2022年12月

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22/12/31(Sat)

今日は大晦日ですが、お節を作るのが唯一の例外で、一日のタイムスケジュールは基本的にいつもと変わりません。年に1回しか掃除しなくても気にせず毎日生きていられるような場所をわざわざ大掃除と称して掃除する必要は無い、というのが私の主張なので。台所は週一でテーブルを全部どかして拭き掃除までしてますし、換気扇は月一ペースで確実に掃除しますんで、それ以上の掃除は不要です。大体、この時期に掃除するってあんまり効率的じゃない気がします。乾燥で汚れが乾いて一層へばりつきますし、寒さで油系の汚れは固まって落ちづらくなっています。大掃除をやるんだったら気温が上がり始めて雨もそこそこ降る春先が良いんじゃないですかね。

というわけで、今日も日常と変わらず畑から大根を4本抜いてきて干し大根を仕込みました。うちでは半畳ほどの笊2枚を使って干し大根を作っており、カラカラに乾いてストックに移したら次のバッチを始めるという流れになっています。大体1バッチ10日前後でしょうか。ザルはまだまだあるので増やそうと思えばいけるんですが、数枚は何かの時のマージンとして残しておきたいのと、数を増やすと皮を剥いて並べる手間が相当になりますし、朝晩出し入れするのも面倒臭い。それにあんまり大量に作っても来年の干し大根作成時期までに食べ切れなかったら意味無いので、生産調整の意味でも1バッチザル2枚までです。大根はピーラーで皮を剥いて5mm厚にカットしてからザルに並べていきます。楽をしてバサッと乗せて適当に広げようとすると、重ならないように配置を変えるのが大変で、むしろ最初からきれいに並べた方が早く終わるという、急がば回れを地でいく現場となっています。それにしても放置するだけで光熱費を一切使わず勝手に保存食が出来るというのは、ドケチの私にとっては夢の様なメソッドです。

22/12/30(Fri)

お節準備2日目。セオリーとしては時間がかかる面倒臭いものを優先して作っていき、簡単な品は最終日の31日にちゃちゃっと作ればエェじゃろというコンセプトです。31日は天婦羅そばも作らなきゃいけないので、時間管理はしっかりと。具体的に簡単なのは何かというと、紅白膾・菊花蕪・叩き牛蒡の3つはすぐ出来るので優先度は最低。今日時間が余ったら叩き牛蒡くらいは作るかもしれませんが。というわけで本日の予定は黒豆・栗金団・伊達巻です。

一般的に黒豆は大変といわれていますが、うちの場合は保温調理鍋を持っているので楽勝です。基本放置で勝手に火が通りますし、弱火でコトコトと違って中で具材が全く動かないので、取り出す時にしくじりさえしなければ煮崩れのリスクゼロで簡単にキレイな黒豆を煮られます。栗金団も難易度は低いです。自家製サツマイモの皮を厚く剥き、砂糖たっぷり&自家製クチナシの煮汁で紙落とし蓋をして15分ほどコトコト煮てから煮汁を取り除き、マッシャーで潰します。市販の栗甘露煮の汁を少しずつ加えて粘度を調整し、最後に大きく切った栗甘露煮を混ぜ合わせれば完成。

伊達巻は基本的に卵焼きなんでコレも難しくないです。最近よくあるレシピですが、卵液とはんぺんをフードプロセッサーにかけて滑らかにし、各種調味料を加えて卵焼き器で焼いた後、簾で巻いて固めるだけ。正直厚焼き玉子の方がよっぽどコツと経験が必要なレベルです。うちはかなり作る方だと思いますが、お節の2〜3品は自分で作った方が楽しい気がします。今時スーパーに行けば全部そろってますし、何ならお取り寄せで豪華なお節が簡単に手に入りますが、それだと何だか味気ない気がするのですよね。

22/12/29(Thu)

今年も今日含めてあと3日ということで、お節作り開始です。とはいえ、初日はそんなにやることもなく、特に時間がかかる黒豆と数の子の準備をするくらいですが。黒豆は鍋に入れてひたひたの水を注ぐだけでとりあえずの作業は終了。所要時間30秒ですが、この状態で半日以上待って豆が十分水を吸わないと次の作業に移れないので不可避です。数の子は薄い塩水に浸して塩を抜きつつ、所定のレシピで漬け込み液を作るまでが第一段階。コレも豆を浸水するだけの黒豆よりは時間がかかりますが、それでも5分とかかりません。

ちなみに今年の予定としては↑の他に、紅白膾・伊達巻・栗金団・叩き牛蒡・菊花蕪・雑煮は確定。酢蓮は作るか作らないかは半々で、買い出し先の野菜コーナーで気が向いたら作ります。あとはコレとは完全に別枠で年越し蕎麦。例年海老かき揚げ蕎麦を作っているんですが、行きつけのスーパーで何故か小エビを取り扱わなくなってしまいまして、他の店に回るのもかったるいので今年は剥き浅利で妥協しました。今年食べてみてやっぱり海老が良いとなったら来年からまた戻せば良いです。

ところで、お節のラインナップとしては何を作るかよりもむしろ何を作らないかで私の個性がより表れている気がします。大定番の昆布巻きはいつも5cm各とかで使う昆布をコレでもかと贅沢に使うのが精神的に耐えられず、作り(れ)ません。煮しめは日ごろ似た様な料理を作っているので、わざわざ正月に作るのも何だかな…と思って作りません。錦玉子は卵の裏漉し作業がだるいので無理です。いつも私のライススタイルが目に見えるようですね。

22/12/28(Wed)

親戚にお歳暮で蒲鉾セットを貰いました。ありがたいですが、少し困る部分もあります。この時期だと蒲鉾の用途としては年越し蕎麦とおせち料理です。どちらも作る予定ではあるのですが、どちらも使う蒲鉾の量なんてたかが知れてます。蕎麦に入れる蒲鉾は1人辺りいいとこ2〜3切れですし、おせちだったら他に一式作る中での蒲鉾なんて1本切れば十分です。というわけで、結構な量の蒲鉾があるんですけど、結局切って並べるだけになりがち。何かこう、もうちょっと無いの?と考えて思いついたのが茶わん蒸しです。最近作ってねーなーと気が付き、久しぶりに作ってみました。

蒸し物=面倒臭いというイメージがあるので、家で茶わん蒸しを作る人は意外と少数派ですが、やってみると簡単です。ポイントは卵:だし汁=1:3、コレだけ。殻を割った卵を計量してキッチリだし汁の量を決めるのがポイントです。ただし、最初から昆布と鰹節でとる暇と根性は私にはないので、顆粒だしの素&塩でやってしまいますけど。具は蒲鉾と庭に自生しているミツバ。鶏肉は冷凍ストックを解凍しようかとも考えましたが、茶わん蒸しで使う鶏肉ってほんの少量で、うちの1回分鶏肉冷凍単位をかなり下回ります。ということは、解凍したら鶏肉が余ってしまうわけで、それをまた何かに使わなきゃいけないと考えると怠くなりまして、まぁいいやということで今回は蒲鉾とミツバのみ。卵液は一度ザルを通してカラザなどを取り除き、プリン用のココットに7割まで注いで具を投入。アルミホイルで軽く蓋をして火が通るまで15分ほど蒸せば完成です。

ところで、私な料理が好きなのでネットやテレビで料理系のコンテンツをよく見るんですけど、心底気に入らない点が一つあります。それは時短やお手軽さを理由に電子レンジを多用する事。ご飯を温める位なら私もやりますが、ジャガイモの下茹で面倒ですね→レンジで15分チンとか、カボチャ切りにくいですね→丸ごと電子レンジにかけちゃいましょうとか、本当に嫌です。まず、電気代がモッタイナイ。うちの場合オートで電子レンジを動かすと800Wの電気を使います。それをたかが野菜の下ごしらえの為に15分もぶん回すとか、どうかしてます。あとラップも。最近はふんわりラップをかけるのがモードになってるようなところがありますが、1年かけても1本のラップを使い切れない私にしてみたら、そんな御大尽スタイルで湯水のようにラップを使っていたら、モッタイナイお化けに取りつかれて死んでしまいます。蒸すとか煮るとか、段取りを整えたら大した事ねーから、コンロでやっとけと思いますね。

22/12/27(Tue)

私はかなりのドケチなので、少しの無駄も許せない性格です。ただ、それを他人に強制すると雰囲気が悪くなることは理解しているので、同居の父親が多少無駄な事をしていても基本口は出しません。が、心の中で相当気になっていることがいくつかあります。1. 歯磨き中に蛇口全開。父親はほぼ総入れ歯なので、食後のメンテは入れ歯を取り出して流水歯ブラシだけで終わるんで、大した時間はかからないのですが、その際ずっと蛇口全開なのがずっと気になっています。うちは回すのではなくレバーを上げて水を出すタイプの蛇口なんですけど、そのレバーを一番上まで上げるのですごい勢いで水が出てて、それが30秒とか1分続くのが非常に気になります。ちなみに私は100ml程の小さなコップに水を汲み、それで歯磨きを済ますので水の消費量は最低限です。

2. 昼間も灯りを点けて消し忘れる。個人的には日中はトイレの灯りなんてつける必要は無いと思っているんですが、父親は何故か点けます。そして高確率で消し忘れます。灯りってのは暗くて不便だから使うものだと思うのに、何故日中日差しがある時間帯にわざわざ使わなければいけないのか謎です。3. 言い訳がムカつく。基本口は出さないと言いましたが、たまに(20回に1回位)我慢できなくなって口を出します。その際、素直に謝ればいいのに、しょうもない言い訳をします。最新のだと自室の灯りをつけっぱなしにして風呂に入ろうとしていた(午後4時のまだ明るい時間)ので注意したら、“さっき自室を出たばかりだから”と全く言い訳になってない言い訳をかまされました。うちの父親には何も言い訳せずに無条件降伏すると心臓が止まる呪いにでもかかってるんじゃないかと思う事があります。

そんな私ですが、消費電力の小さいLED電球の消し忘れなんかはまぁ良いかと30回に29回はスルーします。ですが、石油ストーブの消し忘れだけは駄目です。1シーズンに2〜3回あるのですよね、コレが。周囲に燃えるものが無いとはいえマジで恐ろしいので、ストーブの消し忘れだけは必ず強く注意しますし、その際は流石にキチンと聞く耳持ってくれます。個人的にはこういうのは指差し確認の習慣づけが有効だと思うんですが、それはやってくれないです。完璧に消し忘れないならそれでもいいんですが、時々消し忘れますからね…。

22/12/26(Mon)

この年の瀬になってやることじゃないと自分でも思うんですが、どうしても年内に済ませておきたいと、今年漬けた梅酒からの梅取り出し作業を行いました。私は酒を一切飲まないので梅酒は専ら常備してあるフルーツケーキ用ですが、瓶詰めしてある前ロットがほぼ切れかけているので、どのみち梅取り出し作業をして瓶詰というのは必要なのです。

作業といいますが取り出すだけなら簡単で、5分もあれば終わります。面倒臭いのはそこから。取り出した梅を廃棄するなら作業はそこまでなんですが、基本ドケチの私にはそれが出来ません。取り出した梅をきっちり再利用しようとすると手間暇かかるのですね。まず何はさておき種を外します。ぐるっと一周ナイフを入れて果肉を爪で剥ぎ取っていくのですが、とにかくコレが面倒臭い。梅は種からの実離れが悪い果物なので、地道に剥ぎ取っていくしかないです。普通サイズの梅ならまだしも、小梅とか地獄。このため私はもっぱら梅酒に小梅は使いません。味とかじゃなく、後処理がとてつもなく面倒臭くなるから。小梅は梅干し用にしてます。

果肉と種を分けたら、果肉は粗微塵にしてバットに広げ、よく乾かして冷凍保存します。コレは梅酒の主用途であるフルーツケーキの具の一つになります。流石に種はすぐ捨てがちですが、捨てません。水を注いで少し煮出してから砂糖で味を調え、寒天orゼリーで固めると結構美味い。最後に残った種は日向で軽く乾かしてから紙ゴミなどと一緒に焼き、灰にして畑のPh調整剤として再利用します。しみじみ、自分ケチだよな…と思う瞬間ですが、止める気は全くありません。

22/12/25(Sun)

今日は多分今年最後の裏庭ペール缶ゴミ焼き。うちでは紙など明らかに燃やして不具合の無いゴミは裏庭に置いたペール缶に溜めていき、一杯になったところで点火して燃やし尽くします。コレを3度ほど繰り返すと下の方に結構な灰が溜まるので、ココで農業用のふるいにかけて中身を分別します。まず灰は肥料の空き袋に溜めていき、畑をすく際のPH調整剤として利用します。残った紙の燃えカスなどは再びペール缶に戻し、今後焼いて灰にしていきます。ココまででほぼ分別終了ですが、たまにココに収まらない物も入っています。

釘付きの廃材などを燃やした際に残った釘や針金は別途集めて金属ゴミの袋に入れ、指定日に収集に出します。今回特に多かったのはアルミ箔です。最近は毎朝ティーバッグの紅茶を淹れるのですが、そのティーバッグがアルミ蒸着の紙で個別包装されてまして、それを燃やすと紙だけ燃えてアルミが残るのです。うちの地域のゴミ出しマニュアルを参照すると、アルミ箔は可燃ゴミとして収集に出してくれという指示があるので、ゴミの中から集めたアルミ箔はまとめて可燃ごみの袋へGo。ちなみに燃やすからといって紙のゴミを全て燃やすわけではありません。CO2的な観点から言えば、燃やすよりも再利用した方が良いのは当然なので、出せるものは古紙収集に優先して回します。燃やすのは鼻をかんだティッシュとかうちの住所が入った空の封筒とか、そういう出せないものに限定してます。客観的に見るとうちは結構高度なゴミ分別をしていて、自分凄いんじゃね?とたまに思ったりしたりして。

22/12/24(Sat)

知り合いからワインを貰いました。が、うちには飲む人がいないので、正直あんまりありがたくはないです。当然価値も分からないんですけど、万が一すごい高価なワインだったら困るので、検索してみたところ普通に1,000円以下の安いワインでした。おまけに保存状態が良くなかったのかコルクもボロボロで、コレだったら料理に使っても心は痛まなそうです。というわけで今回は定番、牛肉の赤ワイン煮ってのを作ってみました。クリスマスですしね。

使う牛肉は当然すじ肉。硬いので普通の調理では食えたものではないんですが、コト煮込み系になるとすじ肉は最強です。食べやすい大きさに切り分けたすじ肉を圧力鍋に入れ、ひたひたの水にローリエ・ニンニクなど香味野菜を適当に放り込んでから、蓋をせずに点火します。沸騰したら弱火で15分ほど茹でつつアクを取り除き、キリが無いので良い感じな所で切り上げて圧力鍋に蓋をして圧をかけます。加圧から20分で火を止め、圧が自然に抜けるまで待機。今度は中身を保温調理鍋に移し、瓶半分の赤ワイン・よく炒めたくし玉葱・皮を剥いて一口大に切った人参とジャガイモを投入。塩で味を調えつつ沸騰したら弱火で5分煮てから保温調理に移り30分。食べる際に茹でブロッコリーを加えて少し温めれば完成。

感想:不味くしようがない。牛肉って肉類の中でも臭みが出やすい方だと思うんですが、その臭みを赤ワインの香りと酸味が良い感じに隠してくれます。ケチャップかトマトピューレを入れると更に食べやすくなりそうですが、その分牛肉の風味も消えがちになりそうで、私は入れない方が好きです。時間はかかりますが、手間は大した事ないし、インパクトがあるので、一品持ち寄り飲み会なんかにも向くんじゃないかなと思います。

22/12/23(Fri)

個人的に寒いのは大嫌いで、冬なんて無くても良いと本気で思っている私ですが、寒い事のメリットが一つだけあります。それは、常温で野菜を保存出来る事。キッチンはストーブを使うので無理ですが、土間ならどこでも野菜を常温保存できるので、特に大根・白菜・キャベツなど大きくてかさばる野菜はこの常温保存無しでは回していけないくらい重要です。そんな常温保存の為専用に、うちではタオルを5〜6枚常備しています。

このタオルを濡らして軽く絞り、保存したい野菜に巻いてからレジ袋に入れ、土間に転がしておくと、乾かず傷まず結構もちます。タオルは包んである野菜を使い切った段階で洗濯して再びストックへ。たとえばキャベツ→キャベツの様に使い切った直後に同じ野菜を採ってきて保存する際でもタオルは交換して新しいのにします。いくら気温の低い土間とはいえ、湿ったタオルを密封状態で使い続けると雑菌が沸いてくるので、リセットは必要ですんで、それを中に包んだ野菜を使い切ったタイミングにしています。ちなみに以前は古新聞紙で同じ事をしていましたが、使い切った後に乾かして燃やすのが面倒臭くなり、結果今のタオルに落ち着いています。また、うちのタオルストックはギフトで貰う分厚くて高級な奴と、商店なんかが配る薄くてペラペラな奴に分けて保存してあり、今回の野菜保存の用途で使うのは薄くてペラペラな方です。厚いのは水分保持能力が高過ぎて、雑菌が繁殖しやすいように感じるので、敢えて安物を使うのがポイント。適材適所ってやつですね。

22/12/22(Thu)

いつものように草むしりをしていたら、愛用のねじり鎌の柄から刃がすっぽ抜けました。よく見ると、目釘が抜けている…。元々緩くはなっていたんですが、作業中知らぬ間に抜けてどこかへ行ってしまったようです。駄目元で周囲の土をひっくり返して探してみたのですが、当然見つかる筈もなく…。仕方が無いので修理案件です。

今回、似た様なサイズの釘を目釘として使うのが一番素直なプランなのですが、柄自体が随分古くなってきており、目釘を打ち込んでもしっかり保持できそうも無いので、方針変更。刃に付いている目釘穴は直径2.5mm。コレをドリルで3.2mmにまで広げ、手持ちの直径3mmのボルトナットで固定した後、余ったボルトはディスクグラインダーで切り落としてしまおうというプラン。コレだと目釘よりもしっかりと保持できます。ちなみにこのねじり鎌、苔の庭では全く使えません。雑草の生えた土を削り取っていくタイプの道具なので、畑の大雑把な除草で威力を発揮します。雑で良いから広い面積の除草が必要な場合、一本持っとくと良いんじゃないでしょうか。

22/12/21(Wed)

私の朝食は基本的に自作のパンなんですが、パン生地を発酵させるためには20度くらいの温度が必要になります。春〜秋ならポリ袋に包んで日当たりの良い場所に放置するだけで余裕クリアーできる低いハードルなんですけど、この季節・冬だけは駄目です。日中の最高気温が10度そこそこだと全く発酵が進まず、どれだけ放置してもパン生地はピクリとも動きません。

というわけで今日も日中私の布団は発酵庫になっています。ステンレスのボウル(熱伝導率的な事を考えたら銅がベストだけど、当然高過ぎて無理)にパン生地を入れ、蓋をしてからポリ袋で包んだものを布団に入れ、電気行火をのせてセット完了。途中4〜5時間経過した時点で一度生地を軽くこねてひっくり返しますけど、基本は放置でOKです。温度が上がり過ぎるせいか、自然発酵よりも気持ち生地がだれる気がしなくもないですが、まぁ誤差・許容範囲無いでしょう。早く日向でパン生地が発行する季節が来ないか、最近では毎日心待ちにしているんですが、まだまだ先ですね…。

22/12/20(Tue)

もう何年も前から冬場は布団の中で寝袋に入るという技で寒さを凌いでいます。コレ、実に効果覿面でして、寝袋は袋状になっているので体温が全く逃げないのが強い。布団だとどんなに高級なものを使っていても、必ず敷布団と掛布団の間から熱が逃げるのですが、寝袋を入れるとこのロスが零になります。控えめに言っても最強。そんなわけでよほどでもない限り真冬でもこの寝袋in布団態勢で十分なんですけど、今回の寒波はちょっと洒落になりません。寝袋に入って15分くらい我慢すれば足先まで温まってくるんですが、今回はその15分も辛いために、更に電気行火も併用することにしました。

寝袋サイドのジッパーを一旦フルオープンにし、電気行火のコードをジッパーの更に下側に設置した後でジッパーを閉めると、電気行火の本体だけが無理なく寝袋の中に入り、電源コードや温度調整スイッチ部分は外という状態を作り出せます。この状態で通電。素晴らしく熱効率が良いので、電気行火の温度設定が最低でも十分なほど温かくなります。かえすがえすも寝袋の優秀さよ。ところで最近、購入30年目の寝袋の傷みが目立ち始めました。所々布が劣化して裂けはじめています。アウトドアでヘビーに使うわけではないので、多少のほつれは我慢できますが、あと数年で買い替えですかね…。30年もってくれたので、十分元はとったと思います。ちなみに繕うとしたらシールタイプの当て布が適任っぽいですが、破れた個所はその周辺も弱くなっているので、多分繕った端から破れていくと思われ、あんまり修繕が有効じゃないケースです。数年内に買い換えたら、計算上は死ぬまでその寝袋で過ごすことになりそうです。

22/12/19(Mon)

今日は買い物ついでに部屋ではいているジャージをプチ改造するためのハトメを買ってきました。部屋着のジャージは週一ペースで洗濯して2本を交互に使う体制。うち1本はウエストがゴムで、もう1本は紐で結ぶタイプ。紐はトイレに行くたびに結び直さなきゃいけないのがやや面倒ですが、ずり落ちる事はありません。ゴムは一見手軽に見えますが、経年劣化でゴムが緩んでくるとずり落ちるようになりますし、ゴムを詰めても時間稼ぎにしかなりません。結果私としては紐の方が良いなという事になり、ゴムを紐に付け替える事にしました。

手順としてはまず、ウエストの前部分の縫い目を10cm程リッパ―で切り開き、適当な間隔をあけて2か所ハトメを打ち込みます。ゴムを巻き込まないように注意しながら開いた個所をミシンで縫い直し、ゴム紐通しを使ってウエストに紐を通します。端を結んで抜けないようにしてから、シュリンクチューブでほつれ止めを施し完成。ちなみに元々のゴムは抜かずにそのまま補助的に使っています。紐はそこに穴があいて廃棄して靴の靴紐を再利用しました。結果、やっぱりウェストは紐の方が私は好きです。ゴムよりもはるかに長持ちするのも高ポイント。とはいえ、トランクスのウェストがゴムなのまで変える気はないので、ジャージ限定ではありますけど。

22/12/18(Sun)

貰い物のハムソーセージセットの中に入っていたソーセージ。スーパーで普通に売っている物よりは高級っぽいパッケージですが、いかんせん5本しか入っていないので、ボイルしてマスタードつけて2人で食べたら、1食で全部なくなってしまいます。それはちょっともったいないというのでキャベツと一緒に煮てしまう事が多いです。

キャベツは鍋に山盛り一杯、蓋がギリギリ閉まらないくらいまでざく切りにして詰め込みます。ソーセージは3つに切って投入。塩少々・コンソメ・ハーブ適当(今回はローリエ)と水少し(100mlくらい?)を注いで点火。水面が見えないので判断に困りますが、音を聞いて何となく沸騰したかなと思ったら弱火に落とし、蓋をしてそのまま15分。途中で1〜2度蓋を開けてキャベツをかき混ぜ、塩加減をみますけどやる事と言ったらそれ位。キャベツがクタクタに煮えてソーセージとコンソメの味がしみたら完成。感想:キャベツが美味い。ソーセージはどちらかといえば出汁です。この料理の主役はクタクタのキャベツ。キャベツはしゃっきりを千切りにしてソースも美味いですけど、このクタクタになるまで火が通ったキャベツはそれとはまったく別のベクトルで美味い。生でも加熱しても美味いキャベツは最強の冬野菜だと思います。

22/12/17(Sat)

テレビのリモコンスイッチの反応が悪くなり、父親が電池切れだといって新しい電池を買ってきました。しかしそれを見た私、スイッチの反応が悪いから即電池切れだと断言するのは安直過ぎるのではないかと思いました。実際リモコンを調べてみると、電源ボタンの反応は確かにかなり悪くなっていますが、チャンネルボタンやボリュームボタンなどその他のボタンの反応は普通です。もし電池切れが原因なら、すべてのボタンの反応が渋くなっていないとおかしい筈。というわけで、私としては電池切れではなく接触不良なんじゃないかと思い、修理してみました。

家電のスイッチといっても分解してみると色々ありまして、先日接触不良で買い替えたキッチンスケールのスイッチは、5mm各程度の立方体をした部品になっており、接点を磨くことは基本不可能で、修理にはその部品そのものの交換が必要になります。ですが、リモコンのスイッチは剥き出しの基盤自体に電気を通すゴムを接触させることでスイッチオンオフを制御するタイプの物なので、基盤を掃除すればワンチャンあります。というわけで分解してみたんですが、見た目からして結構汚れてました。いかにも接触不良を起こしそうな風情を醸し出していたので、接点復活材をしみ込ませたクロスで磨いて油膜や錆などの汚れをなるべく除去。再び組み上げたところ、いい感じで復活しました。正直新品ほどのレスポンスはないですが、修理前に比べればかなり良い感じ。何事も決めつけず、冷静に分析考察することが必要だよねと改めて思い知りました。

22/12/16(Fri)

畑のキャベツ、毎日お好み焼きで150gずつコンスタントに使っているんですが、全く減った気配がしません。キャベツ150gってのは外側の大きな葉換算で約2枚。それだけの量を1食で食べられるレシピは他に無いので、キャベツ消費としては最大限の貢献をしているんですが、全く足りません。というわけで今日はザワークラウトを仕込みました。材料はキャベツ2玉。

キャベツは芯を抜いてざく切りにし、2%の食塩&ハーブ各種と混ぜながら漬物樽に入れます。今回使うハーブは、庭から採ってきたローリエ・ローズマリー・タイムの3種類に、種を抜いて輪切りにした鷹の爪、作り置きの乾燥ニンニク。全部詰め終わったらキャベツの2倍の重量の重石をかけ、水が上がってくるまで3〜4日放置。水が上がってきたら重石をキャベツと同量の物に減らして10日ほど発酵させて完成。ハーブの構成的に和食には絶望的に合いませんが、洋風の味付けの料理にはとてもよく合います。ザワークラウトも買うと小さな瓶が1,000円とかふざけた値段するんですが、自作するととても経済的でしかもそんなに難しくない。うちではコールスローと並んで冬場のキャベツ常備菜として活躍してくれています。

22/12/15(Thu)

11月初頭から始めた庭木の剪定がやっと終了しました。長かった…。基本は1日1時間。雨の日や他の外せない用事があった日もあるので、実働時間は多分35時間位だと思います。庭師さん2人に1日8時間で丸2日作業してもらう量と考えれば、まぁ妥当な時間なんじゃないでしょうか。正直結構大変なんで、今から家を選ぶ人へのアドバイスをするならば、庭仕事そのものが好きでない限り庭を持つ事は全くお勧めしません。大変な割に見返りが少なすぎると思うのですよね。庭をいくらキレイにしたからといって、たまに家に来た人に庭が奇麗ですねと褒められるくらいのメリットしかないのです。

もし仮に私が一からうちの庭を設計するとしたら、樹は全部果樹にして、地面は全部芝生にします。果樹も剪定は必要ですが、果実という見返りがあるだけまだ松や楓といった一般の庭木よりマシですし、芝生も手入れこそ必要ですが基本芝刈り機で一気に作業が出来るので、五寸釘を持って苔の中の雑草をチマチマ駆除するよりははるかに簡単です。あとはパセリとかバジルなどよく使うハーブ類を鉢で少し作れれば完璧。ただ、庭木の剪定は終わったものの、落ち葉の処理はまだまだ終わりません。今までより作業時間そのものは減りますが、庭と関わるのは通年ですから私の作業は続きます。ホント、庭付きの家購入はマジでよく考えた方が良いと思います。

22/12/14(Wed)

お歳暮でハムと一緒に貰ったソーセージ。ボイルしてマスタードってのも美味しいんですが、それだと一食で食べ切ってしまうのでモッタイナイ。カサ増しの意味でもキャベツと一緒に煮るのがうちの定番になっています。キャベツは半玉〜一玉。ざく切りで蓋付きの鍋に詰めていき、ギリギリ蓋が閉まらない程度の量が最適です。ココにぶつ切りのウインナーと水少々にコンソメ適量を入れて点火。沸騰したら蓋をして弱火に落として20〜30分コトコト煮込むだけ。

火が通ってくるとキャベツのカサが減って蓋が閉まるようになります。そのまま煮込んでいきますが、途中で一度味を見て、適宜塩味やコンソメを追加。キャベツがクタクタになったら、胡椒や刻みパセリなどフレーバー要因を適宜加えて味を調え完成。本当は人参なんかを入れると美味しいんですけど、残念ながらまだ出来ていないので今回はキャベツとソーセージのみ。クタクタのキャベツにウインナーの風味が沁み込んでとても美味しい。個人的にキャベツは歯ごたえを残す料理方法が好きなんですけど、この煮物?だけは歯ごたえが跡形もなく無くなるまで煮込むのがポイントです。ウインナーの代わりにシーチキンを使っても吉。ネットレシピだと丸ごとキャベツに十文字の切れ込みを入れ、そこにシーチキンを詰め込んで煮るものがありますが、ビジュアル面はともかく均一に火を入れたければ最初からキャベツを刻んだ方が良いと思います。インスタにあげるなら別ですけど。

22/12/13(Tue)

お歳暮でハムを貰いました。大手ではなく小さな会社がこだわりを持って作っていると説明書には書いてありましたが、私はこの手のハム・ソーセージを美味しいと思った記憶がありません。旨味(肉本来の物ではなく添加したっぽい)・塩気が強過ぎて、貰い物だから食べるけど自分じゃ買わないよなといつも思ってしまいます。そんなハム、一番簡単なのは小さく切って畑の野菜(レタスや春菊)と一緒にサラダにしてしまう事で、こうするとイマイチなハムソーセージも普通に食べられます。食べられますが、それってハムソーセージを通過う必然性があるのか?と聞かれると、皆無と答えるしかありません。

そんなわけで例年塊タイプのハムを貰った時に作るのがハムカツです。作り方は簡単。ハムを5mmのやや薄切りにし、小麦粉→卵→パン粉といつものフライと同じ衣をつけて揚げるだけ。ハムは最初から火が通った状態なので生焼けの心配がなく、衣の色付きさえ見ていれば良いのが非常に楽です。ハムはかなりの塩味が付いているの何もつけなくても大丈夫ですが、私は風味付けの意味でほんの少しだけウスターソースをつけて食べるのが好きです。一般的にフライは後片付けが面倒だという点で家庭料理としては敬遠されがちですが、残った小麦粉・パン粉は冷凍し、卵は塩胡椒を加えてスクランブルエッグに、油は専用にしてある茶漉しで揚げカスを取り除いてオイルポットに入れ、主に炒め物で使う、などロスが出ないように手順を決めてそれを守ることを習慣化すれば、そんなに大変でもないんじゃないでしょうか、多分。

22/12/12(Mon)

蜜柑を作っている親戚が、規格外品をたくさん持ってきてくれました。ありがたいことです。規格外とはいっても、少し傷が入っているとか、大きさが企画に合っていないとか、ただ食べる分には些細で関係ない部分なので、有難くいただいています。柿やリンゴなど、果物は出来る限り皮ごと食べ尽くしたい性分の私ですが、蜜柑の皮は流石に無理です。とはいえ、ただ捨てるのはもってのほかで、乾かして再利用するのが定番です。この時期、うちの庭には蜜柑の皮専用の笊が一枚用意してありまして、蜜柑を食べたら皮を端から並べていきます。逆にカラカラに乾いたのを見つけたら、専用のポリ袋に入れて玄米貯蔵庫の隅で保管します。

蜜柑の皮の用途は主に二種類、漬物用と入浴用です。漬物用は文字通り、漬物を漬ける際にフレーバー要員として適宜投入します。柑橘の香りは食欲を増してくれるので非常に重宝するのですが、量はそんなに必要ないので、多くは入浴用になります。入浴用は簡単で、乾燥した蜜柑の皮をネットに入れ、風呂に浮かべるだけ。1回分2掴み程の皮を使い、3〜4日使用可能です。ただしコレは冬限定。夏場は浴室に置いておくと高温であっという間に傷むので日中わざわざ冷蔵庫に避難させないといけないのが面倒臭くて、冬しかやってません。また、市販の入浴剤ほど強力な香りではないので、そっちで慣れていると物足りないと思います。まぁ、ただ捨てるよりは少しでも有効活用しとけっていう足掻きみたいなものですかね。

22/12/11(Sun)

畑のキャベツが本格的に採れはじめました。今までのランキングだとホウレンソウ・白菜>大根・レタス>越えられない壁>水菜・青梗菜という順位だったんですが、キャベツはホウレンソウ・白菜に並ぶ使いやすくて美味しい野菜です。そんなわけでキャベツが好きな私は色々なレシピを試してみたんですが、結局のところ千切りにしてソースをかけるのがトップで、次点がベーコンと一緒に塩胡椒で炒めるという料理初心者みたいなレシピが一番美味いという結論になってしまいました。千切りキャベツにソースは本当に美味しい。同業他社として塩揉み後ベーコンなどを加え、マヨネーズを筆頭とした各種調味料で和えるコールスローがあります。ですが、手間暇かけたコールスローよりも千切りキャベツソースが美味いとはコレ如何に。

ベーコン塩胡椒炒めも同様です。炒め物だったら調味料を凝ればいくらでも複雑に出来ますが、結局のところ塩胡椒で炒めるのが一番美味い。その他のメニューだと、ざく切りにしたキャベツをコンソメでクタクタになるまで煮て、塩胡椒で味付けしたのもなかなかのものです。結局私が貧乏舌なのか、こういう単純な味に戻ってきてしまうのですよね。これから数か月間はキャベツを食べまくる日々になると思います。

22/12/10(Sat)

先日の新しいクッキングスケールが届いたんですが、壊れた古い方をどうするか問題があります。ミニマリスト系の考え方を持つ私としては、次のゴミの日に即捨てたいところなんですが、ココはぐっと我慢してとっておきます。理由は部品取りの為。二つのクッキングスケールは同じ会社の同系列の製品なので、部品を流用できる可能性があります。特に今回壊れたスイッチ。クッキングスケールで一番壊れそうな部分は何といっても今回トラブったスイッチ部分です。使い過ぎて接触不良を起こして寿命というのが一番ありがちなパターン。ですが、逆に言えばスイッチさえ付け替えればまだまだ使えます。

壊れたクッキングスケールには3つ押しボタンがついていて、今回壊れたのはそのうちの一つですんで、残りの二つは無問題。将来的に新しく買ったクッキングスケールのスイッチがへたたった時でも、うまくいけば2回修理のチャンスが残されることになります。1台2,000円として4,000円分お得になるわけで、コレはキープでしょう。ただし、今回どこに不具合があったかを書いたメモを張り付けてからジャンク置き場に片付けるのが重要。数年後、どこが壊れたかをすっかり忘れて、不具合のあるスイッチを移植したりしたら目も当てられませんので。

22/12/09(Fri)

クッキングスケールの調子が悪過ぎるので、思い切って買い換えました。約2,000円。不具合としてはスイッチが極めて入り辛い。運が良ければボタンを1回押すだけで入るのですが、運が悪いと50回以上連打しないとスイッチが入りません。完全に壊れたわけではないので、騙し騙し使っていましたがもう限界。50回連打とかしていると料理の段取りやリズムが完全に狂うのです。分解してみようかなとも思いましたが、結構キッチリ防水対策がされていて、ケースをあけるのが大変そうだったので断念しました。

今回買ったのは前回と同じTanitaの後継機。デザインは結構違いますけど、ボタンの割り振りなどの機能面は全く同じなので、何の違和感もなく使えます。Tanitaのクッキングスケールはいろんなモデルがありますが、うちの場合パンを焼く際1.0gピッタリにドライイーストを計量しないといけない都合上0.1g単位のモードが必須で、そうすると必然的に選択肢がほぼ無くなります。先達と大きく違うのは、量りたい物を乗せる部分にシリコンのカバーがついていて、ココだけ取り外して洗えるようになった点で、コレは非常に良いと思います。私のルーティンとしてこういうのを買ったら必ず、電池ボックスの内側に購入日を書いて貼っておきます。そうすると不具合があった際に1年の保証期間内かどうかがすぐ分かりますし、将来買い替える際に何年使えたかを具体的に把握できます。また、同じ理由で電池の使用開始日もシールに書いて電池に貼っておきます。コレで使用期間が延びるとかは無いんですが、何となくこの家電だと電池はどれくらいもつというのを把握できてないと嫌な性分なので。

22/12/08(Thu)

畑のキャベツが食べ頃になってきたので、昼食をパスタからお好み焼きに変更しました。多分このまま2〜3カ月は毎日お昼にお好み焼きを食べる日が続くでしょう。お好み焼きというと一般的には豚玉が有名ですが、毎日豚肉を入れようとすると買い物のタイミングとか鮮度管理が面倒臭いので、うちでは基本的にキャベツと葱だけのお好み焼きです。コレだけだとやや物足りないですが、他に常備菜が一杯あるので無問題。

レシピとしては薄力粉50g・水50ml・卵1個に塩少々をよくかき混ぜ、小さめのざく切りにしたキャベツ150gと小口切りにした葱を投入。再びよくかき混ぜてから、油をひいたフライパンに投入し、ヘラで厚さ1.5〜2cmの円形に成形します。蓋をして弱火で4分→ひっくり返して再び蓋をして4分→ひっくり返して蓋を外して4分。最後の4分のところで表面に刷毛でソースを塗ります。一口大に切ってから皿に盛り、マヨネーズをかけて完成。1食でキャベツ150gを食べられる料理は他にないので、キャベツ消費の主戦力として冬の間はお好み焼きが大活躍です。

ちなみにマヨネーズですが、うちでは業務スーパーで1kgボトルを買ってます。ただこのマヨネーズ、絞り口が星形のみなので、お好み焼きに絞り出すにはちょっと太過ぎますんで、ココでひと工夫しています。使い終わったマヨネーズボトルの蓋表面にドリルで3mmの穴をあけます。お好み焼きにマヨネーズを絞る時はこの蓋に付け替えると極細のマヨネーズを絞り出せるので非常に重宝。ブロッコリーに絞る時にも愛用しています。業務用マヨネーズの口の太さに困っている人にはオススメですね(ニッチ過ぎますが…)。

22/12/07(Wed)

庭仕事中に使っていたラジオが壊れたので、2年ぶり位に買い換えました。Sony製で2年は短い気がしますが、壊れ方的に納得しているので仕方ありません。今回の故障はイヤホンジャックの差込口内の金具が馬鹿になってしまい、ジャックを差し込んでもグラグラして音が途切れ途切れになるというもの。本体付属のスピーカーを使えば無問題で聴けるんですが、庭仕事中は近くを通る自動車の音が入るとか、態勢次第でスピーカーからの音が届かなくなるとか色々あるので、イヤホンは割と必須なのです。一応ネットで検索をかけ、似た様な症状の改善方法が出ていたので試してはみました。ケースをあけて基盤を露出させ、裏側からジャックの端子に千枚通しを突っ込んで金具を元に近い形に曲げ直すというもの。ですがイマイチうまく曲げられず、諦めました。

私はこういう買い替えの際はなるべく同じものを買い、将来的にニコイチ修理の可能性を残すようにするのが基本です。全く同じ壊れた品が二つあれば、同じところが壊れたのでない限り、部品を融通しあって(理論的には)直せますから。というわけで今回も同じのを注文しようと思ったんですが、何だか値段が爆上がりしています。前回確か2,000円位で買ったんですが、今回は余裕の1万円越え。買えるわけがありません。生産中止でプレミアがついたんですかね。それにしたって半消耗品の携帯ラジオにこの価格はないわ…。というわけで今回はラジオは半消耗品と割り切ったうえで、サードパーティーの評価がそこそこ良い携帯ラジオをチョイスし、お値段1,000円弱。いくつか候補はあったんですが、どれも電源は単三の物が多くて、現在ラジオで使っている単四エネループをそのまま流用できるものとのことで、今回のに決定しました。今回の故障の経験を活かし、今度のラジオはなるべくイヤホンをさしっぱなしにしておきたいと思います。

22/12/06(Tue)

田舎で暮らしていると近所の人から色々な物を貰う事が多くて、基本的にはどれも嬉しいんですが、あんまり嬉しくない物も時々あります。今日貰った野菜はそんなあんまり嬉しくない物。うちでは大量に白菜や大根などスタンダードな冬野菜を作っているんですが、それと同じものを貰っても全く嬉しくありません。むしろ、うちの畑の野菜の消費スピードが落ちる分、有難迷惑ですらあります。うちの畑は当然外から隠しているわけではないので、パッと見れば何を作っているか分かります。せめてそれを見てから持ってくるものを決めていただきたい。

更に言えば、相手に喜んでもらいたいという純粋な思いでくれるんならまだマシですが、今回の場合は自宅で採れすぎた厄介払いの面が見え過ぎです。特にこの時期、白菜や大根など定番中の定番野菜は、この辺で畑を持っている人ならほぼ100%の確率で作っていますから、私個人としては基本的にあげません。漬物などに加工した段階ならまだワンチャン貰ってくれる可能性があるので、あげる時は加工食品にしてからを心がけています。白菜・大根・キャベツ辺りは現状全く要らないです。

22/12/05(Mon)

今日は白菜漬け2クール目で2玉仕込みます。白菜漬けは漬物=保存食かと思いきや、時間の経過で発酵が進んでどんどん酸味が強くなるので、うちでは食べられる分だけ順次作っていくスタイルです。仕込んで食べられるようになるまで大体10日かかるので、今の在庫と消費スピードから計算してそろそろじゃろと思ったタイミングで仕込んでいくスタイルです。といっても、初日はそんなにやる事ありません。畑から白菜を2玉収穫してきて、八つに割ってからザルに並べて日向に放置するだけ。コレで余計な水分を抜いて旨味を強くします。

干す時間は1〜2日。たまに触って水の抜け具合を確認しつつ、1日目で止めるか2日目も干すかを判断します。ちなみに白菜の収穫には庭木の剪定に使うには切れ味の落ち過ぎた折り畳み式のノコギリを愛用しています。ホウレンソウ・春菊の収穫や大根の葉っぱを落とすなど、畑で葉物を使う作業の大部分は作業用ポーチに常備してある小さな折り畳みナイフを使うのですが、白菜&キャベツの収穫だけは芯が硬くて太すぎるので折り畳みナイフでは危ないです。そこでこのノコギリ。なまくらではありますが、水分が多くて樹の枝に比べればずいぶん柔らかい白菜やキャベツの芯を切断するには十分な能力があります。ただし、使用後は刃に絡まった繊維をキレイに洗い、錆びないように日向で良く乾かす事が必須。道具の手入れは面倒という人もいますが、道具の手入れが出来ない人に達人はいません。習慣化してしまえばどうということはないので、頑張るのがオススメです。

22/12/04(Sun)

干し大根作成は3クール目に突入しました。ピーラーを使って抜いてきた大根の皮を剥き、5mm幅でスライスしてからザルに並べて干すだけ。日が落ちたら屋内に取り込み、日中はなるべく日当たりの良い場所を選んで干します。天気に恵まれれば完全に乾くまで5〜6日。1〜2日の雨なら屋内待機で問題ないんですが、あんまり雨が続くと黴が生えるリスクがあるので、週間天気予報で確認してそういう時期は作成を避けます(今の時期ほぼ心配はないですが)。亡くなった母親は毎日ひっくり返してましたが、多少乾燥が早くなるものの誤差なので、基本放置でOK。ただし、干す場所には気を配り、日陰になるようならこまめに動かして揚げる必要があります。

触ってみて完全に水分が感じられなくなったら完成。袋に詰め、玄米貯蔵用の冷蔵庫の隅に吊り下げて保管します。以前はストッカーに入れて常温保存していたんですが、わずかに残った水分から黴が発生して全体に広がるわ、カツオブシムシ的な虫が発生して食い荒らされるわで散々でした。干し大根に限らず自家製の乾物は作成よりも保存の方がネックになります。うちはでかい玄米貯蔵庫があるからいいですが、かさばって量も多い乾物を冷蔵庫で保存するのは無理があると思います。無理のない少量作って速やかに使い切るってのが現実的な解決方法ですかね。

22/12/03(Sat)

急激に寒くなってきて、昼間魔法瓶に入れてあるお茶も温かいものにしてしまったので、氷を使う機会がほぼ無くなりました。というわけで、うちでは冬場冷蔵庫の自動製氷機能を切っています。そのままにしておくと同じ氷がずっと居座ることになるんですが、氷は時間が経つと冷凍庫の臭いを吸い込んで何だか不潔になってくるので、氷を使わない冬場はいっその事機能をオフにしているのです。そしてこの機会に製氷機能周りも掃除しました。

製氷機能は冷蔵コーナーに入っている水タンクと冷凍コーナーに入っている氷トレイの二つに分けられます。水タンクは可能な限り分解し、ブラシなどを使って水垢をキレイに落とした後、よく乾かして組み上げてから元の場所に戻します。氷トレイは下の方に古い氷が一旦解けて再凍結して出来た使用不可の氷層がべっとりついているので、しばらくそのままシンク上で放置して氷を溶かした後、キレイに洗って水タンク同様元に戻します。うちは冷凍コーナーが常に満杯なので、空きスペースになったこの氷トレイは貴重な収納空間になります。ただし、こうやって掃除をしても水タンクと氷トレイの間の製氷装置の中には1回分の氷が残っているので、収納スペースとして使うのはこの氷が落ちてきて、それを捨ててからとなります。

ちなみに冬場は滅多にありませんが、氷が必要になる場合は都度製氷皿を使って手動で氷を作ります。多少は面倒臭いですが、この10年間そんな必要があった事はいまだかつてないので、多分春先に製氷機能を復活させるまではこのままいくんじゃないでしょうか。一般的に冬場も製氷機能をそのままにしている家の方が大きと思うんですが、電気代も多少減りますんで、昨今の情勢を鑑みれば、製氷機能オフを試してみても良いんじゃないでしょうか。

22/12/02(Fri)

急激に寒くなってきたので、日中水分補給用のお茶を冷たいお茶(自家製レモングラス&ミント)から、温かい紅茶(貰い物)に変更しました。それに伴い、今まで使っていた1Lの魔法瓶を500mlの物に変更。経験上夏場冷たいお茶1Lはすぐに無くなりますが、冬場は温かいお茶500mlで十分です。そしてここで当然ですが、1Lの魔法瓶の片づけが必要になります。1か月に1度を目安に洗ってはいるんですが、光を当てて中を覗くと結構な茶渋がついています。この茶渋をつけたまま次シーズンまで仕舞っておくと大変な事になるのは目に見えているので、当然洗わなければいけません。ですが、口の小さな魔法瓶内部にがっちりついた茶渋の除去は結構大変。私も色々試行錯誤したうえでファイナルアンサーにたどり着きました。

1. 魔法瓶に重曹を小匙1杯と入れた後、熱湯を満タンまで注ぎ、蓋をしめて2〜3時間放置。2. 蓋を開けて中のお湯を7割ほど捨ててから、卵の殻2個分を細かく割って投入する。3. 蓋を閉め、5分間魔法瓶を振りまくる。4. 卵の殻をキレイに洗い流し、よく乾かして完成。色々試しましたけど、卵の殻がめっちゃ優秀です。ただ、最初から卵の殻を入れても効果は低く、お湯を入れてしばらく放置することで汚れを浮かせるのも重要。そして卵の殻はゴミなので、コストゼロどころかゴミを有効活用したという心理的な満足感が得られるのも高ポイント。変に色々グッズを買うよりも、こうやって家にあるもので何とか出来た時の方が喜びが高い気がします。

22/12/01(Thu)

畑のブロッコリーが良い感じに育ってきたので、今年初収穫しました。ブロッコリーは味に癖が無くて使いやすい野菜なんですが、うちではほぼ100%塩ゆでしてマヨネーズつけて食べてます。ネットでレシピを見て一通り試してみたんですが、結局コレが一番性にあっている気がして。作るのも簡単ですしね。ちなみに節約系のサイトを見るとブロッコリーの茎を食べる事が節約の一つにあげられていることが多いですが、私はブロッコリーは茎まで食べるのが普通だと思っているので、特に節約しているとは思いません。また、そういうサイトではブロッコリーの茎は皮を剥いて使う事が多いのですが、よほど根元に近い硬い部分でない限り、皮ごと茹でても普通に食えます。

ところで、ブロッコリーといえば少し前に愛聴する日曜天国で話題になってました。ゲストのキムラ緑子さんは最近畑を借りて野菜を作り始めたのですが、ブロッコリーは地下の根のような部分だと思っていたらしく、掘り返しても何も無かった。よく見たら葉の真ん中に小さなブロッコリーが出来ていたという話を聞いて笑ってしまいました。まぁでも、実際に作った事が無ければそういう風に思う人もいるかもしれませんね。人参を播いて出てきた双葉を見て、イメージしていた本葉の形と全然違うので雑草と思って全部抜いてしまったという話もしてまして、こっちはもう少し現実味がありそう。葉の形が本当に全然違うので、仕方がないかもしれません。一回自分で失敗したら次からは絶対に繰り返しませんしね。

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