2025年8月 | |
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25/09/07(Sun)9月に入っても相変わらずの暑さで当然食欲は落ちてます。しかしだからといって食べないと体力が低下しますます食欲が落ち…という負のスパイラルに入り込んでしまうので、暑い時期の食事は半ば薬だと思って無理やりにでも食べる事にしています。でもたまにそれも嫌になる事がありまして、そんな時の最終兵器が冷や汁ご飯です。うちの地方には冷たい味噌汁をご飯にかけて食べる習慣なんて無く、亡き祖母なんかに見せたら多分呆れられると思うんですが、そんなの関係ありません。 お椀に適当な量の味噌を入れ、水で溶かします。最終的にお椀一杯の量にするんですが、最初から水を全部入れると味噌が溶け辛いので最初は少量の水で味噌を練ってから二段階で水を入れると上手くいきます。出来たらあらかじめ作って冷蔵庫でよく冷やしておくのが良いです。キュウリを適量小口切りにし、塩で揉んで↑に入れます。最後に庭で大葉を摘んできて細かく刻んで準備完了。あとは冷ご飯に味噌汁をぶっかけ、上から大葉を散らして完成。感想:コレでも食べれなければもう病気です。スルっと食べられて、私の中では夏バテ最終兵器となりつつあります。 25/09/06(Sat)親戚が梨を送ってきてくれまして、ありがたいんですが割ってみるとかなり高確率で蜜症が発生してしまってます。リンゴの蜜症は甘さの象徴として珍重されますが(でも実はあんまり甘さとは関係ないらしい…)、梨の蜜症は持ち味のシャリシャリ下歯応えを殺してしまうので駄目とされてます。実際私も割って果肉が透明だとがっかりします。歯触りが無くなってて明らかに美味しくないのですよね。 まぁでも、自分でも色々果樹を育ててみて大変さはよく分かるつもりです。梨は育ててませんけど、例えば無花果。無花果は難易度が低い果樹なので甘い実を作るだけならそんなに難しくないです。でも、すぐに鳥に狙われて傷が入るのでそれを防いだり、左右対称の形がよくて全体的に均一に色付いているのを選んだり、販売を考えると難易度が上がりますし正規の値段で売れないB品も一杯出てきます。この梨も多分農家の人は蜜症が出ているのは分かっていると思うんですが、ぱっと見が綺麗なんで正規の値段を付けて出したんだと思います。私だったら次は買いませんけど…。他人に送ると不満のフィードバックがされ辛いのが問題だと思いますね。 25/09/05(Fri)台風一過の朝いつもの様に畑に行くと、予想通りキュウリとインゲンのネットが倒れていました。今回の台風は雨台風で風は大した事がないとの予想だったので、大丈夫なんじゃね?とかすかに期待してましたけど駄目でした。うちの場合ネットが倒れないように支柱から斜めにロープを張り、畑に打ち込んだ杭に結び付けています。コレをネットの両側から数カ所やっているので、少々の風なら問題ないんですけど台風クラスになると駄目。20cm程度打ち込んだ杭も風圧で引き抜かれてしまうのです。 現在杭は農業用のプラスチック製のものを使ってるんですけど、明らかに力不足です。出来ればもう少し長い金属製のもの…しかも錆びない材質で、というのが理想ですが、コスト的に無理です。ちょっと前までアウトドアブームで、鍛造製とかチタン製のペグがいいなーと思って見てましたけど、お値段がハンパないのです。世知辛い話ですが、世の中お金だけではないと言いながら、お金があれば大抵の問題は解決するんですよね…。 25/09/04(Thu)9月に入っても暑さはおさまらず、平均して毎日1回は2Lの冷水筒に麦茶を仕込んでいます。冷水筒の下から1/3位の所に目印のビニールテープが貼ってあり、水面がココを下回ったら中の麦茶を一回り小さな冷水筒に移し、空になった大きい冷水筒に新しく麦茶をセットしつつ、飲む時は小さな冷水筒から消費するという運用で途切れず冷たい麦茶が飲めるというシステムになってます。 最近問題なのがこの冷水筒を洗うタイミング。勿論新しく仕込む時一択なんですが、そんなに汚れるものでもないので毎日洗う必要は無いんじゃね?と考えて3〜4回に1回という頻度にしています。それ位なら中に触れてもヌルっとはしないのでセーフなんじゃないかと。ただ、毎回洗った方が良いような気もして揺れてます。更に問題なのが蓋の方。ネジ式になっていてそのネジの谷部分に当然汚れが溜まります。また、シリコン製?のパッキンもついており、外さないと内側に汚れが溜まるのですが、イチイチ外して洗うのもコレまた面倒臭い。面倒臭いんですが、コレが原因で食中毒になったりしても嫌なので極力外して洗うようにしています…毎回ではないですけど。小さい頃は夏になると冷蔵庫の扉には麦茶があるのが当たり前だと思っていましたが、実は全然そんな事はありませんでした。まして当時は水出し麦茶が無く、煮出して粗熱をとって冷やして…と今よりずっと手間がかかっていたわけで、それを知らずに感謝もしていなかったのは駄目だったよな…と今になって母親や祖母の有難みを感じてます。 25/09/03(Wed)今日は愛用の買い物エコバッグの取っ手がちぎれたので修理をしました。このエコバッグ、元々はうちの畑に不法投棄されていたもので、大きさが求めていたものにピッタリだったし汚れも大した事が無かったので、拾ってきて10年近く使っています。が、その間あちこちの不具合に対応していたら最早ガワ以外はほぼ別物になってしまいました。元々内側にはアルミ蒸着シートが使われてたんですが、経年劣化で縫い目に沿って破れてしまったので、取り出して型紙をおこし普通の布で作り直しました。外側についていたポケットは中に入れたものが飛び出してしまう事があったので、ボタンを付けてココも改善しました。 そして今回取っ手の修理。ぱっと見頑丈に見えたんですが、いつの間にか弱っていたみたいです。とりあえず根元から全撤去してストックから代わりになりそうなものを探し出しました。今回使うのはIKEAバッグの取っ手。うちでは庭仕事にIKEA製のブルーシートバッグを使っています。抜いた草なんかを一時的に入れておいて運ぶのに便利なんですが、4〜5年使うと紫外線劣化で本体がボロボロになってお役御免になります。しかし取っ手の部分だけは妙に頑丈で、まだまだ寿命が残っている感じなので、バッグを廃棄する際に取っ手だけ切り取ってストックしてあるのです。多分ポリエステル製でとても頑丈。端を直火で炙ってほつれ止めした後、本体にミシンで固定するだけ。コレであと10年は戦えると思います。 25/09/02(Tue)今日は近所の人からパックのちらしずしを貰ったんですが、トッピングとしてスライスしたシイタケを甘辛く煮たのが乗ってました。正直要りません。基本的に好き嫌いの無い私が唯一嫌いなのがこの椎茸です。子供の頃は親も色々手を尽くして食べさせようとしてくれたみたいですが、結局克服できませんでした。ただし今ではそれなりに理性も育っているので、薄切り位なら我慢すれば食べられます。一時期はいい歳して好き嫌いとか…と思って頑張って食べてましたが、正直全然美味しいと思えないので、今では開き直って頑張るのを止めました。細かく切って混ぜ込まれていたりしたら仕方なく食べますが、今回の様に簡単に分離できるものはもう食べません。 たまにネットなんかで子供に好き嫌いがあって困る…的な投書を見かけますが、個人的には椎茸が食べられなくて困った事は一度もありません。コレがもしもっと広範囲に例えば野菜全般食べられない…とかなら問題ですけど、ピンポイントで1〜2品嫌いなものがあっても特に問題無いんじゃないかと私は思います。給食の八宝菜に入っていた大ぶりの椎茸が食べられなくて先生に許してもらえなかった記憶は40年以上たった今でも残ってますが、それって全然いい事ではなくむしろトラウマを植え付けられてるだけ。嫌いなものを無理強いってのは本当に良くないと思いますね。 25/09/01(Mon)6月頃近所のおばちゃんから貰った梅で仕込んだ梅シロップがいい感じになってきたので実戦投入しました。仕込みに使った梅酒用の瓶容器から穴あきお玉を使って出し殻を掬い取り、液体分はペットボトルに詰め替えて冷蔵庫で保管します。よく冷やした炭酸か水で10倍程度のかなり薄めに希釈して飲むとナイス。特に汗をかいた庭仕事後の水分補給に最適です。ただし、個人的な好みとしては同じように作った金柑シロップの方が好みです。梅シロップの全然悪くは無いんですが、ちょっと酸味が強過ぎ。とはいえ、酸味を否定したら梅の存在意義そのものが問われてしまうので、難しい所です。 固形分については梅2kgを仕込んで1kgが残りましたんで、約半分がシロップとして吸い出された計算になります。ただ、出し殻とはいっても砂糖はたっぷり入ってますし果肉も健在なので捨てるのはNG。3等分してジップロックに詰め、2個は冷凍・1個は野菜室に保存して毎朝1個ずつ食べます。果肉をこそげとりながら麦茶を飲みつつ朝の作業をするのが最近のルーティンになってまして、味としては昔ながらの駄菓子系で悪くないです。梅酒の出し殻も同様に食べるのですが、個人的にはアルコール分が入っていなこちらの方が好みです。市販してないので、作るしか食べる方法が無いというのがまた良いですね。 25/08/31(Sun)最近炊く前の玄米を保存している琺瑯容器にノシメマダラメイガという蛾が発生しています。この蛾は玄米より白米によく発生するので、今までこれほどの数が玄米で発生した記憶は無いんですが、多分アホみたいな気温の高さも一因なんだと思います。でもこういうのを見るたびに、一般に売られている白米ってどうしてるんだろう?って疑問がわきます。現代日本で買ってきた白米から大量に蛾が飛び出したら即クレーム間違いなし。私の頭では殺虫剤しか解決方法が思いつかないんですが、無農薬とか喜ばれる昨今そんなのが大っぴらに許されるはずもなく…。いったいどうしてるのか考えると闇が深くなります。 うちの場合、対策として成虫は取り除くことにしています。炊く玄米をタッパーに入れ薄く広げてしばらく置いておくと、成虫が玄米の上やタッパーの蓋の裏に移動してくるので、炊く前に捕殺してから炊飯すればOKです。問題は幼虫で、3mm程ととても小さく色は乳白色で周囲の玄米と見分けがつかないので(白米ならなおさら)、気にしない事にして一緒に炊いてしまいます。口に入っても基本無味無臭なので、とにかく気にしないのが一番。気にする人は薄く広げて炎天下に晒し幼虫も炙りだすそうですが、正直そこまでやってられません。気にする人は大変だなと思いますけども。 25/08/30(Sat)近所のおばちゃんからニラを1束貰いました。ありがたいですが、単体では1品にならない微妙な量ですし、ニラは意外と足が速いのでどうするか…と数秒考えた後、昨日のナスと一緒に味噌炒めにしてみるかと考え付きました。50gずつラップで小分けして冷凍してある豚バラを1個朝食時に冷蔵庫に移し1日かけて解凍します。料理は段取りが大事。コレをしておかないとわざわざ電子レンジで解凍する羽目になり、電気代がかかります。 ナスはヘタを落として乱切りにしたものを予め多めの油で炒めておきます。下処理なしで本炒めをしようとすると、他の材料に火が通り過ぎてもナスにはまだ火が通ってないとか悲惨な事になりがちなので、ココではひと手間かけるのが正義です。ナスを取り出したフライパンに油と潰したニンニクを入れ、香りを移します。次に火を弱火に落とし、豚肉に7割方火が通るまで炒めたらナス復帰。強火に戻して全体を炒めつつざく切りのニラ投入。ニラはあっという間に火が通るので、すぐに味噌・砂糖・日本酒・塩などを合わせた調味料を流し込んで味を決めます。炒め物は短時間で作る為に味の調整に時間をかけてられません。少し多めに合わせ調味料を作っておき、少し少なめに調味料を入れて味を確認し、足して微調整できるようにしておくと失敗が少なくなります。調味料が余ってしまったりするのは痛恨ですが、炒め物の場合このロスは避けようが無いので、ドケチの私でも諦めます。結果:茄子と味噌の組み合わせはやはり反則。特にご飯に乗せると凶悪。肝心のニラはあっても無くてもどっちでも良かったですね。 25/08/29(Fri)7月終わりに酷暑を避ける為に切り戻して実をつけないようにし、体力を温存していたナスが勢いを取り戻してきました。収量はまだ最盛期の1/3程ですが、コレくらい採れると常備菜の材料として計算できるようになります。私がよく作るのは焼き浸し。皮ごと油でよく焼いたナスを漬け汁に漬け込むだけの料理。漬け汁はその時の気分次第で結構変わりますが、醤油ベースに酢を入れてマイルドなポン酢っぽくするのが最近のお気に入りです。 次点で焼いただけナス。1cm厚程にスライスしたナスを多目の油で両面焼き目をつけ、皿に盛って生醤油を回しかけ、鰹節と刻みネギをたっぷり盛るだけの簡単料理ですが、多分ナスを一番美味しく食べられるのはコレだと思います。定番の焼きナスも美味しいんですが、焼きナスは皮が黒焦げになるまで直火で焼くというのが安全装置のついた現代のガスコンロでは難しく、かといって電子レンジをこねくり回して無理くり焼きナスっぽくするのも何か違う気がするので、うちでは作りません。仮にそこをクリアできたとしても、皮が黒焦げになるまでナスを焼こうとするとかなり時間がかかり、物価高騰の現在ではガス代も気になりますんで。本当に世知辛い世の中になったものです。 25/08/28(Thu)今年は初めてインゲンマメを作ったんですが、意外に面倒臭い野菜だと分かりました。水やりと定期的な施肥以外はメンテナンスフリーという点は楽なんですけど、収穫が面倒臭い。豆が葉っぱと蔓に隠れて出来るので、探し出して収穫するのが一苦労ですし、豆一個の大きさが小さいので、数をとらないと常備菜になりません。あとコレはまだ先ですが、後片付けが面倒臭そう。ネットに複雑に絡みついた蔦をキレイに外してネットを再利用できるようにするのは考えただけでも嫌になる労力がかかりそうで、もういっそ捨ててDaisoで買い直した方が良いんじゃね?と思うレベルです。 とはいえ、多分来年からも作ると思います。というのも味は抜群に良いから。煮物・キンピラetc、しゃきっとした歯ごたえと優しい味わいはいくら食べても全く飽きません。今年買った種はまだ半分以上残ってますんで、来年もガッツリ作ろうと思います。後片付けだけは半端なく面倒臭そうですけども。 25/08/27(Wed)3セット目のレーズンの完成が近づいています。乾燥期間は2週間ほど。2セット目は天候に恵まれず全滅したので、実質2セット目です。レーズンを作る場合、一定より小さな粒は乾燥させると無になってしまうので、干す前の段階で弾きますが、それでも大きい粒と小さい粒では大きさに結構な違いがあり、同じタイミングでスタートしても完成時期が結構違ってきます。それを無視して一気に袋詰めすると、生乾きの奴が保存中に腐り周囲を巻き込んで全滅とか普通にあるので、ココは手間暇かけて一個ずつ完成品を選別していきます。 選ぶポイントは大きさ・色・手触りの3つ。大きさ・色で大体の当たりを付けた後、触ってみて最終確認します。最初は基準が確立していなかったのでかなりぶれましたが、今では熟練の手さばきで乾燥が終わったレーズンを選び出すことが出来るようになりました。実は乾燥には2つの段階がありまして、保存に適した乾き具合と食べて美味しい乾き具合はちょっと違います。当然食べて美味しい乾き具合の方が先に来ますが、この段階ではまだ水分が多いので、年単位での保存は不可です。ということで、ある程度はすぐ食べ用に確保しておき、残りは保存に適した乾き具合になるのを待って順次収穫という体制をとってます。やってる事は単純にブドウを乾かすだけなんですが、美味しくしようとすると色々面倒臭いですね。 25/08/26(Tue)2度目の枝豆収穫完了しましたが、結果全然駄目でした。マトモな大きさの粒になっているのが全体の1割程度で、残りは小さ過ぎて駄目。駄目なのにすでに成熟が終わり始めていて、このまま放置してもこれ以上大きくならないと見切りを付け、無事な1割を回収するために収穫してきました。原因は多分猛暑と乾燥。頑張って毎朝水を撒いたんですが駄目でした。まぁ、素人園芸なんだからこんな事もあるよね…。 収穫した株から食べられそうな大きさの豆が詰まった莢だけ取り外し、残りは緑肥として再利用します。持ち帰った枝豆はそのまま塩揉みして30分ほど放置した後、4%の食塩水で3分ボイル。ザルにあげて至近距離から扇風機の風を直撃させ、水に晒さず急速冷却することで旨味を逃がしません。ちなみに自家製枝豆の注意点として、莢を口に当て反対側から指で押して豆を口の中に放り込む方法は絶対NGです。自家製は虫食いだったり中で腐っていたりするケースが多々あるので、中身を確認せずに口に入れるのは危険過ぎます。そんな感じで今回は報われなかった枝豆ですが、味そのものは大好物なので来年も作ると思います。 25/08/25(Mon)今日は近所のおっちゃんから15cm程のアジ×10を貰いました。刺身か南蛮漬けの二択でしばし迷う。10cmだったら迷わず南蛮漬けですが、15cmだと骨がちょっと硬いので刺身だなとなりました。ゼイゴをとって頭を落とし、腸を抜いてから3枚におろし、皮を引いてから血合い骨を抜き、適当な大きさに切って刺身完成。味の刺身は刺身としては最安値レベルですが、個人的には鯛の刺身よりもアジの刺身の方がずっと美味しいと思います。 アラに関してはとにかく無駄を極限までなくす事が私の信条。中骨からこそげとった身と腹骨のすき身はまとめて叩いて団子にしてつみれ汁にします。残った中骨とカマは朝食にフライパンでトーストを作る際に余ったスペースでじっくり焼いて骨煎餅に加工し、カルシウム摂取の一助にします。頭は半分に割って焼けば骨煎餅的に食べられなくも無いですが、全体にジャリジャリして不味いのでうちでは基本廃棄です。私の信条のおかげでうちの魚の廃棄率は多分平均の半分以下だと思います。魚って三枚におろした後も結構食べられる部分が残ってるんですよね。 25/08/24(Sun)春先に植えた牛蒡がいい感じ(というか育ち過ぎ気味…)で、キンピラゴボウが現在うちの常備菜と化しています。牛蒡は野菜の中でもかなり好きな方に入るので、毎日食べても全然飽きません。キンピラゴボウというと切り方はササガキが一般的ですが、コレがなかなか難しい。一応練習はしたのですが、短すぎたり太過ぎたり。結局のところ斜めにスライスしたものをずらして重ね、端から千切りにした方が時間も短く形も安定するので、最近はもっぱらこっちを使っています。 キンピラゴボウで使う野菜は牛蒡単体が一般的ですが、現在うちでは中途半端に採れるインゲンを合わせています。筋を取ったインゲンと牛蒡を2〜3分下茹でし、胡麻油で炒めつつ味醂醤油で味をつけ鷹の爪で辛味を加える感じ。ちょっとだけ胡麻を入れると歯触りが変化していい感じになります。キンピラゴボウも決してメインをはれる副菜ではないですが、小鉢として一品あると食卓の満足度が上がる気がします。牛蒡は短い品種であれば作るのも全然難しくないので、土地がある人にはオススメ野菜です。 25/08/23(Sat)6月頃に仕込んだ梅シロップですが、もういい加減エキスも出なくなったので固形分を引き上げ、液体分はペットボトルに移して冷蔵庫で保管する事にしました。液体分は水か炭酸で薄めて飲むとして、問題は固形分の方。捨ててしまうのは論外だし、よくあるジャムに加工というのは正直面倒臭いうえに需要が無いので気が乗りません。水分の抜けた果肉を一個一個種から丁寧に剥がして回収するのが滅茶苦茶面倒臭いのです。というわけでそのままお茶請けにする事にしました。 今回2kgの梅の実を仕込んで回収できた固形分は1kg弱。重量の半分強が砂糖に吸い出されてシロップになった計算です。とはいえ、残った梅の実にも結構な量の砂糖が残っているわけで、そのまま捨てるのは論外。穴あき杓子ですくってボウルに入れ、そのまましばらく放置すると梅の実の周りにまとわりついていたシロップがボウルの底に溜まるので、それも回収して液体分の方に入れます。何か胃かその作業を繰り返してシロップが切れたら、固形分を3等分してジップロックに入れ、冷凍庫で保存します。使う時は常温解凍して一個ずつお茶請けにすればOK。しゃぶり尽くしたら種はそのまま乾かしてから燃やして灰にし、畑に撒けば完璧です。無駄がないって最高ですね。 25/08/22(Fri)うちの畑の一角に私が好きな果樹だけ植えている一角がありまして、最近その一角で雑草管理についてちょっとした試みをしています。今まで雑草は基本的に全部抜くのが正義だと思ってたんですが、色んなサイトを見るとそうでもないんじゃね?と思うようになりました。特に感じるのが除草剤の功罪です。除草剤って短時間で広い面積を処理できるのが便利ですけど、そこに落ちている雑草の種まで殺すことは出来ないので、特に夏場はあっという間に雑草が復活します。除草剤を撒くとそこに生えている雑草が全部枯れて地上に障害なく光が届き、発芽した種は邪魔する先住者がいないのでどんどん大きくなります。結果、“この前除草剤撒いたのにもうこんなに雑草が?”となるのがお約束。 というわけでこの果樹園エリアでは考え方を変えました。背が低くて残しておいてもそんなに見苦しくない雑草は残し、特にイネ科の背の高くなる雑草だけ抜きます。こうすると残した雑草に邪魔されて新規が生えてき辛くなり、結果的により少ない労力でエリアを維持できるんじゃね?というスタイル。まだまだテスト中ですが、いい感触です。私は結構几帳面な性格で、野菜エリアもキッチリ雑草を処理してしまうんですが、果樹園エリアの結果如何によっては今後野菜エリアでも抜く雑草を限定していく方向になるかもしれません。家庭菜園業において雑草処理はマジで大変で、労力の9割以上がこの雑草処理なんじゃね?というレベル。もっと楽したいのですよ。 25/08/21(Thu)今日は近所の人から日頃の野菜のお礼にと牛肉と玉葱の炒め物の素を貰いました。スーパーの精肉コーナーでよく見かけるヤツで、調味料を絡めた生の細切り牛肉(成型肉)と玉葱がパックに入っていて、炒めるだけで食べられるパターンです。自分で買い物をする際はこんなのを買う位なら牛肉と野菜を買ってきて自分で味をつけてしまうタイプの人間なので、こんな時でもなければ食べる機会はゼロの私にとってはレア食材です。というわけで炒めてみました。 料理好きの中にはこういうのを見ると野菜や調味料を足すなどのアレンジをしたがる層もいますけど、私はこういう場合は余計なことはせずマニュアル通りに作るタイプです。アレンジをするなら同じ食材を何度か試してみてからが無難と考えてます。というわけで作ってみたんですが、味がよく分からない。片栗粉でとろみをつけている事と、馬鹿みたいにうま味調味料を入れている事だけはわかるのですが、味のベースが何なのか全然分かりません。敢えて言えば辛味を抜いた豆板醤?正直全く私の好みではありませんでした。やっぱりこういうのは材料買ってきて自分で作るに限るよね、と日頃の主義主張を改めて感じた貰い物です。 25/08/20(Wed)私は別に菜食主義者というわけではないのですが、家で採れる野菜をロスなく食べようとするとどうしても肉や魚が後回しになってしまいます。が、たまには肉も食べたいという事で今日は鶏もも肉のぶつ切りを買ってきて唐揚げにしてみました。買ってきた肉は醤油・酒・おろしにんにくのタレに漬け込んで半日放置してから小麦粉をまぶし、重ならないようバットに並べて1時間待機することで揚げた時に衣が剥がれ辛くなります。あとは低温→高温の油で2度揚げして完成。感想:頻繁に食べたいとは思いませんが、たまに食べるとやたら美味しいな唐揚げ…と思います。でもまぁ、MAXでも月に1回位でお腹いっぱいかな。 ところで唐揚げの衣には主に小麦粉・片栗粉・両方ミックスの三つの派閥があります(市販の唐揚げ粉は除く)。個人的な評価ですが、すぐに食べるならカリッとした食感の片栗粉ですけど、何日かかけて温め直しながら食べるならどのみちしっとりしてしまうので小麦粉の方が良いと思います。その場合、二度揚げも無理にする必要は無い気がしますが、二度揚げをすると何かプロになった気分なのでうちでは二度揚げしてしまいますね。まぁでも、揚げたての唐揚げは本当に美味い。コレばっかりは温め直しても絶対に再現できないのがちょっと悔しい気もします。 25/08/19(Tue)畑の隅に植えてある無花果が実り始めました。元々好きで買ってきた苗を挿し木で増やしていき、現在6本体制。自家消費する分にはコレでも十分過ぎるので、当面数を増やす予定はありません。無花果はギリギリまで枝につけて熟すのを待った方が確実に美味しいんですが、そうすると野鳥に食われるリスクが高くなるので、うちではいつもビビッてベスト少し手前で収穫してしまいます。生食出来ないほど採れると、晴天に恵まれればドライ無花果、そうでなければジャムに加工しますけど、私は無花果が大好きなので大概生食で消えてしまいます。 無花果の樹は成長が早く、適切に剪定しないととんでもない事になりますけど、無花果の実はその年の春先から伸びた枝にしかつかないので、冬場に他の果樹ではありえないような強剪定を施す為、そんなに大きくなる事は無いです。また、致命的な害虫は幹の中に入り込むカミキリムシ位で、葉っぱを食い荒らす毛虫系の害虫がいないのも楽(反対に柿は触ると死ぬほど痛いイラガが大発生するので大変です)。あと別件ですが、無花果と並んで私が好きなビワも数年前に植えており、そっちも樹の大きさ的にそろそろ収穫が出来そうで楽しみにしています。やっぱ何の役にも立たないマツなんかと比べて果樹はいいですねー。 25/08/18(Mon)市の健康診断で腹囲が許容範囲から1cm出てしまったので、ウェストを引き締めるための運動をしています。内容は就寝前のプランクや仰向きに寝た姿勢から両足を上げて左右に振る運動など、ネットを調べて腹囲引き締めに効きそうなものを適当にチョイス。ですがコレがなかなか大変。ウエストは女性の3サイズなんかでよく見る数字で、1〜2cmとか誤差だろうと思ってたんですが、コレが全然減りません。女性の体形維持ってマジで大変なんだろうなあと思う今日この頃です。 ちなみにBMI値は標準範囲内なので、多分加齢に従って腹筋が弱くなり、内臓が重力に引っ張られて腹を押し出しているのだと思われます。腹筋を割るなどと大それたことは考えていませんが、せめて来年の検診時には腹囲が許容範囲内に収まると良いなぁ…と考えてます。若い頃は自分の健康の事なんて全く考えませんでしたが、中年になってしまうとこれから先の健康は今の内に貯金しとかないといけないという考えに至りました。対してやりたい事も無いですけど、とりあえずできるだけ長生きして毎日面白おかしく生きたいものです。 25/08/17(Sun)アホみたいな暑さで水分補給が死活問題になる昨今ですが、私はドケチなので飲み物も当然自作します。ルーティンとしては朝1Lのレモングラスティー、夕500mlの紅茶を魔法瓶に入れて持ち歩きます。レモングラスティーは前日の夕食準備時に自家製のレモングラス約40cm1本とミント5〜6枚を1Lの熱湯で1分間煮出し、粗熱をとってから1Lの計量カップに移して冷蔵庫で一晩冷やしたものを翌朝魔法瓶にセットします。そのついでに空いた1Lの計量カップに今度は500mlの水を注ぎ、ティーバッグを入れて冷やします。コレを夕食準備時に空いた魔法瓶に移して寝るまでの間に少しずつ飲むという感じ。 レモングラスはマジでお買い得でした。値段は確か200円。近所のホームセンターでは滅多に見かけないので後先考えずに買ってしまいましたが、トムヤムクンなどそんなに作る筈も無く当初は持て余してました。が、フレッシュティーにすると美味いという情報をゲットして試してみたところ一発で気に入り今に至っています。レモングラスの素晴らしいのは多年草で非常に強いという点。見かけや特性はほぼススキなので、水切れさえしなければ枯らしようがありません。弱点は寒さで、無対策で低温に放置すると死にますが、地表部分をざっくり刈り取って新陳代謝を落とし、屋内で冬越しさせれば大丈夫。うちではもう5年以上元気に生きてます。ただし、お茶にする際レモングラスだけだと味が単調ですぐに飽きるので、少しだけミントを加えるのがうちの定番になってます。ミントはレモングラス以上に無敵のハーブで枯らしようがないどころか地植えにすると庭を占領してしまうようなハーブなので鉢植え推奨。採っても採っても出てくるので、一鉢持っていると色々便利に使えてオススメです。 25/08/16(Sat)この辺りは元々納豆が根付いた地域ではないのですが、個人的に納豆が好きなのでたまに(2カ月に1度程度)3個セットのヤツを買ってきます。食べ方は納豆ご飯一択。付属のタレと辛子は使わず、醤油と刻みネギだけを加えて練った納豆をご飯にかけ、かき混ぜながらスプーンで食べるのが好き。全く行儀は良くないですが、美味しいので仕方ないです。 そして毎回悩む残った辛子とタレの使い道。辛子は別に嫌いだから使わないわけではなく、単に納豆に合わないと思うから使っていないだけなので、ポテサラの隠し味にしたりとそれなりに用途はありますが、タレは純粋に美味しくないと思っているから使っていないので、どうにも使い道がありません。結局冷蔵庫のドアポケットで半年ほど寝かせてから可燃ごみで捨てる羽目になります。私はドケチなので食材を捨てるのは非常に心苦しいのですが、口に合わないのだから仕方なし。世の中にはタレのついていない納豆も売っているようですが、うちの近所では手に入らないのですよね、残念。 25/08/15(Fri)昼食用にパスタを茹でながらしみじみと、食べる量減ったなーと思いました。今は乾麺状態で1食50g。恐ろしい事ですが大学生の頃は200g食べてました。今日は面倒臭いんでパン買って来るかーてなると総菜パン6個。それでも体重は50kg台前半をウロウロしていたんで、あの摂取カロリーは一体どこに行ったんだと不思議でなりません。運動をしていると基礎代謝が上がって太りにくいと言いますが、当時は運動習慣ゼロ。マジで謎です。 当時はこじゃれた洋食屋のパスタが丁度今位の量で、こんな量で1食分の料金とるなんて馬鹿にしてるのか?と思っていましたが、いい歳になるとこんな量で充分なんだと実感します。ただしうちでは昼食がパスタだけという事は無く、サラダは必ず作りますし総菜系の常備菜も数品あります。夕食時のご飯の量は結構減らしましたし間食もほぼゼロですが、ちょっと油断するとすぐにBMIの数字がヤバくなるのは何故?運動量を増やして基礎代謝をもっと上げろという事なんでしょうが、これ以上運動を組み込むのは気力と時間が足りないのです。歳をとるって嫌ですね。 25/08/14(Thu)軒下で育てているパセリの周りをアゲハチョウが飛んでいたので、捕虫網で捕まえて殺処分にしました。以前は成虫は何となく見逃していたんですが、数分放っておくだけで10個以上の卵を産み、1個でも終齢幼虫まで見逃すとその株が丸坊主になるので、最近では成虫段階で見つけたら即捕殺します。卵も幼虫も勿論見つけたら即捕殺。世間的にはゴキブリやハエが嫌われ者昆虫の代表格として挙げられますけど、私の中では実害が目に見えないゴキブリやハエよりも、育てている柑橘やセリ科の野菜を食い荒らすアゲハチョウの方がよっぽど悪です。ゴキブリやハエはよっぽど機嫌が悪くない限りは見逃しますけど、アゲハは駄目です。 ちなみに私が見つけ次第即殺す昆虫はムカデ(厳密には昆虫じゃないけど…)、蚊、アゲハチョウ、オオスカシバの幼虫(クチナシの天敵)、チャドクガの幼虫、イラガの幼虫、カミキリムシの幼虫、カメムシ、ヨトウムシ辺りです。どれも庭木や果樹を食い荒らしたり人に噛みついたりと目に見えるデメリットがあるものばかりで、そりゃみんな必死で生きているんでしょうけど私の立場からは見逃せません。これらと比べたらゴキブリなんて可愛いものだと思いますけどね。 25/08/13(Wed)まとまった雨が止んでやっと晴れが戻ってきましたが、今回仕込んだレーズンは失敗しました。レーズンを作る際は干しはじめて4〜5日が重要で、ココで一気に乾かして水分を飛ばすと黴が生えるリスクはほとんど無くなるんですが、逆に言うとココで足踏みをすると100%失敗します。うちではレーズンを仕込む際にはネットの週間天気予報をチェックし、まとまった晴れが来ることを確認してから作業するんですけど、今回悪いタイミングで予報が一変してしまって雨続きとなりました。 雨も1日だけならとうという事は無いんですが、干しはじめに4〜5日干せない日が続くと黴が発生してしまってどうしようもなくなります。今回は約5kgのブドウがゴミになりました。幸いうちのは自家製で、レーズンは生食出来ない分を有効活用するために加工しているという面が大きいので、5kg位なら正直どうという事は無いんですけど、やっぱり食材を無駄にしてしまったという後悔はあります。今後はより一層週間予報チェックをして成功率を上げていきたいんですけど、最近ネットの週間予報って結構変わるんですよね。最終的には運という面もありますね。 25/08/12(Tue)雨が降って庭仕事が出来ないので、今日はちょっと面倒臭い料理でもやってみるかという事で、昆布巻きを仕込みました。最近行動範囲内のスーパーで干鱈を常備している店を見つけまして、以前より気軽に昆布巻きを作れるようになりラッキーです。私の中で昆布巻きの具として一番美味しいのは鯖なんですが、干鱈は常温である程度保存できるというのが最大のメリットで、とりあえず買ってきておいて時間がある時に作るという運用が出来るのが気に入ってます。 一晩かけて塩抜きした干鱈から骨を取り除き、長さ6〜7cmのスティックを15本切り出します。スティックにならなかった細かい破片は後日ラタトゥイユにでもすればOK。長さ40cm程の昆布3本を水で戻し、それぞれ5等分にしたら戻した鱈を巻いて干瓢で縛り、保温調理鍋を使って火を通せば完成。全然難しくはないですが、戻した干鱈を整形し昆布で巻いて縛る作業にやや時間と手間がかかるため、余裕がある時じゃないと作れません。 子供の頃は昆布巻きなんて古臭い料理だなとしか思ってませんでしたがコレ、意外と手間がかかりしかも材料費もかなりお高い贅沢料理です。私も以前は正月くらいしか作ってませんでしたが、干鱈の入手ハードルが下がったので最近は月一ペース位で作ってますけどしみじみ美味い。近日中にまた作ろうと思ってます。 25/08/11(Mon)近所のおっちゃんから15cmサイズのアジを10匹ほど貰いました。ありがたいことです。新鮮なので刺身でもいけますが、小アジの定番メニューと言えば南蛮漬けもありかも…としばらく黙考した結果、今回は刺身でいくことにしました。でも私の中での本番はココから。魚はフィレを取り出した後のアラをいかに無駄なく食べるかで勝負が決まると思っています。 今回腹骨のすき身・背骨からとった身・カマの三つはまとめて叩いてつみれ汁にしました。ストックの玉葱を少し微塵切りにして叩いた身と混ぜ合わせ、塩を加えて練りつつつなぎとして片栗粉を少し。静かに煮たてた澄まし汁に↑を団子に成形したものを落とし、火を通して葱を散らします。中骨は骨煎餅に加工。塩を振って軽く焼いておけばとりあえず冷蔵庫で数日はもちます。うちでは毎朝フライパンでトースト&ハッシュドポテトを作るんですけど、そのフライパンの隅っこで中骨をカリカリになるまで両面焼けばいい感じの骨煎餅になります。アラにあんまり手をかけ過ぎるのも本末転倒ですが、せっかくの食材なので隅々まで活用し尽くしたいってのがうちでのセオリーですね。 25/08/10(Sun)今日はいつもの様にカボチャを煮たんですが、このカボチャ訳アリ品。草刈りの丸鋸がかすってしまい、一直線に傷が入っています。とはいえ、押してみても固くて腐っている感じではないので、まぁいけるやろと安請け合いして割ってみましたら、超悪臭。傷から中に水が入り、ワタが傷んでとんでもない臭いになっています。息を止めながらスプーンでワタを掻き出したところ、実の部分は少し変色があるもののおおむね大丈夫そう。変色部分をざっくり切り落としたら、見かけだけは大丈夫な品になったので煮てみたんですが、コレが大失敗でした。 とにかく腐臭が全体的にしみ込んでしまっています。臭いの強さ自体は大した事が無く、我慢すればまぁ食べられない事も無いレベルなんですが、カボチャの在庫を50個以上抱える現状下で変な臭いのするカボチャを無理に食べる必要もないかなと思いまして、全廃棄しました。あぁモッタイナイ…。カボチャ本体はまだ諦めがつきますが、つぎ込んだ調味料類とガス代は本当に無駄でした。これからは少しでもワタが傷んでいる個体は迷わず廃棄する事にしようと心に決めた一件です。しかしあの臭いはヤバい。腐った野菜の臭いの中でもトップクラスのヤバさです。買ってきたカボチャは保存する前にまずワタを外すのが鉄則なのですが、それがよく分かる事件でしたね。 25/08/09(Sat)いつもの様に畑の草むしりをしていると父親から、“ついでにサツマイモの畝もむしっといてくれない?”と頼まれました。が、嫌どす。自分でやっていただきたい。このサツマイモの畝は自家消費用ではなく、父親が行きつけの喫茶店仲間やその子供たちを呼んで芋掘りさせてあげる為のもので、私はその人たちとは何の面識も無いので、そりゃ父親が手入れすべきだろうと私は思います。“毎年ありがとう”とか言われてちやほやされるんですが、実はその畝の草むしりは何の面識もない私がやっていたとか、それはどうなんですかね。ですんで、やりません。 遠くから見ているともう草の海に埋もれてしまっていて、草むしれよと思わなくも無いです。もし体力的に厳しいとかなら手伝うことにやぶさかではないですが、毎日元気に喫茶店に通い、月に2〜3回は昔の同僚なんかと食事会をしている元気はあるので、草むしり位すれば良いのです。見ていると除草剤を撒いたり草刈り機で刈ったりするのはマメにやるんですが、野菜に混じった雑草みたいに手で一本ずつ処理しないといけないのは気がのらないみたいです。が、やらないとどんどん生えてくるので、やれば良いのに…と思って見ています。あくまで私は手を出しませんけども。 25/08/08(Fri)うちでは麦茶の運用に関し、水面が冷水筒の下から1/3辺りに貼ってあるテープを切ったタイミングで新しい麦茶を仕込むという事になっています。が、作るのは100%私。まぁ好きでやってるんで構わないんですが、ココで重大なポイントが一つあります。それは、冷蔵庫に常に冷たい麦茶が途切れず入っているのは誰かがそれをやってくれているからだという事です。 私も大多数がそうであるように子供の頃は夏場は冷蔵庫の扉に麦茶が入っている事が当たり前だと思っていました。でも、当時はまだ水出しの麦茶は売っておらず麦茶と言えば薬缶で煮出すのが一般的な時代です。タイミングを計って麦茶を煮出し、桶にはった水で薬缶の粗熱をとって冷水筒に移し冷蔵庫で冷やすという作業を母か祖母がやってくれていたんですが、それを当たり前と思って感謝の気持ちなんて抱いた事すらありませんでした。なんて罰当たりな子供。そういう影の労力をキチンと子供にアピールしなかった方も良くないとは思いますが、でもこの麦茶の件に限らず、トイレットペーパーが切らさずトイレにセットされているとか、洗面所のタオルがいつも清潔とか、そういう細かい事は誰かがやっているからそういう快適な状態が維持されているってのは、普段やらない人こそ忘れてはいけないと思います。まぁ、そういう感謝からほど遠いから細かい事に無頓着になるんでしょうけども。 25/08/07(Thu)最近はいつも首にタオル状態で日中を過ごしており、たまに背中の汗が気になるとタオルの両端を持って背中を拭くんですが、先日その時にピリッと音がしました。何だろう?と思ってタオルを見ると、破れ発見。このタオルは端の方に刺繍がしてありまして、その刺繍の端が破れていました。刺繍の周囲は布が薄く弱くなっているので、引張のテンションがかかってこうなってしまったものと思われます。こんな刺繍実用的には何の意味も無いのに、実用面で足を引っ張るとかどうなのよ?と思わざるをえません。 とはいえこのタオルももう随分な年代物となり、首と接する真ん中あたりは特に傷みが激しい。こんな感じで傷みを見て自分の動きの癖なんかを分析するのは結構好きなんですが、どの時点でお払い箱認定をするかはいつも迷います。タオルなんて多少破れても吸水性があれば使えるわけで、毎日こまめに洗ってやれば見かけはボロでも結構使えてしまうものなのです。人前に出るのならともかく、家の中なら割とどうでも良い事ですしね。というわけで、パイルは薄くなり始めていますが、まだしばらくは使い続けそうです。 25/08/06(Wed)先日は天ぷらを作ったんですが、それに関してうちでは1つルールがあります。それは“天ぷらで使った油を炒め物などで使い切るまでは次の天ぷらはしない”です。私はケチなので、天ぷらも油半身浴程度しか使わない為使い切るのにそんな長い時間はかかりませんが、それでも最低1週間〜10日はかかります。それ以上のペースで天ぷらを作ると、オイルポットの中の油が増える一方なので、とにかくコレを使い切るまでは天ぷら禁止です。 たまにネットで使用済み油の処理方法が議論されてまして、市販の専用材で固めるとか古新聞紙に吸わせて可燃ゴミとか色々ありますが、私にしてみたらモッタイナイ。たかだか一回しか使ってない油を捨てるとかありえません。唯一の例外は卵焼きで、コレは天ぷらで使った油を使うと露骨に香りが違うので使いませんが、ニンニクの香りをきかせた野菜炒めなんかは使用済み油で十分です。あと、油のボトルですが、油は粘度が高いので逆さまにしても全部は使い切れません。ですんでうちでは極限まで普通に使った油はボトルを通常状態で半日ほど立てて油を底に集めた後、底の部分を高さ2〜3cmで切り取り、指ですくって使います。こうすると多分一番ロスが少なげ。切り取った上の部分は縦に半分に切って重ねれば嵩張らずゴミに出せる、というのがうちのメソッドです。 25/08/05(Tue)今日のメインは夏野菜の天ぷら。ネットなんかでよく“夏は暑いので火を使う料理は…”的なコメントを見ますし、そういう人からすれば夏場の天ぷらなんてありえないんでしょうけど、私は食べたくなったら作ります。大体夏野菜の天ぷらなんて夏しか作れないんだから、暑いからと言って天婦羅をしなかったら一生食べられなくなってしまいます。それにうちの台所にはクーラーがありませんが、かといって夏はあんまり火を使いたくない…とかは思いませんね。そんな事言ってたら暑いから風呂入りたくない・シャワー浴びたくない・買い物行きたくないetc、出来る事が無くなってしまいます。暑かろうが寒かろうが料理はすると決めたら、どうって事は無いと思います。 今回の天ぷらはカボチャ・ナス・シシトウ・大葉・玉葱と牛蒡のかき揚げの5品。当日は勿論天汁で食べますが、実は翌日からの天ぷら蕎麦の方が美味かったりします。最近ではざるそば系の方が食べやすいのは当然ですが、天ぷら蕎麦は断然かけ派の私。気温が35度に迫ろうが、汁のしみ込んだかき揚げを食べたいが為だけに熱々のかけ蕎麦を昼間からすすっています。天ざるも悪くはないですが、かき揚げがグズグズにならないのがイマイチ物足りない。とはいえ、グズグズになれば何でも良いかというとそうではなく、東京に住んでいる間もずっとコロッケ蕎麦は邪道だと思っていました。人間の拘りなんてそんなものです。 25/08/04(Mon)毎日採れる野菜の中でもオクラは比較的傷みやすいので、遅くても次の日までには茹でて小口切りにしたものに水を加えて粘りを出し、醤油で味をつけて小鉢の一品にしています。このオクラはネットを見ると定番として、ヘタをバスっと落とすのはモッタイナイ。包丁で一周面取りをすると無駄なく食べられる、とか書いてます。まぁ確かにそうかもしれませんが、うちではやってません。1個ずつ面取りをすると、ヘタをバスっと落とすのとは比べ物にならない時間がかかるのです。その日の料理がオクラだけなら別に構いませんけど、うちでは基本50分の調理時間で最低4品は作る事にしているので、正直そんな細かい事やってられません。 料理番組では殆ど取り上げられませんけど、料理で重要な要素に効率性があります。短い時間で何品作れるか。こだわって絶品の1品を作るのは構いませんけど、1時間かけて1品しか作れなかったらそれは家庭料理としては失格だと思います。そんなわけでうちではモヤシのひげ根はとりませんし、カボチャの面取りはしませんし、レンコンの色止めに酢水に放ったりもしません。多少見た目が落ちても、味がそんなに変わらないなら単位時間当たりの効率やゴミの少なさの方を優先します。その辺がお金貰って作る懐石料理なんかと明らかに違う点なんですが、料理番組だとその辺一緒くたにしているような気がして、それはどうなの?と思う事多々ですね。 25/08/03(Sun)8月に入ったので恒例のナス切り戻し剪定をしました。暑い中で今まで通りのペースで実をつけさせ続けると株が疲労して死んでしまうので、株を全体的に切り詰めて実を減らし株の負担を軽くすることが目的です。“秋茄子は嫁に食わすな”という諺がありますが、放っておくとナスは秋になる前に枯れてしまう事が多いです。8月いっぱいは収量がガクッと落ちますが、最終的な累計収量を上げる為にもココはバッサリ行くフェーズです。 切り戻しも色んな流派がありますが、私は結構バッサリ行くタイプです。目安は一番伸びた枝の半分の高さまで切り戻す、です。うちは強い枝3本をメインに育てる3本仕立てですが、時間が経つとこのスタイルが段々曖昧になってきますんで、この機会にメイン3本中心にしっかりした形に仕立て直します。切った枝葉は全部ナスの根元へ。最近晴天が続いて毎朝の水遣りが欠かせませんが、こうする事で遣った水の蒸発を多少なりとも抑えつつ、地温の上昇も多少なりとも抑制することが出来ますんで、どうせ捨てるならと有効活用しています。自分で育てなきゃ分からない事って結構あるんだなぁ…と家庭菜園をやっているとしみじみ感じますね。 25/08/02(Sat)畑のカボチャの収穫が始まりました。カボチャは比較的長期保存が簡単な野菜で、どうやっても無理ゲー臭い玉葱と違い、コツさえ守れば比較的簡単に年内位なら常温保存が可能です。コツ1. 冷暗所を選ぶ。野菜保存では定番と言えるコツですが、カボチャもその例に漏れません。とはいえ、野菜の常温保存を考えているのに高温多湿な場所を選ぶ馬鹿はそういないでしょう。問題は家の中でそういう場所を確保できるかにかかっています。ラッキーにもうちはそういう場所に事欠きませんが、マンションなんかだと多分難しいです。 コツ2. 座布団を使う。コレは一般的な座布団ではなく、発泡スチロールなどで作られた野菜保存用の道具を指します。ホームセンターの家庭菜園コーナーに行くと安価に売られてますんで簡単に手に入ります。カボチャなどの重い野菜を直に床置きして長時間そのままにしておくと、自重で床との接点が腐ります。コレを予防するために座布団は必須。3. 新聞紙で包む。カボチャの長期保存の一番の敵はゴキブリです。ゴキブリはカボチャの表面の細かい傷からどんどん食い込んでいき、腐敗を早めます。コレを防ぐには古新聞で包んでガムテで軽く固定しておくのが一番。稀に古新聞の隙間から入り込んだりしますがそれはレアケース。軽く包んでおくだけで劇的にゴキブリの食害を防げます。カボチャは一個が大きいのでなかなか食べ切れないのですが、どちらかと言えば好きな野菜に入るので常備菜化はそんなに苦じゃありません。多分年明けまで延々食べ続ける事になるでしょう。 25/08/01(Fri)庭仕事中はラジオがお供なんですが、最近よく“日中は危険な暑さなので出来る限り外出しないで”的な事をよく言ってます。私が草むしりをするのはド日中の一番暑い時間帯です。朝晩の涼しい時間帯にシフトしようとかとも思ったのですが、様々なスケジュールの都合上どうしても日中の時間帯にしか時間がとれません。ひいき目に見てもクソ暑く、周囲の田畑を見回しても作業をしているのは私くらいという状況。プロ農家どうした!と言いたいですが、そういう気候なのです。 そんな過酷な作業で欠かせないのが空調ベストと帽子。どちらが欠けても作業は出来ません。空調ベストは言わずと知れた最近の屋外活動の必需品。出始めの頃はジョーク商品かと思ったのですが、最近はバッテリーの稼働時間が延び、電圧が上がってファンの能力が向上した為、酷暑の屋外作業には必要不可欠の品になりました。私はドケチですが、もし現行の空調ベストが壊れたら即買うと断言できます。帽子は全体が銀色の遮光シートで出来ており、麦藁帽子型で首の後ろを保護するガードが付いています。麦わら帽子の在庫が結構あるのにわざわざそれなりの金額(3,000円強)出してまで買う価値があるのかと随分悩みましたが、いざ使ってみると買って大正解でした。父親にも勧めましたが、おばさん臭いという理由で即却下。でも、正直格好つけている場合じゃないですし、被った自分の姿は鏡でも見ない限り自分で確認できないので無問題です。早く涼しくならないですかね…。
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