2019年12月

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19/12/31(Tue)

今年の黒豆はシャトルシェフで煮ました。弱火でコトコト系の料理にはシャトルシェフが猛威をふるいます。去年まで仕事机の横にカセットコンロを持ってきて4時間かけてコトコト煮ていたんですけど、5分しか煮ていない今年の黒豆の方が明らかに出来がいいってどういうことだってばよ、と世の無常を儚みたくなります。腕である程度は何とかなりますが、その時間と労力を一瞬で覆してしまう課金アイテム、あぁ無常。

シャトルシェフ黒豆の作り方はこんな感じ。水を張って一晩戻した黒豆に錆釘1本を放り込んでを火にかけ、沸いたら即火からおろして外鍋にセットし半日放置。ザルにあけて茹で汁を捨て、黒豆の6倍の水と同量の砂糖を入れて沸かしたものに投入。ペーパータオルで落し蓋をして弱火で5分煮てから再び外鍋にセットして半日放置。外鍋の蓋を開けて室温までゆっくり冷ませば完成。シャトルシェフのメリットはガス代がかからないことよりもむしろ沸かさないので具が動かない点にあると思います。具が動かないので何時間放っておいても絶対に煮崩れません。弱火でコトコト煮るとどんなに気をつけていても具が動くので、シャトルシェフの煮崩れないっぷりには絶対に敵わないのです。マジ最高シャトルシェフ黒豆。

19/12/30(Mon)

今年ももう終わりということで、おせち料理の仕込をしました。とはいえ、自分で作るのは黒豆・数の子・紅白なますくらいで、あとは市販品を買い込んで終了。もう少しちゃんと作ろうかとも思ったんですが、いまいちモチベーションが沸かずにこの結果となりました。モチベーションが沸かない最大の理由は、私が根本的におせち料理を美味しいと思っていない、この一点にあります。いや、普通に美味しくないでしょうおせち料理。元々が正月の保存食だったわけで、保存性を第一に考えているわけで味はお察し。そりゃま頑張れば何でも美味くはなりますが、鶏モモ肉の唐揚げ&タルタルとおせち料理が並んでいてどっちか食べていいと言われたら、私は迷わず唐揚げタルタルにいきます。

この時期に作るんだったらむしろ年越し蕎麦の方に力が入ります。かき揚げ蕎麦って駅蕎麦で頼むと一瞬で出てきますが、自分で作ると結構大変なのですよ。かき揚げ(揚げる)・蕎麦(茹でる)っていう全く違う料理方法の2品をタイミングを合わせて完成させつつ、薬味の葱を刻んだりワカメを戻して湯通ししたりと一品作るだけで色んなことをしないといけないのが地味に大変。でもま、美味しいから許す。それに比べておせち料理ってのは大して美味いとも思わないのに相応の手間がかかるんで、私の中でモチベーションが沸かないのも仕方がないと思います。

19/12/29(Sun)

畑の金柑が熟れ始めてきたので収穫してきました。第一弾なので量はそんなに多くありません。金柑の加工食品といえば甘露煮で、去年はかなり沢山作りましたが、今年は作らない方向で検討しています。理由は手間暇かけて作るほど自分が好きじゃないと気がついてしまったので。元々マーマレードをはじめとする柑橘系の加工食品の評価がイマイチ低い私なので、金柑の甘露煮もイマイチでした。あれば食べるけど、わざわざ作るほどの事もないなと。

ということで、今回はドライ金柑にします。金柑はヘタの部分を包丁の根元を使って円錐状に丁寧に取り除き、薄くスライスして日向で干します。毎日かき回して上下を入れ替えながら1週間も干せば完璧。そしたら竹ひごなどで種を取り除きながら更に荒微塵に切り刻んで冷凍庫で保存します。用途は常備してあるフルーツケーキの具材として。でも、このようとではそんなに必要量が多くないので、あんまり作る必要がありません。大半は鳥の餌ですかね。

19/12/28(Sat)

12月に入って寒いといえば寒いんですが、暖冬といわれるようにそれほどでもないなというのが実感です。まだ庭のメダカ水槽が氷結したことがありませんし、なによりいまだに蚊が出ます。もう年が変わろうというのに蚊って…。特にうちの風呂はボーナスステージです。他の部屋に比べて室温が高いので、蚊が結構います。おまけに壁が白基調なので、蚊がとまっているととても目立ちます。基本平面なので逃げられることが少ないですし、叩いて血が飛び散っても簡単に拭き掃除できるのもポイント高し。というわけで私は風呂に入ったらまず蚊のチェックをして、いたら優先的に叩きに行きます。12月に入ってから入浴前に5匹叩き殺したこともありますよ。

私が積極的に殺しに行くのは蚊とムカデです。これらは明らかに人間に害をもたらすので、攻撃は最大の防御スタンスで。見つけたら徹底的に追跡して殲滅します。一方で嫌われ者の代表格であるゴキブリは基本スルーです。そんなに悪い事しているように思えないんですよね、あいつら単ににげるだけなんで。姿を見かけてもわざわざ叩きに行ったり殺虫剤をかけに行ったりはしません。増えすぎても困るんで毒餌である程度のコントロールはしますがそれだけです。ハエもゴキブリと同じスタンスで、蜘蛛はむしろ益虫なので絶対に手を出しません。慣れれば大体の虫は気にならなくなりますね、蚊とムカデ以外は。

19/12/27(Fri)

先日貰った餅は順調に乾燥中です。餅って食べ時がイマイチ分からなくて扱いに困ります。食事のメインでご飯の代わりとして使うのは躊躇されますが、かといっておやつ的に間食として食べるにはボリュームがあり過ぎます。そんなわけで餅を貰うと決まってアラレにしてしまいます。アラレだったら炒める量を加減すれば簡単に量の調整が出来るので。味は塩ベースで時々醤油・カレー粉・胡麻油などで香りをつけて変化を楽しむ感じで。

自家製アラレのポイントは3つあります。1. 最初に5mm角のサイコロに刻む。ここでサイコロが大き過ぎると、炒めても中の水分が抜け切らずにカリッとした食感になりません。2. 炒めるのは弱火でじっくり。火が強いと先に表面が発泡してしまい、中の水分が抜け切らずに以下同上。3. 炒りたては食べない。少し冷まして中に篭った湯気的な水分を抜いてやらないと以下同文。とにかくアラレはカリッとした食感が命で、内部の水分をいかに抜くかがポイントになります。そんな経験をしていると、市販のボンチ揚げ(関東では歌舞伎揚げ)はマジで凄い。あんなに大きな物を中までカリッと火を通すってのはハンパない温度管理などのノウハウが必要な筈です。少なくとも家でアレは絶対に作れません。家のアラレは無骨な雛アラレって感じになりますが、結構美味いですよ。

19/12/26(Thu)

今日の一品は肉じゃが。シャトルシェフを買ったおかげで、昼食を作りながら極短時間で作れてとてもいい感じです。手順はこんな感じ。朝起きたら冷凍庫から1回分ずつラップで包んだ豚肉を取り出して自然解凍しておきます。あとは昼食を作りながらの作業。ジャガイモとニンジンは皮付きのまま一口大に切り鍋に投入。シラタキは俎板の上に広げて十字に切ってから投入。大して影響がないので下茹ではしません。玉葱は皮を剥いてクシに切ってから投入。あとは冷凍ストックしてある生姜と解凍した豚肉も投入。

醤油と味醂をそれぞれお玉1杯(50ml)ずつ加えてから、具が2割ほど頭を出す程度まで水を注いで点火。加熱すると全体的に体積が減るので、これくらいの水加減がベストです。沸騰したら弱火に落として落し蓋をしてから5分(この段階で味を見て塩で調整する)。豚肉が少ないのでアクはとりません。5分経ったら外鍋にセットして夕食まで放置すれば完成。切って入れて火をつけるだけのちょー簡単肉じゃがですが、型崩れせずしかも中まで味が染みてちょー美味い。シャトルシェフがなければ、洗い物が終わってもまだ少し煮ないといけない感じなので、手間も省けて大助かりです。シャトルシェフ超有能。

19/12/25(Wed)

我ながら趣味が悪いと思うのですが、スーパーのレジに並んでいる時に前の人のカゴの中を見て妄想を膨らませるのが好きです。ビールを数ケースまとめ買いしている若い女性に対して“飲みすぎやで、おっちゃん心配やわ…”とか(業務用の可能性はあるけど、それはつまらないから考えない)、カゴ一杯のカップ麺を買い込む若い男性に対して“カップ麺ばっかりだと体調崩すでー。あと、カップ麺は実はかなり割高でお財布に優しくないんやでー。”とか。

見てて切なくなるのは、覇気のない60〜70位のおっちゃんが惣菜弁当と発泡酒を買っていく姿。“たまには肉とか野菜買って自分で飯作ってみ?意外に楽しいでー。”とか。スーパーのカゴの中にはその人の日々の暮らしが詰まっているといっても過言ではないわけで、見ていてあんなに面白いものはありません。あんまり他人にオススメできるようなものではないんですけど。

19/12/24(Tue)

スーパーに行くついでに年越し蕎麦用の麺を買ってきました。乾麺タイプで300g108円。安い!と思いきや、いつもパスタを1kg150円弱で買っている私にとってはそんなに安くもありません。でも、蕎麦としては最低ランクなので使われている蕎麦粉の量も多分極小。いいんです、こういうのは雰囲気ですから。ここ数年はかき揚げ蕎麦を作るのが定番になっていて、今年も小エビで作ろうと思っていたんですが、スーパーに行く道すがら何となく今年は変えてみっか…と思い立ちました。類似品としてはベビーホタテがすぐに浮かぶんですが、何かありきたりだよねと考えながら店に着き、冷凍食品コーナーをウロウロしていて見つけたのが剥きアサリ。アサリのかき揚げを乗せた蕎麦で年越しとか、正太郎っぽくね?と思い今年の年越しはアサリのかき揚げ蕎麦に決定しました。

おせち料理もメジャーな物だけ5品前後作ってお茶を濁す予定。お重にバエる物を作るとか、疲れるのでやりません。ただ、先日父親が近所の忘年会で餅を沢山貰ってきまして、いつもの様に全部刻んで干してアラレにしようと思ってたんですが、今年はお汁粉作ってみっかと思い立ち、1個だけ刻まずに冷凍してあります。缶詰のあずき餡子を使えば多分一瞬で出来るでしょう。そんなこんなで今年もあと少しです。

19/12/23(Mon)

多分3〜4年裏庭でゴミ焼きに使っていたペール缶が限界になったので、新しいものと交換しました。鋼板が厚い分一斗缶の2倍くらいはもちますね、多分。ペール缶でゴミを焼いていると、火が当たる高さの部分を中心に鉄板がミルフィーユ状に剥がれていき、最終的には穴が開きます。多少の穴は問題ないんですが、あんまり大きな穴になると中で焼いている物がこぼれてくるので、そこまでいったら寿命と判断します。そこで今回気が付いたんですが、ペール缶には太目の針金で出来た取っ手が付いてるんですけど、その取っ手が当たる部分の劣化が特に激しいです。取っ手が本体に当たる衝撃なんて大した事ないだろうと思っていたんですが、回数が重なると意外に馬鹿にならないのかもと思い、新しいペール缶は早々に取っ手を切り取ってしまいました。取っ手があると持ち運びに便利ですが、冷めてからなら本体だって持てるので、特に問題ありません。

ちなみに古いペール缶ですが、金切りバサミで掌サイズに切り刻み、ポリ袋に入れて指定の収集日に出します。こういうのは後でやろうと思っているとあっという間に数年経過とかよくある話なので、交換した日に即解体・ポリ袋詰めしていつその日が来ても大丈夫なように準備しておきます。というかゴミ全般そんな感じで、ゴミ出しの日に作って出そうとすると面倒臭くなって出さなかったりするので、ゴミ出しの日はとにかくゴミを持って行くだけにしておく、コレが意外と重要ですね。

19/12/22(Sun)

いつものように0655を見ていたら、今週の歌として“ミカンを食べるのどっちから?”という曲がとりあげられていました。ミカンをヘタのある側から食べるのか、それともお尻の側からかというたわいもない歌なんですが、この番組でかかる曲はこんなのばっかりなんで今更驚きもしません。姉妹曲の“チョココロネ食べるのどっちから?”に比べると普通だろうとすら感じてしまいます。慣れとは実に恐ろしい。

ちなみに私はヘタから派ですが、その先がちょっと普通じゃありません。多数派は剥いた皮が尻を中心に放射状になると思うんですが、私はヘタからリンゴを剥くように螺旋状にグルグル剥いていくので、皮はテープ状になります。他にこんな剥き方をしている人にはお目にかかったことがありませんし、友人には変態剥きと名前を付けられる始末です。ですが一応合理的な理由があります。ミカンの皮を干して香りの素としての再利用を考えた場合、テープ状になっていれば端からキッチンバサミで刻むのが楽です。というか元々私の変態剥きはこの、後々乾かして再利用する際の手間を極小にしたいという動機から生まれたものなのです。浅漬けなどに使うのは柚子皮がメジャーですが、乾かしたミカンの皮でも結構いい感じになりますね。

19/12/21(Sat)

年末の道楽、年賀状を作成しています。とりあえずやらないといけないのは彫刻刀砥ぎ。去年は喪中で年賀状を作らなかったので2年ぶりになりますが、キチンと箱に入れておいたので錆も出ておらずいい感じですが、気持ちよく作業をするためにも砥ぎは必須。私の彫刻刀セットには消しゴムサイズの砥石が入っているんですが、通学の際に衝撃を加えたためかことごとく割れていて使い物になりません。まぁ、元々小さ過ぎて実用性は低いんですが…。切り出しやV字刀は普通の砥石でも大丈夫なんですが、最も使用頻度の高い丸刀が砥げないので、ホームセンターで見つけた彫刻刀砥石というのを使っています。コレ、砥石の一部が山や谷になっていて彫刻刀を研ぐのに特化しており、超便利。木版で年賀状を作る人には必須アイテムです(そんな人ほぼいないでしょうが…)。

私の彫刻刀は切り出し・丸刀(大)・丸刀(小)・V字・平刀・錐の6点セットになっていますが、V字と平刀はほぼ使いません。切り出しでラインをなぞり、そこに向けて丸刀を突いて凹部分の材を取り除き、微妙にくっついて外れないカスは錐で突いて取り除くという運用です。小学生の頃は線を彫るのにV字を多用した記憶があるんですが、キッチリ決められたラインに沿って線を作ろうと思ったら、両側から2回切り出しを入れる方が正確なので、私はこの方法を使っています。あと、地味に重要なのが切り出しを入れる方向です。文字だと上手く説明できないんですが、顔料のつく凸の部分と凹の部分の境界線がハングオーバーになるとそこに顔料がたまってラインがキレイに出ません。凸の部分→坂道→凹の部分になるように、切り出しの角度を考えつつ版木の向きを頻繁に変えて彫っていくのがポイントです。ただまぁ、時間に余裕をもち、ゆっくり楽しんでやるのが一番です。焦って急ぐと彫ってはいけない所まで彫刻刀を滑らせてしまい、かえって時間がかかる上に完成度も低いという悲劇が頻発しますんで。

19/12/20(Fri)

畑で大根を引き抜いて家に帰っていたら、近所のおばちゃんからブロッコリーを貰いました。デカイ容器にグローブ大のが10個以上入っていてもっと貰ってほしそうでしたが、1個でも相当なんで丁重にお断りしました。うちの父親含め、どうしてあんなに馬鹿みたいな量を作るんでしょう。傷んだり虫に食われたりするマージンを考えても、絶対に作り過ぎだと思うのです。

ともあれ貰ってきたブロッコリーは茎と蕾部分に分けて一口大に切ります。よくネットなどで節約の代名詞として“うちはブロッコリーの茎まで食べるんです!”みたいな自慢話が出ていますが、そもそもブロッコリーの茎は食べる場所ですんで、食べたからといっていちいち話題に出すような事でもないです。あと、茎は硬い皮を剥いて…というのが定番ですけど、よっぽど根に近くなければ皮部分も普通に食えます。わざわざ手間暇かけて生ゴミを増やす必要はないです。一口大に切った茎を塩少々を加えた熱湯に入れて1分茹で、そこで蕾を投入して更に1分。茎はどうしても火が通り辛いので、先入れで茹で時間を長くしています。あとは取り出してマヨを付けて食べるだけ。サラダとかグラタンとか凝ろうと思えばいくらでも凝れますが、結局の所ブロッコリーは塩茹でにしてマヨが最強だと思います。

19/12/19(Thu)

父親がブリの小さいヤツ(ワカシ?)を貰ってきました。小さいとはいっても全長40cmオーバーなので結構食べ甲斐があります。最近では魚をおろせないどころか包丁がない家すらあるなんて聞きますが、うちは祖父→父と普通に家で魚をおろす姿を見て育ったので、気がつけば平均的な魚はおろせるようになっていました。本当は長物(うなぎ)とかヒラメみたいな平らな魚もおろせるようになりたいんですが、いかんせん機会がなくて経験が積めません、残念。それはともかく、祖父・父の姿を見て魚をおろすようになった私ですが、反面教師にしている部分もあります。彼ら、すっごい豪快にアラを捨ててたんです。刺身のためのサクをとったらあとは全部ゴミ、みたいな感じ。それを子供心にもったいねーなーと思って見ていました。私は魚をおろす時に、捨てる部分が多いと負けだと思っています。

というわけで今回のワカシ。とりあえずサクを切り出しますが、頭はカマとエラを外し、真っ二つに割ります。下顎部分はあんまり食べる所がないので、キッチンバサミで切り取って廃棄。エラも捨てます。カマは左右2つに分割し、ヒレを切り取ってキープ。ヒレは捨てます。腸は胃〜消化管と卵巣or精巣をキープして残りは廃棄。キープした胃〜消化管はキッチンバサミで切り開いて中身をよく洗い流してキープ。中骨は尾鰭を切り取ってから5cm巾にカット。腹骨は背骨についていた部分に血が固まっているので、ココだけキッチンバサミで切り取り、残りを使います。この辺のアラは全部アラ煮に転用。醤油・味醂・酒に生姜で濃く煮付けてから一晩置き、下茹でアク抜きした大根と煮込めば超美味い。

サクからは刺身を切り出すんですが、剥がした皮は塩振って軽くトースターで焼きます。むしろココがブリの中で一番美味いので、捨てるのはアホです。サクの中でも頭や尻尾に近く、形が悪かったり筋が多かったりする部分は小さめに切り出し、胡麻葱醤油に15分漬け込んでから茶漬けにすると最強。ココを捨てるのもアホです。というか、私の中のランキングだと刺身が一番どうでもいいかも…。いや、美味いんですが、他の方がずっと美味いので。

19/12/18(Wed)

今回のコールスロー作成と並行しておでんに入れる大根の下茹でをしたんですが、畑で大根とキャベツを収穫して家まで持ち帰る際にずっと考えていたのが、キャベツの塩揉みと大根の下茹でのどっちを先にすべきか?です。コレかなり重要。キャベツの千切りは結構時間がかかりますし、その後で塩を振って最低15分の放置が必要。ということは、大根が先だなという結論に達します。大根の皮を剥いて2cm巾に切り、直径の大きい部分は二つ切りにして水を張った鍋に投入後点火もそれなりに時間はかかりますが、キャベツの千切りほどではありません。鍋に点火した時点で手が離れますんで、沸いていく鍋を片目で確認しながらキャベツの千切り作業を行えば、時間の有効活用になります。

んで、キャベツに塩をしてしんなりするまでの待ち時間は、サラダを作ったり温泉卵を準備したりでこれまた有効活用。私は台所の仕事を自分が手を動かさなきゃいけないものとそうでない物に分けて考えています。野菜を刻むとか魚をおろすといった作業は自分で手を動かさなきゃいけない一方で、鍋を火にかけて煮るとか電子レンジで温めるといった作業は最初だけ手をかけてやればあとは機械が勝手にやってくれます。ですんで、そういう自分がやらなきゃいけない作業と機械がやってくれる作業を上手い事段取りして同時並行させると、単位時間当たりの生産効率が上がっていい感じになります。料理番組なんか見てると、一度に一品しか作らないというケースが結構ありますが、実戦ではそういうのはあんまりありません。3〜4品並行して作っているのが普通です。そういう時に最も重要なのが段取り。料理は段取りです、マジで。

19/12/17(Tue)

キャベツがいい感じに育ってきたので、お歳暮で貰ったハムとあわせてコールスローを常備菜にしています。しょぼいハムでも微塵切りにすれば誤魔化せるので、有効利用に最適。キャベツ1玉はとにかく細かく千切りにします。丸ごと端から刻むのが手っ取り早いんですが、腕のない私がそれをやるとどうしても太くなってしまうので、以下の手順で。葉を1枚ずつ剥がして真ん中の葉脈を三角形に取り除き、その線で残った葉を2等分にします。2等分にした葉を5枚くらいまとめて巻き、端から千切りに。取り除いた葉脈は1本ずつ端から千切りにします。千切りキャベツをボウルに盛って塩適量を加えて全体をかき混ぜ15分以上放置→しんなりしたらよく絞って水気を切ります。

ここに刻んだハム、刻んだ人参(色付け)、塩胡椒マヨ酢油などを適宜加えて味を調え完成。個人的にマヨは結構たっぷり入れた方が美味しいと思いますが、それだけで味をつけようとするとかえってくどくなるので、塩胡椒で味を決めてマヨは風味付け、みたいなスタンスで使っています。キャベツ1玉で作るとやばいほど出来るので、デカイタッパーに入れて5日ほどで完食。野菜炒めと並んでキャベツを消費するための2大巨頭、それがコールスローです。

19/12/16(Mon)

今日は愛用の寝袋を修理しました。私の寝袋はジッパーで開閉できるようになっており、そのジッパーの一番頭に近い側の端っこはマジックテープで止めるようになってます。このマジックテープが経年劣化で接着力がなくなったので交換しました。リッパーでマジックテープを縫い止めている糸を丁寧に切って本体から外します。そこに新しいマジックテープをミシンで縫い付ければ完成。古いマジックテープの除去が意外に面倒ですが、総作業時間15分といったところです。この作業に関しては、遅かれ早かれマジックテープは劣化するので、この際ボタンホールをあけてボタン式に変更するか?とも考えたんですが、ボタンだと外すのに一手間かかるという理由でマジックテープにしました。10年に1回交換計算でも、私が死ぬまでにあと5回も交換しないだろうというのも理由のひとつです。

ですが今朝起きて、あ〜っって感じ。マジックテープの傍の布が裂けてました。古い布を修繕するとよく起きるんですよね、こういうの。今までは負荷がかかるとマジックテープが剥がれる事で力を逃がしていたのが、マジックテープが剥がれなくなった事で周囲の劣化した布部分に負荷がかかって裂けたんです。こういう古い布の修理は本当に難しい。見た目ではどこまで劣化しているか分からないので、かなり広く補修布をとって修繕しても、今度はその補修布の傍から破れていきます。今回は患部を観察した結果、構造的にこれ以上破れは広がらないだろうと思われるので、とりあえず放置で。まぁでも、購入して30年近くになるものなので、流石に買い替えを検討してもいいかもしれません。もう十分に元を取るくらいは使い倒しましたんで。

19/12/15(Sun)

おでんに使おうと思って畑で引き抜いた大根に結構大きな傷が入ってたんです。控え目に見ても売り物どころか見切り品にもならないレベル。一瞬捨てようかとも思ったんですけど性分でモッタイナイと思ってしまい、持ち帰りました。皮を剥いて輪切りにし、傷んだ部分を丁寧に取り除いてから下茹で→おでんに加工。パッと見は普通のおでん大根と遜色ないんですが…ダメでした。

何かこう、全体にモソッとしていて微妙にえぐく、ありていに言えば不味い。下茹でして一晩おいているのであらかたアクは抜けているのですが、それでも抜け切れない不味さ。あー、やっぱ傷み過ぎているのはダメだなと実感しました。今年は大根が一番生長する時期にほとんど雨が降らなかったため、成長前に表面が硬くなる→成長するという過程で縦にヒビの入った個体が多いです。表面的な傷程度なら味に影響はないんですけど、2〜3cmの深さに割れて中が黒く変色までしてしまうと、そこをキレイに取り除いても全体に回った不味さは隠せないという事を実感しました。次からは潔く捨てます。

19/12/14(Sat)

12月もいよいよ折り返しという事で、見て見ぬフリをして先送りを続けていたアレに着手しました。そう、年賀状作成です。付き合いだけの年賀状は全カットしてごく親しい人だけに送るようにしているので、プリンタで適当な絵を出力してハイ出来上がりというのはしたくないため、毎年版画で刷ってます。ただ、去年は喪中で1年サボってしまったので、イマイチテンションが上がりません。ですがココで止めてしまうと多分もう二度と作らなくなるような気がするので、頑張って作ります。作り方はこんな感じ。

ネットで適当な画像を探してきて葉書サイズに縮小→反転。これを素麺の空き箱(シナベニヤ)に薄めた木工用ボンドで貼り付け、ひたすら彫ります。多色刷りの場合は必要な色の数だけ。素人なら頑張っても3色が限界なのでその辺は身の程をわきまえて計画を立てましょう。彫刻刀は小学生用の安いヤツで十分ですが、ガッツリ砥いでおくのは必須です。出来上がった版木から図案の紙を丁寧に剥がし、絵の具をベッタリ乗せ、葉書→要らない紙の順にかぶせてからバレンでよく擦り、風通しの良い場所で徹底的に乾かして完成。彫るのが大変そうと思うかもしれませんが、図案にもよりますけど単色で単純なものなら1時間かかりません。3色でも3時間弱、2日あれば十分です。図案は以前はカーボン紙で空き箱に転写していたんですが、それよりも反転した図案を直接貼り付けてしまった方が線がシャープに出ます。カーボンコピーの線って結構太くて図案のディテールが消えてしまうのです。まぁ、好みですけどね。

19/12/13(Fri)

親戚からお歳暮でハムソーセージのセットを貰いました。ありがたいんですが、開封した時の第一印象は“しょぼっ!”です。箱は一般的なハムソーセージセットのサイズなんですが、中に上下2段の箱が入っており一見お節の重箱風。更にそれぞれの箱の底には湾曲させた厚紙が入っていて嵩増しダブル。ソーセージは最近のシャウエッセンばりのミニサイズで、ハムはペラッペラにカットしたもの3枚が真空パックで個別包装。表記の内容量だけを全部足し合わせてみてやろうかと思ったんですが、軽く絶望しそうなんで止めました。個人的には折角のお歳暮何だからハムぐらい塊でどかーんと入れろやと思います。

ちなみに今回のしょぼいお歳暮は別にくれた親戚がケチだというわけではなく、一般的な価格帯でお歳暮としてハムソーセージを選んだらこのクオリティになるって事でしょう。昔を懐かしむ趣味はありませんが、明らかに量が減ってしょぼくなってます。私が望むようなセットを送ろうとしたら多分1万円くらいになってしまい、予算オーバーになってしまうのでしょう。世知辛い世の中です。でも正直言うとこんなんに3〜4千円払うくらいなら、自分で肉買ってきて燻製作った方が遥かにマシでしかも楽しいです。商品のクオリティと払う対価が全く釣り合っていないのは、実に腹立たしいですね。

19/12/12(Thu)

行きつけのスーパーでシメジ大袋(200g)が98円。迷わず2袋買ってきました。シメジは野菜室保存でせいぜい1週間。400gのシメジはちょっと使い切れません。冷凍庫は肉魚類で満員ですし、もとから冷凍するつもりもありませんでした。シメジは乾燥一択です。買ってきたシメジは石突を取り除いてから手でバラバラにほぐし、お盆にのせて日向に放置します。今の時期だったら1週間弱でカラカラに。ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存すれば、数ヶ月単位で使えてしかも生や冷凍に比べて圧倒的にかさ張らない。おまけに乾燥することで香りが強くなっているので、パスタに使う際もほんの少しで効きます。

ちょっと面倒臭いのが夜中の保存です。その辺に置いておくとネズミにかじられるリスクが高いので、私はお盆を丁度覆えるような籠をかぶせた上から軽く重石をしています。都合よくそういうのがなければレジ袋に移して冷蔵庫に入れますが、いちいち袋に入れたり出したりするのが面倒臭いので、籠を使うのがベストです。この乾燥シメジはうちの昼食パスタに欠かせません。具というよりどちらかというと香り付けの香辛料という立ち居地で、一つまみ加えると本当に美味しくなります。シメジを最後まで美味しく有効活用できる干しシメジ、マジでオススメです。

19/12/11(Wed)

父親が2泊で友人たちと温泉旅行に出かけたので、久しぶりの1人暮らし満喫中です。んで、一番良いのは食事中にテレビがついていない事。うちは5時半から夕食で、この時間帯だと民放含めて報道番組がほとんどです。平日はその中でもまだマシなNHKのシブ5時をつけているんですが、正直それも私には厳しい。ケッタクソワルイニュースが流れると、折角作った飯が不味くなります。最近だとアフガニスタンの医師銃撃事件。そりゃま大変悲しい事件だとは思うんですが、もう何度も報道で見た既知のニュース(しかも全然楽しくない)を何が楽しくて飯食いながら見なきゃならんのでしょうか。

あの年頃の人間は食卓にはテレビがあって、食事時はつけているというのがデフォになってるんですよね。でも、個人的には食卓にテレビは全くの不要です。好きな音楽聴きながらの食事とかの方が遥かに飯が美味い。テレビを全否定する気はありません。払っている受信料に見合ったコンテンツが提供されているかといわれると微妙ですが、面白い番組は確かにあるので。でも、そういう番組をピンポイントで録画して後で見れば私は十分かな。私が子供の頃、“テレビは1日1時間”なんて言われて子供心にそん何絶対無理じゃん!と猛反発した記憶がありますが、今考えてみると1日1時間くらいが丁度いいんじゃね?と思ったりしています。

19/12/10(Tue)

自分へのクリスマスプレゼントというわけではないですが、編み針を3セット買い足しました。私がずっと揃えてきたこの分野最大手のブランドでは存在しない規格だったので、コレはもう無いだろうと思っていたら、他の評判のいいメーカーから出ているということが判明し、私がよく作る手袋作りにとても便利という事でほぼ迷わず購入。ですがココで問題が発生、収納袋が無い。

編み針は隣のサイズだと長さが全く同じで太さが0.3mm違うだけ、とかだったりするので、ごちゃ混ぜに収納すると大変な事になります。ですんで私は家にあったキルト地とバイアステープでツールロール的な収納袋を作って使ってたんですけど、今回買ったことで編み棒のセット数がポケットの数を超えてしまいました。仕方がないので増設中です。今回も材料はありものばかり。ベースのキルト地は多分妹が高校時代に買ったヤツでサンリオのキャラクター柄というオッサンが使うにはあるまじきデザインですが、外で使うわけではないのでコレで十分です。周囲をかがるバイアステープは裁縫箱の隅に眠っていた真っ赤な物。こんな時しか使いようがありません。スナップボタンも裁縫箱に眠っていたヤツを有効活用。周囲をバイアステープでかがってほつれを止めつつ、編み棒のサイズに合わせて狭・中・広の3パターンでポケットを作ります。最後に端にマジックテープをつけ、従来のツールロールとくっつけて丸められるようにして完成。

私はせっかちな所があるので、使いたい時に使いたい物がノータイムで取り出せないのが凄いストレスなんです。編み棒をごちゃっと一箇所に放り込み、使う度にサイズを確認して必要な物を取り出すなんてやってられません。ツールロール作りは手間暇かかりますが、コレでこれから先の労力が軽減できるのなら安いものです。

19/12/09(Mon)

使っても使っても無くならない畑の大根。おでん・煮物・酢和えなど冷蔵庫に3〜4品の大根常備菜をキープしているんですが、焼け石に水状態です。そもそもよく考えると、大根の料理方法って煮るか合えるに収束するんですよね。蒸すはやってやれないことは無いと思いますが、炒める・揚げるはまずしない。そんな中でバリエーションをつけようと思ったら、煮物のダシを変える(豚バラ・鶏モモ・昆布鰹ダシetc)、合える味付けを変える(甘酢・ポン酢・胡麻油添加etc)などが常道で、結果かわりばえの無い食卓になりがちです。別に美味いんだから良いじゃないかとも思うのですが、たまには変わった物も作ってみたいということで選んだのが大根餅。

本格スタイルはかなり大変なのでネットでよく見る簡易スタイルで作ってみました。すりおろした大根に1/4量の小麦粉・片栗粉ときざんだ葱ハム少々を加えて塩で味付け。それを油をひいたフライパンに落としてお好み焼きっぽく焼いてから酢醤油で食べます。感想:不味くはないが、多分もう作らない。大根って生の時はピリッとした独特の辛味がありますが、火を通すと全く癖のない食材になります。おろし大根で小麦粉・片栗粉を練って焼くと、それはもうお好み焼きと大差ないんじゃないか疑惑。ハッキリ言って大根の存在感皆無です。それなのに大根おろしってそこそこ大変なんですよ。薬味に使う程度ならどうって事ないですが、一食メインで使う200g程度の大根おろしを作る結構な労力をかけてコレなら、もう普通に水でよくね?というのが正直な所です。大根餅を作るくらいならお好み焼きorチヂミで十分です。

19/12/08(Sun)

編み物は基本的に同じ作業の繰り返しなので、ずっとやっていると意識が遠のいてきます。それを防ぐためという目的もあり、大体傍らでYoutubeを流しています。よく見るのが宇宙関連の動画。昔から好きなんですよね、宇宙科学系が。国立天文台のチャンネルとか大好きで、ブラックホールの話とか宇宙と素粒子の話なんかはいくつになってもドキドキするくらい面白いです。それって銭になるの?みたいな世知辛い世の中ですが、単純に分からないから知りたいっていう好奇心を原動力に研究を続ける人の姿にはいろいろな面で励まされます。こんなのが部屋にいながらほぼ無限に聴けるなんて、いい時代だなぁと思います。

今年から私が長年大好きなNHKの夏休み恒例番組、子供科学電話相談が日曜日午前にレギュラー化されて、結構聴いています。好きな質問分野はやっぱり宇宙関係。宇宙関係の先生が出る日は聞き逃せません。次点は植物・魚。他はまぁ、それなりに。ただ、自分ではあんまり興味が無い分野ですが、恐竜関係は聴いててとても面白いです。質問する子供の熱量・マニアっぷりが圧倒的に高いのが恐竜分野。君達なんでそんなに熱くなれるの?レベルの子供率が非常に高いのが何故か恐竜分野です。そしてそんな子供に“大きくなったら北大に来なさい”とすぐにスカウトしてしまう小林先生が超可愛い。私の中ではキュートな関西弁でちょっと難しい化学物質の名前を子供にリピートアフターミーさせる植物の田中先生と双璧をなすお気に入り先生となっています。ホントに良い番組ですわ、子供科学電話相談。

19/12/07(Sat)

フェアアイルの手袋を実際に作ってみて、難易度が高くて作り甲斐はあるし見た目が派手でハッタリが利く反面、着け心地は普通のメリヤス編みのものに劣るなという評価だったので、フェアアイルに対するモチベーションが一気に下がりました。ポイントで使うのはアリですが、全面フェアアイルというのはもうやらないかもしれません。

というわけで、今回は普通の指切り手袋を編んでいます。今使っているのは去年作った中でもベストの出来のヤツなんですが、使い込んでいると微妙に不満が出てきてしまい、私の理想とは程遠い感じになったので。そこで実際に編んでみるとコレがくっそ簡単で笑ってしまいます。前回のフェアアイルに比べたらもう、大学と幼稚園くらいレベルが違っていて、サックサクですよサックサク。ドラゴンボールで悟空が修行として亀仙人に着けられたウェイト入りの亀の甲羅を外した時状態とでも言いましょうか。自分、かなり上達してるわと実感できると嬉しくなります。

ちなみに私が上達の為に心がけているのは、自分が編む手元をよく観察する事です。自分のフォームのどこに問題があって速度や精度が出ていないのかを分析し、その結果をフォームにフィードバックし、また観察して分析・フィードバックを繰り返すことです。以前は他の人の動画を見て研究していましたが、編み方のフォームって本当に人それぞれ・千差万別なので、たとえ上手い人でも全然参考にならないケースの方が多く、ほんの数人の例外を除いて止めてしまいました。編み物ってゆるふわ系のナチュラルな女性の趣味っていうイメージがありますが、実際やってみると凄く緻密で理詰めな趣味です。まぁ、その辺が気に入ってるんですけどね。

19/12/06(Fri)

先日ネットニュースでゴミ屋敷の人に聞いた理由ってのを読んでちょっと納得してしまいました。ゴミを捨てようとしたら近所の人(?)に分別がなってないなどと怒鳴られて以来、ゴミを出すのが怖くなったのだそうです。ゴミ屋敷になる理由がサッパリ分からなかったのですが、それだったら多少納得できます。うちもいるんですよね、そういう面倒臭いBBAが。出したゴミを開封チェックしてルール違反の物が入っていたら取り除いています。本人は善意100%の口実でやっているんでしょうが、他人のプライバシーを覗きたいという本音&正義を盾にとる快感でやっているのが丸分かりで、最高にウザイです。幸いうちからはほぼ等距離でもう一箇所収集所があるので、もっぱらそっちを利用しています。

そんな私のゴミ出しですが、結構キッチリやってます。まず、紙のゴミなど焼いても臭いがほぼ出ないものは裏庭のペール缶で焼いてしまいます。灰はふるいにかけてから畑に撒くか、可燃ゴミ袋に入れて収集に出すかの二択です。厳密には違法ですが、まぁコレくらいは良いでしょう。スーパーのトレイは洗って干してスーパーの専用ボックスに持っていきます。プラスチックゴミでも出せるんですが、そっちは有料ゴミ袋を使っているのでなるべくカサを減らしたいのです。スーパーの専用ボックスならタダなので。牛乳パックも切り開いて洗って干してから専用ボックスへ。ちなみにこういう洗浄作業は食事の洗い物の最後の水を使います。こんなのにわざわざ蛇口から出た綺麗な水を使うなんてもったいない。金属やガラス製品はキチンと分別して指定の日に出します。うちはガラスの色も分別対象なんですが以前、キチンと分けて出した袋に違う色のガラスを入れられて収集してもらえない事があり、かなりムカつきました。ホント、他人が出したゴミ袋を弄るのは止めてほしいです。

19/12/05(Thu)

リンゴを箱で貰いました。生で食べるのが一番美味しいと思うんですが、箱はちょっと食べ切れませんし、途中で飽きて義務感で嫌々食べるのもリンゴがもったいないので、半分程度はジャムに加工してしまいます。周囲にジャムを煮るというと凄い!とか賞賛される事が多いのですが、実は全然大した事ありません。私の実感としては、切れたトイレットペーパーを近所のドラッグストアに買いに行く方が遥かに面倒臭いと感じます。砂糖をまぶして半日放置とかあるので時間はかかりますが、手間は全然です。

リンゴは皮ごとクシにしてから5mm程度のやや厚めのイチョウに切ります。ここで全体の重さを量り、50%の砂糖をまぶして全体をよくかき混ぜてから一晩放置します。そのまま鍋を火にかけて沸騰したら弱火に落として10分煮込み、火を消してからクエン酸少量とペクチンをリンゴ重量の1%加えてよくかき混ぜたら完成。あとは瓶詰めしてフィニッシュです。一般的にはクエン酸ではなくレモン汁を使うレシピが多いですが、いちいち買ってくるのが面倒臭いですし、レモン半分とか使っても残りを使い切る目処が立たないので、私は賞味期限が存在しない結晶のクエン酸を使っています。あと、砂糖は安い上白糖です。ナチュラリスト御用達のキビ糖なんかは余計な味が入っているので、むしろ向かないんじゃないかな。

ペクチンは粘度を出すためです。リンゴは皮にペクチンが含まれているので一緒に煮ると粘度が出る、などとマニュアルには書いていますが、私の経験則上パンに塗って程よく垂れないレベルの粘度を出すには全くの役不足です。無駄なく抽出しようと長時間煮込むとリンゴの香りが飛んで本末転倒ですし。そんなわけで私は安易に市販のペクチンに頼っています。とはいえ、煮込みはごく短時間で済ませて果物の風味を生かす今風のジャムを作りたければ、ペクチンを使うのがベストなんじゃないでしょうか。無論サラサラでも無問題ならペクチンは不要ですが、パンに塗った時に垂れないようにしたいので私は入れてます。

19/12/04(Wed)

毎年この時期になるとハムソーセージセットを送ってくる親戚があります。非常にありがたいんですが、私は実は市販のハムソーセージが苦手です。送ってくるのは大手のメーカー品ではなく、地方でこだわりの燻製を作っている地場のメーカー(ということになっている)なんですけど、燻製を自作する立場からするとホントにコレちゃんと燻してる?としか思えないのです。確かに燻製っぽい香りはするんですが、それが新鮮じゃないのが非常に気になる。噂によると大量にこういう物を作る場合は燻製っぽい香りのする液体に漬け込んで作るらしいんですが、コレもその類なんじゃね?と疑っています。燻製系は自分で作った方が遥かに美味いです。材料費数分の一で時間はかかりますが手間は全然大した事ないので、自作燻製は非常にオススメです。

というわけで、12月に入ったことでもありますし、季節物のスモークチキンを仕込みました。丸鶏は流石に色々大変んなんで、モモ肉1kgで作成。とりあえず4%の塩と刻んだローリエ(裏庭産)多目をまぶし、一緒に入っていた脱水シートと一緒にポリ袋に詰めて冷蔵庫に仕込みました。1週間ほど毎日ひっくり返しつつ味を馴染ませていきます。自分で作った燻製を食べたら、市販品(勿論本当に燻製している物は除く)なんてタダ高いだけのよく分からない加工肉としか思えなくなりますよ。

19/12/03(Tue)

最近昼食のメインはパスタなんですが、このパスタを茹でるのに先日買ったシャトルシェフを使ったら省エネなんじゃね?と思い立ちました。お洒落なアルデンテパスタは難しいですが、私が狙うのはふにゃふにゃの喫茶店パスタなので特に問題ない筈。作り方はこんな感じ。1.5〜2時間水に浸して柔らかくしたパスタを沸騰したシャトルシェフ内鍋に塩と一緒に投入しすぐに外鍋に移して5分放置、以上。コレでいつもと変わらないパスタが作れました。かかる時間はほぼ一緒。今まで4分茹でていたのがゼロになるので、1ヶ月だと4分×30日=120分のガス代が浮く計算になります。正確な数字は分かりませんが、とろ火とかではなく中火程度は使っていたので、意外にコストカットになるんじゃね?と期待しています。

ちなみに茹で汁は当然ですが捨てません。うちは毎日温泉卵を作って夕食に出しているんですが、こっちに流用します。まだ結構熱い茹で汁を普通の鍋に移して火にかけ、再沸騰させたら火を止めて卵を入れ13分放置(蓋はしない)でベストな温泉卵が作れます。13分経った卵は冷たい水に移すんですが、それまで漬けていた熱湯は13分で40〜50度程度に下がっています。コレも当然捨てません。温度のあるお湯は洗浄効果が高いので、よほど油ベタベタでなければ洗い物に使うと非常に効果的です。こういうお湯がある時は私は食器洗剤は使いません。そして最後にすっかり冷めた洗い物に使った元お湯は裏庭の葱・ニラの根元に撒いて終了。使い切った!っていう達成感がお手軽に味わえます。

19/12/02(Mon)

毎月1日は換気扇掃除の日と決めていて、今月も実行しました。大変な掃除の代名詞ともなっている換気扇掃除ですが、それって油汚れを溜め過ぎているから大変なだけじゃね?と思います。うちは揚げ物が少なくて換気扇汚れも標準よりは下の筈ですが、1ヶ月掃除をサボってもまぁ誤差範囲内ですけど、2ヶ月サボると目に見えて大変になります。個人的な感想ですが、換気扇掃除の頻度はギリギリで3ヶ月に1回。年1回とかもう論外・ダメダメです。そんなに溜め込むから、洗剤も換気扇掃除用なんていう高くて特殊なものをわざわざ買ってこなくてはいけなくて、しかもそんなに効果が実感できないという悲劇。逆にあんな大変な作業を毎月なんてできねーよと思うかもしれませんが、毎月やってたら大した汚れではないので、うちでは1回10分程度しかかけてませんし、洗剤もごく一般的な住宅用洗剤(500mlで80円の特売品)で十分にキレイになります。

ちょっと面倒臭いのがフィルターです。うちのは金属板に0.5mm程度の穴が無数に開いたものなんですが、この穴に気化した油が詰まっていって栓みたいになります。こうなると洗剤をかけて表面をスポンジで擦っただけでは全くとれません。ですんで、私は風呂の残り湯に漬け込んでいます。40度程度のお湯に2時間〜漬ければ汚れがかなり緩くなるんで、ここで毛足の硬いブラシで擦って汚れを押し出します。1年間油汚れを溜め込んだ換気扇フィルターでコレをやると浴槽が大変な事になりますが、月一なら全然平気です。

あと、今回ふと気がついたんですが換気扇についてる豆電球、白熱球ですわ。口金17Eのごく小さな物なのに消費電力40W。白熱球が主流だった頃は40Wなんてごく省エネでしたが、5W程度のLEDが主力の昨今ではあんなどうでもいい電球に40Wはありえない無駄遣いです。早速近日中に100円ショップで代替品を買ってこなくては。

19/12/01(Sun)

庭仕事をする際に割と重要なのが足元です。脚立にのぼってやる作業ならともかく、落ち葉拾いくらいならサンダルでも良いんじゃね?と思ったりしますが、実はコレが結構危険なので私は必ず紐で結ぶタイプの運動靴を使っています。うちは日本庭園タイプの庭であちこち岩とかが出ており、そこで落ち葉を拾うことに熱中して不用意にバックステップ→転倒というのが過去に何度かあり、その際に足元が不確かになるサンダルを履いていると、最悪足首骨折とかも普通にありえるので、多少は面倒臭いですが運動靴は必須です。

ちなみにコレは多分父親が昔履いていて長年靴箱の隅で埃をかぶっていた物の再利用です。サイズは少しだけ小さいんですが、長距離を歩くわけでもないのでコレで十分。経年劣化で靴底が剥がれ始めているので、本格的に剥がれたら使い切った!という事で気持ちよく捨てられるという寸法です。靴底の接着も何度か試した事があるんですが、成功したためしがないので最近はココはもう素人では修理不可能なんだと割り切っています。接着面をキレイにしてサンドペーパーで荒らしてからくっつけても、曲げでかかる靴底への負荷には抗えません。数日はもつけど月単位では無理、というのが私の経験則です。穴をあけて針金で固定すれば…と思ったこともありますが、そこまでするのもなぁということでいまだ試してはいません。靴底に露出した針金が割と早めに摩擦で切れそうな気もします。

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