2009年5月

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09/05/31(Sun)

私はサツマイモを甘く煮たのが好きで、割とよく作ります。材料はサツマイモ・砂糖・塩、ここまでは簡単なんですが、問題なのはあと一つ、クチナシ。なかなか売ってないんですよ。近所にスパイス専門店なんていう珍しいものがありまして、極最近まではラッキーにも簡単に買えたのですが、そこが無くなってからは一苦労。近所のスーパー3件を回ってみたんですが、どこも置いていません。年末しか取り扱わないんだそうです。そういえば、栗きんとんに使いますよね。年がら年中栗きんとんを作る家は、珍しいかも。

というわけで、仕事帰りにデパ地下でゲット。本当は避けたかったんですけどね、デパ地下。なにせ高い。17gで300円。グラム単価だと、今は亡きスパイス屋の倍くらいします。でもまぁ、これだけあればしばらく持たせられるし、仕方ないかなと。ちなみにネットで調べてみると、健康食品の材料としてのクチナシが、100g291円でした。コレは凄い…。でも、業者しか買えないっぽいですし、100gのクチナシはちょっと使い切れませんねぇ。それにしても、コレだけ安価で手に入るものを、袋をちょちょいと詰め替えてアノ値段にするんですから、ぼろい商売だなと思いました。

09/05/30(Sat)

東京はここ数日雨。雨自体は別に嫌いじゃないんですが、気温が急に下がってしまったのが、結構困ります。実は一週間ほど前、流石にもう使わないだろうと、冬用の分厚い毛布を片付けたばかり。ところが、一昨日の夜が寒くて、寒くて。夜中に目が覚めて、よっぽど毛布を引っ張り出そうかと思ったんですが、寝ている間は無敵の無精者に変身する私、そんなことなど出来る筈も無く、無理矢理寝続けたところ、昨日から鼻水が止まりません。やっぱり、寒いと思ったら眠い体に鞭打ってでも毛布を取り出すべきでした。という反省に基づき、昨夜は毛布を再登板。やはり何といっても、夜中に暖かいのは幸せです。一昨日の夜の不精が、今でも後悔されます。

ここ数日の雨のせいで、朝の草むしりはお休み中。でも、雨が降ると雑草って驚くほど伸びるんですね。一番昔にむしった場所では、もうあちこちから憎むべきドクダミの葉が…。時々は晴れてくれないと、大変な事になるんですが、なんだかこのまま梅雨に突入してしまいそうな予感がプンプンします。

09/05/29(Fri)

大家さんから朝採りのとうもろこしを貰いまして、ありがたいことです。良く知られている事ですが、とうもろこしは置いておくとどんどん鮮度が落ちていきますんで、手に入ったらすぐさま茹でるのが肝要。うちでは皮を剥かずに丸ごと5分ほど茹でて、水に晒さずそのまま冷ますという方法を用い、旨味の流出を最小限に抑えています。

それはともかく、今回の話題はお湯。二酸化炭素がどうのこうのと騒がれている昨今、環境問題には全く興味の無い私ですが、わざわざ沸かしたお湯を、たったひとつの目的で使い終わったからといって、そのまま排水溝に流してしまうなど、勿体なくて出来ません。ボウルいっぱいのお湯を沸かすとなると、結構なガスを使っているのです。

まず、沸かしたお湯はワカメを戻すのに使います。しばらく水に浸しておいたワカメを沸騰したお湯に放り込み、15〜20秒ほど。それを再び水に戻し、ザク切りにしてから醤油・鰹節をかければ、晩御飯の立派な一品。その後、5分間かけてとうもろこしを茹でます。味覚が鋭敏な人はワカメの風味が気になるかもしれませんが、私は何も感じませんでした(ちなみに、電子レンジでチンすると簡単だそうですが、風情が無いのでやりません)。

そのまま食事に突入。15〜20分ほどかけて食事をする間、お湯の入ったボウルはそのまま五徳の上に載せておきます。食事が済んだら、そのボウルのお湯を使って洗い物。ワカメの戻し汁を混ぜれば、丁度いい塩梅の温度のぬるま湯になって、洗剤など使わずとも、油分まできれいに落ちます。ワカメ&とうもろこしの風味が食器につくと心配かもしれませんが、以下略。というわけで、一旦沸かしたお湯は、ワカメ・とうもろこし・洗い物使いまわしてから排水溝へ。ドケチな私にも安心プランです。

09/05/28(Thu)

キュウリが7本入って98円。タグを見た時に一瞬見間違いかと思った値段ですが、その場のキュウリが全部1袋98円。どうやら見間違いではなさそうでした。こんな値段はハッキリ言って滅多にありません。5本98円でも安いというのに…。それでいて、見切り品というようなことは無く、どのキュウリもピカピカで張りがあります。そりゃ、買うしかないでしょうということで、即ゲット。

ところが、その場の私はどこか集中力を欠いていたのでしょう、家に帰り着いてからレシートを何気なく見てみると、キュウリ@98×2=196と印字されています。いくら安いからといって、一度に14本のキュウリは買いません。私が買ったのは一袋だけ。レジの人が間違えて打ってしまったんですね。サテ、どうするか。こういう時に“店に戻るのが面倒だから”とか、“何となく恥ずかしいから”という理由でそのままにしてしまう人、結構多いと思いますが、私がそんな事する筈がありません。即刻スーパーに引き返します。

店の人にレシートと買い物袋を見せて事情を説明すると、アッサリ98円の返金に応じてくれました。頻繁に返金目当てでレシートを見せるなどしていればダメでしょうが、事実に基づいて要求すれば、結構聞いてもらえるものなんです。向こうも客商売ですしね。98円は“たかが”という考え方も出来ますが、野菜が一袋買える値段であり、自炊をしていると“たかが”と簡単に言い切ることは出来ない重みを持ちます。そのままスルーなんて出来ません。

しかし今回は失敗でした。レジを通る時にきちんと確認していれば、店まで引き返す時間的ロスは生まれなかった筈。いかなる時でもボーっとしていてはいけないなと、反省しきりです。

09/05/27(Wed)

前日にゲットしたチラシに、“玉葱1袋88円”の文字を見つけまして、楽しみにしていたんですよ。何だかんだ言っても、玉葱は非常に汎用性の高い野菜ですんで、うちではなるべく切らさないようにしてて、丁度無くなったところだったんですね。で、仕事帰り。ひょっとしたら2袋買っちゃうかも…とワクワクしてスーパーに寄ってみて、心底がっかり。1袋に2個入って88円。ちっとも安くありません。

そりゃ、チラシには“玉葱1袋88円”とありましたから、嘘はついてませんけど、この店では通常、1袋に3〜4個の玉葱を入れて100〜120円くらいで売ってるんです。ちっとも安くなってないじゃないですか。でも、玉葱のストックが切れてるしな…ということで、1袋だけ購入。なんだか釈然としないのでした。

ところで、少し前に私が愛するデイリーポータルZというサイトで、新玉葱vs通常玉葱の食べ比べという企画をやってました(高瀬さんの記事は面白い)。結果、サラダなど生食では新玉葱に分があるものの、火を通す食べ方では通常玉葱の圧勝。コレ、私も常日頃感じていました。うちでは火を通すケースが9割以上なんですが、どう考えても、表面が茶色くなった通常玉葱の方が美味しいんです。でもこの時期、スーパーの棚には新玉葱が極端に多くなるんですよね。今回の1袋88円も、当然新玉葱。通常玉葱1袋4個入り88円なんて理想的な商品、ないですかねぇ。

09/05/26(Tue)

よく、換気扇の掃除は大変だという意見を聞きますが、私としてはそうでもありません。表面がつるっとしているので、よっぽどベタベタになるまで放っておきさえしなければ、洗剤原液&固めのスポンジのコンビで、結構簡単にキレイになります。それよりもはるかに手強いと思うのが、台所の網戸。うちはガスコンロの上が廊下に面した窓になっていて、今の季節くらい〜はここを開け放ち、風を通しながら料理をするのです。涼しいんですが、網戸が油でベタベタになるんですね。

網戸は文字通り表面が網ですから、繊維がクロスした所に油が入り込むと、どうにも手がつけられなくなります。原液を垂らしたスポンジで全体をこするしかないんですが、なにせ網なので、必要以上に力を入れると、網を構成している縦横の繊維が寄ってしまい、下手をすると網戸としての役目を果たさなくなってしまいます。ですんで、網戸を洗う際は、繊維に対して45度の方向で優しく、というのが基本なんですけど、コレがなかなか大変で。汚れが頑固なんで、ついつい力を入れてしまうんですよね。

確かに、こまめに掃除をしていればそうそう大変な事にはならないんですが、網目を壊さないように優しくと、結構な気を遣わないといけないんで、ついつい億劫になって後回しに。この前の日曜日に重い腰をやっとあげたんですが、一回ではとりきれないような重症になっていて、来週・再来週も網戸拭きですかねぇ…。ちなみに、私は網戸の張替えが出来るんで、どうしようもなくなったらとっかえるという手段があります。業者に頼むと何千円もかかりますが、自分でやれば数百円。この網戸も張り替えてそろそろ5〜6年なんで、張替え時かも知れませんねぇ。

09/05/25(Mon)

というわけで、先日買ってきた蚊取り線香を早速実戦投入したわけですけど、いきなり後悔しています。香りが強過ぎ…。お店には2種類の蚊取り線香がありまして、金鳥製とアース製。値段が全然違うんです。私が買った缶入り30巻タイプで、金鳥は600円・アースは400円。今回のは草むしり用ということで、大家さんに領収書を渡して代金を貰う話になっていました。ですんで、ドケチの私でもドーンと大盤振る舞いして、金鳥のを買ってもいいんですが、他人の金でも惜しむのが筋金入りというもんでしょう、迷うことなくアース製を買いました。

これが、かなり失敗。屋外で使っていて、煙がこもらないからまだいいのですが、とにかく香りが強烈。風向きの関係でこっちを直撃したりすると、本当に嫌な気になります。私の記憶の中では、金鳥のならここまで酷くなかった気がするんですが、思い出の中で美化されているんでしょうか。10巻は蚊取り線香の残りが少ないという大家さんに渡しましたが、残りは20巻き。せっせと草をむしって、とっとと使い切らねば。

ちなみにこの蚊取り線香、元々屋内で使う気はありません。いわば経費ですから、当然ですね。屋内で使うのは、贅沢にも除虫菊を使ったナチュラルタイプ。金鳥・アースなど王手の製品の倍以上の値段がするんですが、屋内で使っていても気分が悪くならないナチュラルな香りが貴重。さすがの私でも、ここはケチれません。そういえば去年のが殆どなくなっているんで、次の休みの日にでも、東急ハンズに買いに行かねば。

と、ここまで書いて、蚊対策といえば昨今ではリキッドタイプのものが主流であろうということに気付きました。コンセントに刺しておけば、少しずつ蒸発して蚊を退治してくれるやつ。でも、やっぱり蚊は蚊取り線香だと思うんですよね。古い考え方かもしれませんけど。

09/05/24(Sun)

庭いじり用の道具を新たに二つゲットしました。新しい道具を買ってくるというのは、やはり楽しいですね。一つは剪定ばさみ。大掛かりな庭木の剪定はさすがにまだ躊躇しますが(そのうち、やる気なんでしょうか…)、通路に飛び出た枝の処理くらいはしたいのです。無論、大家さんの許可済み。1,000円ちょっとの安物ですが、へヴィに使い倒す気はないので、コレくらいのグレードのヤツで十分でしょう。二つ目は、蚊取り線香を腰に下げるためのケース(500円くらい)。薄い円筒形の金属ケースで、中に網が二枚入っています。火をつけた蚊取り線香をこの網に挟み、金属ケースにセットすれば、腰に下げても火傷することなく煙を発生させられるという代物です。最近、蚊が出始めてるんで、必須となりました。

あと、現状で大活躍している草むしりグッズは四つ。片方をわっかにしたタコ糸をつけた五寸釘(手首に引っ掛けて、釘を無くさないため)、バケツ(むしった草を一時的に入れておく)、軍手(はめるのは右手だけ。手荒れ防止)、ゴミ袋(むしった草や落ち葉を貯めていき、最終的にゴミの日に捨てる)。コレだけそろえれば、誰でも簡単に草ムシリストになれます。

ところで、大家さんにはこの行為がかなり奇妙に見えているようです。まぁ、そうでしょうね。店子が自発的に敷地内の草をむしるなんて、そうそうあることじゃないでしょうから。それに、大家さんにとっては草むしりは家の修繕と一緒で、自分でやるもんじゃなくて、お金を払って業者に頼むものという意識なんで、自分でやるなんてハナから意識にないのです。それでも、こまめに業者に頼んでくれればこちらも異論はないのですが、2年に一回しか頼んでくれないとかなると、敷地内は草ぼうぼう。家賃を払って、こんな草ぼうぼうの家に住まわされたのでは、正直たまらないんですよ。一応家賃を払ってるんで、少しでも気持ちよく暮らしたい&草むしり自体が結構楽しい、という至極単純な動機なんですが、その辺がイマイチ理解できないみたい。まぁ、理解してもらわなくても、別にどうという事はないんですけどね。

09/05/23(Sat)

すっかり暑くなりまして、冷蔵庫に冷たい飲み物を常備する季節となりました。今時普通の家では、冷たい飲み物というとスーパーやコンビニで、2Lのペットボトルに入った各種お茶や清涼飲料水を買ってくることでしょうが、当然うちではそんな事はしません。去年までは麦茶や緑茶など、その時に余っているお茶を煮出して流水で荒熱をとり、冷蔵庫で冷やして常備しておりました。でも、今年はちょっとテンションの低い時期が続いておりまして、コレもなんだか面倒。そこで、最強の手抜き、水道水を直に冷やして飲んでしまおう、ですよ。

正直私は、味音痴なのかもしれません。夏の暑い盛りにぬるい水道水を直で飲むと、そのカルキ臭さ・生臭さにウッとなる事もありますが、冷やしてしまうと結構平気。知り合いからは浄水器くらい取り付けなさいと言われるんですが、フィルター交換が面倒ですし、何より飲めてるからまぁいいかと。そんな味にうるさい知り合いの方が、カップラーメン大好きだったりして、アナタの方が…とは言わずもがな。

こんな私でも、実家で飲む水は美味しいなぁと思います。あっちはいまだに井戸水なんです。真夏でも素で冷たい水は、それだけでご馳走だと思います。でも、両親はなぜか飲まないんですよね。お茶やら清涼飲料水やらをわざわざ買ってくる派。そんなもったいない事しなさんなと思うんですけど。

09/05/22(Fri)

スーパーに並ぶ野菜の種類が明らかに変わってきまして、季節が夏に向かっているんだなぁと感じます。今日のお買い物はキュウリ3本78円と、白瓜2本128円。これからはこういう野菜が食卓にのぼる機会が増えるんでしょうねぇ。キュウリはともかく、白瓜は割とマイナーな野菜です。近所のスーパーでも、買う人が少ないのか、いつもお値段控えめとありがたい事態なので、私は結構な頻度で買います。

実家で瓜の定番料理といえば、剥き海老と一緒にサッと煮たヤツでしたが、私はどうも、火を通した瓜のトロッとした歯応えが好きではないので、こちらでは殆ど作りません。皮を剥いて二つ割りにし、種を除いた後で小口切り。塩で揉んであとはその場の気分次第の味付け…というのが定番。爽やかな香りと歯応えがお気に入り。生物学的に近いのか、ちょっとキュウリに似たところもあります。オススメですよ。

09/05/21(Thu)

貰った卵が減りません。昔は結構好きだったんですが、味覚が変わってきたみたいです。そういえば、若気の至りとしてオムレツ作りを連日練習した事もあります。でも、アレって一回に3個くらい卵を使わないと上手くいかないんですよね。一食に卵3個は明らかに食べ過ぎ。それに加えてバターや生クリームたっぷりですから、今となっては想像するだけでゲップが出そうです。というわけで、消費2個目はスクランブルエッグ。塩胡椒を入れた卵を軽くかき混ぜて、よく熱したフライパンでふわっと仕上げたもの。ご飯によくあいます。

そういえば最近、ちょっと食が細くなってきた気がします。実家から送られた荷物の中に素麺があったんですが、以前は一食3束・150gだったのが、今では2束になりました。ご飯も一食一合ではちょっと多い感じ。10%くらい減らそうかと検討中です。痩せの大食い・燃費最悪などと言われた我が体ですが、さすがにものの道理が分かってきたかなと。昔みたいに、“こんなに食べられるぞ、凄いだろう!”みたいな事もなくなり、口癖は“腹八分目に医者要らず”です。何なんですかねぇ。

09/05/20(Wed)

100g23円の人参が400gほどで100円弱。そりゃ、買うでしょう。人参で400gというと大ぶりのヤツが2本。結構食べでがあります。人参といえば、以前はよくキンピラを作っていました。千六本に切って、唐辛子と一緒に胡麻油で炒め、醤油・砂糖・塩などでコッテリと味をつけます。キンピラというと牛蒡が定番ですが、人参で作ってもなかなか美味しいんです。

でも、最近のマイブームは人参サラダ。千六本に切るところまでは一緒。そこに塩を振り、しばらく放置してから絞って水を出します。酢・塩・胡椒・オリーブ油でドレッシングっぽいのをでっち上げ、水気を絞った人参とよく和えて完成。基本はコレですが、今回のにはすりおろしたニンニクを入れましたし、パセリの微塵切りや玉葱を加えても、無論オッケー。その辺はその場の気分次第です。

これを人参2本分一気に作っておいて、タッパーに蓄えておき、1週間ほどかけてチマチマと食べていくのです。酢と油なので、そうそう傷まないですから、コレくらいなら経験則上平気。無論、ご飯とコレだけで一食というわけにはいきませんが、脇役の一品としてなら、なかなかのパフォーマンスを見せてくれます。

09/05/19(Tue)

大家さんに卵を5個貰いまして、ありがたいことです。一人暮らしだと買い辛い食材というのがいくつかありまして、卵はその代表の一つです。価格的には、安いの大好きな私の嗜好にバッチリフィットするんですが、いかんせん量が多い。冷蔵庫で10日くらいは余裕だそうなので、いつもの使い回し術を駆使すれば、それなりに色々作って楽しめるかもと思いながら、連日卵はちょっとキツイなぁと思ってしまうのですね。では、5個入りはどうかというと、こちらは気軽に使い切れる量である反面、少量=割高という側面が私を許しません。難儀なものです。

で、最初の一個をどうするべと少し考え、やっぱり日本人&卵といえば卵かけご飯でしょうということに。都合よく、貰った直後の食事が、ご飯を新たに炊く回だったのもナイス。鍋で炊き立てご飯に新鮮な卵かけご飯は、絶対に外れない美味しさです。

でもコレ、毎日は無理なんですよね。知り合いにも、卵かけご飯が好きで好きで、ほぼ毎朝卵かけご飯という人がいますが、毎日食べるにはちょっとしつこい。やっぱり基本は白いご飯&お漬物というコンビネーションで、卵かけご飯は二ヶ月に一回くらいでいいかな…というのが私の感想です。また、最近卵かけご飯の専門店が出来ているそうですが、外でお金を払って食べるほどのものでもないんじゃないでしょうか。生の卵の黄身のコッテリさが、美味しい反面しつこく感じてしまうんです。というわけで残り四個。固ゆで卵・炒り卵etcなど黄身まで固める料理を三回と、サニーサイドアップの目玉焼き&塩味で〆(全四回)というのが、今のところの予定となっています。

09/05/18(Mon)

昨日はあんな天気だったのが、今日はうって変わって快晴。出来なかった洗濯を、お出かけ前にちゃちゃっと済ませます。乾燥機があれば、どんな天気でも洗濯できるんでしょうが、当然の如く私はそんなものを持っていないので、洗濯はお天気の日に限られます。あれば便利だなと思わない事もありません。特にこれからの梅雨時、雨ばっかりの季節になると、本当に洗濯のタイミングに困ります。

でも、乾燥機って滅茶苦茶電気を喰いそうじゃないですか?キチンとカタログを見てしゃべっているわけじゃないですが、有体に言ってドライヤーのお化けみたいな機械なわけでしょう?二酸化炭素排出量が…とか、ちきゅうにやさしくない…とかは、全く考えない非エコ民な私ですが、電気代が上がるのは嫌だなぁというその一点だけで、乾燥機付き洗濯機の導入は毛ほども考えていません。

うちは新しくするたびに、どんどん家事道具が古くなっていくという、不思議な現象があります。上京時は掃除機もあったんですが、今では箒と雑巾に。炊飯器は鍋になり、ガスコンロは鋳物コンロに。今は全自動の洗濯機を使っていますが、次は別に二槽式でいいやとすら思っています。タイマーをセットしておけば、洗い物を移す手間など何ほどでもありませんし、水の使用量も全自動よりグッと少ない(らしい)のが魅力的。でも、今時二槽式のラインナップは貧弱でしょうねぇ…。ただし、そこを飛び越えて洗濯板になる予定は今のところありません。いえ、サブとしては今もバリバリ使っているんですが、洗濯板“だけ”というのはさすがに無理がありますね、こんな原始人志向の私でも。

09/05/17(Sun)

今日の東京は、いつ以来かの本格的な雨。天気予報では、“せっかくの週末なのに残念ながら雨ですね”みたいな言い回しをしますが、私はいつも、雨ってそんなに残念なものなのかなぁと思っています。まぁ、洗濯物は困りますね。私は乾燥機を持っていないので、週末に雨が降ってしまうと、いつものルーティーンが崩れるので、ちょっと嫌というのはあります。でも、それ以外は別に…。

こうやって文章を書いている時は、部屋を無音にします。インストゥルメンタルの音楽でも、集中力が散ってしまってダメ。でも、今日みたいな日に窓の外から聞こえてくる雨の音は、悪くないというか、かなりイイ感じです。

雨の日に外出すると、濡れるから嫌というのはよく聞く話ですが、私はこれもあんまり苦にしません。濡れるとそこが赤く腫れる、とかなら濡れるのは極力勘弁願いたいですが、どうせ水ですから、放っておけば乾きます。真冬の時期なら、雨に降られて一層体温が下がり、風邪をひいてしまうケースもありますが、今の時期でしたらそんなこともあんまりないでしょう。

というわけで、雨が降っても週末は普通に外出してしまう私ですが、本屋さんに行き辛いのだけはちょっと残念ですねぇ。気をつけはしても、売り物の本を濡らしてしまってはいかんと思ってしまうんです。エコポイント制度も始まったことですし、今日は家電量販店巡りですかね。何かを買う予定はサッパリ無いのですが、見てる分には楽しいのでね。

09/05/16(Sat)

太くて立派なキュウリが4本で98円。もうそんな季節になったんですね。無論、買ってきました。1袋か2袋か迷ったんですが、結局1袋に。私もまだまだ甘いです。このキュウリで何を作るかといえば、そりゃもう定番中の定番、キュウリとワカメの甘酢和えしかありません。塩揉みしたキュウリ・水で戻して軽く湯通しし、ザク切りにしたワカメを甘酢であえるだけの簡単料理ですが、定番として時間のふるいにかけられても残っただけあって、さすがの安定度です。

うち流の、コツというかポイントを何点か。キュウリは板ずりするのが定番ですが、最近のキュウリでアクが強過ぎると感じたためしがないので、うちではやりません。あと、ところどころ皮を剥いてかっこよく見せるテクもありますが、剥いた皮が勿体ないので、コレもうちではやりません。端からやや厚めの斜めスライスにしたものに塩を振り、しばらく放置してから絞るだけ。

ワカメは戻しすぎない事が絶対条件です。8割方戻った時点で熱湯に放り込み、残りの2割&色出しは熱湯でやってしまいます。甘酢は京都の千鳥酢を使用。酢の物は酢が命ですから、柄にもなくいい調味料を使うのです。そのかわり、砂糖・塩はその辺で買った安売り品で十分だと思ってます。生姜を入れると更に美味しいのですが、今回は納得値段の品がなかったので、パス。そのかわり、軽く炒って香りを立たせたゴマを加えます。どこまでもド定番ですが、うちでは安くて美味しいキュウリが出回る、これから2ヶ月ほど限定の品。これが、食べても食べても飽きないのですよ。

09/05/15(Fri)

今日の一品は、半玉120円となかなか安く売っていたカボチャ。最近はレシピを検索するのがどんどん面倒になっていて、うちで作るのは9割以上が定番料理。カボチャの定番料理といえば、無論煮物です。あまりにカボチャが続くと、小豆の水煮缶を買ってきていとこ煮にしたりもするんですが、カボチャは久しぶりなので、オーソドックスな煮物に。

ダシはイリコで薄めの醤油味。これまた友人の沖縄土産であるところの黒砂糖があったので、甘味はコレで。料理に砂糖を使うのは、基本的に好きじゃない私ですが、カボチャ・サツマイモを煮る時だけは、割とたっぷり砂糖を入れたほうが美味しいような気がします。煮汁は極力少なくし、落し蓋を使って上の方まで煮汁が回るように工夫するのは、煮物をする際の基本。

ちなみに、面取りしたり、皮の一部を向いてかっこよくしたりとか、そういうのは一切やりません。切って煮るだけ。種は、ものすごく気力が余っている時は干して炒って食べるんですが、今回はそうでもないので、申し訳ないがゴミ箱直行。こうしてアッサリ出来上がったカボチャの煮物ですが、ご飯にあうのですよ。やっぱり、おかずはご飯にあって何ぼだなと、改めて思うオーソドックスカボチャの煮物でした。

09/05/14(Thu)

鋳物コンロを使っていると、従来のコンロの時と大きく違う点に、“点火するたびにマッチ棒を一本消費する”というのがあります。ということは、一本でもケチりたくなるのは人情ですよね。そりゃまぁ、マッチ一本をコスト換算すると、塵の様な値段ですが、コレはもうケチのさがとしか言い様がありません。

というわけでコンロを連続して使うことが基本となります。何かを煮て火が通る⇒煮物の鍋は保温箱に移して徐冷⇒すかさずそのコンロにフライパンをのせて炒め物、といった感じ。コレを実行するには、煮物があがる時点で炒め物の準備が8割方出来ている必要がありますんで、今まで以上に綿密な手順の逆算が必要になります。

あとは、2台のコンロを同時に使う場合、一本のマッチで同時に両方のコンロに火を点ける、これはまぁ基本。では、時間差で2台のコンロに点火する場合にはどうするか。最初のコンロには普通にマッチを擦って点火。その火に使用済みのマッチの軸を突っ込み、それで火を移すという荒技を開発しました。でもコレ、結構危ないんです。火のついているコンロに乗っている鍋を一旦外せればさほどでもないですが、鍋がのったままで火を貰おうとすると、危うく指を火傷しそうになります。ですんで、実行できるかはケースバイケース。

マッチ一本をケチって火傷をしては、アホらしいことこの上なしなので、そんな時は無理せず、贅沢にマッチを2本使います。…まぁいつもの如く、遊び・ゲームの類ですね。

09/05/13(Wed)

うちが使っているゴミ捨て場は駐車場の角にありまして、このたびめでたくその駐車場に家が建つことになりました。それに伴い“ココには家が建つことになりましたので、ゴミ捨て場は廃止します。○○建設”という張り紙が。ちょっとカチンとくる張り紙ですね。まず、廃止すると言っておいてどこに移転するかは一切書いていません。“金輪際ココには置くな”とそれだけ。そしてなにより、主体が行政ではなく○○建設会社である点。ゴミの収集場を決定して設置するのは、行政の仕事です。それを一般企業が勝手な都合で廃止して、ココには置くなとはこれいかに?

というわけで、張り紙が掲げられてからもう2週間も経つというのに、ゴミ出しは一切なくなっていません。無論私も、容赦なく出します。家が建って実際に人が住むようになれば、さすがにそういうわけにもいかなくなるのでしょうが、まだまだ更地。そして、ココがうちから一番近いゴミ置き場である限りは、出させてもらいます。

翻って考えるに、最初の掲示の書き方が拙かったのが全てだと思います。“こちらに家を建てることになりましたので、ゴミ捨てはご遠慮ください。つきましては、お手数ですがゴミはこちらの(地図)ゴミ捨て場までお持ちください”くらいにしておけば良かったのにと思うんですね。

09/05/12(Tue)

草むしり2週目も半分ほど終わりまして、“草なんてむしってもむしっても後ろから生えてくるでしょ?”と同僚は言いますが、そんなことはありません。体感ですが、2週目は1週目の1/10の労力でオッケーです。特に楽になったのは、ドクダミがほぼ無くなった事。1週目で徹底的に掘り返して、地下茎を根絶やし近くまで追い込みましたんで、殆ど生えてきません。でも、ところどころ、切れてしまった地下茎から復活した芽がちらほら。

そういうのを再び五寸釘をフル活用し、切らずに全部取り出せたときの快感と言ったら…。庭石や塀に阻まれ、どう足掻いてもとれない安全地帯に生えているやつを見ると、ちょっと悔しくなります。仕方がないので、そういうのは地上部分をちょん切るだけ。

それにしても、根絶の大変さと抜く時の爽快感は見事に比例しますね。面白いのはやっぱり、ドクダミとシダ。どちらも地下部分が大きく、かなりの範囲で土を掘り返さないと全摘出できないんですが、それだけにキレイに全部とれると、かなりの爽快感です。スギナも相当面白いとネットにあったのですが、何故かうちには一本も生えてません。ただし、悩みの種はキレイに生えた地衣・コケ類との兼ね合い。これらにかなりのダメージを与えないと難敵雑草は根絶できないのが、痛し痒しです。

一日のノルマを終え、立ち上がって自分の後ろにある今日の成果を見るのが、なんとも言えず気持ちいいのですよ。

09/05/11(Mon)

先日、通販生活という雑誌を読んでましたら、パスタ専用鍋ってのを売ってました。パスタって長さが30cmくらいあるんで、茹でる際には結構大きな鍋が必要です。また、100gのパスタを茹でるには、通常1Lのお湯が推奨され、それ以下だと茹で汁がドロドロになって、あんまり上手に茹でられないのだそうです。ところが、大きな鍋は沸騰するまでに時間がかかる=面倒&地球に優しくないということで、凄い事考える人がいるもんですね、ステンレス製で砂時計のような形をしたパスタ鍋ってのがあるんです。

これだと、パスタを放り込むだけで、勝手に中で扇状に広がり、最低限のお湯で効率的に茹でる事が出来ると。思わず感心して、ページの隅々まで読んでしまいましたけど、うちでは買いませんね。私は基本的にこういう単機能商品、ある特定の目的だけに特化した商品は、相当慎重になります。この形の鍋だと、たとえば蕎麦やウドンは茹で辛そうです。乾麺で棒状になっていればパスタと一緒ですが、たまになっているヤツはちょっと無理。

あと、単純な疑問として洗い難そうというのがあります。中はテフロン加工なので、そんなに汚れないというのは業者の弁ですが、やっぱり洗いたいじゃないですか。でも、途中で径が細くなっているんで、底面の隅々にはとてもじゃないけどキチンと手が届きそうにないです。結局うちでは、そんなのに頼らず普通に鍋で湯を沸かせという事になるんですよね。

多少時間がかかろうが、その間にやれるほかの作業はいっぱいありますんで、沸騰までに10分かかろうが15分かかろうが、あんまり関係ないです。でも、キッチン用品売り場に行くと、山の様に単機能商品を売っているところを見ると、こういう便利商品って結構売れているんでしょうねぇ…

09/05/10(Sun)

実家との電話の中で、賞味期限切れの讃岐半生ウドンがあるけど送るか?と訊かれたので、無論Yesと答えておいたら、件のウドンが届きました。確かに、バッチリ賞味期限切れ(4/20)。実家の人達は、茹で時間10分以上なんてありえないのだそうです。確かに、うちの両親は二人ともせっかちですからねぇ…。

パッケージの中身は、120gの半生麺×5&濃縮ダシの素小袋×5。経験則上、こういうのにくっついてくる濃縮ダシの素を、勿体ないからといって無理矢理使うとロクな事にならないと悟っているので、残念ながら次々とキッチンバサミで切り裂いて、下水直行。食べるのは麺のみです。私には一食120gはやや少ないので、1袋と1/4、すなわち150gを一食分とします。推奨茹で時間は12〜15分。鍋の前でじっと待っているには長過ぎる時間ですが、台所に立っていればやる事は一杯あります。いわゆる、時間の有効活用。

それにしてもこの麺、期限切れはまぁいいとして、気になるのは麺の原材料として“酸味料”と書かれている点。柚子・抹茶などを練り込んだ変わり麺だったらまだ話は分かりますが、なぜに素の麺に酸味料?まぁ、色々ノウハウはあるのでしょうが…。最近暑くなってきたので、初回分のウドンは生醤油と鰹節、それに葱を使ったぶっかけウドン。たっぷりのお湯を必要とするウドンも、最近導入した鋳物コンロのおかげであっという間。やっぱりこういう、基本的な料理が飽きなくていいですね。

09/05/09(Sat)

ボッタクリ漁港の帰り、ファミレスに寄って珈琲でもということになりまして、でも、私は一応珈琲好きの矜持がありますから、そういうところでは珈琲は頼みません。では、あんまりコダワリのない紅茶にしようかと思ったのですが、メニューを見ていて急に食べたくなったのが、山盛りフルーツパフェ。オトコが、それもミソジオトコがフルーツパフェを頼むのは恥ずかしいという雰囲気が、残念ながら日本にはあります。でも、私は空気を読めない男。食べたくなったら、フルーツパフェだろうがあんみつだろうが、頼む時は頼むのです。

なぜ急に食べたくなったのかはよく分かりません。実際に食べたのは○年ぶり?最後にいつ食べたのか思い出せないほど、久しぶり。いやぁ、甘いですね。そして、量が多い。こんなの日常的に食べていたら、そりゃKg単位でバンバン太りますよ。私の場合は、食べたのが4時くらいだったのに、血中糖度が上がり過ぎたのか、晩御飯が食べられませんでした。甘いものをこれでもかとばかりに積み上げてますからね、フルーツパフェは。アレはダイエットの大敵というか、不倶戴天の敵です。サテ、次に食べたくなるのはいつになるんでしょうか…

ちなみに、同行の友人達は私のキャラをよく分かっているので、何も言いませんでした。むしろ、ちょっと欲しそうな目をしていた気がするんですが、それは多分私の気のせいでしょう。

09/05/08(Fri)

先日のボッタクリ漁港は四人で行ったんですが、その時に意外だなと思った事が一つ。刺身の皿には必ずツマが付いてきます。代表的なのは、大根の千六本・大葉・海藻類などでしょうか。これって、食べないのが普通なんですかね。私はここで何度も書いているように、極度のケチだという事もあり、また食べられるものは全部食べるという主義もあって、ツマも残らず食べてしまいます。でも、私以外の3人は多かれ少なかれ残してました。

私も特に大葉はどうかなと思う事があります。実家の庭の隅で自家用の大葉を作ってたんですが、これってものすごく虫がつくんです。虫食いの無い葉を捜すのは至難。でも、刺身のツマに虫食いがあってはいけませんから、当然…。というわけで、躊躇はするんですが、まぁたった一枚だし、水洗いもしてるからいいやと食べてしまう、いやしい私。農薬のリスク以上に、食べ物を残す事を本能が拒否するんです。

でも、大根の千六本や海藻類は普通に食べ物でしょう。特に海藻類は、刺身のツマでしかお目にかからないような、珍しいものが結構あります。まぁ、味は大して変わらないんですけど。そういえば、実家でもツマは残すのがスタンダードでした。自分ちの畑で採れたキュウリ・キャベツなどを時期に応じて敷いていましたが、なにせ食べても食べても追いつかない量だという理由もあるのか、殆ど食べずに豪快に捨ててましたっけ。当時からあんまり良くないなとは思ってたんですけどね。

09/05/07(Thu)

連休も最後だというので、友人達と一緒に静岡くんだりまで車で遠出しました。例の1,000円でどこでも行けるってヤツに乗っかったんです。お目当ては某漁港の刺身定食。本来私は、魚が好きなんです。でも、コレはどうかという内容でした。端的にいえば、観光客向けのボッタクリ定食。黒山の人だかりのせいか分かりませんが、“いらっしゃいませ”も無し。とにかくベルトコンベア方式で店の中に流し込まれ、昼の定食が一人2,000〜3,000円。内容は、刺身盛り・ご飯・味噌汁・お新香、というミニマム構成。

刺身盛りの内容も、マグロ・ハマチ・ホタテと、本当にその辺で獲れたものなんですか?という呆れたラインナップ。魚好きを自認する私としては、どうにも納得の行かない内容でした。コレが近所の定食やならまだ我慢も出来ます。しかし、わざわざ高速代(1,000円ですけど)を払い、ガソリン代を払い、何時間もかけてきた結果がコレだと、泣けてきます。やっぱ連休は草むしりでもして、疲れたところでゴロゴロ昼寝というのがベストだなと、思い直した連休最終日でした。

09/05/06(Wed)

自分で草をむしるようになると、他の家がどうなっているかというのが、気になり始めます。つい最近まではそんなの気にもしなかったんですが、人間とは不思議なもの。自分に子供が出来ると、子供連れの姿がやたら気になるようになるらしいですが、それと一緒の法則でしょうか。そういう目で見ると、キチンと庭の手入れをしている家は、意外と少ないのが分かります。この辺りはいわゆる、庭付き一戸建てのほうが多い地域なんですが、せっかくの庭、それじゃ勿体ないでしょうという家が沢山。手入れが出来ないんだったら、マンションの方がお手軽じゃないの…とか思ってしまうんですよね。

でも、一番残念なのは近所に一年ほど前に出来たマンションだったりします。敷地の周りには灌木を植え、アプローチにも小奇麗に緑を配置した、お洒落なマンションだったんですが、管理人がいないのか働いていないのか…。わずか一年で草ボウボウ。せっかくのお洒落コンセプトが台無しになっていたりします。日本人は…などとまとめるのはいかがなものかと日頃思っている私ですが、こういうのを見ると、日本人はエイヤっと何かを買ってもそこから先のメンテナンスは割と不得意なんじゃないかなと思います。家の中もそうで、私の友人の中にもせっかくこんなステキな家に住んでいるのに…と残念に思う人間は割と多かったり。庭をメンテできないのに、無理矢理庭付き一戸建てなんて買ってもしょうがないじゃないか、と思う私の半分以上は、多分ひがみですけどね。

09/05/05(Tue)

昨日に続きあればあるだけ食べてしまうもの第二弾。子持ちシシャモ。袋に一杯詰められるだけ詰めて198円というステキなセールに遭遇しましたんで、思わず詰めるだけ詰めて買ってきました。それでも198円、あぁ嬉しい。無論、シシャモと表示されていながら本物のシシャモでないことは先刻承知。カペリン、でしたっけ?本物のシシャモがこんな値段である筈がないのですが、いいんです、カペリンだって十分に美味いですから。

世の中には色々工夫をする人がいまして、お腹が破裂しないように大葉で巻いて天麩羅、なんていう変わり料理もありますが、シシャモといえばやっぱり網焼き。両面うっすら焦げ色がつくまで焼き上げて、頭からバリッと食べるのが一番です。お腹が破裂しないよう、美しく焼き上げるのが理想なんですが、なかなか上手くいかずに半分くらいは破裂しますが、まぁ味にそんなに変わりがないので、気にしないことにします。

頭と尻尾を食べるかで、流儀が分かれますが、当然私は全部食べる派。カリッとした頭と尾鰭、独特の歯応えの尻尾の付け根も、シシャモの味わいの一部です。残すような部分でもないので、全部食べてしまうのを推奨しますが、結構残す人が多いですね。というわけで、山のようなシシャモ三昧。なにせ↑の価格なので、大きさは期待できませんが、数で攻めるのです。やっぱりシシャモは美味い。

09/05/04(Mon)

名物に美味いものなしと昔から言いまして、それは本当だと思いますが、私の中でのたった一つの例外が、岡山名物・ママカリの酢漬け。あまりに名産過ぎて、色んなメーカーが出してますから、中には化学調味料ベッタベタの酢を使っているところもあるのですが、こればっかりは何でも許してしまいます。いえ実は、そっちの方に仕事で行く知り合いがいまして、わざわざ頼んで買ってきてもらったのです。

ママカリというのは飯(まんま)を借りに行くほどご飯が進むというのが語源らしいです。その語源に嘘偽りなき美味しさ。引き締まった青魚系の身・骨まで柔らか・お酢の三要素が見事にマッチして、たまりません。結局貰ったパックを危うく一食で食べ尽くしそうになり、大人の理性で踏みとどまって、二食に分けることに成功しました。それでもダメダメですが…。

自分が岡山近辺に住んでいなくて良かったと、本当に思います。住んでいたら、うちの冷蔵庫にはダース単位でママカリをストックしなきゃいけなかったでしょうから。しかしまぁ、何でこんなにママカリが好きなのか。岡山とは縁もゆかりもないんですけどねぇ。

09/05/03(Sun)

Tシャツを前に途方に暮れる私。GWらしく、何かスペシャルな事をしようと考え、そうだ、古くてぼろくなり過ぎたTシャツの処分だと思いついたまでは良かったのですが、ちっとも進みません。いえ、ぼろいTシャツは結構あるんです。一番古いのは確か、妹が高校生の時にどっかで買ってきてくれたヤツだから…。Tシャツで傷むところなんて、大体決まってますね。一番はダントツで首の後ろ。脱ぐ際に、裾を持ってひっくり返すように脱げば、生地へのダメージが一番少ないのは分かっているのですが、私はついつい、首の後ろの部分を両手で掴んで引き抜いてしまう悪癖があります。それに加えてこの部分は、縫い目があるので余計に傷みやすい。大体まず、ここがダメになります。

あとは、首の前・脇・ズボンのフロントホック(っていうんですか?ジッパーの一番上の部分)が当たる所。そんなわけで、数枚は本当に満身創痍なんですが、どうせインナーに着るんだし、まぁいいんじゃないか?と思い始めると、捨てられません。私は、Tシャツをタンスに後ろから入れて前から着る、というのを完全に機械的にやってまして、その日の気分でそのルールを曲げる事は全くありません。ですんで、多少破れてようが、タンスに入れさえしていれば、確実にローテーションは回ってくるのです。

ちなみに、繕いは不可です。ここまできてしまうと、綻びていない部分の布も相当劣化しているので、繕って新鮮な糸が入るとそこから破れてしまいます。裏から大きくもう一枚布を当てれば別ですが、そこまでやったらもはやTシャツではなくなってしまいますから…。というわけで、インナーに酷いTシャツを着ている日が結構あります。おしゃれ本などを読むと、“しゃんと生きよう”などと書かれていてとても顔向けが出来ないのですが、まぁ、キチンと洗濯はしているからいいかと、自分に納得させています。

09/05/02(Sat)

最近、葱や大根を単に焼いてみるなど、どんどん凝った料理をしなくなっている気がします。芋類は別として、大概の野菜は生かギリギリ火が通ったくらいに塩味がついていれば、それなりに美味しいんじゃないかと思い始めてまして、味覚がどんどん原始に戻っているのかもしれません。というわけで、今回作ってみたのは泪大根。

私の敬愛する魚柄先生によると、ドイツで大根の料理というと、コレしかないのだそうです。本当かどうか知りませんが…。作り方は、料理といえないほど簡単。大根を薄くスライスして、皿に並べます。上から塩をパラパラとふりかけ、その塩が大根の水分を吸い取って、大根の表面に水滴が生まれたら食べ頃。馬鹿にするなかれ、コレが意外といけるのです。大根の辛味とシャキシャキした歯応えがナイス。いかにも彼の地で、ビールジョッキ片手にゲルマンの皆さんが騒いでそうな一品。脂っこいウインナーなんかと一緒に出してもいいかも。

皮剥いて、面取りして、下茹でして…みたいな丁寧な日本料理も悪くないですが、塩振っただけの大根には、また別の味わいがあります。私の同僚なんて、手抜きといってコンビニでお弁当を買ったりしてますが、同じ手を抜くんだったら、こういう抜き方の方が健康的でベターかな、なんて思ったりもします。

09/05/01(Fri)

あれだけあった葱も最後。なんだかんだいっても、所詮は葉物。どんなにかさばって見えても、いざ火を通してみるとたいした事がないというのが証明されてしまいました。大根3本貰った時の方が、よっぽど大変だったかも。まぁ、それはともかく最後はやっぱり葱炒飯でしょう。刻み葱大量。こんなに入れて大丈夫なの?というくらい用意します。フライパンに胡麻油を入れ、包丁の腹で潰してから細かく刻んだニンニクを投入。弱火でじっくりと香りを出します。いい香りがたち始めたところで、少し火を上げて主役の葱投入。

葱の炒め加減は全くの個人の好みなのですが、私はやや焦げてしっとり具合がなくなるまで割と徹底的になるまで炒めるのが好き。ここまで出来たら後は普通の炒飯と一緒。冷ご飯を入れ、最強火に上げて、全体に味が馴染む様に手早く炒めます。味付けは塩胡椒。ベーコンとか卵とかを入れると、それっぽくはなるのですが、私は純粋に葱だけの葱炒飯が好きなので、他には何も入れません。

で、一杯目は普通に食べるのですが、最近発見したさらに美味しい二杯目。ちょっと前に2kgで買った鶏ムネ肉。これでスープを作るのが恒例なんですが、このスープで茶漬けならぬスープ漬けをするのです。葱炒飯&鶏スープ漬け。想像するだに不味い訳がない組み合わせですが、事実美味いです。貰った葱を全部使い切ってほっとしているところではありますが、もう一度葱買ってこようかな…と思っています。

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