2023年2月

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23/02/28(Tue)

畑のセロリがいい感じで食べ頃になっているのでまとめて採ってきました。セロリは毎日サラダに入れて食べてはいるんですが、サラダに使うセロリの量なんてたかが知れたものですから、それだけでは需要が供給に全く追いつきません。ですんでここらで一気に消費するべと作ったのがセロリのピクルス。葉を落とたセロリは歯ごたえを考えながらなるべく均一な太さのスティックに切り揃えます。別途採ってきた大根と人参は皮を剥いて同じ位の太さに成形し、全体に塩を振ってしばらく置きます。

ピクルス酢はネットで拾ってきたレシピを参考に作ったものです。通常の料理の感覚でいうと割と吃驚するレベルで砂糖が入りますが、コレくらい入れないと味が決まらないのでその辺は割り切りが必要。スパイス系はホールの胡椒・鷹の爪・乾燥ニンニク・裏庭ローリエやローズマリーなどをその時の気分で適当に投入。胡椒以外は基本的に自家製なので、好き放題使えます。あとはこのピクルス酢に少し絞った野菜を漬けこみ一晩おけば完成。感想:普通に美味い。日本風の漬物とは違う欧米っぽい味わいがナイス。漬物程はご飯にあいませんが、フライ系には比較的相性が良いと思います。まぁ、相性関係なく毎日バリバリ食べますけれども。

23/02/27(Mon)

菜の花が咲いて駄目になる前になるべく畑のキャベツを使いたいということで、最近よく作るのが野菜炒めです。うちでは豚肉を50gずつ小分けして冷凍しており、使いたい時はそれを半日かけて冷蔵庫で解凍します。ニンニクは収穫時から秋口までは生で使えますが、それ以降はスカスカになってしまうので、生で使える量を取り分けた後は皮を剥き、スライスして乾燥保存してあります。今の時期に使うのはこの乾燥ニンニク。流石に極少量を毎回戻すのは面倒臭いんですけど、うちでは毎朝自家製パンに刻んだニンニクをのせてトーストする都合上、1週間分程度のニンニクを小さなタッパーで纏めて戻していますんで、今回の様な炒め物の際はそこから流用します。

炒め物に使う野菜はキャベツと彩要因として人参を少し。あとは、常備している春雨を入れる事が多いです。春雨は安いうえにマジ便利。ぬるま湯で5分戻してから適当に刻んで炒め物に入れてやると、野菜や肉とは全く違う歯応えでアクセント要員として活躍してくれます。味付けは塩胡椒のみ・醤油・テンメンジャン・カレーなどその時の気分によって変えますが、個人的には塩胡椒のみが一押しです。ただ、春雨に出汁を吸わせるという点では醤油やテンメンジャンも捨てがたい。まぁ、塩味さえ間違えなければ、どう味付けしたって極端に食えなくなることはない筈です、多分。

23/02/26(Sun)

行きつけのスーパーでいつも買っているLサイズの卵が税込みで350円を超えてしまい、衝撃を受けました。セールの時は98円で買えたのもそんなに昔ではないような気がするんですが、もはや過去の良き思い出となり果てました。ですが本当に恐ろしいのはこの値段になっても値下がりする要素が全く無い事で、順調?にいけばあっという間に1パック500円を超えてしまうでしょう。年寄りはたんぱく質不足でフレイルになりやすいという話を聞き、一日最低一個の卵を食べる事を目標にして主に温泉卵を作っているんですが、単純にたんぱく質の摂取単価で考えたら最早鶏むね肉の方が安い状態になりつつあります。卵はあらゆる外食や加工食品の材料となる重要な食品なのにこの値上がり。そりゃ食費も上がるよなと思わざるをえません。

食品の値上がりといえばもう一つ実感するのがサラダ油。以前160〜170円で買っていた1Lのサラダ油が現在は大体350〜400円と倍以上になっています。こっちは卵以上に代替が効かず、高くなったから止めましょうというのが不可能なので本当に困る。サラダや卵が値上がりすると玉突き式にあらゆる加工食品の値段が上がっていくので大変です。よく衣食住なんていいますが、衣や住はそんなに新規投資しなくてもなんとかなりますけど、食だけは何ともなりませんからね。早く戦争が終わって物価がもとに…は戻らないでしょうね。戦争はしばらく終わりそうもないですし、終わってすぐ物価が戻るわけでもないでしょう。というか多分ずっと戻らないでしょう。少なくともこれ以上の値上げは勘弁してほしいですが、卵1パック500円の時代なんてすぐに来るでしょうね。

23/02/25(Sat)

もうすぐ2月も終わり、3月になったらここ最近恒例となっているトマトの種を植えようと思い、冷蔵庫に保存している種リストからトマトの種とその購入日をチェック。去年買った物だったので、まだいけるだろということで今回トマト種の購入は無しです。経験上一年前の種だったら多少発芽率は落ちますが、全然許容範囲無いです。二年前のはやった事が無いので分かりませんが、たぶんいけるんじゃないかな。とはいえ、去年の種の発芽率が落ちるのは事実なので、在庫処分も兼ねて多目に播き、余分は間引いてしまう予定です。

ナス科のトマトは結構発芽率が良いのですが、発芽率が悪いことで定評があるのがセリ科のニンジンやパセリです。私が下手なだけかもしれませんが、発芽段階で結構失敗してしまいます。ということで、パセリの種は基本的に毎回買い直します。とはいえ、発芽してしまえばこっちのもので、後は簡単なのもセリ科。昨年秋に植えたパセリは冬の寒さも全然問題なく屋外で楽々冬越ししました。パセリマジ最強。葉っぱが多くなってくると適宜収穫し、電子レンジで乾燥させて冷蔵庫保存しています。3月に入ったらそのパセリの種植えも待っています。パセリは2年草なので昨年秋に植えたやつはまだまだ枯れないんですが、一年中いつでもパセリを使えるように、春と秋に植木鉢で二鉢ずつ植えて運用しています。トーストに自家製のオリーブ油漬け乾燥プチトマトと乾燥パセリをのせて食べるとマジ美味い。パンも自作なので、客観的に見ればシンプルですが私の中では究極の贅沢な一品です。

23/02/24(Fri)

昨年7月にAmazonで1,000円弱のUSB充電式ペンライトを買ったのですが、安物買いの銭失いトラップにハマった様で、やっぱり最初からある程度の価格の物を買わないと駄目ねと後悔しています。このペンライトは夜間に家の中で移動するためのものです。うちは無駄に広い農家造りで、自室から居間まで20m位の距離を歩かないとならず、その間に電灯のスイッチが3箇所あります。それをA点灯→B点灯→A消灯→C点灯→B消灯→C消灯と行きつ戻りつ操作して移動するのが面倒臭すぎるので、夜間はいつもポケットにペンライトを入れておくようにしています。

以前は普通の電池式を使っていたんですが、いちいち電池交換するのが面倒臭いのと、切れた電池の処理もコレまた面倒臭くなり、思い切ってUSB充電式を買ったのが去年の7月。それが今何が問題かというと、とにかく稼働時間が短いのです。1日に使うのは長くて3分程度なんですが、2週間もすると光量が落ちて要充電になります。3分×14日ですんで、1回の充電で1時間もたない計算になるわけで、それはあんまりなんじゃないかと。充電そのものはパソコンのUSB端子につないでおけば1時間程度で完了するのでどうということはないですし、このまま使い続けることも可能なんですが、LEDのペンライトが1時間もたないという事実そのものが腹立たしい。やっぱり3,000〜4,000円位の価格帯じゃないとまともな性能は期待できないのかもしれないですね。

23/02/23(Thu)

昨年末に貰った紅茶二箱80ティーバッグをやっと飲みきり、次のお茶は香典返しで貰ったほうじ茶です。何でも選んでいいと言われたら個人的には僅差で緑茶なんですが、緑茶は淹れておくと時間経過で味が変わってしまうので、まとめて作って魔法瓶で保存し少しずつ飲む私のスタイルには残念ながらあっていません。ほうじ茶は飲み残ったら夕食時にご飯にかけて食べられるのが紅茶にはないメリットですが、味そのものは紅茶とイーブン位。それよりも今回嬉しいのは、空になった紅茶の箱をやっと食器棚から捨てられるという点です。元来片付け魔的な性格なので、身の周りの要らない物は即排除したい主義です。食器棚の中の中身がほとんどなくなった紅茶の箱も捨てたくてたまりませんでしたが、最後の一個を飲み切るまではと我慢していました。やっと捨てられます。

ちなみにほうじ茶は指で押さえて閉じられるタイプの袋に入っていましたけど、中身を金属製の茶筒に移して袋は早々に捨てました。小麦粉なんかにも使われていますが、あのタイプはいちいち閉じるのが面倒臭い割に使っていると溝に粉やお茶が入って密封が甘くなるというデメリットがあって嫌いなので、極力使わないようにしています。まぁ私が買う最安値ランクの小麦粉袋にはそもそもこんな機能は付いていないですし、冷蔵庫保存で湿気が来る前に速やかに使い切ってしまいますし、今回のお茶の様に別容器に移せる場合はそうします。あのタイプの袋はあんまり信用しない方が良いと思いますね。

23/02/22(Wed)

先日書いた通り、3日ほど連続でカレーうどんを作ることになったのですが、コレでストックのカレールウもやっとはけそうでホッとしています。今手元にあるカレールウは懸賞で当たったもので、使い切れなくてかなり困っていました。一箱に2パック入っているんですけど、1パックでカレーを作ると大体3〜4日はずっとカレーになってしまいます。常日頃から常備菜で3〜4日同じ煮物を食べ続けるなどザラな私ですが、油分強く香りも劇強なカレーを連続で食べるのは正直厳しい。うちの常備菜が和食メインの組み立てなのに、その中でご飯にカレーをかけて食べるのはますます厳しいのです。たまに食べたくなる時は1食で食べ切れるレトルトをもっぱら頼りにしています。

というわけで今回、箱半分である1パックを開封しました。ルウは溝が入って4つに割れるようになっているので、そのうち3つを三日間かけてカレーうどんで食べます。残り1つは冷凍ストックしてある手羽と絶賛消費中のキャベツ煮込みに使ってみました。保温調理鍋で予め骨からするっと取れる位柔らかく煮込んだ手羽にルウを加え、少し煮て完全に溶かします。そこに鍋の蓋が閉まらないくらいのキャベツをざく切りにして投入し、強引に歌をして蒸気で全体に熱を通していきます。全体がくたっとしたら一度かき混ぜてカレー味を行きわたらせ、塩で味を調整して完成。感想:結構美味い。使っているルウの量が少ないのでガッツリカレーではないですが、手羽出汁がよく効いたカレー味のクタクタキャベツが不味い筈もなく。そして残るは箱半分のカレールウ。こっちはまだ開封していないのでしばらくはもちますが、どうしようかと悩み中です。

23/02/21(Tue)

親戚が製麺業者をやっている関係上、年に数回半生うどんを貰う事があります。うどんにはわざわざ買って食べるほどの思い入れこそありませんが、たまに食べるととても美味しい。ただ、このうどんはざるうどんにしようと思うと茹で時間15分と結構かかるので、亡き母は面倒臭いといってずっと放置→賞味期限切れで廃棄を繰り返していた事を懐かしく思い出します。故人の思い出ってこういうしょうもない事が出てきがちなのは私の性格が悪いせいなんでしょうか。

閑話休題、うどんです。1回に貰うのは大人2人で4〜5食分と結構あるので、食べ方にはバリエーションをつけるようにしています。初手はぶっかけ。もっとも単純にして至高。茹でて冷水でしめ、醤油・鰹節・刻み葱の3点セットで食べるというシンプルさですが、個人的にはコレが一番好きです。ただ、まだ寒い今の季節にこの食べ方はちょっと厳しい。何でもアリならきつねうどんが好きですけど、わざわざ油揚げを買いに行くほどの事でもない。そこで次点はカレーうどんです。ただし、本格的に作ろうと思ったらいくらでも時間をかけられるこのメニューですけど、私は昼食準備は20分以内と決めているので、その時間内で作ろうとすると相当の手抜きになります。

市販のめんつゆをマニュアルに従って薄め、買い置きのカレールウを一欠片投入。かき混ぜてよく溶かしただけのつゆという手抜き極まれりバージョンですが、最近のは濃縮めんつゆもカレールウもよくできているので、コレで普通に美味いです。難点は野菜などの具が一切入っていない事ですが、それは他の常備菜で補うという事で。ちなみにうどんはザルにあげて一旦冷水でしめるのですが、その際にとっておいた熱々の茹で汁に少しの間戻すことで温度を上げ、カレーつゆを注いだ際極端に温度が下がらないようにしています。それなら最初からしめなきゃいいと思うかもしれませんが、しめないとうどんの歯ごたえが死ぬので不可避。この辺は省略できないこだわりポイントです。

23/02/20(Mon)

暖かくなって菜の花が咲く前に出来るだけ畑のキャベツを食べるキャンペーンで毎日キャベツを食べまくっていますが、キャベツといえばやっぱり外せないのは野菜炒めです。うちではセールの際に安い豚バラを買い、50gずつ小分けして冷凍ストックしてあり、半日前にそれを冷蔵庫に移しておけばわざわざ買い物に行く必要もなく野菜炒めが食べられます。キャンペーン中ですんで当然使う材料は豚肉とキャベツ、それにコレもやっぱり花が咲く前になるべく食べ切りたい人参。理想を言えばピーマンの様な濃い緑色の野菜が彩に欲しいですし、歯応え要因としてモヤシを入れたいところですが、基本うちにある材料だけで完結したいので、わざわざ買いに行ったりはしません。

それから、野菜炒めの重要な要素として味付け方法があります。最も基本的なのは塩胡椒。ですが、料理を続けていると色々とこねくり回したくなるのが自然な流れでして、うちでもカレー味・テンメンジャン味・ソース味とその時々のブームがありました。しかし今は一周回って塩胡椒が一番おいしいと思います。鍋肌に沿ってほんの少しだけ醤油を垂らして香りをつけるという流派もありますが、今の私にはそれすら不要。正真正銘の塩胡椒のみが美味しいと思います。畑のキャベツは個体によってはてっぺんが破れて花芽が出始めている物がありますんで、キャベツ強化週間もあと少し。最後の足掻きでガンガン食べようと思っています。

23/02/19(Sun)

レモンを砂糖漬けにし、液体分はレモネードの素として確保した後の固形分を保存を考えて干していたのが、良い感じになってきました。しかし誤算が一つ。当初の目論見としてはよくある柑橘の砂糖漬けの要領で食えると思っていたんですが、非加熱で漬け込んだレモンの皮はとても固く、そのままかじるのは無理レベルの硬さに仕上がってしまいました。仕方が無いので戻すしかありません。

マグカップに乾かしたレモンスライスを1枚入れ、熱湯を注いでしばらく待ちます。レモンが戻って多少柔らかくなりますし、熱湯はレモン風味が移っていい感じになります。ただ、それだけだと甘味が足りないので多少砂糖をプラス。コレでどうにか午後の糖分&ビタミン補給の1杯にはなりました。まぁ元々本命は抽出した液体成分の方なので、出し殻のレモンスライスは捨てても良いんですが、それでも有効活用するに越したことはありません。どうにかもらった大量のレモンを無駄なく食べ切る目途が立ったようです。

23/02/18(Sat)

暖かくなって花が咲く前に畑の根菜類もなるべく食べてしまおうという事で、大根はおでんで大量消費出来るんですけど、人参と牛蒡の主戦場は鶏もも肉のぶつ切りを出汁に使った煮しめです。そして野菜以外でこの煮しめに欠かせないのが、蒟蒻と自作のメンマです。このメンマ、最初は筍の硬い部分を捨てるのがもったいなくて作り始めたんですが、とても美味しくて結局近年では毎年のように作っています。

うちでは春先になると筍を貰う機会が多いんですけど、基本掘ったままの状態で家に来るので、根に近い部分は固過ぎて単純に茹でただけでは食えない場合が多々あります。とはいえ、完全に竹になって全く希望無しという状態でもないので、何か食べる方法はないかなと色々調べた末にたどり着いたのがメンマでした。メンマ作りはそこそこ大変です。茹でただけで食える部分と一緒に下茹でをした後、5mm程の厚さに切り揃え、塩を振って常温で1〜2ヶ月の間乳酸菌発酵させます。コレで柔らかくなるんですが、やり過ぎるとどろどろになって形が残らないので、見極め重要(私も何度か失敗しました)。いい感じで引き上げザルに並べ、塩を拭いてカラカラになるまで徹底的に干せば完成です。塩が水分を抱き込んでいるせいか、乾燥には一カ月以上かかるので気長にやります。使う際は半日ほど水で戻しつつ塩を抜き、軽く下茹でしてから使います。このメンマの独特の歯ごたえが煮しめにいい感じのアクセントを加えてくれます。今年もまた貰った筍の硬い部分で作るんじゃないでしょうか。

23/02/17(Fri)

畑のキャベツラストスパートということで、いつも以上にキャベツ料理が多くなっています。菜の花が咲く前に、一個でも多く食べてロスを減らしたい。一食150gのキャベツを使うお好み焼きは毎昼食の必須項目ですが、それよりも大量消費が見込めて最近常備しているのが鶏手羽との煮物です。鶏手羽は保温調理鍋で1時間ほど熱を加え、骨と身が簡単に外れるレベルまでにしておきます。保温調理する際は割とたっぷりの煮汁が必要なのですが、たっぷりキャベツからは独自に水分が出るのでこの煮汁は邪魔になります。ですんでコレは別途鶏茶漬けに使うとして取り除き、手羽が半分くらい煮汁から出る状態にしてから山盛りのぶつ切りキャベツを投入。点火・沸騰したら弱火に落として再び保温調理鍋で30分ほど加熱するだけです。

味付けは主にケチャップorカレーの二択。ケチャップは子供の頃の思い出の味であるロールキャベツをイメージし、割とたっぷりケチャップを入れてベタベタな味付けにします。クタクタのキャベツとケチャップがよく合う。カレーは当選した懸賞に入っていたルウを使い切る為に割と仕方なくやっています。トロっとしたガチのカレーではなく、かなりルウを少なめにしてカレー風キャベツのクタクタ煮といった風情を狙って作成。ご飯にかけるのではなく、そのまま食べる事を目的に味を調整してます。ただ、一番おいしいのは取り除いた煮汁で作る鶏茶漬けだったりします。ご飯に少しだけ塩を振って鰹節をトッピングしたものに温めた鳥手羽の煮汁をかけるだけ。鶏の旨味がストレートに味わえるので、特にお高い鶏肉を食べる際は鶏茶漬けは必須というか一番の目玉になりそうです。

23/02/16(Thu)

多分3月に入ったら急激に気温が上がり、畑の大根は花が咲いてスが入るものと思われるので、その前に今期最終の大根漬け仕込みを開始しました。大きいのは大人の太ももサイズになってしまっていて手に負えないので、せいぜい二の腕位のなるべく小さいものを選んで2本抜いてきました。ピーラーで皮を剥き、半分に切ったものを二つ割りにしてからザルに並べて干します。目安は両端を持って力を入れると折れずにある程度曲がるレベル。今の季節だったら多分3〜4日程度でしょう。

その後の下漬け工程で前回失敗したので、今回は気を付けます。漬物全般空気に触れると劣化するので、重石をかけて水を出し、その染み出た水に水没させて空気を遮断することが重要なんですが、大根ってそんなに水没しません。白菜なら水も出やすいですし圧をかけるとかなり嵩が減って平らになるんですが、大根はガッツリ固体ですからお互いが引っ掛かって結構水没しないんですよね。ですんで、今回は毎日樽をチェックし、位置を変えて満遍なく塩が回りつつ、長時間空気に触れっぱなしの箇所を作らないようにしようと思っています。あとは柔らかく炊いた米に麹を混ぜたものに漬け込んで完成。全工程だと1週間〜10日程度でしょう。今時自分ちで漬物を漬ける人は少数派でしょうが、樽と重石があれば簡単なので、特に自家製野菜が余っているという人は挑戦してみると良いんじゃないでしょうか。

23/02/15(Wed)

しばらく天気が安定してそうなので、先日の大根と一緒にレモンも干してしまいました。このレモンはスライスして1カ月ほど同量の砂糖に漬け込んでいたもので、砂糖が完全に溶けたので液体成分は濾してレモネードの素としてペットボトルに入れて冷蔵保存してあります。残った固形分は出し殻といえば出し殻なんですが、このまま捨てるのはもったいないので、とりあえず干しとけとなりました。水分が多いまま瓶に入れっぱなしにすると多分黴が生えてどうにもならなくなりそうなので。

今回のレモンの様に砂糖が多いものを干す場合、竹の笊に直で並べると後々の片づけが大変になるので、前もってポリ袋を貼ります。ずっと以前に買い貯めたのにゴミ袋の有料化ですっかり使い道が無くなった、今は懐かしい黒ポリゴミ袋の出番です。コイツを切り開いてザルにかぶせ、裏の数か所をガムテープで止めます。あとはこの上にレモンを並べていくだけ。通気性が皆無なので裏側の乾きが遅いのがデメリットですが、そこは適宜ひっくり返すことでカバーします。少し面倒臭いですが、砂糖でベタベタになった竹の笊を奇麗に洗って乾かす労力を考えると、この程度の面倒臭さは何でもありません。レモンは干したことが無いので適正期間が分かりませんが、1日経過した時点での乾き具合から見ると、1週間も干せば十分なんじゃないでしょうか。今回もそうですが、余ったらとりあえず干しとけ、というのが私のモットーです。

23/02/14(Tue)

天気の一週間予報をチェックし、この先安定していそうだったので、今朝は干し大根を仕込みました。葉っぱの感じもうすぐ花芽が出て来てしまいそうなので、多分次のロットが最後になるでしょう。2月も半ばになると大根はかなり巨大化してしまっており、直径はスーパーで普通に売られている物の1.5倍くらいあります。という事は単純計算で断面積は2.25倍。コレで何がどうなるかというと、スライス作業が大変になります。一般的に干し大根は太めの千切りにして干す場合が多いですが、うちの場合は伝統的に輪切りで干します。ピーラーで皮を剥いて端から5mm幅を目安に切っていくんですが、垂直に包丁をおろすのがマジで難しいのです。

入れる角度が5度違うと、スタートでは本当に微妙な誤差が切り終わりには結構なものになり、明らかに左右で幅が違う不格好な輪切りになってしまうのです。手で輪切りをすると目の位置が包丁の垂直ラインから少しずれているのも原因だと思うんですけど、私の場合どうやっても刃が内側に向いてしまいます。それを計算して少しだけ刃を外向け気味に入れたりもするんですけど、まぁ焼け石に水です。あとは大根特有の難しさ。例えばロールケーキみたいな柔らかい素材だったら、1/3地点くらいでずれてることを認識して刃の進路を微調整したりできますが、大根は基本的に最初に入れた角度を途中で変えることが出来ません。無理やり変えようとすると割れたりするので、やらない方が無難です。ただし、カラカラに乾いてしまえば多少の誤差は吸収されて見た目分からなくなりますけど、やっぱりキレイにカットしたい。あんまり厚いと乾きが遅くなってその個体だけ乾燥を延長しないといけなかったりするのも面倒ですし。一応Amazonでスライスの機械を調べたんですが、1日何百本と処理するプロ向けならともかく、私レベルの作業にいい感じのは見つかりませんでした。包丁を垂直におろす、それだけなんですけど難しいんですよね。

23/02/13(Mon)

最近は毎食キャベツを刻んでサラダにして食べてるんですが、とみに包丁が切れなくなってきたのを感じます。顕微鏡で見たら絶対断面の細胞が潰れてるだろレベル。じゃあ研げよって話になるんですが、面倒臭がって明日にしようと先延ばしを続けた結果がこのザマです。切れないとは言っても一応調理に問題ない程度には切れるので、我慢すればいけないことはない。それで我慢しきれずに研いだら、もっと早く研ぐべきだったと後悔する流れを料理を始めて以来ずっとしてきており、この点では全くと言っていいほど学習能力のない私です。

そもそも私はどうやら様子を見て臨機応変というのが苦手っぽいのです。部屋が汚れてきたら掃除、というのも苦手。ついつい先延ばしにしてしまうので、掃除に関しては汚れていようがいまいが、曜日完全固定で実行することである程度生活環境を維持しています。キッチンは日曜日夕食後に掃除、みたいな感じ。包丁研ぎもコレに倣って、毎月〇日は研ぐ日、みたいに習慣化しようと思ったんですが、失敗しました。換気扇の掃除やキッチン・トイレの掃除などは成功しているんで、理由はよくわかりません。ただ、切れる包丁でキャベツの千切りを作ると明らかに出来が違うので、近日中に研ぎたいとは思っているのですが、そんな事うだうだ言っていたら菜の花が咲いてキャベツが畑から無くなってしまいそうです。

23/02/12(Sun)

近所のスーパーでマイナンバーカードの申請手続きをやるというので行ってきました。正直全く必要性は感じていません。住民票を取るのに便利なんて言いますが、一般的に普通に生活をしていれば、住民票なんてそんなに必要じゃないです。実際私なんても10年以上とった記憶がないですし。ただ、来年?から健康保険証と一体化するとか、持っていないと健康保険証の代替となるカードの発行にお金がかかるようになるかもとか、いろいろ言われてますし、今回近所のスーパーで作ると証明写真代が要らないとの事だったので行ってきたんですが、流石お役所仕事。

私がこのイベントを知ったのは新聞の折り込み広告でだったんですけど、そこには持参するものとして免許証・健康保険証などの身分証明書は一切書いていませんでした。何度も確認したから間違いなし。ただ、流石に手ぶらは不味かろうと思い、免許証だけ持って行ったんですが、そこが大きなトラップ。両方持っていかないとその日に手続きが完結出来ないそうなのです。1.5〜2か月後に書類が行くから、またその時に改めて手続してほしいとの事。これがお役所仕事か〜と感心しました。必要なら広告にその旨キチンと書いとけばいいのに、担当者はアホなんですかね。というか、証明書類って免許証or運転免許証の提示が求められるのが私の中では一般的で、andなんて今まで経験したことがないです。

ちなみに私は保険証や免許証は財布に入れっぱなしにはしない主義です。基本的には入れておらず、必要な時に都度取り出して入れてます。そうしないと、財布を落とした際に大変な事になるので、リスクマネジメントというヤツですね。お役所仕事とってやつはコレだから…。

23/02/11(Sat)

最近ガスコンロの電池切れランプが点灯するようになり、少しずつ点火が渋くなってきています。交換したのは昨年末でまだ2ヶ月ちょっとしかたっていないのにこのザマで、だからDaisoは…と文句を言いたくなる私。父親にアルカリ乾電池を買ってきてくれとオーダーしたにもかかわらず、安かったからとDaisoでマンガン乾電池を買ってきやがりまして、コレじゃ駄目だと抗議したんですがそのまま押し切られて2か月ちょっとで寿命が見え始めるという体たらく。ガスコンロの点火は瞬間とはいえ結構な電気を食うのでアルカリ向きの用途とはいえ、マンガン電池でも2か月ちょっとで切れるのは流石にどうかとは思います。

一昔前は100円ショップ=安かろう悪かろうの代名詞でしたが、今では安くていいものがそろっているという評価に変わっています。ですが、個人的に100円ショップが信用できない分野商品というのはありまして、その一つが電池。私は基本的に100円ショップで電池は買いません。それにしてもガスコンロの電池交換って本当に面倒臭い。着火や空焚きの監視などで電気が必要なら、いっその事コンセントにつないでくれりゃいいのにと思うんですが、多分そういう商品は存在していないんじゃないでしょうか。別に大して難しそうな技術でも無し、何で無いんですかね。

23/02/10(Fri)

畑のキャベツを消費する為に昼食の炭水化物はお好み焼きという生活を昨年末から続けていますが、流石に毎日お好み焼きだと少し飽きてきます。そこで最近のマイブームは焼きそば。私は週に1度ペースで買い物に行くんですけど、その時に焼きそば麺を2玉買ってきます。うちでは豚バラを50gずつ小分けにして冷凍してあるので、それを1個取り出して冷蔵庫解凍し、2日に分けて半分ずつ使います。野菜は畑のキャベツ・人参・ブロッコリー。最後に目玉焼きをのせ、市販品でよくやるように細いマヨネーズをたっぷりかけるのがポイントです。

ちなみに焼きそば麺は1玉税込みで21円。安過ぎるだろうと思わなくもないですが、文句を言う事でもないので毎回ありがたく購入しています。乾燥ソース付きだと3玉150円とだいぶ割高になります(それでも安いですが)。乾燥焼きそばソースのあのチープな味わいはかなり好きなんですけど、家にあるウスターソースで問題なく作れてしまうので、私がいつも買うのは1玉21円の方です。こういう生活をしていると、以前ときどき無性に食べたくなって買っていたカップ焼きそばがいかに割高かを実感し、買えなくなりました。1個150円という金額そのものは別に大した事ないですけど、それを材料揃えて自分で作ると、ずっと豪華バージョンが50円で作れるという事実を知ってしまうと、もう無理。お湯を注ぐだけという手間なしなのは評価できますが、私は料理関係が全く苦にならない質なので、プラスの評価にならないのですよね。

23/02/09(Thu)

今日は行きつけのディスカウントショップの2週間に1度の安売りセール広告が新聞折込に入る日。2週間に一度木〜日曜日の4日間安売りをするということは全日程の3割くらいが安売り日なわけで、最早セール感も薄れてしまっていますが、私が調味料系を狙うのは基本的にこの4日間です。チラシを片手に調味料をストックしてある衣装ケース内の在庫数をチェックし、規定数に未達で今回買い足すものはマジックで丸をしたうえで、複数個買う場合はその数を丸の中に記入するのがマイルール(最もよくある1個の場合は何も書きません)。あとはチラシ片手に店に行くだけ。

最近はスマホと連動して…とかが流行ですしそれも便利なんでしょうけど、広告にマジックで赤丸という極めて前時代的なこのメソッドでも十分事が足りるので、私はコレで十分です。途中で落としても大体中身は記憶しているので店でもう一度広告を貰って思い出せばいいですし、スマホと違って落としても壊れず無くしても何の傷みもありません。人それぞれの感じ方なんでしょうけど、私にしてみたらスマホを無理やり使う為にアレも便利コレも便利とこじつけている部分があるような気がしています。買い物メモとか紙とペンで十分ですって、マジで。

23/02/08(Wed)

最近…でもないですが、茹で卵の殻が奇麗に剥けない事にストレスを感じています。うちでは毎日Daisoで買った道具を使って煮卵を作っています。コレは2個or4個入り卵パック状の容器に半熟卵と薄めためんつゆを入れて味をしみ込ませるもので、ギリギリ少量のめんつゆで半熟に卵が作れる神アイテムなんですけど、当然漬け込むためには卵の殻を剥く必要がありまして、それがどうにも上手くいきません。ネットを見ると、殻の丸い方にピンで穴をあける、茹であがったらすぐに冷水にとって冷ますなど、いくつかの方法を併用してまして、上手くいく日もあるんですけど全然ダメな日も結構あります。

半熟卵は茹で時間が短くて白身も柔らかいので、固茹で卵よりも格段に条件が悪いのは分かりますけど、同じように作業をしているのに上手くいく人全然駄目な日があるのが理解不能。同じパックの卵を1日差で茹でただけなんですが…。茹で卵の奇麗な空の剥き方なんて料理ビギナーが迷いがちなポイントだと思うんですけど、そこでいまだに迷っている私。多分半熟なのが最大の要因ですが、固茹でにしてしまうとそれはもう半熟煮卵にはならないわけで、難しい問題です。

23/02/07(Tue)

水炊き用にと100gずつ冷凍しておいた鶏もも肉のぶつ切りですが、なんだか最近暖かくなってきて、今シーズンはもう水炊きを作らないんじゃないか疑惑が浮上し、ここにきて最後の一個を使ってしまう事にしました。今年の年末まで冷凍庫待機というのはちょっと避けたいので。畑の牛蒡や人参がいい感じに食べ頃なので、これらと一緒に煮物にするプランです。鶏肉はとりあえず前日から冷蔵庫に移してゆっくり解凍。最近はレンジ解凍が主流ですけど、前もって段取りが出来るのなら余計な電気代のかかるレンジ解凍は避ける主義です。

こういう煮物の定番として煮作業は二段階で行います。まず鶏肉だけを濃い味で煮付けて半日ほど放置し、一口大に切った根菜を入れてから適宜水を加え、良い感じにして二回目のに作業を行います。一気に煮てしまうとどうしても肉の味が薄くなりがちなので、二段階は必須です。仕上げに青い豆なんかを散らすと格好良いんですが、案外在庫はないですしわざわざそのために買ってくるほどの事でもないので今回は省略。結果:失敗しようがない。今回は大根・人参・牛蒡を使いましたが、特に牛蒡が美味い。牛蒡は今まで作った事がありませんでしたけど、これからは毎年作りたいと思える味ですね。レシピのバリエーションはそんなに広くないですが、元々牛蒡好きなので特に問題ないです。

23/02/06(Mon)

今日はストックが尽きた焼き芋の仕込み。大体一週間分位をまとめて焼いておき、袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管し、毎日少しずつ食べるという運用を昨年秋頃からしていてもう正直飽きてるんですけど、私しか食べないんで腐らせるのも嫌なので頑張って食べてます。ただ、年明けてから明らかに甘さが増しました。サツマイモは保存すると甘味が増すというのは本当です。

ただし、サツマイモの長期保存は結構面倒臭いです。敵はネズミと寒さ。ネズミは勿論ですが、サツマイモは低温に弱くて生の状態だと冷蔵庫保存もNGです。うちの父母や祖父母は芋をそのまま野菜用のコンテナに入れて土間に置いてありましたが、それだと1カ月もたたない間にネズミに齧られ寒さで腐って全滅します。今は採ってきたサツマイモを丸一日天日でよく乾かし(水洗い厳禁)、(すぐ腐るので)小さ過ぎるものや傷ありの物を弾いて一個ずつ新聞紙で包み、茎が付いていた側を上にして野菜用のコンテナに詰め、蓋をしてから全体に使わなくなった毛布を保存の為に掛けています。コレだけ手間暇かけても取り出すと大体2割くらいは腐っていつので、サツマイモはあの風体に似ず結構デリケートです。とはいえ、年を越したサツマイモは本当に美味しいので、あの手間暇は無駄じゃなかったなとは思います。もう少し作付け数を減らしても良いかな…とは思いますが。

23/02/05(Sun)

冬の間は畑の大根を消費するためも兼ねて、常におでんの常備を欠かさないようにしています。仕込みは大体週に1回ペースで、今日はその日でした。朝食のパンを焼いたり紅茶を淹れたりする傍らで、大根と蒟蒻の下茹でだけを済ませておき、続きは夕方というのがいつもの流れです。手順としては、大根の皮を剥いて輪切りからのケースバイケースで半月orイチョウ切りにし、鍋に入れてひたひたの水を注いで点火。ココで手がすきますんで、ニンニクをすりおろしてパンに塗ってからトースターに入れスイッチオン。牛乳をグラスに注ぎ、常備してある焼き芋の皮を剥いて一口大に切り電子レンジオン。

そんなこんなで作業をしていると大根の鍋が沸くので弱火に落とし、タイマーを3分にセット。鍋の様子を見ながら蒟蒻を食べやすい大きさに切り揃え、3分経った時点で大根の鍋に蒟蒻を投入してタイマーを2分にセット。2分経ったら茹で汁を切って再びひたひたに水を注ぎ、夕食準備時までそのまま蓋をして放置します。このくらいのタイミングで8分にセットしたトーストが出来上がるので取り出し、オリーブ油を垂らして自家製の乾燥パセリをふりかけ完成。ポイントは放置しても大丈夫な下茹でとニンニクをすりおろすなど自分が手を動かさないといけない作業を同時並行することで時短する点です。鍋を火にかけてしまえばあとは放っておいても進むので、そこと手作業部分をうまく組み合わせる事が段取りの最大のポイントだと思っています。まぁ、数分節約できたからといって短期的な利益は無いのですが、何となく達成感はあるのでいつも考えて段取りを組むようにはしていますね。

23/02/04(Sat)

親戚から文旦を箱で貰いました。コレはありがたい貰い物です。ところで文旦は柑橘の中でも皮が厚くてかなりの量があるので、そのまま捨てるなんてもってのほかです。ですんでうちでは内側の皮も全部集めて天日で干し、入浴剤として使うのが定番になっています。ネットで検索すると砂糖煮のレシピが沢山出てきますし、私も何度か作った事があるのですが、結果的にコストと結果が釣り合わないという事で止めてしまいました。めっちゃ手間暇かかるのですよ、文旦の砂糖煮。皮の内側の白い部分をナイフで削いで取り除き、2〜3回茹でこぼして苦みを抜いてから砂糖で煮詰めるという流れなんですが、とても大変。それで完成品が美味しいのなら労力をかける甲斐がありますが、結局のところ柑橘風味の砂糖の塊以上の物にはならないのですよね。

というわけで、無難に入浴剤です。カラカラに乾燥させたものを一昔前によく見た蜜柑ネットに入れて口を縛って風呂に投入するだけ。同じ皮が3〜4日は使えるのでとても経済的。この時期になるとちょいちょい色んな柑橘を貰うので、皮は全部干して入浴剤にしています。こだわる人は柑橘の種類別に分けて香りの違いを楽しんだりするんでしょうけど、私は面倒臭いのでもう全部一緒くたにしてしまいます。ちなみに暖かくなってくると浴室にこのネット入り蜜柑の皮を放置できなくなる(腐る)ので、冷蔵庫保存が必須になります。それが面倒臭くて寒い間になるべく使いたいと毎日蜜柑皮大盛りでの入浴です。市販の入浴剤ほどの香りはありませんが、コレはコレで良いものだと思います。

23/02/03(Fri)

愛用している急須の取っ手がとれてしまい、ショックを受けています。この急須は20歳くらいの頃にとても気に入りバイト代を突っ込んで買った物で、当時2万円前後という結構高価な買い物だったこともあって愛用していたんですが、モノには寿命ってものがあるんですね。今回の破損は別に落としたわけではなく、意外な壊れ方でした。使わない時は食器棚の中に仕舞っているのですが、取っ手部分がガラスの引き戸の外に少しだけ出てたのに気付かず閉めてしまい、引き戸が取っ手に当たったというもの。当たったといってもそんなに大層な力ではなく、本当にコツンレベル。多分構造的に持ち上げる負荷には強かったけど、横からの力には滅法弱かったとかそんな感じです。

問題はこの取っ手をどうするか。本体が無傷な急須自体を捨てる事は全く考えていません。直すか、直さないか。エポキシ接着剤でくっつければ、表面上は全然分からないレベルになると思いますけど、強度が確保できるか確信が持てません。持ち上げた際に剥がれて落ちて本体大破というのが一番避けたい未来です。毎回鍋掴みで本体を掴んで茶を淹れるというのも面倒だなと思ったんですが、意外にすぐ慣れるかもとも思います。とはいえ、取っ手は持つ以外にティーバッグの紐を絡めて紙の部分が中に落ち込まないようにするという用途もあるんで、直しておいて取っ手としては使わないというのが最終回答になりそうです。30年使ったんでもういいかもという気持ちもなくはないんですが、それなりに愛着があるので、使い続けてしまいそうです。

23/02/02(Thu)

粉々に崩しつつ干していた正月鏡餅がいい感じになってきたので引き上げました。元々樹脂製の容器に包まれていた大型の鏡餅と、家の各所に置く為の剥き出しのごく小さな鏡餅の2種類がありまして、初期状態は前者がしっとりで後者はもうひびが入る位割れていると全然違ったため、別のトレイに入れて干していました。最初に切るのが大変だったのは前者で、湿っていて包丁が吸い付く為に細かく切り分けるのにとても苦労します。それに反して後者はもう割れているので、軽く割ってから干せばいいという事で簡単。アラレにするには大き過ぎたのですが、それは乾燥が進む中でおいおい割っていけばいいやと思っていましたがコレが大誤算。

前者は最初大きめに切ったヤツも日が経って乾燥が進むにつれて簡単にどんどん割れていき、とても順調でした。ところが後者は割れている状態で乾燥して固定してしまったのか、細分化が全然進まないのです。指で摘んで割ろうとすると、餅の鋭利な角で指先を切って出血する始末。仕方が無いので木の板とハンマーを取り出してきて割りましたが、飛び散りまくるのでこっちも大変。本当に酷い目に遭いました。まぁでも、結局全部5mm角位の小さな粒子に揃えることが出来ましたんで、当座で使わない分はジップロックに入れて玄米倉庫の片隅で保存。当座の分は小さなタッパーに入れて冷蔵庫に入れておき、都度炒めて膨らませ塩振って食べます。我ながらケチだなとは思うのですが、この作り立てのアラレをお茶漬けに入れると滅茶苦茶美味しいのです。永谷園のお茶漬けの素にも入ってますけど、私自分で作って食べるまでアレは単なるにぎやかしだと思っていました。でも、出来立てはマジで美味い。そりゃ入れるよなと思いました。あっちは作ってから時間が経ってるんで、全然ポテンシャルはいかせてませんけど。

23/02/01(Wed)

昨年親戚から貰って処理に困り、結局スライスして砂糖漬けにしていたレモンがいい感じになってきました。スライスしたレモンと同量の砂糖を梅酒用の瓶に交互に詰めていき、そのまま冷暗所に放置します。しばらくすると砂糖がレモンの水分を吸って溶け、瓶の底に溶け残った砂糖が沈殿してくるので、時々瓶を振ってその溶け残りを頑張って溶かすようにします。現在ほぼ砂糖が溶け切ったところで、全部溶け切ったら一応完成です。

当初は液体部分だけを濾しとり、炭酸で割って飲もうと思っていたんですが、固形部分も意外に食べられそうです。類似品としては蜂蜜レモンがありますが、あっちは蜂蜜のコストが馬鹿になりません。砂糖と比べると5倍くらいするので、そこまで愛着もないし今回は砂糖で良いかとなったのですが、固形部分もレモンの砂糖漬けと思えばそんなに悪くないのかも。なにより砂糖がたっぷりしみ込んだレモンをそのまま捨てるのも勿体ないですし。ただし、糖分過多にだけは気を付けないとと思っています。

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