2016年4月

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16/05/01(Sun)

玉葱の消費に貢献すべく、とにかく玉葱使っとけメニューが続く日々。今日のメインは玉葱メインの野菜炒めです。これまた最近アホみたいに出来てるスナップエンドウと一緒に豚コマ肉を少々加えて炒め物。炒め物は簡単に作れて量を食べられるのでお気に入りのメニュー。でも、個人的に玉葱の旨味を最も活かせるのはオニオンスープじゃないかと思ってます。拳二つ分くらいの巨大玉葱を縦スライスしまして、油を少しだけひいたフライパンで狐色になるまで炒めます。ココでポイントは結構強火にする事。完全な強火はすぐ焦げてしまうので駄目ですが、世の中で割と言われているように弱火でじっくり炒めようとすると、1時間以上かけても色付かなくて絶望します。火加減は強火寄りの中火。隣でサラダを作りながら、焦げないように時々かき混ぜてやります。

ここに水1リットルを加えて旨味要員としての昆布少々をプラス。最初はコンソメキューブを使ったのですが、そうするとコンソメに玉葱の味が負けるのです。味をみて昆布で足りなければ、耳掻き1杯程度の味の素を加えると大体味が決まります。最後に塩味を決めて完成。庭でアホみたいに繁殖しているパセリをドサッと加えて食べると結構美味い。水1リットルで作って、昼夜二食体制で食べていって大体3〜4日分といったところ。炒め物にするとどうしても味噌・醤油・ケチャップなどの味が勝ってしまうので、玉葱料理とは言い辛くなってしまいますが、その点オニオンスープなら完璧。しばらくはオニオンスープの絶えない日々になるでしょう。

16/04/30(Sat)

2週間ほどかけて、網戸の調整がやっと終わりました。このままはめ込もうかとも思ったのですが、新しく付け足した部分の木の色が気に入らないので塗装する事にしました。着色3回&ニス2回の合計5回で所要時間5日。その後網を張るので、あと6日で完成ということになります。で、ここで恒例の問題発生。最終確認として今はまっているガラス戸を外して網戸の枠を実際に入れてみようとしたのですが、外れません。特に問題なく動かす事は出来るのですが、外れないということは枠に対してガラス戸が大き過ぎるということです。今回は木槌などを駆使して何とか外しましたが、毎回こんな事をやっていては枠やレールが傷んでしまいます。ですんで、ガラス戸も調整しなきゃいけなくなりました。ほらやっぱり趣味の木工はドミノ式。一箇所直すと次々と不具合箇所が発覚するんだ…。

とはいえ、今回の調整は網戸の調整の時のように分解してまでの本格的なものではありません。上辺を5mm削るだけ。上辺は横から見ると凸の右1/3を削り落としたような格好をしています。真ん中のでっぱっている所が上のレールにはまっている格好。このでっぱっている所と左側の凹んでいるところの両方を5mmずつ削る必要があります。でっぱっている所の方は簡単、ノコギリで切り落とせばよろし。凹んでいるところの方がちょっと面倒。ガラス戸の上にベニヤ板で仮の足場を組んでから、リューターで削ってやります。買ってて良かったリューター。買う時はちょっと悩みましたが、大活躍です。あまりの便利さに先端のビットを色々買い揃えていたらもう5本目。1本800円なので合計するともう既に本体の1/3の金額を使っていることになります、恐るべし。でも、あと数本欲しいビットがあるんですよね…。一旦芽吹いた物欲は際限がありません、南無。

16/04/29(Fri)

ジャージ繕いの勢いに乗って、主に冬場に使っている掛け布団カバーの修理を始めました。掛け布団で傷む場所はあごが当たる場所と上二箇所の角に集中しています。あごが当たる部分は涎と摩擦、角は摩擦が原因です。下二箇所の角は動きが少ない為かほとんど傷みがありません。というわけで修理方針は、傷んだ場所を取り外して繕った後もとに戻す、です。この布団カバーは自作で、傷む場所をきちんと把握した後に作ったものなので、傷みの激しい上部30cmほどは二重構造にして取り外せるようにしてあるのです。まさに、備えあれば憂いなし。市販品に安全ピンでバスタオルを取り付けるという方法がお手軽で知られていますが、布団カバーの生地は薄いので、使っているうちに安全ピンの穴が広がってきて美しくないので自作しました。今となっては反省点も多々出てきましたが、初回の作品にしては上出来でしょう。

二重になった部分を取り外し、裏から当て布を当てて縫い合わせて元に戻します。作業のお供は相変わらずの録音した日曜天国。安住さんの話術に引き込まれながらもチクチクと手は止めません。つくづく思うのですが、繕いって本当にエコでケチの友です。今はいているジャージだって、繕わずに新しいのに買い換えていたらもう何枚はいていたことかレベル。それがちょっとの布と糸で再生でき、しかもずっとはいていた物だからはき心地もバッチリ。継ぎはぎだらけの日常着って超カッコイイと思うのですが、この辺は親の世代には全く理解されません。多分戦後の貧しかった時期のトラウマがあるのでしょう。まぁ私は私の道をいくだけですが。

16/04/28(Thu)

窓の外でミントを小さな鉢植えにして育てているのですが、これが聞きしに勝る生命力です。150円で苗を1鉢買って、直径15cm程の植木鉢に植え替えたのがほんの2ヶ月ほど前。それがあれよという間に鉢全体を占拠するまでに増殖し、今では葉っぱがモリモリ茂っています。放置すると風通しが悪くなって病気とか発生しそうなので、大きめの枝から順番にカットして風通しを良くするとともに、根元のほうの新しい葉っぱに光を当てるように調整したら、たった2週間足らずで元通りに増殖。どうやら2週間に1回ペースで散髪をしてやらないと、健全に成長しないみたいですうちのミントは。

切り取った葉っぱと茎は分離して、ザルに広げて室内干しでカラカラになったら密封容器に移して冷凍庫保存。本当は屋外に置いて短期間で乾かしたいんですが、ミント=ハッカは薄荷と書くように、乾くとペラッペラになってごく弱い風でも飛んでいってしまうので、外には干せません。今作っている網戸が仕上がったら、残った網でミントを外干しするための道具を作ろうと思っているのですが、今はまだ計画段階で実物は存在しないので無理なのです。ちなみに保存したミントはフレッシュジュースに入れると良い感じ。先日苺ジュースに混ぜてみたら意外に相性が良くて驚きました。香りの方向性は全然違うのに、妙にマッチするんですよね。無論、ミントが多すぎると歯磨き粉みたいな香りが前面に出てダメダメになるので、その辺は要調整ですが。コレに味を占めて、自室ベランダハーブを拡充していく…かもしれません。

16/04/27(Wed)

今日のメインはヒラアジ。アジの仲間ですが文字通り平べったくて、形だけ見れば鮒っぽい魚です。味はまぁマアジとほぼ一緒。15cmサイズが1匹120円也。今日は唐揚げでいってみました。ヒラアジはアジの仲間なのでゼイゴ(尾ビレの付け根にあるギザギザの鱗)がありますが、マアジと比べるとごく小さいのでとる必要はないような気もしますが、一応とります。尾頭付きで揚げたかったので頭はとらずに腸だけ抜き、ついでにエラも外し、揚げる時に邪魔になるので胸ビレも切り取ってしまいます。それにしても今回のヒラアジはタイノエの寄生率高し。4匹中3匹にタイノエが入っていました、ちょっと気持ち悪い。魚を捌いた事がある人なら大体知っていると思うのですが、口の中の舌部分に団子虫状の寄生虫が張り付いていることがあります。全長15cmのヒラアジの口の中に小指の先ぐらいのタイノエが入っているなんて普通。人間に換算するとソフトボールくらいの大きさでしょうか。最早口から出せませんレベル。

そんなタイノエを取り除いて軽く塩して半日ほど放置した後、片栗粉をまぶしてカラッと揚げ、大根おろしと醤油で頂くヒラアジの唐揚げ。正直、カレイ系の白身魚の方がこの料理法には合ってますが、でもアジ系でもそんなに悪くないです。普通に美味い。アジフライが美味いんだからアジの唐揚げだって普通に美味いのです。揚げ物は面倒臭いと敬遠されがちですが、慣れてくると割とそうでもなくなります。私の愛読書“昨日何食べた?”で主人公が、揚げ物をしたら残った油はポットに入れて、その油を炒め物などで使いきるまでは次の揚げ物はしないルールというのを提唱してまして、私も緩やかにこのルールを採用してます。そうすると結構良いタイミングで揚げ物が出てくるので、オススメかもしれません。

16/04/26(Tue)

主に冬にはいているジャージ繕いのお供としてラジオをつけたのですが、イマイチ好みの番組をやってません。この辺はAMは民放1局とNHK2局という地域(FMは電波状態が悪くて入らない)なので、選択肢の幅が非常に狭いのです。というわけで久しぶりに思い出して、安住紳一郎の日曜天国を聴きながらの作業。東京時代は毎週のように聴いていたのですが、あらためて聴いてみるとやっぱり抜群に面白い。何でしょうねこの企画能力&反射神経の高さは。もうすぐ母の日が近いので次回のお頼りのお題は“母”です、とか言ってお便り募集しちゃう凡百の番組にはもう反省を促したい。でも、なかなかこういうの出来ないんだろうなぁ…。

ちなみに今回は聴取率計測週間のスペシャルウィークという事で、毎年恒例北海道のアスパラガスプレゼント企画(まだやってたんだ…)。愛鳩の友というレース鳩専門誌の編集長を呼んできて赤坂から埼玉まで鳩を羽6飛ばし上位3羽の順位を当てた人にプレゼント進呈というもの。もう突っ込みどころが満載過ぎてどこから突っ込めばいいのやら…状態です。あるんですね、レース鳩専門誌なんてものが。いやー面白かった。首都圏に住んでいる人は毎週日曜日にラジオで日曜天国が聴ける幸せを噛み締めるべきだと思います。

16/04/25(Mon)

先日ここに書いたテーブルソー作成ですが、諸事情により計画中止に追い込まれました。ありがちな理由ですが、コストが膨らみ過ぎて古い丸ノコを直すよりも新しいのを買った方が安いレベルになってきたからです。分解していくと、モーターの軸についているベアリングという部品を取り替えないとどもならんという結論に達したのですがコレ、着脱にそれぞれ専用の工具が必要です。ネットで見ると専用工具なしで何とかしている動画も結構あるのですが、失敗するとモーター自体が駄目になるリスクを多分に孕んでいて、未経験者の私には多分無理。あと、一部部品を取り付けているCリングという固定金具を取り外す為の工具も必要。これらと交換用のベアリングの費用だけでも軽く5,000円は超えます(その上このコストは安い工具を買った場合で、ちゃんとしたのなら外す工具だけで軽く万オーバー)。ここに替え刃を加えるとざっと8,000円。日本の有名メーカーのDIYにはちょっとオーバースペック?レベルの丸ノコが1万円ちょっとで買えるので、これはもう新品買った方が早いよね、という事で計画を見直し中。仮にベアリングを外す工具を買ったとしても、今後使う機会はほとんどないでしょうし。ただし、分解した古い丸ノコはそのまま分解を続け、構造の勉強素材として有効活用します。

丸ノコつながりで先日、家にある古いテーブルソー(精度は全然でないやつ)を騙しながら作業をしていたら、足元に黒い影が蠢きました。何っ?と思って見るとよろめくネズミです。うぉっ!っと変な声が出てテーブルソーから飛び退きました。突発的な事態で身体が反射的に反応して、動いている丸ノコに少しでも触れれば大惨事なので、焦りまくりです。最近あちこちにばら撒いた殺鼠剤が順調に減っていて、先日も物置に死体が転がっていたので、コイツも被害者なのでしょう。爆音を上げて回る丸ノコの下でフラフラしている時点でもう普通じゃありません。その場で捕まえて処分しようかとも思いましたが、まぁもう先も長く無さそうなので武士の情けで見逃してやりました。それにネズミって顔は可愛いんですよね。家への悪さが悪質すぎるので駆除対象ですが、何にもしなければ飼うかどうかはともかくとして、駆除対象にはなりません。ホント、黙っていれば可愛いんですけどね…。

16/04/24(Sun)

冬の間ほぼ毎日はいていたジャージの補修を始めました。衣料素材としての強度は最高だと思っているアクリルですが、流石に10年以上はいているとガタがきます。具体的には尻と両膝の3箇所。尻は真ん中の縫い目が両方に引っ張られて裂け始めていて、膝は摩擦で擦り切れて穴があき始めています。どっちも補修の方針はシンプル、裏から布を当てて縫うだけ。布は先代のボロボロジャージを利用。素材として使えると思いとっておいたものを使います。

必要なサイズに切り出したら周囲をライターで炙ってほつれ止めを施し、マチ針で定位置に仮固定たらあとは粛々と縫っていくのみ。あんまりやっても嫌になるので、一日の作業時間MAXは30分に設定しました。私、割とこの方法使ってます。趣味の木工も毎朝の落ち葉拾い&草むしりも時間を決めてそこで止めます。キリの良いところまでやる方が何となくやった気にはなるのですが、キリが良かろうが悪かろうがそれは単なる気分の問題に過ぎないので、むしろ目に見える時間のメリハリの方が重要じゃないかという判断があります。実は結構溜まってるんですよね、しばらくサボっていた繕い物系が。ジャージ上は袖口が怪しくなってきてますし、冬の間に使っていた掛け布団は顎が当たる辺りが擦り切れています。この辺を全部勢いで一気に処理してしまおうと画策する今日この頃。

16/04/23(Sat)

今日は凄く鮮度の良いサバを248円で2匹ゲット。調理用バーナーを買った時から一度作ってみたいと思っていたのですよ、焼き〆鯖。要するに〆鯖の表面をバーナーの強火で炙って鰹のタタキっぽくした一品で、食べなくても分かります絶対美味いに決まってる。羽田空港で焼き〆鯖のバッテラを空弁として売ってるんですが、ちょこっとしか入ってないのにバカ高いので買う気にはなれないのですが、自分で作ったら低コストでいくらでも食べられるので。

作り方はほぼ〆鯖と一緒。三枚におろして腹骨を剥いたフィレ状態のサバを砂糖→塩→酢の順番で各40分→1時間半→20分を目安に漬け込みます。そしたら血合い骨を抜いて皮を剥き、普段はココで切り分けるのですが焼き〆鯖なので炙ります。皮目の方のみ表面が少し焦げはじめて皮がプクッと膨らむ位を目安に。今回は初回なので怖くて炙り足りませんでした。時間をかけても水分のせいか意外に焼きが中まで回らないので、次はもう少し攻めたいと思います。カットは真ん中に筋を入れる〆鯖カットで仕上げ。感想:明らかに美味い。〆鯖段階でも十分美味いのに、皮目のたんぱく質と脂が熱で活性化したのか、美味さが更にレベルアップしています。これはまた作ろう!

ちなみに、魚を丸ごと買ってきたときの私のコンセプトは、“なるべく捨てない”ですので、アラもガッツリ料理します。剥いた腹骨と中骨からこそげとった中落ちは片栗粉少しを混ぜて叩いて団子にし、こそげた中骨と昆布を出汁にしてつみれ汁にします。頭はエラとカマと取り除いて半分に割り、カマ・卵・消化管と一緒に拍子に切った大根と煮付け。消化管は最近食べるようになった部位で、腸の中の“ト”の字型の内臓。キッチンバサミで切り開き、中身を洗って一緒に煮るとコリコリした珍味系です。もう少し大きな魚だと小腸も食べるのですが、このサイズだと薄すぎて煮ると消えてしまうので廃棄です。結果、捌いた段階で廃棄するのはエラ・一部を取り除いた内臓のみ。焼き〆鯖も美味かったし、大満足です。

16/04/22(Fri)

アホみたいに出来ている玉葱を食べる為に、しばらくの間昼食はパスタ&オニオンスープに決定。というわけで、近所の業務用スーパーでパスタの5kg袋を買ってきて親に呆れられました。でも、ロットが大きくなるほど割安になるのは常識ですし、100gずつ食べたら50日=2ヶ月弱でなくなる計算ですから楽勝でしょ。それをいうなら玄米だって3日で2合=約300gずつ消費していってるんだから、炭水化物の量としてはほぼ一緒です。

私流のパスタのこだわりとしては、茹でる際に塩を使わない事。パスタの定石としてはたっぷり沸かした湯に大量の塩をぶち込んで茹でるのですが、ドケチとしてはこれが我慢できんのです。口に入れるんならともかく、ぶち込んだ塩のほとんどは排水口にサヨウナラなわけで、非常にモッタイナイ。だったら真水で茹でて最後の味の調整の時だけ塩を使えば良いんじゃないか的な発想です。調べてみると浸透圧がーとか色々と塩を入れる理由が出てきますが、真水で茹でて最後に塩で調整しても私の舌的には味一緒ですんで無問題。あと、もったいないのでオリーブ油も仕上げにしか使いません。最初に玉葱やベーコンを炒めるのは汎用のサラダ油。で、出来上がって火を止めてからほんの少しオリーブ油を垂らします。こっちの方がオリーブ油の香りが飛ばない気がするんですよね、それにサラダ油の方が安いし。ちなみに私のペペロンチーネにベーコンは必須ではありません。冷蔵庫にあれば使いますが、なければ無理に買ってくる必要はなし。必須なのは玉葱・ニンニク・鷹の爪・パセリの四つだけで、ここに塩胡椒があれば普通に味は決められます。美味しくてもコスト的に問題があれば続けられないので、ココは超重要なのです。

16/04/21(Thu)

テーブルソー作成計画の第一歩として、丸ノコの整備開始。ラベルを見ると恐ろしい事に1973年製造。スイッチを入れれば一応動きはしますが、もう何十年もメンテナンスされていなかったので、油が切れている音がします。丸ノコは日曜大工で使う電動道具の中でもトップクラスに危険度が高いもので、ちょっとした油断で指とか簡単に飛びますから、何重にも注意が必要。痛いのは嫌なので。ただ、古いから今のよりも性能が劣るかといわれるとそうでもありません。今のものと違って電子制御部品とか一切入っていないので、メンテナンスが簡単でパワーがあります(その分音はうるさい)。本体はアルミのダイキャスト製で、今主流のプラスチックの物に比べると、重くはありますが堅牢さは比較になりません。そもそも、テーブルに固定して使うんだから重さは関係ありませんしね。

とりあえず全部バラしてグリスアップ。錆びついて動かなくなった関節部分には556を注して小さなハンマーで少しずつ衝撃を与え動かしていきます。真っ赤な錆び油が大量に出て動くようになるのはちょっとした感動ものです。詰まった汚れはブロワーで吹き飛ばし、軸に絡まった何だかよく分からないテグスなんかを丁寧に取り除き、全体を綺麗にしていきます。心配だったのは消耗付属品のカーボンブラシ。随分減っていたのですが、品番を調べても出てきません。最後の手段でサービスセンターに電話したら、互換性のある現行品を教えてもらえました感謝。組み直して動かしてみると、明らかに音が変わりました。やっぱり修理は楽しいですね。

費用的な面だと丸ノコ本体関連は替刃とカーボンブラシで3,000円位。ここにテーブルの天板部分に使うベニヤ板(十分な面積の一枚板が手持ちにない)と操作性向上の為にフットスイッチと丸ノコをテーブルに固定する為のボルトも必要。テーブルの足とか細かい部品系はその辺の廃材で何とかするとして、全部で5,000円ではちょっと厳しいくらい。まぁ新品を買うと思えば格安なんですけど。それに何より自分で作るってのが楽しいですし。ただ、今は網戸を作っているところなので、本格的に色々出来るようになるのは時間の関係で5月に入ってからになります。それまでは丸ノコを自室に持ち込んで眺め回しながら構想を練る幸せタイムです。

16/04/20(Wed)

自宅で採れたキャベツ、今年分がやっっっと終了しました。記録をしていないのでイマイチ正確性には欠きますが、少なくとも3ヶ月以上は毎日お好み焼きを食べていた筈。アホでもそれだけ焼けば上達しますんで、今や私のお好み焼きの腕はちょっとしたものです。基本的に食べ物には飽きることのない私ですが、流石にもう来年までお好み焼きはノーサンキュー。ですが、キャベツが終わったと思ったら次は玉葱の季節がやってくるのです。

自家製の玉葱は日持ちがしません。一応紐で縛って風通しの良い場所に吊るしているのですが、それでも結構な割合がカビて腐ります。思うにきちんと乾燥できていない野が原因です。玉葱は何重もの袋に入っているような構造なので、中に水分が篭りやすい。プロのように温風乾燥機なんかで強引かつ完璧に乾かせれば話は別ですが、素人がその辺に吊っておいたくらいでは十分に乾かせないのではないかと思います。良くスーパーで見かける、一番外側の皮が茶色くてパリパリになっている状態、あんなの家庭では絶対実現できません。というわけで、とれる手段はただ一つ。とにかく食べるのみ。毎食サラダに晒し玉葱は必須として、昼は玉葱を沢山消費できるメニューってことで、私の好きなペペロンチーネかなぁ…。ホント、家庭菜園をする時は植え付け量を真剣に考えた方が良いと思うのですがね。

16/04/19(Tue)

趣味の木工の網戸調整はホゾ作成に入りました。ホゾってのは受ける側の木に穴を彫り、そこに凸に削った木を突っ込んで固定する方法で、穴は従来のものを利用するので作るのは凸の側だけと随分楽ではあります。作る凸は戸2枚分で合計18本・精度目標は±0.5mm。私の腕だと手ノコでは絶対無理なので、その上を動かせば規定どおりの溝が彫れる簡単な冶具を作ってトリマーで削っていきます。が、うーん結構厳しいかも。0.5mmって本当に微妙で、冶具を使ってもちょっとした力の入れ加減で彫りの深さが変わってしまいます。それに何より、材そのものが±0.5mmの精度で揃っていないという問題が大きい。彫る材のサイズがまちまちなのに、トリマーを同じ様に動かしたら、そりゃ溝の深さも変わってきますって話。仕方がないので精度目標を±1mmまで緩めて、あとはヤスリなどで何とかするしかないかも。こうやって自分でやってみると、機械なし・全部手作業で建具を作った江戸時代の人とかは頭おかしいとしか思えません。

今回の件で確信しました。やっぱりテーブルソーが欲しい。テーブルソーってのは、テーブルの裏側から丸鋸が出ている切断道具で、今回もこれがあればもっと簡単に精度が出たはずですし、道具としての汎用性も高い。実は家にも一台あるんですが、古過ぎてもう規格にない丸鋸なので、刃の交換が出来ないのです。ゴミ処理の一環で廃材を荒くカットするくらいなら無問題ですが、精度を求められる作業は一切出来ません。というわけで目をつけたのはこれまた納屋の隅から発掘した丸鋸。動作確認したら一応動きますし、刃を外して店で確認しないと分かりませんが、見た目は今でも売っている刃と同じ規格っぽい。これが使えるのなら刃を交換して、テーブル部分をその辺に転がっている木で作ってやれば良いんじゃね?というのが網戸調整の次の企画になりそうです。趣味の木工なんてそんなに作るものないだろと最初は思っていましたが、一箇所変えると雪崩式に周囲の駄目さが気になって…という流れでネタの尽きる事はなく、いい趣味と化しています。

16/04/18(Mon)

自室の窓の外に植えたミント、シソ科の植物はもの凄い繁殖能力を持っているので気をつけろとは聞いていましたが、本当に凄いです。直径15cm程の鉢に植えたんですけど、もう少し大きなやつにしておけばよかったと後悔しています。大体半月に一回程度バッサリ散髪してやらないと、混み混みになって病気になりそうになります。で、散髪したやつは葉っぱと茎に分けて乾燥→冷凍保存です。それでも2週間経つと前回同様かそれ以上に復活するんだから、ミントはハーブ界のプラナリアとでも言うべきでしょう。

ミントは別名ハッカ=薄荷と書く様に、乾燥するとペラッペラになりますんで、風で飛ばされるリスクのある屋外には干せません。というわけでいつも窓際に置いているんですが、やっぱり直射日光ガツンと当てて一気に乾かしたいところ。と考えていたら思いつきました。今趣味の木工でやっている部屋の網戸作り。サイズ的には網の切れっ端が出るので、それを薄い箱状に加工してミントを窓の外で干す道具を作ってやれば無駄がないんじゃね?というわけで網戸の次に作るものが決定。とはいえ、網戸はまだ半月くらいは楽にかかりそうなので、気長にやってきますけどね。

16/04/17(Sun)

最近あちこちで筍を貰います。下処理は面倒ですが、ちゃんとするとかなり美味しい筍、子供の頃は嫌いでしょうがありませんでした。最近までそれは子供の味覚の浅はかさのせいだとばかり思っていましたが、ひょっとしてもらった筍が悪かった?と思うようになりました。酷い筍をくれるヤツが結構いるんです。おまけにくれる側には(多分)悪意がないんだから余計始末に終えません。具体的に言うと、全長50cmを超えて先っぽが完全に緑色になっているもの、即ち育ち過ぎた筍。こうなると固いしエグイしで私の基準的にはゴミ箱直行・産業廃棄物です。母親も私と同意見なんですが、父&亡くなった祖父母はこれを食材と認識しているみたいで、料理しちゃうんです。どんな味付けをしてもとにかくえぐくて固い。子供の頃嫌いだった筍はコレだったんだ!と最近やっと気がつきました。

筍が美味しいのは根元からの全長が20cmに満たず、先が黄色のものに限ります。これだったら適切に処理をすれば最高の味わいです。でも、産業廃棄物筍を子供に食べさせて筍嫌いにしていたなんてとっても罪作りな所業。祖父母はともかく父親は50年近く公務員として働いて、外で色々な物を食べる機会も多かっただろうに、何で今でもこれを美味しいと思っているのか、親子ながらサッパリ分かりません。

16/04/16(Sat)

今年もうちの納屋に燕がやってきました。結構可愛い奴等なので、大家として基本的にはWelcomeなんですが、不満もいくつかあります。1. 朝が早い。軒下に巣を作る一般的なケースでは無問題なのですが、うちでは何故か納屋の中に巣を作ります。夜は基本的に雨戸を締めている場所。朝もはよから(5時台…)だせー、だせーと五月蝿いのです。普通に軒先に作れば良いと思うんですが、やっぱり屋内の方が安全&雨風を完全にシャットアウトという好条件なのでこっちが良いのでしょう。野生なんだから贅沢言うなと言いたいです。

2. 糞問題。当然納屋の中で糞が発生します。大体は決まった場所(巣の真下が一番多くて、次が止まり木的に使われているケーブルの下)なので、そこに新聞紙を置いておけば事足りるのですが、たまーに変な場所でするのが困ります。そしてこの納屋の一角には私の趣味の木工作業スペースがあるので、割と気が気じゃありません。この時期、危なそうな場所には古新聞でカバーして不意の事故を防ぐ必要があります。特に塗装中の作業途中品に糞された日には、いくら温厚な私でも燕の焼き鳥っておいしいのかしらんとか考えてしまうかも。まぁでも、基本的には可愛いんですけどね。

16/04/15(Fri)

今回の趣味の木工は網戸の調整。“張替え”じゃない所が最大のポイントです。面倒臭いんだコレが…。私の部屋は南が窓で北が階段となっており、階段側には外に出るドアと膝から背丈ほどの高さのガラスの開き戸の両方がついているという謎構造になっています。今回はこのガラスの開き戸を網戸にしてしまおうという計画。南側の窓には網戸が付いているんですが、こっちだけ開けても部屋が袋小路状態になっているので風の通りが悪いのです。そこで反対側のガラス戸も網戸にしてしまえば、涼しい&蚊も入ってこないと一石二鳥なのではないかと。

納戸の整理をしていた時に出てきた似たようなサイズの木の窓枠が流用できそうなので、これを調整・利用しようというのが計画のアウトラインです。が、そのまま使えるほど都合の良い話ではありません。測ってみると幅が50mm程長過ぎる&高さが100mmほど足りないので、これを何とかする必要があります。どちらも厚みが30mmと共通だったのが幸いで、コレが違っていたらお手上げでした。多分一寸の共通規格なんでしょうが、規格に沿うんだったら幅と高さも合わせとけよと心の中で文句を言いつつ作業開始。

作業方針としては、接合部分にナンバリングシールを張って場所をしっかり確定し、木槌で丁寧に全部バラして幅を50mm詰め組み直し、上部に100mmの板を足して高さ調整し、1個しか残っていなかった戸車を新調して付け直し、新しく足した板の違和感をなくす為に着色し、網戸を張って完成というもの。面倒臭いでしょう?1日1時間の作業時間で1ヶ月ほどを予定しています。ちなみに費用は、新調した戸車が4個で1,000円と網戸2枚分&周囲を押さえるテープがこちらも1,000円で計約2,000円也。大工さんに頼んで調整してもらうことを考えたら格安も良いところですが、かかる時間を考えると物好きじゃなきゃ出来ないよねとも思ったり。

16/04/14(Thu)

随分暖かくなって庭の雑草も力を取り戻してきたので、毎朝の落ち葉拾いに加えて草むしりも再開しました。見つけるたびに即処理している厄介な草どもも、結構しつこく抜き続けているのに今だ生えてきやがります。1. ヤブカラシ これはもう半ば諦めています。雑草の中でも最も厄介な地下茎で増えるタイプで、おまけにその地下茎が超長い&固い。とてもじゃないけど全部はとりきれません。地上に出てきた芽を対処療法的に取り除いていくのみ。2. 笹 ヤブカラシと同様、地下茎で増える厄介なタイプ。除草剤を塗りつける対処療法しか手がありません。

3. ドクダミ これも地下茎で増える厄介なタイプ。ですが、↑の2種と比べれば比較的根絶は容易。除草剤が良く効くのと、地下茎自体がそんなに長くないので取り除きやすい。ですが、あくまで“比較的”であって大変は大変。ちょっとでも残っていると再生するので、根絶するには数回に分けて芽が出たらそこから地下茎を辿って掘りかえす作業が必要。うちの庭ではほぼ根絶しました。3. ムラサキカタバミ 芋で無限に増える厄介な雑草。ですが芋を掘り返せば再生はしなくなるので比較的大人しい部類。でも、その繁殖力はマジで侮れない。4. アカカタバミ 最近大注目の雑草。同じカタバミの仲間でもムラサキカタバミとは全く特性が違い、芋ではなく地面に這うように成長する茎で増える。土の上に生えれば楽勝で取り除けるんですけど、苔に紛れて生えてしまうと超厄介。おまけにバネの様な機構で種を遠くに飛ばしやがるので増えること増えること…。ムラサキカタバミが可愛く見える凶悪さです。そして今年も戦いの幕が上がる!

16/04/13(Wed)

昨日に引き続き、身の回りに植えた植物シリーズ第二段。裏庭にほぼ同時期に植えたブルーベリーと山椒は上手く定着してくれたっぽいです。山椒は本当に時々欲しくなるんですが、市販の物は結構割高。生葉のパックもほんの小さいやつなのに買っても使い切れなくて萎れさせてしまうのがいつもの流れだったので、以前から植えたいなとは思っていたのです。この苗は結構高くて1,300円。植えるにあたってネットで山椒について色々調べたところ、山椒は基本雌雄別株ですが朝倉山椒という種類だけは雌雄同株で、私が買ったのはこの朝倉山椒です。山椒に雌雄同株の種類があるなんて初めて知りました。葉と実の両方楽しめて2倍お得って感じです。ただし、植えた場所の近くにある柑橘系の樹は、毎年アゲハの幼虫に丸坊主にされていますので、放っておいたら山椒も早晩餌食になるでしょう。今年からはアゲハの芋虫を見つけたら無慈悲にプチッといきたいと思っています。

その隣に棚のように仕立てて割と育ったブドウは、樹が老朽化してきたのかすっかり元気がなくなり、伐ろうかという話も出ていましたが、ちょっと待ったと声をかけて再生を試み中。諦めモードに入ってからはろくに肥料もやっていなかったそうなので、元気のなくなるのが余計に加速した物と思われます。ですんで、2月頃に根元を掘り返して市販の堆肥を5kgほど埋め土壌改良しておいたら、最近結構いい感じ。あちこちから若芽がガンガン芽吹いているので、肥料が効いているような気がします。今年はまだ無理かもしれませんが、再来年くらいには元気バリバリで沢山実をつけてくれると良いなぁ…。

16/04/12(Tue)

15cm位の苗で買ってきて自室の窓の外に置いてあるプチトマトに実がなりはじめました。苗の高さも40cmを超えて極めて順調。同じタイミングで買ってきた苗を母親が裏庭に植えて世話しているんですが、こっちはイマイチ。裏庭は日当たりがあんまり良くないので、その影響がモロに出ているものと思われます。自室のプチトマトを置いてある場所は真南に向いていて、日当たりは最強ですんで。苗は1本しかないので採れる数は知れていると思うのですが、手の届く範囲で食べられる果樹があるというのは本能的に安心します。

その隣にほぼ同時期に苗を買ってきて植えたスペアミントも順調。繁殖力が強過ぎて地植えにしてはいけない(そこらじゅうミントだらけになってしまう…)とすら言われるミントですから、ものすごい勢いで育っています。あんまり混み過ぎると成長が悪くなったり虫がついたりするので、現在一回目の間引きを行って半分位にカットしました。カットした分はザルで乾燥させてから冷凍保存。お茶にすると結構な量が一回でなくなってしまうので、ジューサーでジュースを作るときに使おうと思っています。反面、ローズマリーの挿し木は失敗したっぽい。もう少し様子を見ますが、ネットで色々調べるに挿し木をするにはちょっと気温が低かったかも。こういうのはいい勉強になります。食べられる植物を育てるってお金もそんなにかからないので、ドケチにはいい趣味ですわ。

16/04/11(Mon)

日曜日はキッチン&ダイニングの掃除の日。テーブルなどの動かせる物は全部隅に寄せ、箒&雑巾がけをして所要時間20分。ですが、水拭きだけではどうしても油系の汚れが溜まってくるので、半年に一度を目安に洗剤を使ってちょっと大掛かりな拭き掃除をしています。うちの床はタイル模様のビニールクロス張りになってまして、凹んだ目地の部分に特に汚れが溜まります。清潔性の維持という観点からいえば、凹凸のないツルツルのビニールクロスが最高なんですけど、キッチンという場所がら滑り止めも必要なので難しいところです。

掃除の手順は簡単。いつも通り箒&雑巾がけした床に住宅用洗剤を原液で撒き、スポンジで広げて10分放置。腰の固いブラシで目地模様に入り込んだ汚れを掻き出しつつ雑巾でふきとっていきます。手順は簡単ですが結構な力仕事。台所全部を一気にやるとヘロヘロになってしまうので、柱の位置などを目安に床を三等分し、3週に分けて掃除をしていく今週は2回目。諸事情で一番広くなってしまった部分の掃除なので、結構疲れました。でも苦労の甲斐あって床はピカピカ。汚れって時間をかけて少しずつ蓄積していくのに目が慣れて、かなり汚い状態でも平気になってしまうのですが、こうやって一気に綺麗になると今までどれだけ汚れていたかがはっきり分かって気持ちが良いものですね。

16/04/10(Sun)

今日のメインはカレーうどん。先日ここにも書いた親戚から貰ったうどんと、母親が大量に作ったカレーを使ってちゃちゃっと作ります。母親のカレー、あんまり美味くないんですよね。市販のルーを目分量で使う&肉は冷凍の薄切り豚肉という暴挙で、味が安定しない上にコクもイマイチ。なので、これを私が自分の玄米ご飯にかけて食べることはまずありません。でも、カレーうどんならだし汁で伸ばすのでこのカレーでも無問題。東京に住んでいた頃に時々やっていましたが、100円ショップのレトルトカレーでも結構美味しく出来てしまいます。

作り方は簡単。カレーをだし汁で伸ばして適当な濃さにし、そっちが好きなら片栗粉でとろみをつけます(私はほとんどやりません)。固めに茹でたうどんの水分を切って温めた丼に入れ、カレー汁を注いで葱を散らせば完成。カレーがあればカレーうどんはあっという間に出来て、しかも美味。外で食べる時は服に散るんじゃないかとか、要らん心配が要りますが、家で食べる時は着ている服もちょー適当なので、そんな心配も全く必要ありません。カレーを大量に作ったときはちょっと目先を変えてカレーうどんもいいものですよ。

16/04/09(Sat)

ネットをウロウロしていたら、バイスコレクターの人のサイトを見つけまして、いいなーと思ってしばらくうっとり眺めていました。私は特にバイスに限定せず、工具全般が好きなのですが、用途のために必要十分な機能美ってのはスバラシイと思います。翻って我が身。ホームセンターに行ったり、アマゾンで工具のページを見たりするたびに迷うのが、どこまで道具を買うのかということです。道具ってのは私の独断と偏見の分類だと汎用工具と専用工具に分かれます。ドライバーを例に挙げると、いわゆる普通のドライバーが汎用工具。私の経験だと、ドライバーなら標準の長さのプラス1番と2番の2本があれば、日常的な修理その他用途の95%は賄えてしまいます。マイナスドライバーは殆ど出番ありません。古い道具類を分解する時くらいかな。でもま、キリも含めて6〜8本のドライバーセットを一つ買っておけば、98%以上のケースには対応できます。

でも、ドライバーの専用種には数え切れないほどのバリエーションがあって、どこまで買うかはその人のニーズ次第。見てると欲しくなるんですけど、いやいやお前殆ど使わんだろと自制した事は数知れず。ねじ山を潰してしまった時に使う貫通ドライバー・時計など極小の物に使う精密ドライバーセット・狭い場所で使うショートタイプのラチェットドライバーあたりは持ってますが、世の中にはまだまだ沢山の種類の特殊なドライバーがあります。欲しい・でも使わない(手持ちのドライバーを工夫すれば転用できる)・買わない、の繰り返し。これはドライバーに限った事ではありません。バイスでも一般的な形のものを持っていれば95%以上のケースには対応できるんだけど、特殊なバイスはある特定の状況下では一般的なバイスを遙かに凌駕する精度を簡単に発揮できます。どこまでその特殊な品に手を出すかは、値段と使用頻度とその場の気分という高度な政治判断に委ねざるをえないのです。全部買ってるとスペースもお金もキリがないですから。でも、↑のバイスコレクターの人のサイトを見たりすると、羨ましいなーと思ってしまうのは仕方がないと思います。

16/04/08(Fri)

安くはなかったけど鮮度が良くて食欲をそそられたので、鰹の片身を買ってきました800円。血合い骨を境に上下に2等分して3人で刺身2日分なので安いといえば安いのかも…。で、残るのが血合い骨を含む血合い部分。ここは料理人特権で私が独り占めします。というか、うちでは代々捨てていた部分で、他の家族は誰も食べないんで無問題。確かに血合いは生臭い。特に鮮度が落ちてくるとその臭さは顕著になりますが、刺身で食べられるような鮮度の鰹の血合いは臭くありません。むしろ魚の香りが強くて魚好きにはたまらないというべきでしょう。血合いを捨てて料理している人を見たら、大して魚の味が分かってねーなと思って差し支えありません。

血合いは魚というよりも癖のある肉と考えて料理した方が美味く食べられます。今回チョイスした料理法は照り焼き。小麦粉をはたいて両面軽く焼き色をつけてから、醤油・味醂同量の調味液を垂らして照りをつけるだけ。普通に美味い。ちなみに、当然ながら結構な量の血合い骨が入ってます。ですが、入り方が極めて規則的なので、取り除きながら食べるのは簡単。ところで、こっちじゃあんまり売ってませんが、東京ではよくマグロの血合いだけを集めたパックを買ってました。ニンニク醤油に漬けて焼くと肉っぽくなって本当に美味かった。デカいパックに山盛り入って300円とかなので、見つけるたびに必ず買ってましたっけ。こっちの人は東京人ほどマグロスキーじゃないので、あんまり売ってないんですよね、残念ながら。

16/04/07(Thu)

ホームセンターで買い物をして支払いをしようとしたら、財布を開く前からチャリーンと小銭の音が。よく見ると財布の小銭入れの部分の縫い目の部分が経年劣化で切れていました。財布は革製の二つ折りタイプで、20年ほど使っているもの。二つ折りの部分も数年前に経年劣化で割れてしまったので、似た様な革を当てて修理してあります。普通に考えたらもう寿命・替え時なんですけど、直せるうちは直して使うがポリシーなので捨てません。

革の財布の根本治療といったら縫い直すことなんですが、今回は部位が悪い。切れたのが財布の端の方で、生地自体がかなり弱くなってますんで、縫い直しても多分新品の糸に生地が負けてすぐにほどけてしまうと思われます。ですので今回は上から似た様な革を当てて接着剤で貼り付けてしまいます。私の財布は緑色のスエード革というちょっと特殊な生地なのですが、こういうこともあろうかと、昔素材ショップで似た様な革を買っておいたのですよ。20cm角くらいの小さな端布ですが、1回の修理には数cm角くらいしか使わないので、無限に使えるも同然。

接着の方法にはちょっとしたコツがあります。端を包み込むようにU字に革を貼り付けるのですが、片面ずつ2回に分けて貼るのがポイント。こうする事でズレを最小限に抑えて密着度を高める事が出来ます。一度に貼ろうとするとどうしてもU字の底の部分に隙間があいてしまうのですよね。片面接着ごとに当て木をしてクランプでがっつり圧力をかけ、乾燥まで十分な時間をおくのも必須。一般的に接着剤は圧力をかけて密着度を上げると接着力が段違いに上がります。純粋にコスト面からだけ考えれば、直して使うよりも新しく買った方が経済的だったりするのですが、直すって行為自体に楽しさ補正がかかるので、私は可能な限りとことん直して使ってしまいます。

16/04/06(Wed)

親戚(結構遠め)に製麺所を営んでいる人がいまして、時々うどんを貰います。今回貰ったのは半生麺800g。私が東京で暮らしていた頃は、貰ったうどんは1ヶ月ほど放置の後賞味期限切れで捨てるのが常だったそうです。茹で時間12〜15分とかアホらしくてやってられない、とのこと。アホはあんた等や…と思う私はおかしくないと思います。茹で時間の問題ですが、うちの母親は料理の段取りが壊滅的に下手で、横で見ていると血圧が上がって脳の血管が破裂しそうなのでなるべく見ないようにしているのですが、たとえば↑の茹で時間12〜15分の麺を茹でるとしたら、その間はずーっと火の前で突っ立っているか、ダイニングテーブルで新聞読んでるかのどっちか。

いやいやそれおかしいやろと…。火口は2つあるんだから、もう一方で何か一品作りつつ、使い終わった調理器具を洗いつつ、冷蔵庫の常備菜を出しつつ、食卓にとり皿や箸を並べつつ、食後のお茶の急須を用意しつつ、とか食事の準備中の12〜15分なんてやる事山ほどあるでしょうと。まぁそんなこんなでこの先5〜6日間、私の夕ご飯の主食はうどんになります。付属のタレは激マズなので即廃棄して、食べ方は生醤油のぶっかけ一択。鰹節と葱の小口切りを散らして醤油回しかけるだけ。茹でたてうどんはコレに限ります。うちの両親もそうですが、食事には必ずご飯がないと…的な縛りをする人は多いと思いまが、私にはそういう拘りは一切ありません。腹八分目の量が確保できればご飯でもパンでも麺類でも何でもオッケー。昼ご飯なんて、畑で山の様に作ったキャベツ消費の為に、ここ2ヶ月くらいはずーっとお好み焼き食べてますしね。そろそろキャベツに終りが見えてきたのがとても嬉しい今日この頃だったりします。流石に2ヶ月間毎日お好み焼きだとちょっと飽きるのですよ。

16/04/05(Tue)

今日のメインは久しぶりに食べたくなった鳥唐揚げ。20代の頃ほど頻繁に食べたいとは思わなくなりましたが、時々思い出した様に食べると凄く美味しい、鳥唐揚げはそんな一品です。スーパーの惣菜コーナーの定番としてありふれていますが、家で作ると味が全然違うんですよね。揚げたて恐るべし。冷えて味の落ちた割高惣菜よりも、ちょっと手間をかけて自作がオススメです。

使うのは鶏モモ肉。皮ごと大きめのぶつ切りにして、塩・醤油・味醂・生姜を絡めてポリ袋密封状態で半日ほど放置し味を馴染ませます。揚げる直前に袋から取り出してペーパータオルで水分をざっと拭き取ってから片栗粉を絡めて揚げ作業へ。揚げるポイントは2度揚げ、コレだけです。1度目はとにかく低温でじっくり。揚げるというよりも油で煮るという感覚の方が良いかも。泡が少し出ているけどずっと放っておいても色が変わらず、揚げてる音もしない状態で10分ほどかけて中まで確実に火を通します。油の温度低下も気にする必要がないので、鍋一杯に大量の鶏肉をぶち込んでしまってOK。というか、数回に分けると時間的にも大変ですし。

一旦鶏肉を全部取り出したら、2回目はとにかく高温で少量ずつ。温度は肉を投入したら派手に音をたててバチバチ揚がっている状態で3個ずつ。1セットあたり30秒〜1分かけて、表面にうっすらと狐色をつける感じで。この工程を挟まないと全体にベタッとした仕上がりになってしまいますが、それはそれで美味いので好みによっては1度目だけで止めるのもアリかも。出来上がった唐揚げにはキャベツの千切りを山ほど沿え、ソースをどっぷりつけていただきます。揚げたての唐揚げはヤバイほど美味い。でもま、2ヶ月に1回位が適正頻度ですかね。飽き・健康への配慮の両面から考えると。

16/04/04(Mon)

階段裏の三角の空間でベニヤ板をとめる時のことですが、空間が三角なので当然上にいくにしたがって狭くなります。で、一番上の列では普通のドライバーがつっかえて使えなくなりました。うちの道具箱にはドライバーが20本以上ありますが、どれもノーマルタイプの物ばかり。中にちらほら貫通タイプがあるのみ。つまり似た様な道具がいーっぱいあるってことで、お金の使い方としては愚かとしか言いようがありません。今でこそ私が整理整頓してドライバーは一箇所にまとめましたが、以前はあちこちにバラバラに保管してありました。そうすると使いたい時にない→面倒臭いから買っちゃえ、の繰り返しで似た様な道具ばっかり揃ったのだと思われます。どうせお金を使うんならショートタイプの1本も買っとけやと思わざるをえません。

というわけでホームセンターに買いにいきました。木ネジなどの消耗品を除けば、今年に入ってはじめてのDIY系の買い物です。私は道具類が大好きなので、DIYの店に行くと無駄に買い物をしそうで、こういう明らかに必要な物があるときにしか寄り付かないのをマイルールにしていて、ここぞとばかりに堪能します。最初は全長が短くて持ち手が太い一般的なショートタイプのドライバーを買おうと思っていたんですが、現場で物色して気が変わりました。スパナ状の棒の先に20mmほどの短いドライバービットをつけて回すラチェット機構付きのものが便利そうだったのでこっちを購入。お値段はビット込みで800円ほどと安くはないですが、ラチェットにロマンを感じてしまったので…。いやー、やっぱりDIYの店って良いものですね。規模大きな店だったら丸一日…は無理ですが、半日なら入り浸っていられます。

16/04/03(Sun)

今日は風呂場の鏡の大掃除。風呂掃除の際にガラスマイペットを拭いて綺麗にはしているのですが、スケールが随分溜まってきたので大掃除。掃除をあまりしない人にはピンとこないかもしれませんが、水場の鏡にはスケールと呼ばれる鱗状の汚れがつきます。これは水の中のカルシウムをメインとするミネラル分が鏡に付着→水分が蒸発して鱗の様な白い汚れになるのです。いわば鉱物の一種なので、普通の洗剤では取れません(酸性洗剤なら溶けるらしいですが、市販のは大して強い酸ではないので焼け石に水)。一番手っ取り早いのは物理的に剥がしてしまうことです。

使うのはコーキング用のヘラ。最近の安いのはプラスチック製なので不可。使うのはステンレス製のものです。この先端を研いで鋭利にしておいて、刃先をギリギリまで寝かせてスケールを削りとっていきます。鏡は取り付けたままだと作業がしづらいので、一旦外して水平なテーブルの上へ。光の当て方を変えながらスケールの位置を把握して作業。寝かし方が足りないとガラスを傷つけがちなので注意しながら作業しますが、実はガラスは結構硬いので、そこそこ乱暴に作業しても傷はつきません。ただし、最近の新しいガラスは曇り止めのために表面にフィルムを貼っているものがあって、そういうのは金属のヘラで削ると一発アウトなので注意。スケールは研磨剤で削る方法もありますが、個人的にはヘラをを使う方が作業時間が短い&仕上がりが綺麗でオススメです。失敗するとガラスに傷がつきますが、そこはあくまで自己責任で。研磨剤だと大きな傷はつきませんが、小さな傷が無数について曇りガラスのようになってしまうことがあるので、総合的なリスクはこっちの方が小さいと思います。

話は変わりますが研ぐといえば先日、ラジオショッピングで10年保証の包丁ってのを売ってました。10年間切れ味が変わらない&切れ味が落ちたら何度でも新品に交換するって商品。どうなんですかね、これ。ていうか包丁使うんだったら研げよって思うのですよ。包丁が切れなくなったら買い換えるって人、結構多いみたいだし。私みたいなのは最早少数派なんですかね。

16/04/02(Sat)

春休みで甥姪が帰省してきているので、リクエストに応えてプリンを作成。世の中には子供=プリン好きという法則がありますが、笑ってしまうくらいそのまんまです。私の使っているレシピでは1回に120mlの型で9個のプリンが出来ます。甥姪がいない時はこれを4〜5日かけて食べるのですが、現状は2日でなくなります。昼食・夕食後に各1個で1日4個消費する計算。飽きないのかねと思うのですが、飽きないらしいです。製作者本人ですらそんなに食べたらしばらくは見たくなくなるというのに…。

そんなプリンですが今回不具合が一つ発覚しました。使っている型は鉄ベースにテフロン加工した物なんですけど、甥姪が金属スプーンでガッツンガッツン食べるもんだからテフロンに傷が入り、そこから蜘蛛の巣状に錆が始まってしまいました。まだ傷はごく浅いですが広がるのは時間の問題です。テフロン型にはこういう弱点もあったのですね、正直想定外でした。というわけで、新規に磁器製のココット容器をアマゾンでポチりました。こっちは落すと割れてしまう弱点があるのですが、錆の心配はありません。容量も今までの120mlではちょっと物足りないなと思っていたので、倍の200mlに拡大。2日に1個位なら大人が食べても十分に美味しいのですよ、プリン。

16/04/01(Fri)(Thu)

風呂の棚撤去に続いて、細かい修理をこの際まとめてやってしまおう週間が発動。階段の裏板を修理します。私の部屋は2階にありまして、そこに至る階段下の三角の空間は古新聞や古雑誌をストックしておくスペースになっており、目隠しの意味でも階段の裏にベニヤ板を貼っています。が、これをステンレスの釘でやってしまったのが間違い。階段を上り下りする際に、気をつけてはいるのですが足裏がベニヤ板に当たってしまう事があります。それがほんの僅かでも、結果的には全体重の数分の一の加重がかかるわけで、釘の頭が浮いてくるのです。鉄釘なら時間経過で赤錆が出て摩擦抵抗が増えてくるのでマシですが、ステンレスの釘はいつまで経ってもツルツルピカピカのままなので、釘の頭も浮き放題。階段と裏板の間には隙間が出来てペコペコ状態と非常に美しくありません。

コレ、正解は釘ではなく木ネジを使うことだと思います。そうすると踏んでも抜けません。反面負荷が過ぎるとベニヤ板ごと割れてしまいますが、そこまで派手に踏む事はないですし、万が一割れてしまったら次はベニヤ板そのものを撤去してしまえばかえってスッキリするかも…と思ってます。次はぐっちゃぐちゃになっている針金のストック場所を改良スッキリさせたら細かい修理をこの際まとめてやってしまおう週間は終わり。次は布団に包まったままで雑誌を読めるように角度をつけた書見台を作ろうと思ってます。ダラダラしたいので。

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