2021年5月

<<前<<   >>次>>

21/05/31(Mon)

今日のメインは貰い物の鯖。30cmクラスであまり太っていない個体が2匹。釣った後キチンと鯖折りしてあって鮮度的には最高ですんで、ココは〆鯖しかありえません。とりあえず3枚におろした後、両面にたっぷり砂糖を振って30分→洗い流して塩振って1時間→洗い流して酢に漬けて30分の後、皮を手で剥いてから切り揃えて完成。うちの〆鯖はこの砂糖で〆るのが肝で、砂糖は塩よりも分子が大きいからとか何とかいう理由で、しっかり水分が抜けるけど固くならないのです。当然ですが砂糖の甘味が鯖の中に入るようなことはありません。

アラは船場汁風に拍子に切った大根と煮込みました。頭はエラを外してカマと分離。中骨・腹骨と一緒に熱湯をかけて臭みを抜いた後、大根を加えて水ひたひた。日本酒多目に塩で味を決め、冷凍ストックしてある生姜と少量の醤油で香りをプラス。蒸してから醤油で炒りつけてふりかけ風にするのとどっちにしようか迷ったんですが、今回は気分で船場汁風をチョイスしました。食べてみてあらためて思うんですが、鯖美味い。下手な鯛を高値で買うくらいなら、新鮮な鯖を買う方が千倍楽しめると思います。鯖にはアニサキス問題がありますが、アレは鮮度とほとんど関係がないので、気をつけていても当たる時は当たります。その時は運が悪かったと思ってお医者さんに取り除いてもらいましょう。

21/05/30(Sun)

愛用のパソコンが時々ブルースクリーンを出してフリーズするようになりました。使っているのは骨董品並みの2011年モデル。数年前から買い換えようかどうしようかと、ここでも何回か愚痴っているんですけど、ココで買い換えたい熱が再燃しています。というわけで現状把握。ブルースクリーンが出た時に立ち上げていたソフト・時間・気温(熱暴走の可能性があるため)などをメモし、どういう状況でブルースクリーンが出やすいかを分析した上で、致命的なら買い換えようという企画です。

2週間ほどデータをとった結果、フリーズは3〜4日に1回の頻度で100%youtubeを見ている時に発生しました。室温や時間は関係ないっぽいです。ということはyoutubeを見なきゃいいという結論になりますが、流石にそういうわけにもいきません。そしてこのフリーズの頻度が悩ましいのです。日に何度もフリーズするなら買い替えですが、3〜4日に1回というのは我慢すればやっていけないこともない。

結局の所、買い換える理由が欲しいのですよね。まだ使えるパソコンを廃棄して新しいパソコンを買うというのは、使える物は徹底的に使い倒すという私のポリシーに抵触します。私としては新しいパソコンに買い換えたい気持ちはあるのですが、今のがそこそこ動いていてとりあえず何とかなっているという状況だと買い辛い。我ながら厄介な性格をしています。

21/05/29(Sat)

ズッキーニが本格的に採れはじめました。大体1日3〜4本ペース。コレを2人で食べ切るのはかなり大変ですが、採れるんだから仕方ありません。ズッキーニは色々用途がありますけど、私が一番よく作るのは厚めにスライスして両面に少し焦げ目がつくくらい焼いてから塩胡椒したもの。簡単ですが、色々手を加えるよりも結局コレが美味いという結論に達しました。夕食時に少し多めに焼いておいて、翌日の昼食時にも食べるという運用をしているんですが、それでも供給過剰気味で困っています。

自宅で野菜を作るとありがちなのですが、ある時は困るほどあるので、メニュー選定が“食べたいもの”よりも“食べなきゃならないもの”になってしまいがちです。今回のズッキーニもそうですが、うちで今集中的に食べているのが玉葱。茎を少し長めに収穫し、縛って吊るして保存しようと思っていた矢先に、父親が茎ゼロで収穫してきてしまったので土間に転がしています。ですがコレだと結構腐るんですよね。気がついた時に転がして接地面と変えるんですが、気休めです。ネットに入れて吊るす方法も一般的ですが、アレが意外に中が蒸れるので私はやりません。縛って吊るすのが一番です。

というわけで現在常備しているのが玉葱スープと玉葱マリネ。スープは小さめの玉葱の皮を剥き、コンソメスープでシャトルシェフを使って中まで柔らかく煮たもの。マリネはスライスした玉葱を1分ほど湯通ししてから酢オリーブ油ベースの調味液に漬け込んだものです。コレが1ヶ月ほど続いており、もういい加減玉葱は飽きてるんですが、まだ30個程残っているので私の戦いは終わりません。

21/05/28(Fri)

毎朝30分ほどかけて庭の落ち葉を拾っているんですが、拾った落葉は堆肥に加工して翌年の野菜栽培に使うエコ活動をしています。世知辛い世の中で最近はゴミを捨てるにも有料のゴミ袋を買わないといけません。この辺は人家が少なく規制も緩いので、落ち葉を焼く位は事実上黙認されていますが、それでも使えるものはなるべく使うのが私のモットー。

堆肥の作り方は簡単で、拾った落葉を無料ゴミ袋に詰め込み、軽く水をかけてから密封して日当たりの良い場所に放置するだけ。時々袋をひっくり返して発酵を促してやれば、半年ほどでいい感じに腐って堆肥化します。ちなみに使うゴミ袋は有料化以前に山のように買い溜めて不良在庫化してしまったものを有効活用してます。今となっては真っ黒いゴミ袋とか何の用途も無いので、こういう場所で使わないとただの場所塞ぎでしかありません。落葉を有効活用できて、しかも無料ゴミ袋も減らしていけるという一石二鳥。ドケチとしては堆肥作りは非常に有意義な活動だと言えますね。

ただし、堆肥の中に入れてはいけないものもあります。種のついた雑草・地下茎のついた雑草(ヤブカラシ・ドクダミ)などはNG。半年放置しようが生き残り、堆肥をまくことで雑草も広げてしまう事になりかねないので、こういうものは絶対に入れないようにしています。ですんで落葉を拾う時点で堆肥行きとそれ以外に分別を行います。我ながらマメですね。

21/05/27(Thu)

20年ほど使った腕時計が壊れて以来、あんまり使わないからもう良いかなと思って買い換えず、家にあった懐中時計を持ち歩く事で代用してきたんですが、やっぱり腕時計欲しいなと思いました。ポケットから引っ張り出し、蓋を開けて時間を確認するのが面倒臭いのです。とはいえ、何か買う前にとりあえず今あるもので何とか出来ないだろうかと考える私。ウォーキングの際に使っている万歩計で良いんじゃね?と考えました。

私の使っている万歩計にはオマケ的にデジタル時計機能がついてまして、デフォルトで歩数表示→ボタン一つで時間表示が出来るようになっています。今までは、ウォーキングに持ち出すために万歩計をセットし、手首に巻いてマジックテープで固定するリストバンドのようなものを自作して使っていたのですが、ウォーキング中に歩数を確認する事もないと思って、セットしたら取り出さない限り液晶ディスプレイが確認できない構造にしていました。それを作り直してリストバンドと万歩計の固定方法を変更し、いつでもボタンを押して時計を見られるように改修したのが今回のDIY。結果:人前にしていくのはちょっと恥ずかしいですが、機能面では必要十分です。どうせ庭仕事中に時間を確認するのが一番の用途なので。何か買う前にとりあえず今あるもので何とかできないか考えてみるというのは、なかなか良いライフスタイルなんじゃないかと思いますね。

21/05/26(Wed)

鉢植えのライムの周りをアゲハチョウが飛んでまして、一般的にはほのぼのした気分になったりするんでしょうけど、私は逆。アゲハチョウがライムの周りを飛ぶのは産卵の為です。そして生まれた幼虫は特に柔らかい新芽を中心に食い荒らします。樹が大きければ多少食われてもどうということはないですが、40cmクラスの鉢植えライムの新芽なんてあっという間に食い尽くされて、成長が致命的に阻害されてしまうのです。私の中でアゲハチョウはゴキブリよりも死んで欲しい昆虫です。

とはいえ、生まれた時から長い時間形成されてきた価値観はなかなか崩せません。ゴキブリを踏み潰すのには何の躊躇も覚えませんが、アゲハチョウを網で捕まえて踏み潰すのは心情的に無理です。ですんでこれからの時期、最低一日一回はライムとレモンの鉢をチェックし、アゲハチョウの卵を見つけたら潰します。また、新芽を中心に虫食いが無いかを毎日チェックし、孵化してしまった幼虫も早期に潰します。アゲハチョウの成虫を殺すのはなかなか難しいですが、卵や幼虫なら割と大丈夫なので。柑橘系を食い荒らすアゲハチョウ&アブラナ科の野菜を網目にするモンシロチョウは本当に大嫌いです。

21/05/25(Tue)

今年の梅酒を仕込んだ所で、ずっと先延ばしにしていた昨年仕込んだ梅酒からの梅取り出しを行いました。マニュアルによると半年くらい経ったら取り出したほうが良いそうなんですが、何か面倒くさくなってしまってずっとそのままに。ですがもういい加減取り出さないと…と思って重い腰を上げたのです。取り出すこと自体は網杓子を使って5分程度の簡単な作業なんですが、面倒臭いのはココから。取り出した梅をどうするかです。無論そのまま捨てるのが一番簡単ですけど、そんなもったいない事はできません。

一番有名なのはジャムですが、できればコレは避けたい。理由は二つです。1. ジャム自体が供給過多で余っている。生で食べ切れない量の果物を貰った場合(田舎ではよくある)、一番簡単な保存食はジャムです。というわけで、うちにはかなりのジャムがあり、一部は不良在庫化しているので出来ればコレ以上増やしたくありません。イチゴなどの水分が極端に多い果物は他に選択肢が無いので仕方ありませんけど、梅酒の梅の様に比較的水分の少ない物件は他にも処理方法があります。2. 梅酒の梅を使ったジャムは色が汚い。方法はあるのかもしれませんが、普通に梅酒の梅を使ってジャムを作ると、泥みたいな色合いになって全く美味そうに見えません。味は普通に美味しいのですが、見かけが全く駄目。

というわけで今回はドライフルーツに加工しました。まずは梅から種を外し(とにかく大変!)、天日で2〜3日乾燥させます。それを天板に並べて100度のオーブンで1時間で完成。感想:普通に美味い。市販品の乾燥あんずとほぼ同じ味になります。コレなら作る価値は十分。ただし、種を外す手間がハンパないので、次からは梅酒の仕込みに小梅を使うのは止めようと思いました。また、梅酒に仕込んだ際に2kgだった梅は、エキス抽出→種除去→乾燥の過程を経て最終的には300g弱になりました。結構減りますね。

最後に取り出した梅の種ですが、コレもすぐには捨てません。水を加えて5分ほど煮立てて風味を抽出した後、砂糖で味を調えてからゼラチンで固めて梅ジャムにします。二煎三煎すれば分かりませんが、少なくとも初回だとかなり濃厚な梅ジャムになってかなり美味しい。そして抽出済みの梅の種は乾燥させてから他のゴミと一緒に燃やし、灰にして畑のPH調整剤として役目を終えます。ケチ過ぎですね。

21/05/24(Mon)

他人に比べて買い物は上手な方じゃないかと自認している私ですが、久しぶりに安物買いの銭失いをやらかしました。商品は去年7月に買った水槽用のLEDライト。タイマー付きで3,000円弱の商品、無論安定のmade in china。それが10ヶ月経過の先日突然動かなくなりました。基本壊れたら分解修理が基本の私ですが、コレは造りが細かすぎてちょっと手が出せず、即買い直し決定です。とはいえ、まだ買ってから1年以内なので保証でワンチャンあるか?と思ったんですが、保障期間は半年。それはまぁ仕方がないにしても、許せないのは書類のどこにも連絡先が書いていないことです。説明書には一応半年は無料修理しますよと書いてあるんですが、コレじゃ駄目ですよね。Amazonの購入ページを見てみたんですが、販売元への連絡方法も見つかりませんでした。ちなみにLEDは40,000光るそうですが、多分3,000時間くらいしか使っていません。騙された!

というわけで、同じ轍を踏まないように今回は日本メーカーのをチョイス。生産はインドネシアですが、割と有名なメーカーで保証もしっかりしているという評価だったのでココにしました。今回のはタイマー無しで約5,000円。別売りでタイマーを買う気はないので、朝晩スイッチをオンオフしないといけなくなりましたが、その程度ならどうという事はありません。最近は中国製品も品質が上がってきたという話も聞きますが、説明書にトラブル時の連絡先を書いていないのは品質以前の問題だと思いますんで、しばらくは中国製品は避けようと思いました。

21/05/23(Sun)

もう旬は終わりましたが、冷凍ストックしてあるエンドウマメが結構ありまして、現在絶賛消費中です。うちでエンドウマメのレシピというと煮物ほぼ一択。確かに簡単手軽で美味しいんですけど、ちょっと辟易しているのも事実。というわけで、以前から上手くなりたいと思っていたかき揚げにエンドウマメを集中投入しています。丁度収穫して風通しの良い場所に転がしてある玉葱も、とっとと食べないとどんどん傷んでいくので、玉葱とエンドウマメのコンビネーションでのかき揚げを10日に1回くらいのペースで作成中。

衣はコツの要らない天婦羅粉等を使えば一発なのは分かっているんですが、負けた気がするので薄力粉を使います。そもそもコツの要らない〜みたいな特化型の料理食材は基本的に使わない主義なので買いません。小麦粉だったら他に色々潰しが利いて使い回せる上に単価が安いので。ココまで5〜6回集中的にかき揚げてきた結論としては、鍵は衣の濃度と揚げる温度です。当たり前の結論ですが、実際そうだから仕方ない。衣は薄からず濃からず。この辺は何度か失敗しないと多分掴めません。温度は少し低温気味で生地を流し込み、固まり始めたら温度を上げて色をつけ、ひっくり返してもう片面も仕上げる、みたいな感じで。最近は少し上手に揚げられるようになってきて、嬉しい限りですね。

21/05/22(Sat)

鉢植えを整理していた際に瀕死になっていたサボテンをサルベージして、自室の窓際で育てています。環境が劇的に良くなったせいか、最近目に見えて元気そうで嬉しい限りです。そこで問題になるのが肥料。私は鉢植えの野菜その他にハイポネックという液体肥料を使っているんですが、基本は500倍希釈なのに対して、サボテンだけは2,000倍希釈で使うように指示されています。500倍希釈は5Lのバケツに計量スプーン小×2で10mlの原液を入れれば良いので簡単ですが、2,000倍が結構大変。こんな倍率で使うのはサボテンだけなので100mlもあればお釣がきますけど、2,000倍希釈して100mlの肥料水を作るなんて事実上不可能です。というわけで500倍に希釈した肥料水から25ml取り出し、それを4倍に希釈して使うというのが無難です。

そこで必要なのが計量カップですが、手持ちがありません。いやあるはあるんですが、流石の私でも料理用の計量カップを液肥計量には使いたくない。100円ショップで買うのが手っ取り早いですけど、使わなくてもいい所には一銭も使いたくないのがドケチの私。ですんで、朝のウォーキング途中でそこここに落ちている500mlペットボトルから比較的綺麗なのを選んで拾ってきました。コイツの上部をカットしてコップ状にし、25ml・100ml・そして念の為に50mlの所にマジックで線を引けばOK。サボテン液肥専用のタダ計量カップの完成です。

ちなみにですが、私はペットボトル飲料を全く買わないので、自宅で出たものを使うというのは不可能です。お茶なんて自分で茶葉から淹れれば原価10円以下のものに何で140円も払わなきゃいけないんだって話です。無論淹れる手間・冷やす(温める)手間に対してその対価を払うというのを納得しての購入なら良いんですが、私はそんなのに金を払うくらいなら自分でやるという主義なので、うちではペットボトルが殆ど手に入りません。ですんで拾うという選択肢になりますが、道が多少キレイになって誰も迷惑しないどころかむしろ感謝されるべき案件なので、道のペットボトルは用途があれば積極的に使っていくべきなんじゃないかとすら思いますね。

21/05/21(Fri)

ドライフルーツ作りの為のオーブン内ラックは順調に作業が進んでいます。大枠は大体完成して、いざ試しに入れようとしてみたら入らない…。絶対に入るサイズで作ったのに何故だと焦って確認したら、オーブン庫内の天井近くに何の機能か分からない針金が渡してあって、コレに引っかかっていました。想定外です。まぁ、ラックの上部を5mm程カットすれば入りそうなので傷はごく小さいですが。

あとは作ってみたら意外にたわむので変形防止の筋交いを一箇所追加し、熱した際に垂れるドリップを受けるプレートを作れば一応予定の工程は完了です。その先は実際に使ってみて微調整していかないとよく分かりません。ちなみに今回一番面倒臭かったのは、鉄板を切るよりもネジを詰める作業でした。ネジが長過ぎるとどこに引っかかるか分からないので、仮固定してディスクグラインダーで短くカットする作業に意外と時間をとられました。無論こんなのはホームセンターで短いネジを買って来れば済む話ですが、不良在庫を少しでも減らしたいというのも今回のテーマだった為に、なるべく手持ちの資材で済ませたかったのです。おかげで今回の新規購入資材はゼロ。出来上がり云々以前にそこは大満足です。

21/05/20(Thu)

少し前にネットで“彼氏彼女がコレをやっていたらヤバイ”みたいな記事で、パスタを茹でる鍋で一緒に袋入りのソースを温めている画像があって、“えっ、普通じゃない?”と思ってしまいました。別々の鍋で茹でるのに比べてガス代が半分になるんだから、むしろやるべきだろうとすら思います。でもまぁ確かに、付き合い始めたばかりの頃にコレをやられたらちょっと引くかもしれませんが、本性なんて早々隠し続けられるわけも無いですし、何よりそんな見栄のためにガス代を倍かけるなんてアホらしいとしか思えません。

ちなみに私はコレをやっていませんが、それは袋入りのソースを使っていないからという理由でして、似た様な事は今もやっています。1. パスタを茹でる。2. 茹で汁を再沸騰させて温泉卵を作る(火を止め卵を投入して13分)。3. 卵を取り出した後のお湯で洗い物をする。この三段活用をすれば、パスタと温泉卵のお湯を別々に沸かすのに比べてガス代が半分になり、しかも油汚れをよく落とすお湯を洗い物に使う事で洗剤代も節約できます。更に使う水の量は単純計算で1/3。一回の節約コストは大した事無いですが、年中コレをやっていると結構効いてくると思います。

また、最近は自宅でカレーを作らないのでやりませんが、以前はカレーを作った鍋にご飯を直接ぶち込んで、鍋肌や鍋底についたカレーを回収して食べるという、↑のパスタ同時茹でが可愛く見える諸行を平気でやっていました。洗って流すよりも食べて始末する方がずっと良いと思っていたんですよね。そしてその考えは今も変わっていません。ただ、家でカレーを作ると最低数日は連続カレーになってしまうのが体力的に厳しくなったのでカレーを作ること自体を止めました。今ではカレーを食べたい時はもっぱら袋のレトルトカレーを愛用しています。自分でルゥから作ると分かるんですが、カレーってかなり油分が含まれていて、その点でカレーって健康にあんまり良くないんじゃないかとすら思ってます。

21/05/19(Wed)

庭のユスラウメがいい感じに赤く色付いてきたので、毎朝熟したヤツを採ってきて冷蔵庫の野菜スペースに溜めてます。収穫が一段落したらジャムにする予定。ユスラウメは桜や梅と同じバラ科の植物で、実の形や実り方は梅っぽいですが、あれほど酸っぱくはありません。真っ赤に色付いて多少甘いですが、果樹としてわざわざ栽培するような樹ではなく、どっちかというと観賞用です。ただ、色と香りがいい感じなので、私はジャムにしています。

ジャムの作り方は基本的にサクランボと一緒。種と軸を取り除き、砂糖をまぶしてしばらくおいてから煮て瓶詰めにします。実が小さい割に種が大きいので歩留まりが悪く、樹も小さいので一週間ほどかけて収穫しても小さな瓶1本分になるかならないかですし、ジャムとしてのランクもそんなに高くありません。サクランボは遥かに遠いですし、王道のリンゴ・イチゴにも全然敵いません。でも唯一無二なので今年も作ってしまいます。種とり作業が結構大変なので、樹がこのサイズでむしろ良かったかもしれませんけど。

21/05/18(Tue)

梅雨に突入して庭仕事が出来なくなったので、浮いた時間を利用して以前から作りたいと思っていたオーブン内ラックの作成に着手しました。ドライフルーツを作る際にオーブンの低温(100度とか)で1時間、みたいな事をよくやります。ところがオーブンには天板が1枚しかないので、1回の運転でその天板1枚に乗る食材しか処理できません。ですがコレだと量をこなしたければ何回も作業しなければならず、時間・電気代ともにもったいない。ですんで、オーブン内のラックです。

燻製用にまとめて買った網が沢山あるので、コイツをオーブン内で4〜5段並べられるように枠を組むというのが今回の企画です。素材は不良在庫と化している薄い鉄板の端材。そんなに高い温度にするつもりは無いので多分木でも大丈夫ですが、一応安全のために鉄板を使います。コイツをラック状に組んで、これまた大量の不良在庫を抱える5mmネジで固定していくだけ。焦ると精度が下がって碌な事がないので、作業は1日1時間まで。売り物じゃないんでそんなにキレイに作る必要な無いのですが、自身の能力向上を狙ってギリギリまでこだわってキチンと作ります。そして現在3日目。ペース的に1週間くらいで完成するんじゃないでしょうか、多分。今年のドライトマト仕込には余裕で間に合いそうです。

21/05/17(Mon)

うちの近所にどう見ても放置されている梅の樹があって、採り頃なのにモッタイナイなぁ…と思っていました。そして先日、樹の持ち主に家の前ですれ違ったので駄目元で頼んでみたら、むしろ全部採っていって欲しいと逆お願いされてしまったので超ラッキー。早速採り尽してみたら全部で8kgありました。この辺では近所のスーパーの末端価格だと梅は1kg800〜1,000円。収穫した梅の中には虫食いなどで使えない分も多少あるので単純計算は出来ませんが、6,400〜8,000円相当の品とタダゲットした事になります。コレも全て日頃の私の行いが良いせいでしょう。

採ってきた梅は水を張ったタライにぶち込んで一晩放置し、アク抜き&汚れ落とし&ついている虫を溺れさせます。次は梅作業で一番面倒臭いホシとりです。枝との接続部分に残った枝の残骸(通称ホシ)を竹串を使って丁寧に取り除いていくんですが、コレがとにかく大変。ですがやらないわけにはいかないので、好きな音楽をBGMに無心に作業を進めます。ココが済んだら後は楽勝なので。作業が済んだ梅をざっと洗って水気をよく切り、仕分けします。メインは梅干ですが、漬けるには熟し過ぎていて潰れそうな個体をまず取り除き、甘露煮にします。次に小さい個体を1kg取り出して、梅酒に。残った約6kgが梅干行きです。塩分濃度は市販品としてはかなり強い18%ですが、保存料等が使えないので仕方ありません。まぁ、塩分摂取量は量で調整すれば良いだけの話なので、多少塩が濃かろうが大した問題じゃないです。元々今年は梅干を漬けようと赤紫蘇の種を播いて準備を進めていたんですが、梅が漬かるタイミングを考えるとちょっと間に合わなそうなので、残念ながら今年は購入する羽目になりそうです。コレを教訓に来年はもう少し早く種播きする所存。

21/05/16(Sun)

自室のカーテンが紫外線劣化で裂けはじめました。一般的には買い替え時期なんですが、光の加減で反対側のカーテンは比較的無事で、左右を入れ替えれば裂けた部分がうまく隠れて見えにくくなりますんで、当面はコレでいく事にしました。それでカーテンを外したんですが、そこで気になる点が一つ。このカーテンは微妙に丈が長くて、床に触れてしまっているんです。そうすると当然埃を拾うわけで、もう少し短くしたいなと以前から思っており、いい機会だからと丈を詰める事にしました。あと、カーテンフック。吊る位置を微調整できる機能がついた樹脂製の物を使っていますが、その調整機能を駆使しても微妙にこすってしまうので、この機能が息をしていません。それに樹脂製は紫外線に弱くて、経年劣化でボロボロになるのが気に食わない。ですんで、カーテン自体の丈を詰めたうえで、カーテンフックは微調整機能は無いけど耐久性は抜群の金属製の物に交換してしまおうというのが今回の企画です。

そこで結構考えたのがカーテンの丈詰め方法です。単純に裾を折って縫ってしまうのが簡単ですが、キチンとやろうとすれば一旦裾の三つ折部分をほどいた上で、短く折り直してからミシンをかけるのが正攻法です。ただ、当然ですがほどく手間がかかるので面倒臭い。どっちを採るか…としばらく悩んだ末に、こういう所で手を抜くと後々碌な事にならないと思い、結局更なるコストをかける羽目になるリスクがあるのなら、最初からキチンとやってしまおうと正攻法にしました。まぁ、縫い目をほどくといっても所詮直線なのでやり始めたらどうという事はないですが。最近は私のミシン技術も向上してきて、カーテンのような厚い生地を縫う際には、厚地用のミシン針に交換するという小技も覚え、ますます作業が捗ります。所要時間は約1時間。裂け目が見えなくなり、床もこすらなくなったので大満足です。

21/05/15(Sat)

先日作ったドクダミ茶が仕上がったので、全く期待せずに飲んでみました。結果:意外に美味い。炒ってある為に青臭さが抜けており、生ミントティーよりも飲みやすいです。独特の香りがありますが、生のドクダミ臭からはかなり変質しているので、何も知らない人にブラインドで飲ませたら、多分ドクダミとは気付かないと思います。少し癖があるのでお茶や麦茶ほど一般的になりそうなポテンシャルはありませんが、お茶・麦茶を10としたら6〜7位はあるかも。ちなみに生ミント茶は5前後です(あくまで個人の感想)。今Amazonで検索したら、3gパック×40包で約1,600円。正直この金額を払ってまで飲むほどの価値は無いですが、ドクダミで困っているのなら作ってみても良いかも?レベルです。

一応作り方はこんな感じ。1. 採ってきたドクダミは特に根元部分の泥を良く洗い流してから適当な分量に小分けして根元を縛り、軒下に吊るしてカラカラに乾かします。ただし、本当にカラカラになるまで待つのは大変なので、適当に切り上げてOK(1週間前後目安)。2. キッチンバサミで適当にぶつ切りにします。どうせ後で粉々になるので適当でOK。3. フライパンで香りが出るまで空炒りし、全体を指で砕きながらジップロックに詰め、湿気除けの為に冷蔵庫で保存。ただし、なるべく早く飲み切り推奨です。4. 淹れ方は、ヤカンに湯を沸かして沸騰したらドクダミを一掴み投入し、弱火で1〜2分。ヤカンごと水を張ったタライに突っ込んで荒熱をとってからドクダミ葉を漉し、冷水筒でよく冷やして完成。

時間はかかりますが、手間はそんなでも無い感じです。お茶や麦茶が安いので、コスト的に作る意味は薄いんですけど、ゴミを捨てるにもお金がかかる昨今、庭に生えてきたドクダミをただ捨てるよりはお茶にして飲む方が精神的にも楽ですし、ドクダミ毟りのモチベーションも沸いて一石二鳥なんじゃないでしょうか。

21/05/14(Fri)

台所の床を拭き掃除していたら壁際に見慣れない白い粉が落ちてまして、何じゃろ?と思って周囲を調べてみると、天井に穴があいてました。ネズミが石膏ボードの天井に直径5cm程の穴をあけやがったのです。穴は天井の角にあって目立つ場所ではないのですが、ココからネズミが自由に出入りできると考えると腹立たしいので、塞ぎました。

穴の形に板をくり抜き、色を合わせて…とか面倒臭いのでやりません。どうせ目立たない場所なので、板を適当な大きさに切って木工用ボンドで貼り付け、乾くまでガムテープで仮止め固定して乾いたら剥がすだけの簡単な作業です。鼠はよく見ると可愛い顔をしてますし、屋根裏で節度を守って暮らしている分には殺鼠剤などを投入するほどのものでもないと思っているんですが、家に実害が出るとなると放ってはおけません。ただ、殺鼠剤はいつも所々に置いてますけど、食べる時期と見向きもしない時期の落差が激しくて、鼠の食事情にも色々あるんだろうなぁ…とは思います。

21/05/13(Thu)

種植えしたミニトマトの苗がいい感じで育ってきたので植え替えをしました。うちは田舎で土地は沢山あるんですけど、今回はネットで見かけて面白そうだったペットボトルに逆さまに植えるというのをやってみました。上手く説明できるか分からないので、興味がある人はyoutubeに動画があるので検索して欲しいのですが、一応説明してみます。2Lのペットボトルを好きな数だけ用意し、カッターなどで底を切り取って二箇所穴をあけ、紐を通して逆さに吊り下げられるようにします。苗全体にコピー用紙などを細い三角錐形に巻いてテープで軽く止め、ペットボトルの内側に苗を入れて中の苗が傷まないように慎重にコピー用紙を引っぱり、苗の地上部分がペットボトルの外に出るようにします。この状態でなるべく水はけの良い土(今回は畑の土と赤玉土をミックス)をペットボトル全体に詰め、日当たりの良い場所に吊るせば完成。

この方法のメリットは多分2つあります。1. 雨が降ったら屋内に動かせる。原産地がアンデスの乾燥地帯であるトマトは雨に弱くて、特に梅雨が続くとすぐに弱っていきます。ですんで、避難できない地植えよりも動かせる鉢植えの方が苗を長持ちさせやすいです。2. 支柱が不要。トマトは一度実をつけた場所には二度と結実せず、どんどん伸びて先だけに実がつきます。ですんで成長すると何メートルにもなる茎のとり回しが課題です。高い支柱を立てても足りないので、朝顔のような行灯仕立てが有名ですが、逆さペットボトル方法なら注ぎ口と結実中の茎部分を紐で結んでやれば、結実が済んだ茎を下に逃がせる為に取り回しが楽になります。まぁ私も今年はじめてやるんでどんな不具合が出るか分かりませんが、Daisoの55円種から作った苗×6なので気楽に挑戦してみようと思います。勿論ですが保険として、普通のプランター&行灯仕立ても×4準備しており、安全対策はバッチリですよ。

21/05/12(Wed)

畑のズッキーニが実をつけ始めたので、毎朝ウォーキング帰りに寄って受粉するのが最近の日課です。作り始めた頃は受粉なんて勝手にするだろうと思って放置していたら、根元だけが太くて先細りのキャンプに使うマグライトみたいな形の実が大量に出来まして、こんな品種じゃない筈なんだけど…と思って色々調べてみたら受粉不良でした。毎回雌しべには大量の蟻がたかっているので、受粉もしてくれていると思ったんですけど、単に蜜を舐めてただけでした。ズッキーニは雄花・雌花に分かれているタイプなので、蟻では受粉が難しいのかもしれません。

というわけで受粉ですが、同じ苗の雄花で受粉させるのは駄目な気がするので、4本あるズッキーニの雄花を時計回りに受粉していく方法をとっています。そして、受粉済みということが分かるように作業済みの雌花は花びらの一部を破っておくというのがサイン。所要時間数分の作業で美味しいズッキーニが飽きるほど食べられるのなら安いものです。

21/05/11(Tue)

5月に入ってもう流石に使わないだろうという事で愛用の寝袋を洗いました。寝袋はアウトドアで使うのが一般的ですが、私は冬の間ずっと就寝時に使っています。使い方としては普通に布団を敷いて、その中で寝袋に入るスタイル。寝袋は文字通り袋になっているので、布団のように掛け布団と敷布団の間から熱が逃げず、滅茶苦茶温かいのです。この辺は冬の最低気温が氷点下になる日が時々というレベルの暖かい地方ですが、それでもこの寝袋in布団スタイルだと電気行火などの外部熱源が全く必要なくなります。電気代にも優しいですし、低温火傷のリスクはゼロ。デメリットは万が一火災の際に逃げるのが遅れるかも…とか、布団から出るのが面倒になるので夜中のトイレが多い人には向かないかも、位ですかね。

そんな寝袋ですが、そうそう洗えるものじゃないので、年一での洗濯を自分に義務付けています。洗い方としては、ベビーバスに風呂の残り湯を注いで通常の液体洗剤を適当に投入(うちのは化学繊維なのでコレでもOKですが、ダウンの場合は専用の洗剤が必要になります)。寝袋を漬け込んで3〜4時間放置してから適当に揉み洗いし、風呂の中の残り湯に突っ込んですすぎます。大変ですが手でざっと絞ってからネットに入れて、洗濯機で脱水だけかけます。あとは日に当てれば完成。以前は手で絞っただけで干していたんですが、水が結構残ってしまって乾かすのが大変でした。ですが、全自動洗濯機も設定によっては脱水だけで動かせる時がついてからは私の勝利です。風呂で手洗い→洗濯機で脱水というのは私が日常的に使っている手段で結構オススメ。まぁそれはともかく寝袋ですが、乾いたらざっとチェックして傷んでいる所があれば都度修理して次のシーズンまで収納となります。寝袋には専用の収納袋がついていますが、長期保存で専用袋に入れてしまうとふわふわ感が無くなるので、押入れの隅に畳んで仕舞っておくのが私スタイルです。

21/05/10(Mon)

庭のあちこちにある石蕗は節度を守って茂っている分には目に優しい緑で雰囲気も良いのですが、うちの庭は住み心地が良いらしくて油断するとすぐに爆発的に増殖します。ですんで花を咲かせたらタンポポに似た綿毛で種を飛ばす前に花は全部摘み取り、増え過ぎた株は根元から掘り起こして処分しています。ですがそれでも増える…。ただ葉っぱをむしって捨てるだけというのも精神衛生上良くないので、年に数回かですがキャラブキにして食べています。作るのがちょっと面倒臭いので腰が重いですが、作ってしまえばとても美味しいし、しかもコストは調味料代とガス代のみ。市販品を100g位の小さな瓶で買うと500〜600円は普通にしますが、自作すると多分1kg100円以下で出来ますんで、お財布にも優しいです。

石蕗は新芽を使うと煮込んでいる途中で溶けるので、必ず成長しきった太いものを使います。ちゃんと調理すれば固くて食べられないという事はないので大丈夫。収穫してきたら葉は切り取って廃棄し、茎(正式には多分葉柄)部分のみを使います。タライに水を張ってこすり洗いし表面の産毛を除去しますが、味にはあんまり影響しないので商売でなければ適当で大丈夫。こだわりたいなら塩振って板ずりですが、そこまでの必要は無いです。あと、レシピによっては皮を剥くスタイルもありますが、私は剥きません。皮剥きはかなり大変ですし、剥かなくても普通に食えます。食べやすい大きさにカットして鍋に入れ、ひたひたの水を注いで点火。沸騰したら弱火に落として15分茹でてから茹で汁を全部捨て、再びひたひたの水を注いでそのまま半日〜1日放置してアクを抜きます。

アクの出た水を全部捨て、調味料を投入。分量は石蕗1kgに対して醤油300ml・酒200ml・砂糖100gが基本です。点火して沸いたら火を弱め、紙の落し蓋(コピー用紙を切って常備してます)をして30分〜1時間煮たら完成。ありがちな失敗としては、佃煮だと思って何時間も煮ると石蕗から水分が抜けて小枝のように固くなり食えたもんじゃなくなりますんで、保存性は落ちますがサッと煮るにとどめるのが吉です。冷凍も出来ますしね。石蕗は(多分)市販こそしてないですが、日本庭園系の庭なら大体生えてますし、何ならその辺の野山にも結構自生しています。手に入るんなら一度作ってみると良いんじゃないでしょうか。

21/05/09(Sun)

朝歩いていると、結構な数の家で家庭菜園をしています。庭の隅に畑コーナーを作って植えるorプランターなどを使うと形態はさまざまですが、植えられている野菜のトップ3はトマト・ピーマン・茄子です。メジャーな夏野菜というと他にカボチャ・キュウリがありますが、カボチャはある程度の面積が必要ですし、キュウリはネットを張らないといけないのでハードルが高いのかなと思います。自分が野菜を作るようになると、他人の様子が気になるようになるのは自然な流れで、ついつい見てしまいます。

見ていて一番気になるのがトマトの脇芽。トマトを作る際は脇芽を全部除去してメインとなる枝に栄養分を集めるのがセオリーで、場合によっては勢いのある脇芽を1本だけ残して収量を上げる事もありますが、全くとらないというのは(私的には)ありえません。でも、とってない家が結構あるんですよね。本・ネットあらゆる場所でトマトの育て方を調べれば、とりあえず脇芽はとっとけと書いてあるんですけど…。そんなトマトを見ると脇芽を毟りたくてしかたがなくなります(やりませんが)。私の精神的健康のためにも、是非とも脇芽はとってもらいたいところです。

21/05/08(Sat)

毎朝のウォーキングコースの途中に、そんなに大きくはないですがクサイチゴが自生している場所がありまして、その日に熟した分を摘んでくるのが最近の日課になっています。日にもよりますが大体50〜100g位。一週間ほど摘んである程度たまったらジャムに煮ようと計画してます。クサイチゴは結構甘い。品種改良を進めた栽培種のイチゴとは比べるべくもありませんが、野山であのレベルの甘さは最早ご馳走といっても良いんじゃないでしょうか。

実は昨年このクサイチゴ、挿し木をしようと採ってきたんですが上手くいきませんでした。バラ科なので似た感じのツルバラの挿し木を参考にやってみたんですが全滅。もう少し早い時期、結実する前の成長期に挿さないと駄目かもと考えて次回は…と計画していたんですが、今年はすっかり忘れて実が熟す時期になってしまいました。仕方がないので今年は種を蒔いてみようと思っています。庭の中でも自生地と似た感じの場所に定着してくれると良いんですが。クサイチゴは棘があるので剪定管理が大変そうですが、野生の植物なので半放置でも何とかなるんじゃないかなと楽観しています。それもまぁ、芽が出たらの話ですけど。

21/05/07(Fri)

週間予報によるとこれから先は雨が多くなりそうなので、畑の玉葱を収穫してきました。玉葱は野菜の中では長期保存が簡単な方ですが、それでも風通しを確保していないと腐っていきます。吊るしておけばそこそこ長持ちしますけど、それでも早く食べるに越した事はありません。というわけで今回は、傷みやすい(と思われる)小さな個体をピックアップしてのオニオンスープです。

大きいものは拳大〜小さいものはピンポン玉大まで各種ありますが、その中から小さいもの順に予定のタッパーに入りきる位の量を選抜します。皮を剥いて根を落としシャトルシェフに投入。水をひたひたに張り、コンソメスープの素と塩を加えて点火。沸騰したら弱火に落とし、塩で味の微調整をしてから弱火5分→保温して半日で完成です。こうすると中でトロトロで甘いオニオンスープが簡単に出来ます。ベーコンや他の野菜を加えてもいいですが、個人的には玉葱だけバージョンが好き。ちなみにコンソメの素ですが、一般的なキューブは価格的に割高なので、私は業務用スーパーで1kg袋を買って使っています。一応賞味期限がありますが、冷蔵庫で保存すれば大丈夫なんじゃね?と勝手に考えて、2年オーバーくらいまではとりあえず大丈夫(実証済み)。鶏ガラスープの素とコンソメの素は常備しておくと色々便利なのでオススメです。

21/05/06(Thu)

鉢植えのミントがワサワサになってきたので、収穫して1/3程に減らしました。ミントって使い道が限られるのですよね。うちの場合はお茶かシャーベットの二択。飲み物に浮かべる飾り系は葉っぱ1枚とか使っても何の足しにもならないのでノーカウントです。そして今回、シャーベットにはまだちょっと早いということでお茶にしました。ヤカンにお湯を沸かして沸騰したらミントを一掴み投入。そのまま1分ほど弱火で加熱したらヤカンごと水を張ったタライに入れて荒熱をとり、ミントの葉を取り除きながら冷水筒に移して冷蔵庫で冷やせば完成。

感想:残念ながら凄く美味しいわけではないです。生で使う宿命かやや青臭いですし、嫌いな人が飲んだら歯磨き粉を水に溶いて飲んでるみたい、とか言われそうです。ミントは歯磨き粉によく使われており、多くの日本人にとってはミントよりも歯磨き粉の方が馴染みが深くてむしろこっちがオリジナル、見たいな位置づけなので仕方がありませんけど。それでもそこそこ美味い。特にウォーキング帰りに喉が渇いた際の一杯としては悪くないです。というか、大量発生するミントを気軽に一定量まとめて使えるという点でお茶は優秀なのです。

ところでお茶と言えば先日ドクダミを干しました。ドクダミのお茶はこれまたそんなに美味くない。ミントの一段下くらいかも。ですが、庭のあちこちに生えるドクダミをタダ駆除しているだけではモチベーションが揚がらないので、お茶にすれば多少の付加価値が生まれてやる気が出るのかなと思います。ドクダミはかなり頑張って駆除したので結構消えたのですが、それでも地下茎が植木や石垣の間に入り込んでいる場所では匙を投げまして、そういう場所のドクダミの地上部分をこまめに除去して少しでも勢いをそごうという目論見の一環がお茶なのです。

21/05/05(Wed)

子供の頃はテレビを見過ぎて親に怒られるのが当たり前でしたが、今ではそれがまるで嘘だったかのように“テレビは一日一時間”を律儀に守っています。むしろ父親の方がずっとテレビを見ていて、見過ぎなんじゃね?と思ったり(注意したりはしませんが)。そして更にそんな一時間しか見ないテレビですが、それだけに集中して見たいという番組はほぼありません。今一番楽しみにしているのは“グレーテルの竈”ですが、それもまぁそこだけに集中してみる程かと言われれば…。

ですんで私のテレビ時間は基本的にながら見が多いです。並行してやるのは靴下の修繕とかちょっとした工作とか。靴下は20本位をローテーションで履くんですが、毎日約7kmのウォーキングをすると結構消耗するので、繕い作業がそれなりに発生します。それをこなすのが大体テレビ視聴中。磨り減った靴裏に彫刻刀で荒らしたゴム板を貼り付けたのもテレビ見ながらでしたし、自作のトランクスに使用開始年月を刺繍したのもこのタイミングでした。ということは結構テレビ時間を有効活用しているのかも…とも思いますが、別にテレビ見ながらじゃなくても良いので、やっぱりテレビの評価は低いです。子供の頃の私、何であんなにテレビ好きだったんでしょうか、謎です。

21/05/04(Tue)

近所のおっちゃんにえんどう豆を貰いました、ありがたいことです。うちでは従来えんどう豆といったら煮物一択だったんですが、たまには違うものを作ってみるかと思い立ち、かき揚げにしてみました。作り方は簡単。サヤを外したえんどう豆とやや厚めにスライスした新玉葱を用意します。衣は小麦粉に水1.5倍目安で作り、箸でかき混ぜて様子を見ながら微調整したもの。キンキンに冷やすとカラッと揚がるらしいですが、面倒臭いのでそこまではやりません。今の季節氷は作ってないですしね。

油の温度は中温170度位?温度計を持っていないので数値化出来ませんが、衣を油に落とすと泡を出さずに底まで沈めばまだ低過ぎで、表面でパッと散れば高過ぎ、位の目安です。フライパンは小さめのを使って少量の油でも深さが出るようにしてケチるのが私ポイント。かき揚げの種を小さめのお玉で静かに注ぎ込み、形を整えながら狐色になるまで片面2〜3分を目安に揚げます。最後に残った衣でおまけのヨモギを揚げて完成。ヨモギを揚げる際は油の温度を上げて衣が表面でパッと散る状態にし、入れたらすぐにひっくり返してすぐに出す感じで。

感想:普通に美味い。贅沢を言えば動物性たんぱく質…アサリの剥き身なんかを加えると最高だろうなぁなどと思いつつ、アサリの剥き身なんて入れたら何だって美味いに決まってると自己突っ込み。ただし身も蓋もないですが、かき揚げからこぼれて単体でカリカリに揚がったえんどう豆の方がかき揚げよりも美味いんじゃないかと思ったり…。

21/05/03(Mon)

庭仕事中にMP3プレイヤーに繋いでいるイヤホンを引っ掛けて断線してしまいました。たまによくあります。このイヤホンは以前断線した際にプラグを買って修理した個体ですんで、いくらでも再修理可能です。しかも、今回の断線原因を調べて修理にフィードバックする事で、更に断線しにくくする事もできるので、修理最高。直せる物はとりあえず直して使うのが良いと思います。

修理の手順としてはとりあえず前回のハンダを除去。コテを当てて半田を溶かしつつ、吸い取り線の毛細管現象を利用してキレイに取り除きます。前回の教訓を活かし、コードを1回結んでコブを作り抜けにくくしてから、右・左・アースの各線を間違えないようにハンダ付けした後、全体を熱収縮チューブで覆って加熱保護して完成。作業時間は10分程度の簡単なお仕事です。今時イヤホンなんて100円ショップでも売ってますけど、たった一箇所断線しただけで捨ててしまうのはあまりにもモッタイナイ。それに分解して修理するとその物に対する理解が深まるので、ちょっと得した気分にもなります。簡単な断線修理くらいは自分で出来るようになっておくといいんじゃないでしょうか。

21/05/02(Sun)

冬の間に使っていた毛布ですが、洗うのが大変なのでせめて汚れやすい場所だけはという事で、あごの当たる上辺にバスタオルを安全ピンで固定して使っています。バスタオルは2枚用意して1週間ごとに交換・洗濯する運用。そしてその内の一枚が今期寿命を迎えました。何年も使っているとあごとの摩擦でパイルがとれていき、つるっつるの日本手拭状態になってしまいましたんで、お役御免です。ただし、捨てません。

パイルが剥がれたとはいってもそれはあごの当たるバスタオルの中央部分だけで、端の部分はほぼ無傷です。ですんでこの部分は食器拭きクロスに転用します。現行のクロスサイズを参考に、バスタオルの両端から2枚ずつ所定の大きさで切り出します。端の処理は3つ折りにしてミシンでも良かったのですが、母親の使っていた裁縫箱の中にあるバイアステープが不良在庫化しているので、この際使ってしまう事にしました。濃い赤・濃い緑・謎のシミが入り始めた明るい黄色とどれも使いどころの難しいラインナップで持て余していたのです。コイツを切り取った布の端に縫い付けてほつれ止めにしました。中央の薄くなった部分は小さく切ってオイルポットの掃除用にストックしておきます。正直食器拭きのクロスは沢山在庫がありますし、オイルポットの掃除もペーパータオルで十分と言えば十分なんで完全に自己満足の領域なんですけど、楽しいので無問題だと思います。

21/05/01(Sat)

行きつけのホームセンターをウロウロしていたら、レモングラスの苗が格安の200円で売られていて、しばらく悩んだ末に購入しました。レモングラスは東南アジアの植物で寒さに弱くて越冬が難しいと聞いていたのですが、まぁ200円なら1年で枯れてもそんなにダメージは無いかなと思いまして。用途としてはお茶。うちでは鉢植えのミントが順調に育っているんですけど、ミントは単体よりもレモングラスとあわせてフレッシュティーにした方が絶対に美味しいと思うので、レモングラスは割と以前から狙っていたのです。冬場はビニール袋をかぶせて南向きの窓際に置くなど、できる限りの防寒対策をしてやればワンチャン…ないですかねぇ。

ついでに買ってきたのがワイルドストロベリーの苗で、こっちはちょっと高くて550円。園芸コーナーに行っても相変わらず綺麗な花系には全く興味が無くて、果樹やハーブばかり物色してしまう私ですが、今回目に付いてしまったのがこのワイルドストロベリー。園芸種の苺も結構な種類があったのですが、今流行のは甘さ至上主義の品種改良が進み過ぎて気持ち悪く、イマイチ食指が動きません。その点野生種に近いワイルドストロベリーはそれなりに生命力も強そうなので、ガンガン増やしてグラウンドカバー的に使えるようになれば…と思って買いました。まぁそこまで増やすのはなかなか難しいでしょうけど。

<<前<<   >>次>>

copyright by ミソジ since 2004/04/28
本サイトの無断利用は禁止デス。