2008年12月

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08/12/31(Wed)

一応今日は大晦日だというので、冷蔵庫には蕎麦が入っています。母親が気を利かせて買ってきた一品なんですが、半生ウドンの茹で時間15分が我慢ならない彼女のことですから、蕎麦は当然茹で蕎麦。でもね、私も東京に住んで長いですから、この茹で蕎麦は心情的に許せないものがあるわけです。当然ですが、茹で蕎麦にはコシがありません。アルデンテ何それ?というレベルまで、フニャフニャに茹で上げられています。ソフト麺同様、そんなもんだと割り切れば、それはそれで美味しく食べられるのですが、コレを蕎麦とカテゴライズすることは、私の長い東京生活が許さないのです。

というわけで、基本的にこちらでは食事に文句をつけない私が、コレだけは譲れないと、乾麺を買ってきました。茹で時間5分。面倒くさいとブチブチ言ってますが、大丈夫、自分で茹でるつもりです。ついでなんでダシも、小袋入りの濃縮ダシを定量の水で延ばすのではなく、鰹節と昆布でとるつもり。こちらには鰹節削りがないので、花鰹になってしまうのが痛恨ですが…。

というわけで、年越し蕎麦の準備も整い、今年も残すはあと半日とちょっと。なんか、色々あったようで、大して変わり映えのしなかった一年でもあったような…。まぁ、波風立っていない状態が一番幸せなんですけどね。

08/12/30(Tue)

実家の台所の片隅に、半生ウドンが山の様に積んでありまして、これどうしたのと訊くと、遠い親戚に野菜をあげたらお礼で返ってきたとのこと。そういえば、亡くなった祖母の実家が小さな製麺工場をやってたなと思い出しました。しかし、茹で時間15分がネックになり、実家では完全放置状態。ウドンを食べたい時は、軽く温めるだけで食べられる茹で麺を食べるんで、15分も茹でるなんて考えられないとは、母の弁。

というわけで、東京への帰り荷物の中に、全部入れさせていただきました。あとは、どう見ても放置されているとしか思えない、ハム・焼き豚類。こっちは王手メーカーの製品で、正直買って食べたいと思うレベルではないんですが、白菜と一緒に軽く茹でてポン酢で食べると、まぁまぁ食べられないことはないので、こっちも荷物の中へ。貰うだけ貰って、全然使用が追いついていない、選択用洗剤も一箱荷物の中へ。これも、あと数ヶ月でなくなりそうなんですよね。もっと持っていけとしつこく迫る声を無視して、一箱だけ。一箱で1年近くもつんですから…。

ここ数年、実家に帰ると、こっちで不要なものをピックアップして東京の家に送るというのが、半ば恒例行事化しています。死蔵品の有効活用ということで、なかなか良いのではないかと。年末年始にかけて、もうちょっとあちこち探してみようと思います。

08/12/29(Mon)

帰省の飛行機の予約、ほんの1日遅れたばっかりに、とれたのは最終便。暗闇の中を飛ぶ飛行機に乗るのは実に久しぶり。結構揺れたので、かわいそうに隣に座った子供が結構泣いていたが、三遊亭小遊三師匠の落語で軽くスルー。5年前は、機内では必ず洋楽チャンネルを聞いていたものですが、今ではそれが落語に進化しまして、これを歳をとったというのでしょうか。確か前回は、三遊亭楽太郎師匠。大喜利の姿しか知らなかったんですが、普通の高座も面白いじゃないかと、意外な発見をしたりもしました。

そんなこんなで、自宅に着いたのが8時半。搭乗手続きリミットにあと5分というところで駆け込んだのもあって、昼ご飯の後は、品川駅のホームで焼きそばパン一個の私はお腹ペコペコ。何かないかと、相変わらずグチャグチャの冷蔵庫をのぞいてみると、夜食用のウドンがあるというので、今回自宅最初のご飯はウドン。それも、茹でてあるソフトなヤツ。香川の人が、こんなのはウドンじゃねぇと暴動必至の代物ですが、小学校の頃とかは、この腰のない麺をウドンと思っていたんですよねぇ。

というわけで、ここから一週間はいつも以上にだらけた状態で、日記が続くものと思われます。実家だと、基本的に何もしないんですよ、私。年末年始は、だらけますよ〜。

08/12/28(Sun)

もうすぐ帰省で、白菜は使い切れないだろうと思って買ったほうれん草で、今夜は水炊き…というか常夜鍋っていうんですかね、こういうの。しかし、ただ一つ問題点が。結構きちんと洗ったつもりなんですが、根元の落としきれません。お浸しにしてしまうと、多少の細かい砂粒がは目立たないんで、良くも悪くも一緒に食べてしまうんですが、鍋にすると、透明な茹で汁の底に沈んだ砂粒が全部丸見え。あ〜、こんなに残ってたんだとがっかりします。

外食でコレをやったら、店は潰れますが、そこは自宅ご飯。(あんまり)問題ありません。要はトルコ珈琲だと思えばいいのです。トルコ珈琲は日本のものと違って、フィルターを使いません。だから、珈琲の底には豆のカスがたまってて、それを避けながら味わうわけです。おまけに最後には、そのカスの形で珈琲占いまで出来るという、二度お得感。即ち、底に残った砂粒は、見て見ぬふりをすればいいだけ。無論、コレでは、ひと手間かけないかぎり、最後におじやで〆る事は出来ません。でもいいんです、おじやはうちではやらないから。見えているけれど、見えない事にする、コレ結構重要だと思います。

08/12/27(Sat)

今年一番の寒さというニュースは嘘ではなく、今朝一番に見た温度計は4度。寒いのが苦手な私にとっては、本当に勘弁して欲しいです。ところで、年の瀬も押し迫ってきて、明日の日曜日が今年の帰省日となりました。というわけで、例年恒例、冷蔵庫の中身を空にして帰るぞキャンペーンが、絶賛発動中。こちらで食事をとるのはあと何回かを常に計算し、最後にきっちりゼロになるように食べていくのです。

コレが案外面白い。まぁ、ゲーム感覚ですね。ここんとこ、味噌汁代わりに、毎食鶏手羽をダシにした小さな水炊きを添えているのですが、先日白菜が尽きました。今から買うと、たとえ1/4カットでも使い切れないことは必至。でも、鶏手羽はしっかり残ってます。そんな時は、白菜の代わりに水菜・ほうれん草・春菊あたりを使うのが吉でしょう。葉物だったら、絶妙に量も少ないですし。

それにしても、小さな水炊きはオススメです。ポン酢で食べるから、アッサリサッパリ飽きが来ないし、野菜もたっぷり食べることが出来ます。おまけにホカホカ、体も温まる。水炊きとご飯だけだと、毎食は無理ですが、スープ代わりの一品として組み込むと、案外応用範囲が広いのです。特に今日みたいなバカ寒い日にはピッタリですね。

08/12/26(Fri)

一品持ち寄りスタイルの忘年会がありまして、何を作っていこうかと考えたんですが、近所のスーパーで豚のノド軟骨を大量に売っていたので、コイツを茹でていくことに。1.2kgで400円…。とても原価は明かせません。ノド軟骨は、大きく気管・食道に分けられます。くっついているんですが、下ごしらえが全然違うので、買ってきたら何はともあれ、キッチンバサミを使って、両者を切り離します。

簡単なのは気管の方。こっちはただぶつ切りにすればOK。やや面倒くさいのは食道の方で、こっちはキッチンバサミで切り開き、流水で中を丁寧に洗います。エサが残ってたりするんですよね…生々しいですが。あと、割と面倒なのが血の処理。首周辺だった部位ですんで、大きな血管が近くにあったせいか、血がこびりついていることがあります。これも臭みの原因になるんで、流水で丁寧に洗い流します。

ここまできたら後は簡単。寸胴を使って、大量の水で茹でます。とっても臭いので、うちでは沸騰したら2回お湯を全部捨て、これまた流水で全体を良くゆすいで、茹でなおします。3回目が本番。そのまま1時間半〜2時間、アクを取りながらコトコト丁寧に茹でれば完成。こんなの日頃食べてる人はいないんで、割と受けます。

うちでも、以前は時々作っていたんですが、最近はすっかり止めてしまっていました。理由はラード。とにかく、脂がすごいんです。排水溝の周りは脂でベットリ。特にこの時期は気温が低いんで、冷えて固まったラードで、下水が流れなくなったりします。入り口周辺のは、手で取り除けばいいのですが、中で詰まったらどうしようもありません。それが怖いんで。美味しいんですけど、さすがに日常食でそのリスクは冒したくありませんんもんね。

08/12/25(Thu)

苦手だと言っているものほど、近くに寄ってくる不思議さ。最近めっきり牛肉が苦手になったと思っていたら、牛肉の時雨煮を貰ってしまいました。貰ったものは残さず食べる(ただし、椎茸は除く)というのが、うちルール。甘辛く煮込んであるから、醤油と砂糖の塊みたいなもんだろうと開き直り、ご飯と一緒に口に入れてみたけれど、微妙。牛肉の強烈な旨みが、倒れていたあの1週間を思い起こさせ、どうにも素直に味わうことが出来ません。これって、トラウマ?

味が濃ければ散らせばいいってことで、ちょいとひと細工してみました。芋がらがあったので、いつもの様に戻して炒め煮にする際に、入れてみたのです。通常のレシピは、細く切った油揚げと芋がらの甘辛炒め煮で、今回は油揚げの代わりに牛肉の時雨煮が入ります。↑の通り砂糖と醤油の塊なので、味付けは控えめに。出来上がりは…う〜ん、まぁ普通。安い定食屋で出てくる小鉢のキンピラゴボウの出来損ないみたいな味になってしまいました。正直、油揚げの方がずっと美味い。まだまだ沢山あるんで、トライアンドエラー、いろいろ試してみようと思っています。

08/12/24(Wed)

世の中不景気なのに物価だけは上がってて、給食の豚を鶏にせざるを得ない地域があるというニュースを聞きました。でも、鶏の方が美味しいよ?というのが私の感想。鶏の中でも更に安いとされる鶏手羽を買ってきて、白菜と一緒に茹でたものをポン酢で食べたりすると、至福の味。最近は、毎日のように食べたりしてるんですけど。値段のランクとしては、牛→豚→鶏の順で安くなりますが、私が好きなのは鶏→豚→牛の順なんですよね。特に先日、貰い物の牛肉で酷い目にあって、一週間ほど回復できなかった事件を機に、牛肉への評価が更に低くなっている今日この頃。

ちなみに鶏肉の中で一番評価が高いのが手羽元。骨付きなんで、いい味が出るんですよ。そして、一番評価が低いのがササミ。肉の旨みは脂肪ですというのがモットーの私にとって、パサパサのササミは何が美味しいのかよく分かりません。あと、これに準ずるものとしてはムネ肉があります。そういえば、今日はクリスマスイブですね。夕食は、チキンのドラムスティックとジャパニーズキャベツのスープにしましょうか。いえ、いつもと一緒の水炊きのことなんですけどね。

08/12/23(Tue)

私が毎日愛読するDaily Portal Zというサイトで、母伝説・ボンゴレそばとおでんカレーという記事が載ってました。平たく言うと、筆者が小さい頃、母親がありあわせで作ってくれた、パスタの代わりに蕎麦を入れたボンゴレ蕎麦や、前日のおでんにカレー粉を入れて作ったおでんカレーに、当時はいたく反発したものだが、今食べてみるとどうだという企画。いえ、おでんカレーはやったことないですけど、ボンゴレそばは私も普通にアリだと思います。というのも、うちでは蕎麦を貰ったら洋風にして食べるのが定番だから。

もっぱら簡単な(でも奥が深い)ペペロンチーネにしてしまうことが多いですが、蕎麦とオリーブ油は、意外なことに相性が良いのです。考えてみれば当たり前で、蕎麦クレープなんてものが、おフランスには存在しているくらい、蕎麦粉は欧米でもポピュラーな存在。麺にして昆布と鰹節で和風直球にして食べるのがアリなら、アサリとトマトでボンゴレにしてしまっても、美味しいと思います。

おでんカレーはさすがにやったことがないですが、カレー粉の威力というのは凄まじいものがあります。確か自衛隊だったと思うのですが、屋外サバイバルの必需品の一つとして、カレー粉があるそうです。理由は、カレー粉を使えば、臭みが強すぎて通常は食べられない野生動物や昆虫も食べられてしまうから。そんな強烈なカレー粉ですから、おでんに入れたりしたら、一瞬にしてそこをカレー色に染めてしまうことは間違いありません。料理はインスピレーション。レシピに頼らなくとも、食べられるもの同士を混ぜ合わせて、食べられないものになる確率は、相当低いって事ですよ。

08/12/22(Mon)

いつぞや、塊になってしまって砕くのにひと手間かかるので、もう買わないと書いた塩がもうすぐ無くなりそうになったので、業務用スーパーで塩を買ってきました。結果だけ書いてしまうと、またもや前回と同じ塊塩。いやね、もう買わないと思ってたんですよ。でも、実際に棚に並んでいるのを見ると、塊塩:88円/kg、サラサラの自然塩:120円/kg、奄美の天然塩:398円/kgとなってまして、奄美の天然塩は論外として、結構迷ったんです。

自分で砕くか、kgあたり30円の手間賃を払ってサラサラのを買うか。たった30円といえばそれまでなんですが、悲しいかなそこがシミッタレの私の性格。結局、自分で砕くことにして、88円のを買ってしまいました。少々塊が残っていても、煮汁に溶けてしまえば一緒ですしね、と強がりを言いながら、やっぱりあそこは120円のを買うべきだったかと、一晩たった今でも、少し頭の片隅に残っています。でも、次もきっと88円の方を買ってしまうんでしょうねぇ…。

08/12/21(Sun)

11月は時期にも見合わぬ暖かさで、すっかり油断していたんですが、ここ最近は12月にふさわしい寒さとなりました。私は、寒いのがとにかく苦手。まぁ、夏の酷暑のさなかには、冬の寒さのほうが100倍マシだ、なんて頭の片隅で思ったりもするのですが、基本的には寒いの嫌い。

というわけで、休日はすっかり冬眠の熊状態となっています。よっぽど用件がある時以外は外出もせず、布団に包まって読書三昧。布団の中ですから、そうそう長時間の集中力が保てるわけもなく、気がつけば轟沈という、幸せライフ。まぁ、最初っからそれを見越して、1時間ごとに目覚まし時計をセットしていたりするんですけどね。

ただ、今年の冬は例年悩まされてきたシモヤケが出ないのが唯一の慰め。特に変わったことはしていないんですけど、体質が変わったんでしょうか。確かに、いつも靴下を欠かさず、足先を冷やさないようにはしてるんですけどね。あぁ、早く春にならないですかねぇ。

08/12/20(Sat)

今日の一品は、ニンジンのキンピラ。一袋5本入りのニンジンが98円とあれば、買わなきゃいけないでしょう。ところが、ニンジンのキンピラも昨日の里芋に負けず劣らず面倒臭い。例によって例の如く、皮は剥きません。買ってきたニンジンは、大きさにもよりますが、とりあえず3等分か4等分くらいにして、端からスライス。それを重ねて千六本に切っていくんですが、この作業が面倒臭い。同じ千六本にするにしても、大根のほうがはるかに楽です。

面倒臭い理由その1:ニンジンは大根に比べて格段に細いので、スライスするにしても一切れが小さくなってしまい、押えるのが難しかったり、そもそもスライスの難易度自体が高い。面倒臭い理由その2:ニンジンは大根に比べて格段に固いので、抑える際の力配分が大根よりもずっと難しい。

というわけで、出来た千六本はあちこちつながっていたり、太さが明らかに不均一だったりと、散々な出来になるわけですが、あくまでポリシーなんで、ピーラーは使いません。しかし、一応曲がりなりにも千六本が出来たら、作業は終わったも同然。あとは胡麻油を引いたフライパンで軽く炒めてから、味醂醤油で甘辛く炒り煮にすればいいんです。ご飯との相性が抜群なんで、ついつい時々作ってしまうんですが、やっぱり面倒くさいんですよねぇ。

08/12/19(Fri)

今の時期、うちの食卓にのぼる野菜の二大巨頭は大根と白菜ですが、それに次ぐ第三位は里芋。というわけで、今日も1袋100円のセール里芋を買ってきて煮てみました。泥つき里芋は、最初がちょっと面倒くさいんです。水を張ったボウルに里芋を放り込み、亀の子タワシで泥と毛をこそげ落とします。うちでは包丁で里芋の皮を剥くことはしないので、とにかくこの作業が里芋の煮物を作る手間のほぼ全てといっても、言い過ぎではありません。毛の方はあんまり神経質になってツルツルになるまでこすったりはしませんが、それでも結構面倒くさい。更に、生里芋を素手で扱っていると、手が痒くなるので、この時ばかりはゴム手袋着用。そうするとどうしても、手の感覚が鈍るので、更に面倒くささ倍増。

でも、この作業が終われば煮物はほぼ出来たも同然。一口大に切りそろえ、昆布と鰹節のダシで、沸騰してから5分ほどコトコト煮ます。それを保温用の段ボール箱に入れて、冷ましつつ味をしみ込ませつつで、放置すること約半日。中まで火の通った、美味しい里芋の出来上がり。コレを食べると、多少面倒くさくてもまた作ろうと思うんですよねぇ。

08/12/18(Thu)

忘年会でエスカルゴを食べまして、いえ、ここんところ毎年その店で忘年会をやり、その店の名物がエスカルゴなもんですから、いわば年末恒例の味となりつつあるんですが、美味しいですねエスカルゴ。タコ焼き器みたいな形の陶製の容器に、一口大に切ったエスカルゴとバター、それに香辛料を入れ、オーブンで焼いたものに、フランスパンを浸しながら食べるという、シンプル料理。でも、エスカルゴの旨みが溶け出したバターが、本当に美味しいのです。

でも、悲しいかな日頃白菜のお浸しとか食べている我が体には、相変わらずちょっとキツイ。翌朝、決まってお腹をくだす軟弱な体にはため息が出ます。まぁ、料理全般にオリーブ油をたくさん使う南欧系の料理店なんで、これはもう仕方のない事かもしれません。そして、次の日はいつもと変わらず白菜のお浸しと大根の煮物。でも、こんなありふれたおかずが、外食の次の日にはいつもにも増して美味しく感じられるんですよねぇ。

08/12/17(Wed)

知り合いに、ハタハタの一夜干しを貰いまして、ありがたいかぎりです。少し前に、有名店の粕漬けを貰ったら、甘過ぎて苦労したという話をここに書いたんですが、今回の一夜干しはとても美味しかった。何せ、塩して干してあるだけの単純食品ですから、変な味が混じりこみようが無いんです。そして、コレ私の持論ですが、一般的に魚は火を通したほうが美味い。そりゃま、刺身も美味いですが、刺身ってのは、冷たくするっと喉を通る快感が、美味しさのかなりの部分を占めています。それに対して、煮魚・焼き魚というのは魚ガチンコの美味しさじゃないでしょうか。そして更に干物。干すことによって旨みが一層アップします。一夜干し、最高。

ちなみにうちでは、魚を焼くのにガスコンロ付属のグリルではなく、別に買ってきた魚焼き網を使っています。グリルに入れると、外から状態の確認がむずかしくなるし、何より、皿に張った水のせいでパリっと焼けないような気がするんですよね。強火の遠火でよく観察しながら炙り、皮を破かないために、何度もひっくり返さないで、一度で決める。コレに白いご飯と味噌汁があれば、本当に何も言うことはありません。

08/12/15(Mon)

12月初めから食べている白菜ですが、やっと玉が半分ほどの大きさになりました。1月1玉、計算が簡単で何よりです。12月に入ってからは、味噌汁はお休み。小さな土鍋でミニ水炊きを作り、一食一枚で淡々と消費中。まるでカタツムリのような生活ですが、本人はいたって満足しているので、特に問題はありません。ここで、数年前に見つけた私の裏技。白菜の葉をむしる時に、普通に剥がそうとすると根の元の方が壊れて、芯に残ってしまいます。そこで、葉を剥がすときは、手をなるべく奥の方まで突っ込んでしっかりと指で芯をつかみ、真横にスライドさせるように力を加えるのが吉。こうすると、全くロス無く、葉を芯から取り外せます。結構便利だと思うんですが、今まで本やネットでこの裏技は見たこと無いんですよね。

まぁ、うちの場合だと、芯も(よほど元の方以外は)スライスして鍋に入れてしまうんで、多少壊れて残ってしまおうが、実は関係ありません。でも、それを言ってしまうと実も蓋も無いですし、キレイに取れるというのはそれだけで気分爽快なので、やって損は無いと思います。冬場の私の体は、大根と白菜で作られているといっても、過言ではないでしょう。

08/12/14(Sun)

毎月恒例の電気料金使用明細がポストに入っていたんですが、それを見てちょっとビックリ。11月132Kwhだったのが、12月には83Kwhに激減しています。電卓を叩くと、約2/3。でも、12月になって突然省エネにつとめたとか、生活パターンが変わったとか、そういうことは一切無いんです。考えられる要因としては、気温が下がったために、冷蔵庫ががんばって冷やさなくても庫内の保てるようになった事くらいしかありません。でも、11月と12月でそんなに大きく気温が違っていたとも思えないんですよねぇ。

まぁ別に、悪いことではありません。どっか漏電していて、電気代が跳ね上がったんなら大問題ですが、下がっているわけだから、問題無しといえばその通り。でも、何でこんなに違うのか。ちなみに電気代は、約3,000円→約2,000円と1,000円のダウン。珈琲2杯分が浮いたことになります。電気代としては案外大きいかも。

世の中では、エコとか地球に優しくとか言う流れになっていますが、うちは自慢じゃないけどそういうものとは一切無縁です。いらない電化製品(テレビなど)は一切持たない代わりに、家にある電化製品については省エネしようなんてこれっぽっちも思いません。それでも、たいした電化製品が無いんで、いくら使おうが電気代も↑みたいにささやかになってしまうんです。まっ、無きゃ無いで何とかなってしまうもんですよ。

08/12/13(Sat)

先日ネットのニュースで、青森のリンゴ協議会の調査によると、2〜12歳の子を持つ20〜40歳代の男女95人に、ウサギリンゴについて尋ねたところ、「作り方がわからない」「作れない」と答えたのが29人(30.5%)いたそうです。分母が100人を切っているというのが、まず大きな突込み所ですが、それは一旦置いておいて、まぁそんなものかなというのが正直な感想。というか、果物の皮をナイフで剥けない大人の人って、相当たくさんいる気がします。

私の周りにも、何人かいますよ。丸ごとのリンゴをクルクルと剥いていくのは相当難易度が高いらしいです(本人談)。なので、リンゴを食べたい時は、まずくし型に切り、そして皮を剥くんだそうです。この人はくし型にしたリンゴを剥くのにナイフを使うだけまだいい方で、くし型にしてからピーラーを使うので、ナイフは使えないって人も、かなりいそうな感じ。

ナイフくらい使えるようになろうよ、とも思う一方で、人間というのは使わない機能をどんどん退化させ、使用頻度の高いところに資源を集中する動物なんで、仕方が無いかなとも思ったり。今時、ナイフは悪の権化ですから、子供に持たせるなんてとんでもない。ピーラーという安全な道具がありますし、スーパーでも皮を剥いてすぐに食べられるように切ったカットリンゴが売られているんで、別にわざわざ家で剥かなくても…ということになるのかも。まぁ別に、ウサギリンゴは作れなくても良いんですけどね。

08/12/12(Fri)

昨日の、口に合わないと書いた王手のハム(実際の商品は焼き豚でしたが)、白菜とスープにすると結構いけました。現在、うちの台所の片隅には、白菜が丸ごと一個転がっています。スーパーで見かける白菜は、1/2や1/4カットになっていることが多いのですが、切ってしまうとどうしても、切り口が傷みやすくなります。その点、丸ごと一個買ってしまえばそういう心配も無く、結果的に最後まで新鮮な状態で食べることができるのでお得。一週間毎食、何らかの形で強制白菜という状態になる羽目になりますが、白菜は癖が少なく、どう料理してもそれなりにいただけるので、(私にとっては)別に苦になりません。

で、先日の困り者焼き豚。薄くスライスして土鍋に投入。数分茹でて旨みを十分に引き出したあと、白菜を芯→葉の順に投入し、塩胡椒で味をつけるだけ。悪くありません、それなりに食べられます。でもねぇ、やっぱり不自然なんですよ。自分でお金を払ってゲットするんだったら、買わない食材ですね。同じ豚でも生肉、それもスペアリブあたりを買ってスープにした方が、よっぽど美味しい。子供の頃は、こういう味が大好きだったんですけど、いつから変わってしまったんでしょうか。

08/12/11(Thu)

年末の貰い物の定番とも言えるハムを、職場でゲットしました。でも、いわゆる王手ハム会社のハムなんですよね…。今年は確か、某ハム会社の工場敷地内から、基準値を超える化学物質が検出されたとかで、ちょっとした騒ぎになりましたが、別にそんな事は、ワタシ的にはどうでもいいんです。ただ、私の口にさえ合えば、問題にはしませんが、口にあったためしがないんですよね。

王手のハム会社のハムって、肉の特性を最大限に活かそうなんて、多分考えてないですよね。長年かけて顧客の中に培われたハムの味というのがあって、とにかくそれに近づけようとしている気がします。ちょうど、さくらんぼのシロップ漬けみたいな感じ。缶詰のさくらんぼって、フレッシュさくらんぼとは全く別の食品になってしまってます。脱色して、着色して、砂糖に漬けて…。まぁ、アレはアレで嫌いじゃないんですけど。

そう、とにかく王手のハムです。貰っておいて文句垂れるのもアレですが、口にあったためしがありません。調味液は旨みが強過ぎ&甘ったるくて、本体は不自然にパサパサ。どうにも使い方に困る食材なんで、白菜スープに入れて味を散らしたりと、美味しく食べるためには一工夫が必要になります。(椎茸以外は)何でも食べられると豪語している割に私、色々な所で文句は出てきますね。人前じゃ、絶対に口にはしませんが。

08/12/10(Wed)

全くの偶然ですが、干し柿と晒し柿が同じタイミングで手に入りました。干し柿は職場の同僚がどっかから手に入れたもので、晒し柿は実家の父親が作ったもの。同僚は、干し柿のあのねっとりした甘さが嫌いだということで、周囲にたくさん配っていましたが、私は結構好きなので、ありがたいことです。晒し柿は、以前は水っぽくて嫌だなと思っていたんですが、最近はすっかり好きになり、ウェルカムです。それにしても、同じ渋柿が材料なのに、干すのと晒すのとで、こんなに味が違ってしまうなんて、面白いですね。

リタイアして以来、すっかり農業には待っている実家の父親。晒し柿はドライアイスを使うと上手くできるんだということをどっかから聞き込み、今年はやってみたそうで、確かに上手く渋が抜けています。みずみずしい甘さが、何とも美味しい。普通の固い甘柿は、皮を剥かずに丸ごと食べてしまう私ですが、柔らかい晒し柿は、皮も一緒に口に入れると、明らかに違和感があるので、さすがに剥いて食べてます。

干し柿の方は、一応ドライフルーツなんで、ある程度の日持ちがしますし、和え物に入れるといった、調味料的な使い方も、やろうと思えばできるんですが、何せ手軽に食べられてしまうもんですから、割とあっという間になくなってしまいます。干し柿もまた、晒し柿とは全く違った美味しさですよねぇ。

08/12/09(Tue)

この前の週末、所要で本当に久しぶりに、谷中に行ってきました。ここは、日本にあまたある銀座のひとつで、谷中銀座商店街というのがあります。谷根千と呼ばれる、谷中・根津・千駄木地区は、東京の下町として以前から人気が高かったのに加え、最近では若い人がギャラリーやカフェを出して、それなりに賑わっているんです。でも、ここにも何となく、不況の風を感じてしまいました。

10年ほど前、私が頻繁に谷中銀座周辺をウロウロしていた頃は、日曜日の午後ともなると、近所の買い物客でごった返していたものですが、久しぶりに行くと、割と様変わり。人はそれなりに多いのですが、他地域からの観光客がメインで、地元民はあまり見かけませんし、店の商品ラインナップも、地元の商店街というよりは、観光地のものになってしまっています。魚屋さんはいっぱいあるけど、八百屋さんが極端に減ってしまっていたり、その魚屋さんも不条理に値段が高いし…。人は多いのに、街の商店街としては寂しいなぁと感じてしまいました。

そんな私も、買い物はほぼ全てスーパー。商店街がにぎやかで、魚屋さん・肉屋さん・八百屋さんと個人商店が立ち並んでいる様子はいいものですが、やっぱ一軒にまとまっていると、便利なんですよねぇ。

08/12/08(Mon)

親戚がミカンを送ってきてくれました、ダンボール一箱。やっぱり冬はミカンですよねぇ。というわけで、今日からうちはミカン三昧。とりあえずのノルマは、朝一個・昼一個・夜二個で、一日あたり四個。でも、これが狂っていくんですよねぇ、多い方に。最初のうちは、決めた個数を律儀に守っているんですが、数日経つと決まって、いっぱいあるからもう少し食べてもいいんじゃね?と思い始め、一日に食べる個数が倍増。最終的には、一日十個前後食べることになると、毎年相場が決まっているんです。

それにしても、ミカンはいい。何がいいって、ナイフを使わないで食べられるところ。確か、いわゆる日本のミカンは、英語でTV Orangeっていうんですよね。テレビ見ながら、手で剥いて食べられるから。うちはテレビはありませんが、パソコンを見ながらミカンを食べることが多いです。その結果、定期的にディスプレイを拭かないと、ミカンの汁が飛んで汚いことになるという、うち事情。下手すると、歯を磨きながらネットすることもありますからねぇ、うちのディスプレイは、負荷が大きいのです。知り合いに言うと、決まって顔をしかめられるんですが、やってる人、結構いると思うんですけどねぇ。

08/12/07(Sun)

妹の嫁ぎ先が名産地なため、ここ数年めっきり手元にあることが多くなったのが、浅利の佃煮。結構な頻度で実家に送ってくる→佃煮なんて早々食べられるもんじゃない→うちに回ってくるというパターン。で、先日送られてきたのが1kg。1kgの佃煮って壮観ですよ〜。一生食べ切れないんじゃないかと思ってしまうような量があります。まぁ、食べますけどね。

そういうわけで、ここんところうちのご飯はデフォルトで浅利の炊き込みご飯になってます。ご飯の炊き方は、いつもの白飯とほとんど一緒で、ただ最初に刻んだ浅利の佃煮と昆布、それに塩を少々入れておくところ。醤油は入れないので、ご飯の色はそんなに黒くならないですし、味が濃すぎてほかのおかずとあわなくなるという事もありません。

ココまでが去年の試行錯誤の結果。で、今年はココに更に、お茶漬けというオプションを開発しました。浅利の炊き込みご飯をお茶碗に軽くよそい、切り海苔と塩をパラパラ。ワサビを多めにのっけて、少し濃く出した日本茶をかけます。これが、正統派日本の味わいで、美味い。また、これの別バージョンとして、時々作る水炊きで最後に残った煮汁を茶漉しで漉したものを使った茶(?)漬けというのも、なかなかの味わいです。でもまだ、500g袋の1/3ほどしか使えていないという現実。1年がかりですかねぇ、1kgは。

08/12/06(Sat)

年末恒例貰い物シリーズ、第○弾。粕漬けを貰いました。それも、日本橋に本店がある、有名店のものらしいのですが、これが徹底的に私の口に合わないのです。まず、脂が強すぎます。多分、一級品なのでしょう、脂の乗った上質の魚の切り身を使っていると思うのですが、それが裏目に出てしまい、脂っこすぎて食べられたものではありません。

そして、なによりも粕が甘過ぎ。ベッタベタに甘いのです。作っている人は本当にこれで魚が美味しくなると思っているんでしょうか。激しく疑問。世の中、甘くしときゃ美味しいっていう人が多いから、とりあえず甘くしとけばいいんじゃないの?的な思考が垣間見えるほど、甘い。で、困った私はどうしたか。とりあえず正攻法、網で焼いて食べるのはダメです。脂と甘みが直撃してしまいますから。で、仕方なく鍋。

切り身を一口大に切り直し、水炊き風の鍋に仕立て直しました。ところが、これもやっぱりダメ。強過ぎる粕の香りが、水炊きすべてに回り、全てを粕色に染めてしまいます。ハッキリ言って、グラム48円の特売で買った、ブラジル産冷凍モモ肉の水炊きのほうが、100倍美味しい。強過ぎる粕の甘みと風味を殺しつつ、この粕漬けを美味しく食べる方法はないものかと、暇さえあれば考えているのですが、無念、思いつきません。商品券のほうが嬉しかったですねぇ。

08/12/05(Fri)

年末になるとゲットすることの多い、ハム・ソーセージセットが、今年もやってきました。こういう時はとりあえずベーコンエッグでしょうということで、卵をゲット。ベーコンから出たコテコテの脂で作る目玉焼きは、(たまに食べると)とても美味しいのです。ブロックになってるベーコンは、せっかくなんで少々厚めにスライス。市販のスライスベーコンの、そうですねぇ、3倍くらいの厚さでしょうか。

フライパンに油はひきません。空のフライパンにベーコンを投入し、弱火でじっくり脂を出します。とはいえ、カリカリベーコンは好みじゃないんで、やり過ぎない事が重要。卵は片手でシンクの端を使ってパキッと割り、フライパンに直落とし…がカッコいいのですが、やり慣れないことをやるとてきめん失敗するので、思いっきり安全策をとります。割るのは両手だし、相手はまな板などの平面で、いったん深皿を経由してからフライパンに落とします。

焼き方は、絶対にサニーサイドアップ。黄身が完全に黄色の状態で火からおろします。味付けは、ベーコンの塩味に任せるので、特に必要ありません。こんな簡単なのに、美味しいんですよねぇ、たまに食べると。

08/12/04(Thu)

やっぱ冬は鍋でしょうということで、うちは一人でも鍋しちゃいます。というわけで今日は、病み上がりの胃にも優しいシンプル水炊き。買ってきたのは鶏モモ肉のみ。一口大に切った肉を小型土鍋に入れ、水を差して火にかけます。そうそう、昆布も入れるのを忘れずに。今回の野菜は、先日残った白菜。鍋が沸騰する前に、素早く白い所を一口大に切って、鍋に追加します。

土鍋は、火を落としてもすぐに中の沸騰が収まるわけではないので、火加減の調節は早め早めに。鶏肉と白菜の芯に火を通している間にポン酢を用意します。用意といったって、醤油・酢・塩を味を確認しながら混ぜるだけ。今回は、これまた先日煮物に使った大根が半分残っていたので、大根おろしを少々作っておきます。

そうこうしている内に、白菜の芯と鶏肉に火が通るので、最後に白菜の葉を入れてひと煮立ちさせ、蓋を閉じたらハイ出来上がり。大勢でワイワイ楽しむ鍋も楽しいですが、寒い夜に、一人でしみじみ温まる鍋も、これまたいいものです。

ちなみに、ラストの煮汁をどうするか。これは意見が分かれるところです。おじや・ウドンが大勢を占めるでしょうが、私はどちらも好きじゃないんです。ご飯は固いのが好きだし、ウドンもしっかり歯ごたえがあるのが好きなんで、やわやわに煮るのはちょっと…。というわけで、うちで最近マイブームなのが、ワカメスープ。塩で味を付け直し、乾燥昆布を入れてスープに仕立て直すのです。気が向けば、練った小麦粉を入れて水団スープにしたり。ともあれ冬はこれから。今シーズンも水炊き、飽きるほどやりますよ。

08/12/03(Wed)

長かった風邪がやっと終わりを告げました。あんまり風邪はひかない方なんですが、今回は長かった。ズルズルと10日ほども引っ張ってしまいましたから、大変でした。その間、いつもの半分以下しかカロリーを摂ってなかったもんで、体力はガタ落ち。駅まで自転車をこいでも息が切れるという、情けない状況になってしまいました。

でも、それも今日まで。一食・一合ご飯が復活です。固いご飯をがっつり食べられるというのは、ホント幸せですねぇ。一番酷い時期には、ご飯の炊ける匂いを嗅ぐだけで吐き気がしたんですが、あの日々が嘘のようです。今日は水炊き。昆布ダシに鶏モモ肉と白菜だけという超シンプル構成。そこに大根の煮物と白菜のおひたし。さすがに最初はすこし胃に優しい組み立てにしてみました。やっぱ、健康っていいですね〜。

08/12/02(Tue)

先日ラジオを聴いてましたら、全国の回転寿司を食べ歩いている評論家という人が出てまして、回転寿司の食べ方を紹介していました。曰く、回っている寿司は競馬で言えばパドック。それを見て、美味しそうなネタがあれば、新たに頼むのが正解なんだそうです。で、セットで出てきたお笑い芸人が“美味〜い、甘〜い”とかオーバーリアクションをして、一応NHKなんですけどね、気分が悪くなったんで、消してしまいました。

そりゃま、何十週もしてカピカピになった寿司なら、新たに注文しても良いかと思いますが、基本的には、食べたいものが流れてきたら、それをとって食べるのが良いんじゃないでしょうか?だって、モッタイナイでしょう。皆がそんなことするようになったら、寿司はレーンに乗った瞬間に廃棄処分ってことになります。それに、そこまで鮮度に拘るんだったら、そもそも回らない寿司屋に行った方が、いい気がするんですよね。

とまぁ、ここまで書きましたが、私そもそも生の魚があんまり好きじゃないんで、自分からは寿司屋に行かないんです。いえ別に嫌いなわけではなく、魚は火を通したほうが旨みが出て美味しいと思っているだけで。私の中では基本的に、魚のポテンシャルを活かす料理方法は煮魚>焼き魚>生魚>フライその他となっております。まぁ、おごりだったら寿司屋も行くし、普通に何でも食べるんですけどね。

テレビを持っていないので、不愉快なグルメ番組に遭遇することは全くありませんが、ラジオ(NHK)にもこういう番組が出没したりして、お前もか…と思ってしまいます。

08/12/01(Mon)

めっきり寒くなりまして、冬本番。例年なら、湯たんぽが出ていてもおかしくない気温なのですが、今年はまだ登場しておりません。というのも、湯たんぽに替わる新たなヌクヌク方法を考え出してしまったから。それは、寝袋に包まって布団で寝る。コレ、最強です。

うちには、学生時代に使っていた、春秋用のそれほど厚くない寝袋があります。ずっと死蔵していたのですが、使わないのもモッタイナイと思い、ある時、冗談半分で布団と併用したら、コレが暖かい。無論、春秋用ですから、今の季節に屋内で単体使用するのは厳しいですが、布団と併用することで、抜群に暖かくなるのです。その威力は相当に凄まじく、ユニクロのヒートテックなんて着てようものなら、暑過ぎて寝られないほど。

あと、寝袋ですから、肩から頭まですっぽりとカバーできるという利点もあります。布団だとどうしても、肩から上がむき出しになり、冷えで寝違えの原因にもなったりするんですが、寝袋併用だとコレも避けられそう。ただ、欠点もあります。最大の欠点は、見た目が可笑しい。まぁ、見知らぬ人が見るような光景じゃないんで、別に良いんですが。あと、寝心地が寝袋の品質でダイレクトに左右されます。毛布のモフモフ感が味わえなくなるので、それが寂しいといえば寂しいか。

でも、電気アンカ・電気毛布の電気代や、湯たんぽのお湯を沸かすガス代はゼロ。そして十二分に暖かい。去年から、寝袋布団派の私でございます。

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