2006年01月

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06/01/31(Tue)

もう、な〜んにもする気がしない日というのも、たまにはあります。そんな時によく作るのがご飯お好み焼き。小麦粉100g、水150gをよく混ぜまして、そこに茶碗一杯のご飯を投入。後はその辺にあるものを適当に刻んで入れます。昨日は、人参・玉葱・青海苔・鰹節・胡麻などなど。それを熱したフライパンにジュッと入れ、焦げ目がついたら弱火に落として蓋。タイミングを見計らってひっくり返し、もう片方にも焦げ目を浸けたら完成。

空いたもう一方のガス口では、タレを作ります。醤油・味醂・砂糖・鰹節をひと煮立ちさせ、水で濃さを調整して出来上がり。市販のお好み焼きのタレは、色々入りすぎていて口に合わないんで、その場で即席に作るアッサリしたタレをいつも使ってます。

焼けたお好み焼きは2cm角位に切って皿に盛り、あとはタレをつけて食べるだけ。毎日これをやると、かなり侘しい感じにとらわれますが、たまにやる分には目先が変わってなかなかよいです。それに、中途半端に余った野菜を一括処理できるのも魅力の一つ。肉や卵が入った市販のお好み焼きとは全く別次元の存在、それが、うちのご飯お好み焼きです。ちなみに、これをおかずにご飯を食べるというのは、さすがにしません。

06/01/30(Mon)

私は料理をする際は、コストを非常に気にします。この皿の料理の原材料費はいくらなのか、ガス・時間はどれくらいかけたのか。そしてそのかけたコストに対して、満足度を判断します。いくら美味しくても、材料費が高過ぎたり、料理の手間が大変だったり、作るのに三日かかったりすると、次に作る気は失せてしまいます。反面、料理は美味しいのが大前提なので、いくらコストが低くても、不味ければ何の意味もありません。料理本を紐解くと、手間と時間をかけるほど料理は美味しくなるという教えがまことしやかに語られており、私のあまり好きでない“スロウフード”なる言葉も出現します。しかし、さっと作れるものでも美味いものは美味い反面、無駄に手をかけて素材の味を殺してしまう場合もあるので、材料費・手間・時間と味の満足度には、そんなに強力な相関関係は無いと思います。

なるべくコストを抑えて、最大限の満足を得る。もし満足度が足りなかったら、もう少しコストを上げて再トライしてみる。そういうトライ&エラーが楽しくもあるんじゃないでしょうか。コスト負担が軽ければ、日常の習慣として長続きさせることもできますしね。人はこのスタンスをケチと呼びます。

06/01/29(Sun)

先日デパートを歩いていて、地場産品物産市のようなものに出くわしました。野菜をはじめとする山の幸を売ってまして、私そういうの大好きですから、しばらく見ているうちに、やってきた中年の女性が袋入りのコゴミの塩漬けを指差して、“これは何?どうやって食べるの?”って訊いてるんです。もう、見たまんまコゴミだし、見たまんま塩漬けなんで、水で塩抜きして食べるのは当たり前じゃないの?と思ったんですが、どうも当然じゃないらしい。全部説明を受けてました。そして更に“何時間水に晒せばいいの?”って、適当でエエがねそんなもの。一晩漬けておいて、抜き過ぎたら味付けを濃くすればいいだけの話だと思うんですけどね、私。炒めても煮ても、好きにしたらエエがね。

そうやって質問を重ねた挙句彼女、“面倒臭いのね〜”と言って立ち去ってしまいました。水に浸して一晩放置するのが、そんなに面倒臭いのかと思わず突っ込みたくなりましたが、まぁ、他人は他人。ちなみに私ですが、何も買いませんでした。結構高かったんです。こういう物産市って、田舎からでてきた純朴そうな人が、垢抜けない仮説店舗で売っている事が多く、下手をすると騙されますが、冷静に分析すると結構強気な値付けの場合が多いです。私は騙されない。そうそう、コゴミですが、山菜としては珍しくアクが全く無いので、フレッシュなものをさっと茹で、鰹節と醤油で食べると激ウマです。まぁ、そんな僥倖は滅多にありませんけどね。

06/01/28(Sat)

先日の日記で書いたように、私は湯たんぽ愛用者。冬のその他の防寒対策といえば、うちではアンプラグドが基本。まず、とにかく着込む。インナーは、登山用品店で手に入る機能インナーを愛用しています。ペラペラに薄いのに、一枚着るだけで暖かさが全然違う。上下揃えるだけで1万円近くしますが、洗ってもすぐ乾くのでセット数を数多くそろえる必要がなく、何年も使えるものなので、私は愛用してます。冬はこれに限る。靴下も登山用品店で買ったもの。さすが餅は餅屋というべきか、非常に暖かい。

それに加え、首にはフリースのネックウォーマー、頭にはこれまたフリースのニットキャップ。そうしておいてから、最小限ガスファンヒーターで部屋を暖めるのが、うち流。もちろん、主流はもっとガンガン部屋を暖め、極端な話部屋の中ではTシャツ一枚でも快適、というやりかたもありますが、あんまり好きじゃないんです、こういうの。冬は寒いと相場が決まっているので、寒い寒いとブチブチ言いながら、それっぽく過ごすのが好き。ええそうです、私の合言葉は“やせ我慢”。それにホラ、こうすると光熱費が安く上がるでしょ。衣料品は下手すりゃ何年も使えますんで、こっちの方が総合的にもお得な気がします。私、ややケチなんですよ。

06/01/27(Fri)

このクソ寒いのに、三年来愛用のブリキ湯たんぽに穴が開いてしまい、大ショック。それも気付いたのが寝る直前だったので、その夜は極寒の中湯たんぽ無し。小さなピンホールだったので、水の被害はほとんどありませんでしたが、湯たんぽとしてはお役ゴメンです、サヨウナラ。次の日昼に職場を抜け出し、早速新しい湯たんぽを買いました。

三年使って気が付いた、ブリキ湯たんぽの最大の弱点、それは錆ではなく気圧です。湯たんぽに満タンにお湯をいれずに使った場合、時間が経って中の温度が下がってくると、昔理科で習いましたね、水や空気は体積が小さくなります。水は大した事無いのですが、空気は非常に小さくなるので、中に空気がたくさん残っていると、気圧で凹んでしまうのです。凹むと角ができ、中のコーティングが剥がれて錆ができ、穴が開くという寸法。実に分かりやすい。最近はプラスチックの湯たんぽが主流ですが、こちらの場合も多分一緒。錆びこそしませんが、満タンにしないで使っていると気圧によるダメージが蓄積し、弱い部分にヒビが入る可能性が高いと思います。

というわけで、湯たんぽの最大の鉄則は満タンにして使うことなのですが、前回の容量は3リットル。うちには2リットルのヤカンしかないので、不精をしてしまったのでした。しかし、急いで新しく買った二代目は、選択の余地無く3リットルのプラスチック。買った夜から2口コンロ総動員でお湯を沸かす羽目になりました。ただし、プラスチックはブリキと違って中の水に錆が全く入らないので、朝洗顔に使うのにはとてもいいですね。何事もいい方向に考えないとね。

06/01/26(Thu)

うちはFMラジオがかなりの確率で点けっ放しになっているのですが、グルメレポート系のコーナーが結構あります。そういうものを聴いていて、すごく不思議に思うのが、美味しさの表現方法。お菓子のレポートの際は、かなりの確率で“甘く無くて美味しい”というコメントが出てきますが、果物のレポートの場合は、“甘く無くて美味しい”というコメントが非常に多い。お菓子が“甘くて美味しい”と言われることは比較的珍しく、果物が“甘く無くて美味しい”と言われるのを聞いたことは、個人的にはいまだかつてありません。これは、何故?

まぁ、レポーターだって商売ですから、例え美味しくないものを食べた場合にも“不味い”とは言えません。だから自然と定型文が口にのぼるかも、とは思います。でも、言葉のプロなんだから、もうちょっと色々ボキャブラリーがあってもいいんじゃないでしょうか。とはいえ、変に耳慣れていない言葉を使うと、無理がでて苦しいというのはあるでしょうから、苦しいのかもしれません。それに、本来日本語は、味覚に対する語彙がとても少ない言葉らしいですから。でも、“甘くて美味しい(美味しくない)”、“柔らかくて美味しい”は、この辺で打ち止めにして欲しいなぁ、とは思います。自分の作った料理に対してこのコメントが出たら、ちょっと嫌ですねぇ。

06/01/25(Wed)

大家さんから人参を袋一杯貰いました。ありがたいことはありがたいんですが、人参ってやや使いづらいのでちょっと困ります。いえ別に、人参が嫌いというわけではないんです。ただ、癖の強い野菜なので、大根・キャベツ・白菜などと比べると、一回に食べられる量が限られてくるもので。白菜などはタッパー一杯の浅漬けに加工しておいても、4〜5日で無くなりますが、人参はちょっと難しい。それに、人参は大根などに比べると細くて固いので、千六本にしようなどと思うと、やや面倒臭い。無論、専用のツールを使えば簡単ですが、そういうのは使わないのがポリシーなもんですから…。

味噌汁の具としてなど、チマチマ使っていても全然埒があかないので、今回は三本使ってキンピラ。皮も葉の根元も付いたまま、ごっそり千六本に切り(先に書いたように、ちょっと面倒)、鷹の爪を加えて胡麻油で甘めに炒りつけます。本来キンピラというと牛蒡が主役なんですが、今回は人参消費が目的なので、具は人参のみ。それでも、ご飯のお供には最適です。一本は味噌汁用野菜タッパー入れ送り、一本は拍子に切って味噌漬け。幸い今の季節は気温が低く、常温で保存も問題ないので、残りは部屋の隅で待機です。これでまだ半分。さて、残りは後日、乱切りにして蒸してから、スリゴマをふりかけてみようかなと思ってます。

06/01/24(Tue)

一人暮らしの料理の定番といえば、炒め物。一人暮らしを始める人に対して、“とりあえずフライパン買っとけ、炒め物が作れるから”という類のアドバイスをするのは定石中の定石です。しかし、うちで作るのはむしろ煮物。

炒め物は作ったその時に食べ切りるのが基本。残った炒め物を冷蔵庫から取り出してきて食べるというのは、ちょっと侘し過ぎますし、レンジで温め直した炒め物は、歯応えが失われて美味しくない。それに対して煮物は、一回作って冷蔵庫に入れておけば、傷まない限り何度かに小分けにして食べられますんで、対費用効果が高いと思います。

ところでその煮物、さすがに今の季節はレンジで温めて食べることが多いですが、野菜の煮物に限っていえば、私は冷たいままの方が美味しいと思います。出来立て熱々の煮物も確かにいいんですが、よく知られているように煮物は一度冷ますと味がよく染み込みますし、それに加えて冷たい方が味がよく分かると感じます。また、ご飯も同様。炊き立てホカホカは確かに美味い。美味くはあるが、先入観を取っ払ってよく味わってみると、冷や飯には冷や飯の美味さがあることに気付きます。お茶漬けは冷やに限りますしね。早く暖かくならないかなぁ。

06/01/23(Mon)

先週味噌を仕込んだ話をここでも書きましたが、うちの味噌は手前味噌です。その味噌の最大の用途は、当然味噌汁。“はじめての料理”の類の本を開くと、必ず味噌汁の作り方という頁があり、“ダシは頭をとったイリコを軽く炒めたものor昆布。余裕があれば前日の夜から鍋に水を張って浸けておきましょう。いいダシが出ます。”なんて書いてあります。しかし、手前味噌を使っていると、味噌汁にダシを入れる必要が本当にあるのか?と思わずにはいられません。例えば、大根と油揚げといった超定番シンプル味噌汁の場合。分量の水に具を入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、味噌を溶かした後、蓋をして一呼吸。私にとってはこれだけで十分に美味い。ここにダシを入れると、個人的には旨過ぎると感じます。味噌・具から出る旨味で、もう十分。

先日、スーパーで安売りしている味噌を口に入れる機会がありました。明らかに味噌以外の調味料が入っており、味噌本体の味はスカスカ。こういう味噌だと、ダシを入れなければ味が決まらないかもしれません。でも、きちんと作った味噌を使うのだったら、多分ダシは余計です。とりあえず機械的にダシを放り込むその手を止めて、自分の舌で判断するようにすると、また一つ新たな地平が開ける、かもね。

それにホラ、そうするとダシ代が浮きますし。でも、味噌がぐっと高くなるので、総合的なコストはむしろ高くなります。私が単なるケチでダシを入れないわけではない事が、ここからうかがえると思います。いやまぁ、ケチなんですけどね。

06/01/22(Sun)

先日職場で、同僚がしけった胡麻煎餅を捨てようとしているところに遭遇しました。一個ずつ小分けに包装された、小さめの胡麻煎餅。“この、アホタレが”と心の中で言いながら、回収。しけった煎餅は吸い物or味噌汁の具と相場が決まっています。特に胡麻煎餅は香りがいいので、吸い物に最適。昆布でダシをひいたお湯に砕いて放り込み、蓋をして待つこと三十秒(ウソ・適当)。多分それだけでは塩味が足りないので、適宜醤油か塩で味を調整します。言うなれば廃物利用ですが、かなり上品な味がします。

また、砕いたものを使ったお茶漬けは定番中の定番。砕いた煎餅と塩適量を温かいご飯の上にふりかけ、緑茶を回しかけてすすりこむ。夏は冷たく作るのがツウかと思います。飲んだ後に最適ですが、飲まない私も実は好き。サルベージしてきた煎餅は10枚。しばらくは、いつもと違う食卓ラインナップが楽しめそうです。

06/01/21(Sat)

外では雪がドカドカと降ってます。北国の人には珍しくも無い光景なんでしょうが、東京でこの光景はレア。確かに寒くて閉口なんですが、雪が音を吸い込んでいるからでしょうか、こんな日は心なしか外が静かな気がします。

そして、こんな寒い日は先日仕込んだ牛筋の煮込みが大活躍。250円で片手鍋に山盛り出来てしまいましたので、しばらくは楽しめそうです。一回分を鍋にとり、コンロで熱々に温めます。炊きたてのご飯をごく軽く茶碗に盛り、その上から温めた牛筋を豪快にかけ、更に一味唐辛子をパラリ。要は牛丼なんですが、そこいらの牛丼屋の牛丼とは一味違う…気がします。主観入ってますんで。ここでは滅多にとりあげない時事ネタですが、牛肉。やっと輸入が再開されたと思ったら、いきなり停止。牛丼チェーンはガッカリですね。私の生活にはほとんど何の影響も無いので、完全に傍観者モードです。イイ加減な人はどこにでもいるもので、そんな解体業者に当たってしまったのですね。いろんな人がいい迷惑な一件でした。

06/01/20(Fri)

本日、仕事帰りのスーパーで見つけた目玉商品は、牛筋。国産品(自称)で鮮度も問題無さそうなんですが、いかんせん解凍に失敗して一部が変色しています。その為に、本来100g148円だった品物が、約500gパックで250円。牛筋なんてどっちみちコトコト煮てしまうのだから、解凍失敗による変色なんて全然問題ありません。この極寒の季節、牛筋の煮込みなんて最高じゃないですか、ということで迷わず購入。

なるべく早く柔らかくすべく、繊維に直角に包丁を入れた牛筋を水から火にかけ、沸騰したら煮汁を捨てて新たに水を入れ…を繰り返すこと三回。煮汁が勿体無いような気もするんですが、こればっかりはあまりに臭くて、さすがの私も無理です。三回というとかなり面倒臭いような印象もありますが、食事の準備→食事→風呂の合間を見て作業を行うので、特にロスは感じません。臭いが落ち着いてきたら、味醂・醤油・砂糖・塩で甘めに味を決め、昆布と生姜を一片。生姜は甘酢に漬けておいたものですが、細かい事は気にしません。牛筋だけにしようかとも思ったのですが、丁度大根が少し残っていたので、ダシのしみた大根もいいべと思い直し、銀杏に切って投入。

当然昨日の夕食には間に合いませんでした。昨夜から今朝にかけて何度か煮返していますんで、食べられるのは今日の夕食から。少し味をみたところ、かなりいい感じに仕上がってきています。実に楽しみ。

06/01/19(Thu)

私はテキストエディタを駆使してこのサイトを作っているわけですが、先日とても便利なソフトを見つけました。その名はSmartCaret。私は14インチディスプレイのノートを使っており、画面がそんなに大きくないので、タスクバーを非表示にして少しでも作業画面を稼ぐようにしています。こうした時に一番困るのが、今日本語入力がonなのかoffなのかが分からなくなるということ。無論入力バーを表示すればこの問題は解消しますが、本来の趣旨と離れるので、却下。というわけで、今までは勘と記憶に頼って作業をしていました。

そこで見つけたのが、このSmartCaret。入力をする際に、まさに今入力せんとする部分で点滅している棒がキャレット。このキャレットはいつも一定速度で点滅を繰り返すのですが、SmartCaretをつかうと、日本語入力がonの時とoffの時で点滅速度を変える事が出来るのです。そしてこの設定は、エディタだけでなく、ブラウザをはじめとするその他あらゆるアプリケーションで有効。視線を外さなくても日本語入力の状態が確認できるという点では、入力バーよりも有効かもしれません。本体20KBほどの極小単機能ソフトながら、スバラシイです。私はめったに常駐ソフトを増やさないのですが、一瞬でレギュラー常駐ソフトになりました。

06/01/18(Wed)

久しぶりに10年来の友人と新宿で食事をしました。仲はまぁ、いい方だと思うのですが、ふと思いついた時にしか連絡を取り合いません。自転車で行き来できる距離に住んでいたりもするのですが、行きゃしない。三十男の友人なんてそんなもんです。そんな彼と会うために、これまた実に久しぶりに新宿へ。1年、いや2年は行ってなかったかも。あまりの人の多さに、クラクラしましたよ。

その友人ですが、会うたびにどんどんビッグになっていくので、困ります…体が。知り合ったのはお互い18歳の時。その頃の彼は背が170cm半ばで、体重が60kgちょっと。完全に痩せ型の部類だったのですが、今は約90kg。えっと…マズイんじゃないでしょうか。ストレスの多い仕事をしていることもあって、あれじゃ絶対に成人病予備軍です。彼も独身なのですが、昼はラーメン・夜はコンビニの生活。いわば私とは好対照。

対する私ですが、18歳の時から1kgたりとも太っていなかったのですが、この正月に実家で体重計に乗ると初めて2kg太っていました。基礎代謝というのが落ちているのかもしれません。というわけで、最近少し食べる量を減らしたと彼に言うと…。他人の反感を買うのが大好きな性分で、自分でも厄介な性格だなとは思います、hahaha。

06/01/17(Tue)

あまり物を持たない主義ではありますが、乾物の収納だけはどうにもなりません。私は業務用スーパーでまとめて買うことが多いので、すぐ使う分は小さなボトルに入れて手の届くところに置いてはおくものの、その他の予備軍を収納するスペースが必要になります。乾物は軽い反面結構かさばる。ワカメ・キクラゲなどがその典型です。

というわけで、うちは乾物の収納に45cm*30cm*25cmのストッカーを三つ積み重ねて使ってます。中には砂糖・塩・油といった調味料、豆類、その他乾物多種など、ギッシリ満杯状態。これでも最近手狭になってきまして、増設を検討中。いくらなんでも四つは多いだろうと思う反面、三つだって大概なんだから、どのみち同じことと囁く自分もおります。どうせスタックするので、占有面積は変わりませんしね。増やしたい乾物もちょくちょく増えてきたし、仕方ない、必要経費です。

06/01/16(Mon)

味噌仕込み完了。出来上がりは7月ごろを予定しております(本当に美味しいのは秋口から)。うちでは醗酵を均一にするためにかき混ぜる、天地返しという作業をしないので、ここから先は正真正銘の放置状態となります。初年度こそドキドキして三日とあけずに覗いていましたが、最近は一ヶ月以上近付かないのもザラ。押入れを開けた時の香りで、蓋をとらずとも雑菌が繁殖し始めているor順調の判断が付くようになりました。何事も慣れ。

一方で、干し肉は塩漬けから一週間経過。ドリップが出なくなったので、ラップでキッチリ包んで寝かせる工程に突入。。このまま冷蔵庫の片隅で2月の第1週目まで放置し、その後次の工程に入ります。最終的な出来上がりは、3月上旬を予定。こちらも楽しみです。

この様に、気の長い料理(?)が大好きになった私ですが、今興味があるのは自家製アンチョビ。鰯(別に小魚なら何でもいいけど)を三枚におろし、塩漬け・油漬けにするアレです。1ヶ月ほどかかるそうですが、実に興味深い。気の長い料理(?)の常として、技術的には全然難しくないので、上の二つが手を離れ、手持ち無沙汰になった頃に作ってみようと思ってます。実に楽しみ。

06/01/15(Sun)

昨日の続き。何はともあれ豆を煮てます。圧力鍋では無い普通の寸胴を使うので、9時から煮始めて、煮あがりは約4時間後の13時を予定。4時間煮るって言うと、なんかこう、とんでもない難事業の様にも見えますが、全然そんな事はありません。その前に張り付いてじっと見ていろというのならそりゃあ苦痛ですけど、特に注意すべきは沸騰するまでの15分間だけ。吹き零れて掃除が面倒になるのが嫌なので、ここはこまめに監視しますが、そのあと火を弱めてからは放置。1時間に1回くらいかき混ぜて、味噌作り気分に浸るくらいです。

で、その4時間を遊んで過ごすかといえば、さにあらず。日曜日は家事の日なので、家中の掃除・洗濯で午前中は潰れ、それから昼ご飯の用意をして食べると、気が付けばアラ13時。結構忙しいのです。今日の東京は暖かいうえに快晴。洗濯物がよく乾きそう。気温が高いので、雑巾を絞る手も楽。絶好の掃除・洗濯日和です。

そんなこんなで13時になり、豆の煮えあがりを確認したら、ミンサーで潰して塩麹と混ぜ、琺瑯のストッカーに隙間なく詰めて作業終了。ミンサーが無い場合、とにかく豆潰しが大変で、半日仕事になるのですが、これを使えばあっという間。今年はもう3度目なので作業手順も確立し、片付けまで全部やって終了は14時を予定。あとは梅雨明けまで押入れの隅で放置するだけなので、実働時間は1時間ちょっと。味噌作りというと何だか大変そうですが、実は超お手軽なのです。全部終わったら、近所の喫茶店に珈琲飲みに行きます。今日はそんな週末日曜日。

06/01/14(Sat)

今年分の味噌10kgの仕込みのための材料を調達しました。送料や振込み手数料など全て込みで約5,500円。先日新聞で、材料を全て指定して味噌を作ってもらうサービスを利用する人の記事が出ており、30kgで2万円弱とありましたから、自分の手で作ってこの値段は少し高いかなとも思いますけど、いいんです、楽しいし美味いから。うちの場合、味噌作りは最低半年かかります。今作って、食べられるのは梅雨明けから。そして、本当に美味くなるのは秋口からです。その辺のスローペースっぷりが、今の時流に全く合ってなくて、ナイス。

とはいえ、作業のほとんどは明日で、今日は大豆を水に浸して煮る準備をしておくくらい。最近の商品は管理がキッチリいきとどいてゴミも入っていないし汚れも無いので、特に洗う必要も感じません。そのまま煮てしまいます。使うのは、一人暮らしには不釣合いなほど大きな寸胴。数年前に、大豆と手打ちウドンを煮るためだけに買いました。大豆は煮るとガンガン泡が出るので、かなり余裕を持った鍋でないと吹き零れて大変なことになるんです。普通の両手鍋に小分けにして…というのも出来なくはないですが、やっぱり一回で煮られた方が何かと手間も省けますしね。結局寸胴に1万円近く投資しましたし、豆を潰すための手回しミンサーには2万円近く投資し、当然いまだ元はとれてません。手作り味噌を買ったほうがずっと安い。専ら楽しいからいいやという、道楽投資です。というわけで、味噌作り本番は明日。楽しみです。

06/01/13(Fri)

先日ラジオを聴いていると、“私の貧乏自慢”みたいな話題になりまして、パーソナリティが以前お金がなかった時に、ポテトチップス一袋が一食だったという話をしていました。給料が出て少しお金がある時は、豚コマ肉とエバラ焼肉のタレで焼肉。よくある自慢話で、微笑ましくもあるんですが、こういうのは全然経済的だとは思いません。

現在この話の時よりは物価が上がっているでしょうが、これを今やるとして、ポテトチップス一袋100円。一食100円あれば、工夫次第で結構なものが食べられます。また、例え工夫する技量がなくとも、こんな食事を続けていたら早晩体を壊し、医者にかかって最低数千円の医療費を払うか、仕事を休まざるをえなくなって収入が減るか。とにかく、ロクなことがありません。

まぁ、パーソナリティとしては場を盛り上げる持ちネタとして、多少脚色を交えたうえで話しているのでしょうから、別にとやかく言うことではありませんけど、私としては“それ、かえって金がかかる結果になるから、やめておいた方がええよ”と独り呟いておりました。

06/01/12(Thu)

妹が嫁に行った先の名産品ということで、浅利の佃煮を貰うことが多くなりました。今回も実家にあったやつをゴッソリと。日保ちの点では折り紙付ですので、いくらあっても困らないのです。うちではこれを、ご飯のお供にそのまま食べるということはしません。私にはちょっと辛すぎ。ということで、主に炊き込みご飯・お吸い物用。先日は炊き込みご飯を堪能しました。

とはいえ、別に難しいことは何もなく、ご飯を炊く際に好みの量の佃煮を放り込むだけ。ところで、うちでは佃煮に限らずビニール袋で食材を保存はしません。取り出しにくく使い辛いので、必ずタッパーに移します。そこで、初回のみ、そのビニール袋に水を入れ、佃煮汁を洗ったものがご飯を炊く際に使われるわけです。他人に言うと、みみっちいと顔をしかめられますが、いいんです、勿体ないから。どのみち汁が付いたままで燃えないゴミに出すのも気が引けますので、丁度いいついでです。

そういえば、昔からカステラの下に引く紙をこそげて食べたり、アイスの蓋を舐めたりと、その予兆はありました。三つ子の魂百までとはよく言ったものです。

06/01/11(Wed)

葉物がとにかく高いです。キャベツ・レタス、あと大根も高い。私の感覚では、昨年同じ時期の大体2倍くらいしてます。聞くところによると、寒さが厳しすぎて収穫が減っているからとのことで、そういえば実家の母も寒すぎて野菜が全然ダメだといってましたっけ。まぁ、2倍になったからといって買えない価格ではないんですが、悔しいので買いません。そのかわりといってはなんですが、芋類は例年並の価格ですので、最近のうちの食卓は芋尽くしです。メインはやっぱり、ジャガイモ・里芋・サツマイモ。

先日は4個88円の男爵芋を買ってきて、ポテトサラダにしました。昨年末、知り合いからスモークベーコンを貰ったのですが、煙が強過ぎてどうにも使い道に困っていたのがあったのですが、これが比較的よく合いました。皮付きのまま茹でて潰した男爵芋に、微塵切りのベーコン・玉葱・干し葡萄を入れ、塩・胡椒・酢・オリーブ油で味付け。温かいうちよりも、冷蔵庫で一晩寝かせてからの方が美味しく感じました。しばらくは芋な日々が続きそう。早く暖かくなって、葉物の値段が戻るといいなぁ。

06/01/10(Tue)

母親が実家の庭で、大根を干していたので持って帰ってきました。いわゆる干し大根。大根も自家製なので、ある意味とっても贅沢といえるでしょう。乾物のいいところは、とにかく軽いところ。かなり大量に持ってきたのですが、重さは無いに等しいです。おまけに、冷蔵庫に入れずとも室温で保存が可能。今はこの極寒季ですので、暖房をつけなければ室内も冷蔵庫のようなものですが、そうでなくても通年保存ができるというのは大きい。

実家の干し大根は市販のものよりかなり大きめに切って作ってあるので、戻しには時間がかかります。少なくとも半時間。ただ、夕ご飯に使う時は出かける前に浸けておけばいいので、別段問題にはなりません。うちの定番は、干し大根・高野豆腐・干し海老を昆布出汁でサッパリ煮たの。以前は色々トライしていたのですが、最近はすっかりレシピが固まったので、干し大根で作るのは9割方これです。飽きないし、美味い。

06/01/09(Mon)

先日、今年で三度目となる干し肉の仕込をしました。前回1.5kg仕込んで丁度よかったので、今回も同量(パックの関係で数十グラム少ないです)。肉は豚バラ肉の大きな塊4つにカットして使用。100g100円と、丁度キリのよい値段だったので、全部で1,500円弱。脂がなかなかいい形ののり方をしていたので、期待大です。塩は前回よりやや抑え目の10%・150gを使います。常温保存ならもっと上げるんですけど、冷蔵庫に入れっぱなしならばこの程度でも十分と経験則で分かりましたので、少し下げます。それに、どのみち多過ぎても、塩漬けの段階で流れてしまって意味ありませんしね。材料は肉と塩のみ。胡椒などを使うと風味がよくなる反面、和食に使い難くなるという不具合が生ずるので、香辛料は一切使いません。これは前回と同じ。塩は1kg100円の物を使いますので、全部で1,500円程度。1年間使うと思えば、全然高くありません。

この先3日程度は滲み出てきた肉汁を毎朝捨てる作業。その後1ヶ月ほど冷蔵庫で熟成させてから、塩抜き作業を経て、乾燥にこれまた約1ヵ月。3月初めには完成予定。この頃ならまだ気温もそんなに高くなく、外に干していても傷む心配が無いので、タイミングはバッチリです。干し物は食べて美味しいのは勿論ですが、作っている家庭が面白いのも醍醐味の一つだと思います。熟成や乾き具合を毎日チェックするのは、とても楽しい。これから先2ヶ月間、たっぷりと楽しめそうです。

06/01/08(Sun)

いつものように近所のスーパーに行くと、実に久しぶりに鮫(モウカザメ)を売ってました。大ぶりの切れが3枚入って298円。しかし、私が注目したのはその横に売っていた、切り落としのパック。298円のパックの3倍ほどの身が入って、200円。そういえばここ一年ほど食べてなかったなと、購入。鮫というと、アンモニア臭がするというのが通説ですが、新鮮なうちならば臭みはまったくありません。そこここに血が付くワイルドな見かけとは裏腹に、味はアッサリ淡白で、知らなければ“これ何の白身魚?”となること請け合い。

パックには煮付け推奨と書いてありますが、煮付けにはしません。半分は塩胡椒を振ってしばらく置き、小麦粉をはたいてムニエル。貰った柚子胡椒があったので、それをほんの少しつけて食べると、アクセントが効いてなかなか美味い。もう半分は、窓の外で一夜干しにします。最近は温度・湿度ともに非常に低く、一夜干しには最適な条件。これ以上温度が下がると凍ってしまいますが、今朝見たら大丈夫でした。というわけで、今日の昼は鮫の一夜干しを炙ったの。

鮫は軟骨魚綱に属し、魚の中では非常に原始的な種に属するそうです。切身を触っていると、その名の通り骨が非常に柔らかく、かなり太いものでも包丁でスパスパ切れます。また、小骨は全くありません。身は大きく分けて二種類あり、一つはいわゆる白身魚の身にそっくりな見かけのもので、もう一つは、他ではあまり見ない真っ白なもの。焼いてしまうと、味はほとんど同じになるのですが、それぞれどういう部位なんでしょうか。ちょっと気になります。ちなみに鮫は人気が無いらしく、次の日にいっても大体売れ残ってます。とっても美味いんですけど、見かけと名前で損してますね。

06/01/07(Sat)

やっと東京に戻ってきたですよ。実家もいいけど、自宅もねということで、自宅最高。家に着いたのは夕方の4時過ぎ。帰ってきたそのまんまの格好で、ヤカンを火にかけ、米を洗い、乾物棚から干し大根を取り出し鍋に入れて水に漬け、冷凍庫から干し肉を取り出して常温に放置しておきます。その後着替えや荷解きをしながら様子をうかがい、沸騰したらヤカンにプーアル茶を放り込み、粗熱をとるために水を張ったボウルの中へ。これは後々冷蔵庫に入れて、常備茶となります。

荷解きを済ませ、大家さんにお土産を持っていって一通りおしゃべりをし、メールやよく行くサイトのチェックをして時間を過ごし、7時に近くなったところで夕食の準備開始。空港からの帰り道にスーパーに寄り、白菜半玉(98円)・里芋一袋(8個入り100円)を買っておきました。二つある火口の片方には水を入れた大きなボウルを火にかけ、沸騰したらザク切りにした白菜を放り込んで、お浸しに。もう片方ではご飯を炊きます。ご飯のほうが早く炊けるので、鍋を保温箱に移したら空いたその火口で干し大根を煮ます。次に白菜の火口が空くので、そっちでは里芋を煮る。

煮えるタイミングを見計らって、干し大根の火口は魚焼き網を置き、解凍した干し肉を炙るのにチェンジ。里芋が煮終わったら、こっちは味噌汁。具は冷凍しておいた油揚げ・お浸し用の白菜を少し流用・ワカメだけですが、それなりに形はつきます。というわけで、久しぶりに30分大回転コースを綺麗にこなせて大満足。イクラの醤油漬けだけかなと思っていた食卓が、案外豪華になりました。やっぱり、自分の台所が格段に使いやすいですね〜。

06/01/06(Fri)

だらだらライフも今日で終わり、昼過ぎの飛行機で東京に戻ります。それにしても、相変わらずコタツライフな帰省でした。うっかり東京の家でこれを買ってしまったら、引き篭もり中の引き篭もりになるのもそう難しくは無さそうです。超危険。それはともかく、戻ったらいきなりリズムを変えて今日の夕食を作り、ゼロになった冷蔵庫を埋めていかなきゃいけません。毎度とはいえ億劫なことです。帰省直前に作ったイクラの醤油漬けがあるので、それと切り海苔を丼にして今日の夕食はしのぎつつ、明日の夕食あたりからマトモな食事になるんじゃないかなと思ってます。どうなることやら。

06/01/05(Thu)

実家の近所のスーパーへ買い物に行きました。典型的な郊外型スーパーで、食材から衣料品まで何でも揃い、ファストフードやゲームセンターまであります。こんなのが出来てしまったら、古くからの商店街は閑古鳥が鳴くはずです。まっ、それはともかく、こちらでは“東京は物価が高くて大変でしょう”と言われることが多いんですが、全然そんなことは無いのを実感します。紀伊国屋などと比べるのは無論ナンセンスですが、ごく一般的なスーパーと比べると、こちらの食料品はとっても高い。食料品はもちろんですが、衣料品についても、選択の幅が少ないうえに高い。流通コストがかさむのか、競争相手が少ないのか。

ここの所スローライフが注目され、田舎へのUターンやIターンがしきりに取り上げられていますが、実際にはなかなか大変だと思います。SOHO系で働くのならともかく、賃金レベルが低い上に、物価も安くない。おまけに田舎は一般的に言って排他的。たとえばうちの近所では、たとえ10年住んでもバリバリの余所者・新参者です。地場の風習にドップリ浸かって飲み会・イベントなどの出席も欠かさないか、完全に無視するか。どちらにしてもかなりキツイんじゃないかなぁ。田舎に暮らしたからといって、山や小川を見ながらノホホンと出来るわけじゃないです。田舎暮らしも結構大変。

06/01/04(Wed)

正月早々働けるか!っつーことで、まだ実家でゴロゴロしています。ところで、私は全くテレビを見ないので、東京の家には受像機がありません。しかし、そんなテレビ嫌いの私が唯一楽しみにしている“古畑任三郎 Final”が、三夜連続で放送されるのです。これは見逃すわけにはいきません。思えば、私の三谷幸喜好きは高校時代にまで遡ります。首都圏では深夜放送だった彼の出世作“やっぱり猫が好き”が、うちの地方では夕方放送されており、それを見たいがために、何を置いても家に飛んで帰ったものです。

また、今ではそうでもありませんが、当時は推理小説が大好きで、刑事コロンボは放送のたびに見ていましたから、古畑任三郎は前宣伝の段階からとても期待しており、忘れもしない第一回、中森明菜の回から全てチェック。古畑のあの独特の雰囲気がなんとも言えず、しびれますな。彼自身サイトで言っているとおり、正直トリックの完成度は低いです。後期になるほどそれは顕著になり、昨日のなんて…です。でもいいんです、古畑だから。

後二日でいよいよ古畑もFinalかと思うと、感慨深いです。さすがにこう銘打ってしまった以上、Final2は無いでしょうしね。そして最大の興味は、確か桃井かおりの回に登場し、以来引っ張られ続けている最大の謎“赤い洗面器を頭に乗せた男”のオチが明らかになるかどうかです。どうも松本幸四郎の回にバラされているっぽいのですが、スペイン語なので分かりません。どなたか知っている方はいらっしゃるのでしょうか。

06/01/03(Tue)

早くも食べ疲れ。もう、おせち料理は見たくありません。仕方がないので、台所に転がっていたパンを焼き、正月用の果物を適当に剥いて食事としています。これじゃあ、まるで病人食ですね。私の場合、粗食がすっかり身についてしまっているので、カロリーの高い食事を摂ってしまった後は、こうやって帳尻を合わせていかないと、てきめん体調を崩すのです。元旦に食べた肉・魚はゆうに一週間分を超えてますんで、しばらくはこんな調子。粗食、万歳。

06/01/02(Mon)

年明け二日目、おせち料理の食べ過ぎで、完全に胃がもたれています。日本古来の黒豆や数の子だけなら問題ないのですが、最近のおせち料理は豪華化が進んでおり、うちが仕出屋からとったものには、エビフライ・ローストビーフ・シーフードのクリーム煮まで入っていました。止めときゃいいのに、日ごろあまり食べる機会が無いものだから、ついつい食べすぎ、一夜明けた今日は体が重い。少し前までこんなことは無かったのですが、やはり30歳を過ぎて体質が変わってきたようです。暴飲暴食は慎まなきゃいけませんね。腹八分目に医者要らずという言葉はまさに至言というべきでしょう。今日の昼ごはんは、砂糖無しのヨーグルトと果物で済ませてしまおうと思っています。正月は活動量が少ない反面、いろいろなものを食べる機会があるという、健康にはちっとも優しくないシーズンです。皆様、お気をつけて。

06/01/01(Sun)

あけましておめでとうございます。特に感慨も無く、年が明けました。今朝は近所の氏神様へ新年のお参り。物心ついたときからやっているのですが、近所にはいわゆる“鎮守の森”というやつがあり、うちの集落全体の守り神的な存在となってます。ここに行ってお賽銭をあげ、手を合わせ、“今年は去年よりもリッチになれますように”と祈って、一年が始まりました。東京にいれば、明治神宮辺りにお参りに行くのでしょうが、こういう非常にパーソナルな神様にお参りするのもなかなかいいものです。

ただ、ちょっと不満もありまして、メンテナンスの良さを追求するあまりこの鎮守の森、地面をコンクリートで固めてしまったのです。私は、多少掃除の手間はかかっても、土のままにしておいたほうがずっといいと思うのですが、その辺は意識の差なんですね。田舎の人って、自然が回りに溢れているせいか、全く自然を大切にしようとしません。小川をコンクリート張りにし、農道にアスファルトを流してしまうのは、そこに住む人達自身です。作業効率を良くする事以外、何も考えてません。とても残念なことです。

正月一発目から不満たらたらな内容になってしまいましたが、基本的には今年も、どうでもいいことをどうでもよく書く、というスタンスで行こうと思っております。思いだしたらで結構ですので、たまに覗いてみてください。それでは、本年もよろしくお願いいたします。

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