2023年8月

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23/08/31(Thu)

雨の日は庭仕事が出来ない時間を他に当てるんですが、現在絶賛ミシン仕事が溜まっています。やり始めたら楽しいのでサクサク進むんですが、そのやり始めのハードルが高いのがミシン仕事。うちではスペースの関係上いつもはミシンを押し入れに仕舞っていますんで、いざ始めるとなるとミシン仕事に使っている折り畳みテーブルを出し、ミシンを出し、糸をセットして…というのが面倒臭いのです。それでついつい先延ばしになってしまいます。

対策としては出しっぱなしにしておけば良いのですが、それはそれで部屋が狭くなるし、掃除がしづらくなるしでデメリットが多い。コレはミシンに限った話じゃないんですが、常駐するモノをなるべく少なくした方が、生活空間の快適さは上がります。ですが、そうすると手を伸ばすだけであらゆるものが手に届くだらしないベッド生活、みたいな別の快適さは損なわれるわけで、その辺のバランスが部屋片づけの胆なんじゃないでしょうか。うちの場合はなるべくミニマリズム寄りに振ってますんで、ミシンを常に出しておくのは気分的にちょっと無理。ですが、そうするといざミシン仕事をしようとなった時に起動のハードルが上がるのは避けられないデメリットと言えるでしょう、仕方ないですね。

23/08/30(Wed)

ブックマークをしているYahooのトップページを開くと、いつもそれ系のページを好んで見ていることを察知されているのでしょう、“〇〇を捨てるのはモッタイナイ”系の記事がよく出てきます。使用済みのティーバッグや食品の入っていた発泡トレイなど。本来ならすぐに捨ててしまうものをひと工夫して有効活用する系の記事。私はドケチなのでつい見てしまいますが、正直言ってコレ系の記事が役に立った試しがありません。

ティーバッグだと代表的な例が、シンクを拭くスポンジ代わりにする・乾かして冷蔵庫に入れて消臭剤として使う・植木鉢に入れて肥料代わりにする、辺りが有名な所でしょうか。ですがこういう記事って何となく嘘くさいのです。記事を書いた人の実体験から出た話というよりも、ギャラを貰う為にネット検索して目についたものを二番煎じした感が強過ぎて、辟易します。そもそも本来ゴミになるものを身の周りで有効活用するわけですから、ほぼゴミが身の周りに常駐するわけで、そのデメリットを超えるメリットが無ければ私はやりません。そしてそれほど大きなメリットがある事はまず無い。また、有効活用するために必要な前段階に欠ける労力が大き過ぎて実用的じゃない事も多々あります。結論として、ゴミは有効活用しようとか余計な事を考えず、とっとと捨てた方が精神衛生上よい場合が圧倒的多数だと思いますね。

23/08/29(Tue)

アホみたいな暑さで鉢植えのパセリは枯れてしまいましたが、バジルは絶好調。4〜5日に1度は収穫を兼ねて強剪定しないと、葉が混み過ぎて病気の発生リスクが出るレベルです。私は農薬に対する忌避感が強くないので、適切に薄めた農薬はバンバン使いますが、それでもやっぱり葉を食べる野菜・ハーブについてはなるべく使いたくありません。ですんで、とにかく混んできたら早めに収穫を心がけているのがこのバジルです。

一方で芋虫系の大発生でボロボロになり、リセットの為に地上部分を一旦全カットしたミントですが、1週間ほどで無事に新芽が出てきました。流石はテロにも使われる生物兵器ミント。もともとこの鉢のミントは混み過ぎた為に、冬場に鉢から出して古いノコギリで4つにカットし、2つを戻して2つを焼却処分することで根の更新を狙った物でしたが、今となってはどこまでが古い株でどこからが新しい土なのか、全然分からないレベルで復活しています。今年の冬は1/3に減らしても良いかもしれない…。ただ、こうやってアホみたいに出来ても、ミントって使い道がお茶・デザート系に限られるのが致命的で、供給量に対して需要が全く追いつかず、ほぼ捨てているのが残念です。地域によってはサラダに入れたりもするそうですが、私の味覚ではちょっと無理。昼間の水分補給として常備しているアイスティーをミントアイスティーにするのが関の山です。

23/08/28(Mon)

仕込んであった梅シロップの砂糖が完全に溶けたので、固形分を取り除いて仕上げをしました。一般的には4〜5倍に薄めて飲むことを推奨されている場合が多いのですが、私はもっと薄めの水に近い濃度にしてから氷でよく冷やして飲むのが好きです。今年は下手をすると10月まで残暑が続きそうなので、その暑さを凌ぐための有力なツールになるでしょう。

それで取り除いた方の固形分ですが、勿論捨てません。ただ、種が入っていると取り扱いが面倒なので、何はともあれ種を取り除きます。外周にナイフで切れ込みを入れ、ちまちまと剥がして実と種を分別します。正直全く楽しくない作業なので、テレビを見ながら毎日30分程度の作業を数日間かけて行います。ココはもう気合で乗り切るしかありません。分別したら実の方はざっくり刻んでから天日に当てて乾かします。砂糖がたっぷり入っているので、蟻対策は万全に。うちの場合、タライに水を張ってその上にザルを置いて蟻がアプローチ出来ないようにしています。完全にカラカラにする必要は無く、数日間欠けてざっくり水分が抜けたらOK。ジップロックに詰めて冷凍保存し、パウンドケーキのドライフルーツとして利用します。種は煮出して砂糖で味を調え、ゼラチンor寒天で固めてデザートにします。最後に残った出し殻の種は、日向でよく乾かしてからゴミと一緒に燃やし、灰にしてPH調整剤にするので無駄が出ません。とにかく種と実の分離が大変なこの作業。ここだけ何とか少しでも省力化できないものかとずっと考えていますが、多分無理でしょうね。

23/08/27(Sun)

うちのエリアでは隔週月曜日に古新聞を指定の場所に出しておけば古紙として回収してもらえるので、前日の日曜日に準備をし、当日は持っていけばいいだけにしておきます。当日やろうとすると面倒臭くなり、まぁ次で良いか…の積み重ねがゴミ屋敷を作ると思っているので、前日準備はとても大事。ところで、男性の家事負担について書かれた文章を読むと、男性がやる家事のトップがゴミ出しになっているのを見ていつも疑問に思っています。ゴミ出しっていい大人が家事としてカウントできる程の作業ですかね?

うちの場合、新聞をまとめて紐でくくる作業の方がよっぽど面倒臭くて、それを古紙ステーションに持っていく作業なんてどうせ通勤のついででしょ?古紙を束ねる所から全部やってくれるのなら、辛うじてお手伝い作業の端に引っ掛かる位のカウントはしてもいいですが、仮に持っていくだけだったらそんなのノーカウントです。ちなみに今日は珍しく古紙に加えて厚紙箱を紐でくくる作業もしましたが、コレが結構大変。うちのエリアでは古新聞・段ボールなどとは別に、贈答用などに使われる厚紙の箱は分解してくくって出す事が求められています。分解するのは都度やるので良いですが、くくるのが結構大変。古新聞はサイズが完全に決まっているのでキレイに結べますが、菓子箱はサイズがバラバラなので纏めてくくるのが一苦労です。あっちこっち変な形の厚紙が飛び出ていて不格好なのも気に喰いませんが、仕方なし。でも、持っていくのは簡単なので、やっぱりゴミ出しってのはそれ単体では家事としてはノーカウントというのが私の意見です。

23/08/26(Sat)

今日はキッチンの蛇口修理。吐水口先端のL字に曲がった部分に経年劣化の腐食でピンホールがあきました。とはいえ、出てくる水は糸より細いものだったのでまぁ良いかと放置していたのです。特に今の時期吐水口は常に結露で濡れている状態なので修理が難しく、秋口まで様子見に徹しているつもりだったのですが、ここ数日みるみる穴が大きくなりまして、洒落にならない量が噴出。そのせいで内部の圧力が狂って大元の水の出し止めの挙動すらおかしくなってきたので、猶予がなくなりました。

最適なのは穴があいた部分を買ってきて交換する事ですが、私の記憶だと数千円したと思うので、とりあえず手持ちのエポキシパテで対応してみる事にしました。別々に保管してある2種類の粘土っぽい何かを同量切り出し、手でよく捏ねて色が均一になるまで混ぜ合わせます。それを穴周辺にかなり余裕をもって張り付け、適当に成形して一晩放置で完成。結果:とりあえずは良い感じですが、1〜2週間様子を見ないと何とも言えません。それで駄目なら交換ですが、そうなっても仕方がないとは思います。

ところで、今回使ったエポキシパテもそうですが、うちではエポキシ接着剤も常備して重宝しています。最大の利点は長持ちする事。普通のゴム系接着剤やアロンアルファは今まで使い切れた試しがありません。プロじゃないんだから、接着剤を使う機会なんて年数回がいい所です。その頻度だと普通の接着剤は使い切る前に賞味期限切れするのですよね。その点エポキシ系は2液を混合しないと硬化が始まらないので、比較的長持ちします。とはいえ、放っておくとエポキシパテも片方だけで固まって使い物にならなくなるのですが、それまでにかなりの時間がかかるのがナイス。エポキシ系、DIYにはオススメです。

23/08/25(Fri)

今日のメインは野菜室でオーバーフローしつつある大量のピーマンを一気に消費すべくのチンジャオロースー風炒め物。コレを作るとピーマンが一気に減るので、ココのところ味付けを変えつつ登板が多くなっています。ピーマンはヘタを落として半分に割ってからやや太めに斜め千切りにします。うちで作っているピーマンはこどもピーマンというアクが少ない種類で、種もほぼ気にならないのでとりません。種ごとスライスでOKなのが楽でよろし。

50gずつ冷凍ストックしてある豚バラを半日前から冷蔵室に移して解凍したものを小さく切ってニンニクと一緒に炒めます。色が8割方変わったら一旦中華鍋から取り出し、その鍋でピーマンを炒めます。強火に上げていい感じに炒まったら豚肉を戻し、オイスターソースと塩で味をつけてから豆板醤で辛味をプラス。一旦味を見て最終塩味調整をしたら完成。感想:普通に美味い。オイスターソースは毎日食べるにはちょっと厳しいくどさですが、たまに食べるととてもいい感じです。特にご飯との相性が良いので、塩胡椒醤油系の炒め物に飽きてきた時にワンポイントで登板させるのが正しい使い方だと思います。また作ろう。

23/08/24(Thu)

畑の隅に植えてある無花果の実が採れはじめました。無花果は果物の中では地味な存在ですが、個人的なランキングだとかなり上位に入る果物で、実際この無花果も4〜5年前に私が苗を買ってきて植えたものです。育てて見て思うのですが、無花果は本当に初心者向けのおススメ果樹です。とりあえず空間があって何か果樹が植えたいなと思った場合、私なら無花果を勧めます。

理由1. 栽培難度が低い。無花果は成長が早くてあっという間に大きくなります。むしろ毎年かなりの強剪定をしないと手に負えなくなるので、それすら面倒だという人は無理ですが、別に大した作業じゃないので無問題です。理由2. 実をつけるまでが短い。桃栗三年柿八年などと言いますが、無花果は苗の状態にもよりますけど、植えた翌年にはもう実をつけます。ちょーお手軽。理由3. 致命的な害虫がいない。果樹に多いバラ科にはイラガなどの毒毛虫が、柑橘系にはアゲハが大量発生して頭を悩ませますが、無花果にはこういう面倒臭い天敵害虫が唯一の例外を除いて存在しないので、管理が楽です。ちなみにその例外はカミキリムシ。幹に穴をあけて中を食い荒らすので、根元に不自然な木屑が落ちていたら痕跡を辿り、出口から針金を突っ込んで駆除します。ただ、そんなに頻繁に出るものでもないですし、一度に大量発生とかはしないので、大した事はありません。

理由4. 簡単に増やせる。買ってきた無花果だけでは量的に満足できなくなった場合、挿し木で簡単に増やせます。挿し木の成功率は多分8〜9割とほぼ成功します。私が下手かもしれませんが、3割を切るブルーベリーに比べると圧倒的に簡単。ピートモスという特殊な土を用意しないといけないブルーベリーと違って、その辺の適当な土で育つので、その辺もお手軽。理由5. 美味い。言わずもがな。反してデメリットはとにかく成長が早く、毎年キチンと剪定してやらないと大変な事になる位でしょうか。ですが、無花果農家になって一度に何十本何百本もの樹を管理しろってわけではなく、数本単位ならどうってことないんじゃないでしょうか。

23/08/23(Wed)

雨が降っていて庭仕事が出来ない日、何も考えずにその日を迎えると大体ダラダラして後で後悔するので、天気予報を見て翌日が雨の日には庭仕事の時間に何をするかを決めておくことにしています。また、それに備えて常日頃から、たまにしかやらなくていいけど次の雨の日にはやった方が良い事リストというのも作成しており、次の日の予定は割とスムーズに決まります。今日から数日間は雨の予報なので、今回の予定はオーブンレンジ下の掃除と部屋着の短パンの補修に決定。

オーブンレンジ下は直視を避けたくなるレベルで汚れが溜まってきていますが、隣に食器ラック・上にトースターが乗っていて動かそうとするとまずこれらを先に動かさないといけないため、週一の掃除ではなかなかそこまで作業できていません。また、コンセントにアース線が付属しているため、コンセントを抜けばどこでも移動できる普通の家電と違い、おいそれとはコンセントが抜けないのも面倒臭い一因です(アース線の付け直しをやりたくない)。ただ、時々出没するネズミの糞などもちら見え、最早これ以上は放置できないため、嫌々重い腰を上げるために今回の雨天を利用します。世の中の専業主婦の奥さん方とか、こういう所までキチンと掃除しているんでしょうか。家の中には目に見えない妖精が済んでいて、勝手にキレイになっていると思っている世の中の旦那さんには是非、オーブン下を直視してもらいたい物です。

23/08/22(Tue)

週に一度の買い出しで鶏ムネ肉を買ってきて鶏ハムにし、毎食少しずつ食べています。鶏ムネ肉はすぐにパサパサするので敬遠されがちですが、パサつくのは過加熱が原因なので、そこだけ気を付ければしっとり美味しい鶏ハムになります。うちでのポイントは1. 保温調理鍋を使う。多分コレが最大のポイント。沸騰したら弱火で5分茹でてから30分保温調理というのがうちの最適解です。2. ポリ袋に包んで茹でる。こうする事で茹でる際に流出する旨味エキスを最低限に抑えることが出来ます。1個ずつ包まないと火が通り切らない原因になるので手抜きは駄目。

3. 茹で汁の中で冷ます。コレも重要。30分の保温調理が済んだらポリ袋から出してタッパーに移し、茹で汁をひたひたに注いで常温になるまで放置してから冷蔵庫に入れます。茹で汁から出して冷ますとパサパサしがちなので注意。とまぁ、こんな感じで作る鶏ハムですが、うちの場合1週間で2枚が適正量です。ところが、行きつけのスーパーでは2枚パックより3枚パックの方がグラム単価が2円安い。3枚入りだとキロ越えるので、20円は違います…大した事ないんですが、心情的に3枚入りを買ってしまいます。そこで残った1枚で色んなチャレンジをしてレシピの幅を広げるのが最近の流れ。

今回試したのは油淋鶏。ネットを見ると鶏モモ肉を使うレシピが多いですが、同じ鶏なんだからいけるやろと思って試したら、良い感じでした。リピート決定です。鶏ムネ肉は観音開きにしてから卵1個・醤油大匙1杯を絡めて半日放置。漬け汁を手でよく拭ってから片栗粉をまぶして揚げ焼にします。漬けダレは醤油・酢・砂糖を4:4:1にニンニク生姜鷹の爪。火が通った鶏にタレをかけ、刻みネギをたっぷりまぶせば完成。鶏モモ肉の方がジューシーで美味いんやろなーとは感じますが、鶏ムネ肉はサッパリあっさりしていて、コレはコレでアリなんじゃないかと思います。また作ろう。

23/08/21(Mon)

この夏の猛暑は年寄りに厳しいのか、うちの地域で年寄りの死亡が相次いでいます。今月父親が参加したうちの地区の葬式は4件。加えて少し離れた地域で父親の叔母が亡くなりました。この叔母はもうすぐ100歳という高齢だったので、夏の暑さがどこまで影響しているのかは分かりませんが、いずれにせよ葬式5件というのは過去最高記録で、しかも8月はまだ10日も残っています。あと1〜2人亡くなっても全然不思議じゃない。殺人的な暑さという比喩表現が比喩じゃなくなりつつあります。

ちなみに5件の葬式の香典返しで、私の中ではハズレ扱いされているタオルセットが2件。この2件はお互い親戚でも何でもないのに、香典返しのタオルセットが全く同じものだったという無駄なミラクルが発生しました。使った葬儀場は同じなんですが、それにしたって香典返しの候補なんて山ほどあるでしょうに。残りは珈琲&クッキーのセットが1件に、海苔&フリーズドライ味噌汁などのセットが2件。箪笥の肥やしになるしかないタオルセットと比べるとこっちの方が遥かに嬉しいです。

ところで、こういう海苔セットを貰った際に、うちでまずやることがあります。こういう海苔セットは5〜6枚ずつの個別包装になっているのですが、鬱陶しいので一気に全部開封し、タッパーにまとめて湿気らないように冷蔵庫で保管する事です。個別包装だと封を切ったらそのパックは食べ切らないといけない気になりますが、私は1食3枚とかで十分なのです。その点まとめてタッパーに入れておけば、少ない枚数だけ食べることが出来、小回りが利いていい感じ。お茶漬け海苔の小袋なども同じ理由で全部開封して同じタッパーにまとめてしまいます。また、佃煮などもタッパーに移して保管しますが、コレは袋のまま保存していると取り出す際に袋が汚れてどんどん汚くなっていくのが嫌だからという別の理由になります。何にせよ、個別包装は碌な事がないというのが私の意見です。

23/08/20(Sun)

畑の赤紫蘇がいい感じになってきたのでそろそろ収穫しないといけないんだけど、暑くてやる気が出ません。少し涼しくなったらとやろうは思っているんですが、9月いっぱいもアホみたいに暑い可能性が高く、かといって10月じゃ遅すぎるだろという気がしなくもない…。ちなみに赤紫蘇の用途としては紫蘇ジュース・梅干し素材の二つが有名ですが、うちではもっぱら後者です。

自分でやって見て分かったのですが、赤紫蘇は春先に植えてもその年の梅仕込みには全く間に合いません。梅仕事は大体6月頃ですんで、9月に収穫する赤紫蘇が間に合う筈が無いのです。というわけで、自分で赤紫蘇を用意したかったら前年から計画的に作る必要があります。無論市販品の赤紫蘇漬けを使うという選択肢もあるんですが、種から育てるのと比べたら圧倒的なコストがかかるので、ドケチの私としては赤紫蘇も自前で用意したいと思ったのが最初の切欠です。ちなみに赤紫蘇の栽培難易度は最低クラス。適当に土を作って種を播いておけば基本それで終了。途中5cm位になった時に1度間引きをして、15cm位の時に成長点をカットして枝分かれを促す位の作業しかありません。乾きにも強いので、よっぽど晴天が続いたのでもなければ水遣りも基本不要。漬ける用途ならば多少虫に食われても別に構わないので殺虫剤も要りません。唯一の注意点といえば、あまりに繁殖力が強過ぎるので、花を放置すると翌年もその辺一帯が赤紫蘇だらけになる点くらいです。あぁ早く採ってきて漬けなければ…。

23/08/19(Sat)

夏野菜(ピーマン・茄子・トマトなど)ばかり食べているとだんだん見るのも嫌になってくるので、そういう時の逃げ道として畑の一角で牛蒡を育てています。もう無理、気分を変えたいという時に牛蒡を掘ってきて食べるのが私のルーティン。そんな牛蒡ですが、栽培難易度は高くありません。種の発芽率は悪くないですし、柑橘系に対するアゲハの様な致命的な害虫も存在しません。唯一の難点はとにかく収穫が大変な事。

フルサイズの牛蒡が素人の手に負えない事は最初から分かっているので、うちで作っているのは短根種という30cm程度にしかならないものです。ですがそれでも引き抜くのが大変。シャベルで周囲の土を柔らかくしてから引き抜くのですが、雨の後で土がよほど湿っている時でない限り無傷で抜けた試しがないです。同じくらいの大根なら、本体を持って揺する事で周囲の土を緩められるんですが、牛蒡は細いのでそれが出来ないのが辛い。なるべく株の近くに立って葉の付け根を持ち、垂直に引っ張ると大抵途中で切れます。途中で切れるのはまだ良い方で、最悪手で持った葉の付け根で切れたりすると手の中には食べられる部分が何も残らないわけで、思わず遠い目をしてしまったり。

まぁそんなこんなで抜いてきた牛蒡はキンピラか酢牛蒡の二択です。牛蒡って一見硬そうなので火が通るのに時間がかかるかと思いきや、茹でるとあっという間にや藁くなるので調理が簡単。ちなみにプロは色を保つために切った端から酢水に漬けたりしていますが、多少色が変わっても味にかわりはないので、うちではそういう面倒臭い事はしません。そもそもキンピラにしてしまえば色なんて分からなくなりますし、酢牛蒡だって多少黒くなっててもそんなもんかと思うだけ。見た目より味重視でやってます。

23/08/18(Fri)

1日使った汗拭きタオルをその日の風呂の残り湯で洗う際、手で揉んで洗っただけでは臭いが残ってしまっていたので、納戸から洗濯板を引っ張り出してきて導入ししばらく使ってみました。結果、洗濯板凄い。洗う手間は手揉み洗いよりむしろ少ないくらいなのに、汚れの落ち方が圧倒的に違うのが実感できます。確かフィリピンで日本からの海外協力隊が洗濯板を普及させてとても喜ばれたという話を聞いた気がしますが、洗濯板の有能さを実感するとこの話も頷けるところです。

ちなみに、Tシャツやトランクスなども一応洗濯板を使っているんですが、タオル程は効果が実感できません。これらは生地が薄くて洗剤液が簡単に中まで浸透するせいか、手揉み洗いでも臭いを残さずキレイに洗濯できるので、わざわざ洗濯板を使う必要はありません(少し労力が軽減されるので、全く無駄ではない)。ですが、生地が厚いパイル地のタオルに関しては、洗濯板は超優秀。むしろ手洗いだとなかなか繊維の奥までは洗い切れない印象があります。今時洗濯板のある家の方が珍しいかと思いますが、少量のちょっとした洗濯物に関しては小回りが利き、かえって洗濯機よりも優秀な面があるので、一家に一枚あっても良いんじゃないかなと思います、洗濯板。

23/08/17(Thu)

常備しているアイスティーに入れるフレーバー素材として重宝しているミントですが、食害で大打撃を受けています。ネットを見ると“ミントは繁殖力が強く、害虫もあまりやってこないので初心者向け”などと書いてありますが、根拠が分かりません。繁殖力が強いのは事実ですけど、実際育ててみると普通に害虫はやってきます。

特に厄介なのが名称不明の小さな芋虫。濃い緑色に黄色い斑点が入った独特の模様をしており、体長は大きくなっても1cm以下。毒毛虫ではありません。こいつ等は新芽の裏側に糸で巣を作り、葉を食い荒らします。見つけ次第潰しているんですが、とにかく追いつかない。野菜と違ってミントは何となく殺虫剤を使いたくないという事で、これまでは手作業で頑張ってきたんですけど、もう限界。使わざるをえません。

ミントには芋虫の他に小さなバッタもやってきて葉を齧るんですが、こちらは被害がそんなに多くないのに加え、常駐しているわけではないので半ば諦めています。見かけたら捕まえて潰す感じ。潰してもどうせまたやってくるんだから大勢に影響は無いので、一寸の虫も五分の魂で許してやろうかと一瞬考えるんですが、やっぱり潰します。ただ、ミントはあまりにも食害が激し過ぎて、強剪定で切り戻しをしてやらないと駄目っぽいレベルまで傷めつけられてしまいました。ネット情報を鵜呑みにしてはいけません。ミントは結構虫がつくハーブだと個人的には思います。

23/08/16(Wed)

先日ココで書いたうちで作っているピーマンとシシトウは定期的な剪定が必須の茄子と違って、基本的に放置でOKの簡単野菜です。とはいえ、あんまりわさわさになると実がつきすぎて苗に負担がかかりますし、何より収穫時に実が見つけられない問題が発生します。せいぜいヘソ位の高さの苗についているピーマンが見つけられないって嘘だろうと思うかもしれませんが、ピーマンの様に葉と実の色が同じだと保護色になって本当に見つけられないのです。ピーマンはトマト程収穫のタイミングが煩くなくて、数日見逃してもあんまり問題はありませんけど、それでも見逃すのは気持ちが良くない。という事で今日はバッサリと剪定しました。

野菜を剪定する際は目についた枝を適当に切るのではなく、最初に基本方針を立てておくことが重要です。ピーマン・シシトウの場合は4本仕立て。地面から生えた主軸が地上15cm程度の所で2つに分岐し、それがすぐ上で更に2つに分岐して4本のメイン枝とそこから出る細かい枝という姿が理想です。ということでこの4本以外のそこそこ太い枝はバッサリカット。同じくらいの太さの枝があって2択になる場合は、他の枝との兼ね合いでなるべく広がって太陽光を沢山受けられる方を残します。特に内側に向かっていて枝が混みあう原因になっているものは優先的にカット。最後にメインでも徒長してしまった枝を程よい所でカットして終了。特に夏の暑い時期は苗が弱りやすいので、コレで少しでも長生きしてくれたらいいなぁと思う所存です。

23/08/15(Tue)

ピーマンとシシトウが野菜室でオーバーフローを起こして困っています。植えたのはそれぞれ8本ずつ。正直この半分が適正量なのですが、100%枯れずに育てて実をつけさせるほどの自信が無いので、マージンをとった結果この本数になっています。そして今年は枯れずに全部育ってしまいました…。そして問題なのがうちの父親。全然食べてくれないんですよね。

小さい頃は好き嫌いをするなと言われ、唯一食べられなかった椎茸に関しては結構突っ込まれましたが、自分でいうのもなんですけど私が食べられないのはこの椎茸だけです。ところが、亡くなった母親もそうですが父親も負けず劣らず好き嫌いが激しい。子供の頃は両親がこんなに好き嫌いをする人達だとは思いませんでした。多分隠していたんでしょう。今はどんなに手を変え品を変えても自分が嫌いな食材には絶対手をつけません。スイカも毎年何十個単位で作っているんですが、他人にあげて喜ばれるのは好きなんだけど、自分ではほとんど食べません。そのしわ寄せが私にきてしまい、土間で転がっているスイカを腐らせまいと私だけが毎日嫌になるほど食べてます。

自分で野菜を作り始めて気がついたのですが、うちの父親は野菜作りがあんまり上手くないです。多分その一番の原因は自分で食べない事だと思います。自分で食べないから問題点が明確にならず、次に作る際の改善に繋がっていません。何十年作っても基本的に同じことを繰り返すだけなので、上達しないのです。というわけで、それを反面教師にして来年はもう少し上手く作れたらよいなと思うのです。

23/08/14(Mon)

毎日クソ暑い日が続きますが、暑い暑いと文句を垂れていても状況は一向に改善しないので、せめてこの暑さを少しでも有効活用すべく今年のレーズン作りを開始しました。うちでは小さなビニールハウス内でブドウを栽培しており、生食だけでは到底食べ切れず大量のロスが出てしまうので、それを少しでも有効活用しようと多分7〜8年位前に始めました。毎年出来を見ては少しずつ作業工程のアップデートを繰り返し、今では市販品レベル?にまではなっていると思います。

使うのはうちにいつからあるのか分からない竹製のエビラ(90cm×60cm程度の四角い竹ザル)3枚。エビラはまだあるのですが、これ以上作っても翌年までに食べ切れずに不良在庫化するので、これがうちにとっての適正量です。ここに採ってきたブドウを房から外して広げ、良い感じになるまで天日で乾かすだけです。工程は簡単ですが、それなりにコツがあります。まず最大のコツはブドウを房から外す際に手でちぎらずにハサミで軸を少し残して切り取る事。手でちぎった方が時間生産効率は遥かに上ですが、コレをやると軸がついていた場所に穴があき、乾燥中に汁が流れ出てベトベトになります。後片付けが大変ですし、蟻が来てしまうので絶対駄目。

ブドウの大きさも重要です。小さい玉は乾燥すると無になってしまうので、意味がありません。こういうのは選別中に弾いて別途生食用に回します。そして最大のポイントが引き上げ時。乾燥が足りないと保存中に黴が生えますが、乾燥し過ぎると固くて風味も落ちてしまいます。ザル単位で引き上げるのではなく、一個一個色と手触りで乾燥度合いを確かめて引き上げるのがコツ。大変ですけど、ココで手を抜くと全然駄目なので頑張ります。暑いのは勘弁ですが、暑い日が続いて乾燥が早まると味も良くなるので、難しい所。とはいえ、今の暑さが続いてほしいとは微塵も思いませんけど。

23/08/13(Sun)

異常な暑さで少しへばってはいますが、軒下の植木鉢で育てているプチトマトは結構順調。種から育てた4本に加え、収穫に時間差を作ろうとして←の脇芽を挿し木して育てた4本の内現段階で枯れたのは1本だけ。成長が進んで、最早先行・後発の差は無くなってしまいました。収穫は良い日で20個程度で、タッパーに溜めて冷蔵保存してある程度溜まったら炎天下でドライトマトに加工しています。

ところで、野菜もただ育てるだけではつまらないので、毎年反省すべき点を見つけて来年に活かす事を心がけています。今年の課題は主に二つ。まず、ハモグリバエの大発生を許してしまった事。ハモグリバエは文字通りハエの仲間で、葉に産み付けられた卵は葉の内部を食い荒らします。一般的な芋虫の様に葉を端からバリバリ食べていくわけではなく、葉の形を残したまま葉の中の組織だけを食べ進めるので、被害に遭った葉は表面に白いランダムの線模様が浮き出ます。こうなると当然光合成効率が落ちてしまい、苗に大ダメージ。大きな虫ならネットで使えば良いのですが、ハモグリバエの成虫は本当に小さくて無理。私は無農薬栽培には興味が無いので、来年はしっかり殺虫剤をまこうと思います。

もう一つは植える場所。実は挿し木をする際にかなりマージンを見て作業しており、鉢に植えきれなかった分は畑の隅の小さなビニールハウスの中に植えました。こっちが結構失敗です。軒下植木鉢は雨が降るたびにこまめに納屋の中に移動していたので順調ですが、ビニールハウスの分は外周に沿って植えてしまったため、雨が吹き込んでことごとく実が割れてしまいました。トマトって本当に雨に弱い。ただ、成長自体はとても良いので、来年はもう少し中央寄りの雨が届かない所で栽培しようと思います。そして、こっちはハモグリガの被害こそなかったものの、家庭菜園害虫の定番ヨトウガの被害がかなり出ました。こっちも来年は殺虫剤増量ですね。

23/08/12(Sat)

お中元で貰った洗剤セットの中に入っていた手洗い用液体石けんをやや持て余しています。勿論食事の支度や食事前には手を洗うのですが、ずっと家の中にいるので石鹸を使わないといけない程手が汚れません。正直流水でこすり洗いするので十分だと思うのです。仮に雑菌などが原因で食中毒が発生したとしても範囲は所詮大人二人ですし、現実にそういう事が起こった例はありません。かといって捨てるのはドケチの私には論外。しかしながらミニマリスト寄りの思考の私にとって、自分で選んで買ったのではないものが無期限に自分の生活の中の視界に入るのは超嫌。とっとと使い切りたいということで、無謀にも液体石けんで頭を洗っています。

元々固形石けんで頭を洗い、リンス代わりのクエン酸液でキシキシをとる運用をしてきたので、固形石けんが液体石けんに変わったところで大して問題はないだろうと思いました。実際やってみると、大して変わりはありません。ただ、多分液体石けんの方が洗浄力が弱いです。デリケートな指先などを洗う為に弱く調整されているっぽくて、頭を洗うにはやや力不足。ですが、力不足という事は量を増やせばいいわけで、とっとと使い切りたい私にとってはむしろ渡りに舟です。別に仕上がりは固形石けんと大差ないですが、コスト的には買ってまでやる事じゃないです。私には牛乳石けん青箱で十分。

23/08/11(Fri)

うちの自室は週に一度動かせる物は全部動かして箒&雑巾がけするようにしています。今時はルンバを使う家庭の方が多いような印象ですが、個人的にはどうせ10年程度で動かなくなるルンバよりも一生使える箒(今使っているのは30年物)と家にあるもので無限に作れる雑巾を使って掃除する方が好みなので、今後も変える気はありません。そして、箒と雑巾を使って掃除すると部屋の汚れ傾向がよく分かるというメリットもあります。ルンバだと知らないうちに自動で掃除してくれるので、汚れそのものに目が行くことは少なくなりますが、箒&雑巾で掃除していると否が応でも汚れが目に入ることになります。

うちで一番多いのは綿埃、次点で髪の毛。特に綿埃は何でたった一週間でここまで出るかね?というレベルで出てきます。ネットで調べてみるとどうやら原因は布団らしい。タオルケットやバスタオルで作った枕カバーなんかも多分原因。とはいえ、これらは無くすわけにもいかないので必要悪として受け入れるしかありません。ちなみに、気温が高いんだったら敷布団要らないんじゃね?と思って無謀にも床にタオルケット直敷きで一晩寝てみましたが、眠れはするものの翌日身体が痛くて二度とやろうとは思いませんでした。アウトドア用のマットならワンチャンあるかもしれませんが、わざわざ買ってまでやる気にはなれず企画立ち消え中。敷布団を無くせば断捨離的にもかなりな高ポイントなのですが、生活の質を落としてまでする事ではないですよね。

23/08/10(Thu)

自分で野菜を作っているとよくあるのですが、最盛期になるとどんなに頑張ってもその野菜を食べ切れずに野菜室は満杯&割と見るのも嫌になってくるという事態が発生します。今はピーマンとシシトウ。ナスやトマトは夏の暑さで勢いがなくなり秋口まで一旦お休み状態ですが、ピーマンやシシトウはそんなの関係なく毎日コンスタントに実をつけ続けています。こちらも色々工夫はしているのですよ。チンジャオロースーっぽくしたり、焼いてマリネにしたり、味噌ベースでご飯にあうように佃煮風の炒め物にしてみたり。でも限界。全然追いつきません。

うちのピーマンとシシトウはそれぞれ8本ずつ。正直この半分で良いのですが、じゃあ最初から4本ずつにすればいいじゃないかというとそうとも言い切れません。自分で野菜を育てる場合、どんなに慣れてきても天候などの要因で枯れるリスクはゼロにできません。必要数ギリギリの苗を植えた場合、何かの事情で枯れてしまうとそのシーズンはその野菜がゼロという事態にもなりかねないので、どうしてもマージンが必要になります。マージンをとって計算通り枯れてくれれば丁度良いのですが、喜ぶべきことに全部うまく育ってしまったりすると、野菜室が一杯で困るという事態が発生します。無論私も野菜の収穫帰りに近所の人にあったりすると、これ幸いとばかりに押し付けるのですが、近所の人は大体皆畑を持っており、土質・気候が同じ近所の人の畑に同じ季節に植える野菜は殆ど同じなわけで、反対の立場に立ったら有難迷惑だろうなーと自分でも思います。難しい所ですね。

23/08/09(Wed)

2枚体制で交代しながら使っている日中の汗拭きタオルの片方がヤベー感じになってきました。うちの汗拭きタオルでありがちなのですが、一か所が破れると加速度的に破れが広がっていきます。特に背中を拭こうと両端を持って所謂乾布摩擦動作をすると、背中からブチブチと不穏な音が聞こえてきます。今回は両端から1/5位の所が短辺に平行に破れていっているので、流石の私でも交換時を実感しています。タオルは冠婚葬祭関係で貰った物が山の様にあるので、客観的に考えればもっとサイクルを早くしてどんどん使っていくのが正解なんですが、性分なので出来ません。

そして今考えているのが、この破れてしまった汗拭きタオルの今後です。破れた部分を完全に切り離して端を折返してミシンで縫えば、普通に台布巾として使えるんじゃね?と思っている私。切り離した部分もとっておき、本体が台布巾として使えなくなるレベルになったら縫い合わせて雑巾にしてしまえば更にエコじゃね?とか夢は広がります。次は小さく切ってオイルポットを拭うウェスになり、最後は紙ゴミと一緒に燃やして灰にして畑に撒くと完璧。こんなことをする人が増えるとますます経済が回らなくなるので、マクロ的には不正解ですが、個人でやる分には良いんじゃないでしょうか。

23/08/08(Tue)

蛍光灯をLEDタイプに交換するにあたり、当然従来の物を取り外さないといけないわけで、灯りのカバーを外そうと手をかけた瞬間、あまりのベタベタっぷりに愕然としました。すぐ近くにある換気扇周りは月一で掃除しているんですが、その隣にある蛍光灯カバーはほぼノータッチ。ちょっとヤベーレベルで廃油が付着していて、これからはこっちもこまめに掃除しようと思いました。とはいえ、換気扇に比べると蛍光灯カバーのプラスチックは見るからに軟弱で、定期的に取り外していると割れるんじゃないかという疑惑があり、難しいところです。

ちなみに取り外した部品はいきなり掃除用スプレー洗剤をぶっかけても、油膜が頑固過ぎてほぼ効果がありません。こういうのは漬け置き洗い一択です。入浴が済んだ浴槽に、部品を入れた洗面器を浮かせて蓋をして2時間放置。月一の換気扇は最早大した汚れではないのでダイレクトに浴槽に放り込んでしまいますが、今回の様に激しい油膜がついた部品は風呂に直接入れたくないので、洗面器を咬ませます。取り出したら洗剤をスプレーしタワシで擦って汚れを落とします。ついスポンジを使いたくなりますが、この場合はNG。スポンジだと油のドロドロ汚れが目詰まりを起こしてしまい、あっという間にスポンジがゴミになりますんで、目詰まりを起こしづらいタワシが適任。今回は一度で奇麗になりましたが、駄目な場合は日を跨いで同じ作業を繰り返します。3回やれば相当な難敵でもきれいになる筈。まぁ、そこに行く前にこまめに掃除しとけって話なんですが。うちもこれからは月一…は強度問題で無理でも、それなりの頻度でLEDカバーの掃除をしようと思います。

23/08/07(Mon)

キッチンの蛍光灯が切れたので、これを機会にLED型に変更することにしました。今回切れたのはシンク上の蛍光灯。58cmの直管型が2本並んでおり、以前片方が切れた際に使用頻度の多い側の1本だけにして胡麻化していたのですが、今回無事だった方も切れたのでアウトです。一応ストックも何本かあるのですが、残念ながらこのタイプのは無かったので購入一択。

ネットで調べてみると、恐ろしいことに蛍光灯よりも蛍光灯型LEDの方が安くなっています。寿命は遥かに長くて消費電力は4割減、そりゃ買うでしょう。ちなみに蛍光灯につきもののグロー管はどういう扱いになっているのか気になったのですが、蛍光灯型LEDにはダミーのグロー管が付属しており、コレをつける事で今までと全く同じ感覚で灯りが使えるようです。技術の進歩凄い。うちでは白熱球はほぼ完全に無くなりましたが(使用頻度がほぼゼロなのでそのまま放置している場所が何か所かある)、蛍光灯はまだ何か所か残っています。ですが今後は寿命が来た時点で順次買い替えていこうと思います。無論今すぐ買い替えというのが理屈としては正しいんでしょうが、白熱球程消費電力が激しくない&まだ使えるものを捨てようとすると発作が起きる体質であるという点から、このような妥協策となっております。

23/08/06(Sun)

最近昼食のメインはお中元で貰った素麺をずっと食べているのですが、めんつゆで食べるのはとっくに飽きて、今の主力は自作のミートソースです。大匙山盛り2杯が1食分で、1度に10食分作って半分は冷凍し、もう半分を冷蔵庫で保存しながら食べていくスタンス。ミートソースの主原料は合い挽き肉だけその時々で買ってきますが、その他の材料は冷凍・冷蔵ストックや畑で採れる夏野菜ばかりです。

まずシメジ。シメジは冷凍しておくととても便利です。冷蔵保存だと傷みを気にして最適量より大目に使ってしまいがちですが、冷凍すると実質賞味期限が無くなるので、必要分だけ少量ずつ使えるのがとても良い感じ。次にトマトピューレ。コレは自家製トマトで散々作り、400ml瓶で10本程度ストックがあるので、むしろガンガン使う事が推奨されています。毎朝トーストに塗って食べているのですが、それだけでは大した量を使えず、冷蔵庫に保存していても後半には悪くなってしまうので、ミートソースの使用はむしろ願ったりかなったり。茄子・シシトウ・ピーマンは畑の物。いくらでも採れるので、こちらもむしろどんどん使いたい。ニンニクはこのブログへの投稿で教えてもらったのですが、皮を剥いて丸ごと冷凍しています。

玉葱は自家製のものはとっくに使い切ってしまったので、最近は大袋でまとめ買いして野菜室保存しています。ところで、毎回苦戦するのがこの玉ねぎの皮剥き。表面の茶色い皮を剥がそうとすると、途中でパリパリ破れて非常にイライラします。ネットを見ると茶色い皮&その下一枚で剥けとありましたが、そんなもったいない事私にはできません。しばらく水に漬けてから剥くと良いというのもありまして、確かにこちらは有効なんですが、料理の段取り上それが無理な時があるのが課題。段取りの方を組み直すべきなのか…。そして最後の材料が裏庭で無駄に順調に育っている月桂樹に、数年に一回作って乾燥保存している鷹の爪。これらを適当に炒めて煮詰めるだけで、そこそこのミートソースは出来るので、レトルトパックとかかっている場合じゃないです。

23/08/05(Sat)

安いたんぱく源として有名な鶏ムネ肉ですが、調理方法を間違うとパサパサになるという弱点もあります。ただし、鶏ムネ肉がパサパサになるのは火の通し過ぎなので、ココさえ注意すればOK。ただし、鶏ムネ肉は生では食べられないので、その兼ね合いが難しい所。ですが、同じレシピをタイマーで時間計測しながら何度もやっていれば、生焼けのリスクはほぼ無くなります。そんなわけでうちでよく作るのがチキンカツ。常時グラム62円というアホみたいな値段で売られており、スーパーに行くたびに買っている感じです。パックには鶏ムネ肉が3枚入っており、2枚は鶏ハムにし、残りの1枚をチキンカツorその他に加工するというのがルーティンです。

チキンカツに加工する場合、そのままでは厚過ぎて火が完全に通る前に表面近くが過熱のし過ぎでパサパサになってしまうので、観音開きにして厚さを半分に揃えます。この状態で塩胡椒を振って1晩放置。あとは小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣をつけて揚げるだけ。170度(勘)の油で両面3分ずつ。この段階で油からあげると中はまだほんのりレアなのですが、そのまま10分ほど網の上で放置すると、余熱で火が通りつつ余分な油が落ちてベストの食べ頃になります。あとはウスターソースを多目にかけつつ辛子を少し乗せてたべるだけ。揚げたてのチキンカツは超サイコーです。ちなみに残った油は茶漉しでパン粉屑などを取り除いてオイルポットに保存し、炒め物などに利用します。

ところで、先日ネット記事で余った不織布マスクの使い方について、揚げ物の油を吸い取らせて捨てるというのがありました。もうアホかと思います。最近油も高いんだから、濾して炒め物でも何でも使えばいいのに。炒め物に使えない程ダレてしまった油ならどうするか問題もありますが、そもそも揚げ物なんてそんなに頻繁にするものじゃないですし、毎日料理してれば油が酸化して使えなくなるなんてことはまずありません。ドケチの私には信じられない価値観です。

23/08/04(Fri)

定期的にたんぱく質を摂取しようと、毎日温泉卵生活を続けてきたのですが、だいぶ飽きてきたので、毎日厚焼き玉子生活にチェンジしました。4個で厚焼き玉子を作り、大人2人で2日間持たせる体制です。手間暇は厚焼き玉子の方が遥かにかかりますが、美味しいのでしばらくはコレでいこうと思います。うちのレシピとしてはL卵4個に対して水30ml・顆粒だし小匙半分・醤油味醂各小匙2・小口切り葱or韮たっぷり。これらをよくかき混ぜ、4回に分けて卵焼き器で巻いていき、最後に簾で巻いて形を整えれば完成。巻いていくのは菜箸を使えれば格好良いのですが、特に最初の巻きを箸でやるのは難しいので、私は妥協してフライ返しを使っています。2巻き目からは箸でも全然いけますが。

以前もココに書きましたが、この厚焼き玉子は私にとってのお袋の味です。とはいえ、普通の意味でのお袋の味とはちょっと違います。うちの母親は料理が好きではなかったので、卵焼きも専用の四角い銅製卵焼き器(祖父の自作)は分厚くて重いと言って使わず、普通の丸いフライパンで作っていました。当然格好は良くありません。簾なんて使わないので出来上がりの形もイマイチ。そんな私がテレビや雑誌に出てくるような本格的厚焼き玉子に憧れてある程度できるようになったら、母親からのリクエストが頻繁に来るようになりました。アレを作れと。私だけ全作業を負うのが納得できなかったので、せめて大根おろしはやってくれと頼んだのですが、自分は大根おろしが苦手だからとそれもスルー。大根おろしが苦手って何だよと思うのですが、単に面倒臭かっただけです。そんな感じで私の記憶に残るお袋の味というのは、美味しかった記憶よりもむしろ、美味しくないインパクトの強かったものとか、今回の厚焼き玉子の様に逆に私が作らされたものとか、そんなんばっかりです。私が子供の頃は嫌々ながら三食はキチンと作ってくれていたので、それなりに美味しい料理もあったはずなのですが、それよりも彼女にとって不本意な料理ばかりが私の記憶に残ってしまっているという…。まぁそれも私にとっていい思い出なのですけど。

23/08/03(Thu)

うちにはレモンやライムなど実のつく柑橘系の樹が何本かありまして、この時期はアゲハパトロールが欠かせません。柑橘系を育てたことがある人はよく分かると思うのですが、柑橘系の一番の敵はアゲハチョウです。成虫の蝶は無害なんですが、幼虫の芋虫が駄目。とにかくすごい食欲で葉を食い荒らすので、1匹いるだけでも大損害になります。ですんで、1日1回樹を見回って卵or幼虫を見つけたらその場で潰すようにしています。

卵は直径1mm程で産みたては白く、孵化が近くなると黒くなります。アゲハチョウ凄いなと思うのは、キチンと柔らかそうな新芽を狙って産み付けている点。たまに間違って成長しきった硬そうな葉の上に産んでいることもありますが、ほぼ間違いなく新芽に産み付けます。当然見つけ次第潰しますけど。とはいえ、100%見つけられるわけもなく、たまに孵化してしまう個体もあります。アゲハの幼虫は何度か脱皮を繰り返して大きくなっていきますが、とにかくなるべく早く見つけて駆除することが大事。大きくなってくると同じ1匹でも食べる葉の量が桁違いになって被害が爆増します。それに卵から生まれたばかりの幼虫と違い、終齢に近くなると指で潰すのが(感情的に)難しくなります。まぁ、その場合は地面に落として踏み潰しますが。

以前新聞の投書か何かで、ベランダの柑橘にアゲハが卵を産んだんだけど、殺すのが可愛そうでそのアゲハ専用に適当な柑橘の樹を買ってきて餌にしたというものを読んだことがあります。優しい人だなーとは思いますが、私はやりませんね。育てている柑橘に美味しい実をつけさせることが最優先で、それを邪魔するアゲハの幼虫は抹殺対象でしかないです。

23/08/02(Wed)

交代制で日中首に巻いて使っている汗拭きタオル、風呂の残り湯で洗って絞っていたらプチプチ音がしたので調べてみると、一部経糸が切れて穴があき始めていました。このタオルは何かで貰ったバーバリーブランドのもので、元々は毛布の上辺に安全ピンで止めて涎防止用として使っていました。ですが、長年の使用でパイルがあちこち引っ張り出されてボロボロになったのでお役御免に。その後汗拭きタオルとして第二の人生を送っています。

ネットでタオルの寿命について調べてみると、“タオルはストックを持て余している家庭が多く、そういう場合は惜しみなく早めに交換していくべき”という意見がありまして、私も頭ではそれが正解だと分かっています。でも、捨てられないのですよね。多少穴があいても、汗を拭きとる機能は失われていない…どころか使い込んで吸水性が上がっているような気さえします。この穴が今後どんどん大きくなっていき、手首が入る位になったら捨てるかな。

ちなみにネットだとタオルやTシャツなどは本来の用途で使えなくなったらウェスにして最後のご奉公、みたいな記事が沢山ありますが、それもどうなんですかね。普通に生活を送っていてウェスが必要になるほど本格的な汚れと対峙するケースって早々無いと思うのです。日常的な掃除なら繰り返し使える雑巾で十分で、使った雑巾の再利用を諦めて捨てなきゃいけないレベルの汚れが家にある時点で既にヤバい。うちではオイルポットの沈殿汚れを拭きとる時にウェスを使いますが、それ位。使いたい時にすぐに使えるようにと予めウェスを量産しても、結局布が無駄になるだけのケースが多いんじゃないでしょうか。

23/08/01(Tue)

8月に入ったのでちょっと遅いのですが茄子の強剪定をしました。秋茄子は嫁に食わすなという諺があるように秋の茄子は有名ですが、暑い時期に大きく枝葉を伸ばしたままの茄子をそのまま育てようとすると、苗への負担が大きくて弱ったり最悪枯れてしまうリスクがあります。ですんで8月は実の収穫を諦め、枝を大きく切り詰めて新陳代謝を落とすことで夏を乗り切り、秋の収穫に備えるという算段です。

強剪定はネットを調べると色々コツがあって、切るのにベストな場所もあるようなのですが、諸説あって考え過ぎると手が動かなくなるので、あんまり考えないようにしています。基本的に腰丈でカット。新芽が出て来ている場所を先の方に残す。元々主軸3本の3本仕立てで育ててきているので、それ以外の脇枝は全カット。辺りでしょうか。最後に根元を中心に半径50cm程度の円形にスコップを差し込んで根をカットし、地下も新陳代謝を促します。コレでしばらくは茄子が食えなくなりますが、涼しくなったらまた復活するのでその時までのお楽しみという事で。

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