2025年10月 | |
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25/10/31(Fri)先日の干し芋ですが干す前に蒸す工程がありまして、それに1時間かかります。最近はこういう工程を電子レンジでやるのが主流ですけど、電子レンジでサツマイモを加熱調理すると明らかに甘さがのらないので私はやりません。それに5WのLEDライトを1時間消し忘れただけで1週間後悔する私が800Wの電子レンジを累計30分以上ぶん回すとか考えただけで死にそうになります。そんな蒸す工程ですが、当然お湯を沸かす時間も必要でして、それもカウントするとざっと1時間15分は見ておかないといけません。料理をしない人にしてみれば1時間15分もかかるなんてありえねーと思うかもしれませんけど、コレくらいなら意外と楽です。 ガスコンロの前で1時間15分ボーっとしていろと言われたら私も苦痛ですが、やる事は一杯あるのでコレくらいの時間はすぐに経ちます。まずは鍋を火にかけたら、とりあえずは今回使う芋洗い。保存用の新聞紙を剥き、状態を確認しながら洗って両端を切り落とし、鍋に詰めます。傷んでいるものはココで排除。使い終わった新聞紙は畳み直して古新聞のコーナーへ。この辺で丁度お湯が沸くので蒸し器をセットします。次にやるのは朝食作り。フライパン1つでトースト・サツマイモのハッシュドポテト・シシトウの素焼きを作るのに8分、その後トーストに乗せる目玉焼きを作るのに2分と計10分がコレだけで消費されます。その後15分ほどかけて朝食を摂った後、食器や調理道具の後片付け。次に今日の分の扇風機の分解作業。コンロが目に入る場所で今日の一台の外せる部分を全部外し、夕食後入浴後の漬け置き洗いに備えます。昨日の分は完全に乾いているので、組み直した後カバーをかけて所定の位置へ。 あとは来春に採るグリーンピースの種植え。昨日ポットに育種の土を入れて水をかけ準備しておいたものにペンで3cmの穴をあけ、種を入れた後で土をかけて軽く鎮圧します。これ位で丁度規定時刻が経過していたので竹串で火の通り具合をチェックし、いい感じになったので火からおろしネズミ除けの蓋をして昼過ぎまで自然冷却。とまぁこんな感じで色々へ移行作業をしていると1時間15分の蒸し作業なんてすぐに経つので事もありません。要は料理をするといっても料理だけをするんじゃなくて、隙間が空いたら片っ端から他の作業を詰め込む事と、日頃から料理と並行できる作業候補をあらかじめ考えておくことが重要なんだと思います。 25/10/30(Thu)仕込んでいた干し芋の第二弾が完成しました。うちでは毎年サツマイモを作るんですが、サツマイモレシピの中では焼き芋が一番美味しいと思っています。ですが焼き芋を作る為には直前までサツマイモを状態のいい生の状態で保存しておかなくてはいけなくて、コレが結構大変。サツマイモの天敵は湿気・乾燥・ネズミの三つ。これらを避ける為に結構な手間暇をかけてます。とはいえ、焼き芋で消費できるサツマイモの量は限られてますし、安全に保存できるのはせいぜい年内いっぱいで、それ以降はどんなに気を配って保存していても小さな個体から順に干乾びていってしまいます。 そんな中少しでも歩留まりをあげようと今年から挑戦しているのが干し芋。作り方は簡単で、一時間蒸したサツマイモを常温まで冷まし、皮を剥いて厚めのスライスにしてからザルに並べて干します。乾燥は冷蔵庫が必須ですが、かなり嵩が減っていますし保存性も上がっているので、やって無駄にはなりません。この干し芋、一番のキモは干し加減です。味を重視するなら干しは軽くし、保存性を重視するなら徹底的に干します。この二つはトレードオフの関係になっており、味を重視すれば保存性は落ち、その逆もまた真。うちの場合元々保存性を考えて干し芋にしているので、多少の味を犠牲にして強めに乾燥させてます。強めに干すとカチカチになりますが、炙って温めると一時的に柔らかくなるので、そこで冷めないうちに速やかに食べるのが肝心です。わざわざサツマイモを買ってまで作る程のものではないですが、サツマイモを自作していて持て余している人には良いレシピなんじゃないでしょうか。 25/10/29(Wed)風呂の後下着のシャツを着ようとしたら腕が引っ掛かって大規模に裂けました。私は基本的に直せる物は直して使うの主義なのですが、今回の場合破れた距離が長いのと、破れた場所だけでなくその周辺も満遍なく弱っているという理由から修繕は早々に諦めました。ただこの場合、避けたシャツをどうするかという問題がいつも頭を悩ませます。捨てるのが最も手っ取り早いですが、避けたとはいえ布としてはまだまだ健在なので、補修用の布としてやウェスとしての使い道が無い事もありません。 ただ問題は、どちらも供給過剰な事です。繕い作業なんて早々発生しませんから、布は常に余り気味です。ウェスもたまーに使いますがそんな頻繁ではなく、所定の位置に収めてある以上のウェスは基本的にとっておくだけ空間の無駄遣い。結局のところ焼いてアルカリ灰として畑に撒くのが相対的に一番有効な活用法なんですが、それはどうもモッタイナイ気がして腰が引けます。今回は最終的に焼く事になりそうですが、布の処分にはいつも迷いますね。 25/10/28(Tue)いきなり寒くなってきたんで、家中の扇風機掃除モードに入りました。現在うちで使っている扇風機は7台。2人家族で7台って多過ぎだろと思うのですが、基本移動せずその場で使うものなので、よくいる場所の数だけ必要になるのです、仕方ないね。掃除の方針は簡単で、とにかくバラせる部分は全部バラし、本体以外の部品を全部入浴後の浴槽に投入します。そのまま2〜3時間放置して汚れが浮いたタイミングでスポンジを使って全体をこすり洗いし、丸一日かけて乾燥。その後元通りに組み立てカバーをかけて所定の位置で来年まで保存するという手順です。@p ちなみに作業するのは1日1台というのが絶対のルールです。2台以上を同時並行すると部品が混ざって訳が分からなくなるリスクがあるので、同時並行は絶対NGです。勿論、部品を入れるスペースを区切るとか色々工夫はありますが、別に納期の決まった仕事ではないので、ごちゃごちゃ考えて工夫するよりはシンプルに同時並行はしないというルールでやった方が失敗が少なくて済みます。コレも一つの生活の知恵って奴ですね。 25/10/27(Mon)今日は親戚から貰ったレモンの処理。拳大の大ぶりなレモンが全部で10個。とりあえず半分は両端を切り落として縦半分に切ってから厚めにスライスし、蜂蜜に漬けて定番・蜂蜜レモンの仕込み完了。固形分はそのまま食べ、レモン成分が溶け込んだ蜂蜜はお湯で溶いてホットドリンクにします。それで問題は残り半分。レモンってちょっとだけ使う用途は山の様にあるんですが、大量のものをまとめて仕込む料理って案外ありません。色々考えたんですが、結局残ったのはママレードのみ。 でも、ママレード作りってクッソ面倒臭いのですよ。スーパーでの売り場で隣に並ぶことの多いイチゴジャムと比べると、同じくらいの量を作るのに多分20倍以上の手間と時間がかかります。もし私がママレードを好きなら、そこに採算度外視の労働力やコストを突っ込むのもやぶさかではないのですが、私そんなにママレード好きじゃないのですよね。むしろ子供の頃は嫌いでした。生食するときは捨てる皮が入っていてしかもちょっと苦いので、どだい子供の好む味ではないのです。いい大人になった今はママレードも普通に美味しいなとは思いますが、苺や無花果といった超簡単に作れるジャムに比べ、馬鹿見たな労力をかけてわざわざ作ろうと思うほどの魅力は感じていません。というわけで解決策としては、今回作った蜂蜜レモンをなる早で消費し、レモンが傷む前に第二弾を仕込むというのが安牌かなと思っています。 25/10/26(Sun)今日は無花果の在庫処理作業。寝込んでいた間に供給が需要を大幅に上回って溜まってしまった無花果をどうにかしないといけません。最近は気温が下がってきて実も随分小さくなってしまい、甘さも最盛期に比べると乗ってません。生食でも食べられなくはないですが、何せ大量にあるので追いつかずに干乾びてしまいます。というわけで選択肢は乾かすか砂糖で煮るかの二択。いつもは材料費(砂糖)と燃料コストのかからないドライ無花果を選びがちですが、実はこっちはもうたくさん作ってあるので、今回はコンポートです。 無花果のコンポートは簡単。ヘタを落としてから大きさを揃えて切った無花果とその30%の砂糖を鍋に入れ、ひたひたちょっと足りない位の水を注いで点火。沸騰したらすぐに火を止め自然冷却します。今回はたまたま手持ちで親戚から貰ったレモンがあったのでそれを少し絞り入れ、色味を調整するために食紅をほんの少し加えました。粗熱が取れたら冷蔵庫でよく冷やして完成です。感想:普通に美味い。ワインとか使ったらさらに美味しいんでしょうけど、コスパを考えるとうちでは水で十分です。やっぱ無花果は植えといて損はない果樹だなと思います。 25/10/25(Sat)体調が戻りました。とはいえ体力は全然駄目。寝込んでたのは一週間弱ですが明らかに体力が落ちてまして、食事の準備で1時間立っているだけで結構ヘロヘロになるレベル。いやー、マジでこれから先運動習慣をキッチリ維持していかないとなと考えを新たにしました。それはともかく、寝込む前は1時間の庭木の剪定を日課に組み込んでましたが、そんなの当然無理なのでしばらく延期。今日はその時間を寝込んでいた間に集まってしまった食材の処理に使いました。コレは別に私のお見舞いだとかそういうのではなくレギュラーで集まってしまったもので、直に食べられるんなら良いですけど、例えば栗とか。寝込んだ割と初期に貰ってしまい、ずっと気になっていたのをやっと処理できました。 私、別に栗は好きじゃないです。嫌いで食べられないという程ではないですが、わざわざ買って食べたいとは思いません。ただ、貰ってしまった物を無駄に捨てるのは死んでも無理な性分なので、そういう時に消去法的に作るのが渋皮煮です。渋皮煮は栗レシピの中でもかなり面倒臭い方なんですが、瓶詰にしておけば長期間で少しずつ食べられるので他のよりまぁマシです。ただこの渋皮煮、最初だけが超難関。栗は外から鬼皮→渋皮→本体という構造になってますが、渋皮煮の場合この鬼皮だけを剥く必要があります。しかし鬼皮と渋皮の間に隙間など皆無で、とっかかりを付けようと刺したナイフの先が少しでも渋皮を傷つければそこで渋皮煮としては失敗になります。私の場合、約2年ぶりでしたが、2割失敗しました。多分ここから先の作業でもう少し失敗が出て、歩留まりは6.5割〜7割という所でしょう。この最初の作業がマジで鬼門。ネットを調べると色々な技は載ってますが、結局のところ100%は無理で、ある程度は諦めるのが現実的なんじゃないでしょうか。 25/10/24(Fri)体調不良6日目。やっと平熱に戻りました。というわけで、今日明日2日かけて徐々に通常スケージュールに近付け、明後日から通常通りの生活に戻るという計画でやっていこうと思います。今回の風邪で一番実感したのは、料理しないとマジ時間が出来るという事です。準備と片付けを全くしないと3食分で1日大体2時間半位の時間が浮きます。あーコレだったら気軽な外食に流れるのも分かるなという感じ。私は料理を作ったり片づけたりする作業が好きなんで今後もやめるつもりはないですけど。それはともかく、今回も改めて健康の重要さを再認識しました。とはいえ、今回の反省を生かすといっても外出後のうがい手洗いの励行位しか対策が無いわけで、なんだかなーという感じではありますが。 25/10/23(Thu)体調不良5日目。今朝熱を測ったら先日まで最低でも38度台だった熱が37度ちょっとに急低下していました。身体もずいぶん楽。コレはもう回復路線に入ったと考えて良いんじゃないでしょうか。とはいえ、過去の経験からココで油断してぶり返すケースも十分あり得ると思うので、やっぱり最短1週間コースと考えあと数日は寝て過ごす事にします。体感的には眠るのが一番風邪には良いんですが、人間の身体は24時間寝て過ごすようにはできてないわけで、日中は布団の中で好きな本を読んだりして過ごしています。最悪期には頭を動かすだけで酷い頭痛がしたのでそれも難しかったですが、症状が警戒して比較にならないほど楽になりました。あと少し、油断せずに治します。 25/10/22(Wed)体調不良4日目。頭を動かすと発生する馬鹿みたいな頭痛はかなり減りましたが、体温は38度を切りません。そして今度は寒気が襲ってくるようになりました。寒気がするってことは身体が熱を欲しているんだろうという事で、布団をフルスペックの冬仕様に急遽変更。思いっきり厚着をしたうえで電気行火を中に入れた寝袋に潜り込み、その状態で上から毛布と掛布団をかぶります。こうするとかなり暑くて汗がダラダラ出るので、一定時間ごとにタイマーをセットして水分補給をするようにしました。当初は4〜5日コースだなと思っていましたが、多分最短でも1週間コースの風邪だと思われます。もう最悪だ。 25/10/21(Tue)体調不良3日目。今までの経験だとそろそろピークを越える頃なんですが、そんな気配は一切なく、相変わらず頭が痛いです。姿勢を変えて血流が変わると駄目っぽい。熱は38度から39度。もうそろそろ病院のお世話になる事を考えないといけないかもと弱気になっています。そして健康を害して初めて自覚する健康のありがたさよ。 25/10/20(Mon)体調不良2日目、熱38度から下がらずマジでキツイ。子供の頃は高熱でも割と平気でしたが、大人になってからの熱は本当に苦しいです。家事系は最小限にし、風邪薬をキッチリ飲んで寝てるのみ。今までの経験だと大体3日目くらいから軽快するケースが多いんで、それを期待してます。喉の痛みや鼻水が一切無いのがまだ救いかも。 25/10/19(Sun)人生50年以上生きていると自分の体調に敏感になるもので、あっ!何かやべーかも?と思ったら急転直下で体調不良に陥りました。多分風邪。最初は目の奥がズーンとするような感じがして、何かおかしいぞと思っていたのが始まりで、そこから関節に違和感を感じるようになり、あぁこれは駄目だと思った翌日から本格的に駄目になりました。体感的に全治3日だと思いますんで、その間は本当に必要最小限のこと以外は全部パスし寝て過ごそうと思います。無理に風邪を押して…などという価値観は最早私にはありません。体長が悪くなったら大人しく寝て早期の治癒を図り、治ってからまた頑張るってのが良いんじゃないでしょうか、多分。 25/10/18(Sat)先日ココでも書いた通り、年末に向かって1日1時間をノルマに庭木の剪定をしています。順番はとにかく端から機械的にというのがマイルール。樹は種類によって面倒臭いヤツとそうでもないヤツがありまして、楽な樹ばかり最初に剪定してしまうと面倒臭い樹ばかりが残ってしまい、モチベーションが下がってやらなくなってしまうリスクがあります。コレを防ぐにはとにかく難易度関係なく端から順番に切っていくのが一番というのが私の経験則です。 というわけで今日切ったのはツバキ。高さ4m程もあるツバキとしてはなかなかの大物で、上の方は梯子を使って樹によじのぼらないと届きません。ただし、面倒臭さとしてはそんなに高い方ではありません。木質が丈夫なので柿などと違って一定状の太さがあればのってもまず折れる心配が無いのが◎。マツの様に先が尖ってて刺さったりしないのも良いですね。季節を間違えるとチャドクガが大量発生しているので近づく事すらできませんが、今の季節であればまず大丈夫です。まぁ、高さが高さ何で落ちたら無事ではいられませんけど、その辺は注意に注意を重ねて作業するしかありませんね。 25/10/17(Fri)今日は大根の抜き菜を使って浅漬けを仕込みました。うちの場合大根は1か所に3粒種を播き、本葉が5枚程度になった段階で一番成長の良い1株を残して残りは引き抜きます。最初の頃はこの間引き作業がもったいなくて苦手だったんですが、やらないわけにはいかないので最近は機械的に作業出来るようになりました。ただ、個人的には1か所2粒で良いんじゃないかと思ってます。野菜の種の発芽率は種類によってまちまちで、例えばセリ科のニンジンやパセリはかなり低い方ですが、野菜の大半を占めるアブラナ科は発芽率がとても良くて、何にも考えずに植えても体感で9割以上発芽します。最初に3粒播いて全滅する確率は、発芽率が9割と考えた場合だとたったの0.1%です。また、仮に2粒ずつ植えて全滅並みに芽が出なかったとしたら、それは高確率で種の問題ではなく、水分や気温といった環境要因のケースなので、たとえ3粒植えてても結果は一緒だと思います。ただ最大の問題はうちの父が農作業に関して非常に保守的だという事でして、まぁ好きなようにやってもらってます。 抜いた大根は根っこごとザブザブ水洗いし、ざく切りにして水を切った後3%の塩を加え、鷹の爪や柑橘の皮などフレーバー要員を適当に加えてから重石をして3日ほど寝かせて完成。ちょー簡単です。大根の間引き菜の浅漬けはちょっと苦みがあり、それがいいアクセントになってご飯が進みます。大根収穫時の葉っぱでも作れるんですが、その場合中心の柔らかい部分だけ使わないとちょっと硬くてあんまり美味しくない。それが抜き菜の場合はまだ全体が柔らかいので、何も考えず全部漬け出来るのが楽で良いです。ただ、抜き菜はあっという間に成長してしまうので、ほんの一瞬しか作ることが出来ませんけども。 25/10/16(Thu)今年もあと2カ月半ということで、毎年恒例庭木の剪定を始めました。例年ならもう涼しくなって外作業が楽になっている頃なんですが、今年は暑い。剪定は気温が下がって庭木の活動が落ちた時期に行うのが鉄則で、それに従うなら今年はまだ早いんですけど、私の気持ちとして今年の剪定は年内に終えたいのです。今までのデータからするとうちの庭を一周剪定するのにかかる時間はのべ50時間前後。1日1時間作業するとして50日ですが、雨の日や他の予定が入って作業できない日も結構あるので、今年があと75日になった10月半ばくらいから始めると心理的にも安心して締め切りを見据えた庭仕事が出来るという計算です。 剪定していて思うんですが、庭って本当に維持コストがかかります。うちは剪定は年一回ですが、草むしりは通年でやってますし、樹の種類によっては施肥もしないといけません。コレが果樹だったらリターンもありますが、うちに生えているのはほとんどがマツとかウバメガシとか、風情を楽しむ者が殆ど。私は庭を見て風情を感じる趣味はほとんど無いので、自分がイチから家を作るんだったら庭は作らないか、植えるにしても全部果樹にしてしまうと思います。リターンというモチベーションなしに庭を維持するのは気分的にも厳しいですし、かといって外注すると結構なコストがかかります。結果、庭なんてそれを趣味とするならともかく、基本的には持つもんじゃねーなと思ってます。昔の政治家がでっかい庭に池に鯉、みたいな豪邸に住んでましたけど、まさか政治家自身が庭木を剪定し池の水を抜いて定期的に掃除して、とかはしてなかったでしょう。アレは財力があるからこそできる技で、庶民に庭は要らないと思います。 25/10/15(Wed)干し芋が出来上がったので早速毎朝少しずつ焼いて食べてます。この焼く作業ですが、うちではガス台についている魚焼きグリルをかなり前から使用禁止にしています。魚焼きグリルは焼いた魚の脂でベトベトになってしまうのにもかかわらず、構造的にとても掃除がし辛く清潔さが保てないので、うちでは使用禁止です。その代わり使っているのが古いフッ素加工のフライパン。 市販のフッ素加工が施されたアルミホイルを使えば、フライパンで簡単に焼き作業が行えます。このアルミホイル、ノーマルアルミホイルに比べると当然お高いですが、馬鹿みたいに高いものではないのでうちでは常備しています。また、今回の干し芋の様に脂が出ず殆ど汚れない物を焼いた時は、軽く洗って何度も使いまわす事でコストをカットします。ところで、この作業で使うフライパンですが、うちでは基本的に鉄製のものばかり使っているんですけど、この用途で使うと結果的に空焚きと同じ状態になり、育てた油膜が死んでしまうので、うちでは古いテフロン加工のフライパンを使ってます。かなりの年代物でテフロンもほぼ剥げてしまっているんですが、コレだったら何の気後れも無く空焚きできるので、フッ素加工アルミホイルを使った焼き物の際には重宝してます。一般的な観点で言うと軽く廃棄対象なんですが、見方を変えると使えるアイテムになるのが面白いですね。 25/10/14(Tue)山ほどあるサツマイモのストック対策としてとりあえず干し芋第一弾を仕込んだんですが、当然のようにサツマイモはまだ沢山あります。続けて第二弾でもよかったんですけど、ココは目先を変えて大学芋だろという事で約1年ぶりに作ってみました。ですが今年は去年までの反省を生かし、自分の中で主義主張を変更した部分があります。テレビの料理番組を見ていると、野菜の下茹でをする際にかなりの確率で電子レンジを使います。でも私アレ、嫌いなんですよね。何かこう、料理をした感じがしないというか…。という事で極力電子レンジで下茹でをしない(温めるのにはバンバン使う)というのが私のポリシーだったんですが、今回それを曲げました。 大学芋って真面目に作ろうとするとかなり大量の油と時間がかかります。少量の油でというスタイルもありますが、油に浸かっている部分が少ないため満遍なく焼き色を付ける為には芋を何度もひっくり返す必要があり、そうすると芋が崩れるリスクが上がります。ですんで今回は予め電子レンジで粗方火を通しておき、最後に少量の油で表面に焼き色を付けるというスタイルにしました。これだったら使う油が最小限で済みますし、最初から火が通っているので生から火を通すのに比べれば加熱時間も随分減らせます。 という事で作ってみたんですが、相変わらず自分カラメル系が下手ですわ。ホント、全然上手くなりません。カラメルは砂糖と少量の水を煮たてて茶色くなり始めたところで火を止める事で作るんですが、この火を止めるタイミングがマジで難しい。早過ぎると粘度が足りませんし、遅すぎると焦げ臭くなります。このベストタイミング、多分10秒も無いんじゃないでしょうか。こういうのは結局前の経験が鮮明なうちに何度も場数を重ねるしかないんですが、カラメルを毎日なんて作りませんので、全然上手くならないのですよ。 25/10/13(Mon)今年も高知の親戚から水晶文旦を貰いました。水晶文旦の基本的な食べ方は赤道ラインに薄く切れ込みを入れ、そこに指を突っ込んで上下に皮を剥き、房に分けてから薄皮を剥くという手順でして私も長年そうしてきたんですが、ここ数年少し変更を加えました。最初に薄く切れ込みを入れる線を赤道ラインから経線ラインに変更したのです。理由はオレンジピールならぬ文旦ピールを作る際、経線ラインでカットした方が長く形の良い皮がとれるからです。赤道ラインでカットすると、繊維に沿って切り出そうとした場合、カットした赤道ラインで長さが半分になってしまうのが個人的にNGです。 こうやって手に入った半球はさらに半分にした後、2等分or3等分してオレンジピールっぽい形を取り出し、内部の白いフワフワは極力ナイフで削ぎ取ります。その後3回茹で零して砂糖水で煮詰めるとか結構大変ですし、出来上がった砂糖の塊を見ると健康には良くないよな…と思いつつ、お茶請けには丁度良いので何だかんだ文句を言いつつ毎年作ってしまいます。こういうチマチマした作業が根本的に好きなんですね。 25/10/12(Sun)まだ全部採りきれていませんが、今年の畑のサツマイモは20kg程になる模様。天日乾燥の後1個ずつ古新聞紙で包んでネズミが来ないよう金網に入れて冷暗所で保存していますが、ただ保存していても先が無いのでとりあえず第一弾として干し芋に加工しました。干し芋にする際は皮を剥いたり整形したりで小さくなりがちなので、使うのは大ぶりの個体に限ります。両端を切り落として1時間ほど竹串がスッと刺さる程度まで蒸したら作業効率の為一旦常温まで温度を下げます。 その後皮を剥き、6〜7mmの厚さにスライスします。切り方は諸説ありますが、私は芋の繊維に沿った方向でカットした方が歯応えが残って美味しいと思いますけど、芋の形によっては繊維と90度にカットしないと歩留まりが極端に落ちるケースもありますんで、そこは臨機応変に対応します。最後にザルに広げて天日乾燥するのですが、干し芋の場合は保存というより水分を抜いて味を凝縮させることに重きを置くので、乾かし過ぎないのがポイントです。あとは当面食べる分を除いて少量ずつビニール袋に詰め冷凍しておきます。干し芋の最大のメリットがこの冷凍できるようになるという点で、旬の時期に無理やり大量に食べてみるのも嫌になりがちな芋を、長期間にわたって少しずつ飽きずに食べられるのが干し芋の醍醐味。手間はそこそこかかりますが技術的には全然難しくないので保存食ビギナーにもオススメです。 25/10/11(Sat)最近突然マイブームになったのが鶏そぼろです。今まで殆ど作った事なんかなかったのに唐突に食べたくなりまして、作ったらはまって現在常備状態です。作り方は簡単。鳥ムネミンチを油をひいたフライパンの弱火でゆっくり火を通します。この時ダマにならないようにヘラで丁寧に塊を潰しながらパラパラにするのがポイント。7割方火が通ったら醤油・味醂・胡麻・生姜を投入し、水分が飛ぶまで煮詰めたら完成。うちの場合200gで作って半分は冷凍することで最後まで傷まず食べ切ることが出来ます。 使い方としてはご飯にかける一択。お茶碗1杯に大匙1程度のそぼろをかけ、よくかき混ぜて食べるだけ。今は紫蘇の実の醤油漬けがあるのでそれを少し加えると爽やかでいい感じになります。鳥そぼろというと世間的には三色丼がすぐに浮かぶと思いますが、ああいう凝った料理は好みじゃないので多分やりません。緑の野菜と卵で三食にしても結局混ぜて食べるんだろうと夢の無い事を考えてしまうのが私の悪い所です。 25/10/10(Fri)毎日少しずつノルマを決めてサツマイモを掘っていますが、当然のように出てくる芋は大きいのから小さいのまで様々です。小さい芋は大きい芋に比べて水分が飛びやすく長期保存に向かないので、基本すぐ食べるしかありません。ですんで、選別の際に50g以下のものはその場で弾き、紙袋に入れて冷蔵庫に保存し、なる早で食べます。 現状一番よく作っているのがハッシュドポテト(サツマイモ版)。約50gが1食の目安。茎を根を落とし、約2/3を皮ごとなるべく細く千切りにし、残りの1/3はおろし金でおろして両者を混ぜ合わせ、塩少々を加えて両面焼き色がつくまでフライパンで焼きます。わざわざおろすのはつなぎにするためで、全部千切りにしてしまうと何か粉を入れない限り焼いている最中にバラバラになります。焼きあがったらほんの少し蜂蜜を塗って完成。感想:完全な総菜枠のオリジナルハッシュドポテトと違い、サツマイモで作るとデザート枠になります。ケチャップやマヨネーズは全く合いませんが、ハチミツやメイプルシロップはよく合います。20gとかのあまりに小さい個体は流石に畑に捨ててきますが、せっかくコストをかけて作ったのだからなるべく無駄なく食べたいと日々努力を重ねてます。 25/10/09(Thu)冬の葉物野菜がいい感じに発芽してきたので、今日は一度目の間引き作業。間引くことで残した株の成長が良くなるため必要不可欠な作業ですが、最初の内は何だかもったいなくて嫌でした。ですが、間引かないと全ての成長が目に見えて悪くなるので、最終的にいい結果を得たかったら間引きは必須です。そして間引いた株も無駄にはしません。 今日抜いてきたのは小松菜。ただ、今間引く野菜は蕪や水菜といったアブラナ科のものが多く、成長したら全然違う野菜になるものでも数cmの段階では味に違いはありません。タライに貯めた水でザブザブ洗って泥や虫をよく落とし、熱湯で1分茹でた後水に放ち、よく絞ってから醤油鰹節ベースで味をつけてお浸しにするのが定番です。注意点としてはよく洗う事。細かい苗が複雑に絡み合っているので、成長した野菜よりも格段に内部に汚れをため込みやすいです。土は洗っている内に下に落ちるのでまだ良いですが、小さなカタツムリが茹で終わった葉っぱの中から出てきたとか良くあるパターン。慣れているのでカタツムリだけ取り出して廃棄し、葉っぱは普通に食べますけど。また、根もまだ糸サイズなのでわざわざ落とす必要はありません。というか、イチイチ根を落とすなんてコスパ的にも不可能です。そんな抜き菜のお浸しですが、癖が無くとても美味しい。この辺だと捨てる人も多い抜き菜ですが、持って帰ってくると一品になるので私は無駄にしない事にしてます。 25/10/08(Wed)そろそろ畑のサツマイモが掘り時じゃね?と思い試掘してみたらいい感じだったので本格収穫する事にしました。芋掘りというと幼稚園や保育園の園児のお楽しみイベントというイメージが強いかもしれませんが、実際やってみるととんでもない重労働です。アレは9割5分を大人が御膳立てして最後の最後楽しい部分だけ園児がやるから楽しいのであって、最初から全部やらせたらただの児童虐待だと思います。 芋掘りの手順としては、1. 地上部分を鎌で刈り取る。2. シャベルで掘る。3. 日当たりの良い場所で丸一日乾燥。4. 傷のある個体を弾き、不要な根や茎をカット。5. 1個ずつ古新聞紙で包み、鼠対策を施した風通しの良い冷暗所で保存。という手順を辿ります。特に大変なのが2.の掘る工程。とにかく力仕事で滅茶苦茶大変です。うちの場合、約20m1列に植えてますけど、コレを1日でやろうとしたら過重労働で死んでしまいますので、私の場合3等分し3日かけて掘ります。シャベルが芋に少しでも当たると一発で傷物になり長期保存出来なくなるので、適度に距離を置いて刃を入れてこの原理で土を起こして取り除いていくのが本当に大変。たった6m掘っただけで汗まみれになります。また、裸の状態で日を跨ぐと夜間高確率でネズミがやってくるので、最終工程までを1日で終えないといけないのも地味に重労働。芋掘りってそんな楽しいものじゃないですよ、マジで。 25/10/07(Tue)今日は行きつけのホームセンターで見切り品150円となっていたクランベリーの苗を買ってきました。私、見切り品の植物が大好き。安いというのは勿論ですが、死にかけを復活させたときのカタルシスがたまりません。とはいえ私の技術は全然高くないので失敗する事の方が多いんですが、摘んだ試行錯誤と経験は無駄になりませんし、仮に失敗しても150円なら全然許容範囲内です。 軽く調べたんですが、クランベリーは冷涼な気候の湿地帯に育つ植物でして、この辺の気候だと暑い夏を超せるかどうかが勝負所となりそうです。水切れはとにかく注意するとして、暑さ対策としてはなるべく風通しが良くて涼しいけれど日差しは確保できる場所という難しい条件をクリアしないといけないので、枯れるとしたらココだろうなと思います。クランベリー畑を映像で見た事あるんですけど、収穫時は畑丸ごと水没させ浮かせた実を掃除機みたいな機械で吸い取るという超ダイナミックな風景でした。是非一度直に見てみたいものです。 25/10/06(Mon)今日は軒下で作っていたプチトマトの片づけ。涼しくなってワンチャン復活するかと思ったのですがどう見ても無理っぽいので見切りを付けました。まずはビニタイを一個ずつ丁寧に外します。その際中の鉄線が切れているものは廃棄し、無事なものはまとめて袋に入れ次回も使用します。次にトマトの茎を支柱から外し、まとめて畑へもっていって堆肥化します。うちは行灯型の支柱を使っていて複雑に絡み合っているので結構面倒ですが、頑張ります。 最後に鉢から支柱を引っこ抜いた後、鉢の土は畑に返したら、鉢と支柱を所定の位置に戻して完了。他人の家でたまに終わった鉢をそのままにしているのを見かけますが、アレは本当に家全体が荒れた印象になるので駄目です。終わった鉢はとっとと片付け、次があるなら速やか移行することで、鉢の減価償却も捗っていい感じになります。出来れば年中鉢を使っている状態にするのが理想ですが、それはなかなか難しいですね。 25/10/05(Sun)梅雨前に収穫したジャガイモを昨日食べ切りました。今回は初挑戦という事もあり種芋1kgから収穫したのは5kg程とイマイチ本意ではない成績でしたが、そこは次回に期待です。収穫はイマイチでしたが、常温保存は完璧でした。何度やっても上手くいかず、来年からは常温保存をスッパリ諦め、炒めて冷凍&ピクルスでいこうと決めた玉葱とは大違いです。うちのジャガイモ常温保存決定版はこんな感じ。 収穫は少なくとも4〜5日は雨が降らず土が乾いたタイミングを狙います。掘ってきたジャガイモをブルーシートの上に広げて丸一日乾燥させます。腐るリスクが上がるので、絶対に洗ってはいけません。表面が乾いたジャガイモを1個ずつ古新聞で包み、野菜コンテナ×3に入れて縦に積みます。このコンテナには持ち手の部分に穴があいており、そのままだとネズミが進入して食い荒らされるので、コンテナをピッタリ囲むように作った金網のケージで覆い、一番上はこれまたピッタリサイズに切った合板の蓋をして冷暗所に保存します。コレでも小さいヤツから干乾びていくので、保存は大体大きさ別にし、小さいのから優先的に食べていきます。こんな感じで多分完璧。それでも稀に腐るのがありますが、それはもう仕方ないと諦めるしかありません。これ以上を狙うなら温度・湿度を人工的に管理する必要がありますが、流石にそれは無理なので。 25/10/04(Sat)暑さ寒さも彼岸までと言いますが、9月はアホみたいに暑かったので今年は例外だろうと油断していたら本当に涼しくなり、暦すげーと思わざるをえません。今までは就寝時タオルケット1枚あれば十分だったんですが、流石に寒いので掛け布団を出しました。部屋着も昼間はともかく朝晩はTシャツ1枚だと無理があるので長袖のトレーナーが必要です。ただし問題が一つ、臭いが…。 勿論前回片付ける前にしっかり洗濯はしたんですが、繊維にしみ込んだ脂汚れを100%落とすのは不可能でして、それが約半年間を経て酸化しえもいわれぬ香りにクラスチェンジしてしまっています。一度洗濯すればほぼほぼ大丈夫なんですが、ここ数日は秋雨前線の直撃で雨が続いており洗濯できず、重度の加齢臭みたいな香りに包まれて鬱な日々。早く天気が回復してくれるといいなぁと願う今日この頃です。 25/10/03(Fri)真夏に収穫したカボチャを1個ずつ新聞紙で包み、うちの中でもかなり涼しいと思われるガレージで保存していたんですが、約2カ月経過で既に1/3が脱落しています。去年はもっと全然成績が良かったんですが、今年は暑さが酷くて耐えられませんでした。しかも理由は不明ですが、時間経過でもそんなに美味しくなりません。カボチャは上手く保存すると甘味がのって美味しくなり、冬になってからが食べ頃になるんですけど今年は全然駄目。うちでは煮物の他にもポテサラ的にカボチャを使う事が多いんですが、煮物はともかくポテサラは水っぽさが抜けず全然駄目です。 とはいえやっぱりポテサラは食べたくなるわけで、仕方がないんでジャガイモを買ってきて作ってます。皮を剥くのが面倒で以前は皮ごとマッシュしていたんですが、最近ではやっぱり皮は邪魔だなという考えに至り、下茹で後に皮を剥いています。そしてその皮が意外と美味しい。うちでは朝食のトーストをフライパンで焼いているんですが、余った場所でジャガイモの皮をカリカリに焼いて塩を振ったのが好き。トーストをフライパンで焼くのは少数派かと思いますが、トースターと違って余白で色々料理できるのでお得な感じです。先日のアジの中骨は軽く塩をして(日持ちの為に)軽く焼いて火を通したものを冷蔵保存しておき、毎朝コレをカリカリになるまで両面焼いて骨煎餅で全部消費しました。そのおかげでトースターはもう何年も使ってません。今年こそいい加減リストラだな…と思って早数年。もう流石に処分しても良いかなと思ってます。 25/10/02(Thu)うちの庭には何か所か紫蘇が勝手に自生してまして、時々摘んできて料理に使っていたんですけど、最近葉っぱがどんどん小さくなり花が咲きました。こうなると今年の紫蘇は終わりですが、花は食えるんでコレが最後という事で摘んできました。紫蘇の葉は穂紫蘇といって立派な食材です。とはいえ調理方法はほぼ一択、醤油漬けしかありません。穂紫蘇は毛が無くて実が疎らな猫じゃらしみたいな構造をしてます。軸の部分は食えないので、とりあえず実を軸から外さないといけません。外し方は軸の先の方を親指と人差し指で摘んでしごけばOK。ただし、欲張ってあんまり先の方を摘まむと軸が切れるんで、ある程度の所を摘まんでしごき、そこから先は指先で摘んでちまちま千切るか効率重視で諦めるの二択になります。私は勿論前者。 あとは集めた実を醤油に漬ければ完成。勿論鷹の爪・生姜・胡麻など味変フレーバーの利用は自由なんですけど、うちでは醤油だけの場合が多いです。コレをご飯に乗っけて食べると、紫蘇の香りと実を噛んだ時のプチプチ感が絶妙で珍味。ただ、実を軸から外すのに結構手間がかかるのが難点です。ボウル一杯採ってくると処理に小一時間位かかってしまいます。醤油漬けなので日持ちしますし、当面食べられない分は冷凍しておけばいいので、作ってしまえば問題ないんですが、その手間と時間が唯一の難点ですね。 25/10/01(Wed)今日のメインは昨日半分残して塩を振っておいたアジ4匹分を使ったアジフライ。今回はアジが小さかったため、ウロコとゼイゴはとらなくても良いんじゃね?と思い敢えて付けたまま調理しました。小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつけ、油に投入。魚全般に言える事ですが、火を通し過ぎるとパサパサになって不味くなるので絶対NG。アジの場合アニサキスは例外として基本生で食べられる食材なので、加熱し過ぎよりは加熱不足の方がまだマシというスタンスでいきます。 今回は魚が小さく身も薄いので一瞬で火が通るため、180度で両面各1分弱を目安にしました。タイマーはかけますが、箸で少し押して弾力を確認し手ごたえが変わったタイミングが決め手です。一回だけひっくり返して両面きつね色に色付いたら完成。味付けはウスターソースも良いですが個人的にはタルタル好きなので片手間で作ります。茹で卵1個を刻んだものと晒した玉葱、微塵切りのパセリをマヨネーズで和え胡椒で少しパンチを加えるだけの簡単バージョンですが結構美味しいですし、余れば朝食のパンに塗るだけなので無駄も出ません。そしてつくづく思いますが揚げたてのフライは最強です。スーパーの総菜フライ位なら軽く勝てるレベルですね。ちなみに問題のウロコとゼイゴですが、ウロコは全く気にならずゼイゴはカリカリしてむしろアクセントになりました。大きさにもよりますが、基本外さなくても良いと思います。
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