2017年4月

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17/04/30(Sun)

庭仕事中や趣味の木工中は言うに及ばず、料理中も大活躍の携帯音楽プレイヤー。コードを買ってCDラジカセをスピーカーとして使えるようなってますます用途が広がっています。ほんの4,000円弱、もっと早く買えばよかった。手持ちのCDから気に入ったものをデータ化するだけではなく、Youtubeから音声データを抽出して聴くのが超便利。これはCDが売れなくなって当然ですわ…。音質を考えなければ大概の音源はタダで手に入ってしまいますし、その音質もイヤフォンで聴く分には全く気にならないレベル。そんなわけで私の携帯音楽ライフを支えるツールを紹介します。

1. TheYouMP3 このサイトのボックスに欲しい音源のあるYoutubeのアドレスをコピペしてスイッチを押すと、動画を除いた音声データだけを抽出してダウンロードできます。猿でも出来るレベルの簡単操作。2. MP3Gain こっちはフリーソフトです。ダウンロードした音声データはファイルによってボリュームのレベルが違います。ですんで並べて聴いていると音が急に大きくなったり小さくなったりして非常に耳に優しくない。このソフトを使うとその音量レベルを簡単に平準化できます。音量の変更にのみ特化しているソフトなので、使い方はこれまた簡単。外国のソフトですが日本語化が可能なのでそっち方面も安心です。

ただしこのソフト、一つだけ落とし穴があります。音量の変更が可能なのはあくまでMP3ファイルであって、WMAは対象外です。手持ちのCDからデータ化した音源のレベルを参考にしようとして読み込もうとしても読み込めないので焦りました。一番最初にCDをデータ化する際にWMAとMP3のどっちを選ぶか迷い、ネットで調べたらどっちも一緒という結論に達して結局WMAにしたのですよね。その結果、CDから吸い出したデータはWMA・YoutubeからゲットしたデータはMP3という風に分かれてしまいました。聴く分には特に問題は無いんですが、MP3Gainを使うのならMP3にしておいた方がよかったかも。まぁ、今更ですけど。今ならまだデータ化したCDも少ないのでやり直すのは簡単ですが、正直そこまでの必要は感じていないのですよね。

17/04/29(Sat)

今年もまたホームセンターでバジルの苗を買ってきました。1鉢128円。これで1シーズンバジルがエンドレスに使えるんですから安いものです。ちなみに主用途は当然ながらパスタ。ニンニク&鷹の爪で作るペペロンチーネベースのパスタにちょっと入れると非常に美味。今年の頭に鰯で仕込んでおいたオイル漬けもそろそろ投入可能時期になっているので非常に楽しみです。コレでバジルが多年草なら言う事とないんですけど…。

他の多年草ハーブ類は相変わらず元気一杯。こいつらほとんど雑草だよねクラスの生命力を見せ付けています。特に1年目あんまり元気がなかったオレガノがすっかり定着してしまい、買ってきたときは片手に乗るくらいだったのが今や半径30cmほどの大株に成長。ちょっと使い切れなくなりつつあります。タイムはアフロヘアみたいに細い枝がこんがらがるので、鬱陶しくなって去年少し切り過ぎてしまい、少し元気がありません。まぁ、これから気温が上がっていくにつれて復活してくれると信じたい。何せうちのエースですから。

ミントはハーブの中でも繁殖力がヤバイので隔離して植木鉢で育てていますが、相変わらずの元気っぷり。準エースのローズマりーは可もなく不可もなく普通に順調です。今年も何種類か増やそうと思っているので、ホームセンターに行く度に頭を悩ませる昨今です。

17/04/28(Fri)

大量に貰ったキュウリをどう食べるかを考えていたら、久しぶりに春雨サラダとかいいんじゃね?と思いつきましたんで、早速業務用スーパーで緑豆春雨をゲット。通常スーパーの緑豆春雨は一回で使いきってしまう量入りの小さなパックしか置いておらずおまけに割高なので、こういう乾物系を買うのなら業務用スーパーに限ります。買ってきた緑豆春雨はパッケージの指示に従って戻します。今回の場合は熱湯に浸して5分、簡単です。

今回は80g使いましたが、それでも大きなタッパーいっぱいの量が出来るので非常にお得。味付けは酢醤油に辛子を強めに効かせるのがベース。味を見て砂糖・塩などで調整しますが、辛子を利かせておけば塩分も少なめに出来るんでいいんじゃないでしょうか。後は色付けにキュウリの千切り・人参の千切り・ハム・微塵切りのゆで卵なんかを加えると彩り豊かで良い感じ。割と昔からある定番で、子供の頃はあんまり美味しいとは思わなかったんですが、今では普通に美味しいと思います。こういう副菜を切らさないようにすると、手間がかからず食卓を豪華に見せられるので結構オススメ。

17/04/27(Thu)

今日は母親のリクエストでジャガイモを使った一品。週刊新潮に掲示板的なページがありまして、そこでタレントの山瀬まみが尋ねたジャガイモの美味しい食べ方に対するお返事レシピを作れというのが今回のミッション。見たとこ簡単に出来そうなんで作ってみました。

1. ジャガイモを千六本に刻んで水に晒す。レシピでは皮を剥けとありましたが、面倒臭いので皮付きのままでGo。千六本に刻んだら皮の部分なんて点にしかならないので無問題です。2. 2回ほど水を替えてしっかりでん粉を抜いてから80度のお湯に投入して1分放置。茹でては駄目だそうなので火からおろして放置します。適度に火を通しつつシャキシャキ加減を残したい結果がこの温度と時間なんだろうなということで、コレはキッチリ守ります。製菓用に台所に置いてある温度計が時々地味に活躍しますね。3. しっかり湯切りしたジャガイモをマヨネーズ・皮を外した辛子明太子・オリーブ油それぞれ適量で合え、仕上げにパセリを散らして完成。

評価:母親は美味いといってましたが、マヨ&辛子明太子は昨今割とありふれた組み合わせなので、そんなに目新しさは感じません。ジャガイモのシャキシャキ感もまぁ、こんなものかなと。でも美味いか不味いかと問われたら美味いと答えられる程度の一品ではあります。自分では作らないけどリクエストされたら作るのはやぶさかではない感じでレパートリーが増えてしまった感じです。

17/04/26(Wed)

構造がシンプルなイヤフォンコード巻きプロトタイプVer. 01完成、そして没。コードを巻くことで挟む部分が動かなくなりました。ま、0.5mmも動けば役目は果たせるので根性見せるかなと楽観視してたんですけど、普通にダメでした。でも、1回や2回の失敗は織り込み済み。使う木も極小なので痛くも痒くもありません。むしろ失敗する事で机上の空論では得られないノウハウが蓄積されるので望む所です。というわけで01の失敗を元に02を再設計します。輪ゴムの弾力を利用して挟んで止める部分の構造を改良。作る手間は01と大差ありませんが、サテどうなるでしょう。

今回の製作では前回作ったリューターテーブルが大活躍です。作ってよかったリューターテーブル。リューターで溝を彫るには、リューターを動かすor材料を動かすのどっちかが必要になります。今回のように材料がごく小さい場合は、材料を動かす方がベターです。しかしそのためには材料をキッチリ固定して正確にスライドさせる事が必要で、精度の高いリューターテーブルは必須なのです。やっぱり作って良かった。そしてスライドテーブルでこんな高精度な作業が出来る事を実感してしまうと、欲しくなるのが丸ノコ&スライドテーブル。かように人間の物欲というのは限りがないものなのですね。

17/04/25(Tue)

スノコの修理は組み立てに突入。木工用ボンドで棒に板を固定するのですが、1本ずつ乾くのを待って次のを接着するので、1日に10分位しか作業できません。とっとと木ネジで固定してしまえば、一気に8本全部終わらせられるのですが、板も棒も細いのでクランプで保持しつつドリルで穴を開けるスペースが取れないのです。また、棒と板の位置関係上、複数本同時進行というのも無理。棒を3cmほど長めにとっておき、片端から板を張っていって最後に余りをカットして寸分の狂いなく隙間を配置する作戦なので、両側から同時に攻めるのも不可。朝晩1本ずつ毎日地道に接着していくしかありません。

その間は暇なので、ちゃちゃっと作れる携帯音楽プレイヤー用のイヤフォンコード巻きに着手します。最近買った携帯音楽プレイヤーがお気に入りでどこでも持ち歩いているのですが、イヤフォンのコードが長過ぎて邪魔臭いのです。コレを巻くのに木製のとりあえず木製のクリップを使っていましたが、課題が見えてきたので木で作ってしまおうかなと。基本構造は10mm×50mmの板2枚を真ん中輪ゴムで止めたものです。始点を片方に挟み、エェ長さまでグルグル巻いたら終点も挟んで固定する、それだけ。ただし、巻きやすい様に真ん中をやや細くしてみたり、挟みやすいように口の所にギザギザを入れて摩擦係数を大きくしたりといった小技を効かせます。ただ、こういうのはちょっとしたサイズの違いで遣いやすさが劇的に変わってくるので、今回作るのはプロトタイプVer. 01といったところです。Ver. 03位で決められるといいなぁと思ってますが、サテどうなるでしょう。

17/04/24(Mon)

リューターテーブル&冶具の作成がやっと一段落しまして、次の趣味の木工は以前から気になっていたスノコの修理。一枚すごく気持ち悪いスノコがあって、何とかしようと思っていたのです。このスノコ、多分祖父の手作り。仕事の適当さでは定評のあった祖父ですから、スノコのような小品でも決してその期待を裏切りません。このスノコは8枚の板を3本の棒で支える一般的な構造なんですけど、まずその8枚の板の幅がバラバラ。計ってみると、最大と最小で約5mmの誤差があります。たった5mmかと思うかもしれませんが、人間の目ってかなり高精度なので、5mmの誤差のある板がランダムに並んでいたらかなり気持ち悪く感じます。それだけでもアレなのに、板と板の間の隙間の幅もバラバラ。10mmのところもあれば13mmのところもあったりと、もう気持ち悪い事この上なし。というわけで直します。

方針は簡単。1. 全部ばらす。2. カンナを使って板の幅をキッチリ揃える。3. 隙間を揃えつつ板を足場の棒に固定する。で、ばらしてみたところ、足場の棒はスポンジ化が進んでいて再利用不可ということで廃棄になりました。中に虫が入ってたんです。こいつら、見た目では分からないように表面の皮一枚だけ残して内部を食い荒らし、木をスポンジ状にしてしまう恐ろしい存在です。地面に近くて水分を含みやすい棒の方から餌食になったものと思われます。板の方も結構食われていたんですが、まぁまだ平気だろうという事で採用しましたが、全く売り物にはならないレベルで食われていましたんで、本当はこっちも捨てた方がいいかもしれません。カンナかけると、表面に迷路状の穴が浮かび上がるのですよ…。でもそうすると、“修理”にならないので妥協して使っている状態。趣味じゃなきゃこんな虫食いのスノコなんてとっとと捨ててます。

17/04/23(Sun)

食べても食べてもなくならないサトイモを今日も調理しました。前回の揚げびたしが予想以上に失敗だったので、今回は煮っ転がしに。揚げびたしってナスだと絶品になるのに、サトイモだと駄目ですね。全体的に油を吸い込まないのがいけないんでしょうか、素揚げをしたのにパサパサで、吸い込む事を前提とした濃度でしか作っていない薄めのつけ汁がとっても物足りない感じ。新しい料理って、不味くても可能性が感じられる場合はまた作ろうと思うのですが、サトイモの揚げびたしは行き止まりっぽいのでもうやりません。

というわけで煮っ転がし。固めに下茹でしたサトイモを酒・味醂・醤油各1の鍋に入れ、中火で水分を飛ばしながら炒りつけるだけの簡単料理です。感想:イマイチ。何か全体的にパサパサしてるんですよね。仕方がないので味噌つけて食べてます。ただし、揚げびたしの時のように行き止まり感はなく、改良すればいけそうな感じ。改良点はズバリ芋そのものです。薄々気がついてはいましたが、拳大以上のサトイモはパサパサで不味い。食べるなら市販サイズである卵大以下のものに限ります。そうするとしっとり滑らかでとっても美味しい。煮っ転がしもこういうサイズで作るべきです。とはいえ、不味いサイズが一杯あるんですよね…。こういうのはもはやコロッケにでも加工するしか使い道がないのかも。しかし、そこまでする価値があるのか、微妙な所です。

17/04/22(Sat)

新聞に挟まってくる広告は殆ど見ないのですが、唯一ホームセンターのものだけはマメにチェックしています、あんまり収穫は無いんですけどね。私が欲するのは工具・DIY系なんですけど、この分野で安売りになるものは、いつも電動ドライバー・丸ノコ・レシプロソー辺りばっかりでつまらないんです。たまには変わったもの載せろやと思わなくもありません。丸ノコは実はちょっと欲しいんですが、買うのならMakita辺りのきちんとしたものにしようと思っているので、ホームセンターの安売りに出てくるE-Valueのものとかには興味ないです。

DIY素材系でよく広告に出てくるのはペンキ・2×4材・クレ556あたり。どれも要らねー、と思っていたら今回珍しく私の琴線に触れる商品が乗っていました。スリムスレッドネジ3.3×25mmが1,000本で398円。いつもは498円で売られている商品なのでコレはお安い、と即ゲット。ネジって滅多に出ないんですよね。使用頻度はとても高いと思うんですけど、どうしてでしょう?このサイズが私の趣味の木工では一番使いやすいです。これが40mmになると出番はぐっと減ります(でも確実に時々使うので持ってる)。更に長い70mmとかになると、私の趣味の木工ではまず出番がないので持ってません。1,000本とか使いきれないんじゃないの?と思うかもしれませんが、前回3年くらい前に買った同じ箱がほとんど空になっているので、確実に使います。まぁ、身の回りのものは大体作ってしまったので、消費スピードは落ちると思いますけどね。

17/04/21(Fri)

近所のおっちゃんに苺を貰いました。ありがたいことですが、パックが2×2入る紙箱一杯の苺はとてもじゃないけど食べきれないので、ジャムに加工します。苺のジャムは簡単。ヘタをとった苺に重量の50%の砂糖(今回は三温糖を使いましたけど、別に何でも構いません)をまぶして1時間ほど放置して点火。沸騰したら弱火に落として15分ほど煮てからクエン酸をパラパラと投入して瓶詰めにして完成。放置時間を除けば全工程40分位で済んでしまいます。

うちの祖父母は苺を作っていたので子供の頃は身近にありすぎて殆ど食べませんでしたが、たまにちょっとだけ食べると美味しいですね、苺。これまた祖母の黒記憶の一つなんですけど、当然のように苺ジャムも作っていました。ただし、当時のジャムは今のサッと煮て風味を残すものとは正反対で、とにかく砂糖多目でコトコト煮込むスタイルだったので、苺もドドメ色になるまで煮込まれてとても美味しそうには見えませんでした。食べてみると普通に苺味なんですが、見た目で食欲を萎えさせるあの色は今でも時々思い出します。

17/04/20(Thu)

季節柄筍を貰う機会が多くて、嫌になってきました。筍のポイントは出来るだけ早く下茹でしてアクを抜いてしまう事だと思います。筍のアクは時間経過で強烈になっていくので、今日は面倒臭いのでとりあえず明日で良いや…は厳禁。まぁ、ひたひたの水注いで柔らかくなるまで茹でて自然冷却するだけなんで、傍にいる以外する事はあんまり無かったりするんですが。ちなみに米糠や鷹の爪を入れるとアクが抜けるというのは迷信なので、私はやりません。下茹でに使うのは水のみ。糠漬け以外には用途の無い糠はともかく、香辛料として超優秀な鷹の爪をこんな迷信のために浪費するなんて許されない所業だと思います。

下処理の終わった筍ですが、昨日のサトイモ同様そんなにバリエーションはありません。普通に煮る・鰹節絡めて土佐煮・酢味噌つけてそのまま・筍ご飯あたりが順当ですかね。個人的には土佐煮が一番美味しいと思います。今ではこうやって普通に食べられるようになった筍ですが、子供の頃は大嫌いでした。でも、それは料理方法が悪かったせいというのが大きいとしか思えません。舌にビリビリして喉を通るとえもいわれぬエグミが残り…って完全に下処理不足じゃないですか。母曰く、うちの祖母は先端が緑色になって光合成が始まり、エグミが出まくりの筍を平気で食べていたそうなので、アク抜きもやっつけだったのでしょう。アレは二度と食べたくない亡き祖母の味です。

17/04/19(Wed)

これ以上放置すると腐るということで、畑のサトイモを掘り返してきました。サトイモ、そんなに好きじゃないんですが放置して腐らせるのも寝覚めが悪いので料理します。サトイモのレシピってそんなに無いのですよね。検索すればいくらでも出てきますが、飛び道具的なものが多くてあんまり参考になりません。結局煮っ転がしかイカと煮付けるか、その辺に収束するんじゃないでしょうか。

何はともあれ皮を剥かないと話になりません。私は基本的に野菜や果物は皮ごと食べてしまう派なんですが、サトイモは数少ない例外に入ります。市販のピカピカなサトイモなら衣かつぎで十分美味しいですけど、うちの適当栽培サトイモでそれをやると泥臭くて食べられたものじゃありません。というわけで皮はキッチリ剥きます(面倒臭いポイント1)。更に、サトイモの汁は手につくと猛烈に痒いのでゴム手袋必須です(面倒臭いポイント2)。虫食いや腐った部分を取り除きながら皮を剥くと、かなり目方が減ってしまいますが仕方なし(がっかりポイント)。

このサトイモを10分ほど下茹でしてぬめりを取ったら後は簡単。煮っ転がすなり揚げびたすなりその時の気分次第です。今回は基本の煮汁で10分ほど煮てから一旦冷まして煮返しました。まぁ不味くはないんですが、かけた労力とつりあっていないというか…。自分から進んで料理したい食材ではないですね。

17/04/18(Tue)

うちでは風呂掃除は父親のなのですが、風呂=浴槽と勘違いしているらしく他の場所には手をつけようとしません。風呂掃除っていったら普通は床とか鏡まで含みませんかね?年寄りを説得してやってもらうようにするのは面倒臭いので、最近は私がやってます。というか風呂の床と鏡ってこまめに掃除していないと大変な事になるのですよ。鏡:私の中では最強最悪の汚れといっていいスケールがつきます。これは水の中のミネラル分が固着したもので、基本は鍾乳洞と一緒です。特にガラスの主成分でもあるケイ素が鏡に固着すると酸洗剤でもアルカリ洗剤でもとれません。鏡に傷がつくリスクを冒して物理的に剥がすのみ。曇り防止のために表面コーティングされている鏡だと物理的に剥がす事もできずに詰みます。

床:こっちも地味に厄介。うちの風呂の床タイルは滑り防止のために表面に細かいザラザラがついてます。コレがまたよく汚れを溜め込むんですよね。壁に使われるようなツルツルタイルなら掃除も楽なんですが、ザラザラタイル&水垢や石鹸垢は本当に大変。風呂用洗剤を振りかけて5分ほど放置した後、毛足のかなり固いブラシに体重をかけつつこすり洗います。こっちもしばらく放置するとタイル表面の凹凸に黒い汚れがこびりついて、非常に取れづらくなるのでこまめな掃除は必須です。石鹸やシャンプーの棚:これはプラスチック製なので掃除は比較的楽。放っておくと石鹸カスがたまってきますが、簡単に落ちます。中に入っているものを全部取り出してから風呂の残り湯に放り込み、着替えが済んだ頃に引き上げて軽くこすってやればOK。コレ全部が風呂掃除だと思うんですけどねぇ…。

17/04/17(Mon)

4月も後半に入り気温が安定してきたので、ベランダ緑化コーナーを再開しました。今までは窓の内側に入れていたものを外に出し、今年はグリーンカーテンとしてフウセンカヅラを蒔いてみました。去年はアサガオを蒔いたんですが、アサガオってそんなに密度が無いので、花を見て楽しむのはともかくグリーンカーテンとしては失敗だったのですよね。というわけで今年はアサガオ(去年とった種を使う)とフウセンカヅラの混植でいってみようと思っています。ネットで調べると、フウセンカヅラの植え頃はまさに今で、アサガオはもう少し遅くて5月の始めくらい。

その他ハーブ系としては、ローズマりーとミントは安定の絶好調。特にミントは茂り過ぎたので一旦鉢から出し、根をほぐして半分くらいに減らしました。リストラした分は確実に焼却処分。その辺に捨てると野良化して大変な事になりますんで。ローズマりーも植え替えようかと悩んだんですが、株がそんなに大きくなっていないのでまぁいいかと来年に持越しです。一方でイマイチ調子が出ないのがタイム。裏庭に植えてあるのは絶好調なんですが、こっちは元気がありません。うーん、何故だ。

そして瀕死の状態なのが苔鉢。確かコレ3回目くらいの挑戦なんですけど、全くコツがつかめません。庭の苔は放っておいてもそれなりに繁殖するのに、部屋に持ってくると駄目なんですよね…。実は苔ってかなり気難しいのです。販売目的なら所定の1週間だけキレイに見せるとかで良いんですが、それを維持するのが出来そうで出来ない。まぁ、気長に色々試してみるつもりですけど。

17/04/16(Sun)

香典返しにギフトブック貰いました。個人的な意見ですが、最悪な香典返しはタオルです(捨てるくらいある…)んでもうホント要らない。最近多いお茶とクッキーのセットとかは、食べるとなくなるので遥かにマシだと思います。で、懸案のギフトブックですが、結構な厚さのリストから自由に選べるってことで嬉しいと思いきや、コレが欲しいものが無いのですよね。食器や衣料品なんかはタオルと同じ理由で要らないし、キッチン周りの小物ももう既に揃っているし…。というわけでしばらく悩んだ末に今までは敢えて買っていなかったキッチンタイマーを選びました。時計があるから要らんだろと考えていたんですが、ずっと時間のことを頭の片隅におきながら作業するのもアレだなと思い始めたので。

それで届いたキッチンタイマーを早速使っているんですが、コレはもっと早く買うべきだったと思います。たしかに、時間を気にしながら他の作業をすることは不可能ではありません。が、人間の頭の処理能力は有限ですんで、時間のカウントという作業を外部にアウトソースすることで、他の作業を入れられます。コレは良い。同時に二つの作業が可能とすると、パスタを茹でるのを完全に意識の外に追いやれる事で、野菜を刻む・乾物を戻すと他に二つの作業が出来るようになって効率アップ。全然期待してませんでしたが、届いたキッチンタイマーはTANITA製なので、まぁそれなりに長持ちしてくれるんじゃないかと思いますしね。

17/04/15(Sat)

携帯音楽プレイヤーを使う際にイヤホンのコードが邪魔になるので、木製の洗濯ばさみに余ったコードを巻いてエェ塩梅のところで挟んで止めるという運用をしていたんですが、やっぱりちょっと具合が悪いので趣味の木工で作ることにしました。とはいえ、木製洗濯ばさみが無駄だったというわけではなく、コレを使うことで作成の際の課題が見えたので良かったと思います。一番重要なのは、ズバリ巻き端の処理です。ここがキッチリと固定できるようにしていないと、使っているうちにいつの間にか外れて巻きが大変な事になってしまいます。

というわけで構想のベースは長さ75mmの棒2本を真ん中で輪ゴム固定したものです。輪ゴムの弾力で両方挟める様になった洗濯バサミの様な物を作れば、始点と終点どっちも挟めてエェ感じになるんじゃないかなという目論見。ただし、ただの棒だといかにも芸がないので、挟む所はそれぞれ0.5mm程度の段差をつけて挟みやすくし、棒の真ん中は1〜2mm程凹ませてコードを巻きやすくします。洗濯バサミに続くテストケース第二段ってことで、また問題点が浮かび上がってきたらそれを次回作に反映させればいいんじゃないかなぁ。

こんな小物を作るついでに作った更なる小物がもう一点。足裏角質ケアヤスリです。コレはもっと簡単。適当な板に木工用ボンドで120番の紙やすりを貼り付けて乾燥させただけ。手持ちのフットケア用品はヤスリ目が細か過ぎるので、もう少しガッツリ削りたいなということで120番採用。歩き方の癖なんですかね、放っておくと踵の外側の皮が厚くなり、酷くなると割れるのです。ですんでケア必須。欲しいものがあったらとりあえず周囲を見回してみて自分で作れないか考える、コレ基本です。

17/04/14(Fri)

久しぶりに近所のおっちゃんから魚貰いました、ありがたい事です。内容は鯛・鯖・ホウボウが各1匹。個人的に嬉しい順番にあげると、ホウボウ(ダントツ)→鯖(結構嬉しい)→鯛(…)となります。特にホウボウは最高です。ほろっとした上品な白身で、ヤバイ美味さ。

ホウボウは迷う事なく唐揚げです。三枚におろしてフィレを取り出し、かたくり粉をまぶして揚げるだけ。エラと内臓は捨てますけど、半分に割った頭・カマ・中骨・剥き身などは全部二度揚げするとカリッと美味。鯖はしばらく迷ったんですが、〆鯖にした後酢飯とあわせて棒寿司にします。正直結構面倒臭いんですけど、それに見合う美味さ。というか、〆鯖まではもう自分の中で完成形に近いものが出来てしまっているんで、作っててあんまり面白くない。でも棒寿司はまだまだあんまり上手くできず発展途上。研究の余地が多いので作ってて楽しいです。

鯛は全長25cmクラスでしたが、鯛って頭が大きい上に平べったいので、三枚におろすと食べる所は意外に少なかったりします。今回もそれ。血合い骨を抜くと刺身としての格好がつかないレベルだったのでヅケに加工しました。皮は湯引き処理して刺身に切り出し、醤油と味醂少々に胡麻をたっぷり加えたものと合えて15分。最後に刻み葱をたっぷり添えてご飯に乗っけて食べると超美味い。まぁコレは鯛に限らず刺身に出来る魚だったら何でも美味いです。最後にアラはアラ炊きに加工。ホウボウは残らず揚げてしまったので、鯛と鯖のアラの血の部分を丁寧に取り除いてから醤油・味醂・酒同量に生姜少々の煮汁で煮るだけ。これがまたご飯にあうのですよ。

17/04/13(Thu)

昨日のラーメンのついでにストックを見直したら、ちょっとジャムが多い。ジャムって便利なんですよ。田舎は良い意味でも悪い意味でも人間関係が濃厚ですんで、貰い物が多いです。特に野菜や果物は自宅で作るとシーズンには大量に出来るので、大量に貰う事が多くて食べきれないのですね。そんな時はジャム。適切に脱気密封しておけば常温でも年単位でもちますんで、とりあえずジャムにしとけって感じで作ったジャムがいつの間にか山になってました。私は食事でパンを食べることがゼロなので、ほとんど使わないのですよ。これはイカンと考えて、クラッカーに塗ればいいんじゃね?という結論に達しました。これならおやつ代わりに少しずつ摘めますんでそれなりに消費できるんではないかと。

というわけでネットで検索して作ってみました、クラッカー。シンプルな見た目を裏切らない簡単さです。小麦粉80g・水大匙2・オリーブ油大匙1.5・塩少々を練りまして、30分ほど冷蔵庫で休ませます。麺棒で薄く延ばして適当な大きさに切り分け、コピー用紙を敷いた天板に並べて余熱済み180度のオーブンで20分。プリンも大概簡単だと思っていましたが、クラッカーはそれを遥かに上回る簡単っぷりです。感想:やや物足りない。市販のクラッカーと比べると味がものすごく淡白です。味の素を混ぜると多分市販品に近づきますが、それはねぇ…。まぁ、しばらく食べてりゃ慣れるでしょ。コレはコレで質素で味わい深くはあります。裏庭ハーブからローズマりーかタイムあたりを採ってきて刻んで混ぜるというのは割とアリかもしれません。でも、ジャムをつけて食べることを考えるとプレーンタイプが良いのか…。うーむ、悩む。あと、生地を切るのにパイカッターみたいな転がす形式の刃物があると凄く便利かも。特に波型だとカッコイイ。本格的に量産するのなら購入を考えても良いなと思いました。ちなみに、↑の材料で出来るのは両手でカップを作って山盛りくらいが原価10円程度、そりゃ作るでしょ。

17/04/12(Wed)

今日の昼食は珍しくインスタントラーメン。噂に聞くマルちゃん正麺を食べるのは初めてです。別に昼食を作るのが面倒臭くなったとかそういうのではなく、在庫の入れ替えの為です。うちでは非常用にインスタントラーメンを数袋常備してまして、何事もなく賞味期限が切れそうだったのでここらで食べとくか、という事情です。

ただし、貧乏学生じゃないんだからインスタントラーメンだけ食べるってのはあまりにアレなんで、野菜たっぷりラーメンにしてみました。要は野菜炒めを乗っけているだけですけど。使う野菜は毎日お好み焼きやサラダに使っているものをそのまま流用。メインはキャベツでそこにピーマン・人参・玉葱と手持ちの野菜を彩りバランスを考えながら加えます。去年末の年越し蕎麦で使った冷凍剥き海老もそろそろ使い切っといた方がいい気がするので、解凍して追加。野菜炒めを作ったら粉末中華スープと片栗粉でとろみをつけ、タイミングを合わせて仕上げた麺にトッピングして完成。

結果:不味いわけがない。マルちゃん正麺って初めて食べたんですけど、本当にインスタントラーメンっぽくないですね。これは売れて当然かも。でも、たま〜に食べるんだったらサッポロなどのいかにもインスタント麺っていうやつも捨てがたい。でもスープはちょっとしつこいです。二日連続は私にゃ無理ですね。

17/04/11(Tue)

延々と作り続けているリューターの冶具、やっと天板に脚を固定する所まで来ました。これで本体は完成…なのですが、確認のために天板に定規をあててみて愕然としました、歪んでます。400mm×1,000mmくらいのサイズで、1,000mm方向の真ん中が3mm程凹んでるんです。これだと想定した精度は全然出せません。作る前に確認した時は問題なかったのにな〜と思って理由を考えてみるに、多分最近の雨です。ここ最近雨続きで湿度が上がっており、表裏で材質が違う天板は伸縮率に差が出て歪んでしまったものかと思われます。正直、全く想定してませんでした。

まぁ、ここまできて天板作り直すのも負けた気がするんで、何とかします。脚のなるべく低い部分に横棒を追加。少し引っ張って固定する事で3mm位は誤魔化せるんじゃね?と思ってやってみたらまぁまぁうまくいきました。それでも完全に直線にはならず、Wの字を限りなく引き伸ばしたような形になってます。両端と真ん中が高くてその間の2箇所が低い形。ただ、高低差が0.5mm程度に収まっているので、許容範囲内じゃないかなと。そして次に作るのが材料をスライドさせる際に動きを制限して正確に溝を刻むためのパーツです。コレを用途別に2種類作ればとりあえず完成。あと10日くらいで出来そうで、ゴールが見えてまいりました。

17/04/10(Mon)

携帯音楽プレイヤーを買って以来、草むしり・料理・趣味の木工の時間などなど大活躍中で、元はとったなという使い方をしています。好きなラジオ番組をネットで録音しておき、キッチンのCDプレイヤーの外部入力端子を使ってイヤフォン無しで聴くというのが地味に便利。イヤフォンの方が音質はよく分かるんですが、やっぱラジオというのはスピーカーで聴きたいというのは私だけでしょうか。

ただ、ここで一つ問題が発生しています。イヤフォンのコードが邪魔臭い。本体にはクリップがついていて、シャツの胸元に挟めば特に問題ないんですが、イヤフォンのコードはいかんともしがたいのです。胸元に入れるのは面倒臭いし、かといって出しっぱなしだと特に料理中は危ない。コードレスのイヤフォンの存在意義がよく分かりました。早速ネットでコードレスイヤフォンの価格を検索してみると、3,000〜5,000円位。うーん、正直もうちょっと高いと思っていたので、意外にお手頃な感じ。でも、いざ買っても充電がかったるいので買いません。何より今使っているイヤフォンまだまだ使えますから。

というわけで取り出したのが木製の洗濯ばさみ。コレにコードを巻きつけて終端を挟めばエェ感じで省コード化が出来るんじゃね?と思ったのです。試した結果、意外にいい感じ。上手い事コードが短くなってそんなにかさばりません。ただ、何かのきっかけで引っ掛かってコードの巻きがほどけてしまう事があります。というわけで、この木製の洗濯ばさみを参考にして趣味の木工で専用道具を作ってしまおうと計画中。基本はH字の形をした小さな木片で、上下の開いた所に始点・終点を押し込む感じで。ほどけにくいように、端を残して全体を少し細くすると良いかも、とか色々考え中。こういう時間が楽しいのですよね。

17/04/09(Sun)

甥姪が自宅に戻ってやっと静かになりましたが、問題が一つ。畑で放牧したら人参を30本ほど抜いてきやがりまして、おまけにうちでは食べないからと数本しか持って帰りやがりませんでした。というわけで、とにかく人参を食べなきゃいけません。人参を大量に消費するレシピといえば人参マリネ、コレしかないでしょう。人参を端から極薄にスライスしまして、それを右側が高くなるように並べて、右側から極細の千切りにします。スライサーでも似たようなものは出来るんですが、切り口の表面が包丁よりも荒れてしまい、歯応えがイマイチです。その分味はしみこみやすいのでプラスマイナスあるんですけど、私の視点だとマイナスがやや勝っている感じ。ですんで、私が作るときは包丁を使います。タッパー(大)一個分で人参5本と結構使えます。切った人参に塩を振ってポリ袋に入れて密封し半日放置。ギュッと絞ってから塩胡椒・酢・油・パセリで味を決めて完成。結果:どう足掻いてもメインにはなれませんが、サッパリしているのでいくらでも食べられます。タッパー(大)が三日くらいでなくなるので大量の人参を使いたい時には最適。

今回初挑戦したのが卵焼き。普通の厚焼き玉子のレシピ(卵4個使用)に↑と同様に千切りにした人参1本分を加えるだけ。結果:美味しい事は美味しいんですが、不自然なほど人参が主張してません。従来の卵焼きと変わらないので人参を入れる意味がないかも…。もう作りません。後は定番のキンピラ。こっちは千切りにした人参を胡麻油でいためつつ、砂糖醤油鷹の爪などでピリ辛に仕上げる一品。キンピラというと牛蒡が定番で、私も並んでいたら牛蒡版を選びますけど、人参で作ったキンピラもコレはコレで美味い。もうちょい歯応えが欲しいなとは思いますが、それは素材の特性上望むべくもないので諦めます。まぁ、普通にご飯にはあいますね。

17/04/08(Sat)

リューターの冶具を作っていて、曲尺を立てた状態で保持できるといいなという場面がありまして、大して手間もかかりそうにないので先に作ってしまうかとまた寄り道。テーブル型をした冶具の脚の一部で精度の高い直角を要求される場所があるんですが、部品の形の都合から両手をフリーにしたくて、作業中に曲尺が自立していて欲しいのです。作り方は簡単。直角をキッチリ出した30mm角・長さ約150mmに曲尺の厚み+αで1.5mmのスリットを入れるだけ。もし出来るのならリューターのストレートビットを使うのがシンプルで簡単なのですが、このビットは一番小さなものでも4mmなのでちょっと無理。仕方がないので、棒の一面を片側5mmだけ残して1.5mm削り、その5mmの部分に木工用ボンドで板を貼り付けて擬似的に1.5mmのスリットにします。

作り方はシンプルそのもの。曲尺を直立させた時に傾かないように正確な直角を出すのがちょっと面倒なくらいですし、そもそもこのスリットに対して直角方向にはブレが出る事は分かりきっていますんで、あんまり神経質にならずにそこそこで妥協します。ただし、残す5mmの方は左右キッチリ揃えてやらないと肝心な部分の直角が狂って話になりませんので、こっち側は割と神経質に。趣味の木工をやっていて思うのですが、こういう寄り道は思い立った時でないとやりません。こういうものがあるといいな、でも面倒臭いから無しでやっちゃえ、というスタイルでもやってやれないことはありませんが、確実に精度は落ちます。思い立ったが吉日、その時は回り道になっても手間をかけて冶具を作ってやれば次の機会にも生かせますし、何よりキレイに出来て楽しいのでオススメだと思います。

17/04/07(Fri)

今回の趣味の木工寄り道はスノコの修理(こんな事をしているからいつまでたっても本命のリューター冶具が進まない…)。土間が多いうちでは甥姪が帰ってきた時にその一部にスノコを敷いて、いちいち土足に変えないでも部屋の移動ができるようにします。その一枚が気になったので修理しました。このスノコ、表の板4枚を裏の棒3本で支える構造になっていますが、問題が2点。1. 元々は木工用ステイプラー(ホッチキスの親玉みたいな装置)で両者を固定していたのが経年劣化でところどころ外れ、そこを後から釘で固定した状態になっています。が、釘で固定した後も残ったステイプラーが外れ続けて悲惨な状態に。2. 修理に使った釘は鉄とアルミのものが使われていました。鉄は錆びて摩擦力が強まっているのでまだ良いのですが、アルミのものは周囲の木の組織が傷んでユルユルに。

というわけでもうコレは根本的に直した方が良いと判断して3本の棒を全交換しました。また、3本では間隔があき過ぎていて、乗った際に板のたわみが酷いので5本に増量します。1. 何はともあれ全部ばらします。当て板をしつつ表面の板を裏側から金槌でぶん殴り、釘の頭が浮いたところをバールで撤去。ステイプラーは足を伸ばした状態でラジオペンチで挟んで曲がらないようにしつつ金槌で叩き、表面から頭が出たところで引っこ抜きます。手間のほとんどはこの作業。2. 板と棒を均等に並べ、バークランプで仮固定しつつ25mmの木ネジで固定。ここで大活躍したのが最近買ったバークランプ。噛む力ではCクランプに遠く及ばないのですが、ワンタッチで着脱が出来るので、こういう場面では大活躍です。1個250円、買ってて良かったバークランプ。3. 元々の釘やステイプラーで出来た穴を木工パテで塞ぎ、乾いたらサンドペーパーで表面を均して完成。新品同様とはいきませんが、乗っても安心のスノコに再生できて個人的には大満足です。

17/04/06(Thu)

今日はAmazonでお買い物。大好きなアカペラグループPentatonixの新しいアルバムが発売予定になっていたので購入。でもコレ1,100円ちょっとと2,000円に満たないので、単体で注文すると送料350円がかかってしまいもったいない。こんな時のために日頃からこれ欲しいなというものが出ると、専用のメモにリスト化していき、時々見直しをしてやっぱり要らね→消す、とかをやっているのです。無駄遣いの防止にはかなり効果的ですよ。というわけで今回追加で注文したものその1. ステレオミニプラグケーブル0.3m 400円ちょっと。コレは絶対に欲しいけど金額が金額なので単体で頼めず先延ばしにしていたものです。携帯用のイヤホンの片側がジャックになってますけど、そのジャックが両端についたコードです。キッチンにCDプレイヤーを置いてCD・AMラジオを聴いているんですが、このプレイヤーには何故か外部入力端子が付いてまして(そして何故か外部出力端子は付いていないという謎仕様)、先日買った携帯用音楽プレイヤーをこのステレオミニプラグケーブルで繋げば、CDプレイヤーをスピーカーとして使えるという素敵な企画。無論音質はお察しですが、スピーカーとして使えるというだけで十分役に立ちます。

2. 1,000mm直尺用のストッパー。コレは木工をかじった人で無いと多分何のこっちゃ?という道具だと思います。名前の通りまっすぐな定規に取り付けるコの字型のストッパーで、150mm用と300mm用は持っているのですが、1,000mm用はまだ持っておらず、欲しいなと常々思っていたのです。コレ、たとえば300mmの所にセットして定規を使うと、ぴったり同じ長さでいくつでも印をつけられるという優れもの。そんなの目盛りを見ながら印をつければいいじゃないかと思うかもしれませんが、目盛りの線にも0.3mmとかの幅があります。その右で印をつけるか左でつけるかによって誤差が生じてしまうのです。また、フリーハンドで鉛筆を落とすと、その位置が微妙に変わってしまうのですよ。というわけで、精密な印つけにはこのストッパーが超便利になんです。これが約1,200円。500円玉よりちょっと大きいくらいの金属の塊なのに結構高い。でも、用途を考えるとコレは欲しい。

何だかんだで今回頼んだのはこの3点で2,700円位。個人的には良い買い物だったと大満足です。ちなみにコレで買い物リストが白紙になってしまいました。現状買いたい物がないわけではないのですがどれも万単位のものばかりで、今回のような帳尻合わせに使える小物はありません。まぁ、趣味の木工を続けていればまた何か出てくるとは思いますけどね。

17/04/05(Wed)

今日のメインは甥姪のリクエストに応えてスパゲッティナポリタンと、それだけだとちょっと寂しい気がしたのでついでにスパニッシュオムレツ。スパゲッティを子供用にカスタマイズするにはいくつかのポイントがあります。1. とにかく柔らかく茹でる。アルデンテとか論外です。標準茹で時間9分のパスタを12分茹で、湯切りした後(オリーブ油ではなく)バターを絡めて半日放置してふやかします。また、茹でる際にはパスタを半分に折り、短くしておく事も地味に重要。2. 味付けは鷹の爪厳禁。大人の味覚的には入れると絶対美味い…というより入れないと物足りないのですが、入れません。味付けの手順としてはケチャップでベースの味を決め、塩味を調整した後、砂糖を多めに投入してややくど目の味に仕上げます。

3. 具は人参・ピーマン・玉葱・マッシュルーム・ソーセージとスタンダードなものばかりをチョイス。ソーセージは所謂魚肉ソーセージ系の安っぽい赤いソーセージを使うのがポイント。ここで本格派シャウ○ッセンなんて使ってしまうとバランスが崩れて台無しです。結果:ものすごい食いつきで一瞬で無くなりました。大人の舌からするとそれはどうなんだろうという味付けではあるのですけど。ちなみに自分用にパスタを作る際はニンニクと鷹の爪をガッツリきかせたアルデンテのペペロンチーノにします。でも、こんなの作っても子供は(多分)喜びませんからね。

17/04/04(Tue)

甥姪が帰省中なので、昨日の餃子のように子供が好きそうなメニューばっかり作ってます。今日はハンバーグ、鉄板中の鉄板です。とりあえずこれを出しときゃ間違いない。カレーもあるんですが、作ってて楽しくないのでやりません。ルーを入れるだけで味が決まるなんて、あんなのを私は料理とは呼びません。というわけでハンバーグ。昨日も使ったフードプロセッサーが猛威を振るいます。ハンバーグには玉葱の微塵切りを入れるのですが、これが粗過ぎるとハンバーグが割れてしまうので細かくしなきゃいけないのですが、手刻みだとコレが結構大変なのですよ。それがフードプロセッサーだと一瞬。おまけにニンニクも一緒に処理できてしまうという一石二鳥っぷり。やっぱり買ってよかったフードプロセッサー。

ハンバーグに入れる玉葱は炒めるor生のまま派がありますが、私は後者です。前者だと炒め玉葱の香ばしさが生かせるらしいんですが、私の舌では肉の旨み&香りに消されて違いがよく分からないので、一手間省く意味でも炒めない方をチョイス。あとは生地全体を柔らかくする為に牛乳でふやかしたパン粉をいれて塩胡椒で生地は完成。固くなる気がするのでツナギの定番とされる卵は使いません。焼きは強火で両面各2分で焼き目をつけてから赤ワインを振って蓋して弱火で両面各5分が基本。よほどのジャンボハンバーグでなければこれで火が通ります。

そして意外に重要なのが付け合せ。付け合わせを豪華にしておけばプレートとしてのハッタリが効きます。今回はキャベツの千切り・ケチャップパスタ・人参とジャガイモの素揚げ。ケチャップパスタは昼間に茹でて油を振り、アルデンテからは程遠い状態にしておくのがポイントです。まぁそれなりに手間はかかりますが、大人でもたまに食べる分には美味しいですよね、ハンバーグ。

17/04/03(Mon)

今日のメインは焼き餃子。焼きか水かで少し迷ったのですが、随分暖かくなってきたので今回は焼きで。餃子というと包むのが面倒というイメージがあると思いますが、意外に包むのは短時間で済みます。私は火の通りを均一にするために敢えてヒダをとらないスタイルなので余計に短時間で済むのですが、1パック25個を包むのに5分強しかかかりません。時間をとられるのはむしろ野菜を刻む方。(諸説ありますが)餃子のコツはとにかく包む野菜を細かく刻む事だと思います。25個の餃子に必要な野菜はキャベツ(or白菜)150gに葱(orニラ)30gの計180g。ここに生姜とニンニクを加えて徹底的に刻むのはかなりの手間でした。でも昨年導入したフードプロセッサーがここで大活躍。一瞬で超・微塵切りができるので餃子作りがものすごくお手軽になりました。今日は餃子でも食べるか→作るか、と気軽に決められるレベルのお手軽さ。やはり文明の利器はすごい。洗い物が少し増えてしまいましたが、プラスマイナスの収支を考えてもプラスでしょう。

焼きは四角い卵焼き器を使います。油をひいて温めた後、一列6個(最後の列は7個)を並べてすぐに熱湯を注ぎます。蓋をして弱火に落として4分。残った汁を捨ててから蓋を外し、中火に揚げて3〜4分で表面をカリッと仕上げて完成。面倒臭いので羽根はつけません。以前は25個を1回で焼いていたのですが、少々混み過ぎて食べる時に互いに剥がれ辛いので、今では12個→13個の2回に分けて焼いてます。最初のロットが冷えてしまうのが難ですがまぁ仕方ないでしょう。ちなみに食べる時につけるのは酢のみ。こっちの方が餃子の味が引き立つ気がするんですよね。まぁ、この辺は完全に好みの問題ですけど。

17/04/02(Sun)

突発的な用事が入る事が多くて、いつも以上に遅々として進まないリューターの冶具作り。もう2週間以上やってる気がするんですが、いまだに脚が組み上がりません。1日の作業時間が20分とかいう日もあったので、仕方がないかもしれませんけど。というわけで、現状は脚作りの日々。組むための凸凹(ホゾ)をひたすら作ってます。ジョイント部分はざっと20箇所。そりゃ時間もかかりますって…。ホゾは割と精度を要求されます。凸が1mm太いと完全に入りませんし、1mm細いとユルユルで話になりません。0.5mmでも割と厳しくて、目指せ0.3mm。多少緩くても木工用ボンドと木ネジでどうにかなってしまうのですが、そこはそれ単体でもガッチリ組む様にしたいではないですか。

というわけで楽しい単純作業のホゾ作り。今回だけではなくもう結構数をこなしてきたので(100はいってないと思うけど)、段々コツが分かってきました。作る順番は凹→凸。最初に凹を作っておき、それにあわせて凸を彫ります。凸の方が微調整が簡単なので。鉛筆のライン分(約0.5mm)太く凸を彫り、凹にあわせながらヤスリとノミで修正していきます。ひたすら面倒臭いですがそこはそれ、趣味ですから。木工というと金槌でトンカンしているイメージですが、実際は材料作りが9割5分以上です。組み立てで不具合が出るのは材料作りの精度がキッチリしていないからで、ここをしっかりやっていれば組み立てなんて一瞬です。以前織りをやっている人に聞いたのですが、織りのイメージにある織機でパタパタやるのは最後の仕上げであって、糸作り・染色・縦糸かけの方にアホみたいに労力がかかるそうです。竹細工も編むよりも竹ひご作りの手間がハンパなさそうですし。手仕事ってのはどれもそんなものかもしれませんね。

17/04/01(Sat)

少し前から手がけていた偽金継ぎによる器の修理が完了しました。出来は◎。以前は欠損部分の穴埋めにエポキシボンドを盛っていたのを、今回からエポキシパテに変えたらこれが大正解。やっぱり餅は餅屋、手持ちにこだわって流用重視ってのも良し悪しだと思いました。パテにして変わったのは何といっても切削性の向上です。エポキシボンドは乾いても粘度が残るので、リューターで削ろうとするとビットがすぐに目詰まりしてしまうのですが、パテは完全に硬化するので切削が簡単早くてしかもビットを傷めません。100g入りのお徳用パックを買って今回使ったのは器2枚の修理でも5g以下。コレは死ぬまで使えますわ…。ちなみにエポキシボンドは偽金粉の接着に使うので相変わらず必要です。

偽金粉コーティングのバフかけと平行して、以前から気になっていた鍋の修理もやってしまいました。18cmの両手鍋ですが、長年の使用でとっての一部が割れて欠損しがたつくのです。修理は簡単。壊れない程度に力をかけて取っ手の中に入り込んだ金属部分を露出させ、エポキシボンドを塗って一晩放置。面倒臭いので欠損部分をパテで盛ったりはしません。器じゃないんだから、見かけは二の次でしょ。そして今回の修理で長年使ってきたエポキシボンドが昇天されました。押し出そうとしたらチューブが半ばからパッキりと割れてしまったのです。二液混合しなければ固まらないので、ビニール袋に入れておけば保存できない事もないですが、ベタベタするしもう良いでしょということでお役御免。チューブが金属疲労を起こしていたものと思われます。経年劣化で液事態が固くなっていた事もあるんでしょう。こういうことがあると原因と対策を考えることにしてるんですが、今回のは不可避という結論に達しました。

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