2019年2月

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19/02/28(Thu)

テレビはあんまり見ない私ですが、最近毎週見る番組が一つ出来ました。“所さんの世田谷ベース”。BSなんで地上波しか契約していないうちは見られないんですけど、ネットで最新週分だけは無料で公開されてて、そっちで楽しんでます。内容はとにかく所ジョージが好きな事をしてるだけなんですが、コレが楽しい。プラモデルとかモデルガンとか、所さんのの趣味がつまったまさに大人の秘密基地的な世田谷ベースで彼がやりたい放題なのが超素敵。そしてそれに触発された各地のファンが、こんなの作りましたー的に色々なモノを送ってきてそれを紹介するラジオ的なノリも素敵です。自作のラジコン蜘蛛とか、馬鹿馬鹿しいけどそういうのに本気になるいいオッサンって格好良いと思います。

所ジョージは世田谷一郎という偽名?でYoutubeに定期的に動画をアップしていて、こっちもお気に入り登録済み。内容はプラモデルの技術的なコネタ紹介や、最新の自作曲紹介などです。思い返せば1997年に所さんが出した20周年記念アルバムカニバーサミーを買う頃からファンだったんですがしばらくは下火になり、最近復活した感じ。出来ればああいう年寄りになりたいですねぇ。財力は大前提ですが、そこに余裕や遊び心などなどが必要なんでハードルが高いです。まぁ、そんな高いハードルを軽々クリアしてるから、彼には熱狂的なファンが多いんでしょうけど。

19/02/27(Wed)

今日は金柑を収穫してきて砂糖煮にしました。そんなに大好きってわけでもないんですが、収穫するのが私しかいないので、私がやらないとそうち落ちて土に返ってしまうのが何だか勿体なくて。無論作ったら作りっぱなしというわけではなく、一年を通じて少しずつ食べていきます。金柑は種が多いと下処理が面倒臭いですが、うちのはほとんど入っていないのでそこは楽。あと、収穫の際にはなるべくヘタを残さないように採って手間を省いています。厳密には少し残るんですが、売り物じゃないんで気にしないことにしています。

とってきた金柑は軽く水洗いしてから経線方向に一箇所切れ込みを入れ、味がしみこみやすいようにします。これが唯一最大の手間かも。ひたひたにちょい足りないくらいの水を注いで点火。沸騰したら弱火に落として5分煮てから、金柑重量の50%の砂糖を加えて10分煮たら完成。熱湯消毒した瓶に詰め、脱気密封してから日付と使った砂糖の割合を書いたシールを貼って保存します。食べ方としては午後のおやつに2〜3個小皿に入れてお茶と一緒に。液体分は水か炭酸水で割るといい感じのドリンクになります。まぁ所謂スローライフってやつですね。

19/02/26(Tue)

今日は自作ミトンを初めてウォーキングに実戦投入してみました。当初の予想では隙間が結構あるニットのミトンは厚手のフリース手袋には及ばないんじゃないかと思っていたんですが、結果ニットのウールミトンが圧勝です。予想通りですが、風は通ります。ですんで、風の強い寒い日にはフリースの手袋の方が良いでしょう。しかしそうでなければミトンに軍配が上がります。理由の一番は親指を除く指4本がまとまって一つのエリアに入っている点。これによってお互いが温めあい、ただ熱を防ぐだけの5本指フリース手袋とは別次元の温かさを実現しています。

デメリットとしては↑の風に弱い点。強風がコンスタントに吹くと、編み目の隙間から蓄えた熱がどんどん奪われてしまいます。まぁでもコレは、目を開けていられないほどの強風レベルでの話なので、一般的に吹いている程度の風なら無問題です。そしてもう一つの問題点は指先の自由が利かない点です。構造上当然ですが、袖をまくって腕時計を見る・ポケットから万歩計を取り出して確認する・財布から小銭を取り出してジュースを買う、などの行為をしたければ一旦ミトンを外す必要があります。ただ、私はウォーキング中にこういう行為はしないので、ミトンを外す必要もなく特段の問題点とはなりません。まぁ、ココは人それぞれですね。小学生の頃ミトンなんて子供っぽくて嫌だと思っていた記憶がありますが、今となっては実利優先。温かければ何だって良いんです。

19/02/25(Mon)

趣味のニットはテキストにしている入門書のメインルートを最後まで走り切ったので、一週回って今回はミトン。ウォーキングの際に身につけるキャップとネックウォーマーに使った毛糸がミトンを作れるくらい余っているので、この際全部お揃いにしてしまえ作戦です。今使っているフリースの手袋の方が暖かいんじゃないかという予想が若干暗い影を落としていますが、作ってみないと分かりませんし、フリースのほうが暖かいのなら使わなければ良いだけの話。

というわけで作り始めたのですが、自分が意外に上手くなっていて吃驚です。2時間で片手が完成してしまいました。前回はこの倍の時間をかけても多分完成していなかったので、場数は裏切らないなと実感しました。勿論作るほどにどんどん課題が見えてくるのはいつもの事なので、今回のミトンを自己採点すると“正真正銘のゴミ”が“ちょっといい感じかもしれないゴミ”にランクアップしたってところでしょうか。まだしばらくの間はゴミ、作り続けますよ。

19/02/24(Sun)

手羽元の燻製完食。コレは美味かったんでレギュラーで定期的に作ろうと思います。ただし、ここからもう一品。手羽元は煮込み系にすると骨の端の軟骨が柔らかくなり、私の大好物の一つなんですが、燻製の軟骨は固くて骨にガッツリくっついており、基本的に食えません。ですが、軟骨がくっついたままの骨をゴミにするなんてもったいないので、コレも有効活用します。食べ終わった手羽元燻製の骨は例によって例の如く冷凍貯金してあります。コレを圧力鍋に入れて水ひたひたと塩適当を注いで加圧。10分煮込んだら圧力が自然に抜けるのを待ち、常温にまで下がったら骨を取り出して軟骨を外していきます。本当は骨を割ってもう1回ダシをとって漉すのが理想なんですが、面倒臭いので今回はパス。

出来たスープは濃厚な鶏のダシ&燻製の香りが効いているので、何にでも使えます。適当に野菜を放り込んでスープにしてもいいですが、私が好きなのは雑炊。米50gにダシ500mlを加えて土鍋で30分ほどコトコト煮たもので、コレを↑の鶏スープで作ると最高に美味いのです。具はトロトロになった鶏軟骨。客観的に見ると物凄く貧乏臭い一品ですが、美味いんだから仕方ないです。

19/02/23(Sat)

年寄り受けは全くしませんでしたが、前回作ったザワークラウトが凄く美味しかったので再び作成しました。乳酸菌発酵しているのでこれ以上腐らないだろうから、冷蔵庫でそこそこ保存できるんじゃね?という目算もあります。それにザワークラウトを仕込むと、キャベツが丸ごと1玉消費できるのも大きい。最近目に見えて気温が上がってきたので、とっとと食べきらないと花が咲いてしまいますから。

料理にせよパンにせよ、作るたびに前回の反省を生かして何らかの改良を加えていくのが好きな私ですが、ザワークラウトはレシピがシンプル過ぎて改良の余地がありません。敢えて挙げるなら塩分濃度を弄るくらいでしょうか。でも、前回の濃度で特に不満もないので、このまま行きます。キャベツは粗めの千切りにして重量2%の塩とローリエ数枚を加え、レジ袋に詰めてボウルに入れ、3晩風呂の残り湯に浮かべて発酵させます、以上。浮かべてれば出来るんだから、猿でも作れる難易度です。最近私は燻製にも凝っていて手羽元がお気に入りなんですが、炙った手羽元の燻製とこのザワークラウトが合いまくり。鶏皮の脂とザワークラウトの酸味がベストマッチです。コレはオススメですが、手羽元の燻製はスタートのハードルが高いんで万人に勧められないのが残念な所です。

19/02/22(Fri)

パン作りに必須の品と言えばイーストです。今使っているのは行きつけの業務用スーパーで買った18g入り200円弱の品。業務用スーパーと言いながらこんなサイズの品しか置いていないという事は、ほとんど売れないのでしょう。私のレシピだと1回に1g使うので、単価は約10円と全制作費100円弱を考えると結構割高。というわけで困った時のAmazon先生、検索してみました。結果150g入りだとグラム単価約5円、500g入りだと約2円で買えることが判明しました。やっぱまとめ買いは安いです。ただ、500gはなぁ…。今の週一ペースだと500gを使い切るのに10年かかる計算になり、流石にそれはちょっと無謀です。150gだと3年はまぁ許容範囲内かな。ただ、もう少し気温が上がってきたら果物を使った自家製イーストを試すのも良いかもと思っているので、150gを買うべきか買わざるべきか。まぁ、多分買っちゃうでしょう。

パンに関する今後の展望ですが、現状作っているカンパーニュタイプからあんまり広げつつもりはありません。食パン・ロールパンあたりまでなら極微量作ってもいいかなとは思いますが、たぶんやらない。菓子パン系は今のところ計画ゼロです。やっても現状のカンパーニュタイプに砕いたナッツや干し葡萄を入れるとか、せいぜいその程度。まぁでも、シンプルに強力粉だけで焼いたパンが十分に美味いので、それ以上やるモチベーションが沸きません。それに料理系の上達のコツはとにかく同じ物を連続して作り続けることだと思うんで、しばらくはこのパンでワンランク上を目指そうと思っています。

19/02/21(Thu)

朝のウォーキングから帰ってきたら、パンを焼いてミルクを温めつつ、明日からのパンの仕込みもやってしまいます。パン焼きはトースターで8分かかるんで、その間に出来る事はやってしまえのモッタイナイ精神です。8分で仕込めるかというとコレが結構余裕で、パンやくのがこんなに簡単ならもっと早くから焼いとけば良かったと思うくらいです。安い・美味い・手軽、完璧じゃないですか。

強力粉300g・塩4g・砂糖1g・ドライイースト1gに水200mlを注ぎ、粉が舞わないように注意しながらヘラでゆっくりかき混ぜます。水が回って粉が舞わなくなったら左手でボウルを固定しながら練り。全体が均一になるように練っていきますが、あんまりしつこくやってもキリがないので、タイマーで1分セットしてそこで切り上げます。ボウルをレジ袋で包んで電気行火をセットした布団に突っ込み、約4時間ごとに2回練りを入れて発酵完成。適当に丸めて天板に乗せ、クープを入れてから230度で予熱したオーブンに突っ込んで30分で完成、簡単です。焼き上がりまで最低で半日はかかりますけどほとんどが放置の時間で、実際に手を動かしているのは5分位じゃないでしょうか。放っておけば勝手にできる、最高です。

これに関連して今ちょっと欲しいのがシリコンのクッキングシートです。天板にくっつかないように油をひいたコピー用紙を使っているんですが、コレが割とくっつくのが困りもの。まぁ、多少胃袋に入っても消化出来ずにスルーされるので問題ないっちゃ問題ないんですけど。ただ、Amazonのレビューを見ると耐熱温度が230度という製品が多くて、ギリギリで使うのは怖いなと思い躊躇しています。電子工作用のだと500度とかあるんですが、こっちは小物を置くための溝が切ってあったりして、クッキング用には不向きっぽい。まぁ、気長に探してればそのうち見つかるんじゃないでしょうか、多分。

19/02/20(Wed)

今回作った毛糸の靴下ですが、気に入った色の糸は今後上手くなった時に使おうと思って取っておき、なるべく趣味にあわないものを使って作ったので、苦労をしたという愛着こそあれ、売ってても絶対買わない一品に仕上がっています。もうそのままお蔵入りでいいやと思っていたんですが、まぁ折角作ったんだからと履いてみたらコレが暖かい。よく考えたら自分の足元なんてほとんど見やしないんだから、色なんてどうでもいいんです。というわけで、特に就寝時を中心に履く事にしました。使い込んで分かる改善点もあるでしょうしね。

ただし、折角手間暇かけて編んだんだから、履く場所は考えます。特にウォーキングに履いていくなんて絶対駄目。3日と経たずに穴が開きそうな気がします。履くのは寝る時、パソコンの前でまとまった時間作業をする時、何か編んでる時、読書中など基本的に歩かなくて済むような時間に限定します。流石にトイレに行く際に靴下を履き替えたりはしませんが、何せ歩く事が靴下に対しては一番のダメージ源なので。正直今までは、市販のアクリルメインの安い編み靴下も、ウール100の靴下もそんなに変わらんだろと思っていたんですが、浅はかでした。もー全然違います。ウール100最高。40年以上前に買ったはずなのに毛玉に700円とか値札が付いていて、高っ!と思ったりもしたんですが、それだけの価値はあるかもしれません。このクラスの毛糸を揃えてセーターを編んだりしたら、材料費だけで1着2万円くらいいっちゃうんじゃないでしょうか。それに手間賃が乗るんだから、ウール100手編みのセーターがあんな馬鹿みたいな値段するはずです。

19/02/19(Tue)

靴下完成。コレで教科書にしていた入門書のメイン課題は全て作り終えました。とはいえ、現状は流れが分かった程度なので完成度はまだまだゴミレベル。最低でも3周、できれば5週位するとまともな物が作れる様になりそうな感じです。ちなみに現在メインで取り組んでいるのが、手元を見ずにメリヤス編みが出来るようになる事。コレが出来るようになるとながら作業がはかどるようになるので是非マスターしたい。感触としては意外に簡単そうで、昔タッチタイプ(当時はブラインドタッチと呼ばれていた)をマスターした時に比べれば屁みたいなものです。タッチタイプは10本の指で40近いキーを見ないで打つ必要があるんですが、メリヤス編みのブラインドは針先の位置1箇所だけですから、難易度はそんなに高くないです。

ちなみに今回完成した靴下ですが、品質は相変わらず安定のゴミです。特に先に作った片方の踵が酷い。靴下最大の難関が踵を丸く仕上げる事なんですが、ここのテクニックが最初に編んだ時はよく分かってなかったんですよね。で、1回失敗してそれを入門書を見比べつつ問題点を洗い出したらやっと分かりました。今まで毛糸の靴下も沢山はいてきましたが、こういう構造になっていたなんて40半ばにして初めて知りました、面白いですね。そして、構造が理解できれば古くなって擦り切れそうになった靴下の修理も簡単です。

今はあらゆる物が極めて安く手に入りますが、それを敢えて手間暇かけて作るのって意外にいい趣味になるんじゃないかと思います。子供の頃はプラモデルに熱中していた時期がありますが、今作りたいのは身の回りに置いて使えるものです。木工、ニット、料理、パン、全部そう。お金を出して他人が作ったものを買うしか選択肢がないよりも、自分で作るor購入するの二択にした方が楽しいんじゃないでしょうか。たとえば自転車のパンク修理。自分で直せないから自転車屋さんに持っていく、というのと、自分で直せるけど今回は時間がないから自転車屋さんを頼る、というのは表面的な現象は一緒ですが、実はかなり違うんじゃないかと思うのですよ。

19/02/18(Mon)

燻製・編み物・パン焼きと今年に入ってから色々趣味が増えてしまいましたが、以前からの趣味である木工もボチボチ続けています。流石にあんまり時間が取れないので、本当に少しずつですが。他の趣味と同様、木工もやらないとモッタイナイ精神が主なモチベーションになっています。うちの納戸の隅には古い扉や板、柱などの古材が積みあがっており、使わない限りこれらは粗大ゴミ並の価値しかありません。材料としての潜在価値はあるのに、それが使い切れていないままで放置される、何とモッタイナイというわけです。

喩えるなら、会社を経営して人を雇ったけど、その人に仕事がなくて日がな一日ボーっとしているのを見ている経営者の気持ちみたいな感じ。折角雇ったんだから、勤務時間中はガッツリ働いて貰えば売り上げにつながって(現実はつながらない事も多いけど…)その人も満足でしょう。編み物もそう。母親の遺した毛糸を押入れの中に溜め込んでおくだけでは何の価値も生み出さず、モッタイナイの極みだなと思ったのが編み物を始めた切欠です。まぁ、その趣味のために道具を揃える過程で結構なお金を使っているんですが、それで楽しい時間を過ごせるようになれば、それはいいお金の使い方なんじゃないかと私は思っています。

19/02/17(Sun)

燻製完成。今回は手羽元1.2kgとササミ300g。手羽元は前回も作ったので最初から安定の美味さなのは分かっていましたが、ササミは今回始めての挑戦、そして残念な結果。やっぱり動物性たんぱく質の旨みは脂にありですよ。脂の極端に少ないササミは全然美味くない。アメリカでササミは犬の餌としてごく安価で売られていると言う話を聞いたことがありますが、それも頷けます。敢えて使うなら、裂いてポテサラに入れるとかですかね。ただコレも、ササミでなくてはいけない必然性はないので、今後はよっぽど安いとかの事情がない限りは買わないと思います。

今後作ってみたい物としては、1. 豚バラ塊。コレはもう鉄板、絶対美味い。次回業務用スーパーに行くタイミングで買って来ようと思っています。2. シシャモ。コレも絶対美味い。ただシシャモはこの辺で割安販売している所がないのが問題。痩せたのが10匹くらい入ってしかも割高とかしかないので、それだったら買わないかな…。いやぜひ作ってみたいのですが。3. 鮭。コレも同様。鮭が獲れる地域ではないので、そもそも鮭を食べる文化がありません。最近でこそテレビなどメディアの影響でスーパーでも普通に手に入るようになりましたが、東京に比べても鮭に関しては数段劣っていると感じます。4. チーズ。コレは燻製の定番。ただ、チーズって高いんですよね。少し前に乳製品の関税がぐっと下がるというニュースをやっていたので、これからの値下げに期待しています。というか、いまやヨーロッパの方が遥かに人件費が高いのに、日本の乳製品ってどうしてこんなに高いんですかね。バターとか頭おかしい位高くて、ちょっと買う気になりません。まー、今のところはこの4つくらいでしょうか。折角作った燻製器なので使い倒す気合で使いまくり、壊れたら今回の経験を活かして3号機を作れば更に素晴らしい燻製ライフが待っていそうな気がします。

19/02/16(Sat)

肩が痛い。ここ10年くらい寒くなるとこの症状が出ます。自己診断だと軽い寝違え。寝ている間に外気に触れている肩から首の筋肉が冷え、その状態で不用意に寝返りを打つなどして動くことで、固まった筋肉が断裂まではいかずともダメージを受けているんじゃないかと思っています。今年はそれを防ぐために毛糸のショールを身につけて寝てまして、ずっと無事だったんですが先日それを着け忘れたんですよね。まぁ、逆に言えばあのショールは効いていたといういことですから、今後は忘れずに身に着けようと思います。

ちなみにこのショールですが多分母親が若い頃に編んだ物で、約1m四方。本来は箪笥の上の埃除けか何かに使われていた記憶があります。コイツを対角線で半分に折り、何箇所かを毛糸で止めて形を固定します。それを首に巻き、喉の下辺りでとめられる様にボタンとボタン穴を増設しました。ボタン穴は適当な毛糸を鎖編みしてループにしたものを適当に縫い付けただけです。コレを肩に羽織ってボタンをとめれば、就寝中に肩が冷えるのを防げます…着け忘れたら意味ないですが。

ただコレも対処療法的な面は否めないので、もっと根本的に筋肉量を増やさないといけないと思い立ちました。筋肉は裏切らない、コレです。要は筋肉が少ないからすぐにダメージを受けるわけで、増やしてしまえば不用意な負荷がかかっても大丈夫なんじゃないかなと。趣味のニットをやってトランス状態になるまでは良いんですが、そっから眠くなる事がありまして、そういうタイミングでダンベルを使った肩周りの筋肉強化をすれば眠気覚ましと肩こり防止一石二鳥じゃないかと先日から実行中。ただし短期間で結果が出るものではないので、気長にじっくりですかね。

19/02/15(Fri)

趣味の編み物は靴下(簡易版)を終了して靴下(通常版)に突入しました。靴下の面倒臭いポイントは踵です。踵を球形に仕上げるのが面倒臭い。今まで40年以上生きてきましたが、靴下の踵がこういう構造になっていたなんて初めて知りました。何でも自分でやってみるものですね。

ところで私が参考にしている入門書では手袋の後に靴下が書かれています。素人考えだと手袋の方が難しそうですが、実際にやってみるとさすが入門書、この順番で正解だと思います。手袋は10本指という細かいパーツを編むのがとにかく面倒臭いですが、使う技術レベルは靴下の踵に比べると低いと思います。逆に靴下は円筒を2本編めば事足りるので、手袋に比べればかかる労力は遥かに少ないですけど、踵の処理難易度がちょっと高い。まーでも、編み物って本当に趣味の世界ですね。あと4〜5足この靴下を編んで手順を覚え、本を見ずに作れるようになったとして、1足作るのに8〜10時間って所でしょうか。1年くらい編みまくって上達して6時間くらいですかねぇ…。百貨店で2,000円も出せば凄く良い靴下が買えてしまう事を考えると、数字だけ考えれば明らかに愚かな選択です。でもまぁ、趣味ですから、ちょっとした時間を楽しめればそれで良いんじゃないでしょうか。

19/02/14(Thu)

最近昼食のメインは基本的にパスタなんですが、前日にトンカツなどの揚げ物をすると、自動的にお好み焼きに変更になります。揚げ物で残った材料を使うのに、お好み焼きはベストなんじゃね?と最近気が付きまして。小麦粉とパン粉は冷凍しておけば次回の揚げ物に使えるのですが、やっぱり新鮮な方が気持ちが良いので、小麦粉はお好み焼きに使ってしまいます。パン粉はちょっと使いようがないので冷凍。溶き卵は小さなタッパーに入れて冷蔵しておき、翌日使用します。このため、揚げ物のレシピではよく溶き卵を水で薄めるんですが、私は使い回しがしたいために原液そのままで使っています。

あと、意外に使えるのが揚げカス。トンカツを揚げた油はしばらく放置して荒熱をとってからザルで漉してオイルポットに移し、炒め物などで使っていきますが、この時ザルに揚がったパン粉のカスが残ります。お好み焼きにはよく天カスを入れるので、パン粉のカスもまぁ似た様なもんじゃろということで投入。保存は↑の残り卵を入れたタッパーに一緒に入れておくと洗い物が一つ減ってイイ感じです。それから、煮物を作るタイミングがあえば少し多めにだし汁を作っておき、お好み焼きに使うと味わいがアップして更にナイス。残り物をかき集めて美味しく作ってしまうのがお好み焼きの真骨頂と言うべきでしょう。

19/02/13(Wed)

ザワークラウト完成。キャベツの甘味と発酵の酸味が合わさって、個人的にはレギュラーの常備菜にしてもいい判定だったんですが、年寄りには全く受けませんでした。日本で普通に食生活を送っているとまず出会わない系統の味なので仕方がないかもしれませんが、私は基本的に自分が食べたい物を作っているので、年寄りが食べようが食べなかろうが、今後も作っていきたいと思います。

ちなみに作り方。キャベツは太目の千切りにして重量を量り、2%の食塩とローリエ数枚を混ぜてレジ袋に詰めます。それを大きめのボウルに入れ、湯気が滴り落ちても大丈夫なように蓋をしてから入浴後の湯船に浮かべて一晩放置。朝になったら湯を抜いて風呂桶を洗うので、昼間は部屋の隅にでも放置しておきます。これを3日繰り返して完成。ドイツではソーセージの付け合せに使われるそうですが、納得。口の中の脂が洗い流されてサッパリしそうな後口です。スーパーで見切り品のキャベツを見つけたら、駄目元で一度作ってみることをオススメする一品ですね。

19/02/12(Tue)

ウォーキングの際にはイヤフォンで音楽を聴く人が多いと思いますが、私は何も聴いていません。それをこの前、退屈じゃないの?と訊かれたんですが、割とそうでもありません。最近自覚したんですが、私は所謂効率厨の気があるのです。効率厨というのは主にゲーム関係で使われる隠語で、経験値やアイテムの取得においてとにかく効率を重視するプレイスタイルを指します。最近は全然ゲームをやらなくなりましたが、はまっていた頃は確かにこういうプレイをしていました。攻略サイトをチェックして、単位時間当たりの経験値効率がいい場所で稼ぐとか、一度のプレイで効率よく最大限の宝箱を回収するとか。

そんな効率厨な私がウォーキング中に一番考えるのがフォームです。足の運びや腕の振りなど、どうすれば怪我をせずに運動強度を上げられるか。トライ&エラーでフォームを修正していくのがなかなか楽しいのです。次に考えているのが、趣味のニットのイメージプレイ。針の動かし方・糸の持って行き方などをイメージして手を動かし、正確に早く編めるフォームの研究もいい時間つぶしになります。でも、何にも考えていない時間が結局一番多いような気がします。歩いていると無心になるんですよね。で、朝焼けの空が美しかったりすると気分最高で、いい一日になるような気がします、何の科学的根拠もありませんけど。

昔大学受験で通っていた予備校では、最後の授業でそれぞれの教科担当が生徒達に授業内容ではない事をしゃべるのがお約束になっていました。その中で世界史の先生のしゃべった事が今でも記憶に残っています。彼は授業終了の5分前まで普通に講義をし、最後の5分間だけ生徒達に餞の言葉を送ったんですが、それが“歩いてください”だったんです。人間は考える葦…足ですから、歩く事で人の思索は深まります、みたいな内容でした。最近ウォーキングをするたびにこの言葉が思い出されます。懐かしくなって検索してみたらその先生、まだ教壇に立ってました。随分授業数は減ってるみたいですが、あの先生は今でも歩いて健康維持しつつ思索にふけっているんだと思います。

19/02/11(Mon)

最近パンを自分で焼き始めたんですが、予想以上に簡単で、こんなならもっと早く焼けばよかったとすら思っています。最近はオーブンと電子レンジが一体になっているタイプも多いと思いますが、それをご飯をチンするだけに使っているなんて勿体ない。減価償却のためにもっと使い倒すべきです。ところで、最近パンを焼き始めた最大の理由は燻製器の完成ですが、それに次ぐ理由としてダイエットの成功があります。昨年10月からウォーキングを始めて毎日体重を記録しているんですが、4ヶ月で約7キロマイナスとかなりいい感じで減っています。とはいえ、これ以上減ると今度は痩せ過ぎのエリアに突入してしまうので、ちょっと食べる量を増やしているんです。

その一環が今回のパンというわけ。ウォーキングって多分運動そのもののカロリー消費は大した事ないんですけど、歩く事によって筋肉が付いて基礎代謝が上がるってのが重要なんだと感じています。コレは感覚的なもので数字にはなっていないんですが、以前は食事の量を絞り気味にしても体重が少しずつ増えてしまっていました。それが現在では同じ食事をしても少しずつ減っていきます。まぁ、無限に減るわけはなくそろそろ打ち止めだと思うんですけど、そんなら食べたい物をもう少し食べるようにしようかというのが今回のパンです。100円で焼いたパンが5〜6日分あるので、1ヶ月で500〜600円というコストパフォーマンスの良さ。やっぱ小麦粉系は自作に限ると再認識しています。

19/02/10(Sun)

ザワークラウト仕込中。畑のキャベツが食べ頃で、とっとと食べないとどんどん味が落ちていくので、一気にキャベツを消費するレシピということでザワークラウトをチョイスしました。作り方は簡単。キャベツ1玉をやや太目の千切りにしまして、重量2%の食塩と庭から採ってきたローリエ数枚を混ぜ込み、ポリ袋に詰めてからボウルに入れて湯船に浮かべ1晩放置を乳酸菌発酵がエェ感じになるまで数日間繰り返すだけ。どうせ捨てる風呂の残り湯の熱を有効活用するとってもエコな調理方法です。発酵の日数は気温によって変わりますが、今回は1晩で結構酸っぱい匂いがし始めていますから、多分2日か長くても3日でいけるんじゃないかな。ネットで調べると室温発酵とありますが、今の時期は寒過ぎて多分発酵しないので、こんな感じで温めてやる必要があると思います。

発酵食品といえばもう1つ、現在進行形隣の布団の中でパン生地が発酵中です。こっちは電気行火を利用。パンの場合は一次発酵→二次発酵みたいに途中で練らないといけないので、↑の様に夜間風呂桶の中でほったらかしという方法がとれません。湯たんぽでも良いんですが、使わないんで全部処分してしまったんですよね。

ところで私は電気の使用量を数量的に把握しないでとにかく省エネという非科学的な姿勢が嫌で、ワットチェッカーなる物を以前買いました。2,000円しないくらいだったと思います。これを繋いで家電を使うと、その間の電気の使用量と電気料金を教えてくれるという優れものです。今回これを使用した所、電気行火は半日使用で20円強、オーブンは余熱&230度30分で30円強の合計約60円と出ました。ちなみに強力粉が300gで50円弱なので、かなり大きめのカンパーニュタイプが100円ちょっとで手に入る計算です。やっぱ自作は最強だなと思わざるをえません。

19/02/09(Sat)

ウォーキング必需品の1つが靴下。裸足でウォーキングシューズを履くと足や靴が臭くなるのはともかく足の裏の皮が剥けたりするので、靴下は必須です。足に合う靴を履いていれば、靴の中で足が動く事も少なくて靴下へのダメージは少ない筈なのですが、毎日1時間歩くていると結構傷みますんで繕い作業がそれなりに出て、こういう作業が嫌いじゃない私は大体録画したお気に入りのテレビ番組をながら見しながら修繕しています。

やる事は単純で、薄くなった箇所に細めの毛糸を縦横の並縫いするだけ。なるべく密に縫うようにすると、歩いているうちに毛糸同士が絡まっフェルト状になり、ちょっとやそっとじゃ穴が開かなくなります。まぁ、開いたら開いたでその上からまたかがるだけなんですけど。コツはとにかく早めの処置、コレに尽きます。完全に穴が開いてしまっても直せなくはないんですが、薄くなった段階で処置すれば作業が簡単に済む上に強度も穴あきを修正したものよりずっと強いです。

使っている靴下は大体が母親の物で、ワンサイズ小さいんですけど結構伸びるんで特に問題ありません。可愛い柄が入っていたりするのも多いんですが、日の出前に歩いてる他人のジャージ裾からチラッと覗く靴下の柄なんて誰も見ていないんで気にしたら負け。というか、履いている本人が全く気にしていないので無問題です。履けないからとごっそり捨てるとか箪笥の肥やしにするよりは、こうやって履きつぶしてどうしようもなくなってから捨てる方が気持ちがいいのでオススメだと思います。

19/02/08(Fri)

猪ベーコン完成。塩漬け1週間→塩抜き1日→乾燥1日なので都合10日位かかっていますが、その間は基本放置なので特に大変だったという印象はなくて、気がついたら出来ていたという感じ。そして感想ですが、固いけど美味い。元々固さでは定評のある野生動物猪の肉を塩漬け・乾燥・燻製して更に水分を減らしているんだから、柔らかい筈がありません。厚さ5mmだともう噛み切れないレベルです。ですんで、ジブリ名物厚切りベーコンなんかやったら大変な事になります。という事は、アレは養殖の豚のベーコンだったんですかね。でも、世界観的には野生の鹿とか猪のベーコンと考えた方が夢があって良いんですが。

燻製は1時間。まだまだ微調整が必要なので、横で趣味の木工をしつつ監視しながらの作成でした。ネットで調べると、一握りのチップで1時間もつとありますが、うちの環境だと40分位で燃え尽きて灰になるので、途中で1回補充する感じ。あと、中華サーモスタットの温度表示がどうにも気になり、燻製用の温度計を買って比較したら30度も違っていました。壊れているのか設定が大幅に狂っていただけなのかは謎。まぁ、ずれている事が分かれば修正すればいいだけの話なので、次回からは特に問題なく運用できそうですが。

あと、チップですがこのペースだとあと2〜3回で無くなります。新しく買うのが常道ですが、うちの納戸に山のようにある杉を丸ノコでチップ化してやればタダだし整理も出来るんじゃね?と思い立ちました。ネットで調べると、杉は燻製には全然向いてないんだけど、ヤニが多めに出る事に目を瞑れば個人で使う分には無問題という記述もあったので、やってみようと思います。身近な材料で出来ればそれにこした事はないですから。まぁ、同じ煙だしそんなグルメな舌をしているわけでもないので、いけるんじゃないでしょうか。

19/02/07(Thu)

趣味のニットは靴下に突入。私が参考にしているのはネットで評判が良かった“はじめての手あみ 手袋とくつ下”という本で、もう絶版になっていて古書で倍位の値段を出して買ったものです。たった50pですが、編んでいくとこの本がかなり良く出来ている事がわかります。メインで載っているレシピは5つ。ミトン→簡易版5本指手袋→通常版版5本指手袋→簡易版靴下→通常版靴下とイイ感じでレベルアップしていくのがナイスです。今回私が取り掛かったのが簡易版靴下。まぁ、こんな感じで3週位すればそこそこな物が作れるようになるんじゃなかろかと思っています。

最初にミトンを編んだ時は、最初でこの難易度なら5本指手袋なんて無理無理と思っていましたが、5本指手袋を一旦編めてしまうと、ミトンなんて楽勝じゃないかと感じてしまうのが不思議。まぁでも、一応編めるとキレイに編めるとの間には千里の開きがありまして、先は長いぜと思わざるをえません。編み方の中でもごく一般的なメリヤス編みやゴム編み、編み方を覚えて一応編むのは簡単ですが、目の揃ったきれいな編みを実現するのはかなり難しいのです。特にゴム編みは後で見返すともうガッタガタで泣きそう。でも、簡単に出来る奥行きがなくてつまらないと思えば、これくらいの難易度が趣味としてはちょうど良いのかもしれません。

19/02/06(Wed)

今日は雨でウォーキングはお休み。たまにこうやって歩かなくていい雨の日があると凄く嬉しいです。ウォーキングは誰かから強制されてやっているわけではないですし、歩いているとそれはそれで楽しいのですが、雨が降っていつものルーティンだと1時間がぽっかり空き、布団に入って好きな本を読みながらゴロゴロするのは至福です。かといってウォーキングを止めて毎日こんな事をしても全く楽しくないので難しい所ですが。

ウォーキングといえば、歩いているとたまに通学中の小学生とすれ違います。時間は6時40分位。小学校の位置を考えると、どんなにゆっくり歩いても7時前には学校に着いてしまうんですけど、あの子達一体何をやってるんでしょうか。授業開始は多分8時半。部活でもあるのかなーと思いますが、中学生ならともかく小学生で学校の部活で朝錬ってあんまりないような。学校に行ってダラダラ授業開始前までの時間をすごすくらいなら、家で忙しいお母さんの手伝いでもしとけと思ってしまいます。小学生よりも数が多いのが中学生。コレはもう、6時過ぎた時間帯から普通に通学しています。彼らは部活でしょうね。私は帰宅部だったので、学校の部活にそこまで力を入れる理由がサッパリ分かりませんが、まぁそれが青春なんでしょう。仮に私があの時代に戻れるとしたら…、やっぱり帰宅部で朝はガッツリ寝ていると思います。

19/02/05(Tue)

2回目のパン仕込み完了。とはいえ、今あるパンを切ってトースターに突っ込み焼きあがり8分までに済んでしまったので、全然大した作業じゃありません。大きめのボウルに強力粉300g・ドライイースト1g・塩4g・砂糖1gを入れ、水200mlを注いでゴムベラで静かにかき混ぜ全体を馴染ませます。粉が舞い上がらない感じになったら捏ね1分。ボウルにレジ袋をかぶせて、弱設定の電気行火を入れた布団に入れて3〜4時間→捏ねて3〜4時間→捏ねて3〜4時間で焼きに入ります。クープを入れてオリーブ油を垂らしてから、焼きは230度で30分、簡単です。

でもま、今回2回目なのでまだまだ手順が安定しません。個人的な意見ですが、こういうのは同じ物を5回位連続で作ると、動作手順が最適化されて美味しい物が作れるようになります。あんまり間を空けると、前回の失敗教訓を忘れてしまってゼロからやり直しになるので、効率的じゃありません。まぁでも、初回でもかなり美味しかったので、自家製パンはこれから期待できるんじゃないでしょうか。折角オーブンがあるんだから、壊すくらいの勢いで使い倒さないと設備投資費が回収できずに損ですから。

19/02/04(Mon)

趣味の燻製箱はほぼ完成。扉と本体の間の隙間対策として、小学校の頃に書道で使っていた縦長タイプのラシャ下敷きを適当な巾に切って貼り付けました。今後縦長の和紙に筆書きする事なんてまぁないだろうから、ここで有効活用です。あとは取っ手と蝶番をつけて、問題は扉が開かないようにする固定方法です。今までは木ネジを扉・本体それぞれに頭が出た状態で捻じ込み、タコ糸でグルグルすればコストゼロと思っていたんですが、扉を作っているうちにそれはあんまりだよな…と思い始めまして、きちんとした金具を買ってくることにしました。

ですが、頭の中にイメージはあるんですが名前が分かりません。ホラあのハードケースの鞄なんかにも使われている、コの字型に曲がった金具でパチッと留めるやつってアレなんて名前なんですかね。と思ってネットで結構な時間をかけて検索しました。名前が分からないので割と難易度高かったです。正解は“パッチン錠”。生まれてこの方四十余年、恥ずかしながら初めて聞く単語、機能見た目そのままの名前です。ネットだと4個で500円位。でも、多分2個しか要らないので近所のホームセンターを覗き、あんまり高いようなら他の何かと抱き合わせていつものようにAmazon先生にお願いするって方向で。ちなみに塩漬けにした猪肉は今日でちょうど1週間。明日塩抜き・明後日乾燥で燻製作業は最短で明々後日以降。オォ、ちょうどタイミングバッチリじゃないですか。

19/02/03(Sun)

趣味のニットは練習用の五本指手袋と並んで、実戦投入予定のスヌードを作成中。とはいえ、そんなに時間は取れないので進捗は牛歩の歩みです。ところでスヌードっていつからこう呼ばれるようになったんですかねオッサンにとってはネックウォーマーの方がしっくりきますわ、と思って調べると2010年代に入ってからみたいです。もうネックウォーマーでえぇやんと思うんですが、この呼び方は格好良くないんでしょうか、謎。ちなみに今回のスヌードはウォーキング時に着用している自作のニットキャップと同じ毛糸を使って編み方も揃え、同時に着るとイイ感じになるようにしています。

そして難易度ですが、同時進行の手袋と比べると吃驚するくらい楽です。二次関数と九九くらい違います。基本円筒を螺旋状にぐーるぐる編んでいくだけなので、Youtubeで適当な動画をBGMにしながら無心に作業。1時間やって5〜6cmってところですんで、全長23cmだと4時間プラス編み始め・終わり・糸端の処理なんかのこまごました作業込みで総所要時間5時間ってところ。休日に半日費やせば終わると考えれば、お手軽っちゃお手軽ですが、そんなやり方では集中力が続きませんし、何よりやってて楽しくありません。やっぱこういうのは毎日ちまちまというのが基本ですね。ちなみに五本指手袋は今の私の技術だと片手で7〜8時間の両手ペア作ってその倍、って感じです。それくらい面倒臭い品なので、バレンタインにチョコに手編みの手袋が添えられたりしていたら、男性諸君は覚悟すべきだと思います。まぁ、手編みのマフラーはともかく手編みの手袋をプレゼントするレベルで気合の入った女の子はなかなかいないと思いますけど。

19/02/02(Sat)

生まれて初めてパンを焼きました。今までは一次発酵・二次発酵とかやってらんね・メンドクセと思っていたんですが、主に2つの理由で宗旨替えしました。1. ジャムのストックが洒落にならん事になっている。大量の果物系を処理する手段は大きく分けて乾燥or砂糖煮の二択です。そして乾燥は気温の高い時期には腐敗のリスクがありますし、桃や苺など水分の多過ぎる果物はそもそも乾燥自体が難しいです。それに比べて安直なほど簡単なのが砂糖煮。オールシーズン・どんな果物でも大丈夫なんで、私もしょうがない時には作ってきましたが、砂糖煮系ってパンがないとほぼ消費できないんですよね。おかげでジャム瓶が溜まりまくりで、そろそろどげんかせんといかんと思っていたんです。

2. 燻製器を作った。これから本格的に燻製器を運用するにあたり、どう考えてもパンがあった方が色々便利です。自家製ベーコンをのせて食う自家製パンとか絶対美味いに決まってる。とはいえ、↑の様にパンはメンドクセと思っていたんですが、Youtubeを徘徊していて割と簡単な作り方を見つけまして、重い腰を上げました。はるあんという女の子のチャンネルなんですが、練った生地を冷蔵庫に入れて8〜12時間かけて発酵させるという方法で、時間も結構適当。冷蔵庫を開けた際に十分膨らんでいれば次の工程に移るし、なんなら3日くらい放置してもオッケーという緩さです。ただコレ、実際にやってみるとうまくいきませんでした。夏場ならともかく、この時期の冷蔵庫の中では流石に一晩かけてもイーストは全く働きません。仕方がないので電気行火&布団のコンビネーションで発酵させました。

味噌を自作していた時にも思ったんですが、こういう発酵系の食品を美味しく作るのはそんなに難しくありません。というか、そんなに難しければ日本一メジャーな調味料や西洋で最も一般的な主食になったりしないでしょう。ただ、四季を通じて均一な品質で作るのはちょー難しい。それこそ気温や湿度で水分量の微調整とか必要です。が、個人が品質バラバラでいいからとりあえず美味しく作るってのは、実は簡単。そしてドケチの私に嬉しいのが圧倒的な材料費の安さです。両手に乗るくらいの大振りなカンパーニュタイプ、パン屋で買ったら普通に500円とかしますが、自分で作ったら多分50円位で出来てしまいます。特に小麦粉系の完成品は材料費+αの部分が大きいので、自作最強説を常々私は提唱しています。

19/02/01(Fri)

今日の燻製器改造作業は扉の枠になる棒を規定の長さに切り出す作業です。傷がつかないように(付いても別にどうという事はないですが)当て木を敷いた上に燻製器を横たえ、現場合わせで材を切り出します。工業製品なら縦○mm・横○mmで四隅はキッチリ直角になっているので楽なんですが、いかんせん手製なので結構誤差があります。ですんで、下手に長さを計るよりも、実物に合わせながら作業をしてしまった方が精度が出ます。四隅の接合はホゾとホゾ穴が一番本格的ですが、どうせ上から鉄板を貼るので強度は出るだろうと考え手を抜きました。それぞれ接合部の厚みを半分にし、組み合わせて木ネジと木工用ボンドで接着です。

ここで1つ大きなトラップがありまして、扉は四角形という事です。三角形なら誰が作っても完璧に平面が出ますが、四角形は捩れてる可能性があります…というか、確実に捩れてます。それを考えずに扉を床などの平面の上で接着・固定すると、いざ組み上げた際に本体との間に隙間が出来て涙という事態に発展します。ですんで、固定・接着乾燥は必ず本体の上に扉を置いた状態で行わないといけません。しかしながら本体は鉄板を貼っているので、クランプを使える場所が非常に限られています。それを考慮に入れつつ、↑の切り欠きを縦横それぞれどっちに入れるかを考える必要があります。扉も最初から作ればもっと楽なんですが、完成品に後付で何かを足すというのは意外に面倒臭いのです。まぁ、燻製器なんて使ってみないとどういう不具合が出るかわからないので仕方がありません。5台くらい作ると安定してくるんでしょうが、商売でもない限り燻製器を複数作る機会なんてほぼないですからねぇ…。

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