2023年3月

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23/03/31(Fri)

今日の昼食は先日貰った猪の炒飯。猪はまず圧力鍋で20分加熱してから茹で汁に漬けたままで自然冷却するんですが、その際に脂分が浮いて白く固まります。コレを茹で汁を除きながらお玉ですくい集め、小さなタッパーに保存してあったものを炒め油として使うとコクが出ていい感じになります。また、茹で猪をほぐしたものも具として流用すると無駄がありません。

茹で汁は臭いというイメージがあって一般的には捨てられがちですが、下茹での際に生姜や長ネギを加えているせいか、そんなに臭いとは思いませんので、そのままスープに使ってしまいます。カップにストックしてある茹で汁を注ぎ、塩少々と乾燥ワカメを加えた後でレンチン。うちの電子レンジだけかもしれませんが、カップに注いだ液体をオートでレンチンすると激しく沸騰して周囲に液体が飛び散るので、熱燗モードなどを使うのがコツです。うちの電子レンジが古いだけで、最近の機種は何も考えずにスタートボタンだけで上手くいくかもしれませんが。猪の茹で汁・脂はこのように比較的簡単に処理できますが、今頭を悩ませているのが先日作ったキューちゃん漬けの漬け液です。醤油・砂糖を大量に使っているのでそのまま捨てるのはモッタイナイですが、かといって一気に消費しようとすると糖分・塩分過多問題が立ち塞がります。茹で鶏の漬け汁にするのが安牌ですかね。

23/03/30(Thu)

父親が知り合いからキュウリを貰ってきました。それ自体はありがたいんだけど、何故家族構成が大人2人と分かっている家にキュウリを5kg寄こすのか、その点が謎でしかありません。おまけにこのキュウリ、大半が所謂ボケキュウリで鮮度もイマイチ。腕サイズにまで育ち過ぎたうえに、少ししなっとしているという逸品で、とてもじゃないけど周囲におすそ分けできるクオリティじゃありませんので、自家消費するしかないという地獄。

とりあえず半分の2.5kgは所謂キュウリのキュウちゃん漬けにしました。5mm厚にスライスして塩を振り、30分おいてからよく絞ったものを、醤油・酢・砂糖などで作って沸かした漬け汁に投入。蓋をせずに2時間放置して自然冷却したところで固形分をザルで濾しとり、よく絞ります。漬け汁を再び沸かして同様の作業をもう一セット。キュウリの歯ごたえを残すために、なるべく早く漬け汁の温度を下げるのがポイントらしいです。残りの2.5kgは野菜室に保存しつつ、ピクルス・浅漬け・サラダなどで淡々と減らしていく予定。それにしても、大人二人の家にキュウリ5kgあげるって、色々考えて無さ過ぎなんじゃないですかね。

23/03/29(Wed)

冬の間は毎食キャベツを千切りにしてサラダにしていたんですが、畑のキャベツが終わってしまったので、玉葱サラダにシフトしました。玉ネギのベスト収穫時期はまだ少し先でフライング気味なんですけど、ベスト収穫時期を待っていると収穫後の時間経過で腐ってロスになってしまうものがどうしても出て来てしまうので、たとえフライング気味でも今から食べ始めるのがベストだと思っています。

刻んですぐに食べられるキャベツと違って、玉葱は刻んだだけだと涙誘因成分が大量に発生するのでそれなりの下処理が必要になります。うちの場合、なるべく薄く縦スライスした玉葱に塩をふりかけ、よくかき混ぜてから15分放置します。軽く全体を揉んでから水に晒し、揉み洗いしてぬめりをとった後ザルにあげて水を切ることで下処理完了。コレを毎食やるのは正直だるいので、昼夜×2日分を1度に処理してタッパーに入れて適宜使っています。玉葱サラダとはいえ、玉葱だけだと彩的に寂しいので、刻んだ人参やセロリで色バリエーションをつけますが、味の主役はほぼ玉葱。初夏位までは毎食玉葱サラダの日が続きます。家庭農園しているとよくある事態ですね。

23/03/28(Tue)

物価高の折の節約たんぱく源といえば鶏ムネ肉。実は買うのは結構久しぶりなんですけど、茹で鶏にしようと思いまして。作り方は簡単。ムネ肉と水1Lに葱生姜を加えたものを保温調理鍋に入れて点火。沸騰したら弱火に落としてアクをとりつつ5分煮てから30分保温。鍋から取り出し茹で汁に浸した状態で常温に下がるまで放置。茹で汁から取り出し、漬け汁に一晩以上漬け込んで完成です。ちなみに漬け汁は醤油・酒・味醂を同量で合わせ、ひと煮立ちさせてから常温に冷ましたものです。

結果:やっぱりどうしてもパサつきが気になります。ムネ肉は熱の通り過ぎですぐにパサパサになるのですが、逆に生煮えだと食中毒のリスクがあります。そのギリギリが理想的なんですけど、そんな器用なことが出来る筈もなく。と考えると、やっぱり低温調理器か…と思ってしまうのですよ。そこそこの値段(1万円位〜)しますし、鍋の水を80度で半日キープといった運用をすると電気代が…と思っていつも二の足を踏んでいます。現状一番欲しいものは何かと訊かれたら、この低温調理器がリストのトップに上がるんですが、たぶんもう5年以上悩んでいて、無くても何とでもなるものですし、多分買わないでしょうね。

23/03/27(Mon)

ここ数年恒例となっていますが、今年も知り合いから猪肉を貰いました。猪=臭いというイメージがありますが、血抜きなどの処理がしっかりしているせいか、今まで臭いと思った事はなく、少し硬めの豚肉という感じです。ただし、硬い分多少下処理が面倒ではあります。1. 圧力鍋20分。コレでかなり柔らかくなります。あれば定番通り臭み消しの青ネギや生姜を加えると吉。その後なるべく皮下脂肪を残すように注意して皮を剥がします。2. 濃い味付けで煮て冷めるまで放置。3. 玉葱・ジャガイモ・シラタキなどを加え、煮汁をいい感じまで薄めて煮つけて肉じゃがの完成。

肉じゃがなど野菜と煮込む場合、最初から一緒に煮込むと肉の味が物足りなくなりがちです。それなのでうちでは肉だけ先に濃い味付けで煮ておくという二段階調理をします。ぶっちゃけ面倒臭いですが、美味しく食べるには仕方のない必要経費です。食べられるようになるまで多少時間はかかりますが、その間全く他に食べるものが無いわけでもないので、無問題です。ちなみに1.で剥がした皮は細く切ってフライパンでカリカリになるまで乾煎りしてから塩を振ると絶品。どちらかというと身よりもこちらの方が私は好きだったりします。また、下茹での茹で汁はラードと汁を分離し、ラードは昼食の炒飯に、汁は乾燥ワカメなどを加え塩で味を調えてスープにすると無駄が無くていい感じです。

23/03/26(Sun)

例年ならキャベツが終わった今の時期は昼食のメインをお好み焼きからパスタに変更するんですが、戦争のせいでパスタ価格が高騰しているため今年は炒飯・ピラフなどの炒めご飯系が現状の昼食メインとなっています。そしてここ数日作っているのがチキンライス(ベーコン版)。理由は少しだけ残ったケチャップを使い切りたいためです。うちではケチャップやマヨネーズなどソフトタイプのボトル調味料は三段階に分けて使います。1. 使い始め〜。この時期は何も考えずに絞ってればOK。ただし、酸化を防ぐためになるべく空気を入れないようにします。2. 絞れなくなってから。内容物が少なくなり、絞っても上手く出なくなってきたら、今度は逆に空気を満タンまで入れボトルを逆さまにして冷蔵庫内に入れておきます。こうすると内容物が出口付近に落ちてくるので、2〜3回は使えます。3. それでも絞れなくなってから。ここからは調味料によって違います。マヨネーズの場合は、容器をキッチンバサミで切り開き、小さなスプーンですくって使います。ケチャップの場合は少量の水を入れて振り、粘度を下げると完全に使い切ることが出来ます。ちなみにサラダ油のボトルの場合はひっくり返せないので、そのまま立てておき、底の部分を数cm切り取りスプーンですくって最後まで使い切ります。

無論水を入れる事でケチャップが薄まりますが、チキンライスに使う場合、少しだけ加熱時間を伸ばして薄まった分の水分を飛ばしてやれば無問題です。ちなみに空いたボトルはそのまま捨てると内部の空気分有料ゴミ袋の容積を圧縮してもったいないのでひと手間加えます。具体的には、底からキッチンバサミでらせん状に切れ込みを入れてテープ状にし、布巾干しに半日ほど引っ掛けて良く乾かしてからゴミ袋へGo。こうする事でゴミ袋に入れた時に完全に潰れて容量を減らすことが出来ます。サラダ油のボトルは取っ手が付いているのでこの方法がとれず、二つ割にするのがせいぜいですが、洗剤のボトルなどは基本的にこの螺旋カットにして干してから捨てるがうちのルール。もはや手が覚えているので、手間暇もそんなにかかりません。我ながらケチだとは思いますけども。

23/03/25(Sat)

夜中水を飲みに台所に行くと、床に見慣れない物が落ちてました。あーまたか…と思って天井を見上げるとやっぱり穴が。どうもうちの屋根裏にはハクビシンか何かが棲みついてしまっているらしく、別にいる分には全然構わないのですけど、たまに石膏ボードの天井板を踏み抜いて穴をあけやがるのです。今回がコレで4か所目。天井裏を全力疾走するならせめて梁を踏み外さずに走って欲しいと思います。

というわけで直さなきゃいけないんですが、直すたびに穴をあけられるので、正直モチベーションが零に近いです。踏み抜いて垂れ下がった部分をそのままにしておくのは流石に廃屋チック過ぎるのですぐにやりましたが、穴を塞ぐのはもう少し心の整理がついてからにしたいです。結果から考えると、天井板は石膏ボードではなく板張りが正解だったわけですが、建築当時まさかハクビシンが屋根裏に棲みついて定期的に天井板を踏み抜くなんて想定できませんから、仕方が無い事ではあります。本当にもう勘弁してほしいですが、どうせまた近々別の場所を踏み抜くんでしょうね…。

23/03/24(Fri)

トイレが壊れました。水が止まらなくなるという症状で、詰まって流れなくなるよりはマシですが、割と困ります。修理は翌日という事なので、それまでの間はトイレを使う時だけコンセントを挿して水を流し、終わったら再びコンセントを抜くという運用。ただし、トイレの部品保持期間の7年だか10年だかを過ぎているらしく、修理の部品が無いかもしれないとのことでした。こちらからすればふざけるなよという感じです。冷蔵庫や洗濯機などの家電ならコレくらいで修理部品が無くなるのはまぁ理解できますが、トイレの修理部品が10年(7年かも)で亡くなるというのはちょっと納得できません。それってつまり、10年越えて故障したら修理不可で全とっかえを強制されるって事ですよね。ありえねーって感じです。

個人的にはトイレのウォシュレット機能は要らず、単純な非電化水洗トイレで十分だと思っています。流石にポットンまで戻るのはちょっと抵抗がありますが、洋式水洗トイレなら何の不満もありません。電気を使っていなければ故障のリスクは減りますし、仮に故障しても修理部品が無いという事態はまず起こりません。日常生活が便利であればそれに越したことはないですが、便利過ぎるのもまた問題で、その線引きをどこにするかと言われたら、私の場合はそれが他人よりも少し低いラインにある感じ。商売にはならないかもしれませんが、トイレの部品保証期間は30年とかにしてほしいものです。

23/03/23(Thu)

畑のキャベツがボロボロになり菜の花が咲いてしまったので、昨年末あたりからずっと続いていた昼食お好み焼きは終了。例年ならココでパスタに転向するのですが、今年は状況が違います。例の戦争の影響でパスタがアホみたいに高騰しているのです。具体的には昨年までキロ100円台後半で買えたものが300円台。うちでは1食80gが基本なので、300円とすると1食当たりのパスタ原料費は24円。全然大した事ないんですけど、昨年までの倍以上と言われると、今年は止めとこうとなりました。

というわけで今年のこれからの昼食は炒飯・ピラフ・チキンライスなど炒めご飯系です。丁度玉ネギがいい感じに結球しつつあるので、コイツをメインに使います。玉ネギは青い部分が萎れてきた辺りで収穫して吊るし、水分を抜いて保存するんですが、その基準から言えば収穫時期はまだまだ先です。ただ、新玉ネギとして食べる分には問題ないので、当面食べる分だけ少しずつ抜いてきて使います。あとはまだ少しだけ残っている人参に卵、まとめて買ってきた切り落としベーコンを使えば、味付けを変えるだけで炒めご飯系を何種類か作れるので、当座はコレで回していく計画。去年のパスタの残りがまだ少しあるのでたまにパスタを混ぜながら、夏の素麺シーズンまではご飯消費量が少しだけ増えそうです。

23/03/22(Wed)

今日は枕元に置いてあるライトのスイッチ交換。私にとっては布団に入ってから本を読む時間が至福なので、枕元のライトが欠かせません。クリップで本棚に挟んで固定するタイプで、20〜30年ほど前に買った時には白熱球だったのを、流石にもう白熱球はないだろうという事で口金サイズが同じLED球に交換してい今も使っているのです。不具合が出たのはそのスイッチ。このスイッチ、今ではあんまり見かけないタイプです。直径1cm程の円盤をグルグル回してオンオフを切り替えるタイプ。コレがオンオフの場所で止まる筈が、中のストッパー的な部分が折れたのか止まらなくなってしまいました。オンにしていてもほんの少し触れただけで接点が動いてオフになってしまい、非常にストレスフル。

経験則上こういう折れた系の故障は頑張って接着しても強度が出ずすぐに再発してしまうので、大人しく交換した方が楽です。先日のパテと一緒にホームセンターで部品をゲット。最早↑の様な円盤をグルグル回すタイプのスイッチは売っておらず、普通に今時のスイッチになりましたが、特に思い入れがあったわけではないので無問題。スイッチの交換自体は大して難しくなかったのですが、家具の配置状コンセントをすごく変な所から持ってきていたので、その抜き差しが一番面倒臭かったくらいです。そして、止めときゃいいのにホームセンターで買ってきた部品価格をAmazonでチェックしてしまう悪い癖。パテもスイッチもAmazonの方が3割以上安くて寝込みそうになりました。この分野も次からは可能な限りAmazonを使おうと思います。

23/03/21(Tue)

今日は半年ほど前?に修理したヤカンが再び漏り始めたので再修理しました。修理箇所をチェックしてみると、明らかに駄目。補修の為にエポキシを練る際、経年劣化のせいか混ぜる前からもう既に手触りがかなりおかしくなっていたので、ヤバいかなと思いつつもその材料で強行したのが良くありませんでした。正常なら滑らかにくっついている筈の補修材が所々めくれ上がり、ボロボロと崩れ始めている場所もある始末。最後に修理した場所だけが駄目になっていたので、修理箇所が比較的少なく済んだのが唯一の救いでした。

とりあえずエポキシパテは買い直しです。まだ半分以上残っていてもったいないですが、硬化してしまった古いパテは廃棄。また、ヤカンの底に残った古いパテも修理の邪魔になるので、マイナスドライバーなどを使って出来る限り取り除きます。正常なパテなら苦労する作業ですが、今回は劣化パテが脆くなっていたので、作業は比較的簡単。最後に2種類のパテをよく混ぜ合わせ、穴があいたと思われる箇所に盛り、マージンをとって24時間以上放置して完成。今回はパテを買い直すのに1,000円も使ってしまいました。コレだけで終わらぜると正直大赤字なので、無理やりにでもパテの利用先を探さなきゃいけません。とはいえ、多少の傷は家のあちこちにあっても、絶対に直さないといけない緊急性と必要性がある場所はそんなにないわけで、難しい所です。

23/03/20(Mon)

種播きしたレタスが発芽し、数cmまで育ったので一回目の間引きです。ポット1つに対して3本だけ残して残りは全部処分します。最初は根元を持って引き抜いていたんですが、レタスは密集して生える事が多く、根ごと引き抜くとすぐ隣の残留予定個体の根の周りの土まで崩してしまうリスクがあるので、最近では微妙な位置の苗は根元を爪で摘んで千切るようにしています。大勢に影響のない場所の個体は引き抜いてしまってOKですが。

家庭菜園を始めた頃はとにかくこの間引き作業が苦手でした。間引く=どうしても悪いイメージが付きまといますし、何よりそこそこ健全に育っている苗を抜いて捨てるというのはモッタイナイ。ですが、何度も作っている内にむしろ間引かないと優良個体の成長を阻害し良い結果にならないと実感するようになりましたんで、最近では(全くゼロとは言いませんが)ほぼ罪悪感なく作業的に間引きが出来るようになりました。また、以前は抜いた個体を惜しんで駄目元で別場所に植えたりしていましたが、ほぼ駄目なので最近ではやっていません。慣れとは恐ろしいものです。

23/03/19(Sun)

この時期庭の大敵は意外にも小鳥です。ここ数年本当に悩まされているのですが、対策がありません。うちは広範囲にわたって庭に苔を生やし、優先度一位苔を貫いています。苔の中から生えてきた雑草を抜き、光合成を阻害する落ち葉をこまめに拾といかなりの手間暇をかけています。そんな大切な苔の天敵が小鳥。犯行現場を見ていないので種類は分からないんですが、奴らは餌になる土中の虫を突く為に広範囲にわたって苔を剥がしてしまうのです。範囲が狭ければなるべく元に戻し、踏んで圧着するんですが、それが追い付かない面積を剥がしやがるので始末に負えません。

対策としては防鳥ネットをかける位しか思いつかないんですけど、とにかく面積が広いのでこの方法は現実的じゃないです。法律的にも心情的にも罠にかけて捕殺というのは論外ですんで、本当に困る。たまに野良猫が入り込んできて、尿をかけた部分の苔が枯れるとか、苔の上に糞が落ちてるとかも困ってはいるんですが、規模・頻度的に小鳥に比べればどうという事はないです。皆どうしてるんだろうかと検索してみると、苔の鳥害は結構苦労している人が多いみたい。ただ、提案された対策を見ても、費用対効果的にイマイチのものばかりで、文章自体も歯切れの悪いものばかりです。とにかく飛べるというのが厄介で、コレはもう諦めるしかないのかなというのが現段階での結論です。

23/03/18(Sat)

今日は夕食に大根・人参などの根菜と鶏肉を使った煮しめを作る予定なので、朝食のトーストを焼いたりなどの準備をするのと並行してその下準備も行います。前夜から冷蔵庫に移して解凍しておいた鶏肉は一口大にぶつ切りし、醤油・味醂・酒を同量に生姜少々を入れた煮汁を煮たてて投入。時々かき混ぜながら数分中まで火が通るまで煮込み、火を止めて夕食準備時まで常温放置、味をしみ込ませます。大根は成長し過ぎて表面が固くなっているので、維管束を全部取り除く厚みで皮を剥き乱切り。ひたひたに水を注いで火にかけ、沸騰したら火を弱めて3分。3分経ったらちぎった蒟蒻と前夜から水戻ししておいた乾燥筍を加えて2分。最後に茹で汁を全部捨て、再びひたひたに水を注いだ状態で夕食仕込み時まで放置です。

私はこの台所にいる時間を有効活用することに結構な労力を注いでおり、トースターにパンを突っ込んで焼けている時間や、出来たトーストと牛乳で朝食している時間、コンロが遊んでいるのが許せません。勿論毎日こんな事をするわけではないですが、その日の夕食の献立から逆算して朝食時に下準備をしておいた方が良いと判断した場合はこの台所にいる時間を120%活用するように心がけています。同様に活用しやすいのは昼食を食べている時間やその後の洗い物をしている時間。この辺りもコンロが視野に入る位置で作業しているるわけで、有効活用しないとモッタイナイ。まぁ、基本的には料理が全く苦にならないからできるんでしょうけども。

23/03/17(Fri)

今日種を播いたのはパセリ。パセリは2年草で、アホみたいに寒さに強いので、うちのように比較的暖かい地方では真冬に屋外に置いておいても普通に冬越しできます。ですが、種を播いた翌年には花が咲いて枯れてしまうため、うちでは常にパセリをとり続けるために春と秋の2回、2鉢ずつパセリを作ってローテーションしています。今回はその春バージョン。パセリは発芽してしまえば後は適当に水と肥料をやってれば育ちますが、発芽率がイマイチなのが難点です。とはいえ、私はプロではないので対策は2つだけ。1. パセリの種は好光性なので、播くときは土をかぶせない。ただし、ただ土の上に乗せただけだと風で飛んだり、水遣りの時に流れたりするので、それなりに土に押し付ける。2. ヘタな鉄砲も作戦。発芽率が悪い事を最初から計算に入れ、間引く分も入れて1か所に5〜6個の種を播きます。半分発芽してその半分を間引いても1鉢に最悪1本は残るようにしておきます。あと、育てる場所はなるべく日当たりの良い場所を選ぶことが重要。日照が足りないと、パセリは割と簡単に徒長します。徒長しても味がそんなに変わるわけじゃないですが、茎部分が多くなるとどうしても使い辛いので、キチンと日を当てて茎を短くすることが大事だと思います。

パセリは通年で収穫できますが、年がら年中使うわけでもないので、放っておくとどんどん外側の葉の鮮度が落ちてきます。ですんで、使わなくても適宜収穫し、うちでは電子レンジにあてて乾燥させ、指先で砕いて瓶に保存しています。今は毎朝オリーブ油と塩を振ったトーストにパラパラと振りかけて食べていますが、相当美味しい。とにかく最初の発芽率の悪さだけ乗り越えれば簡単に育てられ、汎用性も高いので、家庭菜園としてパセリはおススメです。

23/03/16(Thu)

今日は2年目のラズベリー苗を鉢から地植えに移しました。一説によると成長し過ぎて大変な事になるから地植えにはしない方が良いという人もいるんですが、鉢植えだと管理しきれなくなってきたので仕方なくです。ラズベリーは茎のトゲトゲで周囲の植物などに引っ掛けながら伸びていく植物です。朝顔の様に対象に絡みつくわけではないんですけど、細かい棘のからみつき力は結構強力です。棘がとても厄介なので、昨年枯らしてしまったブラックベリーの様に品種改良での棘無し品種を選べばよかったのですが、苗の状態だと棘がそんなに激しそうに見えなかったので、大丈夫かなと買ってしまったのです。成長したら全然大丈夫じゃなかったのですが…。

いっその事処分してしまうかと思ったことも何度かありますが、純粋にラズベリーは美味しいですし、ジャムは絶品なので育てる事に決めました。うちは庭がそこそこ広いのですが、このラズベリーに適した場所はただ一つ。南向き日当たりの良い離れ壁面のすぐ前です。ここに100均で買ったネットを設置しまして、伸びるラズベリーの茎を絡めていく計画です。ラズベリーは毎年地上部分をバッサリカットする植物なのですが、ちょうど暖かくなって新芽が出始めており、今からが今年の成長期の始まりという事で時期もピッタリ。まだ根が大した事ないので、まとまってジャムを作るだけの量が採れるようになるには数年かかるかもしれませんが、そこは気長にまったりとですね。

23/03/15(Wed)

近所ではフキノトウが過ぎて花を咲かせ始めています。うちでも庭の何か所かに蕗が自生していたんですが、蕗って地下茎で増えて始末に負えなくなるので、ある時期親の仇の様に駆除した時期があったせいで、現状うちには蕗がほぼ無くなっています。ただ、最近ちょっと後悔しているんですよね。特にこの時期、よそでフキノトウを見ると少し残しておけばよかったと思います。というわけで、最近は蕗の保護エリアを決め、そこでは蕗を野放しにする事にしました。コレで3〜4年もすればフキノトウも採れるようになるはず。

そんな細々とした我が庭の蕗エリアで1本だけフキノトウが採れました。4〜5個まとまって採れれば天婦羅が選択肢に入ってくるんですが、1本だけだと天婦羅は無理。ということは蕗味噌一択です。みじん切りにしたフキノトウを少量の油で軽く炒め、味噌・味醂を加えます。味醂で味噌を伸ばしながら弱火で全体を煮詰めていき、良い感じの硬さになったら完成。今回はアクセントで胡麻を少し加えましたが、その辺はお好みです。結果:私は世の中でいわれるほど蕗味噌に愛着が無いので、そこそこです。いつも食べたいというわけではないですが、年に一回作ってご飯にのっけて食べると春を感じて良いよね、という感じ。蕗はその辺にも普通に生えているので、衛生的に大丈夫そうなら採って作ってみても良いんじゃないでしょうか。個人的には天婦羅の方が好きですけど。

23/03/14(Tue)

3月半ばで桜の季節が来ようとしていますが、現在庭仕事で結構な比率を占めているのが落ち葉掃きです。庭仕事に縁がなく植物に興味がない人にとって、落葉=秋というイメージが強いと思いますが、春先に落葉する樹は結構あります。光量の少ない冬の期間、光合成を諦めて葉を落としてしまうか、効率が落ちるのは承知の上で葉を残して細々と光合成をおこない、春先に葉を落として新しい葉と交換するか、要は戦略の違いなんだと思います。うちでいうと、柑橘系は春先に葉を落としますが、これらは樹が小さいので大した負担じゃありません。面倒臭いのは大きな木が複数あるクロガネモチです。

コレが毎朝玄関前のアプローチに大量の葉を落としやがるので、掃き掃除が欠かせません。はらはら落ちているレベルなら手で拾い集めるんですが、そんなレベルではないので箒とちりとりが必須です。箒はアスファルトの上を掃くのに適した、腰のとても強い箒を愛用。一般的な箒だと落ち葉がアスファルトの凸凹に引っ掛かって全く役に立ちません。一般的な箒は屋内土間用に使っているので、適材適所ってやつですが。集めた葉っぱは専用の袋に溜めていき、一杯になったら畑の隅の焚火場所へ。そこも一杯になったら着火するという流れです。あと、落ち葉ではないですが、今の時期は椿の花が大量に落ちてきますんで、コレも拾い集めないといけません。それらが終わったら気温が上がって雑草の季節。本当に庭仕事はエンドレスです。

23/03/13(Mon)

今日は終わりかけの白菜で作るおひたし。このレベルの白菜が市販されることは絶対ないので、自分で作った事が無い人は分からないでしょうけど、白菜は末期になると芽キャベツのような状態になります。葉をめくっていくと中に小さな白菜が沢山くっついていて、それを取り除くと真ん中が花芽になっている感じ。小さな白菜は二つに切り、葉っぱと合わせて茹でます。

芽キャベツは中心の茎に小さなキャベツが沢山くっついているという、普通のキャベツからするととても変な形をしていますけど、この末期白菜を見ると、あの形はアブラナ科としては一般的なんだなと納得します。ちなみに小さな白菜の味は普通の白菜と変わりません。むしろ普通の葉っぱの方が緑になってややえぐみが出てきているので、できればミニ白菜だけで料理をした方が美味しいと思います。もったいないので私は葉っぱも使いますけども。

23/03/12(Sun)

気温が上がってきて庭の雑草も動きはじめた中、久しぶりに見つけたのが厄介過ぎる雑草のヤブカラシとドクダミ。どちらも何年もかけて根絶してきたんですが、それでも根(地下茎)をとり切れておらず、たまに出てきてしまいます。根や地下茎は他に何もない平場にあるんだったら掘り返してとり切るのも簡単ですが、そんな場所は庭には滅多にありません。他の樹木や岩が点在しており、そんな根や岩の隙間に入り込まれると、正直追い切れません。ラウンドアップなどの塗るタイプの除草剤は塗った葉から茎を辿って根まで枯らしてくれる優れもので、ドクダミ規模なら結構根絶できますが、特にヤブカラシの様に平気で10mを超えるような根を全て辿って枯らせるほど万能ではないのです。

それでも地道な努力でこれらはは随分減りました。ヤブカラシはまだ2か所ほど根が残っているので、毎年新芽が出る時期には可能な限り掘り返して根を撤去していますし、ドクダミもまだ所々岩の隙間から生えてきたりします。隣家の藪からブロック塀の基礎下を潜り抜けて竹も時々侵入してきますが、何とか許容範囲内になりました。最近一番目の敵にしているのは、カタバミです。厄介さではヤブカラシやドクダミには遥かに劣りますが、地下茎を伸ばして私が大事に育てている苔の中を縦横無尽にはい回り、台無しにするとんでもない輩です。同じカタバミでも芋で増え地下茎を出さないムラサキカタバミはまだマシ(容赦なく駆除はしますが)。カタバミやアカカタバミは見つけ次第どんなに小さくても根から駆除します。小さい内は周囲に地下茎を出していないのでまだ取り除きやすいんですが、大きくなるととんでもなく面倒臭いので。春になると寒くなくなるのは良いのですが、庭仕事が加速度的に増えていくのが難点ですね。

23/03/11(Sat)

今日はストックの紙落とし蓋が切れたので作成しました。うちではステンレス製と紙製二種類の落とし蓋を使っており、紙製は主に煮魚系の煮崩れやすいものの際に使います。市販のものもありますが、こんなのコピー用紙で十分です。作り始めた頃は煮ている際にボロボロになるんじゃないかとか杞憂していましたが、そんな心配は皆無です。1時間コトコト煮込んだりするのは駄目ですが、煮魚の煮方は強火で3分とか。この程度の時間ならコピー用紙で十分使用に耐えます。

うちでは鍋に合わせて大小2種類の紙落とし蓋を常備しており、今回作るのは大きい方です。A4のコピー用紙を20枚束ね、四隅をホチキスで固定します。コピー用紙20枚というのは一般的なホチキスがとめられるほぼ限界の厚さですんで、油断すると貫通する前に針が折れます。ですんで、針を垂直に根元まで一気に押し込む意識でガっととめるのがコツ。それでも5回に1回は折れますけど、どうせホチキス止めした場所は後で捨てるので、隣にもう一回打ち直せばOKです。次にコンパスで直径210mmと30mmの同心円を描きます。A4は短い辺が210mmなのですが、コレがうちの大きい鍋に入れる落とし蓋のサイズと一緒なのはたまたまです。最後にこの同心円に沿ってハサミで切れば完成。20枚のコピー用紙を一度に切ると、紙がずれてあまり美しくはなりませんが、落とし蓋の用途的に数mmの誤差は余裕で許容範囲です。紙製の落とし蓋なんて100均でも普通に売っていると思いますが、コスト的にはコピー用紙で自作した方がずっと安上がりです。わざわざ買ってまで作る事はありませんが、家にコピー用紙があるなら自作の方が良いんじゃないでしょうか。

23/03/10(Fri)

近所の農家の人から折れて商品にならなくなったキュウリをたくさん貰いました。最近は曲がったキュウリでも多少安く商品にできるようにはなりましたが、流石に折れていると駄目みたいです。ということで、もうすぐ終わる畑の大根や人参消費も兼ねて、久しぶりにピクルスを仕込んでみました。使う野菜はキュウリ・大根・人参・セロリと王道なものばかりです。

大根・人参は拍子に切り揃えます。人参は皮のままいけますが、終わりかけの大根は皮が固くなっているので、結構厚めに剥く方が食べやすくなります。キュウリも拍子に切りそろえ、セロリは葉を落としてこれまた拍子に(葉は別途豚肉と炒めて食べます)。全部まとめて塩をして30分ほど放置し、少し絞ったら野菜の下ごしらえは完了。ピクルス酢は酢1カップに砂糖100gと塩小さじ1が基本。ココにフレーバー要員として裏庭から採ってきたローリエ・ローズマリー、ストックしてある鷹の爪・ホールの黒胡椒・乾燥ニンニクなどを加え、火にかけて砂糖を溶かします。いい感じに溶けたら野菜を入れたジップロックに熱々の状態のまま注ぎ、空気を抜いて口を閉じてから数日寝かせて完成。感想:普通に美味い。所謂一般的な漬物も作りますけど、ピクルスはそれとはまた違った美味さがあります。タッパーなんかで作ろうとすると結構な量の漬け汁が必要になってモッタイナイのですが、ジップロックを使うと最小限で済むので私はこっちを愛用しています。

23/03/09(Thu)

大根や白菜などアブラナ科系の野菜に花が咲きはじめました。所謂菜の花というヤツです。菜の花が咲き始めると基本的にその野菜は終わりです。大根にはスが入りますしキャベツや白菜は葉が固くなってえぐみが出てきます。ですんで菜の花を食べてその株は終了です。食べ方としては摘んで軽く茹でてマヨネーズが定番。たまにパスタに入れたりもしますが、基本的にはマヨネーズです。菜の花はやや苦みがあるので、それがマヨネーズとよく合います。

菜の花はアブラナ科の花の総称なので、大根・白菜・蕪・キャベツなど、冬野菜にアブラナ科が多い都合上様々な種類があります。味覚が鋭敏なら大根の菜の花と白菜の菜の花は味が違うはずなんですが、私にはイマイチ違いがよく分かりません。どれも似たような味しかしないんですよね。ちょっと苦くてちょっとえぐい。ですんで摘む際も特に区別したりはせず、沢山咲いている場所から種類関係なく摘んできて茹でてます。わざわざ買ってまで食べようとは思いませんが、けっこ美味しいので食卓にはいつも一品ある、私にとって菜の花はそんな位置づけの野菜です。

23/03/08(Wed)

やらなきゃいけないと思いつつずっと先延ばしにしていた包丁研ぎ、やっとやりました。もう多分半年以上研いでいなかったので、特にサラダでキャベツの千切りをする際には切れ味悪いなぁ…と思いつつ作業していました。それが研いだ途端にサクサク切れるようになり、やっぱりもっと早めに研いでおけばよかったと後悔するまでが一連の流れ。実際包丁研ぎって大した作業じゃないんです。予め砥石を水に漬けておく時間を抜けば、実労働時間は1本当たり5分以下。よくネットで見かけるような鏡面仕上げとかを狙えば物凄い時間がかかるんでしょうけど、実用本位で中砥だけを使った研ぎなら大して時間はかかりません。

かからないんですが、何となく面倒臭いんですよね。また、ある日突然今まで100あった切れパワーが30になったら違和感ありまくりで研がなきゃってなるんですけど、毎週1とか2ずつ減っていくようなペースだと切れない包丁で作業することに慣れていってしまうので、まぁコレでも良いか…となってしまうのも大きな要因だと思います。コレを打開する決め手としては換気扇掃除でやっているように、切れ味いかんにかかわらず研ぐ日を決めてしまうことでしょう。毎月頭には研ぐ、みたいな。ただコレ、過去に何度か挑戦したんですがいつのまにか立ち消えになってしまいます。月一の換気扇掃除は習慣化できたのに、何故なのかはイマイチ自分でも分かりません。

23/03/07(Tue)

高知の親戚から文旦を送ってもらいました。文旦は美味しいんですが、食べるのがちょっと面倒臭いのがやや難点です。外側の皮は分厚くてナイフを使わないと剥けません。一般的な蜜柑の様にテレビを見ながら手で剥いて食べるという芸当は難しく、ある程度皮剥きに集中しないと怪我をします。また、内側の房を必ず剥かないといけないのも面倒臭いポイントです。普通の蜜柑は房ごと食べるのが一般的ですが、文旦の房の皮は分厚くてとても食えたものじゃないので、一個ずつ丁寧に剥く必要があります。そして種も結構多い。こちらも当然食えたものじゃないので丁寧に外さないと駄目です。世の中にはボウルの様に上下にきれいに割った皮に内側の皮と種を取り除いた房を並べて撮って悦に入る人もいますが、私はそういう面倒臭いのが嫌いなので皮を剥いて種をとった傍から食べてしまいます。

ちなみに外皮・内皮は入浴剤にする為にザルに並べてカラカラになるまで乾かします。外皮は適当な大きさにナイフで刻んで干しますが、内皮は乾くと小さくなるのでそのまま干してOK。種はどうにも使い道が無いのでそのまま可燃ゴミとして裏庭ペール缶で焼いて灰にし、畑に撒いています。ここまで徹底的に分別再利用する人も珍しいんじゃないかと思うんですけど、キレイに分けて有効利用すること自体に喜びを感じてしまう性分なので、特段負担感はありません。納豆すら紙のカップは紙だから焼き、タレ・辛子の入っていた極小ビニールパッケージは洗って干してプラスチックごみという風に徹底的に分別する人ですから、これはもう性分かもしれませんね。

23/03/06(Mon)

以前から3月に入ったら植え替え等の作業をしようと決めており、毎日30分程度の作業を淡々とこなしています。先日のレモン・ライムの植え替えもその一環だったんですが、今日はレモングラスの植え替え。レモングラスはイネ科でススキの仲間だけあってアホみたいに生命力が強く、ちょっとやそっとじゃ枯れませんが、寒さだけには極端に弱いのが弱点です。うちでは晩秋に地上部分を全カットし、鉢にエアパッキンを巻きビニール袋を上からかぶせ、屋内の窓際で冬越しをさせています。今日はその復帰作業。

昨年の成長で鉢がパンパンになってしまったのですが、ワンサイズ大きな鉢に植え替えていくとキリが無いので、ダウンサイズします。取り出した苗をノコギリを使って2/3程度にカット。元の鉢に戻して隙間を適当な土で埋めます。余った苗はその辺に放置して野良化されても困るので、他の落ち葉ゴミなどと一緒に確実に焼却処分します。また、ミントに関しても今後同様の処理を行う予定です。こちらも一年で鉢がパンパンになってしまったので、取り出し・カット・植え直しの作業をします。ミントはレモングラス以上に野良化のリスクがヤバく、実際うちの近所でも耕作放棄地の一部がミントに占拠されてしまっていますんで、ああならないためにも不要な苗は確実な焼却処分が必要です。レモングラスはホームセンターでもミント程頻繁に見かけるわけではないですが、ミントとのコンビネーションでフレッシュティーを淹れるととても美味しいですし、栽培も冬越し以外は手間いらず。虫もつかず強靭なので誰でも作れると思うんで、おススメですね。

23/03/05(Sun)

うちでは鉢でレモンとライムをそれぞれ一本ずつ育てているんですが、木が大きくなって鉢が限界にきているものの、これ以上大きな鉢が無い&そんな鉢を買うくらいなら庭に移してしまえということで、これから気温が上がって木が動き出す今の時期は植え替えにもいいだろうと思い作業しました。最近レモンの方がイマイチ元気が無いなと思っていたんですけど、鉢から出してみて納得。コガネムシの幼虫が2匹も出てきやがりました。コレが入っていると鉢植えは駄目一直線ですが、葉を食う芋虫と違って一見して分からないというのが本当に厄介です。出てきた幼虫は即踏みつぶして殺処分です。

作業は簡単で、それぞれ適切だと思われる場所を勘で選定し、穴を掘って植えるだけ。おまじない程度に化成肥料も少し入れておきましたんで、これからの時期葉っぱを出す助けにはなってくれるんじゃないでしょうか、多分。あと、うっかり見逃していましたが、葉の一部にカイガラムシが大発生していたので、潰して処分しました。葉が一部黒くなっているなとは思っていたんですが、きちんと確認しなかった私の落ち度です。アレはカイガラムシの糞だったのですね。アゲハの幼虫はかなり警戒していたんですが、調べてみると柑橘系にとってはカイガラムシも結構な大敵みたいで、これからは注意しようと思いました。一応鉢植えの状態でもそれぞれ数個ずつ実がつくようにはなっていたので、3〜4年もすればまとまって実をつけるようになってくれるんじゃないでしょうか、多分。

23/03/04(Sat)

ずいぶん気温が上がってきたので、今日はレタスの種蒔き。一般的には玉で売られているレタスですが、自分で作る場合は根元から一気に収穫せず、下の方の葉から使う分だけ摘んでいくと少ない株数で効率よく楽しめます。ですんで、今回作るのは6株。ポットに培養土を詰め込み、ピンセットで1鉢あたり5〜6個の種を落として薄く土をかぶせ、種が流れないように周囲から注意深く水を遣って完成。レタスの種って本当に埃レベルで小さくて、こんなのが数カ月であのレタスになるなんて生命の神秘だと思います。

もう少しするとスーパーなどの店頭で苗が売られるようになりますが、ドケチ的には絶対に種派です。苗は1本100円前後しますけど、種なら150円の袋で100本以上生産可能。そんなには作りませんけど、2年にわたって20本程度は作るので、単価でいったら種の圧勝です。ニンジンなどのセリ系は発芽させるのがちょっと難しかったりしますけど、レタスは割と簡単。1週間かからずに結果が出るので、気温などの関係上結果が思わしくなった場合でも簡単にリカバーが効きます。物価高が酷過ぎる昨今、庭は無くてもベランダなどでちょっとしたプランターでの野菜栽培はこれから流行るんじゃないでしょうか、多分。

23/03/03(Fri)

この冬も畑のキャベツを少しでも無駄なく使う為に毎昼お好み焼きの生活を続けてきましたが、キャベツの天辺が割れて花芽が出始めているので、それももう少しで終わりです。この冬キャベツ消費に一番貢献したのは間違いなくお好み焼きなんですけど、次点で今シーズンに開発したキャベツと手羽のカレーも結構頑張ってくれました。元々カレールウは昨年懸賞で当たった野菜セットに入っていたもので、一度作ってしまうと3〜4日はカレー漬けになってしまうカレールウは正直持て余していたのです。そこでこのカレールウの消費も兼ねて考えたのが安い手羽とカレーのコンビネーション。カレーほど濃くせずスープカレー的に作るので、ご飯にかけずとも単体で食べられるのがポイントです。

手羽は保温調理鍋にひたひたの水と塩適量に臭みけしのローリエを入れて柔らかくなるまで煮込みます。保温調理鍋はその構造上どうしてもひたひたの水が必要なんですが、キャベツ鶏手羽カレーにする場合キャベツからかなり水分が出るのでそのままだとちょっと水多過ぎです。ですんで茹で汁を半分ほどに減らし(減らした分は鶏茶漬けに転用)、ルウを入れて煮溶かします。そこにざく切りにしたキャベツを山盛り蓋が閉まらないレベルで投入して点火。沸騰したら保温モードにして全体がクタクタになるまで煮込めば完成。感想:普通に美味い。手羽は骨と身がするっと外れるレベルで柔らかくなっていて、キャベツの甘味とカレー味が良くマッチしています。作る手間も大した事ないので、来年以降も定期的に作るんじゃないかなと思います。

23/03/02(Thu)

ずいぶん気温が上がってきたので、今までは布団の中で電気行火を使って発酵させていたパン種を常温発酵できるようになりました。冬場は発酵に必要な温度を確保できないので仕方なく電気行火を使っているんですが、温度設定の加減が結構難しくて思ったような発酵具合を出すのがとても難しいです。その点春先はその辺に丸一日置いておくだけで理想的な発酵具合になるのでとても楽。逆に夏場は気温が高過ぎて発酵が進み過ぎてしまい、生地が柔らかくなり過ぎて焼いた際に潰れてしまいがち。電気行火を使うとこれと同じような状態になってしまうんですが、かといって温度が低すぎるとそもそも発酵しないので問題外。その辺の匙加減が難しくもあり、パン自作の面白い点であるかとも思います。

ちなみに焼くパンは油脂を全く入れないフランスパンの様なリーン系のものです。コレを軽くトーストし、自作のドライトマトオリーブ油漬けをのせ、自作乾燥パセリorバジルを軽く振って食べるとマジ美味い。リミッターをかけないとある分全部食べ尽くしてしまうので、1日に食べる量は厳しく設定して厳守するようにしています。また、このパンにはオリーブ油&塩系のしょっぱい味付けは合うのですが、ジャムだと生地の風味を殺してしまうので全く合いません。ですんでうちでは他人にあげる分以外はめっきりジャムを作らなくなってしまいました。作っても使い道が無くなってしまったのですよね。とはいえ、ジャムをたくさん作っていた数年前に植えてしまったブルーベリーや無花果がそろそろ本格的に実をつけ始めてしまうので、それもどうしようかと思案中です。

23/03/01(Wed)

ここ何年かやろうやろうと思いながらいつしか忘れてそのままになっていたツバメの巣の撤収、今年は実行しました。うちでは例年土間内にツバメがやってくる都合上、古いツバメの巣がいくつもあります。東西にはしる梁が3本あって、それぞれに2〜3個ずつ巣があるんですが、一番壁に近い南側の梁に作られた巣が問題で、ここ5年で2回アオダイショウに襲われて雛が全滅してるんです。蛇の足場になりそうな梁の釘なんかは全部撤去したはずなんですが、どうやってか蛇が入ってきてしまいます。ですんでいっその事南側の梁に付いた巣を撤去してしまえというのが今回のプラン。

ツバメの巣は泥と雑草で出来ているので撤去自体は簡単です。梯子を立ててバケツを構え、スコップで壊すだけ。同じ場所でまた作る気が起きないように釘などの突起物も全部取り除き、雑巾で奇麗に拭いてピカピカにしておきます。コレでまたこの梁に巣を作られたら…それはもう自己責任なのでそこまで面倒見切れません。営巣中に壊すのは流石にかわいそうなので、巣立った後に撤去はするかもしれませんが。今年もツバメがやってきて、オダイショウに襲われずに無事雛の巣立ちを迎えられると良いのですが、コレばっかりは運も絡みますからね。

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