2022年6月

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22/06/30(Thu)

今日のメインはお中元に貰ったハムを材料にしたハムカツ。ハムカツって意識しないとまず食べない割と可哀想な一品です。昔からの洋食屋にあるイメージですけど、田舎のこの辺りには洋食屋そのものがありませんし、仮に洋食屋に行ってもハムカツはまぁ頼まないです。ハンバーグやミックスフライなんかの強力コンテンツにはちょっと勝てません。スーパーの総菜コーナーにもありますけど、こっちも競争相手がたくさんいるので仮に何か買うとしてもハムカツが選択肢に入ることは少ないんじゃないでしょうか。そんなハムカツですが、私もあんまり作りません。ハムをわざわざ買ってまで作るほどの料理ではないですし、フライ系を作るんなら白身魚とはホタテの方がよっぽど美味い。結局のところお中元でハムを貰ったという特殊事情が無ければ多分一生作らない一品です。

手元にハムがある場合でも、普通は野菜炒めというチョイスが先に来て、ハムカツはまず候補に挙がりません。ですが今回は特殊事情がありまして、このハムは中にサイコロに切ったチーズが入っているのです。ですんで、炒め物としては非常に使い辛い。ミネストローネみたいな煮込みにも使い辛い。多分商品コンセプトとしてはちょっと厚めに切ってそのまま食べるという用途を考えて作られたんだと思います。ですがそこで敢えてのハムカツ。ハムカツだったら衣でコーティングされるので、熱でチーズが溶けても基本的に外に逃げません。チーズ入りハムというのは実は結構ハムカツに向いているのです。作り方としてはいつものフライと一緒。小麦粉→卵→パン粉の順に衣をつけて揚げるだけ。ハムはすでに火が通っているので、衣の色だけ美味しそうにすればよく、中まで火が通ったかは考えなくていいのがとても楽。また、ハムとチーズに塩気が付いているので、ソースなんてかけるとむしろ塩分過多気味になってしまいます。そのまま食べてOK。この時期お中元のハムを持て余す場合は、作ってみてもいいんじゃないでしょうかハムカツ。

22/06/29(Wed)

まさか6月中にあけるとは思っていませんでしたが、梅雨が明けてしまったので、梅の土用干しをしました。一応ネットで週間天気予報をチェックし、少なくとも週末までは毎日降水確率が10%程度なのを確認し、コレなら大丈夫じゃろということでGO。干すのに使うのは今は使っていない網戸です。竹の笊の方が風情があって良いのですが、竹が梅色に染まって変色すると小汚く見えるので、私は簡単丸洗い出来て最悪張替えも可能な網戸を使っています。コイツを前夜拭き掃除してキレイにし、一晩風に当ててよく水分をとっておきます。

庭の日当たりの良い場所にブロック4個で足場を作って網戸を設置。あとは梅を互いが触れないように並べるだけです。ついでに赤紫蘇もよく絞って広げ、ユカリの準備をしておきます。ココで最大のポイント。満遍なく乾かすために梅をひっくり返さないといけないのですが、日中強烈な日差して乾いた梅は網に張り付いているので、動かそうとするとすぐに皮が破れます。ですんで、梅をひっくり返すタイミングが重要。梅は日が落ちると屋内に取り込むんですが、しばらく置いておくと梅から水分が滲み出て網との接着が緩みます。ですんで、梅を動かすタイミングは翌朝庭に出す前がベスト。少なくとも前日取り込んでから2〜3時間後でないと絶対に触ってはいけません。ちなみに土用干し後ですが、梅酢に戻す流派とそのままドライで瓶などに詰めて保存する流派があり、私は後者です。長時間経過して塩を吹いた梅が好きなので。まぁ、ココは完全に好みですけどね。

22/06/28(Tue)

栽培に挑戦していたクレソンですが、失敗しました。発芽していい感じで育っていたんですけど、モンシロチョウの幼虫にたかられて一瞬でボロボロに。結構こまめにチェックしていたんですが、葉が柔らかいせいもあってかとにかく食害のスピードが速い。柑橘類にたかるアゲハの幼虫以上のスピードで食い荒らしやがりました。アゲハの幼虫は小さい頃なら食べるスピードはさほどでもないんですけど、モンシロチョウの幼虫は最初からMAXのスピードで食い尽くしにかかります。コレを防ぐには屋内栽培にするか、網をかけるかのどちらかです。

でも、屋内栽培は多分無理。日差しと風通しを確保できる場所がうちの中では思い浮かびません。あとはDIYで虫よけの小さなビニールハウスならぬ網ハウスを作る方法ですが、コレは一朝一夕には無理。今年の秋か遅くても来年の春に向けて作るかも。考えてみたらクレソンだけでなくレタスなどのちょっとしたサラダ用葉物も作れるわけで、悪くない企画だという気がしてきました。まぁでも、何はともあれこのアホみたいな暑さがひと段落して生きる気力が戻ってからですけど。

22/06/27(Mon)

私は庭仕事をする際に農家の人がよく使うような腕カバーを使っています。日焼けは皮膚癌の原因になりますし、なにより風呂に入る際に痛いのが嫌。農協の直販所的な所でも売ってますけど、こんなの買うほどの物でもないので自作です。家にあった手拭いを筒に縫い合わせ、両端を折返してゴムを通すだけ。1枚の手拭いで両腕分ワンペア作成可能です。コレをもう何年も愛用しているんですけど、最近経年劣化でゴムが緩くなり、作業中にずり落ちるようになりました。ゴムを新しくするか、少し縮めて結び直すのが修繕の正道なんですけど、それだと根本解決しないような気がしました。ゴムをきつくすると腕に食い込むのが嫌ですし、何よりそれでも全くずり落ちなくなるわけではありません。

ですんで、考え方を変えました。名付けてガターベルト方式です。もう名前そのまんまなんですが、腕カバーの端に布紐を短く切って縫い付け、小さめの洗濯ばさみをくくりつけて固定します。使用時はこの洗濯ばさみをTシャツの袖口にクリップしてやれば、原理的にずり落ちることはなくなり、落ちてきた腕カバーをいちいち上げる鬱陶しさが解消されます。洗濯ばさみは完全に取り付けてしまえば使用する布紐も短くなりますが、洗濯時に邪魔になりそうなので、あえて取り外せるように紐を長めにとり、縛って固定する方式にしました。使っていればまた次のトラブルが生まれるかもしれませんけど、まぁその時はその時でまた考えれば良いのです。

22/06/26(Sun)

先日貰ってその日は食べられず、とりあえず塩振ってチルドに突っ込んでおいた鯛と鯵。翌朝起きてからウォーキング中もどうすっかなーと考えてました。主に酢で〆るか衣つけてフライにするかの二択。一瞬フライに天秤が傾きかけたんですけど、最近お中元で貰ったハムセットがあったことを思い出し、あっちをハムカツにするんだったら今回フライは無しだな…という思考経路の末結論に至りました。酢〆にします。

結論からいうとやや失敗。先日塩振った際に、酢〆ルートもあることを考えて、早めに塩を洗い流さなくちゃと思ったんですが、忘れてました。結局洗い流しはしたんですが、タイミングがやや遅く全体的に少ししょっぱくなってしまったのが失敗。まぁ、こんな事もありますよね。鯵は皮を手で剥がすと、小ぶりな〆鯖みたいな感じになります。というか、形以外はほぼ一緒。鯛は皮こそ至上・皮を剥いで捨てるなんて言語道断ですが、やや硬いのでバーナーで炙ります。表面の水分をペーパータオルでよくふき取ってからファイア。どんなに頑張ってもどうせ皮一枚しか火が通らないので、遠慮なくガンガン火を当てます。皮が所々ぷっくり膨らんで茶色く焦げ始めたら完成。感想:塩が効きすぎた点以外は完璧。鯛はあまり強くはありませんが独特の臭みがあって、私は鯛の刺身自体そんなに好きじゃないんですけど、酢〆にするとこの点がカバーされて美味いと思います。

22/06/25(Sat)

恒例の朝ウォーキング途中でいつもの場所にヤブカンゾウが咲き始めているのを見つけました。もうそんな季節なのね…などと風情を感じるよりも食欲優先の私は蕾を10個ほどゲット。ヤブカンゾウの蕾の天婦羅、大好物なのですよ。最近はネットでも野草を食べる系の動画が結構あって、私もそれで興味を持って色々試してみたんですけど、一応食べられるが特筆するような味が無くてわざわざ採って手間暇かけるほどでもない種類とか、一応食べられるけど苦みえぐみが結構あってわざわざ以下同文とか、そういう種類は結構多いです。その中でわざわざ採ってまで食べたい数少ない野草の一つがヤブカンゾウの蕾。

料理方法は基本的に天婦羅です。衣を厚くすると風味を邪魔する気がするので、なるべく薄衣を心がけ、高温・短時間でさっと揚げます。癖は全く無くほのかに甘いとても上品な味わいなので、見かけたらぜひ試してもらいたい一品です。ただ、流石にヤブカンゾウの蕾だけだと華やかさに欠けるので、やや時季外れですが道すがら摘んだヨモギ・畑のナスとシシトウも一緒に揚げました。理想を言えばたんぱく質系のとり天辺りがあれば完璧だったんですけど、今日はスーパーに行く日じゃなかったので精進揚げで。ネタが4種類でも広げれば大きなバット2つ分で大人2人でも食べ切れない量になります。

ちなみに今回、ネタを準備していざ揚げるというタイミングで鯵と鯛を貰いました。ありがたい事ですが、流石にコレを捌いて刺身にする気力と元気は無かったので次回持越し。とりあえず冷蔵庫に突っ込んでおき、食後に捌いき塩振って冷蔵庫へ。翌日酢〆にする予定です。粗は全部まとめて茹でて骨を取り除き、軽く炒ってフレークに加工。刺身だけ取り出してあとは廃棄するのがお手軽ですが、もったいないので出来ません。その粗の処理の方が何倍も時間と手間がかかるので、商売としてやるなら廃棄一択ですけど。

22/06/24(Fri)

梅雨真っただ中で雑草の伸びるスピードが半端なく、その反面梅雨なのに意外と雨が少ないということもあって、毎日草むしりに追われています。私の草むしりのポイントは時間厳守。人によってはそろそろ終わろうという辺りで、キリの良い場所まで延長してしまうケースもあるかと思いますが、私は基本的にそれはやりません。30分なら30分で、時間が来たらどんなに中途半端な場所でもバシッと打ち切ってその日の作業は終了です。キリの良い場所までやっていたらそれこそキリが無いですし、主観で中途半端だなと思ってもそんなの自分以外の誰も気にしていないので、時間が来たら止める方が気分的にもすっきりします。

最近頭を悩ませているのが、有用植物の中から生えている雑草です。特にジャノヒゲとツツジ。ジャノヒゲはグラウンドカバーとしてよく使われる小さな植物で、うちでは犬走りにそって植えてあります。この中から雑草が生えると本当に面倒臭い。抜きやすいキク科系ならまだしも、クラスター爆弾的な芋を持つムラサキカタバミ・地下茎で無限に増えるカタバミやヤブカラシが入り込むと始末に負えません。密集して生えるジャノヒゲが邪魔をして、根を掘り返せないんですよね。かといって除草剤のラウンドアップを塗ると周囲のジャノヒゲも枯らしてしまうリスクがありますし。まぁ、もともと込み過ぎて間引かないといけないジャノヒゲなので、ここぞとばかりに抜きますが、ジャノヒゲって根っこがかなりしっかりしているので、抜くのもそこそこ大変です。

ツツジも面倒臭いです。茂みの中から雑草が生えると、茂みに手を突っ込んンで雑草の根元を掴んで引っこ抜くんですけど、抜ける雑草ならともかく根を深くはる雑木などが鳥の糞とともに入り込んでいたりすると物凄く嫌です。幸いツツジには棘が無いので、手を突っ込んでもさほど支障はないですが、それでも長時間作業すると手首が擦り傷だらけになります。よく観光地でツツジの名所なんてすごくキレイにしてますけど、アレは相当大変だと思います。ヘタに除草剤はまけないので、基本手作業で取り除いているんじゃないでしょうか。他人事ながらご苦労様って感じです。

22/06/23(Thu)

私は庭仕事用の靴として30年ほど前に買った登山靴を使っているんですが、経年劣化で接着剤が効かなくなり、靴底が剥がれ始めています。このまま捨てるなんてことは勿論なく、修理します。必要なのは接着剤ですが、それっぽいのが農業用ビニールの接着剤しかありません。無理なら買いますけど、コレでいけるんならコレで用を済ませてしまいたいので、チェックします。よく洗って乾かした靴底と本体の間に、直径1cm程接着剤を塗り、張り合わせてガムテで固定します。丸一日放置して様子をうかがい、うまくくっついているようなら剥がして本接着。無理っぽいなら仕方が無いのでホームセンターに行って新しく接着剤を買ってきます。

プロが仕事で使っているならともかく、一般家庭では接着剤の出番はそう多くありません。ヘタすると数年に一回なんてザラ。その頻度だと使いかけのセメダインCみたいな一液タイプの接着剤はまず駄目です。まだ沢山残っていたはずなのに、中まで固化してアウトという場合がほとんど。ドケチの私としてはお得な大容量サイズを買いたくなりますが、接着剤の場合は少量買って使い切るのがベターだと思います。今回の様にたまに接着剤を使いたくなって取り出し、使えなくて捨てるケースのいかに多い事か。うちの父親はこういう在庫管理方面が全くダメなので、非常にモッタイナイです。そんな一般家庭にオススメな接着剤が二液式のいわゆるエポキシ系接着剤。コレは使う際に二液を混合するタイプのもので、混合しない限りは劣化が遅いのがナイス。購入後使いかけで数年経過しても結構大丈夫です。ただ、エポキシにも向き不向きがあって万能ではないです。今回の様な靴底の修理には多分向いてないので、何でもかんでもエポキシというわけにはいきません。でも、家庭に汎用接着剤として常備するなら、一押しはエポキシ系ですね。

22/06/22(Wed)

家電の不調って不思議と続くときは続くもので、台所で使っているキッチンタイマー2台の内1台も最近調子が悪いです。スタートしようとすると何故かリセットされてしまうのです。一旦スタートしたら途中で止まるということはないので、スタート時に数秒ロスしてしまうという不具合を除けば、今のところ使って使えないことはありません。ですが、こういう家電は自然治癒してよくなることは絶対にありえず、良くて現状維持・普通は悪くなる一方なので、買い替えを考えないといけないです。

もっぱら自己満足のためですが、私はこういう家電を買うとどこかに購入年月日をメモしておきます。このキッチンタイマーの場合は電池ケースの蓋の裏にメモを書いた紙テープを貼ってありました。それを見ると購入は約1.5年前。メーカーは信頼と実績のTanitaですが、ちょっと短か過ぎる気がします。保証期間は1年ですけど、せめて3年は頑張ってほしい。キッチンタイマーはキッチンで料理中に使うという特性上、どうしても水の悪影響は避けられません。流石にびしょびしょの手で触ったりはしませんが、場合によっては濡れることも避けられず、それがボタンの隙間から内部に入り込んで基盤を錆びさせるのでしょう。以前分解して気が付いたのですが、このキッチンタイマーの基盤は回路の上から錆止めのニスの様なものを塗って容易に錆びないような対策はとられてます(このせいで修理が難しいのですが…)。ですが、そのほんの隙間から錆が入り込み、断線を引き起こすようです。

こういうトラブルは結構あるらしく、ラップで包んだりジップロックに入れたりして使っているのを見たことがあります。でも、私はやろうとは思わないですね。中が完全に乾いていればいいですが、少しでも湿気が入ると中で籠って、むしろ悪影響しかない気がします。キッチンタイマーに関しては結局のところ、低価格帯の物を買って壊れたら買い替えるというローテーションでいくしかないんじゃないでしょうか。私のライフスタイルとは真っ向から反しますけれど。

22/06/21(Tue)

屋内の通路的なところで使っていたLED電球が切れました。パッケージには1.5万時間もつと書いてあったんですが、どう考えてもそんなに使っていない筈。使っていた場所はずっと滞留する部屋ではなく廊下的な場所なので、使用時間はどんなに多く見積もっても1日15分です。家の中の電球をLEDに取り換えたのは4年ほど前に母が亡くなって以後なので、15分×365日×4年でざっと360時間。パッケージ表示の1/40しか使ってないじゃないかふざけんな、というのが正直な感想です。

ただ、ネットで調べてみると安いLEDライトってのは発光体ではなく内蔵回路の方が熱でお釈迦になるケースが多いっぽいですね。うちのも多分それでしょう。今はちょっと忙しいので無理ですが、壊れたLEDライトは手元に置いておき、折を見て分解してみようと思っています。電気関係は全然詳しくないので分かることは多分ほとんどないですけど、単純にやってみたいので。白熱電球の頃はどのメーカーでも値段は大差なかったので何も考えずに買っていましたが、LEDはメーカーによって値段がピンキリ。Daisoの安いのでも4年もったと考えると、パッケージ詐欺ではあるけどコレはコレで割り切って使うのも正解ですし、キチンとした電気屋で1,000円台の商品を買ってみるのも一つの選択肢ではあります。ただ、それであっという間に壊れるとDaiso以上にムカつくのは確実ですが。

22/06/20(Mon)

毎日キュウリが15本ほど採れるので、とにかくコレをどう使い切るか、ネットでレシピを検索して奮闘しています。他人にもあげるんですが、あげる人も限られてますし、キュウリはこの辺で家庭菜園をしている人なら大体皆作っているので、あんまり喜ばれないような気がするんですよね。キュウリの一番厄介な点は、加熱しても美味しくならない事だと思います。ピクルス・酢の物・冷や汁・浅漬け、キュウリの代表的なレシピはすべからく塩で揉む工程からスタートします。焼く・煮る・揚げるなどのオプションが存在しないので、小手先で多少目先を変えても作る料理はどれも似たり寄ったりという結果になりがちなので、キュウリの困った部分です。

そんな中ネットで検索していると、キュウリの佃煮というのを見つけまして、いい加減いつものラインナップに飽き飽きしていた私は、ついうっかり飛びついてみました。作り方としては、小口切りにして塩を振り、よく絞ったキュウリを強火で炒めて水分を飛ばしつつ、醤油・味醂などを加えて濃い目に味付けるというもの。ネットでは“美味しかったです”とか“うちの定番にします”みたいなコメントが並んでいたので、少しは期待していたんですが全然ダメでした。どうやら私、加熱したキュウリの味が嫌いっぽい。生前の母が、収穫をさぼって腕サイズになったキュウリを小エビと一緒によく煮ていたんですが、久しぶりに苦手だったあの一品の味を思い出しました。せっかくのエビは煮過ぎで硬くなり、背ワタを取り除いていないため微妙に生臭く、そして加熱したキュウリの甘ったるいような青臭いようなあの唯一無二の香り。キュウリの佃煮は一回限りでもう作らないと思います。

22/06/19(Sun)

トマトを育てていると無限に出てきて都度取り除かないといけない脇芽ですが、今回はそれを育ててみようと思い立ちました。目的は時間差収穫です。トマトには当然寿命があって、春先に植えた苗は大体8月には枯れてしまいます。ですが、冬場まではまだまだ時間があるわけで、そこまでに二期作の様な事をしてもう一回収穫すれば効率的なんじゃね?と思うのです。そこで使うのがどうせ捨ててしまう脇芽。コイツを水を張ったペットボトルに入れてしばらく放置し、発根したら植え替えて育てれば時間差収穫が可能だろうというのが今回の企画です。

ただ、最初の一本を挿してから一週間経過したのに、枯れこそしてないけれど発根しません。仕方が無いので科学の力を借りようと、有名な発根剤のメネデールを買ってきました。100mlで300円強。100倍希釈で使うタイプで賞味期限は5年なので、ガンガン使って元を取っていこうと思います。それにしてもお金がかかる…。トマトを育てるのに適した大きさの鉢が無いので、コレも購入2個で700円程。上手く根付くかわからないので先延ばしにしていますが、順調に鉢に根付いたら行燈仕立ての支柱も買わないといけません。もうどう考えても買った方が安い…。買った資材を大事に5年10年と使い倒せば減価償却されて元が取れる筈なので、今後も頑張って毎年トマトを育てようと決意を新たにしました。

22/06/18(Sat)

梅雨入りして以来、毎朝の畑巡回が結構憂鬱です。雨なんだから今日はやめとこう…と思っても、野菜は遠慮なく成長しやがります。ナスやピーマンは1日採るのが遅れてもどうという事はないんですけど、致命的なのはキュウリ。今日食べ頃のキュウリは明日になると腕サイズになります。ジャストサイズはまだ他人にあげるという選択肢がありますが、腕サイズになると自家消費するしかなくなります。現在1日大体15本のキュウリが採れるのですが、1日収穫が遅れて腕サイズキュウリが15本とかもう悪夢。冷蔵庫のスペースには限りがあるので、ある程度は諦めて捨てるしかなくなります。それにキュウリはツルの管理も大変。この時期はツルが伸びまくるので、不要なツルや古い葉はどんどん取り除いていかないと、病気の原因となります。雨が強いとこっちは諦めますけど、小雨程度なら収穫と同時にこのツルや葉の管理も加わって、大変。

あとは単純に雨中での作業が大変というのもあります。対策の二大候補は合羽or傘です。合羽は両手が使えるので、作業効率的にはこっちが正解ですが、使った合羽が乾かないのが大問題です。週末登山みたいにたまに使うだけなら次使うまでにキチンと乾かせるんですけど、野菜の収穫管理は毎日です。この梅雨の時期に合羽を翌日までにキチンと乾かすなんて不可能です。仕方なくその辺に吊っておいても生乾きで、使い込むうちに変な臭いを放つようになるのが最悪。ですんで私は基本的に傘を使います。片手が塞がりますし、作業中に傘が傾いて結局かなり濡れてしまいますけど、仕方ないです。

それに雨の日は足元も大変です。私は長靴ではなく昔使っていた防水の登山靴を使って作業しますけど、靴底の溝にぬかるんだ泥が入り込んで滅茶苦茶重くなります。片手に傘・片手に野菜の入ったバケツを持ち、足場の悪い畑を歩いていて足をとられ、こけそうになったことも一度や二度ではありません。雨自体は嫌いじゃないんですけど、雨の日の畑は本当に嫌いです。

22/06/17(Fri)

見て見ぬふりをしていたヤカンの汚れが洒落にならなくなってきたので、丸洗いしました。ヤカンって結構汚れるんですよ。普通の鍋なら中に野菜や調味料を入れて使う関係上、使用後はきちんと洗うんですが、ヤカンは基本的に水しか入れないので、使用後もそのまま水を切って定位置へ置いてしまうケースが多いです。それじゃ汚れないじゃないかと思うかもしれませんがさにあらず。汚れるルートは主に2つです。1. うちのコンロは二口なので、ヤカンでお湯を沸かす横で調理するというケースがよくあります。特に炒め物や揚げ物を並行して行う場合、当然ですがはねた油が隣のヤカンの表面にくっつきます。2. うちのヤカンはコンロの割と近くに置いてあるので、調理中に気化した油がコンロを中心に降り積もります。1.に比べるとその量はわずかですけど、毎日の積み重ねが馬鹿にならず、結構な汚れの原因になってます。

1.はともかく2.はヤカンの置き場所を替えれば良いだけの話なんですが、いざ配置を変えるとなると色々考えた結果他に今より良い場所が見当たりません。油汚れが降ってくる以外はベストポジションなんですよね…。ちなみに洗い方ですが、定番風呂の残り湯を使います。ヤカンにそのまま洗剤をかけても油がガッシリ張り付いているのでなかなか大変。ですが、1時間ほど浴槽につけて温めてや油汚れを緩めてやってから洗剤&毛足の硬いブラシを使うと、びっくりする位簡単に落ちます。あとはきれいな水ですすいで残り湯を使ったという事実を洗い流せば終了。

ところで、ネットなどでおしゃれな人のキッチンを見ると、壁に鍋や調理道具やらを格好よくかけて収納兼ディスプレイしているのをよく見かけるんですが、そういう人って本当にきちんと料理をする人なんだろうかと疑ってしまいます。特にコンロ周辺は気化した油が降り積もるので、形の複雑な小物道具やスパイスの小瓶なんかを置いておくと、油でギトギトになって大変だと思うのですが…。更にはスパイスなんて油が付いたと思っても紙のラベルが付いていて丸洗い出来なかったりしますし。個人的にああいうのはフェイクキッチンなんじゃないかと思っています。

22/06/16(Thu)

2鉢に各1本で計2本作っているバジルがいい感じに茂ってきたので、今季初の収穫をしました。昼食のパスタには1〜2枚を摘んでフレッシュで使うんですけど、それだと到底使い切れずに古い葉がどんどん硬くなってしまうので、時々ごっそりまとめて収穫して乾燥保存に回すのです。私は乾燥というと電気代不要の天日乾燥が好みなんですけど、バジルは天日でちんたら乾かしていたら色が飛ぶのでNG。電子レンジで一気に乾かします。とはいえ、ここにも長年の失敗の積み重ねで得た数々のノウハウがあります。

1. 皿は紙皿。うちではA4のコピー用紙の四辺を1cm程度折った簡易の紙皿を使います。一般的な磁器皿は止めた方が無難。バジルの乾燥は後述のように重ならないことがとても重要なので、一度にレンジに入れられる量が限られてしまい、何度も作業をすることになります。コレを磁器皿でやると皿が物凄く熱くなり、触って火傷は勿論ですが取り出した際に外気に触れて急冷されることで割れるリスクがあります(経験済み)。2. 葉を上下キッチンペーパーで挟む。コレをやらないと仕上がりに緑色が全く残らず、見かけが極端に悪くなります。レンジにかけて葉から出た水分をすぐにキッチンペーパーで吸い込まないと、葉の上に滞留して色素を壊すんじゃないかと思います。3. 葉を重ならないように置く。葉を重ねると極端に乾燥が遅くなり、レンジの時間が伸びて緑色が残らなくなります。重ねないと一度に処理できる量が減って作業回数は増えますが、結果的にそっちの方がずっとマシです。4. 800w3分で様子を見て、乾きが甘ければ1分追加。3分でほぼカラカラになりますが、1分は保険です。4. 出来上がったら粉々に砕き、ジップロックに入れて冷蔵保存。乾物だからと油断して食器棚の中とかに常温保存すると、空気中の水分と紫外線の影響であっという間に劣化します。低温なのはもちろん、湿度が低く光の無い冷蔵庫が保存には最適です(長期保存なら冷凍庫がベター)。バジルは香辛料として買うとほんのちょっぴりなのにアホみたいに高いので、栽培も全然難しくないですから、スペースがあれば自作がオススメです。

22/06/15(Wed)

先日はプチDIYの事を書きましたが、私が思うにDIYで一番難しいのは修理をする場所を決める事です。そんなの一目瞭然じゃないかと思うかもしれませんけど、それは違います。たとえば椅子の足が折れたとかなら目に見えて要修理ですけど、そんなケーズはまずありません。大体の場合は、現状でもいけるけどDIYしたらもっと便利になるかも…というケースです。そういう場合、今までもその状態でやってきたわけなんで、別にDIYしなくても現状維持で十分やっていけます。そんな中ふと改善の必要性を感じても、ちょっと面倒臭がって結論を先延ばしにしている内、あっという間にそんなアイデアがあった事すら忘れてしまうのです。

一番良いのはアイデアが出たその時にメモにとり、折に触れてそれを見返してDIYの方法やコストを考え、実行に移すかを決める事ですけど、そんな四六時中メモ帳なんて持ち歩いてないですしね。それに仮にそうやってアイデアが出たとしても、DIYするのが大変過ぎて多少の不満を抱えつつの現状維持の方がベターって場合もままあります。今回のDIYならたまたま銅板が納戸のストックにあったから使いましたけど、コレ実際に買うとなるとかなりお高いので多分やらなかったと思います。新たに高い道具を買わないと手が出ない場合だって結構ありますし、そういう意味でDIYって結構大変です。

22/06/14(Tue)

雨続きで庭の落ち葉拾い&草むしりが出来ないので、その浮いた時間で以前から気になっていたキッチンの修理をしています。うちのキッチンは多分設計ミスだと思うのですが、ガステーブル脇と壁の間に15cm程の隙間があります。そこにゴミや埃が落ちてとても不衛生だったので、以前私がガステーブルと同じ高さで隙間をぴっちり覆う台を作り、そこにはめ込んで使っています。天板下の部分はお盆とオーブンの天板を入れるスペースになっていてかなり便利なんですが、ずっとミスったなと思っていた点が一つありました。それが天板の仕上げ方法です。

当時はあまり深く考えずに油性のペンキで塗ったんですけど、コレが失敗でした。ペンキだからパキッと乾いて油汚れなんかも弾いてくれると期待してましたけど、むしろコンロから飛んできた油と塗料が反応し、常にべたついた状態が続きます。もう何年も経つのに爪で押すと爪痕が残ってしまう状態で、掃除をしようと雑巾をかけるとその雑巾にペンキが付く有様。今じゃペンキが斑に剥げて酷い状態になってしまいました。

というわけで修理の方針ですが、天板に納戸に放置されていた銅板を貼ります。天板は左右ぴったりはまっていたので、銅板の隙間を確保するために荒い紙やすりでガンガン削って2mm程広げます。広げた銅板の上にひっくり返した天板を乗せ、現場合わせで銅板にマークしつつ切り出します。小さなハンマーを使ってキッチリ直角を作りつつ、サイドを木ネジで止めて固定。流石に1日では作業完了できず延べ3時間ほどかかってしまいましたが、コレで当面ガス台脇の汚れを気にせず作業できるようになりました。もっと早くやっとけばよかったですね。

22/06/13(Mon)

最近ハンバーグがマイブームで、2週間に1回くらいの頻度で作っていますが、その際ポイントになるのが玉葱をいつ炒めるかです。どうせ後で火を通すからといって、炒めた直後で熱々の玉葱を挽肉に混ぜるのはちょっと嫌。ですんで、少しおいて冷ましてからになりますけど、この時間何もしないでボーっとしているのは時間の無駄。また、うちではパン粉を牛乳に浸して生地に混ぜ込むんですが、コレもパン粉が牛乳を吸っていい感じになるのにはそれなりの時間がかかります。

ですんでまず、玉葱を刻むのは当日の朝です。毎日のウォーキングから帰宅し、パンを焼いてお茶を沸かすその時間の隙間に玉葱を刻む作業を入れ込んで時間の無駄を無くします。本当は炒める所までやってしまいたいのですが、そこまでの時間は無いのでここから先は後回し。その後は昼食準備時。最近は夏野菜でパスタを作ることが多いんですが、その作業中に玉葱を炒める&パン粉を牛乳に浸す作業を入れ込んで時間の有効活用をします。ちなみにうちでのハンバーグの焼き方は、両面やや強火で各2分→水をさして蓋をし弱火で両面各3.5分。盛り付けもあわせて13分とカウントし、フライパンを温める時間を加えて食事開始の15分弱前から焼きを始めるとベストタイミングになります。ハンバーグって材料費が安いわりに満足度が高いのが素敵ですよね。

22/06/12(Sun)

多分4〜5年使った雑巾をリストラしました。うちではタオルを畳んで縫ったりせず、そのままの形で雑巾として使っているんですが、あちこち朽ちて穴があき、絞ると繊維が切れるプチプチ音が聞こえるようになっては流石に寿命でしょう。ただ、そのまま捨てるのはモッタイナイので、最後にひと働き。洗剤を使って徹底的にきれいにしてから適当な大きさに切り分け、ウェスとして使います。

この要らない布で作ったウェスは、家事系のTipsでは定番中の定番ですが、正直そこまでウェスって使うか?と日頃から疑問に思っています。自転車やバイクを趣味にしていて日常的に油汚れが出るとかならともかく、キッチンで布を使い捨てないといけないレベルの油汚れなんてありませんし、もしそんなのがあるとしたらそれは単純に掃除の頻度が足りていないんだと思います。ですが、蛇口やガスの元栓まわりの複雑な割に汚れやすい場所の掃除にはウェスが便利。雑巾でも出来ますが、結構な確率でどこかに引っ掛かって破れてしまうので、使い捨てを前提としない雑巾だとちょっともったいない気がします。でもまぁ、ウェスの使用量自体そんなに多くないのが事実。どちらかというと常に供給過剰気味です。世の中の一般的な台所ってそんなに油でギトギトなんですかね?

22/06/11(Sat)

最近最高気温が25度を超える日がたびたび出てくるので、我慢出来なくなって扇風機を出しました。居間とキッチンに2台ずつ、自室とトイレに各1台の合計6台です。居間とキッチンそれぞれ2台なのは私と父親が別個で使っているから。以前は首振りで対応していたんですが、扇風機もスペースも十分あるんだから別個で使った方が涼しいんじゃないかと思いまして。

中でも重要なのがトイレの1台です。トイレって風通しが悪いので、特に気温が高い日には蒸し風呂状態になって耐えられません。ただ、通常サイズの扇風機を置くほどのスペースはないため、2,000円程で買った小さなクリップ式の扇風機を洋式便器についている肘置きに挟んで使っています。以前ならトイレでは電源を調達するのが至難でしたが、今はウォシュレット用のコンセントを三口タップで増設して扇風機を回しています。正直おもちゃに毛の生えた程度の代物ですが、あると無いとじゃ大違い。6台の扇風機に取り付けの優先順位をつけるとしたら、トイレの扇風機がダントツ一位です。私は全然そんなことはないですが、トイレが長くて籠りがちな人には必須アイテムなんじゃないでしょうか。

22/06/10(Fri)

中玉トマトが色付いて収穫できるようになりました、目出度い。ただ、採って喜んでいるだけだと次に繋がらないため、色々と面倒臭い作業が発生します。まずは下葉の除去。実が色付いた枝より下についている葉は不要なので、全部切除します。取り除いても光合成に必要なだけの葉は十分に確保できますし、むしろ下の方に葉が付いていると、泥の跳ね返りから病気が発生したりするので、除去は必須です。

下葉の除去は手間的には大した事ないんですけど、面倒なのは支柱の付け直しです。この頃になると背丈が支柱(約2m)を越え始めるので、一旦ビニタイを全部外し、茎全体を下げてからビニタイを付け直します。キュウリみたいに成長点を止めても脇芽からバンバン実が出来るんならこんな作業は要らないんですけど、トマトは基本的に主軸に実がつくので、主軸の成長点を止めることが出来ません。ただそれだと上方に無限に伸びてしまうので、一旦茎を固定しているビニタイを外して全体を下げる必要があるんです。ただ、コレが面倒臭い。トマトの茎って脆いので、すぐにポキッと折れるんですよね。水が足りなくなってやや萎れたタイミングなら多少マシですが、それでも焦って一気に下げようとすると折れます。焦らなくても運が悪いと折れます。折れても完全に断裂していなければ生き残る可能性はありますが、それでも折れない方がずっと良いのは間違いないわけで…。

あと、脇芽の除去はもう毎日のルーティンといっても過言ではなく、とにかく見つけたらすぐに除去します。忘れがちなのは施肥。トマトは結構肥料を食うので、有機無農薬とか温い事を言っているとすぐに肥料切れで実が太らなくなります。ですんで、月に2回…月初と15日を目安として根元に化学肥料をぶち込みます。まーこんな感じで野菜は作るのに結構な手間暇がかかっているので、残さずキッチリ美味しく食べてほしいですね。

22/06/09(Thu)

気温が上がってアゲハ蝶が活性化し、うちの柑橘類(レモン・ライム・柚子etc)に卵を産みまくりやがります。節度を持って食べるのなら私とて無暗に生き物を殺したりはしませんが、アゲハの幼虫は駄目です。あいつ等、本当に比喩抜きで樹を丸坊主にしてしまうので、見つけ次第殺さないと駄目です。ただ、芋虫系の中でアゲハ蝶は比較的難易度が低いです。成長すると黄緑色になり葉と同化するので見つけづらくなりますが、小さい内は真っ黒なので、葉の上にいると非常に目立ちます。また、チャドクガやイラガの幼虫と違って厄介な毒毛がないので、素手で触れるのも高ポイント。流石に大きな幼虫は駄目ですが、体長2mm程の孵化したばかりの幼虫なら素手で潰すのも全く抵抗感がありません。ムカつくのは潰すと強い柑橘の香りがすることで、あぁ食い荒らしやがったんだなぁ…と思います。

最近私が目の敵にしている芋虫がもう一つ。オオスカシバの幼虫。こいつ等は、私がサツマイモを煮る際に使う実を収穫するために育てているクチナシを主食としており、放置すると文字通りあっという間に樹が丸坊主になります。オオスカシバの幼虫は小さい頃から黄緑色の保護色をしており、葉の上にいても結構見逃します。酷い時は、運が悪いと大人の人差し指サイズの最終齢幼虫すら目の前にいても気が付かないレベル。樹を一方向からではなく色んな方向から角度を変えて多角的に見ると結構見つけられますが、割と大変。

あとはまだ出てきていませんが、もうすぐ出てくるであろう最悪芋虫のチャドクガ&イラガ。こいつ等は強烈な毒を持っているので、非常に危険。触ると手がグローブの様に腫れあがり数週間は痛みが引きません。また、触らずとも近寄るだけで毒毛を飛ばしてきやがる凶悪さです。見つけたら細心の注意を払って葉ごと収穫して潰した後、樹全体に殺虫剤をかけて駆除します。葉の裏の見えない所にいたりするので、その樹自体が下手に触れない危険物と化すためです。このチャドクガ&イラガに比べれば、アゲハ蝶なんて可愛いものですが、だからと言って見逃すわけにはいかないのです。

22/06/08(Wed)

ウォーキングをしていると、あちこちの畑で採り頃のトウモロコシを見かけるようになってきました。私は今年トウモロコシを植えなかったのですが、それを見ていてどんどん食べたくなってきてしまい、やっぱり植えれば良かった…と後悔の日々。それで行きつけのスーパーの種コーナーにあったトウモロコシのパッケージをチェックすると、播種は7月前半までとあり、ギリ大丈夫かも…ということで買ってきました。60粒で140円。説明によると発芽率は7割で、トウモロコシは基本的に1本に1つの実を育てる為、期待値は42個で140円。最近スーパーではトウモロコシ1個200〜300円のところ、1個辺りの原価3.5円というのはまさにドリーム価格です。

まだ6月前半なので、一気に植えて一気に出来るよりは少し時間差を設けた方が良いだろうという事で、とりあえず半分だけ播種しました。残り半分2週間後の播種を予定しています。トウモロコシは畑に直植えが一般的ですが、カラスに穿られると最悪なので、葉が数枚揃うまではポットで育てます。納戸にあった古い建具と農業用のポールで簡単なドームを作り、防鳥ネットを張って完成。この中で葉が2〜3枚になるまで育てる予定です。ちなみにトウモロコシは収穫まで80〜90日なので、順調にいけば9月の頭には山ほどトウモロコシが食えるはずですし、それ以前にも結構な量の間引いたベビーコーンが手に入る筈。トウモロコシが食べたい→店で買おうではなく、→種を植えて3か月待とうという私の思考回路、都会暮らしじゃ考えられないですね。

22/06/07(Tue)

どちらかといえばミニマリスト寄りの趣味嗜好を持つ私の料理道具選びの基準として、何かに特化し過ぎた道具は買わないというのがあります。栗剥き用の鋏とか蟹スプーンなどがコレに当たり、こういうのはえてして登場機会が少なく、減価償却面で考えると損にしかならないケースがほとんどだというのがその理由です。ですが今回その原則を破り、思わずDaisoで買ってしまったのが“味付けたまごメーカー”です。

私は味付け卵が大好きですが、今までは滅多に作りませんでした。それは作るのが面倒だという理由ではなく、調味料のロスが多いのが嫌だったのです。味付け卵は好みの加減に茹でた卵を調味液に浸して放置するんですが、当然卵が全水没しないといけません。ですが、卵がギリギリ入るタッパーなんて早々ありませんし、なるべく小さいタッパーを使っても卵が水没するまでに必要とされる調味料は結構な量になります。しかも、一度使ったら卵から出る水で薄まってしまうので、残った調味料の再利用は結構難しい。ところがこの味付けたまごメーカーは、卵にぴったりの形の容器に調味液を注いで水没させるようになっているので、調味料のロスが最低限で済みます。控えめに言って素晴らしい。

褒めてばかりだとDaisoの回し者だと思われるといけないので、一応デメリットも書きます。まだ数回しか使っていないので断言はできませんが、容器が結構複雑な形をしているので、ピカピカの状態を維持するのは多分かなり難しいです。自宅用だから多少の汚れは許容するか、それとも所詮110円だから酷くなったら買い替えるか、ある程度の割切が必要だと思います。それ以外は完璧じゃないかな。味付けたまごメーカー、オススメです。

22/06/06(Mon)

ズッキーニがインフレ気味に採れるのですが、焼いて塩振ってパスタに乗せるのは美味しいんだけど流石に飽きてきました。ですんで、目先を変えてみる事にしました。ズッキーニは1cmのサイコロに切って油多目で軽く炒めます。水に晒して絞った玉ねぎ・スライスしたピーマン・細切りにしたキュウリなど畑の夏野菜で使えそうなものを適宜投入し、塩胡椒してから多目のマヨネーズで和えて完成。

感想:普通に美味い。マヨネーズで和えて美味くならないものがあったら教えてほしいレベルの最強調味料なんで、どうやったって美味いんですが、このサラダ?、も普通に美味いです。欠点はズッキーニをサイコロに切ってしまったせいで、箸を使って食べ辛いという点です。とはいえ、他の野菜と大きさを合わせて和えつつ炒めなきゃいけないとなると、サイコロがほぼ唯一の最適解なのですよね。これ以上大きく切ると多分他の野菜から浮いてしまいます。まぁでもそれはスプーンを使えば良いだけの話ですし、作ってタッパーに入れて置けば数日は取り出すだけで食べられるので、常備菜クラスに格上げしてしばらくは様子を見ようと思っています。

22/06/05(Sun)

部屋着の修繕でミシンを使っていて思うんですが、何で男性でミシンを使う人って少ないんですかね。DIYで木工や電気関係を趣味とする人は沢山いますが、ミシンを使っているという人はそれに比べると非常に少ない印象です。男性+ミシン=LGBT・コスプレ・オタク、みたいな偏ったイメージが有るような無いような感じなのもよくないかも。でも、ミシン裁縫って実用面でいうと木工や電気関係より明らかに上だと思うのですよ。

私は全部一通りやりますが、例えば木工で棚を作ったらそれは一生もので、よっぽどのことが無いと壊れたりはしません。ですが、布関係の品は木工とは比べ物にならない速さで消耗していくので、修繕や作り直しが必須になります。それに品物自体の絶対数も布関係は飛び抜けて多いです。身の回りの下着・服などの合計数と、家の中の家具の合計数を比べたら、普通は前者の方が圧倒的に多い筈。絶対数が圧倒的に多くて消耗スピードが速いとなったら、家の中を管理する上でまず身に着けるべきは、男性にありがちな木工電気関係ではなく、ミシン裁縫関係だと感じます。せめてシャツのボタン付け位は自分で出来るようになろうよと思うんですが、それすらできない男性が多いんですよね、情けない事に。

22/06/04(Sat)

今日は部屋着に使っている短パンにプチ改造を施しました。この短パン、長年使ってウェストのゴムが随分緩んできたんですが、構造上ゴムの交換が出来ません。仕方が無いのでウェストの脇部分に板ゴムをショートカットさせて締めるようにしたんですけど、イマイチ効果が薄かった。それにこの方法だと縫い直さない限りサイズの微調整が出来ないというのも気に入らない点です。ですんで、買い物ついでに手芸店でプラスチック製のバックルと計り売りナイロンベルトを買ってきました。

コイツをウェストの前部に取り付ければ、適宜微調整が出来てしかもゴムよりもずっとしっかり締められます。トイレのたびにバックルを付け外ししないといけないのが面倒といえば面倒ですが、まぁ仕方ない。ナイロンベルトは端をロウソクの炎で焼いてほつれないように処理し、場所に応じて折返して縫う処理を付け加えます。あとは適当に場所を決めて短パンに縫い付けるだけ。最近ネットで調べて一つ賢くなったんですが、こういう細かい部分のミシン掛けの際は、マチ針等で縫う物の下に薄い紙を仮止めしてから作業すると、縫い端がミシン本体に押し込まれてグチャグチャにならないのでナイス。確かにひと手間余計にかかりますが、グチャグチャになった場合の復旧の手間を考えると、最初に人手間かけておいた方がずっとマシです。仕上がりも格段にキレイですし。こういうちょっとしたTipsって結構あると思うんですが、独学だとわざわざ調べない限りそういうのに触れられないというのがデメリットだと思います。まぁ、習いに行ったら自分と全く合わない先生だった…なんて悲劇よりはずっとマシですけど。

22/06/03(Fri)

枝豆がいい感じに大きくなってきたので、今日は防鳥ネットを設置しました。農業用のしなる樹脂棒でドームを作り、網をかけ、周囲に適当な重石を設置して動かないようにするだけなので、簡単です。昨年初めて枝豆を作ったんですが、もう少しで収穫というところで(おそらく)カラスに2/3以上を食い荒らされて怒り心頭。今年はその轍を踏まないために対策を施しました。ちなみに私は酒類を一切飲みませんが、塩茹でした枝豆は大好物です。どうして枝豆ってあんなに美味しいんでしょうか、最高です。

枝豆を茹でる時のコツはとにかく塩をたっぷり使う事。この時ばかりは高血圧対策が…とか言ってられません。たっぷり使っても殆ど茹で汁に溶け出てしまいますし、サヤに入り込んだ分は食べずに廃棄しますんで、実際体に入る塩分はそんなに大したことは無いんじゃないかと思います。枝豆といえばずんだとか豆ご飯も有名ですが、一瞬そういう浮気をしようかという考えが頭をよぎるものの、結局塩茹でで食べてしまうんですよね。噂によると最近では海外でも枝豆が大人気だとか。あのシンプルにして至上の味わいは人種を問わず魅了するのだなぁと思います。

22/06/02(Thu)

もう流石に使わないだろうという事で、ひざ掛けに使っていたミニ毛布&座布団の上に敷いていたミニ毛布の洗濯をしました。入浴後に風呂の残り湯をベビーバスに移し、液体洗剤を適当に入れてから毛布をin。少し揉んでから3時間ほど放置し、また少し揉んでから浴槽に残ったお湯ですすぎ。最後に洗濯機に移し、マニュアルで脱水だけかけて完了です。アクリル毛布を手で絞るのは本当に大変ですが、洗濯機を使うと楽ちんなのでオススメ。風呂の残り湯はどうせ捨ててしまうので、出来るだけ有効活用したい。毎晩バケツ3杯のお湯約15Lは汲んでおいて、翌日鉢物の水遣りに使っていますが、それだけだと全然使い切れません。たまにこうやって大物の洗濯に使うと、有効活用できた気になって満足度は高いです。

手洗いの利点はもう一つあって、それは汚れが目に見えるという事。洗濯機で洗うと洗濯水がどれだけ汚れているかなんてわざわざ洗濯機をあけて確認しなければ分からないので、普通は何も知らないままで洗濯が終わってます。ですが、手洗いすると洗い水の状態を目の当たりにすることになるので、汚れが可視化されるのです。まぁ、それで得られる実利は無いに等しいですけど、うぉーこんなに汚れてたのか&こんなに汚れが落ちたのか感動、というのは予想以上に嬉しいものだったりするのです。ちなみに私はその日着た下着は入浴後に残り湯で洗っています。ちょっと手間はかかりますが、布に優しくトランクス(自作)の寿命が明らかに数倍に伸びるので、最終的な収支はプラスなんじゃないかと思います。

22/06/01(Wed)

冬場になるとかなりの確率で着ているトレーナー。多分20年位着ており、肘は抜けて袖はボロボロ。4年前に亡くなった母親ですらいい加減に捨てろと言っていた年代物で、チマチマと布を充てて補修していたのが限界に達しました。本体の布よりも当て布の面積の方が広くなり、最近ではその当て布が磨滅して更に当て布を重ねる始末です。ただ、肘袖以外はまだまだいけそうなので、ここらで本格的に直そうと考えました。

腕部分は肘より少し上辺りでスッパリ切り落とします。縫い目で切り開き、コピー用紙を張り合わせて作った紙に乗せて周囲をなぞり、縫い代を付け加え型紙として切り出します。補修に使うのはコレまた膝・尻が大破して間に合わせの修理が追い付かなくなってきたジャージ。コイツの膝下無事な部分を切り出して切り開いてから、型紙に乗せて切り出します。トレーナーから切り出した腕から肘と反対側・比較的無事な部分の布を切り出し、ほつれないように周囲を折りつつジャージ生地で将来肘が当たりそうな場所に縫い付けて補強とします。あとは筒に袋縫いしてから本体と縫い合わせれば完成。本体との縫い目の布端処理は、袋縫いにするとゴワゴワしそうだったので、アクリル生地なのをいい事に炎で炙って処理しました。いわば部屋着ニコイチ。亡くなった母親もあの世で呆れているに違いありません。

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