2013年2月

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13/02/28(Thu)

本日の一品はホウレンソウのおひたし。買ってきたホウレンソウは火が通りやすいように根に十文字の切れ込みを入れるのが唯一と言っていいコツ。ホウレンソウは根に近い部分が一番美味しいので、硬いからといって安易に切り捨てるのはNGなのです。あとは熱湯でざっと茹でまして、冷水で温度を下げてから絞って砂糖・塩・醤油・鰹節で適当に味をつけるだけ。私がホウレンソウを買うとここ数年は100%このおひたしになります。

ところで世の中にはレシピが氾濫してます。ホウレンソウだってネットでちょっと検索をかければ、100や200は簡単に出てくるでしょう。そして、料理が出来ない人ほどこういうレシピに拘るんですよね。そんなの全然必要ないと思うんですが。よく、○○に飽きたらひと手間加えて、みたいな言い回しをしますけど、そもそも飽きるからもっと色々なレシピをみたいな話になるんです。これを解決するのは実に簡単、飽きなきゃ良いんです。腹八分目・間食なしの生活をすれば、ご飯時になれば空腹になって、いつものご飯がとても美味しい。面倒臭いレシピを考えなくても、いつもの料理を作っていればそれだけでハッピー、そういうライフスタイルがもっと認められてもいい気がするんですよね。食材一つにつきせいぜい三つのレパートリーを持っていれば、結構やっていけるもんですよ。

13/02/27(Wed)

ちょっと前にここに書いた、介護施設に入ることになった知り合いのお父さん。介護施設ってのはわたみ系なんで食事は結構美味しいらしいです。が、(私にしてみれば)値段が高い。価格表を見せてもらったら、一食600円前後・朝昼晩三食で一日2,000円弱。まぁ今時普通のサラリーマンでもこれくらいの金額を使っているよというかも知れませんが、相手は年金暮らしの年寄りです。一日2,000円という事は月にすると6万円。食費が月に6万円というと結構な額ですよコレ。

おまけにその額が生きている限りずっと延々と続くわけです。私なんて食費だけで生きている希望を無くしそう。たまに一日2,000円の食事ならいいんですけど、普段のなんてことない食事が1日2,000円というのは結構厳しい。ですが、自分で作れなくなったらこれ位が相場ってのもよく分かります。宅配弁当だってどんなに安くても500〜600円位はしますから、3食食べると1日1,500円。朝は軽く済ませるとしても1,000円を切る事はないでしょう。そこで教訓。やっぱり健康なのが一番。健康で自分の食べるものは自分で作って長生き、ってのがベストなんですけどねぇ…。

13/02/26(Tue)

今年初のフキノトウゲット。先日以来ちょっと洒落になってないほど寒い日が続いてますが、天気予報によると水曜日辺りから東京では気温が上向きになるそうで、春はすぐそこという感じでしょうか。それにしてもフキノトウ、定番は勿論蕗味噌・天麩羅ですが、うちではどちらもやりません。天麩羅は油の処理が面倒なのでパス。というか、揚げ物をすると、その後使用済みの油を炒め物などで使い切るのが、うちのメニューだと本当に大変なんです。かといって捨てるなんて論外ですし。

それに比べると蕗味噌はまだマシですが、ここ最近は作るのを止めています。理由は簡単。蕗味噌にするとフキノトウの苦味が落ちる気がするんですよね。フキノトウの味わいと言えばなんといってもあの苦味。それがたとえ水に晒す工程を省いたとしても、味噌と砂糖で甘辛く煮詰めた蕗味噌では、イマイチ無駄になってしまう気がするんです。そこで最近マイブームなのが蕗味噌のおろしあえ。細かく刻んだフキノトウと大根おろしを混ぜて醤油をほんの少しだけ垂らした箸休め的一皿。大根がなければ、フキノトウを刻んで醤油を垂らすだけでもオッケーです。これをちびちび摘みながらご飯を食べると至福。フキノトウ=苦くて灰汁抜かなきゃ、と少しでも感じる人にはオススメできませんけど。

13/02/25(Mon)

この前ラジオで、妻からダイエットを求められてるんだけど、外では蕎麦食べてると嘘ついて焼肉食べまくり、というオッサンの投書が読まれました。こういう話時々聞くんですけど、皆不幸ですよね。まず嘘ついてまで焼肉食べるオッサンが不幸。一応家族は自分の身体のことを心配してくれているわけで、オッサンも一応蕎麦食べてるよと家族を安心させながらその影では裏切っているという不幸。次には肉食を禁じられているほどの身体なのに焼肉を食べてる不幸。このオッサン、ダイエットを求められているほどの体型なわけです。とするとけっこうぽっちゃりさんの筈。過度の肥満があらゆる病気の原因になるのは周知の事実。本能のままに生きる動物ならともかく、一応理性の備わった人間が、わざわざ自分の身体を傷つけるような食生活を好んでする不幸。

でも最大の不幸はいい歳こいて焼肉を美味しいと思ってしまう味覚だと思います。ああいう濃くてはっきりした味の料理ってのは、基本的にはまだ経験不足で味覚が十分に発達していない子供や若者が好むもんです。それが色んな味覚経験を積んで微妙な味わいのものを好むようになるのが普通の流れだと思うんですが、よっぽど無茶でジャンクな食生活を続けてきたのでしょう。まぁ、焼肉も美味しいとは思いますよ。でも日常的に隠れてまで食べたいってのはオッサンとしてはどうなんでしょうか。それ以前に奥さんに嘘ついてまで食べるっていうその子供っぽさがいかんともしがたいと思いながらラジオを聞いていたのでしたよ。

13/02/24(Sun)

高知の親戚が文旦を送ってくれました、ありがたいことです。文旦って皮を剥くのがかなり面倒臭いんですけど、美味しいのでまぁチャラかなと。ただ、廃棄分が多いのが毎回悩みの種。以前試しに計ってみたことがあります。全体を皮・中皮・種・身の四つにきれいに分けると、身の重さは全体の約半分でした。つまり、送料払って手間かけて送ってきた文旦の半分は強制的にゴミ箱行きになると言う事。これはもったいない。

ということで、一時は定番・文旦の砂糖漬けに挑戦もしました。確か大分にザボンの砂糖漬けというのがありますが、丁度あんな感じ。文旦の皮の表面の黄色い所を削いで、中の白いふわふわの部分を砂糖で煮詰め、軽く乾かしてグラニュー糖を振るお菓子です。が、ここで既に明らかになるように、恐ろしいほどの砂糖を使うのです。お菓子って自分で作ると買って食べる気にならなくなりますね。料理なら一ヶ月かけて使うような量を、一瞬で使い切るのです。モッタイナイ解消にはいいですが、どうにも身体に悪そうなのでここ数年はやってません。その結果、仕方がないのでゴミ箱直行。毎年この時期になると色々考えるんですが(風呂に入れるとか、部屋の芳香剤にするとか)、どうにも決定打が思いつかないのが現状です。

13/02/23(Sat)

実家荷物の中に貰い物だという味噌が入っていたので、今月は味噌重点消費月間です。味噌を使った料理といえばなんといっても味噌汁。勿論私もよく作ります。が、味噌汁って普通に作ると結構味噌を使うんですよね。うちの大ぶりの椀にスタンダードな作り方で味噌汁を作ると、大体お玉に1/3位の味噌が必要になります。が、経済的な面は勿論ですが、塩分摂取的な面から言ってもこれはいかがなものかと思うのです。そこで最近は改良型味噌汁。

片手鍋に大根・人参・ジャガイモなど火の通りにくい根菜類と昆布を入れ、深さ1cm程に薄く水を張って火にかけます。沸騰したら弱火に落として蓋をし、蒸し煮状態で中まで火を通します。白菜・キャベツなどの葉物で適当なのがあったら、途中タイミングを見計らって投入。いい感じで火が通ったら、味噌と塩少々で味を調えて完成。これだと味噌は小匙一杯くらいで済んで、非常に経済的。難点と言えば、もはや味噌汁とは呼べない点でしょうか。感じとしては蒸し野菜の味噌風味。まぁでも普通に美味しいですし、細かい事は気にしないのが肝心かと。

13/02/22(Fri)

毎月やってくるふるさと小包、今月はフジリンゴ1ダースでした。こういう風に単品を沢山手に入れると必ず、飽きない?という声を聞くのですが、基本的に全然飽きません。朝晩半分ずつ、皮・芯ごと一口大に切って食べるとお腹の調子もバッチリ。以前は皮を剥いて芯もとっていたのですが、別に普通に食べられるなと。リンゴの種って噛むと独特の風味がして、最初は違和感満点なんですけど慣れてしまうとコレはコレでアリなのかなと思ってしまって、今や丸ごとかじる超・ワイルド派に。

そうそう、飽きないかという話ですが、私にとっては飽きるからと言ってジュースにしたりタルトにしたりジャムにしたりする方が面倒臭いのです。ちょっと前までスムージーとか流行ってましたけど、後々のジューサーの片づけを考えると、まな板と包丁だけでオッケーの一口大カットで別にいいかなと。ジャムやタルトは使うであろう砂糖の量を考えると、折角のリンゴ健康度が大幅に下がってしまうような気がして、それもいかがなものかと。やっぱ果物は新鮮な内にガンガン食べるのが一番いいのではないかというのが現段階での私の意見です。

13/02/21(Thu)

一昨日のサッポロ一番に続き、今コレが食べたいシリーズ第二段はイカです。基本的に根が単純なので、このソデイカの記事を読んだら猛烈にイカが食べたくなったのです。大きいものにロマンを感じる一派ってありますよね。ニコ動でも巨大◎◎を作ってみた系の記事は時々アップされてランキングに乗りますし、同時期にデイリーポータルZでもとりあげられましたが、大盛り系の記事は定番と言えば定番です。そんな中でソデイカ。正直私、このイカは知りませんでした。別名のアカイカは知っていて、大型のイカで味はやや大味・冷凍食品などの原料として使われる、的な知識はありましたが、実際に映像で見るとこれほど大きいとは。

いえ別に、イカが食べたいと言ってもピンポイントでアカイカが食べたいわけではありません。1時間かけて炙ってもまだ生焼けの食材なんて、調理が大変すぎます。これをキッカケに刺激された私としては、普通のスルメイカで十分。コウイカとか出てきたら狂喜乱舞。私の嗜好としては刺身は無しです。不味いとは言いませんが、イカの本質は火を通した時に初めて現れると思います。中に色々詰めるのも、イカを味わうという観点からはイマイチです。となると、炙って甘辛いタレを塗るか、大根と一緒に炊き込むか、この二つでしょう。安売りならスルメイカ1杯98円も珍しくありません。近日中に是非。

13/02/20(Wed)

明らかに義理と分かっていても、チョコを貰うのは嬉しいことです。が、私にとってチョコは割と鬼門。日頃こんな糖分の塊を口に入れる事はまずありません。そんな滅多に無い食物が口に入るとどうなるか。身体がビックリするんですね。具体的に言うと、くだります。もう笑ってしまうくらい効果てき面。あんまりこういう体質の人、聞いたことないんですけどいるんですかね。チョコそれ自体は美味しいと思います。が、食べてから三十分もするとお腹がグルグルしてくるんですよね。それで余計に甘いものを避けるようになると言う悪循環。

ちなみに油の多い料理でも同様の現象が発生します。特に中華料理はあっという間。中華料理って炒める料理が多くて、必然的に油たっぷり。食べている時は良いんですが、家に帰る〜翌日午前中にかけて大体酷い目にあいます。忘年会ぐらいでしか行かなくなりましたが、そんなときは本当に憂鬱。多分、日頃食べなれていないので胃が内臓が退化しているんでしょう。こればっかりは鍛える気にもなれないのでどうしたもんやら。まぁ食べなきゃいいだけの話ですけど、美味しいとは思うのでたまには食べたいんですけどね。

13/02/19(Tue)

時々猛烈に何か特定の食品を食べたくなることがあります。少し前はサッポロ一番でした。とにかく気がつくとサッポロ一番のことを考えています。あの安っぽい麺、ジャンキーなスープ、半分食べたら後悔すると明らかに分かっているのに食べたくてたまらない衝動。そんな衝動を三日ほど我慢してやっと実物を買う私。昔から遠足も、行く前が楽しくてたまらないタイプでした。実際その日になって、バスに乗ってしまうと何だか面倒臭くなるんですよね。私って変な人間でしょうか。

今猛烈に食べたいのは、鶏のモツ煮。一般的な砂糖と醤油で甘辛くコトコト煮たものではなく、レバー・ハツに保温調理で柔らかく火を通し、味は塩胡椒のみ。そこに粒マスタードをたっぷり塗って食べる、一時期うちでやたらと流行ったあの一品。こっちは多分食べても後悔しないんで、近日中に実現するものと思われます。ちなみに、私の中での焼き鳥ランキングは、1.皮 2.ハツ 3.砂肝 4.レバーとなり、見事に上位にまともな肉が入ってません。いや肉は内臓系でしょうやっぱり。

13/02/18(Mon)

知り合いのお父さん(80ちょい過ぎ)が足の骨折→寝たきりという王道コースに乗ってしまいまして、家じゃ面倒見切れんという事で介護ホームに入るんだという話になりました。実際リアルに聞いていると恐ろしいですね、主に費用的な面で。その人はそんなに豪華施設に入るわけではないみたいですが、初期費用が700万円でその後は25万円/月負担。単純計算ですが、初年度1,000万円でその後は毎年300万円という計算になります。そりゃま、貯金がある人はいいですよ。でも、昨今貯金全くなしなんて人、全然珍しくないです。そういう人は多分、在宅で公的なシステムを利用しながら何とかやっていく事になるんでしょうけど、大丈夫なんですかねそれで。今時、生涯結婚しない人とか増えてますし。

この金額、第一印象は高い!と思いますけど、冷静に考えてみるとそんなものかなと思えてしまいます。24時間休日無しでお年寄りに何かあったときのスタッフを用意し、その人に合わせた食事を用意し、部屋を綺麗に保ち、時にはボランティアの人を呼んでイベントを開き…、なんてやってるとそりゃ激務です。介護は人が集まらないといいますが、↑の費用から人件費を払っても全然割に合わないんでしょう。

子供の頃は心のどこかでお年寄りって自分とは別の人種だと思っていました。しわしわだし、禿げてるし、入れ歯だし…。でもまだまだ入り口ですが老化を感じ始める歳になると、お年寄りって自分の行く先だと実感するようになりました。まぁ、親が老いていく姿を目の当たりにするってのも大きいですが。そういうお年頃になると、マヂでこの先介護問題どうすんのと思うんですよね、どうすんでしょ。

13/02/17(Sun)

貰い物の梅干し終了。ちびちび食べ続けて一ヶ月弱、これでやっと容器のトレイが捨てられます。毎回そうですが、こういう食品容器を食べ切って容器を捨てる時のなんともいえない気持ち良さ。やり切ったというか、使い切ったというか、味という本質的な部分とは全く関係ないところで充実感があるのは私だけでしょうか。

難点を言えば、これが使い切りのプラスチックのパックだという点。ビンでしかも便利なサイズであればきちんと洗って今後の瓶詰め用にストックしておくんですが、安っぽいプラスチックのパックでは使いようがありません、即廃棄。そして、この一ヶ月弱レギュラーで占有されていた冷蔵庫の一角が空く清々しさよ。この梅干し美味しかった…という感想よりもそっちの方が大きいと言う部分だけを見ても、私のこの梅干しに対する評価が分かると思います。

13/02/16(Sat)

うちで日常的に飲んでいるのは実家謹製のはぶ茶です。はぶ茶というのは一般的にはあんまり馴染みが無いかもしれませんけど、エビスグサというマメ科の植物の葉っぱを揉んで干して作ったお茶で、お茶がツバキ科の植物なのに対してこっちはマメ科、全く全然赤の他植物なんで、お茶と呼んでいいかわかりませんが、とりあえずはぶ茶です。これをただのんべんだらりと飲んでいるのも芸が無いので、常備の茶筒に小さなメモを入れ、補充した日を記録しています。それが今日で連続一年。朝起きてははぶ茶を飲み、ネットを見ながらはぶ茶を飲み、ご飯の〆にははぶ茶漬け。よくもまぁ飽きもせずに。

はぶ茶がそんなに美味しいかといいますと、実はそれほどでもありません。はぶ茶と真・お茶が並んでいて、どっち飲んでもいいよと言われたら、私なら真・お茶を飲みます。やっぱり元祖は強い。でもまぁ、はぶ茶も毎日飲んで困らない程度のレベルはあります。その辺は難しいんですが、味にうるさい人だったらいいお茶を買ってきて飲むんでしょう。でも私の場合は、そこにあるものから片付けていかないと気がすまないんですよね。周囲からは味に五月蝿いとか思われていますけど、実態はそんなもんです。

13/02/15(Fri)

夜中にどうしても我慢が出来なくなって、久しぶりのサッポロ一番(袋ラーメン)を買いにスーパーへ。88円の無駄遣いですが、美味しいですねサッポロ一番。最近ではインスタント麺でも生麺が流行っているそうですが、そんなのはどこ吹く風、サッポロ一番としかいえないあの安っぽい麺がたまりません。作り方は極めてオーソドックスですが、ただ一つ、規定量でスープを作ると飲み切れなくてもったいないので、麺を茹でた後半分ほどお湯を捨て、粉末スープも半分だけ使います。残ったヤツは後日野菜炒めに転用。

そして現在翌朝。どうしてこんなに喉が渇くんでしょうか。インスタントラーメンを食べた翌日はいつもこうです。水を飲んでも飲んでもまだ喉が渇く。どうにも身体に悪そうなので、私がたまにしかインスタントラーメンに手を出さないのはコレが大きいです。食べても後味スッキリのインスタント麺が売り出されたら、もっと買って食べるのに。

13/02/14(Thu)

いまだかつて無いほど酢の残量がやばいです。醤油も結構危険水域。どっちもデパ地下じゃないと好みのブランドが無いのですが、最近めっきり寒いので、わざわざ帰宅ルートを外れて買いに行くのが億劫なのです。でも、最低でも今週末には買いに行かないと、毎晩ミニ水炊きでポン酢を作る以上、確実に酢は切れます。早く暖かくならないですかねぇ…。

そして考えてみると塩もやばいです。こっちは自転車で10分ほどの業務用スーパーにて購入。いや別に、塩ならその辺のスーパーでも手に入るんですけど、私が愛用しているお徳用5kg袋はその辺のスーパーでは売ってないのです。何故5kgを買うのか、そりゃ安いからに決まってます。私は塩には贅沢感を全く求めないタイプなので、一番シンプルなNaClで十分。となると、5kgの大袋入りがベストチョイスなのです。まぁ、5kgでも数十円しか違わないのですが、気は心と言うではないですか。

13/02/13(Wed)

実家からジャガイモが山のように送られてきたので、現在主食がジャガイモ化してます。ジャガイモといえばご存知の通り、限り無い料理バリエーションがあるわけですが、中でも私が一番好きなのがハッシュドポテト。すりおろしたジャガイモと微塵切りの玉葱を混ぜ、塩胡椒で味付けしてからフライパンでお好み焼きのように焼く一品。ねっとりとした歯応えが、ジャガイモ=ホクホクという先入観を打ち破ります、オススメ。

でも、最近もっと美味しいかもしれん…と思いはじめているのがふかしジャガイモ。これはもう、説明の必要も無いでしょう。よく洗って皮ごと蒸したジャガイモを二つに割って、バター…ではなくうちでは醤油をほんの少し垂らしていただくと、これぞまさにザ・ジャガイモ。最近の料理だとまず間違いなく電子レンジを使うんですが、何となくアレは風情が無いので使いません。あくまで鍋で蒸すのがポイント。15分くらいかかりますけど、他の作業をしながらならそんなに負担にもなりませんし。何より、残ったお湯を洗い物に使えるのもこの寒い時期には嬉しいポイント。ますます好みがシンプルに突き進んでいる今日この頃です。

13/02/12(Tue)

お好み焼きが結構好きです。でも、外で食べると高いんですよね。茶碗より一回り大きいくらいの器に生地・キャベツ・豚肉数枚・天カスその他が入って600円程度。自炊目線で言うとありえないボッタクリ価格です。おまけに焼いてくれるところで食べると大体が味濃過ぎ。ベッタリとソースを塗った上からマヨネーズたっぷりとか、一口・二口は美味しいと思いますが、とてもじゃないけど後が続きません。そこで時々自宅で作るのが手抜き過ぎるお好み焼き。

小麦粉70gを倍量の水で溶きまして、キャベツの千切り大量・鰹節少々・塩を投入してよくかき混ぜます。これをフライパンで両面焼くだけ。肉とか海老とか入れません。焼いた小麦粉と火が通って甘くなったキャベツを味わうための料理ですから。味付けは大根おろしに醤油を加えた自家製・大根おろしソース。というか、ソースを家に常備していないので、わざわざ買ってくるのもアレだなと思ってますんで。とにかく、小野町手抜きお好み焼きなら原価は多分数十円。登場頻度は数ヶ月に一度といったところでしょうか。

13/02/11(Mon)

何せ根が偏屈な人間なので、世の中で常識とされていることにいちいちつっかかる悪い癖があります。最近身内で話題になったのはいわゆるパスモ。小銭をジャラジャラさせなくていいとか、スムーズに改札に入れるとか、もうアホかとすら思っています。まず小銭じゃらじゃらですが、キチンと考えて小銭を使っていれば、そんな事にはなりません。支払いの時に5円玉や50円玉を組み合わせて常に小銭の枚数が最小になるように支払う癖をつけるのです。そうすると、小銭の枚数が一番少ないのは勿論所持金額の下三桁が000の時で0枚、一番多いのは999の時で15枚です。0枚〜999枚である確率はよっぽどの特殊事情がない限り全て同じ。ということはざっと計算すると(経過は面倒なので省略しますが)期待枚数?は7.5枚になります。小銭7.5枚を負担に思うとか、一体どれだけものぐさなのかと。

私のポリシーとして、お金を使うのはなるべく不便にする、というのがあります。世の中的にはクレジットカードはじめとして、なるべく簡単にお金を使わせようという風潮ですが、売る側はともかく買う側は無駄遣いのリスクが買い物の便利さのメリットの裏に常に潜んでいます。それを理解して支払い便利システムに頼るのは否定しませんが(私もネットの買い物用に一枚持ってますし)、基本的に支払いは現金で行って、お金を使う実感を常に感じておくのが吉かと。私は電車でもわざわざ毎回切符を買います。パスモってあまりにスムーズ過ぎて、お金を使っていると言う実感がなくなるのが嫌なんですよね。…というような話をしても、相変わらずの天邪鬼という反応しか返ってきませんが、いいんですそういうの平気な性格だから今までやってきているわけで。

13/02/10(Sun)

本当にどうでもいいことですが、ネタがないので勘弁してください。ここんところ自宅に居る時は、指先を切ってキーボードを打てるようにしたフリースの手袋が必須になっています。というか、寝る時とお風呂に入る時以外ははめっぱなし状態。で、手のひらって結構汗をかくんですよね。それなのに、下着や靴下と違って手袋ってそんなに洗う習慣が無いので、油断してつい“前回洗ったのはいつだったか…”となりがち。

そこで非常に面白いのですが、右手と左手の臭いが明らかに違うのです。左手は無問題・殆ど無臭です。が、放置した右手からはうっすらと蝋の臭い…いわゆる加齢臭が漂ってきます。何なんですかね、コレ。右手ばっかり汗をかく様な環境でもないんですが。右手の方が老化が進んでいるという事なんでしょうか。最近気がつくと“なんで右手が臭いのか”問題を考えている自分がいます。

13/02/09(Sat)

年間を通じて一年で一番寒いのは何月かと聞かれたら、たぶん多くの人は二月と答えると思います。が、今年は甘過ぎました。四月かと勘違いしてしまいそうな陽気の日で油断させておいてガッと突き落とす、それが今年の二月。何が言いたいかというと、今朝は寒過ぎって事です。私は毎朝起きると温度計をチェックするのが習慣になっているんですが、今年の室温は今季最低の3度。これは結構凄い記録です。

うちの部屋は窓と壁で風が遮られている事もあって、冬場でも普通6〜7度を下回ることはあんまりありません。そしてこの6〜7度でも勘弁して欲しいくらい寒いと感じます。それが今日のような3度になると、明らかに手足の指先が痛いです。今まで無敵の効果を発揮していた布団&寝袋のコンビネーションにも陰りが見え、これが連日続くと湯たんぽの導入を真剣に考えねばならなくなります。ホント、とっとと春になって暖かくなって欲しいものですね。

13/02/08(Fri)

絶賛風邪ひき中でご飯を作る元気が無いので、近所で弁当を買って食べるも、2食ほどでうんざりしている私、グルメなんでしょうか。学生の頃はスーパーで安い菓子パン5個(!)買ってきて昼食一食分にする、なんて無茶な事をしていましたが、今では菓子パン一個食べると一ヶ月はノーサンキュー状態になってしまいます。弁当は弁当で、ご飯不味いし揚げ物臭いし…。つくづく思うんですけど、健康って本当に大事。早くガッツリ風邪を治して、いつもの自分飯が作れるようにならないと、このままでは精神的に参ってしまいそうです。

自分飯といっても別に大したもんじゃないんですけどね。鍋で炊いたご飯に自家製梅干し乗っけてお茶漬けにするだけでも、個人的にはコンビニ弁当なんかよりずっと美味。そこに自家製沢庵なんて添えられていたらもう言う事ありません。贅沢なんだか質素なんだか分かりませんね。

13/02/06(Wed)

今日は家仕事の日。ですが、ちょうどキリがいいし何より外は雪が降っているので、久しぶりの自主休業日に指定。日がな一日布団に篭って読書日とします。外はみぞれ混じりの雪が降っていて、なんとも風情のある雪音。そんな中私は布団の中に設置した寝袋に入って、気分はまさに冬眠中の熊状態。個人的には三日働いて二日休む、位のペースで生きていければ最高だと常々思っているんですが、なかなかうまくいかないですねぇ。

13/02/05(Tue)

今に始まったことじゃないんですが、食事の〆は必ずお茶漬け。私は基本的にご飯は一食一合、お茶碗に二杯です。で、最後のお茶碗1/3くらいになったら、その時々のご飯の友をちょっと乗せ、お茶を注いで塩で味を調えるのがデフォルト。最近のイチオシは佃煮昆布です。細切りにした昆布を甘辛く煮て胡麻を絡めた定番中の定番ですが、そのままご飯に乗っけて食べるには、私にとってはちょっと塩辛い。それがお茶漬けにすることでマイルドになり、昆布の旨味が全体に広がってまさに神。

白菜の漬物も素敵です。食べ頃を過ぎて普通に食べるにはちょっと酸っぱいくらいがお茶漬けにはベストタイミング。この白菜の漬物を小さく切ってご飯に乗っけてお茶を注ぐだけ。酸味を醸す乳酸菌が全体に回って、実にいい仕事をするんです。世の中に漬物は様々あれど、私は白菜の漬物が一番好き。白菜の漬物と味噌汁、あと一〜二品でご飯を食べて〆のお茶漬け、極まるほど質素ですが最高に素敵な食卓だと思います。

13/02/04(Mon)

なにせジスイなブログなもので、こういうことはあんまり書かない事にしてるんですけど、例の体罰の件。あまりに話題になっているんでどうかなと思うんですよ。私が学生だったのは20年以上昔、頬をひっぱたく・出席簿で叩く位の体罰?は普通に存在しました。まぁうちはどっちかと言えば進学校だったので基本的にみんな大人しく、体罰とはいっても全然大した事ないレベルでしたけど。でも、当時の先生の顔を思い出してみると、その体罰のアリ・ナシが結構くっきり分かれるんですね。割と本気でぶん殴ってた先生でも、今考えると別にいいんじゃね?と思う先生もいれば、軽く小突く程度であってもアレはないわ〜と思う先生もいます。その違いってのは陳腐ですが“先生の本気”の有無だったと思うのですよ。生徒のことを考えて(とはいえ無制限とは言いませんが)手を出すのは、当時は単純にムカつくだけでも後々になるとあぁそういう事だったのねと分かるようになります。が、単に弱いもの虐め的に手を出す先生は、体罰の程度はどんなに弱くても(また体罰に至らない口先での攻撃にとどまったとしても)、後々思い返してアレはないわ〜と思うもんです。

とはいえ、コレって凄く主観的な分類方法なんで、教育委員会なんかのマニュアルには出来ないんですよね。“生徒のことを考えてるんなら殴ってもOK”、暗黙の了解としてはアリですが、明文化するのはちょっと無理でしょう。ただそういうところにつけ込んで生徒がやりたい放題し、先生が手足を縛られた状態ってのは由々しき問題だなと思います。脱ゆとりで土曜日も授業しよう、なんて事で議論してる暇は無いんじゃないですかね。

個人的な話ですが、うちの両親は高校の先生してました。無事定年退職して、臨時であと何年か働けたにもかかわらず、母親はきっぱり辞めました。教える仕事自体は天職だと思っていたようですが、↑のような生徒の変化にホトホト嫌気がさしたんだとか。親のあまりの無茶振りに心を病んで辞める先生も多いみたいだし、そんな事してると授業時間の確保以前に、優秀な人材が先生という職業に見切りをつけてどんどん教育の質が低下する気がするんですけどね。調子に乗る生徒と親、事勿れ主義の教育委員会、やる気を失う先生、煽るマスコミ、完全に他人事ですけどどうするんですかね。

13/02/03(Sun)

先日ラジオでエコな電気の使い方に関して、家庭用蓄電池が紹介されてました。エコとかスマートとか胡散臭い事この上ないと思っているので、この時もセルフで突っ込みながら楽しむ天邪鬼な私。以前から思ってるんですけど、家庭用蓄電池ってちっともエコじゃないですよね。電気代の安い夜間に電気を貯めておいて、昼間に使うって事ですが、ちょっと待ってください。蓄電→使用となると、電力会社から来た電気を直接使うのに比べて、必ずロスが生じます。電気会社から来る電力を100とすると、蓄電→使用の際にはロスがありますんで100は使えません。私は専門家じゃないから良く分かりませんが、それが50になるのか60になるのか。確かに電気代は安くなるかもしれませんが、電気の使用量自体は増えるんじゃないでしょうか。

そもそもエコな電気の使い方をシステムに任せるってのが胡散臭い。また新しい商品を買わせようってそれだけじゃないでしょうか。節電したいなら話は単純、電気を使わなきゃいいんです。効率的にとか、無理せずとか考えるから話しがややこしくなるわけで。基本はとにかく使わない。その上で、どこに使うか・どうやって使うかを考える。何も買わずに、何も更新せず、節電なんて簡単に可能です。思うにコレ、ダイエットと一緒。世の中には痩せるための商品・ハウツー本が氾濫してますけど、痩せたいと思ったら話は簡単、食べなきゃいいんです。それなのに、食べながら痩せたいとか無茶を言うから話がややこしくなるわけで。節電をしたい、地球環境がどうのこうのと本気で思っているなら、電気を使わなきゃいいだけの話だと思うんですけどね。

13/02/02(Sat)

当然ですが、うちでも時々味噌汁を作ります。が、その様相は一般的なものとは多分大きくかけ離れています。とにかく具沢山。作る際に、鍋に大量の野菜と水をちょっぴり入れ、沸騰したら蓋をして蒸し煮にするんです。雰囲気としては野菜炒めの汁気が多目と言う感じ。味噌はいつ溶くんだと思うかもしれませんが、最初に野菜の上に規定量の味噌を乗っけておき、最後に箸でガーッとかき混ぜて味を馴染ませます。よく煮立てると味噌の香りが飛ぶなんていいますが、何も何十分もぐつぐつ煮るわけじゃないんだから、あんまり気にするとはげるかなと。ちなみにワカメはこのときに投入、一呼吸置くといい感じに戻ります。

具沢山味噌汁を作る理由としては、どうせ食べるんなら汁より具の方が栄養ありそうってことです。たしかに外で食べる一般的な味噌汁の方が上品ですけど、ガッツリ栄養が取れるのは具沢山味噌汁。まぁ、私も格好つけるときは具は二品くらいに押さえてダシは鰹節で香り高く…なんてやらないこともないんですけどね。

13/02/01(Fri)

ここんところ我が愛しのNHKラジオは国会中継が多くて、3年間やりたい放題やって野党に転落した某政党が、まるであの3年間はなかったかのように言いたい放題の答弁をしているのが聞くに堪えなくて、民放ラジオに浮気しています。民放を聞いていて思うのがCMの多さ。広告収入で放送してるんだから当たり前と言えば当たり前なんですが、ラジオショッピングなんてしつこいくらいの頻度です。でも、胡散臭いのばっかりなんですよね…。

通常1kg1万円のところ今回だけ特別・100名様限定で2kg1万円…から更に2千円お値引きとか(…元々1万円がボッタクリなだけだったんじゃないの)。○○社の最新型パソコンがプリンターもつけてたったの1万円…ただし△△社とのネット契約2年間必須とか(…そっちで回収するのね)。でもジャパネットタカタとかああいう商法で急成長しているわけで、私みたいに斜めに見ずに素直に凄いと思って買っている人が一杯いるってことなんでしょうね。

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