2024年3月

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24/03/31(Sun)

去年の秋に収穫したサツマイモ、年が明けてからはすっかり飽きて放置していたんですが、気温がいい感じに上がってきたので、今年の種芋に転用することにしました(また、芋を見て食べたくなったので久しぶりに焼き芋も作ってみる事に)。例年苗を買って植えているんですが、自分で作れればコストはかからないし、何より面白そうなので。しばらく放置していて保存状態だけが心配だったのですが、開けてみると意外に大丈夫。流石に何度も失敗を繰り返し手間暇かけて保存しているだけはあります。ちなみに保存はこんな感じ。

収穫してきた芋は日陰で半日干して表面を良く乾かします。この際水洗い腐敗の原因になるので絶対NG。乾かした芋から小さ過ぎるもの(手のひらサイズ以下)と大きく傷がついているものを弾きます。これらはすぐに腐るので長期保存には向きませんから即食べます。選んだ芋を一個ずつ新聞紙で包み、野菜用コンテナに茎がついていた方を上にして縦に詰めていきます。コンテナを重ね、ネズミが来ないように一番上にコンパネで蓋をし、全体に防寒対策として毛布を掛ければ完成。正直凄い面倒臭いんですが、コレをどれか一つでも怠ると高確率で腐ってゴミになるのでサボれません。

今回の苗づくりに関しては、まず殺菌の為に45〜48度のお湯に30分漬けます。正直コレが一番面倒臭いんだけど、こういうのをサボると碌な事は無いのが経験則上分かっているので真面目にやります。あとはタライに芋を並べ、1/3程まで水を張り、数日おきに水を替えつつ目が出るのを待ちます。夜間はネズミに喰われるのを防ぐために一回り大きなタライでガードするのを忘れずに。こう考えると野菜を作るのってマジで面倒臭い。手間暇も時間もかかります。正直お金を出してスーパーで買う方が遥かにコスパは良いんですが、自分で食べ物を作るってのは他に代えがたい達成感みたいなものがありますね。

24/03/30(Sat)

うちには屋内駐車場があって、雨の日になるとそこにミミズが現れます。コンクリートの床の下の土の部分にミミズが住んでいて、雨が降って土中の酸素が少なくなると酸欠状態になり、コンクリートの隙間から外に這い出てくるんだと思います。このミミズ、コンクリートの粉にまみれて何だか汚いので、今までは放置していました。やがて死んでカラカラになった頃に箒とちりとりで集めて捨てていたんですが、ふとこのミミズ有効活用できないかと思ったのです。

ミミズが土を豊かにするのは周知の事実。畑の土には普通にミミズが住んでいますが、プランターはそうじゃありません。現状二十日大根を育てていますし、近々レタス用にもう一つ増設する予定です。このプランターにミミズを入れたら、いい感じで土を作ってくれるんじゃないかというのが今回の企画。というわけで、駐車スペースからコンクリ粉まみれのミミズを10匹ほど集めてきまして、一応つついて死んでない事を確認した後、プランターの土の上に撒いてみました。数時間後様子を見に行くと見事に全部消えており、無事土の中に潜った模様です。ミミズの命が救えてプランターの土が豊かになり、ミミズの死体掃除の手間も省けるというまさに一石三鳥。良い事したなーと個人的には大満足です。

24/03/29(Fri)

私は無花果が大好きで、自宅にも植えています。最初は苗を一本だけ買ってきて育てていたのですが、リスク管理面から一本だけは危ういと思い、挿し木で増やして現在5本(挿し木自体も超簡単でほぼ10割成功するため、成功率3割のブルーベリーと比べたら楽勝)。一本しかない金柑は余らせて持て余し気味なのに、無花果はコレでも足りない位です。まだまだ樹が小さいので実る量も大した事ないため、これからの成長に期待しています。そんな無花果ですが、先日根元に不穏な木屑を発見しました。幹の一部にごく小さな穴があり、そこから木屑が落ちています。コレは無花果の最大の敵ともいえるカミキリムシの幼虫です。

無花果は害虫のいない樹として有名で、葉っぱを食べる虫はほぼいません。あらゆる虫がつくバラ科(梅・桜など)と対照的に害虫対策面では非常に楽な樹ですが、唯一ともいえる害虫がこのカミキリムシの幼虫。幹の中を食い荒らして枯らしてしまうのですが、何せいる場所が場所なので駆除が難しいのが難点です。一番簡単なのは針金を突っ込んで物理的に殺す方法ですが、今回の場合中で穴が複雑に曲がっており、本体まで針金が届きません。そこで最後の手段、殺虫剤買ってきました。極細のノズルを差し込んで中で噴射するカミキリムシ専用殺虫剤で1,500円とそれなりにお高いですが、いい感じに大きくなった樹を枯らすわけにはいかないので、必要経費です。結果:数日経ちますが木屑の発生が止んだので、多分中で死んでいると思われます。やっぱ文明の利器には頼るべきですね。

24/03/28(Thu)

プランターで育てている二十日大根が食べ頃です。今までは畑のキャベツがあったのでサラダとしてコンスタントに消費できていましたが、キャベツ亡き今消費ペースがガクッと落ちています。とはいえ、これ以上待つと太り過ぎてスが入ってしまうので、いい感じのをまとめて収穫。今回のは全部ピクルスにしてしまいます。作り方は簡単で、洗って5mmにスライスし塩を振ってしばらくおいた二十日大根をピクルス液(自作)に漬けるだけ。本当は酢と白ワインメインで作るんですが、白ワインはうちに常備していないので、料理用に使っている日本酒(料理洋酒ではない)で代用しますが、特に問題ありません。

二十日大根は連作障害が出ないとの事なので、抜いた後には速やかに次の種を植えておきます。二十日大根の名前は二十日で収穫できる程成長が早いという事ですが、コレは大げさ。夏場だと1カ月、冬場の寒い時期なら2カ月くらいはかかります。ただ、トマト以外で赤い野菜というのは珍しく、彩担当としてプランターに常備しておくと重宝します。Daisoで一袋55円で種が買え、2年位は植え続けられる量が入っているので、コスパも最強。おススメです。

24/03/27(Wed)

歳をとったらたんぱく質が不足がちになるという事で、タッパーに卵焼きを切らさないように気を付けています。毎回卵4個で3日に1回焼くというのが現行のペース。単に卵を食べるだけだったらDaisoで買った温泉卵メーカーで作る温玉が一番簡単なんですが、どうもこっちは父親の食いつきが悪いので、最近はもっぱら厚焼き玉子です。この卵焼きを焼くのに使っている銅の卵焼き器は祖父のお手製。卵焼き器を作るとかあんまり聞いたことが無いので、昔の人は何でも自分で作ったんだなぁと感心します。2mmの銅板を曲げ、周囲と取っ手を溶接するとか生半可な道具じゃ無理。祖父は国鉄で整備員をしていたので、多分職場の道具を使ったんだと思います。

ただし長年雑に扱われてきたせいで、私の手に渡った時には全体に焦げがこびり付いて酷い有様でした。ただそれだと厚焼き玉子の完成度にも影響するので、特に底面を中心に少しずつ汚れを剥がして落として、やっと最近キレイになったところ。ですが、高さ1.5cm程の側面はほぼ手付かずで、焦げが分厚くこびり付いています。本音はこっちもどうにかしたいのですが、本体に傷をつけずに焦げだけ剥がす作業の難度が高くてほぼ諦め気味。フライパンだったら直火で炙って焼き切るのが簡単ですが、卵焼き器の場合無駄に炙ると角の溶接が外れるリスクがあるので、怖くてできません。しかも本物件は素人溶接なのでなおさらです。まぁ、諦めてこのままずっと使い続けるんでしょうね。

実はキッチン用品で気になっている物がもう一つあります。それはザル。もう30年以上使っているもので、毎回きちんと洗ってはいるのですが、無数にあるステンレス線の交点に汚れが溜まってしまい、客観的に見ると相当汚いのです。一度だけしばらく煮てからブラシで擦った事があり、その時は面白いほど汚れが出て楽しかったのですが、もう一回やるのは結構面倒臭い。でも、ずぼらな私の感性ですらそろそろ限界に近付きつつあります。こっちも近日中ですね。

24/03/26(Tue)

昼食はいつも15分程度で作れる簡単なものをメインにしています。冬の間は連日キャベツを使ったお好み焼きを焼いていましたが、キャベツが終わった現在は麺とご飯もので適当なローテーションを組んでいる状態。ご飯ものは炒飯みたいな炒める系が多くて、今日はオムライスにしてみました。とはいえ、かなりの手抜きバージョンです。

ご飯本体はタッパーに1食分ずつ小分けして冷蔵してある玄米ご飯を使用します。その時野菜室にある野菜…今回は人参と玉葱を刻んで炒め、ご飯を加えて全体をお玉の底で潰してからヘラでかき混ぜながら炒めてパラパラにします。本当はハムか鶏肉があればいいんですが、ストックに無かったので今回は省略。いい感じにほぐれてきたら塩胡椒と味の素を加え、フライパンの隅にケチャップを投入。ケチャップを単体の状態で少し炒めて水分を飛ばしてから全体をかき混ぜて味を均一にします。卵は巻かずにフワフワ卵を上に乗せるスタイルで。そっちの方が簡単というのもありますが、1食分のオムレツを巻く為には卵が2個か下手したら3個必要で、そうすると卵は1日1個までというマイ内規に反します。ですんで、現行スタイルが唯一の解決策というわけ。最後に最近やっと使えるようになった生パセリを刻んで散らして完成。感想:普通に美味い。コンビニで500円出して量の少ないオムライスを買うのなら、原価50円以下で自作した方がよっぽど生産的だと思います。時間と暇があればですが。

24/03/25(Mon)

親戚から文旦が送られてきました。ありがたいことです。文旦は美味しいんだけど皮を剥くのがちょっと面倒臭いのが難点。とはいえ、子供の頃は母親が剥いてくれるのを食べるだけという貴族のような生活をしていましたが、今では当然自分で剥きます。そして基本は分別。自分でもやり過ぎかなとは思う事はありますが、混ぜればゴミ・分ければ資源の精神です。文旦の場合、外皮・内皮・種・実の四種類に分別します。身は当然食べるので説明不要でしょう。

外側は以前はザボンみたいに砂糖漬けにしていましたが、手間がかかる割に出来上がるのは結局砂糖の塊という空しい結果になる事に気付いてからは作らなくなりました。ですんで、今では入浴剤にしています。外皮は適当な大きさに切ってから、内皮と一緒に天日に干してカラカラにしてから保存します。コレを蜜柑が入っていた赤いネットに入れて風呂に浮かべると、入浴剤のドギツイ香りとは違った自然な香りがいい感じです。種は何度かポット植えし庭に何本か育っていますが、コレ以上は要らないので焼却処分としています。文旦に限った話ではないですが、分別を徹底すると圧倒的にゴミが減るので、個人的にはおススメです。

24/03/24(Sun)

畑の野菜が端境期に入ると、当然スーパーで野菜を買ってこなくてはいけなくなるのですが、かさばる上に賞味期限もそれなりの野菜をメインに組み立てると、買い物の頻度が上がってだるいので、この時期は乾物の登場が多くなります。まずは干し大根。この時の為に大根が山の様にある時期に作り溜めておきました。コイツを戻して油揚げ(まとめて買って冷凍しておく)と一緒に煮れば、お手軽で美味しい副菜になります。ただし、今年は大根を干したい時期に微妙に雨が多く、予定量の2/3程しか作れませんでした。お天気任せの面はあると言え、もう少し作り溜めておきたかった。

次によく登場するのが、高野豆腐の煮物。高野豆腐は保存期間が長いうえに美味しいので、この時期はかなり使います。一番はシンプルに煮物。高野豆腐のパッケージには詳しいレシピが書いてあることが多いので、基本はその通りに煮ます。砂糖と味醂を大量に入れ、醤油と塩はほんの少しの甘い煮物がとても美味しい。ネットにはいろいろな高野豆腐レシピがありますが、うちで作るのはほぼこれ一種類だけです。ただし、高野豆腐で一つ注意。なまじ乾燥食品のせいで常温保存が効くと勘違いしがちですが、開封後にコレをやると意外に短期間に周囲の臭いを吸って不味くなります。特に開封後は冷蔵保存絶対です。とはいえ、早く夏野菜出来ないかなーと思いつつ梅雨時期を待つ私です。

24/03/23(Sat)

夏野菜づくりに向けて畑をリセットするので、残っていたキャベツの内で比較的マシなものを収穫してきました。本当は何個か採ってきたかったんですが、これから気温が高くなるのと元から状態が良くないのとで、冷暗所の納戸に置いておいてもそんなに長くはもたないだろうという判断から一個だけにしました。マトモとはいえ、世間的には見切り品の見切り品レベルです。花芽が出る為に真ん中はパックリ割れていて、外側の葉には小さなナメクジとその糞が結構な量ついている代物。商業価値はゴミ以下ですが、洗えば食えるので問題ありません。

剥いた葉っぱはボウルにはった水に10分ほどつけておくと、汚れが浮いてナメクジも離れます。葉っぱのヒダに入り込んでしまった汚れは、使い古しの歯ブラシを使って優しくかき出してやればOK。幸い茶色く変色した部分はほぼ無いので、見かけによらず殆ど食べられます。浮かんできたナメクジは殺すほどではないので裏庭から隣家の廃屋に投げ込んで終了。運が良ければ食べ物を見つけて生き残るでしょう。キャベツ程柔らかくて美味しい葉っぱは早々無いと思いますが。これから先、夏野菜が出来るまでは一時的に食費が上がります。それは別に構わないんですが、今までは徒歩30秒で食材が手に入ったのに、これからは片道5分かけて自転車で買いに行かないといけないのがだるい。世の中的には買い物難民の人がいっぱいいるというのに、贅沢な話だとは分かっていますが、面倒臭いものは面倒臭いのです。

24/03/22(Fri)

私の朝のルーティンとして、6:25〜6:35のテレビ体操を見ながら体を動かした後、朝食を作って食べるというのがあります。その際、今まではTBSのThe Timeにチャンネルを変えていたんですが、何となくEテレのままにしておいたらコレが結構良かったのです。テレビ体操の後は、みんなの歌→アニメおじゃる丸の流れで、このおじゃる丸が侮れない。一言で言って素晴らしいです。多分もう何十年もやっているゆるアニメのはしりみたいな作品で、私も知識としては知っていましたが、まともに見たことはありませんでした。

このアニメの何が素晴らしいって、中身が無い事です。バトルも悲劇も爆笑も何もなく、くすっと笑えるレベルの話が淡々と流されるのみ。The Timeも面白いんですが、正直朝から重いニュースを見て気分を落としたくないのです。若い頃は朝からおじゃる丸を楽しみにする日が来るなど思ってもみませんでしたが、だんだん私の朝に欠かせない要素となりつつあります。こういうの、年とったからなんですかね。

24/03/21(Thu)

近所のおっちゃんから特大人参を貰いました。個人的には千六本にしてからのマリネかキンピラが好きなのですが、人参を千六本にするのは結構面倒臭いのです。同業他社の大根に比べると全体的に硬く、薄切りするのも大変。ちょこっとサラダに使う程度なら無問題ですが、キンピラにする為に特大人参全部を千切りにする事を考えると気が滅入ります。そこで、今までの主義主張を曲げてスライサーを投入することにしました。

私、調理道具に関しては包丁原理主義な所があって、便利道具を多数そろえる位なら包丁一本でやってしまった方が格好良いと思ってました。皮剥きもピーラーでやったらそこからの発展性は無いですが、包丁で剥けば確実に技術は上がります。そんな理由で今まで千六本も全て包丁で行ってきたんですけど、なんだか最近もういいかなと思いまして。納戸から先代が使っていた古いスライサーを取り出してきました。プラスチックが主流の現行品と違って本体が木製といういかにも時代を感じさせる一品。一応水に漬けたらちょっと黴臭いですが、まぁいけなくはないでしょう。という事で実践投入。呆れるほど簡単・短時間にサイズの揃った千六本が完成しました。大量の千六本を包丁で作るなんて、今考えたら若気の至り。どこまでやるかはバランスを考えないといけませんが、これからは積極的に便利道具も導入していこうと思いました。

24/03/20(Wed)

発芽した空心菜の芽を観察していたら、何かこの芽どっかで見た事あると既視感を感じました。そう、空心菜の双葉ってアサガオの双葉にそっくり。もう何十年も前、小学校低学年の時にキットを買って作らされたあのアサガオを実に久しぶりに思い出しました。記憶というのは不思議なもので、最近ある事すら忘れていた記憶がドミノ式に出てきまして、とてもお得な気分でした。

意外な事にアサガオは分類上サツマイモ属で、空心菜もこのグループに属しています。ただし、空心菜の葉っぱとサツマイモの葉っぱはよく似ていますが、アサガオの葉は全然違うように見えます。この辺は同じ属の中でも結構違うという事でしょう。ちなみに今回8ポットに種を播いて、現状発芽したのは5ポット。最初ですし、途中でいきなり寒くなった事を考えると、まぁまぁいい成績なんじゃないでしょうか。当初は全部畑に移植するつもりでしたが、ネットを調べるとプランター栽培もイケるとの事なので、色々試してみるという意味でも、全部畑に植えるのは止そうかなと思ってます。

24/03/19(Tue)

Daisoで直径3cmでステンレス製の下水ネットを買ってきたら、2個が重なっていたことに帰宅後気付きました。無意識の万引きです。レジで出した私も気付きませんでしたが、1個でレシートを打ったレジ担当の人も気付いていません。ただし、返却の為だけにわざわざDaisoに返しに行くのはだるいので、約1週間後の次回買い出し日に返す事にします。レシートには返品・交換は1週間以内と書いてありますが、この場合お金を返してもらうわけではなく単に商品を返すだけなので、多少オーバーしても大丈夫でしょう。ちなみにわざわざ返すのは私がいい人だからというよりは、使わないものは家に置きたくないというミニマリスト的な思考の結果です。ネコババして箪笥の肥やしになる位なら、商品としてどっかの家で本来の目的で使われた方が本人(物)の為にも良いと思います。

今回の事で万引きの極意を知りました。それは平常心。堂々としていればバレないと言いますが、盗った自覚が無い場合は多分もっとバレません。意図的にやる事は出来ないので、気付いても何の役にも立ちませんが。実は似た様な事を子供の頃に経験したことがあります。強力マグネットの入った台の上に小さな鉄片で自在にオブジェを作る玩具を親に買って貰い、紙袋に入れて帰宅の途に就きました。家に帰りついて見ると、その袋の外側に売り物と思われるキーホルダーが数個貼りついており、やっちまったと思いました。ただ、どこの店の商品か分からず、そのまま自分のものにしたのか他人にあげたのか、その辺はもう覚えていません。アレも無自覚だったから誰にも止められなかったんでしょうね。

24/03/18(Mon)

自作ドレッシングを作り始めて約2週間。数回作って課題が見えてきたので、改善を続けています。改善の方向は主に味ではなく作る手間の軽減。味はレシピ通りに作ったら普通に完成された味になったので、しばらく弄る必要は無いです。手間の軽減その1は計量の点。現行のレシピでは酢と油を100mlずつ使います。酢を計量カップで量るのは問題ないのですが、油を計量カップで量ると後片付けが面倒臭くて嫌。ですんで、ドレッシングボトルの100ml・200mlの所にマスキングテープでマークをつけました(マジックペンは殆どつかなかったし、擦るとすぐに消えそうだったので没)。コレで計量カップが無くても正確に酢と油を100mlずつ投入できます。

その2は砂糖と塩を入れるタイミング。最初はボトルに直で砂糖と塩を入れ、その後に酢・油という順番だったのですが、口のそこそこ細いボトルに砂糖と塩を入れるとこぼれがちです。サラサラの塩はまだ良いですが、しっとりしていて塊もある上白糖をこぼさず入れるのは面倒臭い。なので、順番を変えました。計量カップに100mlの酢・砂糖大匙1・塩小匙1を加えてよくかき混ぜます。すぐには溶け切らないので、埃が入らないように適当な皿か何かで蓋をしてそのまま半日放置。溶け切ったところでこの混合酢と油をボトルに入れて完成。使う材料の分量はレシピと一緒ですが、手間や段取りを考える事で料理の効率は大幅にアップします。ただしココで問題が一つ。予め酢に砂糖と塩を加える事で、ボトルに入れた時の100ml・200mlラインが変わってしまったため、剥がして貼り直す羽目になりました。まぁ、色々あっちを押し込めばこっちが出っ張るなんてよくある事、気にせず改善し続ければ、きっといい未来が待っている筈(大げさ)。

24/03/17(Sun)

痛恨、草むしり中に抜いてはいけない物を抜いてしまいました。昨年そこに鳥の糞か何かから山椒が自然発生したのは認識していました。全長は3cm程度で、このまま大きくなってくれればいいなと思いつつ、冬を越してその存在はすっかり頭の中から消えていました。そして今回、雑草と間違えて抜くという大失態。一応言い訳をさせてもらえば、山椒は葉の形があまりにも特徴的なので、葉っぱがついていたら間違える事は絶対ありません。今回のは葉が出る直前で、地表から3cm程度の小枝が伸びている状態でした。コレがそのエリアで私が重点的に目の敵にしているシダの一種にそっくりだったのです。

シダは伸びてくると葉を広げますが、小さい内は地表からただの棒が突き出ている感じで、今回の山椒と本当によく似ています。マジでトラップ。気がついたのは抜いた時に根の形が全然違ったからで、やらかしたーとリアルに頭を抱えました。私が今回こんなに後悔しているのは、何度も山椒の栽培に失敗しているからです。買ってきて枯らしてしまった苗は多分4〜5本。1本2,000円としても結構な出費です。植える季節・日当たりの場所など色々変えてみたんですけど、毎回失敗続き。現行のは植えて1年ほどで、今は新芽が出てきそうな雰囲気ですが油断は出来ません。そしてなぜここまで山椒にこだわるかというと、山椒の佃煮を作りたいからです。買うとアホみたいに少なくて高いアレを自作したい。ただし、今の苗が上手くいっても、まとまって採れるようになるのは5年後とかでしょう。実に気の長い話ですね。

24/03/16(Sat)

2週間ほど前にポットに植えた空心菜の芽が出て来てホッとしています。3月に入っていきなり暖かくなったので、もう大丈夫じゃろと油断して種を植えたら寒の戻り。空心菜は発芽に必要な温度が高めという事なので、最悪4月に入ってから植え直しか?と思っていたのですが、無事に発芽してくれて本当に良かった。

空心菜に限らず種の発芽は本当にドキドキです。今回一緒に植えたレタスはもう何回も作っており、発芽しなかったことは一度もありません。それで99%大丈夫とは分かっているのですが、土に植えた種は状態が確認できないので一種の博打気分です。地上部分の異常(病気や害虫)ならば見てすぐ分かるのとは大違いです。今回の教訓、長期的な気温傾向をもっとキチンと把握しないといけないと思いました。種の袋には日本を気温分布でいくつかに区切ってそれぞれ種まきに適切な時期が書いてあり、それと同時に発芽の適温範囲も記されています。今まではどちらかというと前者を優先して考えていましたが、最近では後者を先に考えた方が良いような気がしています。4月に入ったら恒例のプチトマトやパセリの種まきラッシュが始まりますんで、今後は今まで以上に天気予報に敏感にならねば。

24/03/15(Fri)

4月からAmazonの送料が無料になる最低ラインが引き上げられるので、値上げ前に買いたいものは今のうちに買ってしまおうと色々物色しているのですが、改めて自分の物欲の無さを実感しています。マジで無い。去年キチンと洗濯ネットに入れて洗濯機に入れたのに、修復不能なまでに破れてしまった空調ベストの後継品は夏までに絶対必要ですが、1万円前後〜の価格設定のため今回の値上げ後でも送料無料は確定なわけで、今わざわざ買う必要はありません。

私が一番興味があるのは調理器具ですが、大体揃ってるんで今更買いたい大物は無いのです。敢えて言えば低温調理器にちょっと興味がありますが、最初数回使ってお蔵入りになる可能性が非常に高い予感があります。ミルサーもちょっと欲しいですが、わざわざ買うほどではない感じ。結局のところ値上がり前の最後のチャンスは買うものが無くてスルーしてしまいそうです。私がAmazonを使うのは年に3〜4度。うちは田舎とはいえ近所に大型スーパー・100円ショップ・ホームセンター・TSUTAYAなどのメイン所が全て揃っているので、Amazonを使わないといけないレベルの品は早々無いのです。Amazon、めっちゃ便利ですけど。

24/03/14(Thu)

うちでは食器を洗う際に使う洗剤はプッシュボトルに入れ替えて使っています。移し終えた元々の容器は使い道もないのでそのまま捨てるんですが、内側にうっすら残る洗剤を完全に使い切りたいドケチの私は、試行錯誤の末ほとんど無駄が出ない方法に辿り着きました。まず、ほぼ空のボトルに水を加えてボウルに出し、洗い物最後の一回に使う方法。コレは手軽ではありますが、ボトルの中身が泡だらけになって大変なので、おススメしません。

現状はこんな感じ。中身を出し終えたボトルは通常姿勢で立たせた状態で半日ほど放置し、残った洗剤が底に溜まるのを待ちます。そしたらその洗剤をこぼさないように注意しながら、ボトルの底から3cm位の所にキッチンバサミを入れて一周ぐるっと切り抜き、その洗剤で1〜2回洗い物をすれば完全に使い切れます。切り取った上部分は中身をざっと洗った後、底から螺旋状に鋏を入れて細長いテープ状にしてから物干しに引っ掛けてよく乾かした後、有料ゴミ袋に入れて処分します。最後の洗剤が入っていた底の部分は、大して嵩ばらないのでそのまま捨ててしまってOKです。テープ状に切るのは、こうすると全体が潰れて嵩が減り、有料ゴミ袋を最大限に有効活用できるからというドケチらしい私のスタイルですね。

24/03/13(Wed)

最終ロットの沢庵漬けと白菜漬けを樽から出し、今シーズンは今後材料の供給が見込めないのでコレで打ち止めとなります。使った道具は洗って干して来シーズンに備えるのですが、ポリの漬物袋だけは使い捨て。漬物袋は買い物袋などに比べて分厚くしっかりした造りをしており、一回で捨てるのはモッタイナイと思っていました。かといって洗って再利用は出来ない(見えない汚れから黴が発生して漬物が駄目になる)ので、色々考えた結果、落ち葉堆肥用の袋がベストという結論に至りました。

落ち葉堆肥はゴミ袋などに落ち葉を詰め込み、水をかけてから密封。時々ひっくり返したり水を足したりしながらある程度温度のある場所に放置すると、半年ほどで堆肥化します。コレを主に野菜のプランター栽培に使っています。ただ、化学肥料と比べると堆肥の栄養力自体は大した事ないので、元々田んぼで水はけの悪いうちの土をふんわりさせる要員として混ぜてます。この落ち葉堆肥作成には一つ問題がありまして、ある程度温度のある場所=日当たりがある場所にゴミ袋を放置すると、短い場合は数カ月で紫外線劣化を起こしてボロボロになるのです。そこでこの漬物袋。生地が厚いのでノーマルゴミ袋よりも劣化までの時間が稼げるのが大きなメリットです。デメリットはゴミ袋と違って透明なので、中の温度が上がり辛い点。でも、どうせ捨てるんだから最後のご奉仕ということで、うちでは使い終わった漬物袋は堆肥作成袋に転用することにしています。

24/03/12(Tue)

400g入りのうどん(乾麺)が賞味期限間近の為108円で叩き売られていたのを見つけた私は、当然のように3袋買ってきました。本当はその場にあった10袋近くを買い占めたかったのですが、大人の自制心で自重です。世の中には賞味期限を厳密に気にする人がいますが、私はケースバイケースです。生ガキなんかの生鮮食品はかなり気にしますが、乾麺のうどんなんて食べるのが数週間遅れたところでどうという事はありません(多分)。ただし、世の中には賞味期限内だったけど…というケースもままあるので、口の中に入れた際に違和感を覚えたら、そっちの感覚を優先するのは当然です。

このうどんは私の昼食になります。去年まではこの時期には畑のキャベツをなるべく使う為に、春先まで毎日お好み焼きという生活だったのですが、流石に方針を転換しました。お好み焼きが中心メニューであることにかわりはないのですが、お好み焼き率を6割程度にまで減らし、バリエーションを持たせることにしたのです。候補は蕎麦(乾麺)・うどん(乾麺)・炒飯(ご飯ストックを利用)・チキンライス(同左)などなど。インスタント食品には頼らず、なおかつ10分程度で作れる簡単なものばかりです。お好み焼きは美味いんですけど、こうやって幅を広げてみると、やっぱりそれだけは飽きるよなとしみじみ思います。去年までの自分、結構無謀だったんですね。

24/03/11(Mon)

気温が上がり始めて庭の草も少しずつ動き始めたので、毎日の草むしりを再開しました。うちではドクダミを目の敵にして絶滅に追い込む勢いで駆除したので、ほぼ見かけなくなったのですが、たった一か所どうしても根絶やしにできない場所があり、今年もそこから芽を出していました。半分諦めモードです。ドクダミは地下茎で増えるので、地上部分をいくらむしってもあんまり意味がありません。そしてこの地下茎、ほんの少し残っていてもそこから完全再生するという恐ろしい代物です。ですんで、根絶させたければ地下茎を全部取り除くか、ラウンドアップなどの除草剤に頼るかの二択です。

ですが問題はそのドクダミが百日紅の樹の根元に生えているという点。百日紅の根が邪魔で地下茎をとり切れませんし、ラウンドアップを使うと接している百日紅に影響を与える可能性があります(以前それで実際枯らしてしまった樹アリ)。検索すると雑草駆除の方法って山ほど出てきますが、他の植物と絡んだ際の対策はネットに(多分)載ってないと思います。園芸屋さんとかどうしてるんですかね。同様のケースでもう一つ困っているのがジャノヒゲ&ムラサキカタバミ。グラウンドカバーのジャノヒゲにムラサキカタバミが入り込んでいるんですが、ジャノヒゲの根が絡み過ぎてムラサキカタバミの元凶である芋を駆除できません。一旦全部ジャノヒゲを掘り出し、根っこをクリーニングして植え戻すのが多分一番根本的な対策なんですが、ぶっちゃけそんな事やってられません。ホント、プロの人ってどうしてるんですかね。

24/03/10(Sun)

畑の白菜が最終盤です。畑の白菜って放っておくと表面の皮数枚が枯れて茶色っぽくなり、やがてその茶色い皮を割って花芽が出てきます。茶色くなってもまだ割れていない状態ならば、表面を取り除けば問題なく食べることが出来ます。ただ、自然界の虫たちにとってはこの茶色いドームが天然の寒さ除けシェルターになっている様で、結構な量の芋虫やカメムシが出てくるので、そういうのが苦手な人なら即廃棄となります。私は平気ですが。

こういうのを日常的に見ているからではないですが、私は無農薬野菜に批判的立場をとっています。多少の傷や虫は大丈夫などといいますが、買った白菜から蛆が出てきたら、多くのお客さんにとってはクレーム案件になるでしょう。無農薬の野菜は本当にボロッボロになってしまう事が多くて、自分で食べる分には構わないですが、今の日本の商用野菜の基準にはとてもじゃないけど届きません。それでもやりたければ、日がな一日畑に張り付いて蝶などの害虫を人力で追い払い、収穫した野菜の半分以上を捨てて比較的マシな見かけの野菜を商品にする必要があります。そうすると当然コストは跳ね上がるわけで、そんな高価な野菜を売って生活が出来るのかという話も出てきます。世の中的にはQOLといって残業を減らし生活の質を上げる方向に向かっていますが、農業で農薬を使うってのは労働コストを減らして労働時間を圧縮するための重要なツールなわけで、それをやるなってのは農家の人に朝から晩まで延々働き続けろって言っているようなものだという事を、無農薬を推奨する意識高い系の人には少しでも分かって欲しいなと思ったりします。

24/03/09(Sat)

ココではあんまり書かない話題なんですが、漫画家鳥山明死去のニュース、最初に見た時はリアルにエッって声が出ました。母親以外ではここ10年間の訃報の中で一番の衝撃です。世代真っただ中ですからね、私。Dr. スランプからドラゴンボールにドラゴンクエストの各種キャラデザイン。今の漫画に与えた影響も絶大だと思います。

ただし、私は言いたい。ドラゴンボールはもっと早く終わらせるべきだったと思います。後半は戦闘シーンばかりになり、擬音だらけで中身スカスカ。読んでて本人もモチベーション沸いてないのに(ジャンプのドル箱だったから)無理やり書かされてるんだろうな感が満載で、かわいそうに思ったくらいです。鳥山明の代表作はDr. スランプとドラゴンボールの二つですが、ドラゴンボールをとっとと切り上げて、三つ目の代表作を書いてほしかったです。世間的にも言われているように、鳥山明の本領はバトルではなくドタバタギャグコメディだと思うので、そっち方面で。結局引き延ばしに引き伸ばしたドラゴンボールを終えた時点で燃え尽きてしまい、その後は時々短編を発表するだけになってしまったのがとても残念でした。漫画の神様というと普通は手塚治虫を指すんですが、私の世代の実感だとむしろ鳥山明の方です。そういう意味でとっても残念。漫画家さんってのは激務で平均寿命も短いんですかね。

24/03/08(Fri)

ドレッシングを自作に移行して1週間ほど経ちましたが、順調です。むしろもっと早くやるべきだったと後悔まであります。今まで買っていたのが白いタイプで、自作のは酢・サラダ油・砂糖・塩・胡椒を使った透明タイプなので比較はできませんが、自作で問題なく美味しいので不具合は無いです。ちなみにコスト計算もしてみました。今までのが1Lボトルで500円ちょっと。それを自作で1L作ろうとすると、酢と油が同量の500mlずつ必要になります。酢が1.8Lボトルで250円に油が1Lで200円だから、あわせて170円。残りの塩胡椒砂糖は使う量が少な過ぎて誤差レベルなので、凄く多めに見積もって10円としてもあわせて180円。今までの500円が180円に圧縮できたわけで、64%のコストカットになります。凄い。

あと、今まではドレッシングを使い切るたびにボトルを捨てなきゃいけないのが地味にストレスだったのが無くなったのも大きいです。ドレッシングの詰め替えサービスなんて今の日本じゃやってませんからね。金出して買った物を有料のゴミ袋に入れて捨てるとか何の拷問だよと思っていました。ちなみに今使っている容器は100均で買ってきたものです。作りからして多分そんなに寿命は長くないですが、1年も使えれば十分と思っています。流石にそれ位ならもってくれるでしょう、多分。

24/03/07(Thu)

4月からAmazonの無料配達下限ラインが2,000円から3,500円になるという事で、値上げ前に必要な物を頼んでおこうと色々考えていますが、難航しています。私がAmazonを利用するのは3〜4カ月に1回程度。ありふれた日用品は近所で買うため、Amazonの利用頻度は高くありません。とはいえ、年に何度か近所では売ってない物を買う必要があるため、Amazonは必要不可欠です。

困るのは数百円の小物。ちょうど今欲しいのは両方オスで全長15cm程度のミニプラグ。風呂に入りながら聞く為にMP3プレイヤーと外部スピーカーを繋ぐのに使っているのですが最近微妙に断線し始めているので、チャンスがあれば買い替えたいと思っています。少し離れた場所にYAMADA電機もありますが、これだけピンポイントな品は多分売ってない。とはいえ、今日明日必要な物ではないので、Amazonの欲しいものリストに入れておいて大物を買う時に抱き合わせるという運用を想定しています。特に今年は夏前に空調ベストを買わなきゃいけないので、多分それと一緒になるでしょう。先代は大失策、キチンとネットに入れて洗濯したのに、よほど紫外線劣化が進んでいたのか、背中が真っ二つに裂けて修理不能になってしまいました。1万円位するので多分それと抱き合わせ。まぁ、今までたった2,000円で送料無料だったことがおかしいわけで、サービスを使ったらきちんと対価を支払えって事ですよね。

24/03/06(Wed)

最近の食卓には必ず菜の花のおひたしが常備されています。勿論自家製。とはいえ、別に意図して菜の花を育てているわけではなく、次善策みたいな位置付けです。うちでは色々な野菜を作っているのですが、大根・白菜・キャベツなどは大体食べ切れず、暖かくなった今頃になると花を咲かせます。そうすると大体本体は味が落ちて食べられなくなるので、畑では廃棄野菜扱いになるんですが、アブラナ科の野菜の場合は菜の花として最後のご奉仕ができるという次第です。

うちの場合、風呂で使っていない洗面器を持っていき、それにすり切れ一杯菜の花を摘んだものを塩茹でにすると、大体2〜3日分のおひたしになります。味付けは塩をほんの少し利かせておいて、あとで追いマヨネーズが一番好き。辛子醤油も捨てがたいのでたまに作りますが。花は次々咲くので、先を考え少し残しておこうとか不要で、何も考えず端から全部取っていく勢いでOKです。この菜の花が終わる頃に畑をリセットし、夏野菜を植えるというのがいつもの流れ。でも今年は随分温かいので、それが少し早まるかもしれませんね。

24/03/05(Tue)

去年仕込んだ梅シロップ(梅5kg分)を使い切るべく、ゼラチンor寒天で固めたものをデザート枠として常備しています。ゼラチンと寒天は近所のスーパーで買うと小分けされ過ぎていてアホみたいに割高なので、何年かに一度Amazonで業務用のを大量買いしています。ココで問題なのがゼラチンで、どうにも狙った食感にならないのです。

ゼラチンで作ったゼリーはねっとりプルンという感じ。上手く表現できるか分かりませんが、ケーキ屋で買うちょっとお高くて容器に少しくっついて残ってしまうゼリーの食感になります。しかし、私が食べたいのはそれじゃないのです。子供の頃母親がたまにスーパーで買ってきてくれた安っいゼリーがありました。3個が連結された容器で、それぞれイチゴ・オレンジ・グレープ風味だったかな?今考えると多分ちょっと引くレベルの人工着色料と香料が使われていて、しかしそれがチープで好きでした。そのゼリーは手作りゼリーと比べると圧倒的にねっとりしておらず、容器からも完全にするっと分離します。スプーンを入れた時の感覚が全然違ってて、高級なヤツだとゼリーがスプーンにくっついて付いてくるのに対し、安物はゼリーがスプーンについてきません。

逆に寒天で作ると寒天はスプーンに全くついてこず、パキッと割れるような感じになるのですが、それでもない感じ。ゼリーか寒天かといわれると多分ゼリーなんだけど、かなり寒天寄りのテイストといいますか。あの食感が自分で作れたら最高なんだけどなと色々試してはみたものの、出来るのは高級系のゼリーばかり。私が作りたいのは安物の食感のゼリーなんだけどなといつも思います。世の中上手くいかないものですね。

24/03/04(Mon)

2カ月に1度ほど、無性に食べたくなってハンバーグを作るんですが、その際に使った照り焼きソースを翌日からントーストに塗って食べるのが好きです。ハンバーグの照り焼きソースは、パテを取り出した後の肉汁や脂が残るフライパンに醤油・味醂同量と砂糖適宜を入れ、少し煮詰めて作ります。この際、ハンバーグと一緒に食べ切れるだけのソースを作れれば理想的なんですが、それをやろうとするとソースが少な過ぎて焦げ付いてしまうので、どうしても多めに作らざるをえません。その時に残ったソースの使い道がコレ。フライパンに残ったソースをシリコンのヘラで丁寧にすくい、小さなタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。

ソースは脂と本体の2層に分かれるので、使う際はそれぞれをなるべく同量切り出してパンに塗るのがポイント。その際マヨネーズも薄く塗り足すと完璧です。使うソースは本当に少しだけなので、1度ハンバーグを焼くと、翌日から3日くらいは照り焼きソーストーストが朝食になります。もう絵に描いたような貧乏飯ですけど、美味いんだからしょうがない。むしろ本体のハンバーグよりも楽しみにしているまであります。私もコレを人がやっていると聞いたらドン引きするかもしれませんが、美味しいのですよ本当に。

24/03/03(Sun)

先日ニュースで今年の春からオリーブ油の値段が爆上がりするというのを見まして、常備してあるオリーブ油のリストラを決めました。今までオリーブ油は主に、パンを焼く前に生地に塗るのと、トーストする際に塗るという二つの用途で使っていましたが、試してみたところどちらも安いサラダ油を使っても味の違いが分からない事が判明し、それだったら単価1/4以下のサラダ油で良いんじゃね?と思いました。20年ほど前?オリーブ油を買い始めた頃は、近所にあった肉のハナマサを使えば単価はサラダ油より少し高いくらいだったのですが、思えば遠くに来たものです。

リストラといえばもう一つ、サラダドレッシングもリストラです。こちらも随分値段が上がってしまい、体感で倍位になってるかも。いつも同じドレッシングを買ってきたのですが、商品の味自体には大して思い入れが無いので、それだったらストックしているサラダ油や酢を作って自作してしまった方が良いんじゃね?と思いました。凝らないベーシックなドレッシングだったら作るのに大した手間も時間も要りませんので。でも、こんなに物価上がって大丈夫なんですかね。偉い人はそれ以上に賃金を上げて景気を良くするなんて言ってますけど、多分実現しないでしょ。可処分所得が目減りして物価上昇し、ますます物が売れなくなって…という未来しか見えないんですが、私が悲観的過ぎるんでしょうかね。

24/03/02(Sat)

酷い風邪をひいて2月中はほとんどほったらかしだった正月鏡餅の乾燥がやっと完了しました。今年は大きなサイズ(15cmクラス)の餅が例年の密封パックタイプではなく、生餅を普通のポリ袋に入れたタイプだったため、黴だらけになって使えませんでした。使えたのは手のひらに乗るサイズの小さなもの×10個程度。大きなサイズは切るのが本当に大変なので、小さいものばかりの今年はずいぶん楽だった印象です。

作業としては、ステンレスのバットに並べて乾かす→乾燥してヒビが入ったら手で割る→また乾かすというのを、最大サイズが5mm角程度になるまで繰り返します。水分厳禁なので天気予報はこまめにチェック。空模様と合わせて降りそうなら安全マージンを多目にとってすぐに取り込んでました。干しあがったら小さなタッパーに入れ、冷蔵庫で保存します。ちなみにコレは低温よりも乾燥が目的です。冷蔵庫内は湿度が低いので、餅の保存に最適。

食べる際は、油を多目にひいたフライパンに↑を一掴み投入し、時々ヘラでかき混ぜながら弱火でじっくり火を通していきます。全体に膨らんでキツネ色になったら、塩を加えて味を決め、バットに広げて水蒸気を逃がしながら冷まし完成。どんなに頑張っても市販のアラレ程の柔らかさと風味の良さは出せませんが、自分で作ったという最高のスパイスがあるので結構美味しく感じるものです。

24/03/01(Fri)

うちでは軒下に100L程の大型プランターを置いて野菜を育てているのですが、今回2個目を買ってきました。1個目は昨年買って、レタス→二十日大根と使ってきました。今回またレタスを植える事になったんですが、二十日大根も結構便利で作り続けたいので設備投資決定です。

うちには畑があるので一見要らないような気もしますが、特にレタスはプランターの方が良く育ちます。致命的なのは雨。レタスは水に弱く、降った雨が長時間滞留するとすぐに腐ります。畑だとビニールでドームを作るなどの対策が必要ですが、そうすると今度は気温の高い日に蒸れて腐るリスクが出てくるので、晴れの日はビニールを外し、雨の日はかけて…みたいな作業が発生するのが面倒臭い。それに対してプランターなら軒下に置いておけば基本的に雨はかかりません。下がコンクリートなので晴天が続くと温度が上がり、あっという間に水が切れるというリスクはありますが、↑のビニール開け閉めとどっちが面倒かと考えると、プランターの方がまだマシです。

今回二つ目を買ってしまいましたが、今後まだまだ増えていくかも…。軒下スペースはまだまだあるので、そっち方面は大丈夫ですが、可能な限り自粛しようとは思っています。パセリやバジルなどは手持ちの小さな鉢で十分ですし、プチトマトは専用の鉢があります。当面は買わなくても大丈夫でしょう、多分。

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