2016年2月

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16/02/29(Mon)

今年は質量ともにイマイチの金柑の第2弾1.2kgを収穫してきました。豊作の年は第4弾くらいまで収穫できますんでそのイマイチぶりがよく分かるでしょう。大きさも小ぶりなやつが多くていまいちの二乗。ただ、金柑って甘露煮くらいしかメジャーなレシピが無いので、あんまり採れても困るってのもあります。金柑400gで500g瓶1本分の甘露煮が出来ますんで、第一弾で作った3本で今年の分はもう十分。というわけで、第2弾では趣向を変えてドライフルーツを作ってみました。

金柑を200g薄くスライスして100gの砂糖&120mlの水で10分ほど煮込み、そのまま一晩放置。クッキングシートを敷いた天板に並べて120度のオーブンで裏表各20分。仕上げにグラニュー糖をまぶして完成。割とよくありがちなお菓子ですけど、自分で作ると結構面倒くさい類の物です。ですが、柑橘類の中では金柑は小さいので火の通りが早く、悪も少なくて手間のかからない方。これを文旦なんかで作った日には、白いワタの部分を取り除く→3〜4回茹でこぼすとプラスアルファの手間がハンパないので、それに比べりゃ楽勝という他ありません。ちなみに今回200gしか作らなかったのは、それ以上作っても天板に並べられないから。あと2回くらい同じレシピで作って、残りはさぁどうしましょう…。

16/02/28(Sun)

ここ数年、冬場になると両足踵の外側の皮が厚くなってガサガサなのが気になっています。5年前は気にもしていなかったんだけど、その頃から症状は出ていたけど気がつかなかったのか、ここ数年加齢でこうなったのかは不明。とはいえコレ、放置しておくと皮がどんどん厚くなっていき、ある時点で割れるのですがコレがちょー痛い。そんなわけで、指で触って状態をチェックしつつ厚くなりすぎているようだったら削ってます。使うのは剪定バサミを研ぐのに買ったダイヤモンドシャープナー。ダイヤモンドの粉を表面にまぶした幅2cm程のヤスリです。

趣味の木工に使う木工ヤスリも各種そろえてるんですが、こっちの方が目が細かく更に幅が広いので使いやすい。ただ、踵の外側ってのは姿勢的に意外に削りにくく、その点だけちょっと苦労しますがまぁ慣れで何とかなります。削るタイミングは定石の風呂上りは意外にもNG。湿気が多いと削って出た粉がヤスリの目に詰まってしまうので、足が乾いている時が削り時です。無論削り過ぎて出血なんてことになったら最悪なので、その辺は十分に気をつけて。これからますます加齢で身体のメンテに手間がかかるようになるんでしょうねぇ…。

16/02/27(Sat)

貰った猪肉で作る燻製が完成しました。塩漬け1週間→塩抜き半日→風乾半日→燻製1時間コースですが、傍にいなきゃいけない時間はほんの僅かなので、かかる時間の割に負担はたいしたことありません。燻製も趣味の木工をする横目で時々煙の出具合をチェックし、煙が出なくなってきたらチップを追加するだけの簡単なお仕事です。完成品の感想ですが、正直言って豚三枚肉の燻製と大差ありません。猪=獣臭が強いというイメージがありますが、仕留めてからの処理の仕方や元々持っている肉の個性で結構当たり外れがあります。今回のは当たり。臭みが殆どなく、ほぼ豚肉過ぎて逆に面白味がないくらいです。

難点は脂身と赤身のバランスがとれていない点。全体的に脂身が多過ぎて(全体の7割オーバー)、ベーコンとして食べるのはちょっと厳しい。場所によっては9割以上脂ってところもあって、こういう場所は食材としてではなく調味料として使うのが吉です。具体的には細かく刻んでお好み焼きに入れたり、刻んでから低温で液化させたものでキャベツ炒めを作るとか。塩胡椒だけで味をつけたキャベツ炒めが3割くらいグレードアップします。それにしても、今回燻製チップが足りなくなったので追加で買ってきたのですが、いつの間にか値上がりしてます。この前買った時は500円台前半だったのに、今回は620円。次からは庭木でまかなう事にしようと決意。楓・アラカシ辺りは燻製に向いているはずなので。ナイフでシコシコチップ化するのが面倒ではありますけどね。

16/02/26(Fri)

今日のメインはキハダマグロのサク。本マグロは高くて買えないので、うちで食べるマグロといえば殆どがキハダかビンナガ。東京だとよく見かけたカジキマグロはこの辺じゃあんまり見かけません。魚って肉よりもずっと地方色があるので面白い。それはともかくキハダ。色は本マグロよりも白っぽく味は見た目の通り淡白。でもまぁマグロ系の味はします。本マグロよりも価格で落ちるのは納得ですが、これはこれで美味いと思うんですよ。キハダ=偽マグロとするのはちょっと浅はかかと。

サクで買ってきたキハダは切り分ければすぐに食べられるんですけど、それじゃ面白くないんで今回は炙ってみました。昨年末に買った調理用バーナーが文字通り火を噴きます。網に乗せてコンロで炙っても良いんですが、こっちの方が明らかに繊細に綺麗に焼き目をつけられます。全体に均一に1mm位の厚さで薄く火を通したら切り分けます。火が通って白くなった部分は崩れやすいので、切れる包丁を使って丁寧に。ツマは大根と戻してサッと熱湯に通したワカメ。味は…うーんどうなんでしょうか。正直言って生の場合と殆ど差はないと思います。藁焼きタタキと違ってガスで焼いた場合は香りもつきませんし、香りを出そうとして焦げ目が出るほど焼くと焼き過ぎになるのでそこまでは攻められません。見た目がちょっと変わった=おぅ焼いてある!位のもんですけど、料理にハッタリは結構重要な要素ですから。

16/02/25(Thu)

ノートパソコンを買い換えるタイミングって何なんですかね。今使っているのは東芝の2005年モデルを中古で買ったもの。買ったタイミングをメモするのを忘れていたので何年使ったか正確には分からないのですが、多分7〜8年くらい。元々夏場で暑くなると挙動不審になる傾向にはありましたが、ここ数年はファンが異音を発する→酷くなると分解してゴミとり&注油で何とか誤魔化してきたんですけど、ここ1月くらい2日に1度のペースでブルースクリーン発生。流石にこれはもう駄目かもわからんね…。ブルースクリーンって原因の特定が難しいらしく、素人の私には当然無理なんで。一応、同時に動かすソフトはなるべく少なくしてマシンへの負担を減らすなどの基本対応はしてるんですが、対策をとらなかった場合との比較が出来ないので、効果はなんともいえません。

OSはXP。Chromeを立ち上げる度に、XPはサポート対象外になったからもうすぐ自動アップデートを打ち切りまっせメッセージが出るようになっているし。でも、普通に動いているといえば動いてるんですよね。ブラウザ・エディタ・メーラーの三つが快適に動けば私の用は足りるんで、スペック的には今の2005年XPマシンで必要十分。うーんでも、暖かくなってきたらこの夏は乗り切れないだろうなぁとは思っています。買った金額(確か2万円ちょっと)と使った年数を考えれば、十分元はとったといえるんですが、やっぱり動くものを捨てるのは忍びないのですよ。

16/02/24(Wed)

今回の趣味の木工の花台に使う木ネジは、前回の手すり修理で使わなくなった木ネジを優先的に再利用します。固定方法を変えたので、20本ほど木ネジが余ってしまったのです。分別箱の容量には限りがあるので、こういう中途半端な部材はとっとと使い切るに限ります。ですが、使ってみるとやっぱり新品の木ネジの方が使い勝手が良いのです。理由1. サイズが均一。中古の木ネジはこれまた中古だったらしく、長さや直径が微妙に違います。長さの差は問題が少ないのですが、直径の差は大問題。下穴の直径を変えなきゃいけない=都度ドリルのビットを交換しなきゃいけないので面倒なんです。新品だったら何にも考えずに箱から取り出して無造作に使えるのに…。

理由2. ネジ頭が潰れてる。潰れ方が酷いのは弾いてますんで、利用に支障はないんですが、ネジ頭が潰れかけている木ネジを捻じ込むのは気を遣います。電動ドライバーの保持が十分じゃないと、一瞬でネジ頭をなめてアウトですから。新品なら多少ぶれても何とかなるんですけどね。それでも古い木ネジから使ってしまうのは、これはもう性分でしょう。私が使っている木ネジは1,000本500円、つまり1本0.5円。中古を20本使って新品を浮かせても金額にするとたった10円。やっぱり新品を…と理性は言うのですが、駄目なんですよねぇ。

16/02/23(Tue)

階段の手すりが完成したので、次の趣味の木工は自室の窓の外に花台を作ります。私の部屋は南向きなので、夏場は地獄の暑さになります。それを少しでも緩和する為に、いわゆるグリーンカーテンを作ろうというのが今回の計画。お題の場所は30cmの高さに幅180cm・高さ150cmのサッシ窓がついていて外はトタン張り。この外に30cmの幅で台を取り付けて鉢orプランターを置こうという計画です。

ですが、初っ端からいきなり難題が発生。当然トタンの下には柱があって、その場所に釘で固定してある筈なのですが、トタンに打ち込まれた釘の場所を押してみるとペコペコしていて明らかに釘が効いてません。出たよ、祖父の適当施工が…。よく見るとトタンの切り方もちょー適当だし。庇の下で雨があまり当たらない部分だというのも適当施工を助長した物と思われます。ホント、こんなんでお金とって他人様の家を建ててたんだから、世の中恐ろしい。皆様も家を建てるときはマメに現場に足を運び、変な手抜きがされていないかをしっかりチェックすべきだと思います。というわけで今回の施工方針としては、窓枠の下辺でサッシを支えている柱とトタンと瓦の際の部分(釘はないけど構造上流石にここには柱が通っている筈!)を使って台を支える部材を家本体に固定する感じで。南向き紫外線当たりまくりで雨も直撃する場所なので、がっつりペンキは塗らなきゃいけません。例によって例の如く1日1時間作業で2週間って所ですかね。

16/02/22(Mon)

母親がパスコのイングリッシュマフィンにハマり、とろけるチーズをのせてトーストしたのをしょっちゅう食べてます。一個貰ったんですが、確かに美味い。というか、この辺で手に入るパンって謎の不味さなのですよ。行動範囲内に何件かパン屋があるのですが、とにかく無駄に甘い。アンパン・ジャムパンだから甘いというのではなく生地そのものが甘ったるくて、食パンはおろかフランスパンですら小麦の味が薄いのです。砂糖かそれに準ずる人工甘味料系を相当量ぶっこんでいると思うのですよ。田舎だからパンの本当の美味さってのが理解されてないんでしょうか。そんな状況にある中で、まっとうに小麦粉の味がするイングリッシュマフィンがあったらそりゃハマるでしょう。王手のパン=不味いという先入観がありましたが、パスコ恐るべし。確かに東京で食べたことのあるこだわりのパン屋の美味いパンに比べれば落ちますが、それでもコストパフォーマンスを考えれば十分以上です。

私自身はパンを買ってまで食べることはありませんが、別に嫌いではないのであれば食べます。食べ方としては食パンを軽くトーストし、オリーブオイルを垂らして塩をほんの少しまぶして食べるのが好き。バターでもいいのですが最近は無駄に高いのでオリーブオイルで。甘いジャム系はパン自身の味を潰すのでNG。マーガリンも偽者臭いので近付きたくありません。サンドイッチなら断然卵サンド。家で作ると驚愕の安さで出来ますが、卵茹でて潰してマヨで合えて…と一瞬で食べてしまう割に結構手間がかかるのですよね、サンドイッチって。

16/02/21(Sun)

今日のメインはヒラアジ。メアジ→ムロアジときてアジの仲間第三弾。何か魚っていうとアジばっかり食べてる気がしますが、仕方ないんです安いんだから。ヒラアジは名前の通り平べったいアジです。サイズはマアジより一回り大きくてシルエットは鯛や鮒系の菱形をしています。味はさっきググったら“味は適度に脂がのっていて甘味があり、「アジ」の仲間でも際立っておいしい高級魚として知られています。”なんて書かれていましたけど、私の味覚だとマアジと大差ありません。ちょっと歯応えが強いかな?とは思いますがまぁ誤差でしょう。ちなみにお値段は2匹で248円、ほらマアジ系の値段でしょ?

タタキはこの前やったばかりなので、今回はムニエル。アジ系には共通のゼイゴを落として鱗も落とし、頭外して三枚おろし。塩胡椒して半日ほど冷蔵庫で寝かせた後、両面に薄く小麦粉をはたいて焼くだけです。何せヒラアジというくらいで身が平べったいので、あっという間に中まで火が通ります。両面で1.5〜2分くらい。魚に共通ですが焼き過ぎると実がパサつくので、ちょっと生焼け?位で火からおろして余熱で仕上げるのがポイント。この辺は何度か失敗しないとコツが掴めないんですが所詮はアジ、トライ&エラーがさほど苦になりません。ソースは卵たっぷりタルタルソース…といきたかったのですが、面倒になったので市販のマヨネーズで。それでも結構美味しいんですよ、ヒラアジのムニエル。

16/02/20(Sat)

階段の手すりの修理完了。本当は下半分だけ修理するつもりだったんですが、上半分もよく見たら木ネジの頭が1mmほど飛び出ていたり、金具が密着せずに浮いていたりするのが我慢できなくなったので、全部やり直しました。手すり全体を壁から取り外し、浮いているネジも一旦抜き、下穴をあけ直してやり直し。こっちは下半分ほど豪快に揺れてはいませんでしたが、それでも結構がたついてましたんで無駄ではありません。

これを取り付けたのはうちの父親なんですけど、つくづく“適当な仕事してんなー”と思いました。血は争えないのでしょうか、うちの祖父は国鉄を退職した後、数年の修行をして大工をやってました。その祖父が近所の家のリフォームを頼まれて施工に行ったんですが、その作業の適当さに業を煮やした施主に、たった数日で契約解除されてしまったんです。田舎の狭いコミュニティで何十年来の知り合いなのにこの結末、ありえないでしょう。まぁ祖父の超・適当仕事にお金を払うなんて私でもまっぴら御免ですけど。

そんな祖父の血を引いた父親のDIY仕事は祖父ほどではありませんがかなり適当。もうひと手間かければずっと綺麗に仕上がるのに、そのひと手間を惜しむんです。退職して悠々自適・特に期限があるわけでもないのに、何で手を抜くんでしょうか。たとえば木ネジ1本使うにしても、ノギスで測って木ネジの直径が3.2mmなら2.8mm程度の下穴をあけておいてから捻じ込めば綺麗に収まるのに、サイズを測らないで目分量でドリルの直径を決めるものだから最後まで入らない→もういいやと投げるのでネジ頭が浮いたまま。アホじゃないのと思います。まぁそんなサラブレッドの血を引いているのが私なんで、私の仕事も几帳面な人から見たら相当適当なのかもしれませんけど、世代が下るにつれその血は薄まってきていると信じたいです。

16/02/19(Fri)

今日のメインは水餃子。私が子供の頃うちで餃子というともっぱら焼き餃子だったんですが、東京で水餃子の味を覚えて以来、うちの餃子は水餃子と焼き餃子が半々になりました。どっちが美味いとかじゃなくて、どっちも美味い。焼き餃子はカリッと香ばしくて中から肉汁がたまらんですし、水餃子はつるっとした喉ごした素敵。その特性上夏場にはもっぱら焼き餃子を作り、冬場は水餃子が多くなる傾向にありますけど。

餃子の皮は市販品ですが、中身はしっかり自分で作ります。市販品の餃子の皮のパッケージには大体レシピが載っているので、基本はその通りの調合で。ただし、全体の量を2/3に減らすのが私流。これは別にケチっているわけではなく、レシピ通りに作るとパンパンの具メインの餃子になってしまうんですけど、私の認識では餃子は小麦粉料理・皮を美味しく食べる為に具が入っていると捉えているので、具が多すぎると駄目なのです。あと、私は皮に均一に火を通すために皮にヒダはとりません。これは焼き餃子でも水餃子でも一緒。ヒダをとると皮が二重のところと三重のところが出来、火の通りが不均一になって舌触りが落ちるので。でもまぁ、こだわりはその位。カセットコンロの土鍋に沸かしたお湯に5〜6個ずつ放り込んで数分、浮かび上がってきたところを網ですくってポン酢醤油&自家製ラー油で食べます。材料費は3人が満腹になるくらいの量を作って200円台。餃子はちょーお安いのです。

16/02/18(Thu)

年末に黒豆を煮るようになってから、豆を煮ることに抵抗がなくなりました。未経験の時は時間がかかる・面倒くさいと思っていましたが、実際にやってみるとそうでもありません。確かに時間はかかります(3時間くらい)が弱火放置が9割以上をしめるので、他の作業(食事の準備や台所の掃除など)と上手く組み合わせれば、負担感は殆どありません。何より自分で煮ると1/5位の値段で同じものが食べられるので、ケチにはオススメなのです。

私のレシピは黒豆でも金時豆でも甘く煮る豆なら基本的に一緒。豆:砂糖:水を1:1:6で混ぜ合わせて一晩放置し豆に十分給水させます。強火にかけて沸騰したら弱火に落として豆が軟らかくなるまでコトコト煮るだけ。特に黒豆の場合、砂糖抜きで煮ておいて後で少しずつ砂糖を加えて皺が寄ららないようにする方法が一般的ですが、最初から全部ぶっこんでおいても意外に皺は寄りません。煮ている最中は豆が空気に触れないようにキッチンペーパーを表面に浮かべておきます。皺にはむしろ空気の方が大敵なので。指で潰してみていい感じの柔らかさになったら火を落とし、キッチンペーパーはそのままで自然冷却して完成。煮るのは大体2.5〜3時間くらい。圧力鍋を使えば10分くらいに短縮できますが、皮が破れて美しくないので個人的には非推奨です。味は一緒なのでそんなの気にしないという人は圧力鍋を使えば時間かからずガス代もずっと節約できるのでそっちが良いんじゃないでしょうか。子供の頃は金時豆を甘く煮たやつなんて何が美味いのかサッパリ理解できませんでしたが、最近実は美味いかも?と思い始めています。子供の頃に刷り込まれた味覚って恐ろしい。

16/02/17(Wed)

年末に貰った猪肉、半分は叉焼にして消費したんですがもう半分、冷凍庫に突っ込みっぱなしではどもならんということで、今回は燻製してみることにしました。燻製=男のロマンみたいなイメージがありますが、要は塩漬けにして燻すだけ。そんな大したもんじゃありません。私の場合は肉に重量の4%の塩を擦り込んでジップロックで冷蔵保存1週間。その間は毎日天地をひっくり返して味を均一にします。塩が回ったら流水で半日ほどかけて塩を抜き、風通しの良い場所で1日陰干し。最後に市販のチップを使って1時間ほど燻せば完成。

煙の当て方にも色々ありますが、100度に足りないくらいの温度をキープして1時間ほど燻すやり方が簡単で初心者向けだと思われます。燻製の箱は段ボール箱を加工した自作品。ダンボールの物から金属製の物までピンキリで市販しているので、そっちに頼ってもいいとは思いますが、うちの場合は手頃な大きさの箱があったので、半日ほどかけて加工した物をずっと使ってます。自作の燻製の味ですが、そりゃ美味いに決まってます。市販のハムやベーコンは高級な物を除くと燻製風味の液体に漬け込んだいわば偽物が多いそうです。それだけ食べてると味の違いなんて分かりませんが、実際に煙で燻したものを一度食べると、あぁこれが燻製なのねって分かり、市販の燻製モドキには手が出せなくなります。それが幸か不幸かは分かりませんけどね。

16/02/16(Tue)

ニュースで“多くの人が余計な消費をしなくなって景気が冷え込んでいる”と言ってました。でも、多くの人が余計な消費=無駄遣いをしないと回らない経済っておかしいと思うのですよね。必要な物を買えなくなるのは不味いですが、余計な物を買わなくなるってそんなにおかしなことなんでしょうか。それはともかく今日の一品はマカロニサラダ。先日のカニグラタンで500g買ったんですけど、使ったのはほんの少し。ですんで今日はマカロニサラダ作ってみます。スーパーの惣菜コーナーでは定番なんですが、冷静に見ると高いのですよね。片方の掌に乗るくらいの量が250円とか馬鹿にしてんのかレベル。自分ちで作ったら、同じ値段で1リットルタッパーに満杯出来ます。

作り方は簡単。マカロニを柔らかめに茹で、具を加えて塩胡椒・マヨネーズで合えるだけ。今回の具は晒したスライス玉葱・小さく切ったハム・千切りの人参&キュウリ・刻んだゆで卵・微塵切りのパセリなど、その辺にあるもので合いそうなものを少しずつ。結果:普通に美味い。というか、味付けのメインに味を非常に決めやすいマヨネーズを使っている時点で失敗しようがないのです。ポテサラ・スパサラ・マカロニサラダ、基本は全部一緒です簡単美味い。大量に作って4〜5日でゆるゆると消費していくのがよろしいかと思います。

16/02/15(Mon)

トイレに不具合発生。水の流れがおかしく、水位がいつもの半分くらいの高さになってます。小は何とか流せますが大は怖くて出来ない状態なので、毎朝7時から営業している近所のホームセンターのお世話になってます。業者に電話をしたらどうも水位センサーがおかしくなっているっぽい。でもトイレに水位センサーなんて必要なんですかね、そもそも。うちも含めて最近のトイレは便座を温め機能の付いたウォシュレットタイプが普通になってます。でも、正直そんなの要らないと思うのですよ。紙で拭け、紙で。私だったら従来の水流すだけのトイレで必要十分。何だったら和式でも無問題です。

確かにウォシュレットはあれば便利ですが、結局それだけ。なくてもいいものをくっつけるから部品が増え、値段が上がって故障のリスクも増える。機能が複雑になるほど壊れやすいのはコレ当然です。今回の場合修理業者を呼んでパーツ交換して万単位のお金が飛んでいくわけですよ。修理もこれが初めてではなく、ほんの数年前に過電流で家中の電化製品が壊れた時もこのトイレ、壊れましたっけ。水洗だけだったら不要な出費です。

うちでは導入してませんけど、スマート冷蔵庫とかアホじゃないの?と思います。外出先からスマホで冷蔵庫内をチェックして余計な買い物を防ぐとか、外出前に冷蔵庫内をチェック&メモして持ってけばいいだけじゃね?NHKのEテレでピタゴラスイッチってのがありますが、日常生活で壮大なピタゴラスイッチをしている感じと言えば良いでしょうか、アホらし。

16/02/14(Sun)

昨年末にお歳暮で貰った冷凍のカニをいい加減処理したくて今日はカニグラタン。うちでカニと言うともっぱら鍋でしたが、毎回カニ→鍋ってのも芸がないので色々試しているのです。一番簡単なのは炒飯。カニ入り厚焼き玉子も簡単ですけど、カニって何故か玉子焼きに入れると存在感が消えてしまうんですよね。かなりの量を入れても、言われないとカニが入っていると分からないんじゃ入れた意味無いです。

というわけで今回はカニグラタン。グラタンと言えば小さい頃母親に作って欲しいとリクエストしたのにいつも面倒臭いと却下された思い出の料理です。ホワイトソースを作る&オーブンで焼くのが面倒臭いと感じていたらしいのですが、やってみると特に面倒な料理ではありません。というか基本オーブンに突っ込んで放置で出きるので、むしろ手間のかからない部類の料理に入るのではないかと。ホワイトソースなんて同量の油で小麦粉を炒めて牛乳加えて煮詰めるだけですし。

ですがグラタンといって主役なのはむしろマカロニの方。マカロニのグラタンって大好きなんですよね。カニは結構主張してましたけど、別にカニじゃなくて鶏でもいいし、なんだったらマカロニと玉葱だけでも無問題。ホワイトソースのからんだマカロニってどうしてこんなに美味いんですかね。アメリカの子供達に大人気のマッケンチーズという料理がありますが、これはチェダーチーズをたっぷり加えたホワイトソースでマカロニを合えたような物。そりゃ美味いに決まってるし子供が大好きなのも良く分かりますわ。

16/02/13(Sat)

今回の趣味の木工は階段の手すりの修理。父親が取り付けたんですが、かなり無理な取り付け方をしたために、使っているうちに金具部分に過度の負荷がかかって割れ、手すり全体がグラグラしているので、危なくて体重をかけられなくなっています。割れた金具にビニールテープを巻いますが、何の状況改善にもなってません。こんなの手すりじゃない、状態。というわけで修理方針。使えるものは使い回し、買うのは最小限といういつもの方針通り、手すり本体はバラして流用します。割れてしまった取付金具は流石に廃棄。木ネジは再利用しますが多分今回は使わず、大きさ別にストックしておきます。

今回の強度不足の原因はしっかりと手すりを固定する足場を確保しなかった事にあります。足場が不安定→取り付け方が中途半端→力が一点にかかって金具が金属疲労、という流れ。ですんで、まず30mm角の棒を手すり金具の足場として階段部分にガッチリ固定し、そこに手すりを取り付けていきます。取付金具は破損しているので当然自作。スキルの関係上今回は木製(流石に金属加工は道具・スキルの関係で無理)。35×100mmの角材をリューターで削り、丸い手すりを上手いこと受けられるように加工して使用。この部品の作成だけでのべ3時間くらいかかってますけど、まぁ趣味ですから効率度外視で。元の手すりの取り付け方を見ると、下穴を開けずに木ネジを使ったもんだから、ネジ穴に入りきらずにネジ頭が飛び出て固定が不十分になり手すりがぐらつく→金具に負荷という流れ。、こういう手抜きの積み重ねが不具合の原因だと思われます。丁寧に作業するとそれなりに時間はかかりますが、長い目で見ると一番コストが少なくて済むんですけどね。

16/02/12(Fri)

今日のメインはキャベツとベーコンの炒め物。安いと冷蔵庫の状況を忘れてダボハゼの如く買い物をしてしまう母親の買ってきたベーコン切り落としの消費期限が迫っているので。安いといって買ってくるけど、買わないのが一番安上がりなんだと言い聞かせるんですが、聞きやしません。私が買い物担当になったら出費を半額以下にする自信があるんですが、まぁそれが趣味みたいなものなので仕方ないです。

で、今日のメイン。一人暮らしの学生さんが一番初めに作る料理にしても良いくらい簡単ですが、多少のこだわりはあります。まず最初に低温の油で潰したニンニクと鷹の爪を泳がせて香りを移す、これは絶対。キャベツはザク切りですが、火の通りが均一になるように芯の部分は別途スライス。味付けは塩胡椒のみで十分なんですが、今回は冷蔵庫にトマトが余っていたので、皮付きのままで荒微塵にして投入。トマトって旨味成分が強いので、結構いい味出すのです。ベーコンはカリカリにならないように注意して。世の中にはベーコンカリカリ派も多いですが、私は反対。何でも火を通しすぎると香りが飛んでしまうんですよね。塩の量は大事、というか味の決め手はそれだけです。味見をはさみながら慎重に量を決めます。まぁ何度か作るうちに大体加減が分かってくるんですけど。というわけでキャベツとベーコンの炒め物。やっぱ火を通したキャベツの甘味は最強だと思います。

16/02/11(Thu)

今日のメインはムロアジ。ムロアジといえばクサヤが有名ですが、この辺では刺身で食べられるレベルの鮮度で結構流通しています、それも相当お安く。このサイトで時々、マアジより更にお安く味は一緒という評価でメアジが登場しますが、ムロアジも味そのものはマアジと一緒。ネットで調べると血合い部分が多くてマアジよりも評価は下がるなんて書いてありますが、別にそんな事は感じません。そもそも血合いが不味いなんて書くのは魚嫌いの人に決まってて、そんな人の書いた文章なんて参考にするに値しません。

味はマアジと一緒ですが、姿形は結構違います。シュッとスマートで、シルエットだけ見たら小さな鯖って感じ。味は完璧に鯵系ですけど。というわけで今回は結構鮮度も良いのでタタキにします。タタキって言うと同じ言葉でも“鰹のタタキ”と“アジのタタキ”では調理方法が全然違います。前者は強火で表面だけ炙る方法で、後者は荒く微塵切りにして薬味と混ぜて食べる方法。何でこんな事になっちゃったんですかね?今回は後者の“アジのタタキ”方式で。三枚におろして皮を剥き、血合い骨を骨抜きで抜いてから、荒く微塵切り。ここに晒した玉葱・小口切りの葱・切り胡麻を加えてざっと混ぜたら完成。ワサビ醤油で食べるとただの刺身とはちょっと違う味わいがあります。無論マアジでも出来ますし、包丁技術に自信が無くても荒微塵にしてしまうので結構誤魔化せます。オススメ。

16/02/10(Wed)

畑でキャベツが大量待機しているので、毎日お好み焼きを焼いて頑張って消費しているのですが、たまには違う物が食べたくなるのも人情。というわけで今日はパスタ。基本はペペロンチーノですんで簡単です。多目のオリーブ油に潰したニンニクと鷹の爪を入れて弱火で香りを出したらスライス玉葱と小さく切ったベーコンを投入し、中火で狐色になるまでじっくり炒めます。ここでザク切りにしたキャベツ投入。塩胡椒で味を決めつつ八割がた火を通し、メインのパスタ(やや柔らかめに茹でたヤツ)投入。茹で汁を加えて全体を乳化させつつキャベツに仕上げの火を通して完成。

この料理凄く簡単です。ですが、素材の味をストレートに味わいたい場合には料理方法を簡単にすべしというのは世のお約束。味付けは塩胡椒・香り付けにニンニク・鷹の爪・オリーブ油というシンプル構成なので、火を通したキャベツの甘味がストレートに味わえて非常に美味しい。こんなんでもその辺のこじゃれたカフェでは春キャベツのペペロンチーノ1,200円とかしますが、自分で作れば原価は100円以下。そりゃ作るでしょう。

16/02/09(Tue)

今日の趣味の木工は相変わらず床修理。今回使う部品は元蜜蜂の巣箱だったもので、数枚の板が釘で固定されて金網までくっついているので、これを分解します。結局1時間丸々分解に使ってしって今日の作業は終わったんですけど。予想外に大変で時間がかかったのが釘抜き。普通に打ってあるだけなら簡単だったんですが、裏側で余った分を折り曲げてあるのが超・厄介。先が反転して板に食い込んでいるので、ペンチでも掴めません。仕方がないので太目のマイナスドライバーの先を突っ込んで梃子の要領で少しだけ先を浮かし、取っ掛かりを作ってからペンチで掴んで引っ張る手順で。釘の先が起きたらそこをペンチで掴み、ハンマーで叩いて板の逆側にある釘頭を浮かせます。ちなみにペンチで掴まずにハンマーで叩くと、釘が曲がってしまうリスクが高いので、ガイドの意味でペンチ併用推奨です。釘頭が浮いたらそこにバールを突っ込んで、支点の部分に当て木をして養生してから一気に引き抜きます。

タッカー(ホッチキスの大きいヤツ)で固定してある金網はもうちょっと簡単。金網部分をペンチで掴んで力技で剥がした後、残ったタッカーをラジオペンチで巻き取るようにして回収していくと割と簡単に綺麗になります。あとはコーキング用の金属ヘラを使い、全体の蜜蝋を剥がせば完成。でもここで時間切れ。規定の大きさにカットして現場に組み込むのは翌日になりました。

でも、何だかんだ言いながら分解って結構好きなんですよね。どうやって組まれているかを観察して把握し、効率的な分解方法を試行錯誤して実行していくのは楽しいです。あと分解して素材にすれば、今までゴミ同然に詰み上がっていたものが素材としてまた働ける状態になるってのも満足度高いです。不要になったものをそのまま積んでおけばただのゴミですが、キチンと分類整理しておけば素材になりうるものなので。

16/02/08(Mon)

今日は月に2回の古紙回収の日。前日の夜に翌朝出す古新聞紙や雑誌を束ねて準備しておき、朝は回収場所に持って行くだけにしておくのがポイント。朝やろうと思って何もしないでいると、面倒臭くなって次回でいいや→雪ダルマ式に古新聞が増えていくという悪循環になりますんで。実際私がこっちに帰ってくるまではそういう状態でした。うちは2紙とってるんですけど、それが2か月分くらい溜まるまで古紙回収に出さないので、古新聞置き場は山積みに。もうアホかと。そもそも2紙とっているのすら無駄だと思うんですが、片方は偏向報道バリバリの地方紙だけど地域の葬式情報をゲットするために止められない、もう片方は比較的穏健な全国紙でこっちを切ると問題ありまくりの地方紙だけが情報源になるので駄目、とのこと。まぁ分からんではないですが、私なら両方切りますけど。

家の中でどこを重点的に綺麗にしとかなきゃいけないか、といわれた時に客間や応接間など対外的な部分を挙げる人も多いでしょうが、私はむしろゴミ置き場やトイレなどの不浄の部分を綺麗にする事が重要だと思います。不浄の部分は家で一番汚くなりがちなところなので、そこを綺麗にする事でいえ全体の綺麗レベルがアップするのです。というわけで、古紙置き場はこまめに収集に出しつつ掃き掃除も欠かさないので結構綺麗になりましたし、一般ゴミ置き場は趣味の木工を駆使して蓋付きの分別ゴミ箱を色分け設置したのでかなり整然となりました。以前のゴミ置き場なんてもう、思い出したくもありません。というわけで、ゴミ関係を綺麗に保つって凄く重要だと思うのですよ。

16/02/07(Sun)

今回の趣味の木工は自室の床の軋みの修理。自室の床は合板の板張りなんですが、裏側(一階は駐車スペースになっていてその天井)から見ると、明らかに板の張り方を間違っており、これが原因になってます。文章で書くのはちょっと難しいんですが、板同士の接合箇所が梁の間にあってその部分に乗ると凹むのです。正解は梁の上に接合箇所を乗せるか、コンパネを全面に敷いた上から床板を乗せるかのどっちかだと思いますが、まぁ失敗作ですね。

というわけで修理方針。根本治療は床全面を張り替えることですが、1. 一旦家具を全部出さなきゃいけない。2. 軋んでいるのは面積にすればほんの僅かなのに全面張り替えるなんて非合理的。3. コストがかかる&床材の端材がまた増える。などの理由により却下。下から支えのパッチを当てる方向でいきます。ストックしてある床材の端材を規定の大きさに切り、梁を木ネジの足場にして軋んでいる部分を支えるように下から補強していきます。駐車スペースから見上げればパッチが見える状態ですが、そんなのわざわざ指摘する人いないので無問題です。今日は初回で慣れない作業でしたが1時間で2箇所のペース。手順も確立したのであと2日ほどで全部パッチを当てられると思います。私の修理のポリシーは、1. とりあえず手持ちのものでどうにかならんか考える。2. 買う必要のあるものが出ても購入は最小限に、というもので料理と一緒。レシピ通りに滅多に使わないような調味料まで買い込んで大量に余らせる、なんて論外なのですよ。

16/02/06(Sat)

何か凄い久しぶりにオムライスが食べたくなったので、今日の夕食メインはコレ。オムライス、作ってみると意外に簡単です。使うのは常に3食分ずつ圧力鍋で炊いてタッパーで冷蔵保存してある玄米ご飯。量は東京時代よりちょっと減って1食あたり2/3合。以前は1食1合計算でしたが、歳をとって代謝が落ちてきたのに以前と同じ量を食べて中年太りってのが典型的なパターンなので、意図的に減らしてます。最初はお腹すいてたけど、慣れれば全然平気。鶏肉は前日の鍋に買ってきたやつを少しだけ残しておいたもの。あとは常備の玉葱と畑で採れた人参に、これまた鍋で残ったシメジが少し。パセリは裏庭から収穫してきたものです。

最初に潰したニンニクを多目の油で炒めて香りを出した後、鶏肉→玉葱→人参→シメジの順番で炒めていきます。最終的に火が通れば良い&火の通しすぎは厳禁というスタンスで、入れるタイミングは追及すると結構奥が深いんですけど、その辺は勘と経験で。玄米ご飯を入れてお玉のそこで塊を潰しながらほぐしていき、塩胡椒・ケチャップで味付け。皿に形良く盛ってから、卵2個で薄いスクランブルエッグ・表面半生状態のものをかぶせ、ケチャップを少し追加して完成。ケチャップで味がとてもハッキリした料理なので、和食のように毎食出されると厳しいですが、たまに食べると美味しいですよねこういうメニューって。

16/02/05(Fri)

畑でキャベツが山のように待機しているので、最近の昼食はもっぱらお好み焼き。毎食サラダで食べてはいるんですが、サラダに使うキャベツなんていいとこ葉っぱ半分ほど。それだって千切りにすれば結構カサが増え、他に人参・キュウリなんて入れているとすぐにボウル一杯になるので、あんまり食べられないのです。そこでお好み焼き。私のレシピでは一食分のお好み焼きに入れるキャベツは150g。これはキャベツの一番外側の大きい葉だと2枚半分位に相当します。サラダに比べると圧倒的なキャベツ消費能力。それでも畑のキャベツは全然減らないんですけど。

生地は小麦粉50g・卵1個・水50ml、つまり全部大体同量に塩少々。ここに荒微塵(コレ重要)にしたキャベツ150g(つまり生地全体と大体同量)・小口切りの葱一掴み・鰹節一掴みを入れて良く混ぜたものがベースの生地。ここにその時の冷蔵庫の状況に応じてベーコンや豚肉・魚介類などを加えます。温めたフライパンの上にヘラで生地を厚さ2cm程の円盤状に成型し、中火で片面4分→弱火に落としひっくり返して蓋をして反対側4分→中火に戻して再びひっくり返し、蓋を外して4分で完成。普通のウスターソースを万遍なくかけ、マヨネーズを垂らして食べると、火の通ったキャベツが甘いっ!生キャベツのしゃきしゃきも良いんだけど、キャベツは火を通した方が本気出てると思います。

16/02/04(Thu)

本棚完成。あとは所定の場所に設置するだけですが、地震が来るぞといわれている昨今なので、金具で壁に固定します。地震の時に本棚が倒れてきて、頭に当たって即死とか洒落にならないので。使う金具は道具箱の中にあった何十年か昔の余りもの&それだけでは足りないので買ってきましたが代金は300円程度。これで安全が買えるなら安いものです。二つの本棚を連結固定&壁にしっかり固定して安全性の向上を図ります。これで3週間ほど床に置きっぱなしだった本の山がやっと片付くのが一番嬉しい。

しかしDIYの道はエンドレスです。一箇所綺麗にすると、芋づる式に今まで気にならなかったほかの場所まで気になり始めるというのが世の常。1. 押入れの中に棚を増設して更に収納力&見かけの良さをアップ。2. 床の軋んでいる場所を修理。3. 窓の外に植物の鉢を置く台を作って暮らしに癒しを追加。4. 殺風景な天井の蛍光灯取り替える。と今のところ企画しているのはこの4つですが、達成する度にまた増えるんでしょうねぇ…。ここに書いてあるだけでも最低3ヶ月はかかりますけど。

16/02/03(Wed)

正月飾りに使ってカチカチになった干し柿のヘタと種を取り除き、細かく刻んで焼酎に漬け込んでおいたものを、今回パウンドケーキの具にしてみました。干し柿をパウンドケーキに?と思うかもしれませんが、一種のドライフルーツではあるのでいけるんじゃないかなと。結果:駄目でした。不味くはないんですけど、言われないと干し柿と分からないレベルで個性の主張がなくなっています。リンゴや金柑の強烈な自己主張に比べると、味も香りも生地に埋没して全然駄目。

考えてみると柿ってこうなんですよね。季節になると沢山手に入るので、今まで色々作ってみました。柿ジャム・柿ゼリー・柿羊羹etc。どれも何故か砂糖を入れてお菓子系に加工すると風味が消えるのです。その特性が干し柿になっても生きているとは、柿恐るべし。というわけで、柿の風味を美味しく味わえる加工は私の経験則上干し柿までです。考えてみると市販の柿羊羹も色やパッケージに騙されがちですが、味的には柿の風味は薄い気がします。お菓子系にしても柿の風味がバッチリ残る、良い方法があるといいんですけど。

16/02/02(Tue)

趣味で木工をやるようになってそれ関係のサイトを見るようになると、結構な割合で拘りの木工=釘を一本も使っていないというのが半ば信仰レベルに達しているのを見かけます。自分でやってみて半分は納得するものの、もう半分はそんなのどうでも良いんじゃね?というのが実際のところです。半分納得というのは、材料をとるために古い家具などを分解しているとよく理解できます。うん十年前の表面が薄汚れた木でも、ちょっと磨くと大体はピカピカになります(虫が入って穴だらけになっている場合は駄目ですが)。ですが釘周りは駄目。錆びて朽ちた釘が周りも腐らせてしまうのです。それはそれで味わいがある場合もなくはないですが、大体は小汚いだけ。ですんで、木製品を長持ちさせようと思ったら、釘は使わないに越したことはありません。

ですが、それは何十年というスパンで子から孫へと受け継いでいったときの話。物の溢れた現在、身の回りでそんな物は多くありません。大半は自分が気に入って使えればそれでいいのです。だったらコストのかからない釘(木ネジ)で良いんじゃね?と思います。それに、屋外雨ざらしで使うならともかく、屋内で使うんなら20〜30年位じゃ大した問題は出てこないでしょう。また、よくいわれる木組みの美しさですが、それは私も美しいと思います。ですが悲しいかな人間って慣れるものなので、毎日毎日部屋に入る度に家具の継ぎ目の美しさにウットリしていたらそれは変な人です。木ネジだってひと加工加えてネジ頭が見えないようにすれば、結構綺麗に見えるものですし。趣味の木工では木同士の接合に木ネジを使うこともあれば、ホゾを彫って釘なしでつなげる事もあります。でも、“釘を一切使っていない”と高らかにアピールするのは何だかちょっと格好悪い気がするのですよね。

16/02/01(Mon)

今日のメインは野菜炒め。先日猪肉で叉焼を作った時に煮汁の表面に浮いた大量のラードが冷えて固まったものを使います。初心者はこういうのザックリ捨てがちなんですが、とんでもない。肉の旨味のほとんどは脂に詰まっているといっても過言ではないでしょう。とはいえ脂は脂ですんで大量に食べると胸焼けするし、明らかに体にも悪いです。ですんで私は脂だけすくって瓶に詰め、冷凍庫で保存してます。これなら悪くなりようがないですし、何より炒め物などに少しずつ使えて非常に便利。

野菜炒めの具はキャベツ・玉葱・ピーマンとごく一般的なものばかり。ここに叉焼本体を小さく刻んだものをほんの少し加え、猪の脂で炒めていきます。味付けはシンプルに塩胡椒で、香り付けに叉焼のタレ(醤油ベース)を鍋肌に垂らして焦がします。個人的に野菜炒めはケチャップでベッタベタに味付けするのも好きなんですけど、今回はそれをやると猪脂を使う意義がなくなってしまうので塩胡椒味に。これをご飯に乗っけて食べるとちょー美味いのですよ。

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