2022年11月

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22/11/30(Wed)

畑のレタスが食べ頃で、昼夜一日二食体制でサラダを食べてます。ですが、作ってて実感するのは、サラダってあんまり身体には良くなさそう…という事です。生でレタスを食べようとすると滅茶苦茶かさばるので、加熱して食べるホウレンソウや白菜に比べてほとんど量を食べられません。1食にレタスの葉2枚使うと、特大サラダボウル2個が満杯になるレベル。ですんで、レタスの葉1枚・春菊1本(葉が10枚程度)・キュウリスライス10枚程度で2人分。コレ、加熱すると多分掌半分くらいになってしまう量です。ですが、嵩だけはあるので、ここに適切に味をつけて食べようとすると、結構な量のドレッシングが必要になります。食塩摂取量だけを計算したら、多分かなりコスパ悪いんじゃないでしょうか。

とはいえ、レタスってサラダに特化した野菜なので、なかなか難しい面があります。無論スープの具とかレタス炒飯などは割とよく知られたレシピですが、何度か作ってはみたもののやっぱりレタスは生が美味しい。でも生でレタスを食べるとサラダくらいしかなくて、ドレッシングを大量に使ってしまうという悪循環。うちは畑が一杯あるのでレタスも作っていますが、優先順位は同業他社のキャベツや白菜と比べると落ちてしまいますね。

22/11/29(Tue)

今年もそろそろ師走。12月に入る前には何とか着手せねばならんと重い腰を上げ、年賀状の作成を開始しました。年賀状は面倒臭いの一言ですが、仲の良い友人10人程度には手間暇かけて作るのも悪くないかなと思い、ここ10年ほど木版という究極ローテクで年賀状を作っています。初手はデザイン選び。私には絵心が皆無なので、ネットの年賀状素材サイトで絵を選びます。木版にできるようなシンプルなデザインで、テーマはウサギ。以前は色々と凝っていましたが、ネタが尽きて考えるのも面倒になってきたので、ここ最近は干支で固定しています。

ネットのJpegデータはSampleなどの透かしが入っていて、課金しないと使えなかったりするんですけど、版画の元ネタとしてなら透かしが入っていようがそれを無視して彫ればいいだけなので無問題。デザインによっては左右反転処理を施して一旦プリントアウト。ハガキに当ててサイズを確認し、拡大・縮小が必要なら適宜処理してもう一度プリントアウト。あとはコレを溜めておいた素麺の木箱に糊で貼り付け、小学校の時に買わされた彫刻刀で彫っていきます。あとは絵の具を乗せて年賀状に刷れば完成。この中で一番時間がかかると思われるのが彫る工程ですが、一刷あたり1時間もあれば彫り上げられるので、実はそんなに大変でもありません。ただ、彫刻刀の切れ味が悪いと時間がかかる上にけがのリスクも上がるので、しっかりと研ぐのが重要。平刀はともかく、丸刀など特殊な形の刃を普通の砥石で研ぐのは難しいので、彫刻刀用の砥石は持っていると重宝します。安いのは数百円で買えますし。ただ、彫刻刀と石を買ってまで年賀状を木版しようと思う人が全人口の何%いるのかは疑問ですが。

22/11/28(Mon)

作り置きの酢蕪が切れたので、補充の為に朝イチで収穫してきました。うちの場合、所定のタッパー一杯作るのに必要な蕪は10〜12個。その数だけ抜いてくるんですが、ただ抜けばいいというものでもないです。似た感じの大根はキチンと整列して植えるんですけど、蕪はばら蒔きするので結構粗密があります。ですんで収穫はなるべく密集した場所で大きくなっているものを優先的に狙いつつ、競争に負けて成長が遅い個体はついでに間引いていきます。また、何となく前回どの辺で収穫したのかを覚えておいて、その場所を外すのも重要。こうやってずらすことで無駄なく収穫できます。

採ってきた蕪は泥を落として厚めに皮を剥き、菊に切ります。基本的には果物・野菜の皮はなるべくそのまま食べたい派ですが、蕪の皮はえぐ味が強いので、なるべく厚く剥いて除去します。剥いた皮はキンピラに…と言いたいところですが、面倒臭いので畑の有機肥料に還元してます。あとは塩を振ってしばらく置いてから搾り、甘酢で和えれば完成。うちの場合は朝イチで採ってきて塩を振り、そのまま放置して夕食で調理をするので結構な水分が出て塩もよくしみてます。30分とか1時間では全然足りないので、こんな感じで1日単位のスケジュールを立案し、うまい事そこに塩の時間を組み込めば、時間のロスなく美味しい酢蕪が作れて良い感じだと思います。

22/11/27(Sun)

うちは畑で葉物を何種類か作っているんですが、個人的にはキャベツ・白菜・ホウレンソウだけ作っていればいいんじゃね?と思っています。次点でレタス・春菊。青梗菜と水菜は正直要らない。青梗菜は油との相性が良いので、豚肉と一緒に軽く炒めて鶏ガラスープで煮たりして消費に励むんですが、イマイチなんですよね。いや、不味くはないんですが、クリンナップトリオの料理(お浸し・コールスローetc)の威力が強すぎて、一緒に並べてたら勝てません。

一番かわいそうなのが水菜。鍋に入れるのが定番で、確かに鍋に入れると結構美味しい。ですが、毎晩鍋というわけにもいきません。うちの場合はすごくよく出して4〜5日に1回ペースなので、畑の野菜を使うという意味では全く貢献出来てません。仕方がないので他のメニューをと考えると、お浸し・サラダ辺りが定番です。定番ですが、お浸しはどんなに頑張って作っても適当に作ったホウレンソウのお浸しに勝てません。ホウレンソウのを100とすると、水菜のは良くて60。しかも、水菜のお浸しって何故か他の葉物のに比べて足が速く、すぐに悪くなってしまうのであんまりまとめて作れないのも大幅マイナス。サラダは普通に合いますが、生だとかさばるので全く量が食べられません。結局のところ私、水菜と青梗菜はあんまり好きじゃないのだと思います。口に入れただけで吐き気を催す椎茸よりはずっと軽症なんですけどね。

22/11/26(Sat)

庭木の剪定今日の一本は柚子です。剪定は樹の種類によって面倒臭さが全然違いまして、柚子はうちの庭木の中でも剪定するのが嫌な樹トップ3に余裕でランクインする面倒臭い樹です。柚子の面倒臭いポイントは何といっても棘です。棘といえばバラが有名ですが、柚子の棘に比べたらバラのなんて赤子にも等しいです。バラの棘は長さがせいぜい1p程度ですが、柚子の棘は余裕で5cmを超え、下手をすると10cm近いものもあります。それが硬く鋭いので、枝から大量の畳針を生やしている状態ですんで、剪定の大変さは想像を絶するものがあります。柚子は剪定した場所から大量に枝が発生する特性があるので、その枝を間引かないといけないのですが、棘だらけの枝が絡まった中から枝を間引くとか、罰ゲームそのものです。コレを商売にする柚子農家、マジ大変。農業に従事するとしても、絶対に作りたくない果樹が柚子です。

おまけにうちの柚子、全然実をつけないのですよね。コレは私のやり方も不味いのかもしれませんが、キチンと本を読み、その通りに施肥・剪定をしているつもりなんですが、余裕で10年を超えた樹にもかかわらず全然ダメ。コレでしっかり実をつけてくれればまだやる気も沸くんですが…。ちなみに半ば衝動買いした同じ柑橘系のレモンとライムは翌年からしっかりと実をつけてくれています。しかもこれらは棘が皆無なのが嬉しい。もう切り倒してライムorレモンの地植えスペースにしてやろうかなと思ったり思わなかったり。

22/11/25(Fri)

今日は今年最後かもしれないバジルの収穫をしました。今年は15cmサイズの鉢2つに2本だけ植えましたが、気温の高い時期は毎週収穫しても追いつかないレベルなので、たったこれだけでもトーストに1年間振りかける位の乾燥バジルは作れます。かもしれないというのは、今年はまだまだ最高気温が20度を超える日がある為で、運が良ければもう一回収穫できるかも。収穫したバジルはフレッシュで使えればベストなんですが、それだと需要と供給が全く釣り合わないので、保存の為の加工を施すことになります。

バジルで保存といえば、乾燥させるかジュノベーゼソースにするか。ですが、ジュノベーゼソースは普通のレシピで作ると賞味期間1週間とかになり、長期保存には向きません。冷凍すればいいんでしょうけど、そもそもジュノベーゼソースって葉を磨り潰してペースト状にするのが面倒臭いのです。フードプロセッサーでも意外に筋が残って苦戦しますし。それに、松の実か代用のナッツを買ってこないといけないのも面倒臭い。ですんで、うちではその場で使い切れないバジルは全部電子レンジで乾燥させます。

乾燥といえば基本的に光熱費のかからない天日乾燥が好きな私ですが、バジルの場合は一気に乾かさないと緑色が飛ぶので、電子レンジ一択です。コピー用紙の四辺を折って作った皿にペーパータオルを敷き、重ならないようにバジルを並べてからペーパータオルをかけます。その状態で500W2分×2回。4分×1回の方が面倒臭くないですが、連続で長い時間電子レンジをかけると発火のリスクがあるので、途中で一度インターバルを設けます。また、コピー用紙を使うのは、3〜4セットと続けるうちに皿が過熱し、外気と触れて割れるのを防ぐため(経験済み)で、ペーパータオルでサンドイッチするのは、バジルから出た水分をすぐに吸い取ることで、緑色が飛ぶのを防ぐためです。今のところはコレが最適解。パセリも同じ要領で乾かしてますが、今年は少し失敗してしまったので、ほとんど作れませんでした。来年こそは。

22/11/24(Thu)

先日ラジオを聴いていたら80代の女性が、孫だかひ孫だかが自分の作る大根の麹漬けが大好きなので、今年も頑張って作りますという投書をしていて、コレだ!と思いました。うちの畑には大根が100本以上育ってるんですが、当然大人2人では食べ切れず、例年大量に廃棄しています。それが心苦しくて、先日もココに書いたように切り干し大根を作って少しでも有効活用しようと抗っているんですが、それだけだと飽きるのですよね。大根の保存食品といえば代表的なのは何と言っても沢庵漬け。スーパーには沢庵漬けの素が売っていて簡単に作れるんですけど、今までに何度か作ってやや飽き気味。たまには違うものが作りたい…と思っていたところでこの投書を聞き、その手があったかと思いつきました。

問題は麹漬けに使う米麹が手に入るかですが、数年前に米麹ブームがあったのが幸いし、近所の行きつけのスーパーで普通に売ってました。最近は随分下火になったので、いつまで扱ってくれるかわかりませんけど、今が良ければとりあえず良し。レシピを見ると麹漬けのネックは、麹と柔らかく炊いたお粥を混ぜ合わせ、70度で3時間キープして甘酒的なものを作る箇所なのですが、うちにある保温調理鍋がまさに適任。何の苦労もなく実行可能です。皮を剥いて二つ割にした大根を4%の塩で1〜2日下漬け後、↑の麹床に漬け込んで1〜2週間。完成までに10日〜2週間程度かかりますが、時間がかかる保存食材を仕込むのはいつもの事なので、特に面倒臭いとも思いません。放っておいたらそのうち出来るので、別に負担ではないのです。そこそこ美味しいといいなぁ…。

22/11/23(Wed)

ずいぶん気温が下がってきたので、インナーのシャツを入れ替えました。私は年間通して半袖のTシャツを着ているんですが、夏場と冬場で変えてます。冬場はTシャツの上にトレーナーなんかを着るので、外からの見栄えを気にする必要がありません。ですんで、比較的ボロくなったけどまだ着られないことはないレベルのものとか、母親が補充してくれたグンゼの白シャツなど、オッサンが単体で着ると事案になってしまうようなものを冬に着て、夏場は一般的なTシャツを着るというのがうちの衣替え事情です。

それで半年ぶり位にそのシャツを着ると、臭いんですよ。所謂典型的な加齢臭。あー、自分もオッサンになってしまったなとしみじみ感じます。この臭いの理由は簡単で、半年前に仕舞う際には勿論しっかり洗濯しているんですが、皮脂などの汚れはどんなに洗っても100%完璧にとり切れるわけじゃありません。それが半年間の熟成で酸化などの反応を起こし、臭いが出てしまうものだと思われます。1回洗濯すれば大体消えるので、衣替えの際に1度洗濯するのが正解なんですが、面倒だしどうせ1回だしとついそのまま着てしまいます。1シーズン着たTシャツは捨てるという剛毅な人もいるんでしょうが、私はそんなこと出切る筈もありません。それに臭いといっても10分もすれば鼻が馬鹿になって慣れてしまいますんで、無問題です。

22/11/22(Tue)

別に狙ったわけではないですが、うちの庭は今色んな物が干してある状態です。切り干し大根がザル2枚・風呂に入れる為のタイムの枝がザル1枚・屋内に取り込むために地上部を切り取ったレモングラスの葉がこれまたザル1枚。天日干しというのはとても素晴らしい加工方法で、放っておくだけでコストゼロで結果が得られるというのはとても魅力的です。

思い返せば母親は時々切り干し大根をひっくり返して乾燥を早めていましたが、個人的な意見だと不要です。確かに少し乾燥時間は伸びますが、1日多く干したところで別に大して違いはないわけで、それだったら余計な手間暇はかけない方が得です。ただ、夜露に当たって黴が生えるのだけは避けたいので、日が落ちたら必ず屋内に取り込むようにはしています。あと、時間によって日の当たる場所が変わるので、午後に一度干す場所を変えるのは必要。少しでも大根の廃棄を減らすために今年も頑張って干そうと思っていますが、それでも遺憾ながら廃棄ゼロにはできないのですよね、無念です。

22/11/21(Mon)

私は5〜6日に1度のペースでパンを焼いて朝食にしているんですけど、先日手元が狂って水加減を間違えました。いつもは300gの強力粉に対して水を190ml入れるんですが、その時は手元が滑りまして、210ml入ってしまいました。20mlなんて誤差だろうと思うかもしれませんが、パン生地を練る際に1%水の量が違うと結果が割と全然違います。ですが、少な過ぎたならともかく、水を多く入れ過ぎてしまったらもう取り返しがつきません。粉ごと全部廃棄して最初からやり直すか、諦めてそのまま続行するか。ドケチの私にとって前者は論外なので、仕方なく続行することにしたんですが、コレが意外に上手くいったのですよ。

一般的に水が少ないと膨らみが弱く全体が硬くなりますが、生地も固いので手にくっつかず扱いが簡単です。逆に水が多いと柔らかい生地になりますが、生地がベトベトになりますし、生地の粘土が低いので焼き固まる前に潰れて平べったいパンになってしまいます。そのちょうどいい塩梅を狙う一番のポイントが水の量で、今までは190mlがベストだと思っていたんですが、どうも210mlの方が良いっぽいと判明しました。生地は柔らかくなりますが、コレくらいだったらぎりぎり潰れません。

料理の中でもパンを自分でパンを焼いているというとかなりの確率で驚かれるんですが、もう10年近くこの生活をしているので、特に面倒臭いとも思わなくなってしまいました。逆に理想のパンを探してあっちこっちのパン屋を放浪する方が自分にとっては面倒臭い。あるパン屋で見つけたパンが、理想に近いけどもう少し塩気を抑えて発酵は強めで…とか思っても、パン屋でオーダーメイドするわけにもいきません。他の店で理想のパンを見つけたとしても、そのパン屋が家から車で1時間なんて事もあるわけで、年に一度の特別の日ならともかく、毎日のパンを継続的に買うのは辛い。ということで、結局自分好みのパンを自宅で焼くのが一番手っ取り早いと思うのですよね。

22/11/20(Sun)

大根がいい感じの食べ頃になってきました。うちではこれからの時期おでんが常備菜になるんですが、正直それだけでは食べ切れません。あちこちに配り歩くことを考えて、父親が毎年200本とか植えてしまうので、あげてもあげても余るのです。今年は結構強めに説教をして、半分は寒くなるギリギリまで種植えを待ってもらい、収穫時期をずらすことで少しでもロスを少なくしようとしているんですが、今までの経験則上それでもかなりの数を無駄に捨てる事になると思います。大体この時期、うちの近所で畑を持っている人ならかなりの確率で大根を植えるので、あげてもあんまり喜ばれないんですよね。むしろうちでも作っていて沢山あるから要らないと断られる事の方が普通。

ただ、私もせっかく作った大根を無駄に捨てるのは心苦しいので、大根採れはじめと同時に切り干し大根を作ることにしています。ザル一枚が大体大根2本分。常にザル2枚が稼働している状態にしておき、干し終わった端から新しい大根を収穫してきて干します。一般的に切り干し大根は太めの千六本に切って干す事が多いのですが、カッターを持ってない私がその切り方をするのは面倒臭いため、皮を剥いて半分に割ってから厚めの小口切りにし、半月型で干します。食感だけ考えたら少し水分を残す方が良いのですが、今回は保存重視でカラカラにします。それを蒸れないように玉葱保存用のネットに入れ、玄米貯蔵用の冷蔵庫の隅で保存し、大根オフシーズンに少しずつ消費するスタイル。

ちなみに大根の葉っぱは畑に捨ててきます。大根が1本や2本なら葉の一枚まで無駄なくフリカケなんかにして食べますけど、コレだけ大根が多いと正直葉まで食べてられません。また、同じ理由で皮も捨てます。刻んで胡麻油で炒めたりするとそれなりに美味いんですが、もう見るのも嫌になるレベルで作ったので、もったいないけど要りません。畑の肥やしになるので、完全に無駄になっているわけではないと思いたいですね。

22/11/19(Sat)

私は庭に料理に使う為のハーブ類を結構植えてまして、バジルなどの一年草はそろそろ寒さで枯れるんですけど、タイムやローリエなどの多年草はこの時期に剪定を施します。一般的な樹(マツやカシなど)の切った枝は畑に持って行ってまとまってから焼却処分するんですが、ハーブの枝はただ焼くのはもったいないので、有効活用の一環として風呂に入れてます。というか、使用量的には99%を風呂に入れて、1%を料理に使っている感じ。正直勿体ないとは思いますが、タイム・ローリエ・ローズマリーなどは一度に使う量が知れたものなのに、放っておくとすごい勢いで繁茂するので、料理屋を何十件単位で経営でもしていない限り使い切るのは不可能です。

とはいえ、育てられるスペースがあって料理がそこそこ好きならば、ハーブ類を一通り育てておくのはおススメです。苗は数百円で買え、適当に世話をしていれば死ぬまで無限に使えます。ハーブ類って店で買うとほんのちょっぴりでアホみたいな値段がしますし、使い切るまでの保存期間で香りが飛びます。裏庭に生えていればいつでもいい状態で使えるのは自作ならでは。今回採ってきた枝は数日間天日に晒して乾燥させた後、ポリ袋に入れて保存します。あとは入浴時に風呂に突っ込むだけ。元々始末に困る位あるので、一回にたっぷり使うと自分がスープの出汁になったような気がするのは難点ですが、結構いい気持ちになれますよ。

22/11/18(Fri)

かなり寒さが本格化してきたので、うちの定番である寝袋in布団を発動しました。もう10年以上やっているこのスタイル、めっちゃ温かくて最高なのに、他でやっている人を聞きません。わざわざ寝袋を買ってやるのはハードルが高いですが、少し前までのアウトドアブームで寝袋を買ってしまったけど今は熱が冷めて死蔵してるという人には最適のメソッドだと思います。

やり方は簡単で、普通に敷いた布団の中で寝袋に入るだけ。コレの何が素晴らしいって、暖気が全く逃げない点です。普通の布団は動くと多かれ少なかれ敷布団と掛布団の間から温かい空気が逃げますが、寝袋は文字通り袋になっているので、特に足側からは全く暖気が逃げません。人間の身体は常時36〜37度の熱を発しているので、行き場を失った熱で寝袋の中はすぐに暖かくなります。このおかげで真冬でも電気行火or湯たんぽといった外部熱源は基本的に不要です。デメリットは寝袋を洗うのがやや面倒な事と、トイレに行くときにやや手間取る点です。ただ、最近の寝袋はネットに入れれば普通に洗濯機で洗えます。以前の手洗いで大変だったのは洗う事よりもむしろ絞る事でしたが、洗濯機を使えば脱水まで自動でやってくれるので、とても簡単になりました。トイレに行くのに手間取る点ですが、流石に手間取り過ぎて事故が起こるレベルで大変ではないので、まぁ誤差の範囲内です。というわけで、寝袋を持っていたら是非寝袋in布団はおススメしたいですね。

22/11/17(Thu)

私はANAの株を少し持ってまして、よほど業績が悪くない限りは毎年飛行機に半額程度で乗れる株主優待券が送られてきます。以前はそれに加えて配当金もあったのですが、最近はコロナのせいで航空業界絶不調の為ずっとゼロです。また、以前は結構便利に使っていた株主優待券ですが、実は早割の方がずっと安いので、前々からスケジュールが決まっている場合は株主優待券を使わない方が安くあがってしまいますんで、もうずっと株主優待券は使わずに金券ショップで売ってます。とはいえ、ここは田舎。10km以上離れたところまで車を出して金券ショップに株主優待券を売りに行くのは面倒臭い。ですんで私は換金率の良い都内の金券ショップに郵送して換金しています。切手代と振込手数料がロスしますが、それでも換金率の悪い田舎の金券ショップを使うよりはこっちの方が得なのです。それでも以前の1/3位の価格でしか売れなくなってしまいましたが…。

その時使う切手はここぞとばかりに古い切手を使います。最近は手紙や封書を出す機会がめっきり減ったので、以前買い貯めた切手が余っています。うちではそれを100円ショップで買った薬用の間仕切りの沢山ある箱で額面ごとに保存しているんですが、郵便料金値上がり前の50円や80円の切手はますます使い道がありません。数円の切手を足して使うよりも、元から63円とか84円の切手を使う方が楽なので。ですんで今回の様に簡易書留という少しお高い料金の郵便を出す時は、使いにくい切手を処分する絶好の機会です。ちなみに、5円の手数料で換金というのは本当に最後の手段。多分一生やりません。

また、この場合は相手に気を使う必要が全くないので、封筒も郵便番号の枠が現行の7つではなく、3つや5つのものを優先して使っています。(滅多に書かないけど)友人へのお手紙とかでは流石にこういう封筒は使い辛いので。使い辛いといえば1枚で済む63円や84円の切手も使い辛いものがあります。それはお年玉付き年賀はがきの当たり切手。うちの新しい切手はほぼ100%コレになっているのですが(父親が相変わらず結構な数の年賀状を出すため)、その年の切手ならともかく、それ以前の切手は干支が絵柄になっているために使い辛いことこの上なし。しかも一周して12年経つと高確率で値上がりしており、その時には単体では使えなくなっているという罠。封書・切手関係は断捨離を進めたいんですが、使う機会が激減していてなかなか進まないというのが痛い所です。

22/11/16(Wed)

うちの大根が食べ頃になるのは多分11月末からなんですが、いちはやく親戚から大根を貰ってしまったので、今年初のおでんを仕込みました。おでんは練り物を一品ずつ買うと結構な値段になってしまうので、私がいつも使っているのはセット種です。プラス追加で蒟蒻と冷凍鶏肉団子。卵は大好きなんですが、入れると父親があっという間に食べてしまってむかつくので、入れません。

大根の皮を剥き、適当な大きさに切ったら鍋に入れ、水ひたひたで点火。沸騰したら弱火に落として約5分、竹串がスっと刺さる程度まで火を通します。ココで食べやすい大きさに切った蒟蒻投入2分。本当は別に湯を沸かして下茹でする方が丁寧なんでしょうけど、ガス代がもったいないので一緒に茹でてしまいます。時間が来たら茹で汁を完全に切って中身を保温調理鍋に移します。おでんセットと冷凍鶏肉団子を適当に入れ、おでんセットに入っていた顆粒だしと指定の水を注ぎます。経験則上これだけだとちょっと薄いので、追いカツオ顆粒だしを追加。沸騰したら弱火に落として5分煮た後、保温モード1時間で完成です。感想:不味くしようがない安全牌。手を抜ける所は抜くのがモットーなので、以前大根と蒟蒻の下茹でを省いてみたのですが、絶対にココは省かない方が良いです。下茹でをしない大根は味が沁み辛いですし、蒟蒻は臭みが残ります。

うちの大根が採れるまではもう少しありますが、採れはじめたら多分春先までおでんは常備菜となります。特に今年は去年までと違い、大根の一部を時間差でぎりぎり遅く植えたので、例年より多少長く大根が採れる予定。ですんで、下手したら3月位まで延々食べ続けていそうな気がします。まぁ、好きなんで無問題ですが。

22/11/15(Tue)

先週末の雨からこっち急激に気温が下がってきているので、寒さに弱いレモングラスは今年度店仕舞いです。レモングラスはイネ科で見た目はススキだけど、強いシトラスの香りがするという変な植物です。夏〜秋にかけては植えておくだけでほぼ無限に生え続けるミントと一緒に煮出して冷やし、水分補給用ドリンクとして大活躍しました。ミントもそうですがレモングラスのメリットは、高い繁殖力で摘んでも摘んでも生えてくる点と、多年草なので世話をして枯らしさえしなければ無限に使えるという点です。実際ミントはDAISOで買った50円の種から生えた苗を5年以上使ってますし、レモングラスは確か200円で買った苗が今年3年目です。50パック150円の麦茶も大概コスパが良いですが、このミントやレモングラスには勝てません。ペットボトルのお茶とか、アホらしくてこの20年以上買ったことありません。

ミントは冬場になると地上部分は枯れますが、そのまま放っておいても根は普通に冬越しできます。ですが、レモングラスは気温が氷点下に下がると死ぬので、冬場は屋内管理が基本です。うちの場合、鉢側面にエアパッキンを巻いて断熱し、上からポリ袋をふんわりかけて紐で縛った状態で、自室の窓内側の日当たりの良い場所に置いてあります。ポリ袋をかぶせてあるので水遣りは1か月に1回程度。土の表面がカラカラになったのを見て遣ってます。ただ、このレモングラスも3年で随分大きくなり、鉢がパンパンになってしまったので、春になって外に出す前にいったん鉢から取り出し、周囲を削って株を小さくする予定。一回り大きな鉢に植え替えても良いのですが、もうこれ以上レモングラスがあっても使い道が無いので、同じ鉢に植え替えようと思っています。ついでだから鉢の中で根がパンパンになっていると思われるミントも一旦取り出して整理しないといけないかもしれません。

22/11/14(Mon)

畑の白菜がいい感じになってきたので、とりあえず今年一弾目の浅漬けでも仕込むかと、2玉採ってきました。こういうのは買うと結構高いんですけど、自分でも簡単に作れるので、時間とスペースがある人は自作がいいと思います。簡単ですしね。採ってきた白菜は根元を中心に軽く洗ってから6〜8つに割ります。今回は採れはじめでまだ常識的な大きさの玉だったので6つにしました。根元だけ切れ込みを入れてあとは手で割く流派もありますが、先の方がボサボサになるのが何となく嫌で、私は全部刃物で切ってしまいます。味には全く関係ないんですけど。

ここでザルに広げて丸1〜2日天日干し。全体がしなっとしたら重量を量り、その3%の塩をすり込みながら漬物樽に詰めていきます。白菜の2倍の重さの重石をかけて1〜2日。水が上がってきたら重石を半分にして3〜4日。最後は本漬け。全部取り出してよく絞ってから重量を量り、1%の食塩と鷹の爪・昆布などのフレーバー要因を加えて再び重石をかけます。あとは数日待てば完成。最短でも1週間コースですけど、その間は基本放置なので、特に面倒臭いという感覚はなく、気が付いたら出来ているという感じです。うちでは周囲にあげまくっても結果的にかなりの量を腐らせるレベルで白菜を作っているので、冬場は毎日白菜尽くしになるわけで、定番のお浸し・水炊きだけだと飽きるんですよね。そんな中での白菜浅漬けは貴重です。

22/11/13(Sun)

今日は知り合いのおっちゃんにタッパー一杯のヒイラギ(魚)を貰いました。正直処理が面倒臭いのでそんなに嬉しくはないですが、貰えるものは全て貰って無駄なく食べ切るというのが私のモットーなので、美味しく調理します。東京に住んでいた頃、スーパーの鮮魚売り場などではまず絶対に見かけなかった魚がこのヒイラギです。多分東京湾でも簡単に釣れるんでしょうけど、関東には食べる文化が無いのですよね。体長はせいぜい5cmで鯵を平べったくして体高を高くした感じ。全身にぬめりがあって鱗はほとんどなく、骨がやたら硬い。身質は太刀魚系ですが、なにせ小さくて薄い魚なので、食べる所は殆どありません。ネットで見ると刺身が美味いと書いてあったんですが、正直刺身にする労力が半端ないので、やろうと思ったことすら私にはないです。

一番簡単なのは腸だけ抜いてお吸い物にすることですが、何となく今日はそういう気分じゃなかったので、ネットでも定番とされている南蛮漬けにしました。ポイントはただ一つ、二度揚げすることです。とにかく骨がクソ硬いので、身を美味しく食べられるレベルで揚げても、骨が口腔内に刺さって全く美味しくありません。あと、頭は頑張って揚げても何かジャリジャリするので、私は思い切って全部外します。後頭部から腹びれラインでバッサリ頭と胸びれを切り落とし、同じ刃先で腸を押し出し軽く洗います。あとは小麦粉をつけて揚げるだけ。160度5分×両面で骨まで火を通した後、180度1分×両面でカリッと仕上げます。最後に適当に作った南蛮酢に漬け込んで完成。感想:普通に美味い。美味いんだけど、正直コレでもかけた労力とみあっているかといわれると微妙。あと、揚げ油が猛烈に汚れるのも何となく嫌。やっぱり普通に鯵やサバを貰う方が嬉しいですね。

22/11/12(Sat)

私は毎朝5:15に目覚まし時計をセットしているんですが、起床後顔洗ったり朝ご飯を食べたりして朝のルーティンがひと段落つき、仕事パソコンの前に座るのが大体8時頃になります。自分では何一つ無駄な動きをしていないと自負しているのに3時間弱。毎朝ルーティンで映画一本みられる時間を費やしていると思うと、空恐ろしくなります。やっていることをザっと挙げてみると、顔洗う・新聞折り込み広告チェック・エアロバイク40分・畑で今日のサラダに使う葉物を採ってくる・軒下鉢植えの水遣り・庭を一周して落ち葉拾い・朝ご飯・タオルやテーブルクロスの交換(土曜日のみ)。

エアロバイクの40分は確かにまとまって大きいですけど、それでも3時間弱の中の40分ですから、数字にすると1/4以下です。畑も採るもの採ってすぐ帰ってくれば良いんですけど、採ったレタスの畝の中にペンペングサの穂を見つけてつい抜かずにはいられなかったり、もう終わりかけた茄子の枯れている枝を剪定してみたり、そういう事をしてしまうのが駄目なのかも。朝食はパン焼いて、作り置きの焼き芋を温め、デザートの柿を切って、牛乳を注ぐだけなんですけど、パンを焼くのに8分かかるので結局最初から最後までだと20分はかかります。時々学生さんや若い会社員なんかが、起きてから家を出るまで15分なんて言うのを見ますけど、それはその背後で母親なり配偶者なりが色んな段取りをしてくれているからこそなわけで、私はそういうのを見てあんまりいい気分はしません。朝ごはんもちゃんと作ればそれなりに手間と時間がかかるのに、それを流し込むように口に入れて出かけられたら、普通はちょっと悲しいんじゃないですかね。まぁ、他人事ですから私が何か言うような事でもないんですけど。

22/11/11(Fri)

11月にあるまじき気温の高い日が続いていますが、それでも流石にもう使わないだろうという事で、今年も散々お世話になった空調ベストを片付けました。ファンユニットを本体から取り外した後、本体は洗濯。あとは定位置に仕舞うだけなのですが、今年はもう一つやることがあります。うちのはファンが4つ付いているタイプなんですけど、そのうち一つがシーズン半ばで回らなくなっていました。シーズン中は3つ動くからまぁいいやとそのままにしていたんですが、いい機会なので調査してみる事にしました。

本体に固定してある爪を折らないように注意しながら先の尖った千枚通しで、注意深くファンの裏蓋を外した後、通電してファンを回します。そのまま怪しい所をグリグリ回していくと、特定の部分を動かした時だけファンが回るのを確認したことで断線個所を特定しました。この部分を切り詰めてはんだ付けをやり直し、シュリンクチューブで絶縁してから元に戻せば完成。半田もシュリンクチューブも手持ちがあったので、簡単に修理出来ました。

こういう電気製品の故障原因の95%以上は断線とスイッチの接触不良ですんで、この二つを自分で直せれば、電気製品の寿命は5〜6倍に伸びると個人的には思っています。また、断線はどこでも起きるわけではなく、ほぼ100%の確率で本体やジャックの付け根など使用中に曲がりやすいところで発生するので特定は難しくありません。特定さえできてしまえばあとの作業は簡単です。スイッチの接触不良の場合は接点を磨いてやれば大体復活しますけど、マウスの接点の様に小さくてブラックボックス型になっているものは難しいです。こういう場合は部品を交換するしかないので、私はなるべく毎回同じ製品を買い、使えなくなった後も部品取り出来るようにとってあります。まぁそれでも駄目な時は駄目なので、そうなった時に初めて新しいのを買うのが選択肢に出てくるって感じですね。

22/11/10(Thu)

今年の終わりが見えてくるこの時期、毎年かなりの確率で考える事があって、それは“クリスマスプレゼントが貰えるとしたら(貰えませんけど)、何が欲しいか”や“年末ボーナス10万円を使うとしたら何を買うか”という問題です。そしてしばらくの間折に触れて考えた結果、特に何も無いなというのがいつもの結論です。最近すっかり物欲が枯れ果てまして、日々の食材や洗剤・トイレットペーパーなどの消耗品を除けば、ほぼ買い物をすることが無くなっています。とはいえ、自分では特に節約している意識もなく、例えば先日ウォーキングを止めてこれからはエアロバイク漕ぎにしようと決めたら、割と即決で3万超のエアロバイクを買ってましたし。

食には興味があるので、年末くらいはいつもよりちょっと良い食材を買って何か作ろうかと思う事もあるんですが、身も蓋もない事を言ってしまえば、腹八分目で空腹状態を維持すれば何だって美味しく食べられるわけで、そこをわざわざ使い慣れない食材を買って上手く調理できないリスクを負う必要もないかなと思ってしまいます。衣食住の中で衣は一番興味がない分野で、人前に出る場合は最低限相手を不快にさせない清潔感があればいいと思いますし、そうでなければ適当に家にあるもので済ませれば、多分平均寿命を大きく超えるまで生きたとしても、使い切れない服が今でも手元にはあります。住は食に次いで興味がありますが、DIYで弄れるところはほぼ弄り切った感があって、工具類は興味ありますが使う新たに買っても機会が無いのですよね。やっぱり趣味は料理の様に結果が消えるものでないと、棚なんかはスペースの都合上、売りでもしない限り無限に作り続けられるわけではないのが痛い所です。

22/11/09(Wed)

畑の白菜がまだ結球はしていないものの葉を外から1〜2枚千切って使う分には問題なくなってきたので、今シーズン初の水炊きをしました。とはいえ、父親と二人なので大掛かりなものではなく、一人用の土鍋を使って卓上でのカセットコンロを使った追加加熱も無し。ガス代で全部仕上げて食卓に持ってくるスタイルです。出汁は昆布。昼食後のタイミングで500mlの計量カップに8分目程(適当)の水と昆布を入れ、夕食までの5〜6時間でじっくり出汁をとっておきます。コレを火にかけ、行きつけのスーパーで安く売っている鶏もも肉のぶつ切りを150gほど投入。弱火で15分ほど煮込みます。ちなみに今回は約600gのパックで買ったため、残りは150g×3に小分けして冷凍しておきます。コレであと3回買い出しに行かずに水炊きが作れます。

鶏肉がいい感じになったところで野菜を加えます。今回は白菜1枚・水菜少々・春菊少々の3本立て。白菜は予め火の通り辛い軸の白い所を切り出し、一口大に切って鶏肉を煮込むタイミングで加えてシナシナにしておきます。他の葉物は食べる直前に入れて余熱で火を通す感じでOK。つけ汁は醤油と酢を半々に混ぜたものを水炊きの煮汁で適当に伸ばしたものを使い、薬味として大根おろしを添えれば完成。感想:普通に美味い。今は鍋キューブ的なものが各種売られていて、手軽に色んな鍋を楽しめますが、個人的にはこのシンプルな水炊きが好きです。入れるものは本当に何でも良くて、ちょっと懐が温かければボイルホタテ貝を入れるのがお気に入りですし、今回は入れませんでしたがエノキダケを加えても美味しいです。ちなみに〆はうどんとかおじやが定番ですが、私は翌日までとっておいてお粥にするのが好きです。水炊きを食べながら普通にご飯も食べるので、〆の炭水化物を摂ると明らかにカロリーオーバーになってしまうので。まぁ、たまにはいいんじゃないかとも思いますが、無理して食べて苦しくなるのはアホらしいので、大体翌日に回すことが多いです。最早大食いを喜ぶような年齢でもないのですよ。

22/11/08(Tue)

フローリングの自室で座卓にパソコンを置いて仕事をしているんですが、これからの季節は座布団onフローリングが洒落にならない程寒いので、色々と工夫をしています。まず第一は座布団の下に毛布を敷く事。就寝時に使っているアクリルの毛布は当然ながら日中遊んでいるので、それを有効活用します。毛布を四つに折って座布団の下に敷く事で、下からの冷気はほぼ完全にシャットアウトできます。

次に膝掛け。男性はあんまり使っていないイメージですが、この膝掛けが馬鹿に出来ない程効きます。使っているのは膝掛け用の小さな毛布ですけど、うちではコレを2枚使います。2枚の膝掛けを安全ピンで縦に繋ぎ、片方を膝に掛け、もう片方を腰に回して後ろをカバーします。コレが非常に優秀。普通膝掛けというと膝中心に体の前をカバーするものですが、体の後ろ側・腰も実はかなり冷えます。膝掛けを後ろに回すことでここを守ります。ちなみに安全ピンで接続するのは、単体で腰に毛布を回してもすぐにずり落ちてしまうから。安全ピンで前の膝掛けと繋ぐと、毛布があんまりずり落ちなくて便利です。あれだけ暑かった夏に不満たらたらだった今年ですが、もう既に寒さが嫌になってきています。早く暖かくなりませんかね。

22/11/07(Mon)

冬の庭木剪定今日の一本はアラカシです。樫の一種で、典型的なドングリが沢山実るのが特徴です。庭木の剪定は樹種によってそれぞれ面倒臭いポイントがありまして、マツだったら松葉が皮膚に刺さって痛い&刈り込み鋏で一気に作業が出来ないので、ひたすら面倒臭いなどですが、アラカシの面倒臭いポイントは主に二つあります。1. ドングリの回収が面倒臭い。脚立に上って剪定し、切った枝は下に落としていくんですが、その時の衝撃でかなりのドングリが枝を離れて地面に落ちます。枝を拾うのは簡単ですが、ドングリは小さいので回収するのが非常に面倒臭いです。地面が土だったら土に還るまで放置すればいいんですけど、うちはアラカシの下が一部砂利になっていて、そういう場所のドングリは回収せざるをえません。最初からブルーシートか何かを敷いておけばいいじゃないかと思うかもしれませんけど、話はそんな簡単じゃないです。単純な平地に生えているのならまだしも、うちの場合アラカシの根元は岩・低木・グランドカバーの草類などが複雑に入り混じっているので、ブルーシートを敷くのも一苦労。また、障害物が多過ぎて一度では敷き切れないので、剪定途中に樹から降りてきて敷き直さなきゃいけなかったり。面倒臭いので、もうブルーシート無し・後でドングリ回収の方がマシな気がしています。

2. 樹質が硬い。樫は木へんに堅いと書くように、非常に堅いです。普通の剪定鋏なら大丈夫ですけど、込み合った所に突っ込んで使う先の細い剪定鋏は割とすぐに刃が折れるんで、使用NGです。また、普通の剪定鋏で他の樹なら楽々切れそうな太さの枝が全然切れず、途中で止まってしまうこともしばしば。結果ノコギリを多用することになるんですが、他の枝が邪魔をしてノコギリを動かせないことも少なくなく、その場合は本命の枝を切る前にその作業の邪魔になる枝を予め切っておく必要があったりします。でも、その邪魔になる枝は前提的に見ると切らない方がいい場合もあって難しい。そんな遠回りな作業が多くなって面倒臭いです。

ちなみに、樹種にもよりますが切った枝は3日で軽トラの荷台が山盛り満杯になる量があり、全部で60日コースと仮定すると軽トラの荷台20杯分になります。こんなのいちいちゴミ袋に詰めて可燃ゴミの日に出せる筈もなく、畑での野焼きが黙認されている田舎に住んでて良かったと思います。以前東京にいた頃住んでいたアパートの庭木をボランティア剪定していたんですけど、剪定した枝を小さく切ってゴミ袋に詰める作業は、剪定そのものの3倍位の時間がかかっていました。有料ゴミ袋の料金はともかく、軽トラ20台の枝にそんな作業はやってられません。野焼きは厳密には駄目ですが、周囲に人家の無い畑のど真ん中で、ビニールなどを絶対に入れず枝など燃やしても異臭がしない物だけを厳選して焼いているので、見逃してほしいと思ってます。

22/11/06(Sun)

今年は11月に入ってもまだ最高気温が25度とかいう日が続き、いまだに麦茶を作っているのが信じられません。父親が子供の頃は11月に入ると霜が降りていたということですが、コレも温暖化のせいなんですかね…。暖かいと身体は楽なんですけど、色々不具合が発生します。その一つが畑の雑草がとにかく酷い事。大根やキャベツの畝がペンペングサに覆われて大変な事になっています。

去年はここまで酷くなかったと思うんですけど、ことしはとにかく大根を作っているんだかペンペングサを作っているんだかわからない状態で、流石にコレだけはびこってしまうと本体野菜の光合成や栄養の摂取面で問題が起きそうなので、草むしりを強いられています。ですが、現在年末に向けて庭木の剪定もしなきゃいけない都合上時間がとれず、仕方がないので1日30分何とか絞り出して作業中。ただ、庭の草むしりと違って畑の草むしりは物凄いアバウトでいいので、気は楽です。庭はそれ専用にしているドライバーで根まで完全に駆逐していくのが基本なので、草の密度によっては1時間で1平方メートルしか処理できないこともありますが、畑の場合は本体が負けない程度に雑草を抑制すればいいので、背の高い雑草を中心に手でザクザクむしっていくだけでよく、処理面積だけ見ると庭の10倍以上の速さで処理できます。主力の大根・白菜・キャベツが採れるようになれば、食卓もかなり潤いんですが、残念ながらもう少しかかりそう。順調にいけば11月末には大丈夫だと思うんで、そっから先はおでん常備の日々が始まると思います。

22/11/05(Sat)

昨今の事情で光熱費が爆上がりしていて、こんなに上がるものなのね…と半ば困惑しています。私は毎月の使用量と料金をgoogleのスプレッドシートで管理しており、対前年比とかすぐに分かります。それによると、使用量がほぼ同じで料金は2〜3割増し。ギリギリの家庭は洒落になってないだろうなと思います。

そういえば少し前にオール電化住宅がもてはやされた時代がありました。時代はオール電化とか言って、新築住宅の広告を見るとオール電化が売りになってました。当時は全部電気に統合することで光熱費も圧縮できるという触れ込みだったんですけど、あれから多分5年も経ってない現在、結果論から見ると多分オール電化にしない方が正解だった気がします。現状だと多分ガスの方が少しだけ安いんじゃないでしょうか。最近ではオール電化の広告自体全く見なくなりましたし。それに災害対策という面から言っても、インフラを電気とガスに分けておくのは重要だと思われます。全部電気にしてしまったら、電気が切れたら何にも出来なくなります。電気orガスのどちらかが生きているだけで出来る事の幅はぐっと広がりますし。個人的には太陽光パネルにも興味があって、自室の灯り&パソコンを自給自足するコンパクトなパネルがあったらいいなと思うんですが、パネルはともかくバッテリーが結構高くて躊躇してしまいます。災害対策を考えるなら買う一択なんですけどね。

22/11/04(Fri)

庭木の剪定は1日1時間のレギュレーションで基本毎日実行中です。今回はうちの庭で多分一番高いクロガネモチの剪定。数年前にバッサリ伐ったんですが、それでも天辺だと5〜6mはあって非常に危険です。私自身はどちらかというと高所恐怖症気味で、吊り橋とか絶対にノーサンキューの人間なんですけど、高所での剪定作業は何故か平気です。枝など捉まる場所が一杯あるからでしょうか、謎。とはいえ、捉まった枝が折れる可能性もあるわけで、落ちたら運が良くて手足骨折コースですから、一瞬たりとも気を緩めることはできませんが。

以前ココにも書きましたが、私の剪定の順番は基本的に端から機械的に、です。同じ樹種はまとめて…とか余計な事を考えていると、剪定するのが憂鬱な樹がどうしても後回しになってしまい、モチベーションが駄々下がるので、何も考えずに端から順番に伐る事にしています。ただし、制限時間1時間というのは意外に短くて、大物だとその時間内に2本は無理です。ですんで、その場合は順番を少し入れ替えて、大物と少しスキップした先の低木を組み合わせ、何となく1時間で収まるように工夫しています。それに大物で途中中断すると、樹から降りて翌日また上ってという余計な労力が発生しますが、小物は地上に立っての作業になるので、途中中断でもロスが発生しないというメリットがあります。タイムアップになっても、小物だったらその場で作業を終了しても大丈夫ですんで、多少の順番入れ替えが作業効率のアップにつながっています。

作業をしていると興がのってきて、少し延長しても良いんじゃないか?と思う事がありますが、よっぽどでなければ1時間で作業は終了し、延長はしません。それをやっていると延長が当たり前になってしまい、長期的に見ると疲れるしモチベーションが落ちていくしであまりいい事がないと感じているからです。もう少しやりたい、と思った所で止めているから、次の日も楽しく作業できるというのがあるので。まぁでも、庭なんてよっぽど好きじゃなきゃ無くても良いと思います。そんなスペースがあるのなら家庭菜園にするか果樹を植えた方がよほど生産的でオススメですね。

22/11/03(Thu)

整理整頓大事と先日ココに書いたばかりですが、私だって人間だもの、中には例外もあります。その最たるものが、庭仕事用のウェストポーチに入れてある折り畳みノコギリです。納戸で見つけて使っていたんですが、長年使って切れ味はほぼありません。今時のノコギリはカッターナイフの様に替刃式になっているのが主流で、そういうのは刃を交換すれば新品になるんですけど、このノコギリは古過ぎて刃を交換するようになってません。切れなくなったら研ぎ直すタイプなんですけど、流石の私もノコギリの刃研ぎは未経験ですし、一見して面倒臭そうなのでやるつもりも無いです。替刃式のノコギリも持っているので、正直このノコギリを処分せずに持ち続ける意味は皆無なんですが、何となく捨て難くてそのままポーチの中に入れてあります。

自室の本の類も割とそんな感じで、もう多分読まないだろうなぁ…というような雑誌類も、発行日順にキレイに並べてあったりすると、何となく捨てられません。それでスペースが無くなるんだったら断捨離になるんですけど、うちの場合は無駄に広いのでどうとでもなってしまうため、愛着のある物は割と捨てられない傾向にあります。とはいえ、台所関係・工具関係・衣服類などはかなり厳格に断捨離を進めているので、全体的には結構きれいな家といえるんじゃないかと自負してます。必要に迫られればまだまだ絞れるんですけど、そこまでがっちり断捨離してその先に何が見えるかと考えたら、まぁそこそこ出良いんでないかい?と思ってます。

22/11/02(Wed)

納豆を食べるのに使っている小鉢を、父親が落として割ってしまいました。それ自体は別にどうという事もないんですが、次の瞬間に“100均で新しいの買ってくる”というコメントに私大反対。順番が全く違います。まずすべきは直せないかどうかの検討です。破片が1〜2個で軽く欠けた程度なら十分に修復可能。ですが、今回はかなりバラバラに砕けてしまったので、一見して修復は無理でした。次に考えるべきは、同じような器が家にないかどうか。うちの場合、祖父母の代からかなりの器をため込んでいます。私が断捨離の一環で相当数捨てたんですが、全く使ってないけど一応とってある食器の為に専用の食器棚が丸々一個あるレベル。そこを見れば大体のスペアはあるのでまずはそれを確認すべきです。

ですがうちの父親、どうもコレ系の作業を嫌がる傾向にあるんです。探すのが面倒くさいから新しいのを買ってきてしまえという人です。工具や接着剤なんかも、それ持ってるやん…というのを買ってきてしまうケース多数。マジで無駄だと思います。私のやり方としては、とにかく家にあるものは整理整頓を徹底し、〇〇が欲しいとなった際にはどこか一か所定位置を探せばいいだけにしておきます。そこを探して無ければ家中のどこにも無いという状況にすれば、探すのが面倒なんてことはありません。ダブって買う事が無くなれば、商品の代金と買いに行くための時間が節約できて二重にお得。また、整理整頓することで適正数が把握できるので、それ以上の物を外から貰った場合には入れ替えるなり他人に回すなり最悪捨てるなりして、それ以上物が増えるのを防ぐことが出来ます。毎日を快適に過ごすための第一歩は整理整頓、マジで大事だと思います。

22/11/01(Tue)

いつものようにスーパーに買い物に行くと、メバチマグロの血合いがトレイ一杯100円で売っていたので喜んで買ってきました。東京に住んでいた頃の行きつけスーパーでは、大体いつもこの血合いが売っていて結構な頻度で買っていました。東京の人はアホみたいにマグロが好きなのでアラの出る頻度も高かったんですが、こちらでは東京ほどマグロは食べないので、アラを売っている頻度も低いです。週一ペースでスーパーに通う私が、4〜5回に1回遭遇するくらいのペースです。

買った血合いはほぼ100%ニンニク醤油の漬け焼きにします。一口大に切った血合いを20分ほどニンニク醤油に漬け込んだ後、網に乗せてしばらくそのままにして水分を切ります。ペーパータオルを使えば早いんだけど、なるべく消耗品は使いたくない主義なので。ココに薄く小麦粉をはたき、油をひいたフライパンで両面焼き色をつけつつ中まで火を通せば完成。感想:魚というよりはどちらかというと肉に近い食感。ニンニクを使わないと血合いの癖が厳しいんですけど、ニンニクを合わせることでその癖が旨味に変わる感じ。単体だとかなり脂っこいので、千切りキャベツなんかと一緒に食べると丁度いいんですが、残念ながらうちの畑でキャベツが採れはじめるのはまだ1カ月以上先。仕方がないので単体で食べますが、それでも十分美味い。いつも売っているわけではないのが難点ですが、見つけたらぜひ買って作って欲しい一品です。

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