2008年11月 | |
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08/11/30(Sun)油断しました…。一昨日からの腹痛、完治したものと勝手に決め込み、昨夜は貰いものの脂たっぷり粕漬けで夕食。今朝は胸がムカムカして目が覚めました。やっぱり一日やそこらで完全に治るほど、私の体はタフではなかったようです。自分では鋼鉄の胃と思っていましたが、いまやアルミニウム程度かもしれません。そもそも、粕漬けだって貰いものだから食べているだけで、自分じゃ買わないし作りませんもんね。 そこで、想像してみました。今、一番食べたいものは何か(動物性タンパク質限定)。すると、メザシしか浮かんでこないんですよね…。よく乾いた、美味しいメザシを網でサッと炙り、梅干しと一緒にご飯を食べたい。あぁ、いつの間にこんな安上がりな男になってしまったんでしょうか。 というわけで、今日のお昼もリンゴとお粥と+αです。週末だというのに、体力が落ちてフラフラしているので、出かけることも出来ません。つまらないなぁと思いつつ、油断は禁物だと自分に言い聞かせます。 08/11/28(Fri)結局昨日は、お昼ご飯(?)には葛湯とリンゴ1/4切れ。葛湯は片栗粉ではなく、貰い物の本物の葛粉なんで豪華版ですが、でも葛湯ですからねぇ。多少体調が戻ってきたので、夕食は茶粥。茶粥といっても、なんちゃって茶粥です。 緑茶をかなり薄めに作り、そこにご飯0.5合を投入。塩で味を調えながら、柔らかくなるまで土鍋でコトコト煮るのです。最後に鰹節を少々ふりかけて完成。いつもなら一食一合の私ですが、さすがに通常ご飯を一合食べると胃に負担が大きいだろうと判断し、泣く泣く半分にしました。ここに、大根の煮物・白菜のオヒタシ。最後にどうしようかかなり迷ったのですが、鮭の味噌漬けを通常量の1/3。食後は、お昼に残しておいたリンゴをこれまた1/4個。 結局、体調が相当悪かったので、仕事を休んでしまったのですが、今日になってほぼ復調。でも、油断は禁物。治り際での油断が一番危険なのです。今日も油断せずに一日を過ごしたいと思います。 08/11/27(Thu)昨日は職場の同僚から魚の味噌漬けを貰った話だったんですが、今日は隣に住む大家さんから牛肉を貰いました。見事なサシの入った霜降り肉で、こりゃ高いだろうなぁという逸品。大家さん自身も、どっかからの貰い物らしいですけど…。しかし、これが大トラップでした。 こんなの日頃食べなれてないもんですから、どうしようかとしばし悩んだ後、軽くフライパンで炒めて、砂糖・醤油・味醂を入れ、すき焼き風にして、ご飯にのっけて食べたんです。確かに美味しいんです。美味しくないわけがない。ですが、あまりに脂が多い。100gくらいしか使わなかったのに、半分食べた所で気持ちが悪くなってきました。そこで止めておけばよかったのですが、根がいやしいもんですから、こんな牛肉めったに食べられないぞという思いが先に立ち、無理矢理、全部食べてしまったんです。 さぁ、それからが大変。時間が経つたびに、気持ち悪さは募るばかり。とうとう食事から一時間ばかり経った時点で、全部吐いてしまいました。で、一晩経った今でも気分が悪い。今日はお仕事半日休んで、家で寝ています。やっぱ、食べなれないものは食べるもんじゃないし、無理だと思ったら、素直にそこで止めるべきなんですね。 08/11/26(Wed)職場で同僚から魚の味噌漬けセットを貰いました。沢山貰ったやつのおすそ分けだそうですが、ありがたいことです。これがまた、贅沢な味噌漬けなのですよ。切身のひとつひとつが不織布の袋に包まれて味噌床に埋められており、味噌を洗い流す手間なく焼く事が出来ます。おまけに切れのひとつひとつが大きくて、私には一食に半切れで十分という代物。中身も鯛とか帆立とか、高級な魚介類ばっかり。買ったら高いんだろうなぁと思いつつ、自分じゃ買わないからこそ、こういうものがお中元やお歳暮になるんでしょうね。 でも、貰っておいてこんな事、贅沢以外の何ものでもないんですが、味噌床が甘過ぎ。いつの頃からでしょうか、グルメ番組でレポーターが料理を褒める代名詞として、何でもかんでも“甘くて柔らか〜い”を連発するようになったのは。そりゃ、甘くて美味しいものは沢山ありますが、何でもかんでも甘くすればいいというものでもないと思うんですよね。今回の味噌漬けみたいな料理に、甘味料をぶち込む意義が、私にはよく分かりません。せっかくのいい魚なのにモッタイナイなぁと思いつつ、全部食べ終えたら、自分で買ってきて作ってみるかと思っている今日この頃。使う魚は鯖とか鮭ですけどね。 08/11/25(Tue)所用で上京していた母親と、近所で割りと評判の蕎麦屋で夕食を食べました。オトコの料理というと、蕎麦打ちがその代表格のようなものなんで、私も時々蕎麦は打たないんですかと訊かれたりしますが、残念、蕎麦打ちはやりません。西の方の出身なんで、蕎麦にはそんなに思い入れがないんですよね。ウドンは時々打ちますけど、蕎麦はやらないですね。ウドンに比べると、コストパフォーマンスが圧倒的に悪いですし。 でも、昨日のお蕎麦屋さんは、さすがに美味しかったです。いつもなら蕎麦=セイロと決めている私ですが、氷雨降る昨夜は、さすがに舞茸のかき揚げの乗ったかけ蕎麦をオーダー。以前はかき揚げがつけ汁でふにゃふにゃになるのが納得いかない時期もあったのですが、これはふにゃふにゃなのが良いのですね。ここ数年はすっかり水没させて、味がたっぷりしみこんだところを堪能しています。好みも変わるものですね。 08/11/24(Mon)先日、酢漬けにしようと思って買ってきた蕪を、他の惣菜とのスケジュール調整のため、一晩冷蔵庫で寝かせることにしたのがミス。そういえば、9月くらいに冷蔵室の温度設定を真夏の“強”から“中”に落としたのはいいんですが、そのまんまだったんですよね。おかげで、蕪の表面5mmほどが凍ってしまい、解凍したら半透明。食べたら味には大きく影響してないみたいなんですが、やっぱり見掛けが悪いとダメですねぇ。 最近エコが流行ってまして、CO2削減のために、気温に合わせて冷蔵庫の温度設定もこまめに見直しましょう、なんてしきりに宣伝がされてます。でも、C02は目に見えないんで、短絡的な私にはあんまり関係無いんです。夏場は温度設定を下げておかないと冷えない、冬場は上げておかないと中の食品が凍りつく。食品の状態をベストに保つために、必須の作業なのです。そういえば実家の冷蔵庫なんて、見直したこともないですねぇ。案外重要なんで、一度チェックしてみると吉かもしれません。 08/11/23(Sun)うちでは基本的に週末に部屋の掃除をするのですが、寒くなってきて、それが段々憂鬱になってきました。まず、窓を開けるのが辛い。空気が爽やかなのは、大変結構なんですが、冷たいのがやってられないんです。でも、箒で部屋を掃くという掃除のスタイルである限りは、締め切っての掃除というのは、ちょっと無理。更に辛いのが雑巾掛け。水が冷たいんですよ、水が。まぁ、こっちの方は、本当に寒いとお湯にしてしまいますけどね。 とまぁ、色々文句を言っている冬の掃除ですが、一旦始めてしまえば、割とどうという事はありません。すぐに体が温まってきますんで、調子が出てくるのもあっという間。でもとにかく、始めるまでが憂鬱なのです。おかげで冬場は3回に1回の割合で掃除をサボって、暖かい部屋でゴロゴロしてしまうので、冬場のうちの部屋はあんまりキレイじゃないです。考えてみると、まだ11月の後半なんですよねぇ。暖かくなるのはどう考えても3月に入ってからですから、指折り数える…のも嫌になるくらいの時間が残ってます。早く春にならないですかねぇ。 08/11/22(Sat)大家さんから銀杏を沢山いただきました。あちらも貰い物なんですが、炒って・割って・食べるのが面倒なんだそうです。無精な人が隣人だと、こういう時にありがたい。そういえば、銀杏は今シーズン初めてだなと思いつつ、貰ってきました。 銀杏で思い出すのは、上京して間もない頃に行った、あるおでん屋さん。そこでは4つか5つの銀杏を小さな串に刺してカウンターに置いてあり、注文するとカウンターの大鍋で温めて出してくれるのです。東京では時々見かける光景かもしれませんが、それが当時はものすごく洒落て見え、串に刺さったエメラルド色の粒々と、磨き上げられた銅鍋を今でも映像で覚えています。 それはさておき、貰った銀杏。うちでは串に刺しておでんなんて洒落た事をするわけもなく、単純に炒って塩で食べてます。銀杏ってほんのり苦いんですが、その苦味がたまらなく美味しい。たま〜に銀杏ご飯も炊くんですが、基本はやっぱり、炒り銀杏。秋の味覚ですねぇ、といっている端からもう冬になりつつあるんですがね。 08/11/21(Fri)基本的に夏場はクーラーを使わない私ですが、冬はダメです。東京は急激に気温が低下。先日からガスファンヒーターを使っています。今朝の気温は7度。冬だけでもいいから、地球温暖化が進んでくれれば言いと短絡的に考えているのは、私だけではない筈。でも、なるべくは厚着で乗り切りたいと思っているので、部屋にいるときの私は、ひどい格好をしています。 友人に北海道出身のがいるんですが、これがめっきり寒さに弱い。訊いてみるとこういう人は案外多いそうで、なんでも彼の地では完全暖房&室内では薄着で過ごすために、東京のような中途半端な暖房は寒くて仕方がないそうです。なんともエコじゃない話ですね。 というわけで、11月後半にしてうちは冬のフル装備登場。フリースのキャップ、ネックウォーマー、靴下など、末端を冷やさない装備に加え、下着は二重でドテラは常時着用。まるで亀の様な姿になっており、とても人前には姿を見せられません。このまま春まで冬眠していたいと、布団の中で本気で思っております。 08/11/20(Thu)しつこい風邪に悩まされている今日この頃。体が温まるものを作ろうと買ってきたのが、骨付き鶏モモ肉のブツ切り。スープにしたら、温まりそうじゃないですか、何となくですけど。買ってきたモモ肉を水と一緒に鍋に入れて点火。沸騰したら弱火に落として、そのまま15分ほど煮込み、スープを取ります。スパイス棚に月桂樹の葉があったので、キッチンバサミで1/4ほど切り出して、これも投入。まぁ、思いつきです。 使う野菜は、人参・タマネギ・ブロッコリー。いずれも、他の料理で使った後に、細々と残っていたもの。フライパンで細かく切ったニンニクから香りを引き出したあと、立てスライスしたタマネギを、やや茶色くなるまでいためます。ブロッコリー・人参は乱切り。いい味の出たとりスープに野菜を全部放り込み、5分ほど煮て野菜が柔らかくなったら塩胡椒で味を調えて完成。 当初は味噌仕立ての和風にしようと思ってたんです。でも、月桂樹の存在を思い出した時点で、洋風スープに計画変更。まぁ、そんなものです。というわけで、いかにも体の温まりそうな、鳥と野菜のスープ。ボウル一杯のスープの持つ熱量が熱物理学的に体温を何度上昇させる効果があるのか…なんて無粋なことが一瞬頭をよぎりましたが、まぁ、ともあれ風邪っぴきには鶏野菜スープです。 08/11/19(Wed)今日の買い物は柿。それも、熟しすぎて売り物にならなくなったヤツが四個まとめて100円。これは買わなきゃいけないでしょう。こういう熟し柿、ヌルヌルしていて気持ち悪いから嫌いだという人が、結構います。でも、私は大好き。大体果物なんてものは、熟し過ぎてあと一歩で腐って食べられなくなる、ってところが一番甘くて美味しいと、相場が決まっているんです。今回の熟し柿は、天辺の所をナイフでキレイに外し、ティースプーンでほじくって食べると、最高に美味しい。 でも、今回買ったのは、冷蔵庫に大根が半分ある事を思い出したから。これとあわせれば美味しいかなと。大根は四つに割って端から薄いイチョウに切り、塩を振ってしばらく置いておきます。10分ほど経ってしんなりしたら、ギュッと絞り水気を切ります。ここで、熟し柿。種をとった熟し柿の中身一個分を、搾った大根に混ぜ、昆布もプラス。最後に様子を見ながら塩で味を調えれば完成。大根の柿なますとでもいうんでしょうか、大根のシャキシャキ感と、熟し柿の甘味がマッチしていてとても美味しい。小料理屋の突き出しにも出てきそうな一品です。 残りの三個は、冷蔵庫で冷しておいて、順次デザートに。気がつけば11月も半ば過ぎ。柿が美味しい季節ですねぇ。 08/11/18(Tue)今日の買い物はイカ。一杯120円で、鮮度も悪くなかったんで、迷わず買ってきました。さて、どうするか。冷蔵庫の中に使いかけの大根が半分入っているので、これと一緒に煮てしまうのが定石の一つ。イカ大根、美味しいですよね。でも、今回は帰り道の頭の中で、“肴は炙ったイカでいい〜”というフレーズがリフレインしてましたんで、炙ることにしました。 イカを捌くのは実に簡単。エンペラとゲソを外し、嘴と背骨を取り除き、エンペラとゲソは二等分、胴体は六等分くらいに切り分けます。それを味醂醤油に10分ほど漬け込めば、準備完了。きどって作ろうと思えば、皮を剥いたり、ゲソの爪を外したりするんですが、焼いてしまえば皮はさほど気にならないですし、爪はパリパリに焼くとかえって美味なんで、わざと残します。 イカの焼き方は、強火でサクっと。よく熱した網の上で、火が通り過ぎないように注意しながら、両面手早く焼いていきます。半生はダメですが、火が通り過ぎるのはもっとダメ。ゲソ・エンペラ・本体をバランスよく焼いていただきます。1杯がうちでは大体3食分くらい。焼いたイカというと、酒の肴というイメージが強いですが、ご飯のオカズとしても、とっても美味しいですよね。 08/11/17(Mon)日曜日のお昼ご飯、久しぶりに大失敗をやらかしました。うちではご飯を鍋で炊きます。研いだ米を鍋に入れ、水加減をして強火→沸騰したら蓋をして極弱火5分→目張りをした段ボール箱に移して20分蒸らしというのがいつもの手順。ところが、並行してやっていた掃除に夢中になるあまり、蒸らしに移すのを忘れ、極弱火に鍋をかけっぱなしにしてしまったんですね。気がついたのはなんと40分後。いや〜、途中で“今日はなんだか近所から香ばしい香りがするなぁ”なんてのんきな事を考えていたんですが、うちでした。 気がついた瞬間は、真っ青になりました。多分、炊き直しだなと思いましたし、豪快に焦げ付いているだろうから、鍋の焦げ剥がしも大変だなと覚悟しました。しかし、結果は予想に反してオールセーフ。さすがに焦げの兆候はありますが、鍋に接した部分がやや黄色く固くなり始めた程度で、まだ焦げにはなっておらず、したがって鍋の片付けも通常通りで済みました。ご飯自体は、水分が飛び気味になって、ちょい固め。でも、食べられないレベルではありません。いつもの味を100としたら、80くらい。明らかに失敗ではあるんですが、よくこの程度で収まったなというのが正直なところ。蓋を開ける前は、30以下だろうと思ってましたから。通常5分のところを40分ですからね… 今回の一件であらためて認識したのは、普及した食品のアバウトさ。周囲に米を鍋で炊いてるなんていうと、凄いテクニックがいるものと誤解されますが、そもそもそんなデリケートな食品だったら、コレだけ普及しません。昔は料理の好き嫌いに限らず、誰でも鍋でご飯を炊いていたわけで、相当適当に炊いても、米ってそこそこ美味しく炊き上がるということが分かります。案ずるより生むが易し、一度やってみると、案外簡単で楽しいかもしれません。 08/11/16(Sun)思ったより風邪の回復が早くて、自分でも驚いています。完治までには来週一杯くらいかかりそうと踏んでいたんですが、一晩にして喉の痛みがほぼ無くなったので、来週半ばには完治できそう。やっぱり風邪には、栄養&睡眠ですね。昨日一日、とにかく寝た甲斐がありました。正確に言うと、午後は倒れていたんですけど。 あれはちょうど、11時半頃。そろそろお昼ご飯の用意をと頭は命じているんだけど、体が動かない。タッパーのご飯をレンジで温めて、おかず数品を小皿に出すだけでいいんだけど、それすらやる気力がない。仕方がないので、近所のお弁当屋さんでお弁当を買ってくる事にしたんです。昼ご飯の用意と弁当屋までの往復5分、どっちをとるかは微妙だったけど、後片付けも面倒な気分だったので、お弁当に。 そして、この弁当が殺人的に不味かった。食べてる時はちょっとした違和感だったのが、食べ終わってからなんとも言えないムカつきに変化。揚げ物の油が古かったとみたんですが、真実はよく分かりません。吐く体力もなく、午後は倒れておりました。ところが、驚くべきは自分の体力。夕食が近付いてくると、ガッツリと食欲回復。今度はさすがに自分で作りましたが、その頃にはずいぶん体調が戻ってきていました。多少古い油でも、気合を入れれば消化できるということでしょうか。おかげで現在は、ほぼ回復。やっぱり、体が資本ですね。 08/11/15(Sat)久しぶりに風邪をひきました。体がだるいです。でも、今回の風邪で一番被害を受けたのは喉。喉から鼻にかけての粘膜が腫れているみたいで、唾を飲み込むたびに痛い。熱は多分そんなにありません。数値で何度と明示されると、心が折れてしまうことがあるので、よっぽどのことがないと計らない主義なのですが、今回は割りと平気そう。 こんな時の対策は決まっていて、まず食べる。食欲が落ちたからといって、食事の量を減らすと、回復するために使うべきエネルギーが足りなくなって、ロクな事がありません。食事は薬。ガッチリ食べます。そして寝る。この時、体が冷えるとこれまたロクな事がないので、いつもより多めに下着を着込んで、汗ばむくらいの状態でとにかく寝る。一応市販の風邪薬は飲みますが、まぁコレは気休めってところです。 今までの経験上、喉にきた風邪は、完治に時間がかかります。多分1週間前後。でも、体のだるみがとれて普通に動けるようになるまでには3日ってところなので、週明けには何とか…。それにしても風邪が流行っていますね。この風邪も、どこから来たのかピンポイントで予想できます。早く治さなくては。 08/11/14(Fri)今日買ってきたのは鶏皮。100gたった48円なので、500g入りの袋を買っても300円に届かない。おまけに鶏肉の中では一番美味しい(と私は思っている)ので、最高です。売られる量が少ないうえに、みんな知っているのか、結構品切れになっていて、買えない事が多いのです。今日はラッキー。 買ってきた鶏皮は、一口大に切り揃え、酒・醤油・砂糖を適当に混ぜ合わせた調味液の中に漬け込んでおきます。上品に食べたい場合は、無論下茹でをしますが、私はベタベタの鶏皮をちょっとだけご飯の友として食べたい質なので、下茹ではしません。10分ほど置いて味がしみこんだら、ほんの少し油をひいたフライパンでじっくり炒めます。あんまりゴチャゴチャ混ぜたりせずに、片面しっかり焼いたらもう片面、というノリで焼くのが吉。 焼きあがったらお茶碗に盛ったご飯にのっけ、にじみ出た油を回しかけていただく、コレ最高。残った鶏皮は焼かずにタッパーに入れ、冷蔵庫で保存すれば4〜5日は大丈夫。毎日ちょっとずつ焼きながら、同じようにご飯に乗っけて食べていきます。食べ切る頃には、鶏皮に少し飽きてきて、しばらくは見たくないなとなりますんで、1ヶ月ほどお休み。イイ感じのローテーションになるんですね。 08/11/13(Thu)最寄の駅前、夜七時半ごろ。いつも店先でお弁当を売っている中華料理屋さんがあるんですが、今日はえらい売れ残っています。目分量で40〜50食くらい。いつも同じ時間に通りかかると、大体この1/3位の量になっているんで、今日はよっぽど売れなかったんでしょう。冷たい雨がしとしと降っていて、誰もが一刻も早く家に帰りたいような雰囲気の天気でしたから、こうなったものと想像できます。 それにしても、あの調子で売れ残ってしまったら、ちょっと厳しいなぁと思いました。やっぱりああいうのは、天気予報とか気温もキチンと計算に入れて、作らなきゃいけませんね。そういうのを考えていくと、今日何食売れるのかって予想は、とっても難しそう。行きつけの喫茶店のマスターも、30年以上店をやっていて、客の波がよく分からないと言ってましたしね。 それにしても、昨日の中華料理屋の弁当は、明らかに作り過ぎでした。所在なさげに立っている売り子のお姉さんがちょっと可哀相。もうちょっとキチンと予想しようよ料理長、と思ってしまいました。 08/11/12(Wed)本日料理しようと用意したのは、大根と蕪。食材がかぶっている気がしなくもないですが、そんな事は気にしない。スーパーで安いのを物色したら、こうなってしまったのです。大根は、当然煮物。前回は鶏手羽を食べた後の骨&軟骨をダシにして、割とコッテリ風味で煮てみたので、今回はオーソドックスにアッサリ風味。ダシは昆布と煮干です。大根ってシミジミ美味しいですよね。私は下茹でをしない主義なので、エグミのような雑味が残ってしまうのですが、それが良い。なんだか、大根を食べてるって気になるんです。下茹でをして、面取りをして、職人的に煮た大根も美味しいですけど、なんだかちょっとよそ行きの顔になるんですよね。 蕪の方は、レギュラーの甘酢漬け。ただ、ちょっと心配だったんですよね。少し玉が大きかったので、ひょっとしたらと心配したのですが、やっぱりビンゴ。半分の2玉にスが入っていました。1玉は大した事がないのでそのまま使ったのですが、もうひ1玉は、スの周囲が変色し始めていたので、残念ながら廃棄。まぁ、4玉中3玉が使えたので、安売り商品としては良しとしなくては。先日は今シーズン初の白菜のオヒタシも作ったし、食卓はすっかり冬模様となってきました。 08/11/11(Tue)首、寝違えました。毎年この時期、秋が深まって急に寒くなってきた頃に、年中行事的に寝違えているような気がします。ただ、今回はあまり酷くなくて、左右に首を振ると、軽く痛みが走る程度。酷い時は、痛さのあまり首を振ることすら出来ませんので、随分いいといえます。ネットで調べると、寝違えというのは、要するに首の筋肉の捻挫らしいです。 寒くなってきて、全身の筋肉は縮こまるのですが、体の動きはまだ寒さに対応していなくて、暖かい時のダイナミックな状態のまま。縮こまった筋肉をそうやって無理矢理動かそうとして、プチッといってしまうらしいです。一応用心して、ネックウォーマーを巻いて寝たんですが、完全に防ぐ事は出来ませんでしたね。 これまた経験則上ですが、寝違えに特効薬はありません。とにかく静かにして、時の過ぎ去るのを待つのみ。首を回してコキコキいわせたりとか、効きそうですが、もってのほかです。というわけで、家にいる時は、ネックウォーマー巻いて、隙間に薄手のマフラー突っ込んでと、これまたとても他人様には見せられない格好。早く治らないですかねぇ。 08/11/10(Mon)今日は、実家からの野菜箱に入っていた里芋の処理。里芋って同じ芋類、ジャガイモやサツマイモに比べると、下処理が面倒なんですよね。うちでは皮の薄いジャガイモやサツマイモは、泥をキレイに洗い落とした後、皮ごと煮るなり焼くなりして食べてしまいます。でも、里芋はそうはいきません。 まず、里芋は全体に毛が生えているので、泥の絡みつき方が他の芋の比ではありません。水を少しだけ張ったボウルに芋を浸しながら、亀の子ダワシで毛をこそげ取るように洗っていくのですが、これが相当面倒臭い。あと、私は生の里芋に直接触れると、痒くてたまらなくなる体質なので、下処理の際はゴム手袋が欠かせません。そうすると、どうしても素手の時に比べて不器用になってしまいます。 いや、出来上がってしまうと美味しいんですけどね、里芋。特に、鶏肉とコッテリ煮たりしたら、もう最高。でも、手間がかかる割にあっという間に無くなってしまうので、空しいというのもあります。里芋の水煮がアレだけスーパーに並んでいるというのはよく分かります。でも、水煮ってイマイチ美味しくないんですよね。美味しい里芋を食べたければ、やっぱり生のをゲットして、手間をかけて下処理せねば。寝る前に流しに泥つき里芋を置いておくと、夜の間に勤勉な小人さんが出てきて洗っておいてくれる…なんてないですよねぇ。 08/11/09(Sun)昨夜は上京してきた母親と食事。以前から気になっていた、近所のカレー屋さん。インド人っぽい人が中で作業をしていて、通りにいい香りが漂っています。母親も辛いのは平気だということで、行ってみました。結論…もはや体がカレーを受け付けない歳になってしまったのかも。 いえ、スパイスの味とかは大好きなんです。でも、自分でも一時カレーに凝っていた時期があるから分かるんですが、カレーって結構油を使うんですよね。欧風カレーだと、ルーを作る際に小麦粉を練る為に油を使います。インド風だとギーが味の鍵になります。熱帯の地方では、その油がエネルギーになるんでしょうが、私はダメ。一夜明けて今朝になった今でも、胸の奥がムカムカしています。 いつもは、一人3,000円も出せばお腹一杯食べられる、近所の鮨屋でご飯を食べるのですが、浮気をして失敗でした。やっぱり、アッサリサッパリのお鮨がいいです。でも、喉もと過ぎた頃に、また脂っこいものを食べたくなるんですけどね。 08/11/08(Sat)昨日の鶏手羽。食べた後には当然骨が残ります。また、たいして長時間煮ていないので、軟骨も固くて食べられない部分が結構残ります。コレを見て、捨てられないのが私の性分。一食につき2〜3本しか食べられないのですが、骨は順次ビニール袋に入れて冷凍庫に保存していきます。普通なら、イイトコ飼い犬にやるといったオチなんでしょうが、うちでは自分で食べてしまうんですね。 今回買ってきた鶏手羽は10本。10本分の骨がたまったら、片手鍋に移して、1時間ほど弱火でコトコト煮込みます。それくらいの時間煮ると、骨の両端についた軟骨が、完全に柔らかくなって、手でも簡単に取れるようになるんです。そしたら、硬い骨の部分を取り除き、ここはさすがに捨てます。軟骨&茹で汁はいいダシが出てますんで、どうとでもなりますが、今回は季節の大根を煮ることにしました。元々味醂醤油につけてあった鶏肉なんで、ほんのりと醤油の香りが漂います。洋風のスープだとこれがちょっと気になりますが、大根だと無問題。 要するに、大根の鶏ガラスープにってわけで、廃物利用とは思えぬいいお味が出ます。ここまでする事も無かろうとは思うのですが、どうも性分でして…。粉末鶏ガラスープを使えば、100倍簡単なんですけどね。 08/11/07(Fri)グラム48円の鶏手羽を600gほどゲット。そういえばしばらく鶏手羽を食べていないなと思い、買ってきたのです。スーパーの棚の前では、ニンニク醤油に漬けて網で焼いて食べるべと思っていたのですが、帰り道の途中で気が変わりました。鶏手羽って、火が通るまでに結構時間がかかるんですよ。それを毎食繰り返すのは、ちょっと面倒だなと思い直し、今回は醤油味で甘辛く煮付けてしまいました。 鶏手羽をギリギリ入るくらいの片手鍋にぎゅうぎゅうと詰め込み、かぶるかかぶらないかくらいの水&酒を注ぎます。点火してアクを取り除きながら、砂糖・塩・醤油で甘辛く味付け。5分ほど煮て、5割方中まで火が通った頃を見計らって火を止め、鍋を保温用のダンボールに移して、ゆっくり冷まします。30分ほど置いて、中まで味がしみこんだら完成。 大根をストックしてあったので、鶏手羽をダシにして一緒に煮ようかとも思ったのですが、今回は純粋に鶏手羽のみで煮てみました。ちなみにこの鶏手羽、タッパーに移して冷蔵庫で保存していると、次の日には煮汁が煮凝りになっています。この煮凝りが、美味い。ご飯に乗っけながら食べると、お茶碗何杯でも食べられてしまう、危険物質です。骨の中からも美味しいエキスが出るからなんでしょうね。 08/11/06(Thu)大きな蕪が3個98円と激安だったので、今日は蕪の酢漬け。作り方は、例によって簡単です。皮剥きはパス。葉の部分はお浸しに使い回すので、酢漬けには入れません。白い部分を四つに割ってから、端からスライス。全部ボウルに入れて、塩を少々振り、しんなりするまで10分ほど放置します。しんなり塩が馴染んだら、両手でギュッと絞り、蜜柑の皮・鷹の爪・昆布を入れてよく混ぜ、砂糖・塩・酢で味を調えれば完成。私は料理にあまり砂糖を使わない主義なんですけど、この蕪の酢漬けは、割りと甘めに調整します。 本格的に作ろうと思うと、別鍋で酢・砂糖・鷹の爪などの調味料を一度に立たせて馴染ませるのですが、家でちょこっと食べる分には、そこまでこだわらなくてもいいような気がします。私にとっては、材料と一緒に混ぜてしまうだけで十分。葉を少し入れて、緑色のアクセントにするのも悪くないのですが、最近、蕪の葉は茹でて鰹節とあえると、結構美味しいということに気付いてしまったので、全てそっちに回します。 蕪と大根は格好からしてよく似ていますが、茹でた時の性質は全然違います。大根はかなりの長時間煮こんでも、それなりの歯応えが残るのですが、蕪はすぐにトロトロになってしまう気がします。その時間加減が難しくて、私はいつも、蕪の場合は火を通さずに酢漬けのような料理にしてしまいます。これが美味しくて、3〜4日で全部なくなってしまうんですけどね。 08/11/05(Wed)今朝は、寒いです。柱の温度計を見ると、13度でした。恐らく、今シーズン一番の寒さ。でも、体感的には10度いってないんじゃないかと予想したんですけどね。しばらく寒い空気に触れていないので、勘が鈍っているようです。というわけで、数日前から秘蔵のドテラが登場。私が中学か高校の時に、今は亡き祖母が作ってくれたもので、いまだにバリバリ現役です。 そういえば先日ラジオで、ある演歌歌手の人が、喉の事を考えて、冬になっても暖房は使わないといっていました。“着ればいいだけの話”らしいです。私も相当暖房は使わない方ですが、ゼロは無理。あと少し経てば、床置きのガスファンヒーターが登場するでしょう。部屋着の下に登山用の保温下着を着込むようになり、寝る時は首にネックウォーマーを巻くようになり…。そうやってどんどん冬になっていくわけです。やっぱり色々面倒臭いですねぇ。美味しいものも沢山ありますが、それを上回る面倒臭さ。個人的には、春秋が一番です。 08/11/04(Tue)今シーズン初の大根の煮物。相変わらず、皮剥き&面取り&隠し包丁はパス。2cm程の厚さにスライスした大根をなべに放り込み、ダシは煮干と昆布。煮立ったら塩・醤油・酒で味を調整してから煮る事3分。火を止めて目張りしたダンボールに移し、そのまま30分ほどかけてゆっくり温度を下げれば完成。コレくらいの時間しか煮ないと、ホロホロの大根にはならず、結構歯応えは残ります。でも、しっかり中まで火は通っていて、味の染み具合もバッチリ。この辺は全くの好みですが、私はどちらかというと、野菜全般固めに炊いた方が好きなのです。 ところでこの大根、タイムセールで1本68円。ちょっと心配しましたが、ずっしり重い通常サイズの大根で、輪切りにしてもスなどは入っていませんでした。これって、作った農家の人にはどれくらいの儲けになるんでしょうか?スーパー&流通のマージンを引き、肥料代や農機具の燃料代といった必要経費を引いたら、果たして利益が出るんでしょうか。大企業だったら、10円チョコでもしっかり利益を出しますが、農家って中傷零細ですからね…。それじゃぁ、1本248円の大根にしろよという話になるかもしれませんが、68円のの大根が目の前にあるのに、それはちょっと…。 08/11/03(Mon)しばらく続いた豚ハツ(心臓)にちょっと飽きてきたので、今回は違うものをと思って買ってきたのが、白モツ(小腸)。豚のホルモンってところは相変わらず一緒ですが、風味が全然違ってて、同じ豚のお腹の中に入っていたものとは思えないほどです。買ってきた白モツは、何はともあれ3cm位の長さに切りそろえ、一回茹でこぼしてから、その後1時間ほど弱火でコトコト茹でて、柔らかく噛み切れるようにします。 ここまで下処理をしたら、白モツはもう95%食べられたも同然。白モツというと、一番有名なのはモツ鍋。その辺にある野菜と一緒に、味噌仕立てにした白モツの鍋は、冬場には最高のご馳走になります。でも、私が一番好きなのは、照り焼き。柔らかく茹でた白モツを、やや甘めに調整した味醂醤油に漬け込んで味をしみ込ませます。その後、フライパンで表面にやや焦げ目がつくくらいまで焼いたら完成。白モツは、見かけによらず脂ギッシュな食材なのですが、身から出た脂と甘辛ダレがうまく絡み、それがご飯のお供に最高なのです。 ただし、白モツは豚ハツ以上に癖の強い食材なので、連続で食べられる期間はハツよりも遥かに短いです。3日も食べてると、もう1ヶ月はいいや…となること請け合い。いや、美味しいんですけどね。 08/11/02(Sun)朝晩寒くなってきて、どんどん楽しくなってくるのが、朝の二度寝。うちの目覚まし時計のアラームは、基本的に10分単位でセットできます(目盛りの間を無理矢理狙えば、5分も出来なくはないですが)。そこで、たとえば7時半にセット。目覚ましがで起きると、すぐに7:40にセットし直して、温かい布団にもぐりこみます。ここで注意が一つ。枕元に目覚まし時計を置いておくと、無意識に音を消してしまい、二度と起きられないので、目覚まし時計は部屋の対角に置いておきます。 枕元にはアラームのない腕時計。その時計を見ながら、あと7分…5分…3分と半覚醒状態で余韻を楽しみます。で、7:40にアラームがなったら、布団を出ていって今度は7:50に再セット。ふたたびあと7分…5分…3分。これを3セットほどやると、すっかり朝のダラダラモードに満足して、そろそろ起きてみようかという気になるんです。 ちなみにコレ、寒くなって布団の中が快適になればなるほど、楽しくなってきます。ただ、一旦目が覚めたらその時点でバッチリ覚醒してしまうという、勤勉な人にはできません。休みの朝のダラダラって、本当にいいもんですね。 08/11/01(Sat)ここでも何度か書いたことのある、うちからちょっと遠いけどマニアックな食材がそろうスーパー。またまた面白いことに気付きました。夕方の一番忙しい時間帯にこの店に行くと、一つのレジに二人のスタッフが入ってるんです。一人目が商品をバーコードに通し、二人目がお金を受け取るという役割分担。これ、最初に見た時は、一人目の仕事の量が遥かに多くて、上手く回らないんじゃないかと思いましたが、違いました。 お金を受け取る仕事って、時間かかるんですね。商品をバーコードに通している時から、支払い金額を予想して準備している人ばかりならいいですが、おばちゃんや歳のいった人の中には、金額を告げられてから財布を開けたり、ポイントカードを探したりする人が結構います。でも、こうやって仕事を振り分けると、バーコードの人は切れ目なく作業が出来るわけで、よく考えられてるなと感心しました。 一方、私が時々行くデパ地下のスーパー。ここは同じ二人体制でも全然違います。一人目がバーコードと金銭の授受、二人目が商品の梱包です。高級スーパーですから、買った商品をひとつひとつ丁寧にビニール袋に入れてくれるのが二人目。瓶調味料なんかを買うと、キチンとエアパッキンで巻いてくれたり、刺身に氷をつけてくれたりするのも、この人。 この結果、高級感は出ますが、作業は遅いことこの上なし。大して忙しくない時間でも、十台近くある全てのレジに長い列が出来ています。人件費のかけ方とサービスのポイント。全然違う二店ですが、私がどっちを好むかは明らかですね。こういう、よく考えられてステキなシステムには、私は滅法弱いのです。
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