2023年9月

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23/09/30(Sat)

まだまだ暑い日が続きそうですが、多少涼しくなってきてヘロヘロだったプチトマトの苗が少し復活してきました。コレは10月以降まだ収穫できるんじゃね?と喜んだところで悲報、黄化葉巻病発症です。どうも最近出てくる新芽の色が薄くて葉が小さいなと思ってました。ですがそれは、夏の暑さか追加した肥料が効きすぎているのだろうと楽観していたのですがさにあらず。どうもおかしいと色々調べて病名が判明しました。

黄化葉巻病はウイルス感染の病気で、タバココナジラミという虫を介して感染が広がるそうです。感染しても実は食べられますが、葉が大きく成長しなくなるので光合成が阻害され、成長が頭打ちになります。トマト農家にはめっちゃ恐れられているらしい。コレを教訓に来年はもう少し殺虫剤の散布を増やそうと思いました。それにしても農家さんってマジ凄い。自分でこうやって野菜を作るまでは、農業なんて苗買ってきて植え、時々水遣り・肥料遣りしてりゃいいんでしょ?位の舐めた感覚でしたが、いざ自分でやってみるとノウハウの塊です。Youtubeでは経歴何十年のプロが、今年は大失敗した…なんてよく言ってますし。コレで毎年赤字を出さず経営し続けるって、並大抵の事じゃないと思います。あと、無農薬栽培とか無理。あんなのは都会暮らしの人の幻想でしょう。形が悪くても食べるのに支障ないレベルならいけますが、今の販売基準に乗るレベルの野菜を無農薬って、無理ゲー過ぎると思います。

23/09/29(Fri)

春先に植えた赤紫蘇、そろそろ収穫しなきゃな―と思いつつ、暑いのと面倒臭いのとで先延ばしにしていました。そしたらとうとう花が咲き始めたので、もう駄目だと諦めて収穫しました。赤紫蘇は2年目。前回は春先に植えてその年の梅の仕込みに使おうと思ったのですが、全然間に合いませんでした。梅の仕込みは5月後半で、その頃だと春先に植えた赤紫蘇はまだ苗状態です。赤紫蘇は塩漬けにして翌年の仕込みに使うのが正解だと悟りました。

その赤紫蘇ですが、収穫してからが結構大変でした。上から指でしごいていけば簡単に茎から葉を外せるだろうと楽観していたのですが、赤紫蘇って予想以上に脇芽が多く、その脇芽が結構立派に成長しているので、上からしごいていくとその脇芽で止まってしまいます。また、当然脇芽にも普通に葉は付いているわけで、それをとろうとすると結局ちまちまと葉をむしるのが一番効率が良いという結果になります。とっても面倒臭いですけど。また、今年はサビ病が出てしまいました。コレに罹ると葉の裏に白やオレンジ色の斑点が出ます。当然売り物にはなりませんが、自家消費なら問題ないじゃろとそのまま作業続行します。

むしった葉はサビ病の胞子が気になるので、気休めで一晩浸水。水をよく切ってから漬物袋の中で20%の食塩とよく混ぜ合わせ、重石をかけて漬け込みます。様子を見ながら2〜3週間位で完成。冷暗所に保存して来年の梅仕込みを待つという段取りです。色々調べてみたんですが、紫蘇系の無農薬栽培はめちゃ難しいと感じます。私は無農薬にこだわりは無いんですが、無農薬で市販可能な紫蘇を作る人って本当にこの世に存在するんですかね。

23/09/28(Thu)

先日のフライパンですが、残念ながら廃棄処分となりました。あの焼き肉が無ければまだもう少し使えてたかもしれないのに、許すまじ。廃棄の原因は穴があいた事です。ステンレスタワシでゴシゴシと焦げを落としていたら、穴があきました。以前使っていた鉄フライパンもそうでしたが、ネットで調べても意外に出てこない鉄フライパンの弱点がコレです。

鉄フライパンって内側は料理に使って常時油が触れているので、キチンと使っていたら錆びる事はまずありませんが、外側は違います。直火に当たるので内側とは違って常に油っけゼロですし、直火で強制的に酸化が進む状態にあります。ですんで、鉄のフライパンってずっと使っていると外側がパイ生地状にモロモロと剥がれてくるのです。一応使用後に洗ってから余熱の残る五徳に乗せたり、場合によっては軽く炙ったりして極力水分を飛ばすようにはしていますが、それも限界があります。とはいえ、大事に使えば10年くらいはもつんで、中長期的には鉄フライパンは消耗品と考えるのが良いと思います。単価が安いので、テフロン加工のものと比べるとコスパは圧倒的に上ですし、テフロンの剥げを気にしながらこわごわ使うのよりもずっと精神衛生上良い鉄フライパンが私は好きです。早速また買わなきゃいけませんが…。

23/09/27(Wed)

今日の貰い物はタレに漬け込んだ牛肉。スーパーでよく焼くだけで食べられる、みたいなキャッチフレーズで売っているアレです。自分自身では買ったことがない商品なので、どんなものか興味津々。どこかの産地モノでこだわった品というわけではなく、その辺のスーパーで買って値段をマジックで塗り潰したものです。他人にあげるチョイスなのかどうかは疑問がありますが、貰った物なのでありがたくいただきます。

感想:イマイチ。多分漬けダレが良くなかったのでしょう、私の好みには全く合いませんでした。コレだったら生の牛肉状態で貰った方が100倍マシです。更にムカつくことに、大事に育てた私の鉄フライパンちゃんが死にました。普通に肉や魚を焼く分には全くくっついたりしないのですが、この焼き肉のタレは私の鉄フライパンちゃんを焦げ付かせやがりました。もう殺意しかありません。ステンレスのタワシでこすって焦げを落とした後、また油を馴染ませるところからの育て直しです。個人的には味どうこうよりもこのフライパンを台無しにしやがった事の方が許しがたいです。今後死ぬまでコレ系の商品を自腹で買う事は無いでしょう。

23/09/26(Tue)

今日は近所のおっちゃんに本マグロを2本貰いました。本マグロ2本というと吃驚するかもしれませんが、全長30cmクラスの稚魚ですんで、大した事はありません。考えてみるとこのサイズのマグロは捌いたことが無いのですが、特徴だけ見ればほぼカツオでして、そっちはかなり捌いた経験があるので実際やってみると余裕でした。

小さくてもマグロということで、とりあえず刺身にしてみたんですが、マグロとは思えない淡白さ。全く脂がのっておらず、むしろ鰹に近い感じでした。コレだったらただの刺身よりはユッケみたいにして食べた方が美味しいかも…とすら思ったレベル。まだまだこれから成長する魚に脂を期待しては駄目ですね。ちなみに今回もなるだけ無駄なく食べ尽くすべく色々作りました。漉いた腹身と開いてよく洗った胃袋は塩焼きに。中骨についた身はスプーンでこそげて中落ち丼に。頭は兜割にして数分茹で、後頭部とカマを中心にほじくった身を味醂醤油で煮付けてフリカケ風味に。まぁでも、このサイズなら本マグロはリリースした方が良いんじゃないかとは思いましたが、せっかくもらったんですし、何より死んじゃってるので、隅々まで美味しくいただくことで供養としたいと思います。

23/09/25(Mon)

知り合いの四十九日のお返しとして洗剤セットを貰いました。が、正直あんまり嬉しくありません。ギフトとして嬉しくない物の最高峰は文句なくタオル(バスタオル)ですが、洗剤セットも結構高い位置にいます。タオル程ではないのは、使えばなくなるというその一点です。ですが、デメリットも沢山ありまして…。一番に、うちで使う洗剤はアタックと決めている点です。別に他のブランドでも良かったので、アタックに決めたのは適当ですが、決める事によって補充用詰め替え洗剤の管理が楽になるというメリットがあります。ですので、アリエールを貰っても困ってしまうのです。最近の洗剤は濃縮タイプというのがあって、当然通常タイプとは混ぜられませんし、通常タイプ同士でもメーカーが違うと中で固まってしまったりするので、やっぱりコレも混ぜられません。

今回貰ったのは本体ボトル入り1本&詰め替えパック3本のセットでしたが、今まで想定していた洗剤ストックのスペースには当然収まり切らないので、新たにスペースを作って収納することになります。正直全く美しくありません。また、セットで入っていた食器用洗剤も、今ストックしているものとは違うブランドなので、コレも別途保存が必要になります。同じ大きさのストックを並べて美しさに悦に入る私にとって、この美しくなさはストレスフルそのもの。かといって捨ててしまう事も出来ません。もう最悪。お返しは同じ消えモノでも、海苔とかドリップ珈琲セットとか、そういうのを所望します。

23/09/24(Sun)

大根の種蒔きをしたので、あと3カ月も経てば今年の大根が採れます。そうすると例年通り干し大根を作る事になるわけで、それまでに去年作った干し大根を食べ尽くさないといけません。去年作った干し大根はスーパーのレジ袋(大)に2袋半で、残っているのは1袋。今までのペースだと食べ切れませんので、スパートをかけます。ちょうど今の時期は夏野菜がほぼ終わってピーマン・シシトウしか採れなくなり、秋野菜の収穫までは間がある端境期ですから、干し大根の存在はありがたくもあります。

うちの干し大根の食べ方は油揚げと煮る一択です。ヒジキと煮るなど色々試行錯誤したんですけど、結局最後は油揚げです。作り方は簡単。干し大根は半日前から水に浸して戻しておき、煮る直前によく絞ります。刻んだ干し大根と油揚げを保温調理鍋に入れ、醤油味醂ベースの煮汁で火にかけ、沸騰したら弱火5分→保温30分で完成です。色は全体的に茶色でとてもじゃないけどメインを張れる品ではないですが、所謂小鉢要員として非常に優秀。作っておくといつの間にかなくなっている、そんな立ち位置で非常に重宝します。

23/09/23(Sat)

今日は行きつけのスーパーで親鳥モモ肉が賞味期限間近の為半額になっていたのでゲットしてきました。どうせ加熱して食べるんだから、賞味期限間近でも関係ないじゃろと思いまして。一般的にモモ肉として売られているのは基本的に若鳥ですが、それは親鳥がめっちゃ固いからです。普通のモモ肉感覚で照り焼きなんかにしても、固過ぎて食えたものじゃないです。そういう時は圧力鍋一択。

圧力鍋に買ってきたモモ肉を入れ、水ひたひたに乾燥ストックの生姜少々塩適量。火にかけて沸騰したら密封して圧をかけ、時間が分からないのでとりあえず20分茹でてみました。時間が来たら火を止めて自然に圧が抜けるのを待ち、少し切り取って試食。まだ少し固かったので、再び火にかけておかわり10分したら今度は良い感じになりました。モモ肉だけ取り出して茹で汁はタッパーに移し、粗熱をとってから冷蔵庫で一晩冷やすと表面に脂が固まって浮くので、フォークでその脂だけ慎重に取り除いて別途保存します。コレは炒飯用。

モモ肉を薄くスライスし、ザっと洗って水を切った冷ご飯に乗せてからよく冷やした茹で汁をかけます。刻みネギと胡麻を散らし、ワサビを添えれば鶏茶漬けの完成です。感想:超美味い。流石に30分も茹でれば鶏肉は文句なく柔らかくなってますし、良い出汁が出る事で定評ある親鳥ですから旨味も十分。脂は徹底的に取り除いてあるのでサッパリしてますし、そこにワサビを加えるんで不味くしようがありません。普通のモモ肉で作っても美味しいとは思いますが、多分親鳥の方が上だと思います。

23/09/22(Fri)

8月に貰って冷凍し、チビチビ食べていたオキシジミでラストの味噌汁を作りました。ほとんど流通していない貝らしく、私も食べたのは初めてだったのですが、美味しかったです。ただ、身自体の美味さよりも出汁の美味さで勝負するタイプだなとは思いました。その意味で味噌汁はピッタリ。吸い物でも良かったのですが、少し泥抜きが不十分だったために残った臭みがあったので、味噌汁にしました。横で父親が貝の身を食べて汁は半分以上残しているのを見て、そうじゃないんだよなーと思いつつ汁かけご飯。正直、貝系の味噌汁は汁かけご飯にして食べるのがベストだと思います。

ただし当然塩分問題は気になるわけで、最低限の味噌汁で汁かけご飯を作った後、お椀と鍋に残った汁はタッパーに移して冷蔵保存。今までの経験だと翌日は問題なく食べられますが、翌々日はちょっと厳しくなります。傷むわけではないのですが、何故か風味が変わって不味くなってしまうのです。翌日もややその兆候はありますが、多目の葱と七味で誤魔化せるタイプなので、翌日までは汁かけご飯でいけます。スーパーに行っても基本的に貝系は買わない私ですが、今後は少し買うようにしてみようかと思いました。

23/09/21(Thu)

今日は近所のおっちゃんがハスイモを持ってきてくれたので、酢の物を作りました。ハスイモはサトイモの仲間ですが、芋ではなく茎(葉柄?)を食べます。1m程の長さで断面はCの字をしており、内部はスポンジ状です。下茹でして皮を剥いてから適当な大きさに切り揃え、塩を振ってしばらく置いてから揉んで絞って使います。が、コレがちょー大変なのです。作業自体は大した事ないんですけど、とにかく痒い。

サトイモ系の野菜には汁にシュウ酸が含まれています。シュウ酸は目に見えない針のような結晶で、皮膚に突き刺さって痒みを引き起こします。個人差はありますが、私は結構出る方。無論ゴム手袋をすれば防げますが、その状態では絞るのはともかく皮を剥くのは無理。それにゴム手袋をすると感覚が鈍るので私は基本的に使わない主義です(梅を漬けるなど腐敗を避ける目的の時は仕方なく着けますが)。痒みが出たら酢などの酸で洗えば結晶が溶けて痒みが収まるというのはネットでよく見る情報ですけど、個人的な感想だと多少効果はあるかな…?レベル。まぁ、痒みといっても小一時間で消えるレベルなので、少し我慢するのが一番現実的ではあります。とはいえ、こんな痒くなること確定の食材を喜んで扱いたい筈もなく、毎回嫌々料理しています。出来た酢の物は結構美味しいんで、食べるだけなら大歓迎なのですが、自分で料理したくはない食材です。

23/09/20(Wed)

彼岸のお供え物として買ってきたお菓子の中に落雁がありました。一定期間仏前に備えた後は自分で食べるんですけど、以前はこの落雁を全く美味しいとは思いませんでした。ただ甘いだけでパサパサしていて、何が良いのだかサッパリ分からないというのが正直なところ。ただ、最近落雁美味しいんじゃね?と思い始めた自分がいます。歳を取ってまた味覚が変わったのでしょうか。

考えられるもう一つの理由としては、お菓子を食べる機会が極端に少ないからというのがあります。別に罰則を設けているわけではないですが、私は基本的に菓子類を一切買いません。日常必要な栄養素は食事で摂ればいいのであって、お菓子は血糖値を上げて体脂肪を増やすだけの無駄な食べ物と思っている節があります(ここまで言い切ると身も蓋もないですが…)。ただ、手元にあるお菓子を捨てる事は出来ないので、その場合は美味しくいただくのですが、他人からお菓子を貰う機会って年にせいぜい数度なので、そのレアっぷりから多分お菓子全般美味しく感じるのだと思います。ただ、美味しく感じるようになったからと言って、自分へのご褒美などと適当な理由をつけ頻繁にお菓子を買うようになると、↑に書いたように血糖値上昇と肥満まっしぐらなのでそこは動かさず、今後も自分でお菓子を買う事は無いと思われます。

23/09/19(Tue)

先日の2005阪神優勝記念Tシャツと並んで最近処分を迷っているのが、夏の間首にかけていたタオルの内の一枚です。首にかけて汗を拭く分には大して劣化しないんですけど、背中の汗を拭く為に両端を持って後ろで引っ張る動作が致命的。元々がかなりの年代物だったこともあり、引っ張るたびに弱い部分の経糸が切れ、大穴があいてしまっています。正直タオルの在庫はインフレ気味なので、贅沢に使い倒しても全く問題ないのですがやっぱり捨てられず、最後に洗濯だ→せっかく洗ったんだから最後にもう一回使おう→長年使ったんだから捨てる前に洗濯しよう→せっかく洗ったんだから…のループが発生しています。

古いタオルは新しいのに比べて吸水性が良いのも決断を鈍らせる要因となっており、漫画スヌーピーで有名になったライナスの毛布効果ってのもあるかもしれないです。とはいえ、天気予報によるとこの週末で残暑が一段落するようなので、そこまで引っ張ってからシーズンを跨がずにお役御免というのが現実的かなと思っています。

23/09/18(Mon)

阪神が18年ぶりの優勝ということですが、ということは私がいまだに着ている2005年度阪神優勝記念Tシャツも18年物ということになります。あちこち破れて来ていて、私の服装には基本的に口を出さないうちの父親ですら、もういい加減それは捨てたらどうだと言ってくるレベルなので、客観的に見たら相当なのでしょう。ただ、洗い過ぎてとても肌触りが良くなっているので、まだ捨てませんけど。

このTシャツ、優勝記念で適当な品質の物をぼったくり価格で商った物なのかと思いきや、意外に高品質です。生地自体はとても丈夫で、18年着ていても割と大丈夫。ただ、優勝記念の宿命というか、HTのマークや虎のプリントが大きく施されており、そのプリントインキが劣化の端緒となっているのが残念です。優勝記念Tシャツに本体の寿命を考えてプリントを控えるのは本末転倒なので、コレは仕方のないことなのですが。汗拭き用のタオルもそうですが、布モノって捨てるタイミングが非常に難しいです。使い込むと肌触りが良くなったり、品そのものに対する愛着が増したりして、あと一回…と使っているといつまで経っても捨てられません。まぁ、誰が困るわけでもないので良いかと割り切っているんですけども。

23/09/17(Sun)

猛暑にやられて息も絶え絶えだったプチトマトが息を吹き返し始めています。根元から3m位は葉も落ちてただの枯れ枝状態なのですが、その先は極めて元気。なんか花までつきはじめて、そのうち実も出来そうな勢いなので、トマトトーンによる受粉を再開しました。植物って凄い。その一方で、これからの季節秋茄子でウハウハの筈の茄子は多分駄目。今年は残念ながら夏を乗り切れませんでした。

いやー、マジで野菜作りって奥が深い。近所では茄子の夏越えに失敗した家が数多くある一方で、上手い事暑さを乗り越えいい感じで秋茄子がつきはじめている畑もそれなりにあるわけで、アレとうちはどう違うんだろうと考えてしまいます。土の質や水はけの問題が結構大きいんじゃないかと思うんですが、そうなると小手先の対策では無理なのが難しい。プロの農家って本当にすごいんだなと、自分で家庭菜園を作ってみると実感しますね。

23/09/16(Sat)

梅シロップに入っていた出し殻梅の種と実分離作業3日目終了。嫌にならないようにタイマーをセットして厳密に1日30分ずつ作業しています。実の重量を毎日記録していればあと何日で終わるか正確に予想できるんですが、流石にそれはやっていません。見た感じ多分今日で折り返し。あと3日あれば全部終わるものと思われます。とすると、5kgの梅を処理するのに3時間。面倒臭くなって、出し殻はそのまま廃棄したくなる気持ちがよく分かるというものです。

ちなみに、ネットで梅シロップのレシピを見ても、この出し殻の行く末について書かれていることはほぼありません。面倒臭くなってそのまま捨ててるんだろうなぁ…と思います。ちなみに実の部分はまだ汁気がかなり残っているので、バットに広げて干して黴が来ない程度に乾燥させてから細かく刻んで冷凍庫で保存します。フルーツケーキの具としては最適。ただ、その辺に干しているとあっという間に蟻にたかられるので、魚干し網を利用しないといけません。それでも、吊り紐をつたって来る時は来ます。本当にあいつら、どこにでもいますから。

23/09/15(Fri)

2ヶ月ほどかけて毎昼食で食べてきた麺類がやっと終了しました。お中元で貰った素麺2kgはどうという事も無かったのですが、ギフトカタログで頼んでしまった蕎麦5kgが結構辛かった…。いつもは保存性と汎用性の面からレトルトカレーを頼むことがほとんどなのですが、在庫が沢山あったのでつい浮気をして蕎麦にしたのが間違いの元。どうせ賞味期限は2年以上あるんだから、レトルトカレーにしておけばよかったと何度後悔したか分かりません。

というわけで今日から昼食メインがご飯になります。冬キャベツが採れはじめたらお好み焼きにシフトするんですが、それはまだまだ先の話。暑い日が続くので、常備の鶏ハムの茹で汁を使った鶏茶漬けとか、刻んだ鶏ハムを入れたチキンライスor炒飯とか、その辺りがしばらく主力になると思われます。今回つくづく実感したのですが、一人で食べるなら乾麺は2kgまでが適正量で、一気に5kgはやり過ぎだって事です。今回の蕎麦もその近所のスーパーで扱っているものよりもずっと高価なものだったはずですが、全然そうは感じませんでしたからね。

23/09/14(Thu)

4〜5年前に行きつけのホームセンターで見つけて何となく買ってきたポポーの樹。昨年初めて実をつけたのですが、熟すまではいかず悔し思いをしたのですが、今年は何とか食べられる実が4〜5個出来ました。ポポーは幻の果実と言われ、味は申し分ないのですが何せ傷つきやすく、輸送がほぼ不可能なので市販されることがほとんど無いという果物です。コレは自分で育ててみるしかないと思い、4〜5年かけて育ててみました。実に気の長い話です。

それで肝心の味ですが、美味い。形はキウイですが、表面がつるっとしており、キウイよりももう少しスリム。二つに割るとオハジキよりも一回り小さい種が10個程入っていて、果肉は白いクリーム状。味は敢えて言えばバナナ系。ねっとりしていて常温のアイスクリームという感じです。このまま樹が順調に成長してくれて、毎年数十個単位で食べられるようになったら最高ですが、1本だと枯れてしまった時にショックが大きすぎるので今回採った種を植えて保険としようと思っています。まぁその保険も実が出来るのは4〜5年先なので、気が長い話ではありますが。

23/09/13(Wed)

デザート枠のスイカを食べ切ったと思ったら、次は大量のブドウが待っていました。うちには小さなビニールハウスがあって、その中でスイカを育てているのですが、隅にはブドウの樹を2本植えてありまして、毎年大量のブドウが採れるのです。市販されているブドウは物凄い手がかかっていて、実なんて花の状態の時に下3/4位を摘果してあの状態になっています。うちはそんな面倒臭い事はしないので、計算上一房が市販品の4倍になるわけです。まぁ、計算通りはいきませんが、大人の肘〜指先サイズの房はザラなので、食べるのは結構大変。朝晩2回、両手掬う程度の量を食べても、1房平らげるのに3日はかかるレベルです。そんな房があちこち大量にぶら下がっているので、ブドウ食べ放題の反面かなり大変。

それでも例年はレーズンを自作して廃棄削減に努めていたんですけど、今年は天候不順でとにかく雨が多くて、全然乾燥が進みません。雨の日は風通しの良い部屋で一日中扇風機の風を当てて腐らないようにはしていますが、当然天日には遠く及ばないのです。まぁ何とか第一便はもうすぐ完成ですが、例年3回は回すこの作業、今年は2回目も怪しいかも…。ただ、人間とは慣れる生き物で、最初の内は無駄に腐るブドウに心を痛めていましたが、今では何も思わなくなりました。ブドウが腐るよりも、ブドウを食べ過ぎてブドウが嫌いになる方が不味いと気がついたからかもしれません。以前よりは心穏やかに実り過ぎたブドウを放置できるようになりました。コレはコレで問題かもしれませんけど。

23/09/12(Tue)

しばらく晴れの日が続きそうなので、先送りにしていた梅シロップの仕上げに入りました。梅シロップは梅と砂糖同量を瓶に交互に詰め、浸透圧?で砂糖が梅から水分を吸い出してシロップが出来ます。砂糖が完全に溶け切ってしまったのは随分前ですが、天候不順と面倒臭さが先だってそのままにしていました。今回の作業としては、シロップから出し殻の梅を取り出し、数日干す事で最低限作業中にベタベタしない状態にしてから実と種を分離する事です。

正直かなり面倒臭い作業なので、効率面だけを考えると出し殻はそのまま捨てるのが正解なんですが、私の性格上それは出来ません。出し殻とはいえ普通に甘いですし、常備しているドライフルーツケーキの具としてはかなり優秀なので、毎年嫌々ながら処理しています。作業内容としてはナイフでぐるっと切れ込みを入れ、地道に種から実を剥がすだけ。今回は梅5kgをシロップにしたので、水分が抜かれていることを考慮すると多分3kg位?一気にやると本当に嫌になるので、1日30分とか時間を区切って少しずつ進めます。ちなみに、取り出した種は煮出して砂糖を加えてから寒天で固めると良い感じのデザートになります。そこで出し殻となった種はいつもの様に燃やして灰にして畑のPH調整剤行きです。ドケチとエコは紙一重だと思いますね。

23/09/11(Mon)

うちの電力会社で前年同月比〇%の節電をしたらポイント付与というキャンペーンをやってまして、別に意図して挑戦していたわけではないですが、未達成でポイントがつきませんでした。元々がほぼ無駄のない生活をしているので、そこから更に節電というのはとても難しいのですが、やっぱり悔しい。というわけでこれ以上節電できるポイントがあるかと考えた結果、朝食のトースト準備にトースターを使うのを止めてみる事にしました。フライパンで焼きます。

適当な厚さにスライスしたパンの片面にオリーブ油を垂らして塗り広げ、冷凍ストックしてあるニンニク一片をすりおろしてこれまた塗り広げます。今まではコレをトースターに入れて8分だったのですが、今回は弱火にかけたフライパンに油&ニンニクを塗った側を下にして投入し4分→ひっくり返して4分でやってみました。別にこの4分-4分に特段根拠があるわけではなく、単に今までトースターで8分焼いていたからそれを両面半分ずつ割り振ったというだけの事です。結果:ポテンシャルは感じる。初回なので正直今までのトースターの方が美味いです。ただ、火加減・焼き時間・塗る油の量などパラメーターを変えていけば、多分最終結果はトースターより上です。特に油を塗った側がトースターよりもカリっと仕上がる感じが良い。多分フライパンだと揚げた感じにもなるんだと思います。しばらくは微調整しつつ理想形を探る感じになりそうです。

23/09/10(Sun)

2ヶ月くらい朝晩とずーっと食べてきたスイカがいよいよラスト一個。残念な気持ち1割・もうこれで終わりだという安堵感9割で件のスイカを割ったら腐ってました。正直ラッキーという気持ちの方が強いです。正確にいうと腐る前の熟し過ぎて食べるには適さない状態です。スイカって割るまで中の状態が分からないのが本当に厄介。ナシやリンゴよりも一玉が遥かに大きいので、割った時に腐っていると心理的なダメージが大きいです。

ちなみにラスト1個と言いましたが、正確には畑にあと2個あります。ですがこの2個、割るまで中の状態がさっぱり分かりません。今までのは実が出来た時点でタグを付け、経過時間をカウントすることで中の状態を数量的に把握していましたが、この2個蔓が弱って収穫を打ち切った後、実の負担が無くなったためか株が勢いを盛り返して気がついたら出来ていた実なので、タグが付いていません。実がついてからどれだけの日数が経過したか分からないので、中の状態を想像しようがないのです。よくスイカを叩いて音で中の状態を判断している映像がありますが、アレは多分嘘。年に数千数万のスイカを扱うプロなら分かるでしょうが、素人にはあんな芸当は無理です。ただのポーズにすぎません。ですんでラスト2個はとりあえず冷やして割ってみて、食べられそうなら食べて無理そうなら畑の肥やしです。行き当たりばったり過ぎですが、家庭菜園なんで所詮こんなものです。

23/09/09(Sat)

最近トランクスの干し方を変えました。今までは片足に干し棒を入れて洗濯ばさみで固定して干していたんですが、長年の経験からこの干し方はどう考えてもNGだと気づきました。うちのトランクスには裾の外側にスリットを入れてあるんですが、干し棒がこのスリットにぴったりはまり、そのうち摩擦でスリットが破れるのです。無論1回や2回干したくらいではどうという事はありませんが、長年の積み重ねでこの部分に負荷がかかることが分かりました。いや、実際はもっと早く気づいていたのですが、長年の習慣を変えたくなくて見て見ぬふりをしていたといった方が正確でしょう。

というわけで変更した干し方はウエスト部分の半周を干し棒に引っ掛け、端2か所を洗濯ばさみでとめるというものです。これだとスリットには何の影響もありませんが、ゴム部分の水切れが悪くなるので、寿命が短くなるというデメリットが考えられますが、この辺りは要観察です。また、洗濯ばさみを2個使う事で干すときの手間がやや増えましたが、まぁ誤差です。うちのトランクスは要らなくなった布で自作しています。作るのは嫌いじゃないですが、1枚当たり3時間位作業時間がかかるので、なるべく大事に使って長持ちさせたいのが人情です。寿命を定量的に把握するため、3年ほど前から使用開始時にその年月をウエストに刺繍し始めたんですが、刺繍のあるトランクスはどれもまだ大丈夫そう。約10枚のローテーションで5年位じゃないでしょうか、多分。世の中DIYが一般化しましたが、トランクスを自作して履いているオッサンはなかなかいないと思いますね。

23/09/08(Fri)

うちのトイレには定期的にチョウバエというハエの仲間が大量発生して困っているのですが、最近そこに新顔が加わるようになりました。真っ黒でハチっぽいフォルムをしていて、調べてみたらどうやらアブの仲間のようです。チョウバエと同様、合併浄化槽の中で繁殖しているようなんですけど、どこからトイレの中に出て来ているのかがさっぱり分からず、ここ何年も頭を悩ませています。

合併浄化槽の中で蛆として育った後、羽化して外に出てくる際には当然抜け道の様なものが必要なんですが、それがどこなのかどうしても分かりません。うちは普通に近代的なウォシュレットタイプなので、床板に隙間なんてありません。そもそももしそんな抜け穴があるのなら常時トイレ周りが悪臭を放つはずなんですけど、無臭とは言わないまでも酷い臭いはしていないのです。手洗いの排水口からの逆走を疑ったこともありますが、排水口の先には当然U字トラップがついていますし、何より試験的に1カ月ほど排水口をプラスチックの板で塞いでみても発生数は全く変わりませんでした。というわけで今私が一番知りたいことは、うちのトイレの抜け道です。

23/09/07(Thu)

うちでは現在2日に1度卵4個で卵焼きを作るというルーティンになっています。素卵焼きも稀に作るんですが、ほとんどは刻んだ葱or韮をたっぷり入れます。どちらも自家製ですが、葱は畝を作って畑でキチンと作っているのに対し、韮は裏庭や畑の隅などに半ば自生している物を採ってきて使ってます。今回使うのは何となく韮。

韮はとても生命力が強いので、後のことなど考えず地際でバッサリ収穫してしまってOKです。ただし、あまりに細いのは今後の伸びしろを考えてそのままにしておきます。また、この時期は花芽が出ていますが、花のついた茎は固いので取り除くことにしてます。採ってきた韮は茶色い葉や根元の泥を奇麗に取り除いた後、まな板の上に並べて端から本気の小口切りをします。諸説ありますが、私はニラ卵焼きの韮はなるべく細かくした方が美味しいと思うので。また、韮の場合と葱の場合で調味料の配合は変えません。プロはその辺も細かく調整するんでしょうが、素人舌には一緒です。そして、四角い専用の銅卵焼き器で焼いてから簾で巻いて形を整えた卵焼きは本当に美味しい。多分これからもずっと作るんじゃないでしょうか。

23/09/06(Wed)

リュウジのバズレシピという知る人ぞ知るチャンネルを見ていたら、鶏ムネ肉の葱塩ダレというのがありまして、その手があったか…とうちでもやってみる事にしました。うちでは週一の買い出しで鶏ムネ肉を買ってくることが多く、大体は保温調理鍋で柔らかく鶏ハムにしてからドレッシングをつけて食べるorチキンカツや油淋鶏のがいつもの流れだったのですが、ここはレシピの幅を広げるチャンスだと思いました。とはいえ、私は基本せっかちなのYoutubeの動画をじっと見ていられません。特にレシピ関係は文字で書いていれば一瞬で把握できるものを何で10〜15分かけて見てなきゃならんのだという思いがあります。リュウジさんのチャンネルでは文字レシピも付いているのでそれを見ても良いのですが、まぁとりあえず自己流でやってみました。

鶏ムネ肉に火を通すまではいつもと一緒です。ポリ袋に入れてなるべく空気を抜いた状態で口を縛り、保温調理鍋に入れて水ひたひた。点火して沸騰したら弱火に落として5分茹で、保温状態で30分。ポリ袋から出した肉をタッパーに入れ、茹で汁をひたひたに注いだ状態で冷めるまでそのまま放置して完成です。冷めてからこれを薄くスライスし、葱塩だれに漬け込みます。葱塩だれは大量の刻み葱に塩と味の素が軸。味を見ながら砂糖で少し甘めに調整し、胡麻油で風味をつけます。鶏肉を漬けこんだまま半日ほど放置したら完成。感想:鉄板。葱・胡麻油・味の素で不味く作る方が難しいです。これからしばらくはうちの常備菜になりそうな予感がします。

23/09/05(Tue)

最近頭を悩ませているのが収穫してきたカボチャの保存です。発泡スチロールの座布団を敷いて土間で保存しているのですが、夜間に通りかかると自然にできた傷にゴキブリが集っており、日に日に傷が大きくなって腐っていきます。そもそも土間に転がしておくのが駄目なのは分かっているのですが、20個程あるカボチャを収容できて温度湿度を管理できる野菜庫なんてうちにはありません。ヘタに覆いをかけてもゴキブリは進入するでしょうし、むしろ通気性が悪化して腐敗が早まるリスクまであります。

一応出来が良さげなものはサブの冷蔵庫の野菜室に避難していますが、それもスペースの都合上数個が限界。干しカボチャとか良いんじゃね?と思って調べてみたんですが、手間の割に汎用性が低く、保存期間もそれなりということで、手間暇をかける価値が無いと判断してやっていません。最大の対策は食べる事というわけで、煮カボチャを作って毎日食べています。ただ、美味しいことは認めますがそんなに大量に食べられるものでもないので、貢献度は大きくありません。そもそもそんなにカボチャを作るからいけないんだという説もありますが、今年植えたカボチャは2本。プロじゃないんだから、1本の苗には1個の実しかつけないなんて大名方式は採っていないので、この数が採れてしまいます。無論植える数を1本にすれば収量は半分になりますが、それだとその1本の苗が何らかの理由で枯れてしまうと、その年のカボチャはゼロになるというリスクがあるので、2本が最小数なのです。まさにあちらを立てればこちらが立たずというヤツですね。

23/09/04(Mon)

相変わらず暑い日が続いていて、大体毎日1回のペースで約2Lの麦茶を仕込んでいます。仕込むといっても簡単な作業で、残り少なくなった麦茶を一回り小さい冷水筒に移し、空になった方を洗ってから水と麦茶パックを入れるだけ。麦茶パックのパッケージには水1Lに対して1パックと書いてあるんですが、うちではケチって2Lに1パック。ですが問題なく麦茶になっているので、コレで良いんじゃないかとずっとこの量です。

麦茶のパックってアホみたいに安いのですよ。50袋入りで150円とかだから、井戸水をくみ上げるポンプの電気代を考えなければ、2Lの麦茶が3円で作れている計算になります。ペットボトルの麦茶の値段とは桁が2つ違っているわけで、ニーズが違うからと頭では理解しながらも、皆よくあんな高級品を買ってガブガブ飲めるな…と半ば感心してしまいます。ちなみに使い終わった麦茶パックは流石に二番煎じに回す事は無く廃棄するのですが、ただ可燃ごみに捨てるわけではありません。パックを切り開いて中身はコンポストに加え、外はゴミ焼きペール缶の端に引っ掛けて乾かした後、焼いて灰にして畑に撒いています。外袋のビニールだけはそのまま捨てざるを得ないのが心苦しいですが、コレは仕方がないですね。

23/09/03(Sun)

最近いい感じで畑の無花果が食べ頃なんですが、明日は収穫と目星をつけていた個体がいざその日に行くと9割方食われて無くなっているという事態が頻発してまして、ムカつく事この上なしです。鳥系だったらもっと残ると思うので、おそらくは獣系。イタチ・ハクビシン辺りが犯人だと思います。とはいえ、対策が無いのが痛い。

鳥だったらネットをかければかなりの割合で防げますが、獣系は無理です。罠は許可が無いと不可なので、自衛も出来ないのかとムカつきますが、そういう法律なんで仕方がないです。結局のところ樹が大きくなって害獣が食べられるよりも多い果実が実るのを待つというのが現実的に唯一の解決策なのがこれまたムカつきます。食われているのが私が大好きでわざわざ苗を買ってきて植えた無花果というのがこれまたムカつきポイント。まぁ、向こうさんも生活がかかっているんでしょうけど、根こそぎゴッソリ食べるのは本当に止めていただきたい。

23/09/02(Sat)

最近雨の日が多くて、仕込んであるブドウの乾燥が全然進みません。レーズンを美味しく作るコツは、短期間で素早く乾燥させることなんですが全然それが出来ず、現在乾燥中の分の出来は正直諦めています。無論、日中はなるべく室温の高い場所に置き、扇風機の風を満遍なく当てるなど足掻いてはいますが、所詮無駄な足掻きでしょう。天然物の日光でガっと乾かしたレーズンには比べるべくもないです。

雨が続くと、今の生活がいかに日光に支えられていたかを実感します。洗濯物は三日も経つと少し臭い始めるので、やっぱりなるべく風通しの良い場所を選んで足掻きますが、これも日光には勝てません。卵料理で使った殻は干して砕いて畑に撒くべく蓄えていっているんですが、雨が続くとこの乾燥が出来ないので、冷蔵庫の一角で干せない卵の殻が増殖して困ります。乾かないままその辺に置いておくと、ハエが来たり腐ったりで大変な事になるので、乾くまでは冷蔵保存が必須なのです。また、夏野菜には雨に弱いものが多く、今年は茄子が全然駄目。夏の暑さを乗り切ってさぁこれから秋ナスだという時に、株が次々と枯れていってます。同じナス科でもピーマンやシシトウは比較的雨に強いんですが、茄子・トマト・ジャガイモは全然駄目です。全く降らないのも困りますが、雨はせいぜい週一くらいが私の生活全般には丁度良いです。

23/09/01(Fri)

時々うちでとれたブドウをあげている近所の人から牛肉を貰いました。ありがたいですが、近所のスーパーのシールが貼られて値段部分をマジックで黒塗りされたパック入り牛肉を貰っても、コレジャナイ感がハンパないです。嬉しいんですけど、別にそこまでしてもらわなくても…という気がしてしまうのですよね。まぁ、ありがたく食べることにかわりはありませんが。貰ったのはすき焼き用でサシの入った薄切り牛肉。そのまますき焼きにするのが本道なんでしょうが、シラタキ・豆腐・玉葱といったすき焼きの主要材料がことごとく在庫に無い。次に買い出しに行くのはまだ数日後だし、カッタルイので適当に料理してしまいます。丁度茄子とシシトウを素揚げしてポン酢に漬けようと思っていたから、そこに加える事にしました。

牛肉は一口大に切ってから片栗粉をまぶし、熱湯をくぐらせてバットに広げます。ココで通常なら冷水に放つのですが、数日前にネットでしゃぶしゃぶ系は冷水にくぐらせると旨味が抜けるので、バットに広げて冷蔵庫or冷凍庫で急冷するのが良いという記事を読みまして、それもそうかと思い実行してみました。茄子とシシトウは素揚げですが、油をたっぷり使うのはもったいないので、むしろ焼く感覚で。漬けダレは醤油・酢・水を同量に砂糖で結構甘くして、鷹の爪と生姜でフレーバーをプラス。タレを絡めた後でたっぷり目の刻み葱を振って仕上げです。感想:結構美味い。私は日ごろ食べ慣れていないせいか、サシの入った肉を食べるとすぐにお腹が下ってしまう傾向にあるんですが、今回はそういう事もありませんでした。まぁでも、個人的にはスライス豚ロース辺りで作る方が好みではありますけど。

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