2017年3月

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17/03/31(Fri)

今日のメインは鰹の刺身。全くロマンのない一品です。血合い・皮を取り除いたサク状態で買ってきたので、後は切って皿に盛るだけ。骨・アラもないのでどうやって料理しようかと頭を悩ませる事もなく刺身のみ、あぁつまらん。ちなみに私の中での鰹の評価はそんなに高くありません。細かい種類まで考えると入れ替わりはありますが、大雑把にいえば青>白>赤の順番となります。

一番はなんといっても青。鯖が入っている時点で不動の一位と言えましょう。新しいのは刺身でもいいですが、それを敢えて〆鯖にするのがオススメ。そこから棒寿司に発展させてもいいですし、軽く炙る応用編も捨てがたい。アラは大根と炊いたりツミレにしたり、捨てる所無し。白は鯛はイマイチですが、カレイ・キスなんかがいるので赤をぶっちぎります。鯛も不味くはないんですが、値段と味がつりあってないと思うのですよ。赤はなぁ…。嫌いではないんですが、青・白と並べると個人的な評価では一段落ちます。元々天邪鬼気質なのでマグロは人気食材というだけで腰が引けますし、鰹は今年高い!バーナーで皮目を焼くと結構美味いですが、今回のように皮を剥いてある鰹はどうしたらいいんでしょうか。ちなみに魚全般は大好きな私ですが、鰹のナマリだけは何が美味いんだかいまだにサッパリ分かりません。パサパサしてるだけでしょアレ。

17/03/30(Thu)

ここ1年くらいずっと買おうか買うまいか迷っていた携帯音楽プレイヤーを買いました。Transcendというメーカー(聞いたことない…)のもので3,500円くらい。それ位ならとっとと買えよと思うかもしれませんが、買ったのに結局使わないというのが大嫌いなので、必要性を吟味していたのです。用途1. 庭の草むしりや趣味の木工の時に聴く。うちはAMはNHK2局・民放1局、FMは電波状態が悪くて入らないという場所にあるので、聴く番組がなくて困るという状況がしょっちゅうです。昼間のNHK第一は結構好きなんですけど、国会中継や高校野球・大相撲などで飛ぶことが多いのが最大の欠点。どれも欠片も興味がないので、とても困るのです。民放はなんというか、洗練されてない。東京で鎬を削る民放各社の番組(安曇とか国丸とか吉田とか)を聴いていた身からすると、企画から選曲からもう一回勉強しなおして来いレベルで割と問題外です。

用途2. 料理中に聴く。こっちは1と似てますけどちょっと違います。うちの台所には小さなCDラジカセを置いて作業してるんですけど、このCDラジカセには外部入力端子が付いてまして、これを有効活用したいと思っていたのです。携帯音楽プレイヤーを繋げばスピーカーとして使える。料理中にイヤホンで作業するのはコードが引っかかる・音が聞こえ辛くなるという点で危ないので、時代遅れのCDプレイヤーが便利なんですが、CDの交換はもはや面倒臭いので。

というわけで買ってしまった携帯音楽プレイヤー。ちょっと触っただけですけど、いい感じです。8GBの容量があり、CDアルバム1枚が90MB位なので、単純計算で900枚くらい入る!駆動にモーターを使わないのでCDプレイヤーよりも遥かに燃費がよく12時間くらいもつ。CDのデータ化も1枚3分くらいしかかからない。いやぁ、最近の技術の進歩ってすごいですね。オッサン吃驚してしまいましたよ。これで聴くモノの幅がぐっと広がります。

17/03/29(Wed)

花粉が大量に飛んでいるみたいです。個人的には絶対に認めたくないのですが、私は多分軽度の花粉症。日中に目が痒い時があったり、朝起きて鼻をかむと白血球頑張ったんだねって思うような鼻汁が大量に出てきたり。でも、認めると負けな気がするのですよ。熱を出した時も、体温計を使って数値的に体温を把握した瞬間から具合が悪化するように、自分が花粉症だって認めたら駄目な気がします。とはいえ、こんな事を言っている時点で90%以上認めてしまっているのも同然なんですけど。

ちなみに、朝一番の鼻かみはかなり楽しかったりします。えっ、こんな大量の鼻汁が!というようなのが鼻の奥から出てきて、一気に空気の通りが良くなるのは超快感。こういうのを溜め込んで慢性化すると蓄膿症になるんだろうなぁと思ったり。小さい頃に中耳炎でちょくちょく耳鼻科に通っていたのですが、そこで見た蓄膿症の治療が子供ながらに衝撃的でした。鼻の下に膿を受ける皿を持った状態で片方の穴にチューブを突っ込み、(多分)生理食塩水を注入するともう片方から大量の膿が…。今では個人情報の観点から他の患者の前でこんなことしないんでしょうけど、当時は結構ガバガバでしたからね。あの時子供ながらに、鼻の奥にある副鼻腔という空間は結構体積があるんだな、なんて思ってました。今考えると相当変な子供ですね。

17/03/28(Tue)

今日のメインは茄子。正直全くシーズンじゃないんですけど、食べたくなったんでたまには良いでしょ。大4本入りが180円ならまぁ許容範囲内です。茄子は油とあわせるのが鉄板。その中で私が好きなのは、単純に焼いて醤油で食べる方法です。茄子はヘタを取り除いてからやや厚め・1cm程度に斜めスライスします。そのまま油多目のフライパンで中火〜弱火の火加減で両面に焼き色をつけます。皿に盛って醤油を回しかけ、刻み葱と鰹節をたっぷりかけて完成。アホでもできる簡単料理です。

が、これが侮れない美味さなのですよ。油は香りの良い胡麻油を使いたいところですが、全部胡麻油で作ると香りが強過ぎてくどいので、サラダ油4に対して胡麻油1くらいの割合がベスト。ここに醤油・葱・鰹節のコンビネーションは最強。ご飯に乗っけるとそのまま茄子丼にもなります。同じ茄子で丼なら天婦羅にして天丼も素敵なんですが、かかる手間を考えると天丼は出番が少なくなるのです。それにどうせ天婦羅にするのなら茄子だけ揚げるのは時間と手間がもったいない…などと邪念が発生するのも問題です。まぁ、何がいいたいかって言うと、茄子は多目の油で焼いて醤油かけると超美味いってことです。

17/03/27(Mon)

今日は安売りで買ってきたジャガイモを使って一品作ろうと思い、選んだのがハッシュドポテト。以前はすりおろしたタイプが好きだったのですが、最近ではスタンダードな千切りタイプもいけるんじゃね?と思い始め、こっちも作るようになりました。まぁ、食感が全然違うので、作り方はほとんど同じでも全く別料理になってしまうんですけど。ジャガイモは皮付きのままなるべく薄くスライスし、右が高くなるように斜めにずらしながら重ねた状態で、右からなるべく細く千切りにします。ここで料理によっては水に晒すのが定石ですが、この料理の場合ジャガイモでんぷんが糊の役目を果たすので、水晒しは厳禁です。

ここに薄くスライスした玉葱をジャガイモの1/4ほど加え、塩胡椒小麦粉少々も入れてよく混ぜ合わせます。後は熱して油をひいたフライパンに流し込み、ヘラで形を整えて焼き上げます。ジャガイモのでんぷんが熱で糊化するまでは本当に崩れやすいのでお触り厳禁。裏表各5〜7分を目安に、ひっくり返すのは1回にとどめるのがベスト。出来上がったら一口大に切りわけ、ケチャップを回しかけて完成です。感想:不味くなる要素が皆無なので当然美味いです。失敗するとしたら糊化の前に焦ってひっくり返してしまい、バラバラにするくらいでしょうか。それでもまぁ、味には関係ないので普通に食べられます。目玉焼きと一緒にホットサンドに挟んだりすると絶対美味いと思いますね。

<17/03/26(Sun)

今日のメインは298円で買ってきたアカアジの片身。東京では全く見かけない種類ですが、この辺では割と普通に売ってます。基本的にはマアジと一緒ですが、マアジよりも少し大ぶりで名前の通り全体が赤っぽいです(ベースはあくまで鯵なので鯛の様な赤さではない)。味は、少し柔らかいかな?という感じの鯵そのまんま。マアジよりも更に安く手に入る、普通に美味しい魚だと思います。オーダーではカルパッチョにという事だったんですが、最近ちょっと食べ飽きてまして。少ない魚を水増しできるカルパッチョは色んな意味で便利なので使い過ぎたきらいがあります。というわけで今回は普通の刺身…では芸がないので焼き〆アカアジにしてみました。

買ってきたアカアジは三枚におろして皮を剥いた状態です。ここに砂糖を満遍なく振り掛けてタッパーで30分放置→水でよく洗い流して水分を拭き取ってから塩を満遍なく振りかけてタッパーで1時間放置→水でよく洗い流して水分を拭き取ってから酢に漬けて20分。要するにいつも〆鯖でやっているのと同じ手順です。最初に砂糖で〆ると塩だけで〆るよりも固くならずふんわり仕上がるのでオススメ。ちなみに、砂糖を使ったからといって完成品が甘くなったりはしません。

酢〆まで終わったらひっくり返して血合い骨を抜き取り、皮目をバーナーで焼いて焦げ目をつけてから切り揃えます。ツマは千六本に刻んだ大根と水で戻して熱湯を通したワカメ。焼き〆アカアジの上から刻んだ葱とすり胡麻をかけて完成。評価:刺身系にあるまじき手間がかかりますが、それだけの事はある美味さです。アカアジは身が柔らかいのが弱点でもあるのですが、〆る事で旨みが凝縮されてその弱点が消えます。まぁ、こうやって料理すると鯛でも鮭でも大概の魚は美味くなるので、アカアジだから美味かったって事ではないのですが、普通に美味いと思います。

17/03/25(Sat)

今日の趣味の木工は納戸からサルベージしてきたノミの再生×3。酷い赤錆ですけど、新しくノミを買ったら安いのでも1本3,000円はするので、どう考えても研いだ方がお得でしょう。いつも包丁を研ぐときは仕上げ砥1本で済ませるんですが、ここまで錆&刃欠けしていると荒砥からはじめないと日が暮れてしまいます。荒砥でガリガリ研いで刃欠けを無くしてから仕上げ砥でフィニッシュという感じ。赤錆自体はものの30秒で落ちるんですが、1番酷い欠けをリカバーするのに20分以上かかりました。やっぱこういうのはこまめに手入れしないと駄目ですね。欠けて切れ味が落ちる→力任せに使う→もっと欠ける、の悪循環が目に見えるようです。

折角砥石を水に浸して使える状態にしたので、この際アレも手入れしてしまおうと思い出し、年賀状作成に使っている彫刻刀も研いでしまいました。彫刻刀専用の砥石を買ったので日々のお手入れは出来るのですが、この砥石は仕上げ砥に近い粒子の細かさなので、大きく欠けた彫刻刀を研ぐには時間がかかりすぎて実用的じゃないのです。小学生が木目の方向なんて考えずに乱暴に使った彫刻刀の刃がどうなっているかなんて…。特に状態が酷いヤツ2本を今回はお手入れ。

普通に研いだのでは荒砥でも時間がかかり過ぎる位豪快に刃が欠けていたので、とりあえず刃を垂直に砥石に当てて欠けを修正します。この過程で刃は完全に潰れて切れ味ゼロの状態になりますんで、あらためて通常の研ぎ方に戻し刃をつけていく手順で。包丁なんかでこれをやるとハンパじゃなく大変ですが、彫刻刀の場合は刃渡りがせいぜい5mm程度しかないので、やってみれば意外に楽で5分もあれば使える状態に復帰させられます。まぁ、今後はこんな事にはならないと思いますけど。

17/03/24(Fri)

母親が買い物ついでに野菜天ぷらの串を買ってきました。玉葱・茄子・蕗を刺して揚げてあるヤツが一人一本。普通は電子レンジで温めて食べるんですが、店屋物の天ぷらって油がベタベタしていてあんまり美味しくないんです。電子レンジで温めるとなぜかそのベタベタが増幅される気がして、好きじゃありません。というわけで、私だけミニ天丼。作り方は簡単で、1. だし汁作ります。配合は水200mlに対して醤油・味醂が各大匙2、塩小匙半分、昆布と鰹節です。水に昆布と調味料を入れて沸かし、沸騰したら火を止めてから鰹節を入れて完成、3分で出来ます。

2. 串から抜いた天ぷらを入れて30秒ほど温め、ホカホカご飯に乗っけて汁をお玉1杯分回しかければ完成。感想:普通に天丼。そのまま温めて食べるとベタベタして不味い天ぷらが、だし汁を軽く通す事で段違いにサッパリ食べられます。海老も白身魚もなく、具としては随分貧相ですが、他に色々おかずがあってその中の一品として食べる天丼としてはこれくらいのボリュームがちょうどいいと思います。特にだし汁のしみこんだ衣とご飯のコンビネーションが素敵。ちなみに串はキレイに洗って乾かして趣味の木工に使います。釘代わりに使うと、木ネジのように頭の処理に気を遣わなくて済むので結構便利なのです。乾燥が足りないと黴まみれになって大事ですけど。

17/03/23(Thu)

欠けたお気に入りの器を直すためにエポキシパテを買ってきました。お徳用の100gセットで770円。Amazonでは570円だったんですけど、送料無料にするために2,000円以上の注文をしようとしても現状買いたい物がないので妥協。今まではエポキシボンドを使っていたんですが、やっぱり餅は餅屋なのでパテ買いました。ボンドだと粘度が低くて盛れないのと、硬化後に弾性が残る固いゴムのような状態になってヤスリがけが大変(目詰まりが酷い)という理由で欲しいなと思っていたのです。器修理で使うパテの量なんて知れたものなので、100gあったら多分私が死ぬまで使ってもなくなることはないでしょう。

また、エポキシパテのいい所は二液混合タイプになっている事です。普通の木工パテなんかは密封していても経年劣化でどんどん固まっていき、数年で使えなくなりますけど、エポキシパテは混ぜない限り反応しないので賞味期限がとても長いです。実際私は20年以上前のエポキシボンドを使ってますけど普通に使えます(金属チューブに金属疲労で穴が開いてしまっているのはいかんともしがたいですが)。このエポキシパテも数十年単位で持つものと思われます。

ちなみに粘度が低くてお役御免になったエポキシボンドにも出番はあります。パテで土台を作った後にエポキシボンドを薄く塗り、偽金粉を振って金継ぎっぽくするのに必要。今では偽銀粉も持っているので今回はこっちを使っても良いかも。確かアルミ製なので、銀と違って黒くならないでしょうし。うーん、どうすっかね。

17/03/22(Wed)

前日の夕食で残ったチキンカツ2切れ。そのままメインにするにはあまりに貧相な内容なので、どうすっぺと10秒ほど考えてオムライスにすれば良いんじゃね?と思いつきました。フライパンにやや多目の油を注ぎ、潰したニンニクを泳がせて香りをつけたら微塵切りの玉葱1/4個分を投入。弱火でゆっくり火を通します。えぇ感じに透明になったら衣ごと小さく刻んだチキンカツ1切れを加え、いつも食べてる玄米ご飯1膳分も投入して火を通します。えぇ感じに火が通ったら塩胡椒・ケチャップで味を決めて具は完成。皿に格好良く盛ってから、表面やや半熟の卵焼き(卵2個を折り畳まずに焼いたもの)を乗せ、ケチャップをかけて完成。

感想:チキンカツの衣を外すかつけたままにするか最後まで悩んだんですが、つけたままでも十分美味しい。学生時代に時々行った洋食屋の看板メニューを思い出しました。油こてこてのケチャップライス(白飯をケチャップで炒めただけのもので具は入っていない)に卵でとじたトンカツ(脂身が多いうえに筋っぽい安い肉)がのっているもので、あまりのしつこさに20代の私でも胃もたれ必至だったのですが、一月ほどするとまた食べたくなったんですよね…。今回のオムライスは似て非なるものではあるのですが、カツ・卵とじ・ケチャップライスと共通項も多く、あの味を彷彿とさせます。まぁ、その店はもうないんですけど。噂によると宝くじで一発当てたらしいのですが、ホントでしょうか。

17/03/21(Tue)

今回の趣味の木工はリューターの台。テーブルの真ん中に穴を開けて裏にリューターを固定した状態で刃をわずかに出し、材料を滑らせる事で加工する冶具です。実はもう作っているんですが、初代は未経験で作ったために精度が低く不満な点も多いので作り直そうと思っていました。肝心の天板は脱衣場の天井付近に取り付けられていた棚の台。2m超の場所に取り付けられていて使い勝手が悪く、半ば放置されてゴキブリの巣になっていたのを撤去してとっておいたのです。合板なので水平性はバッチリ。こういう目的にはむしろ無垢の板は向きません。この板にリューターのベースにあわせて穴を彫り、ネジで固定してやる算段です。

肝心の脚は相変わらずホゾ&ホゾ穴方式で。今回脚に使う古材は(たまたま)ラワン材。東南アジアで伐採し過ぎて今ではあんまり見かけなくなったとか聞きましたけど、どうなんですかね。まぁ、伐り倒されてこうやって目の前にあるんだから使い倒さにゃいかんでしょう。で、使ってみたら非常に使いやすい。繊維と直角にノミを入れても気持ちよくサクサク削れていきます。杉の古材だと年輪の固い部分と柔らかい部分で硬度が全然違うので、少しでもノミが切れないと柔らかい部分が潰れてグズグズになるんですが、ラワンだとそういうことはありません。それで強度もあるとなったら、そりゃ昔は多用したよねという使い勝手です。

そうやって一心不乱に穴を彫っていたら、もう少しノミのバリエーションが欲しくなりまして、道具棚を漁ったら手元にない幅のノミを3本見つけました。当然錆まみれですが、研げば無問題。ただ、前回作ったノミのケースは5本入りで満員なんですよね。仕方がないので、リューター台を一時中断してノミケース2箱目に寄り道しようかと。流石に8本もあったら趣味の木工レベルだとほぼ全ての用途をカバーできる…といいなぁ。

17/03/20(Mon)

随分暖かくなってきてそろそろ頃合ということで、自室の窓際に置いてあるスペアミントを植え替えました。去年の春先に苗を買って鉢植えしたら、あれよという間に成長していき、一年で18cmの鉢がパンパンに。恐るべき繁殖能力です。このまま放っておいても何だかんだで大丈夫な気はするんですけど、メインの枝が長く伸び過ぎて格好良くないのでちょっと整理しようと思いまして。

鉢をひっくり返して土ごと取り出したら、全体を軽くほぐして状況を確認します。その後、若くて元気が良さそうな部分を残してバッサリカット。新しい土を足して元の鉢に戻してやります。こういうのって一回り大きな鉢に植え替えていってやるのがセオリーなんですが、そんなことしているとキリがないので、毎年小さく切り詰めて鉢の大きさをキープするのです。

ちなみに重要なのはここから。廃棄分の土をその辺に捨てると、残っていた根や枝からミントが再生し、その馬鹿みたいな繁殖力でその辺をミントだらけにしてしまいますんで要注意。葉っぱは干してミントティーに加工し、残った土は可燃ゴミに混ぜます。本当は駄目なんでしょうけど、少量という事で見逃していただきたい。

17/03/19(Sun)

香典返しで紅茶&珈琲のセットをゲットしました。香典返しの中では当たりの方です。特に一回使い切りのドリップタイプ珈琲は他の家族が手を出さない事もあって非常にありがたい。紅茶もほぼ独り占めなので更にナイス。ただし、一緒に入っていたクッキーは全て母親に進呈します。こっちは要らないのでいわばwin-winってヤツですね。ちなみにハズレの代表格はタオル(orバスタオル)。もうあり余っているので要りませんが結構な確率でハズレがくるんですよね。贈る側も少し考えて欲しいものです。

少し前でしたか、家中の要らないタオルを集めてダンボール3個分くらいにし、ネットで探した病院に寄付した事がありました。それでもまだかなりのタオルが残っています。捨てるよりはどこかで人の役に立ってもらった方がこちらも気が楽なので、こういうのは大歓迎ですが、出来ればタオルを送りあう習慣は消えて欲しいものです。理想を言えば自分で使うタオルは色・柄・材質を考えて自分で選んで買いたいですね。あまりに家に溢れているので買ったことありませんけど。

17/03/18(Sat)

最近暖かくなってきて、庭の雑草の成長スピードが速くなってきました。毎朝抜いているんですが、ただ抜くだけでは喜びがありませんので、新顔を見つけたら名前を調べることにしています。某天皇陛下も、“雑草という名前の草はない”と仰ったくらいなので。それはともかく、名前が分かるとちょっと見方も変わるのですよね。うちによく生えるジゴクノカマノフタは恐ろしげな名前ですけど、万病に効く薬草で地獄の釜に蓋をして病人を死なさないというのが語源なのだそうです。それにしたってもう少し名前のつけ方ってあると思いますけど。名前が分かると当然属する科も分かります。これが結構面白い。同じグループだとやっぱりどこか似ているので、セリ科→葉っぱが人参っぽいとか。でも、ミツバはセリ科なのにあんまり似てないんですよね。でも、チドメグサとミツバは雰囲気が似ている気がします。

雑草の種類も結構変化します。以前はドクダミがあちこちに生えていましたが、オヤノカタキとばかりに根絶やしにしましたんで、最近は全く見なくなりました。ムラサキカタバミも結構迫害していますが、これはまだちょいちょい残っています。まぁ、引き続き迫害するのであと数年で庭の中からはいなくなると思いますけど。今年になってよく見かけるようになったのがクレソン。こいつらは食べられるので、見かけたら別枠で採集してきてサラダに入れてます。爆発的な繁殖力で一部では蛇蝎の如く嫌われてますけど、根があっさりしているので抜くのはとても簡単です。むしろ一部に隔離して人工栽培したいくらい。ほろ苦みがなかなか乙なのです。とはいいつつ、一定限度を超えると大事になるのは目に見えているので、すぐに抜いてしまうんですけど。

17/03/17(Fri)

毎日日替わりでメイン料理を作る私ですが、副菜はほぼ一緒。最近は温野菜サラダと大豆の炒り浸しが定番です。温野菜サラダはその名の通り、今が旬の野菜を少しずつサッと茹でてオリーブ油メインのドレッシングor酢醤油で食べるもの。以前は普通のサラダだったんですが、温野菜サラダにすると白菜などのノーマルサラダでは難しい食材も使える上に、量も食べられて一挙両得。大根・人参・白菜の芯などは2分くらい茹でますけど、サラダ菜・水菜などは余熱で火を通すので、風味もそこそこ生きてます。

大豆の炒り浸しは最近マイブームのニューフェイス。業務用スーパーでキロ600円の大豆をゲットしたのでせっせと食べてます。浸す汁はだし汁(昆布と鰹節)500mlに対して味醂と醤油各大匙4・塩小匙1。ここに表面がやや焦げるまで乾煎りした大豆を熱々の内に直接投入し、冷めて中まで味が染みるまで待って完成。どう考えても身体にいい一品ですし、今の季節ならタッパー冷蔵庫保存で1週間ほどはもちます。うちでは甘く煮る豆が人気で、こういう味付けはあんまり流行らないので私しか食べませんけど、ご飯のお供としてはかなり優秀だと思うのですよね。

17/03/16(Thu)

今日のメインは鶏つくね。少し前に週刊新潮でコウケンテツが連載している記事を参考にチキンカツを作りましたけど、今回も参考にしたのは同じ記事。ただし、参考にしたのは鶏つくねを作るというその一点のみで、細かいレシピは全くの自己流です。すなわち、鶏つくねの記事を見たら食べたくなって作ってみたという、非常に単純な構造となっています。

鶏つくねの作り方は簡単。基本的にハンバーグの合い挽き肉を鶏挽肉に置き換えるだけ。鶏挽肉は合い挽き肉に比べてパサパサしやすいので、豆腐を入れてジューシーさを確保するという裏技もあるんですけど、今回は素直に鶏挽肉だけで作ってみました。あと、ハンバーグの場合は風味付けに胡椒をやや多めに入れるんですが、つくねと胡椒はあんまりあわない気がしたので胡椒は無し。そのかわり冷凍してある生姜を一片刻んで入れました。また、サイズは所謂ミニハンバーグサイズで成型。フルサイズで作るとつくねじゃなくて鶏ハンバーグになってしまうので。

焼きは強火両面2分ずつで焼き色をつけた後、日本酒を注いで蓋をし両面3分ずつで中まで火を通します。最後に醤油・酒・味醂・砂糖を適当に混ぜて作ったタレを流し込み、煮絡めて完成。結果:つくね丼最高。ハンバーグのように箸を入れたら中から肉汁が、などということはありません。むしろパサパサ寄りのサッパリした味わい。しかし、刻み葱・大根おろしを添えてご飯に乗っけるとその相性の良さはハンバーグ以上です。鶏挽肉って安いので、もっと頻繁に作ってもいいかもしれません。

17/03/15(Wed)

お気に入りの器が欠けてしまいました。直径約13cmの平皿で、ふちに5mm×3mmの欠け。醤油をとろうとしたら受け皿がくっついて一緒に持ち上がってしまい、少し動かしたら落ちたちょうどその真下に平皿があったというパターン。これはまぁ不可抗力、仕方がないでしょう。受け皿がくっついて持ち上がった直後に下ろせば避けられたでしょうが、私もくっついてくるとは思っていなかったので反応が遅れたのですよね。

というわけで、直します。私は(偽)金継ぎも趣味にしているので、こういうのはむしろご馳走です。特に今回のような極わずかな剥離パターンは一番楽なタイプ。ちなみに、(偽)金継ぎにはいろいろな条件があります。1. ガラス製品は基本的に無理。ガラスの割れた面は非常にツルツルなので、パテや接着剤が食いつきません。リューターで荒らしてからならそこそこ大丈夫ですが、薄いガラスだと荒らす事も出来ずに手詰まりとなります。2. 陶器も基本的に無理。陶器はガラスと違って割れた面がザラザラなのでパテや接着剤の食いつきは最高です。ただし、釉薬のかかっていない断面は水をよく吸います。長時間使っているとパテと本体の間から水が染み込んでいき、接着力を落としてしまいます。ですんで、飾り皿として再生するならともかく、実用に戻すのは難しいです。粘性の低い瞬間接着剤を断面に染み込ませておくと割といけますが、そうすると断面の形が変わるので、破片同士の密着性が下がるのですよね、痛し痒し。

3. バラバラになったものは無理。気合を入れればどんなにバラバラになっても復元は出来ます。しかしそれは無償で楽しくやる趣味の領域を超えているので、あんまり酷くバラバラになったものは廃棄します。つまりまとめると、磁器で欠けた程度のものが(偽)金継ぎの対象という事になります。まぁ、私のお気に入りの器はほとんど磁器なので、よっぽど酷い状態のものでない限りは直して使うんですけどね。

17/03/14(Tue)

毎週月曜日は五徳磨きの日。最近のオール電化キッチンだとフラットテーブルになっていて五徳がないパターンもありますが、うちはプロパンガスなので従来タイプのガスコンロを使っています。コレが結構汚れるのですよね。うちは伝統的に、五徳の中の皿には専用のアルミの薄い皿を買ってきて使っていました。でもアレってこまめに交換するならともかく、敷きっ放しだと相応に汚くなります。別に汚れをなくす装置じゃなくて、本体に汚れがつかないようにカバーするだけだから当然ですが。そもそもカバーをつけるくらいならこまめな掃除を心がける方が個人的にはずっと良い。というわけでうちではもはやそういうカバーは使っていません。

掃除の仕方は簡単。専用にキープしてあるスポンジに磨き粉をつけて、五徳と受け皿を擦り洗いします。薄い焦げ付きはこれでキレイになりますが、五徳に落ちた大物の炭化跡は無理なので、こっちはカッターでこそげ落とします。表面塗装に傷をつけないように角をグラインダーで落としたカッターを使うとスピーディーかつキレイになるのでオススメ。磨き粉は納戸を掃除中に大量に出てきた○十年前の歯磨き粉を使ってます。今は見かけない金属チューブ入りのもので中身がうっすらと茶色く変色していますが、単なる研磨剤として使う分には問題ないでしょ。まぁ、元々歯磨きにも歯磨き粉を使わない主義なので、どっちみち新品でも良いんですけど。それでも毎年定期健診に行く歯医者では歯磨き完璧と言われてますんで、歯磨き粉なんて要らないんですよ実は。ちなみに、歯ブラシも2年〜に1回くらいしか交換しないのに↑の結果なので、月一交換すべしなんていう歯ブラシメーカーの主張も嘘だと思います。

17/03/13(Mon)

うちの両親、所謂ご飯の友系が好きで結構買ってきます。海苔の佃煮・昆布の佃煮・なめたけetc。私個人はご飯は単体で食べるのが一番美味しいと思っている派なので、こういうのを自分から進んで食べたりはしません。でも、油断していると溜まっていくんですよね。半分まで食べたら飽きた→次のを買うというのを繰り返すために、冷蔵庫の扉収納が小さな瓶で一杯、なんて事態も割としょっちゅう起こります。しかたがないので、こういう飽きて放置されたご飯の友系を平らげるのも私の仕事になります。

ただし、ご飯の友系は一般的に味付けが濃いです。塩分の濃さは一回に食べる量を減らせばいいだけなので問題ではないんですけど、旨み調味料の濃さは大問題。少量食べても舌が痺れるあの感覚を味わうと、どうしてこんなもの自分から金出して買ってくるのかサッパリ理解不能です。そんな時に役立つのが大根おろし。濃いのなら薄めてしまえ作戦で、ご飯の友系を薄めるのに最適なのが大根おろし。佃煮系もなめたけも鮭フレークも、ぜーんぶ大根おろしで合えてしまえば何とか食に耐えられるレベルになり超便利。

それにしても、ああいうご飯の友系の瓶ってどうしてあんなに厚いんですかね。なめたけの瓶なんて全面牛乳瓶の底くらいの厚さがあります。どう見ても厚底目的としか見えない不誠実な商品です。今時ペットボトルで作ればえぇでしょうに。それも私がこれ系の商品が嫌いな理由の一つなんですけどね。

17/03/12(Sun)

趣味の木工の次回作は木ネジやドリルビットなどの小物を整理しておく3段の小さな棚。300mm(幅)×160mm(奥行き)×420mm(高さ)を予定。収納には階段の下の三角になっているスペースを利用しているのですが、以前から気になっていた死んでいる空間を有効活用するための小物が今回の一品。整理棚なので塗装はしませんが、練習のつもりなので精度面などは今出来るベストを尽くします。

棚は上下+間に2段で計4枚必要。使うのは経年劣化で接着が剥がれ始めているボロベニヤ板です。10mm角の棒の一面に深さ5mm・幅5mmの溝を彫り、ボロベニヤの四辺をこの棒でカバーします。端さえ守ってやればこんなベニヤでも十分に役に立ってくれるのです。縦の柱は四隅にそれぞれ1本ずつの計4本。ここに幅10mmの溝を彫り、↑で作った棚をはめ込んだうえで木ネジ固定。斜めのラインには強度確保のための筋交いも噛ませます。ベニヤ以外の材料も、廃材置き場からなるべく他には用途がないような中途半端な材料を選んできて有効活用を心がけます。効率だけ考えると大きな板から規定の大きさで切り出していくのが楽なんですが、それをやるとますます端材が増えるので。こういう割と見てくれを気にしないで済む作品は端材処理のチャンスなのです。

17/03/11(Sat)

最近菜の花がアホみたいに咲いているので、毎食菜の花ライフです。菜の花の食べ方は簡単。白菜・人参なんかと一緒にサッと湯通ししてからドレッシングor酢醤油で食べる、シンプルイズベスト方式です。菜の花はちょっと苦いんですけど、その苦味が良いのですよ。以前は茹でて絞ってマヨネーズで食べてましたけど、これだとマヨネーズの油で菜の花の苦味が消えて食べやすくなるので、イマイチ菜の花食べたって気にならないのがマイナス。したがって、個人的には酢醤油&山椒粉がベストですが、次点でオリーブ油ベースの自家製ドレッシングとなっています。

ちなみに菜の花が旬という事は、同じアブラナ科のキャベツも当然旬。毎昼はお好み焼きで150gずつ消費していますが、とてもそれだけでは追いつけなくなってきたので、様々に加工しています。こっちは菜の花のようなクセは全くないので、どうにでも料理できる分やや面白味には欠けますが。個人的に一番好きなのは浅漬け。千切りキャベツに塩を振って半日置いてからよく絞り、鷹の爪・昆布・ミカンの皮を加えてタッパーに入れ、ひたひたまで水を注いでから塩で味を調整するだけ。水を注ぐのがポイントで、絞りっぱなしの一般的な浅漬けよりもシャキシャキ感があって個人的にはオススメです。

17/03/10(Fri)

夕食を食べながらニュースをボーっと見ていた時、某山村から竹細工のレポートがありまして、久しぶりに物欲を刺激されました。割と厚めの鉄板に少しずつ大きさを変えた穴がいくつもあけられている道具で、ここに竹ひごを通す事で規定の太さに揃えられるという代物。こんなの市販してるんかいな?と色々検索ワードを工夫して調べた結果、ひご抜きという商品だと判明しました。Amazonで調べると1,500円くらい。鉄板に穴を開ければ自作できるそうですがどうしよう…。

更に問題が一つ。このひご抜きを使うには一旦ひごを湿らせないといけないと上手く穴を通らないらしい。ですが、私がひごのサイズを揃えたいのは趣味の木工で釘として使うためで、3mmの下穴にぴったり入るようにしたいのです。0.1mm単位で明らかに結果が違ってくるのに、一旦濡らして乾かしたりしたら精度的にはダメダメなわけで、乾いたままの竹ひごを無理やり通して何とかなるものなのか。不確定要素が多過ぎてイマイチ踏み切れないでいます。まぁ、現状でも竹ひごはほぼ直径3mm規格と考えて間違いないですし、予めノギスで測って太過ぎるようだったらサンドペーパーで微調整、穴の深さを決めておいてそれより少しだけ長く切って木槌で優しく叩き込む、などで割と問題なく運用できているので、今回はスルーする公算が大きいですね。

17/03/09(Thu)

今日のメインは鶏ムネ肉とキャベツの炒め物。先日のチキンカツを作るべくムネ肉2個入りパックを買ったのですが、厚さを揃えるために切り開いてみると予想以上に大きくて、1枚揚げれば3人分を楽々まかなえました。ですんで、残りの一枚は蒸して火を通してから身は手で裂き、皮は細切りにしてバンバンジーの素みたいな形にしておいたのです。サラダに入れても美味しいのですが、このペースだと傷む前に食べ切れそうにないので、炒め物をして大量消費してしまいます。

具はキャベツ・ムネ肉・マカロニ。キャベツは芯を外してザク切りにし、芯は薄くスライスして合流。マカロニは規定時間茹でておきます(うちのは9分)。フライパンに油多めでニンニクを泳がせて香りをつけたらキャベツを炒め、8割方火が通った所でムネ肉・マカロニを投入。塩胡椒とケチャップで味を決めて完成です。ケチャップで炒めると非常にジャンクで子供っぽい味になりますが、私は意外にコレが好き。最近暖かくなって裏庭のパセリも使用可能レベルになってきたので、たっぷり目を刻んで振り掛けるとなお良し。単純に塩胡椒で炒めるよりも素材の味はボケますが、いいんです美味けりゃ。

17/03/08(Wed)

今日のメインはチキンカツ。週刊新潮の最後の方でコウケンテツが料理コーナーを持ってまして、先週とり上げられていたのが美味しそうだったので。ただし、ソースとか揚げ方とか細かい所は一切参考にしていません。チキンカツの記事に触発されて自分スタイルでチキンカツを作りました。

使うのはドケチの味方鶏ムネ肉。業務用スーパーでは運が良いとグラム30円台で買えてしまいます。一般的にはモモ肉の方がジューシーで美味しいんですが、揚げる場合はそれだとしつこくなり過ぎるのでムネ肉を使います。ただし、揚げてから時間が経つとパッサパサで美味しくなくなるので、お弁当に使う場合なんかは一工夫要るかも。今回のように揚げてすぐ食べるんであれば普通にムネ肉で問題ありません。買ってきたムネ肉は厚い部分に切り開いて厚みを調整してから塩胡椒して半日放置。あとはフライの定番、小麦粉→卵→パン粉とつけてやや低めの温度で表裏5分→5分目安に火を通します。網にあげて5分ほど休ませてからカット。揚げたてを切ると衣が剥がれやすいので少し時間を置いた方がベター。付け合せにキャベツを刻んでウスターソースをたっぷりかければ完成。同業他社のトンカツと比べると明らかにサッパリしていて、肉食べた〜って充実感の面では負けますが、このサッパリさはそれはそれで良いのではないかと思われます。

17/03/07(Tue)

今回の趣味の木工はノミのケース。現在研いだ状態を維持して頻繁に使っているノミが3本。刃こぼれが酷いのでベルトサンダーを買ったら(もうほとんど買うつもりになっている…)再生しようと思っているのが2本。ノミの刃は繊細なので膝の高さから落としても致命傷なんですが、持ち手が丸いので転がって落ちるリスクがあります。また、複数本道時に使っていると、きちんとしたケースを用意して帰還場所を決めておいた方が探す手間が省けて作業効率が上がるというメリットも。というわけで、今回の趣味の木工になりました。構造は簡単。200mm×250mm×35mmの蓋無し箱。底板はベニヤで塗装は無し。底板に割り箸サイズの細い棒を平行に何本も貼って、中でノミが転がるのを防ぎます。

側板は厚さ6mm前後の板(端材を利用するので一定しない)を200mm×35mmと250mm×35mmサイズに各2枚切り出しまして、リューターを使い長辺の端から5mmの所に幅5mm深さ5mmの溝を彫ります(底板のベニヤをはめ込むための溝)。4枚の板の35mmの短辺にそれぞれ相手の板の厚さで凸凹の刻み噛み合わせを作ります。最後に全部組み立てて、底板に木工用ボンドで滑り止めの細い棒を貼り付けていけば完成。最近端材を入れてある箱が溢れ気味なので、こういう見栄えをあまり気にしないでいい一品はウェルカム。とはいえ、上手くはなりたいので板同士の噛み合わせの精度なんかは妥協しないで本気でやりますけど。

17/03/06(Mon)

近所のおっちゃんが小ぶりのスーパーレジ袋一杯のフキノトウを持ってきました。ありがたいんですけど、これだけあるとありがたみが薄れるのも事実。世の中でフキノトウというと蕗味噌が一般的ですが、私はアレがあんまり好きじゃありません。というか、いわゆるご飯の友全般が。ご飯はご飯だけで食べるのが好きなので、その存在価値をイマイチ感じられないのです。したがって、海苔・梅干・沢庵などのメジャーどころもほとんど使いません。

というわけで今回のフキノトウは天婦羅に加工しました。天婦羅、面倒臭い料理の代表格ですが、慣れればそうでもありません。うちで使うのは角が90度に立ち上がったスタイルの直径18cmと小ぶりのフライパン。ここに材料が浸かるか浸からないか位の少量の油を入れて揚げます。油の量が少ないので具を入れるとすぐに温度が下がり、カラッと揚げるのは難しいんですが、そこは揚げたて補正で結構美味しく食べられるのです。衣は小麦粉・水・卵を適当に混ぜたもの。本格的な天婦羅をするのなら水は氷水を使い、衣全体も湯煎ならぬ氷煎で冷やしながら作業するんですが、今回は混ぜっぱなしで。フキノトウは一瞬で火が通るので油を泳がせるのはせいぜい30秒。結構な量のフキノトウもすぐに処理できてしまいます。

結果:普通に美味い。エグミのある野草はとりあえず揚げとけというのがセオリーですが、確かに揚げるとフキノトウ独特の苦味が随分と和らいで食べやすくなります。コレなら普通に食べられる範囲内。ただし、やっぱりこういうのは沢山食べるもんじゃないです。せいぜい3個まで。もうちょっと食べたいな、位でやめておいて春の雰囲気を感じる一皿であって、これでお腹を満たそうとかそういう類の料理ではないと思います。

17/03/05(Sun)

今日のメインは唐揚げ。若い頃と違って連続はきついですが、たまに食べるとやたらと美味しく感じる、それが唐揚げ。国産のモモ肉はグラム98円ですが、これがブラジル産の解凍物になるとなぜかグラム52円になります。私が使うのは無論ブラジル産解凍もの。よく国産=安全・安心なんていいますけど、私に言わせりゃそれって思考停止の何ものでもありません。つい先日学校給食に使われていた海苔にノロウイルスが付着していて1,000人規模の集団食中毒がおきたように、国産=安全なんてただの幻想。国内業者だって杜撰な所はいくらでもありますから。私が食材を選ぶ基準は魚柄仁之助の本で知った“とりあえず一番安いヤツを買って食べてみる。色々工夫してもそのクラスで満足できなければワンランク上げる。以下同じ繰り返し。”私の味覚だとブラジル産解凍もので作ったから揚げで十分満足できるので、国産=安全という合理性に乏しいものに銭を払う気はありません。

非合理的といえばもうひとつ、天然・自然のものだから安心安全ってのも典型的な思考停止案件ですね。フグ・トリカブト・ツキヨタケ、自然に存在する猛毒なんていくらでもあります。これほど強烈ではないにしても、緑色になったジャガイモの皮なんてふつーに毒ですし。天然成分由来だから安心、なーんて広告文を見るとその製品は絶対に買いたくなくなる私です。

それはともかく今日のメインの唐揚げ。最近のマイブームは宮崎風甘酢&タルタルです。買ってきたモモ肉を一口大に切り、塩・胡椒・醤油・ニンニクで下味をつけて半日放置。ここに片栗粉をまぶしてカラッと揚げてから油切りをせずに甘酢に放り込み味をしみこませます。コレに自家製タルタルソースを絡めて食べると最高美味い。面倒臭い場合はマヨネーズだけでも結構いけます。摂取カロリーが大変な事になるので、登場は時々にとどめた方がいいとは思いますけど。

17/03/04(Sat)

唐突ですがうちにはドリルが3台あります。どれも亡き祖父が買って30年くらいは埃まみれで放置されていたもの。その中で比較的状態のマシな1台を使っていたんですが、先日買った垂直にドリルを下ろす冶具に固定してしまったので、次に状態のマシな1台を引っ張り出してきました。もちろん冶具から外すことはできるんですが、ただ漫然と取り付けるだけならともかく、0.5mm単位でのセンター合わせが面倒臭いので、他にドリルがある以上はなるべく専属にしたいのです。

というわけで、セカンドマシン。これもファーストと同じく日本の有名工具メーカーmakita製なので、放置時間が長くても問題なく動きます。ただ、中から油切れっぽい音がするのですよね。放熱の穴から覗くと中に埃も詰まってますし。というわけで分解掃除しようと思ったのですが、ドリルの刃を保持する金具(チャック)が本体から外れません。チャックが外れないとモーターを保護しているカバーも外せません。コレどうやって外したらいいの?

というわけでネット検索。ネットって本当に便利ですよね。こういう時に昔ならメーカーに電話して聞かないといけなかったことが一瞬で分かります。ふむふむ、本体を固定したうえで、本体とチャックの間に適当な大きさのスパナを挟んで木槌でひっぱたけと…、意外に原始的な方法で取り付けられていました。最近のは逆ネジで固定されているのが多いんですが、昔のはこうやって打ち込んで摩擦力で固定されていたそうです。ひっぱたき方が弱過ぎると外れないけど、強すぎると中心軸が歪んで使い物にならなくなるらしい。まぁ、このまま使っていても遠からず煙を吹いて永眠しそうな代物なので、一か八かでやりますけど。

17/03/03(Fri)

食事ごとに必ずつけるサラダですが、最近は一度湯通しをするのがマイブームになっています。湯通しすると生の倍くらい野菜を採れるのですよ。ノーマルサラダを山盛り作っても、仮にそれを熱湯に通すと“えっ、こんなもの?”と驚くくらい量が減ってしまうので、湯通しした方が正解かなと。それに使える野菜の幅も広がりますしね(白菜とか)。

最近の具は白菜・人参・水菜・ブロッコリーがメイン。最近気温が随分上がって裏庭のレタスが収穫ベースに乗ってきたので、時々加わります。勿論レタスだって火を通しますよ。コンロの火を落としてから余熱で、ですけど。味付けはオリーブ油と酢で自作したドレッシングでもいいんですけど、とっとと使い切りたい山椒粉をたっぷり振りかけた後に作り沖してある酢醤油でも結構いける。オイルフリーなのでカロリーカット効果があるのも◎。ドレッシングの方は油の酸化面から賞味期限があるのでこっちもそこそこ使ってはいますけど、オススメは山椒粉&酢醤油の方かも。サラダとご飯(玄米)とコッテリ系のメインが一皿あれば、夕食的には大満足な私です。

17/03/02(Thu)

今日のメインはセールで買ってきたジャガイモを使ってスパニッシュオムレツ。ただしこれだと袋で買ってきたジャガイモの内数個しか使わないので、残ったジャガイモはポテサラに。ポテサラは良い。惣菜コーナーでも定番の一品ですが、冷静に値段をチェックすると馬鹿みたいにお高い。まぁ手間賃その他が入っているので当然といえば当然ですが、ポテサラは自分で作るに限ります。ドケチ的にはガス代をなるべくケチりたいので、鍋ワンオペで行きます。

それぞれ4つに切ったジャガイモ4個と尻にピンで穴を開けた卵2個を鍋に入れ、ひたひたに水を注いで点火。沸騰したら味噌漉しに使っている小さなザルにマカロニ50gを入れて投入。マカロニは時々箸で混ぜて固まらないようにしつつ9分。ゆで卵は黄身を真ん中にするためには動かさなきゃいけませんが、こっちはどうせ後で微塵切りにするので放置でOK。9分経ったらマカロニを引き上げてオリーブ油を絡ませておきます。更に4分経過して卵が固ゆでになったところでザルにあげ、卵は殻を剥きやすくするために水に漬けておきます。ちなみに茹で汁は後で洗い物に使うのでキープ。温水だと洗剤が入らないのでお得です。肉や野菜を下茹でしたもので洗い物は流石にNGですが、今回のようなケースなら平気。

ジャガイモはマッシャーで潰し、卵は白身黄身を分離して前者を微塵切り後者は指で潰します。ここにマカロニと晒した玉葱、お徳用切り落としハムを小さくきったものを加え、マヨ・塩・胡椒で味を調えて完成。今は寒くて使えるパセリがほとんどないのが画竜点睛ですが仕方なし。結果:普通に美味い。やっぱポテサラは自分で作るに限ります。惣菜コーナーで小さなパック一つ198円とか買ってられません。

17/03/01(Wed)

今回の趣味の木工のキモであるホゾ作りにはノミを多用します。ノミで重要なのは刃幅。たとえば20mmの穴を彫る際に刃幅10mmのノミを持っていれば2回で済みますが、6mmしか持っていなければ4回以上必要になります(理屈では)。私が自分で買ったノミは6mmと9mm。正直いろんな作業をするにはちょっと心もとないラインナップです。そこで亡き祖父(大工)が使っていたノミを再利用しようと思いつきました。以前納戸の大整理をした時に、刃が丸型など手入れをしづらい特殊なノミは全部廃棄したんですが、スタンダードなヤツはとっておいたのです。コレを整備して再利用します。

寺社の修理番組なんかで、修理跡から作業をしていると昔の人の息遣いが感じられる、なんて定番コメントが聞かれる事がありますが、祖父の使っていたノミを整備していると本当に祖父の性格が感じられます。杜撰、その一言。刃が錆びているのは経年劣化だとしても、とにかく刃こぼれが酷い。そして同じようなサイズのノミが沢山ある。これはつまり、刃こぼれしたら直すのが面倒になって新しいのを買っていたという事です。近所でも腕の悪さと作業の適当っぷりは有名だったらしいのでさもありなん。

というわけで刃こぼれしたノミの整備ですが、相当面倒臭いです。要は刃こぼれが消えるまでひたすら研ぐだけなんですが、洒落にならない時間がかかります。うーん、ここは以前から考えていた変則機能付のベルトサンダーを買うべきか…(低速モードが無いと刃研ぎには使えない)。ちなみに値段はピンきりですが安いのは6,000円くらいから。でもコレがあると刃物の整備が劇的に楽になるし、切削力は手持ちのオービタルサンダーより遥かに上なので、趣味の木工面でも大幅にプラス。でも最近ディスクグラインダー買っちゃったばかりなんですよね(3,200円)。あんまり連続でAmazon先生に頼ると依存症っぽくなって嫌なので、1ヶ月くらいじっくり考えて多分春先くらいに買っちゃうんじゃないでしょうか。

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