2023年11月

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23/11/30(Thu)

先日キャベツでザワークラウトを仕込みましたが、そんなんじゃ畑のキャベツ有効活用には全然足りませんので、冷蔵庫内にキャベツメインの常備菜を必ず最低1品キープしておくように心がけています。うちで作るキャベツメインの常備菜といえば大まかに3種類。酢漬け・コールスロー・クタクタ煮です。酢漬けは一番簡単で、下茹でしたよく絞ったキャベツをザク切りにし、甘酢で和えるだけ。気分で鷹の爪や生姜を加えて味変ならぬ香り変をする事もあります。

コールスローは千切りにして塩揉みしたキャベツをマヨネーズ・酢・塩などで和えた一品。彩り的にニンジンを少し刻んで入れるのが理想ですが、畑のニンジンは年明けになりそうですし、買ってくるほどのものでもないので省略です。今の時期はお歳暮で貰った王手メーカーのハムソーセージがそこそこあるので、刻んで入れると有効活用になります。美味しいハムベーコンはスライスして焼くだけとか軽くボイルしてマスタード、みたいな食べ方が絶対美味いのですが、日本の王手メーカーのハムソーセージは…なので、小さく切って調味料代わりに使うのが吉。クタクタ煮は鍋に山盛りざく切りキャベツを詰め込み、刻んだハムベーコン適量と水少な目を入れて点火。キャベツで見えませんが、鍋底で注いだ水が沸騰した気配がしたら蓋をして弱火5分。カサが減ったところでコンソメ・塩胡椒などで味を決め、保温調理鍋で30分ほど保温放置するだけ。キャベツの甘味をダイレクトに味わいたいなら、コレ一択だと思います。ただ、↑と違って食べる際にレンジで温めないといけないのがSDGs的に地球にはあまり優しくないなと思いますが、まぁ誤差でしょう。

23/11/29(Wed)

自分で野菜を作っていると、どうやって料理するかよりもどうやって保存するかの方が重要になります。レシピは小手先でどうにでもなりますし、極論すれば塩味の加減さえ間違わなければ食えない物は滅多に出来ません。ですが、保存は死活問題です。いい時期を逃して畑に放置していれば、育ち過ぎてスが入り花が咲き、最終的には枯れてしまいます。そうすると種(苗)代・肥料代・畑の維持管理にかけた労力が全部ゴミになるわけで、到底許容できません。保存の方法は大別して二つ、干すか塩漬けかのどちらかです。大根で作る干し大根は前者、沢庵漬けは後者。白菜漬けは後者の典型例です。

今回仕込むのはそのどちらでもない第三の道、キャベツを使ったザワークラウトです。ザワークラウトはドイツの漬物?で、塩も入れますが、どちらかというと乳酸菌発酵によって保存性を高めた食品です。作り方は簡単。ざく切りにしたキャベツに塩と鷹の爪・ローズマリーなどの香辛料を加え、時々かき混ぜながら発行を待つだけ。本気で塩をした漬物に比べれば保存性能は全然ですが、生のままよりは遥かに長持ちします。また、春先以降は無理ですが、今の季節なら容器に入れて常温保存が可能なので、野菜室の要領を圧迫しないだけでもありがたい存在です。正直ご飯には全然あいませんが、パスタには相性が良いので使い勝手は良いんじゃないかと思いますね。

23/11/28(Tue)

寒さが本格化してきてもうすぐ霜が来そうなので、レタスの防寒トンネル用にホームセンターで不織布のカバーを買ってきました。1.8m幅のを10mで約1,000円。レタスを植えているのは3.5m程の長さですが、2重にしてトンネルにした場合にマージンを加えて10m位かなと概算しました。実際やってみると9mで足りましたが、それは結果論なので無問題。自宅にあった農業用ポールでドームを作り、2重にして端を縛った不織布をかけ、適当に洗濯ばさみで固定して終了。約15分の作業です。ちなみにずっとそのままだと光合成を邪魔してしまうので、基本日中は取り外しておく運用で。

本当はもっと大々的にトンネルをかけたいのです。大根は寒さが厳しくなってくると地上に出ている部分が凍って傷んでしまいますし、ホウレンソウや春菊は成長が落ちる上に霜で焼けてしまいます。ですが、全部やるのは時間・労力的に無理。ですんで今回は寒さに一番弱いレタスだけを対象としました。レタスは霜に当たると一発で枯れてしまい、昨年・一昨年は全体量の2割以下しか食べられませんでした。コレではあまりにもったいないので今年は対策を打った次第です。とはいえ、所詮不織布2枚のドームですから絶対的な効果は無く、せいぜい元気な個体が何とか生き延びるのを助ける程度の効力しかないと思ってます。焼け石に水ですが、そんな水でもやらないよりはマシ。せめて年内は新鮮なレタスが食べられると良いなぁ…と思っています。

23/11/27(Mon)

終わりに近づいた無花果と入れ替わりで、金柑が始まりました。この金柑、多分祖母が植えたものだと思うのですが、収穫しやすくするために高さを1.5m程度に抑えて剪定しているかわりに、周囲は大人3人が手を繋いで丸くなった程度のかなり大きな藪になっています。それに応じて収穫量も相応のものがあります。ですがココで最大の問題、私あんまり金柑が好きじゃないのです。無花果・ポポー・ブルーベリーなど私が植えた果樹は、私が食べたいからという動機で苗を買ってきていますが、金柑はそうじゃありません。食べられないというわけではないんですけど、進んで食べようとは思わない、そんな感じ。

以前はそんな金柑でもただ野鳥に食べさせるだけでは惜しいということで頑張って甘露煮なんかにしていましたが、結局のところ金柑があんまり好きじゃないのに金柑の甘露煮が好きになる筈もなく、最近砂糖の値段が高騰していることもあり、今年は作る気ゼロです。常備しているフルーツケーキ用のドライフルーツとしての乾燥金柑は重宝していますが、そんなにたくさん使わけでもないので、仕込みは4〜5年に1度で十分です。という事で結局残った選択肢は生食。毎日通りかかるたびにビタミンCビタミンCと唱えながら2〜3粒食べるのが精一杯です。まぁ、冬場は食べ物が少なくなるので、この金柑の藪の中をねぐらにしているスズメ達の食料にしてもらうのが結局一番良い方法なんじゃないかと思っています。

23/11/26(Sun)

寒さが本格化してきて、無花果の熟すスピードが目に見えて遅くなってきました。一応色は緑から赤紫に変わっていくものの、実は大きくならないので甘さが足りず果肉も固いまま。こういう実は枝につけておくだけでも木にエネルギーの無駄遣いをさせているわけなので、本来なら熟すことが期待できない実は予め除去しておくべきだとマニュアルでは教えています。ですが、いつ寒さが本格化するかなんて分からないですし、分かったとしてもどこから先を切り捨てるべきかなんて素人に判断できません。現状まだ緑色の実は利用できませんけど、赤紫になった実は一応香りは付いているため、コンポートにして甘味を足しつつ煮て柔らかくすれば普通に美味しくいただけます。

というわけで、今回はこれ以上熟すことが見込めない無花果の実でコンポートを作りました。実はジャムとの二択で迷ったんですが、最近朝食パンはオリーブ油とニンニクで食べる事がすっかり定着したうちでは、ジャムの出番は殆どありません。もっぱら友人達にあげるように少しは作ってますけど、最近は基本的にジャム作りは避ける方針です。という事で今回はコンポート。凝れば色々出来ますが、面倒臭いので簡単に作ります。

無花果はヘタの部分を切り落としてから小さいものは縦二つ割り、大きいものは縦四つ割りにします。皮は面倒臭いので剥きません。砂糖はジャムが果肉量の50%を使うのがスタンダードなのに鑑み、果肉の量の30%を使います。水をややひたひたに足りない量注いで点火。無論白ワインを使えば2ランクグレードアップしますがうちにはストックしてませんし、わざわざこのために買いに行くのもだるいので水で。様子を見ながら余熱で火が通る事を計算に入れ、やや硬いくらい…今回は5分で火を止めました。最後に冷蔵庫で干からびかけていたカボスを絞って種を取り除いたものを点火。粗熱がとれるのを待ち、冷蔵庫でよく冷やして完成です。感想:普通に美味い。今はジャムやコンポートも市販品で作るのが普通ですが、本来はこういう生食に向かない果物に甘さを足しつつ保存性をあげるのが本来の姿なんじゃないかと思います。私も生で食べられるんならわざわざこんな面倒臭い事しません。ですが、生で食べられずそのままにしておいたら土に還るしかない無花果の有効活用としてはかなりいい方法なんじゃないでしょうか。

23/11/25(Sat)

もうすぐ12月か―と思いつつ、何気なく卓上カレンダーをめくって驚愕しました。12月がありません。うそーん、と思いつつ1月からめくっていっても、やっぱり11月までしかないのです。一応父親に尋ねてみたんですが、当然関与しておらず。生まれてこの方、11月までしかないカレンダーなんて初めて見ました。ちなみにDaiso製。最近は100円ショップを侮ってはいけない、使えるものが沢山あるんだという論調が主流ですが、個人的には100円ショップなんてこんなもの、という思いの方が強いので特に大きな驚きはありませんでした。

以前温度計が欲しくてDaisoに行った際もそんな経験をしました。目当ての品を見つけて買おうとしたのですが、同じ場所にある同じ型番の温度計に最大5度の違いがあるのを見て買うのを止めた経験があります。1〜2度なら100円だしまぁいいかとなるんですけど、5度は無理です。高い方が良いとは思いませんが、低価格の商品で利益を上げて会社を回していこうと思ったら、どこかに歪みが出ない筈はないのです。私も100円ショップは使いますけど、こういう側面がある事を理解しつつ、低品質でも構わない場所限定で使うのが良いかと思います。あんまり100円ショップを持ち上げるのはどうかと思いますね。

23/11/24(Fri)

最近は2日に1回のペースで厚焼き玉子を作るんですが、その卵焼き器の焦げ落としが私のマイブームです。この卵焼き器は国鉄で整備の仕事をしていた祖父が職場の機材を使って作ったものらしく、うちの料理道具の中でも多分トップクラスの古株です。取っ手まで金属製なので、鍋掴みが無いと熱くてまともに持てない・とにかくクソ重いというデメリットはありますが、それを上回るメリットが2つ。1. デカい。元々正月料理に使う太巻きに海苔代わりに使う薄焼き卵を作る事を想定して作られているので、とにかく大きいです。Amazonで検索してみても、うちのと同サイズの物はまずありません。卵4個でジャストサイズの厚焼き玉子が作れるので、とても重宝しています。2. 銅板が厚い。一般的な卵焼き器は1.5mmの銅板を使っていますが、うちのは2mmあります。このおかげか熱が均一に回ってすこぶる使い勝手が良いです。

ただし、長年雑に扱ってきたせいで、年代物の焦げがこびり付いています。すっかり本体と一体化しているので、それで卵焼きの質に影響があるわけではないですが、見た目が美しくないのでコレをキレイにするのが私のライフワークです。卵焼きを作り終わった後の熱々の状態に水を注ぎ、ヘラでガリガリ削ります。あんまりやり過ぎて本体が傷ついたら本末転倒なので、その辺はとても注意して。中華鍋だと直火で炙って焦げを燃やしてしまう方法が使えるんですが、卵焼き器でそれをやると角の溶接が外れるリスクがあるので無理。ただ、少しずつキレイになっていく卵焼き器を見るのは結構楽しいので、この作業を毎回楽しみにしていたりもします。とはいえ、側面や角の部分は難易度が高過ぎるので多分無理。その辺の割り切りは必要だと思ってます。

23/11/23(Thu)

相変わらず庭の剪定は続けており、10月終わりから始めた作業がやっと折り返し地点位です。私の剪定順は樹種を問わず端から順番に、です。コレは作業するのが嫌な樹を飛ばしていると、どんどん嫌になってモチベーションが下がっていくから。そんな選定作業を考えるだけで憂鬱になる樹のトップは松です。とにかく手間がかかって面倒臭いことこの上ない樹。そして、そのマツに並ぶほど剪定を考えるだけで憂鬱になるのが柚子です。

柚子というと冬場に風呂に入れると良い香りとか、中に柚子味噌を摘めた柚子味噌美味いよね、みたいなほのぼのとした感想がほとんどだと思いますが、柚子の樹は凶悪の一言です。とにかく棘が酷い。柑橘系は全般的に棘のある樹が多いですが、柚子は別格。長さ5cm以上もある布団針の様なぶっとい棘が幹のあちこちに生えていて、非常に危険。軍手なんて何の役にも立ちませんし、分厚いゴム手袋どころか、角度さえあえば踏んだら靴底も貫通します。そして極めつけ、うちの柚子はまだ実をつけたことがありません。実生の柚子は実が出来るまで10年以上かかるそうで、うちの樹は多分10年目前後だと思うのですが、サッパリ実をつける気配がないのです。そんな樹でも枝が混んで風通しが悪くなるとアブラムシが大発生するので、定期的な剪定は必須。更に春〜秋にかけては天敵のアゲハが葉を食い荒らしに来るので、パトロールをして幼虫を見つけ次第踏み潰さないといけません。クソ面倒臭いのにちっとも結果を出してくれない樹、それがうちの柚子です。

23/11/22(Wed)

寒さが本格化してきたので、今年も例年通り寝袋を出しました。寝袋in布団が私の冬の定番スタイルとなってます。この辺りがそんなに寒くない地方というのもありますが、このスタイルだと電気行火や湯たんぽなどの外部熱源は全く不要。自分の体温だけで快適に眠れるので、エコ極まりありません。

このスタイルの勝因は何といっても熱が逃げない事です。普通に布団で寝ていると、どうしても掛け布団と敷布団の隙間から熱が逃げます。しかし寝袋は文字通り袋になっているので、顔の部分しか熱の逃げ道がありません。物凄く寒い夜はバラクラバ(銀行強盗がよく使うタイプの目出しニット帽)をつけて寝ると完璧ですが、正直そこまでしないといけない夜は殆ど無いです。デメリットはトイレに行くことがやや大変になる点です。寝袋から這い出てトイレに行き、帰ってきたら寝袋に入る。うちは照明のリモコンが無いので、これらを真っ暗な中で行わないといけません。慣れればどうという事はありませんが、それがデメリットといえばデメリットです。

最近はすっかり下火になりましたが、少し前のアウトドアブームで買った寝袋がすっかり出番を失っているという人には特にオススメ。うちなんて年間の1/3位は寝袋で寝てますから、大学時代に買ったそこそこお高い寝袋はもう完全に元ととったと言えるでしょう。流石に摩擦の多い顔周りは少し朽ち始めていますが、オフシーズンにこまめに修繕しているので、あと30年は働いてもらおうと思っています。

23/11/21(Tue)

コミックのきのう何食べた?でシュウマイの簡単な作り方が載っていて、面白そうだと自宅でもやってみる事にしました。ですが、ココで珍しく大きなミス。豚挽き肉だと思って買ってきたのが実は合い挽き肉でした。まぁ多少材料が違っていてもいけるじゃろとそのまま突き進んでしまうのがいつもの私ですが、今回は違います。かなり以前ですが餃子を作ろうとして同様のミスをした事がありまして、そのまま合い挽き肉を使って餃子を作ったのですが、全く美味しくなかったのです。牛肉の風味がどうにも餃子にあいません。多分シュウマイも同じ結果に終わるだろうと思ったので、今回はシュウマイ中止です。幸い皮は賞味期限がそこそこ長かった(12月頭まで)ので次回に回し、挽き肉は久しぶりのハンバーグで消費しました。

うちのハンバーグは大体照り焼き味。パテを焼いた後の脂で味醂醤油砂糖を煮詰めてソースにします。ですがこのソースが余りがちなのが以前から気になっていました。脂の量が決まっているので、それに合わせてその他調味料を使わざるをえないのですが、必要量の倍位は出来てしまいます。コレを排水溝に流すのは施設管理の面から駄目ですし、かといって滅多に出さないゴミの日までとっておくのも現実的じゃありません。そこで思いついたのが毎朝のトーストに塗ってしまえという案。フライパンがそこそこ冷えてからシリコンのヘラで余ったソースをこそげとって極小のタッパーに詰めて冷蔵保存。翌朝トーストに塗ったら結構いけます。トーストに味醂醤油というとドン引きする人もいるかもしれませんが、照り焼きバーガーとか普通に市民権を得てるんで、不味い筈がないのです。というわけで今後は照り焼きハンバーグを作って余ったソースは翌日以降のトーストに回すことになりました。エコですね。

23/11/20(Mon)

畑の白菜がいい感じになってきたので、今日は白菜漬けの仕込み開始。色々な野菜を作っているので、モッタイナイ精神で色々作ってしまうのですが、極論するとご飯のお供として必要なのは、沢庵漬け・白菜漬け・梅干しの三つだと思います。この3つはマストで後は全部任意、私の心はそんな感じ。

沢庵漬けの時もそうでしたが、収穫したばかりの白菜は水分が多すぎるため、そのまま漬けると水っぽくなってしまいます。ですんで、とりあえず干します。採ってきた白菜を1/4にカットし、切断面を上にしてザルに広げ全体的にしんなりするまで2〜3日放置します。気温によっては夜間凍る事があるので、天気予報を見て必要ならば日が落ちた後は屋内に取り込みます。コツとして、切る際は必ず地面側に10cm程切れ込みを入れ、そこから裂いて分割するのが重要です。全部刃物で切ると本体と繋がっていない葉のきれっぱしが大量に発生し、落ちて後片付けが面倒になりますし、そのままロスにもなってしまいます。そこから先は普通に下漬け→本漬けと進んでいき、10日ほどで食べられるようになります。かける手間暇を考えると正直買った方が安いんですが、せっかく作った野菜をなるべく有効活用したいので、それなりに手間暇かけて仕込んでます。

23/11/19(Sun)

買い物ついでに寄った近所のTSUTAYAの店先に焼き芋の移動販売車が来てました。全く買う気はありませんでしたが、興味ついでに値段を見たら1グラム2.5円。量り売りというと100g単位が多く、この焼き芋の場合グラム250円と表示するでしょう。しかし多分、焼き芋でグラム250円と書くと高いと感じて買い控えが起こるのを予想し、数字が小さい1g単位で単価を決めたんじゃないかと思います。コレがどれくらいの価格かというと、私が食後食べる焼き芋が小鉢にほんの軽く盛って100g程。皮を剥いていることを考えると、この量で300円。移動販売車のガソリン代、焼く為の光熱費などを乗せると全然高くないのは分かるのですが、自分ちでそこそこ美味い焼き芋を作れるようになってしまった現状、うちでは全く需要がありません。

ちなみにうちの焼き芋は濡らした新聞紙→アルミホイルで包んで焼きます(余熱後160度で2時間)。そしてココでも可能な限りエコ。新聞紙は再び広げて古紙回収の束に混ぜるのは手間がかかり過ぎるのでパス。なるべく広げてから風で飛ばないように日なたに放置。通りかかった際にはひっくり返して全体的に乾くようにし、乾いたら他の紙ゴミと一緒に焼きます。アルミホイルは出来る限り再利用。芋が熱い内は手元が狂って不必要にホイルを破るリスクがあるので、触るのは芋が冷めてから。なるべくデンプンの分解を進めるために、オーブン内で数時間かけてゆっくり冷まします。その後キレイにホイルを剥いて束ねておき、次の焼き芋で再利用します。大体15回位は使えているんじゃないでしょうか。本当は焼きの最後に新聞紙を取り除き、ホイルだけで焼いて香りをつけるともっと美味しいのですが、それをやるとホイルへのダメージが大きいので、もったいなくてうちではやりません。

あと最近、焼く前に半日ほど3%の塩水に漬けこむという工程を加えました。この工程を経ることによって加わる微妙な塩味で焼き芋の味わいが全く変わります。時間に余裕があるならとか温い事を言ってないで、焼き芋を焼くなら絶対に予め塩水に漬けておくべきですね。

23/11/18(Sat)

畑の大根がいい感じになってきました。ベストサイズの80%位でまだ少し早いのですが、ベストを待っていると食べ切れない廃棄が増えてしまうので、フライング気味に大根消費を開始します。基本はおでん常備。安い練り物セットと蒟蒻を具材にシャトルシェフでおでんを仕込み、常時冷蔵庫にストックしておきます。そして当然これだけでは全く追いつかないので、今回は沢庵漬けを仕込み中です。

あんまり作り過ぎても酸っぱくなって食べられないので作る量の加減が難しいのですが、今回はとりあえず8本です。葉の部分も塩漬けにすれば結構美味しいんですけど、白菜やホウレンソウなど他に優先して食べるべき葉物が山ほどあるので、今回は廃棄。抜いてきた大根は泥を落とし先っぽはうまく漬からないので切り捨てます。それを軒下の日当たりの良い場所に数日放置し、両端を持って曲げると折れずにヘアピンカーブが出来るようにします。あとは市販の沢庵漬けの素を使って下漬け→本漬けと進めば完成。正直簡単です。かける手間の事を考えると正直買った方が安いのですが、市販の沢庵漬けは甘過ぎる場合が多くて正直口にあいません。自分で作るとトライ&エラーを繰り返しながら理想の味に近づいていけるので、急がば回れじゃないですが、市販品を買い漁るよりもこっちの方が手っ取り早いと思います。

23/11/17(Fri)

この辺はド田舎で都会に比べると近所付き合いが濃く、色んな物を貰ったりあげたりするのは日常茶飯事です。大概のものは心からありがたくいただくんですが、内心全く嬉しくない貰い物もあります。その筆頭が旬の野菜。近所という事は畑の土質・気候は全く同じなわけで、畑がある家では皆大体同じものを作っています。今の時期だと大根・蕪・キャベツ・白菜辺り。当然うちでも作っているわけですが、沢山出来たからとこれらの野菜を大量に持ってこられると、正直迷惑でしかありません。しかもその野菜が微妙にうちのより出来が悪かったりすると、もやっとした気分にならざるをえません。

収穫してしまった野菜は畑にある野菜より賞味期限がグッと短くなってしまうわけで、優先するのは貰った野菜。しかしその出来が劣る野菜を食べている間に、畑の良い野菜は収穫のベストタイミングを逃してしまうというジレンマ。冷酷に徹してもらった野菜をそのまま捨ててしまう…というのは流石に無理です。ということで、他人にあげるんならちょっと珍しい野菜にしてもらえると非常にありがたいです。たとえば、キャベツじゃなくて芽キャベツとか。くれるのはありがたいんですけども、旬のありふれた野菜をたくさんできたからと言って周囲に配るのは、正直どうかと思いますね。

23/11/16(Thu)

今日はうちで使っている2台の冷蔵庫の片方を止めました。うちには標準的なサイズのものとそれより少し小さなサイズのものがあります。標準サイズの方はキッチンに置いてあり、常備菜や飲み物などごく一般的な使い方をしてます。それに対して少し小さな方はキッチンの外の土間に置き、主に夏野菜の保存や暑い日に靴を脱がなくても冷たい飲み物がとれるように入れてたりします。電気代の面から言えば一台で完結させたいのですが、特に夏場はオーバーフローしがちなキュウリ・茄子・トマトなどは常温保存が難しく、また半分に切ったスイカなどは台所の冷蔵庫にとてもじゃないけど入れるスペースがありませんので、致し方なく2台運用です。

ですがそんなサブ冷蔵庫も気温が下がるに従ってどんどん中身が減っていき、今回コンセントを抜いて来年の初夏までお休みに入りました。とはいえ、全く使わないのも減価償却的観点からするとからモッタイナイ話なので、ただの物入れとしては有効活用します。ちなみに半年間使った冷蔵庫は結構汚れているので、まず外せるパーツは全部外し入浴後の風呂に1時間ほど放り込んだ後スポンジで擦れば、洗剤不要でピカピカになります。そしてうちの冷蔵庫で一番汚れる冷蔵室の底面。ココは軽く絞った雑巾を2時間ほど置いて汚れを浮かせてから掃除すると楽が出来ます。そのまま拭こうとすると、食品から出た糖分が粘りになっており結構大変ですんで、なるべく楽すべく雑巾置きっぱなし後の掃除がオススメです。

また、経験則上冬場は全く使わないので、メイン冷蔵庫の製氷機能も止めます。こちらも製氷皿周りの外せる部品は全部外して漬け置き洗い。うちの冷蔵庫は自動製氷機能がついており、氷が溜まるスペースがあるんですが、冬季の間ココは普通に冷凍庫の一部として有効利用します。これらでどれだけ節電になっているかはよく分かりませんが、製氷機能を止める方はともかく、冷蔵庫一台を止めるのは結構効果があるんじゃないでしょうか、多分。

23/11/15(Wed)

急激な気温の低下は生活の色々な所に影響を及ぼします。その中でも大きいのがパン焼き。うちでは電気代の節約も兼ねて生地の発酵はオーブンなどを使わず、温かい場所に置いておくという極めて原始的な方法を採っています。この場合適温は20〜25度。コレより上だと発酵が進み過ぎて生地がベタベタになり、下だと発酵が進まず生地が全く膨らみません。最近の気温低下で自然発酵は不可能になりました。そこで重宝するのが電気行火です。

生地を入れてポリ袋で包んだボウルに電気行火をくっつけ、日中は使わない毛布でグルグル巻きにして放置しておけばいい感じに発酵してくれます。ただし、↑で書いたように温め過ぎると生地がベタベタになってしまうので、設定温度の加減はとても重要。少し低いくらいにしてなるべく長時間かけて発酵させるのがコツといえばコツです。

ところでフランスパンなどの上面にある切れ込み、クープラインというのですが、アレは焼く直前に切れ込みを入れて作ります。ただこの作業、よく切れる刃物じゃないと粘る生地に阻まれて全然上手くいきません。この度にナイフを研ぐのもかったるいので、最近はカッターナイフを使っています。コレなら切れ味が落ちた際は刃を折ればいいだけですし、使った後に油を軽く塗っておけば錆びる事もなく10回位は使えてお手軽です。まぁ、自宅でパンを焼く人なんてごく少数でしょうから、あんまり役に立たない情報ですけども。

23/11/14(Tue)

テレビのリモコンスイッチの反応が悪くなりました。電源ボタンが5秒程押しっぱなしにしないと反応しません。このケースは過去にも経験があるので、すっかり慣れてます。他のボタンも同様に反応しなくなれば電池切れ、特定のボタンだけ反応しないのなら接触不良です。今回は後者。このリモコンが同様の症状を発症するのは確か3回目なので、ホームセンターで安い汎用リモコンを買ってきた方が手っ取り早い気もするんですが、直せるうちは徹底的に直して使い倒すのが私のポリシーなので、直します。

手順としては、ドライバーでケースをあけ、接触不良を起こしている部分を確認。予想通り接点が薄白っぽく汚れていたので、多分コレが接触不良を起こしていた原因の酸化膜というヤツでしょう。要らない布を使ってコンパウンドで軽く磨いてから接点復活材を塗り、再び組み直して完了。10分程度の作業で復活しました。前回まではやってなかったのですが、今回から修理した日付と簡単な内容を附箋にメモし、修理箇所の近くに突っ込んでおきました。コレで修理間隔を定量的に把握できていい感じだと思います。修理は結構難しくて、私も過去ネットを参考にして挑戦したものの材料費の無駄に終わったケースが沢山あります。ただ、そういうのも経験なので積み重ねていくと成功確率が上がるわけで、やらないよりはやった方が良いのかなと思います。失敗すると命にかかわるような修理は避けますけども。

23/11/13(Mon)

いきなり寒くなってきたので、気温が高止まりしているのを言い訳に先延ばしにしてきたレモングラスの冬支度を急いで行いました。レモングラスは見た目ススキそっくりのハーブで、名前の通り柑橘系の香りがします。うちでは紅茶と一緒に淹れての味変に重宝しており、確か200円で買った苗をもう5年ほど育ててます。このレモンハーブは見た目ススキそっくりという事で、性質もススキに似ており、滅多な事では枯れません。水切れだけに注意して日当たりの良い場所に放置し、時々思い出したように肥料をやっていればOKという極めてお手軽ハーブです。しかし、唯一の弱点が寒さ。東南アジアのハーブという事もあって寒さには滅法弱く、気温が氷点下になると死にます。

そんなレモングラスの冬越し方法はまず、新陳代謝を抑えるために地上部分を3cm程残して全カットします。次に鉢全体をエアパッキンで巻いてガムテープで固定し、上部は透明のポリ袋をかぶせ紐で縛って寒い空気が入り込まないようにします。最後にこの鉢を屋内窓際のなるべく温かい場所に移して完了。冬の間は受け皿の様子を見て、月に一度ほど水を遣っていればOK。ちなみに春が来たらいったん鉢から取り出し、ノコギリで株を1/3程に切り詰めてから同じ鉢に植え直しています。この作業をしないと根が詰まりますし、切り詰めていかないと際限なく大きくなって使い切れなくなりますんで、必須。バジルやパセリが1年で枯れてしまうのに対して、レモングラスは世話を失敗しなければ無限に作り続けられるのがとても良いと思いますね。

23/11/12(Sun)

近所のおっちゃんからハウス栽培のキュウリを貰いました。寒さが本格化すると傷んで食べられなくなるレタスをなるはやで消費しようと毎日サラダでワシワシ食べている身にとってはありがたいのですが、ちょっと多い。今のサラダのペースだと傷む前に全部食べ切れるか微妙なラインです。酢の物にすればあっという間に無くなるのですが、何となく酢の物=夏というイメージがあって作る気になりません。色々考えたのですが、幸いにも材料が揃っているので、久しぶりにピクルスを仕込んでみました。

材料は大根・二十日大根・プチトマト・蕪です。大根はおでんなどの本格利用にはまだ少し早いですが、拍子切りにしてピクルスに使うには十分な太さになっています。大根の皮はなるべく食べたい派なんですが、ピクルスの場合は少し厚めに皮を剥くと良い感じの歯触りになります。二十日大根は流石に皮剥かず、歯応えを残すために厚めのスライス。プチトマトはそのまま。蕪は大根同様厚めに皮を剥いて拍子切り。砂糖・酢・塩などで適当にピクルス液を作り、ニンニク・黒胡椒・鷹の爪・ローリエなどでフレーバーをプラスしたものを煮立たせ、熱々の内に予め塩で揉んでおいた野菜にぶっかけ、冷めるまで放置すれば完成。普通に美味いです。ただ、毎回残念なのが残ったピクルス液。結構な調味料コストがかかっているのでただ捨てるのはモッタイナイく、ドレッシングにしてみようと挑戦したこともあるのですが、如何せん野菜から水が出て薄まっているので、どうにもうまくいきません。漬け液の二次利用が現状ピクルスを作る際の最大の課題となっています。

23/11/11(Sat)

近所のおばちゃんから冷凍エビフライを貰いました。時々野菜を上げたりしているのでそのお礼かと思われます。このエビフライ、どこぞの高級品ではなく近所のスーパーで買って値段部分をマジックで黒く塗りつぶしたものです。個人的にはそこまでしなくても…と思うのですが、くれたものはありがたくいただく所存。

タグを見ると170〜180度で2〜3分揚げよと書いてあったので、その通り調理してみました。結果:駄目です。最近は冷凍食品技術が発達してきて美味しいものも多いと聞きますが、この冷凍エビフライはかなり駄目。昔の駅立ち食いソバの天婦羅並みにエビが小さく、芸術的なレベルで嵩増しした衣が付いている一品で、衣の味が圧倒的に買ってしまっています。それでいて本体は極細なのでエビ特有のプリプリした食感はほぼ無く、自分じゃ絶対に買わない代物となってました。もしコレが冷凍フライではなく冷凍天婦羅だったら、安い天婦羅ソバの自宅再現版としてそれなりに楽しめたんですが、フライだと全く使い道がありません。コレは自分じゃ絶対買わないですね。他人に何かをあげる際は、予め自分で味を確認したものに限定するべきじゃないかと思います。まぁその上でこの冷凍エビフライを選んだのなら、多分私とは味の相性が決定的に合わないのでしょう。

23/11/10(Fri)

庭の中心樹であるクロマツの剪定を2日間延べ2時間かけて終了しました。クロマツ、マジ嫌い。アカマツだったらワンチャン根元から松茸が生えてくる可能性がありますが、クロマツはゼロ。他の樹と比べると格段に剪定の手間がかかり、葉が皮膚に突き刺さって痛いのも大きなマイナスポイントです。剪定の手間がかかる最大の理由は刈り込みばさみが使えない事です。一般的な樹は刈り込みばさみを使ってバリバリ刈っていけばすぐに終わるんですけど、マツに刈り込みばさみを使ってしまうと中途で切れた松葉が時間経過で茶色く変色して非常に美しくないのです。ですんで、一枝一枝剪定バサミで地道に切らないといけません。

そんな何の役にも立たないマツが何故日本庭園で人気かというと、それは格好良いからです。確かに私も、自分が関わらない場所でマツがキレイに剪定されているのを見ると風流を感じます。ですが同時に、あのマツをあの状態で維持するには手間暇かかるよね〜という事も実感できるようになったので、素直に感心することが出来なくなりました。マツは1回の剪定に時間がかかるだけでなく、1年放置しただけで大変見苦しくなります。維持管理がとても大変な樹で、私が庭を作るとしたら絶対に選択しません。そもそも私だったら日本庭園で無く、少しでも実利の見込める果樹園を作りますんでね。

23/11/09(Thu)

Yahooのトップ記事はそれまで見た記事の傾向を分析して利用者ごとに決められるようで、うちでは当然の様にキッチン・料理・掃除などがよく出てきます。ですが、一応目は通しますけど納得できない記事の方が多いかもしれません。最近見たものだと、“コレはキッチンに要らないから捨ててもOK”みたいな記事。圧力鍋・計量スプーンが挙げられていて、捨てても良いんだーと思いました。うちでは絶対無理です。まぁそもそもキッチンの使い方が千差万別なのだから、一般化してコレは要らないなんて記事はあんまり書かない方が良いんじゃないかなと私は思います。

うちでは玄米ご飯を炊く為に3日に1回は必ず圧力鍋を使いますんで、捨てるなんてとんでもない。最近は玄米が炊ける炊飯器もあるようですが、私は基本的に電気を熱に変えて使うのが嫌いなので、新しい炊飯器を買おうとは思いません。計量スプーンは、慣れれば目分量でいけるという人も大勢いますが、目分量は味の傾向にその人の癖が出がちで、何を作っても同じような味になりがちというデメリットがあるので、私はそれを避けるために毎回基本的に計量スプーン・計量カップを使って自分の感覚に頼らない味付けをしています(勿論最終的に味見をして微調整はします)。片付けの流儀に関しても、人によっては効果的かもしれんけど、うちではやらんな…という内容の方が多いです。結局何が言いたいかというと、何か不具合を感じたら自分の頭で考えて改善してみて、結果を見て修正を加えつつさらに改善を図るのが大事なんじゃないかという事です。Yahooの記事は時々参考になりますが、参考にならないのも一杯あるので、最終的に決めるのは自分って事ですね。

23/11/08(Wed)

夕方洗濯ものを取り込もうと庭に出たら、蟹が歩いていました。直線距離で30m程の所に用水路が流れているので居ても不思議ではないですが、間にはそこそこ交通量のある農道が挟まってますし、この先はうちの家屋があるだけで水場はありません。原因はよくわかりませんが、迷い込んでしまったんでしょう。ココで蟹を見かけたのは生まれて初めてです。一瞬、粉々に粉砕して蟹汁にしたら美味かんべと思ったのですが、泥抜きの間エアを入れて活かし続けなきゃいけない事を考えると面倒臭くなり、すぐに用水路に逃がしてあげました。もしかしたら近々、人間に化けて恩返しをしに来るかもしれませんので、期待せずに待つことにします。

うちの前の用水路も私が子供の頃からすると様変わりしました。一番大きいのはコンクリートで護岸工事をした事。ただ、生息する生き物の種類はそんなに減っていない気がします。メダカ・ドジョウ・フナ辺りは普通にいますし、蟹も数は多くないですがいます。劇的に減ったのは問題のアメリカザリガニで、子供の頃は煮干しで釣って遊んだものですが、最近は全く見なくなりました。昔は護岸の岩の隙間に入り込んで繁殖していたのがコンクリート護岸で住処を失ったためらしいのですが、いずれにせよ厄介な外来種がいなくなるのは喜ばしい事です。あと、昔は田んぼの中で普通に見かけていたタガメやタイコウチは完全に消えました。蛍もゼロではないですが激減です。この辺は復活してほしいものですけど、効率的な稲作運営とは相いれないので難しいですね。

23/11/07(Tue)

蕪がいい感じで大きくなってきたので、常備菜に酢蕪が加わりました。うちでは私の個人的な好みから蕪は非加熱調理一択です。蕪は加熱するとすぐにドロドロになってしまいます。それが良いという人もいるでしょうが、私は嫌。程よく歯応えを残す事が非常に難しいので、最初から挑戦を諦めています。酢蕪を作る場合、うちの蕪は結構すぐにスが入ってしまうので、割ってからのロスも込みで少し多めにとってきます。葉は使わないので、青味用の1株分を除いて全部畑で廃棄。細かく切ってフリカケ的なレシピもありますが、正直キリがないのでうちではやりません。

採ってきた蕪は良く洗ってから大きさによって2〜3枚に極厚でスライスします。この際中心部が茶色〜黒く変色していたらアウト。その個体は全廃棄です。変色個体は大き過ぎるものか変形しているモノに多いので、慣れれば刃を入れる前から何となく予想は出来ますが、コレは駄目だろうと思って大丈夫な事は殆どないのに対し、コレは大丈夫だろうと思ったけど割ったら駄目だったという事は結構あるので、油断できません。あとは大丈夫だった個体を菊花切りにし、塩を振ってしばらく置いてから甘酢で味付けをして完成。ちなみに中心が変色してしまった個体は、そこを取り除いて調理してもやっぱり硬くてえぐいので、諦めて捨てた方が良いです。色々調べたところ、この変色は土中のホウ素が足りないことによっておこるようです。その為うちでは今年からホウ素入りの肥料を使っており、以前に比べると格段に変色個体は減りましたが、根絶には至っていません。来年はホウ素を単体で追加投入すべきかも。

23/11/06(Mon)

10月後半から1日1時間をノルマにして庭木の剪定を進めています。今までの経験上、かかる時間はのべ約50時間。雨の日や買い出しの日など作業できない日もあるんで、年内で一通り作業が済むというペースになっています。庭木の剪定なんてやった事がある人の方が少ないでしょうが、一番大変なのは梯子の移動です。3m以上ある庭仕事用の梯子を移動し、狙った枝に手が届く状態でセットするんが本当に大変。材質は多分アルミ合金でできていて重さはそんなでもないんですが、とにかく長いのが厄介。運ぼうとしても、あちこちの枝に引っ掛かってままなりません。

また、狙った場所にセットするのも大変。枝が邪魔をして思った場所に置けない事は日常茶飯事ですし、庭の傾斜も厄介です。うちは日本庭園なので当然起伏が激しいです。梯子を安定して設置するには、3本の脚が同じ高さに無いといけないのですが、そんな事はまずありません。そうすると長さ調整が出来る1本の脚を調整し、登っても倒れない状態にしないといけないのですが、コレもまた結構面倒臭い。もう何年も作業しているので、この樹を剪定するときはココに梯子を置くという風にパターンを記憶しているのでまだマシですが、庭木屋さんは大変だろうなと思います。とっとと終わらせて年末を迎えたいんですけど、まだまだ先は長いです。

23/11/05(Sun)

先日のサイゼリヤでのカエル混入事件を見て、唐突に子供の頃の記憶が蘇りました。私が小学校一年生の頃、お弁当に入っていたホウレンソウか何かのお浸しの中に小さなカタツムリが入ってました。勿論調理過程で茹でられて死んでます。今ならハイハイ、カタツムリねと脇に除けてそれで終わりなのですが、当時の私はちょっと違いました。テレビか何かでどうやらフランスではカタツムリを食べるらしいという半端な知識を得ていたため、コレも食えるんじゃね?と試してみたのです。無論、いきなり丸ごと口に入れて噛み砕くわけではなく、端っこを少し齧ってみる程度ですが。その結果、あぁコレは食えないなと判断して結局食べませんでした。

それで、当時から性格の悪かった私は帰宅してから母親に“カタツムリはお弁当に入れないで”とか言ったらしい。故意でそんな事をしている筈はないのだから、“カタツムリが入ってたよー”位で良いと思うのですが、やっぱり嫌な子供だったのですね。自宅で野菜を作っていると、野菜を下茹でしたらカタツムリや芋虫が一緒に茹でられてたとか日常茶飯事で、見つけても何も思わなくなります。慣れない人は茹でた野菜を全廃棄したりするんでしょうけど、うちでは異物だけ取り除けばOKです。サイゼリヤのカエルも、工場で何千人分とかの調理を一気にするんでしょうから、完全に異物を取り除くのは現実的に不可能だと思います。金属探知機の様な自動化の手段があるわけじゃないので、結局人の目で確かめないといけないわけで、それを徹底しようとしたらさらに人件費が上がって商品価格に反映され、結局は最終消費者が自分で自分の首を絞めることになります。頼んだサラダにカエルが入っていたら正直私だっていい気持ちはしませんが、あんまり騒ぐほどの事ではないんじゃないでしょうか。

23/11/04(Sat)

玄関脇に置いてあるプランターに植えてある二十日大根が食べ頃になりました。二十日大根の語源は多分種を植えてから二十日という短期間で食べられるようになるという事からでしょうが、実際にはそんな短期間では食べられません。うちの二十日大根で現在2カ月弱。ただ、大根に比べると圧倒的に小さいのでプランター出たがるに育てられるのは利点です。大根と違って地面のごく浅い場所で出来るので、土の深さも15cmあれば十分です。

採った大根は現状サラダ一択です。畑のレタスと貰い物のキュウリを加え、買い置きの胡麻ドレッシングをかければ普通に美味い。ネットを見るとピクルスにすると調味液に赤い色が出てオススメとあったのでいずれやってみたいとは思いますが、現状ピクルスにできそうな野菜が二十日大根しかないので先延ばし中です。

ところで話は変わるのですが、↑で書いた二カ月弱という表現。以前ラジオで最近の若い層…30代以下の人は、二カ月弱というと具体的には65日という風に二カ月に少しプラスの日数を思い浮かべるのでそうです(ちなみに二カ月強というと、二カ月にもう少しプラスした70日くらいというイメージらしい)。最初コレを聞いた時に物凄くびっくりしました。私にとって2カ月弱といえば55〜57日というイメージです。同じ理由で最近では1時間弱というと65分前後を指すそうです。ただ、よく考えてみるとある時点より前を弱・後ろを強と表現するよりも、ある時点より少し後を弱・もう少し後を強と表現する方が理屈にはかなっているかもしれません。それでもこの件に関しては、ジェネレーションギャップを身近に感じましたね。

23/11/03(Fri)

畑のレタスがいい感じになってきたので毎日サラダで食べてます。ただ、当然サラダだけじゃ大幅な供給過多になり、大量のレタスを腐らせることになります。うちの場合、毎朝大きな葉を4枚選んで摘んできて、昼食と夕食で2枚ずつ食べるというルーティン。最近は近所のハウス農家の知り合いからキュウリを貰ったので、キュウリレタスサラダです。ドレッシングをかけるとそれなりに美味しいのですが、レタスはそれしか消費方法がないのが現在悩みの種。

世の中には大体似たような悩みを持つ人が多く、ネットで調べるとサラダだけでは食べ切れない大量のレタスを消費する為の様々なレシピが紹介されています。このケースで多いのは炒め物にするか、スープにするかの二択。私も一応両方試してみたのですが、加熱した場合のレタスって競業他社のキャベツに数段劣るのですよね。生だとキャベツとは違った持ち味なので競ることが出来ますが、加熱するとレタスの持ち味であるシャキシャキ感が薄れ、更に加熱したキャベツ程甘味が出ないという結果に。畑で腐らせるのは嫌なので、今後も色々試してみたいとは思いますが、ネットレシピでもなかなかコレ!というのが無いのが困りものです。

23/11/02(Thu)

秋播きのパセリが種を播いてから苦節20日目にしてやっと発芽しました。発芽前に気温が下がってしまったらどうしようと冷や冷やしましたが、何とかセーフ。パセリをはじめセロリ・人参などセリ科の野菜は発芽させるところが最大の難所です。コツは種を深く植えない事・水を切らさない事・ヘタな鉄砲理論の3点です。私も何度失敗したことか…。最初種まきは小学校の頃やった朝顔の種植えの要領で、小指の先ほどの穴をあけそこに種を入れて土をかぶせていましたが、コレだと深過ぎてほぼ発芽しません。セリ科の種は発芽にも光が必要らしく、穴をあけずに土に種をばらまき、その上から土を本当にうっすらかけるだけでOK。

そして水。水が切れると発芽しないので、朝晩水遣りをします。この時普通に如雨露などで作業をすると、↑の植え方をした種が流れてしまうので、霧吹き推奨。最後にそれでも発芽率はそんなに高くないですし、セリ科の種はまとめて植えた方が発芽しやすいそうなので、1つのポットに15粒位贅沢に植え(アブラナ科はこの1/5位でOK)、適宜間引きしていきます。発芽してしまえば後は割と楽勝で、特にパセリは寒さに強いので霜や雪が直撃しない限りは外で冬越しできます(私は屋内に入れますが)。パセリはハーブの中でも地位が高くないと感じます。あまりに昔からあり過ぎて、バジルやタイムにあるオシャレ感に欠けます。が、その使いやすさ・汎用性は一級品。三つだけハーブが作れるのなら、私が選ぶのはバジル・パセリそして葱ですね。

23/11/01(Wed)

11月頭は暑さが戻るという予報ではありますが、もういい頃合いだろうという事で扇風機を片付け始めました。うちではトイレのミニ扇風機も含め家全体で7台を使っています。ちょっと使い過ぎじゃないかという気もするんですが、無駄に家が広いだけにコレでも必要最低限の台数なのです。それでも基本的には人がいる場所でしか稼働していないので、電気の無駄遣いにはなっていない筈。

そんな扇風機の片づけ方法は、分解してからの風呂の残り湯を使った丸洗いです。羽根・前後の網?はもちろんですが、モーターを覆うカバーも外します。内部は潤滑油が埃を呼んでいるので、ブロワーで吹き飛ばしながら酷い場所はウェスで拭った後、様子を見てグリスを追加します。洗える部分は風呂の残り湯に突っ込んで2時間以上放置。コレで汚れが緩くなるので、特に洗剤など使わずともスポンジで軽くこするだけで奇麗に落ちます。あとは丸一日乾かして組み直せば完成。注意点としては複数の扇風機を並行して掃除しない事です。気を付ければ良いのですが、ネジなどの部品が混ざると面倒臭いので、この運用です。最後に100円ショップで買った扇風機用の埃除けをかぶせて完成。また来年お世話になります。

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