2022年10月

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22/10/31(Mon)

毎週日曜日は夕食の片づけ後にキッチンの掃除をする日と決めています。動かせるものは全部動かして、箒&雑巾がけ。ルンバの導入を考えたこともあるんですが、霧状になった油が舞うキッチンの床掃除には力不足なんじゃないかと思い、今でも地道に箒&雑巾がけ。ただ、いくら動かせるものは動かしてといっても、背丈を越える食器棚や冷蔵庫は基本的に動かせません。ですが、裏には確実に埃がたまり、ゴキブリなどの温床になることは明白。ですんで、うちでは時々ブロワーをかけてます。

このブロワーは元々テーブルソーの木屑を吹き飛ばすために買った物で、原理的には掃除機の逆、強風を吹き出すことに特化した装置です。このブロワーのノズル先を冷蔵庫や食器棚の下に当ててスイッチを入れると、爆風が噴出して埃を弾き出してくれるという寸法です。うちでは大体3カ月に1回くらいを目安にこの作業をするんですが、面白い位に埃がとれます。冷蔵庫と食器棚の裏あわせて、拳3つ分くらいの綿ぼこりが出てきて、非常に満足度高し。自室の本棚の裏にも時々使っていますが、こっちも吃驚するくらいの埃がとれます。掃除機だとなかなかコレだけの成果は得られないので、大して高いものでもないですし(1万円以下でRyobiやMakitaなど有名メーカーの十分な性能の物が買える)、掃除目的で買っても良いんじゃないでしょうか。

22/10/30(Sun)

もうすぐ11月だというのに日中は30度に迫る日があったりする今日この頃。本当は日中も十分涼しくなってから今年の庭木剪定を始めたいのですが(暑いとやる気が落ちる&毛虫のリスクが残る)、始めるのが遅くなると年内に剪定が終わりません。別に年内に終わらなかったからといって実質的なデメリットは何も無いのですが、気分の問題として今年の剪定は今年中に終わらせたい。ということで、重い腰を上げて剪定開始です。

うちの庭は無駄に広くて、樹もかなりの数がありますんで、どう考えても長期戦になります。今までの実績でいうと、毎日1時間×40〜50日。のべ40〜50時間という結構な作業量です。こういうのはあんまり先を見ると嫌になるので、コツとしてはとにかく目先の事しか考えないことが重要です。今切っている樹&せいぜい次の樹位の事を考え、その先の作業は意図的に頭の中から消します。そして切る樹の順番も、余計な事をなるべく考えないように、端から機械的に決めていきます。同じ種類の樹をまとめて切ると、慣れが働いて多少効率が上がりますが、先を考え過ぎてやる気が落ちる場合があるので、私はやりません。大きい樹・小さい樹・針葉樹・広葉樹、全部ひっくるめて端から順番に作業します。コレが果樹だったら多少は報われますが、うちの庭には何らかの役に立つ樹は1割もありません。メンテの効率を考えると、全部平らに均して果樹を数本植えただけの庭が一番だと思うんですが、それだと風情もへったくれもなくなるわけで、少し寂しい。まぁ、よっぽど土いじりが好きじゃなければ庭なんて無い方が良いと思いますけどね。

22/10/29(Sat)

昨今の電気代急上昇で、国から補助が出るという話になりました。それ自体はありがたい話なんですが、納得のいかない点もあります。私が契約している電力会社の場合、前年同月比で3%以上使用量が下がると特典が付きます。ですがコレ、うちにとっては相当難しい。うちの場合、私がドケチという事もあって、既に節電できる所は節電し尽くしていて、最早節電の余地がありません。家中の灯りは全てLEDに交換済みですし、使ってないのに無駄に通電している家電は一つもありません。

ですんで、電気使用量3%減はちょっと無理です。ただし、元々の電気使用量は標準家庭に比べてかなり低いんで、その意味で節電への貢献はちゃんとしていると言えます。それなのに、特典が受けられないというのはちょっと不公平な気がします。今まで特に節電に気を配らずじゃぶじゃぶ電気を使っていた家なら、電気使用量3%削減なんて楽勝だろうというのが非常に腹立たしい。ちょうど、病気になったら高額医療制度などの各種手厚い保護があるのに、病気にかからないための日頃の努力(運動や食事など)は制度的にそれほど高く評価されないというのもコレに似た一面がある気がします。まぁ、国の補助を受けたくてやってるわけじゃないので、別に関係ないといえばそうなんですが、何となく腹立たしいのは変わりませんね。それじゃあどうすればいいかと考えて、〇人家庭なら使用量△Kwh以下にしたら特典という案が浮かびますけど、ボーダーラインを決める基準が家族の人数だけだと精度に欠けるんじゃないかという意見が当然出てくるわけで、あんまり細分化するとそれはそれで面倒臭いし…難しいですね。

22/10/28(Fri)

庭仕事で使っている携帯ラジオのイヤホン(有線)の聞こえが悪くなってきました。ジャックの付け根の所をグリグリ回すと、聞こえたり聞こえなかったりするので、原因は断線に確定。イヤホンなんて買っても大した金額じゃないんですけど、SDGsなので(本当は私がドケチだから)直せる物は直して使い続けるのが私のスタイルです。一番最初の状態だとこのジャックは最近よくあるタイプの分解不可・修理不可の代物でした。廉価版のジャックはほぼ100%このタイプですが、コレだと直しようがないので、私はネットでジャック部分を買いました。5個300円とかだったかな…もうずいぶん前だからよく覚えてないけど。

今はその交換式のジャックになっているので、断線部分だけ切り詰めてジャックは当然再利用します。吸い取り線でハンダを吸い取りつつジャックからコードを外し、断線部分を切り詰め、新しい線にハンダを付け替えます。イヤホンコードは樹脂の被膜を剥がしすとニクロム線が出てくるので、ロウソクの火で炙って絶縁のニクロム部分を焼き切ります。4本ある線を元通り2本ずつ結束し、抜け防止のために結び瘤を作り、ジャックにハンダづけ。最後にカバーを元通り戻して完成。なんだかんだで20分くらいかかりますけど、それでこの先1年以上使えるようになるのなら安いもの。毎回2cm位ずつコードが短くなりますんでそのうち短くなり過ぎて使えなくなりますが、まぁ10年くらいは大丈夫でしょう、多分。

22/10/27(Thu)

最近どんどん気温が下がってくるのと反比例するように、身の周りの防寒用具がどんどん増えていってます。最近の電気料金高騰の影響があるようなないような、私の基本スタンスはまず電気を使わない道具で何とかして、それでも何ともならなくなったら電気を使うというものです。部屋で厚着をするのは常識以前の基本ですが、意外と盲点になるのが小物類です。

まず重要なのがネックウォーマー。厚着をしても、首回りは割とカバーできません。そして首ってのは太い血管が皮膚のすぐ下に走っている都合上、外気の影響をモロに受けます。ですんでココを防寒するためのネックウォーマーは必須です。次に指無し手袋。パソコンを使っての仕事が多い私にとって手の防寒は非常に優先度が高いです。防寒だけを考えたら指先までカバーするモコモコのミトンが一番なんですが、流石にそれでは仕事にならないので、家にいる際は基本的にずっと指無しの手袋をしています。指先が冷えてしまうのが難点ですけど、コレはもう仕方が無いです。最後に膝掛け。特に男性はあんまりしないような印象ですが、マジで重要。私の場合は膝掛けを2枚安全ピンで繋ぎ、片方は普通に膝掛けにし、もう片方は後ろに回して腰から下をカバーしています。コレだけやっても北国だったらほぼ誤差でしょうけど、この辺だと真冬でも室内ならコレで結構十分だったりします。先日まで暑い暑いと文句を言っていたのに、舌の根も乾かぬうち、早く冬が終わらないかななどと思っている自分勝手な私です。

22/10/26(Wed)

毎朝ウォーキングに変わってエアロバイク漕ぎを始めたんですが、今のスケジュールだと漕ぎ終わるのが大体6時半少し前です。その時間はちょうどラジオ体操が放送される時間なんで、何十年ぶりかに体操してみっかと思い立ちました。エアロバイクを漕ぐと、足と意外に上半身の筋肉も使うんですが、ずっと決まった動きしかしないので、もう少し全体的に体を動かしたいなと思ったら、まさにラジオ体操の放送時間だったので、渡りに舟じゃないかというノリです。

ラジオ体操は保育園〜高校時代くらいに定期的にやっていて、当時は音楽が流れれば勝手に体が動くレベルだったんですが、それから約30年弱。スキーや自転車は何年ブランクがあっても体が覚えているというのが定説なんで、ラジオ体操も音楽を聴けば何となく体が動くじゃろと舐めてたんですが、無理でした。覚えている動きも多少はありますが、7割方分かりません。一応ラジオから簡単な動きの説明はあるんですけど、それは分かっている人が補助的に使うものであって、私の様にサッパリ忘れている身にとっては、何の助けにもならないどころか、むしろ頭を混乱させる戦犯ものでした。いやー、30年やらないと忘れるものですね、当たり前ですけど。というわけで、今日は暇を見てYoutubeでラジオ体操の動きを思い出しつつ、明日からのラジオ体操の時間に備えたいと思います。

22/10/25(Tue)

今日は鯵と鯛を各一匹貰いました。ありがたい事ですが、最近割と貰う頻度が高くて、鮮魚といえばド定番の刺身は最早飽きています。非常に贅沢な事なんですけれども。というわけで今回は刺身は外し、鯵は酢〆・鯛は加熱調理で何かという方針でいくことにしました。酢〆といえば鯖が有名ですけど、鯵は食味の傾向としては鯖に似ていると思うので、そんなに奇抜な調理でもありません。特に今回の鯵は30cmオーバーの大物なので、すぐに漬かり過ぎて硬くなることもなさそうなので、良いのではないかなと思います。

鯛は半分塩焼きで半分フライにしようと考えていますが、こっちは〆鯵を食べ終わってからなので、早くても明後日からになりそう。三枚におろした後、塩をしてチルドに入れておけば、最近気温も随分下がってきたことですし多分大丈夫でしょう。個人的に鯛の塩焼き単体はそんなに美味しいと思わないんですけど、ほぐして鯛茶漬けにするのが私の考える鯛の最も美味しい食べ方の一つなので、外せません。以前は漬けにしたものに熱々のお茶をかける方の鯛茶漬けが好きだったんですが、最近は焼いてほぐした身の鯛茶漬けの地位が上がりつつあります。まぁ、どっちも美味いんですが。ちなみにアラはあんまり選択の余地が無いです。カマ・砂ずりなど身がまとまってとれる部分は塩焼きで、中骨・頭など身があんまりない部分はアラ炊きというのがうちの定番です。このアラ炊きも、身をほぐして煮汁と一緒にご飯にかけて食べると美味しいのですよね。

22/10/24(Mon)

毎朝1万歩のウォーキングを約4年間続けてきたんですが、突然膝に痛みが出始めました。まだ深刻なものではないので日常生活を送る分には特に問題ないんですけど、ウォーキングは厳しい。というわけで、良くなるまで休んだあと歩数を減らして再開するか、全面的に止めて他の膝に負担がかからない有酸素運動に切り替えるか、随分悩んだ結果他の運動に切り替える事にしました。4年間続けた事を止めるのに抵抗はありますが、どれだけ歩けばいいのか最適解を探るのが面倒臭いというのがその理由です。

ネットで調べた結果、膝に負担がかからない有酸素運動は、水泳・自転車・踏み台昇降・トレッドミル辺りが見つかりました。水泳はジムに通うのが面倒臭いしお金もかかるのでまず脱落。踏み台昇降はとてもじゃないけど続けられる気がしないので脱落。トレッドミルをやるんだったらウォーキング再開するわということで脱落。必然的に自転車が残りました。ネットで調べるとデジタルデータ計が付属するタイプが5万で無いのが3万。まぁ要らんじゃろと思い3万のをポチり、先日それが届いて早速組み立て。今朝から漕ぎ始めました。

いきなり長時間やるのはどう考えても体に悪いので、とりあえず20分。それでも結構厳しいんですが、まぁコレなら何とか長続きしそう。3万円の元はとらなきゃいけませんし。エアロバイクとか、買ってすぐに納戸の肥やしになる代表の様な品ですが、私の場合朝のウォーキングが膝の痛み以外では健康に非常にいい影響を与えていたと実感できているので、その時間と労力がウォーキングからエアロバイクに変わるだけであり、多分三日坊主は無いと思います。それに私の中では、中年になったら自分から健康を意識しないと碌な事にならないと思ってるんです。

22/10/23(Sun)

10月後半になって随分涼しくなり、流石に扇風機の出番が減ってきたので片付け始めました。手順としては、1. バラせるところは全部バラす。2. 本体以外の部品を風呂の残り湯に2時間以上沈め、汚れを浮かせてからスポンジでこすり洗い。3. 本体はモーター周りの埃をブロワーで吹き飛ばし、プラスチック部分は住宅洗剤スプレーを吹き付けてキレイにする。とこんな感じです。うちには自室1台・居間2台・キッチン2台・トイレ1台の計6台の扇風機が動いており、手間だけ考えたら何台か並行して作業するのが効率的なんですが、2の風呂の残り湯を使う関係上部品がごっちゃになると面倒臭いので、作業をするのは1日1台と決めています。カゴなんかを使えば上手に出来なくはないんでしょうが、色々考えるのが面倒臭いので、作業をするのはシンプルに1日1台。コレで部品の取り違えは絶対に発生しません。

扇風機は形が複雑なので、雑巾と住宅洗剤で真面目に掃除しようとするとかなり大変です。しかし、浴槽に漬けて汚れを浮かせてしまえばスポンジのひと撫でで簡単に汚れが落ちますし、本体のモーター周りに絡んだ綿埃もブロワーで一瞬です。動きが不穏になってきたらギア周りにグリスを塗りこむこともありますが、稀なケース。洗い終わった扇風機は風通しの良い日陰で完全に乾かした後、再び組み立ててから扇風機用の埃除けカバーをかけて納戸に片付けます。乾燥時間を除けば作業時間は多分15分位。特に台所で使った扇風機は霧状になった油を巻き込んだ綿埃が付着していて、そのまま片付けると翌年酸化して大変な事になりますんで、掃除は必須です。でもこういうの、案外やらない人も多いんでしょうね。

22/10/22(Sat)

畑の葉物野菜が採れはじめました。大本命の白菜・キャベツはまだ全然無理ですが、水菜・青梗菜はやや小さいものの十分食べられる範囲。というか、今から食べ始めないと食べ切れなくて大量に捨てる事になります…今から頑張って食べても焼け石に水だけど。とりあえず今年初の水菜は定番のお浸しに。軽く茹でてからよく絞り、根を落として一口大にカット。塩・醤油・鰹節で和えるだけの簡単な一品ですが、飽きない美味しさがあります。ただ、私の中で水菜は完全にホウレンソウの下位互換なので、ホウレンソウの収穫が本格化すると見向きもされなくなり、大半が食べられないまま枯れてしまう可哀想な存在ですが。

青梗菜は定番の炒め物にします。生の状態から炒めると時間がかかるし火の通りが不均一になる市で良い事ない青梗菜なので、私は予めサッと茹でてしまいます。ややシャキシャキ感は無くなりますけど、青梗菜は炒めると煮るの中間くらいで調理するので、コレでもあまり結果に変わりありません。中華鍋に油多目。潰したニンニクの香りを出したら、50gずつ常備してある豚バラ肉を解凍して投入。8割方火が通ったところで一旦出します。ここに予め茹でておいた青梗菜をざく切りして投入し、全体に油を行き渡らせつつ一通り炒めたら、塩と醤油で味を決めます。最後に出しておいた豚肉&ニンニクを戻し、全体をよくかき混ぜたら完成。今回の青梗菜は市販のものよりずいぶん若いものでしたが、むしろこっちの方が柔らかくて美味いかも。市販品は特に葉の根元が肥大化していてそこが味わいなんですけど、逆に火が通り辛いんです。若い方が火の通りは良いので短時間に均一に火が通せて私はこっちの方が好きです。

22/10/21(Fri)

気温が急に下がってきたので、身につけるものがどんどん分厚くなっています。私は基本的にドケチなので、昨今の燃料費高騰以前からなるべく暖房は使いたくない性分。厚着をする分には燃料費がかからないわけで、寒い時期は極力厚着で凌いでいます。そんな中でかなり重要な温めポイントが体の末端部。ドテラなどで身体の中心部分を温めるのは勿論効果的ですが、頭・手・足先などの保温はそれと同じくらい重要です。

そんな中、去年から重宝しているのがルームシューズです。私の部屋はフローリングなので、とにかく床が寒い。パソコン作業中は毛布を畳んだ上に座布団を置いているので平気ですが、歩くのが辛いのです。定番なのはスリッパですが、スリッパは履いたままでは座布団に座れないので、いちいち脱いだり履いたりするのが面倒臭い。毛糸の靴下(自作)は超暖かいんですが、作るのに手間暇かかり過ぎているため(1足作るのに約15時間…)、歩いて底が摩耗するのが嫌で現状布団の中でしか使っていません。そこで活躍しているのがルームシューズ(自作)です。靴下程手間暇かからず作れ、十分以上に暖かく、履いたまま胡坐がかけ、しかも材料費はタダと良い事尽くめです。ちなみに外装(底)は履かなくなったジーンズ、外装(アッパー)はデッドストックの厚地の布、内装はデッドストックのタオルを有効活用し、型紙はネットで拾ってきました。1シーズン使って色々改良点も見えてきているんですが、とりあえず問題なく履けているので、しばらくはこのままでも良いかなと思っています。

22/10/20(Thu)

裏庭でゴミを焼くのに使っているペール缶が寿命を迎えました。多分3〜4年。10日に1回程度のペースで紙のゴミを中心に燃やし、使っていない時は軒下に移動して雨がかからないように注意して使ってこんな感じ。燃やして温度が上がることで鉄と酸素が結合しやすくなるのか、結構なスピードでボロボロになります。寿命の来たペール缶は、怪我をしないように注意しながら金切り鋏で小さくカットし、空き缶などと一緒に金属ゴミの日に収集に出します。

かわりに出した新しい缶は、ディスクグラインダーで取っ手の針金を切り取って使います。コレが意外に大事なひと手間で、コレをしないと取っ手の針金が当たる胴体部分が他の部分よりも明らかに劣化が早く穴があいてしまいます。それに、取っ手には樹脂が使われていることが多いので、熱された胴体に当たって溶け、異臭を出すのを防ぐためには予め取り除いておくのが吉です。また、ゴミ焼きは当然一斗缶でも無問題なのですが、ペール缶の方が板厚がある分多少長持ちします。日本では現在ほとんどの場所で野焼きが禁止されてますけど、周囲の家が離れている田舎で異臭の出ない紙ゴミを中心に少しだけ焼くのなら、見つかっても厳重注意で済ませてくれるんじゃないでしょうか、多分。

22/10/19(Wed)

近所のおっちゃんから猪の肉を約2kg貰いました、ありがたいことです。当然一度では食べ切れないので、三分割して2個は冷凍。とりあえず約700gを食べる事にし、色々考えた結果大根と炊くことにしました。当然ですが猪肉は豚肉に比べると固いので、そのまま煮ても結構厳しいです。ですんで最初は圧力鍋。水ひたひたに生姜の切れ端を加えて点火。沸騰したら弱火で20分からの冷めるまで常温放置。コレで大体柔らかくなります。取り出したら皮を剥がし、骨から出来る限り丁寧に身を取り除きます。肉を適当な大きさに切り揃え、下茹でした大根&綱にした蒟蒻を加え、保温調理鍋に移してから猪の茹で汁をひたひた迄注ぎます。醤油・味醂・砂糖で適当に味をつけつつ点火。沸騰したら弱火5分→30分以上保存で完成です。感想:普通に美味い。今回肉から獣臭がしなかったので敢えて茹でこぼさないで調理したんですが、特に問題ありませんでした。下茹での茹で汁も出汁として十分使えます。

メインはコレで一品として、残った皮と骨もキッチリ調理して食べ尽くします。皮はそのままだとゴムのように硬くて食えませんが、細く切って油を少し引いたフライパンでカリカリになるまで炒め、塩を振ると絶品。個人的には身よりもこっちの方が好きだったりします。骨は背骨系の複雑な形で、間に小さな肉がまだまだ入っていますが、圧力鍋20分だとまだ骨と身がくっついていてキレイにとれません。ですんで、↑で残った茹で汁の中に骨を戻し、圧力鍋で更に20分。コレで身が奇麗に剥がれますんで、あとは醤油と味醂で炒りつけてフリカケにします。当然ですけどコレも美味い。最後に残った茹で汁はタッパーに移して保存し、葱と乾燥ワカメを加えて豚汁スープとして少しずつ消費します。こういう感じで奇麗に食べ尽くすと、味とは別の達成感があって良いものですね。

22/10/18(Tue)

長年(20年位?)着ていたTシャツがお亡くなりになりました。Tシャツをどこで見切って処分するかについては、人によって考え方が違うと思います。1シーズン着たらとか、生地やプリントが色褪せてきたらとか、様々ありますけど、私の基準はズバリ着るのが不可能なほど大規模に破れたら終了です。長年着ているとあちこちに小さな穴があいてきますが、そのレベルだと無問題。Tシャツはそれぞれの人の着癖によって傷む場所が違いますが、私の場合は首の後ろが薄くなってきて破れる事が多いです。脱ぐ際にそのあたりを掴んで引っ張る悪癖も影響していて、なるべく裾を持って脱ごうと意識はしているんですが、長年続いた習慣の力はいかんともしがたく、気が付くと首の後ろを持って引っ張ってしまっています。加えてこの部分はTシャツの上に着るトレーナーなどとの摩擦が大きい部分でもあり、真っ先に薄くなって破れます。まぁ、うちの場合は15枚程度のTシャツでローテーションを組んでいるので、そこに至るまでに10年以上かかりますけど。

また、傷んだものは出来る限り直して使うというのがモットーの私ですが、今回の場合破れた場所の周囲も広範囲にわたって薄くなっているので、仮に繕っても縫った場所からすぐに破れるのは確実ですんで、修理はしません。洗ってタンスにストックし、ウェス用としてキープしておきます。まぁ、ウェス用の布はだぶつき気味なので、その内捨てるかもしれませんが、その他の使い道が考え付かないので半ば仕方がありません。

22/10/17(Mon)

思う所があって長年使っている枕を変えてみました。かなり昔、母の日の記念に亡母に贈ったテンピュールの枕。母が亡くなって以来死蔵していたのを引っ張り出してきました。変更の理由はYoutubeで見た動画です。その動画によると普通の枕だと頭が上がって顎を引いた状態になるんですけど、そうすると口に力を入れられるので食いしばりが発生しやすいという事なのです。スポーツでも格闘技でも、ぐっと力を入れる時は顎をひけと言われることが多いので、コレは納得。私は食いしばり・歯ぎしりの癖があり、葉が擦り減るのを防ぐために就寝時はマウスピースをつけているんですが、コレだと歯の摩耗は防げても、顎関節症や肩こりのリスクがあることに変わりはありません…現状自覚はありませんけど。

というわけで今回の変更です。キモは枕を頭の下ではなく首の下にする点です。こうする事で頭が下がり、顎が上がった状態になります。起きている時にやってみると分かるのですが、この顎が上がった状態だと歯を噛みしめてもあんまり力が入らなくなります。入れられなくはないけど、顎を引いた時よりはずっと軽い感じ。ただこの場合、枕が並の高さだと頭が下がり過ぎて寝辛くなります。そこで今回の死蔵していたテンピュール枕。コレは日本の平均的な枕に比べてずっと薄いので、首の下に敷くとちょうどいい感じで頭が落ちます(動画によると、畳んだバスタオルとかでも良いらしい)。世の中には枕が変わると寝られないという人がいますけど、私はアホ程寝つきが良いので、変えた初日も僅か数分で意識を失うレベルですから無問題です。それで肝心の結果はというと、若干首回りが軽くなったような気がします。まぁ、夜中は枕を外して以前と変わらず歯ぎしりしているかもしれないんですが、それを録画して調べようというまでの気力と切迫度は無いので、当面このままで良いかと思っています。

22/10/16(Sun)

いつものウォーキングコースに布団袋に入った赤ちゃん用のサイズと思われる布団が捨ててあったので拾ってきました。いくらドケチの私といっても使うつもりで拾ってきたのではなく、キチンと捨てるつもりで拾ってきたのです。赤ちゃん用とはいってもかなりかさばる品なので結構迷いましたが、うちの地域では翌日から雨の予報が出ており、回収するなら濡れる前だなと思って持ってきました。こういう目立つゴミがあると、ココはポイ捨てしても大丈夫な場所なんだと勘違いしたアホがさらにゴミを捨て、そのゴミがさらにゴミを呼び、快適にウォーキング出来る道じゃなくなるので微力を尽くして回収できるゴミは回収するようにしています。布団を畑で焼くのは完全に灰になるまでかなり時間がかかると思われるし、落ち葉と違って消防署も見逃してくれそうにないので、小さく畳んで縛って可燃ごみの袋に入れ、ポリで出来た布団袋は畳んでプラスチックごみですかね。

つくづく思うんですけど、ゴミをポイ捨てする人って何で家まで持ち帰ってキチンと分別処理しないんですかね。面倒だからという理由が大きいとは思いますが、そんなに大した労働量じゃないと思うんですが。布団が捨ててあったのは流石に初めてですが、一番多いのはペットボトル。もうペットボトルはデポジット制にすれば良いと思います。1本につき価格に10円上乗せし、飲み終わったペットボトルを店に持っていけば10円返してくれるみたいなシステム。世の中プラスチック製品版魔女狩りみたいになっていて、個人的にはちょっとついていけません。ストローを紙製にするとか、全体的に見てどれほどの効果があるか。それよりも、有料化されてもなおあちこちにポイ捨てされるレジ袋やペットボトルの方が環境負荷が大きい気がします。いっその事レジ袋もデポジットにするとか。

22/10/15(Sat)

1日約30分×4日かけて掘り出したサツマイモの貯蔵作業が終了しました。こういうガチの肉体労働は本当に苦手です。シャベルを振り回していたので腰が悲鳴を上げており、あと数日同じ作業をしていたら恐ろしい結果になったかもしれません。それに、貯蔵作業も実はかなり大変。先日書いたようにサツマイモはああ見えてとてもデリケートな野菜なので、過去にうちがやっていたように、コンテナの中に裸でドサッと入れて冷暗所に置いておく方法だと、1か月待たないうちに黴まみれ&ネズミに齧られまくってゴミになります。

掘ってきた芋はブルーシートの上に広げてよく乾かします(黴と腐敗防止)。天気が良い日なら1時間も干せばカラカラになるんですが、接地面はどうしても乾燥が遅いので、途中で一度ひっくり返します。表面が乾いたら、シャベルで大きな傷がついた個体を弾きつつ、ブルーシートの上の山の中より大きな個体から優先して1つずつ新聞紙で包み、元茎のついていた側を上にしてコンテナの中に隅からきちっと詰めて立てていきます。目安として拳の大きさまでの個体で傷がついていない物は、この方法でコンテナに詰め、気温が下がってきたら毛布を掛けるなどして長期保存を狙います。残った小さい個体&傷がついた個体は紙袋に入れて米びつの隅で保管しつつ、なるはやで食べていきます。この作業も実は結構手間暇かかってて、30分で掘り出した一輪車一杯の芋の処理にコレまた30分くらいかかりますから、4日間は毎日貴重な1時間強を芋の処理に費やしたことになります。自分でこの作業をするとよくわかるのですが、スーパーなどで売っているサツマイモの状態は本当に神レベル。あんなの買ったら隅の隅まで食べ尽くさないと罰が当たると思いますね。

22/10/14(Fri)

高知の親戚から四方竹を貰いました。四方竹というのは淡竹に似た秋に出る小型の筍です。断面が四角っぽいのが特徴的ですが、食べ方は淡竹と一緒。皮を剥いて下茹でし、アクを抜いてから本調理します。味そのものはほぼ淡竹で癖のない美味しさなんですが、普通に調理するとロスが非常に多いのが難点です。まず当然ですが皮は食えません。そして、個体差はありますが剥いた筍の下1/3程は固くて食えません。皮は捨てるしかないのですが、固くて食えない下の部分を何とかしようと、数年前からメンマ作りに挑戦しています。

メンマ作りは難しくありませんが、とにかく時間がかかります。20分ほど下茹でして冷水で一晩アクを抜いた四方竹は水気をよく切ってから重量を量り、30%の食塩を加えてよくかき混ぜます。適当なタライに入れ、中が見えるように透明のポリ袋をかけて直射日光の当たらない場所で常温保存し、乳酸菌発酵を促します。毎日中身を確認して変な黴に注意しつつ1カ月ほど発酵させたら、天日に当ててカラカラになるまで乾かします。あとは使いたいときに使いたい分だけ塩抜き&水で戻し、好みの味付けで煮つければ完成。注意点としては発酵の加減が結構難しいです。雑菌の繁殖を防ぐために塩分濃度はかなり高めの30%にしてますが、それでも油断すると駄目になります。ですんで、毎日監視が基本です。あと、発酵させ過ぎると全体が液体化するので、これもやっぱり毎日しっかり見張ることが肝心。私も今まで何度も失敗しましたが、きちんと守る事を守っていれば、難易度は高くないと思います。

22/10/13(Thu)

うちの父親は就寝前に翌朝食べる米を炊飯器にセットしてタイマーをかけるんですが、たまに翌日外食が入ることがあり、そういう時は当然ですが炊く米を減らさないといけません(私は炊飯器で炊いた米は基本的に食べない〜朝:パン、昼:パスタなど季節に応じて変化、夜:圧力鍋で玄米)。ですが、かなりの確率でいつもと同じ量の米を炊いてしまい、それを歳のせいにしています。ですが、私に言わせればそれは全然的外れです。私でもルーティンを外す行為を100%忘れずに実行できるかと言われたら、8割方忘れる自信があります。ルーティンの強制力ってのは相当なもので、何も考えずに動いていたら、まず間違いなくルーティン通りの行動をとってしまうのは人間として当然の習性なわけで、それを外しても間違いなく行動したかったら、それなりの工夫が必要になります。

パン焼きで私がやっているのは王道のメモ。私は大体週一ペースでパンを焼くんですが、朝パンを食べた際に残量を見てその日の夜に仕込まなきゃと思ったら、“パン”と書いたメモをメモスタンドに挟んでシンク奥の一番目立つ場所に置いておきます。昼食・夕食準備時には嫌でも目に入るので、まず忘れません。温泉卵は隔日で作っていますが、温泉卵を作る日は温泉卵メーカーの部品の一つを敢えてシンクの上に置きっぱなしにしておきます。日頃からシンク周りが雑然としていれば効果は半減ですけど、うちのシンクは要らない物は置かない事を徹底しているので、温泉卵メーカーの部品が定位置以外のその場所に置かれていると非常に目立ち、温泉卵の仕込みを忘れる事はまずありません。そんな風に記憶の衰えを一切感じない私ですら、ルーティンを外れる行為を確実に行うのには工夫がいるのに、毎度工夫も無しにその強大な的に立ち向かい、連戦連敗で原因を歳のせいにする父親、工夫がねぇなぁ…と思います。一応彼の言い分としては、カレンダーに予定を書き込んでいるのでそれを見れば忘れないとのことですが、そもそもそのカレンダーがわざわざ見ないと目に入らない場所にある時点で、対策としてほぼ成り立っていません。まぁ言っても聞かないですし、米を多少多目に炊いたところで実害はないので、最近はこちらから何かいう事はありませんけど。

22/10/12(Wed)

うちにはかなり広い庭スペースがあるのですが、その中で食べられる植物はごく僅かです。個人的にはマツなんていう手間ばかりかかって何の役にも立たない樹を植える位なら、蜜柑や柿などの果樹を植えた方が遥かにベターだと思うんですけど、この辺は見解の相違だと思います。そんな庭ですが、私は以前から自然薯が生えていたら良いなと思っていました。スーパーでムカゴが出ていたら買ってやろうと虎視眈々狙っていたんですが、機会がなく今まで来てしまいました。うちの庭にはヤマノイモ科のニガカシュウという植物が大量に生えてまして、ツル性でムカゴが出来る所はヤマイモそっくりなんですが、如何せん名前の通り苦くて食べられません。このニガカシュウが一本でも自然薯だったらいいのに…と常々思っていたんです。

そんな中、毎日のルーティンとして庭を見回っていたら、ニガカシュウではないムカゴを発見しました。ニガカシュウは全体がボコボコですが、今回のはかなりつるっとしてます。コレは…と思って口に入れると苦くない。待望の食べられるムカゴを発見しました。ネットで調べてみると、葉のつき方から残念ながら自然薯ではないようで、野生化した栽培種のヤマトイモなんじゃないかと思われます。まぁそれでも、食えるムカゴであることに変わりはありません。早速見える範囲のムカゴを収穫し、近い内に鉢植えする予定。環境のよさげな所に植えて毎年大量のムカゴをゲットするのが当面の目標です。そして軌道に乗ったら畑で芋も…と夢が広がります。

22/10/11(Tue)

天気予報を見るとこの先しばらく雨が降らなさそうなので、芋掘りを始めました。欲張って一度にやって腰を痛めるのもアホらしいので、30分位ずつ3〜4日に分けて少しずつ進めていきます。サツマイモはああ見えて滅茶苦茶デリケートな野菜なので、すぐ食べるならともかく、長期保存を狙うなら芋掘りにもかなり神経を使います。掘る段階での注意点はとにかく傷NGです。シャベルの先が当たって傷が入ると、長期保存枠からその時点で脱落です。私は畝を少しずつ削っていき、芋が見えたらシャベルをグッと押し込んでテコの要領で収穫します。出た土は削る邪魔になるので、都度180度身体を回して自分の真後ろに積んでいきまが、コレが大変。ピッチフォークを使えば、土の移動が無くなる分身体は楽ですが、芋を傷つけるリスクが上がるので、私はシャベルを使ってます。

掘ってきた芋は水分NG。泥だらけでつい洗いたくなりますが、洗うと保存中に腐るリスクが爆上がりするので絶対駄目です。ブルーシートに広げて日光に当て、表面の土が白くなるまで丸一日かけて完全に乾燥させます。コレを1個ずつ新聞紙に包み、元々茎が付いていた側を上にして、野菜コンテナに立てて詰めていきます。この際、目視で傷が入ったものと小さ過ぎるものは弾きます。傷は勿論ですが、小さ過ぎるものも長期保存には耐えられません。次にベニヤで出来た蓋と重石をし、コンテナの持ち手の部分は段ボールなどで塞いでネズミのちょっかいを防ぎます。最後、今の季節はまだ大丈夫ですけど、気温が10度を下回るようになったらコンテナ全体に古い毛布を掛けて低温障害を防ぎます。

まとめると、サツマイモの敵は傷・水・ネズミ・低温です。このどれか一つでも防げないと、保存は失敗します。うちは元来、雑に掘ってきた傷だらけの芋をそのままコンテナに入れて納屋の隅で保存してまして、1カ月たたないうちに全てゴミになってました。サツマイモの長期保存はマメな人じゃないと無理だと思いますね。

22/10/10(Mon)

夏の間ずっと冷たいお茶を淹れて自室で飲んでいた魔法瓶。水洗いする際にふと中を覗き込むと、茶渋がかなり付着していました。この茶渋は水を入れて振ったくらいではとれないので、そのままにしていてもあんまり支障はないんですけど、やっぱり気持ち悪いので気が付いたら洗う事にしています。ネット情報を元に長年試行錯誤した現段階での決定稿はこんな感じ。

まず、魔法瓶に8分目まで熱湯を注ぎ、重曹を小匙1杯加えて蓋をし、そのまま3〜4時間放置します。コレで汚れの本体への付着がかなり緩くなります。次に熱湯を1/5程残して捨て、卵の殻を適当に砕いて投入します。うちは隔日で4個ずつ卵を茹でて温泉卵にするので、卵を茹でた日を狙って4個分の殻を使います。あとはキッチリ蓋をして2〜3分間魔法瓶を振りまくります。結構大変な作業ですが、そこは気合と根性でカバー。最後に中をすすぎ、使命の終わった卵の殻を完全に取り除けば完成。年単位で付着した強烈な茶渋は多分何度かこの作業を繰り返さないと奇麗になりませんが、ひと夏レベルの汚れだったら1回でピカピカになります。元々捨てるしかなかった卵の殻を有効活用できるのもドケチにはポイントが高いですね。

22/10/09(Sun)

鉢植えのブラックベリーが枯れました。この時期になると地上部分が枯れるのは自然な事で、来年暖かくなったらまた芽が出てくるので無問題なんですが、心配なのは根腐れの可能性がある事です。最近随分涼しくなってきたのに、土の様子確認を怠って夏の盛りと同じペースで水を遣ってしまい、土が不穏に湿っているのに気付いたタイミングで枯れたのです。自然の摂理で枯れたのなら良いですが、根腐れで枯れたのならそこで終了。鉢植えで育てるのは限界の大きさになってきていたので、今年の冬には地植えにしようと思っていたタイミングでコレ。死んでなきゃいいんですが…。

園芸の本屋サイトを読むと、水遣りに関してはほぼ100%“土が乾いたら底から水が出る位たっぷり水を遣ってください”的な事が書いてあります。当初はそんなの当り前だろうと思っていたんですが、この基本がいかに大事でいかに徹底するのが難しいか、実際に色々育ててみて実感します。まず、土が乾いているかの判断が意外に難しい。土によって色の変化は違いますんで、結構慣れないと一見して乾いているかどうか判断に迷う場合が多々あります。指先を突っ込めば分かりますけど、すべての鉢でそれをやるのは大変。そしてその日の天気・気温も考えないと駄目です。朝方の段階でまだ水が切れてなくても、日中35度とかになるとあっという間に乾いてしまい昼には水切れになります。だからといって日中に水を遣ると、鉢の中で根が蒸れてダメージを受けます。この場合、“今日は暑くなりそうだから、まだ土は少し湿ってるけど水遣っとこう”という判断が必要になります。そしてコレは、植えている植物の種類や大きさによって変わってきます。今朝右の鉢は水を遣るけど、左の鉢は控えておこうとかザラ。機械的に右から左へ水を遣ればいいというものでもありません。園芸の世界では水遣り3年とか言うらしいですけど、本当にその通りだと思います。今回の私の様に何度も失敗して何鉢も枯らさないと多分マスターできないんじゃないでしょうか。

22/10/08(Sat)

近所のおっちゃんからイカを貰いました。ありがたいことです。以前はスルメイカ1杯100円とか普通でしたけど、最近めっきり高くなってしまって買わなくなってしまいました。スルメイカも高級食材になってしまいそうで寂しい限り。ところで今回のイカ。新鮮なイカはイカ素麺にすると美味い説もありますが、個人的にイカは火を通した方が好きです。イカの刺身ってツルっとしてねっとりした食感が売りであって、味はほぼ無いに等しいと考えてます。加熱するとあんなにうま味が出る食材を喉越しだけで食べてしまうのはモッタイナイと思ってしまうんですよね。というわけで今回は定番のイカ大根です。

イカ里芋とかなり迷ったんですけど、今の時期大根も里芋もお高い。マシな方を選んだ結果が大根なわけですが、1/4本程が150円とか馬鹿にしてるのかレベル。いつもなら買いませんけど、今回は仕方なし。とはいえ、大根1/4だとちょっと少なすぎるので、嵩増しに蒟蒻も買ってきました。イカは捌いて胴は輪切りに・ゲソはぶつ切りにし、濃い目の煮汁でサッと煮ます(ワタは個人的にあんまり好きじゃないので廃棄)。常温まで冷ましたら水を加えて煮汁の塩加減を調整し、皮を剥て拍子切りにした大根と綱にして湯通しした蒟蒻を加え、数分間煮ます。再び常温になるまで放置して味をしみ込ませたら、食べる際に軽く加熱して完成。感想:安定の定番、不味くしようがない。イチイチ冷ますので時間がかかりますが、コトコト煮ると煮崩れたり臭みが出たりするので、冷まして味をしみ込ませる方が最終的に数段美味しくなるので、必要経費的な手間として諦めます。他の家事と組み合わせて段取りを組めば、別に大した手間でもないですし。逆にこの程度の手間で美味いイカ大根が食べられるなら、収支は大幅に黒字だと思います。

22/10/07(Fri)

先日体重が若い頃とほぼ変わっていないと書きましたが、コレには毎日体重を計って記録する習慣が有効に働いているんじゃないかと思っています。私の朝のルーティンは、ウォーキングから帰る→運動着を脱いで体重を量る→部屋着に着替えて朝食という流れで、体重を量るタイミングを完全に決めることで、食事による誤差を極力なくして数字に客観性を持たせるようにしています。自分の中で間食などを控えようというルールは一切無いのですが、毎日体重を量っている内に自然とその数字を維持したいと思うようになり、結果的に自分でお菓子類を買って食べることはなくなりました。時々他人から貰う場合があり、それはもったいないので食べてしまいますが、せいぜい月に数回なんで許容しています。所謂レコーディングダイエットというヤツで私には向いていましたけど、こまめに数字を記録するのが苦手な人とか、数字が出てもお構いなしに食べてしまう人には向かないんだろうなぁと思います。

ちなみに私、毎朝体重を量るのと同じタイミングで血圧も記録しています。特に高血圧というわけではないんですけど、こうやって数字を明らかにすることで上げたくないというモチベーションが発生し、自然と塩分は控えようという傾向になってます。数字の記録は確かに面倒臭いですが、習慣化すれば大したことはないですし、なによりずっと続いていた表の数字が、何らかの理由で途切れてしまう事の方が大きな苦痛となって記録せずにはいられなくなります。まぁこれもその人の性格によっては効かないんでしょうけど。

22/10/06(Thu)

今日で早朝ウォーキングを始めてから丁度4年目が終了しました。今年一年の数字としては、総歩数が3,544,584歩で歩いた日数が313日。1歩65cmとすると歩いた距離は約2,400kmになります。ちなみに一番最初からの累計だと8,150kmですんで、約20年で地球を1周するペースというと結構歩いているような気がしなくもなかったり。

それで肝心のウォーキングの効果ですが、正直よく分かりません。この4年間ウォーキングをしなかった場合の身体の状態と比較するのが一番ですが、それは不可能なので比べようが無いのです。ただ、体調はかなり良いと思います。私はアラフィフですが、不調が出がちな肩・腰・膝など一切トラブルはありません。体重は学生時代からほぼ増えていないので、いまだに大学時代に買ったジーンズが普通にはけます。毎朝測る血圧も正常値ですし、便秘も皆無。絵に描いたような健康体ですが、コレにウォーキングがどの程度貢献しているかは全く分かりません。私は酒・タバコ零人間なので、そっちの影響かもしれないですし。

ただ、便通への効果は結構ある感じです。梅雨時に1週間連続で歩けなかったりすると、明らかにキレが落ちてきますんで。多分歩くことで身体を捻るので、腸をいい感じに動かして刺激しているんだと思います。その他は正直分かりませんが、まぁ悪いことはないでしょう、多分。

22/10/05(Wed)

この辺りではそろそろヒガンバナの季節が終わり、ウォーキングをしているとコースのあちこちで枯れた花が目につきます。ウォーキングコースのは勿論放置ですが、自宅の庭にあるヒガンバナはそうもいきません。枯れたのを放置しても最終的には土に戻るだけですが、何せ見かけが悪いので何日かかけて撤去しました。根元から鎌で刈ってまとめ、畑に持って行ってしばらく乾かした後焼きます。やる作業自体は単純ですが、ヒガンバナ自体結構な量があるのと、他の庭木の根元に絡んで生えていたりすると根元から刈ること自体が難しかったりして結構大変です。

また、ヒガンバナだけ撤去するのもアレなので、同時に花の終わった他の植物の撤去も進めます。ホトトギスという植物がうちでは一大勢力を形成してまして、花が終わり葉も茶色くなり始めたので、コイツも撤去。根元から刈って集めて畑に運びます。とはいえコレはまだ単なるプロローグ。今年も年末の大仕事庭木の剪定が待っています。ただ、気温が高い間はまだ毒毛虫があちこちにいるリスクが高いので、作業開始は多分11月に入ってから。頑張って作業して年内に終わらせるというのが例年のスケジュールです。サッパリした庭はみているだけで気持ち良いですが、それを維持する労力を考えると、やっぱり庭はよっぽど土いじりが好きじゃなければ持たない方が良いと思います。

22/10/04(Tue)

先日作った鰤のオイル漬けを早速今朝のトーストに塗ってみました。結果:安定の美味さ。もうジャムとか塗ってる場合じゃないです。以前うちでは果物が余るとかなりの確率でジャムにして時間稼ぎをしていました。ですが、トーストに塗るのはジャム系よりもパテ系の方が私の好みという事がはっきりして以来、春のサクランボ(庭で採れる)と冬の苺(近所の人がくれる)以外はジャムづくりを止め、ストックしてあった大量のジャムは根気強く消費し続けた結果、最盛期には10本以上あったジャムも現在ではゼロに。食べ切れないほどの果物がある場合は、基本的に頑張って食べるか乾燥保存で凌いでいます。

今回は鰤のオイル漬けを塗りましたが、最近ずっと食べていたのはドライトマトのオイル漬けです。庭で採れたプチトマトを赤道線ラインで二つに切って切断面に少量の塩を振り、直射日光でカラカラになるまで乾燥させます。それを10分ほどぬるま湯で戻してから水分を切ってからオリーブ油に浸したもので、コレも相当美味い。ドライトマトの状態だと空気を抜いて冷凍庫なら年単位で保存できるのもポイント高いです。ですが、今回の鰤オイル漬けはなんというか、ゴージャス感があって良いです。魚だったら大体何でもオイル漬けにして美味しい筈なので、また沢山魚を貰ったら作ろうと思います。ちなみに鰤やドライトマトのストックが切れた場合、実はトーストにオリーブ油を垂らして塩を少し振っただけでも私的には十分美味い。別に高価な素材買わなくても良い貧乏舌なのです。

22/10/03(Mon)

最近魚を貰う機会が多くて嬉しい限りですが、今日の1匹は鰤。先日貰ったのは30cmクラスの小魚でしたが、今回のは50cmクラスで2人で食べるにはちょうどいいサイズです。例外は勿論ありますが、私の調理原則として貰ってから2日は刺身で食べます。ですんで、2人で2日分のサクは刺身用になります。今回は片身。少し多いですが、頑張れば食べられないこともない量です。

粗の用途の決め方としては、焼き物にできる部位をまず分けて、残りはアラ煮という場合が多いです。今回の場合、カマと砂ずりは塩焼きにします。この時、刺身を作る際にひいた皮も一緒に焼いてしまうと無駄がありません。アラ煮にするのは兜割にした頭・尾鰭を落として4つに切った中骨・あばらの剥き身・切り開いて中身をよく洗ってから一口大に切った胃袋・小さいけど一応入っていた卵巣です。醤油・酒・味醂各100mlに生姜を少し入れて沸かし、沸騰したらアラを投入。紙の落とし蓋をして強火で3分ほど煮ます。水300mlを加えて煮汁を倍にし、ぶつ切りにした葱を投入。葱がくったりするまで煮てから自然冷却すれば完成です。捌いた時点で捨てるのは各種鰭・エラ・胃袋と卵巣以外の内臓・鱗など、最小限にとどめてなるべく食べ尽くすのがポイントです。魚を捌いた際に、料理の出来よりもゴミの少なさに達成感を覚えてしまうのは私だけではない筈。

最後に刺身にしなかった方の片身は基本加熱して食べます。前回鯵をフライにしたので、連続フライはパス。もう少し気温が下がってくれば味醂干しが選択肢に入るのですが、今の季節は腐るリスクが高いのでパス。今回はオイル漬けにしました。片身をぶつ切りにして小ぶりのフライパンに入れ、油を切身の半分の高さまで注ぎます。厚めにスライスしたニンニク・種を抜いて大きめに切った鷹の爪・裏庭で作っているローリエとローズまりーを加えて点火。揚げ物にならないように極とろ火を維持しながら30分間、時々切身の上下をひっくり返しながら煮ます。本当は湯煎が安全なんですが、油の温度が上がるまで時間がかかるので、私は直火でやってしまいます。切身の中まで火が通ったら、骨を抜きながら身をよくほぐし、油や香味野菜ごとタッパーに移して完成。トーストに乗せると絶品だと思います。

22/10/02(Sun)

私は基本的に怠け者なので、例えば掃除だったら“部屋が汚れてきたら掃除する”という事が出来ません。もし仮に部屋の汚れがある時点を境に一気に出てくる類のものなら話は違いますが、汚れってのは毎日少しずつ増えていきます。そして人間の目というのはすぐに慣れるものです。少しずつ汚れていくと目がそれに慣れてしまい、客観的に見たら部屋が酷い事になってしまったとしても、主観的には“別に掃除なんてしなくていいんじゃね?死ぬわけでもないし”という流れになるのは確実です。ただ、部屋が汚れると確実に生活の質が落ちます。ハウスダストが〜といった物質的な問題ではなくて、汚れた部屋で生活していると精神的な緊張感が失われ、日々がどんどんだらしなくなります。それは避けたい。

ですんで私は家事の日を決めてます。自室の掃除は日曜日。布団を干してハタキで壁の埃を落とし、フローリングの床は箒と雑巾をかけます。埃の量や雑巾の汚れ具合を見ると、2週間に1回ペースでも良いような気がしますが、もっぱら私の心の平安の為に毎週掃除してます。無論、このペースを絶対に守らなくてはならないというわけではなくて、日曜日に他の外せない用事が入った場合は掃除の日を前後にずらしたり、どうしてもしんどければその週の掃除はパスすることもたまにあります。ですが、基本はあくまで日曜日は自室掃除。所要時間は10分ほどですんで大した負担にもなりません。それで毎日快適に暮らせれば安い負担だと思います。

22/10/01(Sat)

しばらく前に懸賞で夏野菜セットというのを当てまして、メインの夏野菜は当然とっくの昔に使い切ったのですが、同梱されていたカレールウの使い道に困っています。多分夏野菜カレーを作れという意図で2箱入っていたんですが、半箱分で一鍋作った後は放置状態。子供の頃はカレーというと私もかなり嬉しかった記憶があって、今でも全く嫌いではないのですが、カレールウ半箱で作るカレー一鍋を食べ切るのに1週間程度かかるのが大問題です。うちの父親はこういう料理はあんまりお気に召さないようで、初日こそ義理で食べてくれる風情ですが、その後は全く見向きもしません。結果私が1週間カレーを食べ続ける羽目になります。

最初の2日くらいは物珍しさもあってどうという事はないんですけど、その後は辛い。うちの常備菜がもっぱら和食系に寄っているのも問題で、カレーとその他のおかずが致命的に合いませんし、そもそもカレーみたいな濃くてはっきりした味はすぐに飽きるのです。かといってカレールウをずっとそのままにしておくわけにもいかず、ずっとその事が頭の片隅にあったのですが、先日ネットでキーマカレーの作り方というのを目にしまして、コレならいけるかもと思い立って作ってみました。

キーマカレーは水分がほぼ無いので、やろうと思えば冷凍できるのがまず◎。ごろっとした野菜が入っていないので、冷凍向きです。また、煮汁が無いので一度に少量作ってもそんなに味に響きません。今回はカレールウ1/4箱分で作ったら3〜4食分になりました。コレくらいなら何とかなります。そして最後に玉葱の価格が下がった事。一時期1個100円とか馬鹿みたいな値段でしたけど、最近やっと値段が落ち着いてきました。野菜は基本的に旬しか使わないと決めている私ですが、玉葱だけは通年使いますんで、野菜というよりもむしろ調味料枠です。ただ問題は一回に1/4箱ずつ使うとなると今後まだ5回分のキーマカレールウが残っているという事です。半年以上かけてゆっくり使っていくしかないですね。

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