2020年3月

<<前<<   >>次>>

20/03/31(Tue)

ドクダミ・ノビルはむしっても面倒臭いし言うほど美味くないから食べないと先日書きましたが、庭の草むしりをしていて唯一コレは美味い!という雑草があります。それがタネツケバナ。アブラナ科の野草は大体美味いというセオリーの中でも、このタネツケバナは頭一つ抜けた美味さで、普通にハーブとして売っていてもおかしくないとレベルです。味はちょっとピリッとした辛味がありますが、アクは無く非常に食べやすい。コレだけで食べようとするとやや辛味が勝ち過ぎますが、キャベツのサラダにちょっとだけアクセントで加えると凄く美味しいです。タネツケバナ、マジ優秀。

というわけで、引っこ抜いた株の中で元気そうなヤツを裏庭ハーブ園の隅っこに植えて増やそうとしているんですが、コイツが意外に気難しくて上手く増えません。庭のその辺に生えている時はガンガン増えるのに…。生えている環境を分析した結果、水気の強くて日当たりはあんまり良くない所が好きみたいです。株自体は小ぶりなので、サラダ一食分で丸々一株使ってしまうレベルなので、かなり広く栽培しないと毎日楽しむことは出来ません。裏庭菜園の一部をタネツケバナスペースにしたいくらいなんですけどねぇ…。

20/03/30(Mon)

70cmクラスのブリを貰ったので色々料理しました。個人的には刺身はブリのポテンシャルを全く活かしていない調理方法だと思うので作りたくないのですが、新鮮な魚=刺身にするという年寄りの固定観念に挑戦するのも面倒なので、フィレの1/4(片身の血合い骨より上)だけ刺身にして、残りは全部味醂干しに加工しました。こうしておけばチルドで10日程度なら全然大丈夫だし、明らかに刺身より美味いと思います。

頭は兜割りにしてカマと一緒に煮付けにし、コレも美味しかったんですけど、個人的に一番美味かったのは皮の蒲焼きです。刺身にするためにひいた皮・スナズリ・腹骨の剥き身に軽く小麦粉をはたいてフライパンで焼き、醤油・味醂・砂糖のタレを加えて適当に煮詰めた物で、皮の中でも特に尻尾に近くて皮下に筋が沢山ある部分が超美味い。ブリの中で一番美味いのはこの尻尾に近い皮の部分だと思っています。刺身はまぁ、おまけですね。

20/03/29(Sun)

雨が降ると当然その日の草むしりはお休みになるんですが、雨の後は逆に草むしりのボーナスタイムです。根の貧弱な雑草は日照り続きでもあんまり関係なく抜けるんですけど、雨の後じゃないと手を出せない雑草もあり、そういうのはコロニーをチェックしておいて雨上がりにまとめて処理すると効率的です。

代表例はドクダミ。かなり深くまで地下茎をおろすので、草むしりに使っている大振りなドライバーを思いっきり土に刺しても(15cm位)まだ足りないくらいですが、あんまり深追いしてもキリがないので適当な所で掘り起こします。うちの庭からはもうかなりいなくなりつつあるんですが、庭木の根に隠れて処理できないヤツから伸びてくる分があるので、定期的な駆除は必須です。ラウンドアップを使って枯らす事も考えたんですが、庭木に影響があると嫌なので踏み切れないんですよね。そしてもう1つはノビル。コイツはそこそこ深い所にニンニク状のイモを作るんで、そっから掘り出さないといけないんですけど、深さ的にはドクダミほどではありません。ただコイツも他の庭木の根と絡んでいる場合があって、そういうのは雨上がりの土の柔らかい時じゃないと手が出せなかったりします。

ドクダミもノビルも普通に食用の野草ですが、ドケチな私でもあんまり食べようとは思いません。ドクダミは乾かしてお茶が有名で、私も以前作ったことがありますが、わざわざ手間暇かけて作るほどでは…レベルです。どう考えても普通のお茶の方が数百倍美味い。ノビルは葱的に使える野草として有名ですが、畑にまとまって葱が生えているのに、わざわざあっちで一本こっちで一本とちまちま集めた物を食べるほど美味い物じゃないです。まぁ、アウトドアクッキングをするのなら食材の候補としてはかなり上位にあがるでしょうが。というわけで、雨上がりは草むしりのボーナスタイムなのです。

20/03/28(Sat)

今回の床掃除に際しては、特別にワックスもかけてしまいます。正直ビニールクロスにワックスなんてかける必要は無いと思っているんですが、母親が買ったストックをこの際使い切りたいので。容器を見るとビニールクロスに使ってもOKと書いてあるので、駄目なわけではないでしょう…必要ないとは思いますが。

このワックスに限りませんが、私はなるべくこういう品の在庫を減らす方向で動いています。洗剤も、住宅用洗剤・ガラス用洗剤・ウェットティッシュタイプの住宅クリーナーなど役割の似ているものは住宅用洗剤一本に統合し、なるべく在庫管理が楽なようにしました。こんなの界面活性剤が入ってりゃ良いんですよ。ただ、こうやって日常的に使えるものはまだマシですが、ワックスは割と困っています。今回の様にビニールクロスにも使えるワックスはまだ細々と使っていけますけど、白木専用とかどうすんのコレ…問題です。というかあの雑な母親がどこにこんなワックスを使っていたのか、サッパリ分かりません。スプレータイプの家具用艶出し液なんてホントどうしよう…。環境問題的にそのまま下水に流すわけにもいかず、かといって中身が詰まったままゴミに出すわけにもいかず。割と困ってます。

20/03/27(Fri)

いつも掃除していない所をちょっとずつ掃除して台所をキレイにしようフェアは相変わらず継続中で、今回のターゲットは床。床は毎週箒をかけてから雑巾で拭いているんですが、それでも汚れが溜まっていきます。うちの床はタイルを模したビニールクロスを貼っているんですが、この目地模様の所に油が付着して汚れを呼び、黒くなっていくんです。少しだけ凹んでいる事もあって雑巾がけではとれない汚れがすこしずつ蓄積していくんですよね。コレを今回キレイにします。

方法としては住宅用洗剤をスプレーし、15分ほど放置して汚れを浮かせてから毛足の硬いブラシで掻き出していきます。ブラシをかけるのが結構力が要りますし、家具などの陰になって天井からの灯りが十分に届かず汚れが見え辛い所は片手でLEDライトを当てながらの作業になるので相当な重労働です。台所の全床を一度にする事なんてとても不可能なので、家具や柱を目印に床を6分割して1日1箇所ペースで進めていきます。ブラシの所要時間は1箇所15分くらいですが、腕痛い。まぁ見るからにキレイになるので、これからも年一位のペースでやろうとは思います。

20/03/26(Thu)

畑の玉葱がエェ感じになってきたので収穫してきました。余裕の100個オーバーでしばらく玉葱には困らないライフが送れそうです。ところで玉葱保存の際の天敵は水分です。蒸れて腐るのが一番多くて、亡くなった母親はその辺にザルに入れて転がしていて大量に腐らせていました。おまけにザルが竹製だったものだから腐った玉葱でザルまで傷むという一石二鳥。アレを反面教師にして私はキッチリ保存します。

とってきた玉葱は茎(?)20cmを残して葉と根を切り取り、残した茎がしんなりするまで風通しの良い場所に転がして乾燥させます。茎がエェ感じにしんなりしたら紐で縛り、今は使っていないガレージに渡した竹竿に引っ掛けて保存します(しんなりを待たないと、紐でくくる際に茎が折れる)。保存は風通しが良くて暗い場所が最適なんですが、そういう場所ってあんまりないんですよね。普通は風通しが良いと明るいものなので。このガレージは風通しは凄く良いというわけではないんですがそれなりにありますんで妥協しました。炒めてペーストにしてから冷凍保存も考えたんですが、かける手間と使い勝手がつりあっていないような気がして却下しました。とはいえ、いくら吊るして保存するとはいっても速やかに食べ切るのに越した事はないので、頑張って毎日玉葱サラダで使っていこうと思います。

20/03/25(Wed)

気温が上がってきて雑草(という名前の植物はありませんが…)の成長スピードも加速してきたので、昼食後に草むしりの時間を設ける事にしました。時間が経って庭が草の海になってしまうとモチベーション的にも厳しい物があるので、大したことがない段階から手をつけておかないと放置コースまっしぐらなので。

というわけで今年はもう少し雑草の名前を知ろうと思い立ちました。以前買ってあった雑草に特化した図鑑をペラペラとめくりながら、うちでよく見る雑草群を同定していきます。とりあえず心構えとしては、1. 大体でOK。雑草にはとても近くてディテールを見ないと見分けられないような種が結構あります。ハハコグサ・チチコグサ・ウラジロチチコグサ・チチコグサモドキとか。そういうのを初心者の内から頑張って見分けようとすると多分嫌になって長続きしないので、代表的なハハコグサで覚えてしまいます。んで一周して余裕が出たら更に細かく見分けていけば良いかなと今は考えてます。2. 1に含まれるかもしれませんが、イネ科は捨てる。イネ科の雑草って結構あるんですが、どいつもコイツも似た様な葉っぱで識別が難しいです。成長して花が咲くまでになれば手がかりも増えて何とかなるんですが、庭の雑草はよほど見逃さなければ5cmになる前に抜いてしまうので、種類がよく分かりません。ですんで、イネ科は最初から諦めます。

今日は庭で本当によく見かける雑草の名前が判明してちょっとご機嫌。コモチマンネングサです。根は貧弱で引っこ抜くのは雑草の中でも最も簡単なレベルですが、とにかく繁殖力が凄い。葉は多肉系で引き抜いて放置してもなかなか枯れないですし、なにより花を咲かさなくてもムカゴで増えるという反則技をかましやがります。コイツが庭のあちこちにザクザク生えていやがって、以前から名前を知りたいなと思っていたのです。というわけで、庭の雑草30種類くらいは同定できるようになりたいなと当面は考えてます。

20/03/24(Tue)

今日の一品は菜の花のマヨ和え。作り方は簡単で、採ってきた菜の花を塩を少し加えたお湯で1分茹でて冷水に晒し、よく絞ってからマヨと胡椒で合えるだけ。簡単ですが、収穫がちょっと面倒臭いのが難点です。たとえば白菜なら根元でザクッと1回切って持って帰ってくればいいんですけど、菜の花は花ごとに切り取らないといけないので、タッパー1杯分のマヨ和えを作るための菜の花を収穫するにはそれなりに時間がかかります。それに菜の花は火が通るとかなり体積が小さくなるので、ボウルにかなり山盛りに採ってこないと碌な量になりません。まぁでも適当な苦味が美味しいので作ってしまうんですが。

ちなみに菜の花と一口に言いますが、アブラナ科の植物の花芽は基本菜の花です。ですんでうちだと、キャベツ・白菜・ブロッコリー・小松菜は全部菜の花。多分それぞれ味が違うんでしょうけど、私の舌が馬鹿なのかマヨの塗りつぶし力が偉大なのか、マヨ和えにしてしまうと差が全く分かりません。まぁ、美味いんであんまり深く考えない方が幸せになりますよきっと。

20/03/23(Mon)

全然季節じゃないんですが、ナスが特売だったので買ってきました。帰路コレをどうすっかと考えて、当初は焼き浸しなんて良いんじゃね?と傾きかけたんですけど、畑の葱がアホみたいに増殖しているのを思い出し、私の中ではナス定番の油焼きに決定。ちょー簡単でしかも美味いのでオススメです。

ナスはヘタを落として厚めの斜めスライス。水に晒してアク抜きとかは意義が感じられないのでやりません。コレを多目の油を入れたフライパンで両面焼き色が付くまで焼きます。油はサラダ油ベースにちょっとだけ胡麻油を加えたもの。胡麻油100%だとちょっと香りが強過ぎるし、何より胡麻油は単価が高いので。焼けたら皿に並べて醤油を回しかけ、刻み葱と鰹節をたっぷりかけて完成。ちなみに葱は面倒臭いので水に晒したりはしません。刻むだけ。調味料は醤油しか使っていない簡単にも程がある一品ですが、コレが美味い。ナスが採れる時期は週4ペースでコレを作るくらい私の好物ですんで是非。

20/03/22(Sun)

私が靴の裏の磨り減り方を見て悦に要る変な趣味がある事は以前ここで書きましたが、よく考えるとその嗜好がもう一箇所別な場所で発現していました。それはマウスピースです。多分10年ほど前、定期検査で歯医者に行った際に、歯軋りor食いしばりの癖があって歯が磨り減っているから就寝時にマウスピースを着けた方が良いと言われ、言われるがままにそのとき以来ずっとマウスピースを使っています。

マウスピースを使っても歯軋りor食いしばりそのものを無くす事はできませんが、歯と歯が擦れあって磨耗する事を防ぐ事ができます。マウスピースは歯よりもちょっとだけ柔らかい樹脂で出来ていて、そっちが磨り減る事で歯を守っているんです。このマウスピースをまじまじ見るのが結構面白い。マウスピースは表面がスリガラス的なマットになっているんですが、歯と擦れた部分だけが磨り減ってピカピカになるので、どこで歯軋りしているかが一見して分かるようになっています。私の場合はそれぞれ1本の歯が2箇所で樹脂を削っていまして、どうやら歯軋りの仕方が2種類あるみたいなのです。下顎を左にずらしてする歯軋りと、右にずらしてする歯軋り。何でこんな器用なことをしているのかサッパリ分かりませんが…。

私はマウスピースを着けた時期が遅かったので、犬歯なんかはすっかり磨り減ってしまっており、今となっては永久歯が生え揃った時点で着けりゃよかったと後悔しているくらいです。まぁ、その時代には歯軋り対策としてのマウスピースなんて全く一般的ではなかったので、実際は不可能ですが。でも、若い人にもしアドバイスが出来るなら言いたい。歯磨きはマジ大事。フロス・歯間ブラシ・マウスピースは絶対使え。大人になったら最低年1回の定期診断は欠かすな。コレ、絶対です。

20/03/21(Sat)

先日ネットを見ていたら圧力鍋で玄米を炊く人の文章を見つけまして、おぉ私と一緒じゃないかと思って読んだんですが、水の量と炊く時間が結構違います。水の量は大分多いし、炊く時間もずっと長い。あと予めの浸水をしないってのも大きな違いです。というわけでたまには他の炊き方もやってみっかと思ってこの炊き方をチャレンジしました。結果:今までよりもずっと美味いのでサクっとこっちに乗り換え決定。

今回の件では反省しきりです。長年やっていると何の根拠も無いのにその方法がベストだと思いがち。炊けた米をよくよく味わって問題点を洗い出す姿勢を忘れなければ、もっと早く炊飯方法も改善されてたんじゃないでしょうか。思い返すに私の水加減と炊き時間は白米を炊いていた頃の水加減から来ています。んでその水加減で焦げずに火にかけていられる最長の時間が今までの火加減でした。考えてみれば簡単なことで、水を増やせば焦げ付かせずにもっと長時間煮て柔らかく仕上げられるという、たったそれだけの事でした。でもルーティン化すると考えなくなって、ほんのちょっとした事にも思いが至らなくなるのですよね。効率化とルーティン化は大事、でも常にそれがベストなのかは考え続けないといけない。言うのは簡単ですがコレ、結構難しいです。

20/03/20(Fri)

少しずつ台所のいつもは掃除していない所をキレイにしようフェア、今回のターゲットはシンク奥の窓ガラスです。他の人は知りませんが、目立つ割にあんまり手を出したくない場所がこの窓ガラス。理由としてはシンクと窓ガラスの間のスーペースに色々(皿とか調味料)置いてあって、とりあえずそれを全部どかさないと作業が出来ないのと、間にシンクが挟まっているので踏み台などを使わないと手が届かないという事が挙げられます。

あと、防犯のために曇りガラスになっているのも面倒臭いポイントの一つ。ただでさえ霧化した油が漂う台所なのに、その霧が表面が凸凹したガラスに付着するとどうなるか。掃除の面倒臭さはちょっと想像しただけで明らかです。一番端に置いてあるオーブンレンジをどかそうと思ったら、コンセントだけでなくアース線も外さないといけないのも面倒臭いポイントを加算する原因となっています。でもまぁ、やろうと思った時にやらないと永久にやらないのでやりますけど。

一度にやるのは大変なので、窓枠を境界線に見立てて3回シリーズにします。住宅用洗剤をたっぷりスプレーして油が分解するまで15分ほど待機。時間がもったいないのでこの間に風呂に入ってしまいます。あとはタワシで凹部分から汚れを掻き出した後、雑巾で余った洗剤や掻き出た汚れを拭いとり完成。ココは何気に視界に入る場所なので、キレイにしたときの自己満足度はかなり高いです。汚れた状態に慣れた所から一気にキレイになると、うぉスゲェ…となるので掃除によるストレス解消にも良いんじゃないでしょうか。

20/03/19(Thu)

畑の人参がエェ感じで収穫時期を迎えたので、しばらくは人参三昧の日々が続きそうです。私が人参メインで作るレシピはサラダorキンピラの2種類で、今回は何となくキンピラをチョイス。どちらのレシピを作るにせよ最初の細切りは必須で、人参は大根に比べると硬いのでコレが結構面倒臭い。まぁ、ここしか面倒臭いポイントは無いわけですが。細切りはスライサーを使えば効率アップできますが、何となく食感が気に喰わないのと、大根と比べて圧倒的に細い人参をスライサーにかけるとすぐに反ってしまってあんまり上手くスライスできないのとで、私はもっぱら包丁派です。皮は香りが強いので剥くのはもったいない。そのまま使ってしまいます。

細切りの手順としては斜めスライスしたやつをずらして俎板に置き、端から刻んでいく感じで。最後の方はずれて上手く切れなかったりするんですが、プロではないのでその辺は割り切って適当に処理します。胡麻油を引いたフライパンに人参を入れ、ざっと火を通したら醤油・味醂・塩辺りで味付け。適当に煮詰めながら味を決めつつ、鰹節・鷹の爪・胡麻などを加えてキンピラっぽくフレーバーを整えて完成。感想:普通に美味い。食卓のメインにはなれませんが小鉢的一品としてタッパーに常備しとくといい感じです。人参は香りに癖があるせいか、私が良く行くスーパーでは見切り品シールが貼られている場合が多くて、サラダにちょっと刻んで入れるくらいならなかなか使い切れない人参もこうやってキンピラにすれば一気に大量消費できるのにと思ったりします。

20/03/18(Wed)

父親がステーキ用の肉を貰ってきました。ただ、ステーキ用と言われたらしいのですが、脂や筋の多さからステーキはかなり厳しいと判断し、煮込みで食べることに決定。とりあえず一口大に切って塩・ローリエ・水と一緒に圧力鍋に入れて火にかけ、沸騰したら5分ほど煮ながらアクを取った後、圧力をかけて20分。自然冷却して圧が抜けてから今度はシャトルシェフに移し、玉葱・人参・ジャガイモなどありものの野菜を乱切りにしてぶっこみ、5分加熱からの半日放置で完成。

感想:普通に美味い。でも肉の感じからやっぱり焼きは無理だったと再認識しました。特に筋が厳しい。今回は圧力鍋で十分に加熱しているのでむしろその筋が美味いんだけど、コレを焼いて食うのはちょっとした拷問なのではないかと。そして改めて実感する圧力鍋&シャトルシェフの優秀さよ。この牛肉を普通の鍋で煮込んでこの状態にするには多分2時間以上かかると思われます。それが10分の1以下のガス使用で実現するなんてまさに夢の調理器具。煮込み系に手を出すならどちらもオススメです。

20/03/17(Tue)

ウォーキングから帰ってきて靴下を脱いだら穴が開いていまして、やったね久しぶりの修繕だと思う私は多分圧倒的少数派だと思います。繕いの手順としては、靴下をひっくり返して使わなくなった白熱電球を突っ込み、穴の部分に電球が当たるようにしてゴム紐で固定します。穴より少し大きい四角形を想定し、細い毛糸を縦方向になるべく隙間を空けないように往復させます。それが出来たら今度は横方向に先ほどの縦糸を一本ずつ上下交互にくぐらせてこれまたなるべく隙間が出来ないように縫っていきます。最後にそれでも隙間が空いているっぽい所に追加で糸を通して完成。直径2cmの穴を繕うのに所要時間20分ってところです。繕いは早期発見早期手当てが原則です。衣類の穴は人体と違って絶対に自然治癒しないので、放っておくと悪くなる一方です。穴が大きくなれば糸も沢山必要ですし時間もかかります。ベストは穴が開く前の薄くなった状態で手当てする事なのですが、今回は注意力が足らず穴をあけてしまいました。幸い穴の開かなかった方の靴下はまだ薄くなっている状態だったので、こっちは今日にでも手当てする予定。

とまぁ、靴下を直すこと自体は特に問題ないんですが、今回問題なのは穴の位置です。人差し指〜薬指の付け根の少し下辺り。ココは本来体重がかかっちゃいけない所なんですよね。理想的な歩き方は“つま先で蹴ってかかとで着地”です。この歩き方が出来ていると、今回のような所に穴は開きません。穴が開くのは親指の部分であるべきで、私は間違った部分で蹴っている事になります。そして今回穴が開いた部分は本来足裏アーチの1つで、本来は接地しちゃいけない部分です。ココが接地しているという事はアーチが潰れている=接地の衝撃を逃がせていない=膝や腰に余計な負担がかかっているという証拠です。専門的には有名な偏平足の親戚で開張足というらしいです。以前からコレは気になっていて、なるべくつま先で蹴りだそうと意識はしているんですが、40年以上かけて癖付けられてきた歩きのフォームを矯正するのはかなり難しく、でも膝や腰に目立ったトラブルが出る前に直したいなという思いを新たにする靴下の穴でした。

20/03/16(Mon)

水道の蛇口をキレイにしたことを切欠に、あらためてうちの台所の汚さが気になり始めてしまい、1日10分以内を目安に毎日少しずつ掃除をしています。今日は味噌漉し。コレがまた汚かった…。勿論使うたびにスポンジと洗剤で洗ってはいるんですが、時間が経つと針金同士の隙間に汚れが溜まっていくんですよね。掃除の方法としてはお湯を張ったタライ(風呂の残り湯から流用)に洗剤少々と味噌漉しをぶち込み2時間放置した後、タワシで汚れを押し出します。コツとしてはタワシを網に押し付けて汚れを押し出す感じで動かしていく事かな。細かい砂粒サイズの名状しがたいナニカがボロボロ出てくのが超怖いです。

私は料理が好きなんでYoutubeでも自宅のキッチンを見せびらかす系の動画をよく見るんですが、調理道具や皿を見せびらかす系のレイアウトを見るたびに大丈夫かねアレと思います。壁にフックをつけてお玉や味噌漉しをひっかけ、壁に無垢材の板で棚を作って食器をスタイリッシュに飾っているヤツ。キッチンの汚れの一番の原因は油の霧です。調理中に熱せられて霧状になった油が部屋中に舞い落ち、それがくっついた所が更に汚れを呼ぶという悪循環が発生します。進行は遅いんで毎日使うような道具なら気にする事もないのですが、たまにしか使わない道具をオープンスペースに引っ掛けていたりすると結構大変。うちはガスコンロから5m以上はなれたところにテレビがありますが、ボタンが付いていてあんまり本気で掃除できない上部は油汚れがこびりついてしまっています。個人的には台所はよっぽど毎日使う道具以外は扉の閉まる棚や引き出しに仕舞う方が良いんじゃないかなぁ…と思うんですが、バエはしませんね。

20/03/15(Sun)

今日のメインは貰い物のホッケ。全長約40cmとかなり大きくて1匹を2人では食べきれないので、片身を半分ずつ焼いて食べました。うちのコンロには魚焼きグリルが付いているんですが、掃除が大変過ぎるので私は使用禁止にしています。脂でベットベトになった本体側なんてほぼ掃除不能で不衛生な事この上ないですし、魚焼きなんてせいぜい月に数回なんで、フライパンに魚焼き用のホイルを敷いて焼けばいいやというのがうちの運用。

あと、フライパンで魚を焼く時はガスコンロじゃなくてカセットコンロが便利です。フライパンで魚を焼こうとすると空焼きに近い状態になり、セイフティが働いて勝手に弱火になったり火が消えたりするのでやってられません。その点カセットコンロはそういうセイフティ機能が一切付いていないので、空焼きになろうが同じ火力でずっと加熱してくれます。ただし、消し忘れたりすると当然地獄が待っているので、そこは自己責任で。ちなみにホッケですが、貰っといてなんですけど私はあんまり好きじゃないです。単純に焼き魚だったら鰯がベスト。安い人間なんです。

20/03/14(Sat)

先日久しぶりに水道の蛇口を磨いてピカピカにし、これからはこの状態をキープしようと心に決めたのですが、こういう事をすると必ず、今まで気にならなかった近所の汚れが気になり始める症候群が発病するのは私だけでしょうか。今回は砂糖と塩のポット。食器やタッパーは使い終わってからになったら洗えばいいんですけど、砂糖塩のポットは少なくなったら継ぎ足す運用をしているので、基本的に空になることがありません。洗おうと思うと中身を他の容器に移してから洗い、完全に乾いてから元に戻すという他の品には無い手間がかかるために、どうしても洗う頻度が落ちます。しかもこれらは台所のど真ん中にあるので霧状になった油が降り積もりますし、料理中に油や調味料がついた手で掴んだりするので、結構汚れます。そんなわけで砂糖と塩のポットが汚れているという家、結構あるんじゃないかと睨んでいるんですが、どんなもんですかね。

手順としては↑の通り、中身を他の容器に空けてから洗剤を加えたお湯に放り込み、そのまま1時間以上放置。あとはスポンジで全体を擦って汚れを落としてからよくすすぎ、完全に乾いてから中身を戻すという手順です。正直結構面倒臭い。でも、砂糖と塩のポットは目立つ位置においてあるので、ここがキレイになると結構印象変わるのねと今回あらためて実感しました。でも、こまめに洗いはしないだろうなぁ…。

20/03/13(Fri)

畑の大根と白菜に花が咲き、白菜は頑張れば何とか食べられなくもないですが、大根はスが入って硬くなってしまったのでもう煮物としては食べられません。厚めに皮を剥いて酢醤油に漬け込めば、パリパリ食感がそれなりに美味しくはあるんですが、もう煮物のような量をさばく事は出来なくなります。結局50本以上駄目にしてしまいましたが、コレは計画性皆無で植えてしまった担当者が悪いのであって、私は悪くない。むしろよくこれだけ頑張って食べたと評価されてもいいくらいです。

とはいえ、しばらくは菜の花として楽しむことが出来ます。柔らかい花と蕾の部分を収穫してきて軽く湯通ししたら、定番のお浸しにするのも良し。菜の花は少し苦味があるので、私はマヨネーズで合えるのも好きです。刻んだゆで卵を加えると食べ損なった大根の敗者復活戦的一品とは思えない美味しい一品になります。菜の花はスーパーで買うと馬鹿高いですが、こうやって自分で作るといくらでも食べられてお得な気分になります。

20/03/12(Thu)

今日は作り置きの品が多くて夕食の準備にあんまり時間がかからなかったので、空いている時間で久しぶりに蛇口の掃除をしました。蛇口って結構汚れるんですよね。残った水分から発生した黒いナニカが隙間に入り込んでいますし、近くにコンロがあるので降ってきた油で全体が薄汚れています。手で触る部分には勿論手垢が。掃除方法としては、中性洗剤を含ませたスポンジで全体を軽く拭いて油汚れを取り除いてから激オチ君で頑固な汚れに対処し、細かい所に入り込んだ汚れは要らなくなった楊枝でかき出す感じで。

こうやってあんまり掃除をしないところを掃除していてつくづく思うんですが、掃除って意外に難しいです。私は曜日を決めて定期的に掃除をするんですが、そうすると汚れがあるから掃除をするのではなく、このルーティンだから掃除をするようになってしまい、ずっと汚れている所はそれが当たり前になって意外にそのまんまという事態が発生しがちです。かといって汚れたら掃除するというスタンスにすると、少しずつ汚れていく部屋に対してまだ大丈夫、まだ大丈夫と思っている内に汚部屋になるわけで、掃除のルーティン化はこういう自体に対しては非常に有効です。ルーティン化しつつ新規の汚れを見つけて臨機応変に対処する、それが出来ればいつも部屋はピカピカなんですが、なかなかそれは難しいのですよ。

20/03/11(Wed)

愛用のノートパソコンのOキーが効きづらくなりまして、3回に1回くらいしか反応しません。こういう時は大体中に異物が入っているのが原因なので、キートップを真上に引っぱって外して中を見ると案の定、爪が挟まっていました。おまけに綿埃も満載で更には抜けた髪の毛もプラス。一言で表現すると地獄の汚さです。私は部屋も結構こまめに掃除する方なんですが、他人が客観的に私の生活を見た時に一番汚れていると評価するのは間違いなくこのノートパソコンのキートップです。

まず表面は手垢があちこちについて汚い。そしてキートップと本体の間の空間には、爪(Youtubeを見ながら爪を切るので)、煎餅の欠片(Youtubeを見ながら…)、綿埃、抜け毛etcがたっぷり詰まっており、時々思い出したように動作不良を起こします。でもノートパソコンのキーボードってなかなか掃除できないんですよね。そういう人多いんじゃないでしょうか。

まずキートップ。ここは拭けば落ちますが、当然ですが洗剤を直接吹きかけることは出来ません。洗剤を含ませた布で一個ずつ拭いていかないといけないのが超面倒臭い。キーがそれぞれ台形状になっていて、1個につき最低5回は拭かないといけません。それが全部で100個弱。考えただけでうんざりです。そして一番の障害が、キーボードの掃除はYoutubeを見ながらでは出来ないという点です。設定を弄って一時的にキーボードを殺せば良いんですが、それもまた面倒臭い。そして輪をかけて気が乗らないのがキーボードの中の掃除です。キートップを外して埃を取り除くのが手っ取り早いんですが、うちのノートパソコンはパンタグラフ式というヤツで、キートップが極小の爪で本体に接続しています。この爪、折ってしまうとキーが元に戻せなくなるんですが、100個弱のキートップ全てを爪を折らずノーミスで作業する自信が私にはありません。1個2個ならやりますが、全部は怖くて無理。ちなみにキーボードの隙間からエアダスターで埃を吹き飛ばす方法がよく紹介されてますが、アレだとマシにはなりますが分解掃除の1/3位の埃しか取れないので、所詮気休めです。ノートパソコンのキーボードはホント汚いくてうんざりです。

20/03/10(Tue)

親戚からサシの入ったいい牛肉を貰いました。ありがたいですがあんまりありがたくありません。歳のせいなのか日頃食べ慣れていないせいなのか、私は牛肉を食べるとお腹が痛くなって下痢気味になります。多分牛肉の脂を消化し切れないのだと思います。牛肉を貰うたびに自分の身体を使って実験した結果、一度に食べられる牛肉の量は100gが限界という事が判明しました。豚とか鶏だったら300g食べても平気ですし、牛肉も赤身ならいくらでもいけるんですが、サシの入った牛肉は駄目です。

いやね、美味しいとは思うんですよ。口の中でとろける脂とか最高です。でも、お腹痛くなる。ままならないものです。ちなみに私が一番好きな食べ方は、半日ほど前に塩をまぶして揉んでおき、焼く15分前に豆板醤とテンメンジャンを1:3の割合で絡め、焼き過ぎないように注意しながらミディアムレア程度で火を通す方法です。昔恩師が、歳をとると美味しい物をちょっとだけ食べるようになって、食べ放題とか興味なくなると言っていましたが、もしかしたら私もそういうお年頃に突入しつつあるのかもしれません。

20/03/09(Mon)

友人に、10日ほどかけてベーコンを自作してると言うと滅茶苦茶大変だろうとか言われるんですが、割とそうでもありません。私も自分で作る前はそう思っていたんですが、考え方が変わったからです。一番時間がかかる乾燥の1週間ですが、その間にやる事は毎日冷蔵庫からポリ袋に入れた塩漬けの肉を取り出しひっくり返して元に戻すだけなので、労働力そのものをカウントすれば全然大した事はありません。

ちなみに初日は塩を量って肉にすり込み、ポリ袋に詰めて冷蔵庫に入れるだけ。塩抜きの日は水を張ったボウルに肉を投入するだけ。干す日は朝干して日暮れに取り込むだけ。燻す日は燻製器に肉を入れ、チップをセットして電源を入れ、1時間待機するだけです。そういう風に実際に手を動かす量をカウントすると、10日かかるベーコン作成も実は全然大した事がないのです。敢えて言えば燻製器を作るのが結構大変でしたが、作ってしまえば後は半永久的に使えますし、何なら買ってもいい…というか買う人が大半でしょう。というわけで燻製なんて簡単です、ちょー美味しいので皆もっと自作しましょう。

20/03/08(Sun)

ここ半年ほど昼食メインはパスタなんですが、そこで使っているベーコンが切れたので、久しぶりに燻製をしました。材料は豚バラの塊肉1kg。コイツを大体4等分して4%=40gの食塩を全体にすり込み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で1週間寝かせます。この間は毎日1回袋の上下をひっくり返して塩が均一に回るようにします。流派によっては塩が浸透しやすいように肉に穴をあける所もありますが、よっぽど大きな肉でなければ1週間かければ塩は中まで回るので、私はやりません。

次に塩抜き。水を張ったタライに塩漬けの肉を放り込み、そのまま12時間ほど放置します。水をちょろ出しすればタライの塩分濃度が下がって早く塩が抜けますが、私はもうこのサイズの肉をこのタライで塩抜きすれば何時間でベストタイミングになるかが分かっているので、やりません。最後に肉の端を少しだけ切り取りフライパンで焼いて味見。ここから水分を抜くので、少し塩分が足りない位がベストですが、コレももうベストタイミングが分かりきっているのであくまで形式的な確認です。

次に風乾。魚干しの網に肉をセットし、直射日光が当たらない(当たると脂が溶ける)風通しの良い場所で様子を見ながら2〜3日干します。コレは気温と風で結果が全然変わってくるので、毎回違います。今回は2日。最後に肉を燻製器にセットし、チップとザラメで1時間燻して完成。感想:ベーコンは大して難しくありません。市販の何が増量剤として入ってるか分からない、ペラッペラな謎ベーコンを買ってくるくらいなら、自分で作った方が遥かにお手軽で美味い。私は極薄にスライスされてるベーコンを見ると悲しくなるので、もう何十年も買ってませんね。

20/03/07(Sat)

今日は行きつけスーパーの肉安売り日ということで、豚コマ1.5kgを900円で買ってきました。いつもならグラム100円で1,500円位するので、かなりお得な気分です。豚コマは汎用性が高くてお気に入りの食材の1つで、常に切らさないようにストックしています。買ってきた豚コマは50gずつ小分けにしてラップに包み、冷凍保存します。使う際は季節によりますが室温or冷蔵庫で半日かけて解凍してから。

自分でもアホだなと思うんですが、こんな小分け適当に一掴みずつラップに包めばいいものを、律儀にキッチンスケールで量る私。流石に50gピッタリはしんどいので、50〜52gのレンジで包んでいきます。いやー、それでも十分しんどいんですけどね。今回のだと1,500gあるので30包み出来ますから、多分3ヶ月くらいはもつんじゃないでしょうか。ちなみに、肉を包んでいたラップもこの際なので有効活用します。全体を6等分して肉の梱包に再活用。値札とか安売り札がやや邪魔ではありますが、その辺は包み方を上手く工夫してリカバーすればなんとでもなりますし、少々包みきれていなくてもどうせ全体をジップロックで覆ってしまうので、あんまり問題ありません。冷凍庫に豚コマストックはうちの必需品です。

20/03/06(Fri)

先日同じレシピは100回作れというようなことをココに書きましたが、それが一番適用されるのはパンではなくご飯ではないかと思っています。今時炊飯器を使わず鍋でご飯を炊く人は極少数派だと思うのですが、私はその極少数派の米は鍋で派(正確には玄米は圧力鍋で派)です。炊飯器で米を炊いている他人に言いたい、それつまらなくないですかと。炊飯器で米を10年20年炊いても、ご飯を炊く腕は全く上達しません。むしろ炊飯器を10年も使えばテフロンがベロベロに剥げて買い替えになり、新しい炊飯器はやっぱりご飯が美味しいね、みたいなよく分からん流れになると思います。

ところが、鍋で炊けば毎日ペースだとたった3ヶ月で100回に到達してしまいます。どんな不器用な人でも同じレシピを100回作ってかなり美味いものができるようにならなきゃ嘘です。水加減・火加減を味の結果とリンクできるようになればもう、そこからは上達一直線ですから。そんな楽しい作業を電気炊飯器に任せてしまい、自分は10年経っても20年経っても永遠に上達しないで足踏みのままなんて、私にすれば壮大な時間の無駄としか思えません。

私の意見だと炊飯器のメリットはタイマーだけです。たとえば朝6時に米が長けているようにセットできる、それだけ。それ以外は全て鍋炊飯が勝っているといっても過言ではないでしょう。道具:蓋付きの鍋であればステンレスでもアルミでも鉄でも何でもいけます。そして鍋を穴が開くまで使うには数十年以上かかるのに対し、炊飯器は内釜のテフロンが剥げるという弱点があるので普通は10年もてばかなり頑張った方です。時間:うちで父親が使っている炊飯器はスイッチが入ってから炊き上がりまで55分かかります。ですが私が鍋で白米を炊こうとすると、火にかけて沸騰まで強火で5分→弱火で8分→火からおろして保温蒸らし15分と28分で済むので炊飯器の半分以下、おまけにガスを使っているのは13分ですし、炊き上がり後に電気炊飯器のように電気を使って保温もないので、光熱費も圧倒的に安く済みます。技術:コレが一番大きいですが、鍋炊飯だと炊飯技術がどんどん上達するのに対し、電気炊飯器ではを何年経ってもご飯が美味しくなっていくなんて事は無いです。そして味だけでなく時間の段取りも上達しますんで、タイマーなんかに頼らなくても炊飯の30分を他の作業と組み合わせて無駄なく活かす事が可能になります。まぁ、家族が6人とかなら鍋炊飯はちょっとしんどいかもしれませんけど、3人以下なら圧倒的に鍋炊飯がオススメですね、私の意見としては。

20/03/05(Thu)

今週のグレーテルの竈のテーマは阿川佐和子さんのチーズケーキ。んでそのチーズケーキのレシピは料理研究科のホルトハウス房子さんのものだということで、ホルトハウスさんのインタビューも入っていました。そこで彼女が語ったチーズケーキのコツが強烈でした。曰く“100回作ってください”。レシピ自体はとてもシンプルな物なのですが、それくらい回数を重ねないと自分の物に出来ないって事でしょう。

同じレシピで100回チーズケーキを作るとか無理だろうと思うかもしれませんが、私はこの主張に結構納得しています。自分で朝食のパンを焼くようになってから1年とちょっと。5〜6日に1度のペースで焼いているので、100回には届きませんがもうそれに近い回数にはなっています。そしてやっと最近、失敗が自覚できるようになりました。このレシピで作った場合に上手くいった理想形がコレで、今回はココが違うから多分あそこの工程でしくじったな…、みたいな分析が出来るようになったのがほんのつい最近です。それでも失敗が分析できた(ような気がする)だけで、100%満足な物なんて絶対に作れません。他人に食べてもらったら、普通に美味しいねと言ってもらえるクオリティは(多分)ありますが、自己評価的には足りない点ばかりです。

最初の頃は、まぁ素人が作ったにしては上出来じゃね?なんて思うのですが、それは理想とするものが明確になっていないからそんな不遜な事が思えるだけであって、数十回作った辺りで段々理想形と現実の乖離が見えてきます。そして難しいのは多分そこから。私の分析では次のレベルに上げるためには、発酵の温度と時間を明確に管理するために、細かく環境管理が出来る保温庫が必要です。布団に電気行火の適当発酵が一番のボトルネックになっているのは分かっているのですが、そこに投資するほどかといわれると…。実に難しい問題です。やっぱレシピは最低100回作らないと駄目ですね。

20/03/04(Wed)

今日はウォーキングに使っているパンツの修繕。薄い化学繊維の生地と起毛の生地が二重になっていてとても温かいのですが、表の生地が何せ薄くてこすれた部分で縫い目がほどけてしまい、縫い直しです。今回は足首の内側、踝の部分。普通に歩いていたらここがどこかに擦れるような事は無い筈ですが、薄く泥がついているので、少しイレギュラーな動き(車を避けるために脇に避けるとか)をした際に擦れるのかもしれません。

靴底の裏の観察もそうですが、こういう日頃使う品の傷み癖を観察して分析するのは私の趣味の1つです。今回のパンツの場合、非常に面白いのは尻が傷んでいない点です。一般的にパンツで一番傷みやすいのは座った際に床や椅子と接する尻の部分で、ある程度使い込んだパンツは真っ先にここが擦り切れます。ですが今回のウォーキング用のパンツのこの部分はほぼ無傷。ウォーキングの際にしかはかないこのパンツで座る事がほぼ無いためにこの結果となっています。逆に普通のパンツでは踝の縫い目が裂けるなんて事はほぼありません。私もここを直したのは今回が初めてですが、毎日このパンツで歩きまくっているからこそでしょう。今まで修理頻度が多かったのは尻と膝。尻は座るor自転車に乗る事で大きなダメージを受けますし、膝は足を組む癖が原因です。そういう観点でパンツのダメージを観察するのはとても面白いですし、逆にダメージジーンズのありえない場所が破れているのを見ると、格好悪っ…t思ったりします。

20/03/03(Tue)

最近Amazonから毎日のようにメールが届きます。内容は、“貴方のアカウントに不具合があるので、ここからログインして再確認してください”的なものです。当然ですが120%詐欺メールなので、馬鹿正直にログインしたりはしません。即ゴミ箱削除です。それにしても毎回このメールを見るたびに思うんですが、何故AmazonのAだけが全角なんでしょうか。私、こういう全角半角入り混じった文字列を見ると、気持ち悪くて仕方がありません。よくガラスを引っかく音が気持ち悪いなんて聞きますが、私にしてみたら全角半角が入り混じった文字列を見るほうがよっぽど気持ち悪いです。

新聞のラテ欄今日の番組表でたまにコレが出てきます。200という数字の2だけが何故か全角で200みたいな表記。見つけると背中がむずむずして、修正液で消して半角の2を上書きしたくなります。あと、それほど酷くはないですが数字アルファベットを全部全角で書いてあるヤツもかなり癇に障ります。Amazonみたいな表記。多分字巾を揃える目的で全角半角を使い分けてるんだと思うんですが、私の価値観ではありえません。全角と半角は別の文字。明朝とゴシックを混ぜて使うくらい気持ち悪い用法です。個人的には数字アルファベットは全部半角で統一して欲しいんですが、なかなかそうはなりませんよね。

20/03/02(Mon)

月頭は換気扇掃除の日と決めていて、今月も勿論決行しました。ただ、通り一遍に洗剤をぶっかけてスポンジで擦っているだけだと、角の所なんかに油汚れが溜まっていってしまうのが課題でした。そんなわけで今回は、困った時の風呂の残り湯。換気扇から外せる部品を全部外し、入り終わった風呂に投入して2時間ほど放置します。外せない部分は仕方がないので洗剤をスプレーして拭き掃除です。

2時間放置した部品を引き上げ、洗剤を噴射していつものようにスポンジで擦り洗いするんですが、擦れない部分に溜まった油汚れは、2時間温水に漬け込んだことで完全に浮かび上がってます。そこを最近よく作っていたロールキャベツに使った使用済みの楊枝を干しておいたもので擦ってやると面白いように落ちます。いや別に竹串を使っても良いんだけど、どうせ捨てるんだから使用済み楊枝を再活用した方が気分が良いので、今回の掃除を見越してとっておきました。楊枝は柔らかい木を使っているので、掃除をして水分を含むとグズグズに崩れていくんですが、それがまたいい感じに汚れを取ってくれます。固まった汚れがとれたところで洗剤スポンジのコンボを食らわせれば汚れはほぼ全滅。

ただ、1回でピカピカにするのはしんどいので、所々に汚れが残ってしまっています。でも、あと数回同じように楊枝でこする掃除を繰り返せば、かなり良い感じになるんじゃないかなと思いますね。

20/03/01(Sun)

最近、鬼滅の刃という漫画が流行っていまして、友人がえらく勧めるので借りて読んでみました。感想:確かに面白い。コレは流行るのが納得です。絵は正直そんなに上手いとは思いません。下手ではないけど、プロの漫画家としては標準レベル。とはいえ作者はコレがほぼデビュー作なので、それを勘案すれば将来性込みだとかなりいい感じかも。ストーリー展開は従来のジャンプ漫画を割とそのまんまなぞっています。強敵→修行→強化のループに友情のフレーバーを混ぜるのはもはや少年漫画の伝統芸と言ってもいいでしょう。ただ、この漫画は友情よりも家族愛を主軸に持ってきているのがやや新しいと感じました。

んじゃ何が面白いかというと、1. 展開が速い。今コミックスで19巻が出ていますが、この時点でラスボス戦一歩手前まで行ってます。ジャンプ最新話だとラスボス戦真っ只中。とにかく引き伸ばしがなくて濃密なままサクサク話が進むのが小気味良いです。ワンピース約100巻を今から読めと言われても私にゃ無理ですが、19巻なら何とか追いつけますし、そこでもうほぼ終わりが見えているので安心。ただ、この漫画はとても人気が出てしまったので、ラスボスが実はラスボスではなく真のラスボスが!みたいな展開になるのが怖いです。所謂大人の事情ってヤツですね。2. キャラクターの設定が上手い。この漫画は人を喰う鬼とその鬼を倒す組織の戦いを描いているのですが、鬼は元人間で何らかの理由(復讐とかコンプレックスとか)で鬼になるんですけど、その動機付け設定がとても上手くて、あぁそりゃ鬼になるよねと納得できます。味方の人間も家族を鬼に皆殺しにされてたりと悲しい過去がキチンと設定されていて、とても説得力があります。

あと、私はアニメは見ていないのですが、アニメの出来がとても良い…らしい。一線級の声優さんを湯水の如くちょい役にまでつぎ込み、作画も高レベル。私はYoutubeでベストシーン集をちょろっと見ただけですが、確かにレベルは高いと思いました。海外の評価も高いみたいですが、Narutoの流れで刀を使ったスタイリッシュな戦闘をしてればそりゃ流行るよねという感じ。まー、19巻を新刊で揃えると1万円近くになるので、そこまで出して読むほどかといわれると微妙ですが、周囲が持ってたりしたら借りて読んでみると良いんじゃないでしょうか、面白いですよ。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。