2022年1月

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22/01/31(Mon)

親指の爪横の皮膚が割れて痛いです。寒さと乾燥で厚い部分がパックリいってしまったものと思われますが、ココは水仕事で必ず水がかかる部分なので結構憂鬱。絆創膏を貼ると楽にはなるんですが、水がかかるために基本毎日張り替えないといけません。ですがここで考え方を変えました。絆創膏なんて年にそう何度も使う物じゃないから、コレを機会に古い絆創膏をチェック出来ると。

亡くなった母親は在庫管理の苦手な人だったので、絆創膏も各種沢山ストックがあります。ありますが、見た目からして明らかに劣化してるやろというのも多々あって、実際にあけてみると粘着テープが劣化していて裏紙と一緒に粘着成分もとれてしまいます。ですんで絆創膏を貼る際はなるべく駄目そうなものから開封していき、駄目ならその場で廃棄。使えそうな物に当たったらその日一日はその絆創膏を貼って過ごすという運用です。こうすれば2〜3日で結構な数の賞味期限切れ絆創膏を処分する事ができます。

ちなみに私が考えるストックの管理方法はシンプル。一番大事なのはストックを1箇所にまとめる事です。同じジャンルの物を家のあちこちに分散ストックしていると管理できなくなります。ですんで、例えば救急グッズは全部この抽斗。必要な時にこの抽斗を探して無ければ100%うちには在庫が無いと断言できるようにしておく。コレは救急用品に限らず、洗剤・トイレットペーパー・調味料などなど、家の中のあらゆる消耗品の管理に当てはまります。特にうちみたいに無駄に家が広いと、収納スペースが無限にあるので消耗品管理が甘くなりがちです。母が亡くなった際に家の片づけをしたら、あちこちから総計30箱強のティッシュボックスが出てきたりとか、絶対駄目です。

22/01/30(Sun)

鏡餅を小さく切ってトレイに広げ、昼間は日当たりの良い場所に放置・夜間は鼠避けの為に密封できるタッパーへという体制を敷いて約2週間。やっといい感じにカラカラに乾いたので完成です。餅は乾くと細かいヒビが入って砕けやすくなるので、カットの段階ではちょっと大きい物も簡単に指で砕く事ができます。大きい破片は火を通す際に中まで熱が伝わらず、きれいなアラレ状にならないので、この段階でざっと砕いておくと完成品のクオリティが上がります。

できた餅の破片はジップロックに入れ、黴防止の為に冷蔵庫の隅で保管します。食べる際は油を大目にひいたフライパンに一掴みほど入れ、弱火で5分ほどかけて中まで火を通し、最後に塩を振って完成。普通のアラレなんですけど、旨み調味料を使っていないので市販品に慣れた舌だったらちょっと物足りなく感じるかも。でもシンプルこの上ない味なのでお茶請けには十分有能だと思います。

22/01/29(Sat)

パソコンを買いかえるという友人の相談に乗って、色んなメーカーや中古ショップのサイトを見ていたら、まさに“ミイラ取りがミイラ”ってヤツで自分が欲しくなってしまい、その友人より先に自分が買ってしまいました。まぁもう何年もパソコン買い替えの件は浮かんでは消えてました。今使っているのは2011年モデルでOSはVista。コレを買い換えても誰も贅沢だとは言わないレベルの骨董品です。新しく買ったのは2018年モデルでOSはWINDOWS11。新品でも良かったんですが、中古でも保証がしっかりついて最新も出るより少し落ちるくらいのスペックで価格は半分強でしたんで、コレで良いかなと。それに新品で買うと最初から色んな不要ソフトがゴテゴテ入っているのが嫌なんですけど、中古だとほぼクリーンインストール状態で届くのも私好みです。

立ち上げてみてその速さに驚愕。今まで三輪車で走っていたのがいきなりバイクになったような感覚です。そして今回、古いパソコンが一応動く状態で買ったために、移行がめっちゃ楽です。今までは壊れて立ち上がらなくなったために急遽買うということが多かったんですが今回は前任者が動くので、古い設定を参考にしたり、ネットに繋いで情報を調べたりしながら新しいパソコンの環境を作れるのが素敵。新しいパソコンだけでやろうとすると、再起動の際はネットを切断しないといけないとか、本当に大変なんです。まぁそれでも大変な事には変わりないので、1日1ソフトを目安に少しずつ引っ越していこうと思っています。

22/01/28(Fri)

先日作ったルームシューズを1週間ほど使ってみたんですが、感想としてはかなり良い。勿論自室にいる際は厚手の靴下をはいているんですが、その上からルームシューズをはくと温かさが全然違います。温かいだけなら靴下を重ねばきしてもいいんでしょうけど、ルームシューズは靴下よりも簡単に着脱できるので楽です。また、スリッパと違って底まで布で出来ているので、ルームシューズをはいたまま座布団の上で胡坐をかいて作業が出来るのが◎。初作品なので所々処理が甘い箇所があったり、もう少しハイカットにすれば良かったとか、そもそもサイズ少し(1cm程)小さいとか色々課題はありますが、それは来年以降の次回作に繁栄させたいと思います。

ところで、トランクスの際も今回も思ったんですが、型紙は一種の家宝です。裁縫をするようになって初めて実感したんですが、私が使っているトランクスの型紙は、元々ネットからフリーでダウンロードした物を使って第一作を作成→課題を洗い出し型紙を修正して第二作、という感じで4〜5回の微調整を加えて現在の最終稿になっています。ルームシューズで使った型紙も今後作るたびに修正が加えられていく事でしょう。客観的に見たら薄汚れた変な形の紙切れなんですけど、ココには今までの私の試行錯誤が詰まっているので、絶対に捨てられません。

22/01/27(Thu)

先日のタオルの話ですけど、ネットで見るとタオルの有効活用として、タオル→雑巾→ウェスといった風に傷み具合によって使い道をダウングレードしていく方法がよく紹介されています。そりゃそうなんですが、実際にやってみるとコレが結構難しい。タオル→雑巾にするタイミングをどうするか。使っていくとパイルがとれて生地が薄くなってきますが、その分吸水性が上がるので、一見ボロく見えても思い入れ補正が加わってなかなか捨てられなくなります。うちは20枚程度のタオルを常時3枚使う体制でローテーションしていますが、1枚の新品タオルが雑巾になるまでには多分5年以上かかります。更に雑巾として使い込み、穴があいて使えなくなってウェスにするまでに5年。おかげでタオルは常時供給過剰です。

そもそも布全般が余り気味で処分したいのにモッタイナイ精神で捨てられないのが私の欠点。着られなくなったシャツやパンツも布としては結構な面積がありますし、ワイシャツなんて結構いい生地を使っていたりするので、トランクスの材料として使えば更に5年以上寿命が延びます。そのトランクスが更にウェスになって使い切るにはまた相当の年月がかかるわけで…。昨今SDGsで古着が見直されてきていますが、本当に服を大事に使うってのは、飽きて古着市場に売るのではなく、形を変えながら最後まで使い潰す事だと思うんです。その意味でドケチな生活にとって裁縫は料理に次ぐ重要技術だと思われます。

22/01/26(Wed)

身内に不幸がありまして、父親が通夜と葬式に行ってきたんですが、そんな時気になるのが香典返しの内容です。定番なのはタオルセット・お茶・ドリップ珈琲とお菓子のセット、最近はこの三つが多いんですが、タオルセットは大ハズレ。とにかくタオルセットだけは止めてくれ〜と心から願っています。今治タオルとか、本当にいいタオルなのは分かります。分かりますが、タオルは冠婚葬祭のたびに貰う機会が多い割にいざ使うとかなり長持ちしてしまうので、完全に供給が需要を上回ってしまっています。正直もう要らない。先日のようにルームシューズの材料としたように、何かの素材として活用できればベストなんですが、そんな機会はまぁあんまり無いのです。

それじゃ残りのお茶や珈琲セットが良いかというと別にそんなことは無く、香典と引き換えという事を考えると非常に割高なお買い物となるわけで、それでも飲食で消費できるだけまだマシかなと。そして今回は珈琲セットでした。ちなみに今回の不幸ですが、父親のいとこの配偶者の母親でした。微妙過ぎる…。いとこの配偶者なら行きますが、生前故人と個人的な付き合いがあったとかならともかく、いとこの義母の葬式に行くのは私にはちょっと無理です。この辺は年齢的な考え方もあるんでしょうけど、普通行くもんなんですかね?

22/01/25(Tue)

今日のメインは鯛2匹。とはいえ、毎年行う神事で使った物で、エラと腸をつけたまま丸ごと冷凍→自然解凍したものなので、鮮度的にはかなり良くない。刺身系は論外です。少し考えた結果、1匹は鯛飯にしてもう1匹はフライにすることにしました。鯛飯にする分はエラごと頭を落とし、腸を取り除きます。また、血合いの部分が思いっきり臭くなっていると思われるので、ナイフの先で傷つけてから流水でよく洗い流します。フライの分は普通に3枚おろしで。いつもなら頭や中骨も煮つけなどで有効活用するんですが、今回は鮮度的に美味しくなりそうに無かったので廃棄です。

これらに塩とお神酒に使った日本酒をふりかけ、ペーパータオルを敷いたバットに並べて一晩放置。なるべく臭みを抜くように足掻きます。炊き込みご飯は醤油と味醂を混ぜて水加減した米に鯛を乗せて炊飯器のスイッチオン。炊き上がったら中骨を外して身をほぐしつつよく混ぜます。今回はそこに自作の生姜甘酢漬けを細かく刻んで混ぜ込んでみました。フライは普通に衣つけて揚げるだけ。

結果:足掻いただけあって悪くない。状態の良い鯛で作ればもっと美味しいのは確実ですが、今回は仕方ないです。鯛飯は割と簡単で、安いチダイで作れば気軽に楽しめるんですが、どんなに気をつけていても捌く際に鱗が飛び散るのがちょっと嫌なんですよね…。まぁ、大した問題じゃないですが。

22/01/24(Mon)

うちの食事は基本的に畑で取れた野菜をメインにしたあっさり系なのですが、その反動でたまにこってりした肉が食べたくなります。そんなわけで今日のメインはハンバーグ。私の作るハンバーグは合い挽き肉・玉葱は炒める派・卵不使用・パン粉は牛乳に浸して・ナツメグ不使用、辺りが特徴です。玉葱は炒めない方が手っ取り早いんですが、炒めた玉葱の味が好きなのと、炒めないとハンバーグが割れるリスクが上がるのとで私は炒めます。ただ、肉に入れる前に粗熱をとるのが面倒臭い為、昼食準備時に隙を見て玉葱を炒めておくとナイス。肉は外国産の合い挽き肉を2人で250g程。玉葱やパン粉が入るので、1人前160〜170g程度になります。

付け合せは常備してあるシメジをハンバーグを作った後のフライパンでソテーしたものと、千切りキャベツに大根おろし。ソースは↑のフライパンで醤油と味醂を軽く煮詰めた照り焼きソースです。コレで材料費は付け合せも込みで200円弱。外食すると普通に1,500円とかとられるので、やっぱり自炊は最強だと思います。美味しい店は美味しいですが、それだってうちのハンバーグの7.5倍の満足度が得られるかといったら正直微妙ですし。それはともかく、たまに食べるハンバーグは本当に美味しい。毎日食べたいとは全然思いませんが、月一位が適正頻度ですかね。

22/01/23(Sun)

昨年末のお歳暮の中に鮭フレークの瓶がありまして、久しぶりに食べたら意外に美味かったので、貰い物を食べ切ったタイミングで新しく買う…のではなく作ることにしました。材料費だけを考えたら自作は完成品の半額程度で済みますが、製作の手間暇を考えたら完成品を買った方が多分お得です。でも、こういうのは私の趣味の一環なので作ります。

材料は冷凍の鮭アラパック。500g程入って300円です。コイツを自然解凍してから5分ほど茹でて火を通します。茹で汁を切ってよく冷ましたら骨・皮・腹膜・皮下脂肪などを丁寧に取り除き、再びフライパンに投入。ヘラで身を細かく崩しながら水分を飛ばし、塩でやや濃い目に味付けしつつ胡麻を加えて風味をプラス。全体的に水気が飛んでいい感じになったら金属バットに薄く広げて冷ませば完成(広げて冷まさないとお互いにくっついて団子になる)。当面使う分は瓶詰めにし、それ以外はジップロックに入れて冷凍庫で保存します。ちなみに骨は流石に食えませんが、取り除いた皮はオーブンでパリパリになるまで焼き、大根おろしを乗せて食べると最高に美味しい。この副産物は最初から完成品を買ってくるのでは味わえない最大のメリットだと思います。

22/01/22(Sat)

いい感じに金柑が熟れたので収穫してきました。とりあえずボウルに一杯で約2kg。金柑といえば定番は甘露煮で私も以前はよく作ったんですが、今年は作らない予定です。甘露煮ってアホみたいに砂糖を使うし、シロップももったいながって水で薄めて飲んだりしていると結構な量の糖分を摂る事になってしまいます。私も中年のオッサンなので不要不急な糖分は摂りたくない。という事でこの2kgは乾燥させて常備してあるフルーツパウンドケーキの具にします。

採ってきた金柑はざっと洗って水気を切り、ヘタを爪でとりながら緯線のラインでなるべく薄くスライスし、ザルに広げて日当たりの良い場所で全体がカラカラになるまで干します。干しあがったら竹串で種を取り除きつつ、使いやすいサイズにキッチンバサミでカット。最後に100gずつ小分けにして冷凍保存で完成です。ちなみに今回スライスして干すところまでやりましたが、スライス作業だけで1時間弱かかりました。刻むのには多分3〜4時間かかると思います。流石にそれに専念するのは辛いので、テレビを見ながら1週間ほどにわたって無理なく作業する予定。フードプロセッサーだと一瞬ですが、細かくなり過ぎるので使えません。まことに遺憾ながら手作業以外に方法が無いのです。

22/01/21(Fri)

近所のスーパーのチラシにルームシューズが300円で載ってまして、そういえば今の季節にフローリングの自室で靴下一枚は結構寒い。ルームシューズがあれば部屋で過ごす時間がより快適になるんじゃね?と思い立ちました。そこで安易に300円のルームシューズを買わないのがドケチの私。ネットでルームシューズの作り方を調べたら結構簡単そうで、コレなら私にも作れるということで自作しました。

今回のお題は材料費300円以下でルームシューズを作る。300円以上出すんだったら特売のルームシューズで良いじゃないかという事になってしまうので。ただし、自宅に既にある材料は材料費にカウントしません。新規に買う材料の費用が300円以下です。結果的に全部手持ちで揃ったので材料費は今回0円ですけど。まず耐久性が求められるソールは材料取りしまくってもはや短パンになってしまったジーンズから採取します。アッパーは母親が溜め込んだ布の中からいつも自作しているトランクスにするにはやや厚過ぎて用途に困っていた布をチョイス。内張りは冠婚葬祭の引き出物の定番で箪笥を圧迫しているタオルの中からパイルが密で分厚い高級今治タオルを。アッパーの芯にはガソリンスタンドで貰った薄っいタオルを敢えて使います。ソールの芯には妹が高校時代一時凝って買い込んだままになっているフェルト地を採用。と、家にあった不良在庫の寄せ集めで何とかなってしまいました。ちなみに型は台所にあったスリッパから起こしたのでタダです。

Youtubeの動画には作業時間90分とありましたが、動画を何度も見返して手順を確認しながら作った事の無いアイテムを作るので、倍の3時間位はかかったと思います(1日で全部やったわけじゃないです)。ただし、トランクスに比べると細かい作業が無いので難易度は全然高くありません。何重にも重ねた分厚い生地をミシンがけするのがちょっと神経を使うくらいです。とまぁこんな感じでサクっと形にしたわけですが、いざ作ってみるとココをもう少しこうしたら…という改善案が出てきます。ですが、いきなり第二号を作ると第一号が無駄になるので、今年の冬はこのルームシューズを使って問題点を洗い出し、来冬には今回使った型紙を修正して更に快適なルームシューズを作りたいと思います。

22/01/20(Thu)

昨日の螺旋切りも大概ケチだと思うんですが、他人に言ってドン引きされるので言えない私の所業に風呂の残り湯を使った下着の洗濯があります。私はその日に着ていたシャツ・トランクス・靴下は風呂のついでに残り湯で洗ってしまいます。それ自体はそんなに珍しくないのですが、石けんの再利用は珍しいのではないかと思います。私は頭を洗うのに固形石けんを使っているんですが、泡の頭を流す際に顔の下に洗面器を用意しておき、石けん混じりのお湯を受けて洗濯に使うという荒業を使っています。無論それだけでは石けん濃度が足りないので、別途固形の洗濯石鹸を足すんですが、どうせ排水してしまうんなら最後にもう一働きさせても罰は当たらないと思います。

ちなみにお湯を使っての洗濯なので汚れ落ちは十分で、むしろ手洗いする分生地が傷まなくて長持ちします。特にトランクスは傷んではけなくなったらまた新しいのを作らなくてはいけない(買えば良いのに)ので面倒臭い。手洗いする事でなるべく長持ちさせたいのです。人にはあまり勧められませんが、身の回りのモノを自分で作ると、大事に使って長持ちさせようとするので、今流行のSDGs的にも良いかもしれません。私は全然興味ないですけど。

22/01/19(Wed)

暖かくなって菜の花が咲く前になるべく畑の白菜を消費すべく、昼はお好み焼き&三食キャベツメインのサラダというシフトで毎日頑張っています。そして我ながらケチだなと思うのが、サラダに使ったドレッシングの空き容器です。透明なペットボトルは行きつけのスーパーの回収ボックスで無料処理できるんですが、ドレッシングに使われている半透明の容器は残念ながら引き取ってもらえない為に、プラスチックゴミとして有料ゴミ袋に入れて出すしかありません。でも、そのままゴミ袋に入れると容器内部の空気の分だけ損している気がするんですよね。

ですんで私は、ドレッシング容器を捨てる際はキッチンバサミで螺旋に切り、圧縮すると潰れてロスが少なくなるようにしています。また、ドレッシングが残り少なくなった段階で、下から数センチの所でカットして直で掬う事によって最後まで使い切るようにしています。この螺旋カットはうちの空き容器処理のスタンダードメソッドになっており、ケチャップ・マヨネーズから洗剤のボトルまで全部螺旋。正直あんまり変わらない気がしなくもないですが、少しでもゴミを減らしたという自己満足が大事ですし、カット自体数十秒で終わる程度の労力なので、今後も螺旋カットは続けようと思っています。

22/01/18(Tue)

先日の日曜天国で安住アナが“北海道出身者のプライドがあるから、都内にいる時には暖房器具を一切使わない”と言っていたのがいかにも彼らしいなと思わず笑ってしまいましたが、かくいう私も自室では暖房器具を一切使わない主義です。暖房を入れると眠くなって集中力が落ちるのが嫌なのです。自室のエアコンはもう10年以上電源を入れておらず、電池を抜いたリモコンが押入れのどこかにある筈ですが、探さないと見つけられません。それでもこの辺りは寒くても気温が0度を切るか切らないか位なので、厚着・マフラー・ニットキャップ・指なし手袋などを総動員すれば割と平気です。

それに比べてうちの父親は超寒がり。自室でのコタツ&エアコンのダブルに加え、電気毛布は就寝時間の2時間前には電源を入れるという念の入れよう。キッチンに下りてくると真っ先にストーブの電源を入れます(私は使わない)。それなのに両手の指は霜焼けでグローブみたいに腫れあがっているのが本当に謎です。私の方がよっぽど低温下で生活している筈なのに、何故か私はここ数年霜焼けとは無縁です。以前は足指や耳たぶに出来ていたんですが、それもすっかり収まりましたが理由は不明。まぁ、出来ないに越したことはないので文句を言うわけではないんですけど。

22/01/17(Mon)

先日餃子を作ったのですが、皮1パック分30個を作るのに必要な豚挽き肉の量は200g。でも、スーパーの精肉コーナーにあった豚挽き肉のパックは1番少ないものでも300g入ってました。100gはとっておいて他の料理に使っても良かったんですけど、寒さでだるくて面倒臭くなり、300g全部調味料と野菜を入れて餃子のタネにしてしまいました。んで30個餃子を包むと当然余ります。今回はコイツを使って昼食にお焼きを作ってみました。

一時期手打ちうどんに凝ってた時期があるんですが、うどんに比べればお焼きは超簡単なので気軽に作れます。肉まんの様に膨らませなくて良いのでその点でもハードルはとても低いです。突き詰めればお焼きも奥は深いんでしょうが、余り物でちゃちゃっとと来るバージョンなので適当でOK。私が考える粉料理の決め手はただ1つ、粉と水の割合だけです。ココをしくじらなければ大体成功します。お焼きの場合は60%が目安で、こだわり職人は季節や天候によって微妙に…とか言いだすんでしょうが、毎日作り続けるならともかく単発で作って前後との味比較が出来ないのに細かい事を言っても仕方ないです。とりあえず60%で作って、細かい所は焼き加減で調整すれば何とかなります。作り方としては、粉を練って広げて具を包んで焼くだけ。最初に生地を閉じた側を焼いて固めると具が零れにくいというTipsはありますが、コツといえばまぁそれ位です。

それにしても小麦粉の安さよ。最近また値段が上がって1kg150円位が底値になってしまいましたが、それにしたって同じ炭水化物を重量ベースで比較すると、パスタはおろか米にも圧勝です。銭が無かったらとりあえず小麦粉を買っとけば、うどん・お好み焼き・クッキー・お焼きと応用範囲も広くてナイス。激安弁当買うくらいなら小麦粉を袋で買った方がマシだと思うんですが、スーパーでお金の無さそうなおっちゃんが割り引きシールのついたお弁当を買うのはよく見かけても、小麦粉をまとめ買いする姿はいまだかつて見た事がありません。意外に懐暖かいんでしょうか。

22/01/16(Sun)

1月も折り返しを迎えたので、正月飾りの注連飾りと鏡餅を片付けました。とはいえ私はケチなので、使えるものはリサイクルします。注連飾りからリサイクルするのは橙と干し柿。橙は適当な大きさに切ってネットに入れ、入浴剤として再利用します。干し柿はカチカチになっていてそのままでは食べられませんが、常備しているドライフルーツケーキの材料としては十分。串を抜きヘタを取り除いてから、種を避けながらキッチンバサミで小さく切り揃え、タッパーに入れて冷蔵保存します。

鏡餅は小さく切ってよく乾かし、油で揚げてアラレにするのがうちの定番ですが、餅の状態によって作業が変わります。台所やボイラーの傍などに置く小さな鏡餅は剥き出しになっているので適度に乾いています。こういうのは木槌で叩き壊せばOKなので比較的楽。面倒臭いのは床の間などに飾っている樹脂に包まれたタイプの鏡餅です。このタイプは全く乾燥が進んでいないので生地が粘り、叩いても割れません。かといって包丁で刻むのも超大変。毎年憂鬱になります。私が使うのは身幅の広い牛刀。コイツを鏡餅に当て、傷がつかないように要らなくなった布巾で刃の背を保護しつつ木槌でひっぱたいて強引に解体していきます。

ある程度小分けにしたら三徳包丁に持ち替えて更に細かくしていくのですが、包丁を持つ手には軍手が必須です。物凄い力が要るので、気付かないうちに包丁に当てる人差し指の内側が包丁の背の角でパックリ切れます。それを防ぐ為に軍手をします。それでも作業はかなり大変で、直径15cmクラスの小さな鏡餅をアラレの素に分解するのに小一時間かかります。正直買った方が早いんですが、ケチな性格が災いして捨てられないんですよね…。

22/01/15(Sat)

畑のキャベツ消費強化期間に入ったので、久しぶりに餃子を作りました。餃子のメイン野菜に何を使うかは白菜派・キャベツ派・ニラ派と主に3派に分かれますが、個人的には白菜です。ですが、キャベツも悪くない。ニラは個性が強過ぎるのでサブとしては優秀ですがメインは避けたい。私の餃子の作り方はシンプルで、皮のパッケージに載っているレシピ通りに作る、以上です。ただ、このレシピは往々にして具が多過ぎ、焼いているうちに破れるケースがあるので、私は具の量をレシピの2/3にします。あと、焼く際の刺し水は絶対に熱湯を使う事。マニュアルにも書かれている鉄板の注意ですが、初心者はついサボって水を使い失敗します。

ちなみに私がいつも買っている餃子の皮は30枚入り。餃子だけ食べるわけではないので、大人2人で30個は食べられません。ですんで、20個は冷凍保存です。薄くて広いステンレスのタッパーにパン焼きの際に使っているテフロンシートを敷き、その上に餃子20個を並べたら冷凍庫へ。全体がカチカチに凍るのを待ってからジップロックに移して保存します。テフロンシートを使うと餃子がタッパーに張り付かないので必須です。ところで、年末知り合いから冷凍餃子を貰って食べてみました。最近は技術が進歩して冷凍餃子が美味しいと聞いていたので期待して食べたところ、相当美味しかったです。ただ、バイアスを考慮に入れてもやっぱり自分で作った餃子の方がずっと美味しい。やや手間はかかりますが、冷凍しておけば次からはすぐに食べられるので、手作り餃子は結構オススメの一品だったりします。

22/01/14(Fri)

先日テレビを見ていたら、SDGsの一環で食材のロスを減らす為に冷蔵庫の中身をスマホで管理するというのをやっていました。冷蔵庫の中身が常にスマホに入っているので、外出していても中身が確認できて無駄な買い物が減り、更に冷蔵庫の中にある食材を使ったレシピまで提案してくれるというものでしたが、見ている私の感想としてはこんなの本当に使いこなせるの?というものでした。冷蔵庫の中身をスマホで管理できればそれはそれで便利なんでしょうが、買ってきたものを冷蔵庫に入れる際に品名・量・賞味期限を入力し、使った分はこれまた入力しないといけません。自動で出来るんなら無問題でしょうけど、キャベツ半分だけ使ったとか味噌汁用に大根の葉っぱだけ残してあるとか、冷蔵庫の中身の管理って割とイレギュラーな物が多くて、とても対応できるとは思えません。

無論全部手動で入力すればいいんですが、そんなかったるいことをやる位だったら主要な部分だけでも暗記した方が遥かに実用的だと思います。台所の仕事はマルチタスクな場合が多く、煮物を火にかけながら野菜を刻みつつ空いた時間で生ゴミの処理とか、とにかく忙しい。そんな中で冷蔵庫の在庫入力なんて正直やってられません。んじゃあとで時間が空いた時に…とかやっていると絶対に抜けが出ます。自動で物品の入出庫を記録してくれるならともかく、そうでなければスマホで冷蔵庫内容の管理ってのは台所仕事をしたことの無い人の作った机上の空論アイテムに過ぎないと思うんですが、そんなんが某準国営放送で堂々と紹介されてるんですよね。

22/01/13(Thu)

今期はかなり遅くなってしまいましたが、やっとキャベツが採れるようになってきました。という事でここから先しばらく(多分2ヶ月くらい)の昼食はパスタからお好み焼きに変更です。パスタは乾麺なので放っておいても半年やそこら大丈夫ですが、キャベツはとっとと食べないと菜の花が咲いてしまうので、その前になるべく消費します。キャベツの消費という点ではお好み焼きはかなり優秀で、1食分で150gのキャベツを食べられるレシピは他にありません。

ちなみにうちのレシピはこんな感じ。キャベツ150gは細かめのざく切り。ただし芯の部分は別途切り取って薄くスライスします。卵1個・水50ml・小麦粉50g・塩少々をよくかき混ぜ、そこに刻んだキャベツと葱適量を投入。よくかき混ぜてから中火のフライパンで蓋をして両面4分ずつ→蓋を外して片面4分で水分を飛ばして完成。勿論コレはベースなので、気が向いたらイカ・ブタ・野菜各種などその時あるものを加えます。

ところで世の中的には節約方法がいろいろ紹介されていますけど、私が一番効果が大きいと思うのはメニューを固定して自炊する事です。自炊が低コストなのは勿論ですけど、メニューを固定する事で使う食材の種類が限られてロスが激減しますし食材管理も簡単です。無論自分以外の家族にコレをやると大ブーイングが置きますが、自分で食べる分には3ヶ月間昼食は毎日同じメニューでも私は平気です。食事を美味しく食べる為に一番重要な事は、食事にバリエーションを持たせることではなく、食事の時間に空腹になるようにスケジュールを調整する事ですから、極論お腹がすいてれば何だって美味しいのです。という事で私の春先までの昼食はずっとお好み焼き。ちなみに1枚の材料費は20円くらいです。

22/01/12(Wed)

夕食後にもうちょっと何か食べたいと思いました。年末年始は何だかんだで貰い物などが多く、三度の食事以外にもちょこちょこ食べていたので、それが習慣化しかけているんでしょう。とはいえもう日も暮れているので買い物に出かけるのは面倒臭いので論外。色々考えた挙句、久しぶりにクッキーでも焼いてみるかと思い立ちました。50手前のオッサンが思いついてクッキーを焼くというのも色々レアですが、まぁ良いでしょう。

クッキーは凝ろうと思えばアイシングで飾り付けたり色違いの生地を組み合わせて市松にしたりと色々出来ますが、無論そんなのはやりません。シンプルなクッキーです。材料は大体揃っているんですが、定番のバターは常備なし。とはいえ、わざわざバターを買いに行くのは本末転倒で、それならクッキー買ってこいよという話ですから、同じ油分のサラダ油で焼くレシピを検索して使います。使う道具はオーブン・麺棒・抜き型位で全部揃ってます。抜き型は妹が中学〜高校の頃に買ってずっと死蔵していたヤツですが、ステンレスで錆びてもいないので使用は無問題。ハート・星・ツリー・ベルといささかファンシー過ぎるのが難点ですが、自家消費なので無問題です。

今回使ったレシピだと卵1個でオーブン2回転分で、1回の焼成に15分かかるんで、生地の生成とオーブンの余熱時間を重ねる事で時短をはかれば、完成まで40分です。とはいえ焼いている時間は台所の掃除をしたりして時間の有効活用を図るんで、あっという間です。結果:シンプルなクッキーですから流石に失敗はしません。普通に美味い。そしてアホみたいに安い。600mlのタッパーにやや入りきらない量で材料費は約30円といったところ。こんな手作りクッキーで騙されるんだから、男って簡単だよね…と思わなくもありませんが、自分の為に作ってくれたという気持ちが嬉しいんでしょう、多分。

22/01/11(Tue)

うちではたまに食べたくなった時のためにレトルトカレーを常備しています。ルゥで作っても良いんですが、そうすると何日か連続でカレーということになってしまい、それは辛い。カレーは単発で食べるから美味しいのであって、連続はしつこ過ぎて私には無理です。そんなレトルトカレーですが、流石に温めてご飯にかけて終了ではあんまりなので、毎回カツを揚げてカツカレーにしています。カツは安売りの際に買い込んで1回分ずつ冷凍してあるので、前日から解凍準備しておけば特にスーパーに行かなくても調理可能です。登場頻度は2ヶ月に1回位ですかね。

トンカツには当然衣の材料としてパン粉・小麦粉を使うわけですが、カツに満遍なく衣をつけるためには、パン粉・小麦粉は結構たっぷり目に用意する必要があります。そして結構余る。とはいえ、連日フライを揚げるわけでもないので冷蔵保存は出来ません。ということでうちは余ったパン粉・小麦粉を専用に用意したタッパーに入れて冷凍保存してあります。月に1〜2回は揚げ物をするので、冷凍保存した粉が傷む事がなく、無駄もありません。ちなみにカツの衣の材料として卵がありまが、余った卵も当然有効活用します。塩胡椒で味をつけてスクランブルエッグに。水で延ばしてあるので多少水っぽくはなりますが、リサイクル料理なのでそこは目を瞑ります。フライは一般的に油の始末が面倒ということで敬遠されがちなんですが、私にとってはむしろ衣材料の残りの行方の方が気になってしまうので、ココが完璧にリサイクルされていると私にとっての揚げ物ハードルはグッと下がります。油の始末なんて日頃やってりゃどうって事無いですからね。

22/01/10(Mon)

今日はプラスチックゴミと古新聞を出す日。ゴミ出しについて決めているマイルールがひとつありまして、それはゴミ出しの準備は前日中に済ませておくというものです。プラスチックゴミなら袋の口を縛り、古新聞は紐で纏め、翌朝指定の場所に持っていけばいいだけの状態にしておきます。翌朝やろうとすると面倒臭くなって次回でいいや…となってしまいそうなのでこういう運用です。

たまにメディアでゴミ屋敷問題がとりあげられますけど、アレもゴミをこまめに捨ててさえいれば絶対に起こりえない現象です。最初はちょっとした事だと思うのですよ。ゴミ捨てを先送りにする。それが重なって大変な量になり、ゴミを纏めて出す事そのものが大仕事になってゴミ屋敷というパターンが多そう。とはいえ、ゴミ袋が有料化されてしまったので、ある程度まとめないとゴミ処理のコストが跳ね上がるというのは問題です。私が学生の頃はスーパーのレジ袋に入れたゴミを普通に持ってってくれましたから、どんな少量でも毎回ゴミが出せました。でも今は一番小さいゴミ袋でも一杯にするのに数週間かかります。ですんで、臭いが出そうな生ゴミはなるべくコンポスト処理し、臭いが強い魚のアラなどだけを冷凍庫で一時保存。ゴミ袋が一杯になるタイミングで一緒にして出しています。

あと、個人的にゴミを減らす方策としては、行きつけのスーパーに無料の牛乳パック・食品トレイ回収ボックスがあるので、対商品は分別してそっちに回し、紙ゴミは纏めて裏庭のペール缶で焼却後灰は畑のPH調整剤として撒いてます。そんな感じでうちのゴミはかなり少ない方だと思いますね。

22/01/09(Sun)

この季節には欠かせない靴下ですが、1日1万歩のウォーキングをしている為に結構消耗します。穴があくと修繕が少しだけ面倒臭くなるので、向こうが見えるくらい薄くなったら使用のルーティンから外し、何足か溜まったらテレビを見ながら修繕するというのがうちの流れです。薄くなるのは主に爪先・踵・足裏の3箇所。ひっくり返して細い毛糸を井形に組み合わせながら繕うのは一緒ですが、使う道具がちょっと違います。爪先と踵で使うのは定番の白熱電球。コイツを中に入れ、髪留めのゴムで靴下が動かないように縛ってから薄くなった端を毛糸ですくっていきます。

コレに対して足裏の修繕に使うのは背が高めのジャムの瓶。ちょうど足回りと同じ位の太さのを用意し、コレを中に仕込んですくっていきます。足裏はどっちかというと円筒形に近いので、電球だと上手いことフィットしなくて作業が捗りません。靴下の修繕って面倒臭そうに見えますが(実際に面倒臭い)、やってみると色々面白いです。靴下の傷み方って自分の歩き癖がモロに出るので、変な所が減っていると反省します。また、同じような靴下でも減り方に大きな差があって、全然薄くならない靴下もあれば、あっという間に穴があく個体もあってとても面白い。直し方そのものでも、以前の直し跡と見て未熟だなぁとしみじみしたり、明らかに自分のじゃない直し跡を見て亡くなった母親が直した跡だと気がついたりと。まぁ、時間と費用を考えたら絶対に新しいのを買った方が早いんですが、修繕は私の趣味の一環でもあるので、効率はある程度ド外視です。

22/01/08(Sat)

年末にあちこちから貰ったお歳暮のハムソーセージや蒲鉾系がやっと冷蔵庫の中から一掃されました。こういうの、貰えるのはありがたいんですが、個人的には肉や魚は生に近い方が美味しいと思っているので、貰ってすごく嬉しい!って程ではありません。むしろ、チルドルームをガッツリ占拠していた奴等がいなくなって、やっと好きな食材で埋められるというほっとした感の方が大きいです。

私はミニマリストに近い考え方をしている(ガチガチでは無い)ので、美味しい物が冷蔵庫に一杯入っている事よりも、一杯だった冷蔵庫の中身をきちんと使い切って空になる方に喜びを感じる質です。ですんで、何種類ものお茶や珈琲を揃え、その日の気分でどれを飲むか決める…なんて事は絶対に出来ません。候補が増えるとそれぞれは使い切るまでの日数が延び、その間収納スペースを圧迫するのが無理。一種類のお茶をコレと決めたら、とにかくそれを飲み切ってパッケージを捨てるまで他のお茶は買わないし、あっても開封しません。ここまで来るとむしろお茶の味を楽しんでいるというより、キレイに使い切ることの方に喜びを感じてしまっているわけで、それって本末転倒だよなぁとは思います。直す気は全くありませんけど。

22/01/07(Fri)

今日の夕食は水炊き。安い鶏モモ肉のぶつ切りをまとめて買ってきて150gずつ小分け冷凍したものを一晩かけて冷蔵庫で解凍した物が具材のメインです。あとは白菜・水菜・春菊など畑にあるもので鍋に入れられそうなものを少しずつ。昼食準備中に土鍋に水を張り、昆布を一枚入れておけば夕食時までにはいい感じの昆布だしが勝手に出ています。

鍋といえばカセットコンロですが、うちは人数が少なく食事もすぐに終わってしまうので使っていません。ガスコンロで調理した鍋を鍋敷の上に乗せ、冷める前に食べ切ってしまいます。少人数ならこのスタイルで十分だと思いますね。残った汁はザルに通して残渣を取り除き、いつもは翌日から少しずつお茶漬けスタイルで消費していくのですが、今回はたまたま翌日が1/7なので七草粥にしてしまいます。とはいえ、七草全部その辺で集めるのは大変ですし、買うのもアホらしいので、春の七草に拘らず畑の野菜を適当に少しずつ摘んで入れるスタイルです。ちなみに粥はご飯から作るのがお手軽ですが、私の場合はたまにしか作らないので、米から40分位かけて炊きます。美味しいのですが、作るのにとっても時間がかかるので日常的にとはいきませんね。勿論、炊飯器の機能を使えば別ですが、主義じゃないのでやりません。

22/01/06(Thu)

畑のブロッコリーがいい感じに育ってきたので満を持して収穫してきました。ブロッコリーの調理は簡単。一口大に切って固めに塩茹でし、マヨネーズをつけて食べるだけ。他にも色々調理方法はあるんでしょうが、この食べ方で十分美味いので開拓のモチベーションが沸きません。ポイントとしては茎の部分も割と下まで食べる事。ネットを見ると芸能人系の人が“ブロッコリーは茎まで食べるんです!”なんて自慢していますが、ブロッコリーを茎まで食べるのは普通です。また、皮も食えるしいちいち剥くのが面倒臭いので皮ごと茹でます。ただ、下の方は本体と比べてやや固いので、1〜2分ほど時差を設けて茹でるのが吉。それくらいの手間はどうって事ありません。

いつもはブロッコリー単体で茹でているんですが、今回は畑で余っている人参も抱き合わせて茹でました。こちらは親指ほどの太さなんですが、人参って一度に大量に食べる物でもないので普通に使っているとどうしても供給過剰になり、そのうち土の中で芯が出来て食えなくなります。ですんでチャンスがある時にはガンガン使う。今回も太さによって四つ〜二つに割ってブロッコリーと一緒に塩茹でしました。こんな料理とも呼べない料理ですが、塩茹での人参もマヨネーズつけて食べると美味しいのです。

22/01/05(Wed)

今日はストックのパンが切れたので夕食後に焼くべく朝から生地を発酵中です。強力粉・砂糖・塩・イーストを混ぜて捏ねたのが前日の夕食後。春〜秋ならその辺に置いておくだけで勝手に発酵が進むのですが、気温の低い今の時期は流石に無理で、一晩経っても生地は全く膨らんでいません。ですんで、電気行火と日中使っていない布団を使って生地を発酵させます。

意外に重要なのが生地を入れたボウルと電気行火の位置関係で、ボウルの下に電気行火を置くと何故か熱が上手く伝わらず発酵が遅れがちになります。ですんで正解はボウルの上に電気行火。この状態で寝袋の中に入れ、更に上から畳んだ毛布を置いて放置します。昼に一度取り出してカードで一度よくかき混ぜてから再び同じ状態で寝袋の中に戻し、夕食後まで再び発酵。後は焼くだけです。パンを焼く中年男性とか割と少数派だと思うんですが、自分で焼くと電気代まで入れても市販品の1/5くらいのコストしかかかりませんし、何よりも微調整が自由に効くので自分好みのパンを気軽に追求できます。コレが市販のパンだと味が気にいらなければ他店また他店と探し回らなきゃいけないので、正直面倒臭くてやってられません。パンにも色々あって、バターを大量に使って工程も複雑なクロワッサンなんかは自作する気にもなりませんけど、リーン系のシンプルなパンなら簡単お手軽です。

22/01/04(Tue)

私はいつも3合の玄米を1度に炊いて、4日分の夕食として食べるのをルーティンとしているんですが、年末年始は蕎麦や寿司など玄米以外の炭水化物を食べなきゃいけなかったため、2食分の玄米ご飯が冷蔵庫の中で年末から据え置きとなってしまっていました。時間が経った玄米ご飯はレンジで温めてもパサパサして不味いです。世の中的にはご飯は冷凍保存すると味が変わらないといいますが、アレ本当ですかね?私の味覚だと冷凍→解凍したご飯は全然美味しくないので、うちでは基本的にご飯の冷凍保存はせずに冷蔵で不味くなる前に食べ切る運用です。ただ今回のような場合は仕方が無いので、油と濃い味付けで誤魔化して食べるのが吉です。

具体的にはチキンライス。とはいえ、鶏肉のストックがなかったので、50gずつ小分け冷凍してある豚肉を使います。1個を解凍して2回分で使えば丁度いい感じ。中華鍋に油多目。潰したニンニクを泳がせて香りを出したら、ストックの玉葱・人参・シメジ・解凍した豚肉を入れて火を通します。塩胡椒とケチャップを加え、いい感じになるまで炒めたらご飯投入。お玉の底でご飯の塊を潰しつつ、全体にケチャップが回るのを待って皿にとり、自作の乾燥バジルを適当に振りかけて完成。感想:美味しいご飯で作った方が美味いに決まってますが、油でパサパサを誤魔化しつつケチャップ味で全体をまとめてあるので、まぁ普通に食えます。ケチャップは子供の味というイメージがありますが、美味しいからイメージとかは後回しです。

22/01/03(Mon)

昨年秋に掘り出して保存したサツマイモ。1週間分ほどまとめて焼き芋にし、毎朝レンジで温めて少しずつ食べてますが、最近ますます美味しくなった気がします。寒い中で保存すると甘味が強くなるとは聞いていましたが、どうも本当っぽい。ただし、サツマイモの保存は結構難しくて、今回も4個に1個は保存箱の中で駄目になっています。

以前うちの父親はプラスチックのケースにそのまま芋を入れて納屋で保存していましたがコレは悪い見本で、1ヶ月経たないうちに鼠に齧られ、傷んだ芋が他の芋にも感染しすぐに全滅します。ですんで、私は結構手間暇かけて保存してます。1. 掘った芋は泥がついたまま軒下で丸一日乾かし、採取中に傷がついた芋はこの時点で弾いて調理に回し、保存用からは弾きます。芋保存の天敵は水分と傷。とにかくこの2つを排除するのが大事。2. 乾いた芋を1個ずつ古新聞で包み、ザル状のプラスチックケースに詰め、鼠避けのためにベニヤでピッタリ蓋をします。3. 寒さも大敵なので、最後にケースに古い毛布をかけて完成。使う際には端を少し切り、切断面の色で傷んでいるかどうかを判断します。サツマイモは一部が傷むと臭みが全体に回るので、傷んだ場所だけ切り落として…とかは不可です。もったいないけど一部が傷んだ芋は全廃棄です。焼き芋、気軽な間食に見えて結構手間暇かかるのですよ。

22/01/02(Sun)

毎朝6時前に家を出て1万歩歩いて帰ってくるのが毎日のルーティンですが、今の季節寒いのによく続くねと言われます。そりゃ当然寒いですから、家にいて布団の中で二度寝する方がずっと快適です。快適ですが、当面ウォーキングを止める予定はありません。今の時期だと日の出がキレイというのが最大のモチベーションです。日の出20分くらい前から東の空が赤く明るくなってきて、日が昇る。日の出が信仰の対象になるのがよく分かります。

あとはもっぱら健康の維持です。私ももう中年ですから、節制しないと体調はどんどん悪くなる一方なので。特に血圧と体重管理に失敗して平均年齢よりだいぶ手前で亡くなった母親の姿を見て以来、マジになったと思います。私は健康でダラダラと長生きがしたいので、身体が動く今の内から運動を習慣化して生活習慣病を予防すると決めました。悪くなってからじゃ遅いですし、治療にお金もかかります。ドケチなので予防で安くあげたいのですよね。

22/01/01(Sat)

年が明けましたが、今日も新年らしい事を書くわけでもなく、初っ端から通常営業です。ネットで黒豆の煮方を調べると、黒豆を水戻した後に皮が割れた個体を取り除く流派が多いです。確かに皮が破れた個体は姿が良くないので取り除きたくなる気持ちは分かります。私も売り物として作るのなら取り除くでしょう。でも、自宅用なら取り除く必要は無いと思うのです。何よりモッタイナイ。黒豆を煮るのはかなり大変ですから、取り除いた豆を別口で煮るのはよほど大量の黒豆を煮るのでもない限り現実的じゃないので、始末に困ります。普通の煮豆にするか、ご飯に炊き込むか。いずれにせよ、そんな余計な事で頭を使うんだったら多少の見栄えは犠牲にして一緒に煮てしまった方がマシというのが私の考え方です。

煮しめもそうです。スタイリッシュに作ろうとして大根や人参を飾り切りにしたり、椎茸の真ん中に十字の切れ込みを入れたりします。格好良いんですが、その作業で出た大根・人参・椎茸の切れっ端の行方まで考えてやってるんですかね。プロだったらごそっと捨ててしまったりするんでしょうけど、私はそんなモッタイナイ事出来ません。結局全部纏めて胡麻油で炒めキンピラとかにするんですけど、そもそもそんな事するんだったら最初から飾り切りをやらない方が手っ取り早いです。格好をつけようとすると無駄が出るのは必然なので、その辺のバランスが実は難しい。お金を貰って作るか、家庭料理として作るかでそのバランスのとり方が全然変わってくると思いますね。


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