりあるので、これを使ってカツカレーにしました。感想:王道・美味い。カツカレーって定番過ぎてあんまり意識しませんが、実は作るのが結構面倒臭い料理です。トンカツ・カレーという作成過程が全く違う2つの料理を作らないといけないのが難点で、こんなん彼女や奥さんが作ってくれたら、とりあえずその労力に感謝の気持ちを表したほうがえぇと思います。外で気軽に食べるカツカレーのつもりで黙ってしれっと食べたりしていると、出される料理の質が段々落ちていくのは必定ではないでしょうか。

ところで揚げ物をすると割と材料が残りますが、私はドケチなので極力再利用に回してロスを出さないようにしています。油:冷めたら漉してオイルポットへ。炒め物に使い、この油がなくなるまで基本的に次の揚げ物はしません。小麦粉・パン粉:専用に仕立てた容器に入れて冷凍庫で保存し、後日他の料理に使いまわします。冷凍保存なので、賞味期限はあんまり考えてません。卵:マニュアルには水で薄めて使うとありますが、それをやってしまうとリサイクルがし辛いので、私は水を加えずに使います。残ったら小さなタッパーに入れて、翌日スクランブルエッグやお好み焼きとして再利用します。

先日テレビを見ていたらガッテンでちょうど揚げ物特集をやってました。パン粉はたっぷり使ってふわっとつける、そりゃそうなんだけど、余った大量のパン粉はどうすんの?って話は当然しません。バッター液を使えばキレイに衣がつくのは分かりきってるけど、家庭でそれをやると大量にバッター液のロスが出るけど、材料混ぜちゃってるから再利用も難しいよねって話もしません。なんだかなー、と思いつつ呆れて見ておりましたとさ。

19/01/16(Wed)

いつものスーパーで買い物をしていたら、かなり大き目の人参が3本入った袋が130円…が見切り品で65円になっていました。確かに多少表面が萎び始めていますが、うちの末期大根はこの人参からあと3回くらい見切った状態なので、この位は全然許容範囲内というか、普通に食えるだろということで、そこにあった4袋を全部買い占めてきました。とはいえ、そのまま冷蔵庫に入れておいてもどんどん干からびていくだけなので、数日内に使う分を残して全部干してしまいます。

面倒臭いのともったいないのとで、ヘタの部分や皮はつけたまま、割り箸ほどの拍子に切り、ザルに広げて干すだけ簡単。人参の赤はかなり主張が激しくて、紅白なますだと大根の1/10も入れれば色的には十分にです。大根と人参のなますだから半々入れちゃえとかやると、赤が勝ち過ぎて美味しそうに見えません。そんなわけですんで、干し人参はほんの少しあるだけで干し大根やヒジキと煮る際にとても重宝するのです。完全にカラカラにすると冷暗所保存で大丈夫になり、冷蔵庫に頼らなくて良いのも高ポイント。迷ったらとりあえず干しとけ、これが打ちの真実です。

19/01/15(Tue)

畑の大根がほぼ終了。今までサラダ・鍋仕立ての主戦力でしたので、今後は戦略の見直しが必要です。次に来るのは蕪。今までは菊の形に切って酢の物にしていたんですが、正直消費が全く追いついておらず、あちこちで割れ始めています。コレを何とかするのが次の課題。蕪は雰囲気や生物学的な分類が大根に似ていますが、大根よりは使い辛い印象です。最大の難点は煮るとすぐに溶ける事。大根と違ってある一定の時間(5分くらい?)を超えて煮ると急激に煮崩れてドロドロになります。かといって焼くとか揚げるといった調理方法もいまいちピンと来ないので、蕪を食べるとなると↑の様に酢の物ほぼ一択というのが現状です。ただ、コレだと当然食べきれないので、今後はスープに仕立ててサラダの代替にしようと考えています。

土鍋に適当な水・コンソメの素・塩を加えたものに、皮付きのまま一口大に切り分けた蕪を投入。ブロッコリーの脇芽と柔らかそうな葉っぱも加え、沸騰したら弱火で5分。蕪が崩壊するかしないか位が食べ頃です。感想:悪くはない。個人的にはジャガイモ・人参・玉葱などのよりオーソドックスな野菜が好みなので、買ってまで作ろうとは思いませんが、まぁまぁ70点?もう1つの具材であるブロッコリーはこれからが食べ頃なんですが、一般的に食べられてる天辺の花だけだとそこまでの茎や葉などのロスが多過ぎて眩暈がします。そんなわけで少しでも使えたらなぁと考えたのが今回の脇芽の利用。意外に蕪よりこっちの方が美味しかったりするのがちょっと悔しい。

19/01/14(Mon)

朝のウォーキング再開しました。記録によると最後に歩いたのが去年の11月30日なので、一月半ぶり。5時40分に起きて6時から7時まで歩くちょー健康ライフの再開です。外気温は5度くらいで、最初の一歩を踏み出すのはそれなりに大変でしたが、歩き始めてしまえばすぐに身体は温まるのでどうってことはありません。1時間歩いて8,000歩強。色々調べていると1日1万歩を目指そうとかありますが、私はこのくらいでいいやと思っています。歩数をあと2,000歩増やすのは簡単ですが、これ以上割く時間がありません。

体重はウォーキングをやめた反動で増えているんだろうなぁと覚悟していたんですが、意外にも最後に量った時から3キロ減ってました。何でや…。理由としては、1. ウォーキングの成果で体質改善が出来ており、その貯金で何とかなった。2. 母親が買ってきて常備していたお菓子という間食がなくなって摂取カロリーが減った。この2つくらいしか思いつきません。1ヵ月半の間、意識的な運動は何もしてこなかったので。今の季節、ウォーキング終盤の7時はちょうど日の出の時間と重なります。この時間の空の色は本当に美しくて、歩くモチベーションの半分はコレだと断言できます。朝のウォーキング、オススメです。

19/01/13(Sun)

燻製器はあいかわらずちびちびと作成中。日本語マニュアルの付いていない中華サーモの配線をネットで調べたんですが、そもそもどうやってサーモを本体に取り付けるのかも考えなきゃいけません。サーモは煙草の箱位のサイズで、取り付け用のネジ穴が全然ないのが悩みの種。色々考えた末、上部に穴をあけた板を背面にボンドでべったり貼り付け、その穴で本体につけたフックにひっかける方法が手間・機能のバランスが取れてて良いんじゃないかなぁと考えています。気分的に本体はなるべく無傷でいきたいので本来はボンドも避けたいんですが、たとえば本体がピッタリ収まるケースを作り、そのケースを外装に取り付けるというのは迂遠で面倒臭過ぎです。ボンドで背面に板を貼り付けると、熱くなる外装にサーモが直接触れることを防ぐ事もできるので、よろしいんじゃないかと。

あと、この際色々調べていてもう1つ必要な事に気がつきました。肉やら魚やらを網棚に置くなり吊るすなりして燻していると、肉汁などの水分が滴り落ちます。それがスモークウッドや電熱器に直撃するのは明らかに良くないので、仕切りが必要です。ちなみに煙は通さないといけないので、適当な隙間は必須。外装取り付け前に気がついていたらもっと楽に色々出来たんですが、この段階では手段は限られてしまいます。仕方がないので、外装に使ったトタンの余りとキープしてあったトタンの煎餅箱で何とかならんかプランを練っています。結構汚れることが予想されるので、掃除のしやすさも考えなきゃいけないんですよね。あー面倒臭い、でも楽しい。

19/01/12(Sat)

干し大根の真空パックが安定してきました。当初は干し大根の固い部分が袋に刺さってピンホールを作っているのが不良の原因だと思っていましたが、ふと思いついて穴が開いたと思われる袋に空気を入れて風呂に沈めても空気漏れがありません。単純に封をする為に熱を加える時間が短すぎてきちんとシールが出来てなかった事が原因だったようです。デフォルトのシール時間では短すぎたっぽい。初見では見た目からシールが十分かどうかは判断できないんですよね。というわけで、中にかましていた障子紙リサイクルの袋は不要になったのですが、長いこと使われずに所々虫食い穴がある障子紙はこの機会でもなければ使わなそうですし、中に和紙を挟むと感じが良い&紫外線を防いで劣化を遅らせる効果が見込めるという事で、今後も継続して仕込もうと思います。1回作ったら汚れてない限りリサイクルできますし。

この真空パック器は一応水分の多い物にも使えることになっています。水分を吸いだした場合は、付属のタンクに一時保管する仕組みなんですが、水分が通った経路とかタンクの掃除が明らかに面倒臭いので、水分の多い物に使う予定はありません。そんなに使用頻度が高い器具ではないので、絶対中で黴が発生するでしょうから。ちなみに、本体価格は約13,000円で、袋のランニングコストが1枚10円。うちはちょっと考えただけで、干し大根・干し柿・唐辛子・ハブ茶などの乾物系を自作するので、今までスーパーでとってきたポリ袋に乾燥剤を入れて保存していた事を考えると、費用対効率は悪くないんじゃないでしょうか。でも、結構ヘビーに台所系の家事をする人じゃないと要らない家電だと思います。日本ではあんまり普及していないのがよく理解できました…私は買ってよかったと思ってますけど。

19/01/11(Fri)

唐突ですがYoutubeが結構好きです。最近趣味に加わったニットをしながらBGM的に垂れ流す運用です。よく見ているのは、アウトドア・DIY・ニット・音楽辺りでしょうか。それで割とよく“百均で手に入れた○○だけで…”的な動画があるんですが、見かけるたびに百均だけにこだわらなくてもと思ってしまいます。木工で代表的なのは百均のスノコを使った工作。いやいや、普通にホームセンターで木材買った方が安いし品質上ですやんと。百均にも使える物が多々ある事は認めます。うちも家中の白熱球を百均のLED電球に総とっかえしたばかりですし(というか、百均でLED電球が売ってるのが凄い)。でも、見るからにペラッペラな百均のスノコはたとえ材料としてでも積極的に使いたくはありません。まー、木工を始める導入としては良いかもしれませんけど。道具も使いもしないで批判はいけないかもしれませんが、やっぱり百均の道具は止めた方がえぇと思います。

アウトドア&DIY系で憧れつつよく見ているのがwinpy-jijiiさんとcameskyさん。winpy-jijiiさんはもう結構なお年のキャンパーさんですが、関西弁の軽妙なトークとハイレベルなDIY力が素敵。こんなジジイになりたいと素直に思ってしまいます。反対にcamekyさんはまだ多分30前の若者ですが、こちらも相当にハイレベル。ナイフ自作は大体の男子の憧れですし、料理の腕も高くてどれも美味しそう。今すぐ真似するのはちょっと無理ですが、素人でも趣味を突き詰めればあそこまでいけるという目標としては(遠過ぎるきらいはあるものの)なかなか良いんじゃないでしょうか。

19/01/10(Thu)

足を痛めてからすっかりテンションが下がってしまい、放置状態になっていた燻製器の作成をやっと再開しました。現状、骨組みは完成していて、外装の取り付け→電熱器&サーモスタットの取り付け→全体を見ての細かい調整という感じ。一番面倒臭い骨組みが終わっているので、作業進捗度は8割といった所でしょうか。最後の仕上げです。外装は納戸に都合よく転がっていたトタンを使います。トタンの上で骨組みを側面→背面→側面と転がして印をつけ、上下を1cm程余裕を持たせて金切りバサミでカットした後、全体をコの字型に曲げていきます。

1辺が1m弱あるトタンをそのまま曲げようとしてもラインが歪んでしまうので、そこは定番の一工夫。作業用のベンチ角の直線に折りたいラインをあわせ、養生の板を噛まして万力で固定してからベンチ角に沿わせるように少しずつ慎重に曲げていきます。ある程度曲がったらゴムのハンマーで満遍なく叩いて綺麗な直角を出し完成。コの字になったら骨組みに当て、余裕を持たせた上下部分に印をつけて金切りバサミでカットします。あとは適当な間隔で骨組みにネジ止めしていけばサイドは完成なんですけど、1日目は片側→背面と固定した所でお時間となりました。ある程度予想はしてたんですが、曲げるのがかなり手間です。紙だったら手で折るだけで済むんですが、コレがトタンだと固定して少しずつやらないといけないので結構大変。

後は端の部分の処理。市販品だと1cm位を折り返して怪我防止にするんですが、面倒臭いので省略しました。危なそうな箇所はグラインダーで削ってありますし、作った本人ならどこがどう危ないかよく分かっているので大丈夫だろうと無精した結果です。それにどうせ上部に木製の取っ手を付けるので、今後は移動の際に本体を触る事はまずないだろうと考えたのも手抜きの動機。明日は残った側面と天上部分の取り付け。コレが済んだら本当にあと少しです。まぁ、動かしたら色々不具合が出てきて調整しなきゃいけないとは思うんですが、それもまた楽しです。

19/01/09(Wed)

真空パックのための機械を買ったんですが、どうも上手くいきません。初回に干し大根をそのままパックしたら、どうやら固い部分が袋に刺さってピンホールが出来て空気が抜けているっぽかったので、2回目は和紙で内袋を作って実行→歩留まりは多少良くなったもののやっぱり抜けます。うーん、シールが甘いのかなぁ…。というわけで今日はシールの時間を倍に伸ばして試してみる予定。買ったらもうバシッと使えると思っていたのでやや予想外ですが、こういう試行錯誤は楽しいので特に問題は無いです。

ちなみに作った干し大根はもう食べ始めています。一晩水で戻した物を15分ほど下茹でして柔らかくしてから、人参・油揚げと一緒にキンピラ風に炒める鉄板の一品。1袋100g使うとタッパーに一杯出来て4〜5日分あります。ちなみに現状20袋分くらい出来ていて、まだその倍くらいは出来そうな雰囲気なので、今年は常に大根キンピラを絶やさないでいけそうな感じです。ネットでレシピを検索すると、キンピラ・煮物が2大巨頭で次点がサラダ。サラダは1回作った感じではあんまりいけてなかったので、今後はやらないと思います。食材の巾としてはお世辞にも広いとはいえませんが、腐るほどありますから、ガンガン使っていきますよ。

19/01/08(Tue)

吹きっ晒しの墓地で線香に火をつけるための蝋燭が消えないようにする道具を数日前に作ったんですが、眺めているうちに気に食わない点が出てきたので、早速マイナーチェンジを施しました。1. 取っ手を付ける。やっぱり缶の上部を切っただけの筒状態だと持ち運びがしづらいということで、取っ手を付けました。上部2箇所に3.2mmの穴を開け、3mmの針金を曲げて作った取っ手を取り付けました。真ん中には細い竹を切った物を通して持ちやすいようにしています。コレだと蝋燭の火の真上に取っ手が来るので、火をつけた状態で持ち運びは出来ないんですが、そういう運用は想定していないのでコレで良いんじゃないかなと割り切りました。側面に取っ手を付ければこの問題は解決なので、将来的に必要だと思えば再度改造しようと思います。

2. 蝋燭を立てる釘の取り付け方の変更。今までは缶の底に直に釘を固定していましたが、コレだと蝋燭が短くなった際にマッチで火をつけようとすると、手を缶に突っ込まなきゃいけなくて熱いという事に気がつきました。そんなわけで、L字に曲げた金具の先に釘を取り付け、蝋燭だけ外に出せるように改造。金具の材料は年末大掃除でアホほど出てきたファイルの止め金具。巾1cm程で両端が巻き込み加工になっておりちょうど良い感じだったので流用しました。こういう作業をしていると亡くなった祖父を思い出します。暇さえあればしょーもない(と当時は思っていた)モノを作るのが大好きな人でした。血は争えないってヤツですかね。

19/01/07(Mon)

趣味のニットはキャップ2ndを作成中。1stが総メリヤス編みだったのに対し、今回は下半分を一目ゴム編みに変更し、天辺に減らし目をして自然なカーブを目指します。あと、出来れば耳当ても付けたい。オッサンが耳当て付きキャップとかドン引きですが、あったらホント暖かいだろうなぁと思うので、人目なんて気にしてられません。少し前にTwitterで“初心者が何かを作り始めると、最初に出来るのはゴミ。でもゴミを作り続けていると、少しマシなゴミを作れるようになる。更に作り続けると、その少しマシなゴミがちょっと良いゴミになって…”という感じの呟きのを読みまして、そりゃそーだよなと盛大にゴミを生産しています。頑張ってもしょーがないものしか出来ないと落胆するよりも、最初からゴミを作っているんだと割り切ったほうが気が楽ですね。

ちなみにニットキャップ2ndも相当にゴミです。1箇所致命的に編み飛ばしたところがあり、後でリカバーするも隠せてません。まー、他人がかぶっているニットキャップに近づいて目の乱れを指摘する暇人なんて一般的には存在しませんから、本人が気にしなければ無問題です。ただし、手編みのニットキャップは滅茶苦茶温かい。今まで何年もフリース製のを愛用していましたが、一瞬でレギュラーの座を奪い取りました。初冬くらいなら逆にフリース製の方がちょうど良いんでしょうが、一年で一番寒い今の時期なら、ニットキャップが断然有利です。実際やってみると、他人から貰うのはちょっと重過ぎるグッズだよなと実感しつつも、自分で身につける分にはなかなか良いんじゃないでしょうか。

19/01/06(Sun)

食器棚においてある皿の1つが割れてました。衝撃を加えた記憶も割れた音を聞いた記憶もないので、何かの拍子でヒビが入ったけどギリギリつながっていたのが他の食器を重ねた衝撃で静かに割れたんじゃないかと推測するも、真相は分かりません。一箇所だけ約0.5mm角で破片が紛失している場所があり、ここが衝撃の起点なんじゃないかなぁ…。というわけで直します。バラバラに割れた場合は繋ぐのが面倒なので大体廃棄しますが、今回のはキレイに真っ二つなんで、簡単に直せます。

使うのは2液混合タイプのエポキシ系接着剤。楊枝の先を使ってコイツを割れ目に薄く均一に塗り、ずれないように慎重に破片をあわせたら力を加えて圧着。最後にセロハンテープで仮止めをして1晩放置するだけです。↑のチッピング箇所はとりあえず放置で。もう少し大きければエポキシ系樹脂で埋めるんですが、この程度ならまぁ良いでしょ。ただしこの方法には欠点があって、磁器しか直せません。陶器だと一応接着は出来るんですが、使っているうちに断面に水が浸透していき、やがて剥がれます。観賞用として飾っておくのなら大丈夫ですが、実戦配備は無理です。一応瞬間接着剤をしみ込ませて隙間を埋めてからエポキシという手もあるんですが、断面に影響が出ないように瞬間接着剤をしみ込ませるのがとても難しいので私はやりません。あと、隙間が大きければ偽金粉などで金継ぎ風にするのですが、今回は割れ目がきれい過ぎたので何もしませんでした。割れた食器のお直しは愛用の品を長く使いたいのなら一考に価する方法だと思います。

19/01/05(Sat)

庭仕事のお供に欠かせない携帯ラジオ、以前は付属のスピーカーから音を出していたんですが、最近それをイヤホンに変えました。掃除をしていて出てきた、ANAのイヤホンを有効活用しようと思いまして。いつからですかね、機内で席ごとにイヤホンを置かず希望者に配るスタイルになったのって。くれるというのでつい持ち帰るんですが、そんなに使い道もなく死蔵するというパターンが多い気がします。多分安いヤツなんでクオリティはそんなに高くないはずなんですが、AMラジオを聴く程度ならこれで十分。しかも、しっかり計ったわけではないですが、電池の持続時間が結構延びます。そりゃま、ラジオのスピーカーはイヤホンより遥かに大きいので理屈はそうだと分かりますが、そんなに違うもんかと思ったらかなり違うんですね、コレが。

あと、ラジオのスピーカーだと外の雑音に結構負けます。身につけなきゃいけないという制約上、自身がスピーカーに正対することができないので、雑音に弱いです。たとえば、傍を自動車が通ったりするとそれが普通車でもほぼ聞こえなくなります。その点イヤホンなら大丈夫。電池の持続時間は体感で1.5倍くらいですかね。結構馬鹿になりません。ちなみに私が使っているのはエネループライト。購入時に初期投資をケチってライトにしてしまいましたが、今考えると持続時間が1.5倍くらいある通常版にしとけばよかったと後悔しています。まぁ、ライトでも十分使えはするんですけど。一度に使うのは2本で持っているのは6本。分かりやすいように電池に2本ずつA・B・Cのマークを振りまして、順番に使って負荷がどれかに集中しないようにしています。Aを使って切れたらAを充電器に入れラジオにはBをセットでCは予備待機、みたいな感じ。畑で電池が切れても良いように、待機電池は中にフェルトを貼って音が出ないようにした飴の缶に入れて一緒に持ち歩いています。我ながらマメな事です。

19/01/04(Fri)

年末に黒豆を炊いた際にガスカートリッジが一本空になりまして、ちょうど良いので蝋燭立てにリサイクルしました。うちの墓は山の斜面に立っているんですが、割と吹きっ晒しで結構風が強いのです。そんな場所で線香に火を点けるのが毎回結構大変で。1回にマッチ棒を何本も消費するのはアホらしいですし、最近のライターは安全策のためにやたらとボタンが固くなっていて押しっぱなしが大変。小さなベニヤ板に穴をあけて釘を打った簡易の蝋燭立てを使って蝋燭経由で火を点けるのですが、この蝋燭も割とすぐに消えてしまいます。世の中には線香点火に特化したライターもありますけど、わざわざそんなニッチな商品を買うのもアホらしい。

作り方は簡単。カートリッジの上部を切って底のついた円筒状にし、底から差し込んだ釘で蝋燭を固定するだけ。切り方は色々考えた末に、油性のマジックペンでカットする円周に印をつけておき、そのちょっと上にディスクグラインダーであけた穴を起点に金切りバサミで広げていき、ディスクグラインダーと手ヤスリで仕上げる感じで。無論、中にガスが残ったままディスクグラインダーを使って引火したら大惨事なので、底の穴は最初にあけて十分にガス抜きをしてから作業します。この中に蝋燭を立てれば周囲に風防がある状態なので風の中でも結構消えないという寸法。更に凝ろうと思ったら色を塗り替えたり取っ手をつけたりと色々あるんですが、まぁこの程度で十分でしょう。

19/01/03(Thu)

去年末に欲しい物リストにあげていた真空パック器、買ってしまいました。干し大根の乾燥が十分な物が出来てきたので、保存に使うのならとっとと買わないといけないと思いまして。で、結果は微妙。1.5万円くらいの結構良い機械で、機能的には十分合格ラインなんですが、いかんせん干し大根と相性が悪かったのは全く想定していませんでした。干し大根ってカラカラに干すと結構固くなります。で、その干し大根をポリ袋に入れて空気を抜くと、尖った部分が袋に刺さってピンホールが出来るんです。全部が全部ではありませんが、1/3位は一晩経ったら真空が解除されてしまっています。解決方法としてはもっと頑丈なポリ袋を買うか、中に和紙か何かの薄いシートを噛ませて干し大根が直でポリ袋に触れないようにするか。ホント想定外も良いところです。

ところでこの真空パック器を使っていて一つ気がついた事があります。こういう真空パックの品を買うと、口の所にかなりの割合で皺が寄っていて、“もー、ちゃんと伸ばしてキレイに圧着しろよ”と思っていたんですが、アレは意図的にやってるんですね。皺を寄せて隙間を作ることで中の空気を吸い出しやすくしているんです。ぴっちり蓋をすると、ポリ同士がくっついて空気の吸出し効率が一気に落ちます。なるほどー、そういう事だったんですね。

19/01/02(Wed)

先日Twitterに写真をアップしたんですが、おせち料理ってビジュアルが凄い地味な事に気がつきました。数の子・黒豆・叩き牛蒡・蒲鉾・紅白なますなんかを皿に盛り付けてみたんですが、まー地味なこと。彩りが足りない事は明白なんで、海老でも加えればぐっと華やかになりそうではあるんですが、それでもやっぱり地味は地味。よくデパ地下で数万円のお節を売ってますが、あれってどうやってお値段相応の価値を出してるんですかね。今度そういう視点でチェックしてみようと思っています。

元々お節のルーツは3が日に主婦が料理をしなくて済むようにした作り置きメニューに正月的なめでたい謂れを後付したみたいな感じだと思うので、むしろ地味で当然な気がしなくもありません。あと今年の雑煮ですが、餅のストックがなかった(全部乾燥してアラレの素にしてしまった)ので、貰い物でたまたまあったヤマトイモですり流し風の澄まし汁を仕立ててみました。ヤマトイモは皮を剥いてすりおろし、叩いた海老(年越し蕎麦の掻き揚げように買った冷凍剥き海老)と一緒にすり鉢でだし汁を加えて伸ばしながらすります。昆布と鰹節でとっただし汁に塩1%と香り付けの醤油を少したらしたものを沸かし、↑のペーストをスプーンで整形しながら落として火を通します。椀に盛って柚子の皮・刻み葱・薄く切った蒲鉾を加えて完成。感想:もう来年から正月の雑煮はこれで良いんじゃないかな、程度には美味かったです。

19/01/01(Tue)

新年が無事明けまして、もうすぐ初日の出。今朝の日の出は7時過ぎ。去年まではいまだ夢の中で初日の出なんか拝んだためしがありませんでしたが、最近は健康ライフを目指して6時起床が定着しているので、楽々拝む事ができます。まー、客観的な現象は他の364日と変わりないので、だからどうなんだという気がしなくもないですが、それくらいで気分が上がるなら安いもの…なんて夢のない事を呟いています。

一年の計は元旦にありなんてよく言いますが、私の今年の目標は“毎日面白おかしく生きる”にしようと思っています。なかなか実現は難しそうですが、気持ちだけでもそんな感じで。あんまり先ばっかり見て今を我慢していても、人間いつ死ぬか分からないなぁと実感したので、こんな感じになりました。とはいえ、酒やギャンブルに溺れるというわけでもなく、周囲からは極めてストイックに見えると思います。私の楽しんでいる姿は他の人とはちょっと違うように見えるらしいんで。まーいずれにせよ、今年が良い一年である事を願って止みません。

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