2022年3月

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22/03/31(Thu)

近所の人から地鶏の卵を貰いました、ありがたいことです。私はブロイラーを基準に考えて卵は通年でとれると思っていたんですが、普通の地鶏は春先に暖かくなってから卵を産み始めるらしいです。考えてみたら通年で卵を産む方が生物としては変なわけで、そりゃそうかと思いました。うちでは基本毎日1個の卵を温泉卵にして食べているんですが、地鶏の卵は基本的に温泉卵にはしません。理由は2つ。1. 時間管理が面倒臭い。私がスーパーで買う卵は殻無しの重量が1個55gですが、貰った地鶏の卵は1個30gです。温泉卵を作るには鍋に水を張って沸騰させ、火を止め卵投入。蓋をしないで13分放置で完成です。この13分が緩からず固からずの絶妙な温泉卵を作るんですけど、大きさがこれだけ違うと当然最適時間も変わってきます。ですが、時々しか手に入らない地鶏卵の最適時間をトライ&エラーして探すのはだるい。

2. 温泉卵は黄身が半生ですが、サルモネラ菌のリスクを考えると素人が不十分な衛生管理で作った卵を温泉卵で食べるのは怖いです。コレは別にくれた人の地鶏生育環境が不潔だというわけではなく、市販卵の生産環境が世界的に見てもおかしなレベルで高過ぎる事が原因です。よく知られた話ですが、生で食べられる卵を普通に市販している国なんて世界中探しても日本位ですから。というわけで貰った地鶏卵はだし巻き卵一択です。

ところで、うちの卵焼き器はちょっとしたお宝です。あまりに古くて小汚いので母親が捨てようとしていたのを止めたのは我ながらファインプレーでした。この卵焼き器、市販品より一回り大きく、一般的な市販品よりも厚い2oの銅板で出来ています…そのせいでクソ重く、それが原因で捨てられそうになってました。コレ、太巻きに使う薄焼き卵も焼けるようにうちの祖父が自作したものだそうです。祖父は退職まで国鉄の車両整備の仕事をしていたので、職場の機材を使ったんじゃないかというのが父の談。ネットで調べたことがあるんですが、今コレと同等品をオーダーしたら、1万円じゃ全然足りません。課題は長年の焦げがこびり付いてもはや銅なのかすら全く判別できなくなっている事です。鉄フライパンなら直火で焦げを焼き切ってシーズニングすれば新品同様になるんですが、仮にも素人が作った卵焼き器を直火で長時間炙って、角の溶接が剥がれたりしたら大惨事だと思うと出来ません。まぁ、焦げも完全に固着しているので、見かけを気にしなければ無問題なんですけどね。

22/03/30(Wed)

今日は70cmクラスの鰤を貰いました。ありがたいんですが、2人家族だと分かっている家にこのサイズの鰤を1本あげるというのはどうなんですかね。私は何とも思いませんけど、海辺に住んでいるならともかく海からそこそこ遠いうちみたいなエリアでは、持て余して困ってしまうケースの方が多いんじゃないかと思います。それはともかくこういうのを貰ったら、何も考えずに3枚におろします。話はそれから。

尾の付け根から20p位は皮を引きやすいからという理由で刺身にします。左右で2枚あるので2日分。当然ですが引いた皮は塩焼きにします。むしろ刺身よりもこっちの皮の塩焼きの方が美味いとすら思っているので、捨てるなんてとんでもない。中骨についた身はスプーンでこそげて漬け丼にします。私はかなり手馴れているので、このサイズの鰤でも中落はギリギリ1人分しかとれませんから、この部分は料理人特権として私が独占します。刺身以外の身は適当な大きさにぶつ切りした後、塩漬け→醤油味醂漬けを経た後に胡麻を振って味醂干しにします。こうするとチルドで多少保存がきくので、70pサイズでも何とか食べ切ることが可能になります。

頭とカマはエラを外した後、肉切包丁でぶつ切りにし、開いて洗った胃袋と一緒に生姜風味で煮付けにします。肉切包丁はこんな時くらいしか出番がないのですが、持ってて本当に良かったと思います。70pクラスの鰤になると、普通の包丁で頭をばらすのはほぼ不可能です(3枚おろしとかは普通に可能)。某国民的グルメ漫画に、大きな頭でも特定の場所に沿って刃を入れればほとんど力を使わずにばらせるとか書いてありましたけど、素人には無理な芸当です。身幅のある頑丈な肉切り包丁を入れ、背中をすりこ木でひっぱたいて力技でばらすのが結局一番手っ取り早い。そして普通の包丁でコレをやると、刃が歪んでしまうリスクがあるので不可。身幅が普通の包丁の2倍はある肉切包丁だからこその芸当です。

最後に刺身で引いた皮と血合い骨周辺の身は軽く塩してトースターで塩焼きにします。フライパンでくっつき防止のアルミ箔をひいて焼いても良いんですけど、大した量でもなくアルミ箔がもったいないので、こういう時はトースターを使います。ドリップが落ちて汚れるのが嫌なのでアルミのバットは敷きますけど。ここまでやるとかなりロスなく1匹を食べ切ることが出来ます。胃袋と消化管以外の腸・エラ・中骨・ヒレなどは一旦冷凍保存しておき、可燃ごみの日に出します。エラは調理方法によっては食べられるという記事を見て一度やってみたんですが、かけた労力の割に全く報われなかったので、多分今後も捨てると思います。

22/03/29(Tue)

キッチンのネズミ問題ですが、糞の落ちている場所から大体の徘徊ルートを想像し、駄目元で粘着シートを置いてみました。結果:勿論空振り。すぐ傍に置いた毒餌は完食してくれたので一両日中に効果は出ると思うんですけど、粘着シートはほぼ引っ掛かりません。人間だったら先代からの口伝や書物で知識ノウハウが伝承されていくんですけど、そういう事のないネズミがどうやって粘着シートの危険性を学んで避けるようになっていくのか、非常に興味深いところです。

ちなみに最近では父親が毎日飲んでいる薬まで被害に遭うようになりました。蓋のない箱に入れて台所の隅に置いているんですが、凸状になった錠剤のプラスチック包装の上部分を奇麗に食い破って盗っていきます。面白いのは食べる薬も好みがあるようで、胃酸を中和する錠剤が好きみたいで、その錠剤だけ集中的に無くなります。美味しいんですかね。当然蓋のない箱は廃止。使っていない蓋つきタッパーに交換しました。また、別の蓋無し箱に入れていたポリ袋も結構な頻度で被害に遭うので、こっちは使っていなかった琺瑯製の米びつにチェンジ。タッパーは齧られるかもしれませんが、ガラス&鉄の琺瑯は絶対安全だと思います。

22/03/28(Mon)

最近ゴミ関係で卵の殻の運用を少し変えました。今までは冷凍保存したうえで、可燃ごみを出す際に合わせていたんですけど、コレだと特に後半冷凍庫の中で卵の殻ゴミが占める体積が馬鹿にならないのです。うちは紙などすぐに燃えるごみはある程度まとめてから裏庭ペール缶で燃やすので、可燃ごみが殆ど出ません。市指定の一番小さな袋を使っても2ヶ月に1回程度の頻度です。ただ、うちでは毎日最低2個の卵を食べるので、殻をなるべく小さくかさばらないように砕いたとしても2ヶ月分120個の卵の殻となると結構な量で、食べ物を優先して入れたい冷凍庫を大きく圧迫してしまうのです。

かといってそのままゴミ袋に入れて2ヶ月も放置すると地獄の臭いになる事は明らかなので、干す事にしました。卵を使う際は殻の内側を指で拭ってなるべく白身が残らないようにしたうえで、半日〜丸一日天日に当てて水分を完全に飛ばしてから砕いてゴミ袋に入れていきます。コレなら理論上は殆ど臭いも出ないはず。魚のアラなど干して処理できないものは今まで通り冷凍庫保存になりますが、卵の殻が無くなれば必要な容量は激減する計画。唯一の懸念は干してゴミ袋に入れた卵の殻がやっぱり臭ったり、ネズミなどを呼ぶリスクですが、コレはやってみて不具合があるなら都度修正ですね。

22/03/27(Sun)

年明けからこっち昼食は95%以上の確率でお好み焼きなんですが、当然毎回大量のキャベツ粗みじん切りが必要になります。この粗みじんをする際にキャベツの一番まな板に近い部分が繋がって切れない問題がここ何年も発生しています。原因は明らかで、まな板がえぐれているから。今使っているまな板(木製)は私が学生の頃に買った物ですから、30年ほど使っています。その間によく使っている部分が少しずつすり減り、今では両面1p弱の凹みになってしまっているのです。なだらかに凹んでいるので、ネギなど幅のない物を切る時はそうでもないんですが、キャベツの様に幅のある物を切ると包丁の刃とまな板に接触しない部分が出来て、繋がってしまうという流れ。

解決方法は簡単で削ればいいんですが、主に2つの理由から出来てません。1. 削ると多分色々不具合が出る。片面1p弱凹んでいるので、両面平らにしようとすると合計で2p弱削ることになります。それだけ厚みが減ると、反りや割れのリスクが無視できません。現状使えなくもないレベルの物が、削ることで使えないレベルの物に成り下がる可能性が少なからずあります。2. 単純にしんどい。機械があれば別ですけど、手鉋で両面1p弱ずつ削るのはかなりしんどい作業です。単純にやりたくない。実はほぼ未使用のまな板が4〜5枚あるので、それに交換するのが一番手っ取り早いんですけど、今のまな板にそれなりに愛着もあるんで、使えなくもない状態のを捨てて新しいのに乗り換えるのには抵抗があります。

そんな愛着のある30年選手のまな板ですが、一点失敗したなと思う箇所があります。このまな板は片側に指が3〜4本入る穴が開いていて、持ち運びに便利な様になっているんですけど、この穴はマジで要らなかったと思います。まな板は刻んだ食材を包丁でこそげてボウルなどに落とすという動作を伴うことが多いので、その動作を行えない穴がある側はどうしても使用頻度が減ります。その分反対側の負担が増し、凹みが大きくなっているわけで、もしこの穴がなければ凹みの負担が半分になって均等に減っていたと思われます。持ち運びは別に穴が無くても本体を掴めば済むわけで、この穴は本当に要らなかったなと。途中何度も穴部分を切除してしまおうと思ったんですけど、面倒でそのままになってしまったんですよね。

22/03/26(Sat)

最近ネズミの暴れっぷりが酷くて困っています。今朝は父親が、炊飯ジャーの蒸気蓋が外されていてご飯が上手く炊けなかったと愚痴っていました。蒸気蓋の裏側にこびりついている糊状になったご飯を狙ったんでしょうか。あとは、結んで籠に入れてあるポリ袋を齧られたり、ストック置き場の座卓に敷いてあった布巾が齧られてボロボロになっていたり。最悪なのは最近導入したストック食品を入れる衣装ケースまで齧られた形跡があることで、幸い貫通はしていませんが、衣装ケースまで突破されると正直対策の立てようがなくなります。

ネズミの対策としては主に2つ、毒餌か粘着シートです。でも、ネズミって意外に賢いんですよね。毒餌は置いておくと急激に減る時期もありますが、何がきっかけか途端に食べなくなったりします。また急に食いが復活することもありますけど、アレは個体が世代交代しているせいなんでしょうか。また食われても遺体が出てこない場合があるので、効かなかったのか外に逃げて死んだのかが分からず、達成感に欠けます。粘着シートは遺体そのものがそこにあるので成果が目に見えますが、結構こまめに置く場所を変えないと引っ掛からなくなりますし、引っ掛かるのは小さな子供が多くて、経験値を積んだ大人は割と引っ掛かりません。まぁ、多少考えたくらいでネズミに勝てるんなら皆苦労はしないわけで、ある程度で折り合っていかなきゃいけないんですけどね。

22/03/25(Fri)

ずいぶん気温が上がって庭の雑草の勢いが出始めたので、昼食後30分〜1時間の草むしりを復活しました。草むしりの中で一番大事なのは、雑草が酷くなる前に対処することです。人間というのは不思議なもので、雑草が手の付けられないほど酷い状態になるとすっかりやる気を失いますが、まだ何とかなりそうな段階を維持すればモチベーションを保てます。

というわけで草むしり。昨年結構な労力をかけて苔の中のカタバミを片っ端から駆除した労力がココで生きており、岩の隙間など手を出せない場所を除いてはかなり絶滅に近い状態になっています。それでも苔の中にところどころ点在する個体は個別に対処していけば大した手間ではありません。ちなみにうちの庭は無駄に広くて、普通に草むしりをするとのべ20〜30時間くらいかかります。ですんで私の草むしりルートは基本的に完全固定。よっぽど目に付いた雑草があればルートから外れていても抜きますが、そうでなければ多少雑草が生えてきていても無視。抜きたい気持ちも無くはないですが、それをやり始めるとキリがないのでやりません。ルートは一応一筆書きを意識して設定しており、ぐるっと回って一周してくると最初の場所にはもう次の雑草が生え始めているので、その無限ループという感じです。よく草むしりは抜いても抜いてもキリがないと言われることが多いですが、草むしりなんてそんなものなので、そこに文句を言っても仕方がないです。一度抜いたら二度と生えてこなくなるなんていう虚弱な植物は雑草とは言えないですからね。

22/03/24(Thu)

今日のメインはカツカレー。たまに冠婚葬祭でギフトカタログを貰うのですが、特に安いカタログはしょうもない物しか載っておらず、最終的に当たり障りがなく長期保存可能なレトルトカレーになることが多いです。そんなレトルトカレーもたまに食べないと消費期限が来てしまうので、2ヶ月に1度ほどの割合で消費しています。その際、ただ温めて食べるのはあまりに芸がないので、トンカツを揚げてトッピングするのが恒例になっています。

トンカツは安い時に買って2枚ずつラップして冷凍ストックしておいたものを前日夜から冷蔵庫に移して解凍しておきます。それをその日の昼食準備のついでに塩胡椒し、夕食前に揚げてトッピングというのがいつもの流れ。カレーをかけると下味とか要らないんじゃね?とか思った時期もありましたが、意外に下味の塩味は重要。コレがないと味が締まりません。ただし、胡椒は不要かも。今までの習慣から流れで使っていますが、実は塩だけでも大丈夫な気がします。

ちなみに私はドケチなので、揚げ物をする際は残った卵で作るスクランブルエッグが必ずセットになります。衣をつけ終えた卵に塩胡椒で軽く味をつけ、揚げ油を少しだけ流用した中華鍋で火を通します。調理を終えたらそれまで卵を入れていた容器にスクランブルエッグを戻し、軽くかき混ぜると余熱で皿についていた卵が固まって有効利用できるというのは自分で言うのもなんですがかなりドケチ度が高いと思います。また、残った小麦粉とパン粉はそれぞれ専用のタッパーに入れて冷凍庫で保存、次回の揚げ物の際に再利用してロスは極限まで減らしています。また、揚げ油は濾してオイルポットに入れて次回利用するので、こちらもロスはありません。揚げ物は面倒臭いという声をよく聞きますが、私としては衣や揚げ油などのロスが多いことの方が気になっていました。うちではその辺を完全に解決したので、揚げ物の登場頻度は結構高い方だと思います。

22/03/23(Wed)

畑の白菜・蕪は花が咲いてしまったので本来の用途としては使えなくなりましたが、花が食えるうちはまだ使えます。レシピとしてはおひたしにするか塩茹でしてマヨネーズつけるかの二択。今回はおひたしにしました。菜の花はひたすら手で摘み取ります。コレが菜の花最大にして唯一の面倒臭いポイント。白菜なら玉ごと収穫してきて外から葉を10枚もむしればタッパー1杯分になるので簡単でしたが、おひたしは一花ずつ摘まないといけないので同じ量を作ろうとしたら白菜の10倍ではきかない時間と手間がかかります。仕方ないのでやりますけど。

採ってきた菜の花はざっと水洗いしてから、軽く塩茹で。ぎゅっと絞ってから醤油・鰹節・味の素などで適当に合えて完成、アホでも作れる簡単っぷりです…収穫が面倒くさいけど。味は少し苦みがありますが、それが春の野菜っぽくてむしろナイスです。今は蕪・白菜の花を使っていますが、もう少ししたらキャベツの花が入ってくるでしょう。基本アブラナ科の野菜なら何でもOK。味は厳密に言えばそれぞれの野菜で違うんでしょうけど、私の舌には正直違いがよく分かりません。ましてやマヨネーズで和えてしまったら誤差です。本当は花が咲く前に食べ切り、使い切れた方が良いに決まっているんですが、なかなか難しいんで仕方がないですね。

22/03/22(Tue)

畑の大根に花が咲いてしまったので、この冬に常備してきたおでんは終了。おでん用にストックしてあった冷凍肉団子が袋半分ほど残ってしまいました。次のシーズンまで冷凍庫で寝かせておくことは出来ないので、今日のメインは肉団子の甘酢あんかけです。ただでさえ容量が厳しい冷凍庫のスペースも確保できて一石二鳥。

肉団子は凍ったままで軽く小麦粉をまぶし、低温〜中温でじっくり中まで火を通します。とはいえ、大してサイズが大きいわけでもないので、3〜4分揚げれば完成。甘酢はネットのレシピ通りです。醤油・砂糖・酢ベースに鶏ガラスープの素を加え、最後に片栗粉でとろみをつけた定番品です。コイツに油からあげた熱々の肉団子をダイレクトにダイブさせ、少し時間をおいて味をなじませれば完成。感想:普通に美味い。ただし、安い肉団子なので味はそれなりです。自分でひき肉を買ってきて作ったらもっと美味いんだろうなぁ…と思ってしまったので、近日中にまた作るかも。甘酢餡と御飯がとてもよく合うんですよね。

22/03/21(Mon)

長期保存を目論んで、新聞紙で包んで冷暗所に転がしておいた白菜・キャベツですが、3週間目で黴まみれになり諦めて廃棄しました。毎週包み直したので結構な手間暇をかけましたけど、すべてが無駄。とはいえ、この辺の気候ではこの方法で長期保存することは出来ないということが判明したのは大きな収穫です。半面漬物は大成功だったので、シーズン終わりに少しでも引っ張るには漬物が極めて有効だというのが今年の学びです。まぁ、汎用性は下がりますが、それは仕方ない。

畑の白菜はすっかり花が咲いてしまったので、菜の花としての利用は別として白菜としての役目は終了です。意外にもキャベツはまだ花芽が出ておらず、あと10日やそこらは引っ張れそうですけど、もう時間の問題ですね。ちなみにダイコンはすっかり花が咲いてしまったので終了。状態の良いのを選べば塩揉みからの紅白膾はかろうじていけそうですが、加熱しての煮物やおでんはもう無理そう。近所を歩いていると、畑に植えたまま葉っぱ部分だけをカットしている大根をちょいちょい見かけます。アレは多分スが入る時期を少しでも先延ばしにして足掻いているのだと思うんですが、効果はあんまり無いんじゃないかなと個人的には思います。というか、切り口から傷みそうでむしろ本末転倒なのでは…。私は多分やらないですね。

22/03/20(Sun)

私は使っていない部屋の座卓の上に未開封のサラダ油やら醤油やらを並べてストックしているんですが、そのサラダ油を使おうと思って手に取るとヌルっとします。まさか…と思って確認すると漏れてました。テーブルが油まみれ。新品未開封のはずなのに何で漏れるかと思って見ると、ネズミです。こんなのも齧るんですね。歴史の授業で弥生時代の高床式倉庫ってのがありましたが、人間はこの頃からネズミの害に悩まされているわけです。

ちなみに油ですが、使います。幸い齧られた部分がペットボトルのかなり高い場所だったので、漏れたのは恐らく100ml弱。残りも神経質な人なら廃棄するんでしょうが、どうせ熱して使うものだからまぁ大丈夫じゃろという判断です。そして今後の対策ですが、使っていない衣装ケースがあったので、全部まとめてそこに入れることにしました。今までは遠目から見ただけでストックの数が把握できたのに対し、これからはいちいち蓋を開けないと確認できなくなるのがデメリットですが、仕方ありません。

実はここ一年くらいでネズミの害が目立ってきています。ですんで、次々と食材管理が厳しくなりました。意外なところでは食器洗いのスポンジで、コレも誘拐されてボロボロになるので夜間はタッパーに入れて冷蔵庫保存です。その他には真空パックした鷹の爪や自作のレーズンもやられたので、コレも衣装ケースに。仏壇のお供え物も日が暮れるとケースに仕舞うようになりました。まぁこうやって次々とガードが厳しくなるから、仕方なくサラダ油なんかに手を出すんでしょうけど。同情は全くしませんが、相手も生きていくために大変なんだろうなぁとは思います。

22/03/19(Sat)

香典返しでギフトブックを貰いました。ありがたいことですが、結構困ります。ギフトブックは香典返しの中では当たりの部類です。ちなみに最悪のハズレはタオル。タオルもバスタオルもこの先100年分くらいあるので、正直全く嬉しくないどころか迷惑です。マシなのは日本茶のセットかこのギフトブック。でも、安いギフトブックって欲しいものが無くて本当に困ります。高いギフトブックならそれなりですが、最低レベル(多分3,000円クラス)のは見事に欲しいものがありません。

私が頼むとしたらキッチン用品・食料品のどちらか。でもキッチン用品は写真からも見るからに安物ですぐ壊れてしまいそうですし、何よりうちの台所には現状足りないものがないので、わざわざ現物を見ずに買う行為はリスクが高過ぎます。そんなわけで大体95%の確率で食品を頼むことになります。そしてほぼ麺類かレトルトカレーの二択。肉・魚などの生鮮食品系はちょっとグレードの高いものが並んでますが、肉なんて近所のスーパーのグラム100円以下の品でも料理次第ではとても美味しくなるのを知っているので、わざわざバカ高いカタログギフトを頼む気にはなれません。麺類やレトルトカレーも割高といえば割高ですが、長期保存が出来るので急いで食べる必要がないというのが私の中で高ポイントです。まぁ、同じものを普通の店舗で買うよりはずっと割高なので、そもそもギフトブック自体がアホらしいとも言えるんですけどね。

22/03/18(Fri)

今日のプチ手芸は部屋着の裾上げ直し。長年使っている部屋着ですが、足を入れた際に裾上げのために折返した生地の部分に足先が触れ、長い時間かけて縫い目がほどけてしまいました。足回り180度全てがほどけたわけではないので、我慢すればそのまま着られなくもないですが、着替えるたびに足先が折返した生地のほどけた部分に触れるのが不快なので、とっとと直します。

直し方は簡単。すでに折返されてて折目もキッチリついているので、ほつれた個所をまつり縫いしていくだけ。丁寧にやろうとしたらあらかじめほつれた糸を丁寧に取り除くんですが、部屋着だし面倒なんで古い糸は付いたまま処理してしまいました。もっと簡単にやりたければ、アイロン熱を使った裾上げテープもあるんですが、アレは一回やると不可逆なので好きじゃないです。作業時間は片足で10〜15分程度。今回は右足しかほつれてなかったので、大した作業量じゃありません。こういうの裁縫が全くできない人ってどうすんですかね。一人暮らしの男性でボタンがとれただけでシャツ廃棄とか普通にありそうで怖いです。

22/03/17(Thu)

私は大体6日に1回のペースでパンを焼き、6日かけて朝食として食べるルーティンをしています。今日はそのパンを焼く日。いつものように小麦粉と砂糖塩イーストを混ぜ、水を注いで混ぜるべく手を突っ込んだところで気が付きました、間違えた…。パンを焼く小麦粉は強力粉を使うんですが、間違って隣に置いてある薄力粉を入れてしまった模様。強力粉と薄力粉、粉の段階では見分けがつかないのですが、加水して練ると手触りが全然違うので、一瞬で間違いに気づきます。さてどうするか。水を加えてしまった小麦粉は保存がききませんから、速やかに使い切る必要があります。案としてはこのままパンに焼いてしまうorお焼きか何かに転用するの2択です。美味しく食べられるのは転用ですが、薄力粉300gも使ってしまったので、使い切るまで傷まないかが心配。

というわけで、不味いのを承知でそのままパンに焼くことにしました。薄力粉のパンは膨らみが悪いので、正直全然美味くありません。空腹時にジャムをつければまぁ食えなくはないですが、こんなの市販しているパン屋があったらあっという間に潰れるレベルです。実はこの失敗、覚えているだけでも3回目。そのたびに次からは気をつけよう、粉を使う前にパッケージを確認しようと決意を新たにするんですが、ミスります。思うにコレは強力粉と薄力粉を同じ場所に仕舞っているのがダメなんじゃないかと気が付きました。同じ粉なんで保存に適した条件が一緒のため、同じ場所で保管するのが合理的ではあるんですよね。でもそれで間違えたら世話はないわけで、今回から全く違う場所で保管して様子を見ようと思います。コレでポカミスが無くなればいいんですが…。

22/03/16(Wed)

今日のミニ手芸は足指サックです。ウォーキングで毎日1万歩強歩いてるんですが、靴下の中で足の親指と人差し指が擦れ、血豆になって痛いのです。症状は以前からあったんですが、右足だけだったんで毛糸で足の人差し指にかぶせるサックを編んで使ってたんですが、最近左足にも症状が出るようになってしまってもう一個必要になりました。前回同様編んで作ろうかとも思ったんですが、小さいとはいえ編み物なんでそこそこ面倒臭い。ですんで今回は簡単にフェルトで作りました。

フェルトは妹が学生時代に一時期凝った手芸のデッドストック。結構たくさんあって色も揃ってるんですが、靴下の中の見えない部分なんで正直色はどうでもいいです。ですんで、1. 必要なサイズが切り出せるぎりぎり小さな端切れで、2. 見える所に使うには厳しい色優先という2つの基準に鑑み、ショッキングピンクを選択しました。こいつを指にあてながら必要サイズに切り出し、筒に縫ってから片側を閉じれば完成。作業時間15分ほどです。靴下の中で結構擦れるので、1年もてばラッキーの消耗品ですが、フェルトもデッドストックとして燻っているよりはこうして少しでも生活の質を上げる糧にするのが本望なんじゃないかと思いますね。

22/03/15(Tue)

今日のメインはフキノトウの天婦羅。割と最近も作ってここに書いた気がしますが、フキノトウはこの時期の短い期間しか採れないのである程度連続するのも仕方がありません。蕗味噌とかにすれば長期間食べられるんですが、天婦羅はこの時期にしか楽しめないので。先日のフキノトウはウォーキングコースの途中で摘んできたものでしたが、今回のは自宅の庭製です。庭の隅に蕗が少しまとまって生えている場所がありまして、蕗は際限なく増えるので基本的には駆除してきたんですが、この場所だけは保護区としてそのままにしてあります。今日のはそのエリアで採ったもの。

衣は薄力粉を水で溶いたものを使います。水の割合は小麦粉1に対して2.5位。けっこく緩めに作らないと衣がぼってり重くなり、フキノトウの風味を殺してしまうので、衣はかなり薄めに作り180度の高温で30秒ほどの極短時間かけて一気に揚げるのがコツだと思います。フキノトウはスーパーで買うとアホみたいな値段が付いてますけど、少し自然がある場所ならその辺に普通に生えてたりするので、採っていいエリアならタダゲットするのが良いと思います。犬の散歩道になってそうにないのだけ要確認ですが…。

22/03/14(Mon)

貰ったジャガイモはまだまだあるので、今日はコロッケ第二弾。ところでジャガイモは下茹でに結構時間がかかります。私の場合は皮ごとピンポン玉より一回り大きいくらいのサイズに切りそろえ、冷水から火にかけて沸騰してから弱火で15分。茹で汁を切って皮を手で剥くというのが段取りです。ネックになるのがこの15分、結構長いです。ですが、時間に関してもドケチな私は茹でている間に新聞読んだりしてボーっと過ごすのは耐え難い。ですんで、ウォーキング帰りにキッチンに直行し、芋を切って鍋に入れ火にかける→自室に戻って着替え→戻ってきて少し経つと沸騰し始めるので弱火に、という手順で着替えを間に挟むことにより、時間の有効活用をしています。また、キッチンに戻ってからもパンをトースターに入れたり牛乳を注いだりと結構やることがあるので、気が付いたら沸騰していて次に気が付いたら15分経ってる感じ。

ところで最近ネットなどでレシピを見ると、ジャガイモなど野菜の下茹でに電子レンジを使うのが主流になっていますが、私はアレどうにも違和感があり過ぎて出来ません。冷えたご飯をチンするのなら私も日常的にやりますが、800Wの電子レンジを15分回すとか電気代的にどうなのよと思ってしまうのです。水力・太陽光は別ですが火力・原子力は燃料から熱を取り出してタービンを回し電気を作ります。その電気を熱に使うということは、燃料→熱→電気→熱という風に迂遠なルートをとっている分、プロパンガスをその場で燃やして熱をを取り出すガスコンロに比べるとエネルギーをロスってると思うのですよね。つまり非常にモッタイナイ。ガスコンロで下茹でをするのがとてつもなく大変なら私とて電子レンジを使うでしょうが、別に大した作業でもないですから、そこでわざわざ電気代かけて電子レンジを使わんでもと思います。まぁ、基本ドケチですからね、私。

22/03/13(Sun)

いよいよ気温が上がってきて畑の白菜・キャベツの保存が厳しくなってきたので、しばらくは白菜・キャベツ消費強化月間となり、今日のメインは白菜と豚バラの蒸し煮です。白菜はざく切りにして鍋に並べます。火が通ると驚くほど嵩が減るので、蓋が出来ればOK。冷凍常備してある豚バラ肉を冷蔵庫解凍したものを白菜の上に並べ、酒少々と水100mlに塩と化学調味料を加えて点火。沸騰したら弱火に落として蓋をし、全体がくったりするまで煮るだけです。

ベースはコレですが、豚バラと白菜だけだとあまりに寂しい感じなので、今回は色付けに人参を千切りにしたものを、うまみ要因としてストックしてあるシメジを少し加えてみました。最後に仕上げに醤油を少し垂らして風味をプラスし完成。感想:普通に美味い。個人的に白菜は歯ごたえが残っている方が美味しいと思うのですが、クタクタに煮えた白菜+豚肉の旨みはコレはコレで美味しいと思います。それに何より大量の白菜のカサを減らして一気に量を食えるのがナイス。豚肉も少しで済みますんで、非常に経済的なのも嬉しい。まぁ、しばらくはコレが冷蔵庫内に常備されることでしょう。

22/03/12(Sat)

食べ終わて干していた蜜柑の皮がいい感じで乾いてきたので、順次風呂に投入しています。ただ、困っているのが蜜柑のネットが品薄な点。私が子供のころは蜜柑の入っている赤い網のネットは一冬にいくつも手に入りましたが、今では市販の蜜柑はほとんど透明なポリ袋に入っているので、あのネットが意外に手に入りません。現状使用中の一枚だけで、コレが破れたらスーパーでわざわざネット目的のために蜜柑を買わなければならなくなるので、とても大事に大事に使っています。

ちなみに効果ですがイマイチ不明。蜜柑のオイルが肌に優しく作用するらしいのですが、たかがネット1袋分の皮に含まれるオイルの一部が湯に溶け込み、その湯のごく一部が肌に接するわけで、実はあんまり効果ないんじゃね?とすら思っています。まぁ、いい香りがするのは事実ですし、どうせ堆肥化する蜜柑をさらに有効活用できるんだから損はしてないよねという程度。乾燥もお日様任せで光熱費ゼロなんだから、蜜柑の皮がたくさんあればやってみるといいんじゃないでしょうか。ちなみに皮は要冷蔵です。カラカラに乾いたといって油断して常温保存していると、梅雨時期あたりでカビが発生します(実体験)。まぁ、それまでにガンガン使って使い切ればいいだけの話なんですけどね。

22/03/11(Fri)

白菜漬けは下漬けが終わって第二段階突入。4つ割りにして3%の塩をまぶし、漬物樽に詰めて白菜の倍量の重しをして三日。いい感じで水が上がってきたので全部取り出してよく絞ります。再度重量を計って2%の塩と鷹の爪・昆布・乾燥蜜柑の皮・乾燥柿の皮などフレーバー要員を適宜追加。塩を刷り込みつつフレーバーを全体にまぶして再び倍量の重し。数日経ったら重しを半分に減らしてさらに数日、一週間ほどで完成です。

私、自分で作る前は漬物って保存食だからもう少し長持ちするものだとばかり思っていました。しかし、今回作る白菜漬けの賞味期限は驚きの一週間。まぁネット上の公称なので、ジップロックに入れて空気を抜き冷蔵庫で保存すれば数週間は大丈夫でしょうけど、それでも1週間以上は無理っぽい。白菜漬けって賞味期限が切れると酸味が強くなり、変な臭いまで出てくるんですよね。一応保存食なんだから、根性見せて数カ月は頑張ってほしいところですが、もって一か月か…。まぁ、それを見越して今回は白菜たった2個しか仕込みませんでした。コレが仕上がったらあと1回作るか否か結構迷ってますが、今後は気温が爆上がりしそうなので、作っても食べる前に痛みそう。冷凍できればいいですが、流石に白菜漬けの冷凍は難しそうなので、考えどころです。

22/03/10(Thu)

今日は去年作ったブルーベリーの苗(高さ20p程)を畑に植えてきました。3年位経ったら毎年まとまった量のブルーベリーが採れるようになるといいなぁ…と期待しています。それでその植え替えに伴ってピートモスのストックが切れてしまったので、要再購入です。ブルーベリーを育てるにはピートモスが必須で(無くてもいいと紹介しているサイトもあるが少数派)、湿原で出来る土なので基本的に買ってくるしかありません。Amazonでポチれば一瞬ですが、Amazonは割高な場合もあるのでこういう場合は近所のホームセンターと比較するのが私のスタイルです。

とりあえずAmazonを検索。送料の有無や内容量によって価格はかなり幅がありますが、大体5Lで300円と目安をつけました。それで近所のホームセンターに行くと20Lで700円。同じ5Lで揃えるとホームセンターのは200円弱です。こういう事結構あるんですよね。調味料なんかもほんの100m離れた別の店で全く同じ商品が3割安かったとか、珍しくありません。Amazonで反射神経的にポチるのは簡単ですが、買い物の際はまず深呼吸。買い物をする際は多かれ少なかれ人間ハイになりますから、スッとそれを落ち着かせます。それで値段比較。ヨドバシと比べるもよし、近所の実店舗と比べるもよし。そうやって時間をかけることでテンションが落ち着き、不要な品を買うリスクも減ります。まぁ買わせる側は気分が盛り上がった勢いで購入ボタンを押させ、支払い実感のないカードで決済させようとするわけですが、買う側としてはその反対行動をとって自己防衛するわけですね。

22/03/09(Wed)

ウォーキング帰りの道端にフキノトウを見つけました。残念ながらベストタイミングを少し過ぎて開いてしまっていますが、まぁいけなくはないだろうと思い10個ほど摘んできました。フキノトウで作る料理は主に蕗味噌か天婦羅の二択。ネットを調べるとピザに乗せるとか味噌汁に入れるとか色々ありますが、そりゃ食えるものなのでどうやったって食えはします。ただ、私もやっぱりフキノトウの食べ方といえばスタンダードな二択しか考えられない人種です。今回は天婦羅。

フキノトウはよく洗って(道端に生えていたので)水を切り、小麦粉を水で溶いた緩めの衣をつけ、高温の油で30秒ほどかけて一気に揚げます。葉物なのですぐに火が通りますし、低温でじっくりとかやっているとべしゃっとなって美味しくないです(食えるけど)。フキノトウだけだと天婦羅としてバエないので、何かないかと探したんですが、生憎天婦羅にできそうな野菜がありませんでした。仕方がないので常備している玉ねぎをスライスし、これまた常備しているシメジを適当に切って投入。フキノトウの天婦羅で余った(わざと余らせた)衣で纏めてかき揚げにしてみました。揚げた瞬間、しまった庭に三つ葉があった…と思い出したのですが、後の祭り。まぁ、別に三つ葉要らんやろと自分を納得させてかき揚げを仕上げました。感想:フキノトウの天婦羅はやっぱり美味い。癖があるので食べ続けるのは厳しいですが、この時期に数回食べるのは最高だと思います。かき揚げはまだまだ要修行。かき揚げ、実は結構難しくて、カラッと奇麗に揚げるのはかなりのノウハウが必要です。私はまだまだ道半ば。これからも時々かき揚げて腕を磨こうと思いました。

22/03/08(Tue)

今日のメインは餃子。最近は冷凍餃子の技術が上がっていて普通に美味しいんですが、安い餃子は如何せん具が貧弱なのが嫌です。有名店のを取り寄せればそんな事はないのでしょうが、そこまでするんだったら自分で作るわというのが私のスタンス。私が買う餃子の皮は30枚パックなので、10個焼いて父親と半分ずつ食べ、20個は冷凍しておいて夕食2回分というのがローテーションになってます。ただ、問題点が一つ。私の行きつけのスーパーでは餃子の皮と豚ミンチが並んで売られているんですけど、この餃子の皮1パックに使う豚ミンチが200gなのに対して、その売り場の豚ミンチは全て300g前後のパックなのです。これで具を作ると盛大に余りますが、100gは取り分けて他の料理に回すにはちょっと少ないよな…というのが悩みの種でした。最悪余った具を丸めて餃子の横で焼いていたのですが、不本意極まりない使い方です。

ということで最近は餃子の翌昼はお焼きというルーティンを確立しました。小麦粉を練って生地を作り、具を包んで焼く長野の郷土料理のお焼き。長野とは縁もゆかりもないのですが、余った餃子の具をいい感じで消費するにはお焼きが適任です。粉はその場で練っても良いのですが、少し寝かせておいた方が生地が美味しくなる気がするので、朝食のパンを焼くついでに小麦粉100gに対して水50mlと塩少しを加えてパパっと練ってタッパーに入れ、冷蔵庫で昼食時まで保管。あとは麺棒で伸ばして具を包んで焼くだけです。簡単美味くて、餃子の具をいい感じに使い切れるお焼き、最高です。

22/03/07(Mon)

というわけで昨日の予告通り、今日は白菜漬けを仕込みました。使うのは2個。傷んだ葉を取り除いたら根元から十文字の切り込みを入れ、手で割いて四等分にします。ちなみに全部刃物で切らずに手で割くことで、本体から離れてロスになってしまう葉を減らすことが出来ますんで結構重要。コレを2〜3日天日で乾燥させてから下漬け→本漬けと進み、約1週間で完成です。ネットで調べると白菜漬けの賞味期限はわずか1週間。一応保存食カテゴリーの白菜漬けでその賞味期限はどうなのよと思わずにはいられませんが、食塩3%だったらそんなものかもしれません。伝統梅干し並みに15%とかにすれば日持ちもするんでしょうけど、そういうレシピがネットには載ってないんですよね。作ったとしても食べる際にいちいち塩抜きしなきゃいけないのが面倒くさくてやりません。

漬物用の樽は一杯あるので、2個といわず20個でも漬けられるんですが、賞味期限の事を考えるとこの量がとりあえずの限界です。非常に残念ですが畑の白菜は10個以上ロスになるでしょう。私の力が及びませんでした。ちなみに天日干しは私の最も好きな調理方法の一つです。日光=コストゼロ、しかも放置するだけで勝手に調理が進むという夢の様な調理方法です。無論天候は重要で、雨なんて降ったら大変ですが、私は日ごろからブラウザのお気に入りにこの地域の週間天気予報ページをブックマークしており、折に触れてこの先の天気の動きを確認しているので、ほぼ失敗はありません。ちなみに現在は白菜と並べてミカンの皮も乾燥中。こっちはネットに入れて無料の入浴剤として使っています。

22/03/06(Sun)

畑の白菜とキャベツを少しでも無駄にしないために新聞紙で包んで冷暗所に安置して約一週間。様子見を兼ねて新聞紙の交換をしました。当初の予想では野菜から出た水分で新聞紙がダメになっているので要交換かと思っていたのですが、意外に大丈夫でした。特に根の切り口からの水分が殆ど出ていないのが意外。ただ、傷んだ場所からは結構な水分が出てしまっているので、そういう場所はこれ以上腐敗が広がらないように除去して包み直しです。新聞紙は新しいのを用意していたんですが、あと一回は再利用で大丈夫と踏んでリサイクルです。

まだ一週間ですが、鮮度的にはまだまだ全然大丈夫。これからの気温上昇の度合いにもよりますけど、1か月程度なら多分余裕っぽいです。2か月はどうかな…。気温が今のままなら多分全然大丈夫ですが、これから順調に気温が上がっていくので、5月までは厳しいかも。それを念頭に入れつつ消費計画を立てることになります。ただ、畑にはまだまだ白菜もキャベツも一杯あって、それが気になっています。先日ザワークラウトは仕込んだので、今度は白菜漬けでも仕込んでみようかなと思ってます。

22/03/05(Sat)

3月に入って気温が上昇基調になり、寒さで休眠していた植物が動き始めるということで、1年かけて作った果樹の苗を使っていない畑の隅に植えてきました。内容はブルーベリー1本・無花果2本・ビワ1本の計4本。ブルーベリーは収穫量を確保するために少しだけ離れた品種の苗を近くに植えないといけないのですが、苗の作成に失敗して1種類1本しか残らなかったので、今年はとりあえず1本だけ。残りの1種類は先日剪定した際に出た枝で挿し木をしたので、運が良ければ来年植えられるということで、予定スペースを確保しておきます。

果樹の栽培はドケチの私にとっては非常にロマンあふれる事業です。ブルーベリーは近年人気が出て苗の値段も上がってしまいましたが、私が買った頃はまだ1鉢300円前後の物が普通にありました。それが5年ほどたった今では私の背丈を越える2m程となり、毎冬の剪定では使い切れないほどの挿し木が出来ます。無花果は確か1,500円程で苗を買いましたが、コレも毎年アホみたいに挿し木の素が出るので、その気になれば畑の1枚や2枚数年で無花果だらけにすることが出来る勢いです(やりませんけど)。そして原価は1,500円。肥料は残飯から作った有機堆肥に市販の化学肥料を混ぜたものを使っているのでタダではありませんが、格安なのは間違いなし。選定など一定の手間暇はかかりますが、販売目的ではないのでそんなに神経質になることもありません。それに何より自分の庭で果物が出来るというのがロマンです。もう松だの楓だの風景だけの樹は全撤去して全て果樹に植え直したい気分ですよ。

22/03/04(Fri)

3月に入って日中の気温が上がり、畑のキャベツがやばくなってきたので少しでも無駄に腐らせるのを防ぐべく、今日は2個収穫してきてザワークラウトを仕込みました。ザワークラウトはドイツの漬物で、元々キャベツにくっついている乳酸菌を使って発酵させるので簡単・美味い。採ってきたキャベツは傷ついた部分を取り除いて芯を外してから小さめのざく切りに。ボウルに入れて2%の塩を振り、しばらく置いてしんなりさせます。全体をぎゅっと絞ってから水分ごとポリ袋に入れ、漬物用のプラスチック容器に入れてから重しをかけ、様子を見ながら1〜2週間発酵させるだけ。

別に塩だけでも結構美味しいんですが、せっかくなので庭から採ってきたりして色々フレーバーを追加しました。まずは冷蔵庫の隅で芽が出始めているニンニクをここぞとばかりに投入。あとは種を除いた鷹の爪・庭から採ってきたローリエとローズマリー。この辺りは便利な割に登場機会が少なく余り気味なので、ここぞとばかりにぶっ込みます。経験則上こういう漬物系の最大の失敗要因は空気と触れて雑菌が繁殖することなので、ポリ袋でしっかり密封し、発酵が進み過ぎないように日中も温度が低い場所を選んで安置しますが、それで駄目ならスッパリ諦めるのが肝心です。まぁ、難易度は全く高くないので、多分大丈夫でしょう。

22/03/03(Thu)

今日のメインはまとめて作って冷凍しておいたコロッケ。冷凍コロッケを使うのは初めてなので大丈夫かなと心配しましたが、何の問題もありませんでした。ジャガイモはまだまだあるので、ストックを使い切ったらあと2回転くらいしようと思っています。冷凍コロッケは衣をつけて揚げる前の段階で冷凍してあります。そのコロッケを電子レンジの解凍モードで半解凍した後、薄く油を溜めたフライパンで両面軽く色を付けるだけ。具は完全に火が通った状態で冷凍してあるので、生焼けの心配をする必要はありません。

結果:自家製コロッケ予想以上に美味し。自宅で揚げたてのコロッケを食べるなんて実は相当贅沢なんじゃないかと思います。スーパーの総菜コーナーでは格安で売られていて脇役感満載のコロッケですが、揚げたては本当に美味い。また、今回のはパックの大きさの都合上かなりひき肉たっぷりの構成になっているのも多分ポイントが高いです。一から作るとかなり面倒ですが、揚げる直前で冷凍しておけばかなり気軽に食べられますし、冷凍せずに作る場合と味の違いもありません。コレは今後もストックしておかねばと思いました。

22/03/02(Wed)

今日は久しぶりの業務スーパーで冷凍鶏モモ肉2sパックを買ってきました。税込みで800円弱ですから、グラム単価は40円以下。多分この辺では最安値です。ただしこの鶏肉、すぐには使えません。普通鶏モモ肉というと発泡トレイに並べてラップして売ってるのが一般的ですが、この冷凍鶏モモ肉は厚手のビニール袋にドサッと入れたのを凍らせて売っているので、全体がカチカチの一体化したブロック状態です。ですんでとりあえず袋のままキッチンの流しの上に半日放置します。半解凍状態になったところで袋の封を切って中身を取り出し、一個ずつに分離して個別にビニール袋に入れて再び冷凍します。本来再冷凍は禁じ手なんですけど、2sの鶏肉なんて一気に食べられないので仕方ないです。それにうちはどうせ照り焼きとかで濃い味付けをするので、そうすると全く気にならなくなります。

これが夏場だと冷蔵庫内での解凍になるので場所をとって大変です。今の季節は気温が低いので溶けるのに時間がかかり、半解凍状態のタイミングも結構長いのでそんなに気を遣わずに作業することができます。ちなみに2sのパックにはモモ肉が大体7枚入っています。1枚当たり200〜300gって事ですね。材料費の原価は1枚100円前後。外で照り焼きを食べることを考えたら、やっぱり自炊は最強だなと思います。

22/03/01(Tue)

そろそろプチトマトの種を仕入れるべとDaisoに寄ったのですが、野菜の種はあと一週間〜10日後から販売開始といわれてしまい断念。ですが、そのあとに寄ったスーパーの種コーナーで、Daisoでは多分売らないであろうクレソンを買ってきました。クレソン、栽培したいんですよね。うちは畑で色々野菜を作る関係上、サラダを作ることが多いんですが、クレソンはそのサラダの味変化にもってこいなのです。ですが私、過去に何度かクレソン失敗しています。ネットで調べるとクレソンって栽培難度は低いですし、むしろ野生化したクレソンは生態系を壊すレベルで繁殖してしまって大変らしいので、私も過去にこんなん楽勝やろと試みたのですが、失敗しています。理由は多分環境再現できてないから。

クレソンはネギや大葉と違って水辺の植物なのですが、植木鉢に培養土を入れて種を撒いても本来の生育環境とは全然違います。ですんでうまく育たず、その他の雑草に負けてしまうんですよね。ですが先日何気なくテレビを見ていたら、スポンジを使ったクレソンの水耕栽培というのをやってまして、コレだと思ったのです。常備してある百均スポンジにカッターで深さ1cmの切れ込みを入れ、濡らした楊枝の先で拾ったクレソンの種をその切れ込みに3p間隔で埋め込みます。あとは毎日水を替えながら発芽を待ち、芽が出たら液肥で運用という流れ。今回はうまくいくといいなぁ…。

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